JPH09311460A - レジストパターン及び成形金型の製造方法 - Google Patents

レジストパターン及び成形金型の製造方法

Info

Publication number
JPH09311460A
JPH09311460A JP8127419A JP12741996A JPH09311460A JP H09311460 A JPH09311460 A JP H09311460A JP 8127419 A JP8127419 A JP 8127419A JP 12741996 A JP12741996 A JP 12741996A JP H09311460 A JPH09311460 A JP H09311460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist layer
pattern
forming
substrate
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8127419A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Oshino
哲也 押野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP8127419A priority Critical patent/JPH09311460A/ja
Publication of JPH09311460A publication Critical patent/JPH09311460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細で非矩形(例えば、テーパ状)のパター
ン断面形状を有するレジストパターンを形成できるレジ
ストパターンの製造方法と、微細で複雑な形状を有する
成形品を高い歩留りで作製することができる成形金型
(例えば、微細なテーパ状のパターン断面形状を有する
成形金型)の製造方法を提供すること。 【解決手段】 少なくとも、基板1上にレジスト層2を
形成する工程と、前記レジスト層2上にエッチングマス
ク3を形成して、該レジスト層2に酸素ガスとフッ素ガ
スの混合ガスを用いた反応性イオンエッチングを施すこ
とにより、パターン状のレジスト層2aを形成する工程
と、前記パターン状のレジスト層2aが形成された基板
上に、前記パターンの反転パターンを有するメッキ層4
aを形成する工程と、前記パターン状のレジスト層2a
及び基板1をエッチングにより除去して、メッキ層4a
からなる金型を形成する工程と、を備えた成形金型の製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レジストパターン
及び成形金型の製造方法に関するものであり、特に微細
で複雑な形状(例えば、ノズルからインクを噴射させて
紙等に印刷するインクジェットプリンタのヘッド形状)
を有するレジストパターン及び成形金型(例えば、前記
プリンタヘッドを成形する金型)の形成に用いて好適な
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、プリンタヘ
ッドに形成した複数のノズルから射出させたインクを紙
等に付着させることにより、文字や画像などを印刷する
ものである。プリンタヘッドは少なくとも、インクを噴
射するノズルと、ノズルにインクを供給するためのイン
ク流路を備えている。プリンタの解像度を向上させるた
めには、複数のノズルを密に配列するとよいが、そのた
めには微細な幅のインク流路を複数配列しなければなら
ない。
【0003】このようなプリンタヘッドの作製には微細
加工技術が用いられる。プリンタヘッドは射出成形によ
り作製すると、安価に作製することができるが、この場
合には射出成形の金型を微細に加工することが必要にな
る。金型は一般的に機械加工により作製されるが、より
微細な加工が要求される前記プリンタヘッドの金型加工
ではメッキ法が使用されている。
【0004】ここで、インクジェットプリンタのプリン
タヘッドを構成するインク流路の形状を有するレジスト
パターンを基板上に形成する工程と、該レジストパター
ンが形成された基板からプリンタヘッドの金型を形成す
る工程を図3に示す。まず、基板1上にレジスト層2を
形成し、その表面にエッチングマスク3をパターン状に
形成する(図3a)。そして、酸素ガスを用いた反応性
イオンエッチングにより、レジスト層2をパターン状に
加工してレジストパターン(パターン状のレジスト層)
2’を形成する(図3b、c)。
【0005】このとき、エッチングマスク3に、酸素に
よるエッチング速度の小さい金属等の物質を用いること
により、エッチングマスク3とレジスト層2のエッチン
グレートの差を大きくすることができるので、薄いエッ
チングマスクを用いて厚いレジスト層をエッチングする
ことが可能となる。以上の工程により、インク流路の形
状を有するパターン状のレジスト層2’が基板上に形成
される。なお、レジスト層2’上のエッチングマスク3
は除去してもよい。
【0006】次に、パターン状のレジスト層2’が形成
された基板1上に、メッキ法によりメッキ膜を成長させ
て、前記レジストパターンの反転パターンを有するメッ
キ層4を形成する(図3d)。メッキ層4からレジスト
層2’及び基板1をウエットエッチング等により除去す
ることで、前記レジストパターンの反転パターンを有す
