JPH09307637A - 回線および端末の試験方法ならびに装置 - Google Patents

回線および端末の試験方法ならびに装置

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JPH09307637A
JPH09307637A JP11633196A JP11633196A JPH09307637A JP H09307637 A JPH09307637 A JP H09307637A JP 11633196 A JP11633196 A JP 11633196A JP 11633196 A JP11633196 A JP 11633196A JP H09307637 A JPH09307637 A JP H09307637A
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Masahiro Hondo
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Kyoko Kumada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線および端末の試験を新たな回線試験
設備を必要としないで局側のソフト変更のみで行なえる
ようにする。 【解決手段】 発信電話番号表示端末の機能を利用し、
この端末に試験用のID番号を局側から送信し、端末
は、試験用の信号であることを認識すると、バッファに
格納されたID番号を局へ返送する。局の試験装置は送
信したID番号と折り返されたID番号を照合して折り
返し試験の確認を行う。あるいは発信電話番号情報に代
えて端末で行う試験の内容を指示する試験コードを送
り、端末でそのコマンドによる試験の結果を返送するよ
うにもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者回線および
各加入者の端末試験方式に関する。特に加入者線交換機
から試験信号を送出し加入者端末から折り返し信号を返
送して試験を行う折り返し試験方式あるいは試験を行っ
てその結果を返送する回線および端末の試験方式に関す
る。本発明は、通信網より発信電話番号情報が受信端末
に通知され、発信電話番号情報が通話前に受信端末に表
示される方式を利用する。
【0002】
【従来の技術】現在、発信者の電話番号が着信側に通知
され、この発信電話番号が受信端末に表示され着信者が
発信電話番号(以下IDともいう)を確認してのちオフ
フックして通話を開始できる発信電話番号表示サービス
(以下ID表示サービスともいう)が開始されようとし
ている。
【0003】この方式の構成を図1に示す。このサービ
スを受けるための通信端末としては、発信電話番号情報
受信機能と一般の電話機能をもつ発信電話番号情報受信
電話機(ID受信電話機2)があり、また発信電話番号
受信機能を有するID受信アダプタ3を一般の電話機4
に接続して発信電話番号表示を行わせることもできる。
【0004】このような発信電話番号情報の受信表示機
能を有する通信端末を総称して以下ID受信端末とい
う。
【0005】このようなID表示サービスにおけるID
情報としては、発信電話番号と、発信電話番号非通知理
由と、内線指定情報とがある。この発信電話番号とは、
発信者の電話番号(回線番号)であり、その情報形式と
しては、「0」+「市外局番」+「市内局番」+「加入
者番号」とからなるものである。また発信電話番号非通
知理由とは、発信電話番号を通知できない場合その理由
を通知するもので、P:発信者が発信電話番号を送出す
ることを拒否した着信であることを伝達する情報、O:
提供エリア外からの着信あるいはディジタル交換機以外
からの着信であることを伝達する情報、C:公衆電話か
らの着信であることを伝達する情報とがある。また、内
線指定情報とは、ダイヤルイン等の番号情報を通信する
情報である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今日、加入
者回線も光ファイバケーブルを用いた光化が進められて
おり、例えば加入者線交換機が設置された局と加入者の
端末とを結ぶ加入者回線の途中までを光ファイバケーブ
ルとし、局と加入者との中間に光電変換および電光変換
を行う受信および送信設備を設ける方式が検討されてい
る。このような方式がとられると、従来は局内設備とし
て考えられていた設備が局外に設けられることになり、
1回線当たりの試験設備費が高くなるあるいは局外設備
