JPH09307364A - 同調増幅器 - Google Patents

同調増幅器

Info

Publication number
JPH09307364A
JPH09307364A JP14102896A JP14102896A JPH09307364A JP H09307364 A JPH09307364 A JP H09307364A JP 14102896 A JP14102896 A JP 14102896A JP 14102896 A JP14102896 A JP 14102896A JP H09307364 A JPH09307364 A JP H09307364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase shift
circuit
amplifier
resistor
tuning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14102896A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Okamoto
明 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP14102896A priority Critical patent/JPH09307364A/ja
Publication of JPH09307364A publication Critical patent/JPH09307364A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積化に適しており、同調周波数、同調周波
数における利得、最大減衰量を互いに干渉しあうことな
く調整することができる同調増幅器を提供する。 【解決手段】 出力が入力側に帰還されたオペアンプを
含む移相回路110Cおよび130Cを縦続接続する。
後段の移相回路130Cの出力は帰還抵抗170を介し
て前段の移相回路110Cの入力側に帰還される。前段
の移相回路110Cの内部には時定数が変更可能なCR
回路が設けられ、この時定数を変更することで同調周波
数が可変される。後段の移相回路130C内のオペアン
プ132の非反転入力端子には入力抵抗174を介して
入力信号が入力され、入力信号に含まれる所定の周波数
成分の信号が所定の増幅度で増幅されて移相回路130
Cから出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集積化が容易な
同調増幅器に関し、特に、同調周波数と最大減衰量とを
互いに干渉することなく、任意に調整し得る同調増幅器
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から、能動素子およびリアクタンス素子を使用した各種
の同調増幅器が提案され実用化されている。
【0003】例えばLC共振を利用した従来の同調増幅
器は、同調周波数を調整するとLC回路に依存するQと
利得が変化し、最大減衰量を調整すると同調周波数が変
化し、最大減衰量を調整すると同調周波数における利得
が変化するという特徴を有する。したがって、従来の同
調増幅器においては、同調周波数、同調周波数における
利得、最大減衰量C1、C2を互いに干渉しあうことな
く調整することは極めて困難であった。また、同調周波
数および最大減衰量を調整し得る同調増幅器を集積回路
によって形成することは困難であった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は集積化に適しており、同調周
波数、同調周波数における利得、最大減衰量を互いに干
渉しあうことなく調整することができ、特に同調周波数
を可変したときに出力振幅の変化を抑えることができる
同調増幅器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の同調増幅器は、出力が入力側に帰還
された差動増幅器をそれぞれ含む全域通過型の2つの移
相回路を縦続接続し、いずれかの差動増幅器の反転入力
端子あるいは非反転入力端子に入力信号を入力する。差
動増幅器の出力は入力側に帰還されているため、非反転
入力端子あるいは反転入力端子に入力された入力信号に
含まれる所定の周波数成分の信号は所定の増幅度で増幅
されて同調信号として取り出される。
【0006】請求項2の同調増幅器内部の少なくとも一
方の移相回路は、直列回路を構成するリアクタンス素子
と第3の抵抗との接続部を差動増幅器の非反転入力端子
に接続し、他方の移相回路の出力を第1の抵抗を介して
差動増幅器の反転入力端子に入力するとともに、差動増
幅器の反転入力端子と出力端子との間に第2の抵抗を接
続するため、直列回路の時定数を変えることで、同調周
波数を任意に変更できる。また、第1および第2の抵抗
の抵抗比を調整することで、容易に移相回路の利得を1
より大きくすることができる。
【0007】請求項3の同調増幅器内部の少なくとも一
方の移相回路は、差動増幅器の出力端子に第1の分圧回
路を接続し、この第1の分圧回路を介して他方の移相回
路の出力を差動増幅器の入力側に帰還させるため、第1
および第2の抵抗の抵抗比を1に設定しても、移相回路
の利得を1以上に設定できる。
【0008】請求項4の同調増幅器内部の少なくとも一
方の移相回路は、差動増幅器の反転入力端子に接続され
他方端が接地された第3の抵抗を設けるため、第1の抵
抗と第2の抵抗の抵抗比を1以外に設定しても、同調出
力の振幅変動を抑制できる。
【0009】請求項5の同調増幅器は、2つの移相回路
内の直列回路を構成する抵抗の少なくとも一方を可変抵
抗により形成するため、この可変抵抗の抵抗値を変える
ことで直列回路の時定数を任意に変更でき、同調周波数
を簡易に調整できる。
【0010】請求項6の同調増幅器は、縦続接続された
2つの移相回路によって形成される閉ループの一部に非
反転回路を挿入するため、移相回路を通過することによ
