JPH09311760A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH09311760A
JPH09311760A JP8149934A JP14993496A JPH09311760A JP H09311760 A JPH09311760 A JP H09311760A JP 8149934 A JP8149934 A JP 8149934A JP 14993496 A JP14993496 A JP 14993496A JP H09311760 A JPH09311760 A JP H09311760A
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JP
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display
pointer
key
key display
vector component
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Application number
JP8149934A
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Hiroshi Masuda
浩 増田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上にキー表示の配列を自由に設定できる
と共に、ジョイスティックを用いた場合にも、所望のキ
ー表示の位置にポインタを移動できる表示制御装置を提
供する。 【解決手段】 指定された方向へ向かう平面内にキー表
示があるかどうかを判断し、指定された方向へ向かう平
面内にキー表示があれば、その方向に向かうベクトル成
分がそれと直交するベクトル成分より大きいかどうかを
判断し、指定された方向に向かうベクトル成分がそれと
直交するベクトル成分より大きいものが存在すれば、そ
の中で最短距離にあるキー表示の中央にポインタを移動
させる。これにより、ポインティングデバイスとしてジ
ョイスティックを用いて、所望のキー表示の位置にポイ
ンタを移動でき、画面上でキー表示の配列を自由に設定
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のオーディ
オビデオ機器を遠隔操作するのに用いて好適な表示制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のオーディオビデオ機器は、その殆
どがリモートコマンダにより遠隔操作可能とされている
ため、VTR、ビデオディスクプレーヤ、衛星放送チュ
ーナ、CDプレーヤ等を組み合わせてオーディオビデオ
システムを構築すると、リモートコマンダの数が増加
し、操作が煩雑になる。このため、1つのリモートコマ
ンダにより、複数のオーディオビデオ機器を操作できる
ようにすることが望まれる。
【0003】複数のオーディオビデオ機器を1つのリモ
ートコマンダで操作できるようにしたものとしては、学
習機能を備えたリモートコマンダが知られている。学習
機能付のリモートコマンダを用いると、複数のオーディ
オビデオ機器のコマンド信号を全て1つのコマンダに記
憶させることができる。ところが、従来の学習機能付の
リモートコマンダは、キーに対応してコマンド信号を記
憶させるため、複数のオーディオビデオ機器のコマンド
信号を記憶させるためには、非常に多数のキーを配置す
る必要がある。このため、従来の学習機能を備えリモー
トコマンダでは、1つのキーが小さくなり、操作がし難
くなると共に、キー配列が煩雑になる。また、ユーザが
どのキーにどのコマンドを記憶させたかを忘れてしまう
ようなことが良くある。
【0004】そこで、各種の動作を設定させるためのア
イコンやキーを画面上に表示させ、ポインティングデバ
イスを使って、各種の設定を行なえるようにすることが
考えられる。ポインティングデバイスを用いれば、コマ
ンダ上のキーが煩雑にならず、画面上に表示されたアイ
コンやキー上でポインタを動かすだけで各種の動作が設
定できるので、操作性が向上される。
【0005】ポインティングデバイスとしては、従来よ
り、マウスが良く用いられている。マウスは、分解能が
高く、ポインタを高速に動かすことが可能である。そこ
で、このようなリモートコマンダにおけるポインティン
