JPH09307785A - Crt表示装置のフォーカス調整方法 - Google Patents
Crt表示装置のフォーカス調整方法Info
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- JPH09307785A JPH09307785A JP11733896A JP11733896A JPH09307785A JP H09307785 A JPH09307785 A JP H09307785A JP 11733896 A JP11733896 A JP 11733896A JP 11733896 A JP11733896 A JP 11733896A JP H09307785 A JPH09307785 A JP H09307785A
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- adjustment
- focus
- display device
- crt display
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Abstract
(57)【要約】
【課題】CRTのフォーカスを高速に、かつ精密に最適
値に調整しうる調整方法を提供すること。 【解決手段】高圧フライバックトランス筐体に内蔵され
た垂直,水平2つの超音波モータ駆動ポテンショメータ
と、モータ駆動回路&インタフェース回路と、ITVカ
メラ及び工場調整用コントローラとから成るフィードバ
ック制御を有するCRT表示装置のフォーカス調整方法
において、所定値の線幅よりも大きな範囲を粗調整領
域,小さい範囲を微調整領域と定め、粗調整に対して
は、前記所定値に到達するまでは複数の駆動パルス列で
制御し、前記所定値に到達した以降は前記駆動パルスの
幅よりも狭い複数個の駆動パルス幅に対する各線幅の値
を用いて次の駆動制御の予測制御を行う。
値に調整しうる調整方法を提供すること。 【解決手段】高圧フライバックトランス筐体に内蔵され
た垂直,水平2つの超音波モータ駆動ポテンショメータ
と、モータ駆動回路&インタフェース回路と、ITVカ
メラ及び工場調整用コントローラとから成るフィードバ
ック制御を有するCRT表示装置のフォーカス調整方法
において、所定値の線幅よりも大きな範囲を粗調整領
域,小さい範囲を微調整領域と定め、粗調整に対して
は、前記所定値に到達するまでは複数の駆動パルス列で
制御し、前記所定値に到達した以降は前記駆動パルスの
幅よりも狭い複数個の駆動パルス幅に対する各線幅の値
を用いて次の駆動制御の予測制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRT表示装置の
フォーカス調整方法に係り、特に高電圧のフォーカス電
圧を高速に、かつ精密に最適値に調整しうるCRT表示
装置のフォーカス調整方法に関する。
フォーカス調整方法に係り、特に高電圧のフォーカス電
圧を高速に、かつ精密に最適値に調整しうるCRT表示
装置のフォーカス調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CRT表示装置(含TV受像機)などに
代表される高精細の電子ビーム利用装置では、高電圧の
フォーカス電圧を調整してクリアなビームスポットを実
現するフォーカス調整が不可欠である。具体例を示す
と、バイポテンシャル管を用いたコンピュータ用のカラ
ーCRT表示装置では、フォーカス調整電圧は高電圧を
必要とし、かつアノード電圧の変動に対し高度な追随性
を要するため通常2つのフォーカス電極にアノード電圧
から分圧した6〜8kVの高電圧を可変分圧回路(ポテ
ンショメータ)によってビームスポット径が最小になる
ように各々調整して与えると共に、その一方の電極には
コンデンサを介してパラボラ状電圧を印加することによ
り実現する。これの具体例としては、特開昭63−203063
号公報に開示されている。
代表される高精細の電子ビーム利用装置では、高電圧の
フォーカス電圧を調整してクリアなビームスポットを実
現するフォーカス調整が不可欠である。具体例を示す
と、バイポテンシャル管を用いたコンピュータ用のカラ
ーCRT表示装置では、フォーカス調整電圧は高電圧を
