JPH09312647A - オンライン・メンテナンス・システム - Google Patents

オンライン・メンテナンス・システム

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JPH09312647A
JPH09312647A JP8124648A JP12464896A JPH09312647A JP H09312647 A JPH09312647 A JP H09312647A JP 8124648 A JP8124648 A JP 8124648A JP 12464896 A JP12464896 A JP 12464896A JP H09312647 A JPH09312647 A JP H09312647A
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JP
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master station
maintenance device
station
maintenance
transmission path
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JP8124648A
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Michiyo Kouno
実千代 河野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムのオンライン状態でメンテナンス装
置17にて各子局13に対する点検保守業務を実施す
る。 【解決手段】 伝送路12に対して1台の親局11と複
数台の子局13とが接続され、親局11は伝送路12の
使用権を得た状態で自己の周期又は自己のタイミングで
各子局13との間で情報交換処理を行うシステムにおい
て、親局11に一端側が親局内へ導かれた伝送路に接続
された接続ポート15と、接続ポート15の他端側に選
択的に接続され、伝送路12の使用権を得た状態で伝送
路を介して各子局13に対する点検保守を行うメンテナ
ンス装置17とを設けている。そして、親局11は、各
子局13に対する情報交換処理の合間に、伝送路12の
使用権を自己からメンテナンス装置17へ移管する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝送路に対して1台
の親局と複数台の子局とが接続されたシステムにおける
各子局に対する点検保守をオンライン状態で実行するオ
ンライン・メンテナンス・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プロセス制御システムにおおけ
るI/O機器やシーケンサは伝送路を介してデータ交換
を行う場合が多い。具体的には、多数の制御対象機器に
取付けられたセンサやコントローラから伝送路を介して
ホスト装置で測定データやプロセスデータを一定周期又
は不定期に収集する。この場合、伝送路は数メートルか
ら数キロメートル程度であるので、伝送路としてバスを
用いて、このバスに直接ホスト装置や複数のセンサやコ
ントローラを接続することが多い。そして、ホスト装置
と各センサやコントローラとの間は1対Nの伝送が実施
される。
【0003】具体的には、図10に示すように、ホスト
装置となる親局1がバス等の伝送路2の使用権を確保し
た状態でセンサやコントローラ等からなる各子局3に対
して情報の送信要求(ポーリング要求)を送出して、各
子局3から必要なデータを含む各種情報を収集したり、
必要に応じて各子局3に対して情報を送出する。伝送路
2の両端には終端抵抗4が取付けられている。
【0004】このような構成のプロセス制御システムに
おいて、各子局3が正常に動作しているか否か、また伝
送路2が正常であるか否かを定期的に、または一時的に
点検保守(メンテナンス)を実施する必要がある。この
手法として、 (a) 一時的に伝送路2の終端抵抗4を外して、伝送路
2を延長して、延長部分にメンテナンス装置を接続す
る。
【0005】(b) 伝送路2を途中で一旦切り離してメ