グデバイスとしてマウスを用いることが考えられる。と
ころが、マウスを使うには平らなテーブルが必要であ
り、マウスは、オーディオビデオシステムのような環境
では使い難い。
【0006】そこで、ジャイロセンサを用いたリモート
コマンダが提案されている。ジャイロセンサを用いたリ
モートコマンダは、角速度センサが内蔵されており、リ
モートコマンダを持っている手を動かすと、この手の動
きがリモートコマンダ内の角速度センサにより検出さ
れ、手の動きに応じた信号が送信される。ジャイロセン
サを用いたリモートコマンダを使うと、手の動きに応じ
てディスプレイ上のポインタが移動していくので、平ら
なテーブル等が必要とせず、どこからでも操作を行うこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ジャイロセ
ンサを用いたリモートコマンダは、微妙な手の動きによ
りポインタが動かされるため、ユーザが画面上でポイン
タを自由に操れるようになるには、慣れを必要とする。
また、ジャイロセンサを用いたリモートコマンダでは、
手振れの問題や、熱ドリフトによる問題が生じる。
【0008】そこで、ポインティングデバイスとして、
4方向ジョイスティックを用いることが考えられる。4
方向ジョイスティックは、上下左右の4方向の入力と、
決定入力をもつものである。ジョイスティックは、どこ
でも手軽に入力が行え、手振れや熱ドリフトによる問題
が生じないため、ポインティングデバイスとして、4方
向ジョイスティックを用いると、誰でも、どんな場所で
も、簡単に入力が行なえるようになる。
【0009】ところが、このようなジョイスティックで
は、4方向の入力であるため、ポインタを全ての方向に
自由に移動させることができない。このため、画面上の
キー表示が不規則に並んでいると、ポインタをキー表示
の間で移動させるときに、ポインタが思わぬ位置に飛ぶ
ようなことがあり、違和感がおこることがある。
【0010】つまり、図12Aに示すように、キー表示
101Aの下に、2つのキー表示101B、101Cが
あるとする。そして、今、ポインタ102がキー表示1
01A上にあり、ジョイスティックにより下方向の入力
が行われたとする。この場合、キー表示101Aの下側
には、2つのキー表示101Bと101Cとがある。こ
のため、図12Bに示すように、ポインタ102がキー
表示101Bに移動される場合と、図12Cに示すよう
に、ポインタ102がキー表示101Cに移動される場
合とが考えられる。
【0011】全てのキー表示を上下左右、規則正しく並
べるようにすれば、このような問題は生じない。しかし
ながら、全てのキー表示を上下左右、規則正しく並べる
ようにすると、キー配列の自由度がなくなる。
【0012】そこで、ポインティングデバイスから上下
左右の各入力が行われたときに、次にポインタが動きべ
きキー表示の位置を、各キー表示毎に予め決めておき、
メモリに記憶させておくことが考えられる。このように
すれば、ポインタをキー表示の間で移動させるときに、
ポインタが思わぬ位置に飛ぶようなことはなくなる。
【0013】ところが、このように次にポインタが動き
べきキー表示の位置を記憶させるようにするためには、
そのデータを記憶させるメモリを用意しなければならな
い。また、次にポインタが動きべきキー表示の位置を記
憶させるようにすると、キー表示の配列を変更したとき
に、メモリデータについても変更する必要が生じてく
る。
【0014】従って、この発明の目的は、画面上にキー
表示の配列を自由に設定できると共に、ジョイスティッ
クを用いた場合にも、所望のキー表示の位置にポインタ
を移動できる表示制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、上下左右の
4方向への操作を指示する操作部と、各種の動作を設定
するための表示がなされる表示部と、表示部への表示を
制御する表示制御部とを備え、表示制御部は、操作部に
より上下左右の4方向の何れかを指定して操作が行われ
ると、表示部に表示される複数のファンクション表示の
うち、操作部で指定された方向にある隣接したファンク
ション表示を検索し、隣接したファンクション表示への
経路を操作部で指定された方向のベクトルの成分とそれ
と直交する方向のベクトルの成分とに分けたときに、操
作部で指定された方向のベクトルの成分がそれと直交す
