JPH09310609A - ブローバイガス還流装置 - Google Patents
ブローバイガス還流装置Info
- Publication number
- JPH09310609A JPH09310609A JP12721596A JP12721596A JPH09310609A JP H09310609 A JPH09310609 A JP H09310609A JP 12721596 A JP12721596 A JP 12721596A JP 12721596 A JP12721596 A JP 12721596A JP H09310609 A JPH09310609 A JP H09310609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- opening
- chamber
- throttle valve
- gas recirculation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スロットルボディの加温による弊害を回避し、
冷間時におけるスロットル弁の固着を防止することので
きるブローバイガス還流装置を提供する。 【解決手段】スロットル弁より上流側の吸気通路3及び
シリンダヘッドカバー間を連結する新気導入パイプ等よ
りなる通路と、ヘッドカバー及びスロットル弁4よりも
下流側の吸気通路3間を連結するブローバイガス還流パ
イプ等よりなる通路とを設ける。新気導入通路の途中に
は箱状のチャンバー24と管状部材25とポート26と
を備えるトラッパ手段21を設ける。部分負荷時には、
スロットル弁4の下流側の吸気通路3内の負圧が比較的
大きくなり、エンジン1本体内の掃気が図られ、チャン
バー24内に貯留された水が負圧により引かれる。全負
荷時には、ブローバイガスの一部は新気導入通路を逆流
して、スロットル弁4の上流側へも導かれるが、トラッ
パ手段21によりブローバイガス中の水分がトラップさ
れる。
冷間時におけるスロットル弁の固着を防止することので
きるブローバイガス還流装置を提供する。 【解決手段】スロットル弁より上流側の吸気通路3及び
シリンダヘッドカバー間を連結する新気導入パイプ等よ
りなる通路と、ヘッドカバー及びスロットル弁4よりも
下流側の吸気通路3間を連結するブローバイガス還流パ
イプ等よりなる通路とを設ける。新気導入通路の途中に
は箱状のチャンバー24と管状部材25とポート26と
を備えるトラッパ手段21を設ける。部分負荷時には、
スロットル弁4の下流側の吸気通路3内の負圧が比較的
大きくなり、エンジン1本体内の掃気が図られ、チャン
バー24内に貯留された水が負圧により引かれる。全負
荷時には、ブローバイガスの一部は新気導入通路を逆流
して、スロットル弁4の上流側へも導かれるが、トラッ
パ手段21によりブローバイガス中の水分がトラップさ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブローバイガス還
流装置に関するものである。
流装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、自動車技術
事例集(発行番号95090 発行日1995年2月1
0日)に開示されたものが知られている。この技術で
は、ブローバイガス還流装置は、図8に示すように構成
されている。すなわち、吸気通路51の途中に設けられ
たスロットル弁52の上流側と、エンジンのヘッドカバ
ー53との間を連結するようにして新気導入通路54が
設けられている。また、ヘッドカバー53と、スロット
ル弁52よりも下流側の吸気通路51との間を連結する
ようにしてブローバイガス還流通路55が設けられてい
る。さらに、ブローバイガス還流通路55の途中には、
運転状態に応じて開閉されるPCV(ポジティブクラン
クケースベンチレーション)バルブ56が設けられてい
る。
事例集(発行番号95090 発行日1995年2月1
0日)に開示されたものが知られている。この技術で
は、ブローバイガス還流装置は、図8に示すように構成
されている。すなわち、吸気通路51の途中に設けられ
たスロットル弁52の上流側と、エンジンのヘッドカバ
ー53との間を連結するようにして新気導入通路54が
設けられている。また、ヘッドカバー53と、スロット
ル弁52よりも下流側の吸気通路51との間を連結する
ようにしてブローバイガス還流通路55が設けられてい
る。さらに、ブローバイガス還流通路55の途中には、
運転状態に応じて開閉されるPCV(ポジティブクラン
クケースベンチレーション)バルブ56が設けられてい
る。
【0003】上記技術において、スロットル弁52の開
度が比較的小さい部分負荷時には、スロットル弁52下
流に負圧が発生する。このとき、PCVバルブ56が開
かれることとなり、エンジンの内部(クランクケース
内)で発生したブローバイガスは、上記負圧によりスロ
ットル弁52下流側に引かれることとなる。つまり、上
記ブローバイガスは、新気導入通路54からの新気によ
って清浄されながら、ブローバイガス還流通路55を介
してスロットル弁52の下流側の吸気通路51へと流出
する。これにより、エンジン内部の掃気が図られる。
度が比較的小さい部分負荷時には、スロットル弁52下
流に負圧が発生する。このとき、PCVバルブ56が開
かれることとなり、エンジンの内部(クランクケース
内)で発生したブローバイガスは、上記負圧によりスロ
ットル弁52下流側に引かれることとなる。つまり、上
記ブローバイガスは、新気導入通路54からの新気によ
って清浄されながら、ブローバイガス還流通路55を介
してスロットル弁52の下流側の吸気通路51へと流出
する。これにより、エンジン内部の掃気が図られる。
【0004】一方、スロットル弁52の開度が最大の全
負荷時には、スロットル弁52下流に発生する負圧は小
さい。このため、PCVバルブ56をいくら開いても、
ブローバイガスが負圧の作用でもってブローバイガス還
流通路55を介してスロットル弁52の下流側へ流れる
ことはあまり期待できない。その代わりに、全負荷時に
は、スロットル弁52の開度が最大となるため、吸入空
気の流量は最大となる。このため、エンジン内部で発生
したブローバイガスの多くは、その流れにもっていかれ
るようにして前記新気導入通路54を介してスロットル
弁52の上流側の吸気通路51へと導かれる。つまり、
ブローバイガスは、流量の多い吸入空気とともに、スロ
ットル弁52の上流側から下流側へと流れてゆく。
負荷時には、スロットル弁52下流に発生する負圧は小
さい。このため、PCVバルブ56をいくら開いても、
ブローバイガスが負圧の作用でもってブローバイガス還
流通路55を介してスロットル弁52の下流側へ流れる
ことはあまり期待できない。その代わりに、全負荷時に
は、スロットル弁52の開度が最大となるため、吸入空
気の流量は最大となる。このため、エンジン内部で発生
したブローバイガスの多くは、その流れにもっていかれ
るようにして前記新気導入通路54を介してスロットル
弁52の上流側の吸気通路51へと導かれる。つまり、
ブローバイガスは、流量の多い吸入空気とともに、スロ
ットル弁52の上流側から下流側へと流れてゆく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、以下に示すような問題があった。すなわち、ブ
ローバイガス中には、主として燃焼により発生する所定
量の水分が含まれている。ここで、部分負荷の場合に
は、上記水分がスロットル弁52の下流側に流れ、サー
ジタンクを介してエンジンの燃焼室内に直接的に導入さ
れるため、さほど問題は生じない。しかしながら、全負
荷の場合には、上述のとおり、ブローバイガスの多く
は、その吸気の流れにもっていかれるようにして新気導
入通路54を介してスロットル弁52の上流側にも導か
れる。この場合には、ブローバイガス中の水分は、スロ
ットル弁52に付着したり、スロットルボディの内壁と
スロットル弁52との間の隙間に残ったりしてしまうお
それがあった。そのため、冷間時においては、上記水分
が凍結してしまい、結果として、スロットル弁52が固
着してしまうおそれがあった。
術では、以下に示すような問題があった。すなわち、ブ
ローバイガス中には、主として燃焼により発生する所定
量の水分が含まれている。ここで、部分負荷の場合に
は、上記水分がスロットル弁52の下流側に流れ、サー
ジタンクを介してエンジンの燃焼室内に直接的に導入さ
れるため、さほど問題は生じない。しかしながら、全負