って損失が生じても非反転回路で利得を稼ぐことができ
る。
【0011】請求項7の同調増幅器は、縦続接続された
2つの移相回路によって形成される閉ループの一部に位
相反転回路を挿入するため、移相回路を通過することに
よって損失が生じても位相反転回路で利得を稼ぐことが
できる。
【0012】請求項8の同調増幅器は、2つの移相回路
によって形成される閉ループの一部に第2の分圧回路を
接続し、第2の分圧回路に入力される交流信号を同調信
号として出力するため、第2の分圧回路の分圧比に応じ
て同調信号を増幅して出力できる。
【0013】請求項9の同調増幅器は、入力インピーダ
ンス素子を介して入力信号を入力し、帰還インピーダン
ス素子を介して帰還信号を入力するため、例えば入力イ
ンピーダンス素子と帰還インピーダンス素子とのインピ
ーダンス比を変えることにより、同調帯域幅の変更が可
能となる。
【0014】請求項10の同調増幅器は、縦続接続され
た2つの移相回路によって形成される閉ループの一部に
トランジスタによるホロワ回路を挿入するため、入力イ
ンピーダンスに起因する損失の発生を抑制できる。
【0015】請求項11の同調増幅器は、差動増幅器と
して演算増幅器を用いるため、同調動作を安定させるこ
とができる。
【0016】請求項12の同調増幅器は、構成部品を半
導体基板上に一体形成するため、同調増幅器全体を例え
ば1チップに収めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る同調増幅器の
一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明
する。
【0018】〔第1の実施形態〕図1は、同調増幅器の
第1の実施形態の構成を示す回路図である。同図に示す
同調増幅器1は、2つの移相回路110C、130C
と、帰還抵抗170とを含んで構成されている。移相回
路110C、130Cはそれぞれ、入力される交流信号
の位相を所定量ずつシフトさせるものであり、2つの移
相回路110C、130Cを合わせた位相シフト量は所
定の周波数において360°に設定される。
【0019】前段の移相回路110Cは、キャパシタ1
14と、可変抵抗116と、抵抗118、120、12
1、123とを含んで構成されている。オペアンプ11
2の反転入力端子には、抵抗118を介して後段の移相
回路130Cからの帰還信号が入力され、オペアンプ1
12の非反転入力端子には、キャパシタ114および可
変抵抗116からなるCR回路が接続されている。オペ
アンプ112の出力端には、抵抗121および抵抗12
3からなる分圧回路が接続され、分圧回路の分圧出力端
とオペアンプ112の反転入力端子との間には抵抗12
0が接続されている。また、抵抗118と抵抗120の
抵抗値は同じに設定されている。
【0020】このような構成を有する前段の移相回路1
10Cの伝達関数K1 は、 K1 =−a1 (1−T1 s)/(1+T1 s) ・・・(1) となる。T1 は可変抵抗116とキャパシタ114から
なるCR回路の時定数、s=jω、a1 は移相回路11
0Cの利得であってa1 =(1+R21/R23)>1であ
る。ただし、R21は抵抗121の抵抗値、R23は抵抗1
23の抵抗値である。
【0021】(1)式から明らかなように、移相回路1
10Cは全域通過回路であり、その出力電圧Eo の振幅
は周波数に関係なく一定であって、位相シフト量φ1 は
入力信号の周波数に応じて180°から360°まで変
化する。また、移相回路110Cは、R21およびR23の
値を調整することにより1より大きな利得を得ることが
できる。
【0022】一方、図1に示す後段の移相回路130C
は、オペアンプ132と、キャパシタ134および抵抗
136からなるCR回路と、抵抗141および抵抗14
3からなる分圧回路と、抵抗138と、抵抗140とを
含んで構成されている。移相回路130Cは、キャパシ
タ134と抵抗136の接続の仕方が移相回路110C
と反対である点と、オペアンプ132の非反転入力端子
に入力抵抗174を介して入力信号が入力される点を除
いて移相回路110Cの構成と同じであり、抵抗138
と抵抗140の各抵抗値は同じに設定されている。
【0023】このような構成を有する後段の移相回路1
30Cにおいて、入力抵抗174を省略した場合の伝達
関数K2 は、 K2 =a2 (1−T2 s)/(1+T2 s) ・・・(2) となる。T2 はキャパシタ134と抵抗136からなる
CR回路の時定数、s=jω、a2 は移相回路130C
の利得であってa2 =(1+R41/R43)>1である。
ただし、R41は抵抗141の抵抗値、R43は抵抗143
の抵抗値である。
【0024】(2)式から明らかなように、移相回路1
30Cは全域通過回路であり、その出力電圧Eo の振幅
は周波数に関係なく一定であって、位相シフト量φ2 は
入力信号の周波数に応じて0°から180°まで変化す
る。また、移相回路130Cは、R41およびR43の値を
調整することにより1より大きな利得を得ることができ
る。
【0025】さらに、移相回路130C内のオペアンプ
132の非反転入力端子には入力抵抗174を介して入
力信号が入力されており、またオペアンプ132の出力
は抵抗140を介して入力側に帰還されているため、移
相回路130Cは入力信号に含まれる所定の周波数成分
のみを所定の増幅度で増幅することができる。
【0026】このようにして、2つの移相回路110
C、130Cのそれぞれにおいて位相が所定量シフトさ
れ、2つの移相回路110C、130Cを合わせた位相
シフト量は所定の周波数において360°となる。した
がって、2つの移相回路110C、130Cを含んで形
成される閉ループのループゲインを1以下に設定するこ
とにより、上述した所定の周波数で同調増幅器1Aは同
調動作を行う。
【0027】図2は、同調増幅器1の出力端子192か
ら出力される同調信号の波形を示す図であり、シミュレ
ーションによる同調特性を示している。同図に示すよう