る方向のベクトルの成分より大きいかどうかを判断し、
操作部で設定された方向のベクトル成分がそれと直交す
る方向のベクトルの成分より大きくなる隣接するファン
ション表示を選択し、選択されたファンクション表示に
ポインタを移動させるようにしたことを特徴とする表示
制御装置である。
【0016】指定された方向へ向かう平面内にキー表示
があるかどうかを判断し、指定された方向へ向かう平面
内にキー表示があれば、その方向に向かうベクトル成分
がそれと直交するベクトル成分より大きいかどうかを判
断し、指定された方向に向かうベクトル成分がそれと直
交するベクトル成分より大きいものが存在すれば、その
中で最短距離にあるキー表示の中央にポインタを移動さ
せる。これにより、ポインティングデバイスとしてジョ
イスティックを用いて、所望のキー表示の位置にポイン
タを移動でき、画面上でキー表示の配列を自由に設定で
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は、この発明が
適用されたオーディオビデオシステムの一例を示すもの
である。図1において、1はオーディオアンプ、2はV
TR、3はビデオディスクプレーヤ、4は衛星放送チュ
ーナ、5はコンパクトディスクプレーヤである。これら
オーディオアンプ1、VTR2、ビデオディスクプレー
ヤ3、衛星放送チューナ4、コンパクトディスクプレー
ヤ5により、オーディオビデオシステムが構成される。
【0018】オーディオアンプ1は、複数のオーディオ
ビデオ機器からのオーディオ信号を入力するためのオー
ディオ入力端子と、複数のビデオ機器からのビデオ信号
を入力するためのビデオ入力端子とが設けられている。
この例では、VTR2、ビデオディスクプレーヤ3、衛
星放送チューナ4、コンパクトディスクプレーヤ5から
のオーディオ信号がオーディオアンプ1のオーディオ入
力端子に入力されている。また、VTR2、ビデオディ
スクプレーヤ3、衛星放送チューナ4からのビデオ信号
がオーディオアンプ1のビデオ入力端子に入力される。
【0019】オーディアンプ1は、そのオーディオ入力
端子に接続されたオーディオ機器からのオーディオ信
号、即ちこの例では、VTR2、ビデオディスクプレー
ヤ3、衛星放送チューナ4、コンパクトディスクプレー
ヤ5からのオーディオ信号から、所望の機器のオーディ
オ信号を選択し、このオーディオ信号を電力増幅して、
スピーカ8A及び8Bに供給する。また、オーディオア
ンプ1は、そのビデオ入力端子に接続されたビデオ信
号、即ちこの例では、VTR2、ビデオディスクプレー
ヤ3、衛星放送チューナ4からのビデオ信号から、所望
の機器のビデオ信号を選択し、選択された機器からのビ
デオ信号をディスプレイ9に供給する。
【0020】ディスプレイ9には、オーディオアンプ1
で選択されたビデオ信号に基づく画像が映出される。ま
た、このディスプレイ9には、このオーディオビデオシ
ステムを制御するための各種の画面が重畳表示される。
この重畳表示された画面を見ながら、リモートコマンダ
7を使って、各種の設定を行うことができる。
【0021】リモートコマンダ7は4方向ジョイスティ
ックリモートコマンダであり、リモートコマンダ7に
は、図2に示すように、4方向に可動するジョイスティ
ック10が設けられる。リモートコマンダ7において、
ジョイスティック10の上方向の部分10Aを押圧する
と、上方向への入力がなされ、下方向の部分10Bを押
圧すると下方向への入力がなされる。また、右方向の部
分10Cを押圧すると右方向への入力がなされ、左方向
の部分10Dを押圧すると左方向への入力がなされる。
そして、ジョイスティック10の上部10Eが押される
と、入力が確定される。
【0022】図3は、リモートコマンダ7の構成を示す
ものである。図3において、ジョイスティック10が操
作されると、この操作に基づく信号がCPU15に供給
される。CPU15で、ジョイスティック10の動きに
基づくコマンド信号が形成される。このコマンド信号が
赤外線送信部17に供給される。赤外線送信部17の出
力が赤外線発光部18に供給され、赤外線発光部18か
ら、ジョイスティック10の操作に基づく赤外線信号が
送信される。また、このリモートコマンダ7には、コマ
ンド信号を記憶させるためのメモリ16が設けられる。
他のリモートコマンダからのコマンド信号を受光部20
で受光し、赤外線受信部19で復調し、メモリ16に記
