JPH09309944A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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JPH09309944A
JPH09309944A JP12712596A JP12712596A JPH09309944A JP H09309944 A JPH09309944 A JP H09309944A JP 12712596 A JP12712596 A JP 12712596A JP 12712596 A JP12712596 A JP 12712596A JP H09309944 A JPH09309944 A JP H09309944A
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composition
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resin
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JP12712596A
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Inventor
Hirotaka Kotou
浩恭 小藤
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】有機溶剤を使用しない水系の現像液で現像可能
で、高感度な感光性樹脂組成物を提供し、且つ耐メッキ
性、耐プレッシャークッカー性など諸性能に優れたレジ
ストインキを提供する。 【構成】次のA,B、C、Dの4成分を必須成分とする
感光性樹脂組成物 (A)分子内にフェノール性水酸基およびアクリル基を
有する感光性オリゴマー (B)エポキシ化合物 (C)光ラジカル重合開始剤 (D)光カチオン重合開始剤

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光、現像によるパタ
ーン形成可能な感光性樹脂組成物、およびそれを使用し
たレジストインキに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型化、高性能化によって、
それに使用されるプリント配線板も高密度化されてき
た。従ってプリント配線板に使用される材料も、より微
細な加工性が求められるようになり、従来スクリーン印
刷等によっていたものが、露光、現像によってパターニ
ングできる材料に置き変わりつつある。ソルダーレジス
トにおいても近年はいわゆる写真現像型の物が多く使用
されており、特に作業環境の保全、公害防止の観点から
アルカリ現像型の物が主流となっている。これに関する
技術は特開昭61−243869等多くの文献によりす
でに公知の物となっている。しかしながら従来のソルダ
ーレジストは、単に部品実装時のハンダ耐熱性と実装後
の絶縁性をそなえていれば使用可能であったが、最近は
プリント配線板の製造方法の進歩、及びその利用分野の
広がりからより多くの要求性能を満たす必要がでてき
た。具体的に述べると、まず回路の酸化防止や、ICを
直接実装するときのボンディングのために金メッキ処理
が行われ、メッキ液に対する耐性が必要になっている。
特に良質のメッキ皮膜が得られる強アルカリ性の金メッ
キ液に対し耐久性を得るのは困難とされている。さらに
ICのパッケージの低コスト化のためプリント配線板を
利用したものが開発されているが、ここに用いるソルダ
ーレジストとしてはプレッシャークッカーテストの様な
厳しい環境下での耐性が要求されている。またソルダー
レジストを多層板の層間絶縁材として利用するビルドア
ッププロセスによるプリント配線板の製造方法(例えば
特開平4−148590)が提案されているが、この場
合従来よりも高い絶縁性、耐熱性が必要とされている。
しかしながら従来のソルダーレジストはこれらの諸特性
に於いて満足なものはなく、これらの新規な技術の実用
化に於いて上記諸特性に優れたソルダーレジストが強く
求められている。これらの状況から発明者等は特開平7
−56336においてフェノール性水酸基を有する化合
物と、エポキシ基あるいはイソシアネート基を有するア
クリル化合物から誘導される感光性オリゴマーとエポキ
シ化合物を必須成分とする感光性樹脂組成物を開示し
た。このものはアルカリ性の水溶液で現像可能で、かつ
耐熱性、耐メッキ性に優れた硬化物が得られる有用な発
明である。しかしながら前記発明の組成物は感度が低く
露光時間が長いため生産性が劣るという点で改良の余地
があった。フェノール樹脂を利用した感光性樹脂組成物
としては、そのほかに特開昭63−71840にフェノ
ール樹脂、エポキシ樹脂、光カチオン重合開始剤を含有
する組成物が開示されている。しかしこのものは現像性
に寄与するアルカリに可溶性のフェノール樹脂自信は、
感光性を有していないため、塗膜が現像液によって浸食