ンテナンス装置を挿入する。 (c) プロセス制御システムの構築当初からメンテナン
ス装置を伝送路2に接続しておく。 等の手法が提唱されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各子局に対す
る点検保守を専用に実施するためのメンテナンス装置を
プロセス制御システムのオンライン状態で直接伝送路2
に接続することは困難であった。すなわち、メンテナン
ス装置を直接伝送路2に接続する作業期間中は、システ
ムの正常な業務に支障を与える懸念がある。
【0007】また、接続したのちにおいても、親局1は
自己の周期又は自己が必要とするタイミングで各子局3
に対する伝送(ポーリング)を開始するために、メンテ
ナンス装置が各子局に対する点検保守に必要な情報を送
受信することはできなかった。そのために、メンテナン
ス装置としては、親局1と各子局3との間で伝送路2上
に送受信される情報の監視しかできなく、各子局3に対
する十分な点検保守を実施できなかった。つまり、N:
1の伝送形態で、親局となるステーションが固定になっ
ていた。
【0008】また、システムの構築当初からメンテナン
ス装置を伝送路2に接続しておくことは、常時使用しな
い装置をシステムに組込んでおくことなり、システム全
体としての製造費が上昇する。
【0009】このような不都合を解消するために、親局
1にメンテナンス装置を接続するための伝送ポートを設
けて、この伝送ポートにメンテナンス装置を接続する。
そして、メンテナンス装置は親局1及び伝送路2を介し
て各子局3に対して点検保守に必要な情報を送受信する
ことが考えられる。
【0010】しかし、親局1を介して点検保守処理を実
施するためには、親局1との間で点検保守に必要な各種
情報を各子局3に対して送受信するための各種の処理業
務が親局1自体に必要となる。その結果、親局1に対し
て多大の処理負担をかけることになる。
【0011】さらに、親局1を介した点検保守において
は、直接伝送路2の状態を監視することができない問題
があった。本発明はこのような事情に鑑みてなされたも
のであり、親局に対して伝送路に接続された接続ポート
を設けるのみで、親局の処理負担の増大を最小限に抑制
した状態で、親局が各子局に対する通常の伝送処理業務
に対して支障を与えることなく、システムのオンライン
状態でメンテナンス装置にて各子局に対する点検保守業
務を実施できるオンライン・メンテナンス・システムを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のオンライン・メ
ンテナンス・システムは、伝送路に対して1台の親局と
複数台の子局とが接続され、親局は伝送路の使用権を得
た状態で自己の周期又は自己のタイミングで各子局との
間で情報交換処理を行うシステムに適用される。
【0013】そして、請求項1においては、親局に取付
けられ、一端側が親局内へ導かれた伝送路に接続された
接続ポートと、接続ポートの他端側に選択的に接続さ
れ、伝送路の使用権を得た状態で伝送路を介して各子局
に対する点検保守を行うメンテナンス装置と、親局内に
設けられ、各子局に対する情報交換処理の合間に、伝送
路の使用権をメンテナンス装置へ移管する移管手段とを
備えている。
【0014】請求項2においては、親局に取付けられ、
一端側が親局内へ導かれた伝送路に接続された接続ポー
トと、接続ポートの他端側に選択的に接続され、伝送路
の使用権を得た状態で伝送路を介して各子局に対する点
検保守を行うメンテナンス装置と、親局内に設けられ、
接続ポートにメンテナンス装置が接続されたことを検出
する検出手段と、親局内に設けられ、検出手段が接続状
態を検出した状態で、各子局に対する情報交換処理の合
間に、伝送路の使用権をメンテナンス装置へ移管する移
管手段とを備えたものである。
【0015】請求項3においては、親局に取付けられ、
一端側が親局内へ導かれた伝送路に接続された接続ポー
トと、接続ポートの他端側に選択的に接続され、伝送路
の使用権を得た状態で伝送路を介して各子局に対する点
検保守を行うメンテナンス装置と、親局内に設けられ、
接続ポートにメンテナンス装置が接続されたことを検出
する検出手段と、親局内に設けられ、検出手段が接続状
