JPH0930842A - 低移行性ガラス繊維用集束剤及びそれを付着させたガラス繊維 - Google Patents
低移行性ガラス繊維用集束剤及びそれを付着させたガラス繊維Info
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- JPH0930842A JPH0930842A JP7206785A JP20678595A JPH0930842A JP H0930842 A JPH0930842 A JP H0930842A JP 7206785 A JP7206785 A JP 7206785A JP 20678595 A JP20678595 A JP 20678595A JP H0930842 A JPH0930842 A JP H0930842A
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- JP
- Japan
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- sizing agent
- weight
- starch
- glass fiber
- yarn
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/10—Coating
- C03C25/24—Coatings containing organic materials
- C03C25/26—Macromolecular compounds or prepolymers
- C03C25/32—Macromolecular compounds or prepolymers obtained otherwise than by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C03C25/321—Starch; Starch derivatives
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】集束剤をつけたガラス繊維ストランドを巻き取
ったケ−キが乾燥する過程でケ−キの外周表面に集束剤
の固形分が移動し部分的に付着量のむらが出来る。この
移行を押さえて、製造したガラスクロスの品質に悪影響
が出ることを防止する。 【解決手段】澱粉系の皮膜成形剤を含む集束剤にショ糖
脂肪酸エステルを澱粉100重量部に対して1〜50重
量部添加することにより乾燥による集束剤成分のケ−キ
表面への移行を少なくした。
ったケ−キが乾燥する過程でケ−キの外周表面に集束剤
の固形分が移動し部分的に付着量のむらが出来る。この
移行を押さえて、製造したガラスクロスの品質に悪影響
が出ることを防止する。 【解決手段】澱粉系の皮膜成形剤を含む集束剤にショ糖
脂肪酸エステルを澱粉100重量部に対して1〜50重
量部添加することにより乾燥による集束剤成分のケ−キ
表面への移行を少なくした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスクロスの材
料であるガラス繊維ヤーン(以下ヤーンと呼ぶ)に使用
するガラス繊維用集束剤およびそれで処理されたヤーン
に関するものである。
料であるガラス繊維ヤーン(以下ヤーンと呼ぶ)に使用
するガラス繊維用集束剤およびそれで処理されたヤーン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス繊維は摩擦、屈曲に弱いので溶融
したガラスを数百、数千個の白金ノズルから高速で引き
だしガラス繊維にすると同時に、これを保護するため集
束剤をローラー型アプリケーターあるいはベルト型アプ
リケーターなどにより付着させる。 集束剤を付着させ
ガラス繊維の束であるストランドは、巻取機の巻取りコ
レットに装着されたプラスチックチュ−ブの上に、例え
ば巻取り軸に沿って切断したときの断面形状が中央部が
高くすそにいくほど薄くなる形状に巻取り、ケ−キと呼
ばれる形態にする。このケ−キはそのまま室内に放置、
あるいは50度C程度の温度で適当な状態に予備乾燥す
る。適度に乾燥されたケ−キの外側からストランドを引
き出し、撚糸機により撚糸してヤ−ンにしてボビンに巻
取る。このストランドに付着している集束剤の一般的な
成分としては例えば、澱粉、潤滑剤、カチオン系柔軟
剤、界面活性剤、及び防腐剤等が用いられている。
したガラスを数百、数千個の白金ノズルから高速で引き
だしガラス繊維にすると同時に、これを保護するため集
束剤をローラー型アプリケーターあるいはベルト型アプ
リケーターなどにより付着させる。 集束剤を付着させ
ガラス繊維の束であるストランドは、巻取機の巻取りコ
レットに装着されたプラスチックチュ−ブの上に、例え
ば巻取り軸に沿って切断したときの断面形状が中央部が
高くすそにいくほど薄くなる形状に巻取り、ケ−キと呼
ばれる形態にする。このケ−キはそのまま室内に放置、
あるいは50度C程度の温度で適当な状態に予備乾燥す
る。適度に乾燥されたケ−キの外側からストランドを引
き出し、撚糸機により撚糸してヤ−ンにしてボビンに巻
取る。このストランドに付着している集束剤の一般的な
成分としては例えば、澱粉、潤滑剤、カチオン系柔軟
剤、界面活性剤、及び防腐剤等が用いられている。
【0003】数百本のガラスフィラメントを1本のスト
ランドに接着しまとめ、撚りをかけてヤ−ンし、更にガ
ラスクロスにする工程でのあらゆる屈曲及び摩擦から糸
を保護するために集束剤中に澱粉が配合され接着剤、皮
膜形成剤として使われている。又、同じトウモロコシ澱
