JPH09306808A - マスクブランク導通機構 - Google Patents

マスクブランク導通機構

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JPH09306808A
JPH09306808A JP8119150A JP11915096A JPH09306808A JP H09306808 A JPH09306808 A JP H09306808A JP 8119150 A JP8119150 A JP 8119150A JP 11915096 A JP11915096 A JP 11915096A JP H09306808 A JPH09306808 A JP H09306808A
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JP
Japan
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mask
clamp
edge
clamp piece
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JP8119150A
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English (en)
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Takuoki Numaga
拓興 沼賀
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクブランク1を電子ビーム描画装置の試
料ステージ10にセットする際、マスクブランク1に撓
みを生じさせることなく、マスクブランク1の表面側に
形成された金属薄膜蒸着面2にアースを接続すること。 【解決手段】 本発明のマスクブランク導通機構30
は、下部クランプ片37Aと上部クランプ片37Bとを
備え、マスクブランク1の縁部付近を上下から挟み込む
ことによりマスクブランク1に固定されるクランプ31
と、上部クランプ片37Bの内側にバネ42を介して取
り付けられ、前記クランプ31でマスクブランク1の縁
部付近を挟んだ時に、マスクブランク1の縁部の表面側
の面取り部1aに食い込む様に配置されたナイフエッジ
38と、マスクブランク1の表面に平行な面内で旋回す
る旋回アーム32とを備え、前記クランプ31は旋回ア
ーム32の先端に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビーム描画装
置において、マスクブランクのチャージアップを防止す
るために、マスクブランクを試料ステージにセットする
際に、マスクブランクにアースを接続するために使用さ
れるマスクブランク導通機構に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ビーム描画装置においてマスクブラ
ンクにアースを接続する場合、一般的には、アースに接
続されたナイフエッジを使用して、このナイフエッジを
マスクブランクの縁部付近でマスクブランクの表面側に
形成された金属薄膜蒸着面に押し当てることによって、
アースを取っていた。
【0003】マスクホルダを使用せずに、マスクブラン
クを直接、試料ステージの上にセットする場合には、ナ
イフエッジの刃の部分が試料ステージに対向する様にナ
イフエッジを試料ステージの上に配置し、マスクブラン
クを裏面側から押し上げて、マスクブランクを固定する
と同時に、アースを取っていた。
【0004】また、マスクホルダを使用してマスクブラ
ンクを試料ステージの上にセットする場合には、マスク
ホルダ上に旋回可能に取り付けられたナイフエッジと、
バネの力によって押し上げられるマスクホルダの上面と
の間に、マスクブランクの縁部を挟み込んで、アースを
取っていた。なお、マスクブランクをマスクホルダにセ
ットする際は、マスクブランクをマスクホルダの上面と
平行に滑らせて、アースをマスクブランクの縁部付近の
表面に接触させていた。
【0005】以上の様に、従来のマスクブランク導通機
構では、マスクブランクの裏面をその縁部付近で、試料
ステージ、マスクホルダ、あるいはマスクホルダの上面
に設けられた基準面などに押し付けることになるので、
マスクブランクの裏面とマスクホルダとの間に隙間があ
ると、マスクブランクにアースを取る際にその表面側か
ら加えられる押し付け力によって、マスクブランクに撓
みが生ずると言う問題があった。
【0006】例えば、マスクブランクが裏面側で間隔L
で支持され、支点の中間部においてマスクブランクの裏
面とマスクホルダの上面との間に隙間δがある場合、そ
の中間部をナイフエッジで押し付けて、δの撓みを与え
たと仮定すると、マスクブランクの厚みをtとして、マ
スクブランクの表面の歪みΔは、 Δ=4tδ/L で与えられる。ここで、t=5mm、δ=1μm、L=
