JPH10332434A - 車載用データ収録装置およびこれに用いる車載用データ記憶媒体 - Google Patents

車載用データ収録装置およびこれに用いる車載用データ記憶媒体

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JPH10332434A
JPH10332434A JP15787697A JP15787697A JPH10332434A JP H10332434 A JPH10332434 A JP H10332434A JP 15787697 A JP15787697 A JP 15787697A JP 15787697 A JP15787697 A JP 15787697A JP H10332434 A JPH10332434 A JP H10332434A
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JP
Japan
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vehicle
recording
time
frequency
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JP15787697A
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Toru Ota
徹 太田
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Recording Measured Values (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に搭載するデータ収録装置の設定を容易
に行なうこと。 【解決手段】 車両の状態情報を計測するセンサ2と、
このセンサ2から出力される状態情報を収録するデータ
収録手段3とを備えている。しかも、データ収録手段3
が、センサ2から出力された状態情報に基づいて頻度情
報を算出する頻度記録制御部4と、センサ2から出力さ
れた状態情報に基づいて時系列情報を算出する時系列記
録制御部6と、この時系列記録制御部6又は頻度記録制
御部4によって算出された頻度情報又は時系列情報を記
憶する車載用データ記憶媒体22を装着する媒体装着部
10と、この媒体装着部10に装着された車載用データ
記憶媒体に予め格納された動作制御情報に基づいて頻度
記録制御部4又は時系列記録制御部6の一方を選択する
と共に当該動作制御情報に基づいて頻度記録制御部4又
は時系列記録制御部6の計測条件を設定する計測条件設
定部8とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用データ記録
装置およびこれに用いる車載用データ記憶媒体に係り、
特に、自動車等の移動体に搭載し、その性能を確認する
ためのデータ計測及び記録を行う車載用データ記録装置
およびこれに用いる車載用データ記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の各種データを収録するデー
タレコーダ(車載用データ記録装置)の設定は、データ
レコーダ本体のキーボードを使用して行っていた。ま
た、このような設定情報がデータレコーダ内にあるRO
Mまたは不揮発性RAM上に書き込まれており、設定を
選択するようになっているものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、より活用できるデータを収録するためには、
データレコーダの設定項目が多くなるため、従来のよう
な方法では、入力が煩雑で計測準備に時間がかかってし
まう、という不都合があった。また、小型化が求められ
たデータレコーダのキーボードは小さくなってしまうた
め、物理的に入力しずらい、という不都合があった。こ
のように、計測を開始するまでの準備に手間がかかると
いう問題があった。
【0004】さらに、設定情報がデータレコーダ内にあ
るROMまたは不揮発性RAMに格納された従来例で
は、登録されていない場合の設定をする場合はROMま
たは不揮発性RAMを書き直す必要があり、この場合
も、データレコーダの設定に多大な労力と時間とを必要
としてしまう、という不都合があった。