荷の場合には、上述のとおり、ブローバイガスの多く
は、その吸気の流れにもっていかれるようにして新気導
入通路54を介してスロットル弁52の上流側にも導か
れる。この場合には、ブローバイガス中の水分は、スロ
ットル弁52に付着したり、スロットルボディの内壁と
スロットル弁52との間の隙間に残ったりしてしまうお
それがあった。そのため、冷間時においては、上記水分
が凍結してしまい、結果として、スロットル弁52が固
着してしまうおそれがあった。
【0006】これに対し、凍結を防止するためにスロッ
トルボディを温水等で温めることも考えられている。し
かし、このようにスロットルボディを温めたのでは、エ
ンジンの充填効率が悪化してしまい、出力性能上望まし
くない。また、上記加温システムを設けるとコストの増
大を招きやすいという弊害があった。
トルボディを温水等で温めることも考えられている。し
かし、このようにスロットルボディを温めたのでは、エ
ンジンの充填効率が悪化してしまい、出力性能上望まし
くない。また、上記加温システムを設けるとコストの増
大を招きやすいという弊害があった。
【0007】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、スロットルボディの加温によ
る弊害を生ぜしめることがなく、冷間時におけるスロッ
トル弁の固着を防止することのできるブローバイガス還
流装置を提供することにある。
のであって、その目的は、スロットルボディの加温によ
る弊害を生ぜしめることがなく、冷間時におけるスロッ
トル弁の固着を防止することのできるブローバイガス還
流装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、内燃機関の吸気
通路の途中に設けられ、開閉により、前記内燃機関の気
筒へ導入される吸入空気の量を調整するためのスロット
ル弁と、前記吸気通路のうち前記スロットル弁よりも上
流側と、前記内燃機関の本体との間を連結するようにし
て設けられた新気導入通路と、前記内燃機関の本体と、
前記吸気通路のうち前記スロットル弁よりも下流側との
間を連結するようにして設けられたブローバイガス還流
通路とを備えてなるブローバイガス還流装置において、
前記新気導入通路の途中には、前記内燃機関の本体から
流出する前記ブローバイガス中の水分をトラップするた
めのトラッパ手段を設けるとともに、当該トラッパ手段
を、少なくとも、前記内燃機関の本体に連通する第1開
口部及び前記吸気通路のうち前記スロットル弁よりも上
流側に連通する第2開口部を有し、水を貯留するための
チャンバーと、前記第1開口部に設けられ、一端側が前
記チャンバー内に延出するよう配設された管状部材と、
前記管状部材を通過したブローバイガス中の水分を前記
チャンバーの底部側へ案内するべく前記管状部材の一端
側の開口端縁より所定距離を隔てて設けられたポートと
から構成したことをその要旨としている。
に、請求項1に記載の発明においては、内燃機関の吸気
通路の途中に設けられ、開閉により、前記内燃機関の気
筒へ導入される吸入空気の量を調整するためのスロット
ル弁と、前記吸気通路のうち前記スロットル弁よりも上
流側と、前記内燃機関の本体との間を連結するようにし
て設けられた新気導入通路と、前記内燃機関の本体と、
前記吸気通路のうち前記スロットル弁よりも下流側との
間を連結するようにして設けられたブローバイガス還流
通路とを備えてなるブローバイガス還流装置において、
前記新気導入通路の途中には、前記内燃機関の本体から
流出する前記ブローバイガス中の水分をトラップするた
めのトラッパ手段を設けるとともに、当該トラッパ手段
を、少なくとも、前記内燃機関の本体に連通する第1開
口部及び前記吸気通路のうち前記スロットル弁よりも上
流側に連通する第2開口部を有し、水を貯留するための
チャンバーと、前記第1開口部に設けられ、一端側が前
記チャンバー内に延出するよう配設された管状部材と、
前記管状部材を通過したブローバイガス中の水分を前記
チャンバーの底部側へ案内するべく前記管状部材の一端
側の開口端縁より所定距離を隔てて設けられたポートと
から構成したことをその要旨としている。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載のブローバイガス還流装置において、前記第2
開口部は、前記第1開口部よりも高い位置に設けられて
いることをその要旨としている。
1に記載のブローバイガス還流装置において、前記第2
開口部は、前記第1開口部よりも高い位置に設けられて
いることをその要旨としている。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明では、請求
項1又は2に記載のブローバイガス還流装置において、
前記ポートの先端の開口部から前記管状部材の一端側の
開口端縁までの高さを、前記チャンバーの底部から前記
ポートの先端の開口部まで溜まった水によって形成され
た氷塊を前記内燃機関の運転時において解凍するのに充
分な熱量が供給されるよう設定したことをその要旨とし
ている。
項1又は2に記載のブローバイガス還流装置において、
前記ポートの先端の開口部から前記管状部材の一端側の
開口端縁までの高さを、前記チャンバーの底部から前記
ポートの先端の開口部まで溜まった水によって形成され
た氷塊を前記内燃機関の運転時において解凍するのに充
分な熱量が供給されるよう設定したことをその要旨とし
ている。
【0011】併せて、請求項4に記載の発明では、請求
項1〜3のいずれかに記載のブローバイガス還流装置に
おいて、前記チャンバーの底部から前記管状部材の一端
側の開口端縁までの高さを、高負荷運転が最大許容時間
だけ継続されたとしても前記チャンバー内に溜まる水が
前記管状部材の一端側の開口端縁よりも高くならないよ
う設定したことをその要旨としている。
項1〜3のいずれかに記載のブローバイガス還流装置に
おいて、前記チャンバーの底部から前記管状部材の一端
側の開口端縁までの高さを、高負荷運転が最大許容時間
だけ継続されたとしても前記チャンバー内に溜まる水が
前記管状部材の一端側の開口端縁よりも高くならないよ
う設定したことをその要旨としている。
【0012】加えて、請求項5に記載の発明では、請求
項1〜4のいずれかに記載のブローバイガス還流装置に
おいて、前記ポートの先端の開口部の面積を、前記管状
部材の一端側の開口端縁の面積よりも大きくしたことを
その要旨としている。
項1〜4のいずれかに記載のブローバイガス還流装置に
おいて、前記ポートの先端の開口部の面積を、前記管状
部材の一端側の開口端縁の面積よりも大きくしたことを
その要旨としている。
【0013】また、請求項6に記載の発明では、請求項
5に記載のブローバイガス還流装置において、前記管状
部材の一端側の開口端縁をオリフィス形状としたことを
その要旨としている。
5に記載のブローバイガス還流装置において、前記管状
部材の一端側の開口端縁をオリフィス形状としたことを
その要旨としている。
【0014】さらに、請求項7に記載の発明では、請求
項1〜6のいずれかに記載のブローバイガス還流装置に
おいて、前記チャンバーの内部における、前記管状部材
の一端側の開口端縁から所定間隔離れた位置に、該開口
端縁に対向するようにして板状体を設けたことをその要
旨としている。
項1〜6のいずれかに記載のブローバイガス還流装置に
おいて、前記チャンバーの内部における、前記管状部材
の一端側の開口端縁から所定間隔離れた位置に、該開口
端縁に対向するようにして板状体を設けたことをその要
旨としている。
【0015】併せて、請求項8に記載の発明では、請求
項1〜7のいずれかに記載のブローバイガス還流装置に
おいて、前記チャンバーの内部には、前記ブローバイガ
スの流通経路を延長せしめることにより、前記水分の貯
留を促進するための流通経路延長手段を設けたことをそ
の要旨としている。
項1〜7のいずれかに記載のブローバイガス還流装置に
おいて、前記チャンバーの内部には、前記ブローバイガ
スの流通経路を延長せしめることにより、前記水分の貯
留を促進するための流通経路延長手段を設けたことをそ
の要旨としている。
【0016】(作用)上記請求項1に記載の発明によれ
ば、内燃機関の吸気通路の途中に設けられたスロットル
弁の開閉により、前記内燃機関の気筒へ導入される吸入
空気の量が調整される。本発明では、部分負荷時等にお
いては、スロットル弁の下流側の吸気通路内の負圧が比
較的大きくなる。この場合には、吸気通路のうちスロッ
トル弁よりも上流側から新気導入通路を通って、内燃機