るメッキ層4からなる成形金型が得られる(図3e)。
【0007】以上の工程により、プリンタヘッドの金型
が形成される。そして、この金型を用いて射出成形をす
ることにより、プリンタヘッドを作製する。この射出成
形の工程(一例)を図4に示す。前記メッキ層4からな
る成形金型を用意して(図4a)、液状の成形材料を流
し込んで冷却等により固化させる(図4b)。そして、
成形物を金型4から剥離(離型)することにより成形部
品5を得るが、射出成形において、金型4の形状が精密
に射出成形部品に転写されなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
金型においては、前記反転パターンの断面形状が矩形で
あるため、成形物の剥離(離型)時における金型との摩
擦(パターン側壁部との摩擦)による抵抗が大きく、射
出成型品が変形するか、或いは成型品の一部が破壊さ
れ、その一部が残留物6として金型につまるという問題
点が発生しやすかった。
【0009】即ち、前記従来の金型を用いて成形を行う
と、成形品の変形や欠損にかかる不具合が発生しやす
く、微細で複雑な形状を有する成形品を高い歩留りで作
製することができないという問題点があった。そこで、
かかる問題点を解決すべく、成形物の剥離時における金
型との摩擦を小さくするために、前記矩形の断面形状を
非矩形(例えば、先端が根元よりも小さいテーパ状)に
すること、即ち、金型形成用のレジストパターンの側壁
にテーパを設けることが検討された。
【0010】しかしながら、酸素ガスを用いた反応性イ
オンエッチングをレジスト層に施してレジストパターン
を形成する前記従来方法では、反応性イオンエッチング
中にレジストパターンの側壁に反応生成物が堆積して、
その堆積した反応生成物により、側壁におけるレジスト
のエッチングが抑制される。そのため、形成されるレジ
ストパターンの側壁が基板面に対して垂直な矩形の断面
形状となり、その結果、該レジストパターンの形状を転
写したメッキ金型のパターンも矩形の断面形状となっ
て、テーパ形状にすることができなかった。
【0011】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、微細で非矩形(例えば、テーパ状)のパタ
ーン断面形状を有するレジストパターンを形成できるレ
ジストパターンの製造方法と、微細で複雑な形状を有す
る成形品を高い歩留りで作製することができる成形金型
(例えば、微細なテーパ状のパターン断面形状を有する
成形金型)の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は第一
に「少なくとも、基板上にレジスト層を形成する工程
と、前記レジスト層上にエッチングマスクを形成して、
該レジスト層に酸素ガスとフッ素ガスの混合ガスを用い
た反応性イオンエッチングを施すことにより、パターン
状のレジスト層を形成する工程と、を備えたレジストパ
ターンの製造方法(請求項1)」を提供する。
【0013】また、本発明は第二に「少なくとも、基板
上にレジスト層を形成する工程と、前記レジスト層上に
エッチングマスクを形成して、該レジスト層に酸素ガス
とフッ素ガスの混合ガスを用いた反応性イオンエッチン
グを施すことにより、パターン状のレジスト層を形成す
る工程と、前記エッチングマスクを除去する工程と、を
備えたレジストパターンの製造方法(請求項2)」を提
供する。
【0014】また、本発明は第三に「少なくとも、基板
上にレジスト層を形成する工程と、前記レジスト層上に
エッチングマスクを形成して、該レジスト層に酸素ガス
とフッ素ガスの混合ガスを用いた反応性イオンエッチン
グを施すことにより、パターン状のレジスト層を形成す
る工程と、前記パターン状のレジスト層が形成された基
板上に、前記パターンの反転パターンを有するメッキ層
を形成する工程と、前記パターン状のレジスト層及び基
板をエッチングにより除去して、メッキ層からなる金型
を形成する工程と、を備えた成形金型の製造方法(請求
項3)」を提供する。
【0015】また、本発明は第四に「少なくとも、基板
上にレジスト層を形成する工程と、前記レジスト層上に
エッチングマスクを形成して、該レジスト層に酸素ガス
とフッ素ガスの混合ガスを用いた反応性イオンエッチン
グを施すことにより、パターン状のレジスト層を形成す
る工程と、前記エッチングマスクを除去する工程と、前
記パターン状のレジスト層が形成された基板上に、前記
パターンの反転パターンを有するメッキ層を形成する工
程と、前記パターン状のレジスト層及び基板をエッチン
グにより除去して、メッキ層からなる金型を形成する工
程と、を備えた成形金型の製造方法(請求項4)」を提
供する。
【0016】また、本発明は第五に「前記フッ素ガスと
してCF4 、CHF3 またはSF6を用いたことを特徴
とする請求項1〜4記載の製造方法(請求項5)」を提
供する。また、本発明は第六に「前記酸素ガスに対する
前記フッ素ガスの流量比を1〜10%としたことを特徴
とする請求項1〜5記載の製造方法(請求項6)」を提
供する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明(請求項1、2)のレジス
トパターンの製造方法によれば、基板上に形成したレジ
スト層に、酸素ガスとフッ素ガスの混合ガスを用いた反
応性イオンエッチング(エッチングマスク使用)を施し
ているので、微細で非矩形(例えば、テーパ状)のパタ
