JPH09312970A - Dc−dcコンバ−タ - Google Patents

Dc−dcコンバ−タ

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JPH09312970A
JPH09312970A JP14848196A JP14848196A JPH09312970A JP H09312970 A JPH09312970 A JP H09312970A JP 14848196 A JP14848196 A JP 14848196A JP 14848196 A JP14848196 A JP 14848196A JP H09312970 A JPH09312970 A JP H09312970A
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Sueyoshi Yamamoto
季良 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧の異なる電池電源に対して、入力電流の
定電流化と、回路部品の大形化を防ぐ一方、回路動作の
安定化を図ることができるDC−DCコンバ−タを提供
すること。 【解決手段】 電池電源6の直流電圧を発振トランジス
タ15の発振動作にしたがって昇圧するフライバック形
の昇圧トランス1を備えたDC−DCコンバ−タにおい
て、発振トランジスタ15のベ−スに起動電流を入力さ
せる定電流回路(7、8、9、10)と、電池電源6と
して定格電圧の高い電池が装備されることにより、上昇
した電池電圧に応じたて上記起動電流を分流し、発振ト
ランジスタ15の入力電流を減少させて入力電流の定電
流化を図る電流制御回路(51、52)とを備えた構成
としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、DC−DCコンバ−
タに関し、例えば、写真撮影に使用する閃光放電発光器
の電源回路として利用するところのDC−DCコンバ−
タに係る。
【0002】
【従来の技術】図4は閃光放電発光器に使用するDC−
DCコンバ−タの回路例を示したもので、昇圧トランス
1は、入力コイル2、フィ−ドバックコイル3、出力コ
イル4を備えたフライバックタイプのトランスとなって
いる。
【0003】5は発振制御トランジスタで、エミッタが
閃光放電発光器の電源として備えた電池電源6に接続さ
れている。この発振制御トランジスタ5のコレクタとフ
ィ−ドバックコイル3との間には抵抗7、8、定電流ダ
イオ−ド9、トランジスタ10からなる定電流回路が備
えられている。
【0004】抵抗11、12とトランジスタ13の直列
回路体は、電池電源6に並列に接続され、また、入力コ
イル2の一端側がこの電池電源6の正極側に接続されて
いる。上記したトランジスタ13は、ベ−スを入力端子
14に接続し、入力端子14から送られるスタ−ト信号
によってONするようになっている。
【0005】一端側が上記した電池電源6に接続した入
力コイル2は、他端側が発振トランジスタ15のコレク
タに接続され、また、一端側が定電流回路に接続したフ
ィ−ドバックコイル3は他端側が上記発振トランジスタ
15のベ−スに接続されている。
【0006】出力コイル4は、高電位側が整流用ダイオ
−ド16を介してメインコンデンサ17の正極側に接続
し、低圧電位側がトランスコアの磁気リセット用のトラ
ンジスタ18のエミッタに接続されている。
【0007】19はツエナ−ダイオ−ドで、このツエナ
−ダイオ−ド19は、メインコンデンサ17が所定の電
圧まで充電されたときに導通し、この導通信号は保護ダ
イオ−ド20を介して発振停止用のトランジスタ21に
入力され、上記トランジスタ21はこの導通信号を入力
してONし、発振トランジスタ15のOFFを継続さ
せ、発振を停止させる。その他、この回路において、2
2は動作安定用のコンデンサ、23は時定数回路を形成
するコンデンサである。
【0008】上記したDC−DCコンバ−タは、スタ−
ト信号が入力端子14より入力してトランジスタ14が
ONすると、発振制御トランジスタ5がONし、このト
ランジスタ5のONによってトランジスタ10がON
し、フィ−ドバックコイル3を介して発振トランジスタ
15のベ−スに起動電流が流れ、このトランジスタ10
がONする。これより、電池電源6、入力コイル2、発
振トランジスタ15の回路に電源電流が流れて発振を開
始する。
【0009】また、発振トランジスタ15はトランジス
タ特性とトランスの磁気飽和によってONからOFFに