粉やジャガイモ澱粉の中にも性質の違う数種類の物があ
り、例えばアミロース成分を約30%、アミロペクチン
成分を約70%含有する通常型澱粉や、アミロース成分
を約70%、アミロペクチン成分を約30%含有するハ
イアミロース型澱粉とがある。前者は接着性に優れてお
り、後者は皮膜形成性に優れている。したがって、両者
の特長を生かすために混合して使う事が一般的である。
ランドに接着しまとめ、撚りをかけてヤ−ンし、更にガ
ラスクロスにする工程でのあらゆる屈曲及び摩擦から糸
を保護するために集束剤中に澱粉が配合され接着剤、皮
膜形成剤として使われている。又、同じトウモロコシ澱
粉やジャガイモ澱粉の中にも性質の違う数種類の物があ
り、例えばアミロース成分を約30%、アミロペクチン
成分を約70%含有する通常型澱粉や、アミロース成分
を約70%、アミロペクチン成分を約30%含有するハ
イアミロース型澱粉とがある。前者は接着性に優れてお
り、後者は皮膜形成性に優れている。したがって、両者
の特長を生かすために混合して使う事が一般的である。
【0004】潤滑剤はヤーンに滑りを与え、機械上での
摩擦を減少させ糸を保護するために使われている。潤滑
剤の種類としては、動植物油に水素添加した硬化油、パ
ラフィンワックス、及び高級飽和脂肪酸と高級飽和アル
コールの縮合物のような合成油がよく用いられる。カチ
オン系柔軟剤は、集束剤で接着されたヤーンを柔軟に
し、更にストランド中のフィラメント同士の摩擦等を減
少させるために、ガラス表面上に選択的に吸着し、更に
ある程度の潤滑性を示す物が使われている。例えば、テ
トラエチレンペンタミンとステアリン酸とを反応させて
得られるアマイドまたはイミダゾリン、もしくは約C8
からC18程の脂肪酸と分子量約600から1800程度
のポリエチレンイミンとの反応生成物等が用いられてい
る。界面活性剤は主に潤滑剤乳化剤として使われてお
り、例えばポリオキシエチレンポリアルキルエーテルも
しくはポリオキシエチレンアルキルエーテル等がよく用
いられている。防腐剤は、ホルマリンが一般的に使用さ
れている。
摩擦を減少させ糸を保護するために使われている。潤滑
剤の種類としては、動植物油に水素添加した硬化油、パ
ラフィンワックス、及び高級飽和脂肪酸と高級飽和アル
コールの縮合物のような合成油がよく用いられる。カチ
オン系柔軟剤は、集束剤で接着されたヤーンを柔軟に
し、更にストランド中のフィラメント同士の摩擦等を減
少させるために、ガラス表面上に選択的に吸着し、更に
ある程度の潤滑性を示す物が使われている。例えば、テ
トラエチレンペンタミンとステアリン酸とを反応させて
得られるアマイドまたはイミダゾリン、もしくは約C8
からC18程の脂肪酸と分子量約600から1800程度
のポリエチレンイミンとの反応生成物等が用いられてい
る。界面活性剤は主に潤滑剤乳化剤として使われてお
り、例えばポリオキシエチレンポリアルキルエーテルも
しくはポリオキシエチレンアルキルエーテル等がよく用
いられている。防腐剤は、ホルマリンが一般的に使用さ
れている。
【0005】このような集束剤を付着させたヤーンを使
用してガラスクロスを製造するが種々の問題がある。主
なものは、エアジェット織機でクロスを織る時の緯糸が
うまくエア−の噴出によって飛んでいくかどうかの飛走
性、織りあがったガラスクロスの毛羽の発生、またガラ
スクロスに付いている集束剤を熱分解により取り除く脱
油が短時間で充分出来るかどうかの脱油性等の問題点が
上げられる。飛走性、毛羽の発生に大きな影響を与えて
いると考えられているものに、ガラス繊維ストランドを
巻き取ったケーキに付けた集束剤の部分移行の現象によ
る集束剤の付着むらがある。部分移行という現象は、集
束剤を付けたガラス繊維のストランドをチュ−ブ上に巻
き取ったケーキの表面から水分が蒸発するとき、ケーキ
内部の繊維に付着している集束剤中の澱粉などの固形分
が水分の移動に伴ってケーキの表面に移動することであ
る。集束剤が内部から表面に移動し集積されるので、ケ
ーキの表面部分のガラス繊維には集束剤が多く付着し、
内部のガラス繊維には少なくなり出来上がったヤ−ンの
性質が変化する。また集束剤が多い部分はガラス繊維ス
トランド同士が接着し無理に剥がすと部分的にガラス繊
維が切断され毛羽の原因になる場合もあり、特に集束剤
が多くなった部分は廃棄されることもある。
用してガラスクロスを製造するが種々の問題がある。主
なものは、エアジェット織機でクロスを織る時の緯糸が
うまくエア−の噴出によって飛んでいくかどうかの飛走
性、織りあがったガラスクロスの毛羽の発生、またガラ
スクロスに付いている集束剤を熱分解により取り除く脱
油が短時間で充分出来るかどうかの脱油性等の問題点が
上げられる。飛走性、毛羽の発生に大きな影響を与えて
いると考えられているものに、ガラス繊維ストランドを
巻き取ったケーキに付けた集束剤の部分移行の現象によ
る集束剤の付着むらがある。部分移行という現象は、集
束剤を付けたガラス繊維のストランドをチュ−ブ上に巻
き取ったケーキの表面から水分が蒸発するとき、ケーキ
内部の繊維に付着している集束剤中の澱粉などの固形分
が水分の移動に伴ってケーキの表面に移動することであ
る。集束剤が内部から表面に移動し集積されるので、ケ
ーキの表面部分のガラス繊維には集束剤が多く付着し、
内部のガラス繊維には少なくなり出来上がったヤ−ンの
性質が変化する。また集束剤が多い部分はガラス繊維ス
トランド同士が接着し無理に剥がすと部分的にガラス繊
維が切断され毛羽の原因になる場合もあり、特に集束剤
が多くなった部分は廃棄されることもある。
