JPH09307525A - デジタル直交変調信号の変調パラメータ測定装置 - Google Patents
デジタル直交変調信号の変調パラメータ測定装置Info
- Publication number
- JPH09307525A JPH09307525A JP8123295A JP12329596A JPH09307525A JP H09307525 A JPH09307525 A JP H09307525A JP 8123295 A JP8123295 A JP 8123295A JP 12329596 A JP12329596 A JP 12329596A JP H09307525 A JPH09307525 A JP H09307525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- complex baseband
- error
- baseband signal
- frequency error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 title claims abstract description 29
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 claims abstract description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 16
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 5
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims description 5
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 claims 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 abstract description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 8
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 7
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 7
- 230000008569 process Effects 0.000 description 6
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 4
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 4
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 3
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CDMA移動通信基地局送信信号について少
ない演算量でパラメータを求める。 【解決手段】 測定対象信号をA/D変換後メモリ13
にトリガを基準に取込み、そのトリガ近くの対象長の1
/5の信号を直交変換し(14)、その出力I1,Q1
の周波数誤差ω1 を推定し(15)、ω1 をI1 ,Q1
に対し補正し(16)、その補正出力I2 、Q2 に対し
受信フィルタ処理を行い(17)、その出力I3 ,Q3
を用いてPN符号を同期させて、理想信号RR ,RI を
求め、かつ位相誤差τ1 を求め、I3 ,Q3 とRR ,R
I を用いてI3 ,Q3 の周波数誤差ω2 、位相誤差τ2
を求め、ω1 +ω2 、τ1 +τ2 が除去されるように、
メモリ13中の全対象信号を直交変換し(23)、その
出力I5 ,Q5 とRR ,RIを用いて従来と同様に変調
パラメータを演算する。
ない演算量でパラメータを求める。 【解決手段】 測定対象信号をA/D変換後メモリ13
にトリガを基準に取込み、そのトリガ近くの対象長の1
/5の信号を直交変換し(14)、その出力I1,Q1
の周波数誤差ω1 を推定し(15)、ω1 をI1 ,Q1
に対し補正し(16)、その補正出力I2 、Q2 に対し
受信フィルタ処理を行い(17)、その出力I3 ,Q3
を用いてPN符号を同期させて、理想信号RR ,RI を
求め、かつ位相誤差τ1 を求め、I3 ,Q3 とRR ,R
I を用いてI3 ,Q3 の周波数誤差ω2 、位相誤差τ2
を求め、ω1 +ω2 、τ1 +τ2 が除去されるように、
メモリ13中の全対象信号を直交変換し(23)、その
出力I5 ,Q5 とRR ,RIを用いて従来と同様に変調
パラメータを演算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばCDMA
(符号分割多元接続)デジタル移動通信の規格(EIA
/TIA/IS−95 Mobile Station
・Base Station Compatibili
ty Standard for Dual−Mode
Wideband Spread Spectrum
Cellular System:以下IS−95と
記す)で定められた基地局の送信信号などの予め既知の
符号(データ)により直交変調された送信信号のキャリ
ア周波数誤差、変調精度、IQ原点オフセット、振幅誤
差、位相誤差、波形品質、タイムアライメント誤差など
の変調パラメータを測定する装置に関する。
(符号分割多元接続)デジタル移動通信の規格(EIA
/TIA/IS−95 Mobile Station
・Base Station Compatibili
ty Standard for Dual−Mode
Wideband Spread Spectrum
Cellular System:以下IS−95と
記す)で定められた基地局の送信信号などの予め既知の
符号(データ)により直交変調された送信信号のキャリ
ア周波数誤差、変調精度、IQ原点オフセット、振幅誤
差、位相誤差、波形品質、タイムアライメント誤差など
の変調パラメータを測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のQPSK変調方式の送信機の出力
信号は、復調時に正確に1ビット1ビットを復調する必
要があり、そのため規格の評価基準が厳しく、測定対象
である実際の送信機の出力信号も比較的きれいな信号、
つまり復調し易い信号であった。しかしIS−95では
そのシステムの信号はスペクトラム拡散されたものであ
るから、1ビット1ビットを正確に復調する必要がな
い。つまりQPSK信号として見ると、直交検波して復
調した時にビット誤りが発生するような乱れた信号であ
ってもシステムとしては許容される。従って基地局の送
信信号の波形品質を評価する測定方法においてもQPS
K変調信号に対する方法と比較して乱れた信号であって
も評価できる方法である必要がある。
信号は、復調時に正確に1ビット1ビットを復調する必
要があり、そのため規格の評価基準が厳しく、測定対象
である実際の送信機の出力信号も比較的きれいな信号、
つまり復調し易い信号であった。しかしIS−95では
そのシステムの信号はスペクトラム拡散されたものであ
るから、1ビット1ビットを正確に復調する必要がな
い。つまりQPSK信号として見ると、直交検波して復
調した時にビット誤りが発生するような乱れた信号であ
ってもシステムとしては許容される。従って基地局の送
信信号の波形品質を評価する測定方法においてもQPS
K変調信号に対する方法と比較して乱れた信号であって
も評価できる方法である必要がある。
【0003】このような点からIS−95では変調精度
ではなく、波形品質パラメータとしてρが定義されてい
る。ρは送信機よりの変調高周波信号と、理想的な変調
信号との相関値をそれぞれの信号の電力で正規化したも
のであり、両信号が一致していればρの値はもっとも大
きく1となる。またCDMAシステムでは、スペクトラ
ム拡散信号の性質から通信システム内における時刻の一
致が不可欠である。基地局の送信信号については高周波
信号の送出時の信号送出タイミングが基地局での基準時
刻のあるタイミングと一致する必要がある。このタイミ
ングの許容誤差についてもIS−95によって規格化さ
れている。このタイミングは基地局からのトリガに対す
る送信された高周波信号でのPNパターンのある特定の
タイミングとの差で規定されている。このトリガは基地
局内での基準時刻におけるPNパターンの周期の先頭時
刻に送出される。このタイミング誤差をタイムアライメ
ント誤差という。
ではなく、波形品質パラメータとしてρが定義されてい
る。ρは送信機よりの変調高周波信号と、理想的な変調
信号との相関値をそれぞれの信号の電力で正規化したも
のであり、両信号が一致していればρの値はもっとも大
きく1となる。またCDMAシステムでは、スペクトラ
ム拡散信号の性質から通信システム内における時刻の一
致が不可欠である。基地局の送信信号については高周波
信号の送出時の信号送出タイミングが基地局での基準時
刻のあるタイミングと一致する必要がある。このタイミ
ングの許容誤差についてもIS−95によって規格化さ
れている。このタイミングは基地局からのトリガに対す
る送信された高周波信号でのPNパターンのある特定の
タイミングとの差で規定されている。このトリガは基地
局内での基準時刻におけるPNパターンの周期の先頭時
刻に送出される。このタイミング誤差をタイムアライメ
ント誤差という。
【0004】CDMA信号では、伝送ビットレートより
も、高速の拡散チップレートによって拡散されている。
従って、従来のQPSK変調信号の変調精度測定規格に
おける評価対象ビット数と同じ伝送ビット数に相当する
時間間隔内の変調信号を評価しようとすると、同じ時間
間隔でもその中のチップ数は可成り多くなる。そのチッ
プ数をシンボル数として従来のQPSK変調信号の変調
精度測定を適用するには、評価対象シンボル数が多く、
演算時間が長くなる。ちなみに、我が国のPHS規格で
あるRCRSTD−28では1バースト600μSの期
間を評価対象とし、この時のシンボルレートは約200
kHzであるが、IS−95ではチップレートは約1.
2MHzである。同様に500μSの期間を評価すると
すると、約6倍の評価対象シンボル数となる。
も、高速の拡散チップレートによって拡散されている。
従って、従来のQPSK変調信号の変調精度測定規格に
おける評価対象ビット数と同じ伝送ビット数に相当する
時間間隔内の変調信号を評価しようとすると、同じ時間
間隔でもその中のチップ数は可成り多くなる。そのチッ
プ数をシンボル数として従来のQPSK変調信号の変調
精度測定を適用するには、評価対象シンボル数が多く、
演算時間が長くなる。ちなみに、我が国のPHS規格で
あるRCRSTD−28では1バースト600μSの期
間を評価対象とし、この時のシンボルレートは約200
kHzであるが、IS−95ではチップレートは約1.