100mmとすると、Δ=0.2μmとなり、マスクブ
ランクの表面に0.2μmの歪みを生ずることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の様な
問題点に鑑みてなされたもので、本発明は、マスクブラ
ンクに撓みを生じさせることなく,マスクブランクにア
ースを接続するマスクブランク導通機構を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のマスクブランク
導通機構は、マスクブランクを電子ビーム描画装置の試
料ステージにセットする際に、マスクブランクの表面側
に形成された金属薄膜蒸着面にアースを接続するために
使用されるものであって、上部クランプ片と下部クラン
プ片とを備え、マスクブランクの縁部付近を表面及び裏
面から挟むことによりマスクブランクに固定されるクラ
ンプと、前記上部クランプ片に隣接し、かつ前記下部ク
ランプ片に対向して揺動可能に取り付けられ、バネによ
りマスクブランクの縁部の表面側の面取り部に食い込む
様に配置されたナイフエッジと、を備えたことを特徴と
する。
【0009】本発明のマスクブランク導通機構では、マ
スクブランクの端面付近を上部及び下部クランプ片によ
って挟み込むとともに、下部クランプ片に対向するナイ
フエッジがマスクブランクの縁部の表面側の面取り部に
食い込んで、アースが取られる様になっているので、ア
ースを接触させる際の力によって、マスクブランクに撓
みを生じさせることはない。
【0010】また、ナイフエッジを上部クランプ片とナ
イフエッジとの間に設けたバネにより、面取り部に食い
込む付勢力を与えるようにすれば、マスクブランクの厚
さが変化しても、食い込み力をほぼ一定にすることがで
きる。
【0011】また、前記クランプを、マスクブランクの
表面に平行な面内で旋回可能な旋回アームの先端に接続
することによって、マスクブランクをマスクホルダにセ
ットする際、前記クランプをマスクブランクの端部の外
側に逃がしておくことができるので、マスクブランクを
上方からマスクホルダに近付けることが可能になり、作
業性が向上するとともに、マスクブランクの裏面を傷付
ける危険を減らすことができる。この場合には、マスク
ブランクの表面に垂直な方向の旋回軸を、マスクブラン
クがセットされるマスクホルダで支持して、この旋回軸
に前記旋回アームの基部を取り付ける。
【0012】また、前記クランプを、マスクブランクの
表面に垂直な方向の軸を介して前記旋回アームの先端部
に取り付けて、マスクブランクの表面に対して垂直方向
の位置の調整が可能な様に構成すれば、マスクブランク
の厚みのバラツキに起因してマスクブランクに変形が生
ずることを防止することができる。なお、前記クランプ
を、前記アームの先端部に対して着脱可能に構成すれ
ば、マスクブランクのサイズの変化に応じて前記クラン
プを交換することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
から図6を用いて説明する。図1は、本発明に基くマス
クブランク導通機構を備えた電子ビーム描画装置の試料
ステージの平面図であり、図2は、図1のA−A部断面
図である。図中、10は試料ステージ、20はマスクホ
ルダ、1はマスクブランク、11はマスクブランク1を
所定高さに支持するための高さ基準部材、30は本発明
に基くマスクブランク導通機構を表す。
【0014】マスクブランク1は、マスクホルダ20に
セットされ、マスクホルダ20は、試料ステージ10の
上にセットされる。マスクブランク1は、試料ステージ
10に隣接して配置されたマスクセット位置(図示せ
ず)において、後述する様にマスクホルダ20にセット
され、試料ステージ10の上に搬入される。
【0015】試料ステージ10の上面には、複数の高さ
基準部材11が配列されている。これらの高さ基準部材
11は、マスクホルダ20に設けられたスリット状の開
口部21を貫通して、マスクブランク1の下面に接触
し、マスクブランク1を支持する。なお、この例では、
高さ基準部材11としてピン形状の部材を用いている
が、マスクブランクの裏面を支持するものであれば、他
の形状でもかまわない。この他、マスクホルダ20に
は、マスクブランク1をセットする際のガイドを兼ねた
ローラ状の支持部材22が配置されている。
【0016】また、マスクホルダ20の表面の、マスク
ブランク1の端面に該当する位置には、マスクブランク
1をマスクホルダ20の表面に平行な面上の所定位置に
位置決めする3本の基準ピン23、24、25と、マス
クブランク1をこれらの基準ピン23、24、25に対
して押し付ける一対のクランパ26とが配置されてい
る。更に、マスクホルダ20の表面の、マスクブランク
1の端面近傍に該当する位置には、本発明に基くマスク
ブランク導通機構30が取り付けられている。
【0017】図3及び図4に、このマスクブランク導通
機構30の拡大図を示す。図3は平面図であり、図4は