関の本体に新気が導入されるとともに、上記負圧によ
り、内燃機関の本体内で発生したブローバイガスが、前
記新気とともに引かれ、ブローバイガス還流通路を通っ
て吸気通路のうちスロットル弁よりも下流側に流出す
る。これにより、内燃機関の本体内の掃気が図られる。
また、全負荷時等においては、スロットル弁の下流側の
吸気通路内の負圧が比較的小さくなる。この場合には、
上記と異なりブローバイガスが負圧の作用でブローバイ
ガス還流通路を介してスロットル弁の下流側へ流れるこ
とはあまり期待できない。その代わりに、吸入空気の流
量は大きくなるため、エンジン内部で発生したブローバ
イガスは、その流れにもっていかれるようにしてブロー
バイガス還流通路を介してスロットル弁の下流側の吸気
通路へと導かれうる。また、ブローバイガスの一部は、
新気導入通路を逆流して、スロットル弁の上流側へも導
かれうる。
ば、内燃機関の吸気通路の途中に設けられたスロットル
弁の開閉により、前記内燃機関の気筒へ導入される吸入
空気の量が調整される。本発明では、部分負荷時等にお
いては、スロットル弁の下流側の吸気通路内の負圧が比
較的大きくなる。この場合には、吸気通路のうちスロッ
トル弁よりも上流側から新気導入通路を通って、内燃機
関の本体に新気が導入されるとともに、上記負圧によ
り、内燃機関の本体内で発生したブローバイガスが、前
記新気とともに引かれ、ブローバイガス還流通路を通っ
て吸気通路のうちスロットル弁よりも下流側に流出す
る。これにより、内燃機関の本体内の掃気が図られる。
また、全負荷時等においては、スロットル弁の下流側の
吸気通路内の負圧が比較的小さくなる。この場合には、
上記と異なりブローバイガスが負圧の作用でブローバイ
ガス還流通路を介してスロットル弁の下流側へ流れるこ
とはあまり期待できない。その代わりに、吸入空気の流
量は大きくなるため、エンジン内部で発生したブローバ
イガスは、その流れにもっていかれるようにしてブロー
バイガス還流通路を介してスロットル弁の下流側の吸気
通路へと導かれうる。また、ブローバイガスの一部は、
新気導入通路を逆流して、スロットル弁の上流側へも導
かれうる。
【0017】しかし、本発明では、新気導入通路の途中
に設けられたトラッパ手段により、内燃機関の本体から
流出するブローバイガス中の水分がトラップされる。す
なわち、内燃機関の本体から流出するブローバイガス
は、新気導入通路を逆流して、管状部材、チャンバー内
部へと導かれる。そして、管状部材を通過したブローバ
イガス中の水分は、前記管状部材の一端側の開口端縁よ
り所定距離を隔てて設けられたポートを介してチャンバ
ーの底部側へと案内され、該チャンバー内に水が貯留さ
れることとなる。従って、たとえブローバイガスがチャ
ンバーの第2開口部からスロットル弁の上流側に導入さ
れたとしても、その中の水分は、ほとんど除去されてい
ることとなる。このため、ブローバイガス中の水分がス
ロットル弁にもたらされることが回避され、水分がスロ
ットル弁等に付着して凍結することが防止されることと
なる。
に設けられたトラッパ手段により、内燃機関の本体から
流出するブローバイガス中の水分がトラップされる。す
なわち、内燃機関の本体から流出するブローバイガス
は、新気導入通路を逆流して、管状部材、チャンバー内
部へと導かれる。そして、管状部材を通過したブローバ
イガス中の水分は、前記管状部材の一端側の開口端縁よ
り所定距離を隔てて設けられたポートを介してチャンバ
ーの底部側へと案内され、該チャンバー内に水が貯留さ
れることとなる。従って、たとえブローバイガスがチャ
ンバーの第2開口部からスロットル弁の上流側に導入さ
れたとしても、その中の水分は、ほとんど除去されてい
ることとなる。このため、ブローバイガス中の水分がス
ロットル弁にもたらされることが回避され、水分がスロ
ットル弁等に付着して凍結することが防止されることと
なる。
【0018】また、上述のとおり、部分負荷時等におい
ては、負圧により、ブローバイガスが、前記新気ととも
に引かれる。このとき、当該新気とともに、チャンバー
内に貯留していた水が、上記負圧により、ポートの先端
の開口部からポート及び環状部材を通って引っ張られ
る。このため、チャンバー内に水が累積的に貯留され続
くという事態が回避される。
ては、負圧により、ブローバイガスが、前記新気ととも
に引かれる。このとき、当該新気とともに、チャンバー
内に貯留していた水が、上記負圧により、ポートの先端
の開口部からポート及び環状部材を通って引っ張られ
る。このため、チャンバー内に水が累積的に貯留され続
くという事態が回避される。
【0019】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、前記第2開口部
は、第1開口部よりも高い位置に設けられているため、
水分が第2開口部からスロットル弁の下流側へ導かれ難
いものとなる。従って、ブローバイガス中の水分は、チ
ャンバー内によりトラップされやすくなる。
求項1に記載の発明の作用に加えて、前記第2開口部
は、第1開口部よりも高い位置に設けられているため、
水分が第2開口部からスロットル弁の下流側へ導かれ難
いものとなる。従って、ブローバイガス中の水分は、チ
ャンバー内によりトラップされやすくなる。
【0020】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1及び2に記載の発明の作用に加えて、チャンバ
ーの底部からポートの先端の開口部まで溜まった水がエ
ンジンの停止中の冷間時等において凍結することがあ
る。しかし、本発明では、ポートの先端の開口部から管
状部材の一端側の開口端縁までの高さが、充分な値に設
定されているため、例えばエンジンを再始動させた後、
再度チャンバー内に供給される所定の熱量をもった水に
より上記凍結にて形成された氷塊が解凍される。このた
め、貯留された水が凍結してしまうことによって、水
(氷塊)が部分負荷時等に引っ張られなくなるという不
具合が解消される。
請求項1及び2に記載の発明の作用に加えて、チャンバ
ーの底部からポートの先端の開口部まで溜まった水がエ
ンジンの停止中の冷間時等において凍結することがあ
る。しかし、本発明では、ポートの先端の開口部から管
状部材の一端側の開口端縁までの高さが、充分な値に設
定されているため、例えばエンジンを再始動させた後、
再度チャンバー内に供給される所定の熱量をもった水に
より上記凍結にて形成された氷塊が解凍される。このた
め、貯留された水が凍結してしまうことによって、水
(氷塊)が部分負荷時等に引っ張られなくなるという不
具合が解消される。
【0021】併せて、請求項4に記載の発明によれば、
請求項1〜3に記載の発明の作用に加えて、前記チャン
バーの底部から管状部材の一端側の開口端縁までの高さ
が許容範囲内で充分に高く設定されている。このため、
高負荷運転が最大許容時間だけ継続されたとしてもチャ
ンバー内に溜まる水が管状部材の一端側の開口端縁より
も高くならない。従って、チャンバー内に溜まる水が管
状部材の一端側の開口端縁よりも高くなり、これが凍結
した場合に起こりうる不具合を回避することができる。
請求項1〜3に記載の発明の作用に加えて、前記チャン
バーの底部から管状部材の一端側の開口端縁までの高さ
が許容範囲内で充分に高く設定されている。このため、
高負荷運転が最大許容時間だけ継続されたとしてもチャ
ンバー内に溜まる水が管状部材の一端側の開口端縁より
も高くならない。従って、チャンバー内に溜まる水が管
状部材の一端側の開口端縁よりも高くなり、これが凍結
した場合に起こりうる不具合を回避することができる。
【0022】加えて、請求項5に記載の発明によれば、
請求項1〜4に記載の発明の作用に加えて、前記ポート
の先端の開口部の面積は、管状部材の一端側の開口端縁
の面積よりも大きい。このため、部分負荷時等におい
て、スロットル弁下流側に負圧が発生した場合に、チャ
ンバー内に貯留されていた水が、前記負圧により比較的
吸い込まれやすいものとなる。従って、貯留される水の
量が過剰となってしまう事態がより一層回避されやすく
なる。
請求項1〜4に記載の発明の作用に加えて、前記ポート
の先端の開口部の面積は、管状部材の一端側の開口端縁
の面積よりも大きい。このため、部分負荷時等におい
て、スロットル弁下流側に負圧が発生した場合に、チャ
ンバー内に貯留されていた水が、前記負圧により比較的
吸い込まれやすいものとなる。従って、貯留される水の
量が過剰となってしまう事態がより一層回避されやすく
なる。