2MHzである。同様に500μSの期間を評価すると
すると、約6倍の評価対象シンボル数となる。
【0005】波形品質の測定においては、測定される送
信信号に対して送信側のフィルタと送信位相イコライザ
によって発生するシンボル間干渉を取り除くためのコン
プリメンタリフィルタをかけるように規格化されてい
る。そのためこのコンプリメンタリフィルタは、送信フ
ィルタと送信位相イコライザとコンプリメンタリフィル
タが、カスケード接続(直列に接続)された時にナイキ
ストフィルタ特性となるように定義されている。
信信号に対して送信側のフィルタと送信位相イコライザ
によって発生するシンボル間干渉を取り除くためのコン
プリメンタリフィルタをかけるように規格化されてい
る。そのためこのコンプリメンタリフィルタは、送信フ
ィルタと送信位相イコライザとコンプリメンタリフィル
タが、カスケード接続(直列に接続)された時にナイキ
ストフィルタ特性となるように定義されている。
【0006】CDMAシステムにおいて受信側のフィル
タにこのようなコンプリメンタリフィルタの特性を用い
ると最適な受信特性を得ることができる。よって、この
コンプリメンタリフィルタが測定装置にとっての受信フ
ィルタになる。このフィルタは高周波信号に対しては狭
帯域な帯域通過フィルタであり、ベースバンド信号には
等価な低域通過フィルタとなる。波形品質測定における
このフィルタ処理において、入力信号のキャリア周波数
を正確に求め、その周波数に合わせてフィルタ処理を行
わないと、フィルタが狭帯域であるため、入力信号の一
部を遮断してしまうおそれがある。
タにこのようなコンプリメンタリフィルタの特性を用い
ると最適な受信特性を得ることができる。よって、この
コンプリメンタリフィルタが測定装置にとっての受信フ
ィルタになる。このフィルタは高周波信号に対しては狭
帯域な帯域通過フィルタであり、ベースバンド信号には
等価な低域通過フィルタとなる。波形品質測定における
このフィルタ処理において、入力信号のキャリア周波数
を正確に求め、その周波数に合わせてフィルタ処理を行
わないと、フィルタが狭帯域であるため、入力信号の一
部を遮断してしまうおそれがある。
【0007】またこの受信フィルタには送信信号に与え
られている群遅延周波数特性を打消すような群遅延周波
数特性が与えられている。このため波形品質測定におい
ても、このフィルタ処理をした後、タイミング測定をす
る必要がある。この時キャリア周波数を正確に推定しな
いとタイミング測定に大きな誤差が生じる。従来におい
ては米国特許第5,187,719号(1993年2月
16日発行)明細書、特にその第15図とその説明に示
すようにこのフィルタ処理を何回も繰返してキャリア周
波数の推定を繰返していた。タイミングに対しては、従
来の測定フィルタが群遅延周波数特性の平坦なものであ
ったため、フィルタ処理の前に1度推定するだけであっ
た。従って測定フィルタを用いる場合も演算時間を押え
て、測定できる方法としなければならなかった。
られている群遅延周波数特性を打消すような群遅延周波
数特性が与えられている。このため波形品質測定におい
ても、このフィルタ処理をした後、タイミング測定をす
る必要がある。この時キャリア周波数を正確に推定しな
いとタイミング測定に大きな誤差が生じる。従来におい
ては米国特許第5,187,719号(1993年2月
16日発行)明細書、特にその第15図とその説明に示
すようにこのフィルタ処理を何回も繰返してキャリア周
波数の推定を繰返していた。タイミングに対しては、従
来の測定フィルタが群遅延周波数特性の平坦なものであ
ったため、フィルタ処理の前に1度推定するだけであっ
た。従って測定フィルタを用いる場合も演算時間を押え
て、測定できる方法としなければならなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば入力デ
ジタル直交変調信号は第1手段により第1複素ベースバ
ンド信号に直交変換され、第2手段により、その第1複
素ベースバンド信号の周波数誤差及びタイミング誤差
(位相誤差)が推定され、かつ第1複素ベースバンド信
号と同期した理想参照信号が求められ、この周波数誤差
及びタイミング誤差が補正されるように第3手段により
入力デジタル直交変調信号が第2複素ベースバンド信号
に直交変換され、第4手段により、この第2複素ベース
バンド信号と理想参照信号とから第2複素ベースバンド
信号の周波数誤差が推定され、その周波数誤差が第2複
素ベースバンド信号に対し第5手段により補正されて第
3複素ベースバンド信号とされ、その第3複素ベースバ
ンド信号と理想参照信号とから変調パラメータが第6手
段により推定される。
ジタル直交変調信号は第1手段により第1複素ベースバ
ンド信号に直交変換され、第2手段により、その第1複
素ベースバンド信号の周波数誤差及びタイミング誤差
(位相誤差)が推定され、かつ第1複素ベースバンド信
号と同期した理想参照信号が求められ、この周波数誤差
及びタイミング誤差が補正されるように第3手段により
入力デジタル直交変調信号が第2複素ベースバンド信号
に直交変換され、第4手段により、この第2複素ベース
バンド信号と理想参照信号とから第2複素ベースバンド
信号の周波数誤差が推定され、その周波数誤差が第2複
素ベースバンド信号に対し第5手段により補正されて第
3複素ベースバンド信号とされ、その第3複素ベースバ
ンド信号と理想参照信号とから変調パラメータが第6手
段により推定される。
【0009】第2手段においては、第1複素ベースバン
ド信号の周波数誤差が第7手段で推定され、その周波数
誤差が第1複素ベースバンド信号に対して補正されて第
4複素ベースバンド信号とされ、その第4複素ベースバ
ンド信号に対し、受信フィルタ処理ないしコンプリメン
タリフィルタ処理がなされて第5複素ベースバンド信号
とされ、第8手段で、その第5複素ベースバンド信号と
シンボル同期した上記理想参照信号が生成され、その理
想参照信号と第1複素ベースバンド信号との位相差から
タイミング誤差(位相誤差)が推定される。
ド信号の周波数誤差が第7手段で推定され、その周波数
誤差が第1複素ベースバンド信号に対して補正されて第
4複素ベースバンド信号とされ、その第4複素ベースバ
ンド信号に対し、受信フィルタ処理ないしコンプリメン
タリフィルタ処理がなされて第5複素ベースバンド信号
とされ、第8手段で、その第5複素ベースバンド信号と
シンボル同期した上記理想参照信号が生成され、その理
想参照信号と第1複素ベースバンド信号との位相差から
タイミング誤差(位相誤差)が推定される。
【0010】更に第9手段で、第5複素ベースバンド信
号と理想参照信号とから第5複素ベースバンド信号の周
波数誤差、タイミング誤差が求められ、第7手段の推定
周波数誤差、第9手段の推定周波数誤差の和を第2手段
の推定周波数誤差とし、第8手段の推定タイミング誤差
と第9手段の推定タイミング誤差との和を第2手段の推
定タイミング誤差とする。
号と理想参照信号とから第5複素ベースバンド信号の周
波数誤差、タイミング誤差が求められ、第7手段の推定
周波数誤差、第9手段の推定周波数誤差の和を第2手段
の推定周波数誤差とし、第8手段の推定タイミング誤差
と第9手段の推定タイミング誤差との和を第2手段の推
定タイミング誤差とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の実施例を示す。
この実施例は、CDMAデジタルセルラ電話方式におけ
る基地局より送信されるパイロットチャネルの信号品質
パラメータ測定に適用した場合である。前記パイロット
チャネルはI成分にはあるPNパターンデータで、Q成
分には他のPNパターンデータでキャリアをQPSK変
調したものである。これら両PNパターンの組はゴール
ド符号と呼ばれ、二つのPNパターン内の相互相関はば
らつきなく一様に低い値である。
この実施例は、CDMAデジタルセルラ電話方式におけ
る基地局より送信されるパイロットチャネルの信号品質
パラメータ測定に適用した場合である。前記パイロット
チャネルはI成分にはあるPNパターンデータで、Q成
分には他のPNパターンデータでキャリアをQPSK変
調したものである。これら両PNパターンの組はゴール
ド符号と呼ばれ、二つのPNパターン内の相互相関はば
らつきなく一様に低い値である。
【0012】前記CDMA基地局のパイロット信号(以
