JPH09307802A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH09307802A
JPH09307802A JP8116476A JP11647696A JPH09307802A JP H09307802 A JPH09307802 A JP H09307802A JP 8116476 A JP8116476 A JP 8116476A JP 11647696 A JP11647696 A JP 11647696A JP H09307802 A JPH09307802 A JP H09307802A
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JP
Japan
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data
image
image pickup
mode
solid
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Application number
JP8116476A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Udagawa
善郎 宇田川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動き部材の振動により撮像装置全体が大きく
振動してしまうのを防止する。 【解決手段】 光学系105によって結像された被写体
像に対してCCD106の位置を水平、垂直方向に所定
量だけ相対的に変位させて2枚以上の撮像データを取得
するとともに、上記取得した2枚以上の撮像データを合
成して1枚の画像データを作成する場合に、上記複数枚
の撮像データを取り込む順番を不規則にする手段とし
て、上記CCD106の位置を変化させるための変位機
構113と、上記変位機構113の変位動作を制御する
システムコントローラ103とを設け、画素ずらしによ
り生じる振動でカメラボディー等の部材が共振し、その
結果、全体として大きな振動が発生する不都合を防止で
きるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像装置に係わ
り、例えば、CCD等の固体撮像素子を用いた固体撮像
装置に関し、特に、その高解像度化に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、固体撮像装置を高解像度化する場
合には、次のような手法が取られていた。 (1)素子そのものの多画素化を行う。 (2)多板化(複数の撮像素子を用いる)を行う。 (3)画素ずらしを行う、等である。
【0003】これらの手法のうち、(1)素子そのもの
の多画素化を行う手法は、半導体技術に負うところが大
きく、一概には進展しない問題があった。また、(2)
の多板化は、光学プリズム等用を用いて比較的容易に実
現することができるが、コストアップしてしまうという
問題があった。そこで、最近は、特に単板式において、
(3)の画素ずらしを行う手法が多く採用されつつあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、単板式にお
ける画素ずらし手法を用いる場合、CCDの表面には色
フィルターが貼付されているために、画素ずらし方法の
具体的な記述がみられず、実施をするのが困難であっ
た。
【0005】更に、実際にCCDあるいは光学部材を動
かした場合には、それによる振動が予想される。しか
し、従来は振動に対する解決策は何も示されていなかっ
た。特に、図19の(1)〜(3)に示す如く、同一方
向への動きを連続的に行ったり、何種類かの動きの組み
合わせを繰り返し行った場合には、動き部材の振動によ
り大きな問題が生じる可能性があった。
【0006】例えば、図24に示す如く、CCD241
が矢印241a及び241bのように振動すると、カメ
ラボディー242が矢印242a及び242bのように
振動して共振を引き起こす可能性があった。
【0007】本発明は上述の問題点にかんがみ、動き部
材の振動により撮像装置全体が大きく振動してしまうの
を防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、光学系によって結像された被写体像に対して撮像素
子の位置を水平、垂直方向に所定量だけ相対的に変位さ
せて2枚以上の撮像データを取得するとともに、上記取
得した2枚以上の撮像データを合成して1枚の画像デー
タを作成する撮像モードを有する固体撮像装置であっ
て、上記撮像データを取り込むためのサンプリング順番
を不規則にする画素ずらし手段を具備することを特徴と
している。