【0005】また、従来例では、遠隔地にある車両の種
々の状態情報を入手するには、現地で当該車両のデータ
レコーダを設定しなければならず、一カ所で多数箇所の
車両の状態情報を入手することはできなかった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、車両に搭載するデータ収録装置の設定が
容易な車載用データ記録装置およびこれに用いる車載用
データ記録媒体を提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明による車
載用データ収録装置は、車両の状態情報を計測する状態
情報計測手段と、この状態情報計測手段から出力される
状態情報を収録するデータ収録手段とを備えている。デ
ータ収録手段が、状態情報計測手段から出力された状態
情報に基づいて頻度情報を算出する頻度記録制御部と、
状態情報計測手段から出力された状態情報に基づいて時
系列情報を算出する時系列記録制御部と、この時系列記
録制御部又は頻度記録制御部によって算出された頻度情
報又は時系列情報を記憶する車載用データ記憶媒体を装
着する媒体装着部と、この媒体装着部に装着された車載
用データ記憶媒体に予め格納された動作制御情報に基づ
いて頻度記録制御部又は時系列記録制御部の一方を選択
すると共に当該動作制御情報に基づいて頻度記録制御部
又は時系列記録制御部の計測条件を設定する計測条件設
定部とを備えた、という構成を採っている。
【0008】また、本発明による車載用データ記憶媒体
は、車載用データ収録装置と連結される連結部と、この
連結部を介して車載用データ収録装置から送信される状
態情報を記憶する記憶領域とを備えている。しかも、記
憶領域が、車載用データ収録装置によって収録された状
態情報を記憶する状態情報記憶部と、車載用データ収録
装置での頻度情報の収集処理または時系列情報の収集処
理の一方を指定すると共に当該一方の収集処理の計測条
件を設定する動作制御情報を記憶領域の端部に記憶する
動作制御情報記憶部とを備えた、という構成を採ってい
る。これにより前述した目的を達成しようとするもので
ある。
【0009】本発明ではまず、車載用データ記憶媒体の
動作制御情報を車載用データ記憶媒体の動作制御情報記
憶部に格納する。このとき、頻度情報の収集処理又は時
系列情報の収集処理の一方を指定し、さらに、計測条件
を入力する。そして、この車載用データ記憶媒体を計測
対象の車両まで郵送や持参により移送する。この車載用
データ記憶媒体の連結部と車載用データ収集装置の媒体
装着部とを結合すると、計測条件設定部は、この媒体装
着部に装着された車載用データ記憶媒体に予め格納され
た動作制御情報に基づいて頻度記録制御部又は時系列記
録制御部の一方を選択する。計測条件設定部はさらに、
当該動作制御情報に基づいて頻度記録制御部又は時系列
記録制御部の計測条件を設定する。そして、計測条件設
定部によって選択された頻度記録制御部又は時系列記録
制御部の一方は、当該頻度情報又は時系列情報の収集を
行い、当該車載用データ記憶媒体に格納する。このた
め、車載用データ収録装置本体へ直接設定情報の入力を
行うことなく、頻度又は時系列を選択して自動的に目的
の計測条件での状態情報の収集が行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明による車載用データ記録装
置12および車載用データ記憶媒体22の構成を示すブ
ロック図である。車載用データ記録媒体22は、車両の
状態情報を計測する状態情報計測手段2と、この状態情
報計測手段2から出力される状態情報を収録するデータ
収録手段3とを備えている。しかも、データ収録手段3
が、状態情報計測手段2から出力された状態情報に基づ
いて頻度情報を算出する頻度記録制御部4と、状態情報
計測手段2から出力された状態情報に基づいて時系列情
報を算出する時系列記録制御部6と、この時系列記録制
御部6又は頻度記録制御部4によって算出された頻度情
報又は時系列情報を記憶する車載用データ記憶媒体22
を装着する媒体装着部10と、この媒体装着部10に装
着された車載用データ記憶媒体に予め格納された動作制
御情報に基づいて頻度記録制御部4又は時系列記録制御
部6の一方を選択すると共に当該動作制御情報に基づい
て頻度記録制御部4又は時系列記録制御部6の計測条件
