JPH09311094A - 車両用データ収集装置 - Google Patents

車両用データ収集装置

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JPH09311094A
JPH09311094A JP8150356A JP15035696A JPH09311094A JP H09311094 A JPH09311094 A JP H09311094A JP 8150356 A JP8150356 A JP 8150356A JP 15035696 A JP15035696 A JP 15035696A JP H09311094 A JPH09311094 A JP H09311094A
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JP
Japan
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vehicle
vehicle data
sampling interval
comparison
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JP8150356A
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Inventor
Takahiro Abe
高広 安部
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】限られた記憶容量内で、サンプリング間隔が異
なる複数システムのデータを効率的に保存する。 【解決手段】ローリングRAM30に記録された車両デ
ータを加工する記録データ加工手段40を有している。
記録データ加工手段40では、車両データのサンプリン
グ間隔が最も長いデータを抽出し、これを全て運転状態
保存手段50に保存する。それ以外のデータは、サンプ
リング間隔の間に含まれるデータから、比較データ記憶
手段46に記憶された比較基準値に基づいて特徴ある車
両データに置換されて抽出され、運転状態保存手段50
に保存される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用電子制御シ
ステムからの車両データを取得するデータ収集装置に関
し、サンプリング間隔が異なる複数のシステムから出力
されるデータを保存する場合に、特徴あるデータを抽出
することにより保存データ量を必要最小限とすることが
できる車両用データ収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジン系統に用いられる可変
吸排気システム、可変バルブタイミングコンロールシス
テム、燃料噴射システム、点火システム等、或いは自動
変速機などには、電子制御システムが採用されており、
電子制御用コントローラによって、各種センサから検出
された車両環境データに基づいて各種アクチュエータの
駆動制御が行われている。そして、このような電子制御
用コントローラのCPU(中央演算処理装置)内部の車
両データを取り出して故障解析などに供するために、市
場ではデータ収集装置が用いられている。
【0003】この種のデータ収集装置は、コントローラ
との間でシリアル通信を行うことによりコントローラ内
の入出力値データや故障診断結果データを取り出すもの
であり、データ収集装置側からコントローラ側へ、セン
サ類やアクチュエータ類の入出力値及びコントローラの
制御値や、故障診断結果の出力要求信号を送出すると、
コントローラ側からデータ収集装置側へ、この出力要求
信号に応じた入出力値データや故障診断結果データが返
信される。
【0004】データ収集装置は、この受信した車両デー
タを常時ローリングRAMに記憶させ続け、データを取
り出したい場合にはトリガーを発生させてローリングR
AMへの記憶を停止させる。そして、ローリングRAM
とは別に設けられたデータ保存用の記憶領域に当該車両
データが書き込まれ、これを外部装置を用いて取り出し
故障解析等に用いることとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のデー
タ収集装置では、車載された複数のシステムから出力さ
れるデータを記録する場合、システム毎に設けられたロ
ーリングRAMに各システムのデータが記録される。例
えば、エンジンシステムの記録データは第1のローリン
グRAMに記録され、オートマチックトランスミッショ
