JPH09308214A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JPH09308214A
JPH09308214A JP12196796A JP12196796A JPH09308214A JP H09308214 A JPH09308214 A JP H09308214A JP 12196796 A JP12196796 A JP 12196796A JP 12196796 A JP12196796 A JP 12196796A JP H09308214 A JPH09308214 A JP H09308214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
pole teeth
yoke
phase
stepping motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP12196796A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yamamoto
道雄 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Material Corp
Original Assignee
Higashifuji Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Higashifuji Mfg Co Ltd filed Critical Higashifuji Mfg Co Ltd
Priority to JP12196796A priority Critical patent/JPH09308214A/ja
Publication of JPH09308214A publication Critical patent/JPH09308214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無励磁状態でのロータの保持力を向上させる
ディテントトルクの大きいステッピングモータを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 N極とS極とが周方向に沿って交互に着
磁されてなる筒状の永久磁石を有するロータ2と、ロー
タ2の軸方向に並べて設けられ、前記ロータ2の外周面
に間隔を空けて対向させられる極歯17a・17b・1
7c・17dをロータ2の磁極1と同数周方向に上下・
交互に配してなる二相のヨーク11・12、および各ヨ
ークについて隣接する極歯を交互に異極に励磁するコイ
ル15・16を備えてなるステータ3とを具備し、前記
二相のヨーク11・12のうちいずれか一方のヨークの
極歯が他方のヨークの極歯とは異なる体積を有してなる
ことを特徴とするステッピングモータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タに関し、特に、ロータの軸方向に二相のヨークを有す
る二相式のステッピングモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】OA機器、家電製品、自動車等の広い分
野におけるアクチュエータ部品として、入力パルス信号
に応じて一定角度の回転を行うステッピングモータが使
用されている。このステッピングモータは、パルス信号
ごとに巻線の励磁電流を切り換えることにより、磁気引
力または磁気反発力によって一定の回転角だけの回転移
動を行うものであり、パルスからトルクへのパワー変換
をオープンループのデジタル制御で行うことができるの
で、低価格かつ累積誤差の小さいことが特長である。
【0003】このステッピングモータの一種に、ロータ
の軸方向にA相およびB相の二相のヨークを設けてなる
二相式のものがある。従来では、この二相式のステッピ
ングモータは、図7、図8に示すように、短冊状の磁極
1を周方向に複数着磁してなる円筒状の永久磁石を有す
るロータ2と、その周囲に配されるステータ3とから構
成されている。ステータ3は、図9に示すように、ロー
タ2の軸方向に二相のヨーク4を具備している。該ヨー
ク4は、それぞれ前記ロータ2の外面に間隔を空けて対
向させられる台形状の極歯4aが前記ロータ2の磁極1
の数と同数ずつ形成されるとともに、該極歯4aのピッ
チの1/4だけ位相をずらした状態で相互に固定されて
いる。これらヨーク4には、それぞれコイル5が備えら
れ、該コイル5への入力パルス信号の方向によって、各
極歯4aの極を切り替えることができるようになってい
る。
【0004】ところで、ステッピングモータを駆動する
電源がオフの状態のとき、ステッピングモータはコイル