ーン断面形状を有するレジストパターンを形成できる。
【0018】また、本発明(請求項3、4)の成形金型
の製造方法によれば、基板上に形成したレジスト層に、
酸素ガスとフッ素ガスの混合ガスを用いた反応性イオン
エッチング(エッチングマスク使用)を施すことによ
り、微細で非矩形(例えば、テーパ状)のパターン断面
形状を有するレジストパターンが得られ、さらに該レジ
ストパターンを用いたメッキ層の形成により、成形品が
離型しやすく、かつ微細なパターン断面形状(例えば、
テーパ状のパターン断面形状)を有する成形金型を得る
ことができる。
【0019】そのため、本発明(請求項3、4)の成形
金型の製造方法によれば、微細で複雑な形状を有する成
形品を高い歩留りで作製可能な成形金型を製造すること
ができる。本発明の製造方法において、反応性イオンエ
ッチングにかかる混合ガスの成分ガスであるフッ素ガス
としては、微細で非矩形のパターン断面形状(レジスト
パターンまたは成形金型)の設定自由度を増大させる上
で、CF4 、CHF3 またはSF6 が好ましく(請求項
5)、特にCF4 が好ましい。
【0020】非矩形のパターン断面形状における側壁の
傾き角度は、酸素ガスに対するフッ素ガスの流量比を増
大することにより大きくすることができる。即ち、混合
比を選択することにより所望の側壁角度を得ることがで
きる。例えば、酸素ガスに対するフッ素ガスの流量比を
1%以上にすると、フッ素ガスを添加した効果が現れて
側壁の角度が傾き、また前記流量比が10%を越える
と、側壁の傾き角度が10度よりも小さくなる。
【0021】従って、本発明の製造方法において、反応
性イオンエッチングにかかる酸素ガスとフッ素ガスとの
混合ガスは、酸素ガスに対するフッ素ガスの流量比が1
〜10%となるように組成することが好ましい(請求項
6)。なお、酸素ガスにフッ素ガスを添加すると、エッ
チングマスクのエッチングレートが大きくなり、反応性
イオンエッチングの途中にマスクがエッチングされて消
失する場合があるが、その場合には、エッチングマスク
の厚さを増加させるか、或いはエッチングマスクの材料
をエッチングされにくい材質(例えば、銅、ニッケル、
クロム等)に変えればよい。
【0022】レジストパターンを形成する基板は、反応
性イオンエッチングによりエッチングされにくいよう
に、耐エッチング性の高い材料を基板材料とするか、或
いは基板表面にエッチングレートの小さい金属等の膜
(例えば、銅、ニッケル、クロム等)を形成することが
好ましい。また、成形金型を製造する方法において、基
板表面に形成する前記膜を金型を構成するメッキ層と同
じ材料にすると、基板上にメッキ層が成長しやすくなる
ので好ましい。
【0023】基板上にレジスト層を形成する工程におい
ては、液体のレジストをスピンコーター等で塗布しても
よいし、固体のレジスト(例えばドライフィルムレジス
ト)を付着させてもよい。さらに厚さを調整するため
に、レジストを多層状に塗布または付着させてもよい。
ここで、本発明にかかるレジストパターン及び成形金型
の製造方法の一例であり、インクジェットプリンタのプ
リンタヘッドを構成するインク流路の形状を有するレジ
ストパターンを製造する方法の工程と、前記インク流路
の形状を有するレジストパターンを用いて、前記プリン
タヘッドの成形金型を製造する方法の工程をそれぞれ示
す(図1参照)。
【0024】まず、シリコンウェハ上に、後述の反応性
イオンエッチングに対するエッチングレートが小さい金
属膜(例えば、ニッケル膜)を形成した基板1を用意
し、該基板1上にレジスト層2を形成し、さらにその表
面にパターン状にエッチングマスク3を形成した(図1
a)。次に、レジスト層2に反応性イオンエッチングを
施して、レジストパターン2aを得た(図1b、c)。
このとき、反応ガスには酸素にフッ素を添加した混合ガ
スを用いた。反応ガスにフッ素を添加することで、非矩
形のパターン断面形状(側壁が傾斜したテーパ形状)を
有するレジストパターン層2aが得られた。
【0025】なお、レジストパターン層2a上のエッチ
ングマスク3は除去してもよい。以上の工程により、イ
ンクジェットプリンタのプリンタヘッドを構成するイン
ク流路の形状を有するレジストパターンが得られた。こ
のレジストパターン層2aが形成された基板1からプリ
ンタヘッドの成形金型を製造する工程を以下に示す。
【0026】まず、非矩形のパターン断面形状を有する
レジストパターン層2aが形成された基板1上に、メッ
キ法によりメッキ膜を成長させて、前記レジストパター
ン層2aの反転パターンを有するメッキ層4を形成した
(図1d)。次に、メッキ層4aからレジストパターン
層2aと基板1をウエットエッチング等により除去する
ことで、レジストパターン層2aの反転パターンを有す
るメッキ層4aからなる成形金型が得られた(図1
e)。
【0027】得られた成形金型は、非矩形のパターン断
面形状(側壁が傾斜したテーパ形状)を有し、その側壁
の傾斜角度はレジストパターン2aの側壁の傾斜角度と
ほぼ同じであった。以上の工程により、プリンタヘッド
の成形金型を製造することができた。さらに、この成形
金型を用いてプリンタヘッドを成形する工程(一例)を
図2に示す。
【0028】まず、メッキ層からなる成形金型4aを用
意して(図2a)、型内に液状の成形材料を流し込み、
冷却等により固化させた(図2b)。そして、成形物を
金型4aから離型することにより、成形部品(プリンタ