ンシステムの記録データは第2のローリングRAMに記
録される。
【0006】また、データ記録のサンプリング速度(換
言すれば、サンプリング間隔)は、システムによって異
なるので、複数システムのデータを記録する場合には、
例えばエンジンシステムでは10ms間隔、オートマチ
ックトランスミッションシステムでは30ms間隔で、
それぞれのローリングRAMへ記録される。
【0007】自動車の故障解析においては、例えば、エ
ンジンのスロットルを開いたときのオートマチックトラ
ンスミッションの挙動を観察するなど、複数システムの
データを同時に取り出し、故障解析に供することが少な
くない。
【0008】ところが、上述したようなサンプリング速
度の異なる記録データを保存用の記憶領域に書き込む場
合、従来のデータ収集装置では、データの加工を行うこ
となくそのまま保存していたので、記憶容量に一定の限
界がある以上、データレコード数を多くできないという
問題があった。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、限られた記憶容量内で、サ
ンプリング間隔が異なる複数システムのデータを保存す
る場合に、特徴あるデータを抽出することにより保存デ
ータ量を必要最小限とすることができる車両用データ収
集装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明の車両用データ収集装置は、
車両に搭載された一又はそれ以上の電子制御システムか
らの運転状態に関する車両データを収集して保存する車
両用データ収集装置において、 収集すべき車両データ
の対象システム、収集すべき車両データの項目その他の
車両データ仕様を設定する設定手段と、 前記設定手段
による設定内容にしたがって、車両の運転状態を検出す
る運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段により
検出された車両データを一時的に記録する運転状態一時
記録手段と、 前記運転状態一時記録手段に記録された
車両データを加工する記録データ加工手段と、 前記記
録データ加工手段により加工された車両データを保存す
る運転状態保存手段とを有することを特徴とする。
【0011】この請求項1記載の車両用データ収集装置
では、収集すべき車両データの対象システムや車両デー
タの項目などを設定手段で設定すると、運転状態検出手
段でそれに応じた車両の運転状態を検出し、この車両デ
ータが運転状態一時記録手段に一時的に記録される。こ
のとき、請求項1記載の車両用データ収集装置では、運
転状態一時記録手段に記録された車両データを加工する
記録データ加工手段を有しているので、運転状態一時記
録手段に記録された車両データは当該記録データ加工手
段によって適切な加工が施されたのち、運転状態保存手
段に保存されることになる。したがって、記憶容量が限
られた運転状態保存手段であっても、記録データ加工手
段で適切な加工を施すことにより、車両データの収集目
的を達成しつつ必要最小限のデータを得ることができ
る。
【0012】請求項1記載の車両用データ収集装置にお
いて、記録データ加工手段の加工内容は特に限定され
ず、収集すべき車両データや運転状態保存手段の記憶容
量などの諸条件によって適宜定めることができるが、請
求項2記載の車両用データ収集装置は、前記記録データ
加工手段が、 前記運転状態一時記録手段に記録された
車両データのサンプリング間隔を比較し、前記車両デー
タを、サンプリング間隔が最も長い最大サンプリング間
隔データと、それ以外の抽出対象データとに分別するサ
ンプリング間隔比較手段と、 所定の比較基準値を記憶
する比較データ記憶手段と、 前記サンプリング間隔比
較手段で分別された前記最大サンプリング間隔データの
サンプリング間隔の間に含まれる前記抽出対象データか
ら、前記比較データ記憶手段に記憶された比較基準値に
基づいて特徴ある車両データを抽出する保存データ抽出
手段とを有し、 前記記録データ加工手段から前記運転
状態保存手段へ、前記最大サンプリング間隔データと、
前記保存データ抽出手段で抽出された車両データとが送
出されることを特徴とする。
【0013】この請求項2記載の車両用データ収集装置
では、サンプリング間隔比較手段にて、運転状態一時記
録手段に記録された車両データのサンプリング間隔を比
較することにより、サンプリング間隔が最も長い最大サ
ンプリング間隔データを抽出し、これとそれ以外の抽出
対象データとを分別する。サンプリング間隔が最も長い
車両データは、換言すれば最もデータ数が少ない車両デ