憶させ、学習機能付リモートコマンダとして動作させる
ことができる。更に、このリモートコマンダ7は、登録
された順にコマンド信号を発生するような、所謂マクロ
動作が可能とさている。
【0023】図4は、オーディオアンプ1の構成を示す
ものである。図4において、21はオーディオセレク
タ、22はビデオセレクタである。オーディオセレクタ
21には、オーディオ入力端子23A、23B、23
C、23Dから、各種のオーディオビデオ機器からのオ
ーディオ信号が供給される。この例では、オーディオ入
力端子23AにVTR2からのオーディオ信号が供給さ
れ、オーディオ入力端子23Bにビデオディスクプレー
ヤ3からのオーディオ信号が供給され、オーディオ入力
端子23Cに衛星放送チューナ4からのオーディオ信号
が供給され、オーディオ入力端子23Dにコンパクトデ
ィスクプレーヤ5からのオーディオ信号が供給される。
【0024】ビデオセレクタ22には、ビデオ入力端子
22A、22B、22Cから、各種のビデオ機器からの
ビデオ信号が供給される。この例では、ビデオ入力端子
24AにVTR2からのビデオ信号が供給され、ビデオ
入力端子24Bにビデオディスクプレーヤ3からのビデ
オ信号が供給され、ビデオ入力端子24Cに衛星放送チ
ューナ4からのビデオ信号が供給される。
【0025】オーディオセレクタ21の出力がアンプ2
5に供給され、アンプ25により、オーディオ信号が電
力増幅される。このアンプ25の出力がオーディオ出力
端子26A及び26Bから出力され、スピーカ8A及び
8Bに供給される。
【0026】ビデオセレクタ22の出力は、グラフィッ
クコントローラ32に供給されると共に、スイッチ回路
31の端子31Bに供給される。グラフィックコントロ
ーラ32は、コントローラ34の制御の基に、ビデオセ
レクタ22で選択されたビデオ信号に表示信号を重畳す
るものである。このグラフィックコントローラ32の出
力がスイッチ回路31の端子31Aに供給される。スイ
ッチ回路31の出力がビデオ出力端子33から出力さ
れ、ディスプレイ9に供給される。
【0027】スイッチ回路31が端子31B側に接続さ
れているときには、ビデオセレクタ22から出力される
ビデオ信号に基づく画面がそのままディスプレイ9に映
出される。スイッチ回路31が端子31A側に接続され
ると、ビデオセレクタ22からのビデオ信号に基づく画
面上に、グラフィックコントローラ31からの表示信号
が重畳された画面が、ディスプレイ9に映出される。
【0028】コントローラ34は、オーディオアンプ1
の全体を制御している。コントローラ34には、赤外線
受光部35を介して、リモートコマンダ7からの赤外線
信号が供給される。この赤外線受光部35の出力がコン
トローラ34に供給される。また、コントローラ34に
は、キー入力部36から入力が与えられる。
【0029】コントローラ34からは、入力ソース信号
を切り換えるためのセレクト信号が発生される。このセ
レクト信号により、オーディオセレクタ21及びビデオ
セレクタ22が切り換えられる。また、コントローラ3
4にスイッチ回路31が制御されると共に、コントロー
ラ34からは、ボリュームコントロール信号が発生され
る。このボリュームコントロール信号により、音量が制
御される。
【0030】前述したように、この発明が適用されたシ
ステムでは、ディスプレイ9には、このオーディオビデ
オシステムを制御するための各種の画面が重畳表示さ
れ、この重畳表示された画面を見ながら、リモートコマ
ンダ7を操作することにより、各種の設定を行うことが
できる。
【0031】例えば、ディスプレイ9上には、図5に示
すような画面が表示される。ティックリモートコマンダ
7を使って、このディスプレイ9に映出される表示中か
ら所望のキー表示を選択することにより、各種の設定を
行うことができる。
【0032】つまり、図5に示すように、画面の左側に
は、縦方向に6段のキー表示群51が表示され、画面の
右側には、縦方向に6段のキー表示群52が表示され
る。キー表示群51は、VTRやビデオディスクプレー
ヤ、衛星放送チューナ等、オーディオアンプ1に入力さ
れる各種のビデオ機器を選択するためのキー表示51
A、51B、51C、…からなる。キー表示群52は、
ディジタルオーディオテープレコーダ、CDプレーヤ、
チューナ、アナログディスクプレーヤ、アナログカセッ
トテープレコーダ等、オーディオアンプ1に入力される
