JPH09309350A - 車両用動力伝達装置 - Google Patents
車両用動力伝達装置Info
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- JPH09309350A JPH09309350A JP9028192A JP2819297A JPH09309350A JP H09309350 A JPH09309350 A JP H09309350A JP 9028192 A JP9028192 A JP 9028192A JP 2819297 A JP2819297 A JP 2819297A JP H09309350 A JPH09309350 A JP H09309350A
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- power transmission
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K49/00—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
- H02K49/02—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type
- H02K49/04—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type
- H02K49/046—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type with an axial airgap
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- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 減速機の動作中に前記コアディスクが高温に
なることにより生じる半径方向の変形は、固定アームの
変形によってのみ受け持っていた。 【解決手段】 各々の固定アーム(37)の内側端部
(38、68)は、金属製の舌状部(46、64)によ
ってシャフト(2)に連結され、前記舌状部(46、6
4)は、半径方向の面内で平坦とされるとともに、少な
くとも前記シャフト(2)を固定する固定部(36、6
5)と固定アーム(37)の内側端部(38、65)が
固定される自由端との間にあって、回転軸(X)に対し
て平行に、かつその長さ方向に、延在して配されてお
り、様々な金属製の前記舌状部(46、64)は、コア
(33、34、35)が熱膨張したときに、半径方向に
弾性的に変形可能とされていることを特徴とする。
なることにより生じる半径方向の変形は、固定アームの
変形によってのみ受け持っていた。 【解決手段】 各々の固定アーム(37)の内側端部
(38、68)は、金属製の舌状部(46、64)によ
ってシャフト(2)に連結され、前記舌状部(46、6
4)は、半径方向の面内で平坦とされるとともに、少な
くとも前記シャフト(2)を固定する固定部(36、6
5)と固定アーム(37)の内側端部(38、65)が
固定される自由端との間にあって、回転軸(X)に対し
て平行に、かつその長さ方向に、延在して配されてお
り、様々な金属製の前記舌状部(46、64)は、コア
(33、34、35)が熱膨張したときに、半径方向に
弾性的に変形可能とされていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己推進型陸上車
両の動力伝達装置、例えば、回転運動をエンジンから車
両のホイールに伝達可能とする動力伝達装置に関するも
のである。
両の動力伝達装置、例えば、回転運動をエンジンから車
両のホイールに伝達可能とする動力伝達装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の動力伝達装置の分野において、
本発明は、より詳しくは、以下の各構成を具備してい
る。動力伝達機構は、渦電流式減速機と、この渦電流式
減速機とともに軸まわりに回転自在なシャフトと、渦電
流式減速機とを具備し、前記渦電流式減速機は、環状の
誘電ステータと、ロータとを有し、前記ロータは、前記
シャフトに固定された少なくとも一つのホイールを備
え、ホイールは、渦電流式減速機の動作中に発熱すると
ともに熱膨張するリング状のコアを備え、リング状のコ
アは、強磁性体からなる環状のコアディスクを有し、コ
アディスクは、前記ステータに面して配され、冷却フィ
ンを形成する複数のブレードに固定されており、前記ホ
イールは、さらに少なくとも三つの固定アームを備え、
各々の固定アームは、前記リング状のコアに固定された
外側端から前記シャフトに固定された内側端まで内側に
延在して形成され、かつ前記外側端から前記内側端の間
において、他のいかなるリンク機構によっても拘束され
ないよう配置されたものである。
本発明は、より詳しくは、以下の各構成を具備してい
る。動力伝達機構は、渦電流式減速機と、この渦電流式
減速機とともに軸まわりに回転自在なシャフトと、渦電
流式減速機とを具備し、前記渦電流式減速機は、環状の
誘電ステータと、ロータとを有し、前記ロータは、前記
シャフトに固定された少なくとも一つのホイールを備
え、ホイールは、渦電流式減速機の動作中に発熱すると
ともに熱膨張するリング状のコアを備え、リング状のコ
アは、強磁性体からなる環状のコアディスクを有し、コ
アディスクは、前記ステータに面して配され、冷却フィ
ンを形成する複数のブレードに固定されており、前記ホ
イールは、さらに少なくとも三つの固定アームを備え、
各々の固定アームは、前記リング状のコアに固定された
外側端から前記シャフトに固定された内側端まで内側に
延在して形成され、かつ前記外側端から前記内側端の間
において、他のいかなるリンク機構によっても拘束され
ないよう配置されたものである。
【0003】このような動力伝達装置の一例が仏国特許
第1 138 752号公開公報に開示されている。
第1 138 752号公開公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示された
動力伝達装置において、減速機の動作中に前記コアディ
スクが高温になることにより生じる、該コアディスクの
半径方向の変形は、固定アームの変形によってのみ受け
持つことになる。この固定アームは、ロータのホイール
に固定され、この固定アームの内側の端部が変形するこ
とのないハブに剛に連結されているものである。
動力伝達装置において、減速機の動作中に前記コアディ
スクが高温になることにより生じる、該コアディスクの
半径方向の変形は、固定アームの変形によってのみ受け
持つことになる。この固定アームは、ロータのホイール
に固定され、この固定アームの内側の端部が変形するこ
とのないハブに剛に連結されているものである。
【0005】その結果として、固定アームは、その形状
を複雑なものとした場合、製作困難となるため、電気式
減速機のコストを増大させてしまうことになる。一方、
その形状を簡単なものとした場合、半径方向の変形を受
け持つには貧弱となり、そのためロータ内の機械的な応
力を増大させることになり、寿命を低下させてしまうこ
とになる。
