JPH09308191A - モータ - Google Patents
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- JPH09308191A JPH09308191A JP11650696A JP11650696A JPH09308191A JP H09308191 A JPH09308191 A JP H09308191A JP 11650696 A JP11650696 A JP 11650696A JP 11650696 A JP11650696 A JP 11650696A JP H09308191 A JPH09308191 A JP H09308191A
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- braking
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Abstract
(57)【要約】
【課題】モータ特性に影響を与えることなく、しかも、
大幅なコストの上昇を招くことなく、制動を改善したモ
ータを提供することを目的とする。 【解決手段】 モータの定格に応じて、所要の制動効果
が得られるように選定されたバリスタ電圧(E10値)の
リングバリスタ21を、整流子3間に接続し、モータの
電源をオフした際に、惰性で回転するモータからの電力
をバリスタ21で迅速に消費させて制動時間を短縮する
ように構成し、併せて、バリスタ21によって整流子3
とブラシ6との間の火花消去効果を得るようにしてい
る。
大幅なコストの上昇を招くことなく、制動を改善したモ
ータを提供することを目的とする。 【解決手段】 モータの定格に応じて、所要の制動効果
が得られるように選定されたバリスタ電圧(E10値)の
リングバリスタ21を、整流子3間に接続し、モータの
電源をオフした際に、惰性で回転するモータからの電力
をバリスタ21で迅速に消費させて制動時間を短縮する
ように構成し、併せて、バリスタ21によって整流子3
とブラシ6との間の火花消去効果を得るようにしてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータに関し、さ
らに詳しくは、DCブラシ付のモータの制動改善の技術
に関する。
らに詳しくは、DCブラシ付のモータの制動改善の技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータ、例えばDCブラシ付モー
タとして、フロッピーディスクのオートローディング/
エジェクト機構の駆動用のギヤードモータに用いられる
ものがある。
タとして、フロッピーディスクのオートローディング/
エジェクト機構の駆動用のギヤードモータに用いられる
ものがある。
【0003】図7は、DCブラシ付のモータを用いて構
成されるギヤードモータの一例を示す平面図であり、ケ
ース本体11に、DCブラシ付のモータM0、多段のギ
ヤ減速機構12、モータ制御用のスイッチSを構成する
一対のスイッチ接片13a,13b、スイッチ操作用の
カム機構14が組み付けられ、モータM0の回転をギヤ
減速機構12を介して最終の出力ギヤGに伝達するとと
もに、この出力ギヤGに設けたカム機構14によってス
イッチSを操作するようにしたものである。
成されるギヤードモータの一例を示す平面図であり、ケ
ース本体11に、DCブラシ付のモータM0、多段のギ
ヤ減速機構12、モータ制御用のスイッチSを構成する
一対のスイッチ接片13a,13b、スイッチ操作用の
カム機構14が組み付けられ、モータM0の回転をギヤ
減速機構12を介して最終の出力ギヤGに伝達するとと
もに、この出力ギヤGに設けたカム機構14によってス
イッチSを操作するようにしたものである。
【0004】この構成においては、図8に示されるよう
に、カム機構14が、出力ギヤGの下側に一体形成され
た回転カム17として構成され、スイッチSを構成する
一対のスイッチ接片13a,13bの内、可動接片とし
ての一方のスイッチ接片13aを前記カム17の外周に
当接させて押圧変位させることで、スイッチSに切り換
えを行うようにしていた。
に、カム機構14が、出力ギヤGの下側に一体形成され
た回転カム17として構成され、スイッチSを構成する
一対のスイッチ接片13a,13bの内、可動接片とし
ての一方のスイッチ接片13aを前記カム17の外周に
当接させて押圧変位させることで、スイッチSに切り換
