JPH09308352A - 海苔養殖用作業船 - Google Patents
海苔養殖用作業船Info
- Publication number
- JPH09308352A JPH09308352A JP12582196A JP12582196A JPH09308352A JP H09308352 A JPH09308352 A JP H09308352A JP 12582196 A JP12582196 A JP 12582196A JP 12582196 A JP12582196 A JP 12582196A JP H09308352 A JPH09308352 A JP H09308352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seaweed
- net
- cutting
- reaper
- ship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブリッジ中の運転者の前方視界が制限される
ことがなく、刈り取り後の海苔網に残された海苔の残り
長さを調整可能にする。 【解決手段】 船上に、船体長さ方向に延在するガイド
部材が設けられ、海上の海苔網をこのガイド部材に沿っ
て船上を通過させるとともに、その間に、海苔刈り取り
機5によって海苔網に付着した海苔を船上で刈り取るよ
うにした海苔養殖用作業船において、上記海苔刈り取り
機5は後方のブリッジからの前方視界が広げられるよう
に駆動シリンダ55により上下動可能に支持され、上記
海苔刈り取り機5には海苔刈り取り長さ調整手段(調整
板24)が設けられ、これによって上記海苔網に付着し
た海苔の刈り取り後の海苔網に残る海苔の残り長さが調
整可能に構成されている。
ことがなく、刈り取り後の海苔網に残された海苔の残り
長さを調整可能にする。 【解決手段】 船上に、船体長さ方向に延在するガイド
部材が設けられ、海上の海苔網をこのガイド部材に沿っ
て船上を通過させるとともに、その間に、海苔刈り取り
機5によって海苔網に付着した海苔を船上で刈り取るよ
うにした海苔養殖用作業船において、上記海苔刈り取り
機5は後方のブリッジからの前方視界が広げられるよう
に駆動シリンダ55により上下動可能に支持され、上記
海苔刈り取り機5には海苔刈り取り長さ調整手段(調整
板24)が設けられ、これによって上記海苔網に付着し
た海苔の刈り取り後の海苔網に残る海苔の残り長さが調
整可能に構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、海上で海苔網に
より養殖した海苔を採取する海苔養殖用作業船に関する
ものである。
より養殖した海苔を採取する海苔養殖用作業船に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の海苔養殖用作業船とし
て、船体上部に海苔網用ガイドが取付けられ、このガイ
ドの前端部を船首より前方に突出させるとともにその前
端を海面下に水没させた状態で海苔網に向かって前進す
ることによって、海苔網を船上に導いて船上で海苔を連
続的に採取するようにしたものが知られている。すなわ
ち、海苔養殖用作業船はその船体上に海苔網用ガイドが
設けられ、このガイドは船体前部の海苔回収装置の直上
およびブリッジの上側を通って船尾側へ延在されてい
る。そして船を前進させることにより海上の海苔網を掬
い上げて海苔網用ガイドに沿って船尾方向に移動させつ
つ海苔刈り取り機によって海苔網に付着している海苔を
刈り取り、刈り取った海苔はその下側の海苔庫中に落下
させて収納するようにし、また海苔の刈り取られた海苔
網はガイドに沿って後方に移送されてブリッジ上の酸処
理槽で酸処理された後にガイドに沿って船尾端から海上
に戻されるようにしている。
て、船体上部に海苔網用ガイドが取付けられ、このガイ
ドの前端部を船首より前方に突出させるとともにその前
端を海面下に水没させた状態で海苔網に向かって前進す
ることによって、海苔網を船上に導いて船上で海苔を連
続的に採取するようにしたものが知られている。すなわ
ち、海苔養殖用作業船はその船体上に海苔網用ガイドが
設けられ、このガイドは船体前部の海苔回収装置の直上
およびブリッジの上側を通って船尾側へ延在されてい
る。そして船を前進させることにより海上の海苔網を掬
い上げて海苔網用ガイドに沿って船尾方向に移動させつ
つ海苔刈り取り機によって海苔網に付着している海苔を
刈り取り、刈り取った海苔はその下側の海苔庫中に落下
させて収納するようにし、また海苔の刈り取られた海苔
網はガイドに沿って後方に移送されてブリッジ上の酸処
理槽で酸処理された後にガイドに沿って船尾端から海上
に戻されるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記作業船において