図3のB−B部断面図である。図3及び図4に示す様
に、このマスクブランク導通機構30は、旋回アーム3
2、下部クランプ片37A及び上部クランプ片37Bか
らなるクランプ31、及びナイフエッジ38などにより
構成されている。
【0018】旋回アーム32の基部は、マスクホルダ2
0の上面に平行な横軸33を介して、マスクホルダ20
の上面に垂直な旋回軸34に取り付けられ、この旋回軸
34は、マスクホルダ20に設けられた軸受に支持され
ている。これにより、旋回アーム32は、マスクホルダ
20の上面に垂直な面内及びマスクホルダ20の上面に
平行な面内で、旋回可能である。
【0019】旋回アーム32の先端部には、軸35を介
して、クランプ31が上下移動及び回転自在に取り付け
られている。更に、旋回アーム32の先端部には、軸3
5の抜け止めネジ35Aが設けられ、この抜け止めネジ
35Aを緩めることにより、クランプ31をアーム32
の先端部から取り外して、交換できる様になっている。
【0020】旋回アーム32を、旋回量規制手段(図示
せず)により制限された範囲内で、マスクホルダ20の
上面に平行な面内で旋回させることによって、図3の中
で、それぞれ実線及び二点鎖線で示される様に、クラン
プ31がマスクブランク1の縁部の外側に逃げる待機位
置と、クランプ31の先端部分がマスクブランク1の端
部に所定量入り込む作動位置とに、交互に切替え可能な
様になっている。
【0021】次に、クランプ31及びナイフエッジ38
の構造について説明する。下部クランプ片37Aの上側
には、マスクブランク1の縁部に平行な軸36が取り付
けられ、軸36の後方(マスクブランク1の縁部から離
れる方向、図4において左方)には、同様にマスクブラ
ンク1の縁部に平行な軸39が取り付けられている。上
部クランプ片37B、及び上部クランプ片37Bの左右
に配置された2つのナイフエッジ38は、この軸36を
介してそれぞれ下部クランプ片37Aに対向するよう
に、下部クランプ片37Aに取り付けられており、軸3
6を支点にして上下方向に揺動可能である。更に、上部
クランプ片37Bは、軸39に係合されたネジリバネ4
0により、クランプの先端側を閉じる方向の付勢力が与
えられるとともに、上部クランプ片37Bの下側に一体
的に設けられたストッパ部41により、図4に示す様
に、閉じ限界位置が規制されるようになっている。
【0022】また、ナイフエッジ38は、軸36に係合
され、両端をナイフエッジ38と上部クランプ片37B
に、それぞれ係止されたネジリバネ42により、クラン
プ31の先端側を閉じる方向と同じ方向(図4において
時計回り方向)の付勢力が与えられている。また、この
付勢力によるナイフエッジ38の回転は、ナイフエッジ
38に設けられたストッパ部43が上部クランプ片37
Bに当接することにより規制される。なお、このネジリ
バネ42の付勢力は、上部クランプ片37Bのネジリバ
ネ40の付勢力よりも小さく設定されている。
【0023】図5及び図6に示したクランプ部分の断面
図を用いて、このマスクブランク導通機構の使い方につ
いて説明する。なお、図5は、クランプ31によって、
マスクブランク1の縁部を挟み込む直前の状態、図6
は、クランプ31によって、マスクブランク1の縁部を
挟み込んで、ナイフエッジ38を同縁部の面取り部1a
に食い込ませて、アースを接続した状態を表す。図中、
10は試料ステージ、20はマスクホルダ、1はマスク
ブランク、2はマスクブランク表面に施されたクロム蒸
着膜、3はクロム蒸着膜の上に施されたレジスト膜を表
す。
【0024】先ず、試料ステージ10に隣接したマスク
ブランクセット位置(図示せず)に於いて、マスクホル
ダ20のクランパ26(図1)をアンクランプ位置にセ
ットし、且つ、マスクブランク導通機構30を図3中の
実線で示される待機位置とした状態で、マスクブランク
1をローラ状の支持部材22上に置く。次いで、クラン
パ26をクランプ位置に切り換えて、マスクブランク1
を基準ピン23、24、25に対して押し付けた状態で
保持する。
【0025】次に、上部クランプ片37Bの元端側(図
4において左端側)を上から押圧して、上部クランプ片
37Bの先端側をネジリバネ40に抗して開く。この上
部クランプ片37Bの動きに伴って、ナイフエッジ38
はその先端側を開く方向(図4において反時計回り方
向)に動く。この様に、上部クランプ片37B及びナイ
フエッジ38の先端側が開いた状態にして、クランプ3
1を、図3中で二点鎖線で示される作動位置まで移動さ
せる。図5は、この時の状態を示している。
【0026】この位置において、上部クランプ片37B
の先端を解放する方向の力を弱め、ネジリバネ40の付
勢力によって、上部クランプ片37Bの先端を静かに閉
じる。この上部クランプ片37Bの動きに伴って、ナイ
フエッジ38はその先端側を閉じる方向(図4において
時計回り方向)に動いて、ナイフエッジ38がマスクブ
ランク1の縁部に接触する。更に、上部クランプ片37
Bを閉じると、ナイフエッジ38は、ネジリバネ42の
付勢力を受けて、マスクブランク1の縁部の上面側の面
取り部1aに食い込む。この時、下部クランプ片37A
の先端部分は、マスクブランク1の下面側に当接して、
ナイフエッジ38による押し付け力を受け止める。
【0027】更に、上部クランプ片37Bを閉じること
により、ナイフエッジ38の押し付け力は増加するが、
これは、上部クランプ片37Bの先端部分がマスクブラ
ンク1の表面に到達するまでであり、ナイフエッジ38
の上部クランプ片37Bに対する相対的な移動量は、マ
スクブランク1の厚さにほとんど影響されず、ほぼ一定
に維持される。従って、マスクブランク1の厚さが多少
変化しても、ナイフエッジ38は、予め設定された所定
の押し付け力でマスクブランク1に押し付けられる。こ
の結果、ナイフエッジ38は、マスクブランク1の表面
に施されたレジスト膜3を突き破ってクロム蒸着膜2に
到達し、このクロム蒸着膜2にアースを導通させる。図
6は、この時の状態を示している。
【0028】上部クランプ片37Bの先端部分がマスク
ブランク1の表面に接触すると、これと下部クランプ片
37Aの先端部分とによりマスクブランク1を把持し
て、クランプ31がマスクブランク1に固定される。こ
の固定力は、ネジリバネ40による付勢力とネジリバネ
42による付勢力とが、上部クランプ片37Bに対して
逆向きに作用するため、両者の付勢力の差で決定され
る。そこで、ネジリバネ40による付勢力は、ネジリバ
ネ42による付勢力との関係から、クランプ31をマス
クブランク1に固定するのに適した把持力が得られるよ
うに設定されている。
【0029】なお、マスクブランク1の厚さが大きく変
わる場合には、上記把持力が適正値から外れると共に、
ナイフエッジ38の接触角度も変化するので、マスクブ
ランク1の厚さに適した寸法に製作された別のクランプ
部分と交換する必要がある。この場合、旋回アーム32
の先端部に取り付けられている抜け止めネジ35Aを緩
めて、下部クランプ片37Aの下に取り付けられた軸3
5を旋回アーム32の先端部から取り外して、クランプ
部分の交換を行う。
【0030】以上の様にして、マスクブランク1をマス
クホルダ20にセットした後、搬送装置(図示せず)を
用いて試料ステージ10の上へ搬送し、図1及び図2に
示した様に、マスクホルダ20と試料ステージ10の上
に配列された高さ基準部材11とが干渉しない様にし
て、マスクホルダ20を試料ステージ10上の所定位置
に降ろす。この時、マスクホルダ20の支持部材22に
よって支持されていたマスクブランク1は、スリット状
の開口部21を通して突き出て来る高さ基準部材11に
よって、図6に示す様に、僅かに押し上げられ、それ以
降、この高さ基準部材11によって支持される。この
時、マスクブランク導通機構30は、軸35の摺動によ
り下部クランプ片37Aが旋回アーム32の先端部に対
して高さ方向に移動するか、あるいは旋回アーム32が
横軸33により上方へ僅かに旋回することによってマス
クブランク1とともに高さ方向に移動する。
【0031】以上の例では、マスクホルダ20にセット
されたマスクブランク1が、試料ステージ10上に配置
された基準部材11によって、マスクホルダ20の上面
から僅かに持ち上げられた状態で、試料ステージ10の
上にセットされる方式のマスクホルダを例に取って、こ
の様なマスクホルダ20にマスクブランク導通機構30
を取り付ける例を示したが、マスクホルダにセットされ
たマスクブランク1が、マスクホルダ上に固定されてマ
スクホルダから持ち上げられない方式のマスクホルダの
場合には、クランプ31を上下移動可能に取り付ける必
要はない。また、マスクブランク1をマスクホルダの上
面と平行に移動させてマスクホルダにセットする方式の
マスクホルダの場合には、クランプ31を待機位置へ移
動させる必要はなく、作動位置に固定的に配置してもよ
い。
【0032】また、マスクホルダを使用しない場合に
は、マスクブランク導通機構30を試料ステージ10の
上に直接、取り付けてもよい。更に、以上では、マスク
ブランク1の厚さが多少変化しても、ナイフエッジ38
の押し付け力がほぼ一定に保たれる様に、ナイフエッジ
38と上部クランプ37Bとの間にネジリバネ42を取
り付ける例を示したが、ネジリバネ42は下部クランプ
片37Aとナイフエッジ38との間で付勢力を生じさせ
る様に取り付けてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明のマスクブランク導通機構は、マ
スクブランクにアースを接続するためのナイフエッジ
を、上部クランプ片に隣接して下部クランプ片に対向す
るように配置し、クランプでマスクブランクの縁部を把
持するとともに、ナイフエッジがマスクブランクの縁部
の表面側の面取り部に食い込む様に構成した結果、マス
クブランクにアースを接続させる力に起因して生ずるマ
スクブランクの撓みを大幅に減少させることができ、マ