を設定する計測条件設定部8とを備えた。
【0012】一方、車載用データ記憶媒体22は、車載
用データ収録装置12の媒体装着部10と連結される連
結部14と、この連結部14を介して車載用データ収録
装置12から送信される状態情報を記憶する記憶領域1
6とを備えている。しかも、記憶領域16は、車載用デ
ータ収録装置12によって収録された状態情報を記憶す
る状態情報記憶部18と、車載用データ収録装置12で
の頻度情報の収集処理または時系列情報の収集処理の一
方を指定すると共に当該一方の収集処理の計測条件を設
定する動作情報を記憶領域16の端部に記憶する動作制
御情報記憶部20とを備えた。
【0013】車載用データ記憶媒体22としては、メモ
リカードを採用すると良い。メモリカードは耐振性に優
れ電気的機構を必要としないため、車載用の記憶媒体と
して適している。
【0014】状態情報計測手段2は、例えば、車速を検
出する車速検出センサ等の各種センサ2Aと、と車両の
各部を制御する電子制御装置(ECU)の諸機能のう
ち、例えばエアコンやATの設定等の状態情報を得る部
分2Bとを含む。このECUは、データ収録手段とシリ
アル通信でデータの授受を行なう。この状態情報計測手
段2が計測する車両の状態情報は、例えば、エンジン回
転数、車速、冷却水の水温、インテークマニホールドの
温度、スロットル開度、排気管での酸素量、インテーク
マニホールドの吸気圧などである。
【0015】頻度記録制御部4は、例えば、この状態情
報の2つの項目の組み合わせによる時間頻度又は距離頻
度を演算する。頻度処理を行った状態で記録する頻度情
報の記録では、頻度の分割数によって、状態情報記憶部
の使用量が予め定まるため、状態情報記憶部8の容量を
最大限使用して数カ月から数年という長期間の車両の状
態を記録することができる。
【0016】生データを順次記録していく時系列記録制
御部6は、車両の状態情報の各項目のうち、必要な項目
を時系列で記録する。時系列記録は、記録時間は設定に
より変化し、ch数が少なくサンプリング周期が長いほ
ど記録時間が長くなる。また、サンプリング周期はch
ごとに可変である。このように各項目毎にサンプリング
周波数を変化させて記録すると、状態情報記憶部18の
記憶容量を最大限有効に利用することができる。
【0017】また、車載用データ記憶媒体22の動作制
御情報記憶部20に計測前に予め格納され、車載用デー
タ収録装置12の計測条件選択部8によって読み出され
る動作制御情報は、少なくとも、頻度記録又は時系列記
録の一方を選択する指定を有する。さらに、状態情報の
各項目のうち収集対象とする項目の指定や、頻度記録の
場合の頻度分割数、時系列記録の場合の各項目毎のサン
プリング周波数等を指定する。
【0018】さらに、動作制御情報記憶部20に、車載
用データ収録装置の収録開始日時および収録終了日時を
指定する日時情報を一組として複数組の日時情報を格納
するとよい。この場合、車載用データ収録装置12の計
測条件選択部8は、電源が投入されたときに当該日時情
報の指定期間内か否かを確認し、当該指定期間内であれ
ば自動的に収録を開始する。このような構成とすると、
適切な日時情報を複数組車載用データ記憶媒体22に格
納すると、1年間を通じて特徴的な季節の時の状態情報
を収録することができる。しかも、車載用データ記憶媒
体22に予め日時情報を格納するのみで、遠隔地にある
車両の状態情報を例えば季節毎に収集することができ
る。
【0019】このように、車載用データ収録装置12
は、車載用データ記憶媒体22に格納された動作制御情
報に基づいて状態情報の収集を行うため、車載用データ
収録装置12はキーボード等の操作パネルを必要としな
い。ユーザは車載用データ記憶媒体22を媒体装着部1
0に装着するだけとすることで、誤設定による誤動作を
防止している。特に、年間を通じて記録を行う場合、一
旦設定した後に適切に動作し収録されたか否かを確認す
るのは1年後となるため、車載用データ収録装置12で
は、誤設定の防止を確実に行う必要がある。
【0020】図2は本実施形態による車載用データ収録
装置(データレコーダ)のハードウエア資源の構成を示
すブロック図である。データレコーダ12は、センサ2
から入力される信号をA/D変換又はパルス処理する入
力手段24と、この入力手段24から出力されたデータ