は、海苔刈り取り機より後方に位置するブリッジ中の運
転者は海苔刈り取り機により前方視界が制限されること
になる。また海苔網に付着した海苔を刈り取った後の海
苔網に残された海苔は酸処理された後に海中に戻されて
再び養殖されることになるが、この残り長さをどの程度
にするのが好ましいかは、海苔刈り取りの際の海苔の品
質など種々の事情により決められることになり、したが
ってこの残り長さを調整できるようにすることが望まれ
ている。
は、海苔刈り取り機より後方に位置するブリッジ中の運
転者は海苔刈り取り機により前方視界が制限されること
になる。また海苔網に付着した海苔を刈り取った後の海
苔網に残された海苔は酸処理された後に海中に戻されて
再び養殖されることになるが、この残り長さをどの程度
にするのが好ましいかは、海苔刈り取りの際の海苔の品
質など種々の事情により決められることになり、したが
ってこの残り長さを調整できるようにすることが望まれ
ている。
【0004】この発明は、このような従来の欠点を解消
するためになされたものであり、ブリッジ中の運転者は
海苔刈り取り機により前方視界が制限されることがな
く、また刈り取り後の海苔網に残された海苔の残り長さ
を調整可能にした海苔養殖用作業船を提供するものであ
る。
するためになされたものであり、ブリッジ中の運転者は
海苔刈り取り機により前方視界が制限されることがな
く、また刈り取り後の海苔網に残された海苔の残り長さ
を調整可能にした海苔養殖用作業船を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、船上
に、船体長さ方向に延在するガイド部材が設けられ、海
上の海苔網をこのガイド部材に沿って船上を通過させる
とともに、その間に、海苔刈り取り機によって海苔網に
付着した海苔を船上で刈り取るようにした海苔養殖用作
業船において、上記海苔刈り取り機は後方のブリッジか
らの前方視界が広げられるように昇降手段により上下動
可能に支持されているものである。
に、船体長さ方向に延在するガイド部材が設けられ、海
上の海苔網をこのガイド部材に沿って船上を通過させる
とともに、その間に、海苔刈り取り機によって海苔網に
付着した海苔を船上で刈り取るようにした海苔養殖用作
業船において、上記海苔刈り取り機は後方のブリッジか
らの前方視界が広げられるように昇降手段により上下動
可能に支持されているものである。
【0006】請求項1の発明では、ブリッジ内の運転者
が海苔刈り取り機により前方視界を妨げられることがな
いために、海苔養殖場への行き帰りの運転の際に良好な
前方視界が得られるという利点がある。
が海苔刈り取り機により前方視界を妨げられることがな
いために、海苔養殖場への行き帰りの運転の際に良好な
前方視界が得られるという利点がある。
【0007】請求項2の発明は、上記海苔刈り取り機に
は海苔刈り取り長さ調整手段が設けられ、この調整手段
によって海苔網に付着した海苔の刈り取り後の海苔網に
残る海苔の残り長さが調整可能に構成されているもので
ある。
は海苔刈り取り長さ調整手段が設けられ、この調整手段
によって海苔網に付着した海苔の刈り取り後の海苔網に
残る海苔の残り長さが調整可能に構成されているもので
ある。
【0008】請求項2の発明では、海苔刈り取りの際の
海苔の品質など種々の事情に応じて刈り取り後の海苔網
に残る残り長さを容易に調整することができる。
海苔の品質など種々の事情に応じて刈り取り後の海苔網
に残る残り長さを容易に調整することができる。
【0009】請求項3の発明は、海苔刈り取り機を上下
動させる昇降手段が切刃の幅内に配置されているもので
ある。
動させる昇降手段が切刃の幅内に配置されているもので
ある。
【0010】請求項3の発明では、昇降手段は切刃の幅
内に配置されることになり、これによって装置の幅が小
さくなり、装置がコンパクトな構成となる。
内に配置されることになり、これによって装置の幅が小
さくなり、装置がコンパクトな構成となる。
【0011】請求項4の発明は、海苔刈り取り機の昇降
手段の少なくとも一部は、切刃の中心軸より前方に配置
されているものである。
手段の少なくとも一部は、切刃の中心軸より前方に配置
されているものである。
【0012】請求項4の発明では、昇降手段の少なくと
も一部は切刃の中心軸より前方に配置されて、海苔網の
移動方向上流側に位置することになるために、刈り取ら
れた海苔が落下する際に昇降手段に付着するのを軽減す
ることができる。
も一部は切刃の中心軸より前方に配置されて、海苔網の
移動方向上流側に位置することになるために、刈り取ら
れた海苔が落下する際に昇降手段に付着するのを軽減す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1および図2において、海苔養
