JPH0930601A - 微生物分解性水切り袋 - Google Patents
微生物分解性水切り袋Info
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- JPH0930601A JPH0930601A JP17615695A JP17615695A JPH0930601A JP H0930601 A JPH0930601 A JP H0930601A JP 17615695 A JP17615695 A JP 17615695A JP 17615695 A JP17615695 A JP 17615695A JP H0930601 A JPH0930601 A JP H0930601A
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- Japan
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- long
- microbial
- bag
- degradable
- nonwoven fabric
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 完全な微生物分解性を有し、且つ水切り性、
排水性に優れた長繊維不織布からなる水切り袋を提供す
る。 【構成】 本発明における微生物分解性水切り袋は、熱
可塑性を有し、ジグリコールと脂肪族ジカルボン酸また
はその誘導体成分を構成単位として含み、且つ該脂肪族
ジカルボン酸の少なくても1種がコハク酸あるいはその
誘導体である脂肪族ポリエステル樹脂を溶融紡糸した多
数の長繊維からなる微生物分解性長繊維不織布を使用し
た微生物分解性水切り袋である。
排水性に優れた長繊維不織布からなる水切り袋を提供す
る。 【構成】 本発明における微生物分解性水切り袋は、熱
可塑性を有し、ジグリコールと脂肪族ジカルボン酸また
はその誘導体成分を構成単位として含み、且つ該脂肪族
ジカルボン酸の少なくても1種がコハク酸あるいはその
誘導体である脂肪族ポリエステル樹脂を溶融紡糸した多
数の長繊維からなる微生物分解性長繊維不織布を使用し
た微生物分解性水切り袋である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟性と強度を有
し、堆肥中、湿った土中、活性汚泥を含む水中、海水中
などで微生物により完全に分解可能である樹脂を溶融紡
糸することによって得た微生物分解性長繊維不織布を材
料にした水切り袋に関するものである。さらに詳しく
は、本発明は熱可塑性を有し、且つジグリコールと脂肪
族ジカルボン酸またはその誘導体成分を構成単位として
含み、且つ該脂肪族ジカルボン酸の少なくとも1種がコ
ハク酸あるいはその誘導体である脂肪族ポリエステル樹
脂を溶融紡糸した多数の長繊維からなる微生物分解性長
繊維不織布を材料とする水切り袋に関するものである。
し、堆肥中、湿った土中、活性汚泥を含む水中、海水中
などで微生物により完全に分解可能である樹脂を溶融紡
糸することによって得た微生物分解性長繊維不織布を材
料にした水切り袋に関するものである。さらに詳しく
は、本発明は熱可塑性を有し、且つジグリコールと脂肪
族ジカルボン酸またはその誘導体成分を構成単位として
含み、且つ該脂肪族ジカルボン酸の少なくとも1種がコ
ハク酸あるいはその誘導体である脂肪族ポリエステル樹
脂を溶融紡糸した多数の長繊維からなる微生物分解性長
繊維不織布を材料とする水切り袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭あるいは飲食店の厨房から排出され
る塵類は、水との馴染みの大きい食品類の微細屑などを
含有しており、廃棄処理の面倒なものである。即ち、デ
ィスポーザー等で微細化して下水に流すことは、下水処
理施設に対して過度の負荷をかけるので許されず、一方
そのままの状態でゴミ収集に回すことは、嵩も重量も大
きいため、適当に水切りをして、その嵩並びに重量を縮
小した後、ゴミ収集に回し、埋め立てや焼却処理するこ
とが一般に行われている。このように塵類と水を分離す
るものとして、一般に水切り袋が使用されている。水切
り袋の素材として、穴あきポリ袋、ワリフ、不織布など
があるが、微細屑の捕集能力から不織布を使用した水切
り袋が増加している。不織布を使用した水切り袋は、特
開平5−254605に提案されている。しかしなが
ら、この水切り袋の素材はオレフィン系であり、化学的
に安定なため、埋め立て処理の場合には、長期間にわた
り土中にそのまま残り、近年環境上の問題を引き起こす
ケースが増加している。一方、焼却処理した場合には、