の頻度等を演算する演算手段26と、車載用データ記憶
媒体(メモリカード)22が装着されるインタフェース
手段28と、各手段に電力を供給する電源手段30とを
備えている。
【0021】入力手段24は、エンジン回転数や車速の
ようにパルス入力される信号を受信するパルス入力部3
2と、ひずみを除去するアイソレータ34と、入力信号
の増幅等を行うパルス処理回路36とを備えている。さ
らに、マニホールド吸気圧のようにアナログ入力される
信号を受信するアナログ入力部38と、このアナログ入
力された信号の低域を通過させるLPフィルタ40と、
この低域通過された信号をデジタル信号に変換するAD
コンバータ42とを備えている。さらに、熱電対入力部
44に入力された信号はアイソレータ46およびLPフ
ィルタ48を介してADコンバータ42に入力される。
【0022】演算手段26は、演算を行うMPU58
と、制御用プログラムおよびデータが予め格納されたR
OM52と、このROMに格納されたプログラムおよび
データを一時的に記憶するRAM54とを備えている。
頻度記録制御部4、時系列記録制御部6、計測条件選択
部8は、ROMに予め格納されたプログラムに従って動
作するMPUにより実現される。
【0023】インタフェース手段28は、媒体装着部1
0としてのインタフェース回路64を備える。さらに、
シリアル信号によりデータ伝送を行うシリアルI/F
と、表示装置に内部情報を出力する表示装置I/F62
とを備えている。
【0024】電源手段30は、バッテリから供給される
電力の電圧を変換するDC/DCコンバータと、バッテ
リからの電力供給を監視する監視回路68と、バックア
ップ電源70とを備えている。電源手段をこのような構
成とすることで、車両本体のバッテリの不具合によりデ
ータ収集に障害が発生しないようにしている。
【0025】図3はメモリカードに動作制御情報を記録
し、またメモリカードに記録された状態情報を表示する
構成を示すブロック図である。図3に示すように、メモ
リカード22は、カードリーダ72を介してパーソナル
コンピュータ74と接続される。パーソナルコンピュー
タ74は、データを表示するディスプレイと、文字コー
ド等が入力されるキーボードと各種データを記憶するハ
ードディスク等を備えてる。メモリカード22に格納す
る動作制御情報をパーソナルコンピュータのハードディ
スクに格納すると、次回のメモリカードへの設定に流用
できる。また、パーソナルコンピュータがカードドライ
ブを備えている場合にはカードリーダを別途必要とする
ことはない。
【0026】図4は本実施形態による一連のデータ収録
処理を示す説明図である。まず、パーソナルコンピュー
タ74で動作制御情報が作成され(ステップS1)、カ
ードリーダを介してメモリカード22に当該動作制御情
報を記録する(ステップS2)。次いで、このメモリカ
ード22を車両まで移送し、媒体装着部10に装着す
る。車両のイグニッションがオンとされると、データ収
録装置12に電力が供給される(ステップS3)。する
と、データ収録装置12は、まず動作情報を読み込む
(ステップS4)。そして、この動作制御情報による設
定に従って、収録動作を行う(ステップS5)。このス
テップS3からステップS5までは動作制御情報に従っ
て繰り返される。
【0027】データを収録する予定の期間が経過する
と、メモリカード22を媒体装着部から取り出してパー
ソナルコンピュータまで移送する。パーソナルコンピュ
ータでは当該メモリカードに記録された状態情報(カー
ドデータ)を読み出し、データの解析と表示情報を付加
を行う(ステップS7)。
【0028】例えば、新たなエンジンを開発し、その性
能試験を幅広く行う場合、気候条件の異なる世界各地に
車両を送ると、その後は、メモリカードを順次郵送する
だけで、長期に渡るデータ収録を行うことができる。す
なわち、パソコンのない遠隔地での長期データ収集で
は、カード交換のみで収録パラメータを変更することが
できる。しかも、時系列データと頻度データとの収録を
メモリカードへの動作制御情報の書き込みにより選択で
き、遠隔地にあるデータ収録装置12で設定する必要が
ないため、幅広いデータ収録を簡易に低コストで行うこ
とができる。
【0029】次に、車載用データ記憶媒体のメモリマッ
プを図5乃至図10を参照して詳細に説明する。