各種のオーディオ機器を選択するための表示52A、5
2B、52C、…からなる。
【0033】画面の下側には、縦方向に2段の表示群5
3、54、55が3列に渡って設けられる。表示群53
は、メーカ毎に赤外線コードを設定するためのIRセッ
トキー表示53A、ユーザの指向に合わせて赤外線コー
ドを学習させるためのユーザIRキー表示53Bからな
る。表示群54は、スイッチオンしたときの機能を設定
するためのオートキー表示54A、画面の色やポインタ
の動き等を設定するためのセットアップキー表示54B
からなる。表示群15は、マクロ動作を設定するための
マクロキー表示55A、機能にインデックスを付けるた
めのインデックスキー表示55Bとからなる。
【0034】更に、画面の右下隅には、キー表示56が
設けられる。このキー表示56は、この機能選択画面を
終了させるためのEXITキーである。
【0035】また、画面上には、ポインタ57が映出さ
れる。このポインタ57は、リモートコマンダ7のジョ
イスティック10の操作により、キー表示51A〜51
F、52A〜52F、53A〜53B、54A〜54
B、55A〜55B、56の間を上下左右に移動され
る。なお、このとき、ポインタ57は、各キー表示51
A〜51F、52A〜52F、53A〜53B、54A
〜54B、55A〜55B、56の中央の間を移動す
る。
【0036】即ち、ジョイスティック10の上方向の部
分10Aが押圧されると、ポインタ57は1つ上のキー
表示の中央に移動され、下方向の部分10Bが押圧され
ると、ポインタ57は1つ下のキー表示の中央に移動さ
れる。ジョイスティック10の右方向の部分10Cが押
圧されると、ポインタ57は1つ右のキー表示の中央に
移動され、左方向の部分10Dが押圧されると、ポイン
タ57は1つ左のキー表示の中央に移動される。
【0037】リモートコマンダ7のジョイスティック1
0の上下左右の部分10A〜10Dを操作して、ポイン
タ57を所望のキー表示に移動させ、ジョイスティック
10の上部11Eを押圧すると、そのキー表示に対応し
た動作が確定される。例えば、リモートコマンダ7のジ
ョイスティック10の上下左右の部分10A〜10Dを
操作して、ポインタ57をキー表示51Aに移動させ、
ジョイスティック10の上部10Eを押圧して確定させ
ると、ビデオ機器としてVTRが選択される。
【0038】ところで、ジョイスティック10を用いた
リモートコマンダ7を使った場合、ジョイスティック1
0の動きは、上下左右4方向である。これに対して、図
5に示すように、全てのキー表示は、上下、左右に規則
正しく整列されているわけではない。画面の中央部で
は、キー表示群51とキー表示群52の2列であるが、
下方の部分では、キー表示群53、キー表示群54、キ
ー表示群55の3列であり、画面全体で列がそろってい
ない。このため、列の数が異なるキー表示群の間で、次
にポインタ57が移る位置が不定になる。
【0039】例えば、リモートコマンダ7のジョイステ
ィック10の下方の部分10Bを操作して、ポインタ5
7をキー表示51Aから順に、キー表示51B、51
C、51D、…と下に移動させていったとき、キー表示
51の最も下側のキー表示51Fまでは順にポインタ5
7が移動していくが、キー表示51Fの次には、キー表
示53Aに移るのか、キー表示54Aに移るのかが不定
である。同様に、例えば、リモートコマンダ7のジョイ
スティック10の部分10Bを操作して、ポインタ57
をキー表示52Aから順に、キー表示52B、52C、
52D、…と移動させていったとき、キー表示52Fの
次に、キー表示54Aに移るのか、キー表示55Aに移
るのかが不定である。
【0040】そこで、この発明では、指定された方向へ
向かう平面内(斜め方向を含む)にキー表示があるかど
うかを判断し、指定された方向へ向かう平面内にキー表
示があれば、その方向に向かうベクトル成分がそれと直
交するベクトル成分より大きいものが存在するかどうか
を判断し、指定された方向に向かうベクトル成分の方が
それと直交するベクトル成分より大きいものが存在すれ
ば、その中で最短距離にあるキー表示の中央にポインタ
を移動させるようにしている。これにより、違和感なく
ポインタを移動できる。
【0041】例えば、図6Aに示すように、キー表示6
1Aの下に、2つのキー表示61B、61Cがあるとす
る。そして、今、ポインタ62がキー表示61Aの中央