えを行うようにしていた。
【0005】さらに、出力ギヤGの上面には、偏心位置
に出力ピンG1が突設されており、図示しないローディ
ング/エジェクト用のレバーに係合し、この出力ギヤG
の正方向あるいは逆方向の回転によってレバーが移動し
てフロッピーディスクのローディングあるいはエジェク
ト動作が行われるように構成されている。
に出力ピンG1が突設されており、図示しないローディ
ング/エジェクト用のレバーに係合し、この出力ギヤG
の正方向あるいは逆方向の回転によってレバーが移動し
てフロッピーディスクのローディングあるいはエジェク
ト動作が行われるように構成されている。
【0006】モータM0とスイッチSは、図9(a)に
示す回路図のように構成されており、第1の駆動端子D
1を介してパルス状のモータ駆動信号が印加されてモー
タM0が回転を開始すると、図10に示すように、カム
機構14によってスイッチがオンされて第2の駆動端子
D2を介してモータ駆動状態が自己保持され、第1の駆
動端子D1へのモータ起動信号が解除されても、モータ
M0への通電が持続され、モータM0がさらに回転して出
力ギヤGが1回転し、原点に復帰した時点でカム機構1
4によるスイッチ操作がオフとなってモータM0が停止
するようになっている。つまり、図9(b)のタイムチ
ャートに示すように、短いワンショットのモータ起動指
令によってモータM0をフロッピーディスクのローディ
ングあるいはエジェクトに必要な所定時間T(回転量)
だけ駆動できるように構成されている。
示す回路図のように構成されており、第1の駆動端子D
1を介してパルス状のモータ駆動信号が印加されてモー
タM0が回転を開始すると、図10に示すように、カム
機構14によってスイッチがオンされて第2の駆動端子
D2を介してモータ駆動状態が自己保持され、第1の駆
動端子D1へのモータ起動信号が解除されても、モータ
M0への通電が持続され、モータM0がさらに回転して出
力ギヤGが1回転し、原点に復帰した時点でカム機構1
4によるスイッチ操作がオフとなってモータM0が停止
するようになっている。つまり、図9(b)のタイムチ
ャートに示すように、短いワンショットのモータ起動指
令によってモータM0をフロッピーディスクのローディ
ングあるいはエジェクトに必要な所定時間T(回転量)
だけ駆動できるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
モータでは、電源をオフしても直ちに停止することはで
きず、その慣性によって若干回転を続けることになる。
この慣性に基づく回転量は、それぞれのモータによって
異なり、この回転量が大きいと、出力ギヤGの停止位置
のずれが大きくなって、フロッピーディスクのローディ
ングあるいはエジェクト動作に支障が生じる虞れがあ
り、このため、モータの起動信号のパルス幅の決定、モ
ータ特性あるいは減速比の設計等に多大な時間や労力を
必要としている。
モータでは、電源をオフしても直ちに停止することはで
きず、その慣性によって若干回転を続けることになる。
この慣性に基づく回転量は、それぞれのモータによって
異なり、この回転量が大きいと、出力ギヤGの停止位置
のずれが大きくなって、フロッピーディスクのローディ
ングあるいはエジェクト動作に支障が生じる虞れがあ
り、このため、モータの起動信号のパルス幅の決定、モ
ータ特性あるいは減速比の設計等に多大な時間や労力を
必要としている。
【0008】そこで、モータの制動を改善することが考
えられるが、従来の一般的な手法、例えば、モータマグ
ネットの磁束を高めたり、その着磁幅を広くしたり、あ
るいは、モータの外部に制動用の抵抗を設けるといった
方法では、大幅なコストの上昇を招くとともに、モータ
特性に影響を与える部分の変更であるために、調整が難
しいといった問題点がある。
えられるが、従来の一般的な手法、例えば、モータマグ
ネットの磁束を高めたり、その着磁幅を広くしたり、あ
るいは、モータの外部に制動用の抵抗を設けるといった
方法では、大幅なコストの上昇を招くとともに、モータ
特性に影響を与える部分の変更であるために、調整が難
しいといった問題点がある。
【0009】本発明は、上述の技術的課題に鑑みて為さ
れたものであって、モータ特性に影響を与えることな
く、しかも、大幅なコストの上昇を招くことなく、制動
を改善したモータを提供することを目的とする。
れたものであって、モータ特性に影響を与えることな
