JPH09306531A - 燃料電池システム - Google Patents
燃料電池システムInfo
- Publication number
- JPH09306531A JPH09306531A JP8150312A JP15031296A JPH09306531A JP H09306531 A JPH09306531 A JP H09306531A JP 8150312 A JP8150312 A JP 8150312A JP 15031296 A JP15031296 A JP 15031296A JP H09306531 A JPH09306531 A JP H09306531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- hydrogen
- amount
- fuel
- cell system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 改質器における水素発生能力増大のタイムラ
グを解消するには、極めて大きな緩衝用タンクが必要で
あった。 【解決手段】 燃料電池本体30の側で必要とする水素
の不足状況に応じて、ECU20は、開閉バルブ53を
開弁して緩衝用タンク50内の水素を使用したり、三方
バルブ43を切り替え昇圧器61を作動して未反応水素
を還流させたり、昇圧器62,63を作動して導入圧力
を上昇させる。必要な水素量の増加が一時的な場合に
は、緩衝用タンク50内の水素と配管内の水素を利用す
ることにより、小さな緩衝用タンク50であっても一時
的な負荷の急増に対して、実用的な発電量を得られるよ
うにすることができる。
グを解消するには、極めて大きな緩衝用タンクが必要で
あった。 【解決手段】 燃料電池本体30の側で必要とする水素
の不足状況に応じて、ECU20は、開閉バルブ53を
開弁して緩衝用タンク50内の水素を使用したり、三方
バルブ43を切り替え昇圧器61を作動して未反応水素
を還流させたり、昇圧器62,63を作動して導入圧力
を上昇させる。必要な水素量の増加が一時的な場合に
は、緩衝用タンク50内の水素と配管内の水素を利用す
ることにより、小さな緩衝用タンク50であっても一時
的な負荷の急増に対して、実用的な発電量を得られるよ
うにすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池システム
に関し、特に、急激な負荷変動に対応するために緩衝用
タンクを備えた燃料電池システムに関する。
に関し、特に、急激な負荷変動に対応するために緩衝用
タンクを備えた燃料電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、改質器等の燃料ガス製造手段を用
い、改質器にて燃料ガスとしての水素を発生させ、この
水素を用いて燃料電池により発電を行なう燃料電池シス
テムが知られている。こうした燃料電池システムでは、
改質器による水素の発生能力にはタイムラグがあり、燃
料電池の負荷が要求する電力量の急増に対して、十分に
対応することができない。例えばこの燃料電池システム
を利用した電気自動の場合、車輌が急な上り坂にさしか
かったりアクセルが急に踏み込まれると、負荷であるモ
ータが必要とする電力、即ち燃料電池に対する要求電力
は急増し、燃料電池での燃料ガスである水素の消費量も
急増する。他方、改質器での水素の改質反応を高めるに
は、少なくとも数十秒の時間を必要とするため、燃料電
池での水素の消費に対してその供給が追いつかないとい
う状態が現出する。
い、改質器にて燃料ガスとしての水素を発生させ、この
水素を用いて燃料電池により発電を行なう燃料電池シス
テムが知られている。こうした燃料電池システムでは、
改質器による水素の発生能力にはタイムラグがあり、燃
料電池の負荷が要求する電力量の急増に対して、十分に
対応することができない。例えばこの燃料電池システム
を利用した電気自動の場合、車輌が急な上り坂にさしか
かったりアクセルが急に踏み込まれると、負荷であるモ
ータが必要とする電力、即ち燃料電池に対する要求電力
は急増し、燃料電池での燃料ガスである水素の消費量も
急増する。他方、改質器での水素の改質反応を高めるに
は、少なくとも数十秒の時間を必要とするため、燃料電
池での水素の消費に対してその供給が追いつかないとい
う状態が現出する。
【0003】かかる問題を解決するために、水素の配管
路に緩衝用タンクを設けたもの(例えば特開昭58−1
66674号)や、水素の配管路に水素吸蔵合金充填し
た緩衝用タンクを設けたもの(例えば実開平6−827
56号)が知られている。これらは、水素を予め緩衝用
タンクに充填しておき、負荷が急増して燃料電池におけ
る水素の消費量が急増した場合、タンクに蓄積しておい
た水素を出力させることによって負荷の変動に対応しよ
うとするものである。
路に緩衝用タンクを設けたもの(例えば特開昭58−1
66674号)や、水素の配管路に水素吸蔵合金充填し
た緩衝用タンクを設けたもの(例えば実開平6−827
56号)が知られている。これらは、水素を予め緩衝用
タンクに充填しておき、負荷が急増して燃料電池におけ
る水素の消費量が急増した場合、タンクに蓄積しておい
た水素を出力させることによって負荷の変動に対応しよ
うとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の燃料電池システムでは、緩衝用タンクの大きさ
が極めて大きくなってしまうという問題があった。この
点を電気自動車を例にとって説明する。電気自動車が上
り坂にさしかかるなどして負荷が増大した場合、改質器
を制御して水素の発生能力を増大させようとしても、要
求される量の水素を発生できるようになるまでには数十
秒のタイムラグが存在するから、緩衝用タンクに必要と
される貯留能力は、このタイムラグを解消できる程度の
貯留量ということになる。実験により、現状での通常能
力の改質器におけるタイムラグは30秒程度であること
が分かっている。他方、30kW級の燃料電池で最大能
力を発電させようとすると、400リットル/分の水素
が必要となる。従って、この改質器と燃料電池とを組み
合わせた燃料電池システムの場合、30秒間のタイムラ
グを解消するのに、200リットルの貯留能力を有する
水素タンクを車載しなければならない。例え、貯留能力
の高い水素吸蔵合金を利用したタンクを用いても、これ
だけの貯留能力を有する緩衝用タンクを搭載することは
極めて困難であった。
た従来の燃料電池システムでは、緩衝用タンクの大きさ
が極めて大きくなってしまうという問題があった。この
点を電気自動車を例にとって説明する。電気自動車が上
り坂にさしかかるなどして負荷が増大した場合、改質器
を制御して水素の発生能力を増大させようとしても、要
求される量の水素を発生できるようになるまでには数十
秒のタイムラグが存在するから、緩衝用タンクに必要と
される貯留能力は、このタイムラグを解消できる程度の
貯留量ということになる。実験により、現状での通常能
力の改質器におけるタイムラグは30秒程度であること
が分かっている。他方、30kW級の燃料電池で最大能
力を発電させようとすると、400リットル/分の水素
が必要となる。従って、この改質器と燃料電池とを組み
合わせた燃料電池システムの場合、30秒間のタイムラ
グを解消するのに、200リットルの貯留能力を有する
水素タンクを車載しなければならない。例え、貯留能力
の高い水素吸蔵合金を利用したタンクを用いても、これ
だけの貯留能力を有する緩衝用タンクを搭載することは
極めて困難であった。
【0005】また、水素吸蔵合金の場合、水素の吸蔵お
よび放出には放熱もしくは吸熱の反応を伴うから、負荷
の急増に応答して水素を放出させるには多量の熱量を加
えることが必要となる。したがって、水素吸蔵合金を利
用した緩衝用タンクを用いる場合には、かかる熱量を供
給するための機構や熱量の供給を制御する手段を設けな
ければならないという問題も指摘されていた。
よび放出には放熱もしくは吸熱の反応を伴うから、負荷
の急増に応答して水素を放出させるには多量の熱量を加
えることが必要となる。したがって、水素吸蔵合金を利
用した緩衝用タンクを用いる場合には、かかる熱量を供
給するための機構や熱量の供給を制御する手段を設けな
ければならないという問題も指摘されていた。
【0006】本発明は、上述した燃料電池システムの問
題を解決するものであり、負荷の急増に対応可能な小型
で構成が容易な燃料電池システムを提供することを目的
としてなされた。
題を解決するものであり、負荷の急増に対応可能な小型
で構成が容易な燃料電池システムを提供することを目的
としてなされた。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】か
かる目的を達成する本発明の第1の燃料電池システム
は、燃料電池を備え、この燃料電池を用いて電力を外部
に供給する燃料電池システムであって、前記燃料電池用
の燃料ガスを生成する燃料ガス製造手段と、この燃料ガ
ス製造手段から前記燃料電池に至るガス供給用通路およ
びこの燃料電池からの排気通路を含む配管路と、この配
管路の該供給用通路に介在され、前記燃料ガスを貯留可
能な緩衝用タンクと、前記燃料電池に対する外部からの
電力要求の一時的な増加を検出する要求量検出手段と、
該要求量検出手段により電力要求の一時的な増加が検出
されたとき、前記配管路内および前記緩衝用タンクの燃
料ガスを利用して、前記燃料電池に供給するガス量を一
時的に増加させる反応ガス量増加手段とを備えたことを
要旨とする。
かる目的を達成する本発明の第1の燃料電池システム
は、燃料電池を備え、この燃料電池を用いて電力を外部
に供給する燃料電池システムであって、前記燃料電池用
の燃料ガスを生成する燃料ガス製造手段と、この燃料ガ
ス製造手段から前記燃料電池に至るガス供給用通路およ
びこの燃料電池からの排気通路を含む配管路と、この配
管路の該供給用通路に介在され、前記燃料ガスを貯留可
能な緩衝用タンクと、前記燃料電池に対する外部からの
電力要求の一時的な増加を検出する要求量検出手段と、
該要求量検出手段により電力要求の一時的な増加が検出
されたとき、前記配管路内および前記緩衝用タンクの燃
料ガスを利用して、前記燃料電池に供給するガス量を一
時的に増加させる反応ガス量増加手段とを備えたことを
要旨とする。
【0008】この燃料電池システムでは、要求量検出手
段により、燃料電池に対する外部からの電力要求の一時
的な増加が検出されると、反応ガス量増加手段が、配管
路内および緩衝用タンクの燃料ガスを利用して、燃料電
池に供給するガス量を一時的に増加させる。配管路内お
よび緩衝用タンクの燃料ガスの利用の形態としては、単
に緩衝用タンクの燃料ガスを供給するだけでなく、燃料
ガスの圧力を高めて、燃料電池における発電効率を一時
的に高めるといった利用も可能である。また、配管路内
の燃料ガスの利用としては、こうした圧力の上昇による
利用のみならず、排気通路に存在する未反応の燃料ガス
を還流して利用するといった対応も可能である。この結
果、要求電力量の一時的な増加に対して、燃料ガス製造
手段による燃料ガスの製造が追従しない場合でも、要求
電力量の増加に対応して、燃料電池に供給する燃料ガス
量を増加することができる。
段により、燃料電池に対する外部からの電力要求の一時