にあり、ジョイスティックにより下方向の入力が行われ
たとする。この場合、ポインタ62があるキー表示61
Aから下方向へ向かう平面内には、2つのキー表示61
B及び61Cが存在する。キー表示61Aの中心からキ
ー表示61Bの中心へ向かうベクトルをv1 とし、キー
表示61Aの中心からキー表示61Cの中心へ向かうベ
クトルをv2 とする。図6Bに示すように、キー表示6
1Aの中心からキー表示61Bの中心へ向かうベクトル
1 は、水平方向の成分vx1と垂直方向の成分vy1とに
分解できる。また、図6Cに示すように、キー表示61
Aの中心からキー表示61Cの中心へ向かうベクトルv
2 は、水平方向の成分vx2と垂直方向の成分vy2とに分
解できる。
【0042】図6Bに示すように、キー表示61Aの中
心からキー表示61Bの中心へ向かうベクトルv1 の成
分vx1とvy1とを比較すると、指定された方向(この場
合垂直方向)の成分vy1が、それと直交する方向(この
場合水平方向)の成分vx1より大きい。これに対して、
キー表示61Aの中心からキー表示61Cの中心へ向か
うベクトルv2 の成分vx2とvy2とを比較すると、指定
された方向(この場合垂直方向)の成分vy2の方向が、
それと直交する方向(この場合水平方向)の成分vx2
り小さい。従って、この場合には、上述のアルゴリズム
により、ポインタ62は、キー表示61Aからキー表示
61Bに移る(図6Bに示す状態)。
【0043】図7は、このときの処理を示すフローチャ
ートである。図7に示すように、先ず、リモートコマン
ダ7から、コマンド信号が与えられるかどうかが判断さ
れる(ステップST1)。リモートコマンダ7からのコ
マンド信号が受信されたら、現在のポインタ位置からみ
て指定された方向(但し水平方向又は鉛直方向)に、キ
ー表示が存在するかどうかが判断される(ステップST
2)。
【0044】現在のポインタの位置からみて指定された
方向にキー表示が存在すると判断された場合には、その
キー表示に、ポインタが移動される(ステップST
3)。
【0045】現在のポインタの位置からみて指定された
方向にキー表示が存在しなければ、現在のポインタの位
置からみてコマンダで指定された方向に向かう平面内
(斜め方向を含む)に、キー表示が存在するかどうかが
判断される(ステップST4)。
【0046】現在のポインタの位置からみてコマンダで
指定された方向に向かう平面内に、キー表示が存在すれ
ば、そのキー表示へ向かうベクトルの成分が、それと直
交する成分より大きいものが存在するかどうかが判断さ
れる(ステップST5)。
【0047】そのような位置にあるキーが存在すれば、
その中で、現在のポインタの位置から最短距離のキーが
判断され、その最短のキーにポインタが移動される(ス
テップST6)。
【0048】このように、この発明が適用されたシステ
ムにおけるリモートコマンダ7では、ジョイスティック
10を用いて入力を行うことができる。そして、上述し
たような、アルゴリズムでポインタを移動させることに
より、違和感なくポインタを移動できる。
【0049】このようにしてポインタを移動させる際
に、ポインタをどのように動かすかで、ユーザの印象が
異なってくる。ポインタが次の位置までいきなり飛んで
しまうと、次に移る位置が離れているような場合には、
ポインタを見失う場合がある。このため、ポインタの動
く軌跡が表示されることが望まれる。また、ポインタの
軌跡を表示する場合にも、次の移動先との距離が近接し
ている場合も、移動先との距離が離れているような場合
にも、常に同じようにポインタを移動させると、違和感
がある。そこで、ポインタを一定速度で動かしながら、
その軌跡を表示することが考えられる。
【0050】図8は、ポインタの軌跡を等速モデルで表
して、ポインタを一定速度で動かすようにした例であ
る。
【0051】図8において、前述のアルゴリズムによ
り、ポインタの移動先が決定したかどうかが判断される
(ステップST11)。ポインタの移動先が決まった
ら、その移動先が上下の鉛直方向であるかどうかが判断
される(ステップST12)。
【0052】ここで、現在のポインタの座標を(x0
0 )、次に移動させるポインタの座標を(x1
1 )とする。
【0053】移動先が上下の鉛直方向なら、一定時間Δ
tだけ経過したかどうかが判断され(ステップST1
3)、一定時間Δtだけ経過したら、水平方向のポイン