く、しかも、大幅なコストの上昇を招くことなく、制動
を改善したモータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【0011】すなわち、本発明は、回転子の複数の整流
子と、該整流子が摺接するブラシとを備えるモータにお
いて、前記整流子間に、制動用のバリスタを接続してい
る。前記制動用のバリスタは、環状のリングバリスタと
するのが好ましく、また、そのバリスタ電圧(E10値)
は、当該モータの定格電圧に応じて、所要の制動効果が
得られるように選定されるのが好ましい。
子と、該整流子が摺接するブラシとを備えるモータにお
いて、前記整流子間に、制動用のバリスタを接続してい
る。前記制動用のバリスタは、環状のリングバリスタと
するのが好ましく、また、そのバリスタ電圧(E10値)
は、当該モータの定格電圧に応じて、所要の制動効果が
得られるように選定されるのが好ましい。
【0012】例えば、当該モータの定格電圧が5Vであ
れば、前記バリスタのバリスタ電圧(E10値)は、3V
〜5Vとするのが好ましい。
れば、前記バリスタのバリスタ電圧(E10値)は、3V
〜5Vとするのが好ましい。
【0013】本発明のモータによれば、整流子間に制動
用のバリスタを接続しているので、モータの電源をオフ
した際に、モータで発生する電力が、制動用のバリスタ
で迅速に消費されて制動時間が短縮されて制動が改善さ
れることになる。しかも、所要のバリスタ電圧のバリス
タを設けるだけであるので、モータ特性に影響を与える
ことなく、しかも、大幅なコストの上昇を招くことなく
制動を改善できることになる。
用のバリスタを接続しているので、モータの電源をオフ
した際に、モータで発生する電力が、制動用のバリスタ
で迅速に消費されて制動時間が短縮されて制動が改善さ
れることになる。しかも、所要のバリスタ電圧のバリス
タを設けるだけであるので、モータ特性に影響を与える
ことなく、しかも、大幅なコストの上昇を招くことなく
制動を改善できることになる。
【0014】また、制動用のバリスタを、環状のリング
バリスタとすることにより、回転子への装着が容易とな
る。
バリスタとすることにより、回転子への装着が容易とな
る。
【0015】さらに、制動用のバリスタのバリスタ電圧
(E10値)を、当該モータの定格電圧に応じて選定する
ことにより、モータに応じて、所要の制動効果を得るこ
とができる。しかも、整流子およびブラシ間の火花消去
効果が得られるので、モータの寿命の改善を併せて図る
ことができる。
(E10値)を、当該モータの定格電圧に応じて選定する
ことにより、モータに応じて、所要の制動効果を得るこ
とができる。しかも、整流子およびブラシ間の火花消去
効果が得られるので、モータの寿命の改善を併せて図る
ことができる。
【0016】また、定格電圧が5Vのモータにおいて、
制動用のバリスタのバリスタ電圧(E10値)を、3V〜
5Vとすることにより、例えば、フロッピーディスクの
オートローディング/エジェクト機構の駆動に用いられ
るギヤードモータに適用して制動の改善を図ることがで
きる。
制動用のバリスタのバリスタ電圧(E10値)を、3V〜
5Vとすることにより、例えば、フロッピーディスクの
オートローディング/エジェクト機構の駆動に用いられ
るギヤードモータに適用して制動の改善を図ることがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について、詳細に説明する。
の形態について、詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
モータを用いたギヤードモータの平面図であり、図7の
従来例に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
モータを用いたギヤードモータの平面図であり、図7の
従来例に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0019】この実施の形態のモータMは、DCブラシ
付きのモータであり、フロッピーディスクのオートロー
ディング/エジェクト機構の駆動用のギヤードモータに
適用したものである。
付きのモータであり、フロッピーディスクのオートロー
ディング/エジェクト機構の駆動用のギヤードモータに
適用したものである。
【0020】このギヤードモータは、ケース本体11