ヘッド)5aを得ることができた(図2c)。ここで、
成形金型4aの側壁が外側に向かって広がるように傾斜
しているので成形物を成形金型4aから離型するときの
摩擦抵抗を十分小さくすることができた。
【0029】従って、成型品5aの形状は歪むことな
く、金型の形状を正確に転写した成型品(微細で複雑な
形状を有する成形品)を高い歩留りで作製することがで
きた。以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
るが、本発明はこの例に限定されるものではない。
【0030】
【実施例】図1に、本実施例にかかるレジストパターン
及び成形金型の製造方法の一例であり、インクジェット
プリンタのプリンタヘッドを構成するインク流路の形状
を有するレジストパターンを製造する方法の工程と、前
記インク流路の形状を有するレジストパターンを用い
て、前記プリンタヘッドの成形金型を製造する方法の工
程をそれぞれ示す。
【0031】また、図2に前記成形金型を用いてプリン
タヘッドを成形する工程(一例)を示す。まず、シリコ
ンウェハ上に、後述の反応イオン性エッチングに対する
エッチングレートが小さい金属膜(例えば、ニッケル
膜)を形成した基板1を用意し、該基板1上にレジスト
層2を形成し、さらにその表面にパターン状にエッチン
グマスク3を形成した(図1a)。
【0032】ここで、レジスト層2は厚さ70μmのド
ライフィルムレジストを用いて基板上に付着形成し、付
着後アニールして付着強度を高めた。エッチングマスク
3は厚さ3μmの銅薄膜をパターン状に加工したもので
あり、その最小パターンサイズは10μmである。銅薄
膜のパターンは、ドライフィルム上に成膜した銅薄膜の
表面にフォトリソグラフィープロセスによりレジストパ
ターンを形成して、アルゴンイオンミリングにより銅を
エッチングすることで作製した。
【0033】次に、レジスト層2に反応性イオンエッチ
ングを施して、レジストパターン層2’を得た(図1
b、c)。このとき、反応ガスには酸素にCF4 を添加
した混合ガスを用い、酸素ガスに対するCF4 ガスの流
量比を2%としたところ、側壁が約10度傾いた非矩形
のパターン断面形状を有するレジストパターン層2aが
得られた。
【0034】以上の工程により、インクジェットプリン
タのプリンタヘッドを構成するインク流路の形状を有す
るレジストパターンが得られた。このレジストパターン
層2aが形成された基板1からプリンタヘッドの成形金
型を製造する工程を以下に示す。まず、非矩形のパター
ン断面形状を有するレジストパターン層2aが形成され
た基板1上に、電解メッキ法によりメッキ膜を成長させ
て、前記レジストパターン層2aの反転パターンを有す
るメッキ層4aを形成した(図1d)。
【0035】次に、メッキ層4aからレジストパターン
層2aと基板1をウエットエッチング等により除去する
ことで、レジストパターン層2aの反転パターンを有す
るメッキ層4aからなる成形金型が得られた(図1
e)。得られた成形金型は、非矩形のパターン断面形状
(側壁が傾斜したテーパ形状)を有し、その側壁の傾斜
角度はレジストパターン2aの側壁の傾斜角度とほぼ同
じであった。
【0036】以上の工程により、プリンタヘッドの成形
金型を製造することができた。さらに、この成形金型を
用いてプリンタヘッドを成形する工程(一例)を図2に
示す。まず、メッキ層からなる成形金型4aを用意して
(図2a)、型内に液状の成形材料を流し込み、冷却等
により固化させた(図2b)。そして、成形物を金型4
aから離型することにより、成形部品(プリンタヘッ
ド)5aを得ることができた(図2c)。
【0037】ここで、成形金型4aの側壁が外側に向か
って広がるように傾斜しているので成形物を成形金型4
aから離型するときの摩擦抵抗を十分小さくすることが
できた。従って、成型品5aの形状は歪むことなく、金
型の形状を正確に転写した成型品(微細で複雑な形状を
有する成形品)を高い歩留りで作製することができた。
【0038】また、前記成形部品(プリンタヘッド)5
aをインクジェットプリンタに使用したところ、高解像
度かつ高品質な印刷を行うことができた。一方、従来の
方法で製造した金型を用いて射出成形を行った場合は、
成型品が歪んでしまい、特に微細パターンの部分の転写
精度が悪く、プリンタヘッドとして使用できるものは作
製できなかった。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
微細で非矩形(例えば、テーパ状)のパターン断面形状
を有するレジストパターンを形成できる。また、本発明
によれば、微細で複雑な形状を有する成形品を高い歩留
りで作製可能な成形金型を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、実施例にかかるレジストパターン及び成形
金型を形成する製造方法の工程図である。
【図2】は、実施例にかかる成形金型を用いてプリンタ
ヘッドを成形する工程図である。
【図3】は、成形金型を製造する従来法にかかる工程図
である。
【図4】は、従来法により製造した成形金型を用いてプ
リンタヘッドを成形する工程図である。
【主要部分の符号の説明】
1・・・基板 2・・・レジスト層 2’・・パターン化されたレジスト層(従来法による) 2a・・パターン化されたレジスト層(本発明にかかる