【0006】この問題を解決するため、多くの検討がな
され、特に澱粉については集束剤の主成分であることか
ら種々の特許が出願されている。それらの出願は、澱粉
を糊化した後においても澱粉の粒子が完全には破裂して
いない、一部膨潤粒子が残留している糊剤を含む皮膜形
成可能な接着剤を使用する例が多い。特公昭47−44
479には、環状炭化水素の澱粉エーテル及びその誘導
体を使用することにより上記目的を達成することが開示
されている。特開昭51−49987にはイソアルカン
酸の澱粉エステル物を使用し、特公昭53−35639
には、架橋エーテル化澱粉を使用し、特公平4−638
25には、原料をハイアミロースコーンとし、置換度
0. 02−0. 05の範囲脂肪酸エステル化物を使用
し、特公平4−76338には、コハク酸エステル澱粉
誘導体を使用する例が開示されている。膨潤粒子を残留
させる方法以外では、特公昭56−32261にプルラ
ンを使用する例が、特開昭59−182253に平均分
子量20000以上の澱粉を適量ガラス繊維に付着する
例が開示されている。
され、特に澱粉については集束剤の主成分であることか
ら種々の特許が出願されている。それらの出願は、澱粉
を糊化した後においても澱粉の粒子が完全には破裂して
いない、一部膨潤粒子が残留している糊剤を含む皮膜形
成可能な接着剤を使用する例が多い。特公昭47−44
479には、環状炭化水素の澱粉エーテル及びその誘導
体を使用することにより上記目的を達成することが開示
されている。特開昭51−49987にはイソアルカン
酸の澱粉エステル物を使用し、特公昭53−35639
には、架橋エーテル化澱粉を使用し、特公平4−638
25には、原料をハイアミロースコーンとし、置換度
0. 02−0. 05の範囲脂肪酸エステル化物を使用
し、特公平4−76338には、コハク酸エステル澱粉
誘導体を使用する例が開示されている。膨潤粒子を残留
させる方法以外では、特公昭56−32261にプルラ
ンを使用する例が、特開昭59−182253に平均分
子量20000以上の澱粉を適量ガラス繊維に付着する
例が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような原料で構成
されたヤーン集束剤は、かなり優れた特性を持ってお
り、実際今まで使われてきた例も多い。しかし、集束剤
の部分移行については、集束剤の主成分である澱粉に直
接改良を加えているが、まだ解決されていない。種々の
改良を加えた特徴のある澱粉を使用するようになった
が、集束剤の安定性、工程性及び要求されているヤーン
の性質とのバランスを取ることが非常に難しく、いぜん
として以下の様な問題がある。 1)ケーキの保管中あるいは予備乾燥中に、集束剤がケ
ーキ表面部に移行し、その部分の付着量が高くなる。そ
れによりストランドを撚りをかけるため引出す時部分的
なストランドの接着部でのガラス繊維の破壊やヤ−ンの
品質のばらつく原因になったり、表面部分の廃棄が必要
になる問題。 2)エアージェット式織機による製織時において、タテ
糸が「おさ」及びエアーガイドによってたたかれ、タテ
糸であるストランド中の一部のフィラメントが切断され
ること、ヨコ糸が打ち込まれる時に、強力なエアーに噴
かれ、ヨコ糸であるストランド中の一部のフィラメント
が切断されること等により起こる製織されたガラスクロ
ス中の毛羽の問題、
されたヤーン集束剤は、かなり優れた特性を持ってお
り、実際今まで使われてきた例も多い。しかし、集束剤
の部分移行については、集束剤の主成分である澱粉に直
接改良を加えているが、まだ解決されていない。種々の
改良を加えた特徴のある澱粉を使用するようになった
が、集束剤の安定性、工程性及び要求されているヤーン
の性質とのバランスを取ることが非常に難しく、いぜん
として以下の様な問題がある。 1)ケーキの保管中あるいは予備乾燥中に、集束剤がケ
ーキ表面部に移行し、その部分の付着量が高くなる。そ
れによりストランドを撚りをかけるため引出す時部分的
なストランドの接着部でのガラス繊維の破壊やヤ−ンの
品質のばらつく原因になったり、表面部分の廃棄が必要
になる問題。 2)エアージェット式織機による製織時において、タテ
糸が「おさ」及びエアーガイドによってたたかれ、タテ
糸であるストランド中の一部のフィラメントが切断され
ること、ヨコ糸が打ち込まれる時に、強力なエアーに噴
かれ、ヨコ糸であるストランド中の一部のフィラメント
が切断されること等により起こる製織されたガラスクロ
ス中の毛羽の問題、
【0008】3)エアージェット式織機による製織時
に、緯糸はエアーによって打ち込まれるが、打ち込まれ
るときに、緯糸が充分エアーに乗れず、所定の位置に糸
が到達できないヤ−ンの飛走性の問題、 4)製織されたガラスクロス中に残存している集束剤を
熱分解等により除去する脱油工程で脱油時、集束剤の熱
分解がスムーズに行われず、クロスに集束剤の一部が残
り、着色する脱油不良の問題等があり、すべてを満足さ
せるものではなかった。 本発明は、上記のような諸問題を、乾燥による移行性の
少ない集束剤を提供しヤ−ンの品質を安定化させること
により問題点をバランス良く解決する事を目的としてい
る。
に、緯糸はエアーによって打ち込まれるが、打ち込まれ
るときに、緯糸が充分エアーに乗れず、所定の位置に糸
が到達できないヤ−ンの飛走性の問題、 4)製織されたガラスクロス中に残存している集束剤を
熱分解等により除去する脱油工程で脱油時、集束剤の熱
分解がスムーズに行われず、クロスに集束剤の一部が残
り、着色する脱油不良の問題等があり、すべてを満足さ