の小型化に限界がある等の問題が発生してくる。
【0007】また、通信回線の試験において、各加入者
設備の入口に設けられた回線切り分け装置により回線を
切り分け、回線側のみの試験、加入者側の設備の試験を
行う技術があるが、このような回線切り分け方式による
回線試験を行うと回線試験方式が複雑化するきらいがあ
る。
【0008】本発明は、上述のID受信端末の機能に着
目してなされたもので、ID受信端末の機能を用いて、
局内の試験台から加入者回線および受信端末までが正常
か否かを簡単に特別の試験設備を用いることなく試験が
できる回線および端末の試験方法およびその装置を提供
することを目的とする。また、試験も既存の設備を用い
てソフトウエアの変更のみで対応することができる簡便
な試験方法および通信端末装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は、
試験方法に係り、受信端末の起動を確認すると加入者線
交換機から受信端末に対して通話前に発信電話番号情報
が通知され、受信端末は、この加入者線交換機から送出
された発信電話番号情報を通話前に表示する通信方式の
回線および端末の試験方法において、加入者線交換機か
ら、受信端末の起動を確認すると前記発信電話番号情報
に代えて試験用の発信電話番号情報を含む試験コードを
送信し、前記受信端末は、試験コードである旨を検出す
るとこの試験用の発信電話番号情報を前記加入者線交換
機へ返送し、加入者線交換機側で、送出した試験用の発
信電話番号情報と返送された発信電話番号情報とを照合
することにより折り返し確認を行うことを特徴とする。
【0010】また、本発明の第二の観点として、発信電
話番号情報に代えて、加入者線交換機から受信端末で行
う試験の内容を指定する情報を含む試験コードを送信
し、受信端末は、試験コードである旨を検出すると指定
された試験を行ってその結果の情報を前記加入者線交換
機へ返送し、加入者線交換機側は、前記受信端末から返
送された試験結果の情報を認識することを特徴とする。
【0011】この試験内容を指定する情報には、前記受
信端末に接続される端末機の試験、受信端末の識別情報
を返送する試験、受信端末の正常性確認試験のいずれか
を指定する情報を含むことができる。
【0012】また、本発明の別の観点は、発信電話番号
情報の表示機能を有する通信端末装置に係るもので、極
性反転後に加入者線交換機から送出されるリンギングと
サイレントの周期が呼出信号より短い受信端末起動信号
を検出する端末起動信号検出手段と、この端末起動信号
検出手段で前記受信端末起動信号を検出するとデータ受
信側に回路を切り換える回路切換手段と、受信端末起動
信号に続いて加入者線交換機から送られてくる発信電話
番号情報を受信して一時バッファ手段に格納するID受
信手段と、このバッファ手段に格納された発信電話番号
情報を通話前に表示する表示手段とを備えた発信電話番
号表示機能を有する通信端末装置において、前記ID受
信手段は、受信発信電話番号情報が試験用の発信電話番
号情報を含む試験コードであるか否かを検出する手段を
含み、試験コードを検出したときに、前記バッファ手段
に格納された前記試験用の発信電話番号情報を加入者線
交換機に返送するID返送手段を備えたことを特徴とす
る。
【0013】なお、前記ID受信手段は、受信発信電話
番号情報が試験内容を指定する情報を含む試験コードで
あるか否かを検出する手段を含み、前記指定された試験
内容の試験を行い、その結果の情報を加入者線交換機に
返送する手段を含むように構成することができる。
【0014】回線および受信端末の試験を行うときは、
加入者線交換機に設けられた試験台から、極性反転した
のち、ID受信端末を起動させるID受信端末起動信号
を送信する。ID受信端末は、このID受信端末起動信
号を検出すると、直流ループを形成して応答信号を返送
する。この応答信号を確認すると、試験台からテスト用
の試験コードを送信する。ID受信端末は、受信したデ
ータをバッファに一時格納するように構成されている
で、この受信したデータが試験コードであると認識する
と、バッファに格納された試験用のID情報を加入者線
交換機に対して返送する。加入者線交換機の試験台は、
この返送されたID情報と送出したID情報とを照合
し、一致すればID受信端末までの回線およびID受信
端末は正常であると判定する。
【0015】また、加入者線交換機から発信電話番号情
報に代えて送信されたID受信端末で行う試験の内容を
指定する情報を含む試験コードを受信したときは、ID