殖用作業船1はその船体2の後部にブリッジ3を備え
(ブリッジの床300)、その前側にはエンジン10が
設置され、このエンジン10によりプロペラシャフト1
10を介して回転駆動されるプロペラ11が船尾船底に
配置され、その後側には舵板12が配置されている。こ
のプロペラシャフト110は保持ブラケット112によ
り回転可能に保持されている。また船尾船底には船幅方
向のスラストを生じさせる船尾部スラスター15が設け
られ、船首船底には船首部スラスター16が設けられて
いる。
殖用作業船1はその船体2の後部にブリッジ3を備え
(ブリッジの床300)、その前側にはエンジン10が
設置され、このエンジン10によりプロペラシャフト1
10を介して回転駆動されるプロペラ11が船尾船底に
配置され、その後側には舵板12が配置されている。こ
のプロペラシャフト110は保持ブラケット112によ
り回転可能に保持されている。また船尾船底には船幅方
向のスラストを生じさせる船尾部スラスター15が設け
られ、船首船底には船首部スラスター16が設けられて
いる。
【0014】また船体2上には海苔網用ガイド4が設け
られ、この海苔網用ガイド4の前端部にはガイド延長部
41が設けられている。このガイド延長部41の基端部
には跳ね上げ手段40が設けられ、この跳ね上げ手段4
0を中心として、図2実線の状態から仮想線の状態まで
回転させてガイド延長部41を水中への没入状態から跳
ね上げることができるようにしている。またガイド延長
部41の基部付近には支持部42が形成され、この支持
部42が船首デッキ上に当接することにより、浸水状態
のガイド延長部41を支持するようにしている。
られ、この海苔網用ガイド4の前端部にはガイド延長部
41が設けられている。このガイド延長部41の基端部
には跳ね上げ手段40が設けられ、この跳ね上げ手段4
0を中心として、図2実線の状態から仮想線の状態まで
回転させてガイド延長部41を水中への没入状態から跳
ね上げることができるようにしている。またガイド延長
部41の基部付近には支持部42が形成され、この支持
部42が船首デッキ上に当接することにより、浸水状態
のガイド延長部41を支持するようにしている。
【0015】上記海苔網用ガイド4は、両船側部に沿っ
て船首端から船尾端の後方まで延び、両船側部において
それぞれ支柱43によって支持されており、船首端から
ブリッジ3付近までは徐々に上昇し、ブリッジ3より後
方では徐々に下降して船尾端の後方まで延びている。9
0は入港時(海苔満載時)の喫水線、900は軽荷時の
喫水線をそれぞれ示している。
て船首端から船尾端の後方まで延び、両船側部において
それぞれ支柱43によって支持されており、船首端から
ブリッジ3付近までは徐々に上昇し、ブリッジ3より後
方では徐々に下降して船尾端の後方まで延びている。9
0は入港時(海苔満載時)の喫水線、900は軽荷時の
喫水線をそれぞれ示している。
【0016】上記海苔網用ガイド4の下側には船首部付
近に海苔回収装置(海苔刈り取り機)5が配置され、そ
の下側船体には海苔刈り取り機5によって刈り取られた
海苔を貯留する海苔庫50が形成されている。またブリ
ッジ3上には酸処理槽7が設けられ、この酸処理槽7は
海苔網用ガイド4に沿ってブリッジ3の後端部まで延び
ている。そしてその後端部において酸処理槽7の下側で
あってブリッジ3の後側には処理液タンク70が設置さ
れ、酸処理槽7の下流端の処理液溝75から処理液タン
ク70へ処理液回収用の回収パイプ(流路)71が導か
れている。また処理液タンク70から処理液供給用の供
給パイプ(流路)72が導出され、この供給パイプ72
の先端部は酸処理槽7の上流端の処理液噴射管721に
接続され、この処理液噴射管721から船幅方向に均一
に処理液を噴射させて洗浄面73上を通過する海苔網に
処理液を供給するようにしている。
近に海苔回収装置(海苔刈り取り機)5が配置され、そ
の下側船体には海苔刈り取り機5によって刈り取られた
海苔を貯留する海苔庫50が形成されている。またブリ
ッジ3上には酸処理槽7が設けられ、この酸処理槽7は
海苔網用ガイド4に沿ってブリッジ3の後端部まで延び
ている。そしてその後端部において酸処理槽7の下側で
あってブリッジ3の後側には処理液タンク70が設置さ
れ、酸処理槽7の下流端の処理液溝75から処理液タン
ク70へ処理液回収用の回収パイプ(流路)71が導か
れている。また処理液タンク70から処理液供給用の供
給パイプ(流路)72が導出され、この供給パイプ72
の先端部は酸処理槽7の上流端の処理液噴射管721に
接続され、この処理液噴射管721から船幅方向に均一
に処理液を噴射させて洗浄面73上を通過する海苔網に
処理液を供給するようにしている。