【0009】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記画素ずらし手段は、上記撮像素子を変位させるため
の変位手段と、上記変位手段の変位動作を制御する制御
手段とからなることを特徴としている。
【0010】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記制御手段は、ランダム関数に基づいて上記変位
手段の変位動作を制御してサンプリング順番が不規則に
なるようにすることを特徴としている。
【0011】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、光学系によって結像された被写体像に対して撮像素
子の位置を水平、垂直方向に所定量だけ相対的に変位さ
せて2枚以上の撮像データを取得するとともに、上記取
得した2枚以上の撮像データを合成して1枚の画像デー
タを作成する撮像モードを有する固体撮像装置であっ
て、上記撮像モードが、1枚目の撮像データを取得した
後に2枚目以降の撮像データの取得を行うようにする撮
像モードの場合には、2枚目以降の撮像データを取り込
むためのサンプリング順番を、その直前に行われた撮像
データの取り込みにおけるサンプリング順番とは異なら
せるようにする画素ずらし手段を具備することを特徴と
している。
【0012】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記画素ずらし手段は、上記撮像素子を変位させる
ための変位手段と、上記変位手段の変位動作を制御する
制御手段とからなることを特徴としている。
【0013】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記制御手段は、ランダム関数に基づいて上記変位
手段の変位動作を制御して、2枚目以降の撮像データ毎
にサンプリング順番が不規則になるようにすることを特
徴としている。
【0014】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、画素ずら
しの手法を用いながら撮像データを取得する場合に、画
素ずらしの順番がランダム化されるので、画素ずらしに
より生じる振動でカメラボディーが共振し、その結果、
全体として大きな振動が発生してしまう不都合を防止す
ることができる。
【0015】また、本発明の他の特徴によれば、撮像デ
ータを取り込むためのサンプリング順番が、その直前に
行われた撮像データの取り込み時におけるサンプリング
順番とは異なるので、同じような周期の振動が繰り返し
行われることにより発生する共振を更に良好に防止する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の固体撮像装置の実
施形態をデジタルカメラに適用した例を、図面を参照し
て説明する。図1は、本実施形態のデジタルスチルカメ
ラの構成を示すブロック図である。以下、図面を参照し
ながら本実施形態のデジタルスチルカメラの動作につい
て説明する。
【0017】まず、撮像データ記録のための記録媒体1
01が、デジタルカメラのI/F102に接続される
と、システムコントローラ103は上記記録媒体101
の読み出し書き込みに要する時間を測定する。そして、
上記測定結果に応じて後述する画像データの圧縮率を調
整する。この動作については後で詳述する。なお、上記
記録媒体101としては、ハードディスク(HDD)や
フラッシュメモリ等を用いることができる。
【0018】次に、本露光に入る前に、モード切換SW
104によってモードの設定を行う。本実施形態のデジ
タルスチルカメラにおけるモードとは、 の5種類である。各モードの詳細については後述する。
【0019】次に、不図示のシャッタートリガーがON
されると本露光に入る。これにより、不図示の被写体像
は光学系105を経て、第1の光学ローパスフィルタセ
ットLPF1及び第2の光学ローパスフィルタセットL
PF2を透過してCCD106面上に結像する。
【0020】上記第1の光学ローパスフィルタセットL
PF1及び第2の光学ローパスフィルタセットLPF2
は,水晶板1枚あるいは複数枚で構成されており、上述
のモード設定に応じて脱着機構120、121によって
光路中に入れられたり出されたりするようになされてい
る。
【0021】CCD106面上の光学像は、CCD10
6の光電変換動作により電気信号に変換されて出力され
る。そして、CDS107、A/D変換回路108によ
ってデジタル化され、メモリーコントローラ109を経
てメモリー110に一旦蓄えられる。
【0022】本実施形態では、CCD106は1536
×1024(約150万画素)の画素数を有し、図3に
示す如く補色ストライプフィルター300が貼付されて
いる。また、A/D変換回路108はリニア特性を有す
る10ビット特性である。
【0023】上述のように設定された撮像モードによっ