必要とし、かつアノード電圧の変動に対し高度な追随性
を要するため通常2つのフォーカス電極にアノード電圧
から分圧した6〜8kVの高電圧を可変分圧回路(ポテ
ンショメータ)によってビームスポット径が最小になる
ように各々調整して与えると共に、その一方の電極には
コンデンサを介してパラボラ状電圧を印加することによ
り実現する。これの具体例としては、特開昭63−203063
号公報に開示されている。
【0003】このフォーカス調整は、非常に細かなビー
ムスポットの調整を要し、人手にては疲労を要するため
自動調整が望ましいが、前記フォーカス調整は、高電圧
で精密な調整を必要とするため自動化が困難であり実現
できなかった。
ムスポットの調整を要し、人手にては疲労を要するため
自動調整が望ましいが、前記フォーカス調整は、高電圧
で精密な調整を必要とするため自動化が困難であり実現
できなかった。
【0004】従来技術による高電圧の精密調整方式とし
ては、精密な位置合せサーボ機構を有する電動ドライバ
ロボットを用いて前記フォーカス用ポテンショメータ回
転部に電動ドライバを嵌合して自動調整する方法が考え
られているが、機械的な精密位置合せは長期に亘る信頼
性確保が難しく、加えて近年のCRT表示装置における
チルト,スウィーベル機構の採用は、この機械的な精密
位置合せ問題を一層困難なものにしており、実用に耐え
る信頼性の高い自動調整方式はなかった。
ては、精密な位置合せサーボ機構を有する電動ドライバ
ロボットを用いて前記フォーカス用ポテンショメータ回
転部に電動ドライバを嵌合して自動調整する方法が考え
られているが、機械的な精密位置合せは長期に亘る信頼
性確保が難しく、加えて近年のCRT表示装置における
チルト,スウィーベル機構の採用は、この機械的な精密
位置合せ問題を一層困難なものにしており、実用に耐え
る信頼性の高い自動調整方式はなかった。
【0005】そのため、従来の人手,電動ドライバロボ
ットのいずれの方法においても、画質向上の要求に対し
ては調整精度,調整時間とも十分ではない。加えて、現
行の高電圧ポテンショメータによる方式では、ユーザ側
で好みのフォーカスに調整したいという要求にも応える
ことができなかった。
ットのいずれの方法においても、画質向上の要求に対し
ては調整精度,調整時間とも十分ではない。加えて、現
行の高電圧ポテンショメータによる方式では、ユーザ側
で好みのフォーカスに調整したいという要求にも応える
ことができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、CR
Tのフォーカス電圧を高速に、かつ精密に最適値に調整
できるようにした自動調整方法を提供することにある。
Tのフォーカス電圧を高速に、かつ精密に最適値に調整
できるようにした自動調整方法を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、工場出荷調整
時のフォーカスに基づいてユーザ側で好みのフォーカス
にマニュアル調整できる調整方法を提供することにあ
る。
時のフォーカスに基づいてユーザ側で好みのフォーカス
にマニュアル調整できる調整方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、CRTの
複数からなる高電圧フォーカスポテンショメータの電圧
調整に超音波モータ駆動を用いた表示装置において、C
RT画面に、例えばクロスハッチパターンの映像を写し
出し、該クロスハッチパターンの情報をITVカメラで
読み取り、該読み取り情報(クロスハッチパターンなの
でビームスポット径の代りに、ここでは線幅情報を用い
る)に比例したNTSCビデオ信号を発生し、該ビデオ
信号をI/Oインタフェース付きパーソナルコンピュー
タを用いた工場調整用コントローラで数値(画素数)に
変換して線幅を評価すると共に、モータ駆動回路&イン
タフェース回路を介して上記ポテンショメータを超音波
モータで駆動してフォーカス電圧を繰り返し制御する、
所謂フィードバック制御により達成される。
複数からなる高電圧フォーカスポテンショメータの電圧
調整に超音波モータ駆動を用いた表示装置において、C
RT画面に、例えばクロスハッチパターンの映像を写し
出し、該クロスハッチパターンの情報をITVカメラで