態を検出した状態で、各子局に対する情報交換処理の合
間に、メンテナンス装置に使用権の要求有無を問合せる
問合せ手段と、親局内に設けられ、メンテナンス装置か
らの要求有り応答に応じて、伝送路の使用権をメンテナ
ンス装置へ移管する移管手段とを備えたものである。
【0016】請求項4の発明は請求項2又は3のオンラ
イン・メンテナンス・システムにおける検出手段を、接
続ポートに対するメンテナンス装置の接続・離脱動作に
応じて開閉する接点と、この接点状態を記憶するメモリ
とで構成したものである。
【0017】このように構成された請求項1のオンライ
ン・メンテナンス・システムにおいては、親局には一端
側が親局内へ導かれた伝送路に接続された接続ポートが
組込まれている。そして、伝送路又は各子局に対する点
検保守を実施する場合、メインテナンス装置を親局の接
続ポートに接続する。
【0018】親局は各子局に対する情報交換処理の合間
に伝送路の使用権を自己からメンテナンス装置へ移管す
ると、メインテナンス装置は伝送路を介して各子局に対
する点検保守業務を行う。
【0019】したがって、メインテナンス装置が行う各
子局に対する点検保守業務は親局の各子局に対する通常
の情報交換処理の合間に親局から伝送路の使用権を得て
実施されるので、システム全体のオンライン業務に支障
を与えない。
【0020】請求項2においては、親局内にメインテナ
ンス装置が接続ポートに接続されたことを検出する検出
手段を付加している。したがって、親局はメインテナン
ス装置に対する伝送路の使用権のメンテナンス装置への
移管が容易になる。
【0021】請求項3においては、親局から接続ポート
に接続されたメインテナンス装置に対して伝送路の使用
権の要求有無を問合せて、要求有の場合のみ伝送路の使
用権をメンテナンス装置へ移管している。したがって、
メインテナンス装置を接続ポートに接続したが、点検保
守を実施しない場合は、メインテナンス装置は要求無し
を親局に応答すればよい。
【0022】請求項4においては、接続ポートにメンテ
ナンス装置を接続すると例えば接点が閉成されて、この
状態がメモリに記憶されている。したがって、親局とし
ては、自己のメモリ状態を監視するのみでメンテナンス
装置の接続状態が把握できるので、接続ポートにメンテ
ナンス装置が接続されているか否かを、メンテナンス装
置に対する各種の情報の送受信状態と受信の結果とから
ソフト的に判断する必要が無いので、親局のソフト的処
理負担が軽減する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態のオンラ
イン・メンテナンス・システムが組込まれたプロセス制
御システムの概略構成を示すブロック図である。
【0024】バスからなる伝送路12に対して、ホスト
装置となる1台の親局11とセンサやコントローラ等か
らなる複数の子局13とが接続されている。伝送路12
の両端には終端抵抗14が取付けられている。親局11
は伝送路12の使用権を得た状態で伝送路12を介して
自己の周期又は自己のタイミングで各子局13との間で
データ収集を含む各種の情報交換を行う。
【0025】親局11の外面には接続ポート15が取付
けられている。この接続ポート15には前記伝送路12
と同一構成の信号線16を介してメンテナンス装置17
が必要に応じて接続される。
【0026】図2は親局11の概略構成図である。シス
テムバス18に対して、各種の情報処理を実行するCP
U19、制御プログラム等の固定データを記憶するRO
M20、各子局13から収集したデータ等の各種の可変
データを記憶するRAM21、各子局13及びメンテナ
ンス装置17との間で各種のデータ及び情報を送受信す
るための伝送制御部22等が接続されている。
【0027】また、前記接続ポート15は、この親局1
1内に導かれた伝送路12の分岐路12aに対してさら
に分岐路12bを介して接続されている。したがって、
伝送路12,分岐路12a,12bは同一構成を有して
いる。
【0028】親局11、各子局13及びメンテナンス装
置17はそれぞれ自己の伝送局アドレスを有している。
したがって、メンテナンス装置17は等価的に親局11
及び各子局13と同様に伝送路12に接続されている。