切換わり、その後、起動電流を入力してONし、以後同
様にON、OFFを繰り返して発振する。また、この発
振動作過程は、発振トランジスタ15がOFFする毎に
出力コイル3、ダイオ−ド16、メインコンデンサ1
7、トランジスタ18の充電回路でメインコンデンサ1
7が充電される。
【0010】なお、トランジスタ18がメインコンデン
サ17に流れる充電々流が零または零に近くなるまでO
Nし、この充電々流が流れている間発振トランジスタ1
5をOFF状態に保持するものである。
【0011】上記発振動作によってメインコンデンサ1
7の充電が進み、その充電々圧が所定の電圧に達する
と、ツエナダイオ−ド19が導通し、発振停止用のトラ
ンジスタ21がONし、発振トランジスタ15のベ−ス
〜エミッタ間が短絡され、これより、発振トランジスタ
15のOFFが継続し、発振が停止する。
【0012】また、メインコンデンサ17は自己放電に
よって電圧降下し、この電圧が僅かに降下することによ
り、ツエナ−ダイオ−ド19が非導通となり、発振停止
用のトランジスタ21がOFFする。これによって、発
振トランジスタ15がONするようになり発振を開始
し、メインコンデンサ17を充電する。
【0013】メインコンデンサ17が所定の充電々圧に
達した状態では、カメラシャッタ動作にしたがって図示
しないトリガ−回路が動作し、キセノン放電管がメイン
コンデンサ17の充電々荷を放電させて発光する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】近年の閃光放電発光器
は、8V〜15Vの電池を電源として使用できるように
設計されており、このため、この電池の直流電圧を昇圧
してメインコンデンサを充電するDC−DCコンバ−タ
も8V〜15Vの入力電圧に対応できるように回路設計
されている。具体的には、8Vの電池電源で所定の充電
時間を満たすように回路が構成されている。
【0015】このように回路構成されたDC−DCコン
バ−タは、最低電池電圧よりも高い電圧が入力される
と、発振トランジスタのベ−スに大きな電流が流れ込
む。つまり、定電流回路に備えた定電流ダイオ−ドから
流出する電流Ioは、定電流ダイオ−ド9の電流をI
p、トランジスタ10のベ−ス〜エミッタ間電圧をVb
e、抵抗7、8の各々の値をRi、Rcとすると、流出
電流IoはIo={Ip(Ri+Rc)−Vbe}/R
iで定められることから、入力電圧が高くなるにしたが
って流出電流Ioも大きくなる。
【0016】このことから、発振トランジスタ15のコ
レクタ電流許容値を増大させなければならなくなり、発
振トランジスタ15が大形化しコスト高となる。また、
入力電流が増加すると、昇圧トランス1の入力電流のピ
−ク値も増加するので、コアの磁気飽和を招き、このた
め、より大きなコアを使用しなければならなくなり、昇
圧トランス1が大形化する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
点を解決するため開発したもので、入力側に電池電源
を、出力側にメインコンデンサを各々接続したフライバ
ック形の昇圧トランスと、自励発振する発振トランジス
タとを備え、上記トランジスタがオン、オフして発振動
作して電池電源の直流電圧を昇圧するDC−DCコンバ
−タにおいて、上記発振トランジスタのベ−スに起動電
流を供給する定電流回路を設けると共に、抵抗を有する
電流制御回路を設け、この電流制御回路が電池電源の電
圧に応じて上記発振トランジスタのベ−スに入力する起
動電流を上記抵抗を介して分流する構成としたことを特
徴とするDC−DCコンバ−タを提案する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明のDC−DCコンバ
−タを閃光放電発光器の電源回路として利用した実施形
態について図面に沿って説明する。図1はDC−DCコ
ンバ−タの回路図で、このコンバ−タはカメラ内蔵用閃
光放電発光器の電源回路となっている。なお、この実施
形態の説明の中で、従来例と同一部材については同一符
号を付してその説明を省略する。
【0019】図示する如く、定電流回路に備えた電圧検
出用の抵抗8には定電圧ダイオ−ド51と抵抗52から
なる電流制御回路が接続してある。この電流制御回路を
設けると、抵抗52の値をRr、定電圧ダイオ−ド51
の電圧をVzdとして、定電圧ダイオ−ド9から流出す
る電流Ioは、
【0020】
【数1】 から算出される。この式のうち、
【0021】