【0023】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項5に記載の発明の作用に加えて、前記管状部材の一
端側の開口端縁がオリフィス形状となっている。従っ
て、上記請求項5に記載の発明の作用がより確実に奏さ
れうる。
求項5に記載の発明の作用に加えて、前記管状部材の一
端側の開口端縁がオリフィス形状となっている。従っ
て、上記請求項5に記載の発明の作用がより確実に奏さ
れうる。
【0024】さらに、請求項7に記載の発明によれば、
請求項1〜6に記載の発明の作用に加えて、前記チャン
バーの内部における、管状部材の一端側の開口端縁から
所定間隔離れた位置に、該開口端縁に対向するようにし
て板状体が設けられている。そのため、管状部材の一端
側の開口端縁から流出するブローバイガスは一旦前記板
状体に当たる。従って、より一層ブローバイガス中の水
分がチャンバー内に貯留されやすくなり、ブローバイガ
スが直接的に第2開口部からスロットル弁上流側に流出
することがなくなる。そのため、ブローバイガス中の水
分はより一層スロットル弁上流側に流出しにくくなる。
請求項1〜6に記載の発明の作用に加えて、前記チャン
バーの内部における、管状部材の一端側の開口端縁から
所定間隔離れた位置に、該開口端縁に対向するようにし
て板状体が設けられている。そのため、管状部材の一端
側の開口端縁から流出するブローバイガスは一旦前記板
状体に当たる。従って、より一層ブローバイガス中の水
分がチャンバー内に貯留されやすくなり、ブローバイガ
スが直接的に第2開口部からスロットル弁上流側に流出
することがなくなる。そのため、ブローバイガス中の水
分はより一層スロットル弁上流側に流出しにくくなる。
【0025】併せて、請求項8に記載の発明によれば、
請求項1〜7に記載の発明の作用に加えて、前記チャン
バーの内部には、前記ブローバイガスの流通経路を延長
せしめるための流通経路延長手段が設けられている。こ
のため、ブローバイガスがチャンバー内を通過する間に
その中の水分が液化されやすくなり、水分の貯留がより
促進される。従って、ブローバイガス中の水分はより一
層スロットル弁上流側に流出しにくくなる。
請求項1〜7に記載の発明の作用に加えて、前記チャン
バーの内部には、前記ブローバイガスの流通経路を延長
せしめるための流通経路延長手段が設けられている。こ
のため、ブローバイガスがチャンバー内を通過する間に
その中の水分が液化されやすくなり、水分の貯留がより
促進される。従って、ブローバイガス中の水分はより一
層スロットル弁上流側に流出しにくくなる。
【0026】
(第1の実施の形態)以下、本発明におけるブローバイ
ガス還流装置を具体化した第1の実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。
ガス還流装置を具体化した第1の実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0027】図2は本実施の形態において、車両に搭載
された内燃機関としてのエンジンのブローバイガス還流
装置を示す概略構成図である。同図に示すように、エン
ジン1は、エンジン本体を構成するシリンダヘッドカバ
ー2が設けられているとともに、エンジン1の図示しな
い燃焼室に吸入空気を導入するための吸気通路3が設け
られている。この吸気通路3は、図示しないエアクリー
ナを介して新気を導入するようになっている。また、こ
の吸気通路3の途中には、スロットル弁4が設けられて
いる。このスロットル弁4は、図示しないアクセルペダ
ルに連結されており、そのペダルの踏込み量に応じて開
閉されるようになっている。また、スロットル弁4の下
流側には、吸気の脈動を吸収するためのサージタンク5
が設けられている。
された内燃機関としてのエンジンのブローバイガス還流
装置を示す概略構成図である。同図に示すように、エン
ジン1は、エンジン本体を構成するシリンダヘッドカバ
ー2が設けられているとともに、エンジン1の図示しな
い燃焼室に吸入空気を導入するための吸気通路3が設け
られている。この吸気通路3は、図示しないエアクリー
ナを介して新気を導入するようになっている。また、こ
の吸気通路3の途中には、スロットル弁4が設けられて
いる。このスロットル弁4は、図示しないアクセルペダ
ルに連結されており、そのペダルの踏込み量に応じて開
閉されるようになっている。また、スロットル弁4の下
流側には、吸気の脈動を吸収するためのサージタンク5
が設けられている。
【0028】そして、吸入空気は、該サージタンク5を
通った後、図示しない吸気マニホールドを介してエンジ
ン1の燃焼室内へと導かれるようになっている。なお、
周知のとおり、この燃焼室内においては、吸気、圧縮、
爆発(膨張)、排気といった一連の行程を経る。エンジ
ン1は、これら一連の行程を経ることにより、駆動力を
得るようになっている。また、燃焼室内での燃焼に伴
い、クランクケース内、ひいてはこれに連通しうるシリ
ンダヘッドカバー2内においてブローバイガスが発生し
うる。
通った後、図示しない吸気マニホールドを介してエンジ
ン1の燃焼室内へと導かれるようになっている。なお、
周知のとおり、この燃焼室内においては、吸気、圧縮、
爆発(膨張)、排気といった一連の行程を経る。エンジ
ン1は、これら一連の行程を経ることにより、駆動力を
得るようになっている。また、燃焼室内での燃焼に伴
い、クランクケース内、ひいてはこれに連通しうるシリ
ンダヘッドカバー2内においてブローバイガスが発生し
うる。
【0029】前記吸気通路3には、スロットル弁4より
も上流側において、上流側ポート6が設けられていると
ともに、スロットル弁4よりも下流側において、下流側
ポート7が設けられている。
も上流側において、上流側ポート6が設けられていると
ともに、スロットル弁4よりも下流側において、下流側
ポート7が設けられている。
【0030】一方、シリンダヘッドカバー2には、第1
のエンジン側ポート9及び第2のエンジン側ポート10
が設けられている。第1のエンジン側ポート9には、P
CV(ポジティブクランクケースベンチレーション)バ
ルブ12が設けられている。このPCVバルブ12の他
方のポート(第1のエンジン側ポート9とは反対側のポ
ート)は、主としてブローバイガス還流通路を構成する
ブローバイガス還流パイプ13を介して前記下流側ポー
ト7に接続されている。PCVバルブ12は、弁体14
及びコイルスプリング15を備えているとともに、当該
スプリング15の付勢力により弁体14は図の下方に付
勢されており、通常は、PCVバルブ12はその付勢力
により閉じられるようになっている。これに対し、下流
側ポート7に負圧が発生した場合には、弁体14を境に
圧力差が発生し、コイルスプリング15の付勢力に抗し
て弁体14が押し上げられ、これによりPCVバルブ1
2が開かれるようになっている。
のエンジン側ポート9及び第2のエンジン側ポート10
が設けられている。第1のエンジン側ポート9には、P
CV(ポジティブクランクケースベンチレーション)バ
ルブ12が設けられている。このPCVバルブ12の他
方のポート(第1のエンジン側ポート9とは反対側のポ
ート)は、主としてブローバイガス還流通路を構成する
ブローバイガス還流パイプ13を介して前記下流側ポー
ト7に接続されている。PCVバルブ12は、弁体14
及びコイルスプリング15を備えているとともに、当該
スプリング15の付勢力により弁体14は図の下方に付
勢されており、通常は、PCVバルブ12はその付勢力
により閉じられるようになっている。これに対し、下流
側ポート7に負圧が発生した場合には、弁体14を境に
圧力差が発生し、コイルスプリング15の付勢力に抗し
て弁体14が押し上げられ、これによりPCVバルブ1
2が開かれるようになっている。
【0031】前記第2のエンジン側ポート10は、主と
して新気導入通路を構成する新気導入パイプ16を介し
て前記上流側ポート6に接続されている。このように、
本実施の形態では、上流側ポート6、新気導入パイプ1
6及び、第2のエンジン側ポート10等によって新気導
入通路が構成されている。また、第1のエンジン側ポー
ト9、PCVバルブ12、ブローバイガス還流パイプ1
3及び下流側ポート7によってブローバイガス還流通路
が構成されている。
して新気導入通路を構成する新気導入パイプ16を介し
て前記上流側ポート6に接続されている。このように、
本実施の形態では、上流側ポート6、新気導入パイプ1
6及び、第2のエンジン側ポート10等によって新気導
入通路が構成されている。また、第1のエンジン側ポー