て複数枚の撮像が行われる場合に、総撮像枚数がメモリ
ー110の容量を超える場合には、上述の記録媒体10
1に撮像データの移し換えが行われる。以下は、その場
合の説明である。
【0024】メモリー110内の深さ10ビットの画像
データ(単板、CCDデータ)は、デジタル信号処理装
置(以下、DSPとする)111を経由してデータ圧縮
部112に入力される。
【0025】DSP111では、深さ10ビットデータ
が、ガンマ(γ=0.45)がかかった8ビットデータ
に変換される。また、データ圧縮部112には上述の記
録媒体101に応じた圧縮率があらかじめセットされて
おり、入力した撮像データはそれに従って圧縮され、記
録媒体101に書き込まれる。
【0026】次に、2枚目の撮像が行われる。その場
合、モード設定に応じて第1の光学ローパスフィルタセ
ットLPF1及び第2の光学ローパスフィルタセットL
PF2を入れたり出したり後に、システムコントローラ
103の制御によりCCD変位機構113を駆動して、
CCD106の物理的位置を水平あるいは垂直方向に変
位させた後に撮像する。撮像データの流れについては、
1枚目と同様である。以上の動作を撮像枚数に対応する
所定数だけ繰り返し行うことにより、記録媒体101に
は画像ずらしされた圧縮データが記録される。
【0027】そして、最後の撮像が終了すると、それら
の撮像データの合成処理が開始される。すなわち、記録
媒体101中から必要なデータを読み出し、データ圧縮
部112により伸長するとともに、DSP111により
10ビットリニアデータにした後に、画素ずらし位置に
応じて順序等を構成し直す。次いで、色変換、アパーチ
ャー、ベースクリップ等の信号処理を行い、その後、必
要ならば再びデータ圧縮部で圧縮した後に、記録媒体1
01に書き込む。このときの圧縮率は、上述の処理時の
圧縮率とリンクしてもよいし、独立でもよい。
【0028】なお、処理のためのデータは一度にすべて
読みだすと莫大なデータ量になるため、ブロック状にに
読みだすのがよい。すなわち、該当する領域のデータを
各撮像データから部分的に読み出して行うようにすれば
よい。
【0029】次に、各モードの詳細について説明する。
図2は、モード1における画像データの構成方法を示す
図面である。すなわち、図3に示すようなC(シア
ン)、G(グリーン)、Y(イエロー)による縦ストラ
イプ形式のフィルターが、1536×1024画素(約
150万画素)のCCD106にオンチップフィルター
として貼付されている。
【0030】上記CCD106を用いて画素ずらし撮影
を行った場合のずらし方を示すのが図2である。図2に
おいて、分かりやすくするために各色フィルター(C、
G、Y)は丸点で表してある。
【0031】まず、1枚目が撮像される(1)。次に、
水平方向に1画素だけピッチずらして2枚目が撮像され
る。ここでは、例えば1枚目にはC色フィルタでサンプ
リングされた点が、2枚目ではG色フィルタでサンプリ
ングされることになる。
【0032】(2)同様に、更に水平方向に1画素ピッ
チずらして、3枚目が撮像される。ここでは先にG色フ
ィルタでサンプリングされた点がY色フィルタでサンプ
リングされることになる。
【0033】(3)次に、(1)に対して水平方向に半
画素ピッチずらされた位置で4枚目が撮像される。すな
わち(1)でサンプリングポイントに対して半ピッチず
らされた位置でサンプリングされることになる。
【0034】(4)、そして(4)の位置に対して1画
素ピッチずらされた位置で5枚目が撮像される。すなわ
ち4枚目でC色フィルタでサンプリングされた点は、5
枚目ではG色フィルタでサンプリングされる。さらに6
枚目が、5枚目に対して1画素ピッチずらされた位置で
撮像される。この6枚のデータによって、水平方向につ
いて150万画素のサンプリング位置及びその補間位置
におけるC、G、Yの3色分の撮像データを取得できた
ことになる。
【0035】次に、(7)〜(12)は、垂直方向に半
画素ピッチずらされた状態で撮像が行われる。水平方向
については(1)〜(6)のずらし方に準じている。
(1)〜(12)のデータによって、垂直方向について
も半画素ピッチずらされた位置で水平方向におけるC、
G、Yの3色分のデータを取得できたことになる。
【0036】以上(1)〜(6)、及び(7)〜(1
2)の計12枚のデータを用いることによって、150
万画素のサンプリング位置及び水平、垂直方向に半画素
ピッチずらされた位置、すなわち、600万画素でのサ
ンプリング位置において3色分の撮像データを取得でき
たことになる。
【0037】すなわち、600万画素(高解像度)3板
モードである。それらの撮像データの処理の流れを、図
4に示す。12枚の1536×1024のCCDの生デ
ータは再構成されて、3072×2048画素3枚
(C、G、Y)の撮像データになる(a)。その後に、