下BSパイロット信号と記す)は中間周波信号に変換さ
れて入力端子11よりA/D変換12に入力されてデジ
タル信号とされ、メモリ13に少くとも評価対象区間の
長さ分が一旦蓄積される。A/D変換器12でのサンプ
リング周波数はBSパイロット信号の拡散PNパターン
のチップ周波数の8倍とされている。メモリ13はリン
グバッファであって、順次書込み又は読出し最終番地に
なると、再び0番地から書込み又は読出すようになって
おり、また外部からのトリガ信号に対してメモリ書込み
と、アドレスのインクリメントと書込み停止とが制御さ
れる。つまりこのメモリ13へ書込まれるデジタル信号
はトリガの前後のものである。メモリ13内の一部例え
ば2048サンプル以上(チップ数で1/5)の信号が
読出され、直交変換部14でsinωt,cosωtが
乗算されて直交変換(直交検波)されて第1複素ベース
バンド信号I1 ,Q1 に変換される。この場合のデジタ
ル信号のサンプル数は、規格で規定されている評価対象
数の長さより大幅に少ない数であり、かつ評価対象区間
内のデータであったかどうかは不明である。つまり、ト
リガ信号(基地局から与えられる)の位置を先頭にして
メモリ13から取出され、PN周期の先頭付近のもので
ある。
下BSパイロット信号と記す)は中間周波信号に変換さ
れて入力端子11よりA/D変換12に入力されてデジ
タル信号とされ、メモリ13に少くとも評価対象区間の
長さ分が一旦蓄積される。A/D変換器12でのサンプ
リング周波数はBSパイロット信号の拡散PNパターン
のチップ周波数の8倍とされている。メモリ13はリン
グバッファであって、順次書込み又は読出し最終番地に
なると、再び0番地から書込み又は読出すようになって
おり、また外部からのトリガ信号に対してメモリ書込み
と、アドレスのインクリメントと書込み停止とが制御さ
れる。つまりこのメモリ13へ書込まれるデジタル信号
はトリガの前後のものである。メモリ13内の一部例え
ば2048サンプル以上(チップ数で1/5)の信号が
読出され、直交変換部14でsinωt,cosωtが
乗算されて直交変換(直交検波)されて第1複素ベース
バンド信号I1 ,Q1 に変換される。この場合のデジタ
ル信号のサンプル数は、規格で規定されている評価対象
数の長さより大幅に少ない数であり、かつ評価対象区間
内のデータであったかどうかは不明である。つまり、ト
リガ信号(基地局から与えられる)の位置を先頭にして
メモリ13から取出され、PN周期の先頭付近のもので
ある。
【0013】直交変換部14よりの第1複素ベースバン
ド信号I1 ,Q1 は周波数推定部15でキャリア周波数
誤差が推定される。入力信号はQPSK信号であって4
つの位相状態をとるから、第1複素ベースバンド信号を
4乗して変調成分を縮退させて1つの位相状態とし、そ
の後FFT(高速フーリエ変換)し、そのピーク位置の
周波数の1/4がキャリア周波数である。チップレート
の4倍のサンプリングで4,9152MHzとなり、F
FTのポイント数は1024ポイントであり、周波数分
解能は4.8kHzとなり、周波数推定精度は±2.4
kHzとなる。この推定キャリア周波数が規格で決めら
れているキャリア周波数からのずれが推定周波数誤差で
ある。この周波数誤差の推定に用いたデータは、前述し
たようにPN周期の先頭付近であるから、実際に評価し
なければならない評価区間からずれていても、送信機で
はキャリア周波数変動やタイミングのずれは短時間では
変化しないから、評価区間でのキャリア周波数誤差とし
て処理する。
ド信号I1 ,Q1 は周波数推定部15でキャリア周波数
誤差が推定される。入力信号はQPSK信号であって4
つの位相状態をとるから、第1複素ベースバンド信号を
4乗して変調成分を縮退させて1つの位相状態とし、そ
の後FFT(高速フーリエ変換)し、そのピーク位置の
周波数の1/4がキャリア周波数である。チップレート
の4倍のサンプリングで4,9152MHzとなり、F
FTのポイント数は1024ポイントであり、周波数分
解能は4.8kHzとなり、周波数推定精度は±2.4
kHzとなる。この推定キャリア周波数が規格で決めら
れているキャリア周波数からのずれが推定周波数誤差で
ある。この周波数誤差の推定に用いたデータは、前述し
たようにPN周期の先頭付近であるから、実際に評価し
なければならない評価区間からずれていても、送信機で
はキャリア周波数変動やタイミングのずれは短時間では
変化しないから、評価区間でのキャリア周波数誤差とし
て処理する。
【0014】この推定された周波数誤差ω1 で第1複数
ベースバンド信号ZR1,ZI1に対し周波数補正部16に
おいて補正される。この補正は下記の演算により行う。 I2 +jQ2 =(I1 +jQ1 )exp(−jω1 t) この補正された複素ベースバンド信号I2 ,Q2 は受信
フィルタ17でデイレイコンプリメンタリフィルタ処理
がなされる。つまり基地局では、移動局でのフィルタの
群遅延特性を、打消すような特性をフィルタ処理により
与えて送信している。よって受信フィルタ17で前記基
地局でのフィルタの群遅延特性を打消す。
ベースバンド信号ZR1,ZI1に対し周波数補正部16に
おいて補正される。この補正は下記の演算により行う。 I2 +jQ2 =(I1 +jQ1 )exp(−jω1 t) この補正された複素ベースバンド信号I2 ,Q2 は受信
フィルタ17でデイレイコンプリメンタリフィルタ処理
がなされる。つまり基地局では、移動局でのフィルタの
群遅延特性を、打消すような特性をフィルタ処理により
与えて送信している。よって受信フィルタ17で前記基
地局でのフィルタの群遅延特性を打消す。
【0015】このフィルタ処理された複素ベースバンド
信号I3 ,Q3 に、PN同期理想信号生成部18におい
て、局部的に発生させているPNパターンを同期させ
る。この同期の前にシンボル判定点を推定する。これは
全てのサンプリングデータに対して(この例では1チッ
プの8倍のサンプル)PN同期を行うと演算時間が長く
なるから、同相PN符号と直交PN符号とによるQPS
K変調のシンボル判定点を予め推定して、シンボル判定
点に最も近いサンプル点だけ、つまり8サンプルおきの
データを用いて同期を掛ける。シンボル判定点の推定は
次のようにして行う。補正複素ベースバンド信号I3 ,
Q3 の振幅の2乗(I3 2+Q3 2)を求め、この振幅2乗
系列に対して、チップレートのDFT(離散的フーリエ
変換)を行い、その変換結果中のチップレート周波数成
分の位相(タイミング)からシンボル判定点を推定す
る。この推定を正確に求めるには、一度推定されたシン
ボル判定点に近いデータI3 ,Q3 を用いて、それにつ
いて振幅2乗したものを再びDFTして、シンボル判定
点を推定するとよい。なお信号I3 ,Q3 はチップレー
トの8倍サンプリングであるから、8値のsin,co
sの値、つまり、cosについてみれば1,0.70
7,0,−0.707,−1,−0.707,0,0.
707,をI3 ,Q3 の各サンプルの振幅の2乗に順次
乗算することにより、DFT演算を行うことができる。
信号I3 ,Q3 に、PN同期理想信号生成部18におい
て、局部的に発生させているPNパターンを同期させ
る。この同期の前にシンボル判定点を推定する。これは
全てのサンプリングデータに対して(この例では1チッ
プの8倍のサンプル)PN同期を行うと演算時間が長く
なるから、同相PN符号と直交PN符号とによるQPS
K変調のシンボル判定点を予め推定して、シンボル判定
点に最も近いサンプル点だけ、つまり8サンプルおきの
データを用いて同期を掛ける。シンボル判定点の推定は
次のようにして行う。補正複素ベースバンド信号I3 ,
Q3 の振幅の2乗(I3 2+Q3 2)を求め、この振幅2乗
系列に対して、チップレートのDFT(離散的フーリエ
変換)を行い、その変換結果中のチップレート周波数成
分の位相(タイミング)からシンボル判定点を推定す
る。この推定を正確に求めるには、一度推定されたシン
ボル判定点に近いデータI3 ,Q3 を用いて、それにつ
いて振幅2乗したものを再びDFTして、シンボル判定
点を推定するとよい。なお信号I3 ,Q3 はチップレー
トの8倍サンプリングであるから、8値のsin,co
sの値、つまり、cosについてみれば1,0.70
7,0,−0.707,−1,−0.707,0,0.