【0029】そして、親局11は図3の流れ図に従って
各子局13との間で情報交換を実施すると共にメンテナ
ンス装置17に対する伝送路12の使用権の移管処理を
実行する。
【0030】流れ図が開始され、P(プログラム・ステ
ップ)1にて予め自己に対して定められた規定の収集周
期Tが到達すると、P2にて伝送処理部22および伝送
路12を介して各子局13からデータを収集する。この
場合、伝送路12の使用権は親局11が保持している。
具体的には、図6に示すように、各子局13に対して伝
送局アドレスを指定して順番にデータ要求指令を送出す
る。データ要求指令を受領した各子局13は親局11に
対して伝送局アドレスを指定してデータ応答を送信す
る。親局11は各子局13からのデータ応答を受信して
例えばRAM21へ書込む。
【0031】そして、1番目の子局13からn番目の子
局13までの全ての子局13に対するデータの収集が終
了すると、P3にてメンテナンス装置17に対してメン
テナンス装置17の伝送局アドレスを指定して伝送路1
2の使用権の要否の問合せを行う。予め定められた許容
時間内に応答が有ると(P4)、その応答の種類を調べ
る(P6)。
【0032】応答が使用権の要求有りの場合は、P7に
て、伝送路12の使用権をメンテナンス装置17へ移管
する。そして、メンテナンス装置17からこのメンテナ
ンス装置17が各子局13に対する点検保守に必要な予
め定められた許容時間を経過する前に、点検保守処理の
終了通知を受領すると、再度伝送路12の使用権を自己
に取り戻して、P1へ戻り、次の収集周期Tが到達する
のを待つ。
【0033】なお、P5にて許容時間以上経過しても応
答が無い場合は、メンテナンス装置17が最初から接続
ポート15に接続されていないか又は接続されていても
装置の電源が投入されていないと判断して、P1へ戻
り、次の収集周期Tが到達するのを待つ。
【0034】また、P6にて、メンテナンス装置17か
らの応答が使用権の要求無しの場合は、メンテナンス装
置17は、接続ポート15に接続され、電源が投入され
ているが、まだ点検保守処理を開始していないか、又は
所定の点検保守処理を終了したか、さらに、伝送路12
上における親局11と各子局13との間のデータ交信を
監視していると判断する。そして、この場合もP1へ戻
り、次の収集周期Tが到達するのを待つ。
【0035】さらに、P8にて点検保守に必要な予め定
められた許容時間経過を経過しても、終了通知を受領し
ないと、メンテナンス装置17に何等かの異常が発生し
たと判断して、通常のオンライン業務に支障を来さない
ようにするために、P1へ戻り、次の収集周期Tが到達
するのを待つ。
【0036】また、メンテナンス装置17は、図4に示
す流れ図に従って、各子局13に対する点検保守処理を
実行する。流れ図が開始され、P11にて親局11から
の伝送路12の使用権の要否の問合せを受信すると、伝
送路12に対する使用権が必要な場合(P12)は、親
局11へ使用権要求有りを応答する(P13)。そし
て、親局11から伝送路12の使用権を確保すると(P
14)、信号線12b,12a及び伝送路12を介して
各子局13に対する点検保守処理を実施する(P1
5)。具体的には、各子局13へ伝送局アドレスを指定
して順番に点検保守用の試験データを送信して、各子局
13から試験データに対する応答データを収集する。応
答データの収集が終了すると、親局11に対して終了通
知を送出して、P11へ戻り、次の親局11からの問合
せを待つ。
【0037】なお、P15における1回の点検保守処理
にて1番からn番までの全ての子局13に対してデータ
の送受信を実施するか、複数回に分割して実施するかは
親局11の各子局13に対する通常のデータ収集周期T
に応じて定まり、オンライン業務に支障が出ないように
設定されている。
【0038】また、例えば伝送路12における親局11
と各子局13との間のデータ交信を監視する場合や、ま
だ点検保守処理を開始していな場合や、又は所定の点検
保守処理を終了した場合は、伝伝送路12に対する使用
権は必要ないので、P17にて、親局11に対する使用
権要求無しの応答を送信する。
【0039】また、各子局13は、図5に示す流れ図を