マトリクス演算回路401に与えられてR、G、Bデー
タとなる。マトリクス演算回路401における演算は、
次の行列式に基づいて行われる。
【0038】
【数1】
【0039】その後に各色ともに、ベースクリップ(B
C)及びアパーチャー(APC)処理回路402a〜4
02c、ガンマ(γ)回路403a〜403c等の処理
を経てRGBの8ビットデータとして生成する。なお、
本実施形態のモードの場合は光学LPFセットはいずれ
も光路中に入れられていない。
【0040】次に、モード2について説明する。図5
は、その構成データを示す図である。まず、光路中に第
1の光学ローパスフィルタセットLPF1を入れる。そ
して、図5の(1)に示すように、まず、1枚目を撮像
する。その後に、図5の(2)に示すように、水平方向
に1.5画素ピッチ、垂直方向に半画素ピッチずらして
2枚目を撮像する。
【0041】ここで、図5の(1)及び(2)を、結像
している被写体像を基準として考えると、図6に示すよ
うなサンプリングとなる。すなわち、600万画素単板
センサーと同様のサンプリングとなる。ただし、サンプ
リング点は1水平ラインごとにオフセット配置となって
いる。
【0042】次に、信号処理について説明する。図7及
び図8は、輝度信号の生成を説明する図である。すなわ
ち、図8に示すように、スイッチング回路801におい
て、隣接する2水平ライン間で水平方向に交互にスイッ
チングして行くことで輝度信号Yが生成される。ここ
で、奇ラインと偶ラインでは2ラインの組み合わせ方が
異なっている。そして、BC及びAPC処理回路80
2、γ回路803によって所定の処理が施されることに
よって輝度信号Yとなる。
【0043】一方、色信号はスイッチする前のC、G、
Y信号を独立して読み出し、まず、第1のマトリクス回
路804に入力して補色純色変換を行う(モード1と同
様)。次に、LPF805a〜805c、γ回路806
a〜806cを経て第2のマトリクス回路807に入力
する。
【0044】上記第2のマトリクス回路807では、
R、G、B信号からR−Y、G−Y、B−Yの色差信号
への変換が行われる。そして、上記生成した色差信号に
先程の輝度信号Yが加算回路808a〜808cにおい
て加算されてR、G、B信号となる。
【0045】次に、第1の光学ローパスフィルタセット
LPF1について説明する。図9は、図6に示されたサ
ンプリングにおける色と輝度のキャリアを周波数平面上
で示したものである。それに対する光学ローパスフィル
タセットLPFは、図10に示す如く第1および第2の
トラップ1、2で斜め方向に色キャリアを減じ、第3の
トラップ3で輝度キャリアを減ずる必要がある。このよ
うな光学ローパスフィルタセットLPF1は水晶板3枚
で構成することができる。
【0046】次に、モード3について説明する。図11
は、その構成データを示す図である。第1の光学ローパ
スフィルタセットLPF1及び第2の光学ローパスフィ
ルタセットLPF2は、いずれも光路中には入らない状
態にセットされる。その後、図11の(1)に示すよう
に、1枚目が撮像される。次に、図11の(2)に示す
ように、水平方向に1画素ピッチだけずらされて2枚目
が撮像される。
【0047】さらに、図11の(3)に示すように、水
平方向に1画素ピッチずらされて3枚目が撮像される。
これにより、150万画素の各サンプリングポイント
は、3色(C、G、Y)分のデータを持つことになり、
150万画素の3板データとなる。次に、上記3枚のデ
ータは並べ替えられて、図12に示すように、C、G、
Yの3枚のデータとなる。以下、その処理については、
モード1に準じて図4(b)で説明した処理と同様な処
理が行われる。
【0048】次に、モード4について説明する。図13
は、その構成データを示す図である。まず、第2の光学
ローパスフィルタセットLPF2が光路中に入れられ
る。そして、図13の(1)に示すように、まず1枚目
が撮像される。
【0049】その後、図13の(2)に示すように、水
平方向に1.5画素ピッチずらされて2枚目が撮像され
る。そして、これら撮像データが合成された状態を示す
のが図14である。すなわち、水平方向に2倍のサンプ
リングがなされており、色のキャリアポイントが高域に
シフトすることが分かる。
【0050】次に、信号処理について説明する。図15
(b)は、信号処理を行う装置を示す構成図である。図
15(a)に示すように、2枚の撮像データは合成され
て、3072×1024の横長のデータとなる。
【0051】その後、図15(b)に示した信号処理装
置により信号処理されててR、G、B信号が生成され
る。図15(b)においては、図8に示した信号処理装
置と同様な装置に加えて、縦横比調整のための偏倍回路
1501a〜1501cが設けられており、上記偏倍回
路1501a〜1501cにより編倍処理される。な