受信端末はこの試験コード内で指定された試験を行い、
その結果を加入者線交換機の試験台へ返送する。これに
より加入者線交換機の試験台から、ID受信端末を用い
て自動的にID受信端末の下部側の回線あるいは装置の
正常性や、ID受信端末の正常性あるいは回線の接続確
認等の試験を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0017】図1は、本発明が適用される通信方式の構
成を示すものである。図2は、第一の実施の形態で用い
られるID受信端末(ID受信アダプタ)の構成例を示
すブロック図である。図3は、ID受信端末を用いて試
験を行う場合の動作を説明するシーケンス図である。図
4は、通常の通話着信時の発信電話番号情報の通知処理
の動作を示すシーケンス図である。図5は、第一の実施
の形態のID受信端末の動作を説明するフローチャート
である。図6は受信端末に通知されるリンギング信号を
説明するためのタイムチャートである。
【0018】この第一の実施の形態は、加入者線交換機
1からID受信端末となるID受信電話機2あるいはI
D受信アダプタ3に通話前に発信電話番号情報(発I
D)が通知される方式であって、ID受信端末(ID受
信電話機2あるいはID受信アダプタ3)は、この加入
者線交換機1から送出された発信電話番号情報を通話前
に表示する端末での試験方式において、加入者線交換機
1から試験を行うときに、極性反転後にID受信端末
(ID受信電話機2あるいはID受信アダプタ3)を起
動させるID受信端末起動信号を送信し、ID受信端末
の起動を確認すると試験用の発信電話番号情報を含む試
験コードを送信し、ID受信端末(ID受信電話機2あ
るいはID受信アダプタ3)は、試験コードである旨を
検出すると試験用の発信電話番号情報を加入者線交換機
1へ返送し、加入者線交換機1の試験台5でID受信端
末に対して送出した試験用の発信電話番号情報と返送さ
れた発信電話番号情報とを照合することにより折り返し
確認を行う構成であることを特徴とする。
【0019】次にID受信端末の例としてID受信アダ
プタ3の構成を図2を参照して説明する。機能的にはI
D受信電話機2とID受信アダプタ3とに違いはなく、
電話機能を一体化しているか電話用の電話機4を接続す
るかの相違にすぎないので、本発明の適用においてはど
ちらであっても相違はない。
【0020】このID受信アダプタ3は、通信回線の極
性を検出する極性検出部(REVDET)31と、リン
ギング信号を検出する着信検出部(IRDET)32、
電話機4の受話器のオフフック、オンフックを検出する
オフフック検出部(HOOKDET)33、回線を電話
機4側とMODEM36側に切り換える回線切換部34
と、増幅器(AMP)37と、この増幅器37を介して
回線切換部34に接続されるモデム(MODEM)36
と、全体の制御を行うCPU35と、情報を表示する液
晶表示部(LCD/LED)38と、キー入力部(KE
Y)39とを備える。
【0021】回線切換部34は、電話機側へ回線を接続
するリレー接点と、増幅器側(モデム側)に回線を接続
するリレー接点とを備えている。CPU35は発信電話
番号情報表示のための処理制御を行うが、受信データを
一時格納するバッファおよびメモリの機能も含めた構成
であり、発信電話番号情報やその他発信電話番号通知サ
ービスで送受信されるデータ(表示メッセージ等)はバ
ッファおよびメモリに格納され、必要な情報が液晶表示
される。
【0022】以下図3ないし図6を参照して本発明の動
作を説明する。
【0023】まず、図4に通常の通話着信時の発信電話
番号情報通知のシーケンスを示してその動作を説明す
る。
【0024】まず、着信のときは加入者線交換機1から
最初に回線の極性反転が行われる。この極性反転から
0.1秒以上経過して、ID受信端末起動信号が加入者
線交換機1からID受信端末に対して送出される。この
場合回線のL1は電池側に接続され、L2にID受信端
末起動信号が送られる。このID受信端末起動信号を受
信すると、ID受信端末は回線に直流ループを形成して
一次応答信号を加入者線交換機1に返送する。この一次
応答信号の返送をするとID受信端末はモデムを起動し
てモデム信号待ち受け状態となる。加入者線交換機1で
の一次応答信号の待ち時間は、6秒とっている。加入者
線交換機1は一次応答信号を受信すると、発信電話番号
情報(発ID)をモデム信号としてID受信端末に送信
する。この発信電話番号情報の送信タイミングは、一次