に、同調周波数での利得は0dBを越えており、図1に
示す同調増幅器1が同調動作を行うとともに、信号振幅
の増幅作用を有することがわかる。
【0028】このように、図1に示す同調増幅器は、2
つの移相回路110Cおよび130Cを縦続接続して位
相シフト量の合計が所定の周波数において360°にな
るようにし、かつ入力信号を後段の移相回路130C内
のオペアンプ132の非反転入力端子に直接入力するた
め、入力信号の中から所定の周波数成分のみを抽出する
同調動作とともに、抽出された信号成分を所定の増幅度
で増幅して出力することができる。特に、同調増幅器1
自体で同調と同時に増幅を行うことができれば、例えば
受信機等に用いた場合に後段に接続する増幅回路を削減
あるいは簡略化することができる。
【0029】また、図1に示す同調増幅器1は、移相回
路110C内の抵抗118と抵抗120の抵抗値を同じ
値に設定するとともに、移相回路130C内の抵抗13
8と抵抗140の抵抗値を同じ値に設定するため、同調
周波数を変えても振幅が変動することはなく、ほぼ一定
の振幅を有する同調信号が得られる。
【0030】また、同調増幅器1は、オペアンプ、キャ
パシタおよび抵抗を組み合わせて構成しており、すべて
の構成素子を半導体基板上に形成することができる。
【0031】なお、図1では、帰還抵抗170と入力抵
抗174の抵抗値を固定にしているが、少なくとも一方
の抵抗を可変抵抗に置き換えて、帰還抵抗170と入力
抵抗174の抵抗比nを変更できるようにしてもよい。
これにより、同調増幅器1から出力される同調信号のQ
を調整できる。
【0032】なお、移相回路110Cと移相回路130
Cを縦続接続する際には、各移相回路内のオペアンプ1
12あるいは132の出力端に接続された分圧回路のう
ち、いずれか一方の分圧回路を省略し、あるいは分圧比
を1に設定してもよい。
【0033】また、図1に示す同調増幅器1では、後段
の移相回路130C内のオペアンプ132の非反転入力
端子に入力抵抗174を介して入力信号を注入している
が、入力信号の注入箇所はオペアンプ132の非反転入
力端子に限定されず、前段の移相回路110C内のオペ
アンプ112の反転入力端子あるいは非反転入力端子、
あるいは後段の移相回路130C内のオペアンプ132
の反転入力端子でもよい。これらのいずれに入力信号を
注入する場合でも、オペアンプ112あるいは132の
出力が入力側に帰還されていることから、入力信号に含
まれる所定の周波数成分の信号を所定の増幅度で増幅し
て出力できる。
【0034】〔第2の実施形態〕図1に示した同調増幅
器1は、移相回路110Cおよび130Cの内部にそれ
ぞれCR回路を含んでいるが、CR回路の代わりにLR
回路を含む移相回路を用いて同調増幅器を構成してもよ
い。
【0035】図3はLR回路を含む移相回路の構成を示
す回路図であり、図1に示した同調増幅器1の前段の移
相回路110Cと置き換え可能な構成が示されている。
同図に示す移相回路110Lは、図1に示した移相回路
110C内のキャパシタ114と可変抵抗116からな
るCR回路を、可変抵抗116とインダクタ117から
なるLR回路に置き換えたものである。その他の構成は
移相回路110Cと同じであり、移相回路110Lの伝
達関数および位相シフト量も移相回路110Cと同じで
ある。
【0036】図4は、LR回路を含む移相回路の他の構
成を示す回路図であり、図1に示した同調増幅器1の後
段の移相回路130Cと置き換え可能な構成が示されて
いる。同図に示す移相回路130Lは、図1に示した移
相回路130C内のキャパシタ134と抵抗136から
なるCR回路を、抵抗136とインダクタ137からな
るLR回路に置き換えたものである。その他の構成は移
相回路130Cと同じであり、移相回路130Lの伝達
関数および位相シフト量も移相回路130Cと同じであ
る。
【0037】このように、図3に示す移相回路110L
は図1に示す移相回路110Cに等価であり、図4に示
す移相回路130Lは図1に示す移相回路130Cと等
価であるため、図1および図3に示した移相回路110
C、130Cのいずれか一方、あるいは両方を移相回路
110L、移相回路130Lに置き換えることができ
る。移相回路110C、130Cの両方を移相回路11
0L、130Lに置き換えた場合には、同調増幅器全体
を集積化することにより、同調周波数の高周波化が容易
になる。
【0038】また、2つの移相回路110C、130C
のいずれか一方のみを移相回路110Lあるいは130
Lに置き換えた場合であって、LR回路を構成するイン
ダクタを含めて、あるいはこのインダクタを除く同調増
幅器全体を集積化した場合には、温度変化による同調周
波数の変動を防止する、いわゆる温度補償が可能とな
る。
【0039】〔第3の実施形態〕図5は、同調増幅器の
第3の実施形態を示す回路図である。同図に示す同調増
幅器1A内部の前段の移相回路210Cは、オペアンプ
112の出力を分圧回路を介さずに前段側に帰還させて
いる点と、抵抗118′の抵抗値よりも抵抗120′の
抵抗値を大きく設定した点と、オペアンプ112の反転
入力端子に一端が接地された抵抗119を接続した点で
図1に示す移相回路110Cと異なり、伝達関数および
位相シフト量は移相回路110Cと基本的に同じであ
る。移相回路210Cは、抵抗118′よりも抵抗12
0′の抵抗値を大きく設定しているため、移相回路21
0C内部に分圧回路がなくても十分な利得を得ることが
できる。
【0040】同様に、後段の移相回路230Cは、オペ
アンプ132の出力を分圧回路を介さずに前段側に帰還
させている点と、抵抗138′の抵抗値よりも抵抗14
0′の抵抗値を大きく設定している点と、オペアンプ1
32の反転入力端子に一端が接地された抵抗139を接
続した点で図1に示す移相回路130Cと異なり、入力
抵抗174を省略した場合の伝達関数と位相シフト量は
移相回路130Cと基本的に同じである。移相回路23
0Cは、抵抗138′よりも抵抗140′の抵抗値を大
きく設定しているため、移相回路230C内部に分圧回
路がなくても十分な利得を得ることができる。
【0041】抵抗119と抵抗139は、移相回路21
0Cおよび230Cの利得の変動を抑えるために設けら
れており、抵抗119および139の抵抗値Rは、
(3)式に従って設定するのが望ましい。ただし、
(3)式では、抵抗118′あるいは抵抗138′の抵
抗値をr、抵抗120′あるいは抵抗140′の抵抗値
をmrとしている。
【0042】 R=mr/(m−1) ・・・(3) なお、図5に示した同調増幅器1Aは、2つの移相回路
210C、230Cのそれぞれに抵抗119あるいは1
39を接続することにより、同調周波数を可変したとき
の振幅変動を防止したが、上述した抵抗119、139
を取り除いて同調増幅器を構成することもできる。ある
いは、抵抗119あるいは139の一方のみを取り除い
て同調増幅器を構成してもよい。
【0043】また、図5に示す同調増幅器1Aでは、後
段の移相回路130C内のオペアンプ132の非反転入
力端子に入力抵抗174を介して入力信号を注入してい
るが、入力信号の注入箇所はオペアンプ132の非反転
入力端子に限定されず、前段の移相回路110C内のオ
ペアンプ112の反転入力端子あるいは非反転入力端
子、あるいは後段の移相回路130C内のオペアンプ1
32の反転入力端子でもよい。これらのいずれに入力信
号を注入する場合でも、オペアンプ112あるいは13
2の出力が入力側に帰還されていることから、入力信号
に含まれる所定の周波数成分の信号を所定の増幅度で増
幅して出力できる。
【0044】〔第4の実施形態〕図5に示す同調増幅器
1Aでは、各移相回路の内部にCR回路を含む例を説明
したが、CR回路の代わりにLR回路を内部に含む移相
回路を用いて同調増幅器を構成してもよい。
【0045】図6は、LR回路を含む移相回路の構成を
示す回路図であり、図5に示した同調増幅器1Aの前段
の移相回路210Cと置き換え可能な構成が示されてい
る。同図に示す移相回路210Lは、図5に示した前段
の移相回路210C内のキャパシタ114と可変抵抗1
16からなるCR回路を、可変抵抗116とインダクタ
117からなるLR回路に置き換えたものである。その
他の構成は移相回路210Cと同じであり、移相回路2
10Lの伝達関数および位相シフト量も移相回路210
Cと同じである。
【0046】一方、図7はLR回路を含む移相回路の他
の構成を示す回路図であり、図1に示した同調増幅器1
Aの後段の移相回路230Cと置き換え可能な構成が示
されている。同図に示す移相回路230Lは、図5に示
した後段の移相回路230C内の抵抗136とキャパシ
タ134からなるCR回路を、インダクタ137と抵抗
136からなるLR回路に置き換えたものである。その
他の構成は移相回路230Cと同じであり、移相回路2
30Lの伝達関数および位相シフト量も移相回路230
Cと同じである。
【0047】このように、図6に示す移相回路210L
は図5に示す移相回路210Cと等価であり、図7に示
す移相回路230Lは図5に示す移相回路230Cと等
価であるため、図5に示した2つの移相回路210C、
230Cのいずれか一方、あるいは両方を移相回路21
0L、230Lに置き換えることができる。
【0048】移相回路210C、230Cの両方を移相
回路210L、230Lに置き換えた場合には、同調増
幅器全体を集積化することにより同調周波数の高周波化
が容易となる。また、2つの移相回路210C、230
Cのいずれか一方を移相回路210Lあるいは230L
に置き換えた場合には、温度変化に対する同調周波数の
変動を抑制することができる。
【0049】〔第5の実施形態〕上述した同調増幅器の
第1〜第4の実施形態において、2つの移相回路を縦続
接続して形成される閉ループの一部にトランジスタによ
るホロワ回路を接続してもよい。
【0050】図8は、同調増幅器の第5の実施形態の構
成を示す回路図である。同図に示す同調増幅器1Bは、
図1に示した同調増幅器1内部の移相回路110Cの前
段側にトランジスタによるホロワ回路50を挿入したも
のである。
【0051】このホロワ回路50は、ドレインが正電源
Vddに、ソースが抵抗54を介して負電源Vssにそれぞ
れ接続されたFET52を含んで構成されている。な
お、ホロワ回路50は、図8に示すようなソースホロワ
回路で形成する他に、エミッタホロワ回路で形成しても
よい。
【0052】このように、縦続接続された2つの移相回
路の前段側にトランジスタによるホロワ回路50を縦続
接続すれば、前段の移相回路の入力インピーダンスに起
因する損失を低減することができることから、図1等に
示した同調増幅器1等と比較して、帰還抵抗170の抵
抗値を大きくすることができる。特に、同調増幅器1B
等を半導体基板上に集積化する場合には、帰還抵抗17
0等の抵抗値を小さくするには素子の占有面積を大きく
しなければならないため、ホロワ回路50を接続して帰
還抵抗170等の抵抗値をある程度大きくするのが望ま
しい。
【0053】また、図8に示す同調増幅器1Bでは、後
段の移相回路130C内のオペアンプ132の非反転入
力端子に入力抵抗174を介して入力信号を注入してい
るが、入力信号の注入箇所はオペアンプ132の非反転
入力端子に限定されず、前段の移相回路110C内のオ
ペアンプ112の反転入力端子あるいは非反転入力端
子、あるいは後段の移相回路130C内のオペアンプ1
32の反転入力端子でもよい。これらのいずれに入力信
号を注入する場合でも、オペアンプ112あるいは13
2の出力が入力側に帰還されていることから、入力信号
に含まれる所定の周波数成分の信号を所定の増幅度で増
幅して出力できる。
【0054】〔第6の実施形態〕図1に示した同調増幅
器1では、2つの移相回路110Cと130Cを合わせ
た位相シフト量を360°としているが、縦続接続され
た移相回路110Cと130Cに、位相をシフトさせな
い非反転回路を接続して同調増幅器を構成してもよい。
【0055】図9は、2つの移相回路の前段に非反転回
路150を接続した同調増幅器1Cの構成を示す回路図
である。同図に示す同調増幅器1C内部の移相回路31
0C、330Cは、オペアンプ112あるいは132の
出力端子に分圧回路が接続されていない点を除いて図1
に示した各移相回路110C、130Cと同じ構成を有
しており、伝達関数および位相シフト量も移相回路11
0C、130Cと同じである。ただし、(1)式におい
てa1 =1、(2)式においてa2 =1となる。
【0056】非反転回路150は、非反転入力端子に後
段の移相回路330Cからの帰還信号が入力され反転入
力端子が抵抗154を介して接地されたオペアンプ15
2と、このオペアンプ152の反転入力端子と出力端子
との間に接続された抵抗156とにより構成されてい
る。非反転回路150は、2つの抵抗154、156の
抵抗比によって定まる所定の利得を有する。
【0057】2つの移相回路310C、330Cは利得
がともに1となる。したがって、図9に示す同調増幅器
1Cでは、上述した非反転回路150の利得を1より大
きな値に設定することにより、移相回路310Cの入力
側で生じる損失等を補って所定の同調を行わせている。
【0058】〔第7の実施形態〕上述した各種の同調増
幅器は、2つの移相回路による位相シフト量の合計が3
60°となる周波数で所定の同調動作を行っていたが、
基本的に同じ動作を行う2つの移相回路を組み合わせて
同調増幅器を構成し、2つの移相回路による位相シフト
量の合計が180°となる周波数で所定の同調動作を行
うようにしてもよい。
【0059】図10は同調増幅器の第7の実施形態を示
す回路図である。同図に示す同調増幅器1Dは、図9に
示した後段の移相回路330Cの代わりに、移相回路3
10C内部の可変抵抗116を抵抗値が固定の抵抗に置
き換えた移相回路310C′を接続し、非反転回路15
0の代わりに位相反転回路180を接続している。
【0060】位相反転回路180は、後段の移相回路3
10C′からの帰還信号が抵抗184を介して反転入力
端子に入力されるとともに非反転入力端子が接地された
オペアンプ182と、このオペアンプ182の反転入力
端子と出力端子との間に接続された抵抗186とにより
構成されている。抵抗184を介してオペアンプ182
の反転入力端子に帰還信号が入力されると、オペアンプ
182の出力端子からは位相が反転した逆相の信号が出
力され、この逆相の信号が前段の移相回路310Cに入
力される。また、この位相反転回路180は、2つの抵
抗184、186の抵抗比によって定まる所定の増幅度
を有しており、抵抗184の抵抗値より抵抗186の抵
抗値を大きくすることにより1より大きな利得が得られ
る。
【0061】所定の周波数において、移相回路310C
および310C′によって位相が180°シフトされ、
しかも位相反転回路180によって位相が反転されるた
め、全体として、位相が一巡して位相シフト量が360
°となって所定の同調動作が行われる。
【0062】〔第8の実施形態〕図10に示した同調増
幅器1Dは、2つの移相回路310Cおよび310C′
を縦続接続する例を示したが、図11に示すように、移
相回路330Cと、移相回路330C内部の抵抗136
を可変抵抗135に置き換えた移相回路330C′とを
縦続接続した場合も同調動作を行わせることができる。
【0063】図11に示す同調増幅器1Eでは、所定の
周波数において、2つの移相回路330C′および33
0Cによって位相が180°シフトされ、しかも位相反
転回路180によって位相が反転されるため、全体とし
て、位相が一巡して位相シフト量が360°となって、
所定の同調動作が行われる。
【0064】ところで、図9〜図11に示した同調増幅
器1C、1D、1Eは、いずれも2つの移相回路をCR
回路を含んで構成したが、LR回路を含んで構成するよ
うにしてもよい。例えば、図9に示した同調増幅器1C
において、前段の移相回路310Cを図3に示した移相
回路110Lから分圧回路を省略した移相回路に置き換
えるか、あるいは後段の移相回路330Cを図4に示し
た移相回路130Lから分圧回路を省略した移相回路に
置き換えてもよい。
【0065】また、図9〜図11に示した同調増幅器1
C、1D、1Eでは、後段の移相回路内のオペアンプ1
12あるいは132の非反転入力端子に入力抵抗174
を介して入力信号を注入しているが、入力信号の注入箇
所はオペアンプの非反転入力端子に限定されず、前段の
移相回路内のオペアンプの反転入力端子や非反転入力端
子、あるいは後段の移相回路内のオペアンプの反転入力
端子でもよい。これらのいずれに入力信号を注入する場
合でも、オペアンプ112あるいは132の出力が入力
側に帰還されていることから、入力信号に含まれる所定
の周波数成分の信号を所定の増幅度で増幅して出力でき
る。
【0066】なお、図9〜図11に示した非反転回路1
50や位相反転回路180の接続位置は、前段の移相回
路の前段側に限定されず、各移相回路の間、あるいは後
段の移相回路の後段側に接続してもよい。
【0067】〔第9の実施形態〕上述した各種の同調増
幅器においては、後段の移相回路の出力を直接、帰還抵
抗170を介して前段の移相回路の入力側に帰還させて
いるが、後段の移相回路の出力端に分圧回路を接続し、
この分圧回路の分圧出力を前段の移相回路の入力側に帰
還させて利得を稼いでもよい。
【0068】図12は図1に示した同調増幅器1の変形
例であり、後段の移相回路130Cの後段側に、抵抗1
62と抵抗164からなる分圧回路160を接続し、分
圧回路160の分圧出力を帰還抵抗170を介して前段
の移相回路110Cの入力側に帰還させている。
【0069】同調増幅器1Fは、後段の移相回路130
Cの出力を分圧して前段側に帰還させるとともに、分圧
回路160で分圧する前の移相回路130Cの出力をそ
のまま同調信号として取り出すため、入力信号に含まれ
る所定周波数の信号を分圧回路160の分圧比で定まる
増幅度で増幅することができる。
【0070】図1に示した同調増幅器1のように、後段
の移相回路130Cの出力を分圧することなく前段の移
相回路110Cに帰還させても、所定周波数の入力信号
に対しては所定の増幅度が得られるが、さらに増幅度を
高めたい場合に図12に示す分圧回路160が用いられ
る。
【0071】〔その他の実施形態〕上述した各種の同調
増幅器では、同調周波数の調整を目的として、前段の移
相回路内部に可変抵抗116あるいは136を設けてい
る。この可変抵抗116あるいは136は、具体的に
は、接合型あるいはMOS型の電界効果トランジスタ
(FET)のチャネル抵抗で形成される。可変抵抗11
6あるいは136としてFETのチャネル抵抗を用いた
場合には、FETのゲート電圧を可変に制御すること
で、FETのチャネル抵抗をある範囲で任意に変化させ
て各移相回路における位相シフト量を変えることができ
る。
【0072】また、可変抵抗116や136を1つのF
ET、すなわちpチャネルあるいはnチャネルのFET
によって構成する代わりに、pチャネルのFETとnチ
ャネルのFETとを並列接続して1つの可変抵抗を構成
してもよい。2つのFETを組み合わせて可変抵抗を構
成すれば、FETの非線形領域の改善を行うことができ
るため、同調信号の歪みを軽減できる。
【0073】上述した各種の同調増幅器においては、前
段の移相回路内部のCR回路の時定数を変えることによ
り同調周波数を変更しているが、後段の移相回路内部の
CR回路の時定数を変えてもよい。なお、上述した各種
の同調増幅器では、CR回路を構成する抵抗の抵抗値を
変えることによりCR回路の時定数を変更しているが、
CR回路を構成するキャパシタとして可変容量素子を用
い、この可変容量素子の静電容量を変えることにより時
定数を変更してもよい。具体的には、上述した可変容量
素子を、アノード・カソード間に印加する逆バイアス電
圧が変更可能な可変容量ダイオードや、ゲート電圧によ
ってゲート容量が変更可能なFETによって形成するこ
とができる。なお、上述した可変容量素子に印加する逆
バイアス電圧を可変するには、この可変容量素子と直列
に直流電流阻止用のキャパシタを接続すればよい。
【0074】ところで、上述した各種の同調増幅器は、
オペアンプを用いた移相回路110C等を用いることに
より高い安定度を実現しているが、本実施形態の移相回
路110C等のような使い方をする場合にはオフセット
電圧や電圧利得はそれほど高性能なものが要求されない
ため所定の増幅度を有する差動増幅器を各移相回路内の
オペアンプの代わりに使用するようにしてもよい。
【0075】図13は、オペアンプの構成の中で移相回
路の動作に必要な部分を抽出した回路図であり、全体が
所定の増幅度を有する差動増幅器として動作する。同図
に示す差動増幅器は、FETにより構成された差動入力
段100と、この差動入力段100に定電流を与える定
電流回路102と、定電流回路102に所定のバイアス
電圧を与えるバイアス回路104と、差動入力段100
に接続された出力アンプ106とによって構成されてい
る。同図に示すように、実際のオペアンプに含まれてい
る電圧利得を稼ぐための多段増幅回路を省略して、差動
増幅器の構成を簡略化し、広帯域化を図ることができ
る。
【0076】このように、回路を簡略化することによ
り、動作周波数の上限を高くすることができるため、そ
の分この差動増幅器を用いて構成した同調増幅器1等の
同調周波数の上限を高くすることができる。
【0077】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0078】例えば、上述した同調増幅器1等では、前
段に移相回路110Cや210C等を、後段に移相回路
130Cや230C等をそれぞれ配置したが、2つの移
相回路あるいはこれらに非反転回路150や位相反転回
路180を加えた全体で入出力間の位相シフト量が36
0°になればよいことから、前後を入れ替えて前段に移
相回路130Cや230C等を、後段に移相回路110
Cや210C等をそれぞれ配置して同調増幅器を構成し
てもよい。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、出力が入力側に帰還された差動増幅器をそれぞれ
含む全域通過型の2つの移相回路を縦続接続し、いずれ
かの差動増幅器の反転入力端子あるいは非反転入力端子
に入力信号を入力するため、入力信号に含まれる所定の
周波数成分の信号を所定の増幅度で増幅して出力するこ
とができ、同調周波数を変えても常に安定な同調出力が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同調増幅器の第1の実施形態の構成を示す回路
図である。
【図2】同調増幅器の出力端子から出力される同調信号
の波形を示す図である。
【図3】LR回路を含む移相回路の構成を示す回路図で
ある。
【図4】LR回路を含む移相回路の他の構成を示す回路
図である。
【図5】同調増幅器の第3の実施形態を示す回路図であ
る。
【図6】LR回路を含む移相回路の構成を示す回路図で
ある。
【図7】LR回路を含む移相回路の他の構成を示す回路
図である。
【図8】同調増幅器の第5の実施形態の構成を示す回路
図である。
【図9】2つの移相回路の前段に非反転回路を接続した
同調増幅器の構成を示す回路図である。
【図10】同調増幅器の第7の実施形態の構成を示す回
路図である。
【図11】同調増幅器の第8の実施形態の構成を示す回
路図である。
【図12】同調増幅器の第9の実施形態の構成を示す回
路図である。
【図13】オペアンプの構成の中で移相回路の動作に必
要な部分を抽出した回路図である。
【符号の説明】
1 同調増幅器 110C、130C 同調増幅器 112、132 オペアンプ 170 帰還抵抗 174 入力抵抗

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力が入力側に帰還された差動増幅器を
    それぞれ含む全域通過型の2つの移相回路を備え、 前記2つの移相回路を縦続接続し、後段の移相回路から