ト9、PCVバルブ12、ブローバイガス還流パイプ1
3及び下流側ポート7によってブローバイガス還流通路
が構成されている。
【0032】次に、本実施の形態の特徴的部分について
説明する。図1,2に示すように、新気導入通路の途
中、すなわち、新気導入パイプ16と、上流側ポート6
との間には、トラッパ手段21が設けられている。この
トラッパ手段21は、第1開口部22及び第2開口部2
3を有する箱状のチャンバー24と、第1開口部22に
設けられた管状部材25と、管状部材25からチャンバ
ー24の底部(下方)へ向かって延びるポート26とを
備えている。
説明する。図1,2に示すように、新気導入通路の途
中、すなわち、新気導入パイプ16と、上流側ポート6
との間には、トラッパ手段21が設けられている。この
トラッパ手段21は、第1開口部22及び第2開口部2
3を有する箱状のチャンバー24と、第1開口部22に
設けられた管状部材25と、管状部材25からチャンバ
ー24の底部(下方)へ向かって延びるポート26とを
備えている。
【0033】前記第1開口部22は新気導入パイプ16
に連通しており、第2開口部23は上流側ポート6に連
通している。また、第2開口部23は、第1開口部22
よりも高い位置に配置されている。
に連通しており、第2開口部23は上流側ポート6に連
通している。また、第2開口部23は、第1開口部22
よりも高い位置に配置されている。
【0034】管状部材25は、ほぼ円筒状をなし、その
一端側(図1の右側)が前記チャンバー24内に延出す
るよう配設されている。また、管状部材25の他端側は
新気導入パイプ16に連結されている。
一端側(図1の右側)が前記チャンバー24内に延出す
るよう配設されている。また、管状部材25の他端側は
新気導入パイプ16に連結されている。
【0035】一方、前記ポート26は、管状部材25と
同様円筒状をなし、前記管状部材25の一端側の開口端
縁25aより所定距離を隔てた位置から、下方に向かっ
て延設されている。
同様円筒状をなし、前記管状部材25の一端側の開口端
縁25aより所定距離を隔てた位置から、下方に向かっ
て延設されている。
【0036】また、本実施の形態では、前記ポート26
の先端の開口部26aから管状部材25の一端側の開口
端縁25aまでの高さ(H−h)は、チャンバー24の
大きさが余りに大きくなりすぎないよう設定されている
とともに、チャンバー24の底部からポート26の先端
の開口部26aまで溜まった水によって形成されうるた
氷塊をエンジン1の運転時において解凍するのに充分な
熱量が供給されるよう設定されている。さらに、チャン
バー24の底部から管状部材25の一端側の開口端縁2
5aまでの高さ(H)は、通常考えられる運転に際し、
高負荷運転が最大許容時間だけ継続されたとしてもチャ
ンバー24内に溜まる水が管状部材25の一端側の開口
端縁25aよりも高くならないよう設定されている。併
せて、ポート26は、管状部材25よりも大径に形成さ
れ、ポート26の開口部26aの開口面積が、管状部材
25の一端側の開口端縁25aの開口面積よりも大きい
ものとされている。
の先端の開口部26aから管状部材25の一端側の開口
端縁25aまでの高さ(H−h)は、チャンバー24の
大きさが余りに大きくなりすぎないよう設定されている
とともに、チャンバー24の底部からポート26の先端
の開口部26aまで溜まった水によって形成されうるた
氷塊をエンジン1の運転時において解凍するのに充分な
熱量が供給されるよう設定されている。さらに、チャン
バー24の底部から管状部材25の一端側の開口端縁2
5aまでの高さ(H)は、通常考えられる運転に際し、
高負荷運転が最大許容時間だけ継続されたとしてもチャ
ンバー24内に溜まる水が管状部材25の一端側の開口
端縁25aよりも高くならないよう設定されている。併
せて、ポート26は、管状部材25よりも大径に形成さ
れ、ポート26の開口部26aの開口面積が、管状部材
25の一端側の開口端縁25aの開口面積よりも大きい
ものとされている。
【0037】次に、上記のように構成されてなる本実施
の形態の作用及び効果について説明する。 (イ)まず、部分負荷時(スロットル弁4の開度が比較
的小さい場合)においては、図5,6に示すように、ス
ロットル弁4の下流側の吸気通路3内の負圧が比較的大
きくなる。この場合には、上述したとおり、負圧によ
り、PCVバルブ12が開かれ、第1のエンジン側ポー
ト9と下流側ポート7との間が連通される。このため、
吸気通路3のうちスロットル弁4よりも上流側から新気
導入通路(新気導入パイプ16等)を通って、シリンダ
ヘッドカバー2内、ひいてはクランクケース内に新気が
導入される。また、これとともに、負圧により、クラン
クケース内のブローバイガスが、前記新気とともに引か
れ、ブローバイガス還流通路(ブローバイガス還流パイ
プ13等)を通って吸気通路3のうちスロットル弁4よ
りも下流側に流出する。これによって、エンジン1の本
体内の掃気が図られる。
の形態の作用及び効果について説明する。 (イ)まず、部分負荷時(スロットル弁4の開度が比較
的小さい場合)においては、図5,6に示すように、ス
ロットル弁4の下流側の吸気通路3内の負圧が比較的大
きくなる。この場合には、上述したとおり、負圧によ
り、PCVバルブ12が開かれ、第1のエンジン側ポー
ト9と下流側ポート7との間が連通される。このため、
吸気通路3のうちスロットル弁4よりも上流側から新気
導入通路(新気導入パイプ16等)を通って、シリンダ
ヘッドカバー2内、ひいてはクランクケース内に新気が
導入される。また、これとともに、負圧により、クラン
クケース内のブローバイガスが、前記新気とともに引か
れ、ブローバイガス還流通路(ブローバイガス還流パイ
プ13等)を通って吸気通路3のうちスロットル弁4よ
りも下流側に流出する。これによって、エンジン1の本
体内の掃気が図られる。
【0038】また、全負荷時においては、(スロットル
弁4が全開の場合)においては、図3,4に示すよう
に、スロットル弁4の下流側の吸気通路3内の負圧が比
較的小さくなる。この場合には、上記と異なりブローバ
イガスが負圧の作用でブローバイガス還流通路を介して
スロットル弁4の下流側へ流れることはさほど期待でき
ない。その代わりに、吸入空気の流量は大きくなるた
め、クランクケース内で発生したブローバイガスは、そ
の流れにもっていかれるようにしてブローバイガス還流
通路(ブローバイガス還流パイプ13等)を介してスロ
ットル弁4の下流側の吸気通路3へと導かれうる。ま
た、ブローバイガスの一部は、新気導入通路を逆流し
て、スロットル弁4の上流側へも導かれうる。
弁4が全開の場合)においては、図3,4に示すよう
に、スロットル弁4の下流側の吸気通路3内の負圧が比
較的小さくなる。この場合には、上記と異なりブローバ
イガスが負圧の作用でブローバイガス還流通路を介して
スロットル弁4の下流側へ流れることはさほど期待でき
ない。その代わりに、吸入空気の流量は大きくなるた
め、クランクケース内で発生したブローバイガスは、そ
の流れにもっていかれるようにしてブローバイガス還流
通路(ブローバイガス還流パイプ13等)を介してスロ
ットル弁4の下流側の吸気通路3へと導かれうる。ま
た、ブローバイガスの一部は、新気導入通路を逆流し
て、スロットル弁4の上流側へも導かれうる。
【0039】しかし、本実施の形態では、新気導入通路
の途中に設けられたトラッパ手段21により、ブローバ
イガス中の水分がトラップされる。すなわち、ブローバ
イガスは、新気導入通路(新気導入パイプ16等)を逆
流して、管状部材25、チャンバー24内部へと導かれ
る。そして、管状部材25を流通するブローバイガス中
の水分は、ポート26を介してチャンバー24の底部側
へと案内され、該チャンバー24内に水が貯留されるこ
ととなる。従って、たとえブローバイガスがチャンバー
24の第2開口部23からスロットル弁4の上流側に導
入されたとしても、その中の水分は、ほとんど除去され
ている。このため、ブローバイガス中の水分がスロット
ル弁4にもたらされることが回避され、水分がスロット
ル弁4等に付着して凍結することが防止される。その結
果、スロットルボディを加温することなくスロットル弁
4の固着を防止することができる。
の途中に設けられたトラッパ手段21により、ブローバ
イガス中の水分がトラップされる。すなわち、ブローバ
イガスは、新気導入通路(新気導入パイプ16等)を逆
流して、管状部材25、チャンバー24内部へと導かれ
る。そして、管状部材25を流通するブローバイガス中