【0017】ブリッジ3内には運転者100が操作する
スラスター用の操作ハンドルが設置され、この操作ハン
ドルの操作により船尾部スラスター15および船首部ス
ラスター16に推進力を発生させるように構成され、上
記各スラスター15,16に左右方向の推進力を発生さ
せ、海苔養殖用作業船1の進路を正確に設定できるよう
にしている。
スラスター用の操作ハンドルが設置され、この操作ハン
ドルの操作により船尾部スラスター15および船首部ス
ラスター16に推進力を発生させるように構成され、上
記各スラスター15,16に左右方向の推進力を発生さ
せ、海苔養殖用作業船1の進路を正確に設定できるよう
にしている。
【0018】上記海苔刈り取り機5は、図3〜図5に示
すように構成されている。すなわち、船首部のデッキ1
3上には4本の支柱外筒17が設置され、この支柱外筒
17は上部が開口する中空体で形成されるとともに、補
強部材130および連結部材131,132で補強され
ている。この支柱外筒17中には支柱内筒18が上下動
可能に挿入され、上昇および下降状態での位置決めを確
実に行なうために、外筒17の上端部の止めピン170
により内筒18の位置固定を行なうようにしている。こ
の支柱内筒18の上端部には、船幅方向の両側部におい
て、前後方向に伸びる枠板14の前後端部が固定されて
いる。またこの両枠板14の内面にはそれぞれパイプ材
が山形に折り曲げられて形成されたガイド枠34が固定
され、このガイド枠34の下端部には前後方向に伸びる
連結部材29が取付けられ、またガイド枠34の中間部
には前後方向に伸びる取付け板38が取付けられ、この
取付け板38によって船幅方向の中心軸33が回転可能
に保持されている。
すように構成されている。すなわち、船首部のデッキ1
3上には4本の支柱外筒17が設置され、この支柱外筒
17は上部が開口する中空体で形成されるとともに、補
強部材130および連結部材131,132で補強され
ている。この支柱外筒17中には支柱内筒18が上下動
可能に挿入され、上昇および下降状態での位置決めを確
実に行なうために、外筒17の上端部の止めピン170
により内筒18の位置固定を行なうようにしている。こ
の支柱内筒18の上端部には、船幅方向の両側部におい
て、前後方向に伸びる枠板14の前後端部が固定されて
いる。またこの両枠板14の内面にはそれぞれパイプ材
が山形に折り曲げられて形成されたガイド枠34が固定
され、このガイド枠34の下端部には前後方向に伸びる
連結部材29が取付けられ、またガイド枠34の中間部
には前後方向に伸びる取付け板38が取付けられ、この
取付け板38によって船幅方向の中心軸33が回転可能
に保持されている。
【0019】また図5に示すように、両側のガイド枠3
4は、連結部材36によって互いに連結され、この連結
部材36には一定間隔で支持板37が取付けられ、この
支持板37は図7でガイド枠34と重なる位置に配置さ
れて、海苔網91が大きくたるむのを防止するようにし
ている。さらにデッキ13上には上下方向に伸びる油圧
式の駆動シリンダ(昇降手段)55が船幅方向に左右一
対設置され、そのピストンロッド上端部は取付け軸51
を介して枠板14に結合されている。この取付け軸51
は枠板14から内方に突出しており、このためこの駆動
シリンダ55は図4に示すように切刃30の幅内に(両
側端より内側に位置するように)配置されることにな
り、これによって装置の幅が小さくなるようにしてい
る。またこの駆動シリンダ55は図6に示すように切刃
30より前方に配置されており、海苔網の移動方向上流
側に位置することになるために、刈り取られた海苔が落
下する際に駆動シリンダ55に付着しないようになって
いる。
4は、連結部材36によって互いに連結され、この連結
部材36には一定間隔で支持板37が取付けられ、この
支持板37は図7でガイド枠34と重なる位置に配置さ
れて、海苔網91が大きくたるむのを防止するようにし
ている。さらにデッキ13上には上下方向に伸びる油圧
式の駆動シリンダ(昇降手段)55が船幅方向に左右一
対設置され、そのピストンロッド上端部は取付け軸51
を介して枠板14に結合されている。この取付け軸51
は枠板14から内方に突出しており、このためこの駆動
シリンダ55は図4に示すように切刃30の幅内に(両
側端より内側に位置するように)配置されることにな
り、これによって装置の幅が小さくなるようにしてい
る。またこの駆動シリンダ55は図6に示すように切刃
30より前方に配置されており、海苔網の移動方向上流
側に位置することになるために、刈り取られた海苔が落
下する際に駆動シリンダ55に付着しないようになって
いる。
【0020】上記中心軸33には、図4において門型を
形成する切刃30が取付けられ、この切刃30は図6に
仮想線で示すように放射方向に3個設けられている。こ