【0030】図5に示すように、メモリカード22の記
憶領域16は、データ管理情報部16Aと、データ部1
6Bと、動作制御情報記憶部16Cとを備えている。上
述した動作制御情報は、図5に示す例では、データ管理
情報部16Aと計測条件記憶部16Cとに記録される。
【0031】図6に示すように、データ管理情報部16
Aには、カード容量、ファイル数、データ記録方法サン
プリング周期、動作モード、収録時間予約、バージョン
管理等、ほぼ毎回必要となる項目の制御情報が格納され
る。
【0032】図7に示すように、計測条件情報部16C
には、チャンネルのパラメータ指定(センサ入力から得
られたパラメータ若しくは車両通信により得られたパラ
メータ)、チャンネルの値を物理値に変換するためのL
SB、チャンネルの物理量変換のためのオフセット、頻
度処理情報、演算情報、データ構成情報、表示情報、ト
リガおよびマーカ条件など、計測パラメータの条件設定
に関する動作制御情報が格納される。
【0033】頻度処理と時系列処理のデータ記録方式が
異なっても、データ管理情報部と動作制御情報記憶部は
同じメモリ領域にマッピングされている。そのため、設
定を大きく変更することなく簡単にデータ記録方式を変
更することができる。
【0034】図8に示すように、データ部16Bの構成
は、データ記録方式によって異なる。時系列記録および
頻度記録ともに、記録開始から終了までの計測データを
ファイルという単位で取り込む。それぞれのファイルに
関する情報は、ファイル管理情報に格納され、チャンネ
ルの記録オンオフ設定、サンプリング周期、記録時間、
記録時刻等が書き込まれている。
【0035】時系列記録では、なるべく長時間のデータ
を収録するために、ファイルの管理情報をデータ部の最
上位アドレスに固定長で記録すると共に、計測データは
データ部の最下位アドレスに固定長で記録している。
【0036】状態情報は、計測チャンネル毎にサンプリ
ングを変更できる仕様となっており、図9に示す例のよ
うなメモリのマッピング方法を採っている。例えば、チ
ャンネル1のサンプリング周期を1m秒、チャンネル2
のサンプリング周期を2m秒、チャンネル3のサンプリ
ング周期を4m秒でデータを収録する場合、データは図
9に示すようにチャンネルのサンプリング周期に合わせ
て混在で収録されるため、メモリの使用効率は高い。収
録経過時刻t=0では、全てのチャンネルのデータを記
録するものとしている。
【0037】パーソナルコンピュータ74は、このよう
に記録された時系列の状態情報を、チャンネル数と各チ
ャンネル毎のサンプリング周期とから各チャンネル毎に
アドレスを算出して読み出し、各チャンネルのデータを
結合する。
【0038】図10に示すように、頻度記録では、計測
条件情報部の頻度処理情報に従って収録を行う。頻度情
報で選択されたチャンネルの計測データは、予め条件設
定されたデータ範囲のどこのエリアに入っているかによ
って仕分けされる。さらに、予め条件設定された2つの
チャンネルで2次元マップに展開し、対応するマトリッ
クスに頻度として積算される。また、頻度処理情報によ
り、細かい条件設定(時間演算、距離積算、第3パラメ
ータ指定等)ができる。
【0039】第3パラメータとは、他のチャンネルのエ
リア指定のことで、例えばトランスミッション変数段数
にすれば、変速段ごとのデータを得ることができ、トラ
ンスミッションの設計に有効なデータが得られる。マッ
プは、複数設定することが可能である。また、マトリッ
クスのバイト数を大きくすることにより、収録可能時間
を非常に大きくとることもできる。
【0040】次に、実際のデータ収録例およびその表示
例を図11乃至図19を参照して説明する。
【0041】図11は動作制御情報の一例を示す説明図
である。図11に示すように、記録開始、終了日時の設
定や、サンプリング周期の基本設定を入力し、さらに、
状態情報毎に頻度分割数やLSBを定める。頻度処理の
場合、複数のパラメータの組み合わせで頻度を演算する
ため、図12に示すように、頻度処理ごとにパラメータ
を定めておく。また、図12中「ハンイA/Cオン」と
あるのは、エアコンがオンとなっている範囲との意味で
ある。
【0042】図13乃至図15は頻度情報の表示例を示
す説明図であり、図13は数値での表示であり、図14
は三次元グラフであり、図15は二次元グラフである。