タの座標は(x=x0 )とされ、垂直方向にはΔy(y
=y+Δy)だけポインタが進められる(ステップST
14)。このようにして進められた座標(x,y)のポ
インタが表示される(ステップST15)。
【0054】垂直方向の座標yが目的とするポインタの
座標y1 に達してたかどうか(y≧y1 )が判断される
(ステップST16)。垂直方向の座標yが目的とする
ポインタの座標y1 に達してなければ、垂直方向の座標
yがΔyだけインクリメントされ(ステップST1
7)、ステップST13に戻される。
【0055】このような制御により、ポインタが垂直方
向に等速度で徐々に移動し、目標とする座標(x1 ,y
1 )に近づいていく。ステップST16で、垂直方向の
座標yが目的とするポインタの座標y1 に達すると、目
標とする座標(x1 ,y1 )に到達する。
【0056】ステップST12で、その移動先が上下の
鉛直方向でないと判断されたら、現在のポインタの座標
(x0 ,y0 )から、次に移動させるポインタの座標
(x1,y1 )への傾きmが求められる(ステップST
18)。
【0057】傾きmが求められたら、一定時間Δtだけ
経過したかどうかが判断され(ステップST19)、一
定時間Δtだけ経過したら、水平方向にΔx(x=x0
+Δx)だけ座標が進められ、垂直方向にmΔy(y=
0 +mΔy)だけポインタが進められる(ステップS
T20)。このようにして進められた座標(x,y)の
ポインタが表示される(ステップST21)。
【0058】水平方向の座標xが目的とするポインタの
座標x1 に達したかどうか(x≧x1 )が判断される
(ステップST22)。水平方向の座標xが目的とする
ポインタの座標x1 に達してなければ、水平方向の座標
xがΔxだけインクリメントされ(ステップST2
3)、ステップST19に戻される。
【0059】このような制御により、ポインタが等速度
で徐々に移動し、目標とする座標(x1 ,y1 )に近づ
いていく。ステップST22で、水平方向の座標yが目
的とするポインタの座標x1 に達すると、目標とする座
標(x1 ,y1 )に到達する。
【0060】このように、ポインタの移動を等速度モデ
ルで表すと、ポインタが次の移動先まで等速で動くこと
になり、ポインタの軌跡が違和感なく表示できる。
【0061】更に、人間が実際にキー操作を解析する
と、(a)先ず、ゆっくりと現在操作しているキーから
指を離し、(b)目的のキーに向かって手をある程度力
を入れて素早く動かし、(c)目的のキーに近づくと、
確実にキーに達するように、速度を緩める。ようにして
いる。
【0062】このような動作は、単振動のモデルに近
い。このことから、ボインタを単振動モデルに従って動
かすことが考えられる。このような単振動モデルは、図
9及び図10に示すように表現できる。図9及び図10
に示すモデルにおいて、物体101はスプリング103
の一端に取り付けられ、スプリング103の他端は固定
点102に固定される。そして、物体101は、振幅A
1 及びA2 で示すような振幅で振動される。このような
モデルを使って、ステップST14における演算を、
【数1】 とし、ステップ20における演算を、
【数2】 とすれば、ポインタは単振動モデルに応じた速度で動い
ていく。
【0063】更に、この動きを、図11に示すように、
磁石と鉄が引き合うときのモデルに応じて移動させるこ
とが考えられる。図11において、磁石106と鉄片1
05とがあると、磁石106と鉄片105とが磁力によ
り引かれあう。このときのモデルは、
【数3】 に示すように表される。このようなモデルに従ってポイ
ンタを動かせば、鉄が磁石に引かれるようにして、ポイ
ンタを動かすことができる。
【0064】更に、ポインタの動きを等加速度モデルに
より表して移動させるようにしても良い。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、指定された方向へ向
かう平面内にキー表示があるかどうかを判断し、指定さ
れた方向へ向かう平面内にキー表示があれば、その方向
に向かうベクトル成分がそれと直交するベクトル成分よ
り大きいものが存在するかを判断し、指定された方向に
向かうベクトル成分がそれと直交するベクトル成分より
大きいものが存在すれば、その中で最短距離にあるキー
表示の中央にポインタを移動させるようにしている。こ