ータであるので、この最大サンプリング間隔データを基
準として、その他の車両データ、すなわち抽出対象デー
タを加工する。
【0014】抽出対象データは、最大サンプリング間隔
データに比べ、最大サンプリングデータのサンプリング
間隔の間に含まれた分だけデータ数が多くなっているの
で、保存データ抽出手段にて、これらの車両データを、
比較データ記憶手段に記憶された比較基準値を基に特徴
ある車両データとしたのち、この車両データと最大サン
プリング間隔データとを運転状態保存手段に送出する。
【0015】このように請求項2記載の車両用データ収
集装置では、サンプリング間隔が異なる複数群の車両デ
ータを収集する場合であっても、最もデータ数の少ない
車両データ群を基に、データ数の多い他の車両データ群
の車両データを特徴付けながら間引きするので、記憶容
量が限られた運転状態保存手段であっても、車両データ
の収集目的を達成しつつ必要最小限のデータを得ること
ができる。
【0016】請求項2記載の車両用データ収集装置にお
いて、保存データ抽出手段におけるデータ抽出内容は特
に限定されず、特徴ある車両データが抽出できればよい
が、請求項3記載の車両用データ収集装置は、前記保存
データ抽出手段が、前記サンプリング間隔比較手段で分
別された前記最大サンプリング間隔データのサンプリン
グ間隔の間に含まれる前記抽出対象データの平均値を算
出する平均データ抽出手段と、 前記サンプリング間隔
比較手段で分別された前記最大サンプリング間隔データ
のサンプリング間隔の間に含まれる前記抽出対象データ
と前記比較データ記憶手段に記憶された比較基準値との
差を求め、当該差の絶対値が最大となる車両データを抽
出する最大変化データ抽出手段とを有し、 前記記録デ
ータ加工手段から前記運転状態保存手段へ、前記最大サ
ンプリング間隔データと、前記平均データ抽出手段で抽
出された車両データの平均値と、前記最大変化データ抽
出手段で抽出された最大変化データとが送出されること
を特徴とする。
【0017】この請求項3記載の車両用データ収集装置
では、抽出対象データを加工するにあたり、最大サンプ
リング間隔データのサンプリング間隔内に含まれる抽出
対象データの平均値と、その絶対値が最大に変化した車
両データとを抽出する。そして、運転状態保存手段へ
は、最大サンプリング間隔データ、抽出対象データの平
均値及び抽出対象データの最大変化データを送出する。
このように、請求項3記載の車両用データ収集装置で
は、抽出対象データを加工するにあたり、特徴ある車両
データとして、平均値と最大変化データとを選択してい
るので、データ数を削減したとしても、それらのデータ
が有するデータ意義をそのまま維持することができ、車
両データの収集目的は充分に達成できる。
【0018】請求項2及び3記載の車両用データ収集装
置において、比較データ記憶手段に記憶される比較基準
値は予め一定値として入力しておくこともできるが、請
求項4記載の車両用データ収集装置は、前記比較データ
記憶手段が、前記平均データ抽出手段で算出された抽出
対象データの平均値を初期比較基準値とし、以後は順
次、前記最大変化データ抽出手段で抽出された最大変化
データを比較基準値とすることを特徴とする。
【0019】この請求項4記載の車両用データ収集装置
では、抽出対象データの平均値を初期比較基準値とし、
順次最大変化データで比較基準値を置換するので、最大
変化データ抽出手段において抽出された最大変化データ
は、経時的変化をそのまま表すこととなる。したがっ
て、運転状態保存手段に保存された最大変化データを見
るだけで、データ値の平均値だけでなく、データ値の増
減が一目で判断できることになる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の車両用データ収集装置に
よれば、運転状態一時記録手段に記録された車両データ
は記録データ加工手段によって適切な加工が施されたの
ち、運転状態保存手段に保存されるので、記憶容量が限
られた運転状態保存手段であっても、車両データの収集
目的を達成しつつ、必要な車両データを得ることができ
る。
【0021】請求項2記載の車両用データ収集装置によ
れば、サンプリング間隔が異なる複数群の車両データを
収集する場合、最もデータ数の少ない車両データ群を基
に、データ数の多い他の車両データ群の車両データを特
徴付けながら間引きするので、記憶容量が限られた運転
状態保存手段であっても、車両データの収集目的を達成
しつつ必要なデータを得ることができる。