【0043】図16は頻度処理の時間積算の値を示す説
明図であり、図17は距離積算による値を示す図であ
る。図16はエアコンをオンにしたときのみの車速とイ
ンテークマニホールド温度による距離積算を行った例を
示す説明図である。また、図19は時系列記録の一例を
示す説明図である。
【0044】上述したように本実施形態によると、パソ
コンによってひとたびデータレコーダの動作条件が設定
されれば、次回からはメモリカードにその動作条件を書
き込むだけでよい。この動作条件は、パソコンのハード
ディスクに格納されるため、その後は、データレコーダ
にメモリカードをセットするだけで収録準備が完了し、
従来のデータレコーダに比べ使いやすさを向上できる。
データレコーダを使用する現場では、照明の暗さや作業
空間の狭さ等で計測装置を扱うには向いていない場合が
多いが、パソコンによる動作条件の設定は、入力がしや
すいという利点がある。
【0045】1台のデータレコーダで時系列記録又は頻
度記録を選択できるため、収録条件によって複数の計測
器を用意する必要がない。さらに、メモリカードのメモ
リマップを、データ管理情報部、データ部、動作制御情
報記憶部という構成分け、記録方式が変わってもデータ
部以外を共用することにより、メモリの節約を図ること
ができる。また、メモリカードの動作条件設定におい
て、時系列記録、頻度記録をほとんど同じ設定で行える
ため、管理がしやすい。
【0046】メモリカードに異なる動作条件設定を書き
込んでおけば、メモリカードを交換するだけで違う実験
を効率的に行っていくことができる。そして、メモリカ
ードに時刻情報等の自動記録のための情報が書かれてい
るため、メモリカードをデータレコーダにセットするだ
けで自動的にデータ収録ができる。時系列記録では、効
率的なデータサンプリング方式によってメモリを節約し
計測時間をより延ばすことができる。頻度記録では、距
離積算ができるため、車両への負荷に近いデータを計測
することが可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、計測条件設定部が、媒体装着部に
装着された車載用データ記憶媒体に予め格納された動作
制御情報に基づいて頻度記録制御部又は時系列記録制御
部の一方を選択するため、車載用データ収録装置本体へ
直接設定情報の入力を行うことなく、頻度又は時系列を
選択して自動的に目的の計測条件での状態情報の収集を
行うことができ、しかも、計測条件設定部が、動作制御
情報に基づいて頻度記録制御部又は時系列記録制御部の
計測条件を設定するため、車載用データ記憶媒体に動作
制御情報を格納するだけで計測項目の選択や頻度分割値
の設定などを行うことができ、このため、車載用データ
収集装置自体へなんら設定値の入力を行うことなく、詳
細な設定のデータ収集を行うことができ、さらに、車載
用データ記憶媒体に動作制御情報を格納し、この車載用
データ記憶媒体をデータ収集を行う地域に郵送等すれ
ば、当該車載用データ記憶媒体を車載用データ収録装置
にセットするだけで遠隔地でのデータ収録を行うことが
できる。このように、車両に搭載するデータ収録装置の
設定が容易な車載用データ記録装置およびこれに用いる
車載用データ記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示した車載用データ収録装置のハードウ
エア資源の構成を示すブロック図である。
【図3】車載用データ記憶媒体に動作制御情報を記録す
る構成例を示すブロック図である。
【図4】図1に示した車載用データ収録装置および車載
用データ記憶媒体を用いてデータ収録を行う例を示す説
明図である。
【図5】図1に示した車載用データ記憶媒体の記憶領域
のマップの一例を示す説明図である。
【図6】図5に示したデータ管理情報部の詳細を示す説
明図である。
【図7】図5に示した計測条件情報部の詳細を示す説明
図である。
【図8】図5に示したデータ部の構成を示すブロック図
である。
【図9】図1に示す時系列記録制御部による記録例を示
す説明図である。
【図10】図1に示す頻度記録制御部による記録例を示
す説明図である。
【図11】動作制御情報の一例を示す説明図である。
【図12】頻度演算のための動作制御情報の一例を示す
説明図である。
【図13】状態情報を数値で表示した一例を示す説明図