読み取り、該読み取り情報(クロスハッチパターンなの
でビームスポット径の代りに、ここでは線幅情報を用い
る)に比例したNTSCビデオ信号を発生し、該ビデオ
信号をI/Oインタフェース付きパーソナルコンピュー
タを用いた工場調整用コントローラで数値(画素数)に
変換して線幅を評価すると共に、モータ駆動回路&イン
タフェース回路を介して上記ポテンショメータを超音波
モータで駆動してフォーカス電圧を繰り返し制御する、
所謂フィードバック制御により達成される。
【0009】また、上記他の目的は、ユーザ側でマニュ
アルによるフォーカス調整をする場合にはモータ駆動回
路&インタフェース回路のフロントパネル面のフォーカ
ス調整ボタンを順次押して行うことにより達成される。
アルによるフォーカス調整をする場合にはモータ駆動回
路&インタフェース回路のフロントパネル面のフォーカ
ス調整ボタンを順次押して行うことにより達成される。
【0010】CRT表示装置のフォーカス調整方法にお
いて、所定値の線幅(ビームスポット径)よりも大きな
範囲を粗調整領域,小さい範囲を微調整領域と定め、粗
調整に対しては、前記所定値に到達するまでは複数の駆
動パルス列で制御し、前記所定値に到達した以降は前記
駆動パルスの幅よりも狭い複数個の駆動パルス幅に対す
る各線幅の値を用いて次の駆動制御の予測制御を行うこ
とによりCRTのフォーカス(ビームスポット径)を最
適に調整できる。
いて、所定値の線幅(ビームスポット径)よりも大きな
範囲を粗調整領域,小さい範囲を微調整領域と定め、粗
調整に対しては、前記所定値に到達するまでは複数の駆
動パルス列で制御し、前記所定値に到達した以降は前記
駆動パルスの幅よりも狭い複数個の駆動パルス幅に対す
る各線幅の値を用いて次の駆動制御の予測制御を行うこ
とによりCRTのフォーカス(ビームスポット径)を最
適に調整できる。
【0011】また、CRTのユーザによるフォーカス調
整を工場出荷調整時のデータを基にそれを中心にしてそ
れの前後をマニュアル調整することによりユーザ側の好
みでCRTのフォーカスを最適に調整できる。
整を工場出荷調整時のデータを基にそれを中心にしてそ
れの前後をマニュアル調整することによりユーザ側の好
みでCRTのフォーカスを最適に調整できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を用い、本発明をCRT表示
装置のフォーカス調整方法に適用した例を説明する。図
1において、高電圧発生回路300は、フライバックト
ランス310及び自動調整装置320、その他で構成さ
れており、端子を除き高電圧部が露出しないよう一体に
樹脂モールドしてある。フライバックトランス310の
一次巻線331の両端子351と352の間には、パル
ス電圧800が印加される。
装置のフォーカス調整方法に適用した例を説明する。図
1において、高電圧発生回路300は、フライバックト
ランス310及び自動調整装置320、その他で構成さ
れており、端子を除き高電圧部が露出しないよう一体に
樹脂モールドしてある。フライバックトランス310の
一次巻線331の両端子351と352の間には、パル
ス電圧800が印加される。
【0013】一方、フライバックトランス310の二次
巻線332〜334の出力は整流ダイオード335〜3
37により整流させ、コンデンサ338で整流されて、
高電圧出力端子353を介してCRT400のアノード電圧と
して供給される。アノード電圧の一例は25kVないし3
0kV程度の範囲である。フライバックトランス310の
二次側巻線334の他端357は接地されている。
巻線332〜334の出力は整流ダイオード335〜3
37により整流させ、コンデンサ338で整流されて、
高電圧出力端子353を介してCRT400のアノード電圧と
して供給される。アノード電圧の一例は25kVないし3
0kV程度の範囲である。フライバックトランス310の
二次側巻線334の他端357は接地されている。
【0014】アノード出力端子353に発生した高電圧
は、高抵抗341,高抵抗値のポテンショメータ32
1,322とその超音波モータ311,312から成る
自動調整装置320で分圧され、その分圧出力は、端子
354,355からCRT400の2つのフォーカス電極へ与