せるものではなかった。 本発明は、上記のような諸問題を、乾燥による移行性の
少ない集束剤を提供しヤ−ンの品質を安定化させること
により問題点をバランス良く解決する事を目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため鋭意研究し、澱粉を含む集束剤中にショ糖
脂肪酸エステルを配合した組成物が乾燥による集束剤の
移動を起しにくいことを発見し、これらの問題を解決し
たものである。
達成するため鋭意研究し、澱粉を含む集束剤中にショ糖
脂肪酸エステルを配合した組成物が乾燥による集束剤の
移動を起しにくいことを発見し、これらの問題を解決し
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に使用される集束剤に必須
の基本的な成分は澱粉糊である。本発明で使用する澱粉
糊用の澱粉には前述したように種々の加工品があり、以
下の態様のものを含んでいる。天然の未加工澱粉、例え
ばトウモロコシやジャガイモ(ポテト)等の澱粉、よび
それらの化学変性物、例えばヒドロキシアルキル化の様
なエーテル化物、アセチル化の様なエステル化物、エピ
クロロヒドリン等の架橋剤によって反応せしめた架橋化
物、酸処理など公知の澱粉分子量を小さくし、粘度を低
くした低粘度化物等がある。これらの澱粉を使用した従
来の集束剤の配合を具体的に例示すれば、澱粉系材料、
2重量%ー10重量%、潤滑剤、0.2重量%ー5重量
%、カチオン系潤滑剤0.03重量%ー1.0重量%、
界面活性剤 0.05重量%ー1.0重量%、防腐剤
0.1重量%ー0.5重量%のようなものがある。しか
し、本発明のショ糖脂肪酸エステルは、集束剤中の澱粉
の主にアミロ−ス成分のラセン体に包みこまれた複合体
を作ることによって澱粉の移動を押さえるものであるか
ら前述の澱粉を含む集束剤であれば、ショ糖脂肪酸エス
テルとの混合に問題のないかぎり上記例示の集束剤配合
に限定されるものではない。本発明に使用されるショ糖
脂肪酸エステルは、脂肪酸とサッカロースの脱水縮合物
であるが、脂肪酸の種類及び付く数によって無数の種類
が存在する。
の基本的な成分は澱粉糊である。本発明で使用する澱粉
糊用の澱粉には前述したように種々の加工品があり、以
下の態様のものを含んでいる。天然の未加工澱粉、例え
ばトウモロコシやジャガイモ(ポテト)等の澱粉、よび
それらの化学変性物、例えばヒドロキシアルキル化の様
なエーテル化物、アセチル化の様なエステル化物、エピ
クロロヒドリン等の架橋剤によって反応せしめた架橋化
物、酸処理など公知の澱粉分子量を小さくし、粘度を低
くした低粘度化物等がある。これらの澱粉を使用した従
来の集束剤の配合を具体的に例示すれば、澱粉系材料、
2重量%ー10重量%、潤滑剤、0.2重量%ー5重量
%、カチオン系潤滑剤0.03重量%ー1.0重量%、
界面活性剤 0.05重量%ー1.0重量%、防腐剤
0.1重量%ー0.5重量%のようなものがある。しか
し、本発明のショ糖脂肪酸エステルは、集束剤中の澱粉
の主にアミロ−ス成分のラセン体に包みこまれた複合体
を作ることによって澱粉の移動を押さえるものであるか
ら前述の澱粉を含む集束剤であれば、ショ糖脂肪酸エス
テルとの混合に問題のないかぎり上記例示の集束剤配合
に限定されるものではない。本発明に使用されるショ糖
脂肪酸エステルは、脂肪酸とサッカロースの脱水縮合物
であるが、脂肪酸の種類及び付く数によって無数の種類
が存在する。
【0011】但し、ここで使われるショ糖脂肪酸エステ
ルのモノカルボン酸の直鎖部分は澱粉のラセン状のアミ
ロ−スの構造中に包みこまれた複合体を形成する目的で
使われており、したがって望ましくはC4 以上の直鎖、
更に望ましくはC10以上の直鎖物が使用される。具体的
には、C12のラウリン酸、C14のミリスチン酸、C16の
パルミチン酸、C18のステアリン酸、C21のベヘン酸、
C18のオレイン酸などの直鎖飽和、直鎖不飽和脂肪酸が
ある。
ルのモノカルボン酸の直鎖部分は澱粉のラセン状のアミ
ロ−スの構造中に包みこまれた複合体を形成する目的で
使われており、したがって望ましくはC4 以上の直鎖、
更に望ましくはC10以上の直鎖物が使用される。具体的
には、C12のラウリン酸、C14のミリスチン酸、C16の
パルミチン酸、C18のステアリン酸、C21のベヘン酸、
C18のオレイン酸などの直鎖飽和、直鎖不飽和脂肪酸が
ある。
【0012】付く数については、調合した集束剤が安定
性の問題を起こさない限り付けることができる。即ち、
サッカロ−スのD−グルコース部分の2、3、4、6の
水酸基を含む位置及びD−フルクトース部分の1、3、
4、6の水酸基を含む位置に付くことが可能である。具
体的に例示すると、サッカロ−スラウレ−トモノエステ
ル、あるいはこれとジ、トリ、ポリ、エステルとの混合
物、サッカロ−スミリステ−トモノエステル、あるいは
これとジ、トリ、ポリ、エステルとの混合物、サッカロ
−スパルミテ−トモノエステル、あるいはこれとジ、ト
リ、ポリエステルとの混合物、などのような直鎖脂肪酸
とサッカロ−スのモノエステル、あるいはこれとジ、ト
リ、ポリ、エステルとの混合物など公知の直鎖飽和、直
鎖不飽和脂肪酸とサッカロースの脱水縮合物が挙げられ
る。ショ糖サッカロ−スエステルは水に難溶性のジエス
テル、トリエステルを含んでいてもモノエステルが50
%以上あれば透明に溶かす事ができ使用上差支えない事
が多い。この様に、ショ糖サッカロ−スエステル自体が
難溶性のものであってもなんらかの手段で水に溶けるも