お、上記偏倍回路1501a〜1501cは、単純なロ
ーパスフィルタLPFであってもよいし、隣接水平2画
素を加算する加算回路であってもよい。
【0052】図16は、サンプリングキャリア、第2の
光学ローパスフィルタセットLP2によるトラップを示
す図である。実際の帯域よりもかなり低い周波数(すな
わち、色のナイキスト周波数)でトラップされており、
色モアレをかなり減らせるモードであると言える。
【0053】最後に、モード5について説明する。これ
は、通常撮影モードである。第2の光学ローパスフィル
タセットLP2が光路中に入れられた後に、撮像が行わ
れ、図17に示すような1枚の撮像データが生成され
る。
【0054】この場合の処理は、図8に準ずると考えて
よく、この場合のサンプリングキャリアとトラップを示
すのが、図18である。このトラップを実現する水晶L
PFは、被写体を水平方向にずらす特性のもの1枚で実
現することができる。以上示した如く、各モードに応じ
て最適な処理が行われている。各モードと光学LPFの
種類、撮像枚数をまとめると、下記の表のようになる。
【0055】
【表1】
【0056】次に、媒体と圧縮率との関係について説明
する。媒体の書き込み速度及び読み出し速度が遅いと
(フラッシュメモリー等)画像データの書き込み及び読
み出しに要する時間が長くなってしまう。
【0057】これは、1枚のトータル撮影時間が長くな
ることを意味する。そのために、書き込み速度が遅い媒
体の場合には最初のセルフチェックによって遅さを判別
し、それによって圧縮を変える(つまり、より遅い時は
より強く圧縮する)ことによって、媒体が変わってもト
ータルの撮影時間に変化を来さないようにする。例えば
モード1について、ハードディスクHDDとフラッシュ
メモリーとで同一撮影を行う場合、 HDD:読み書き速度 3MB/S フラッシュメモリー:読み書き速度 1.5MB/S とすると、モード1では、12枚のデータが必要にな
る。
【0058】ここで、ハードディスクHDDでのデータ
圧縮率を1/2とし、1枚のデータ量を約1.5MBと
すると、全てのデータを書き込むのに要する時間は、 1.5MB×12枚×1/2÷3MB/S=3S となる。
【0059】これを、同じ圧縮率でフラッシュメモリー
で行ったとすると、 1.5MB×12枚×1/2÷1.5MB/S=6S となり、約2倍の時間がかかってしまう。
【0060】そこで、本実施形態ではその場合にはセル
フチェックによって、フラッシュメモリーは速度が遅い
ことがあらかじめ分かっているので、それに応じて圧縮
率を1/4に高めるようにする。このようにすると、 1.5MB×12枚×1/4÷1.5MB/S=3S となり、ハードディスクHDDの場合と同じ時間で書き
込むことができる。
【0061】もちろん、若干の画像の劣化はあり得る
が、時間の短縮は有効である。また、あまりにも遅い媒
体では圧縮率の増大に歯止めをかけることも可能であ
る。ただし、その場合には撮影時間が長くなってしまう
という問題はある。
【0062】次に、データ圧縮処理におけるホワイトバ
ランスについて述べる。上述した実施形態中では、10
ビットのCCD生データをDSP111中のテーブル変
換によって、γ=0.45の8ビットγ信号とすると述
べたが、その前にホワイトバランス処理を行ってもよ
い。
【0063】すなわち、画面中の白と思われる点での
C、G、Yのゲインをもとに、白点でのC、G、Yの値
が等しくなるようにゲイン調整をする。例えば、画面中
の白点の値が、 C=200、G=250、Y=100 であった場合には、 C′=1.25×C、Y′=2.5×Y、(G′=G) という演算で全画像データ画素値を変換する。
【0064】それにより、無彩色被写体においては特に
折り返しが少なくなり、JPEG等の圧縮を行っても劣
化が目立つことが少ない。これは、DSP111中でデ
ータ圧縮の際に行えばよい。
【0065】次に、画素ずらしデータのサンプリング順
番について説明する。 ≪モード1≫図19に示した如く、画素ずらしによって
サンプリングされる位置としては、12箇所(ポイン
ト)がある。そのそれぞれに番号を1〜12と付ける
と、サンプリング順番はランダム関数によって選択さ
れ、一定とはならない。すなわち、ある露光時において
は、 1→9→3→7→11→2→4→・・・・・・・・・ となり、ある露光時においては 12→10→8→2→3→5→4→・・・・・・・・ となり、不定となる。
【0066】これによって、例えば、 1→2→3→4→5→6→7→8→9・・・・・・・・・・(1) というように規則的にサンプリングされることにより、
1→6→7→12という往復運動が繰り返される場合に
比べてカメラボディー部材等の共振を大幅に減らすこと
ができる。
【0067】更に、他の規則的なサンプリングの場合、