    出力された信号を帰還信号として前段の移相回路に入力
    し、いずれかの前記差動増幅器の反転入力端子あるいは
    非反転入力端子に入力信号を入力し、前記2つの移相回
    路のいずれかの出力を同調信号として取り出すことを特
    徴とする同調増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記2つの移相回路の少なくとも一方は、反転入力端子
    に第1の抵抗の一方端が接続され前記第1の抵抗を介し
    て交流信号が入力される差動増幅器と、前記差動増幅器
    の出力端と前記差動増幅器の反転入力端子との間に接続
    された第2の抵抗と、キャパシタあるいはインダクタに
    よるリアクタンス素子と第3の抵抗とで構成され前記第
    1の抵抗の他方端に接続された直列回路とを含み、前記
    第3の抵抗および前記リアクタンス素子の接続部を前記
    差動増幅器の非反転入力端子に接続したことを特徴とす
    る同調増幅器。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記2つの移相回路の少なくとも一方は、反転入力端子
    に第1の抵抗の一方端が接続され前記第1の抵抗を介し
    て交流信号が入力される差動増幅器と、前記差動増幅器
    の出力端子に接続された第1の分圧回路と、前記第1の
    分圧回路の出力端と前記差動増幅器の反転入力端子との
    間に接続された第2の抵抗と、キャパシタあるいはイン
    ダクタによるリアクタンス素子と第3の抵抗とで構成さ
    れ前記第1の抵抗の他方端に接続された直列回路とを含
    み、前記第3の抵抗および前記リアクタンス素子の接続
    部を前記差動増幅器の非反転入力端子に接続したことを
    特徴とする同調増幅器。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記2つの移相回路の少なくとも一方は、反転入力端子
    に第1の抵抗の一方端が接続され前記第1の抵抗を介し
    て交流信号が入力される差動増幅器と、前記差動増幅器
    の反転入力端子と出力端子との間に接続された第2の抵
    抗と、一方端が前記差動増幅器の反転入力端子に接続さ
    れ他方端が接地された第3の抵抗と、キャパシタあるい
    はインダクタによるリアクタンス素子と第4の抵抗とで
    構成され前記第1の抵抗の他方端に接続された直列回路
    とを含み、前記第4の抵抗および前記リアクタンス素子
    の接続部を前記差動増幅器の非反転入力端子に接続した
    ことを特徴とする同調増幅器。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 前記縦続接続された2つの移相回路内の前記直列回路を
    構成する抵抗の少なくとも一方を可変抵抗により形成
    し、前記可変抵抗の抵抗値を変えることで同調周波数を
    可変することを特徴とする同調増幅器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 入力される交流信号の位相を変えずに出力する非反転回
    路を備えており、 前記縦続接続された2つの移相回路の全体により位相シ
    フト量の合計が360°となる周波数近傍の信号のみを
    通過させるように、前記縦続接続された2つの移相回路
    によって形成される帰還ループの一部に前記非反転回路
    を挿入することを特徴とする同調増幅器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 入力される交流信号の位相を反転して出力する位相反転
    回路を備えており、 前記縦続接続された2つの移相回路の全体により位相シ
    フト量の合計が180°となる周波数近傍の信号のみを
    通過させるように、前記縦続接続された2つの移相回路
    によって形成される帰還ループの一部に前記位相反転回
    路を挿入することを特徴とする同調増幅器。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記縦続接続された2つの移相回路によって形成される
    帰還ループの一部に第2の分圧回路を挿入し、前記第2
    の分圧回路に入力される交流信号を同調信号として取り
    出すことを特徴とする同調増幅器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかにおいて、 入力信号が一方端に入力される入力インピーダンス素子
    と、 帰還信号が一方端に入力される帰還インピーダンス素子
    とを備え、 いずれかの前記差動増幅器の反転入力端子あるいは非反
    転入力端子に前記入力インピーダンス素子を介して前記
    入力信号を入力し、後段の移相回路から出力された信号
    を前記帰還信号として前記帰還インピーダンス素子を介
    して前段の移相回路に入力することを特徴とする同調増
    幅器。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記縦続接続された2つの移相回路の前段にトランジス
    タによるホロワ回路を挿入することを特徴とする同調増
    幅器。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかにおいて、 前記差動増幅器は演算増幅器であることを特徴とする同
    調増幅器。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかにおいて、 構成部品を半導体基板上に一体形成したことを特徴とす
    る同調増幅器。