の中心軸33の一端部には従動プーリ32が取付けら
れ、また枠板14には図5に示すように駆動モータ39
により駆動回転する駆動プーリ35が取付けられ、この
駆動プーリ35と従動プーリ32とにベルト31が掛け
渡されて中心軸33に回転力が伝達されるように構成さ
れている。なお、図4は幅方向中央部を切り欠いて両側
部を互いに接近させて描いている。
形成する切刃30が取付けられ、この切刃30は図6に
仮想線で示すように放射方向に3個設けられている。こ
の中心軸33の一端部には従動プーリ32が取付けら
れ、また枠板14には図5に示すように駆動モータ39
により駆動回転する駆動プーリ35が取付けられ、この
駆動プーリ35と従動プーリ32とにベルト31が掛け
渡されて中心軸33に回転力が伝達されるように構成さ
れている。なお、図4は幅方向中央部を切り欠いて両側
部を互いに接近させて描いている。
【0021】また上記両連結部材29の一端部にはそれ
ぞれシリンダ20が取付け軸28によって取付けられ、
このシリンダ20のピストンロッド先端部には軸22回
りに回転可能な作動腕21の下端部が結合され、この作
動腕21の上端部には両作動腕21を互いに連結する調
整板24が取付けられている。この軸22は枠板14に
取付けられた取付け部材23に固定されているととも
に、中心軸33とほぼ同軸になるように配置されてい
る。そしてこれらによって、海苔網に付着した海苔の刈
り取り後の海苔網に残る海苔の残り長さを調整する海苔
刈り取り長さ調整手段が構成されている。
ぞれシリンダ20が取付け軸28によって取付けられ、
このシリンダ20のピストンロッド先端部には軸22回
りに回転可能な作動腕21の下端部が結合され、この作
動腕21の上端部には両作動腕21を互いに連結する調
整板24が取付けられている。この軸22は枠板14に
取付けられた取付け部材23に固定されているととも
に、中心軸33とほぼ同軸になるように配置されてい
る。そしてこれらによって、海苔網に付着した海苔の刈
り取り後の海苔網に残る海苔の残り長さを調整する海苔
刈り取り長さ調整手段が構成されている。
【0022】上記構成において、海苔養殖用作業船1の
海苔養殖場への往き帰りにはガイド延長部41は図2仮
想線に示すように船上に跳ねあげておき、船尾スラスタ
ー15は船底部に収納して(船底下に突出させない状態
にして)プロペラ11により船を推進させる。また刈り
取り機5も、図2〜図4の実線に示す上昇位置から仮想
線で示す位置に下降させておく。この下降操作は、駆動
シリンダ55を縮小させることにより、取付け軸51を
介して枠板14を下降させ、これに伴って支柱内筒18
も支柱外筒17内を下降し、また枠板14に取付けられ
たガイド枠34、切刃30の中心軸33および調整板2
4の作動腕21などの機構も一体に下降することにな
る。海苔刈り取り機5の上昇位置では、図2に示すよう
にブリッジ3中の運転者100の前方視界101が海苔
刈り取り機5により妨げられて制限されることになる
が、下降位置にすることにより前方視界が妨げられなく
なる。なお、駆動シリンダ55の操作はブリッジ3内に
設置された図示しない制御手段によって行なうようにし
ている。
海苔養殖場への往き帰りにはガイド延長部41は図2仮
想線に示すように船上に跳ねあげておき、船尾スラスタ
ー15は船底部に収納して(船底下に突出させない状態
にして)プロペラ11により船を推進させる。また刈り
取り機5も、図2〜図4の実線に示す上昇位置から仮想
線で示す位置に下降させておく。この下降操作は、駆動
シリンダ55を縮小させることにより、取付け軸51を
介して枠板14を下降させ、これに伴って支柱内筒18
も支柱外筒17内を下降し、また枠板14に取付けられ
たガイド枠34、切刃30の中心軸33および調整板2
4の作動腕21などの機構も一体に下降することにな
る。海苔刈り取り機5の上昇位置では、図2に示すよう
にブリッジ3中の運転者100の前方視界101が海苔
刈り取り機5により妨げられて制限されることになる
が、下降位置にすることにより前方視界が妨げられなく
なる。なお、駆動シリンダ55の操作はブリッジ3内に
設置された図示しない制御手段によって行なうようにし
ている。
【0023】海苔養殖場に着くと、低速で正確な進路制
御が必要となるために、プロペラ11は停止させて、図
1に示すように船尾スラスター15を船底下に突出さ
せ、船尾スラスター15と船首スラスター16とによっ
て低速で正確な進路調整を行ない、かつ跳ね上げ手段4
0によってガイド延長部41を図2仮想線の状態から前
方に回転させ、実線に示すように船首前方に突出させて
浸水させる。また海苔刈り取り機5を上昇させる。この
上昇操作は、上記下降操作と逆の操作を行なえばよく、