を複雑なものとした場合、製作困難となるため、電気式
減速機のコストを増大させてしまうことになる。一方、
その形状を簡単なものとした場合、半径方向の変形を受
け持つには貧弱となり、そのためロータ内の機械的な応
力を増大させることになり、寿命を低下させてしまうこ
とになる。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記問題を軽減
することにある。
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために、本発明は、
問題となっているこの種の動力伝達装置において、以下
の特徴を必要不可欠としている。すなわち、各々の前記
固定アームの内側端部は、金属製の舌状部によって前記
シャフトに連結され、前記舌状部は、半径方向の面内で
平坦とされるとともに、少なくとも前記シャフトを固定
する固定部と固定アームの内側端部が固定される自由端
との間にあって、回転軸に対して平行に、かつその長さ
方向に、延在して配されており、様々な金属製の前記舌
状部は、前記コアが熱膨張したときに、半径方向に弾性
的に変形可能とされているものである。
問題となっているこの種の動力伝達装置において、以下
の特徴を必要不可欠としている。すなわち、各々の前記
固定アームの内側端部は、金属製の舌状部によって前記
シャフトに連結され、前記舌状部は、半径方向の面内で
平坦とされるとともに、少なくとも前記シャフトを固定
する固定部と固定アームの内側端部が固定される自由端
との間にあって、回転軸に対して平行に、かつその長さ
方向に、延在して配されており、様々な金属製の前記舌
状部は、前記コアが熱膨張したときに、半径方向に弾性
的に変形可能とされているものである。
【0008】上述のような配置としたため、ロータのホ
イールの固定アームは、変形しないように、もしくは適
度な変形しかしないように設計することが可能となる。
何故なら、ロータのホイールの熱膨張が弾性を有する舌
状部の弾性変形によって、吸収されるか、もしくは少な
くとも一部分において吸収されるからである。
イールの固定アームは、変形しないように、もしくは適
度な変形しかしないように設計することが可能となる。
何故なら、ロータのホイールの熱膨張が弾性を有する舌
状部の弾性変形によって、吸収されるか、もしくは少な
くとも一部分において吸収されるからである。
【0009】このように、ロータのホイールに用いる固
定アームの形状を簡単にすることができるので、製作容
易となり、従来の技術に比べてより安価に提供すること
が可能となる。
定アームの形状を簡単にすることができるので、製作容
易となり、従来の技術に比べてより安価に提供すること
が可能となる。
【0010】本発明の好適な実施態様は、以下に示す構
成の一つまたはそれ以上の構成を有している。 ・各々の固定アームは、前記回転軸に対して平行方向に
所定幅を有して形成され、該幅が狭くなる狭あい部が設
けられている。 ・さらに、両端部間にわたって前記回転軸に対して平行
に、かつその長さ方向に延在するとともに、前記シャフ
トに固定された金属製の管体(36)を備え、前記金属
製舌状部は、前記管体の両端部の少なくとも一方から軸
方向に切り抜かれて形成され、各々の金属製舌状部は、
管体に固定される軸方向端部を有している。 ・さらに、車両のエンジンにより駆動される動力伝達機
構が設けられ、該動力伝達機構は、前記渦電流式減速機
の前記ステータを片持ち状態に支持するケースを備えて
なり、前記動力伝達機構は、前記シャフトをさらに有
し、該シャフトは前記管体の内部に配置されたユニバー
サルジョイントに連結され、前記ロータは、前記ステー
タの各々の側方に軸方向に配された二つのホイールを有
し、前記ホイールに取り付けられた金属製舌状部は、前
記管体の両端部から切り抜かれて形成され、前記管体の
両端部のうちの一つが固定部を有し、該固定部は、金属
製舌状部の間に等角度間隔で配されるとともに、前記シ
ャフトに取り付けられたフランジに固定されている。 ・前記動力伝達機構は、ギアボックスである。 ・前記ロータの各々のホイールの固定アームは、同一の
半径方向の面内において延在している。 ・各固定アームは、実質的に半径方向に延在している。 ・前記各固定アームは、半径方向に所定量の弾性変形を
するように曲線状に形成されている。
成の一つまたはそれ以上の構成を有している。 ・各々の固定アームは、前記回転軸に対して平行方向に
所定幅を有して形成され、該幅が狭くなる狭あい部が設
けられている。 ・さらに、両端部間にわたって前記回転軸に対して平行
に、かつその長さ方向に延在するとともに、前記シャフ
トに固定された金属製の管体(36)を備え、前記金属
製舌状部は、前記管体の両端部の少なくとも一方から軸
方向に切り抜かれて形成され、各々の金属製舌状部は、
管体に固定される軸方向端部を有している。 ・さらに、車両のエンジンにより駆動される動力伝達機
構が設けられ、該動力伝達機構は、前記渦電流式減速機
の前記ステータを片持ち状態に支持するケースを備えて
なり、前記動力伝達機構は、前記シャフトをさらに有
し、該シャフトは前記管体の内部に配置されたユニバー
サルジョイントに連結され、前記ロータは、前記ステー
タの各々の側方に軸方向に配された二つのホイールを有
し、前記ホイールに取り付けられた金属製舌状部は、前
記管体の両端部から切り抜かれて形成され、前記管体の
両端部のうちの一つが固定部を有し、該固定部は、金属
製舌状部の間に等角度間隔で配されるとともに、前記シ
ャフトに取り付けられたフランジに固定されている。 ・前記動力伝達機構は、ギアボックスである。 ・前記ロータの各々のホイールの固定アームは、同一の
半径方向の面内において延在している。 ・各固定アームは、実質的に半径方向に延在している。 ・前記各固定アームは、半径方向に所定量の弾性変形を
するように曲線状に形成されている。
【0011】この発明の他の特徴点および利点は、以下
の2つの実施形態の詳細な記載から明らかである。本発
明は、添付図面の例に限定されるものではない。
の2つの実施形態の詳細な記載から明らかである。本発
明は、添付図面の例に限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】これらの図中、 ・図1は、本発明に係る車両の動力伝達装置の第一の実
施の形態を示す部分縦断面図であり、動力伝達機構の閉
止板を固定するための2本の固定ねじの周辺および電気
式減速機のステータを固定するための固定ネジの近傍で
部分的に変位させた断面図である。 ・図2は、電気式減速機のステータを支持する枠体を示
すもので、図1をII方向に見た、矢視図である。 ・図3(a)は、図1をIII方向に見たもので、電気式
減速機のステータを支持する枠体を示す矢視図である。 ・図3(b)は、図3の詳細断面図である。 ・図4は、図1に示す動力伝達装置に組み込まれた電気
式減速機のロータに設けられた中間管体の詳細を示す軸
方向断面図である。 ・図5および図6は、それぞれ図4をVI方向およびV方
向から見た側面図である。 ・図7は、第二の実施の形態である車両の動力伝達装置
の部分縦断面図であり、渦電流式減速機のステータを固
定するための固定ネジの近傍で部分的に変位させた断面
図である。 ・図8は、電気式減速機のロータを示したもので、図7