えられている。フォーカス電極に必要な分圧電圧は、通
常、6〜8kVの範囲である。また、端子355にはパラ
ボラ波電圧900がコンデンサ910を介して入力され
ている。フォーカス電圧を調整するポテンショメータ3
21,322の抵抗値は数〜10MΩである。ポテンシ
ョメータ321(322)とその超音波モータ311
(312)は機械的に一体化してあり、その超音波モー
タには、フライバックトランスと一体化モールドするに
適した、小形で比較的磁気的な影響が少ない、偏平型の
超音波モータが用いられている。この偏平型超音波モー
タとしては、特開平7−322658 号公報で開示のものが適
用できる。
は、高抵抗341,高抵抗値のポテンショメータ32
1,322とその超音波モータ311,312から成る
自動調整装置320で分圧され、その分圧出力は、端子
354,355からCRT400の2つのフォーカス電極へ与
えられている。フォーカス電極に必要な分圧電圧は、通
常、6〜8kVの範囲である。また、端子355にはパラ
ボラ波電圧900がコンデンサ910を介して入力され
ている。フォーカス電圧を調整するポテンショメータ3
21,322の抵抗値は数〜10MΩである。ポテンシ
ョメータ321(322)とその超音波モータ311
(312)は機械的に一体化してあり、その超音波モー
タには、フライバックトランスと一体化モールドするに
適した、小形で比較的磁気的な影響が少ない、偏平型の
超音波モータが用いられている。この偏平型超音波モー
タとしては、特開平7−322658 号公報で開示のものが適
用できる。
【0015】CRT400の管面側には、工学的な拡大レンズ
系と受光センサを備える工業用の撮像装置(ITVカメ
ラ)500が配置されており、その出力510は、I/
Oインタフェース付きのパーソナルコンピュータから成
る工場調整用コントローラ600へ接続されている。工
場調整用コントローラ600の出力610はマイクロコ
ンピュータ内蔵のモータ駆動回路&インタフェース回路
700に接続されている。モータ駆動回路&インタフェ
ース回路700はCRT表示装置内に設置し、その駆動
出力710,720は、それぞれフォーカス電圧調整用
の超音波モータ311の入力線315、及び超音波モー
タ312の入力線316へ接続されている。また、モー
タ駆動回路&インタフェース回路700のフロントパネ
ル750にはユーザ側の好みでフォーカスをマニュアル調
整するために必要な押ボタンを設けてある。
系と受光センサを備える工業用の撮像装置(ITVカメ
ラ)500が配置されており、その出力510は、I/
Oインタフェース付きのパーソナルコンピュータから成
る工場調整用コントローラ600へ接続されている。工
場調整用コントローラ600の出力610はマイクロコ
ンピュータ内蔵のモータ駆動回路&インタフェース回路
700に接続されている。モータ駆動回路&インタフェ
ース回路700はCRT表示装置内に設置し、その駆動
出力710,720は、それぞれフォーカス電圧調整用
の超音波モータ311の入力線315、及び超音波モー
タ312の入力線316へ接続されている。また、モー
タ駆動回路&インタフェース回路700のフロントパネ
ル750にはユーザ側の好みでフォーカスをマニュアル調
整するために必要な押ボタンを設けてある。
【0016】以上のように構成された図1においてフォ
ーカス調整は、次のようにして行われる。まず、CRT400
の管面上の焦点を調整すべき位置にクロスハッチパター
ンを写し出す。撮像装置500はこのパターンを読み取
り、パターンの輝線幅Wv ,Wh (図1内の波形55
0)に比例したNTSCビデオ信号を発生する。次い
で、工場調整用コントローラ600は線幅信号を数値
(画素数)に変換して線幅を評価すると共に、モータ駆
動回路&インタフェース回路700を介して駆動パルス
電圧を自動調整装置320の超音波モータ311,31
2に与え、それによってフォーカス用ポテンショメータ
321,322の分圧電圧を繰り返し制御する。そし
て、所定の制御ステップが終了した時点では、各フォー
カス電圧は輝線幅Wv,Whが最小線幅になるように調整
され、その状態をベストフォーカスと見做す。なお、こ
こでは線幅を最小にする方法で説明したが、ビームスポ
ット径を最小にすることに等しい。