駆動シリンダ55を伸長させることにより、取付け軸5
1を介して枠板14を上昇させればよい。また駆動モー
タ39を駆動させ、駆動プーリ35、ベルト31、従動
プーリ32を介して中心軸33に回転力を伝達して切刃
30を回転させるとともに、図6に示すようにシリンダ
20により作動腕21を軸22回りに回転(揺動)させ
て調整板24を後述する所定の位置に設置する。
御が必要となるために、プロペラ11は停止させて、図
1に示すように船尾スラスター15を船底下に突出さ
せ、船尾スラスター15と船首スラスター16とによっ
て低速で正確な進路調整を行ない、かつ跳ね上げ手段4
0によってガイド延長部41を図2仮想線の状態から前
方に回転させ、実線に示すように船首前方に突出させて
浸水させる。また海苔刈り取り機5を上昇させる。この
上昇操作は、上記下降操作と逆の操作を行なえばよく、
駆動シリンダ55を伸長させることにより、取付け軸5
1を介して枠板14を上昇させればよい。また駆動モー
タ39を駆動させ、駆動プーリ35、ベルト31、従動
プーリ32を介して中心軸33に回転力を伝達して切刃
30を回転させるとともに、図6に示すようにシリンダ
20により作動腕21を軸22回りに回転(揺動)させ
て調整板24を後述する所定の位置に設置する。
【0024】この状態で船を前進させると、ガイド延長
部41が海苔網91を掬い上げて海苔網ガイド4により
船尾方向に移送させることになる。そして海苔網91が
海苔刈り取り機5上を通過する際に、回転している切刃
30によって海苔網91に付着した海苔を刈り取る。図
7はこの際の刈り取り状態を示し、調整板24が実線で
示す前進位置にあるときは、調整板24の前端部が当接
する海苔92が切刃30により切断されることになり、
海苔網91に付着した部分(残り長さ)h1の海苔92
が海苔網91とともに後方に送られることになる。切刃
30は回転移動軌跡301がその最も高い部分で海苔網
91に対して最も近接することになり、一方海苔92の
切断位置は調整板24の前端部の位置により決められる
ために、調整板24を図7実線の位置から仮想線に示す
ように後退させると、回転移動軌跡301が海苔網91
に近接する結果、海苔92の残り長さはh2からh3へ
と順次短くなる。したがって、残り長さが所望の長さに
なるように調整板24を位置させればよい。
部41が海苔網91を掬い上げて海苔網ガイド4により
船尾方向に移送させることになる。そして海苔網91が
海苔刈り取り機5上を通過する際に、回転している切刃
30によって海苔網91に付着した海苔を刈り取る。図
7はこの際の刈り取り状態を示し、調整板24が実線で
示す前進位置にあるときは、調整板24の前端部が当接
する海苔92が切刃30により切断されることになり、
海苔網91に付着した部分(残り長さ)h1の海苔92
が海苔網91とともに後方に送られることになる。切刃
30は回転移動軌跡301がその最も高い部分で海苔網
91に対して最も近接することになり、一方海苔92の
切断位置は調整板24の前端部の位置により決められる
ために、調整板24を図7実線の位置から仮想線に示す
ように後退させると、回転移動軌跡301が海苔網91
に近接する結果、海苔92の残り長さはh2からh3へ
と順次短くなる。したがって、残り長さが所望の長さに
なるように調整板24を位置させればよい。
【0025】なお、切刃30により刈り取られた海苔は
落下してその下側の海苔庫50中に供給されるが、落下
途中で風などにより多少流されることになる。しかしな
がら、駆動シリンダ55は切刃30より海苔網の移動方
向上流側に位置しているために、落下途中で海苔が駆動
シリンダ55に付着することは防止されている。また駆
動シリンダ55は、その全体が切刃30の前端縁よりも
前方に位置している必要は必ずしもなく、駆動シリンダ
55の少なくとも一部が切刃30の中心軸33よりも前
方に位置していれば、海苔が駆動シリンダ55に付着す
ることを軽減することができる。
落下してその下側の海苔庫50中に供給されるが、落下
途中で風などにより多少流されることになる。しかしな
がら、駆動シリンダ55は切刃30より海苔網の移動方
向上流側に位置しているために、落下途中で海苔が駆動
シリンダ55に付着することは防止されている。また駆
動シリンダ55は、その全体が切刃30の前端縁よりも
前方に位置している必要は必ずしもなく、駆動シリンダ
55の少なくとも一部が切刃30の中心軸33よりも前
方に位置していれば、海苔が駆動シリンダ55に付着す
ることを軽減することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明では、ブリッジ内の運転
者が海苔刈り取り機により前方視界を妨げられることが
ないために、海苔養殖場への行き帰りの運転の際に良好