例えば、 1→2→3→4→5→6→12→11→10→9→8→7 (2) という場合や、 1→7→2→8→3→9→4→10→5→11→6→12 (3) という場合における、サンプリングシーケンス中での繰
り返し周期の発生を防ぐことができる。
【0068】≪モード2≫図20に示す如く、画素ずら
しによってサンプリングされる位置としては2箇所(ポ
イント)がある。それぞれのサンプリング位置に番号を
1、2と付けると、サンプリング順番は、1→2、ある
いは2→1となる。
【0069】この場合に、例えば連続露光した場合に
は、 ある露光では 1→2 次の 〃 2→1 その次の〃 2→1 その次の〃 1→2 というように、サンプリング順番をランダムに選択する
ようにする。このようにサンプリングすることによっ
て、1→2というサンプリング順番のみを連続して繰り
返す往復運動の場合と較べて、カメラボディー部材等の
共振を良好に防ぐことができる。
【0070】≪モード3≫図21に示す如く、画素ずら
しによってサンプリングされる位置としては、3箇所
(ポイント)ある。それぞれのサンプリング箇所に番号
を1〜3を付けると、サンプリング順番はランダム関数
によって選択され、一定とはならない。
【0071】すなわち、ある露光時においては、 1→3→2 となり、ある露光時においては 3→1→2 というように不定となる。
【0072】それによって、例えば、1→2→3のよう
に規則的にサンプリングする場合に較べて、振動によっ
て生じる共振を大幅に防ぐことができる。
【0073】≪モード4≫図22に示す如く画素ずらし
によってサンプリングされる位置として2箇所(ポイン
ト)ある。この場合はモード2の場合に準ずる。
【0074】≪モード5≫画素ずらしは行わない。
【0075】図23及び図24は、ピエゾ素子243を
用いてCCD241を振動させて画素ずらしを行うカメ
ラボディー242の構成を概述したものである。上記ピ
エゾ素子243による駆動でCCD本体が振動し、それ
によってボディーが共振する様子を示している。
【0076】
【発明の効果】本発明は上述したように、本発明によれ
ば、画素ずらしの手法を用いて撮像データを取得する場
合に、その順番をランダム化するようにしたので、画素
ずらしを行うことにより生じる振動でカメラボディーが
共振し、その結果、大きな振動が発生しまう不都合を確
実に防止することができる。これにより、撮像データの
サンプリングを効率的に行うことができるとともに不要
な振動を押さえることができ、かつ画質のよい撮像デー
タが得られるようにすることができる。
【0077】また、本発明の他の特徴によれば、2枚以
上の撮像データを取り込む場合に、撮像データを取り込
むためのサンプリング順番を、その直前に行われた撮像
データの取り込み時におけるサンプリング順番とは異な
るようにしたので、繰り返し周期により発生する共振を
更に良好に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、デジタルスチルカメ
ラの構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態におけるモード1の画素ずらし状態を
示す図である。
【図3】実施形態におけるCCD色フィルターを示す図
である。
【図4】実施形態におけるモード1の信号処理を説明す
る図である。
【図5】実施形態におけるモード2の画素ずらし状態を
示す図である。
【図6】実施形態におけるモード2の画素ずらし状態を
示す図である。
【図7】実施形態におけるモード2の輝度信号生成手順
を示す図である。
【図8】実施形態におけるモード2の信号処理を行う装
置の構成を示すブロック図である。
【図9】実施形態におけるモード2のサンプリングキャ
リヤを示す図である。
【図10】実施形態におけるモード2の光学LPFの設
定を示す図である。
【図11】実施形態におけるモード3の画素ずらし状態
を示す図である。
【図12】実施形態におけるモード3のデータ構成を示
す図である。
【図13】実施形態におけるモード4の画素ずらし状態
を示す図である。
【図14】実施形態におけるモード4の画素ずらし状態
を示す図である。
【図15】実施形態におけるモード4の信号処理を説明
する図である。
【図16】実施形態におけるモード4の光学LPFの設
定とサンプリングキャリヤを説明する図である。
【図17】実施形態におけるモード5のサンプリング状
態を示す図である。
【図18】実施形態におけるモード5の光学ローパスフ
ィルタの設定とサンプリングキャリヤを説明する図であ
る。
【図19】画素ずらしによってサンプリングを行う順番
を示す図である。
【図20】画素ずらしによってサンプリングされる位置
が2箇所(ポイント)の例を示す図である。
【図21】画素ずらしによってサンプリングされる位置
が3箇所(ポイント)の例を示す図である。