実行する。すなわち、P21にて、親局11又はメンテ
ナンス装置17から自己の伝送局アドレスを指定したデ
ータ送信要求や試験データに対する応答要求が入力する
と、この要求に対する応答処理を実行して(P22)、
応答データを応答テキストに組込んで、要求元の親局1
1又はメンテナンス装置17の伝送局アドレスを指定し
返信する(P23)。
【0040】このように構成されたオンライン・メンテ
ナンス・システムの動作を図6に示すタイムチャートを
用いて説明する。親局11は自己に定められた一定周期
Tで各子局13に対して順番にデータ送信要求を送出し
て各子局13からデータを収集する。そして、一定周期
T内で各子局13に対するデータ収集処理が終了する
と、メンテナンス装置17に対する伝送路12の使用権
の要否の問合せを行い、メンテナンス装置17から使用
権要の応答を得ると、使用権をメンテナンス装置17へ
渡し、メンテナンス装置17からの終了通知待ち(メン
テナンス待ち)状態になる。メンテナンス装置17から
終了通知受領又は許容時間が経過すると、伝送路12の
使用権を自己に取返し、再度各子局13からのデータ収
集処理を再開する。
【0041】メンテナンス装置17は、伝送路12の使
用権が親局12にある期間は、伝送路12上を送受信さ
れる親局11と各子局13のとの間のデータを監視して
おり、自己が伝送路12の使用権を確保すると、各子局
13に対して点検保守用の試験データを送信して各子局
13からの応答データを収集する。応答データの収集が
終了すると、終了通知を親局11へ送信する。
【0042】このように構成されたオンライン・メンテ
ナンス・システムにおいては、メンテナンス装置17に
おける各子局13に対する点検保守処理は親局11が各
子局13に対する通常の情報交換処理の合間に実施され
るので、このプロセス制御システムにおける通常のオン
ライン業務に何等支障を与えることはない。
【0043】さらに、各子局13又は伝送路12に対す
る点検保守作業を実施する時のみ、メンテナンス装置1
7を親局11に取付けられた接続ポート15に接続する
のみでよい。したがって、メンテナンス装置17を伝送
路12に装着するために、プロセス制御システムのオン
ライン業務を一時中断することはない。
【0044】また、親局11は通常の各子局13に対す
る通常のデータ収集の合間にメンテナンス装置17に対
して伝送路12に使用権を移管する簡単なソフト的処理
が付加されるのみであり、従来システムにおける親局に
比較して処理負担が大幅に増加することはない。
【0045】(第2実施形態)図7は本発明の第2実施
形態のオンライン・メンテナンス・システムが組込まれ
たプロセス制御システムにおける親局11aの概略構成
を示すブロック図である。伝送路12および各子局13
の構成は図1に示した第1実施形態と同じである。
【0046】この第2実施形態の親局11aには、シス
テムバス18に対してCPU19,ROM20,RAM
21,伝送処理部22の他に、接続検出部23が接続さ
れている。接続検出部23には接続ポート15aから2
本の信号線25a,25bが入力されている。メンテナ
ンス装置17は信号線16及びコネクタ24を介して接
続ポート15aに選択的に接続される。
【0047】接続ポート15a及びコネクタ24は、図
8に示すように、伝送路12と同一構成の各信号線12
a,16を接続するための接続ピンの他に、接続ポート
15aにコネクタ24が装着されていることを検出する
ための2本の検出ピン27a,27bが設けられてい
る。この2本の検出ピン27a,27bのコネクタ24
側は短絡線26で短絡されている。一方、2本の検出ピ
ン27a,27bの接続ポート15a側は信号線25
a.25bを介して接続検出部23に接続されている。
【0048】したがって、接続ポート15aにコネクタ
24が装着されると、信号線25a.25b間が短絡さ
れるので、接続検出部23は、メンテナンス装置17の
接続ポート15aに対する接続・離脱状態を常時検出で
き、接続されている場合は自己の記憶部の接続フラグを
1に設定する。
【0049】そして、親局11aは、図9の流れ図に従
って各子局13との間で情報交換を実施すると共にメン