【数2】 は入力電圧を高くすることによって、その値が増加し、
この結果、Ioの値は図2で示す点Pから点Qに向かう
ように変化する。
【0022】これによって、電池電源を高くするほど発
振トランジスタ15のベ−スに流れる電流が降下し、コ
レクタ電流のピ−ク値も下がる。
【0023】一つの実験例について説明する。電圧9V
〜15Vに変化できる電源を使用し、200μFのメイ
ンコンデンサ17を350Vに充電し、4秒間隔にて発
光させ、入力電流を0.9A以下に制限するコンバ−タ
回路を設計した場合、昇圧トランス1のコアサイズを1
3mm、コアのBmaxを4900ガウス、一次コイル
のインダクタンスを50μH、一次コイル巻線を21T
としてそのAL値を約118μH/N2とすると、入力
電圧9.0V、入力電流0.8Aにて3.5秒でメイン
コンデンサ17を充電することが可能であった。
【0024】このとき、定電圧ダイオ−ド51と抵抗5
2とからなる電流制御回路を備えないで、昇圧トランス
1の入力電圧のみを増加していくと、入力電圧11.5
Vにて入力電流は0.9Aに達し、同時に発振トランジ
スタ15のコレクタピ−ク電流は3Aを超え、また、電
流波形の観測からコアの磁気特性に飽和現象が生じ始め
ていることが認められた。この場合、定電流ダイオ−ド
9の電流Ioが図2のP〜Rのように上昇する。
【0025】したがって、これ以上の入力電圧の上昇は
困難となり、この回路のまま充電するためには、コレク
タ電流許容値の大きな発振トランスに替え、かつ、大形
のトランス用コアを使用する必要が生じる。
【0026】一方、電流制御回路を備えると、昇圧トラ
ンス1の入力電圧の上昇に伴って発振トランジスタ15
のバイアス抵抗値が上昇するので、バイアス電流が降下
すると共にコレクタ電流のピ−ク値も下がることが判明
した。
【0027】すなわち、9V〜15Vの入力電圧の範囲
で入力電流は0.75〜0.9Aとなり、また、コレク
タピ−ク電流は2.2A以上となり、入力電流と充電時
間は共に安定して13mmのコアサイズの小形トランス
で安全に連続使用が可能となった。
【0028】図3は本発明の回路の動作特性図で、9
V、12V、15Vの電池電源を使用し、メインコンデ
ンサ17を350Vまで充電したときの、昇圧トランス
1の出力電圧と入力電流との関係を示した図である。
【0029】上記した実施形態では、電流制御回路に定
電圧ダイオ−ド51を備えてあるが、定電圧ダイオ−ド
51を備えずに抵抗52のみで構成することも可能であ
る。この場合、定電流ダイオ−ド9からの流出電流Io
は数2で定められ、図2に示す点Pから点Qに向かう下
降変化が緩やかなものとなる。
【0030】
【発明の効果】上記した通り、本発明に係るDC−DC
コンバ−タは、自励発振トランジスタのベ−スに供給す
る電流が入力電圧の上昇に伴って減少するように構成し
てあるので、入力電圧が変化しても充電動作が安定し、
定格電圧の異なる各々の電池を電源として使用する閃光
放電発光器に有利なDC−DCコンバ−タとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すDC−DCコンバ−タ
の回路図である。
【図2】この回路に備えた定電流回路から流出する流出
電流と入力電圧の関係を示した図である。
【図3】本発明の回路の動作特性図である。
【図4】従来のDC−DCコンバ−タの回路図である。
【符号の説明】
1 昇圧トランス 2 入力コイル 3 フィ−ドバックコイル 4 出力コイル 5 発振制御トランジスタ 7、8 抵抗 9 定電流ダイオ−ド 15 発振トランジスタ 17 メインコンデンサ 51 定電圧ダイオ−ド 52 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側に電池電源を、出力側にメインコ
    ンデンサを各々接続したフライバック形の昇圧トランス
    と、自励発振する発振トランジスタとを備え、上記トラ
    ンジスタがオン、オフして発振動作して電池電源の直流
    電圧を昇圧するDC−DCコンバ−タにおいて、上記発
    振トランジスタのベ−スに起動電流を供給する定電流回
    路を設けると共に、抵抗を有する電流制御回路を設け、
    この電流制御回路が電池電源の電圧に応じて上記発振ト
    ランジスタのベ−スに入力する起動電流を上記抵抗を介
    して分流する構成としたことを特徴とするDC−DCコ
    ンバ−タ。
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