の水分は、ポート26を介してチャンバー24の底部側
へと案内され、該チャンバー24内に水が貯留されるこ
ととなる。従って、たとえブローバイガスがチャンバー
24の第2開口部23からスロットル弁4の上流側に導
入されたとしても、その中の水分は、ほとんど除去され
ている。このため、ブローバイガス中の水分がスロット
ル弁4にもたらされることが回避され、水分がスロット
ル弁4等に付着して凍結することが防止される。その結
果、スロットルボディを加温することなくスロットル弁
4の固着を防止することができる。
【0040】(ロ)特に、本実施の形態では、第2開口
部23は、第1開口部22よりも高い位置に設けられて
いるため、水分が第2開口部23からスロットル弁4の
下流側へ導かれ難いものとなる。従って、ブローバイガ
ス中の水分は、チャンバー24内に一層トラップされや
すくなる。その結果、上記作用効果をより確実なものと
することができる。
部23は、第1開口部22よりも高い位置に設けられて
いるため、水分が第2開口部23からスロットル弁4の
下流側へ導かれ難いものとなる。従って、ブローバイガ
ス中の水分は、チャンバー24内に一層トラップされや
すくなる。その結果、上記作用効果をより確実なものと
することができる。
【0041】(ハ)また、上述のとおり、部分負荷時等
においては、図5,6に示すように、負圧により、ブロ
ーバイガスが、新気とともにスロットル弁4の下流側に
引かれる。このとき、当該新気とともに、チャンバー2
4内に貯留していた水が、負圧により、ポート26の先
端の開口部26aからポート26及び環状部材25を通
って引っ張られる。このため、チャンバー24内に水が
累積的に貯留され続けられるという事態を回避すること
ができる。
においては、図5,6に示すように、負圧により、ブロ
ーバイガスが、新気とともにスロットル弁4の下流側に
引かれる。このとき、当該新気とともに、チャンバー2
4内に貯留していた水が、負圧により、ポート26の先
端の開口部26aからポート26及び環状部材25を通
って引っ張られる。このため、チャンバー24内に水が
累積的に貯留され続けられるという事態を回避すること
ができる。
【0042】(ニ)さらに、チャンバー24の底部から
ポート26の先端の開口部26aまで溜まった水がエン
ジン1の停止中の冷間時等において凍結することがあ
る。しかし、本実施の形態によれば、ポート26の先端
の開口部26aから管状部材25の一端側の開口端縁2
5aまでの高さ(H−h)につき、上述したような配慮
がなされている。このため、例えばエンジン1を再始動
させた後、再度チャンバー24内に供給される所定の熱
量をもった水により、上記凍結で形成された氷塊が解凍
される。その結果、貯留された水が凍結することによっ
て、水(氷塊)が部分負荷時等に引っ張られなくなって
しまうという不具合が解消される。従って、上記(ハ)
に記載の作用効果をより確実なものとすることができ
る。
ポート26の先端の開口部26aまで溜まった水がエン
ジン1の停止中の冷間時等において凍結することがあ
る。しかし、本実施の形態によれば、ポート26の先端
の開口部26aから管状部材25の一端側の開口端縁2
5aまでの高さ(H−h)につき、上述したような配慮
がなされている。このため、例えばエンジン1を再始動
させた後、再度チャンバー24内に供給される所定の熱
量をもった水により、上記凍結で形成された氷塊が解凍
される。その結果、貯留された水が凍結することによっ
て、水(氷塊)が部分負荷時等に引っ張られなくなって
しまうという不具合が解消される。従って、上記(ハ)
に記載の作用効果をより確実なものとすることができ
る。
【0043】(ホ)併せて、本実施の形態によれば、チ
ャンバー24の底部から管状部材25の一端側の開口端
縁25aまでの高さ(H)が許容範囲内で充分に高く設
定されている。このため、高負荷運転が最大許容時間だ
け継続されたとしてもチャンバー24内に溜まる水が管
状部材25の一端側の開口端縁25aよりも高くならな
い。従って、チャンバー24内に溜まる水が管状部材2
5の一端側の開口端縁25aよりも高くなり、これが凍
結した場合に起こりうる目詰まり等の不具合を回避する
ことができる。
ャンバー24の底部から管状部材25の一端側の開口端
縁25aまでの高さ(H)が許容範囲内で充分に高く設
定されている。このため、高負荷運転が最大許容時間だ
け継続されたとしてもチャンバー24内に溜まる水が管
状部材25の一端側の開口端縁25aよりも高くならな
い。従って、チャンバー24内に溜まる水が管状部材2
5の一端側の開口端縁25aよりも高くなり、これが凍
結した場合に起こりうる目詰まり等の不具合を回避する
ことができる。
【0044】(ヘ)加えて、本実施の形態によれば、ポ
ート26の先端の開口部26aの開口面積は、管状部材
25の一端側の開口端縁25aの開口面積よりも大き
い。このため、部分負荷時等において、スロットル弁4
下流側に負圧が発生した場合に、チャンバー24内に貯
留されていた水が、前記負圧により比較的吸い込まれや
すいものとなる。従って、貯留される水の量が過剰とな
ってしまう事態がより一層回避されやすくなる。
ート26の先端の開口部26aの開口面積は、管状部材
25の一端側の開口端縁25aの開口面積よりも大き
い。このため、部分負荷時等において、スロットル弁4
下流側に負圧が発生した場合に、チャンバー24内に貯
留されていた水が、前記負圧により比較的吸い込まれや
すいものとなる。従って、貯留される水の量が過剰とな
ってしまう事態がより一層回避されやすくなる。
【0045】(第2の実施の形態)次に、本発明を具体
化した第2の実施の形態について説明する。但し、本実
施の形態の構成において、上述した第1の実施の形態と
同等の部材等については同一の符号を付してその説明を
省略する。そして、以下には、第1の実施の形態との相
違点を中心として説明することとする。
化した第2の実施の形態について説明する。但し、本実
施の形態の構成において、上述した第1の実施の形態と
同等の部材等については同一の符号を付してその説明を
省略する。そして、以下には、第1の実施の形態との相
違点を中心として説明することとする。
【0046】図7に示すように、本実施の形態では、チ
ャンバー24内に、板状体及び流通経路延長手段を構成
するプレート31が天井部分から垂下するようにして設
けられている。また、このプレート31は、管状部材2
5の一端側の開口端縁25aから所定間隔離れた位置
に、該開口端縁25aに対向するようにして設けられて
いる。
ャンバー24内に、板状体及び流通経路延長手段を構成
するプレート31が天井部分から垂下するようにして設
けられている。また、このプレート31は、管状部材2
5の一端側の開口端縁25aから所定間隔離れた位置
に、該開口端縁25aに対向するようにして設けられて
いる。
【0047】さらに、前記管状部材25の一端側の開口
端縁25aの内周には、環状の突起32が設けられてお
り、開口端縁25aがオリフィス形状となっている。次
に、上記のように構成されてなる本実施の形態の作用効
果のうち、上記第1の実施の形態とは異なる作用効果に
ついて説明する。
端縁25aの内周には、環状の突起32が設けられてお
り、開口端縁25aがオリフィス形状となっている。次
に、上記のように構成されてなる本実施の形態の作用効
果のうち、上記第1の実施の形態とは異なる作用効果に
ついて説明する。
【0048】まず、本実施の形態によれば、管状部材2
5の一端側の開口端縁25aがオリフィス形状となって
いるため、該開口端縁25aの開口面積に対するポート
26の先端の開口部26aの開口面積の比がはるかに大
きいものとなる。このため、上記(ヘ)に記載の作用効
果がより一層確実なものとなる。
5の一端側の開口端縁25aがオリフィス形状となって
いるため、該開口端縁25aの開口面積に対するポート
26の先端の開口部26aの開口面積の比がはるかに大
きいものとなる。このため、上記(ヘ)に記載の作用効
果がより一層確実なものとなる。
【0049】また、本実施の形態によれば、チャンバー
24の内部にプレート31を設けることとした。そのた
め、管状部材25の一端側の開口端縁25aから流出す
るブローバイガスは一旦プレート31に当たる。従っ
て、より一層ブローバイガス中の水分がチャンバー24
内に貯留されやすくなり、ブローバイガスが直接的に第
2開口部23からスロットル弁4上流側に流出すること
がなくなる。その結果、ブローバイガス中の水分はより