をVIII方向に見た矢視図である。 ・図9は、図7と図8の動力伝達装置の変形例を示した
もので、図8に類似した図である。 ・図10と図11は、図1から図6までの動力伝達装置
の変形例を示したものであり、それぞれ図1と図3に類
似する部分断面図である。
施の形態を示す部分縦断面図であり、動力伝達機構の閉
止板を固定するための2本の固定ねじの周辺および電気
式減速機のステータを固定するための固定ネジの近傍で
部分的に変位させた断面図である。 ・図2は、電気式減速機のステータを支持する枠体を示
すもので、図1をII方向に見た、矢視図である。 ・図3(a)は、図1をIII方向に見たもので、電気式
減速機のステータを支持する枠体を示す矢視図である。 ・図3(b)は、図3の詳細断面図である。 ・図4は、図1に示す動力伝達装置に組み込まれた電気
式減速機のロータに設けられた中間管体の詳細を示す軸
方向断面図である。 ・図5および図6は、それぞれ図4をVI方向およびV方
向から見た側面図である。 ・図7は、第二の実施の形態である車両の動力伝達装置
の部分縦断面図であり、渦電流式減速機のステータを固
定するための固定ネジの近傍で部分的に変位させた断面
図である。 ・図8は、電気式減速機のロータを示したもので、図7
をVIII方向に見た矢視図である。 ・図9は、図7と図8の動力伝達装置の変形例を示した
もので、図8に類似した図である。 ・図10と図11は、図1から図6までの動力伝達装置
の変形例を示したものであり、それぞれ図1と図3に類
似する部分断面図である。
【0013】各図において、同一または類似の構成部材
については同一の符号が付されている。
については同一の符号が付されている。
【0014】図1は、本発明の第一の実施の形態を構成
し、特にトラックやバスのような自動車に適用するよう
に設計された動力伝達装置の一部分を示すものである。
この動力伝達装置は、以下のものを備えた構成とされて
いる。 ・車両用エンジン(図示略)によって駆動されるととも
に、実質的に水平な軸X回りに回転する出力軸2を備え
たギアボックス1。 ・電気式減速機が存在するか否かとは無関係に、ある基
準軸線上に配されるユニバーサルジョイント10。この
ユニバーサルジョイント10は、出力軸2により駆動さ
れるとともに、後方の車軸(図示略)に連結された第2
のユニバーサルジョイント(図示略)の方向に向けて延
びる連結シャフト11を駆動する。ユニバーサルジョイ
ント10のフォークの1つ(フォーク12)は、内周溝
が形成されたスリーブ13を備えるとともに、出力軸2
の端部に係合されている。出力軸2の端部には、スリー
ブ13の内周溝に対応する外周溝2aが設けられてい
る。 ・登録商標”FOCAL”で知られる減速機を備え、ギ
アボックス1に片持ち支持状態で取り付けられた電気式
渦電流減速機20。
し、特にトラックやバスのような自動車に適用するよう
に設計された動力伝達装置の一部分を示すものである。
この動力伝達装置は、以下のものを備えた構成とされて
いる。 ・車両用エンジン(図示略)によって駆動されるととも
に、実質的に水平な軸X回りに回転する出力軸2を備え
たギアボックス1。 ・電気式減速機が存在するか否かとは無関係に、ある基
準軸線上に配されるユニバーサルジョイント10。この
ユニバーサルジョイント10は、出力軸2により駆動さ
れるとともに、後方の車軸(図示略)に連結された第2
のユニバーサルジョイント(図示略)の方向に向けて延
びる連結シャフト11を駆動する。ユニバーサルジョイ
ント10のフォークの1つ(フォーク12)は、内周溝
が形成されたスリーブ13を備えるとともに、出力軸2
の端部に係合されている。出力軸2の端部には、スリー
ブ13の内周溝に対応する外周溝2aが設けられてい
る。 ・登録商標”FOCAL”で知られる減速機を備え、ギ
アボックス1に片持ち支持状態で取り付けられた電気式
渦電流減速機20。
【0015】上記各構成部材について、以下に詳述す
る。
る。
【0016】最初に符号が付されたギヤボックス1は、
本体4および前面閉止板5を構成するケース3によって
外周が形成されている。
本体4および前面閉止板5を構成するケース3によって
外周が形成されている。
【0017】閉止板5には、電気式減速機を装着するた
めに特別に設計された支持部が設けられておらず、より
一般的に、電気式減速機が存在するか否かとは無関係に
設計されている。
めに特別に設計された支持部が設けられておらず、より
一般的に、電気式減速機が存在するか否かとは無関係に
設計されている。
【0018】閉止板5は、前記閉止板5に形成された孔
7を貫通して本体4にねじ込まれるネジ6によって、ケ
ース3をシールするように本体4に固定されている。
7を貫通して本体4にねじ込まれるネジ6によって、ケ
ース3をシールするように本体4に固定されている。
【0019】閉止板5は、軸Xに直交する仮想平面(a g
eneral plane)上に配されており、外側に向けて突出す
る環状の中央突出部5aを備えている。この中央突出部
5aには、出力軸2が挿通されているとともに、フォー
ク12のスリーブ13が内挿されている。
eneral plane)上に配されており、外側に向けて突出す
る環状の中央突出部5aを備えている。この中央突出部
5aには、出力軸2が挿通されているとともに、フォー
ク12のスリーブ13が内挿されている。
【0020】また、前記中央突出部の5aの近傍には、
標準的なボールベアリング8から構成されたエンドベア
リングにより出力軸2が支持されている。ボールベアリ
ング8は、電気式減速機20の存否とは無関係に形成さ
れたものである。
標準的なボールベアリング8から構成されたエンドベア
リングにより出力軸2が支持されている。ボールベアリ
ング8は、電気式減速機20の存否とは無関係に形成さ
れたものである。
【0021】一般的に行われているように、電気式減速
機20には、出力軸2とともに回転するロータ21と、
電磁性のコイル23備えた固定式の誘導子22とが設け
られている。この電磁性コイル23は、電流が流れてい
る際、ロータ21内に渦電流を発生させ、これにより、
ロータ21が出力軸2に制動トルクを与えるようになっ
ている。
機20には、出力軸2とともに回転するロータ21と、
電磁性のコイル23備えた固定式の誘導子22とが設け
られている。この電磁性コイル23は、電流が流れてい
る際、ロータ21内に渦電流を発生させ、これにより、
ロータ21が出力軸2に制動トルクを与えるようになっ
ている。
【0022】コイル23は偶数個設けられており、各コ
イル23には、2つの磁極24の間を軸Xに対してその
長さ方向に平行に延びる強磁性のコア(図示略)が設け
られている。1組の磁極24により、軸Xを軸心とする
2つの環状部が形成されており、これら各環状部におけ
る磁極24は、相互にN極およびS極となっている。
イル23には、2つの磁極24の間を軸Xに対してその
長さ方向に平行に延びる強磁性のコア(図示略)が設け
られている。1組の磁極24により、軸Xを軸心とする
2つの環状部が形成されており、これら各環状部におけ
る磁極24は、相互にN極およびS極となっている。
【0023】コイル23およびこれらコイル23に設け
られている各コアは、実質的に円環状に形成された非磁
性材料からなる剛体のエンドプレート25に支持されて