707,をI3 ,Q3 の各サンプルの振幅の2乗に順次
乗算することにより、DFT演算を行うことができる。
【0016】次に予め記憶してあるPN系と複素ベース
バンド信号I3 ,Q3 の一方、例えばI3 との相関値を
±100チップに渡り求めることを、つまり|ΣI3
(R Ri+j(RIi)|2 の演算を入力サンプル系列I2
を1チップづつずらして行い、そのうち最大の相関値と
なったサンプルが同期位置である。このPN同期により
理想信号を生成できる。つまり理想信号はシンボル判定
点でのデータがわかればよく、シンボル間干渉がないの
で、送信フィルタを掛ける必要もない。
バンド信号I3 ,Q3 の一方、例えばI3 との相関値を
±100チップに渡り求めることを、つまり|ΣI3
(R Ri+j(RIi)|2 の演算を入力サンプル系列I2
を1チップづつずらして行い、そのうち最大の相関値と
なったサンプルが同期位置である。このPN同期により
理想信号を生成できる。つまり理想信号はシンボル判定
点でのデータがわかればよく、シンボル間干渉がないの
で、送信フィルタを掛ける必要もない。
【0017】次に周波数、位相誤差推定部19で求めた
理想信号RR ,RI と測定信号(フィルタ処理された複
素ベースバンド信号)I3 ,Q3 を比較してキャリア周
波数誤差と、初期位相を推定する。理想信号と測定信号
との対応シンボル判定点での位相差を求める。位相差が
あればシンボル判定点の時間経過ごとに位相差は直線的
に増加する。つまりシンボル判定点の時間経過を横軸に
位相差を縦軸にとると位相差は時間(時刻)に対する1
次関数となり、その切片、つまり時刻0の位相差が初期
位相であり、時間軸に対する傾斜がキャリア周波数誤差
である。サンプル番号をx、位相差をyとすると、最小
二乗法による位相差直線の傾きbは次式で表わせる。
理想信号RR ,RI と測定信号(フィルタ処理された複
素ベースバンド信号)I3 ,Q3 を比較してキャリア周
波数誤差と、初期位相を推定する。理想信号と測定信号
との対応シンボル判定点での位相差を求める。位相差が
あればシンボル判定点の時間経過ごとに位相差は直線的
に増加する。つまりシンボル判定点の時間経過を横軸に
位相差を縦軸にとると位相差は時間(時刻)に対する1
次関数となり、その切片、つまり時刻0の位相差が初期
位相であり、時間軸に対する傾斜がキャリア周波数誤差
である。サンプル番号をx、位相差をyとすると、最小
二乗法による位相差直線の傾きbは次式で表わせる。
【0018】b=(Σyi ・Σxi −nΣxi ・
yi )/(Σxi ・Σxi −nΣxi 2 )Σ はi=1からnまで、xi はサンプル番号(時刻)
であるから単にiで代表させると次のようになる。 b=(Σyi ・Σi−nΣi・yi )/(Σi
・Σi−nΣi2 )Σ はi=1からnまで、Σ i=n(n+1)/2,Σi2 =n(n+1)
(2N+1)/6 なる関係がある。
yi )/(Σxi ・Σxi −nΣxi 2 )Σ はi=1からnまで、xi はサンプル番号(時刻)
であるから単にiで代表させると次のようになる。 b=(Σyi ・Σi−nΣi・yi )/(Σi
・Σi−nΣi2 )Σ はi=1からnまで、Σ i=n(n+1)/2,Σi2 =n(n+1)
(2N+1)/6 なる関係がある。
【0019】キャリア周波数演算の定義では、位相回転
がIQ平面上で時計回りの時に正の周波数誤差としてい
るので、この傾きbの符号の方向が反時計回りであるか
ら、符号を反対にする。このキャリア周波数誤差をω2
とする。初期位相は前記切片を求めた方が正確である
が、ここでは粗い推定でよいから位相差の初期値を用い
る。
がIQ平面上で時計回りの時に正の周波数誤差としてい
るので、この傾きbの符号の方向が反時計回りであるか
ら、符号を反対にする。このキャリア周波数誤差をω2
とする。初期位相は前記切片を求めた方が正確である
が、ここでは粗い推定でよいから位相差の初期値を用い
る。
【0020】このようにして得られた初期位相θ0 とキ
ャリア周波数誤差ω2 とを用いて、フィルタ処理ベース
バンド信号I3 ,Q3 に対し周波数・位相補正部21で
次式により補正する。 I4 +jQ4 =(I3 +jQ3 )exp(jω2 t+θ
0 ) 次に信号遅延推定部22で信号の遅延量を推定する。既
にトリガに対するPNパターンとの遅延量がわかってお
り、またシンボル判定点に最も近いサンプリング点もわ
かっている。信号遅延推定部22での信号遅延量τ2 の
推定は例えば以下のようにして行なう。次式で与えられ
る対数尤度関数を最大とするようにパラメータクロック
位相τ、キャリア位相φ、キャリア周波数fを求めるこ
とにより遅延量τ2 を求めることができる。
ャリア周波数誤差ω2 とを用いて、フィルタ処理ベース
バンド信号I3 ,Q3 に対し周波数・位相補正部21で
次式により補正する。 I4 +jQ4 =(I3 +jQ3 )exp(jω2 t+θ
0 ) 次に信号遅延推定部22で信号の遅延量を推定する。既
にトリガに対するPNパターンとの遅延量がわかってお
り、またシンボル判定点に最も近いサンプリング点もわ
かっている。信号遅延推定部22での信号遅延量τ2 の
推定は例えば以下のようにして行なう。次式で与えられ
る対数尤度関数を最大とするようにパラメータクロック
位相τ、キャリア位相φ、キャリア周波数fを求めるこ
とにより遅延量τ2 を求めることができる。
【0021】 Λ(φ,f,τ)=Const.{exp(−jφ)C(f,τ) +exp(jφ)C* (f,τ)} (1) C(f,t)=∫T0 0 Z(t−τ)exp(−j2πft)R* (t) dt (2) Z(t) は測定信号、R(t) は参照信号、T0 はパラメー
タ推定のための測定時間、連続信号R(t) と離散表現信
号R(k) との間は次の関係になる。
タ推定のための測定時間、連続信号R(t) と離散表現信
号R(k) との間は次の関係になる。
【0022】 R(k) =R(kTS ):TS は、サンプリング周期 さて、この推定原理は、たとえば、文献 McGrow-Hill
1989年発行 Proakis 著「Digital Communication
」第2版333頁,(4,5,71)式で対応するも
のが導出されている。具体的に解くために、それぞれの
パラメータで微分した式をゼロとおいた以下の連立方程
式を、パラメータφ,f,τについて解く。
1989年発行 Proakis 著「Digital Communication
」第2版333頁,(4,5,71)式で対応するも
のが導出されている。具体的に解くために、それぞれの
パラメータで微分した式をゼロとおいた以下の連立方程
式を、パラメータφ,f,τについて解く。
【0023】 exp(−jφ)C(f,τ)−exp(jφ)C* (f,τ)=0 (3) exp(−jφ)∂C/∂τ+exp(jφ)∂C* /∂τ=0 (4) exp(−jφ)∂C/∂f+exp(jφ)∂C* /∂f=0 (5) これらを連立して解くとφを含まない以下の連立方程式
に変形できる。 ∂|C(f,τ)|2 /∂τ=0 (6) ∂|C(f,τ)|2 /∂f=0 (7) f=0として、(6)式からτを求める。
に変形できる。 ∂|C(f,τ)|2 /∂τ=0 (6) ∂|C(f,τ)|2 /∂f=0 (7) f=0として、(6)式からτを求める。
【0024】以下、具体的に上記計算過程を記述する。
まず、C(0,τ)を以下のように積分を和に置き換え
て表現すると C(O,τ)=TS ΣZ(kTS −τ)・R* (kTs ) (8) ただしΣはk=0からK−1まで、TS =TC /4であ
る。また、測定時間T0=KTS とした。(8)式の表
現では、τの値に応じて、任意の時刻の測定信号Z(t)
の値がわかっていなければならないように見える。しか
し、Z(t) は帯域制限された信号であり、連続信号Z
(t) は、離散信号Z(k) によって以下のように表現され
る。 Z(t) =ΣZ(nTS )・s(t−nTs ) (9) ここで、Σはn=−∞から∞までs(t) は補間フィルタ
の特性であり、その周波数応答は、位相特性は直線位相
であり、振幅特性はZ(t) の通過帯域ではフラットで、
サンプリングによるエリアシング成分をカットするよう
に設計される。実際には(9)式の和は有限区間でおこ
なわなければならない。そのために、補間フィルタはゼ
ロ位相で、応答時間がTF であるとする。つまり、 s(t) =0(|t|>TF /2) (10) である。このとき、測定信号は以下のように書ける。 Z(kTS −τ)=ΣM m=-MZ(kTS −mTS ) ・s(mTS −τ) (11) ただし、TF =(2M+1)TS とおいた。(11)式を用
いると、(8) 式は離散信号Z(k) ,R(k) を用いて次式
のように表現できる。 C(0,τ)=TS ΣK-1 k=0 ΣM m=-MZ(k−m)s(mTS −τ) ・R* (k) (12) ただし、測定時間をKTS (k=0〜K−1)とする
と、Z(k) はk=−M〜K+M−1の時間で測定されな
ければならない。つぎに、sm (τ)≡s(mTS−
τ)を以下のようにτの2次式で近似する。 sm (τ)=am +bm τ+cm τ2 (13) ただし、推定すべきτは、|τ|<TS /4の範囲にあ
るので、この範囲で近似が成り立てばよい。これを用い