な前方視界が得られるという利点がある。
者が海苔刈り取り機により前方視界を妨げられることが
ないために、海苔養殖場への行き帰りの運転の際に良好
な前方視界が得られるという利点がある。
【0027】請求項2の発明では、海苔刈り取りの際の
海苔の品質など種々の事情に応じて刈り取り後の海苔網
に残る残り長さを容易に調整することができる。
海苔の品質など種々の事情に応じて刈り取り後の海苔網
に残る残り長さを容易に調整することができる。
【0028】請求項3の発明では、昇降手段は切刃の幅
内に配置されることになり、これによって装置の幅が小
さくなり、装置がコンパクトな構成となる。
内に配置されることになり、これによって装置の幅が小
さくなり、装置がコンパクトな構成となる。
【0029】請求項4の発明では、昇降手段の少なくと
も一部は切刃の中心軸より前方に配置されて、海苔網の
移動方向上流側に位置することになるために、刈り取ら
れた海苔が落下する際に昇降手段に付着するのを軽減す
ることができる。
も一部は切刃の中心軸より前方に配置されて、海苔網の
移動方向上流側に位置することになるために、刈り取ら
れた海苔が落下する際に昇降手段に付着するのを軽減す
ることができる。
【図1】この発明の実施形態を示す平面図であり、上側
に船体後半分、下側に船体の前半分を示している。
に船体後半分、下側に船体の前半分を示している。
【図2】図1の側面図であり、上側に船体後半分、下側
に船体の前半分を示している。
に船体の前半分を示している。
【図3】海苔刈り取り機の側面図である。
【図4】図3の縦断面図であり、幅方向中央部を切欠い
て示している。
て示している。
【図5】図3の平面図であり、左半分は上側部材を省略
して示している。
して示している。
【図6】図3の上部の拡大図である。
【図7】海苔刈り取り状態を示す拡大説明図である。
1 海苔養殖用作業船 2 船体 3 ブリッジ 4 海苔網用ガイド 5 海苔回収装置(海苔刈り取り機) 7 酸処理槽 14 枠板 17 支柱外筒 18 支柱内筒 20 シリンダ 21 作動腕 24 調整板 30 切刃 55 駆動シリンダ(昇降手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 船上に、船体長さ方向に延在するガイド
部材が設けられ、海上の海苔網をこのガイド部材に沿っ
て船上を通過させるとともに、その間に、海苔刈り取り
機によって海苔網に付着した海苔を船上で刈り取るよう
にした海苔養殖用作業船において、上記海苔刈り取り機
は後方のブリッジからの前方視界が広げられるように昇
降手段により上下動可能に支持されていることを特徴と
する海苔養殖用作業船。 - 【請求項2】 上記海苔刈り取り機には海苔刈り取り長
さ調整手段が設けられ、この調整手段によって海苔網に
付着した海苔の刈り取り後の海苔網に残る海苔の残り長
さが調整可能に構成されていることを特徴とする請求項
1記載の海苔養殖用作業船。 - 【請求項3】 上記海苔刈り取り機を上下動させる昇降
手段は切刃の幅内に配置されていることを特徴とする請
求項1記載の海苔養殖用作業船。 - 【請求項4】 上記海苔刈り取り機の昇降手段の少なく
とも一部は、切刃の中心軸より前方に配置されているこ
とを特徴とする請求項3記載の海苔養殖用作業船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12582196A JPH09308352A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 海苔養殖用作業船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12582196A JPH09308352A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 海苔養殖用作業船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308352A true JPH09308352A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14919782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12582196A Pending JPH09308352A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 海苔養殖用作業船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09308352A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20160270292A1 (en) * | 2013-12-09 | 2016-09-22 | Council Of Scientific & Industrial Research | A device for efficient and cost-effective seaweed harvesting for large-scale commercial application |