に、本発明に係るモータM、多段のギヤ減速機構12、
モータ制御用のスイッチSを構成する一対のスイッチ接
片13a,13b、スイッチ操作用のカム機構14が組
み付けられ、モータMの回転をギヤ減速機構12を介し
て最終の出力ギヤGに伝達するとともに、この出力ギヤ
Gに設けたカム機構14によってスイッチSを操作する
ものであり、さらに、出力ギヤGの上面の出力ピンG1
によって図示しないローディング/エジェクト用のレバ
ーを移動させてフロッピーディスクのローディングある
いはエジェクト動作を行うものであり、その構成および
動作は、図7〜図10の従来例と同様であるので、その
説明は省略する。
に、本発明に係るモータM、多段のギヤ減速機構12、
モータ制御用のスイッチSを構成する一対のスイッチ接
片13a,13b、スイッチ操作用のカム機構14が組
み付けられ、モータMの回転をギヤ減速機構12を介し
て最終の出力ギヤGに伝達するとともに、この出力ギヤ
Gに設けたカム機構14によってスイッチSを操作する
ものであり、さらに、出力ギヤGの上面の出力ピンG1
によって図示しないローディング/エジェクト用のレバ
ーを移動させてフロッピーディスクのローディングある
いはエジェクト動作を行うものであり、その構成および
動作は、図7〜図10の従来例と同様であるので、その
説明は省略する。
【0021】この実施の形態のモータMでは、モータ特
性に影響を与えることなく、しかも、大幅なコストの上
昇を招くことなく、制動を改善するために、次のように
構成している。
性に影響を与えることなく、しかも、大幅なコストの上
昇を招くことなく、制動を改善するために、次のように
構成している。
【0022】すなわち、図2は、この実施の形態のモー
タMの断面図である。
タMの断面図である。
【0023】同図において、1は回転子を構成するコイ
ル2が巻回されたアマチュアコア、3は回転子のシャフ
ト5に装着された整流子(コンミテータ)、4は回転子
のシャフト5を支持する軸受、6は整流子3に摺接する
ブラシ、7はブラケット8を挿通した状態で設けられた
端子、9は回転子の外側に配設された永久磁石、10は
それらを収納するケース、20は出力ギヤであり、以上
の構成は、基本的に従来例のモータと同様である。
ル2が巻回されたアマチュアコア、3は回転子のシャフ
ト5に装着された整流子(コンミテータ)、4は回転子
のシャフト5を支持する軸受、6は整流子3に摺接する
ブラシ、7はブラケット8を挿通した状態で設けられた
端子、9は回転子の外側に配設された永久磁石、10は
それらを収納するケース、20は出力ギヤであり、以上
の構成は、基本的に従来例のモータと同様である。
【0024】この実施の形態のモータMは、3相モータ
であって、このモータMでは、制動を改善するために、
後述の特性を有する環状のリングバリスタ21を、3つ
の整流子3間に接続している。
であって、このモータMでは、制動を改善するために、
後述の特性を有する環状のリングバリスタ21を、3つ
の整流子3間に接続している。
【0025】図3は、このリングバリスタの平面図であ
り、図4は、その接続状態を示すモータの回路図であ
り、図2に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
り、図4は、その接続状態を示すモータの回路図であ
り、図2に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0026】この実施の形態のモータMは、3相であっ
て、図4に示されるように、Δ結線されており、図3に
示されるように、素体21aの一方の表面に3つの電極
21bが形成されたリングバリスタ21の各電極21b
が、各整流子3にそれぞれ接続されている。なお、本発
明の結線方法は、Δ結線に限らないのは勿論である。こ
のリングバリスタ21は、モータMの制動改善を図るた
めに、そのバリスタ電圧(E10値)が、次のようにして
選定されている。
て、図4に示されるように、Δ結線されており、図3に
示されるように、素体21aの一方の表面に3つの電極
21bが形成されたリングバリスタ21の各電極21b
が、各整流子3にそれぞれ接続されている。なお、本発
明の結線方法は、Δ結線に限らないのは勿論である。こ
のリングバリスタ21は、モータMの制動改善を図るた
めに、そのバリスタ電圧(E10値)が、次のようにして
選定されている。
【0027】先ず、常温において、定格5Vのモータの