いる。このエンドプレート25は、枠体27に設けられ
た4本のアーム28にネジ26によって固定されてい
る。
られている各コアは、実質的に円環状に形成された非磁
性材料からなる剛体のエンドプレート25に支持されて
いる。このエンドプレート25は、枠体27に設けられ
た4本のアーム28にネジ26によって固定されてい
る。
【0024】枠体27は、図1および図2に明確に示さ
れるように、例えば、GS型鋳造により形成された剛体
部材によって構成されており、閉止板5に形成した孔7
に対応する孔29が設けられている。
れるように、例えば、GS型鋳造により形成された剛体
部材によって構成されており、閉止板5に形成した孔7
に対応する孔29が設けられている。
【0025】上記ネジ6は、該ネジ6の頭部を枠体27
の外周面に押し付けて孔29に挿通され、閉止板5が枠
体27と本体4との間に挟持されるようにして、前記枠
体27および閉止板5がケース3の本体4に、同時に固
定される。
の外周面に押し付けて孔29に挿通され、閉止板5が枠
体27と本体4との間に挟持されるようにして、前記枠
体27および閉止板5がケース3の本体4に、同時に固
定される。
【0026】閉止板5を良好な状態で挟持しておくため
には、ネジ6近傍において、閉止板5と枠対27との間
に複数のはさみ金片を介在させておいてもよい。
には、ネジ6近傍において、閉止板5と枠対27との間
に複数のはさみ金片を介在させておいてもよい。
【0027】しかしながら、閉止板5の外面における各
孔7周辺の環状のベアリング面30は、精度良く軸Xに
直交し、かつ高精度の平坦面となるように機械加工して
おくことが好ましい。また、枠体27についても同様
に、精度良く軸Xに直交し、かつ高精度の平坦面となる
ように機械加工されたベアリング面31を備えているこ
とが好ましい。ベアリング面30、31は、対向して配
置されるとともに、互いに当接させられており、これに
より、枠体27は閉止板5を適切に保持することができ
る。
孔7周辺の環状のベアリング面30は、精度良く軸Xに
直交し、かつ高精度の平坦面となるように機械加工して
おくことが好ましい。また、枠体27についても同様
に、精度良く軸Xに直交し、かつ高精度の平坦面となる
ように機械加工されたベアリング面31を備えているこ
とが好ましい。ベアリング面30、31は、対向して配
置されるとともに、互いに当接させられており、これに
より、枠体27は閉止板5を適切に保持することができ
る。
【0028】ロータ21も、図1および図3に明確に示
されているように、半径方向の面内に位置する2つのホ
イール32を備えており、これらホイール32はともに
強磁性材料、例えば鋼から作製されている。
されているように、半径方向の面内に位置する2つのホ
イール32を備えており、これらホイール32はともに
強磁性材料、例えば鋼から作製されている。
【0029】各ホイール32は、ステータのリング状磁
極の一方に対向して配される比較的厚みのある環状のデ
ィスク33を有し、該ディスク33とこれに対向する磁
極24との間には、狭い隙間(例えば、1mm〜3mm)が
設けられている。
極の一方に対向して配される比較的厚みのある環状のデ
ィスク33を有し、該ディスク33とこれに対向する磁
極24との間には、狭い隙間(例えば、1mm〜3mm)が
設けられている。
【0030】各ディスク33は、冷却フィンを形成する
とともに、対応するホイール32の半径方向の面内に延
びるリング状のブレード34に固定されている。
とともに、対応するホイール32の半径方向の面内に延
びるリング状のブレード34に固定されている。
【0031】さらに、これら図に例示されるように、各
々のブレード34は半径方向の面内に延びているが、こ
れらブレード34のそれぞれは、ホイール32に対応す
る半径方向の面内において、前記半径方向に対して傾斜
する方向に延びている。
々のブレード34は半径方向の面内に延びているが、こ
れらブレード34のそれぞれは、ホイール32に対応す
る半径方向の面内において、前記半径方向に対して傾斜
する方向に延びている。
【0032】ステータから離間した側の各ホイール32
の表面には、比較的薄いアンギュラーディスク(angular
disk)35によって、複数組のブレード34にも隙間が
形成されている。
の表面には、比較的薄いアンギュラーディスク(angular
disk)35によって、複数組のブレード34にも隙間が
形成されている。
【0033】このようにして、このディスク35が厚み
のあるディスク33と協働することによって、環状の空
間が形成されている。環状の空間内には、ブレード34
が配されるとともに、ホイール32の冷却エアーが導入
される。
のあるディスク33と協働することによって、環状の空
間が形成されている。環状の空間内には、ブレード34
が配されるとともに、ホイール32の冷却エアーが導入
される。
【0034】さらに、ロータ21の各ホイール32は、
軸Xを軸心とする円筒シリンダ状に形成された鋼製の中
間管体36の軸方向一端側に取り付けられている。
軸Xを軸心とする円筒シリンダ状に形成された鋼製の中
間管体36の軸方向一端側に取り付けられている。
【0035】これを組み立てるため、ロータ21におけ
る各ホイール32は、互いに90゜間隔に配される4本
の固定アーム37を備えるとともに、各々は固定プレー
ト38に向けて内方に延びる2つのブレード34によっ
て構成され、ネジ39によって軸Xに平行に中間管体3
6に固定されている。
る各ホイール32は、互いに90゜間隔に配される4本
の固定アーム37を備えるとともに、各々は固定プレー
ト38に向けて内方に延びる2つのブレード34によっ
て構成され、ネジ39によって軸Xに平行に中間管体3
6に固定されている。
【0036】例えば、図3に示すように、固定アーム3
7と一体的に成形された2枚のブレード34は、半径方
向内方に向けて延びていない介在ブレード34によって
離間させられているが、このような配置には限定されて
いない。
7と一体的に成形された2枚のブレード34は、半径方
向内方に向けて延びていない介在ブレード34によって
離間させられているが、このような配置には限定されて
いない。
【0037】図7と図8は、本発明の第二の実施の形態
を示すものである。第一の実施の形態のように本発明
は、ギアボックス1と、該ギアボックス1から片持ち状
態に支持された電気式減衰機20と、ギアボックス1の
出力軸2とを有し、前述したように、ギアボックス1は
後方のフォーク12だけが図示されたユニバーサルジョ
イント10を駆動するように構成されている。
を示すものである。第一の実施の形態のように本発明
は、ギアボックス1と、該ギアボックス1から片持ち状
態に支持された電気式減衰機20と、ギアボックス1の
出力軸2とを有し、前述したように、ギアボックス1は
後方のフォーク12だけが図示されたユニバーサルジョ
イント10を駆動するように構成されている。
【0038】第二の実施の形態の様々な部材は、図1か
ら図6を参照してすでに説明したものと類似しているの
で、ここでは再び詳細な説明はしない。
ら図6を参照してすでに説明したものと類似しているの
で、ここでは再び詳細な説明はしない。
【0039】固定アーム37は、従来の電気式減速機の
ように、減速機の中間面に向けて斜めまたは軸方向に延