【0022】請求項3記載の車両用データ収集装置によ
れば、抽出対象データを加工するにあたり、特徴ある車
両データとして、平均値と最大変化データとを選択して
いるので、データ数を削減したとしても、それらのデー
タが有するデータ意義をそのまま維持することができ、
車両データの収集目的は充分に達成できる。
【0023】請求項4記載の車両用データ収集装置によ
れば、抽出対象データの平均値を比較基準値とし、順次
最大変化データで置換するので、最大変化データ抽出手
段において抽出された最大変化データは、経時的変化を
そのまま表し、この運転状態保存手段に保存された最大
変化データを見るだけで、データ値の平均だけでなく、
データ値の増減が一目で判断できることになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の車両用データ収集
装置の実施形態を示すブロック図、図5は保存データ抽
出手段における情報処理手順を説明するための図、図6
は運転状態一時記録手段の記録方式を示す図、図7は運
転状態一時記録手段に記録されるデータフォーマットを
示す図である。
【0025】図1に示すように、本実施形態の車両用デ
ータ収集装置は、自動車に搭載された電子制御システム
60a,60b,…との間で、例えばシリアル通信が行
われる。自動車用電子制御システム60a,60bに
は、制御対象であるアクチュエータ類に関する環境デー
タを検出するためのセンサ類が含まれており、このセン
サ類で検出された車両データはマイクロコンピュータに
送出され、ここで所定の演算が行われたのち、その演算
結果がアクチュエータ類へ送出される。また、マイクロ
コンピュータの内部では所定の自己故障診断も行われ
る。
【0026】自動車用電子制御システム60a,60b
に格納されたセンサ類やアクチュエータ類の入出力値と
診断結果データとは、本実施形態の車両用データ収集装
置に取り込まれ、また運転状態検出手段10からの要求
信号は電子制御システム60a,60bへ送信される。
【0027】設定手段20は、収集すべき車両データの
対象となる電子制御システム、車両データの項目、その
他の車両データ仕様を入力し記憶するもので、例えば対
象となる電子制御システムとしてエンジン制御システム
とオートマチックトランスミッションシステムとを設定
し、車両データの項目としてエンジンシステムではエン
ジン回転数、トランスミッションシステムではシフト位
置を設定する。これらの設定は、操作者によって行わ
れ、キーボード、ボタン又はタッチスクリーンなどから
入力される。また、設定手段に直接入力する以外に、例
えば外部装置であるパーソナルコンピュータを用いて収
集データシステムや項目を設定し、このプログラムをデ
ータ収集装置にダウンロードすることで設定手段10の
代用とすることもできる。
【0028】運転状態検出手段20は、設定手段10に
設定された車両データの対象システムや項目を電子制御
システム60a,60bに要求するもので、通信線を介
して要求信号が電子制御システム60a,60bに送信
され、電子制御システム60a,60bからは該当する
車両データが通信線を介して返信され、運転状態検出手
段10を介して運転状態一時記録手段30に書き込まれ
る。
【0029】運転状態一時記録手段30は、電子制御シ
ステム60a,60bから返信された車両データを順次
記憶し、記憶容量を超えると最も古い車両データから順
次更新して連続的に記憶するメモリであり、ローリング
RAMから構成されている。ローリングRAM30は、
図6の上図に示すように、例えばアドレスA+Nバイト
のアドレスからNバイト×M行分の取得メモリに収集デ
ータを1フレームレコードづつ書き込んでいき、取得メ
モリがいっぱいになったときは、同図の下図に示すよう
に、先頭番地であるアドレスA+Nバイトのアドレスか
ら再び上書きする記憶方式を採用するRAMである。
【0030】この運転状態一時記録手段30には、図7
に示すデータフォーマットで書き込まれ、また、一つの
電子制御システム毎に一つのローリングRAM30が用
意されている。
【0031】各ローリングRAM30に記録された車両
データは、記録データ加工手段40に送出され、加工さ
れたのち、運転状態保存手段50に記録される。本実施
形態の記録データ加工手段40は、サンプリング間隔比
較手段42と保存データ抽出手段44と比較データ記憶
手段46からなり、保存データ抽出手段44は、さらに
平均データ抽出手段44aと最大変化データ抽出手段4
4bとからなる。
【0032】サンプリング間隔比較手段42は、各ロー