である。
【図14】状態情報を三次元グラフで表示した例を示す
説明図である。
【図15】状態情報を二次元グラフで表示した例を示す
説明図である。
【図16】時間積算による頻度情報の一例を示す説明図
である。
【図17】距離積算による頻度情報の一例を示す説明図
である。
【図18】限定条件(範囲)が定められた頻度情報の一
例を示す説明図である。
【図19】時系列記録の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 センサ 3 データ収録手段 4 頻度記録制御部 6 時系列記録制御部 8 計測条件選択部 10 媒体装着部 12 車載用データ収録装置 14 連結部 16 記憶領域 18 状態情報記憶部 20 動作制御情報記憶部 22 車載用データ記憶媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07C 5/00 B62D 41/00 // B62D 41/00 G06K 19/00 N

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の状態情報を計測する状態情報計測
    手段と、この状態情報計測手段から出力される状態情報
    を収録するデータ収録手段とを備えた車載用データ収録
    装置において、 前記データ収録手段が、前記状態情報計測手段から出力
    された状態情報に基づいて頻度情報を算出する頻度記録
    制御部と、前記状態情報計測手段から出力された状態情
    報に基づいて時系列情報を算出する時系列記録制御部
    と、この時系列記録制御部又は前記頻度記録制御部によ
    って算出された頻度情報又は時系列情報を記憶する車載
    用データ記憶媒体を装着する媒体装着部と、この媒体装
    着部に装着された前記車載用データ記憶媒体に予め格納
    された動作制御情報に基づいて前記頻度記録制御部又は
    時系列記録制御部の一方を選択すると共に当該動作制御
    情報に基づいて前記頻度記録制御部又は前記時系列記録
    制御部の計測条件を設定する計測条件設定部とを備えた
    ことを特徴とする車載用データ収録装置。
  2. 【請求項2】 車載用データ収録装置と連結される連結
    部と、この連結部を介して前記車載用データ収録装置か
    ら送信される状態情報を記憶する記憶領域とを有する車
    載用データ記憶媒体において、 前記記憶領域が、車載用データ収録装置によって収録さ
    れた状態情報を記憶する状態情報記憶部と、前記車載用
    データ収録装置での頻度情報の収集処理または時系列情
    報の収集処理の一方を指定すると共に当該一方の収集処
    理の計測条件を設定する動作情報を前記記憶領域の端部
    に記憶する動作制御情報記憶部とを備えたことを特徴と
    する車載用データ記憶媒体。
  3. 【請求項3】 前記動作制御情報記憶部に、前記車載用
    データ収録装置の収録開始日時および収録終了日時を指
    定する日時情報を一組として複数組の日時情報を格納し
    たことを特徴とする請求項2記載の車載用データ記憶媒
    体。
JP15787697A 1997-05-30 1997-05-30 車載用データ収録装置およびこれに用いる車載用データ記憶媒体 Withdrawn JPH10332434A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000034742A1 (en) * 1998-12-09 2000-06-15 Data Tec Co., Ltd. Operation control system capable of analyzing driving tendency and its constituent apparatus
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JP2007055369A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Calsonic Kansei Corp 車両用データ記録装置
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