応答信号を受信してから0.1〜3秒である。
【0025】ID受信端末が発信電話番号情報を受信す
るとこの発信電話番号情報を検出してバッファに格納す
るとともに受信完了信号を加入者線交換機1に返送す
る。この受信完了信号は直流ループ断により行う。加入
者線交換機1の受信完了信号の受信待ちタイミングは、
発信電話番号情報の送出から7秒とっている。
【0026】加入者線交換機1は、受信完了信号の受信
から0.3秒以上を経過したのち、ID受信端末に対し
て呼出信号を送出する。この呼出信号をID受信端末で
認識して電話機を鳴動させる。ID受信端末は呼出信号
の受信によりバッファに格納されていた発信電話番号を
表示する。受信者がID受信端末の表示部(ID受信ア
ダプタの液晶表示部38)に表示された発信電話番号を
見て受話器を上げてオフフックする。このオフフックを
検出すると二次応答信号が加入者線交換機1に返送され
る。この二次応答信号は直流ループを生成することによ
り行われる。そこで、加入者線交換機1は、回線の極性
を元へ復帰(L1,L2極性復極)することにより通信
中に移行する。なお、通信の終了は一般の着信終了と同
じとなる。
【0027】次に、本実施の形態の特徴とする試験動作
を図3のシーケンスに基づいて説明する。本実施の形態
の特徴とする点は、加入者線交換機がID受信端末起動
信号に対する一時応答信号を受信すると、ID受信端末
に送出される発信電話番号情報に代えて、試験コードで
ある試験用の発信電話番号情報をID受信端末に送出
し、ID受信端末が試験コードであることを認識すると
この情報を折り返し加入者線交換機1へ返送して、加入
者線交換機の試験台5にて送出した試験用の発信電話番
号情報と返送された情報とを照合するところにある。
【0028】すなわち、図3に示すシーケンス図に示す
ように、極性反転後に加入者線交換機1から送出される
ID受信端末起動信号の送出に対応してID受信端末か
ら一次応答信号が送出されたとき、試験台5から折り返
し試験用の試験コード(TESTID)を送出する。こ
の試験コードは、例えば「TST03928567
3」)というような試験用であることを示す発信電話番
号情報である。
【0029】ID受信端末は、発信電話番号情報を含む
全ての受信データを一度バッファに格納するように構成
されているため、このバッファに格納された発信電話番
号情報が試験コードであるか否かを判定する。試験コー
ドであると判定された場合には、このバッファに格納さ
れた試験コードを加入者線交換機に対して返送する。こ
の試験コードか否かの判定はCPU35により行う。C
PU35はモデム36を介して発信電話番号情報を取得
してバッファに格納するので、このバッファに格納され
ている発信電話番号情報が試験コードか否かを照合すれ
ばよい。そして試験コードである場合には、モデム36
を介して加入者線交換機1に対して受信した試験コード
を増幅器37、回線切換部34を介して加入者線交換機
1に返送する。この場合バッファのデータが試験用コー
ドであるときはメモリに格納することなく返送する。
【0030】加入者線交換機1に設けられた試験台5で
は、この返送された試験コードの発信電話番号情報と送
出した試験コードの発信電話番号情報とを照合して回線
および端末に異常がないか否かを判定する。
【0031】受信端末が試験コードのデータを返送し、
受信完了信号を返送して(直流ループ断とし)モデムの
動作を終了すれば試験動作は終了する。
【0032】次に、ID受信端末として図2に示すID
受信アダプタ3を取り上げ、そのID受信端末の動作を
図5および図6を参照して説明する。
【0033】極性検出部31は回線の極性を常時監視し
ている。極性検出部31が極性反転を検出すると、電話
機4のベルを鳴動させないように、回線切換部34のリ
レー接点(電話機側への接点)を動作させて電話機を切
り離す。その後に到来する受信端末起動信号をIR検出
部32で検出すると、回線切換部34のリレー接点(A
MP側への接点)を動作させて直流ループを閉成するI
D受信モードにする。
【0034】ここで、ID受信端末起動信号の検出につ
いて説明する。図6は、到来するリンギング信号の例を
示したタイムチャートである。起動信号:CAR信号
は、極性反転後、0.5sec周期のリンギングとサイ
レントとの組み合わせの信号である。呼出信号:IR信
号は、極性反転後に、1secのリンギングと2sec
のサイレントとの組み合わせの信号である。内線呼出信
号:SIR信号は、0.25secのリンギング、0.