JP14102896A 1996-05-10 1996-05-10 同調増幅器 Pending JPH09307364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14102896A JPH09307364A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 同調増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14102896A JPH09307364A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 同調増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09307364A true JPH09307364A (ja) 1997-11-28

Family

ID=15282542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14102896A Pending JPH09307364A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 同調増幅器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09307364A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2718148C1 (ru) * 2019-10-07 2020-03-30 Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский Томский политехнический университет" Аналоговый синхронный усилитель

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2718148C1 (ru) * 2019-10-07 2020-03-30 Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский Томский политехнический университет" Аналоговый синхронный усилитель

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3628334B2 (ja) 同調増幅器
JPWO1997017754A1 (ja) 同調増幅器
US7948309B2 (en) DC-offset cancelled programmable gain array for low-voltage wireless LAN system and method using the same
KR100299740B1 (ko) 필터회로
US20050110569A1 (en) Digitally controlled transconductance cell
KR100265761B1 (ko) 능동인덕터
US7885629B2 (en) Circuit with Q-enhancement cell having programmable bias current slope
US20080297258A1 (en) Variable impedance circuit; and variable impedance system, filter circuit, amplifier, and communication system using the same
US7471140B2 (en) Circuit device for filtering or impedance matching
US7183850B2 (en) Switchable operational amplifier circuit
US7098736B2 (en) Amplifier circuit
CA1138055A (en) Cmos operational amplifier with improved frequency compensation
US5541555A (en) High performance transconductance operational amplifier of the CMOS integrated type
EP1376860A1 (en) Asymmetrical differential amplifier
US6985038B2 (en) Operational amplifier generating desired feedback reference voltage allowing improved output characteristic
Lo et al. A 1 GHz OTA-based low-pass filter with a high-speed automatic tuning scheme
US20100141343A1 (en) Operational transconductance amplifier having two amplification stages
US7492226B2 (en) Linearization apparatus of triode region type operational transconductance amplifier
JPH09307364A (ja) 同調増幅器
US4816778A (en) Inductorless MMIC oscillator
EP1811662B1 (en) A lowpass biquad VGA filter
KR20230102155A (ko) 2차 고조파 트랩을 갖는 증폭기
US6150882A (en) RF low noise amplifier
US6914484B2 (en) Wideband constant-gain voltage amplifier
JPH01149603A (ja) 負帰還増幅回路