ーカス調整は、次のようにして行われる。まず、CRT400
の管面上の焦点を調整すべき位置にクロスハッチパター
ンを写し出す。撮像装置500はこのパターンを読み取
り、パターンの輝線幅Wv ,Wh (図1内の波形55
0)に比例したNTSCビデオ信号を発生する。次い
で、工場調整用コントローラ600は線幅信号を数値
(画素数)に変換して線幅を評価すると共に、モータ駆
動回路&インタフェース回路700を介して駆動パルス
電圧を自動調整装置320の超音波モータ311,31
2に与え、それによってフォーカス用ポテンショメータ
321,322の分圧電圧を繰り返し制御する。そし
て、所定の制御ステップが終了した時点では、各フォー
カス電圧は輝線幅Wv,Whが最小線幅になるように調整
され、その状態をベストフォーカスと見做す。なお、こ
こでは線幅を最小にする方法で説明したが、ビームスポ
ット径を最小にすることに等しい。
【0017】次に、図2に本発明の具体的なフォーカス
測定法を示す。この測定法は、比較的簡便で高速評価に
適する。その方法はまず、CRTディスプレイ上に黒地
に白輝線のクロスハッチパターンを描画する。次に、そ
れをITVカメラでは所定の3×3の区画の受光領域に
合わせて取り込み、パターンと区画との交点、即ち垂直
(V),水平(H)とも各4つの交点の線幅Wv1〜4,
Wh1〜4が測定,数値化(画素数に変換)され、その平
均値<Wv>,<Wh>が評価,制御に用いられる。一例
として、輝線の検出レベルは最大輝度の約10%であ
る。また、ITVカメラの倍率は最小線幅でも5画素以
上になる倍率に選んでいる。
測定法を示す。この測定法は、比較的簡便で高速評価に
適する。その方法はまず、CRTディスプレイ上に黒地
に白輝線のクロスハッチパターンを描画する。次に、そ
れをITVカメラでは所定の3×3の区画の受光領域に
合わせて取り込み、パターンと区画との交点、即ち垂直
(V),水平(H)とも各4つの交点の線幅Wv1〜4,
Wh1〜4が測定,数値化(画素数に変換)され、その平
均値<Wv>,<Wh>が評価,制御に用いられる。一例
として、輝線の検出レベルは最大輝度の約10%であ
る。また、ITVカメラの倍率は最小線幅でも5画素以
上になる倍率に選んでいる。
【0018】図3にフォーカス調整アルゴリズムを示
す。このアルゴリズムは粗調整と微調整の2つで構成し
ている。各段階の制御には順次パルス幅を狭くした多種
類のパルス(例えば、Pw0>Pw1>Pw2>…>Pw6)を
用いている。微調整時には垂直,水平フォーカス相互の
干渉が無視できないため駆動モータM1,M2は交互に制
御される。以下、調整手順を示す。
す。このアルゴリズムは粗調整と微調整の2つで構成し
ている。各段階の制御には順次パルス幅を狭くした多種
類のパルス(例えば、Pw0>Pw1>Pw2>…>Pw6)を
用いている。微調整時には垂直,水平フォーカス相互の
干渉が無視できないため駆動モータM1,M2は交互に制
御される。以下、調整手順を示す。
【0019】a)粗調整制御: 1)モータM1とM2の共振周波数トラッキングを行う
(この手順,方法は特開平7−322655 号公報で開示)。
(この手順,方法は特開平7−322655 号公報で開示)。
【0020】2)初期化動作として最も広いパルスPw0
を用いてCCW(反時計回り)の方向に対してM1,M2
を駆動する。
を用いてCCW(反時計回り)の方向に対してM1,M2
を駆動する。
【0021】3)パルスPw1でCWの方向にM1とM2を
制御し、線幅<Wv>,<Wh>を求める。
制御し、線幅<Wv>,<Wh>を求める。
【0022】4)線幅が所定値に入るまで、ステップ
3)を繰返す。
3)を繰返す。
【0023】b)微調整制御: 5)パルスPw2を用いてCCWの方向にM1 を制御し、
線幅の値を測定する。
線幅の値を測定する。
【0024】6)パルスPw2を用いてCWの方向にM1
を制御し、線幅の値を測定する。
を制御し、線幅の値を測定する。
【0025】7)パルスPw2を用いてCWの方向にM1
を制御し、線幅の値を測定する。
を制御し、線幅の値を測定する。
【0026】8)5)〜7)の線幅の値をプロットし、
この三点プロットしたカーブ(このカーブは2次曲線と