るとC(0,τ)は次式で与えられる。 C(0,τ)=TS ΣK-1 k=0 R* (k) ΣM m=-MZ(k−m) (am +bm τ+cm τ2 ) (14) =TS (A+Bτ+Cτ2 ) (15) ただし、A,B,Cは次式で与えられる。 A=ΣK-1 k=0 R* (k) ・a´(k) ≡ ΣK-1 k=0 R* (k) ΣM m=-MZ(k−m)am (16) B=ΣK-1 k=0 R* (k) ・b´(k) ≡ ΣK-1 k=0 R* (k) ΣM m=-MZ(k−m)bm (17) C=ΣK-1 k=0 R* (k) ・c´(k) ≡ ΣK-1 k=0 R* (k) ΣM m=-MZ(k−m)cm (18) (6) 式に(15)式を代入し、τに対する方程式をもとめ
る。 Re[C(0,τ)∂C* (0,τ)/∂τ]=(Ts )2 Re[(A+Bτ+ Cτ2 )(B* +2C* τ)]=0 (19) これは、τに対する3次方程式であるが、τは小さいと
して1次近似を用いると、次式によってクロック位相τ
を求める計算式が与えられる。 τ=−Re[AB* ]/(|B|2 +2Re[AC* ]) (20) このτが前記τ2 である。
まず、C(0,τ)を以下のように積分を和に置き換え
て表現すると C(O,τ)=TS ΣZ(kTS −τ)・R* (kTs ) (8) ただしΣはk=0からK−1まで、TS =TC /4であ
る。また、測定時間T0=KTS とした。(8)式の表
現では、τの値に応じて、任意の時刻の測定信号Z(t)
の値がわかっていなければならないように見える。しか
し、Z(t) は帯域制限された信号であり、連続信号Z
(t) は、離散信号Z(k) によって以下のように表現され
る。 Z(t) =ΣZ(nTS )・s(t−nTs ) (9) ここで、Σはn=−∞から∞までs(t) は補間フィルタ
の特性であり、その周波数応答は、位相特性は直線位相
であり、振幅特性はZ(t) の通過帯域ではフラットで、
サンプリングによるエリアシング成分をカットするよう
に設計される。実際には(9)式の和は有限区間でおこ
なわなければならない。そのために、補間フィルタはゼ
ロ位相で、応答時間がTF であるとする。つまり、 s(t) =0(|t|>TF /2) (10) である。このとき、測定信号は以下のように書ける。 Z(kTS −τ)=ΣM m=-MZ(kTS −mTS ) ・s(mTS −τ) (11) ただし、TF =(2M+1)TS とおいた。(11)式を用
いると、(8) 式は離散信号Z(k) ,R(k) を用いて次式
のように表現できる。 C(0,τ)=TS ΣK-1 k=0 ΣM m=-MZ(k−m)s(mTS −τ) ・R* (k) (12) ただし、測定時間をKTS (k=0〜K−1)とする
と、Z(k) はk=−M〜K+M−1の時間で測定されな
ければならない。つぎに、sm (τ)≡s(mTS−
τ)を以下のようにτの2次式で近似する。 sm (τ)=am +bm τ+cm τ2 (13) ただし、推定すべきτは、|τ|<TS /4の範囲にあ
るので、この範囲で近似が成り立てばよい。これを用い
るとC(0,τ)は次式で与えられる。 C(0,τ)=TS ΣK-1 k=0 R* (k) ΣM m=-MZ(k−m) (am +bm τ+cm τ2 ) (14) =TS (A+Bτ+Cτ2 ) (15) ただし、A,B,Cは次式で与えられる。 A=ΣK-1 k=0 R* (k) ・a´(k) ≡ ΣK-1 k=0 R* (k) ΣM m=-MZ(k−m)am (16) B=ΣK-1 k=0 R* (k) ・b´(k) ≡ ΣK-1 k=0 R* (k) ΣM m=-MZ(k−m)bm (17) C=ΣK-1 k=0 R* (k) ・c´(k) ≡ ΣK-1 k=0 R* (k) ΣM m=-MZ(k−m)cm (18) (6) 式に(15)式を代入し、τに対する方程式をもとめ
る。 Re[C(0,τ)∂C* (0,τ)/∂τ]=(Ts )2 Re[(A+Bτ+ Cτ2 )(B* +2C* τ)]=0 (19) これは、τに対する3次方程式であるが、τは小さいと
して1次近似を用いると、次式によってクロック位相τ
を求める計算式が与えられる。 τ=−Re[AB* ]/(|B|2 +2Re[AC* ]) (20) このτが前記τ2 である。
【0025】直交変換・周波数・位相・τ補正・受信フ
ィルタ部23で、これまでに推定したパラメータ、つま
りキャリア周波数誤差、初期位相、信号遅延τ、などを
用いて、メモリ13に蓄積しておいた全測定対象の中間
周波デジタル信号に対し、直交変換して誤差が除去さ
れ、かつ受信フィルタ処理された複素ベースバンド信号
I5 ,Q5 を得る。つまり、メモリ13より取出された
信号に対し乗算する信号は、局部発生した中間周波信号
の周波数からキャリア周波数誤差を減算し、かつ初期位
相を補正したものを用いる。つまりこの信号はexp
(−j(ω−ω1 −ω2 )−θ)(θはτ1 +τ2 +θ
1 と対応する位相)である。このとき初期位相は、シン
ボル判定点からのサンプリング単位のずれ分と、パイロ
ットPNパターンに対するチップ単位のずれ分を加算し
た時間間隔に対するキャリア周波数誤差による初期位相
の誤差を補正する。このベースバンド信号への変換時に
用いる低域通過フィルタとして受信フィルタ(コンプリ
メンタリフィルタ)と同一特性のものとする。またPN
符号の先頭位置から測定対象の長さ分のデータ、この例
では64×20チップ分のデータである。
ィルタ部23で、これまでに推定したパラメータ、つま
りキャリア周波数誤差、初期位相、信号遅延τ、などを
用いて、メモリ13に蓄積しておいた全測定対象の中間
周波デジタル信号に対し、直交変換して誤差が除去さ
れ、かつ受信フィルタ処理された複素ベースバンド信号
I5 ,Q5 を得る。つまり、メモリ13より取出された
信号に対し乗算する信号は、局部発生した中間周波信号
の周波数からキャリア周波数誤差を減算し、かつ初期位
相を補正したものを用いる。つまりこの信号はexp
(−j(ω−ω1 −ω2 )−θ)(θはτ1 +τ2 +θ
1 と対応する位相)である。このとき初期位相は、シン
ボル判定点からのサンプリング単位のずれ分と、パイロ
ットPNパターンに対するチップ単位のずれ分を加算し
た時間間隔に対するキャリア周波数誤差による初期位相
の誤差を補正する。このベースバンド信号への変換時に
用いる低域通過フィルタとして受信フィルタ(コンプリ
メンタリフィルタ)と同一特性のものとする。またPN
符号の先頭位置から測定対象の長さ分のデータ、この例
では64×20チップ分のデータである。
【0026】このようにして周波数誤差などが補正され
るように直交変換された複素ベースバンド信号I5 ,Q
5 から誤差ベクトルを算出し、これより更に変調精度、
振幅精度、位相誤差、IQ原点オフセットを算出する。
波形品質ρの計算のためには、このベースバンド信号I
5 ,Q5 で十分な精度が得られるが、変調精度の算出に
は振幅誤差と初期位相の誤差が重要である。よって複素
ベースバンド信号I5,Q5 から更に振幅誤差と初期位
相と、キャリア周波数誤差との変調精度最適化基準によ
るパラメータ推定をおこない、そのパラメータに基づい
て補正を行った後、変調精度その他を算出する。
るように直交変換された複素ベースバンド信号I5 ,Q
5 から誤差ベクトルを算出し、これより更に変調精度、
振幅精度、位相誤差、IQ原点オフセットを算出する。
波形品質ρの計算のためには、このベースバンド信号I
5 ,Q5 で十分な精度が得られるが、変調精度の算出に
は振幅誤差と初期位相の誤差が重要である。よって複素
ベースバンド信号I5,Q5 から更に振幅誤差と初期位
相と、キャリア周波数誤差との変調精度最適化基準によ
るパラメータ推定をおこない、そのパラメータに基づい
て補正を行った後、変調精度その他を算出する。
【0027】つまり周波数誤差・位相・振幅推定部24
でベースバンド信号I5 ,Q5 についてのこれらのパラ
メータを推定する。信号データ系列の番号をk、理想信
号R R ,RI の振幅をI、ベースバンド信号I5 ,Q5
の振幅成分をa(k)、位相成分をθ(k)、理想信号
RR ,RI の位相成分をθR (k)、振幅をaR (k)
とするとキャリア周波数誤差Δω、初期位相θ0 、振幅
補正係数b0 はそれぞれ下記式で演算される。
でベースバンド信号I5 ,Q5 についてのこれらのパラ
メータを推定する。信号データ系列の番号をk、理想信
号R R ,RI の振幅をI、ベースバンド信号I5 ,Q5
の振幅成分をa(k)、位相成分をθ(k)、理想信号
RR ,RI の位相成分をθR (k)、振幅をaR (k)
とするとキャリア周波数誤差Δω、初期位相θ0 、振幅
補正係数b0 はそれぞれ下記式で演算される。
【0028】 Δω={(Σa(k)・〔θ(k)−θR (k)〕)・(Σa(k) ・k)−(Σa(k))・(Σa(k)・〔θ(k)− θR (k)〕・k)}/{(Σa(k))2 −(Σa(k)) ・(Σa(k)・k2 )} θ0 ={(Σa(k)・k)・(Σa(k)・〔θ(k)−θR (k)〕 ・k)−(Σa(k)・〔θ(k)−θR (k)〕)・ (Σa(k)}/{(Σa(k)・k)2 −(Σa(k)) ・(Σa(k)・k2 )} b0 ={Σa(k)・aR (k)・cos〔θR (k)−θ(k)+Δω ・k+θ0 〕}/Σa(k)2 Σは全てkについての1から入力された信号の最後のk
(=N)までである。
(=N)までである。
【0029】これら演算されたΔω0 ,θ0 ,b0 を用
いて周波数・位相・振幅補正部25で入力複素ベースバ
ンド信号I5 ,Q5 に対する補正が下記演算によりなさ
れる。 I6 +jQ6 =b0 (I5 +jQ5 )exp(−j(Δ
ω・k+θ0 ) この補正されたベースバンド信号I6 ,Q6 と理想信号