テナンス装置17に対する伝送路12の使用権の移管処
理を実行する。
【0050】流れ図が開始され、P31にて予め自己に
対して定められた規定の収集周期Tが到達すると、伝送
処理部22および伝送路12を介して各子局13からデ
ータを収集する(P32)。この場合、伝送路12の使
用権は親局11aが保持している。
【0051】そして、1番目の子局13からn番目の子
局13までの全ての子局13に対するデータの収集が終
了すると、P33にて接続検出部23に記憶されていて
る接続フラグの状態を調べ、1に設定されていれば、接
続ポート15aにメンテナンス装置17が接続されてい
ると判断して、伝送路12の使用権をメンテナンス装置
17へ移管する(P33)。
【0052】メンテナンス装置17から許容時間経過す
る前に、点検保守処理の終了通知を受領すると(P3
4)、再度伝送路12の使用権を自己に取り戻して、P
31へ戻り、次の収集周期Tが到達するのを待つ。
【0053】なお、P33にて接続フラグが0に解除さ
れていた場合は、メンテナンス装置17が接続ポート1
5aに接続されていないと判断して、P31へ戻り、次
の収集周期Tが到達するのを待つ。
【0054】さらに、P35にて点検保守に必要な許容
時間経過を経過しても、終了通知を受領しないと、メン
テナンス装置17に何等かの異常が発生したと判断し
て、P31へ戻り、次の収集周期Tが到達するのを待
つ。
【0055】メンテナンス装置17は、親局11aから
伝送路12の使用権を得ると、伝送路12を介して各子
局13に対する点検保守処理を実施して、点検保守処理
が終了すると、親局11aに対して終了通知を送出す
る。
【0056】このように構成された第2実施形態におい
ても、メンテナンス装置17は親局11aの通常のオン
ライン業務に支障を与えることなく各子局13に対する
点検保守処理を実施できるので、前述した第1実施形態
とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0057】さらに、この第2実施形態においては、親
局11aとしては、メインテナンス装置17が接続ポー
ト15aに接続されているか否かを、接続検出部23内
に記憶された接続フラグの状態を監視するのみで把握で
きる。その結果、接続ポート15aにメンテナンス装置
17が接続されているか否かを、メンテナンス装置17
に対する各種の情報の送受信状態からソフト的に判断す
る必要が無いので、親局11aのソフト的処理負担がよ
り一層軽減する。
【0058】なお、図9に示す流れ図においては、接続
フラグが1の場合、伝送路12の使用権を直ちにメンテ
ナンス装置17へ移管したが、移管する前に、メンテナ
ンス装置17に対して伝送路12の使用権の要否を問合
せて、メンテナンス装置17から使用権の要の応答が有
ったときのみ、伝送路12の使用権をメンテナンス装置
17へ移管してもよい。
【0059】また、各実施形態においては、プロセス制
御システムに対して本願発明のオンライン・メンテナン
ス・システムを組込んだが、特にプロセス制御システム
に限定されるものではない。他の種々のシステムに応用
できることはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオンライ
ン・メンテナンス・システムにおいては、親局に対して
伝送路に接続された接続ポートを設け、親局は各子局に
対する情報交換の合間に、接続ポートに選択的に接続さ
れるメンテナンス装置に対して、伝送路の使用権を移管
している。
【0061】したがって、親局の処理負担増を最小限に
抑制した状態で、親局が各子局に対する通常の伝送処理
業務に対して何等支障を与えることなく、システムのオ
ンライン状態でメンテナンス装置にて各子局に対する点
検保守業務を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係わるオンライン・
メンテナンス・システムが組込まれたプロセス制御シス
テムの概略構成図
【図2】 同プロセス制御システムの親局の概略構成を
示すブロック図
【図3】 同親局の動作を示す流れ図
【図4】 同プロセス制御システムにおけるメンテナン
ス装置の動作を示す流れ図