スクブランクに形成されるマスクパターンの精度向上に
効果がある。
【0034】また、ナイフエッジを上部クランプ片とナ
イフエッジとの間に設けたバネによって付勢力を与える
ようにしたため、マスクブランクの厚さが変化しても食
い込み力をほぼ所定の値に設定することができ、的確な
アース接続が可能となった。
【0035】また、上記のクランプを旋回アームを介し
てマスクホルダに取り付けるとともに、この旋回アーム
をマスクホルダの表面に垂直な軸の回りに回転可能な様
に構成した結果、マスクホルダにマスクブランクにセッ
トする際、マスクブランクをマスクホルダの上で滑らせ
ることなく、マスクホルダの上方からマスクホルダにセ
ットすることが可能になるので、マスクブランクを傷つ
ける危険が減少し、同時に、発塵の原因を除去すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基くマスクブランク導通機構を備えた
電子ビーム描画装置の試料ステージの平面図。
【図2】図1のA−A部断面図。
【図3】本発明に基くマスクブランク導通機構を拡大し
た平面図。
【図4】図3のB−B部断面図。
【図5】マスクブランク導通機構の動作を示すクランプ
部分の断面図。
【図6】マスクブランク導通機構の動作を示すクランプ
部分の断面図。
【符号の説明】
1・・・マスクブランク、1a・・・面取り部、2・・
・クロム蒸着膜、3・・・レジスト膜、10・・・試料
ステージ、11・・・高さ基準部材、20・・・マスク
ホルダ、21・・・スリット状の開口部、22・・・ロ
ーラ状の支持部材、23、24、25・・・基準ピン、
26・・・クランパ、30・・・マスクブランク導通機
構、31・・・クランプ、32・・・旋回アーム、33
・・・横軸、34・・・旋回軸、35・・・軸、35A
・・・抜け止めネジ、36・・・軸、37A・・・下部
クランプ片、37B・・・上部クランプ片、38・・・
ナイフエッジ、39・・・軸、40・・・ネジリバネ、
41・・・ストッパ部、42・・・ネジリバネ、43・
・・ストッパ部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクブランクを電子ビーム描画装置の
    試料ステージにセットする際に、マスクブランクの表面
    側に形成された金属薄膜蒸着面にアースを接続するマス
    クブランク導通機構において、 上部クランプ片と下部クランプ片とを備え、マスクブラ
    ンクの縁部付近を表面及び裏面から挟むことによりマス
    クブランクに固定されるクランプと、 前記上部クランプ片に隣接し、かつ前記下部クランプ片
    に対向して揺動可能に取り付けられ、バネによりマスク
    ブランクの縁部の表面側の面取り部に食い込む様に配置
    されたナイフエッジと、 を備えたことを特徴とするマスクブランク導通機構。
  2. 【請求項2】 前記ナイフエッジは、前記上部クランプ
    片と前記ナイフエッジとの間に設けられたバネにより、
    前記面取り部に食い込む付勢力を与えられるように構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のマスクブ
    ランク導通機構。
  3. 【請求項3】 前記マスクブランク導通機構は、 マスクブランクを保持するマスクホルダに支持され、マ
    スクブランクの表面に垂直な方向の旋回軸と、 この旋回軸にその基部が取り付けられ、マスクブランク
    の表面に平行な面内で旋回可能な旋回アームとを備え、 前記クランプは、この旋回アームの先端部に取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載のマスクブラ
    ンク導通機構。
  4. 【請求項4】 前記クランプは、マスクブランクの表面
    に垂直な方向の軸を備え、この軸を介して前記旋回アー
    ムの先端部に取り付けられ、マスクブランクの表面に対
    して垂直方向の位置調整が可能であることを特徴とする
    請求項3に記載のマスクブランク導通機構。
  5. 【請求項5】 前記クランプは、前記旋回アームの先端
    部に対して着脱可能であることを特徴とする請求項4に
    記載のマスクブランク導通機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049910A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Schott Ag フォトリトグラフィー処理用マスクブランクの製造方法及びマスクブランク
JP2007266361A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Nuflare Technology Inc 基板のアース機構及び荷電粒子ビーム描画装置

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