燃焼時の発熱量が高いため、焼却炉の寿命を短くするば
かりでなく、ナイロン系の長繊維不織布の場合にはシア
ンガスのような有毒ガスが発生する恐れもある。従っ
て、このような問題を解決する方法として、短期間の内
に自然に分解される新しい素材を用いた水切り袋が要望
されている。
る塵類は、水との馴染みの大きい食品類の微細屑などを
含有しており、廃棄処理の面倒なものである。即ち、デ
ィスポーザー等で微細化して下水に流すことは、下水処
理施設に対して過度の負荷をかけるので許されず、一方
そのままの状態でゴミ収集に回すことは、嵩も重量も大
きいため、適当に水切りをして、その嵩並びに重量を縮
小した後、ゴミ収集に回し、埋め立てや焼却処理するこ
とが一般に行われている。このように塵類と水を分離す
るものとして、一般に水切り袋が使用されている。水切
り袋の素材として、穴あきポリ袋、ワリフ、不織布など
があるが、微細屑の捕集能力から不織布を使用した水切
り袋が増加している。不織布を使用した水切り袋は、特
開平5−254605に提案されている。しかしなが
ら、この水切り袋の素材はオレフィン系であり、化学的
に安定なため、埋め立て処理の場合には、長期間にわた
り土中にそのまま残り、近年環境上の問題を引き起こす
ケースが増加している。一方、焼却処理した場合には、
燃焼時の発熱量が高いため、焼却炉の寿命を短くするば
かりでなく、ナイロン系の長繊維不織布の場合にはシア
ンガスのような有毒ガスが発生する恐れもある。従っ
て、このような問題を解決する方法として、短期間の内
に自然に分解される新しい素材を用いた水切り袋が要望
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、かかる
現状に鑑み、鋭意研究した結果、一般に使われている長
繊維製造装置で容易に長繊維不織布を製造でき、且つ熱
安定性に優れる微生物分解性重合物を見出し、その微生
物分解性不織布を使用した水切り袋を完成させるに至っ
た。従って、本発明の目的は、微生物によって容易に分
解され、且つ水と塵類を十分に分離させる水切り袋を提
供することにある。
現状に鑑み、鋭意研究した結果、一般に使われている長
繊維製造装置で容易に長繊維不織布を製造でき、且つ熱
安定性に優れる微生物分解性重合物を見出し、その微生
物分解性不織布を使用した水切り袋を完成させるに至っ
た。従って、本発明の目的は、微生物によって容易に分
解され、且つ水と塵類を十分に分離させる水切り袋を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、熱可塑
性を有し、ジグリコールと脂肪族ジカルボン酸またはそ
の誘導体成分を構成単位として含み、且つ該脂肪族ジカ
ルボン酸の少なくとも1種がコハク酸あるいはその誘導
体である脂肪族ポリエステル樹脂を溶融紡糸した多数の
長繊維からなる微生物分解性長繊維不織布を材料とする
ことを特徴とした微生物分解性水切り袋に関するもので
ある。
性を有し、ジグリコールと脂肪族ジカルボン酸またはそ
の誘導体成分を構成単位として含み、且つ該脂肪族ジカ
ルボン酸の少なくとも1種がコハク酸あるいはその誘導
体である脂肪族ポリエステル樹脂を溶融紡糸した多数の
長繊維からなる微生物分解性長繊維不織布を材料とする
ことを特徴とした微生物分解性水切り袋に関するもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で使用可能な脂肪族ポリエ
ステルの構成単位である脂肪族ジカルボン酸あるいはそ
の誘導体としては、例えばコハク酸、アジピン酸、スベ
リン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、それらの誘導体、
およびそれらの無水物を挙げることができ、これらの中
から適宜選択されて少なくとも1種が使用される。ま
た、必要に応じてリンゴ酸、酒石酸、クエン酸等のオキ
シカルボン酸を構成単位に加えても良い。これらのジカ
ルボン酸の中では、コハク酸およびその誘導体が、生分
解性、生産性等が優れるので、最も好ましい。
ステルの構成単位である脂肪族ジカルボン酸あるいはそ
の誘導体としては、例えばコハク酸、アジピン酸、スベ
リン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、それらの誘導体、
およびそれらの無水物を挙げることができ、これらの中
から適宜選択されて少なくとも1種が使用される。ま
た、必要に応じてリンゴ酸、酒石酸、クエン酸等のオキ
シカルボン酸を構成単位に加えても良い。これらのジカ
ルボン酸の中では、コハク酸およびその誘導体が、生分
解性、生産性等が優れるので、最も好ましい。