【図5】 同プロセス制御システムにおける各子局の動
作を示す流れ図
【図6】 同プロセス制御システム全体動作を示すタイ
ムチャート
【図7】 本発明の第2実施形態に係わるオンライン・
メンテナンス・システムが組込まれたプロセス制御シス
テムにおける親局の概略構成を示すブロック図
【図8】 同親局における接ポートとソケットとの接続
関係を示す回路図
【図9】 同親局の動作を示す流れ図
【図10】 一般的なシステムを示す概略構成図
【符号の説明】
11,11a…親局 12…伝送路 13…子局 15,15a…接続ポート 19…CPU 22…伝送処理部 23…接続検出部 24…コネクタ 26…短絡線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路に対して1台の親局と複数台の子
    局とが接続され、前記親局は前記伝送路の使用権を得た
    状態で自己の周期又は自己のタイミングで前記各子局と
    の間で情報交換処理を行うシステムにおいて、 前記親局に取付けられ、一端側が前記親局内へ導かれた
    伝送路に接続された接続ポートと、 この接続ポートの他端側に選択的に接続され、前記伝送
    路の使用権を得た状態で前記伝送路を介して前記各子局
    に対する点検保守を行うメンテナンス装置と、 前記親局内に設けられ、前記各子局に対する情報交換処
    理の合間に、前記伝送路の使用権を前記メンテナンス装
    置へ移管する移管手段とを備えたことを特徴とするオン
    ライン・メンテナンス・システム。
  2. 【請求項2】 伝送路に対して1台の親局と複数台の子
    局とが接続され、前記親局は前記伝送路の使用権を得た
    状態で自己の周期又は自己のタイミングで前記各子局と
    の間で情報交換処理を行うシステムにおいて、 前記親局に取付けられ、一端側が前記親局内へ導かれた
    伝送路に接続された接続ポートと、 この接続ポートの他端側に選択的に接続され、前記伝送
    路の使用権を得た状態で前記伝送路を介して前記各子局
    に対する点検保守を行うメンテナンス装置と、 前記親局内に設けられ、前記接続ポートに前記メンテナ
    ンス装置が接続されたことを検出する検出手段と、 前記親局内に設けられ、前記検出手段が接続状態を検出
    した状態で、前記各子局に対する情報交換処理の合間
    に、前記伝送路の使用権を前記メンテナンス装置へ移管
    する移管手段とを備えたことを特徴とするオンライン・
    メンテナンス・システム。
  3. 【請求項3】 伝送路に対して1台の親局と複数台の子
    局とが接続され、前記親局は前記伝送路の使用権を得た
    状態で自己の周期又は自己のタイミングで前記各子局と
    の間で情報交換処理を行うシステムにおいて、 前記親局に取付けられ、一端側が前記親局内へ導かれた
    伝送路に接続された接続ポートと、 この接続ポートの他端側に選択的に接続され、前記伝送
    路の使用権を得た状態で前記伝送路を介して前記各子局
    に対する点検保守を行うメンテナンス装置と、 前記親局内に設けられ、前記接続ポートに前記メンテナ
    ンス装置が接続されたことを検出する検出手段と、 前記親局内に設けられ、前記検出手段が接続状態を検出
    した状態で、前記各子局に対する情報交換処理の合間
    に、前記メンテナンス装置に前記使用権の要求有無を問
    合せる問合せ手段と、 前記親局内に設けられ、前記メンテナンス装置からの要
    求有り応答に応じて、前記伝送路の使用権を前記メンテ
    ナンス装置へ移管する移管手段とを備えたことを特徴と
    するオンライン・メンテナンス・システム。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記接続ポートに対す
    る前記メンテナンス装置の接続・離脱動作に応じて開閉
    する接点と、この接点状態を記憶するメモリとで構成さ
    れたことを特徴とする請求項2又は3記載のオンライン
    ・メンテナンス・システム。
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