びることなく、対応するホイール32の半径方向の面内
に向けて延びる。これにより、ホイール32は、特に鋳
造による場合に容易に作製することができる。
ように、減速機の中間面に向けて斜めまたは軸方向に延
びることなく、対応するホイール32の半径方向の面内
に向けて延びる。これにより、ホイール32は、特に鋳
造による場合に容易に作製することができる。
【0040】さらに、中間管体36の両端には、図4か
ら図6に詳細に示されるように、各端部で実質的に環状
の第1および第2のフランジ40,41が、ホイール3
2を固定するネジ39により固定されている。
ら図6に詳細に示されるように、各端部で実質的に環状
の第1および第2のフランジ40,41が、ホイール3
2を固定するネジ39により固定されている。
【0041】ホイール32をフランジ40,41に取り
付けるアンギュラークリアランス(angular clearanc
e)を最小にするため、ネジ39が、対向するプレート
38に形成されている穴43および対向するフランジ4
0,41に形成された穴44に圧入されたそれぞれの鋼
製リング42に挿通されている。
付けるアンギュラークリアランス(angular clearanc
e)を最小にするため、ネジ39が、対向するプレート
38に形成されている穴43および対向するフランジ4
0,41に形成された穴44に圧入されたそれぞれの鋼
製リング42に挿通されている。
【0042】さらに、中間管体36は、該管体36両端
の一方あるいは他方から軸方向内方に向けて延びるスロ
ット45を有している。この各スロット45は、管体3
6の軸方向長さの1/2よりも小さく、例えば、1/3
の長さに設けられている。
の一方あるいは他方から軸方向内方に向けて延びるスロ
ット45を有している。この各スロット45は、管体3
6の軸方向長さの1/2よりも小さく、例えば、1/3
の長さに設けられている。
【0043】これらスロット45は、ネジ39の両側に
対になって配されている。前記ブレード34の端部に固
定されるホイール32のアーム37により、管体36の
両端において、軸方向舌状部46が形成されている。
対になって配されている。前記ブレード34の端部に固
定されるホイール32のアーム37により、管体36の
両端において、軸方向舌状部46が形成されている。
【0044】これら金属製の舌状部46は、ホイール3
2が受ける外力、特に以下に示すものの影響によっては
変形しない十分な強度を備えている。 ・ホイール32の重量(例えば、ホイール1つあたり約
30kg)。 ・車両の走行による垂直方向の動的荷重。これは、使用
される条件によって、加速度を例えば約2g〜3gに上
昇させ得る。 ・電気式減速機の作動により得られる制動トルク。該ト
ルクは、例えば、約2,000Nm〜2,500Nmの
値をとり得る。 ・ホイール32が受ける磁極24方向に向かう磁気吸引
力。該吸引力は、例えば、エアギャップの幅によって1
トン(メートル法)を越え得る。
2が受ける外力、特に以下に示すものの影響によっては
変形しない十分な強度を備えている。 ・ホイール32の重量(例えば、ホイール1つあたり約
30kg)。 ・車両の走行による垂直方向の動的荷重。これは、使用
される条件によって、加速度を例えば約2g〜3gに上
昇させ得る。 ・電気式減速機の作動により得られる制動トルク。該ト
ルクは、例えば、約2,000Nm〜2,500Nmの
値をとり得る。 ・ホイール32が受ける磁極24方向に向かう磁気吸引
力。該吸引力は、例えば、エアギャップの幅によって1
トン(メートル法)を越え得る。
【0045】対照的に、金属製の舌状部46は、ロータ
21のホイール32が減速機の作動により高温となった
ために熱膨張した際、径方向外方に向けて弾性変形でき
る大きさに形成されている。これにより、固定アーム3
7における半径方向の変形のし難さが改善される。
21のホイール32が減速機の作動により高温となった
ために熱膨張した際、径方向外方に向けて弾性変形でき
る大きさに形成されている。これにより、固定アーム3
7における半径方向の変形のし難さが改善される。
【0046】必要な場合、固定アーム37もまた、半径
方向に変形できるように設計してもよい。このような変
形性は、例えば、固定アーム37を構成しているブレー
ド34の延出部が十分な曲率をもって伸びることにより
得られる。そして、固定アーム37は、対応するホイー
ル32と同じ半径方向の面内に配置しておくことが好ま
しい。
方向に変形できるように設計してもよい。このような変
形性は、例えば、固定アーム37を構成しているブレー
ド34の延出部が十分な曲率をもって伸びることにより
得られる。そして、固定アーム37は、対応するホイー
ル32と同じ半径方向の面内に配置しておくことが好ま
しい。
【0047】さらに、固定アーム37を形成するために
半径方向内方に延びる各ブレード34により、ディスク
33および対向するプレート38の間にX方向の狭あい
部47が形成されている。
半径方向内方に延びる各ブレード34により、ディスク
33および対向するプレート38の間にX方向の狭あい
部47が形成されている。
【0048】この狭あい部47は、アーム37の曲げ剛
性を軽減し、これにより、部品の熱変形のために生じる
応力を制限する。
性を軽減し、これにより、部品の熱変形のために生じる
応力を制限する。
【0049】最後に、中間管体36の第1のフランジ4
0は、ネジ39に対して45゜の角度で変位して配され
る4本のネジ48によって鋼製のスラブ49に固定され
る。
0は、ネジ39に対して45゜の角度で変位して配され
る4本のネジ48によって鋼製のスラブ49に固定され
る。
【0050】スラブ49は、ホイール32を固定するプ
レート38と実質的に同一の半径方向の面内に配され、
該プレート38が配置される外側切欠部50が形成され
ている。
レート38と実質的に同一の半径方向の面内に配され、
該プレート38が配置される外側切欠部50が形成され
ている。
【0051】スラブ49は、フォーク12と閉止板5と
の間に環状の隙間をあけるように、ネジ51によってユ
ニバーサルジョイントのフォーク12後端面12aに固
定されている。
の間に環状の隙間をあけるように、ネジ51によってユ
ニバーサルジョイントのフォーク12後端面12aに固
定されている。
【0052】後端面12aは、フォーク12の外側肩部
(an outer shoulder)により形成されており、該後端面
12aは、精度良く軸Xに直交し、かつ高精度の平坦面
となるように機械加工されていることが好ましい。
(an outer shoulder)により形成されており、該後端面
12aは、精度良く軸Xに直交し、かつ高精度の平坦面
となるように機械加工されていることが好ましい。
【0053】フォーク12に対してスラブ49をアンギ
ュラークリアランス(angular clearance)なく組み立て
ることを確実にするため、ネジ51は、スラブ49を軸
方向に貫通する各孔53と、後端面12aからフォーク
12に突き通る盲穴54との両方に圧入された金属ペグ
52によって有効に固定されている(図3(b)参
照)。
ュラークリアランス(angular clearance)なく組み立て
ることを確実にするため、ネジ51は、スラブ49を軸