制動時間、すなわち、電源をオフしてから停止するまで
の期間をおよび消費電流を、モータ端子間に外付けした
制動抵抗の抵抗値を切り替えて測定した。
制動時間、すなわち、電源をオフしてから停止するまで
の期間をおよび消費電流を、モータ端子間に外付けした
制動抵抗の抵抗値を切り替えて測定した。
【0028】図5は、このようして得られた制動抵抗値
(Ω)に対する制動時間(ms)および消費電流(m
A)の関係を示す特性図であり、実線で示されるライン
L5が制動時間を、一点鎖線で示されるラインL6が消
費電流を示している。
(Ω)に対する制動時間(ms)および消費電流(m
A)の関係を示す特性図であり、実線で示されるライン
L5が制動時間を、一点鎖線で示されるラインL6が消
費電流を示している。
【0029】この図5から明らかなように、制動抵抗の
値が小さい程、モータの電源をオフした際に、モータが
慣性で回転することによって発生する電力が、制動抵抗
で迅速に消費されて制動時間が短くなることが分かる。
その一方、制動抵抗の値が小さくなると、消費電流が大
きくなって発熱による温度上昇を招くことになる。
値が小さい程、モータの電源をオフした際に、モータが
慣性で回転することによって発生する電力が、制動抵抗
で迅速に消費されて制動時間が短くなることが分かる。
その一方、制動抵抗の値が小さくなると、消費電流が大
きくなって発熱による温度上昇を招くことになる。
【0030】そこで、定格5Vのモータにおいては、消
費電流を抑えながら制動効果を改善するには、例えば、
制動抵抗値を、200Ω〜500Ω程度とするのが好ま
しく、この実施の形態では、消費電流を抑制する観点か
ら制動抵抗値として200Ωを選定した。また、この抵
抗値200Ωでは、発熱による温度上昇も所要の規格を
満足することが確認された。
費電流を抑えながら制動効果を改善するには、例えば、
制動抵抗値を、200Ω〜500Ω程度とするのが好ま
しく、この実施の形態では、消費電流を抑制する観点か
ら制動抵抗値として200Ωを選定した。また、この抵
抗値200Ωでは、発熱による温度上昇も所要の規格を
満足することが確認された。
【0031】次に、図6に示されるバリスタのV−I特
性図から、モータの定格電圧5Vにおいて、抵抗値20
0Ωに相当するバリスタのバリスタ電圧を求める。
性図から、モータの定格電圧5Vにおいて、抵抗値20
0Ωに相当するバリスタのバリスタ電圧を求める。
【0032】図6においては、実線で示されるラインL
1は、バリスタ電圧(E10値)が3Vのバリスタの特性
を、一点鎖線で示されるラインL2は、バリスタ電圧
(E10値)が5Vのバリスタの特性を、破線で示される
ラインL3は、抵抗値200Ωを、二点鎖線で示される
ラインL4は、抵抗値500Ωをそれぞれ示しておい
る。
1は、バリスタ電圧(E10値)が3Vのバリスタの特性
を、一点鎖線で示されるラインL2は、バリスタ電圧
(E10値)が5Vのバリスタの特性を、破線で示される
ラインL3は、抵抗値200Ωを、二点鎖線で示される
ラインL4は、抵抗値500Ωをそれぞれ示しておい
る。
【0033】モータの定格電圧5Vにおいては、抵抗値
200ΩのラインL3と交差するのは、ラインL1で示
されるバリスタ電圧(E10値)=3Vであり、モータの
定格電圧5Vにおいて、抵抗値200Ωに相当するバリ
スタのバリスタ電圧(E10値)は、3Vであることが分
かる。
200ΩのラインL3と交差するのは、ラインL1で示
されるバリスタ電圧(E10値)=3Vであり、モータの
定格電圧5Vにおいて、抵抗値200Ωに相当するバリ
スタのバリスタ電圧(E10値)は、3Vであることが分
かる。
【0034】同様に、モータの定格電圧5Vにおいて、
抵抗値500Ωに相当するバリスタのバリスタ電圧(E
10値)は、5Vであることが分かる。
抵抗値500Ωに相当するバリスタのバリスタ電圧(E
10値)は、5Vであることが分かる。
【0035】したがって、定格5Vのモータにおいて
は、消費電流を抑えながら制動効果を改善するには、リ
ングバリスタのバリスタ電圧(E10値)は、例えば、3
V〜5V程度とするのが好ましい。
は、消費電流を抑えながら制動効果を改善するには、リ
ングバリスタのバリスタ電圧(E10値)は、例えば、3
V〜5V程度とするのが好ましい。
【0036】この実施の形態では、リングバリスタ21
として、バリスタ電圧(E10値)が3Vのリングバリス
タを使用しており、このように制動抵抗値の小さなリン