【図22】モード4において、画素ずらしによってサン
プリングされる位置が2箇所(ポイント)の例を示す図
である。
【図23】ピエゾ素子を用いてCCDを振動させて画素
ずらしを行うように構成されたカメラの例を示す図であ
る。
【図24】CCDを振動させることによってカメラボデ
ィーが共振する様子を説明する図である。
【符号の説明】
101 記録媒体 102 デジタルカメラのI/F 103 システムコントローラ 104 モード切換SW 105 光学系 106 CCD 107 CDS 108 A/D変換回路 109 メモリーコントローラ 110 メモリー 111 DSP(デジタル信号処理装置) 112 データ圧縮部 113 CCD変位機構 120 脱着機構 121 脱着機構 LPF1 第1の光学ローパスフィルタセット LPF2 第2の光学ローパスフィルタセット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系によって結像された被写体像に対
    して撮像素子の位置を水平、垂直方向に所定量だけ相対
    的に変位させて2枚以上の撮像データを取得するととも
    に、上記取得した2枚以上の撮像データを合成して1枚
    の画像データを作成する撮像モードを有する固体撮像装
    置であって、 上記撮像データを取り込むためのサンプリング順番を不
    規則にする画素ずらし手段を具備することを特徴とする
    固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記画素ずらし手段は、上記撮像素子を
    変位させるための変位手段と、上記変位手段の変位動作
    を制御する制御手段とからなることを特徴とする請求項
    1に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、ランダム関数に基づい
    て上記変位手段の変位動作を制御してサンプリング順番
    が不規則になるようにすることを特徴とする請求項2に
    記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 光学系によって結像された被写体像に対
    して撮像素子の位置を水平、垂直方向に所定量だけ相対
    的に変位させて2枚以上の撮像データを取得するととも
    に、上記取得した2枚以上の撮像データを合成して1枚
    の画像データを作成する撮像モードを有する固体撮像装
    置であって、 上記撮像モードが、1枚目の撮像データを取得した後に
    2枚目以降の撮像データの取得を行うようにする撮像モ
    ードの場合には、2枚目以降の撮像データを取り込むた
    めのサンプリング順番を、その直前に行われた撮像デー
    タの取り込みにおけるサンプリング順番とは異ならせる
    ようにする画素ずらし手段を具備することを特徴とする
    固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記画素ずらし手段は、上記撮像素子を
    変位させるための変位手段と、上記変位手段の変位動作
    を制御する制御手段とからなることを特徴とする請求項
    4に記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、ランダム関数に基づい
    て上記変位手段の変位動作を制御して、2枚目以降の撮
    像データ毎にサンプリング順番が不規則になるようにす
    ることを特徴とする請求項5に記載の固体撮像装置。
JP8116476A 1996-05-10 1996-05-10 固体撮像装置 Pending JPH09307802A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10261665B3 (de) * 2002-12-20 2004-03-25 Smiths Heimann Biometrics Gmbh Einrichtung und Verfahren zur störungsarmen Aufnahme von hochaufgelösten zweidimensionalen Bildern
US6867879B1 (en) 1998-02-16 2005-03-15 Canon Kabushiki Kaisha Printer, control method of printer, and storage medium for storing control program of printer
JP2009130818A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

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