のため、ポインティングデバイスとしてジョイスティッ
クを用いて、所望のキー表示の位置にポインタを移動で
き、画面上にキー表示の配列を自由に設定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたオーディオビデオシステ
ムの一例の斜視図である。
【図2】リモートコマンダの一例の斜視図である。
【図3】リモートコマンダの一例の説明に用いるブロッ
ク図である。
【図4】オーディオアンプの一例の説明に用いるブロッ
ク図である。
【図5】ディスプレイの表示の一例の略線図である。
【図6】ディスプレイの表示の説明に用いる略線図であ
る。
【図7】ディスプレイの表示の説明に用いるフローチャ
ートである。
【図8】ディスプレイの表示の説明に用いるフローチャ
ートである。
【図9】ポインタの軌跡を示すモデルの一例の説明に用
いる略線図である。
【図10】ポインタの軌跡を示すモデルの一例の説明に
用いる略線図である。
【図11】ポインタの軌跡を示すモデルの他の例の説明
に用いる略線図である。
【図12】従来のディスプレイの表示の説明に用いる略
線図である。
【符号の説明】
1・・・オーディオアンプ,9・・・ディスプレイ,1
0・・・リモートコマンダ,51〜56・・・キー表
示,57・・・ポインタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下左右の4方向への操作を指示する操
    作部と、 各種の動作を設定するための表示がなされる表示部と、 上記表示部への表示を制御する表示制御部とを備え、 上記表示制御部は、上記操作部により上記上下左右の4
    方向の何れかを指定して操作が行われると、 上記表示部に表示される複数のファンクション表示のう
    ち、上記操作部で指定された方向にある隣接したファン
    クション表示を検索し、 上記隣接したファンクション表示への経路を上記操作部
    で指定された方向のベクトルの成分とそれと直交する方
    向のベクトルの成分とに分けたときに、上記操作部で指
    定された方向のベクトルの成分がそれと直交する方向の
    ベクトルの成分より大きいかどうかを判断し、 上記操作部で設定された方向のベクトル成分が上記それ
    と直交する方向のベクトルの成分より大きくなる上記隣
    接するファンション表示を選択し、 上記選択されたファンクション表示にポインタを移動さ
    せるようにしたことを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 上記ポインタを1つのファンクション表
    示から次のファンクション表示に移動させる際に、上記
    ポインタの軌跡を表示するようにした請求項1記載の表
    示制御装置。
  3. 【請求項3】 上記軌跡は、等速度モデルに応じて移動
    される請求項2記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 上記軌跡は、加速度モデルに応じて移動
    される請求項2記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 上記軌跡は、単振動減衰モデルに応じて
    移動される請求項2記載の表示制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7554525B2 (en) 2005-05-25 2009-06-30 Kabushiki Kaisha Square Enix Setting next destination of pointer to each of multiple objects
US7810022B2 (en) 2005-06-22 2010-10-05 Sony Corporation Program, information processing method, and information processing apparatus
JP2017021629A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 凸版印刷株式会社 ポインタ制御装置、ポインタ制御方法、プログラム、及びポインタ制御システム

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