リングRAM30に記録された車両データのサンプリン
グ間隔Tを比較し、サンプリング間隔Tが最も長い対象
システムの車両データを特定し、これを最大サンプリン
グ間隔データと認識する。それ以外の対象システムの車
両データは抽出対象データと認識する。例えば、上記の
例では、エンジンシステムのサンプリング間隔は10m
s、トランスミッションシステムのサンプリング間隔は
30msであるので、この場合には、トランスミッショ
ンシステムの車両データが最大サンプリング間隔データ
となり、エンジンシステムの車両データが抽出対象デー
タとなる。
【0033】比較データ記憶手段46は、所定の比較基
準値を記憶するメモリであり、本実施形態ではローリン
グRAM30とは別のRAMから構成されている。この
比較データ記憶手段46には、保存データ抽出手段44
で使用される比較基準値が記憶されており、本実施形態
では、この比較基準値は、平均データ抽出手段44aで
算出された抽出対象データの平均値が初期基準値とな
り、順次最大変化データで置換される。
【0034】保存データ抽出手段44は、サンプリング
間隔比較手段40で分別された最大サンプリング間隔デ
ータのサンプリング間隔Tの間に含まれる抽出対象デー
タから、比較データ記憶手段46に記憶された比較基準
値に基づいて特徴ある車両データを抽出する手段であ
り、具体的には平均データ抽出手段44aと最大変化デ
ータ抽出手段44bとから構成されている。
【0035】平均データ抽出手段44aは、サンプリン
グ間隔比較手段42で分別された抽出対象データの平均
値を算出する手段であり、この平均値は特徴ある車両デ
ータとして運転状態保存手段50へ送出され記録され
る。これと同時に、最大変化データを抽出する際の初期
比較基準値として、比較データ記憶手段46へ送出され
一時的に記憶される。
【0036】最大変化データ抽出手段44bは、サンプ
リング間隔比較手段42で分別された最大サンプリング
間隔データのサンプリング間隔Tの間に含まれる抽出対
象データと、比較データ記憶手段46に記憶された比較
基準値との差を求め、当該差の絶対値が最大となる車両
データを抽出する手段であり、ここで抽出された最大変
化データは特徴ある車両データとして運転状態保存手段
50へ送出され記録される。
【0037】例えば、図5に示すように、サンプリング
間隔の長いシステムA(トランスミッションシステム,
最大サンプリング間隔データ)と、これよりサンプリン
グ間隔が短いシステムB(エンジンシステム,抽出対象
データ)との車両データを同時に取り出す場合、システ
ムAのサンプリング間隔Tの間には、システムBの車両
データが3つ含まれることになる。
【0038】この例では、まず、システムBの車両デー
タの平均値を求め、運転状態保存手段50へ送出して記
録すると同時に、比較データ記憶手段46へ送出して記
憶し、比較基準値Sとする。ついで、システムAのサン
プリング間隔t1〜t2間に含まれるシステムBの車両
データb1,b1’,b1”のそれぞれと比較基準値S
とを比べ、最も差の絶対値が大きい車両データをb1,
b1’,b1”の代表値として運転状態保存手段50に
送出して記録する。また、この代表値を比較データ記憶
手段46に送出して記憶し、新たな比較基準値とする。
【0039】図5に示す例では、比較基準値Sに対して
全ての車両データが等しいので、例えば最も先頭の車両
データb1を代表値として保存する。同様にして、シス
テムAのサンプリング間隔t2〜t3間に含まれるシス
テムBの車両データb2,b2’,b2”については、
代表値がb2、新規な比較基準値もb2とされ、さらに
サンプリング間隔t3〜t4間に含まれるシステムBの
車両データb3,b3’,b3”については、代表値が
b3”、新規な比較基準値もb3”とされる。
【0040】このようにして、記録データ加工手段40
で車両データが加工され、運転状態保存手段へは、最大
サンプリング間隔データ、つまりシステムAの全車両デ
ータa1,a2,a3,…と、平均データ抽出手段44
aで抽出された車両データの平均値、つまりシステムB
の車両データ全ての平均値Sと、最大変化データ抽出手
段44bで抽出されたシステムBの最大変化データb
1,b2,b3”,…とが送出されることになる。
【0041】次に作用を説明する。図2〜図4は、記録
データ加工手段における情報処理手順を示すフローチャ
ートであり、この手順以前に、設定手段20で設定され
た内容に応じて運転状態検出手段10により電子制御シ
ステム60a,60bから所定の車両データを読み出