製造方法による) 3・・・エッチングマスク 4・・・メッキ層(成形金型、従来法による) 4a・・メッキ層(成形金型、本発明にかかる製造方法
による) 5・・・射出成型品(プリンタヘッド、従来の金型によ
る) 5a・・射出成型品(プリンタヘッド、本発明にかかる
金型による) 6・・・成形残留物 以上

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、 基板上にレジスト層を形成する工程と、 前記レジスト層上にエッチングマスクを形成して、該レ
    ジスト層に酸素ガスとフッ素ガスの混合ガスを用いた反
    応性イオンエッチングを施すことにより、パターン状の
    レジスト層を形成する工程と、を備えたレジストパター
    ンの製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも、 基板上にレジスト層を形成する工程と、 前記レジスト層上にエッチングマスクを形成して、該レ
    ジスト層に酸素ガスとフッ素ガスの混合ガスを用いた反
    応性イオンエッチングを施すことにより、パターン状の
    レジスト層を形成する工程と、 前記エッチングマスクを除去する工程と、を備えたレジ
    ストパターンの製造方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも、 基板上にレジスト層を形成する工程と、 前記レジスト層上にエッチングマスクを形成して、該レ
    ジスト層に酸素ガスとフッ素ガスの混合ガスを用いた反
    応性イオンエッチングを施すことにより、パターン状の
    レジスト層を形成する工程と、 前記パターン状のレジスト層が形成された基板上に、前
    記パターンの反転パターンを有するメッキ層を形成する
    工程と、 前記パターン状のレジスト層及び基板をエッチングによ
    り除去して、メッキ層からなる金型を形成する工程と、
    を備えた成形金型の製造方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも、 基板上にレジスト層を形成する工程と、 前記レジスト層上にエッチングマスクを形成して、該レ
    ジスト層に酸素ガスとフッ素ガスの混合ガスを用いた反
    応性イオンエッチングを施すことにより、パターン状の
    レジスト層を形成する工程と、 前記エッチングマスクを除去する工程と、 前記パターン状のレジスト層が形成された基板上に、前
    記パターンの反転パターンを有するメッキ層を形成する
    工程と、 前記パターン状のレジスト層及び基板をエッチングによ
    り除去して、メッキ層からなる金型を形成する工程と、
    を備えた成形金型の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記フッ素ガスとしてCF4 、CHF3
    またはSF6 を用いたことを特徴とする請求項1〜4記
    載の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記酸素ガスに対する前記フッ素ガスの
    流量比を1〜10%としたことを特徴とする請求項1〜
    5記載の製造方法。
JP8127419A 1996-05-22 1996-05-22 レジストパターン及び成形金型の製造方法 Pending JPH09311460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8127419A JPH09311460A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 レジストパターン及び成形金型の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8127419A JPH09311460A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 レジストパターン及び成形金型の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09311460A true JPH09311460A (ja) 1997-12-02

Family

ID=14959504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8127419A Pending JPH09311460A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 レジストパターン及び成形金型の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09311460A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100526053B1 (ko) * 2002-11-15 2005-11-03 주식회사 미뉴타텍 비결정성 불소 수지를 이용한 주형 및 그 제조 방법
US7396475B2 (en) * 2003-04-25 2008-07-08 Molecular Imprints, Inc. Method of forming stepped structures employing imprint lithography