されやすく、細かいパターンが残しにくいという問題が
あって、ファインパターンの形成には適用し難い。また
特公平63−312375には軟化点50℃以上のエポ
キシ樹脂と、ノボラックエポキシ樹脂とアクリル酸と多
塩基酸無水物の反応物と、光重合開始剤と、光カチオン
重合開始剤の各成分からなる組成物が開示されている
が、カルボン酸含有樹脂組成物であるが故に、強アルカ
リ性のメッキ液に対する耐性が不足している点や、プレ
ッシャークッカーテストのような高温高湿下の環境に於
いて、樹脂の劣化が激しいといった点で満足なものでは
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の状況に鑑み、本
発明では水系の現像液で現像可能な感光性樹脂組成物を
提供し、高感度且つ耐メッキ性、耐湿性など諸性能に優
れた硬化物が得られるレジストインキを提供することを
課題とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】発明者らは鋭意検討の結
果、以下に示す感光性樹脂組成物によりこの課題を解決
することができることを見いだし本発明を完成するにい
たった。すなわち、 (A)分子内にフェノール性水酸基およびアクリル基を
有する感光性オリゴマー (B)エポキシ化合物 (C)光ラジカル重合開始剤 (D)光カチオン重合開始剤 を必須成分とする感光性樹脂組成物である。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の組成物を構成する各
成分について詳しく説明する。まず(A)成分の感光性
オリゴマ−としては分子内にフェノール性水酸基とアク
リル基を有していて、アルカリ性水溶液に可溶なもので
あれば特に制限はない。アルカリ可溶性とは、本感光性
オリゴマーを含有する組成物を塗布した基材を、アルカ
リ水溶液に晒したとき、その他の配合成分とともに残さ
なく除去されることを示す。具体的には特開平7−56
336に開示されている感光性オリゴマー等が使用でき
る。すなわちノボラック樹脂あるいはポリビニルフェノ
ール樹脂に代表される、フェノール性水酸基を2個以上
有する化合物のフェノール性水酸基の一部に、分子内に
エポキシ基或いはイソシアネート基を有するアクリル化
合物を付加させて得られる感光性オリゴマーである。
【0006】次に(B)成分のエポキシ化合物として
は、公知慣用のエポキシ樹脂が利用できる。例えばビス
フェノール−A型エポキシ樹脂、ビスフェノール−F型
エポキシ樹脂、フェノールノボラックエポキシ樹脂、ク
レゾールノボラックエポキシ樹脂、ビスフェノール−A
−ノボラック型エポキシ樹脂、フェノールとヒドロキシ
ベンズアルデヒド縮合物のグリシジルエーテル、ビスフ
ェノールS型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹
脂、脂環式エポキシ樹脂、トリグリシジルイソシアヌレ
ート、などを用いることができる。またグリシジル(メ
タ)アクリレートのホモポリマーあるいは他のモノマー
との共重合物も用いることが出来る。上記エポキシ樹脂
としては、カチオン重合を阻害するものでない限り特に
制限はなく、単独あるいは2種以上を併用して用いられ
る。また必要に応じ、多官能のエポキシ樹脂の一部をア
クリル酸等の脂肪酸等で変性したものを用いることがで
きる。
【0007】次に(C)成分の光ラジカル重合開始剤と
してはベンゾイン、ベンジル、ベンゾインメチルエ−テ
ル、ベンゾインイソプロピルエ−テル等のベンゾイン類
及びベンゾインアルキルエ−テル類、アセトフェノン、
2、2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、
2、2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノン、
1、1−ジクロロアセトフェノン、1−ヒドロキシシク
ロヘキシルフェニルケトン等のアセトフェノン類、2−
メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2
−tert−ブチルアントラキノン、1−クロロアント
ラキノン、2−アミルアントラキノン、2−アミノアン
トラキノン等のアントラキノン類、2、4−ジメチルチ
オキサントン、2、4−ジエチルチオキサントン、2−
クロロチオキサントン、2、4−ジイソプロピルチオキ
サントン等のチオキサントン類、アセトフェノンジメチ
ルケタ−ル、ベンジルジメチルケタ−ル等のケタ−ル
類、ベンゾフェノン、メチルベンゾフェノン、4、4’
−ジクロロベンゾフェノン等のベンゾフェノン類および
キサントン類等があり、単独あるいは2種以上を組み合
わせて用いることが出来る。光ラジカル重合開始剤の使
用量の好適な範囲は、組成物の0.05〜25重量%、
好ましくは2〜10重量%である。これより少ないと感
度が不良となり、一方これより多く加えても感度の向上
は望めず好ましくない。