見做す)を用いて最小線幅のポイントを予測する。そし
て、新しく予測したポイントになるようM1 を駆動す
る。
この三点プロットしたカーブ(このカーブは2次曲線と
見做す)を用いて最小線幅のポイントを予測する。そし
て、新しく予測したポイントになるようM1 を駆動す
る。
【0027】9)M2 に対してステップ5)〜8)を実
行する。
行する。
【0028】10)次々にパルス幅の狭いパルスPw3,
Pw4,Pw5,Pw6を用いて、M1 とM2 に対してステッ
プ5)〜8)を実行する。こうしてアルゴリズムを終了
する。なお、1)〜10)のステップを処理フローで表
わすと、図4になる。
Pw4,Pw5,Pw6を用いて、M1 とM2 に対してステッ
プ5)〜8)を実行する。こうしてアルゴリズムを終了
する。なお、1)〜10)のステップを処理フローで表
わすと、図4になる。
【0029】本発明の微調整制御方式によれば、最小線
幅の検出や判定を必要とせず、実質的に最小線幅に到達
しうる効果がある。
幅の検出や判定を必要とせず、実質的に最小線幅に到達
しうる効果がある。
【0030】以上のようにして、垂直,水平の線幅は最
小にでき、最適なフォーカス調整が短時間で実現でき
る。これは工場での生産,調整時のITVカメラと工場
調整用コントローラを用いたフィードバック制御により
フォーカスを調整するためのアルゴリズムである。
小にでき、最適なフォーカス調整が短時間で実現でき
る。これは工場での生産,調整時のITVカメラと工場
調整用コントローラを用いたフィードバック制御により
フォーカスを調整するためのアルゴリズムである。
【0031】他方、工場出荷後のユーザ側の好みに応じ
た調整は、CRT表示装置のフロントパネル面のフォー
カス調整ボタン(図1図示の750)を順次押すことに
より調整することができる。ただし、ユーザ調整時には
工場調整時のような調整出力の帰還ループがない開ルー
プ調整になるため、ユーザ調整量は工場調整の値(defa
ult 値)を中心とする一定値以内に制限される。すなわ
ち、この範囲内でユーザの好みにおいてフォーカスのマ
ニュアル調整が可能であり、またマニュアル調整の軌跡
を記録しているので1回の押ボタン動作で工場調整の値
に戻すことも可能である。例えば、ユーザ調整量は工場
調整値の±10パルスの範囲とする。従来、フォーカス
調整は、危険な高圧部の回路操作に加えて最適調整も難
しいためユーザ調整を全く許してなかったが、本発明の
方式で可能になる。なお、CRT表示装置のフロントパ
ネル面のフォーカス調整ボタンの代りにユーザ調整リモ
コン(赤外線リモコン)などを用いても同様に実現可能
である。
た調整は、CRT表示装置のフロントパネル面のフォー
カス調整ボタン(図1図示の750)を順次押すことに
より調整することができる。ただし、ユーザ調整時には
工場調整時のような調整出力の帰還ループがない開ルー
プ調整になるため、ユーザ調整量は工場調整の値(defa
ult 値)を中心とする一定値以内に制限される。すなわ
ち、この範囲内でユーザの好みにおいてフォーカスのマ
ニュアル調整が可能であり、またマニュアル調整の軌跡
を記録しているので1回の押ボタン動作で工場調整の値
に戻すことも可能である。例えば、ユーザ調整量は工場
調整値の±10パルスの範囲とする。従来、フォーカス
調整は、危険な高圧部の回路操作に加えて最適調整も難
しいためユーザ調整を全く許してなかったが、本発明の
方式で可能になる。なお、CRT表示装置のフロントパ
ネル面のフォーカス調整ボタンの代りにユーザ調整リモ
コン(赤外線リモコン)などを用いても同様に実現可能
である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、CRTのフォーカス電
圧調整のために、粗調整と微調整の2つの調整手段とそ
の各調整手段の段階の制御に順次パルス幅を狭くした多
種類のパルス駆動手段とを用いることにより、高速にき
め細かな調整が可能となり、最適なフォーカス調整を実
現することができる。
圧調整のために、粗調整と微調整の2つの調整手段とそ
の各調整手段の段階の制御に順次パルス幅を狭くした多
種類のパルス駆動手段とを用いることにより、高速にき
め細かな調整が可能となり、最適なフォーカス調整を実
現することができる。