のであれば使用可能である。サッカロースは澱粉と同じ
糖質であることから、澱粉との相溶性も良く、集束剤の
接着性及び皮膜形成性に悪影響を及ぼすことがない。ま
た、金属類を含んでいないこと及び、澱粉より分子量が
小さいことから澱粉以上に脱油しやすい。本発明に使用
するショ糖脂肪酸エステルは1種だけを他の澱粉系の成
分を含む集束剤用化合物と混合して使用しても良く、2
種類以上を混合して使用しても良い。
性の問題を起こさない限り付けることができる。即ち、
サッカロ−スのD−グルコース部分の2、3、4、6の
水酸基を含む位置及びD−フルクトース部分の1、3、
4、6の水酸基を含む位置に付くことが可能である。具
体的に例示すると、サッカロ−スラウレ−トモノエステ
ル、あるいはこれとジ、トリ、ポリ、エステルとの混合
物、サッカロ−スミリステ−トモノエステル、あるいは
これとジ、トリ、ポリ、エステルとの混合物、サッカロ
−スパルミテ−トモノエステル、あるいはこれとジ、ト
リ、ポリエステルとの混合物、などのような直鎖脂肪酸
とサッカロ−スのモノエステル、あるいはこれとジ、ト
リ、ポリ、エステルとの混合物など公知の直鎖飽和、直
鎖不飽和脂肪酸とサッカロースの脱水縮合物が挙げられ
る。ショ糖サッカロ−スエステルは水に難溶性のジエス
テル、トリエステルを含んでいてもモノエステルが50
%以上あれば透明に溶かす事ができ使用上差支えない事
が多い。この様に、ショ糖サッカロ−スエステル自体が
難溶性のものであってもなんらかの手段で水に溶けるも
のであれば使用可能である。サッカロースは澱粉と同じ
糖質であることから、澱粉との相溶性も良く、集束剤の
接着性及び皮膜形成性に悪影響を及ぼすことがない。ま
た、金属類を含んでいないこと及び、澱粉より分子量が
小さいことから澱粉以上に脱油しやすい。本発明に使用
するショ糖脂肪酸エステルは1種だけを他の澱粉系の成
分を含む集束剤用化合物と混合して使用しても良く、2
種類以上を混合して使用しても良い。
【0013】集束剤中のショ糖脂肪酸エステルの含有量
は、好ましくは0. 005−10.0重量%で、更に好
ましくは0. 01−2. 00重量%で、特に好ましくは
0.02−0. 50重量%である。0.005重量%以
下では移行性が低下せず、10重量%以上では移行性が
変化しない。集束剤中のショ糖脂肪酸エステルと澱粉系
成分との重量配合比率は、1部:100部ー50部:1
00部の範囲であることが望ましい。1部:100部以
下では移行性が低下せず、50部:100部以上では移
行性に変化がない。
は、好ましくは0. 005−10.0重量%で、更に好
ましくは0. 01−2. 00重量%で、特に好ましくは
0.02−0. 50重量%である。0.005重量%以
下では移行性が低下せず、10重量%以上では移行性が
変化しない。集束剤中のショ糖脂肪酸エステルと澱粉系
成分との重量配合比率は、1部:100部ー50部:1
00部の範囲であることが望ましい。1部:100部以
下では移行性が低下せず、50部:100部以上では移
行性に変化がない。
【0014】本発明のショ糖脂肪酸エステルを含有する
集束剤は、紡糸するときガラス繊維ストランドに付着さ
せるが、そのストランドは、ガラス組成、フィラメント
の直径、フィラメントの断面形、ストランドを構成する
フィラメント数により限定されるものではない。ヤーン
に付着しているショ糖脂肪酸エステルを含有する集束剤
は固形分量で、0. 05−10. 00重量%、好ましく
は0. 10−3. 00重量%で、特に好ましくは0. 3
0−1. 00重量%である。集束剤の付着量が0. 05
重量%以下では集束剤としての効果がなく、10. 0重
量%以上ではヤーンが硬くなりすぎてガラスクロス製造
上問題が起きる。本発明のショ糖脂肪酸エステルの作用
は良くわからないが澱粉中のアミロ−スがショ糖脂肪酸
エステルを包み込むので、ガラス繊維に集束剤を塗布
後、ケーキ内の集束剤が冷却される過程においてサイズ
の粘度が増加する作用により乾燥中の澱粉の移動が少な
くなるのであろうと推測されている。また、澱粉皮膜が
柔軟でしかも強くなり、高速のエアジェット織機での機
械的損傷が少なく毛羽の発生が押さえられる。
集束剤は、紡糸するときガラス繊維ストランドに付着さ
せるが、そのストランドは、ガラス組成、フィラメント
の直径、フィラメントの断面形、ストランドを構成する
フィラメント数により限定されるものではない。ヤーン
に付着しているショ糖脂肪酸エステルを含有する集束剤
は固形分量で、0. 05−10. 00重量%、好ましく
は0. 10−3. 00重量%で、特に好ましくは0. 3
0−1. 00重量%である。集束剤の付着量が0. 05
重量%以下では集束剤としての効果がなく、10. 0重
量%以上ではヤーンが硬くなりすぎてガラスクロス製造
上問題が起きる。本発明のショ糖脂肪酸エステルの作用
は良くわからないが澱粉中のアミロ−スがショ糖脂肪酸
エステルを包み込むので、ガラス繊維に集束剤を塗布
後、ケーキ内の集束剤が冷却される過程においてサイズ
の粘度が増加する作用により乾燥中の澱粉の移動が少な
くなるのであろうと推測されている。また、澱粉皮膜が
柔軟でしかも強くなり、高速のエアジェット織機での機
械的損傷が少なく毛羽の発生が押さえられる。
【0015】以下実施例により本発明を詳細に説明す
る。
る。
【実施例1】ハイアミロース型エーテル化トウモロコシ
澱粉を2kg、通常型エステル化低粘度化トウモロコシ
澱粉を2kg秤量し、80kgの水に分散する。更に、
商品名:S−1670(MITSUBISI-KASEI FOODS CORP.