【0008】次に(D)成分の光カチオン重合開始剤と
しては、公知のヨードニウム塩、スルホニウム塩、ホス
ホニウム塩、及びフェロセン類等を用いることができ
る。具体例としては、ジフェニルヨードニウムヘキサフ
ルオロアンチモネート、ジフェニルヨードニウムヘキサ
フルオロホスフェート、ジフェニルヨードニウムテトラ
フルオロボレート、トリフェニルスルホニウムヘキサフ
ルオロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムヘキ
サフルオロホスフェート、トリフェニルスルホニウムテ
トラフルオロボレート、(1−6−η−クメン)(η−
シクロペンタジエンニル)アイアンヘキサフルオロホス
フェート(チバ・ガイギー(株)製IRGACURE2
61)等が挙げられる。これらは一種または二種以上の
混合物として使用できる。例えばユニオンカーバイド
(株)製CYRACURE−UVI−6990、UVI
−6974等のように混合物として市販されているもの
もあり上記化合物類と同様に使用できる。光カチオン重
合開始剤の使用量の好適な範囲は、組成物の0.05〜
25重量%、好ましくは1〜10重量%である。これよ
り少ないと感度が不良となり、一方これより多く加えて
も感度の向上は望めず好ましくない。
【0009】本発明の感光性樹脂組成物には必要に応じ
て光重合性ビニル系モノマ−を希釈剤或いは架橋剤とし
て加える事ができる。光重合性ビニル系モノマ−の代表
的なものとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレ−
ト、2−ヒドロキシブチルアクリレ−トなどのヒドロキ
シアルキルアクリレ−ト類、エチレングリコ−ル、メト
キシテトラエチレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−
ル、プロピレングリコ−ルなどのグリコ−ルのモノまた
はジアクリレ−ト類、トリメチロ−ルプロパン、ペンタ
エリスリト−ル、ジペンタエリスリトールなどの多価ア
ルコ−ルまたは、これらのエチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイドあるいはε−カプロラクトンの付加物の
多価アクリレ−ト類、フェノキシアクリレ−ト、フェノ
キシエチルアクリレ−ト等フェノ−ル類、あるいはその
エチレンオキサイドあるいはプロピレンオキサイド付加
物などのアクリレ−ト類、トリメチロ−ルプロパントリ
グリシジルエ−テルなどのグリシジルエ−テルから誘導
されるエポキシアクリレ−ト類、および/または上記ア
クリレ−トに対応するメタクリレ−ト類などがある。ま
た、上記の希釈剤は2種以上を混合しても使用でき、使
用量の好適な範囲は組成物の1〜50重量%である。
【0010】また本発明のソルダーレジストに、加熱に
より効果を発揮するエポキシ化合物の硬化促進剤または
硬化剤を添加して使用できる。エポキシ硬化促進剤とし
ては、ジシアンジアミドあるいはその変性物、アミン化
合物類、イミダゾール化合物類、多塩基酸ヒドラジド
類、カルボン酸化合物類、フェノール類、第4級アンモ
ニウム塩類、第4級ホスホニウム塩類、ホスフィン類あ
るいはこれらのエポキシアダクト類、マイクロカプセル
型の硬化触媒等が知られている。これらは光カチオン重
合開始剤の効果を阻害しない範囲で使用される
【0011】本発明においては上記成分の他に公知慣用
の添加剤を加えて用いることが出来る。例えば無機充填
剤として、硫酸バリウム、チタン酸バリウム、酸化ケイ
素粉、微粉状酸化ケイ素、無定形シリカ、ジルコニウム
シリケート、タルク、クレ−、炭酸マグネシウム、炭酸
カルシウム、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、
雲母粉などの公知慣用のものが使用できる。更に必要に
応じてフタロシアニン・ブル−、フタロシアニン・グリ
−ン、アイオジン・グリ−ン、ジスアゾイエロ−、クリ
スタルバイオレット、酸化チタン、カ−ボンブラック、
ナフタレンブラック等の公知慣用の着色剤、ハイドロキ
ノン、ハイドロキノンモノメチルエ−テル、フェノチア
ジン等の公知慣用の熱重合禁止剤、アエロジル、オルベ
ン等の公知慣用の増粘剤、シリコ−ン系、フッ素系、高
分子系等の消泡剤および/またはレベリング剤、シラン
カップリング剤等の密着性付与剤のような公知慣用の添
加剤類を用いることが出来る。
【0012】これらの成分から構成される感光性樹脂組
成物は、適当な希釈剤を加えてインキ状とし、基材に塗
布して用いることができる。また本発明の感光性樹脂組
成物を、いわゆるドライフィルムにあらかじめ加工しプ
リント配線板に張り合わせて用いることができる。この
ように配線板上に形成されたレジスト膜に、選択的に活
性エネルギー線で露光し、さらにアルカリ水溶液で未露
光部を除去することによって微細なパターンを形成する
ことが出来る。
【0013】本発明のソルダーレジストの使用方法につ
いて以下説明する。本ソルダーレジストに希釈剤を加え