【0033】また、工場出荷時のフォーカス調整に基づ
いてユーザの好みに応じたフォーカスのマニュアル調整
が可能となる。
いてユーザの好みに応じたフォーカスのマニュアル調整
が可能となる。
【図1】本発明をCRT表示装置のフォーカス調整方法
に適用した例を説明する図である。
に適用した例を説明する図である。
【図2】本発明における具体的なフォーカス測定法を示
す図である。
す図である。
【図3】本発明におけるフォーカス調整アルゴリズムを
示す図である。
示す図である。
【図4】本発明におけるフォーカス調整アルゴリズムの
処理フローを示す図である。
処理フローを示す図である。
300…高電圧発生回路、310…フライバックトラン
ス、311,312…超音波モータ、320…自動調整
装置、321、322…ポテンショメータ、400…C
RT、500…撮像装置(ITVカメラ)、600…工
場調整用コントローラ、700…モータ駆動回路&イン
タフェース回路、750…フロントパネル、800…パ
ルス電圧、900…パラボラ波電圧。
ス、311,312…超音波モータ、320…自動調整
装置、321、322…ポテンショメータ、400…C
RT、500…撮像装置(ITVカメラ)、600…工
場調整用コントローラ、700…モータ駆動回路&イン
タフェース回路、750…フロントパネル、800…パ
ルス電圧、900…パラボラ波電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 喜久雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内
Claims (2)
- 【請求項1】フォーカス電圧を変化してビームスポット
径を最適に調整するためのCRT表示装置のフォーカス
調整方法において、所定値のビームスポット径よりも大
きな範囲を粗調整領域,小さい範囲を微調整領域と定
め、粗調整に対しては、前記所定値に到達するまでは複
数の駆動パルス列で制御し、前記所定値に到達した以降
は前記駆動パルスの幅よりも狭い複数個の駆動パルス幅
に対する各ビームスポット径の値を用いて次の駆動制御
の予測制御を行うことを特徴とするCRT表示装置のフ
ォーカス調整方法。 - 【請求項2】CRT表示装置のユーザによるフォーカス
調整を工場出荷調整時のデータを基にそれを中心にして
それの前後をマニュアル調整することを特徴とするCR
T表示装置のフォーカス調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11733896A JPH09307785A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | Crt表示装置のフォーカス調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11733896A JPH09307785A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | Crt表示装置のフォーカス調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307785A true JPH09307785A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14709248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11733896A Pending JPH09307785A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | Crt表示装置のフォーカス調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09307785A (ja) |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP11733896A patent/JPH09307785A/ja active Pending
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