| US20220071092A1 (en) * | 2020-09-06 | 2022-03-10 | Christopher Goul | Semi-automated seaweed harvester |
| US12065230B1 (en) | 2022-02-15 | 2024-08-20 | Brunswick Corporation | Marine propulsion control system and method with rear and lateral marine drives |
| US12110088B1 (en) | 2022-07-20 | 2024-10-08 | Brunswick Corporation | Marine propulsion system and method with rear and lateral marine drives |
| US12134454B1 (en) | 2022-07-20 | 2024-11-05 | Brunswick Corporation | Marine propulsion system and method with single rear drive and lateral marine drive |
| US12258115B2 (en) | 2022-07-20 | 2025-03-25 | Brunswick Corporation | Marine propulsion system and joystick control method |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP12582196A patent/JPH09308352A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20160270292A1 (en) * | 2013-12-09 | 2016-09-22 | Council Of Scientific & Industrial Research | A device for efficient and cost-effective seaweed harvesting for large-scale commercial application |
| US9736984B2 (en) * | 2013-12-09 | 2017-08-22 | Council Of Scientific & Industrial Research | Device for seaweed harvesting |
| US20220071092A1 (en) * | 2020-09-06 | 2022-03-10 | Christopher Goul | Semi-automated seaweed harvester |
| US12065230B1 (en) | 2022-02-15 | 2024-08-20 | Brunswick Corporation | Marine propulsion control system and method with rear and lateral marine drives |
| US12110088B1 (en) | 2022-07-20 | 2024-10-08 | Brunswick Corporation | Marine propulsion system and method with rear and lateral marine drives |
| US12134454B1 (en) | 2022-07-20 | 2024-11-05 | Brunswick Corporation | Marine propulsion system and method with single rear drive and lateral marine drive |
| US12258115B2 (en) | 2022-07-20 | 2025-03-25 | Brunswick Corporation | Marine propulsion system and joystick control method |
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