方向に貫通する各孔53と、後端面12aからフォーク
12に突き通る盲穴54との両方に圧入された金属ペグ
52によって有効に固定されている(図3(b)参
照)。
【0054】上記中間管体36は、電気式減速機が直径
方向に突出するのを規制するのに有効であることが認め
られる。
方向に突出するのを規制するのに有効であることが認め
られる。
【0055】従来と異なり、2つのホイール32におけ
る固定アーム37がリング状コイル23の中央には集め
られていないので、2つのフランジ40、41間に軸線
に沿って配される中間管体の中央部36aは、コイル2
3に対して半径方向に非常に接近した配置とされてい
る。
る固定アーム37がリング状コイル23の中央には集め
られていないので、2つのフランジ40、41間に軸線
に沿って配される中間管体の中央部36aは、コイル2
3に対して半径方向に非常に接近した配置とされてい
る。
【0056】さらに、中間管体36の中央部36aは、
ホイール32を2つではなく、1つだけ支持しさえすれ
ばよいので、この中央部36aは比較的薄くできる。例
えば、その厚みを約6mmとしてよい。
ホイール32を2つではなく、1つだけ支持しさえすれ
ばよいので、この中央部36aは比較的薄くできる。例
えば、その厚みを約6mmとしてよい。
【0057】さらに、中間管体36のフランジ40、4
1は、該中間管体36の中央部36aに向けて半径方向
内方にそれぞれ延びており、半径方向外方に突出してい
る部分がほとんどない。これにより、コイル37とリン
グとの間の半径方向クリアランスが小さいにもかかわら
ず、中間管体36をリング状コイル23に容易に挿入さ
せることができるとともに、中間管体36の径方向の突
出を制限することができる。
1は、該中間管体36の中央部36aに向けて半径方向
内方にそれぞれ延びており、半径方向外方に突出してい
る部分がほとんどない。これにより、コイル37とリン
グとの間の半径方向クリアランスが小さいにもかかわら
ず、中間管体36をリング状コイル23に容易に挿入さ
せることができるとともに、中間管体36の径方向の突
出を制限することができる。
【0058】フランジ40、41が中間管体36の内側
に配されているので、決してユニバーサルジョイント1
0の作動が妨げられることはない。すなわち、ユニバー
サルジョイント10に比べて遥かにスペースをとらな
い、フランジ40が前記ユニバーサルジョイント10の
フォーク12に固定されているとともに、フランジ41
が、シャフト11と位置合わせがされてギアボックスか
ら離間するフォーク13の他端側軸方向に向けて延びて
いるからである。
に配されているので、決してユニバーサルジョイント1
0の作動が妨げられることはない。すなわち、ユニバー
サルジョイント10に比べて遥かにスペースをとらな
い、フランジ40が前記ユニバーサルジョイント10の
フォーク12に固定されているとともに、フランジ41
が、シャフト11と位置合わせがされてギアボックスか
ら離間するフォーク13の他端側軸方向に向けて延びて
いるからである。
【0059】結局、ユニバーサルジョイント10と中間
中央部36aとの間に必要な半径方向のクリアランスを
制限するため、前記中間管体36の第2のフランジ41
には、変形可能な舌状部46の間に延びる部分の内側に
波形部55(scalloping)が設けられている。
中央部36aとの間に必要な半径方向のクリアランスを
制限するため、前記中間管体36の第2のフランジ41
には、変形可能な舌状部46の間に延びる部分の内側に
波形部55(scalloping)が設けられている。
【0060】従って、大型のユニバーサルジョイント
は、ユニバーサルジョイントの交差部材15(cross-mem
ber)における分岐部(branches)および2つのフォーク1
2、14を、波形部55に挿通させることにより中間管
体36の内側に取り付けられる。
は、ユニバーサルジョイントの交差部材15(cross-mem
ber)における分岐部(branches)および2つのフォーク1
2、14を、波形部55に挿通させることにより中間管
体36の内側に取り付けられる。
【0061】上記装置は、動力伝達装置を最初から組み
立てるときに工場内で完全に製作することができる。し
かし、既に車両に組み込まれている動力伝達装置に電気
式減速機を組み付けることによっても製作可能である。
立てるときに工場内で完全に製作することができる。し
かし、既に車両に組み込まれている動力伝達装置に電気
式減速機を組み付けることによっても製作可能である。
【0062】この場合、以下のように作業を進めるのが
好ましい。 ・ユニバーサルジョイント10を取り外した後、閉止板
5を固定している少なくとも複数個の固定ネジ6を外
す。 ・閉止板5の外周面にベアリング面30を機械加工す
る。 ・取り外したネジ6を長い固定ネジ6に交換し、枠体2
7とケースの本体4との間に閉止板5を同時に挟持しつ
つ、これら交換した固定ネジ6により枠体27をケース
に固定する。 ・フォーク12の後端面12aを、平面精度良く、かつ
軸Xに直交するように機械加工する。 ・後端面12a側に開口する3個のネジ穴をフォーク1
2内に形成する。 ・フォーク12を、あらかじめスラブ49に固定された
中間管体36の内側に係合するとともに、ネジ53によ
りスラブ49に固定する。 ・穴53、54をスラブ49を貫通してフォーク12内
に挿入されるように同時に穴明けする。これら穴53、
54に金属製のペグ52を圧入した後、フォーク12を
ギアボックスの出力軸2に再度組み付け、同時に、ステ
ータのエンドプレート25をネジ26により枠体27に
固定する。 ・ユニバーサルジョイント10およびシャフト11を完
全に再組立する。
好ましい。 ・ユニバーサルジョイント10を取り外した後、閉止板
5を固定している少なくとも複数個の固定ネジ6を外
す。 ・閉止板5の外周面にベアリング面30を機械加工す
る。 ・取り外したネジ6を長い固定ネジ6に交換し、枠体2
7とケースの本体4との間に閉止板5を同時に挟持しつ
つ、これら交換した固定ネジ6により枠体27をケース
に固定する。 ・フォーク12の後端面12aを、平面精度良く、かつ
軸Xに直交するように機械加工する。 ・後端面12a側に開口する3個のネジ穴をフォーク1
2内に形成する。 ・フォーク12を、あらかじめスラブ49に固定された
中間管体36の内側に係合するとともに、ネジ53によ
りスラブ49に固定する。 ・穴53、54をスラブ49を貫通してフォーク12内
に挿入されるように同時に穴明けする。これら穴53、
54に金属製のペグ52を圧入した後、フォーク12を
ギアボックスの出力軸2に再度組み付け、同時に、ステ
ータのエンドプレート25をネジ26により枠体27に
固定する。 ・ユニバーサルジョイント10およびシャフト11を完
全に再組立する。
【0063】図7と図8に示された第二の実施の形態
は、図1から図6に示された第一の実施の形態と以下の
点において異なる。 ・ユニバーサルジョイント10のフォーク12は、ギア
ボックス1のシャフトの長さ方向に形成した溝に直接的
に係合されているわけではない。しかし、このフォーク
12は、フランジ60を有し、該フランジ60には円形
中間板61が固定されている。この円形中間板61は、
ギアボックス1の出力軸2に取り付けられている出力軸