グバリスタを用いているので、上述の図5からも明らか
なように、モータの電源をオフした際に、モータが慣性
で回転することによって発生する電力が、リングバリス
タ21で迅速に消費されて制動時間が短くなり、制動が
改善されることになる。
として、バリスタ電圧(E10値)が3Vのリングバリス
タを使用しており、このように制動抵抗値の小さなリン
グバリスタを用いているので、上述の図5からも明らか
なように、モータの電源をオフした際に、モータが慣性
で回転することによって発生する電力が、リングバリス
タ21で迅速に消費されて制動時間が短くなり、制動が
改善されることになる。
【0037】しかも、リングバリスタ21を整流子3間
に接続する構成であるので、モータマグネットの磁束を
高めたり、その着磁幅を広くするような従来の制動改善
の手法のように、モータ特性に影響を与えることなく、
また、大幅なコストの上昇を招くこともない。
に接続する構成であるので、モータマグネットの磁束を
高めたり、その着磁幅を広くするような従来の制動改善
の手法のように、モータ特性に影響を与えることなく、
また、大幅なコストの上昇を招くこともない。
【0038】さらに、このリングバリスタ21によっ
て、整流子3とブラシ6との間の火花消去の効果も得ら
れることになり、モータMの寿命を改善することができ
る。
て、整流子3とブラシ6との間の火花消去の効果も得ら
れることになり、モータMの寿命を改善することができ
る。
【0039】したがって、このモータMを用いた図1の
ギヤードモータにおいては、モータMの制動が改善され
る結果、出力ギヤGの停止位置のずれが抑制されること
になり、フロッピーディスクのローディングあるいはエ
ジェクト動作に支障が生じることがない。このため、モ
ータMの起動信号のパルス幅の決定、モータ特性あるい
は減速比の設計等に要する時間や労力が大幅に軽減され
ることになる。
ギヤードモータにおいては、モータMの制動が改善され
る結果、出力ギヤGの停止位置のずれが抑制されること
になり、フロッピーディスクのローディングあるいはエ
ジェクト動作に支障が生じることがない。このため、モ
ータMの起動信号のパルス幅の決定、モータ特性あるい
は減速比の設計等に要する時間や労力が大幅に軽減され
ることになる。
【0040】上述の実施の形態では、定格5Vの3相の
マイクロモータに適用したけれども、本発明は、他のD
Cブラシ付のモータに適用できるのは勿論であり、その
場合には、モータの定格に応じて、所要の制動効果が得
られるバリスタ電圧(E10値)のバリスタが選定される
とともに、相数に応じたバリスタが選定されることにな
る。
マイクロモータに適用したけれども、本発明は、他のD
Cブラシ付のモータに適用できるのは勿論であり、その
場合には、モータの定格に応じて、所要の制動効果が得
られるバリスタ電圧(E10値)のバリスタが選定される
とともに、相数に応じたバリスタが選定されることにな
る。
【0041】上述の実施の形態では、環状のリングバリ
スタを用いたけれども、本発明は、環状に限らず、他の
形状のバリスタを用いてもよく、また、上述のリングバ
リスタ21は、一方の表面に電極を有する平面電極型で
あったけれども、側面に電極を有する外周面電極型であ
ってもよい。
スタを用いたけれども、本発明は、環状に限らず、他の
形状のバリスタを用いてもよく、また、上述のリングバ
リスタ21は、一方の表面に電極を有する平面電極型で
あったけれども、側面に電極を有する外周面電極型であ
ってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明のモータによれば、
整流子間に制動用のバリスタを接続しているので、モー
タの電源をオフした際に、モータで発生する電力が、制
動用のバリスタで迅速に消費されて制動時間が短縮され
て制動が改善されることになる。しかも、バリスタを設
けるだけであるので、モータ特性に影響を与えることな
く、しかも、大幅なコストの上昇を招くことなく制動を
改善できることになる。また、制動用のバリスタのバリ
スタ電圧(E10値)を、当該モータの定格電圧に応じ
て、選定することにより、モータに応じて所要の制動効
果が得られることになる。
整流子間に制動用のバリスタを接続しているので、モー
タの電源をオフした際に、モータで発生する電力が、制
動用のバリスタで迅速に消費されて制動時間が短縮され
て制動が改善されることになる。しかも、バリスタを設