RR ,RI とを用いて、エラーベクトル波形品質ρ算出
部26で下記の演算がなされる。
いて周波数・位相・振幅補正部25で入力複素ベースバ
ンド信号I5 ,Q5 に対する補正が下記演算によりなさ
れる。 I6 +jQ6 =b0 (I5 +jQ5 )exp(−j(Δ
ω・k+θ0 ) この補正されたベースバンド信号I6 ,Q6 と理想信号
RR ,RI とを用いて、エラーベクトル波形品質ρ算出
部26で下記の演算がなされる。
【0030】まず次式で各シンボル点(チップ周期お
き)のエラーベクトルの振幅の2乗を全て加算する。Σ |ε(k)|2 =Σ〔(I6 (k)−R
R (k))2+(Q6 (k)−RR (k))2 〕 Σはk=1からNまで この値を加算数Nで除算して平方根をとり、単位を理想
信号の振幅を100%としたときの%rmsとするため
次式を演算する。
き)のエラーベクトルの振幅の2乗を全て加算する。Σ |ε(k)|2 =Σ〔(I6 (k)−R
R (k))2+(Q6 (k)−RR (k))2 〕 Σはk=1からNまで この値を加算数Nで除算して平方根をとり、単位を理想
信号の振幅を100%としたときの%rmsとするため
次式を演算する。
【0031】 εr =100×√(Σ|ε(k)|2 /N) 次にIQ原点オフセットを求めるために、エラーベクト
ルのI軸方向の加算値とQ軸方向の加算値を下記式で求
める。Σ εI (k)=Σ(I(k)−RR (k))Σ εQ (k)=Σ(Q(k)−RQ (k)) Σはk=1からNまで 各軸の加算値を加算数Nでそれぞれ除算して平均値を求
め、dB単位に変換する。理想信号の振幅が1であるか
ら理想信号の振幅を0dBとすると、IQ原点オフセッ
トは次式で求まる。
ルのI軸方向の加算値とQ軸方向の加算値を下記式で求
める。Σ εI (k)=Σ(I(k)−RR (k))Σ εQ (k)=Σ(Q(k)−RQ (k)) Σはk=1からNまで 各軸の加算値を加算数Nでそれぞれ除算して平均値を求
め、dB単位に変換する。理想信号の振幅が1であるか
ら理想信号の振幅を0dBとすると、IQ原点オフセッ
トは次式で求まる。
【0032】O0 =20×log10{√〔(Σε
I (k))2+(ΣεQ (k))2 〕/N2 } 次に振幅誤差を求めるが、まず測定信号I6 ,Q6 の振
幅から理想信号の振幅1を引き、残りを二乗したものを
求める。Σ εm (k)2 =Σ(√(I6 2(k)+Q
6 2(k))−1)2 Σはk=1からNまで これを%rms単位に次式で変換して振幅誤差を算出す
る。
I (k))2+(ΣεQ (k))2 〕/N2 } 次に振幅誤差を求めるが、まず測定信号I6 ,Q6 の振
幅から理想信号の振幅1を引き、残りを二乗したものを
求める。Σ εm (k)2 =Σ(√(I6 2(k)+Q
6 2(k))−1)2 Σはk=1からNまで これを%rms単位に次式で変換して振幅誤差を算出す
る。
【0033】 εmr=100×√(Σεm 2 (k)/N) 次に位相誤差を求めるが、この単位をdeg rmsで
算出する。測定信号I6 ,Q6 の位相から理想信号
RI ,RQ の位相を引きその残りを二乗する。この位相
の引き算で、180°の軸に位相が近い場合は、位相差
を反対回りに計算してしまう場合があり、位相差が18
0°を越えた場合は補正する。
算出する。測定信号I6 ,Q6 の位相から理想信号
RI ,RQ の位相を引きその残りを二乗する。この位相
の引き算で、180°の軸に位相が近い場合は、位相差
を反対回りに計算してしまう場合があり、位相差が18
0°を越えた場合は補正する。
【0034】Σεp 2 (k)=Σ(arctan(Q
(k)/I(k))−θR (k))2 Σはk=1からNまで これを次式でdeg rms単位に変換する。 εpr=(180/π)×√(Σεp 2 (k)/N) 波形品質ρは定義に基づき次式の計算により求める。
(k)/I(k))−θR (k))2 Σはk=1からNまで これを次式でdeg rms単位に変換する。 εpr=(180/π)×√(Σεp 2 (k)/N) 波形品質ρは定義に基づき次式の計算により求める。
【0035】Re(j)=Σ(I6 (k)・R
R (k)+Q6 (k)・RQ (k)) Im(j)=Σ(Q6 (k)・RR (k)−I
6 (k)・RQ (k)) Σはk=1+64(j−1)から64+64(j−1)
まで ρ=Σ(Re(j)・Re(j)+Im(j)・Im
(j)/〔64・Σ(I6 2(k)+Q6 2(k))〕 分母のΣはk=1から64Nまで、分子のΣはk=1か
らNまで 周波数推定部15で推定された周波数誤差ω1 と、周波
数誤差・位相推定部19で求めた周波数誤差ω2 と、周
波数誤差・位相・振幅推定部24で求めた周波数誤差Δ
ωとを周波数誤差算出部で単位を合せて加算して周波数
誤差ω4 を得る。
R (k)+Q6 (k)・RQ (k)) Im(j)=Σ(Q6 (k)・RR (k)−I
6 (k)・RQ (k)) Σはk=1+64(j−1)から64+64(j−1)
まで ρ=Σ(Re(j)・Re(j)+Im(j)・Im
(j)/〔64・Σ(I6 2(k)+Q6 2(k))〕 分母のΣはk=1から64Nまで、分子のΣはk=1か
らNまで 周波数推定部15で推定された周波数誤差ω1 と、周波
数誤差・位相推定部19で求めた周波数誤差ω2 と、周
波数誤差・位相・振幅推定部24で求めた周波数誤差Δ
ωとを周波数誤差算出部で単位を合せて加算して周波数
誤差ω4 を得る。
【0036】PN同期理想信号生成部18から、基地局
よりのトリガと受信入力信号のPN符号系列の先頭との
差τ1 を得、これと信号遅延推定部22で推定された信
号遅延量τ2 とをタイムアライメント誤差算出部28で
加算し、これに対し、規格は定められた基準タイミング
とシンボル判定点とのずれ(1/2チップ)と、予め測
定しておいた測定系に存在するハードウェアでの遅延量
とを補正してタイムアライメント誤差τ3 を求める。
よりのトリガと受信入力信号のPN符号系列の先頭との
差τ1 を得、これと信号遅延推定部22で推定された信
号遅延量τ2 とをタイムアライメント誤差算出部28で
加算し、これに対し、規格は定められた基準タイミング
とシンボル判定点とのずれ(1/2チップ)と、予め測
定しておいた測定系に存在するハードウェアでの遅延量
とを補正してタイムアライメント誤差τ3 を求める。
【0037】以上のようにして得られたI6 ,Q6 ,
ρ,εr ,εmr,εpr,O0 ,ω4 ,τ3 が表示部29
に表示される。上述においてPN同期理想信号生成部1
8において、入力信号にシンボル間干渉が除去されたも
のとしたがCDMAデジタルセルラ電話の変調方式でな
い場合にはシンボル間干渉がある信号や、シンボル判定
点以外のデータが必要になる場合もある。この場合は、
送信フィルタ処理されたPNパターンをメモリに蓄積し
ておく。上述においてはこの発明を拡散方式の変調信号
について波形品質測定に適用したが、拡散方式でない変
調信号の波形品質測定にも適用できる。その場合は、通
常、同期ワードなど予め定められた既知のデータの部分
を利用すればよい。また試験信号としてPN符号の一部
を送信データに用いる場合は、そのPN符号部に同期さ
せて利用すればよい。
ρ,εr ,εmr,εpr,O0 ,ω4 ,τ3 が表示部29
に表示される。上述においてPN同期理想信号生成部1
8において、入力信号にシンボル間干渉が除去されたも
のとしたがCDMAデジタルセルラ電話の変調方式でな
い場合にはシンボル間干渉がある信号や、シンボル判定
点以外のデータが必要になる場合もある。この場合は、
送信フィルタ処理されたPNパターンをメモリに蓄積し
ておく。上述においてはこの発明を拡散方式の変調信号
について波形品質測定に適用したが、拡散方式でない変
調信号の波形品質測定にも適用できる。その場合は、通
常、同期ワードなど予め定められた既知のデータの部分
を利用すればよい。また試験信号としてPN符号の一部
を送信データに用いる場合は、そのPN符号部に同期さ
せて利用すればよい。
【0038】上述において、直交変換部14以後の処理
はすべてソフトウェア処理により行ってもよい。また変
調パラメータの全てを求めるのではなく、一部のみを求
めてもよい。
はすべてソフトウェア処理により行ってもよい。また変
調パラメータの全てを求めるのではなく、一部のみを求
めてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
符号(シンボル)の既知の部分を利用して、復調を行う
ことなく、理想参照信号を生成しているため、復調誤り
に基づく測定誤りが生じない。その点において、復調誤
りに生じ易い状態の信号に対する変調パラメータの測定
に有利である。
符号(シンボル)の既知の部分を利用して、復調を行う
ことなく、理想参照信号を生成しているため、復調誤り
に基づく測定誤りが生じない。その点において、復調誤
りに生じ易い状態の信号に対する変調パラメータの測定
に有利である。
【0040】またこの発明では比較的簡単に周波数誤差
及びタイミング(位相)誤差と理想参照信号とを求め、
これら誤差がなくなるように、入力信号に対して直交変
換して複素ベースバンド信号を得、この複素ベースバン
ド信号と理想参照信号とから変調パラメータを求めてお
り、前記米国特許のように、変調パラメータを全て得る
ことを繰返して測定精度を高める場合より、演算量が少
なくて済む。
及びタイミング(位相)誤差と理想参照信号とを求め、
これら誤差がなくなるように、入力信号に対して直交変
換して複素ベースバンド信号を得、この複素ベースバン