【0006】本発明に使用可能な脂肪族ポリエステルの
構成単位であるジグリコールとしては、例えばエチレン
グリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、デカ
メチレングリコール、ネオペンチルグリコール、シクロ
ヘキサンジメタノール等をあげることができ、これらの
中から適宜選択されて少なくとも1種が用いられる。
構成単位であるジグリコールとしては、例えばエチレン
グリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、デカ
メチレングリコール、ネオペンチルグリコール、シクロ
ヘキサンジメタノール等をあげることができ、これらの
中から適宜選択されて少なくとも1種が用いられる。
【0007】ポリエステル重合物を主成分とする微生物
分解性樹脂は、一般的には融点が115℃前後である。
また温度190℃、荷重2.16kgにおけるメルトフ
ローレート(JIS−7210)が15〜70g/10
分の範囲にあるのが好ましい。メルトフローレートが1
5g/10分未満では、溶融紡糸温度を高くする必要が
あり、コストアップの原因となるため適さない。逆に、
メルトフローレートが70g/10分を越えると、高圧
エアーでの延伸時に糸切れが増加し、適さない。
分解性樹脂は、一般的には融点が115℃前後である。
また温度190℃、荷重2.16kgにおけるメルトフ
ローレート(JIS−7210)が15〜70g/10
分の範囲にあるのが好ましい。メルトフローレートが1
5g/10分未満では、溶融紡糸温度を高くする必要が
あり、コストアップの原因となるため適さない。逆に、
メルトフローレートが70g/10分を越えると、高圧
エアーでの延伸時に糸切れが増加し、適さない。
【0008】本発明に係る微生物分解性長繊維不織布を
構成する長繊維の繊度は、2〜10デニールの範囲であ
ることが好ましい。より好ましくは、3〜10デニール
の範囲である。長繊維の繊度が10デニールを超えて大
きくなると、長繊維不織布の製造が困難となるため適さ
ない。また、長繊維の繊度が2デニール未満では、柔軟
性の優れたものが得られるが、隣り合う長繊維の間隙が
密となり十分に水を通過させることが困難になるため適
さない。この長繊維不織布層の目付は、5〜30g/m
2であり、より好ましくは10〜25g/m2の範囲であ
る。目付が30g/m2を超えて高くなると、隣り合う
長繊維の間隙が繊度の場合と同様に密となり、本発明の
水切り袋の用途に使用出来なくなるので適さない。目付
を5g/m2未満になると、薄くなりすぎて長繊維不織
布の製造が困難になるため適さない。この微生物分解性
長繊維不織布を構成する長繊維の形態としては、通常の
直線状のものであっても良いし、また捲縮性のものや異
型断面の長繊維であっても良い。
構成する長繊維の繊度は、2〜10デニールの範囲であ
ることが好ましい。より好ましくは、3〜10デニール
の範囲である。長繊維の繊度が10デニールを超えて大
きくなると、長繊維不織布の製造が困難となるため適さ
ない。また、長繊維の繊度が2デニール未満では、柔軟
性の優れたものが得られるが、隣り合う長繊維の間隙が
密となり十分に水を通過させることが困難になるため適
さない。この長繊維不織布層の目付は、5〜30g/m
2であり、より好ましくは10〜25g/m2の範囲であ
る。目付が30g/m2を超えて高くなると、隣り合う
長繊維の間隙が繊度の場合と同様に密となり、本発明の
水切り袋の用途に使用出来なくなるので適さない。目付
を5g/m2未満になると、薄くなりすぎて長繊維不織
布の製造が困難になるため適さない。この微生物分解性
長繊維不織布を構成する長繊維の形態としては、通常の
直線状のものであっても良いし、また捲縮性のものや異
型断面の長繊維であっても良い。
【0009】本発明における微生物分解性長繊維不織布
の、JIS L 1906に記載された方法で測定した
通気度が370cm3/cm2/sec以上であることが
好ましい。通気度が370cm3/cm2/sec未満で
あると排水性が悪化し好ましくない。
の、JIS L 1906に記載された方法で測定した
通気度が370cm3/cm2/sec以上であることが
好ましい。通気度が370cm3/cm2/sec未満で
あると排水性が悪化し好ましくない。
【0010】本発明に係る微生物分解性長繊維不織布
は、従来公知の長繊維不織布製造装置で製造することが
できる。まず、ジカルボン酸とジグリコールの縮合によ
る脂肪族ポリエステル重合物を紡糸口金を経て170℃
〜250℃の温度で溶融紡出し、紡糸される長繊維群を
冷却固化後、エアーサッカーによって牽引・引き取り、
引き続いて長繊維群を開繊し、それをシート状に集積し
て不織ウェブを形成する。そして、多数の凸部をもつ加
熱されたエンボスロールと平滑ロールとの間に、あるい
は多数の凸部をもつ加熱された一対のエンボスロール間
に、不織ウェブを導入する。この結果、エンボスロール
の凸部によって、不織ウェブを構成している長繊維が溶
融し、相互に固着して、融着区域をもつ長繊維不織布を
得る。また、融着区域の融着方法としてはウェブを間隔
を置いて配置されてなる多数の凸部をもつ凹凸ロールと
超音波発振ホーンの間隙に導入して、加熱を施して形成
してもよい。
は、従来公知の長繊維不織布製造装置で製造することが
できる。まず、ジカルボン酸とジグリコールの縮合によ
る脂肪族ポリエステル重合物を紡糸口金を経て170℃
〜250℃の温度で溶融紡出し、紡糸される長繊維群を
冷却固化後、エアーサッカーによって牽引・引き取り、
引き続いて長繊維群を開繊し、それをシート状に集積し
て不織ウェブを形成する。そして、多数の凸部をもつ加
熱されたエンボスロールと平滑ロールとの間に、あるい
は多数の凸部をもつ加熱された一対のエンボスロール間
に、不織ウェブを導入する。この結果、エンボスロール
の凸部によって、不織ウェブを構成している長繊維が溶
融し、相互に固着して、融着区域をもつ長繊維不織布を
得る。また、融着区域の融着方法としてはウェブを間隔
を置いて配置されてなる多数の凸部をもつ凹凸ロールと
超音波発振ホーンの間隙に導入して、加熱を施して形成
してもよい。
【0011】溶融紡糸温度は170℃〜250℃の範囲
にあるのが好ましい。より好ましくは190℃〜230
℃の範囲である。170℃〜250℃の温度範囲以外の
温度では、糸切れが発生しやすく、欠陥の多い不織布に
なるので適さない。
にあるのが好ましい。より好ましくは190℃〜230
℃の範囲である。170℃〜250℃の温度範囲以外の
温度では、糸切れが発生しやすく、欠陥の多い不織布に
なるので適さない。
【0012】紡糸する過程で、公知の方法で口金の孔状
を工夫したり、糸道の異方向冷却を工夫したりすること
によって、この微生物分解性長繊維不織布を構成する長
繊維の形態を異型断面にしたり、また捲縮性のものにし
たりすることができる。
を工夫したり、糸道の異方向冷却を工夫したりすること
によって、この微生物分解性長繊維不織布を構成する長
繊維の形態を異型断面にしたり、また捲縮性のものにし
たりすることができる。
【0013】融着区域の面積はこの長繊維不織布面積の
5〜20%の範囲であることが好ましい。融着区域の面
積がこの長繊維不織布面積の20%を超えて大きくなる
と、隣り合う長繊維の間隙が密となり、本発明の水切り
袋の用途に使用出来なくなるので適さない。融着区域の
面積がこの長繊維不織布面積の5%未満では、柔軟性の
優れたものが得られるが、不織布の特に表面強度が不足
し、扱いにくくなる。
5〜20%の範囲であることが好ましい。融着区域の面
積がこの長繊維不織布面積の20%を超えて大きくなる
と、隣り合う長繊維の間隙が密となり、本発明の水切り
袋の用途に使用出来なくなるので適さない。融着区域の
面積がこの長繊維不織布面積の5%未満では、柔軟性の
優れたものが得られるが、不織布の特に表面強度が不足
し、扱いにくくなる。
【0014】この様にして得られた微生物分解性長繊維
不織布を公知のヒートシール製袋機、超音波シール製袋
機などで製袋加工し、水切り袋を得る。ヒートシール、
超音波シール共に接合すべき部分の発熱温度が前述した
範囲となるものであれば良い。また、必要に応じて得ら
れた水切り袋に親水化剤を塗布しても何等問題はない。
不織布を公知のヒートシール製袋機、超音波シール製袋
機などで製袋加工し、水切り袋を得る。ヒートシール、
超音波シール共に接合すべき部分の発熱温度が前述した
範囲となるものであれば良い。また、必要に応じて得ら
れた水切り袋に親水化剤を塗布しても何等問題はない。
【0015】本発明は以上に説明した如き構成としたた
め、微生物によって容易に分解され、しかも水切り機能
に優れた水切り袋が得られる。
め、微生物によって容易に分解され、しかも水切り機能
に優れた水切り袋が得られる。
【0016】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明をより具体的に
説明するが、本発明は勿論これらに限定されるものでは
ない。尚、以下の実施例において、部および%は、全て
重量部および重量%である。
説明するが、本発明は勿論これらに限定されるものでは
ない。尚、以下の実施例において、部および%は、全て
重量部および重量%である。
【0017】実施例1 メルトフローレートが32g/10分のジカルボン酸と
ジグリコールの縮合による脂肪族ポリエステル重合物を
主成分とする微生物分解性樹脂(昭和高分子株式会社
製:商品名ビオノーレ1030)を温度190℃に加熱
して溶融し、溶融紡糸法で長繊維を得た。この後、直ち
にこの長繊維を延伸して、繊度2.4デニールの長繊維
にし、捕集コンベア上に集積して不織ウェブを得た。こ
の不織ウェブを多数の点状の凸部をもつ加熱エンボスロ
ールと平滑ロールとの間に導入して、散点状の融着区域
を設け、長繊維不織布を得た。この長繊維不織布は、目
付が23.3g/m2であり、融着区域の総面積は、不
織布面積に対して10%、接着密度は10個/cm2で
あった。また、加熱エンボスロールに設けられている凸
部は、凸部間隔10mmの格子模様状であり、エンボス
ロールの温度は110℃であった。更にエンボスロール
と平滑ロール間の線圧は、35kg/cmであった。得
られた微生物分解性長繊維不織布を190℃でヒートシ
ール加工して水切り袋を得た。
ジグリコールの縮合による脂肪族ポリエステル重合物を
主成分とする微生物分解性樹脂(昭和高分子株式会社
製:商品名ビオノーレ1030)を温度190℃に加熱
して溶融し、溶融紡糸法で長繊維を得た。この後、直ち
にこの長繊維を延伸して、繊度2.4デニールの長繊維
にし、捕集コンベア上に集積して不織ウェブを得た。こ
の不織ウェブを多数の点状の凸部をもつ加熱エンボスロ
ールと平滑ロールとの間に導入して、散点状の融着区域
を設け、長繊維不織布を得た。この長繊維不織布は、目
付が23.3g/m2であり、融着区域の総面積は、不
織布面積に対して10%、接着密度は10個/cm2で
あった。また、加熱エンボスロールに設けられている凸
部は、凸部間隔10mmの格子模様状であり、エンボス
ロールの温度は110℃であった。更にエンボスロール
と平滑ロール間の線圧は、35kg/cmであった。得
られた微生物分解性長繊維不織布を190℃でヒートシ
ール加工して水切り袋を得た。
【0018】試験法 (1)微生物分解性:水切り袋を、東京都江東区の野外
に、土中25cmの深さに埋設し、6ヶ月後の不織布の
形態変化を目視で評価した。評価は、以下の2段階で行
った。 ○・・・水切り袋の微生物分解性が認められる。 ×・・・水切り袋の微生物分解性が認められない。 (2)ゴミ捕集性:食品ゴミ20g、小麦粉10gを水
1リットルに分散させたものを、あらかじめ重量を測定
しておいた水切り袋に流し、水切りが完了した後絶乾重
量を測定し、その比率からゴミ捕集性を算出した。 (3)水切り性:水4リットルを水切り袋に流し、水切
りが完了する時間を測定した。 (4)通気度:JIS L 1906に記載された方法
で測定した。
に、土中25cmの深さに埋設し、6ヶ月後の不織布の
形態変化を目視で評価した。評価は、以下の2段階で行
った。 ○・・・水切り袋の微生物分解性が認められる。 ×・・・水切り袋の微生物分解性が認められない。 (2)ゴミ捕集性:食品ゴミ20g、小麦粉10gを水
1リットルに分散させたものを、あらかじめ重量を測定
しておいた水切り袋に流し、水切りが完了した後絶乾重
量を測定し、その比率からゴミ捕集性を算出した。 (3)水切り性:水4リットルを水切り袋に流し、水切
りが完了する時間を測定した。 (4)通気度:JIS L 1906に記載された方法
で測定した。
【0019】実施例2 実施例1における長繊維不織布を構成する長繊維の繊度
を9.2デニールとした以外は実施例1と同様とした。
を9.2デニールとした以外は実施例1と同様とした。
【0020】実施例3 実施例1における長繊維不織布の目付を8.1g/m2
とした以外は実施例1と同様とした。
とした以外は実施例1と同様とした。
【0021】比較例1 実施例1における使用樹脂をポリプロピレンとした以外
は実施例1と同様とした。
は実施例1と同様とした。
【0022】比較例2 実施例1における長繊維不織布を構成する長繊維の繊度
を1.1デニールとした以外は実施例1と同様とした。
を1.1デニールとした以外は実施例1と同様とした。
【0023】比較例3 実施例1における長繊維不織布を構成する長繊維の繊度
を11デニールにしようと試みたが、溶融紡糸する際に
押出機フィルターの圧力が上昇したため、圧力異常によ
り押出機が自動停止したため不織布を製造することがで
きなかった。
を11デニールにしようと試みたが、溶融紡糸する際に
押出機フィルターの圧力が上昇したため、圧力異常によ
り押出機が自動停止したため不織布を製造することがで
きなかった。
【0024】比較例4 実施例1の条件で目付を3g/m2の長繊維不織布を作
製しようと試みたが、製造中に断布し、不織布を得るこ
とができなかった。
製しようと試みたが、製造中に断布し、不織布を得るこ
とができなかった。
【0025】比較例5 実施例1の条件で目付を32.5g/m2とした以外は
実施例1と同様とした。実施例と比較例に係る物性を測
定し、その結果を表1に示した。
実施例1と同様とした。実施例と比較例に係る物性を測
定し、その結果を表1に示した。
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかな如く、本発明の微生物分
解性水切り袋は優れた微生物分解性、水切り性、ゴミ捕
集性を有している。これに対して、本発明で規定した範
囲以外の条件では、例えば比較例1のように微生物分解
性を有さない熱可塑性樹脂を使用すると、埋設したサン
プルは6ヶ月経過しても形態が変化せず、比較例3、4
では長繊維不織布を得ることができない。繊度が2デニ
ール以下になった場合、もしくは長繊維不織布の目付が
30g/m2を超えると、水切り性が悪くなり実用に適
さない(比較例2、5)。
解性水切り袋は優れた微生物分解性、水切り性、ゴミ捕
集性を有している。これに対して、本発明で規定した範
囲以外の条件では、例えば比較例1のように微生物分解
性を有さない熱可塑性樹脂を使用すると、埋設したサン
プルは6ヶ月経過しても形態が変化せず、比較例3、4
では長繊維不織布を得ることができない。繊度が2デニ
ール以下になった場合、もしくは長繊維不織布の目付が
30g/m2を超えると、水切り性が悪くなり実用に適
さない(比較例2、5)。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の微生物分
解性水切り袋は、熱可塑性を有し、ジグリコールと脂肪
族ジカルボン酸またはその誘導体成分を構成単位として
含み、且つ該脂肪族ジカルボン酸の少なくても1種がコ
ハク酸あるいはその誘導体である脂肪族ポリエステル樹
脂を溶融紡糸した多数の長繊維からなる微生物分解性長
繊維不織布を材料にした微生物分解性水切り袋を安定的
に提供するという効果を奏する。 以上
解性水切り袋は、熱可塑性を有し、ジグリコールと脂肪
族ジカルボン酸またはその誘導体成分を構成単位として
含み、且つ該脂肪族ジカルボン酸の少なくても1種がコ
ハク酸あるいはその誘導体である脂肪族ポリエステル樹
脂を溶融紡糸した多数の長繊維からなる微生物分解性長
繊維不織布を材料にした微生物分解性水切り袋を安定的
に提供するという効果を奏する。 以上
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性を有し、ジグリコールと脂肪族
ジカルボン酸またはその誘導体成分を構成単位として含
み、且つ該脂肪族ジカルボン酸の少なくとも1種がコハ
ク酸あるいはその誘導体である脂肪族ポリエステル樹脂
を溶融紡糸した多数の長繊維からなる微生物分解性長繊
維不織布を材料とすることを特徴とした微生物分解性水
切り袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17615695A JPH0930601A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 微生物分解性水切り袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17615695A JPH0930601A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 微生物分解性水切り袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930601A true JPH0930601A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16008648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17615695A Pending JPH0930601A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 微生物分解性水切り袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930601A (ja) |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP17615695A patent/JPH0930601A/ja active Pending
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