けるだけであるので、モータ特性に影響を与えることな
く、しかも、大幅なコストの上昇を招くことなく制動を
改善できることになる。また、制動用のバリスタのバリ
スタ電圧(E10値)を、当該モータの定格電圧に応じ
て、選定することにより、モータに応じて所要の制動効
果が得られることになる。
【0043】さらに、整流子およびブラシ間の火花消去
効果も得られるので、モータの寿命の改善を併せて図る
ことができる。
効果も得られるので、モータの寿命の改善を併せて図る
ことができる。
【0044】また、定格電圧が5Vのモータにおいて、
制動用のバリスタのバリスタ電圧(E10値)を、3V〜
5Vとすることにより、例えば、フロッピーディスクの
オートローディング/エジェクト機構の駆動に用いられ
るギヤードモータに適用して制動の改善を図ることがで
きる。
制動用のバリスタのバリスタ電圧(E10値)を、3V〜
5Vとすることにより、例えば、フロッピーディスクの
オートローディング/エジェクト機構の駆動に用いられ
るギヤードモータに適用して制動の改善を図ることがで
きる。
【図1】本発明の実施の形態に係るモータを用いたギヤ
ードモータの平面図である。
ードモータの平面図である。
【図2】図1のモータの断面図である。
【図3】図2のリングバリスタの平面図である。
【図4】リングバリスタの接続状態を示す回路図であ
る。
る。
【図5】制動抵抗に対する制動時間および消費電流の特
性図である。
性図である。
【図6】バリスタのV−I特性図である。
【図7】従来例のギヤードモータの平面図である。
【図8】そのカム機構の縦断側面図である。
【図9】モータ駆動回路およびそのタイムチャートであ
る。
る。
【図10】ギヤードモータのスイッチ操作説明図であ
る。
る。
3 整流子 6 ブラシ 9 永久磁石 21 リングバリスタ
フロントページの続き (72)発明者 永山 知明 岡山県岡山市海吉2075番地 オムロン岡山 株式会社内 (72)発明者 川崎 寛治 岡山県岡山市海吉2075番地 オムロン岡山 株式会社内 (72)発明者 小倉 誠 東京都目黒区原町2−2−4 有限会社小 倉エンヂニアリング内
Claims (5)
- 【請求項1】 回転子の複数の整流子と、該整流子が摺
接するブラシとを備えるモータにおいて、 前記整流子間に、制動用のバリスタを接続したことを特
徴とするモータ。 - 【請求項2】 前記制動用のバリスタは、そのバリスタ
電圧(E10値)が、当該モータの定格電圧に応じて、所
要の制動効果が得られるように選定されるものである請
求項1記載のモータ。 - 【請求項3】 当該モータの定格電圧が5Vであり、前
記バリスタのバリスタ電圧(E10値)が、3V〜5Vで
ある請求項2記載のモータ。 - 【請求項4】 前記制動用バリスタは、環状のリングバ
リスタである請求項1ないし3のいずれかに記載のモー
タ。 - 【請求項5】 当該モータは、3相モータであり、前記
リングバリスタは、環状の素体の表面に3つの電極を有
し、各電極が、3つの整流子にそれぞれ接続されるもの
である請求項4記載のモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11650696A JPH09308191A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11650696A JPH09308191A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308191A true JPH09308191A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14688837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11650696A Pending JPH09308191A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09308191A (ja) |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP11650696A patent/JPH09308191A/ja active Pending
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