ド信号と理想参照信号とから変調パラメータを求めてお
り、前記米国特許のように、変調パラメータを全て得る
ことを繰返して測定精度を高める場合より、演算量が少
なくて済む。
【0041】演算処理がなされたデータについて演算を
繰返すと、演算誤差が累積し、かえって不正確な値にな
るおそれがあるが、この発明では処理部23で入力信号
に対して直交変換し、その出力を1回処理するのみであ
り、繰返し演算による演算誤差の累積は生じない。前記
周波数誤差、タイミング誤差、理想参照信号を求める処
理を、前述のように測定対称入力信号長よりも短かい信
号で求める場合は演算量が一層少なくて済む。
繰返すと、演算誤差が累積し、かえって不正確な値にな
るおそれがあるが、この発明では処理部23で入力信号
に対して直交変換し、その出力を1回処理するのみであ
り、繰返し演算による演算誤差の累積は生じない。前記
周波数誤差、タイミング誤差、理想参照信号を求める処
理を、前述のように測定対称入力信号長よりも短かい信
号で求める場合は演算量が一層少なくて済む。
【0042】特にフィルタ処理を行う場合は、一般にフ
ィルタ処理のための演算に長い時間がかかるため、評価
対象全体を最初から最後まで用いる従来のものよりもこ
の発明の演算量は著しく少ないものとすることができ
る。実施例では受信フィルタ処理を行う前に、周波数誤
差補正を行っているため、信号の一部が遮断されるよう
なことなく、正しい測定を行うことができる。
ィルタ処理のための演算に長い時間がかかるため、評価
対象全体を最初から最後まで用いる従来のものよりもこ
の発明の演算量は著しく少ないものとすることができ
る。実施例では受信フィルタ処理を行う前に、周波数誤
差補正を行っているため、信号の一部が遮断されるよう
なことなく、正しい測定を行うことができる。
【0043】特にCDMA移動通信信号においては、P
N拡散されているため、その各チップを従来方法の評価
対象シンボルとすると、シンボル数が例えば6倍にもな
り、測定演算時間も6倍になってしまうが、この発明で
は、前述したように演算量が著しく少くて済み、有利で
ある。
N拡散されているため、その各チップを従来方法の評価
対象シンボルとすると、シンボル数が例えば6倍にもな
り、測定演算時間も6倍になってしまうが、この発明で
は、前述したように演算量が著しく少くて済み、有利で
ある。
【図1】この発明の実施例を機能的に示すブロック図。
Claims (9)
- 【請求項1】 入力デジタル直交変調信号を直交変換し
て第1複素ベースバンド信号を得る第1手段と、 上記第1複素ベースバンド信号の周波数誤差(第1周波
数誤差と記す)、タイミング誤差(第1タイミング誤差
と記す)と、上記第1複素ベースバンド信号のシンボル
と同期した理想参照信号を推定する第2手段と、 上記入力デジタル直交変調信号を、上記第1周波数誤
差、第1タイミング誤差を補正するように直交変換して
第2複素ベースバンド信号を得る第3手段と、 上記第2複素ベースバンド信号と上記理想参照信号から
上記第2複素ベースバンド信号の周波数誤差(第2周波
数誤差と記す)を推定する第4手段と、 上記第2複素ベースバンド信号に対し上記第2周波数誤
差を補正した第3複素ベースバンド信号を得る第5手段
と、 上記第3複素ベースバンド信号と上記理想参照信号によ
り変調パラメータを推定する第6手段と、 を有するデジタル直交変調信号の変調パラメータ測定装
置。 - 【請求項2】 上記第2手段は上記第1複素ベースバン
ド信号の周波数誤差(第3周波数誤差と記す)を推定す
る第7手段と、上記第3周波数誤差を上記第1複素ベー
スバンド信号に対して補正して第4複素ベースバンド信
号を得る第8手段と、上記第4複素ベースバンド信号か
らこの第4複素ベースバンド信号のシンボルと同期した
上記理想参照信号を生成し、上記第1複素ベースバンド
信号のタイミング誤差(第2タイミング誤差と記す)を
推定する第9手段とを含むことを特徴とする請求項1記
載のデジタル直交変調信号の変調パラメータ測定装置。 - 【請求項3】 上記第4複素ベースバンド信号を、受信
フィルタ処理して第5複素ベースバンド信号を得て上記
第9手段へ上記第4複素ベースバンド信号として供給す
る第10手段を含むことを特徴とする請求項2記載のデ
ジタル直交変調信号の変調パラメータ測定装置。 - 【請求項4】 上記第2手段は上記理想参照信号と上記
第9手段へ供給される複素ベースバンド信号とからその
複素ベースバンド信号の周波数誤差(第4周波数誤差と
記す)とタイミング誤差(第3タイミング誤差と記す)
を求める第11手段を含み、上記第3手段は、上記第3
周波数誤差及び上記第4周波数誤差を加算したものを上
記第1周波数誤差とし、上記第2タイミング誤差及び上
記第3タイミング誤差を加算したものを上記第1タイミ
ング誤差として直交検波する手段であることを特徴とす
る請求項2又は3記載のデジタル直交変調信号の変調パ
ラメータ測定装置。 - 【請求項5】 上記第2手段は上記第9手段へ供給され
る複素ベースバンド信号に対し、上記第4周波数誤差及
び上記第3タイミング誤差を補正して第5複素ベースバ
ンド信号を得る第12手段と、上記第5複素ベースバン
ド信号と上記理想参照信号とから信号遅延を推定して上
記第3タイミング誤差として上記第3手段へ供給する第
13手段を含むことを特徴とする請求項4記載のデジタ
ル直交変調信号の変調パラメータ測定装置。 - 【請求項6】 外部よりのトリガと上記理想参照信号と
の位相差としてタイムアライメント誤差を検出する第1
4手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れ
かに記載のデジタル直交変調信号の変調パラメータ測定
装置。 - 【請求項7】 上記入力デジタル直交変調信号を上記ト
リガを基準としてメモリに取込む手段と、上記メモリの
上記トリガと対応する番地と上記理想参照信号の先頭と
対応する番地との差を検出して上記タイムアライメント
誤差のおおよその値とする手段を上記第14手段は含む
ことを特徴とする請求項8記載のデジタル直交変調信号
の変調パラメータ測定装置。 - 【請求項8】 上記入力デジタル直交変調信号はCDM
A移動通信におけるパイロットPN符号に変調された送
信信号であることを特徴とする請求項1,3乃至7の何
れかに記載のデジタル直交変調信号の変調パラメータ測
定装置。 - 【請求項9】 上記第2手段は測定対象信号長より短い
信号を処理する手段であることを特徴とする請求項1乃
至7の何れかに記載のデジタル直交変調信号の変調パラ
メータ測定装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8123295A JPH09307525A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | デジタル直交変調信号の変調パラメータ測定装置 |
| US08/847,597 US5799038A (en) | 1996-04-30 | 1997-04-25 | Method for measuring modulation parameters of digital quadrature-modulated signal |
| EP97107203A EP0805573A3 (en) | 1996-04-30 | 1997-04-30 | Method for measuring modulation parameters of digital quadrature-modulated signal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8123295A JPH09307525A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | デジタル直交変調信号の変調パラメータ測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307525A true JPH09307525A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14857014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8123295A Withdrawn JPH09307525A (ja) | 1996-04-30 | 1996-05-17 | デジタル直交変調信号の変調パラメータ測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09307525A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5812238A (en) * | 1993-04-23 | 1998-09-22 | Essilor International | Progressive multifocal ophthalmic lens pair |
| WO2001095536A1 (en) * | 2000-06-09 | 2001-12-13 | Advantest Corporation | Multiplexed signal quality display, method, and program, and recorded medium where the program is recorded |