JP2008233552A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Sony Corp パターン形成基板、パターン形成方法、並びに金型
US7547504B2 (en) 2004-09-21 2009-06-16 Molecular Imprints, Inc. Pattern reversal employing thick residual layers
US7670953B2 (en) 2003-03-25 2010-03-02 Molecular Imprints, Inc. Positive tone bi-layer method
KR101418976B1 (ko) * 2012-07-27 2014-07-11 이엘케이 주식회사 패드 인쇄법을 위한 미세 요철 패턴 구조을 구비하는 원판 및 이의 제조 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100526053B1 (ko) * 2002-11-15 2005-11-03 주식회사 미뉴타텍 비결정성 불소 수지를 이용한 주형 및 그 제조 방법
US7670953B2 (en) 2003-03-25 2010-03-02 Molecular Imprints, Inc. Positive tone bi-layer method
US7396475B2 (en) * 2003-04-25 2008-07-08 Molecular Imprints, Inc. Method of forming stepped structures employing imprint lithography
US7547504B2 (en) 2004-09-21 2009-06-16 Molecular Imprints, Inc. Pattern reversal employing thick residual layers
JP2008233552A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Sony Corp パターン形成基板、パターン形成方法、並びに金型
US8545969B2 (en) 2007-03-20 2013-10-01 Sony Corporation Pattern-formed substrate, pattern-forming method, and die
KR101418976B1 (ko) * 2012-07-27 2014-07-11 이엘케이 주식회사 패드 인쇄법을 위한 미세 요철 패턴 구조을 구비하는 원판 및 이의 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3270108B2 (ja) オリフィス板の製造方法
US4954225A (en) Method for making nozzle plates
JPH05193143A (ja) マンドレル、オリフィス・プレート及びその製造方法
US6303042B1 (en) Making ink jet nozzle plates
US6214192B1 (en) Fabricating ink jet nozzle plate
US6238584B1 (en) Method of forming ink jet nozzle plates
JP4375865B2 (ja) インクジェットノズルの微細製造方法
KR100701131B1 (ko) 잉크 제트 기록 헤드의 제조방법 및 제조방법에 의해제조된 잉크 제트 기록 헤드
JPH09311459A (ja) レジストパターン及び成形金型の製造方法
WO2017069081A1 (ja) 被印刷基材の表面構造及びその製造方法
TW565513B (en) Re-usable mandrel for fabrication of ink-jet orifice plates
JPH08132625A (ja) ノズルプレートの製造方法及びそのための母型構造
JPH1016236A (ja) インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法
JPH0439053A (ja) ノズルの製造方法
JPS6043308B2 (ja) マルチノズルオリフイス板の作成方法
JP2002096472A (ja) インクジェットヘッド用ノズル基板の製造方法
TWI298899B (en) Nozzle plate and manufacturing processe thereof
JPS63145040A (ja) インクジエツトプリンタ−用ノズルの製造方法
JPH04142940A (ja) インクジェット用ノズルプレートの製造方法
JP2001146017A (ja) インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド
JP2001329392A (ja) 電鋳用型製造方法及びインクジェットヘッド製造方法
US7560223B2 (en) Fluid ejection device structures and methods therefor
JPH06286141A (ja) インクジェットヘッド用ノズル板の製造方法
JP2004091881A (ja) エンボスロールの製作方法
JPH02267293A (ja) インクジェットの製造方法