一層スロットル弁4上流側に流出しにくくなり、上記
(イ)に記載の作用効果がより確実なものとなる。
24の内部にプレート31を設けることとした。そのた
め、管状部材25の一端側の開口端縁25aから流出す
るブローバイガスは一旦プレート31に当たる。従っ
て、より一層ブローバイガス中の水分がチャンバー24
内に貯留されやすくなり、ブローバイガスが直接的に第
2開口部23からスロットル弁4上流側に流出すること
がなくなる。その結果、ブローバイガス中の水分はより
一層スロットル弁4上流側に流出しにくくなり、上記
(イ)に記載の作用効果がより確実なものとなる。
【0050】さらに、上記プレート31の存在により、
チャンバー24の内部における前記ブローバイガスの流
通経路が、何もない場合に比べて延長させられる。この
ため、ブローバイガスがチャンバー24内を通過する間
にその中の水分が液化されやすくなり、水分の貯留がよ
り促進される。従って、ブローバイガス中の水分をより
一層スロットル弁4上流側に流出しにくくすることがで
きる。
チャンバー24の内部における前記ブローバイガスの流
通経路が、何もない場合に比べて延長させられる。この
ため、ブローバイガスがチャンバー24内を通過する間
にその中の水分が液化されやすくなり、水分の貯留がよ
り促進される。従って、ブローバイガス中の水分をより
一層スロットル弁4上流側に流出しにくくすることがで
きる。
【0051】尚、本発明は前記各実施の形態に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の
一部を適宜に変更して次のように実施することもでき
る。 (1)かならずしもポート26をチャンバー24の底部
に対し直交方向に設ける構成としてなくてもよい。すな
わち、チャンバー24の底部に対し水を滴下或いは流下
させることが可能な構成であれば、例えば該底部に向け
て斜めに延びるようにしてもよい。
るものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の
一部を適宜に変更して次のように実施することもでき
る。 (1)かならずしもポート26をチャンバー24の底部
に対し直交方向に設ける構成としてなくてもよい。すな
わち、チャンバー24の底部に対し水を滴下或いは流下
させることが可能な構成であれば、例えば該底部に向け
て斜めに延びるようにしてもよい。
【0052】(2)第2の実施の形態におけるプレート
31を複数枚設けるようにしてもよい。 (3)上記実施の形態におけるPCVバルブ12を省略
してもよい。また、PCVバルブ12の代わりに図示し
ないオリフィスを設ける構成としてもよい。
31を複数枚設けるようにしてもよい。 (3)上記実施の形態におけるPCVバルブ12を省略
してもよい。また、PCVバルブ12の代わりに図示し
ないオリフィスを設ける構成としてもよい。
【0053】(4)上記実施の形態におけるスロットル
弁4は、アクセルペダルにリンクしたメカニカル式のも
のであってもよいし、アクチュエータにより開閉駆動さ
せる電子制御式のものであってもよい。
弁4は、アクセルペダルにリンクしたメカニカル式のも
のであってもよいし、アクチュエータにより開閉駆動さ
せる電子制御式のものであってもよい。
【0054】(5)上記実施の形態におけるチャンバー
24と管状部材25とを一体的に形成してもよい。 (6)上記実施の形態におけるチャンバー24、管状部
材25、ポート26の形状は、上記実施の形態のものに
何ら限定されるものではない。また、これらを構成する
素材についても何ら限定されるものではなく、樹脂、金
属等いかなる素材を採用してもよい。
24と管状部材25とを一体的に形成してもよい。 (6)上記実施の形態におけるチャンバー24、管状部
材25、ポート26の形状は、上記実施の形態のものに
何ら限定されるものではない。また、これらを構成する
素材についても何ら限定されるものではなく、樹脂、金
属等いかなる素材を採用してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のブローバ
イガス還流装置によれば、スロットルボディの加温によ
る弊害を生ぜしめることがなく、冷間時におけるスロッ
トル弁の固着を防止することができるという優れた効果
を奏する。
イガス還流装置によれば、スロットルボディの加温によ
る弊害を生ぜしめることがなく、冷間時におけるスロッ
トル弁の固着を防止することができるという優れた効果
を奏する。
【図1】本発明を具体化した第1の実施の形態における
ブローバイガス還流装置のトラッパ手段を示す断面図で
ある。
ブローバイガス還流装置のトラッパ手段を示す断面図で
ある。
【図2】ブローバイガス還流装置の概略構成図である。
【図3】全負荷時のトラッパ手段の作用を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】ブローバイガス還流装置の全負荷時の作用を示
す図である。
す図である。
【図5】部分負荷時のトラッパ手段の作用を示す断面図
である。
である。
【図6】ブローバイガス還流装置の部分負荷時の作用を
示す図である。
示す図である。
【図7】第2の実施の形態におけるトラッパ手段を示す
断面図である。
断面図である。
【図8】従来技術におけるブローバイガス還流装置の概
略構成図である。
略構成図である。
1…エンジン、2…シリンダヘッドカバー、3…吸気通
路、4…スロットル弁、12…PCVバルブ、13…主
としてブローバイガス還流通路を構成するブローバイガ
ス還流パイプ、16…主として新気導入通路を構成する
新気導入パイプ、21…トラッパ手段、22…第1開口
部、23…第2開口部、24…チャンバー、25…管状
部材、25a…開口端縁、26…ポート、26a…開口
部、31…板状体及び流通経路延長手段を構成するプレ
ート、32…オリフィスを構成するための突起。
路、4…スロットル弁、12…PCVバルブ、13…主
としてブローバイガス還流通路を構成するブローバイガ
ス還流パイプ、16…主として新気導入通路を構成する
新気導入パイプ、21…トラッパ手段、22…第1開口
部、23…第2開口部、24…チャンバー、25…管状
部材、25a…開口端縁、26…ポート、26a…開口
部、31…板状体及び流通経路延長手段を構成するプレ
ート、32…オリフィスを構成するための突起。
Claims (8)
- 【請求項1】 内燃機関の吸気通路の途中に設けられ、
開閉により、前記内燃機関の気筒へ導入される吸入空気
の量を調整するためのスロットル弁と、 前記吸気通路のうち前記スロットル弁よりも上流側と、
前記内燃機関の本体との間を連結するようにして設けら
れた新気導入通路と、 前記内燃機関の本体と、前記吸気通路のうち前記スロッ
トル弁よりも下流側との間を連結するようにして設けら
れたブローバイガス還流通路とを備えてなるブローバイ
ガス還流装置において、 前記新気導入通路の途中には、前記内燃機関の本体から
流出する前記ブローバイガス中の水分をトラップするた
めのトラッパ手段を設けるとともに、当該トラッパ手段
を、少なくとも、 前記内燃機関の本体に連通する第1開口部及び前記吸気
通路のうち前記スロットル弁よりも上流側に連通する第
2開口部を有し、水を貯留するためのチャンバーと、 前記第1開口部に設けられ、一端側が前記チャンバー内
に延出するよう配設された管状部材と、 前記管状部材を通過したブローバイガス中の水分を前記
チャンバーの底部側へ案内するべく前記管状部材の一端
側の開口端縁より所定距離を隔てて設けられたポートと
から構成したことを特徴とするブローバイガス還流装
置。 - 【請求項2】 前記第2開口部は、前記第1開口部より
も高い位置に設けられていることを特徴とする請求項1
に記載のブローバイガス還流装置。 - 【請求項3】 前記ポートの先端の開口部から前記管状
部材の一端側の開口端縁までの高さを、前記チャンバー
の底部から前記ポートの先端の開口部まで溜まった水に
よって形成された氷塊を前記内燃機関の運転時において
解凍するのに充分な熱量が供給されるよう設定したこと
を特徴とする請求項1又は2に記載のブローバイガス還
流装置。 - 【請求項4】 前記チャンバーの底部から前記管状部材
の一端側の開口端縁までの高さを、高負荷運転が最大許
容時間だけ継続されたとしても前記チャンバー内に溜ま
る水が前記管状部材の一端側の開口端縁よりも高くなら
ないよう設定したことを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載のブローバイガス還流装置。 - 【請求項5】 前記ポートの先端の開口部の面積を、前