てインキの形態とし、予め回路を形成したプリント配線
板にスクリ−ン印刷あるいはカ−テンコ−タ−、スピン
コ−タ−、スプレ−コーター等により全面に塗布する。
希釈剤としては、メチルエチルケトンなどのケトン類エ
−テルなどのグリコ−ルエ−テル類、酢酸エチルおよび
上記グリコ−ルエ−テル類の酢酸エステル化物などのエ
ステル類、石油ナフサ、ソルベントナフサなどの石油系
溶剤などがある。上記のような希釈剤は、単独または2
種以上の混合物として用いられる。これを加熱して希釈
剤を除き表面を乾燥させる。または本発明のソルダーレ
ジストをPETフィルムなど適当な基材の上に塗布して
一旦乾燥させたいわゆるドライフィルムの形態とし、回
路の上に圧着して用いることもできる。その後レ−ザ−
光の直接照射あるいはパタ−ンを形成したフォトマスク
を通し選択的に高圧水銀灯、メタルハライドランプ等の
活性光線により露光し、未露光部分を現像液で現像しパ
タ−ンを形成させる。さらに必要に応じ光照射後、現像
の前に適度な加熱を行うことで光照射部分のみの架橋反
応を促進しコントラストを高めることができる。この加
熱は40〜130℃の範囲で行うことが望ましい。パタ
ーン形成するための現像液としては水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、テトラメチルアンモニウムヒドロキシ
ドなどのアルカリ水溶液が使用できる。メチルエチルケ
トン、メチルセロソルブ、シクロヘキサノン等の有機溶
剤も使用することもできるが、作業環境上アルカリ水溶
液を使用することが望ましい。パターン形成後に100
〜200℃での加熱処理を行うことにより、ソルダーレ
ジストとしての諸特性を満足する永久保護膜が得られ
る。また熱処理後、必要に応じ紫外線などの活性エネル
ギー線の露光を行ってもよい。
【0014】
【実施例】以下に製造例、実施例及び比較例を示して本
発明を具体的に説明するが、本発明はこれに限定される
ものではない。なお、「部」および「%」とあるのは、
特に断りのないかぎりすべて重量基準である。
【0015】
【製造例】イソホロンジイソシアネート190部、カル
ビトールアセテート180部を攪拌機及び冷却器のつい
た反応容器中に入れ、60℃に加熱する。ペンタエリス
リトールトリアクリレート360部、ソルベントナフサ
90部、ジブチルスズジラウレート2部、及びハイドロ
キノンモノメチルエーテル0.5部を混合した溶液を、
反応容器に1時間かけて滴下し、さらに2時間攪拌を続
けた。別途フェノールノボラック樹脂500部をカルビ
トールアセテート500部に65℃で加熱溶解させて上
記反応溶液に加え60℃で20時間反応させた。これを
樹脂1とする。
【0016】
【比較製造例】クレゾールノボラック型エポキシ樹脂
(エポキシ当量214)1070部をカルビトールアセ
テート620部に加え90℃で加熱溶解させた。アクリ
ル酸400部、重合禁止剤(p−メトキシフェノール)
1部、ベンジルジメチルアミン6部を加え撹拌しながら
110℃で20時間反応させた。さらに無水テトラヒド
ロフタル酸370部を加え、100℃で4時間反応させ
て、酸価50mgKOH/gの感光性オリゴマー溶液を
得た。これを樹脂2とする。
【0017】
【実施例1】 樹脂1 75部 クレソ゛ールノホ゛ラック型エホ゜キシ樹脂(エホ゜キシ当量214) 35部 ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト 5部 2、2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン Irgacure651(チバガイギー社製光ラジカル重合開始剤) 5部 Irgacure261(チバガイギー社製光カチオン重合開始剤) 4.8部 硫酸バリウム 30部 タルク 20部 アエロジル 2部 フタロシアニングリ−ン 1部 消泡剤 2部
【0018】
【比較例1】 樹脂1 75部 クレソ゛ールノホ゛ラック型エホ゜キシ樹脂(エホ゜キシ当量214) 35部 ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト 5部 Irgacure907(チバガイギー社製光重合開始剤) 5部 ジエチルチオキサントン 1部 硫酸バリウム 30部 タルク 20部 アエロジル 2部 フタロシアニングリ−ン 1部 消泡剤 2部
【0019】
【比較例2】 ポリビニルフェノール(丸善マルカリンカーM、数平均分子量6000) 75部 ビスフェノール−A−ジグリシジルエーテル 90部 Irgacure261(チバガイギー社製光カチオン重合開始剤) 4.8部 イソプロピルチオキサンソン 2.4部 フタロシアニングリーン 1部 カルビトールアセテート 60部
【0020】上記配合成分を各々予備混練後、3本ロ−
ルミルで2回混練し、レジストインキを調製した。この
レジストインキをスクリ−ン印刷法によりプリント基板
の全面に塗布した。熱風循環炉にいれ、80℃で30分