し、ローリングRAM30へ記録する。
【0042】各ローリングRAM30への記録を終える
と、サンプリング間隔比較手段42にて、システムAの
車両データが記録されたローリングRAM1から1番目
の車両データの記録時刻を読み出してT1へ代入すると
ともに、2番目の車両データの記録時刻を読み出してT
2へ代入し、その差T2−T1をTAとする(ステップ
10〜12)。同様にして、システムBの車両データが
記録されたローリングRAM2から1番目の車両データ
の記録時刻を読み出してT1へ代入するとともに、2番
目の車両データの記録時刻を読み出してT2へ代入し、
その差T2−T1をTBとする(ステップ13〜1
5)。
【0043】ステップ12及び15で求められたサンプ
リング間隔TA,TBを比較し(ステップ16及び1
8)、システムAのサンプリング間隔TAの方が長い場
合には、変数Aを0,変数Xを1,変数Yを2とし、逆
にシステムBのサンプリング間隔TBの方が長い場合に
は、変数Aを0,変数Xを2,変数Yを1とする(ステ
ップ19及び20)。これにより、最大サンプリング間
隔データと抽出対象データの分別が行われることにな
る。
【0044】そして、最大サンプリング間隔データを全
て運転状態保存手段50に記録すべく、ステップ21に
てサンプリング間隔の長いシステムのデータ数を数えて
これをNとし、1番目の車両データから順に、システム
AとシステムBの車両データを交互に記録する。すなわ
ち、ステップ22にてMを1として、サンプリング間隔
の長い方の車両データのうち1番目の車両データを運転
状態保存手段50に書き込む(ステップ22,23,2
4,26)。このとき、1番目の車両データを書き込む
前に運転状態保存手段50に、車両データの入力順(例
えばシステムA→システムB)、及び各ローリングRA
Mに記録されている車両データの項目(例えばエンジン
回転数)を書き込む(ステップ25)。
【0045】サンプリング間隔の長いシステムのM番目
の車両データを書き込んだら、そのローリングRAMの
M番目の車両データの記録時刻をT1とし、M+1番目
の車両データの記録時刻をT2とし(ステップ29,3
0)、他方のローリングRAMにおける記録時刻T1〜
T2の車両データ中、比較データ記憶手段46に記憶さ
れた比較基準値D1と比較して差の絶対値が最も大きい
車両データを運転状態保存手段50へ書き込む(ステッ
プ34)。ただし、1番目の車両データを書き込む場合
には、他方のローリングRAMにおける記録時刻T1〜
T2の車両データの平均値を算出し、比較データ記憶手
段46へ書き込むとともに、この平均値を運転状態保存
手段50へ書き込む(ステップ32,33)。
【0046】次に、Mを1だけカウントアップして(ス
テップ35)、ステップ23に進み、サンプリング間隔
が長いシステムの車両データ数Nに達するまで、以上の
処理を繰り返す。これにより、ローリングRAM1及び
2の車両データが交互に運転状態保存手段50に書き込
まれることになる。
【0047】なお、ステップ16において、サンプリン
グ間隔TA,TBが等しい場合には、記録データ加工手
段40において車両データを加工する必要がないので、
ステップ17へ進み、変数Aを0,変数Xを1,変数Y
を2としたのち、ステップ21,22,23,25を経
たのち、ステップ26にて一方のローリングRAMの車
両データを運転状態保存手段50に書き込み、ステップ
27からステップ28へ進んで、他方のローリングRA
Mの車両データを運転状態保存手段50へ書き込む。こ
れをデータ数Nまで繰り返すことにより、何れのシステ
ムの車両データも運転状態保存手段50に保存されるこ
とになる。
【0048】このように、本実施形態の車両用データ収
集装置では、サンプリング間隔が異なりデータ数が相違
した場合であっても、データ数の多い車両データ群から
特徴値を選定して記録するので、データの信頼性を損な
うことなく、運転状態保存手段50の記憶容量が小さく
てもこれに対応することができる。
【0049】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用データ収集装置の実施形態を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す車両用データ収集装置の記録データ
加工手段における情報処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図3】図1に示す車両用データ収集装置の記録データ