5へ励磁電流を加えない状態、すなわち無励磁状態とな
る。このときロータ2は両相の極歯4aへの磁極1の磁
着力が平衡する位置に停止する。この停止状態のステッ
ピングモータの静止トルク、すなわちディテントトルク
はロータ2の無励磁状態における保持力となる。該ディ
テントトルクは両相の軸方向の合成磁束密度に比例して
大きくなるが、従来のステッピングモータではパルス信
号入力時における回転動作の安定化のために軸方向の合
成磁束密度をできるだけ均一化するよう設定されてい
る。二相をそれぞれA相、B相とすると、従来のステッ
ピングモータでは、図10に示すように軸方向のA相の
磁束密度6とB相の磁束密度7の合成磁束密度8は小さ
な最大値を周期的にもつ波形となっている。このように
従来は両相の合成磁束密度8は小さくディテントトルク
は小さかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この様なデ
ィテントトルクの小さい従来のステッピングモータで
は、用途によっては不都合が生じる場合があった。例え
ば、空調機器のルーバーを駆動・制御するモータとして
使用した場合には、ルーバーをステッピングモータによ
り駆動し、開放位置において停止させたとき、ディテン
トトルクが小さいためルーバーの重みによって停止状態
を保持できないという問題があった。すなわち、ルーバ
ーが下がってしまい、所定の位置に停止・保持できない
という支障を生じていた。本発明は、前記問題点に鑑み
てなされたもので、無励磁状態でのロータの保持力を向
上させるディテントトルクの大きいステッピングモータ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、以下の構成を採用した。すなわち、請
求項1記載のステッピングモータでは、N極とS極とが
周方向に沿って交互に着磁されてなる筒状の永久磁石を
有するロータと、ロータの軸方向に並べて設けられ、前
記ロータの外周面に間隔を空けて対向させられる極歯を
ロータの磁極と同数周方向に上下・交互に配してなる二
相のヨーク、および各ヨークについて隣接する極歯を交
互に異極に励磁するコイルを備えてなるステータとを具
備し、前記二相のヨークのうちいずれか一方のヨークの
極歯が他方のヨークの極歯とは異なる体積を有してなる
ものである。
【0007】請求項2記載のステッピングモータでは、
N極とS極とが周方向に沿って交互に着磁されてなる筒
状の永久磁石を有するロータと、ロータの軸方向に並べ
て設けられ、前記ロータの外周面に間隔を空けて対向さ
せられる極歯をロータの磁極と同数周方向に上下・交互
に配してなる二相のヨーク、および各ヨークについて隣
接する極歯を交互に異極に励磁するコイルを備えてなる
ステータとを具備し、前記二相のヨークのうち一方のヨ
ークの極歯がロータの回転方向に周期的に他方のヨーク
の極歯とは異なる体積を有してなるものである。請求項
3記載のステッピングモータでは、請求項1または2記
載のステッピングモータにおいて、前記一方のヨークの
極歯は他方のヨークの極歯とは異なる厚さを有してなる
ものである。
【0008】請求項1記載のステッピングモータによれ
ば、二相のヨークのうち一方のヨークの極歯が、他方の
ヨークの極歯とは異なる体積を有しているので、二相の
軸方向の合成磁束密度は二相のヨークの極歯の体積の違
いにより大きな最大値をもつ波形を周期的に生じること
から、ディテントトルクが向上し、ロータの保持力が高
まる。請求項2記載のステッピングモータによれば、二
相のヨークのうち一方のヨークの極歯が、ロータの回転
方向に周期的に他方のヨークの極歯とは異なる体積を有
しているので、二相の軸方向の合成磁束密度は二相のヨ
ークの極歯の体積の違いにより大きな最大値をもつ波形
を周期的に生じることから、ディテントトルクが向上
し、ロータの保持力が高まる。請求項3記載のステッピ
ングモータも、二相のヨークの極歯の体積が相違するこ
とになり、その合成磁束密度は大きな最大値をもつ波形
を周期的に生じることから、ディテントトルクが向上
し、ロータの保持力が高まる。また、極歯の厚さを変え
るだけであるから極歯成型金型等を共通にすることが可
能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1〜図3を参照しながら詳細に説明する。図1の二相式
のステッピングモータ10において、符号3がステー
タ、2がロータ、11・12がヨークである。ステータ
3の上下に設けられた孔に軸受け13A・13Bを介し
て出力軸14が回転自在に設置されており、該出力軸1
4には、軸方向に沿う短冊状の磁極1を周方向に複数着
磁してなる円筒状の永久磁石を有するロータ2が同軸的
に設けられ、その周囲にコイル15・16が組み込まれ
た二相のヨーク11・12が配されている。これらヨー
ク11・12は、それぞれ前記ロータ2の外面に間隔を
空けて対向させられる台形状の極歯17a・17b・1
7c・17dを前記ロータ2の磁極1の数と同数ずつ有
している。図1、図2の上側をA相21、下側をB相2
2とすると、これら両相のヨークとも、極歯17a・1
7b・17c・17dがそれぞれ各ヨークの上下に交互
に周期的に配されている。そして、A相21のヨーク1
1の極歯17a・17bはB相22のヨーク12の極歯
17c・17dのピッチの1/4だけ位相をずらした状
態で相互に固定されている。
【0010】以上の点においては、図7および図8に示
す従来のステッピングモータと共通している。しかしな
がら、本実施形態のステッピングモータ10は、前記ヨ
ーク11・12の一部の極歯の体積が異なり、従来のス
テッピングモータのように両相のヨーク4の極歯4aが
全て同一形状・同一厚さ、すなわち同一体積であること
と相違している。本実施形態では、図2に示すようにA
相21・B相22とも極歯17a・17b・17c・1
7dの面積は等しいが、図1に示すようにB相22のヨ
ーク12の極歯17c・17dの厚さがA相21のヨー
ク11の極歯17a・17bの厚さ0.6mmに対し、
0.1mm薄い0.5mmの厚さに設定され、これによ
りB相22の極歯17c・17dの体積がA相21の極
歯17a・17bの体積より小さく設定されている。図
2において、厚い方の極歯の外形線を太線とし、薄い方
の極歯は細線としている。また、図4も太線および細線
の区別については同様である。
【0011】次に、図4および図5を参照して本発明の
第2実施形態について説明する。この第2実施形態と第
1実施形態との異なる点は、B相22のヨーク12の上
側の極歯17cのみを薄く設定することにより、その体
積が他の極歯と異なるよう設定した点である。この極歯
17cの厚さは0.5mm、他の極歯17a・17b・
17dの厚さは0.6mmとした。極歯17cと極歯1
7dはロータ2の回転方向に連続して交互に配され、体
積の小さい極歯17cがヨーク12中に周期的に設定さ
れることになる。したがって、図5に示すようにB相2
2の磁束密度26はA相21の磁束密度27より小さな
最大値を周期的にもつ波形を生じる。このときのA相2
1とB相22の合成磁束密度28は極歯17a・17b
と極歯17c・17dが同一の体積をもつ従来の場合に
比べ、大きな最大値を周期的に有する波形となる。この
結果、第一実施形態と同様に大きなディテントトルクが
生じる。
【0012】なお、第1、第2実施形態では極歯17a
・17b・17c・17dの体積を異なるものとするた
めにその厚さを変えたが、極歯17の面積を変えたもの
や極歯17の厚さおよび面積の両方を変えたものでも構
わない。例えば、本発明の第3実施形態として図6に示
すように、各極歯17の厚さを等しく設定し、ヨーク1
2の極歯17cのみの面積をヨーク12の極歯17dお
よびヨーク11の極歯17a・17bより小さく設定し
た場合も、ヨーク12の極歯17cの体積は他の極歯1
7a・17b・17dより小さくなる。このとき図5に
示したA相21およびB相22の磁束密度と同様な波形
を生じ、A相21とB相22の合成磁束密度は大きな最
大値を周期的に有する波形を生じる。これにより極歯1
7a・17b・17c・17dの体積を変えた場合と同
様に極歯17a・17b・17c・17dの面積を変化
させた場合も、同様の効果をもってディテントトルクを
大きくすることができる。
【0013】これら各実施形態のうち、上記第1実施形
態および第2実施形態のように極歯17a・17b・1
7c・17dの形状を同じにして、厚さのみを変更する
ことによって体積を変える場合は、プレス加工時の原板
の厚さを変更するだけで新たな加工用の金型および治具
等は必要としない。したがって、二相のヨークをそれぞ
れ作製する場合に、加工用金型および治具等を別々に作
製する必要はなく、これら加工用部材を共通化できるこ
とからコストが低減できるという利点がある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では以下の
効果が得られる。請求項1記載のステッピングモータ
は、前記二相のヨークのうちいずれか一方のヨークの極
歯が他方のヨークの極歯とは異なる体積を有しているの
で、無励磁状態でのディテントトルクを大きくし、ロー
タの保持力を向上させる効果を奏することができる。こ
れによってディテントトルクが大きなステッピングモー
タを必要とする用途、例えば空調機器のルーバー等を駆
動・制御する場合にもルーバーの開放位置において無励
磁状態でもルーバーの停止・保持が可能となる。
【0015】請求項2記載のステッピングモータでは、
前記二相のヨークのうち一方のヨークの極歯がロータの
回転方向に周期的に他方のヨークの極歯とは異なる体積
を有しているので、請求項1記載のステッピングモータ
と同様の効果を奏することができる。請求項3記載のス
テッピングモータでは、前記二相のヨークのうちいずれ
か一方のヨークの極歯が他方のヨークの極歯とは異なる
厚さを有しているので、請求項1または2記載のステッ
ピングモータと同様の効果を奏することができると共
に、二相のヨークをそれそれ作製する場合に、加工用金
型および治具等を別々に作製する必要はなく、これら加
工用部材を共通化できることからコストが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステッピングモータの第1実施形態を
示す回転軸方向の断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態における極歯の配置およ
び形状を示したヨークの展開図である。
【図3】本実施形態の第1実施形態の磁極とヨークの間
の軸方向における磁束密度の説明図である。
【図4】本発明の第3実施形態における極歯の配置およ
び形状を示したヨークの展開図である。
【図5】本実施形態の第2実施形態および第3実施形態
の磁極とヨークの間の軸方向における磁束密度の説明図
である。
【図6】本実施形態の第3実施形態の磁極とヨークの間
の軸方向における磁束密度の説明図である。
【図7】ステッピングモータのロータを示す斜視図であ
る。
【図8】ステッピングモータの構造の従来例を示す一部
を破断した斜視図である。
【図9】従来のステッピングモータにおける極歯の配置
および形状を示したヨークの展開図である。
【図10】従来のステッピングモータとヨークの間の軸
方向における磁束密度の説明図である。
【符号の説明】
1 磁極 2 ロータ 3 ステータ 10 ステッピングモータ 11・12 ヨーク 17a・17b・17c・17d 極歯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N極とS極とが周方向に沿って交互に着
    磁されてなる筒状の永久磁石を有するロータと、 ロータの軸方向に並べて設けられ、前記ロータの外周面
    に間隔を空けて対向させられる極歯をロータの磁極と同
    数周方向に上下・交互に配してなる二相のヨーク、およ
    び各ヨークについて隣接する極歯を交互に異極に励磁す
    るコイルを備えてなるステータとを具備し、 前記二相のヨークのうちいずれか一方のヨークの極歯が
    他方のヨークの極歯とは異なる体積を有してなることを
    特徴とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 N極とS極とが周方向に沿って交互に着
    磁されてなる筒状の永久磁石を有するロータと、 ロータの軸方向に並べて設けられ、前記ロータの外周面
    に間隔を空けて対向させられる極歯をロータの磁極と同
    数周方向に上下・交互に配してなる二相のヨーク、およ
    び各ヨークについて隣接する極歯を交互に異極に励磁す
    るコイルを備えてなるステータとを具備し、 前記二相のヨークのうち一方のヨークの極歯がロータの
    回転方向に周期的に他方のヨークの極歯とは異なる体積
    を有してなることを特徴とするステッピングモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のステッピングモ
    ータにおいて、 前記一方のヨークの極歯は他方のヨークの極歯とは異な
    る厚さを有してなることを特徴とするステッピングモー
    タ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7808141B2 (en) 2007-03-30 2010-10-05 Minebea Motor Manufacturing Corporation Stepping motor and rotor
US7923880B2 (en) 2008-02-28 2011-04-12 Minebea Motor Manufacturing Corporation Stepping motor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7808141B2 (en) 2007-03-30 2010-10-05 Minebea Motor Manufacturing Corporation Stepping motor and rotor
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001114