25secのサイレント、0.25secのリンギン
グ、2.25secのサイレントの組み合わせからなる
信号である。また、着信転送警告信号:TIR信号は極
性反転なしの0.5secのリンギングとサイレントと
の組み合わせの信号である。
【0035】着信検出部32は、極性反転後60ms後
に電話機を切り離して、リンギング信号の検出を行う。
このとき、一般的な呼出信号であると判断されると電話
機を鳴動させる。この判定はリンギングが700msを
超えたこと、あるいは1回目のリンギングの終わりから
2回目のリンギングの始めまでのサイレントが650m
sを超えたことの検出により判定できる。またサイレン
トが650msを超えることにより内線呼出信号である
ことも判定でき、あるいは2回目のリンギングの始めを
検出したときにサイレントの状態が350ms以下であ
れば内線呼出信号と判定できる。また、リンギング時間
/サイレント時間によりID受信端末起動信号であるか
否かの確認を行う。これらの判定により、一般的な呼出
信号あるいは内線呼出信号でなければ、ID受信端末起
動信号と判定して、直流ループを閉成し、モデム36を
受信状態にするとともに回線切換部34のモデム側のリ
レー接点をモデム側に切り換え、モデム信号の受信状態
とする。そして到来するID情報を受信して、バッファ
に格納し、通常のID情報か試験コードであるか判定す
る。この判定により試験コードである場合には、受信し
た試験コードを加入者線交換機に返送し、回線切換部3
4の電話機側のリレー接点を復旧して電話機をスルー接
続状態に戻す。また通常のID情報である場合には、発
信電話番号あるいは非通知理由を液晶表示部38に表示
し、データをメモリに格納する。そして、回線切換部3
4の増幅器37側のリレー接点を復旧させ、直流ループ
を開放する。その後到来する呼出信号により回線切換部
34の電話機側へのリレー接点により電話機側にスルー
接続する。
【0036】次に図7および図8を参照して第二の実施
の形態について説明する。図7はこの第二の実施の形態
で使用するID受信アダプタの構成を示す。また図8は
試験のシーケンスを示す図である。
【0037】この第二の実施の形態は、第一の実施の形
態が、加入者線交換機の試験台から試験コードとして発
信者電話番号に代えて試験照合用の電話番号情報を送出
し、これをID受信端末から返送(折り返す)するのに
対して、ID受信端末で種々の試験を行うための試験内
容を指示する情報(あるいは試験用コマンド)を含む試
験コードを送出する点で異なる。
【0038】図7では、図2の構成に加えて電話機テス
ト回路40が設けられている。この電話機テスト回路4
0は、ID受信端末から下部側の回線の状態や電話機
(電話機に限らず、種々の端末機装置も含む)の状態
(絶縁状態、静電容量など)をテストする機能を有す
る。個人ID設定回路41は、このID受信端末の固有
のID番号を保持するもので、第一の実施の形態の図2
の構成のID受信アダプタ3にも含まれるものである
が、試験の説明の必要上、別のブロックとして記載し
た。実際には、CPU35の機能の一部としてメモリ回
路で構成されている。また図2で回線切換回路34で表
された回路は、図7では、a、bのリレー接点回路とし
て表現されている。
【0039】次に図8を参照して、この第二の実施の形
態を説明する。
【0040】利用者からの苦情や故障申告等により、I
D受信端末の試験を行うときは、試験台から、第一の実
施の形態と同じく、回線の極性反転を行ったのち発信電
話番号表示サービスと同様のID受信端末起動信号を送
出する。このID受信起動信号を着信検出部(IRDE
T)32が検出する。ID受信端末は、極性反転の検出
により、接点aが切り離され、接点bが接続されて電話
機側を切り離し、増幅器37を介してモデム36側に回
線が接続される。ID受信端末起動信号を受信すると、
直流ループを形成して一次応答信号が加入者線交換機に
返送される。この一次応答信号を受信すると、試験台か
ら試験コードをID受信端末に対して送出する。
【0041】この試験コードが第一の実施の形態と異な
る。本実施の形態の試験コードは、ID受信端末が行う
試験の種別を指定する符号(コマンド)を含んだもので
ある。例えば、試験コードとして、「TST001」
は、ID受信端末の下部側の状態を試験するための「電
話機側テスト」、「TST002」は電話番号とおりの
ID受信端末であるかの確認をするための「回線の接続
確認」、「TST003」は「ID受信端末の正常性確
認」のようにID受信端末で行う試験の種別を指定する
ものとする。第一の実施の形態では、試験コードは折り
返し用の電話番号を含むものであったが、この第二の実
施の形態では、折り返し用の電話番号ではなく、ID受