社製)として知られる、サッカロースステアレート(モ
ノエステル75%、ジ、トリ、ポリ、エステル25%)
を100gを秤量し、上記澱粉懸濁液に添加する。これ
を加熱昇温し、95℃で30分間糊化した後、65℃ま
で冷却する。別に、あらかじめ加熱溶解しておいた水素
添加植物油700g、パラフィンワックス700g、及
び乳化剤(ポリオキシエチレンポリプロピレンエーテ
ル)200gを秤量し、ホモミキサーで攪拌しつつ熱湯
を加えて、反転後5分間攪拌を続けてから熱湯で希釈し
4kgとする。又、別容器にテトラエチレンペンタミン
とステアリン酸の縮合物の酢酸活性化物を200g秤
り、熱湯を加えて3kgとしておく。ホルマリンは10
0g秤取り、10倍にうすめておく。65℃の澱粉糊液
に油の乳化液、カチオン系柔軟剤の水溶液、そしてホル
マリン水溶液を順次加えた後、湯を加えて総重量100
kgに合わせて、60℃で保温する。本発明の集束剤を
0. 90重量%付着させたヤーンを用い、高速エアージ
ェト式織機(津田駒工業社製ZA型)にて製織されたガ
ラスクロスの品質及びヤーンの飛走性を表1に示す。表
1中のサイズ移行指数は、ガラス繊維ストランドのケ−
キの表面の最高付着量を示す部分の付着率をプラスチッ
クチュ−ブに近い中心部の最低付着量を示す部分の付着
率で割った値で、値が小さい程サイズの部分移行程度が
小さいことを表す。毛羽の評価は、織機で織った後のク
ロス表面の毛羽を数えて8ランクに分けた基準と比較し
た。1が最も少なく、8が最も多いことを示し、2−3
以下であれば通常の使用には充分耐えるものである。飛
走性は、織機にヤーンをヨコ糸として打ち込み、到達タ
イミングを測定機によって測った結果と、織機停台回数
等の製織性を総合判定して、8ランクに分けたもので、
いずれも値の小さい方が優れた結果の得られたことを示
す。脱油性は、クロスの加熱脱油(350℃、20時
間)をした後、白度や着色(脱油不良)を総合判定して
8ランクに分けた基準と比較した、値の小さい方が優れ
た結果の得られたことを意味する。
澱粉を2kg、通常型エステル化低粘度化トウモロコシ
澱粉を2kg秤量し、80kgの水に分散する。更に、
商品名:S−1670(MITSUBISI-KASEI FOODS CORP.
社製)として知られる、サッカロースステアレート(モ
ノエステル75%、ジ、トリ、ポリ、エステル25%)
を100gを秤量し、上記澱粉懸濁液に添加する。これ
を加熱昇温し、95℃で30分間糊化した後、65℃ま
で冷却する。別に、あらかじめ加熱溶解しておいた水素
添加植物油700g、パラフィンワックス700g、及
び乳化剤(ポリオキシエチレンポリプロピレンエーテ
ル)200gを秤量し、ホモミキサーで攪拌しつつ熱湯
を加えて、反転後5分間攪拌を続けてから熱湯で希釈し
4kgとする。又、別容器にテトラエチレンペンタミン
とステアリン酸の縮合物の酢酸活性化物を200g秤
り、熱湯を加えて3kgとしておく。ホルマリンは10
0g秤取り、10倍にうすめておく。65℃の澱粉糊液
に油の乳化液、カチオン系柔軟剤の水溶液、そしてホル
マリン水溶液を順次加えた後、湯を加えて総重量100
kgに合わせて、60℃で保温する。本発明の集束剤を
0. 90重量%付着させたヤーンを用い、高速エアージ
ェト式織機(津田駒工業社製ZA型)にて製織されたガ
ラスクロスの品質及びヤーンの飛走性を表1に示す。表
1中のサイズ移行指数は、ガラス繊維ストランドのケ−
キの表面の最高付着量を示す部分の付着率をプラスチッ
クチュ−ブに近い中心部の最低付着量を示す部分の付着
率で割った値で、値が小さい程サイズの部分移行程度が
小さいことを表す。毛羽の評価は、織機で織った後のク
ロス表面の毛羽を数えて8ランクに分けた基準と比較し
た。1が最も少なく、8が最も多いことを示し、2−3
以下であれば通常の使用には充分耐えるものである。飛
走性は、織機にヤーンをヨコ糸として打ち込み、到達タ
イミングを測定機によって測った結果と、織機停台回数
等の製織性を総合判定して、8ランクに分けたもので、
いずれも値の小さい方が優れた結果の得られたことを示
す。脱油性は、クロスの加熱脱油(350℃、20時
間)をした後、白度や着色(脱油不良)を総合判定して
8ランクに分けた基準と比較した、値の小さい方が優れ
た結果の得られたことを意味する。
【0016】
【実施例2】ハイアミロース型エーテル化トウモロコシ
澱粉2. 0重量%、通常型エステル低粘度化トウモロコ
シ澱粉2. 2重量%、サッカロースステアレート(S−
1670)0. 05重量%、水素添加植物油0. 7重量
%、パラフィンワックス0.8%、テトラエチレンペン
タミンとステアリン酸の縮合物の酢酸活性化ぶつ0.2
重量%、乳化剤0. 2重量%、ホルマリン0. 03重量
%(純分100%換算)び水94重量%からなる本発明
の集束剤をガラス繊維に対し固形分で0. 92重量%付
着させたヤーンを高速エアージェット式織機(津田駒工
業社製ZA型)にて製織し、そのガラスクロスの品質及
びヤーンの飛走性を表1に示す。
澱粉2. 0重量%、通常型エステル低粘度化トウモロコ
シ澱粉2. 2重量%、サッカロースステアレート(S−
1670)0. 05重量%、水素添加植物油0. 7重量
%、パラフィンワックス0.8%、テトラエチレンペン
タミンとステアリン酸の縮合物の酢酸活性化ぶつ0.2
重量%、乳化剤0. 2重量%、ホルマリン0. 03重量
%(純分100%換算)び水94重量%からなる本発明