加工手段における情報処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】図1に示す車両用データ収集装置の記録データ
加工手段における情報処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】図1に示す車両用データ収集装置の保存データ
抽出手段における情報処理手順を説明するための図であ
る。
【図6】図1に示す車両用データ収集装置の運転状態一
時記録手段の記録方式を示す図である。
【図7】図1に示す車両用データ収集装置の運転状態一
時記録手段に記録されるデータフォーマットを示す図で
ある。
【符号の説明】
10…運転状態検出手段 20…設定手段 30…ローリングRAM(運転状態一時記録手段) 40…記録データ加工手段 42…サンプリング間隔比較手段 44…保存データ抽出手段 44a…平均データ抽出手段 44b…最大変化データ抽出手段 46…比較データ記憶手段 50…運転状態保存手段 60a,60b…電子制御システム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載された一又はそれ以上の電子制
    御システムからの運転状態に関する車両データを収集し
    て保存する車両用データ収集装置において、 収集すべき車両データの対象システム、収集すべき車両
    データの項目その他の車両データ仕様を設定する設定手
    段と、 前記設定手段による設定内容にしたがって、車両の運転
    状態を検出する運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段により検出された車両データを一
    時的に記録する運転状態一時記録手段と、 前記運転状態一時記録手段に記録された車両データを加
    工する記録データ加工手段と、 前記記録データ加工手段により加工された車両データを
    保存する運転状態保存手段とを有することを特徴とする
    車両用データ収集装置。
  2. 【請求項2】前記記録データ加工手段が、 前記運転状態一時記録手段に記録された車両データのサ
    ンプリング間隔を比較し、前記車両データを、サンプリ
    ング間隔が最も長い最大サンプリング間隔データと、そ
    れ以外の抽出対象データとに分別するサンプリング間隔
    比較手段と、 所定の比較基準値を記憶する比較データ記憶手段と、 前記サンプリング間隔比較手段で分別された前記最大サ
    ンプリング間隔データのサンプリング間隔の間に含まれ
    る前記抽出対象データから、前記比較データ記憶手段に
    記憶された比較基準値に基づいて特徴ある車両データを
    抽出する保存データ抽出手段とを有し、 前記記録データ加工手段から前記運転状態保存手段へ、
    前記最大サンプリング間隔データと、前記保存データ抽
    出手段で抽出された車両データとが送出されることを特
    徴とする請求項1記載の車両用データ収集装置。
  3. 【請求項3】前記保存データ抽出手段が、 前記サンプリング間隔比較手段で分別された前記抽出対
    象データの平均値を算出する平均データ抽出手段と、 前記サンプリング間隔比較手段で分別された前記最大サ
    ンプリング間隔データのサンプリング間隔の間に含まれ
    る前記抽出対象データと前記比較データ記憶手段に記憶
    された比較基準値との差を求め、当該差の絶対値が最大
    となる車両データを抽出する最大変化データ抽出手段と
    を有し、 前記記録データ加工手段から前記運転状態保存手段へ、
    前記最大サンプリング間隔データと、前記平均データ抽
    出手段で抽出された車両データの平均値と、前記最大変
    化データ抽出手段で抽出された最大変化データとが送出
    されることを特徴とする請求項2記載の車両用データ収
    集装置。
  4. 【請求項4】前記比較データ記憶手段が、前記平均デー
    タ抽出手段で算出された抽出対象データの平均値を初期
    比較基準値とし、以後は順次、前記最大変化データ抽出
    手段で抽出された最大変化データを比較基準値とするこ
    とを特徴とする請求項3記載の車両用データ収集装置。
JP8150356A 1996-05-22 1996-05-22 車両用データ収集装置 Pending JPH09311094A (ja)

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