記管状部材の一端側の開口端縁の面積よりも大きくした
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のブロ
ーバイガス還流装置。 - 【請求項6】 前記管状部材の一端側の開口端縁をオリ
フィス形状としたことを特徴とする請求項5に記載のブ
ローバイガス還流装置。 - 【請求項7】 前記チャンバーの内部における、前記管
状部材の一端側の開口端縁から所定間隔離れた位置に、
該開口端縁に対向するようにして板状体を設けたことを
特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のブローバイ
ガス還流装置。 - 【請求項8】 前記チャンバーの内部には、前記ブロー
バイガスの流通経路を延長せしめることにより、前記水
分の貯留を促進するための流通経路延長手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のブロー
バイガス還流装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12721596A JPH09310609A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | ブローバイガス還流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12721596A JPH09310609A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | ブローバイガス還流装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09310609A true JPH09310609A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14954584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12721596A Pending JPH09310609A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | ブローバイガス還流装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09310609A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019044963A1 (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-07 | 本田技研工業株式会社 | ブリーザ装置、及びブリーザ装置を備える除雪機 |
| CN110486122A (zh) * | 2018-05-14 | 2019-11-22 | 株式会社久保田 | 具有窜漏气体回流装置的发动机 |
| WO2024069672A1 (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | 株式会社Subaru | ブローバイガス処理装置 |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP12721596A patent/JPH09310609A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019044963A1 (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-07 | 本田技研工業株式会社 | ブリーザ装置、及びブリーザ装置を備える除雪機 |
| CN111051656A (zh) * | 2017-09-01 | 2020-04-21 | 本田技研工业株式会社 | 通气装置和具有通气装置的除雪机 |
| AU2018327187B2 (en) * | 2017-09-01 | 2021-04-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Breather device, and snow removal machine with breather device |
| US11156136B2 (en) | 2017-09-01 | 2021-10-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Breather device, and snow removal machine with breather device |
| CN110486122A (zh) * | 2018-05-14 | 2019-11-22 | 株式会社久保田 | 具有窜漏气体回流装置的发动机 |
| WO2024069672A1 (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | 株式会社Subaru | ブローバイガス処理装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2719116C2 (ru) | Способ (варианты) и система регулирования потока на впуск двигателя транспортного средства ниже по потоку от дросселя | |
| RU155541U1 (ru) | Впускной воздуховод двигателя и система двигателя (варианты) | |
| US9334791B2 (en) | Charge air cooler condensation control | |
| US6606982B1 (en) | Crankcase ventilation system for a hydrogen fueled engine | |
| RU140790U1 (ru) | Охладитель воздуха наддува и система двигателя | |
| US5706790A (en) | Arrangement for controlling the intake air flow of a supercharged internal combustion engine | |
| US9103269B2 (en) | Charge air cooler duct system and method | |
| CN101713326A (zh) | 用于充气空气冷却器的受控冷凝物收集和排出 | |
| CN101526026A (zh) | 用于增压空气冷却器系统的冷凝液抽取装置 | |
| CN103670667A (zh) | 用于从涡轮增压器装置的进气道中排出液体的系统和方法 | |
| CN103534457A (zh) | 内燃机的进气构造 | |
| CA2594138A1 (en) | Method and apparatus for enhanced engine aspiration | |
| JP3218883B2 (ja) | 吸気通路内蓄積オイルの排出構造 | |
| JPH09310609A (ja) | ブローバイガス還流装置 | |
| JPH09303128A (ja) | ブローバイガス還流装置 | |
| KR102762672B1 (ko) | 블로바이 가스 환류장치 부착 엔진 | |
| JPH04246217A (ja) | エンジンのブローバイガス加熱装置 | |
| RU153007U1 (ru) | Система двигателя (варианты) | |
| CN204783362U (zh) | 发动机进气组件、发动机系统 | |
| JP4735589B2 (ja) | 内燃機関の吸気制御装置 | |
| JP2021008848A (ja) | ブローバイガス還流装置 | |
| JP3470419B2 (ja) | 過給機付エンジンの排気還流装置 | |
| CN106286041A (zh) | 发动机进气组件、发动机系统及防止发动机进气管内积聚大冰块的方法 | |
| JPH08319911A (ja) | 4サイクルエンジンの吸気装置 | |
| JPS6034764Y2 (ja) | 排気還流制御装置 |