間乾燥後室温まで冷却し、乾燥塗膜を得た。50乃至2
00ミクロンのラインパターンを有するフォトマスクを
塗膜面に接触させ、オ−ク製作所製メタルハライドラン
プを用いて露光した。露光量は300乃至1000mJ
/cm2として、300mJ/cm2については露光後8
0℃、5分加熱し架橋を促進させた。次に2%水酸化ナ
トリウム水溶液を現像液とし、1分間現像を行い、水洗
乾燥した。現像後各々のラインパターンが脱落せずに残
ったものを○、脱落したものを×として、レジストイン
キの解像度を比較し、表1に示した。実施例1に示され
る本発明の感光性樹脂は、低露光時に於いて高解像度で
あることが示された。一方、カチオン系の開始剤を含有
しない比較例1や、フェノール樹脂にアクリル基が導入
されておらず、カチオン系の開始剤のみ含有する比較例
2では、露光量が小さくなると、細かいパターンを形成
することができない。
【0021】
【表1】
【0022】
【実施例2】実施例1で調整されたインキをプリント基
板に塗布し、乾燥、露光、現像、熱硬化を行い、ソルダ
ーレジストパターンを形成した。ソルダーレジスト膜を
形成した基板を、奥野製薬工業製無電解ニッケルメッキ
液ICPニコロンを用いて85℃、15分処理し、同社
製置換型無電解金メッキ液OPCムデンゴールドADを
用い90℃、20分間処理した。さらに同社製還元型無
電解金メッキ浴OPCムデンゴールド25を用い、73
℃、30分間メッキを行った後、セロハンテ−プによる
ピ−リングテスト後の剥がれの状態を目視観察したが、
レジストの剥離は観察されなかった。またこの基板を、
プレッシャークッカー試験器((株)平山製作所製PC
−422RIII)に入れ、121℃、2気圧、100
%の飽和条件にて168時間置いた後、取り出してセロ
ハンテ−プによるピ−リングテスト後の剥がれの状態を
目視観察した。レジストの剥離は観察されなかった。
【0023】
【比較例3】 樹脂2 70部 クレソ゛ールノホ゛ラック型エホ゜キシ樹脂(エホ゜キシ当量214) 30部 ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト 10部 Irgacure651(チバガイギー社製光ラジカル重合開始剤) 5部 Irgacure261(チバガイギー社製光カチオン重合開始剤) 1部 ジエチルチオキサントン 1部 ジシアンジアミド 2部 硫酸バリウム 30部 タルク 20部 アエロジル 2部 フタロシアニングリ−ン 1部 消泡剤 2部 上記配合成分を混練し、実施例2と同様に塗布、乾燥、
現像、露光、熱硬化を行い、ソルダーレジストパターン
を形成した。この基板を実施例2と同様にメッキ処理
し、セロハンテ−プによるピ−リングテストを行ったと
ころ、現像されたレジストのパターン境界部に於いてレ
ジストの剥離が観察された。一方基板を実施例2と同様
の条件でプレッシャークッカー試験を行ったところ、レ
ジスト膜に膨れが観察され、テープピーリング試験によ
り剥離した。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の感光性樹脂組成物
を使用したソルダーレジストは、有機溶剤を使用しない
水系の現像液で現像可能で、かつ従来のフェノール樹脂
をベースとした感光性樹脂組成物に比べ高感度である。
また耐メッキ性、耐プレッシャークッカー性等の諸性能
に優れている。従って一般のプリント配線板用としては
もちろんのこと、ICのパッケージや、ビルドアップ用
内層剤といった高度な利用分野にも対応できる優れたソ
ルダーレジストが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/027 511 G03F 7/027 511 7/32 7/32 H05K 3/00 H05K 3/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)分子内にフェノール性水酸基および
    アクリル基を有する感光性オリゴマー (B)エポキシ化合物 (C)光ラジカル重合開始剤 (D)光カチオン重合開始剤 を必須成分とする感光性樹脂組成物
  2. 【請求項2】(A)分子内にフェノール性水酸基および
    アクリル基を有する感光性オリゴマー (B)エポキシ化合物 (C)光ラジカル重合開始剤 (D)光カチオン重合開始剤 (E)希釈剤 を必須成分とするレジストインキ
  3. 【請求項3】(A)分子内にフェノール性水酸基および
    アクリル基を有する感光性オリゴマー (B)エポキシ化合物 (C)光ラジカル重合開始剤 (D)光カチオン重合開始剤 を必須成分とする感光性樹脂組成物を光照射及び熱処理
    して得られた硬化物を構成成分とするプリント配線板
JP12712596A 1996-05-22 1996-05-22 感光性樹脂組成物 Pending JPH09309944A (ja)

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