的な増加が検出されると、反応ガス量増加手段が、配管
路内および緩衝用タンクの燃料ガスを利用して、燃料電
池に供給するガス量を一時的に増加させる。配管路内お
よび緩衝用タンクの燃料ガスの利用の形態としては、単
に緩衝用タンクの燃料ガスを供給するだけでなく、燃料
ガスの圧力を高めて、燃料電池における発電効率を一時
的に高めるといった利用も可能である。また、配管路内
の燃料ガスの利用としては、こうした圧力の上昇による
利用のみならず、排気通路に存在する未反応の燃料ガス
を還流して利用するといった対応も可能である。この結
果、要求電力量の一時的な増加に対して、燃料ガス製造
手段による燃料ガスの製造が追従しない場合でも、要求
電力量の増加に対応して、燃料電池に供給する燃料ガス
量を増加することができる。
【0009】こうした燃料電池システムを、車輌の駆動
エネルギを供給するシステムとして用いた場合、要求量
検出手段を、車輌が走行する地形の情報を入力して電力
要求の一時的な増加を検出する手段とすることができ
る。車輌が走行する地形の情報を入力する構成として
は、車輌に設けた勾配センサなどから、上り坂などの情
報を入力するものや、運転者が「登坂」などのボタンを
押す構成なども採用可能である。
エネルギを供給するシステムとして用いた場合、要求量
検出手段を、車輌が走行する地形の情報を入力して電力
要求の一時的な増加を検出する手段とすることができ
る。車輌が走行する地形の情報を入力する構成として
は、車輌に設けた勾配センサなどから、上り坂などの情
報を入力するものや、運転者が「登坂」などのボタンを
押す構成なども採用可能である。
【0010】また、こうした車輌の駆動エネルギを供給
する燃料電池システムにおいて、要求量検出手段に、車
輌の走行範囲の地形情報を予め記憶した地形情報記憶手
段と、少なくとも車輌の走行位置および走行方向を含む
走行情報を検出する走行情報検出手段と、該検出された
走行位置と走行方向とに基づいて、前記地形情報記憶手
段に記憶され地形情報を参照し、将来の電力要求の一時
的な変動を推定する推定手段とを備えることも可能であ
る。
する燃料電池システムにおいて、要求量検出手段に、車
輌の走行範囲の地形情報を予め記憶した地形情報記憶手
段と、少なくとも車輌の走行位置および走行方向を含む
走行情報を検出する走行情報検出手段と、該検出された
走行位置と走行方向とに基づいて、前記地形情報記憶手
段に記憶され地形情報を参照し、将来の電力要求の一時
的な変動を推定する推定手段とを備えることも可能であ
る。
【0011】かかる燃料電池システムでは、車輌が近い
将来さしかかるであろう地形を推定して電力要求の一時
的な変動を推定することができる。最近の車輌では、G
PSなどを利用したナビゲーションシステムを搭載して
いる場合があり、こうしたナビゲーションシステムを利
用して、将来の走行位置から、電力要求の一時的な変動
を推定し、燃料ガスの消費量の変動に備えることも可能
である。なお、地形情報には、単に勾配だけでなく、高
速道路などの情報も含めることができる。こうした場合
には、車輌が近い将来高速道路に進入することを予測
し、ランプから高速道路に進入し加速する際の要求電力
の一時的な増加を推定することも可能である。
将来さしかかるであろう地形を推定して電力要求の一時
的な変動を推定することができる。最近の車輌では、G
PSなどを利用したナビゲーションシステムを搭載して
いる場合があり、こうしたナビゲーションシステムを利
用して、将来の走行位置から、電力要求の一時的な変動
を推定し、燃料ガスの消費量の変動に備えることも可能
である。なお、地形情報には、単に勾配だけでなく、高
速道路などの情報も含めることができる。こうした場合
には、車輌が近い将来高速道路に進入することを予測
し、ランプから高速道路に進入し加速する際の要求電力
の一時的な増加を推定することも可能である。
【0012】本発明の燃料電池システムにおいて、その
緩衝用タンクを、要求量検出手段により検出された要求
電力の一時的な増加に対応して燃料電池が必要とする燃
料ガス量の1/2以下を貯留するタンクとすることがで
きる。反応ガス量増加手段が、配管路内および緩衝用タ
ンクの燃料ガスを上述した種々の手法により利用すれ
ば、要求電力の一時的な増加に対応して燃料電池が必要
とする燃料ガス量の1/2ないし1/7程度まで緩衝用
タンクの貯留量を低減できる。
緩衝用タンクを、要求量検出手段により検出された要求
電力の一時的な増加に対応して燃料電池が必要とする燃
料ガス量の1/2以下を貯留するタンクとすることがで
きる。反応ガス量増加手段が、配管路内および緩衝用タ
ンクの燃料ガスを上述した種々の手法により利用すれ
ば、要求電力の一時的な増加に対応して燃料電池が必要
とする燃料ガス量の1/2ないし1/7程度まで緩衝用
タンクの貯留量を低減できる。
【0013】更に本発明の燃料電池システムでは、緩衝
用タンク内の燃料ガスは、反応ガス増加手段により利用
されることがあるから、電力要求の一時的な増加が終了
した後の所定のタイミングで、反応ガス量増加手段が利
用したことにより失われた緩衝用タンク内の燃料ガス
を、燃料ガス製造手段により製造された燃料ガスにより
補充する補充手段を備えることも好適である。かかる燃
料ガスの補充は、燃料ガス製造手段による燃料ガスの製
造量を増加して行なっても良いし、燃料電池が必要とす
る燃料ガス量が低減することを検出し、燃料電池が必要
とする燃料ガスの量が低減しているタイミングを利用し
て行なっても良い。
用タンク内の燃料ガスは、反応ガス増加手段により利用
されることがあるから、電力要求の一時的な増加が終了
した後の所定のタイミングで、反応ガス量増加手段が利
用したことにより失われた緩衝用タンク内の燃料ガス
を、燃料ガス製造手段により製造された燃料ガスにより
補充する補充手段を備えることも好適である。かかる燃
料ガスの補充は、燃料ガス製造手段による燃料ガスの製
造量を増加して行なっても良いし、燃料電池が必要とす
る燃料ガス量が低減することを検出し、燃料電池が必要
とする燃料ガスの量が低減しているタイミングを利用し
て行なっても良い。
【0014】また、車輌の駆動エネルギを供給する燃料
電池システムにおいて、燃料電池に対する外部からの電
力要求の所定期間を越える増加を検出する要求量継続増
加検出手段と、この要求量継続増加検出手段により電力
要求の所定期間を越える増加が検出されたとき、燃料ガ
ス製造手段による燃料ガスの製造量を増加させる製造量
増加手段とを備えることも可能である。この場合には、
一時的な増加に対しては反応ガス量増加手段による対応
がなされ、継続的な増加に対しては、製造量増加手段に
よる対応がなされることになる。
電池システムにおいて、燃料電池に対する外部からの電
力要求の所定期間を越える増加を検出する要求量継続増
加検出手段と、この要求量継続増加検出手段により電力
要求の所定期間を越える増加が検出されたとき、燃料ガ
ス製造手段による燃料ガスの製造量を増加させる製造量
増加手段とを備えることも可能である。この場合には、
一時的な増加に対しては反応ガス量増加手段による対応
がなされ、継続的な増加に対しては、製造量増加手段に
よる対応がなされることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。図1は本発明の一実施例としての燃
料電池システムの概略構成を示すブロック図、図2は制
御入力としての地形情報を出力するナビゲーションシス
テムの概略構成を示すブロック図、図3は第1実施例に
おける制御内容を示すフローチャート、である。
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。図1は本発明の一実施例としての燃
料電池システムの概略構成を示すブロック図、図2は制
御入力としての地形情報を出力するナビゲーションシス
テムの概略構成を示すブロック図、図3は第1実施例に
おける制御内容を示すフローチャート、である。
【0016】本実施例の燃料電池システムは、燃料電池
の燃料ガスである水素を製造する改質器10、水素と酸
素とから発電を行なう燃料電池本体30、改質器10と
燃料電池本体30とを接続する配管路40、配管路40
に介装された緩衝用タンク50、配管路40に設けられ
たバルブ,昇圧器および改質器10等を制御する電子制
御装置(以下、ECUと言う)20から構成されてい
る。
の燃料ガスである水素を製造する改質器10、水素と酸
素とから発電を行なう燃料電池本体30、改質器10と
燃料電池本体30とを接続する配管路40、配管路40
に介装された緩衝用タンク50、配管路40に設けられ
たバルブ,昇圧器および改質器10等を制御する電子制
御装置(以下、ECUと言う)20から構成されてい
る。
【0017】改質器10は、燃料タンク11から供給さ
れるメタノールなどの炭化水素化合物と、水タンク12
から供給される水とを反応させて水素を発生させるもの
である。この改質器10には、改質反応に必要な熱エネ
ルギを得るためのバーナが内蔵され、その燃料として燃
料タンク11からメタノールを供給する燃焼燃料ライン
13と、燃焼用の空気を大気から取り込む燃焼空気ライ
ン14とを備えている。これらのメタノールや空気の供
給量は制御可能となっており、改質器10は、後述する
ECU20から入力される制御信号に基づいて、改質反
応の温度などの諸条件を変化させ、水素の発生量を増減
することができる。
れるメタノールなどの炭化水素化合物と、水タンク12
から供給される水とを反応させて水素を発生させるもの
である。この改質器10には、改質反応に必要な熱エネ
ルギを得るためのバーナが内蔵され、その燃料として燃
料タンク11からメタノールを供給する燃焼燃料ライン
13と、燃焼用の空気を大気から取り込む燃焼空気ライ
ン14とを備えている。これらのメタノールや空気の供
給量は制御可能となっており、改質器10は、後述する
ECU20から入力される制御信号に基づいて、改質反
応の温度などの諸条件を変化させ、水素の発生量を増減
することができる。
【0018】この改質器10が燃料ガス製造手段に該当
する。本実施例においては燃料ガス製造手段として、メ
タノールから水素を発生するものを一例として説明して
いるが、後述する燃料電池本体30が必要とする燃料ガ
スを生成するものであれば良く、その原料及び生成物に
ついては周知の種々の構成が採用可能である。また、本
実施例では、内蔵したバーナにより燃料を燃焼させて、
改質器10の改質反応が行なわれる部位の温度を所定の
温度としているが、加熱方法、反応方法などについても
適宜変更可能である。なお、本実施例においては、バー
ナへ燃料を供給するにあたって燃料電池本体30から排
出される未反応水素を供給する未反応水素燃焼ライン1
5も備えられており、燃料電池本体30の定常的に運転
される状態となれば、この未反応水素をバーナに供給し
て燃焼に供することも可能となっている。未反応水素の
利用については後で詳述する。
する。本実施例においては燃料ガス製造手段として、メ
タノールから水素を発生するものを一例として説明して
いるが、後述する燃料電池本体30が必要とする燃料ガ
スを生成するものであれば良く、その原料及び生成物に
ついては周知の種々の構成が採用可能である。また、本
実施例では、内蔵したバーナにより燃料を燃焼させて、
改質器10の改質反応が行なわれる部位の温度を所定の
温度としているが、加熱方法、反応方法などについても
適宜変更可能である。なお、本実施例においては、バー
ナへ燃料を供給するにあたって燃料電池本体30から排
出される未反応水素を供給する未反応水素燃焼ライン1
5も備えられており、燃料電池本体30の定常的に運転
される状態となれば、この未反応水素をバーナに供給し
て燃焼に供することも可能となっている。未反応水素の
利用については後で詳述する。
【0019】燃料電池本体30は、固体高分子電解質膜
を用いた公知の燃料電池であり、配管路40を介して改
質器10に連結されており、所定温度環境下で、同配管
路40中に介在された加湿器31にて加湿された水素を
含む改質ガスと水蒸気との混合ガスと、空気ライン32
から供給される空気中の酸素とを使用して発電を行な
う。発電のための反応は公知のものを利用しており、一
対の電極33,34より外部に電力を供給する。燃料電
池本体30での発電は基本的に供給される燃料ガスの量
によって制限されるため、供給する燃料ガスの量を適宜
制御して発電能力を制御することができる。また、上述
したように燃料電池本体30は反応過程で残った未反応
水素を排出しており、配管路40の一部を利用して改質
器10における未反応水素燃焼ライン15へと供給して
いる。なお、本実施例の燃料電池本体30は発電容量が
30kW級のものである。
を用いた公知の燃料電池であり、配管路40を介して改
質器10に連結されており、所定温度環境下で、同配管
路40中に介在された加湿器31にて加湿された水素を
含む改質ガスと水蒸気との混合ガスと、空気ライン32
から供給される空気中の酸素とを使用して発電を行な
う。発電のための反応は公知のものを利用しており、一
対の電極33,34より外部に電力を供給する。燃料電
池本体30での発電は基本的に供給される燃料ガスの量
によって制限されるため、供給する燃料ガスの量を適宜
制御して発電能力を制御することができる。また、上述
したように燃料電池本体30は反応過程で残った未反応
水素を排出しており、配管路40の一部を利用して改質
器10における未反応水素燃焼ライン15へと供給して
いる。なお、本実施例の燃料電池本体30は発電容量が
30kW級のものである。
【0020】燃料電池としては、一般に水素を燃料ガス
とするものが多いが、改質器10などから供給される燃
料ガスを利用して発電可能なものであれば良く、その原
料、反応については特に限定されるものではない。固体
高分子電解質膜を用いたものの他、アルカリ性電解質型
燃料電池、酸性電解質型燃料電池、溶融塩(例えば溶融
炭酸塩)電解質型燃料電池、固体電解質型燃料電池、リ
ン酸型燃料電池など、種々の形式の燃料電池を用いるこ
とができる。
とするものが多いが、改質器10などから供給される燃
料ガスを利用して発電可能なものであれば良く、その原
料、反応については特に限定されるものではない。固体
高分子電解質膜を用いたものの他、アルカリ性電解質型
燃料電池、酸性電解質型燃料電池、溶融塩(例えば溶融
炭酸塩)電解質型燃料電池、固体電解質型燃料電池、リ
ン酸型燃料電池など、種々の形式の燃料電池を用いるこ
とができる。
【0021】改質器10と燃料電池本体30とを繋ぐ配
管路40は、少なくとも改質器10から前記加湿器31
へ水素を供給する往路部41と、燃料電池本体30から
改質器10の側へ未反応水素を戻す復路部42とを備え
る。これらの往路部41と復路部42とは、ECU20
にて開閉を切り換え制御される三方バルブ43を介して
連結されている。この三方バルブ43は、通常は往路部
41と復路部42との間を閉じており、未反応ガスが復
路部42から未反応水素燃焼ライン15へと戻されるよ
うにしている。
管路40は、少なくとも改質器10から前記加湿器31
へ水素を供給する往路部41と、燃料電池本体30から
改質器10の側へ未反応水素を戻す復路部42とを備え
る。これらの往路部41と復路部42とは、ECU20
にて開閉を切り換え制御される三方バルブ43を介して
連結されている。この三方バルブ43は、通常は往路部
41と復路部42との間を閉じており、未反応ガスが復
路部42から未反応水素燃焼ライン15へと戻されるよ
うにしている。
【0022】この配管路40における往路部41には緩
衝用タンク50が、並列に接続されている。緩衝用タン
ク50は、約30リットルの水素を貯留可能な容積を有
し、吸気側にはコンプレッサからなる昇圧器51と開閉
バルブ52とが接続され、排気側には開閉バルブ53が
接続されている。この緩衝用タンク50は前記改質器1
0から放出される水素量に、前記燃料電池本体30へ供
給すべき水素量よりも余剰分があるときに一時的に蓄積
しておくものであり、その給排はECU20から、昇圧
器51,開閉バルブ52および開閉バルブ53へ出力さ
れる制御信号により制御される。
衝用タンク50が、並列に接続されている。緩衝用タン
ク50は、約30リットルの水素を貯留可能な容積を有
し、吸気側にはコンプレッサからなる昇圧器51と開閉
バルブ52とが接続され、排気側には開閉バルブ53が
接続されている。この緩衝用タンク50は前記改質器1
0から放出される水素量に、前記燃料電池本体30へ供
給すべき水素量よりも余剰分があるときに一時的に蓄積
しておくものであり、その給排はECU20から、昇圧
器51,開閉バルブ52および開閉バルブ53へ出力さ
れる制御信号により制御される。
【0023】本実施例で用いた緩衝用タンク50は水素
を貯留可能な通常のタンクであるが、水素の一時的な貯
留を可能とするものでその構成は問わない。例えば、タ
ンク内に水素吸蔵合金を充填しておき、温度差を与えて
水素の吸着、放出を行なうようにしても良い。いずれの
構成を採用した場合でも、本実施例にいう緩衝用タンク
50は、燃料電池本体30の負荷が大きくなったときに
必要な燃料ガスを十分にまかなうことができるほどの大
容量なものは想定していない。電気自動車の駆動用モー
タに電力を供給する本実施例の燃料電池本体30では、
アクセルの踏み込みなどに伴い、その要求電力が急増す
る場合が考えられる。こうした要求電力の急増に対し
て、改質器10の能力の向上が追いつくには、本実施例
では約30秒が必要である。この30秒間のタイムラグ
を解消するためには、約200リットルの水素を貯留す
る容量が必要となるが、本実施例で採用した緩衝用タン
ク50の場合は30リットルほどの容量となっている。
水素吸蔵合金を用いた場合でも、同等の水素が吸蔵でき
る程度の容量のものを用いる。本来必要とされる水素量
よりも数分の1の容量の緩衝用タンク50で足りる理由
については、ECU20による制御と共に後述する。
を貯留可能な通常のタンクであるが、水素の一時的な貯
留を可能とするものでその構成は問わない。例えば、タ
ンク内に水素吸蔵合金を充填しておき、温度差を与えて
水素の吸着、放出を行なうようにしても良い。いずれの
構成を採用した場合でも、本実施例にいう緩衝用タンク
50は、燃料電池本体30の負荷が大きくなったときに
必要な燃料ガスを十分にまかなうことができるほどの大
容量なものは想定していない。電気自動車の駆動用モー
タに電力を供給する本実施例の燃料電池本体30では、
アクセルの踏み込みなどに伴い、その要求電力が急増す
る場合が考えられる。こうした要求電力の急増に対し
て、改質器10の能力の向上が追いつくには、本実施例
では約30秒が必要である。この30秒間のタイムラグ
を解消するためには、約200リットルの水素を貯留す
る容量が必要となるが、本実施例で採用した緩衝用タン
ク50の場合は30リットルほどの容量となっている。
水素吸蔵合金を用いた場合でも、同等の水素が吸蔵でき
る程度の容量のものを用いる。本来必要とされる水素量
よりも数分の1の容量の緩衝用タンク50で足りる理由
については、ECU20による制御と共に後述する。
【0024】上述した配管路40の三方バルブ43は通
常時は往路部41と復路部42との間を閉じていること
は既に説明したが、ECU20からの制御信号に基づい
て同往路部41と復路部42との間を開くとともに、復
路部42と未反応水素燃焼ライン15へとの間を閉じる
ことができる。このときに同往路部41と復路部42と
の間に直列に介在されている昇圧器61を、ECU20
からの制御信号に基づいて駆動すれば、燃料電池本体3
0から排気されて配管路40中に流されている未反応水
素を往路部41に還流させることができる。未反応水素
の還流により、燃料電池本体30へ供給される水素量を
一時的に増やして発電量を増加させることができる。
常時は往路部41と復路部42との間を閉じていること
は既に説明したが、ECU20からの制御信号に基づい
て同往路部41と復路部42との間を開くとともに、復
路部42と未反応水素燃焼ライン15へとの間を閉じる
ことができる。このときに同往路部41と復路部42と
の間に直列に介在されている昇圧器61を、ECU20
からの制御信号に基づいて駆動すれば、燃料電池本体3
0から排気されて配管路40中に流されている未反応水
素を往路部41に還流させることができる。未反応水素
の還流により、燃料電池本体30へ供給される水素量を
一時的に増やして発電量を増加させることができる。
【0025】すなわち、本実施例においては、かかる配
管路40の構成と三方バルブ43と昇圧器61、および
これらを制御するECU20とによって還流手段を構成
する。本実施例においては還流経路をこのように設定し
ているが、燃料電池本体30から排気される未反応水素
が再び燃料電池本体30へ供給される構成をとるのであ
れば、バルブのタイプや配置などは適宜変更可能であ
る。また、後述するECU20における制御例について
も、実質的に未反応水素の還流を実現できれば良いこと
はいうまでもない。
管路40の構成と三方バルブ43と昇圧器61、および
これらを制御するECU20とによって還流手段を構成
する。本実施例においては還流経路をこのように設定し
ているが、燃料電池本体30から排気される未反応水素
が再び燃料電池本体30へ供給される構成をとるのであ
れば、バルブのタイプや配置などは適宜変更可能であ
る。また、後述するECU20における制御例について
も、実質的に未反応水素の還流を実現できれば良いこと
はいうまでもない。
【0026】一方、配管路40の往路部41には、加湿
器31の手前に昇圧器62が介装されるとともに、燃料
電池本体30に酸素を含んだ空気を送り込む空気ライン
32にも昇圧器63が介在されている。これらの昇圧器
62,63は、ECU20からの制御信号に基づいて、
その動作が制御されている。これらの昇圧器62,63
を駆動すると、燃料電池本体30へ供給される水素の圧
力と空気の圧力とが上昇する。この導入圧力が高まる
と、燃料電池本体30内における水素ならびに空気中に
含まれる酸素の利用率が増加し、発生する電力も増加す
る。
器31の手前に昇圧器62が介装されるとともに、燃料
電池本体30に酸素を含んだ空気を送り込む空気ライン
32にも昇圧器63が介在されている。これらの昇圧器
62,63は、ECU20からの制御信号に基づいて、
その動作が制御されている。これらの昇圧器62,63
を駆動すると、燃料電池本体30へ供給される水素の圧
力と空気の圧力とが上昇する。この導入圧力が高まる
と、燃料電池本体30内における水素ならびに空気中に
含まれる酸素の利用率が増加し、発生する電力も増加す
る。
【0027】従って、本実施例においては、これらの昇
圧器62,63とECU20とによって導入圧力増加手
段を構成している。導入圧力を増加させるにはこのよう
なコンプレッサなどからなる昇圧器62,63を使用す
る以外の各種方法が適用可能である。例えば、配管路4
0の往路部41にシリンダ−ピストンタイプのポンプを
配設するとともに、アクセルワイヤに連結してピストン
を押し込み可能にしておく。このようにすれば、アクセ
ルを踏み込んだときに配管路40内の圧力が高まり、同
じ効果が得られる。
圧器62,63とECU20とによって導入圧力増加手
段を構成している。導入圧力を増加させるにはこのよう
なコンプレッサなどからなる昇圧器62,63を使用す
る以外の各種方法が適用可能である。例えば、配管路4
0の往路部41にシリンダ−ピストンタイプのポンプを
配設するとともに、アクセルワイヤに連結してピストン
を押し込み可能にしておく。このようにすれば、アクセ
ルを踏み込んだときに配管路40内の圧力が高まり、同
じ効果が得られる。
【0028】上述した各種制御を行うECU20は、各
種演算処理を行う中央演算処理ユニットのCPU21
と、プログラムや各種データなどを記憶する読み出し専
用メモリのROM22と、演算処理で利用するデータな
どを一時的に記憶するRAM23と、外部機器との信号
のやりとりを実行するI/O24などを備えており、図
3に示すフローチャートに対応したプログラムを実行し
ている。この意味で当該ECU20は燃料ガス量制御手
段を構成する。
種演算処理を行う中央演算処理ユニットのCPU21
と、プログラムや各種データなどを記憶する読み出し専
用メモリのROM22と、演算処理で利用するデータな
どを一時的に記憶するRAM23と、外部機器との信号
のやりとりを実行するI/O24などを備えており、図
3に示すフローチャートに対応したプログラムを実行し
ている。この意味で当該ECU20は燃料ガス量制御手
段を構成する。
【0029】一方、このECU20には、データ入力手
段としての、アクセル開度センサ71と、地形情報を出
力するためのナビゲーションシステム72と、改質器1
0に内蔵されて発生した水素量をフィードバックするた
めの流量計16が接続されている。
段としての、アクセル開度センサ71と、地形情報を出
力するためのナビゲーションシステム72と、改質器1
0に内蔵されて発生した水素量をフィードバックするた
めの流量計16が接続されている。
【0030】アクセル開度センサ71は、アクセルペダ
ル75に連結されて同ペダルの踏み込み量を検出するポ
ジションセンサであり、ECU20に対してアクセルペ
ダル75の踏み込み量に対応した信号を出力する。アク
セルペダルの踏み込み量は、概ね燃料電池本体30に対
する要求電力に対応しており、この踏み込み量だけから
燃料電池本体30の負荷を推定することもできる。
ル75に連結されて同ペダルの踏み込み量を検出するポ
ジションセンサであり、ECU20に対してアクセルペ
ダル75の踏み込み量に対応した信号を出力する。アク
セルペダルの踏み込み量は、概ね燃料電池本体30に対
する要求電力に対応しており、この踏み込み量だけから
燃料電池本体30の負荷を推定することもできる。
【0031】本実施例では、更に、地形情報を入力する
ためのナビゲーションシステム72も備えている。同ナ
ビゲーションシステム72は、図2に示すように、GP
Sユニットと自立航法ユニットとマップとマップマッチ
ングユニットとを備えており、GPSユニットと自立航
法ユニットとによって位置情報を求めつつ、マップマッ
チングユニットにて予め記憶したマップの地図データと
照らし合わせて正確な位置を求める。そして、同地図デ
ータから走行中の道路およびこれから走行しようとして
いる道路の傾斜を求めるようにしている。
ためのナビゲーションシステム72も備えている。同ナ
ビゲーションシステム72は、図2に示すように、GP
Sユニットと自立航法ユニットとマップとマップマッチ
ングユニットとを備えており、GPSユニットと自立航
法ユニットとによって位置情報を求めつつ、マップマッ
チングユニットにて予め記憶したマップの地図データと
照らし合わせて正確な位置を求める。そして、同地図デ
ータから走行中の道路およびこれから走行しようとして
いる道路の傾斜を求めるようにしている。
【0032】本実施例においては、地形情報としてナビ
ゲーションシステム72にて道路の傾斜情報を得ている
が、負荷に影響を及ぼすような地形データであればよ
い。従って、高速道路の入口のように大きな負荷がかか
る前提情報であっても同様に地形データとして処理可能
である。一方、傾斜として考えた場合、重力式の傾斜セ
ンサ73で検出するようにしても良い。
ゲーションシステム72にて道路の傾斜情報を得ている
が、負荷に影響を及ぼすような地形データであればよ
い。従って、高速道路の入口のように大きな負荷がかか
る前提情報であっても同様に地形データとして処理可能
である。一方、傾斜として考えた場合、重力式の傾斜セ
ンサ73で検出するようにしても良い。
【0033】流量計16は、改質器10により供給され
る水素の流量を計測するものであり、可動羽根を有する
周知の気体用の流量計を用いることができる。なお、流
量計16は、必ずしも水素の流量を直接計測する必要は
なく、発生する水素の量が判断できれば圧力計を用いる
ことも可能である。
る水素の流量を計測するものであり、可動羽根を有する
周知の気体用の流量計を用いることができる。なお、流
量計16は、必ずしも水素の流量を直接計測する必要は
なく、発生する水素の量が判断できれば圧力計を用いる
ことも可能である。
【0034】次に、ECU20の制御プログラムを参照
しつつ本実施例の燃料電池システムの動作を説明する。
ECU20は、燃料電池システムが使用状態になると、
図3に示す燃料電池制御処理を実行する。この処理が起
動されると、まず、ステップS110にて基礎データを
入力する。基礎データはアクセル開度センサ71にて計
測されるアクセルペダルの踏み込み量や、ナビゲーショ
ンシステム72から入力される地形情報としての傾斜量
である。
しつつ本実施例の燃料電池システムの動作を説明する。
ECU20は、燃料電池システムが使用状態になると、
図3に示す燃料電池制御処理を実行する。この処理が起
動されると、まず、ステップS110にて基礎データを
入力する。基礎データはアクセル開度センサ71にて計
測されるアクセルペダルの踏み込み量や、ナビゲーショ
ンシステム72から入力される地形情報としての傾斜量
である。
【0035】基礎データを入力すると、ステップS12
0にて必要な燃料ガス(水素)の量を算出する。本実施
例の場合、アクセルペダルの踏み込み量だけではなく、
その地形の情報をも含めて将来的な水素の必要量を算出
する。例えば、傾斜が上り坂を示している場合には、大
きな負荷が継続するものと計算できるし、同じアクセル
ペダルの踏み込み量でも、傾斜が下り坂を示している場
合には負荷もさほど大きくならないものと計算できる。
必要とされる発電量から水素量を正確に計算しても良い
し、例えば、必要な水素量を三段階とか四段階に大まか
に区分して求めても良い。
0にて必要な燃料ガス(水素)の量を算出する。本実施
例の場合、アクセルペダルの踏み込み量だけではなく、
その地形の情報をも含めて将来的な水素の必要量を算出
する。例えば、傾斜が上り坂を示している場合には、大
きな負荷が継続するものと計算できるし、同じアクセル
ペダルの踏み込み量でも、傾斜が下り坂を示している場
合には負荷もさほど大きくならないものと計算できる。
必要とされる発電量から水素量を正確に計算しても良い
し、例えば、必要な水素量を三段階とか四段階に大まか
に区分して求めても良い。
【0036】このようにして水素の必要量を計算した
ら、その必要量に応じて、現在の燃料電池本体30での
水素の使用量と、改質器10で発生している水素の量と
を比較し、不足分や余剰分に応じて以下のような制御を
実行する。なお、改質器10に対する水素の発生量の指
示としては、原料のメタノールなどの流量を指示しつ
つ、同時に供給するスチームの流量を指示する。また、
これと並行し、これらを原材料とする改質反応に必要な
改質器10内の熱量を計算し、必要な加熱量を求めて、
燃焼燃料ライン13と未反応水素燃焼ライン15から供
給する燃料量(メタノールまたは未反応水素量)を指示
する。燃料電池本体30における発電量は、基本的に改
質器10などから供給される水素の量に応じて増大す
る。
ら、その必要量に応じて、現在の燃料電池本体30での
水素の使用量と、改質器10で発生している水素の量と
を比較し、不足分や余剰分に応じて以下のような制御を
実行する。なお、改質器10に対する水素の発生量の指
示としては、原料のメタノールなどの流量を指示しつ
つ、同時に供給するスチームの流量を指示する。また、
これと並行し、これらを原材料とする改質反応に必要な
改質器10内の熱量を計算し、必要な加熱量を求めて、
燃焼燃料ライン13と未反応水素燃焼ライン15から供
給する燃料量(メタノールまたは未反応水素量)を指示
する。燃料電池本体30における発電量は、基本的に改
質器10などから供給される水素の量に応じて増大す
る。
【0037】必要な水素量を計算した後(ステップS1
20)、ステップS130では現在発生している水素量
が十分であるか否かを判断する。改質器10で発生して
いる水素量が必要な水素量に対して十分であれぱ、水素
量を増加する特別な指示を行なうことなく、ステップS
140にて改質器10に対して必要な水素量を継続して
発生させるように指示を出す。これにより、ステップS
110にて入力した基礎データに基づく制御を終了す
る。
20)、ステップS130では現在発生している水素量
が十分であるか否かを判断する。改質器10で発生して
いる水素量が必要な水素量に対して十分であれぱ、水素
量を増加する特別な指示を行なうことなく、ステップS
140にて改質器10に対して必要な水素量を継続して
発生させるように指示を出す。これにより、ステップS
110にて入力した基礎データに基づく制御を終了す
る。
【0038】これに対し、ステップS140で、水素量
が不足すると判断した場合は、まず、ステップS150
にて未反応水素の還流の指示を行なう。すなわち、三方
バルブ43に制御信号を出力し、配管路40における復
路部42と未反応水素燃焼ライン15との接続を遮断す
ると共に、同復路部42を往路部41に接続させ、か
つ、未反応水素が往路部41を介して燃料電池本体30
へ供給されるように昇圧器61を作動させる。続くステ
ップS160で未反応水素の還流で不足分が足りるもの
であるか判断し、足りる状況であれば、ステップS14
0にてこの不足分を補うことができる程度の水素を発生
させるべく改質器10に能力の指示を与え、燃料制御処
理ルーチンを一旦終了する。
が不足すると判断した場合は、まず、ステップS150
にて未反応水素の還流の指示を行なう。すなわち、三方
バルブ43に制御信号を出力し、配管路40における復
路部42と未反応水素燃焼ライン15との接続を遮断す
ると共に、同復路部42を往路部41に接続させ、か
つ、未反応水素が往路部41を介して燃料電池本体30
へ供給されるように昇圧器61を作動させる。続くステ
ップS160で未反応水素の還流で不足分が足りるもの
であるか判断し、足りる状況であれば、ステップS14
0にてこの不足分を補うことができる程度の水素を発生
させるべく改質器10に能力の指示を与え、燃料制御処
理ルーチンを一旦終了する。
【0039】未反応水素の還流だけで足りない場合に
は、緩衝用タンク50に蓄積してある水素を放出すべく
緩衝用タンクを開く指示を与える(ステップS17
0)。すなわち、開閉バルブ53に対して弁を開くよう
に制御信号を出力する。これにより、緩衝用タンク50
から水素が放出され始める。この後、不足分が緩衝用タ
ンク50内の水素だけで足りるか否かを判断する。そし
て、足りるようであればステップS140にて、水素の
不足分を補うことができる程度の水素を発生させるよう
改質器10に能力の指示を与える。
は、緩衝用タンク50に蓄積してある水素を放出すべく
緩衝用タンクを開く指示を与える(ステップS17
0)。すなわち、開閉バルブ53に対して弁を開くよう
に制御信号を出力する。これにより、緩衝用タンク50
から水素が放出され始める。この後、不足分が緩衝用タ
ンク50内の水素だけで足りるか否かを判断する。そし
て、足りるようであればステップS140にて、水素の
不足分を補うことができる程度の水素を発生させるよう
改質器10に能力の指示を与える。
【0040】上述したように、緩衝用タンク50の容量
は30リットル程度である。アクセルペダル75が踏み
込まれ、電気自動車のモータに最大トルクの発生が要求
された状況では、燃料電池本体30をその最大能力で運
転する必要が生じる。この場合、燃料電池本体30では
400リットル/分の水素を使用することになるが、改
質器10の水素製造能力をこのレベルまで上昇させるに
は、本実施例では、約30秒程度の時間を要する。この
結果、約200リットルの水素が必要となる。したがっ
て、上述した未反応水素の還流や緩衝用タンク50内の
水素の放出では、必要な発電を行なうための水素が不足
する状況が生じる。
は30リットル程度である。アクセルペダル75が踏み
込まれ、電気自動車のモータに最大トルクの発生が要求
された状況では、燃料電池本体30をその最大能力で運
転する必要が生じる。この場合、燃料電池本体30では
400リットル/分の水素を使用することになるが、改
質器10の水素製造能力をこのレベルまで上昇させるに
は、本実施例では、約30秒程度の時間を要する。この
結果、約200リットルの水素が必要となる。したがっ
て、上述した未反応水素の還流や緩衝用タンク50内の
水素の放出では、必要な発電を行なうための水素が不足
する状況が生じる。
【0041】このような場合、ECU20は、昇圧器6
2と昇圧器63とを駆動し、燃料電池本体30への水素
と大気の導入圧力を上昇させる(ステップS190)。
その上で、改質器10に対して水素発生量を所定量増や
すように指示する(ステップS200)。なお、昇圧器
61については未反応水素を還流させたステップS15
0の時点で昇圧運転を開始している。
2と昇圧器63とを駆動し、燃料電池本体30への水素
と大気の導入圧力を上昇させる(ステップS190)。
その上で、改質器10に対して水素発生量を所定量増や
すように指示する(ステップS200)。なお、昇圧器
61については未反応水素を還流させたステップS15
0の時点で昇圧運転を開始している。
【0042】その後、ECU20は、流量計16からの
入力データに基づいて改質器10での水素発生量をモニ
タし(ステップS210)、改質器10の発生する水素
量が必要量となるまでその能力が上昇したかをチェック
し(ステップS220)、能力が必要量に達するまで、
ステップS200に戻って、水素発生量の増加を繰り返
し指示する。改質器10による水素の発生量が、必要量
となるまで上昇したときには改質器10に対してそれ以
上は能力を上昇させないように指示して、改質能力を維
持する(ステップS230)。また、改質器10から発
生する水素量が必要量に達した後は、昇圧器62,63
による昇圧を停止する(ステップS240)。
入力データに基づいて改質器10での水素発生量をモニ
タし(ステップS210)、改質器10の発生する水素
量が必要量となるまでその能力が上昇したかをチェック
し(ステップS220)、能力が必要量に達するまで、
ステップS200に戻って、水素発生量の増加を繰り返
し指示する。改質器10による水素の発生量が、必要量
となるまで上昇したときには改質器10に対してそれ以
上は能力を上昇させないように指示して、改質能力を維
持する(ステップS230)。また、改質器10から発
生する水素量が必要量に達した後は、昇圧器62,63
による昇圧を停止する(ステップS240)。
【0043】以上説明したように、本実施例では、水素
の不足状況に応じて、適宜、緩衝用タンク50内の水素
を使用したり、未反応水素を還流したり、導入圧力を上
昇することにより、小さな緩衝用タンク50を搭載する
だけで、発電の要求が過渡的に上昇しても、実用的な発
電量を得ることができる。この結果、燃料電池システム
の形状を小型にでき、車載が容易になると言う利点が得
られる。
の不足状況に応じて、適宜、緩衝用タンク50内の水素
を使用したり、未反応水素を還流したり、導入圧力を上
昇することにより、小さな緩衝用タンク50を搭載する
だけで、発電の要求が過渡的に上昇しても、実用的な発
電量を得ることができる。この結果、燃料電池システム
の形状を小型にでき、車載が容易になると言う利点が得
られる。
【0044】次に本発明の第2実施例について説明す
る。第2実施例の燃料電池システムは、第1実施例と同
一のハードウェア構成を有し、ECU20による制御の
み異なる。即ち、第2実施例の燃料電池システムは、図
4に示す燃料制御処理ルーチンを実行する。この処理ル
ーチンが起動されると、ECU20は、まずアクセル開
度センサ71からのアクセル開度やナビゲーションシス
テム72からの地形情報など、発電量の予測演算に必要
な基礎データを読み込む処理を行なう(ステップS30
0)。次に、これらのデータに基づいて、燃料電池本体
30が発電すべき発電量の予測値を演算する処理を行な
う(ステップS310)。
る。第2実施例の燃料電池システムは、第1実施例と同
一のハードウェア構成を有し、ECU20による制御の
み異なる。即ち、第2実施例の燃料電池システムは、図
4に示す燃料制御処理ルーチンを実行する。この処理ル
ーチンが起動されると、ECU20は、まずアクセル開
度センサ71からのアクセル開度やナビゲーションシス
テム72からの地形情報など、発電量の予測演算に必要
な基礎データを読み込む処理を行なう(ステップS30
0)。次に、これらのデータに基づいて、燃料電池本体
30が発電すべき発電量の予測値を演算する処理を行な
う(ステップS310)。
【0045】こうした求めた予測値から、必要とされる
水素量が増加するか否かを判断し(ステップS32
0)、必要な水素量が所定期間以上増加する判断した場
合には、改質器10に対してその能力を上昇させるよう
指示を行なう(ステップS330)。他方、必要水素量
の増加が一時的なものであると判断された場合には、改
質器10に対しては特に指示を行なわず、三方バルブ4
3の切り替えや昇圧器61の作動による未反応水素の還
流や、開閉バルブ53の開弁や昇圧器62,63の作動
による緩衝用タンク50内水素の利用および燃料圧力の
上昇による発電効率の上昇などを行なう(ステップS3
40)。なお、必要水素量の増加が所定期間に亘ると判
断した場合も、これらの未反応水素の還流等の処理は行
なわれる。
水素量が増加するか否かを判断し(ステップS32
0)、必要な水素量が所定期間以上増加する判断した場
合には、改質器10に対してその能力を上昇させるよう
指示を行なう(ステップS330)。他方、必要水素量
の増加が一時的なものであると判断された場合には、改
質器10に対しては特に指示を行なわず、三方バルブ4
3の切り替えや昇圧器61の作動による未反応水素の還
流や、開閉バルブ53の開弁や昇圧器62,63の作動
による緩衝用タンク50内水素の利用および燃料圧力の
上昇による発電効率の上昇などを行なう(ステップS3
40)。なお、必要水素量の増加が所定期間に亘ると判
断した場合も、これらの未反応水素の還流等の処理は行
なわれる。
【0046】必要となる水素量の増加があると判断され
た場合の処理は以上の通りであるが、増加がないと判断
された場合や上記の処理を行なった後は、必要となる水
素量の低減があるかを判断する(ステップS360)。
必要水素量が所定期間に亘って低減すると判断された場
合には、改質器10に対してその能力を低下させるよう
指示を行ない(ステップS370)、その後、緩衝用タ
ンク50への水素の充填処理を行なう(ステップS38
0)。水素の充填処理は、必要水素量の低減が一時的な
ものである場合も行なわれる。実際の処理は、緩衝用タ
ンク50の下流の開閉バルブ53を閉弁し、緩衝用タン
ク50の上流に設けられた開閉バルブ52を開弁し、昇
圧器51を作動して、高圧の水素を緩衝用タンク50に
送り込むことにより行なわれる。以上の処理の後、「E
ND」に抜けて、本処理ルーチンを終了する。
た場合の処理は以上の通りであるが、増加がないと判断
された場合や上記の処理を行なった後は、必要となる水
素量の低減があるかを判断する(ステップS360)。
必要水素量が所定期間に亘って低減すると判断された場
合には、改質器10に対してその能力を低下させるよう
指示を行ない(ステップS370)、その後、緩衝用タ
ンク50への水素の充填処理を行なう(ステップS38
0)。水素の充填処理は、必要水素量の低減が一時的な
ものである場合も行なわれる。実際の処理は、緩衝用タ
ンク50の下流の開閉バルブ53を閉弁し、緩衝用タン
ク50の上流に設けられた開閉バルブ52を開弁し、昇
圧器51を作動して、高圧の水素を緩衝用タンク50に
送り込むことにより行なわれる。以上の処理の後、「E
ND」に抜けて、本処理ルーチンを終了する。
【0047】この実施例の燃料電池システムによれば、
アクセルペダル75の踏み込み量や車輌が走行している
地形の情報から、今後必要とされる発電量に応じて必要
される水素量を予測し、その変化が一時的なものである
場合には、未反応水素の還流や小規模な緩衝用タンク5
0内の水素の利用、更には燃料電池本体30の燃料圧力
の上昇などの対応により、必要な水素量を確保して発電
を行なうことができる。また、必要とされる水素量の増
加が所定期間、例えば30秒以上に亘ると判断した場合
には、これらの処置と共に改質器10の能力の上昇を指
示し、必要な電力の発電を継続することができる。更
に、必要な水素量が低減すると判断した場合には、余剰
の水素を緩衝用タンク50に充填するから、水素の無駄
を生じることがない。
アクセルペダル75の踏み込み量や車輌が走行している
地形の情報から、今後必要とされる発電量に応じて必要
される水素量を予測し、その変化が一時的なものである
場合には、未反応水素の還流や小規模な緩衝用タンク5
0内の水素の利用、更には燃料電池本体30の燃料圧力
の上昇などの対応により、必要な水素量を確保して発電
を行なうことができる。また、必要とされる水素量の増
加が所定期間、例えば30秒以上に亘ると判断した場合
には、これらの処置と共に改質器10の能力の上昇を指
示し、必要な電力の発電を継続することができる。更
に、必要な水素量が低減すると判断した場合には、余剰
の水素を緩衝用タンク50に充填するから、水素の無駄
を生じることがない。
【0048】以上、本発明のいくつかの実施例について
説明したが、本発明は、これらの実施例に限定されるも
のではなく、種々の態様で実施することができ、例えば
次の変形が可能である。上述した実施例では、未反応水
素を還流させる指示を与えてから未反応水素だけで足り
るか否かを判断したり、緩衝用タンク50を開く指示を
与えてからそれで足りるか否かを判断しているが、水素
の不足分が未反応水素の還流や緩衝用タンク50の開放
や導入圧力で足りるか否かを先に判断し、それぞれで足
りる場合と足りない場合とに分岐しておいて必要なだけ
の水素を燃料電池本体30に供給するような制御を行な
うことができる。
説明したが、本発明は、これらの実施例に限定されるも
のではなく、種々の態様で実施することができ、例えば
次の変形が可能である。上述した実施例では、未反応水
素を還流させる指示を与えてから未反応水素だけで足り
るか否かを判断したり、緩衝用タンク50を開く指示を
与えてからそれで足りるか否かを判断しているが、水素
の不足分が未反応水素の還流や緩衝用タンク50の開放
や導入圧力で足りるか否かを先に判断し、それぞれで足
りる場合と足りない場合とに分岐しておいて必要なだけ
の水素を燃料電池本体30に供給するような制御を行な
うことができる。
【0049】また、最初に、未反応水素を還流させ、次
に、緩衝用タンク50を開き、最後に導入圧力を上昇す
るようにしているが、必要に応じて適宜その順番を変更
することも可能であり、上述した順番に限定されるもの
ではない。例えば、通常時は緩衝用タンク50を開閉し
て水素の不足分を補っておき、それで足りない場合に未
反応水素を還流させたり、導入圧力を上昇させるように
してもよい。もとより、これらの総ての対応が必須では
なく、未反応水素の還流、小規模な緩衝用タンク50内
の水素の利用、水素圧力の上昇の何れか一つのみ採用す
ることも何等差し支えない。
に、緩衝用タンク50を開き、最後に導入圧力を上昇す
るようにしているが、必要に応じて適宜その順番を変更
することも可能であり、上述した順番に限定されるもの
ではない。例えば、通常時は緩衝用タンク50を開閉し
て水素の不足分を補っておき、それで足りない場合に未
反応水素を還流させたり、導入圧力を上昇させるように
してもよい。もとより、これらの総ての対応が必須では
なく、未反応水素の還流、小規模な緩衝用タンク50内
の水素の利用、水素圧力の上昇の何れか一つのみ採用す
ることも何等差し支えない。
【0050】さらに、地形情報から将来的な燃料ガスの
必要量を算出するようにしているが、必ずしも将来的な
燃料ガスの必要量まで計算する必要はなく、その時点で
の燃料ガスの必要量だけをアクセルペダルの踏み込み量
から計算するようにしても良い。また、燃料ガスの必要
量は、例えば燃料電池本体30と駆動用モータとの間に
バッテリを設け、このバッテリへの充放電の電流の状態
から過負荷気味か余裕のある状態であるかを計算するよ
うにしても良い。地形情報については各種の変更が可能
であることは上述したとおりである。
必要量を算出するようにしているが、必ずしも将来的な
燃料ガスの必要量まで計算する必要はなく、その時点で
の燃料ガスの必要量だけをアクセルペダルの踏み込み量
から計算するようにしても良い。また、燃料ガスの必要
量は、例えば燃料電池本体30と駆動用モータとの間に
バッテリを設け、このバッテリへの充放電の電流の状態
から過負荷気味か余裕のある状態であるかを計算するよ
うにしても良い。地形情報については各種の変更が可能
であることは上述したとおりである。
【0051】このように、燃料電池本体30の側で必要
とする水素の不足状況に応じて、ECU20は、開閉バ
ルブ52,53と昇圧器51を制御して緩衝用タンク5
0内の水素を使用したり、三方バルブ43と昇圧器61
を制御して未反応水素を還流させたり、昇圧器62,6
3を制御して燃料電池本体30の燃料ガスの圧力を上昇
させることにより、小さな緩衝用タンク50であっても
過渡的な負荷急増を克服して実用的な発電量を得ること
ができる。
とする水素の不足状況に応じて、ECU20は、開閉バ
ルブ52,53と昇圧器51を制御して緩衝用タンク5
0内の水素を使用したり、三方バルブ43と昇圧器61
を制御して未反応水素を還流させたり、昇圧器62,6
3を制御して燃料電池本体30の燃料ガスの圧力を上昇
させることにより、小さな緩衝用タンク50であっても
過渡的な負荷急増を克服して実用的な発電量を得ること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる燃料電池システム
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】制御入力としての地形情報を出力するナビゲー
ションシステムの概略構成を示すブロック図である。
ションシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例における制御内容を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】第2実施例における制御内容に示すフローチャ
ートである。
ートである。
10…改質器 16…流量計 20…ECU 30…燃料電池本体 40…配管路 41…往路部 42…復路部 43…三方バルブ 50…緩衝用タンク 51…昇圧器 52…開閉バルブ 53…開閉バルブ 61〜63…昇圧器 71…アクセル開度センサ 72…ナビゲーションシステム 73…傾斜センサ 75…アクセルペダル
フロントページの続き (72)発明者 遠畑 良和 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小滝 正宏 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 燃料電池を備え、この燃料電池を用いて
電力を外部に供給する燃料電池システムであって、 燃料電池用の燃料ガスを生成する燃料ガス製造手段と、 この燃料ガス製造手段から前記燃料電池に至るガス供給
用通路およびこの燃料電池からの排気通路を含む配管路
と、 この配管路の該供給用通路に介在され、前記燃料ガスを
貯留可能な緩衝用タンクと、 前記燃料電池に対する外部からの電力要求の一時的な増
加を検出する要求量検出手段と、 該要求量検出手段により電力要求の一時的な増加が検出
されたとき、前記配管路内および前記緩衝用タンクの燃
料ガスを利用して、前記燃料電池に供給するガス量を一
時的に増加させる反応ガス量増加手段とを備えた燃料電
池システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の燃料電池システムであ
って、 この燃料電池システムは、車輌の駆動エネルギを供給す
るシステムであり、 前記要求量検出手段は、車輌が走行する地形の情報を入
力して電力要求の一時的な増加を検出する手段である燃
料電池システム。 - 【請求項3】 請求項1記載の燃料電池システムであっ
て、 この燃料電池システムは、車輌の駆動エネルギを供給す
るシステムであり、前記要求量検出手段は、 車輌の走行範囲の地形情報を予め記憶した地形情報記憶
手段と、 少なくとも車輌の走行位置および走行方向を含む走行情
報を検出する走行情報検出手段と、 該検出された走行位置と走行方向とに基づいて、前記地
形情報記憶手段に記憶され地形情報を参照し、将来の電
力要求の一時的な変動を推定する推定手段とを備えた燃
料電池システム。 - 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載の燃料
電池システムであって、前記反応ガス量増加手段は、前
記燃料電池からの排気通路に存在する未反応燃料ガスを
再び当該燃料電池に供給させる還流手段を備えた燃料電
池システム。 - 【請求項5】 請求項1ないし4の何れかに記載の燃料
電池システムにおいて、前記反応ガス量増加手段は、前
記燃料電池へ供給する燃料ガスの圧力を増加させる導入
圧力増加手段を備えた燃料電池システム。 - 【請求項6】 請求項1記載の燃料電池システムであっ
て、 前記緩衝用タンクは、前記要求量検出手段により検出さ
れた要求電力の一時的な増加に対応して前記燃料電池が
必要とする燃料ガス量の1/2以下を貯留するタンクで
ある燃料電池システム。 - 【請求項7】 請求項1記載の燃料電池システムであっ
て、 前記電力要求の一時的な増加が終了した後の所定のタイ
ミングで、前記反応ガス量増加手段が利用したことによ
り失われた前記緩衝用タンク内の燃料ガスを、前記燃料
ガス製造手段により製造された燃料ガスにより補充する
補充手段を備えた燃料電池システム。 - 【請求項8】 請求項2または3記載の燃料電池システ
ムであって、 前記燃料電池に対する外部からの電力要求の所定期間を
越える増加を検出する要求量継続増加検出手段と、 該要求量継続増加検出手段により電力要求の所定期間を
越える増加が検出されたとき、前記燃料ガス製造手段に
よる燃料ガスの製造量を増加させる製造量増加手段とを
備えた燃料電池システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8150312A JPH09306531A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8150312A JPH09306531A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 燃料電池システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09306531A true JPH09306531A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=15494275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8150312A Pending JPH09306531A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 燃料電池システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09306531A (ja) |
Cited By (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000027951A1 (en) * | 1998-11-05 | 2000-05-18 | Ebara Corporation | Power generation system based on gasification of combustible material |
| JP2000323157A (ja) * | 1999-05-14 | 2000-11-24 | Hitachi Ltd | 燃料電池発電システムおよびその制御方法 |
| JP2001119815A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-04-27 | Toyota Motor Corp | 車両搭載用水素利用システム |
| JP2001210350A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-08-03 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
| JP2001213601A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-08-07 | Honda Motor Co Ltd | 水素を燃料とする機器への水素供給システム |
| JP2001339810A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システムの制御装置 |
| JP2002027616A (ja) * | 2000-05-17 | 2002-01-25 | Xcellsis Gmbh | 車両電流設定値を自動的に補正するための方法および装置 |
| FR2816759A1 (fr) * | 2000-11-10 | 2002-05-17 | Renault | Utilisation d'une membrane a base de palladium dans un dispositif a pile a combustible |
| JP2002231288A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-16 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 燃料電池システム |
| JP2002329519A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-15 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池発電システム及びその運転方法 |
| JP2002352811A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-06 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用燃料電池システム |
| JP2002544389A (ja) * | 1999-05-12 | 2002-12-24 | スチュアート エナーヂ システムズ コーポレーシヨン | エネルギー分配ネットワーク |
| US6524733B1 (en) | 1999-02-23 | 2003-02-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system with humidity determination |
| JP2004525488A (ja) * | 2001-02-21 | 2004-08-19 | アイダテック, エル.エル.シー. | 貯蔵した水素を使用した燃料電池システム |
| EP1286405A4 (en) * | 2000-05-15 | 2005-08-17 | Toyota Motor Co Ltd | POWER SUPPLY USING FUEL CELL AND CHARGING / DISCHARGEABLE BATTERY |
| US7030770B2 (en) | 2003-02-28 | 2006-04-18 | Stuart Energy Systems Corporation | Hydrogen storage system and power system incorporating same |
| JP2007097396A (ja) * | 2006-12-11 | 2007-04-12 | Toyota Motor Corp | 車両搭載用水素利用システム |
| JP2008530756A (ja) * | 2005-02-11 | 2008-08-07 | エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー | 水素が緩衝される燃料電池の燃料処理装置 |
| US7619319B1 (en) | 2008-07-15 | 2009-11-17 | F3 & I2, Llc | Network of energy generating modules for transfer of energy outputs |
| JP2009301936A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 燃料電池発電装置及び燃料電池発電装置の制御方法 |
| WO2010008401A1 (en) * | 2008-07-15 | 2010-01-21 | F3 & I2, Llc | Network of energy generating modules for transfer of energy outputs |
| US20110189560A1 (en) * | 2010-02-03 | 2011-08-04 | Young Green Energy Co. | Fuel cell system |
| US8294286B2 (en) | 2008-07-15 | 2012-10-23 | F3 & I2, Llc | Network of energy generating modules for transfer of energy outputs |
| JP2017157439A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 東京瓦斯株式会社 | 燃料電池用流体搬送補助システム、及び燃料電池システム |
| US10214821B2 (en) | 2012-05-28 | 2019-02-26 | Hydrogenics Corporation | Electrolyser and energy system |
| JP2019200985A (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気化学装置および水素システム |
| CN111883802A (zh) * | 2020-08-05 | 2020-11-03 | 强伟氢能科技有限公司 | 一种单口凹形低压氢气缓冲装置 |
| US11316180B2 (en) | 2020-05-21 | 2022-04-26 | H2 Powertech, Llc | Hydrogen-producing fuel cell systems and methods of operating hydrogen-producing fuel cell systems for backup power operations |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP8150312A patent/JPH09306531A/ja active Pending
Cited By (45)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000027951A1 (en) * | 1998-11-05 | 2000-05-18 | Ebara Corporation | Power generation system based on gasification of combustible material |
| US6524733B1 (en) | 1999-02-23 | 2003-02-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system with humidity determination |
| US6790549B2 (en) | 1999-02-23 | 2004-09-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system with humidity determination |
| US7062360B2 (en) | 1999-05-12 | 2006-06-13 | Stuart Energy Systems, Inc. | Energy distribution network |
| JP2002544389A (ja) * | 1999-05-12 | 2002-12-24 | スチュアート エナーヂ システムズ コーポレーシヨン | エネルギー分配ネットワーク |
| US7519453B2 (en) | 1999-05-12 | 2009-04-14 | Stuart Energy Systems Corp. | Energy distribution network |
| US7181316B2 (en) | 1999-05-12 | 2007-02-20 | Stuart Energy Systems Corp. | Energy distribution network |
| US7565224B2 (en) | 1999-05-12 | 2009-07-21 | Stuart Energy Systems Corp. | Energy distribution network |
| JP2006037226A (ja) * | 1999-05-12 | 2006-02-09 | Stuart Energy Systems Corp | エネルギー分配ネットワーク |
| JP2000323157A (ja) * | 1999-05-14 | 2000-11-24 | Hitachi Ltd | 燃料電池発電システムおよびその制御方法 |
| JP2001119815A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-04-27 | Toyota Motor Corp | 車両搭載用水素利用システム |
| JP2001210350A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-08-03 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
| JP2001213601A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-08-07 | Honda Motor Co Ltd | 水素を燃料とする機器への水素供給システム |
| US7583052B2 (en) | 2000-05-15 | 2009-09-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Supply of power utilizing fuel cell and rechargeable storage portion |
| EP1286405A4 (en) * | 2000-05-15 | 2005-08-17 | Toyota Motor Co Ltd | POWER SUPPLY USING FUEL CELL AND CHARGING / DISCHARGEABLE BATTERY |
| US7301302B2 (en) | 2000-05-15 | 2007-11-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Supply of electric power using fuel cell and chargeable/dischargeable storage |
| JP2002027616A (ja) * | 2000-05-17 | 2002-01-25 | Xcellsis Gmbh | 車両電流設定値を自動的に補正するための方法および装置 |
| JP2001339810A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システムの制御装置 |
| FR2816759A1 (fr) * | 2000-11-10 | 2002-05-17 | Renault | Utilisation d'une membrane a base de palladium dans un dispositif a pile a combustible |
| JP2002231288A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-16 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 燃料電池システム |
| JP2004525488A (ja) * | 2001-02-21 | 2004-08-19 | アイダテック, エル.エル.シー. | 貯蔵した水素を使用した燃料電池システム |
| JP2002329519A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-15 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池発電システム及びその運転方法 |
| JP2002352811A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-06 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用燃料電池システム |
| US7030770B2 (en) | 2003-02-28 | 2006-04-18 | Stuart Energy Systems Corporation | Hydrogen storage system and power system incorporating same |
| JP2008530756A (ja) * | 2005-02-11 | 2008-08-07 | エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー | 水素が緩衝される燃料電池の燃料処理装置 |
| JP2007097396A (ja) * | 2006-12-11 | 2007-04-12 | Toyota Motor Corp | 車両搭載用水素利用システム |
| JP2009301936A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 燃料電池発電装置及び燃料電池発電装置の制御方法 |
| US7619319B1 (en) | 2008-07-15 | 2009-11-17 | F3 & I2, Llc | Network of energy generating modules for transfer of energy outputs |
| WO2010008401A1 (en) * | 2008-07-15 | 2010-01-21 | F3 & I2, Llc | Network of energy generating modules for transfer of energy outputs |
| CN102132470A (zh) * | 2008-07-15 | 2011-07-20 | F3&I2有限责任公司 | 用于传送能量输出的能量产生模块网络 |
| US8294286B2 (en) | 2008-07-15 | 2012-10-23 | F3 & I2, Llc | Network of energy generating modules for transfer of energy outputs |
| US20110189560A1 (en) * | 2010-02-03 | 2011-08-04 | Young Green Energy Co. | Fuel cell system |
| US11268201B2 (en) | 2012-05-28 | 2022-03-08 | Hydrogenics Corporation | Electrolyser and energy system |
| US10214821B2 (en) | 2012-05-28 | 2019-02-26 | Hydrogenics Corporation | Electrolyser and energy system |
| US10435800B2 (en) | 2012-05-28 | 2019-10-08 | Hydrogenics Corporation | Electrolyser and energy system |
| US11761103B2 (en) | 2012-05-28 | 2023-09-19 | Hydrogenics Corporation | Electrolyser and energy system |
| JP2017157439A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 東京瓦斯株式会社 | 燃料電池用流体搬送補助システム、及び燃料電池システム |
| JP2019200985A (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気化学装置および水素システム |
| CN111133622A (zh) * | 2018-05-15 | 2020-05-08 | 松下知识产权经营株式会社 | 电化学装置和氢系统 |
| US11616244B2 (en) | 2018-05-15 | 2023-03-28 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electrochemical apparatus and hydrogen system |
| WO2019220797A1 (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気化学装置および水素システム |
| CN111133622B (zh) * | 2018-05-15 | 2024-04-19 | 松下知识产权经营株式会社 | 电化学装置和氢系统 |
| US11316180B2 (en) | 2020-05-21 | 2022-04-26 | H2 Powertech, Llc | Hydrogen-producing fuel cell systems and methods of operating hydrogen-producing fuel cell systems for backup power operations |
| US11831051B2 (en) | 2020-05-21 | 2023-11-28 | H2 Powertech, Llc | Hydrogen-producing fuel cell systems and methods of operating hydrogen-producing fuel cell systems for backup power operations |
| CN111883802A (zh) * | 2020-08-05 | 2020-11-03 | 强伟氢能科技有限公司 | 一种单口凹形低压氢气缓冲装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09306531A (ja) | 燃料電池システム | |
| US7255946B2 (en) | Fuel cell power plant system for moving bodies and control method thereof | |
| CN100459258C (zh) | 燃料电池系统、装备该系统的移动单元、和用于燃料电池系统的控制方法 | |
| JP3431021B2 (ja) | 車両用燃料電池システム | |
| US6994931B2 (en) | Fuel cell power plant for mobile unit | |
| JP4178830B2 (ja) | 燃料改質システム | |
| US11444300B2 (en) | Method for the predictive operation of a fuel cell or a high-voltage accumulator | |
| JP4713758B2 (ja) | 燃料電池発電システム及びその運転方法 | |
| EP1086847A2 (en) | Power source control method for a hybrid-driven mobile body | |
| US6638653B2 (en) | Fuel cell system | |
| JP2000021430A (ja) | 燃料電池システムおよびその排水方法 | |
| CN107154505B (zh) | 燃料电池系统及燃料电池系统的控制方法 | |
| US6635373B2 (en) | Fuel cell system and method | |
| US11251444B2 (en) | Gas supply system | |
| US7501195B2 (en) | Drive control of power system including fuel cells | |
| JP4520898B2 (ja) | 燃料電池自動車および燃料電池自動車の水排出方法 | |
| US20220166040A1 (en) | Fuel cell vehicle and method of stopping the same | |
| US6974645B2 (en) | Fuel cell system | |
| CN112977100A (zh) | 燃料电池电动车辆的燃料效率提高方法、装置及系统 | |
| JP2005044531A (ja) | 燃料電池システム | |
| JP2024535763A (ja) | 空になった水分離器を自動で認識する燃料電池システム | |
| CA2499860C (en) | Energy recovery method and system on a vehicle equipped with a reformer/fuel cell | |
| JP3698101B2 (ja) | 燃料改質型燃料電池システムの制御装置 | |
| JP2005019033A (ja) | 燃料電池システム | |
| JP2005347190A (ja) | 移動体および燃料補給施設 |