側フランジ62に固定されている。 ・各ホイール32を固定する四つの固定アーム37は、
中間管体には固定されておらず、半径方向に対して平坦
とされた四つの独立した鋼製の舌状部64の各自由端6
3に固定されている。
は、図1から図6に示された第一の実施の形態と以下の
点において異なる。 ・ユニバーサルジョイント10のフォーク12は、ギア
ボックス1のシャフトの長さ方向に形成した溝に直接的
に係合されているわけではない。しかし、このフォーク
12は、フランジ60を有し、該フランジ60には円形
中間板61が固定されている。この円形中間板61は、
ギアボックス1の出力軸2に取り付けられている出力軸
側フランジ62に固定されている。 ・各ホイール32を固定する四つの固定アーム37は、
中間管体には固定されておらず、半径方向に対して平坦
とされた四つの独立した鋼製の舌状部64の各自由端6
3に固定されている。
【0064】四つの各々の前記舌状部64は、中央部6
5を有し、この中央部65が前記中間円板61の周縁に
ネジ66によって剛に固定されている。この舌状部64
は、舌状部64の二つの自由端63の間にあって、回転
軸Xに対して平行に、かつその長さ方向に延在して配さ
れている。
5を有し、この中央部65が前記中間円板61の周縁に
ネジ66によって剛に固定されている。この舌状部64
は、舌状部64の二つの自由端63の間にあって、回転
軸Xに対して平行に、かつその長さ方向に延在して配さ
れている。
【0065】各々の固定アーム37は、対応する舌状部
64の自由端63にネジ67によって取り付け可能とな
っている。例えば、該ネジ67を舌状部64に対して貫
通させて、固定アーム37の内側端部に固定された剛体
ブロック68に螺着させることにより取り付けることが
できる。
64の自由端63にネジ67によって取り付け可能とな
っている。例えば、該ネジ67を舌状部64に対して貫
通させて、固定アーム37の内側端部に固定された剛体
ブロック68に螺着させることにより取り付けることが
できる。
【0066】図1から図6に例示したように、これら鋼
製の舌状部64は、ホイール32が受ける外力の影響に
よって変形しない十分な強度を備えている。
製の舌状部64は、ホイール32が受ける外力の影響に
よって変形しない十分な強度を備えている。
【0067】しかし、これらの鋼製の舌状部64は、ス
テータのホイール32が減速機の作動により高温とな
り、熱膨張した際に、半径方向外方に向けて弾性変形可
能な大きさに設計されている。
テータのホイール32が減速機の作動により高温とな
り、熱膨張した際に、半径方向外方に向けて弾性変形可
能な大きさに設計されている。
【0068】あらゆる状況において、各々のホイール3
2に用いられる各固定アーム37は、共通した半径方向
の面内において実質的に延在している。
2に用いられる各固定アーム37は、共通した半径方向
の面内において実質的に延在している。
【0069】また、各固定アーム37に近づくように、
半径方向であって内側に向かって延在する各ブレード3
4のそれぞれの一部を各々選択的に半径方向に延在する
ようにしてもよい。このようにすることによって、ホイ
ール32の構造を大幅に簡素化することが可能となる。
この場合に、コアディスク33の熱膨張による半径方向
の全ての変形は、鋼製の舌状部64によって吸収される
ので、固定アーム37は、半径方向に変形されることが
ない。
半径方向であって内側に向かって延在する各ブレード3
4のそれぞれの一部を各々選択的に半径方向に延在する
ようにしてもよい。このようにすることによって、ホイ
ール32の構造を大幅に簡素化することが可能となる。
この場合に、コアディスク33の熱膨張による半径方向
の全ての変形は、鋼製の舌状部64によって吸収される
ので、固定アーム37は、半径方向に変形されることが
ない。
【0070】図9に示すように、必要であれば、固定ア
ーム37を形成するように半径方向に内側に向かって延
在する二つのブレード34のそれぞれの一部を、選択的
に半径方向にかつ直線的に延在するものとはせずに、逆
に十分な曲線をもたせたものであってもよい。この曲線
は、対応する固定アーム37が所定量半径方向に変形可
能なように形成されている。一方、このブレード34の
曲線34は、ホイール32の半径方向の面内において形
成されているので、このホイール32は、依然として比
較的製作が容易なものとなっている。この場合に、コア
ディスク33の半径方向の変形は、鋼製の舌状部64と
この固定アーム37の両方により吸収されることにな
る。
ーム37を形成するように半径方向に内側に向かって延
在する二つのブレード34のそれぞれの一部を、選択的
に半径方向にかつ直線的に延在するものとはせずに、逆
に十分な曲線をもたせたものであってもよい。この曲線
は、対応する固定アーム37が所定量半径方向に変形可
能なように形成されている。一方、このブレード34の
曲線34は、ホイール32の半径方向の面内において形
成されているので、このホイール32は、依然として比
較的製作が容易なものとなっている。この場合に、コア
ディスク33の半径方向の変形は、鋼製の舌状部64と
この固定アーム37の両方により吸収されることにな
る。
【0071】なお、図10と図11に示すように、図1
から図5において例示したホイール32を組み付けるた
めに用いたリング42を必要に応じて省略することも可
能である。
から図5において例示したホイール32を組み付けるた
めに用いたリング42を必要に応じて省略することも可
能である。
【0072】この場合、金属ペグ55を、少なくともネ
ジ39のいくつかに近接して配置するとともに、対応す
るプレート38と対応するフランジ40、41との両方
に圧入により係合しておくことが好ましい。
ジ39のいくつかに近接して配置するとともに、対応す
るプレート38と対応するフランジ40、41との両方
に圧入により係合しておくことが好ましい。
【図1】 本発明に係る車両の動力伝達装置の第一の実
施の形態を示す部分縦断面図である。
施の形態を示す部分縦断面図である。
【図2】 図1をII方向に見た、電気式減速機のステー
タを支持する枠体を示す矢視図である。
タを支持する枠体を示す矢視図である。
【図3】 (a)は、図1をIII方向に見た、電気式減
速機のステータを支持する枠体の矢視図であり、(b)
は、図3(a)の詳細断面図である。
速機のステータを支持する枠体の矢視図であり、(b)
は、図3(a)の詳細断面図である。
【図4】 図1に示す動力伝達装置に組み込まれた電気
式減速機のロータを構成する中間管体の詳細を示す軸方
向断面図である。
式減速機のロータを構成する中間管体の詳細を示す軸方
向断面図である。
【図5】 図4をVI方向から見た側面図である。
【図6】 図4をV方向から見た側面図である。
【図7】 第二の実施の形態である車両の動力伝達装置
の部分縦断面図であり、渦電流式減速機のステータを固
定するための固定ネジの近傍で部分的に変位させた断面
図である。
の部分縦断面図であり、渦電流式減速機のステータを固
定するための固定ネジの近傍で部分的に変位させた断面
図である。
【図8】 電気式減速機のロータを示したもので、図7
をVIII方向に見た矢視図である。
をVIII方向に見た矢視図である。
【図9】 図7と図8の動力伝達装置の変形例を示した