の集束剤をガラス繊維に対し固形分で0. 92重量%付
着させたヤーンを高速エアージェット式織機(津田駒工
業社製ZA型)にて製織し、そのガラスクロスの品質及
びヤーンの飛走性を表1に示す。
【0017】実施例3 ハイアミロース型エーテル化トウモロコシ澱粉1. 9重
量%、通常型エステル化トウモロコシ澱粉1. 9重量
%、サッカロースラウレート(モノエステル75ジ、ト
リ、ポリ、エステル25%MITSUBISI-KASEI FOODS COR
P. 社製)0. 2重量%、水素添加植物油0. 7重量
%、パラフンワックス0. 7重量%、テトラエチレンペ
ンタミンとステアリン酸の縮合物の酸活性化物0. 2重
量%、乳化剤0. 2重量%、ホルマリン0. 03重量%
(純分100%に換算)及び水94重量%からなる本発
明の集束剤を0. 8重量%付着させヤーンを用い、高速
エアージェット式織機(津田駒工業社製ZA型)にて製
織し、そのガラスクロスの品質及びヤーンの飛走性を表
1に示す。
量%、通常型エステル化トウモロコシ澱粉1. 9重量
%、サッカロースラウレート(モノエステル75ジ、ト
リ、ポリ、エステル25%MITSUBISI-KASEI FOODS COR
P. 社製)0. 2重量%、水素添加植物油0. 7重量
%、パラフンワックス0. 7重量%、テトラエチレンペ
ンタミンとステアリン酸の縮合物の酸活性化物0. 2重
量%、乳化剤0. 2重量%、ホルマリン0. 03重量%
(純分100%に換算)及び水94重量%からなる本発
明の集束剤を0. 8重量%付着させヤーンを用い、高速
エアージェット式織機(津田駒工業社製ZA型)にて製
織し、そのガラスクロスの品質及びヤーンの飛走性を表
1に示す。
【0018】実施例4 ハイアミロース型エーテル化トウモロコシ澱粉2. 0重
量%、通常型エステル低粘度化トウモロコシ澱粉2. 0
重量%、サッカロースブチレート(モノエステ75%、
ジ、トリ、ポリ、エステル25%)0. 5重量%、水素
添加植物油0.65重量パラフィンワックス0. 7重量
%、テトラエチレンペンタミンとステアリン酸の合物の
酢酸活性化物0. 2重量%、乳化剤0. 2重量%、ホル
マリン0. 03重量%(純分100%に換算)及び水9
4.4重量%からなる本発明の集束剤を0. 82重量%
付着させたヤーンをい、高速エアージェット式織機(津
田駒工業社製製ZA型)にて製織し、そのガラスクロス
の品質及びヤーンの飛走性を表1に示す。
量%、通常型エステル低粘度化トウモロコシ澱粉2. 0
重量%、サッカロースブチレート(モノエステ75%、
ジ、トリ、ポリ、エステル25%)0. 5重量%、水素
添加植物油0.65重量パラフィンワックス0. 7重量
%、テトラエチレンペンタミンとステアリン酸の合物の
酢酸活性化物0. 2重量%、乳化剤0. 2重量%、ホル
マリン0. 03重量%(純分100%に換算)及び水9
4.4重量%からなる本発明の集束剤を0. 82重量%
付着させたヤーンをい、高速エアージェット式織機(津
田駒工業社製製ZA型)にて製織し、そのガラスクロス
の品質及びヤーンの飛走性を表1に示す。
【0019】実施例5 ハイアミロース型エーテル化トウモロコシ澱粉2. 0重
量%、通常型エステル低粘度化トウモロコシ澱粉2. 0
重量%、サッカロースステアレート(S−1670)
0. 03重量%、サッカロースブチレート(モノエステ
ル75%、ジ、トリ、ポリ、エステル25%)0. 05
重量%、水素添加植物油0. 7重量%、パラフィンワッ
ス0. 8重量%、テトラエチレンペンタミンとステアリ
ン酸の縮合物の酢酸活性ぶつ0. 25重量%、乳化剤
0. 2重量%、ホルマリン0. 03重量%(純分100
%換算)及び水93.9重量%からなる本発明の集束剤
を0.92重量%付着させたヤーンを用い、高速エアー
ジェット式織機(津田駒工業(株)製ZA型)にて製織
し、そのガラスクロスの品質及びヤーンの飛走性を表1
に示す。
量%、通常型エステル低粘度化トウモロコシ澱粉2. 0
重量%、サッカロースステアレート(S−1670)
0. 03重量%、サッカロースブチレート(モノエステ
ル75%、ジ、トリ、ポリ、エステル25%)0. 05
重量%、水素添加植物油0. 7重量%、パラフィンワッ
ス0. 8重量%、テトラエチレンペンタミンとステアリ
ン酸の縮合物の酢酸活性ぶつ0. 25重量%、乳化剤
0. 2重量%、ホルマリン0. 03重量%(純分100
%換算)及び水93.9重量%からなる本発明の集束剤
を0.92重量%付着させたヤーンを用い、高速エアー
ジェット式織機(津田駒工業(株)製ZA型)にて製織
し、そのガラスクロスの品質及びヤーンの飛走性を表1
に示す。
【0020】比較例1 ショ糖脂肪酸エステル0. 05重量%の代わりに水を添
加することを除いては、実施例1と同様にしてガラスク
ロスを製織し、得られたガラスクロスの品質及びヤーン
の飛走性を表1に示す。
加することを除いては、実施例1と同様にしてガラスク
ロスを製織し、得られたガラスクロスの品質及びヤーン
の飛走性を表1に示す。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は澱粉とショ
糖脂肪酸エステルを集束剤中に存在させることによっ
て、その集束剤の付着したガラス繊維ストランドを巻き
取ったケ−キの集束剤が乾燥による表面へ部分移行する
量を少なくすることができる。その結果ガラス繊維スト
ランドに付着した集束剤の量のばらつきが少なくなり、