信端末で行う試験の内容(種別)を指定する。
【0042】ID受信端末は、試験コードを検出し、指
定された試験の内容を識別すると、ID受信端末は対応
する試験を行い、その結果を加入者線交換機の試験台に
返送する。
【0043】例えば、電話機側テストを指定する「TS
T001」を検出したときは、プログラム制御により、
電話機テスト回路40を動作させ、ID受信端末側か
ら、電話機側の回線の状態および電話機の正常性をテス
トする。この正常性のテストでは、絶縁抵抗、静電容量
テストを行う。この結果を、モデム信号により試験台へ
送信する。この試験結果情報の送信は、例えば、「TS
T001GOOD+個人ID番号」あるいは「TST0
01NG+個人ID番号」のようなものとする。また、
電話回線張替工事による正常性確認をするときは、試験
台から試験コード「TST002」を送信し、ID受信
端末は、この試験コードの「回線の接続確認」を指定す
ることを認識すると、モデム信号により、試験台に「T
ST002+個人ID番号」の信号を返送する。加入者
線交換機の試験台は、この返送信号により対応するID
受信端末に回線が接続されたことを確認することができ
る。
【0044】このように、試験台から、ID受信端末に
対して、発信電話番号情報に代えて試験コードの信号を
送信し、ID受信端末は、この試験コードで指定された
試験を行ってその結果を返送するので、発信電話番号表
示機能付き受信端末を利用して、必要な試験を行うこと
ができる。またID受信端末で試験コードで指定される
複数の試験を行ってその結果を返送するので、試験台か
ら必要な試験をいつでも行うことができる。このID受
信端末で行う試験は、発信電話番号表示機能付きの受信
端末を利用することで行うことができるため、ソフトウ
エアの入れ替え等、ハードウエアの変更なしにソフトウ
エアの入れ替え等で対応できる部分が大きいため、安価
な試験システムを構築することが可能である。
【0045】
【発明の効果】このように、本発明では、発信電話番号
情報表示機能付きサービスを利用して回線および受信端
末の試験を行うことができる。この試験のための設備と
して特別なものは必要ではなく、受信端末側には試験コ
ードを認識して受信試験コードを加入者線交換機に返送
するための処理機能あるいは試験コードを認識してそこ
で指定された試験を行って結果の情報を返送する試験処
理機能をもたせればよい。また加入者線交換機側では、
特に試験設備を必要とせず、この試験コードを送出して
返送された試験コードとの照合をとって試験を行うため
のソフトウエアや受信端末から返送された試験結果を認
識する機能を発信電話番号情報通知サービス処理用ソフ
トウエアに加えて備えていればよいだけである。また、
試験コマンドによりID受信端末で試験を行うときは簡
単にその試験の結果を得ることができ、ID受信端末の
ハードウエアに対する負荷も従来の試験装置にソフトウ
エアの処理を加えることでよいため、ハードウエアに対
する負荷が小さい。。
【0046】したがって、既存設備をそのまま用いて受
信端末での折り返し試験あるいは指定された試験を行う
ことができ、その試験設備のための負荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発信電話番号情報通知サービスの通信方式およ
びその試験の構成を示す図。
【図2】ID受信アダプタの構成を示すブロック図。
【図3】ID受信端末の試験動作を説明するシーケンス
図。
【図4】ID受信端末での発信電話番号通知表示の動作
を説明するシーケンス図。
【図5】ID受信端末の動作を説明するフローチャー
ト。
【図6】回線から到来するリンギング信号を示すタイム
チャート。
【図7】ID受信アダプタの別の構成例を示す図。
【図8】ID受信端末の試験動作を説明するシーケンス
図。
【符号の説明】
1 加入者線交換機 2 ID受信電話機 3 ID受信アダプタ 4 電話機 5 試験台 31 極性検出部(REVDET) 32 着信検出部(IRDET) 33 オフフック検出部(HOOKDET) 34 回線切換部 35 CPU 36 モデム 37 増幅器 38 液晶表示部 39 キー入力部 40 電話機テスト回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下國 淳 埼玉県蕨市中央3丁目12番15号 株式会社 日興電機製作所内 (72)発明者 本藤 正博 埼玉県蕨市中央3丁目12番15号 株式会社 日興電機製作所内 (72)発明者 亀山 登 埼玉県蕨市中央3丁目12番15号 株式会社 日興電機製作所内 (72)発明者 熊田 恭子 埼玉県蕨市中央3丁目12番15号 株式会社 日興電機製作所内 (72)発明者 畠山 寧 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 吉田 晃一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信端末の起動を確認すると加入者線交