もので、図8に類似した図である。
もので、図8に類似した図である。
【図10】 図1に類似する部分断面図である。
【図11】 図3に類似する部分断面図である。
X 軸 1 動力伝達機構 2 出力軸 3 ケース 10 ユニバーサルジョイント 20 減速機 21 ロータ 22 ステータ 23 リング状コイル 27 枠体 32 ホイール 33 コアディスク 34 ブレード 36 中間管体 37 固定アーム 39 ネジ 40、41 端部(フランジ) 43、44 孔 46、64 舌状部 47 狭あい部 49 支持部材
Claims (8)
- 【請求項1】 動力伝達機構は、渦電流式減速機(2
0)と、この渦電流式減速機とともに軸(X)まわりに
回転自在なシャフト(2)と、渦電流式減速機(20)
とを具備し、 前記渦電流式減速機は、環状の誘電ステータ(22)
と、ロータ(21)とを有し、 前記ロータは、前記シャフト(2)に固定された少なく
とも一つのホイール(32)を備え、ホイールは、渦電
流式減速機の動作中に発熱するとともに熱膨張するリン
グ状のコア(33、34、35)を備え、リング状のコ
アは、強磁性体からなる環状のコアディスク(33)を
有し、コアディスクは、前記ステータに面して配され、
冷却フィンを形成する複数のブレード(34)に固定さ
れており、 前記ホイール(32)は、さらに少なくとも三つの固定
アーム(37)を備え、各々の固定アームは、前記リン
グ状のコア(33、34、35)に固定された外側端か
ら前記シャフト(2)に固定された内側端まで内側に延
在して形成され、かつ前記外側端から前記内側端の間に
おいて、他のいかなるリンク機構によっても拘束されな
いよう配置された動力伝達装置において、 各々の前記固定アームの内側端部(38、68)は、金
属製の舌状部(46、64)によって前記シャフト
(2)に連結され、 前記舌状部は、半径方向の面内で平坦とされるととも
に、少なくとも前記シャフト(2)を固定する固定部
(36、65)と固定アームの内側端部(38、65)
が固定される自由端との間にあって、回転軸(X)に対
して平行に、かつその長さ方向に、延在して配されてお
り、 様々な金属製の前記舌状部(46、64)は、前記コア
(33、34、35)が熱膨張したときに、半径方向に
弾性的に変形可能とされていることを特徴とする自己推
進陸上車両用の動力伝達装置。 - 【請求項2】 各々の固定アーム(37)は、前記回転
軸(X)に対して平行方向に所定幅を有して形成され、
該幅が狭くなる狭あい部(47)が設けられていること
を特徴とする請求項1記載の動力伝達装置。 - 【請求項3】 さらに、両端部間にわたって前記回転軸
(X)に対して平行に、かつその長さ方向に延在すると
ともに、前記シャフト(2)に固定された金属製の管体
(36)を備え、 前記金属製舌状部(46)は、前記管体の両端部の少な
くとも一方から軸方向に切り抜かれて形成され、各々の
金属製舌状部(46)は、管体(36)に固定される軸
方向端部を有していることを特徴とする請求項1または
請求項2記載の動力伝達装置。 - 【請求項4】 さらに、車両のエンジンにより駆動され
る動力伝達機構(1)が設けられ、該動力伝達機構は、
前記渦電流式減速機の前記ステータ(22)を片持ち状
態に支持するケース(3)を備えてなり、 前記動力伝達機構(1)は、前記シャフト(2)をさら
に有し、該シャフトは前記管体(36)の内部に配置さ
れたユニバーサルジョイント(10)に連結され、 前記ロータは、前記ステータの各々の側方に軸方向に配
された二つのホイール(32)を有し、 前記ホイールに取り付けられた金属製舌状部(46)
は、前記管体の両端部から切り抜かれて形成され、前記
管体の両端部のうちの一つが固定部を有し、該固定部
は、金属製舌状部(46)の間に等角度間隔で配される
とともに、前記シャフト(2)に取り付けられたフラン
ジ(49)に固定されていることを特徴とする請求項3
記載の動力伝達装置。 - 【請求項5】 前記動力伝達機構は、ギアボックスであ
ることを特徴とする請求項4に記載の動力伝達装置。 - 【請求項6】 前記ロータの各々のホイール(32)の
固定アーム(37)は、同一の半径方向の面内において
延在していることを特徴とする請求項1から請求項5の
いずれかに記載の動力伝達装置。 - 【請求項7】 各固定アーム(37)は、実質的に半径
方向に延在していることを特徴とする請求項6に記載の
動力伝達装置。 - 【請求項8】 前記各固定アーム(37)は、半径方向
に所定量の弾性変形をするように曲線状に形成されてい
ることを特徴とする請求項6に記載の動力伝達装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9601690 | 1996-02-12 | ||
| FR9601690A FR2744856B1 (fr) | 1996-02-12 | 1996-02-12 | Transmission de vehicule equipee d'un ralentisseur electrique |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09309350A true JPH09309350A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=9489088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9028192A Withdrawn JPH09309350A (ja) | 1996-02-12 | 1997-02-12 | 車両用動力伝達装置 |
Country Status (15)
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| US (1) | US5855264A (ja) |
| EP (1) | EP0789442B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09309350A (ja) |
| KR (1) | KR970062426A (ja) |
| AR (1) | AR005782A1 (ja) |
| AT (1) | ATE194891T1 (ja) |
| BR (1) | BR9700927A (ja) |
| CA (1) | CA2197162A1 (ja) |
| CO (1) | CO4650206A1 (ja) |
| DE (1) | DE69702547T2 (ja) |
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| FR (1) | FR2744856B1 (ja) |
| MX (1) | MXPA97001068A (ja) |
| PE (1) | PE46698A1 (ja) |
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-
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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