ガラス繊維ストランドに撚りをかけて作ったヤ−ンの品
質が安定し変化が小さくなりガラスクロスの毛羽の減
少、ヤ−ンの安定な飛走性、及び優れた脱油性を示して
いる。また品質上の効果のほか、成分の表面移行が少な
くなり、ストランドのケーキ最外層部の集束剤の多い部
分の廃棄量が減少するという経済的な効果も有してい
る。
糖脂肪酸エステルを集束剤中に存在させることによっ
て、その集束剤の付着したガラス繊維ストランドを巻き
取ったケ−キの集束剤が乾燥による表面へ部分移行する
量を少なくすることができる。その結果ガラス繊維スト
ランドに付着した集束剤の量のばらつきが少なくなり、
ガラス繊維ストランドに撚りをかけて作ったヤ−ンの品
質が安定し変化が小さくなりガラスクロスの毛羽の減
少、ヤ−ンの安定な飛走性、及び優れた脱油性を示して
いる。また品質上の効果のほか、成分の表面移行が少な
くなり、ストランドのケーキ最外層部の集束剤の多い部
分の廃棄量が減少するという経済的な効果も有してい
る。
【0022】
【表1】
Claims (3)
- 【請求項1】澱粉を含むガラス繊維用集束剤においてシ
ョ糖脂肪酸エステルを配合したことを特徴とするガラス
繊維用集束剤。 - 【請求項2】澱粉100重量部にたいするショ糖脂肪酸
エステルの配合比率が1−50重量部である請求項1の
集束剤。 - 【請求項3】請求項1の集束剤を固形分で0. 05−1
0. 0重量%付着させたガラス繊維ヤーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7206785A JPH0930842A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 低移行性ガラス繊維用集束剤及びそれを付着させたガラス繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7206785A JPH0930842A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 低移行性ガラス繊維用集束剤及びそれを付着させたガラス繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930842A true JPH0930842A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16529062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7206785A Pending JPH0930842A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 低移行性ガラス繊維用集束剤及びそれを付着させたガラス繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930842A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102603214A (zh) * | 2011-12-06 | 2012-07-25 | 巨石攀登电子基材有限公司 | 电子级玻璃纤维纱二次浆料配方及其生产方法 |
| CN112390543A (zh) * | 2020-04-20 | 2021-02-23 | 河南光远新材料股份有限公司 | 一种低介电玻璃纤维超细纱用浸润剂及其制备方法 |
| CN113382834A (zh) * | 2018-11-21 | 2021-09-10 | 绿色科技全球私人有限公司 | 使用糖脂肪酸酯的新型水性粘合剂 |
| JP2024039245A (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-22 | 信越化学工業株式会社 | ガラス繊維、ならびにガラスストランド及びガラスヤーンの製造方法 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP7206785A patent/JPH0930842A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102603214A (zh) * | 2011-12-06 | 2012-07-25 | 巨石攀登电子基材有限公司 | 电子级玻璃纤维纱二次浆料配方及其生产方法 |
| CN113382834A (zh) * | 2018-11-21 | 2021-09-10 | 绿色科技全球私人有限公司 | 使用糖脂肪酸酯的新型水性粘合剂 |
| JP2022507943A (ja) * | 2018-11-21 | 2022-01-18 | グリーンテック・グローバル・プライベート・リミテッド | 糖脂肪酸エステルを使用する新規水性接着剤 |
| CN112390543A (zh) * | 2020-04-20 | 2021-02-23 | 河南光远新材料股份有限公司 | 一种低介电玻璃纤维超细纱用浸润剂及其制备方法 |
| JP2024039245A (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-22 | 信越化学工業株式会社 | ガラス繊維、ならびにガラスストランド及びガラスヤーンの製造方法 |
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