    換機から受信端末に対して通話前に発信電話番号情報が
    通知され、受信端末は、この加入者線交換機から送出さ
    れた発信電話番号情報を通話前に表示する通信方式の回
    線および端末の試験方法において、 加入者線交換機から、受信端末の起動を確認すると前記
    発信電話番号情報に代えて試験用の発信電話番号情報を
    含む試験コードを送信し、 前記受信端末は、試験コードである旨を検出するとこの
    試験用の発信電話番号情報を前記加入者線交換機へ返送
    し、 加入者線交換機側で、送出した試験用の発信電話番号情
    報と返送された発信電話番号情報とを照合することによ
    り折り返し確認を行うことを特徴とする回線および端末
    の試験方法。
  2. 【請求項2】 受信端末の起動を確認すると加入者線交
    換機から受信端末に対して通話前に発信電話番号情報が
    通知され、受信端末は、この加入者線交換機から送出さ
    れた発信電話番号情報を通話前に表示する通信方式の回
    線および端末の試験方法において、 加入者線交換機から、受信端末の起動を確認すると前記
    発信電話番号情報に代えて試験内容を指定する情報を含
    む試験コードを送信し、 前記受信端末は、試験コードである旨を検出すると指定
    された試験を行ってその結果の情報を前記加入者線交換
    機へ返送し、 加入者線交換機側は、前記受信端末から返送された試験
    結果の情報を認識することを特徴とする回線および端末
    の試験方法。
  3. 【請求項3】 試験内容を指定する情報には、前記受信
    端末に接続される端末機の試験、受信端末の識別情報を
    返送する試験、受信端末の正常性確認試験のいずれかを
    指定する情報が含まれる請求項2記載の回線および端末
    の試験方法。
  4. 【請求項4】 極性反転後に加入者線交換機から送出さ
    れるリンギングとサイレントの周期が呼出信号より短い
    受信端末起動信号を検出する端末起動信号検出手段と、 この端末起動信号検出手段で前記受信端末起動信号を検
    出するとデータ受信側に回路を切り換える回路切換手段
    と、 受信端末起動信号に続いて加入者線交換機から送られて
    くる発信電話番号情報を受信して一時バッファ手段に格
    納するID受信手段と、 このバッファ手段に格納された発信電話番号情報を通話
    前に表示する表示手段とを備えた発信電話番号表示機能
    を有する通信端末装置において、 前記ID受信手段は、受信発信電話番号情報が試験用の
    発信電話番号情報を含む試験コードであるか否かを検出
    する手段を含み、 試験コードを検出したときに、前記バッファ手段に格納
    された前記試験用の発信電話番号情報を加入者線交換機
    に返送するID返送手段を備えたことを特徴とする通信
    端末装置。
  5. 【請求項5】 極性反転後に加入者線交換機から送出さ
    れるリンギングとサイレントの周期が呼出信号より短い
    受信端末起動信号を検出する端末起動信号検出手段と、 この端末起動信号検出手段で前記受信端末起動信号を検
    出するとデータ受信側に回路を切り換える回路切換手段
    と、 受信端末起動信号に続いて加入者線交換機から送られて
    くる発信電話番号情報を受信して一時バッファ手段に格
    納するID受信手段と、 このバッファ手段に格納された発信電話番号情報を通話
    前に表示する表示手段とを備えた発信電話番号表示機能
    を有する通信端末装置において、 前記ID受信手段は、受信発信電話番号情報が試験内容
    を指定する情報を含む試験コードであるか否かを検出す
    る手段を含み、 前記指定された試験内容の試験を行い、その結果の情報
    を加入者線交換機に返送する手段を含むことを特徴とす
    る通信端末装置。
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JP2009147407A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Nec Corp Imsネットワークにおけるガイダンス確認装置および方法

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