| WO2001095535A1 (en) * | 2000-06-09 | 2001-12-13 | Advantest Corporation | Apparatus, method, and program for displaying waveform quality of cdma signal, and recorded medium where the program is recorded |
| WO2001097421A1 (en) * | 2000-06-12 | 2001-12-20 | Advantest Corporation | Multiplexed signal quality display, method, and program, and recorded medium where the program is recorded |
| JP2003512765A (ja) * | 1999-10-15 | 2003-04-02 | ローデ ウント シュワルツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディット ゲゼルシャフト | デジタル変調された受信信号の測定用復調と変調誤り測定のための装置 |
| WO2005015756A1 (ja) * | 2003-08-07 | 2005-02-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 送信装置 |
| JP2023040159A (ja) * | 2019-01-17 | 2023-03-22 | 沖電気工業株式会社 | 位相シフト検出装置及び位相シフト検出方法 |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP8123295A patent/JPH09307525A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5812238A (en) * | 1993-04-23 | 1998-09-22 | Essilor International | Progressive multifocal ophthalmic lens pair |
| JP2003512765A (ja) * | 1999-10-15 | 2003-04-02 | ローデ ウント シュワルツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディット ゲゼルシャフト | デジタル変調された受信信号の測定用復調と変調誤り測定のための装置 |
| WO2001095536A1 (en) * | 2000-06-09 | 2001-12-13 | Advantest Corporation | Multiplexed signal quality display, method, and program, and recorded medium where the program is recorded |
| WO2001095535A1 (en) * | 2000-06-09 | 2001-12-13 | Advantest Corporation | Apparatus, method, and program for displaying waveform quality of cdma signal, and recorded medium where the program is recorded |
| US7013243B2 (en) | 2000-06-09 | 2006-03-14 | Advantest Corporation | Multiplexed signal quality display, method, and program, and recorded medium where the program is recorded |
| US7379851B2 (en) | 2000-06-09 | 2008-05-27 | Advantest Corporation | CDMA signal waveform quality display system, method, and program, and storage medium storing the program |
| WO2001097421A1 (en) * | 2000-06-12 | 2001-12-20 | Advantest Corporation | Multiplexed signal quality display, method, and program, and recorded medium where the program is recorded |
| US7352713B2 (en) | 2000-06-12 | 2008-04-01 | Advantest Corporation | Multiplexed signal quality display system, method, and program, and storage medium storing the program |
| WO2005015756A1 (ja) * | 2003-08-07 | 2005-02-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 送信装置 |
| US7379715B2 (en) | 2003-08-07 | 2008-05-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Transmitter apparatus and method using polar modulation with signal timing adjustment |
| JP2023040159A (ja) * | 2019-01-17 | 2023-03-22 | 沖電気工業株式会社 | 位相シフト検出装置及び位相シフト検出方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09270827A (ja) | デジタル直交変調信号のパラメータ測定装置 | |
| US5799038A (en) | Method for measuring modulation parameters of digital quadrature-modulated signal | |
| US7305025B2 (en) | Measurement instrument and measurement method | |
| JP5669290B2 (ja) | 試験及び測定機器並びに信号データ識別方法 | |
| EP4070483B1 (en) | Determining error vector magnitude using cross-correlation | |
| CN103278825B (zh) | 一种卫星导航信号质量评估参数的确定方法 | |
| CN103929391B (zh) | 一种频率校准方法及装置 | |
| JPH10173628A (ja) | Cdma信号の波形品質測定方法 | |
| CN102387098A (zh) | 一种频率偏差与相位偏差的联合测量方法及装置 | |
| JPH09307525A (ja) | デジタル直交変調信号の変調パラメータ測定装置 | |
| CN109257311B (zh) | 确定误差矢量幅度的方法及系统 | |
| CN114301552B (zh) | 一种数字调制信号测试方法及系统 | |
| CN1812295B (zh) | 一种3g终端的射频一致性测试方法 | |
| CN103023829A (zh) | 一种调制精度的估计方法及装置 | |
| CN107305225B (zh) | 用于使用互相关和实数采样而不需要时间对准的vswr估计的方法和装置 | |
| US10057020B2 (en) | Joint estimation of coefficients for skew, gain imbalance and channel response for signal sources | |
| US20250093450A1 (en) | Signal processing circuit, measurement instrument, and method of determining a symbol error rate | |
| CN110518988B (zh) | 一种测量器件矢量调制误差的装置及方法 | |
| JPH1198108A (ja) | Cdma信号測定方法 | |
| CN105681240B (zh) | 一种适应于低信噪比环境下的高精度频偏估计方法 | |
| KR20030003230A (ko) | 동기 수신기에서의 직교 및 이득 에러의 정정 | |
| Fu et al. | Test bed for power amplifier behavioral characterization and modeling | |
| JP7200190B2 (ja) | フレーム同期装置及びそれを備えた測定装置及び測定システム、並びにフレーム同期方法及び測定方法 | |
| CN112436906B (zh) | 无线调制信号调制质量参数校准设备 | |
| JP2002247119A (ja) | シンボル点推定装置、方法、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体ならびに変調解析装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |