JPH09314093A - 廃プラスチック減容装置及び廃プラスチック減容処理方法 - Google Patents
廃プラスチック減容装置及び廃プラスチック減容処理方法Info
- Publication number
- JPH09314093A JPH09314093A JP8141400A JP14140096A JPH09314093A JP H09314093 A JPH09314093 A JP H09314093A JP 8141400 A JP8141400 A JP 8141400A JP 14140096 A JP14140096 A JP 14140096A JP H09314093 A JPH09314093 A JP H09314093A
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- Japan
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- waste plastic
- processing container
- volume
- plastic material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、減容動作終了後に短時間で処理容
器の温度を下げることができ、繰り返して減容処理をす
ることができる小型軽量で安全な廃プラスチック減容装
置を提供することを目的とする。また、本発明は、処理
容器の冷却を早くする廃プラスチック減容処理方法を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の廃プラスチック減容装置は、開
閉蓋6を備え内部で廃プラスチック材28を軟化できる
処理容器2を備え、処理容器2の外周部に減容動作終了
後に処理容器2を冷却する冷却部30を設けたことを特
徴とする。
器の温度を下げることができ、繰り返して減容処理をす
ることができる小型軽量で安全な廃プラスチック減容装
置を提供することを目的とする。また、本発明は、処理
容器の冷却を早くする廃プラスチック減容処理方法を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の廃プラスチック減容装置は、開
閉蓋6を備え内部で廃プラスチック材28を軟化できる
処理容器2を備え、処理容器2の外周部に減容動作終了
後に処理容器2を冷却する冷却部30を設けたことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭、事業所、店
舗等で発生する発泡ポリスチレン等の廃プラスチック材
を加熱軟化して減容化処理する廃プラスチック減容装置
及び廃プラスチック減容処理方法に関するものである。
舗等で発生する発泡ポリスチレン等の廃プラスチック材
を加熱軟化して減容化処理する廃プラスチック減容装置
及び廃プラスチック減容処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭、事業所、店舗等から大量
の廃棄物が排出されており、焼却、埋め立て等の処理施
設容量の不足や、回収、運搬等を含めた処理コストの増
大からその対策が急がれている。その対策としては、廃
棄物の排出量を減らすことが根本的解決になるが、一方
でリサイクルによる資源の活用も極めて有効である。な
かでも廃プラスチック材は原料が石油という貴重なエネ
ルギー資源であることや、埋め立て処理しても腐敗せ
ず、さらに嵩が大きい等の理由でリサイクルの対象とし
て注目されている。その中でも特に発泡ポリスチレンや
PETボトルは、その軽量性、緩衝性、低コスト性等の
理由から、流通容器として頻繁に利用されており、その
代替材料も今のところみあたらないことから、リサイク
ルとして再利用することが強く望まれている。そこで、
この発泡ポリスチレンやPETボトル等を回収して一箇
所に集め、加熱溶解して体積を小さくして回収する方法
がある。
の廃棄物が排出されており、焼却、埋め立て等の処理施
設容量の不足や、回収、運搬等を含めた処理コストの増
大からその対策が急がれている。その対策としては、廃
棄物の排出量を減らすことが根本的解決になるが、一方
でリサイクルによる資源の活用も極めて有効である。な
かでも廃プラスチック材は原料が石油という貴重なエネ
ルギー資源であることや、埋め立て処理しても腐敗せ
ず、さらに嵩が大きい等の理由でリサイクルの対象とし
て注目されている。その中でも特に発泡ポリスチレンや
PETボトルは、その軽量性、緩衝性、低コスト性等の
理由から、流通容器として頻繁に利用されており、その
代替材料も今のところみあたらないことから、リサイク
ルとして再利用することが強く望まれている。そこで、
この発泡ポリスチレンやPETボトル等を回収して一箇
所に集め、加熱溶解して体積を小さくして回収する方法
がある。
【0003】しかしながら、このようにしてリサイクル
する場合には、嵩が大きいため運搬費用が高くなり、こ
れがリサイクルコスト全体を高くするという問題があ
る。またその施設は大規模施設となって、稼働時の消費
エネルギーが大きくなるという問題もあった。
する場合には、嵩が大きいため運搬費用が高くなり、こ
れがリサイクルコスト全体を高くするという問題があ
る。またその施設は大規模施設となって、稼働時の消費
エネルギーが大きくなるという問題もあった。
【0004】そこでこれらの問題を解決するために、次
のような技術(特開平06−47365号公報)が提案
されている。この技術は処理容器内に加熱空気を循環さ
せ、この循環空気を触媒酸化し廃プラスチック材を加熱
溶融して回収するもので、廃プラスチック材の減容と脱
臭を可能にしようとするものである。
のような技術(特開平06−47365号公報)が提案
されている。この技術は処理容器内に加熱空気を循環さ
せ、この循環空気を触媒酸化し廃プラスチック材を加熱
溶融して回収するもので、廃プラスチック材の減容と脱
臭を可能にしようとするものである。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、特開平
06−47365号公報に記載された廃発泡スチロール
材の減容装置は減容の際に発生するスチレンを熱効率を
低下させることなく除去することがきるものの、一旦加
熱された処理容器は減容動作終了後にも短時間の内に温
度は下がらず、処理容器内の減容された廃プラスチック
材を回収するまでに相当の時間かかかるという問題があ
った。また、廃プラスチック材の量が多く数回に分けて
減容処理する必要がある場合には、連続して減容動作に
移ることができないという問題があった。
06−47365号公報に記載された廃発泡スチロール
材の減容装置は減容の際に発生するスチレンを熱効率を
低下させることなく除去することがきるものの、一旦加
熱された処理容器は減容動作終了後にも短時間の内に温
度は下がらず、処理容器内の減容された廃プラスチック
材を回収するまでに相当の時間かかかるという問題があ
った。また、廃プラスチック材の量が多く数回に分けて
減容処理する必要がある場合には、連続して減容動作に
移ることができないという問題があった。
【0006】そこで本発明は、前記従来の問題点を解決
するもので、減容動作終了後に短時間で処理容器の温度
を下げることができ、繰り返して減容処理をすることが
できる小型軽量で安全な廃プラスチック減容装置を提供
することを目的とするものである。
するもので、減容動作終了後に短時間で処理容器の温度
を下げることができ、繰り返して減容処理をすることが
できる小型軽量で安全な廃プラスチック減容装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】また、廃プラスチック材を加熱、加圧して
減容処理後に処理容器を冷却し、処理容器の冷却を早く
する廃プラスチック減容処理方法を提供することを目的
とするものである。
減容処理後に処理容器を冷却し、処理容器の冷却を早く
する廃プラスチック減容処理方法を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に本発明の廃プラスチック減容装置は、処理容器の外周
部に減容動作終了後に処理容器を冷却する冷却部を設け
たことを特徴とする。
に本発明の廃プラスチック減容装置は、処理容器の外周
部に減容動作終了後に処理容器を冷却する冷却部を設け
たことを特徴とする。
【0009】これにより、減容動作終了後に短時間で処
理容器の温度を下げることができ、繰り返して減容処理
をすることができる。
理容器の温度を下げることができ、繰り返して減容処理
をすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
開閉蓋を備え内部で廃プラスチック材を軟化できる処理
容器と、処理容器の底部側に設けられ軟化を開始した廃
プラスチック材を加圧して減容する加圧部と、処理容器
に連通され廃プラスチック材を軟化するための高温ガス
を循環する熱風循環路とを備え、処理容器の外周部には
減容動作終了後に処理容器を冷却する冷却部を設けたも
のであり、減容動作終了後に冷却部に通水することによ
り、処理容器内の温度を短時間に作業上安全な温度にま
で冷却できるいう作用を有する。
開閉蓋を備え内部で廃プラスチック材を軟化できる処理
容器と、処理容器の底部側に設けられ軟化を開始した廃
プラスチック材を加圧して減容する加圧部と、処理容器
に連通され廃プラスチック材を軟化するための高温ガス
を循環する熱風循環路とを備え、処理容器の外周部には
減容動作終了後に処理容器を冷却する冷却部を設けたも
のであり、減容動作終了後に冷却部に通水することによ
り、処理容器内の温度を短時間に作業上安全な温度にま
で冷却できるいう作用を有する。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、冷却部が
冷却水循環路とラジエターを備えたものであるから、簡
単な構造で効率よく処理容器内を冷却するという作用を
有する。
冷却水循環路とラジエターを備えたものであるから、簡
単な構造で効率よく処理容器内を冷却するという作用を
有する。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、減容動作
が終了したら、冷却部に冷却水の通水を開始し、処理容
器内のガス温度が所定の温度以下に低下したら冷却水の
通水を停止する制御部を備えたものであるから、ガス温
度が所定の温度以下になるまで冷却水を通水できるとい
う作用を有する。
が終了したら、冷却部に冷却水の通水を開始し、処理容
器内のガス温度が所定の温度以下に低下したら冷却水の
通水を停止する制御部を備えたものであるから、ガス温
度が所定の温度以下になるまで冷却水を通水できるとい
う作用を有する。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、廃プラス
チック材を軟化点以上で溶融点以下にまで加熱し、つい
で軟化した廃プラスチック材を加圧して減容し、減容動
作終了後に処理容器を冷却するものであるから、処理容
器の冷却を早めることができる。
チック材を軟化点以上で溶融点以下にまで加熱し、つい
で軟化した廃プラスチック材を加圧して減容し、減容動
作終了後に処理容器を冷却するものであるから、処理容
器の冷却を早めることができる。
【0014】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態の廃プラスチック減容装置及び廃プラスチック減容処
理方法について、図1、図2及び図3を用いて説明す
る。図1は、本発明の一実施の形態による廃プラスチッ
ク減容装置の側断面図である。図2は、本発明の一実施
の形態による廃プラスチック減容装置の処理容器内の温
度と時間の関係図である。図1において、1は廃プラス
チック減容装置の本体で、以下で詳述するが、内部に耐
熱容器22と、廃プラスチック材28を収納して160
℃程度の熱風で軟化する処理容器2と、廃プラスチック
材を加圧して減容する加圧部3と、高温ガスを循環する
熱風循環路11が設けられている。この耐熱容器22は
熱風が本体1の外に漏出しない構造になっており、その
材質はポリアミド系等の耐熱性に優れたプラスチック等
が適当である。この廃プラスチック減容装置をスーパー
等の店頭に設置して使用するためには、処理容器2の容
積は100リットルから200リットル程度が適当であ
る。その理由は、この程度の大きさであれば設置面積が
あまり大きくなく、しかもその移動が容易なためであ
る。一方、今後さらに廃プラスチック材28の回収率を
高めたり、店舗の大型化によって廃プラスチック材28
の量が増えてくる傾向にあり、その場合にはこの廃プラ
スチック減容装置の設置台数を増やす代わりに、1回の
減容動作にかかる時間を短縮して処理量を増やすのがよ
り経済的で、この場合その設置面積も多くとることはな
い。そしてこのような場合には、廃プラスチック減容装
置の側に回収容器を備え、廃プラスチック材を一時的に
ストックするようにしておけばよい。
態の廃プラスチック減容装置及び廃プラスチック減容処
理方法について、図1、図2及び図3を用いて説明す
る。図1は、本発明の一実施の形態による廃プラスチッ
ク減容装置の側断面図である。図2は、本発明の一実施
の形態による廃プラスチック減容装置の処理容器内の温
度と時間の関係図である。図1において、1は廃プラス
チック減容装置の本体で、以下で詳述するが、内部に耐
熱容器22と、廃プラスチック材28を収納して160
℃程度の熱風で軟化する処理容器2と、廃プラスチック
材を加圧して減容する加圧部3と、高温ガスを循環する
熱風循環路11が設けられている。この耐熱容器22は
熱風が本体1の外に漏出しない構造になっており、その
材質はポリアミド系等の耐熱性に優れたプラスチック等
が適当である。この廃プラスチック減容装置をスーパー
等の店頭に設置して使用するためには、処理容器2の容
積は100リットルから200リットル程度が適当であ
る。その理由は、この程度の大きさであれば設置面積が
あまり大きくなく、しかもその移動が容易なためであ
る。一方、今後さらに廃プラスチック材28の回収率を
高めたり、店舗の大型化によって廃プラスチック材28
の量が増えてくる傾向にあり、その場合にはこの廃プラ
スチック減容装置の設置台数を増やす代わりに、1回の
減容動作にかかる時間を短縮して処理量を増やすのがよ
り経済的で、この場合その設置面積も多くとることはな
い。そしてこのような場合には、廃プラスチック減容装
置の側に回収容器を備え、廃プラスチック材を一時的に
ストックするようにしておけばよい。
【0015】処理容器2の側面側には熱風の側面吐出口
18が適当数設けられ、その上面側にはOリング状弾性
体5を備えた開閉蓋6が設けられている。この開閉蓋6
は廃プラスチック材28を処理容器2に投入するときに
開け、処理容器2内で減容処理するときには密閉して閉
じるようになっている。この開閉蓋6は作業の安全のた
めに安全ロック(図示せず)が設けられ、処理容器2内
を循環する高温ガスの温度が50℃程度以下になったと
き始めてその安全ロックが解除されるように後述する制
御部24により制御されている。さらに、加圧部3は上
下可動のもので処理容器2の底部側に設けられ、160
℃程度の高温ガスによって軟化を開始した廃プラスチッ
ク材28を開閉蓋6との間で挟んで減容する。この加圧
部3は加圧アクチュエータ4と、加圧アクチュエーター
4によって往復動され廃プラスチック材28を直接加圧
するピストン25から構成されている。加圧アクチュエ
ータ4は伸縮自在のゴム風船状の空気袋等で、空気ポン
プ21から圧送される空気によって膨張させてピストン
25を押し上げ廃プラスチック材28を減容し、その後
に圧力調節弁13が開けられて内部に蓄積した空気を排
出して加圧部3が元の位置に戻るようにしてある。減容
の際Oリング状弾性体5によって廃プラスチック材28
が外部へ漏出することはない。このように加圧部3の構
造は比較的簡単なもので、空気ポンプ21の排気能力も
小さくてよく、重量が軽く、騒音も小さく抑えることが
でき、スーパー等の店舗に設置することができる。7は
送風機で、処理容器2に連通された熱風循環路11に設
けられて処理容器2に高温ガスを循環させている。また
熱風循環路11には循環するガスを加熱する電熱ヒータ
ーである加熱部8と、熱風循環路11の熱風吐出口10
の近くには温度センサ9が設けられている。温度センサ
9が検知した高温ガスの温度を制御部24に伝達し、加
熱部8に供給される電力をスイッチ回路等を切り替える
こと等により制御して高温ガスの温度を160℃程度の
温度に調節する。この温度は廃プラスチック材の種類に
よって最適な範囲を選択されるが、いずれも軟化点以上
で溶融点以下の温度であることが望ましい。軟化点以下
の温度では廃プラスチック材は軟化せず加圧によって減
容処理することができないし、溶融点以上では溶融した
廃プラスチック材が処理容器2内に粘着して回収が困難
になったり、可燃性ガスを多量に放出するという可能性
があるからである。19はガス流路で処理容器2と耐熱
容器22の間に形成され、送風機7に連通され高温ガス
を循環している。
18が適当数設けられ、その上面側にはOリング状弾性
体5を備えた開閉蓋6が設けられている。この開閉蓋6
は廃プラスチック材28を処理容器2に投入するときに
開け、処理容器2内で減容処理するときには密閉して閉
じるようになっている。この開閉蓋6は作業の安全のた
めに安全ロック(図示せず)が設けられ、処理容器2内
を循環する高温ガスの温度が50℃程度以下になったと
き始めてその安全ロックが解除されるように後述する制
御部24により制御されている。さらに、加圧部3は上
下可動のもので処理容器2の底部側に設けられ、160
℃程度の高温ガスによって軟化を開始した廃プラスチッ
ク材28を開閉蓋6との間で挟んで減容する。この加圧
部3は加圧アクチュエータ4と、加圧アクチュエーター
4によって往復動され廃プラスチック材28を直接加圧
するピストン25から構成されている。加圧アクチュエ
ータ4は伸縮自在のゴム風船状の空気袋等で、空気ポン
プ21から圧送される空気によって膨張させてピストン
25を押し上げ廃プラスチック材28を減容し、その後
に圧力調節弁13が開けられて内部に蓄積した空気を排
出して加圧部3が元の位置に戻るようにしてある。減容
の際Oリング状弾性体5によって廃プラスチック材28
が外部へ漏出することはない。このように加圧部3の構
造は比較的簡単なもので、空気ポンプ21の排気能力も
小さくてよく、重量が軽く、騒音も小さく抑えることが
でき、スーパー等の店舗に設置することができる。7は
送風機で、処理容器2に連通された熱風循環路11に設
けられて処理容器2に高温ガスを循環させている。また
熱風循環路11には循環するガスを加熱する電熱ヒータ
ーである加熱部8と、熱風循環路11の熱風吐出口10
の近くには温度センサ9が設けられている。温度センサ
9が検知した高温ガスの温度を制御部24に伝達し、加
熱部8に供給される電力をスイッチ回路等を切り替える
こと等により制御して高温ガスの温度を160℃程度の
温度に調節する。この温度は廃プラスチック材の種類に
よって最適な範囲を選択されるが、いずれも軟化点以上
で溶融点以下の温度であることが望ましい。軟化点以下
の温度では廃プラスチック材は軟化せず加圧によって減
容処理することができないし、溶融点以上では溶融した
廃プラスチック材が処理容器2内に粘着して回収が困難
になったり、可燃性ガスを多量に放出するという可能性
があるからである。19はガス流路で処理容器2と耐熱
容器22の間に形成され、送風機7に連通され高温ガス
を循環している。
【0016】12は排出路でその一端部を熱風循環路1
1から分岐して設けられ、循環する高温ガスの一部を分
岐して排ガスとして系外に排出する。廃プラスチック材
28が発泡スチロールの場合には、この排ガスはブタン
やトルエン及びキシレン等の発泡ガスや、減容処理時に
気化したスチレンモノマーガス等の可燃性ガスを数千p
pm程度含んでいる。これらの可燃性ガスの可燃濃度は
15000ppm以上、80000ppm以下であり、
通常の減溶処理ではこの排ガスは処理容器2内で燃焼す
ることはないが、排出路12にはこの排ガスを酸化して
無炎燃焼させる酸化部14が設けられている。酸化部1
4には触媒加熱部16によって加熱された排ガスの酸化
を促進する酸化触媒15と、酸化処理して排気されるガ
スの排出温度を検知する処理ガス温度センサ17が設け
られている。この酸化触媒15は例えば白金含有化合物
を酸化アルミニウムや酸化珪素等を主成分とするムライ
ト質のセラミックに担持させたものである。この酸化触
媒15によって無煙燃焼した処理後のガスは排出路12
を経て処理ガス排気口20から系外に排気される。
1から分岐して設けられ、循環する高温ガスの一部を分
岐して排ガスとして系外に排出する。廃プラスチック材
28が発泡スチロールの場合には、この排ガスはブタン
やトルエン及びキシレン等の発泡ガスや、減容処理時に
気化したスチレンモノマーガス等の可燃性ガスを数千p
pm程度含んでいる。これらの可燃性ガスの可燃濃度は
15000ppm以上、80000ppm以下であり、
通常の減溶処理ではこの排ガスは処理容器2内で燃焼す
ることはないが、排出路12にはこの排ガスを酸化して
無炎燃焼させる酸化部14が設けられている。酸化部1
4には触媒加熱部16によって加熱された排ガスの酸化
を促進する酸化触媒15と、酸化処理して排気されるガ
スの排出温度を検知する処理ガス温度センサ17が設け
られている。この酸化触媒15は例えば白金含有化合物
を酸化アルミニウムや酸化珪素等を主成分とするムライ
ト質のセラミックに担持させたものである。この酸化触
媒15によって無煙燃焼した処理後のガスは排出路12
を経て処理ガス排気口20から系外に排気される。
【0017】23は耐熱容器22に設けられた空気吸入
口で、熱風循環時には常時外部から空気を吸引してい
る。この吸引された空気の量と排出路12から排出され
る処理ガスの量はバランスしており、これによって本体
1内の可燃性ガスが高濃度になりすぎるのを防ぐことが
できる。24はこの廃プラスチック減容装置の減容のた
めの運転を制御する制御部で、循環する高温ガスの温
度、循環風量、加圧部3内に供給する空気の圧力、後で
詳述する冷却部30に通水の開始時期、通水の終了時期
及び開閉蓋6に設けた安全ロックの施錠、解除等を制御
する。27は本体1内で発生した熱を系外に放熱するギ
ャラリー部である。
口で、熱風循環時には常時外部から空気を吸引してい
る。この吸引された空気の量と排出路12から排出され
る処理ガスの量はバランスしており、これによって本体
1内の可燃性ガスが高濃度になりすぎるのを防ぐことが
できる。24はこの廃プラスチック減容装置の減容のた
めの運転を制御する制御部で、循環する高温ガスの温
度、循環風量、加圧部3内に供給する空気の圧力、後で
詳述する冷却部30に通水の開始時期、通水の終了時期
及び開閉蓋6に設けた安全ロックの施錠、解除等を制御
する。27は本体1内で発生した熱を系外に放熱するギ
ャラリー部である。
【0018】ここで冷却部30について説明する。冷却
部30は真鍮や銅等の熱伝導性に優れた金属製のパイプ
を処理容器2の外周に螺旋状に捲回して形成され、その
パイプの中に冷却水を通水して処理容器2の熱を奪っ
て、処理容器2内の温度を下げるものである。この金属
製のパイプは内部に冷却水を通水でき、処理容器2との
接触面積が多くとれるような形状のものであればよい。
また図に示していないが、処理容器2との接触面積を多
くするために、パイプと処理容器2の接触部分に形成さ
れる空間に熱伝導性に優れた金属箔などを介在させるの
も適当である。このパイプの下端部は給水路30aに連
結され、上端部は吐水路30bに連結されている。また
給水路30aには排水路30cが分岐して設けられてい
る。35は切り替え弁で、制御部24からの信号によっ
て弁の方向を切り替えて冷却部30内の冷却水を排水路
30cに排水する。36は原水バルブで、水道などに連
結され制御部24からの信号によって開閉して水道水の
給水を開始したり止めたりできるものである。なお廃プ
ラスチック材28の減容動作中は、処理容器2は高温ガ
スによって加熱され約160℃程度にまで加熱されてい
るが、この動作中は冷却部30にはまだ冷却水を通水し
ないため、処理容器2の熱が冷却部30に吸収され温度
が下がることはない。
部30は真鍮や銅等の熱伝導性に優れた金属製のパイプ
を処理容器2の外周に螺旋状に捲回して形成され、その
パイプの中に冷却水を通水して処理容器2の熱を奪っ
て、処理容器2内の温度を下げるものである。この金属
製のパイプは内部に冷却水を通水でき、処理容器2との
接触面積が多くとれるような形状のものであればよい。
また図に示していないが、処理容器2との接触面積を多
くするために、パイプと処理容器2の接触部分に形成さ
れる空間に熱伝導性に優れた金属箔などを介在させるの
も適当である。このパイプの下端部は給水路30aに連
結され、上端部は吐水路30bに連結されている。また
給水路30aには排水路30cが分岐して設けられてい
る。35は切り替え弁で、制御部24からの信号によっ
て弁の方向を切り替えて冷却部30内の冷却水を排水路
30cに排水する。36は原水バルブで、水道などに連
結され制御部24からの信号によって開閉して水道水の
給水を開始したり止めたりできるものである。なお廃プ
ラスチック材28の減容動作中は、処理容器2は高温ガ
スによって加熱され約160℃程度にまで加熱されてい
るが、この動作中は冷却部30にはまだ冷却水を通水し
ないため、処理容器2の熱が冷却部30に吸収され温度
が下がることはない。
【0019】以上のように構成された廃プラスチック減
容装置1について、以下その動作を図1に基づいて説明
する。開閉蓋6を開けて廃プラスチック材28を処理容
器2に投入する(この時、安全ロックは制御部24から
の信号によって解除されている)。つぎに開閉蓋6を密
閉して閉じ、制御部24からの信号によって送風機7に
通電して送風を開始し、その後加熱部8に通電して循環
するガスを加熱して高温ガスにする。このときの加熱温
度は160℃程度で温度センサ9がこれを検知し、検知
信号を制御部24に伝達して所定の温度に保つように制
御する。高温ガスは熱風となって矢印bで示すように熱
風吐出口10から処理容器2内に吐出されて、処理容器
2内に投入された廃プラスチック材28を加熱し軟化す
る。つぎに高温ガスは矢印cに示すように側面吐出口1
8から吐出され、耐熱容器22の内面側と処理容器2の
外面側との間に形成されたガス流路19を流れて送風機
7の吸気口に達し、矢印dに示すように熱風循環路11
を循環される。処理容器2内の廃プラスチック材28は
高温ガスで加熱されると、廃プラスチック材28が占有
していた見かけの嵩が小さくなるためその容積が減少す
る。すなわち廃プラスチック材28は加熱すると当初の
形を概略保ちながら収縮して嵩が著しく減少し、軟化し
やすい部分から軟化を開始して減容化する。そして容積
をさらに減少し、また減容速度を高めるために高温ガス
で加熱しながら軟化の開始と併せて加圧部3で圧縮す
る。ただPETボトル等の場合には加熱が進みすぎると
結晶化し逆に硬くなってくるので、それまでに加圧を終
えるようにする必要がある。圧力調節弁13を閉じて空
気ポンプ21を作動させると空気袋等からなる加圧アク
チュエータ4に空気が圧送され、ピストン25は矢印g
に示すように移動し、処理容器2内の廃プラスチック材
28を開閉蓋6との間で圧縮して減容する。
容装置1について、以下その動作を図1に基づいて説明
する。開閉蓋6を開けて廃プラスチック材28を処理容
器2に投入する(この時、安全ロックは制御部24から
の信号によって解除されている)。つぎに開閉蓋6を密
閉して閉じ、制御部24からの信号によって送風機7に
通電して送風を開始し、その後加熱部8に通電して循環
するガスを加熱して高温ガスにする。このときの加熱温
度は160℃程度で温度センサ9がこれを検知し、検知
信号を制御部24に伝達して所定の温度に保つように制
御する。高温ガスは熱風となって矢印bで示すように熱
風吐出口10から処理容器2内に吐出されて、処理容器
2内に投入された廃プラスチック材28を加熱し軟化す
る。つぎに高温ガスは矢印cに示すように側面吐出口1
8から吐出され、耐熱容器22の内面側と処理容器2の
外面側との間に形成されたガス流路19を流れて送風機
7の吸気口に達し、矢印dに示すように熱風循環路11
を循環される。処理容器2内の廃プラスチック材28は
高温ガスで加熱されると、廃プラスチック材28が占有
していた見かけの嵩が小さくなるためその容積が減少す
る。すなわち廃プラスチック材28は加熱すると当初の
形を概略保ちながら収縮して嵩が著しく減少し、軟化し
やすい部分から軟化を開始して減容化する。そして容積
をさらに減少し、また減容速度を高めるために高温ガス
で加熱しながら軟化の開始と併せて加圧部3で圧縮す
る。ただPETボトル等の場合には加熱が進みすぎると
結晶化し逆に硬くなってくるので、それまでに加圧を終
えるようにする必要がある。圧力調節弁13を閉じて空
気ポンプ21を作動させると空気袋等からなる加圧アク
チュエータ4に空気が圧送され、ピストン25は矢印g
に示すように移動し、処理容器2内の廃プラスチック材
28を開閉蓋6との間で圧縮して減容する。
【0020】減容動作が終了して加熱部8への電力の供
給が止められると、制御部24は原水バルブ36に開放
信号を伝達し、原水バルブ36を開け、冷却水の通水が
開始される。このとき切り替え弁35は冷却水の通水方
向がa→bになるように切り替えられている。通水され
た冷却水は処理容器2の外周に捲回された冷却部30を
下方部から次第に上方部に上昇し、処理容器2の熱を奪
って高温になって吐出路30bから吐出される。この吐
出された冷却水は、そのまま下水等に流してもいいし、
一旦貯水槽などに蓄えて水温が下がってから下水道など
に流すのもよい。
給が止められると、制御部24は原水バルブ36に開放
信号を伝達し、原水バルブ36を開け、冷却水の通水が
開始される。このとき切り替え弁35は冷却水の通水方
向がa→bになるように切り替えられている。通水され
た冷却水は処理容器2の外周に捲回された冷却部30を
下方部から次第に上方部に上昇し、処理容器2の熱を奪
って高温になって吐出路30bから吐出される。この吐
出された冷却水は、そのまま下水等に流してもいいし、
一旦貯水槽などに蓄えて水温が下がってから下水道など
に流すのもよい。
【0021】連続して通水を続けると、処理容器2の熱
は冷却水に吸収されその温度は急激に下がり始め、処理
容器2内を循環する高温ガスとの温度差が生じ、高温ガ
スの熱は処理容器2に伝達され次第にその温度が下がっ
てくる。この実施の形態1では、高温ガスの温度が50
℃程度以下になると作業上安全な温度にまで下がったも
のと判断し、開閉蓋6に設けた安全ロックを解除するよ
うになっている。そしてこの時点で冷却部30への通水
を止める。処理容器2内の高温ガスが50℃程度になる
と、温度センサ9がその温度を検知して制御部24に伝
達する。なおこのとき別にタイマーを設け、このタイマ
ーに高温ガスが50℃程度になる時間より少し長めの時
間を設定しておき、温度センサ9の信号の外にこのタイ
マのタイムアウト信号も制御部24に入力し、双方の信
号が入力された時点に制御部24が通水を止めるように
すれば、さらに安全に作業することができる。通水が停
止された後に、切り替え弁35は制御部24によって冷
却水の通水方向がb→cになるように切り替えられる。
こうすることで冷却部30内に溜まった冷却水はその殆
どが冷却部30を流下して排水路30cから排水され
る。この排水した冷却水は、そのまま下水等に流しても
いいし、一旦貯水槽などに蓄えて水温が下がってから下
水道などに流すのもよい。通水を停止する時点に制御部
24は安全ロックに解除信号を送ってロック解除すると
ともに安全表示ランプなどの表示手段に信号を伝達して
安全ロックが解除されたことを表示する。つぎに使用者
が開閉蓋6を開け処理容器2の底部に減容された廃プラ
スチック材28を回収し、減容動作が終了する。この状
態では冷却部30内には冷却水が溜まっていないので、
つぎに減容動作を開始して高温ガスを循環するときには
処理容器2から冷却部30に熱が伝達することが少な
く、処理容器2内の温度を上げるために必要以上のエネ
ルギーを要することはない。
は冷却水に吸収されその温度は急激に下がり始め、処理
容器2内を循環する高温ガスとの温度差が生じ、高温ガ
スの熱は処理容器2に伝達され次第にその温度が下がっ
てくる。この実施の形態1では、高温ガスの温度が50
℃程度以下になると作業上安全な温度にまで下がったも
のと判断し、開閉蓋6に設けた安全ロックを解除するよ
うになっている。そしてこの時点で冷却部30への通水
を止める。処理容器2内の高温ガスが50℃程度になる
と、温度センサ9がその温度を検知して制御部24に伝
達する。なおこのとき別にタイマーを設け、このタイマ
ーに高温ガスが50℃程度になる時間より少し長めの時
間を設定しておき、温度センサ9の信号の外にこのタイ
マのタイムアウト信号も制御部24に入力し、双方の信
号が入力された時点に制御部24が通水を止めるように
すれば、さらに安全に作業することができる。通水が停
止された後に、切り替え弁35は制御部24によって冷
却水の通水方向がb→cになるように切り替えられる。
こうすることで冷却部30内に溜まった冷却水はその殆
どが冷却部30を流下して排水路30cから排水され
る。この排水した冷却水は、そのまま下水等に流しても
いいし、一旦貯水槽などに蓄えて水温が下がってから下
水道などに流すのもよい。通水を停止する時点に制御部
24は安全ロックに解除信号を送ってロック解除すると
ともに安全表示ランプなどの表示手段に信号を伝達して
安全ロックが解除されたことを表示する。つぎに使用者
が開閉蓋6を開け処理容器2の底部に減容された廃プラ
スチック材28を回収し、減容動作が終了する。この状
態では冷却部30内には冷却水が溜まっていないので、
つぎに減容動作を開始して高温ガスを循環するときには
処理容器2から冷却部30に熱が伝達することが少な
く、処理容器2内の温度を上げるために必要以上のエネ
ルギーを要することはない。
【0022】ここで、冷却水を通水したとき処理容器2
内の温度が下がる様子について図2に基づいて説明す
る。図2で横軸は減容動作終了後の経過時間(t分)を
表し、縦軸は処理容器2内の温度(θ℃)を示してい
る。図中の曲線aは、上述した廃プラスチック減容装置
に約200リットルのPETボトルからなる廃プラスチ
ック材28を投入し減容処理したときの冷却部30を設
けない従来例のもので、曲線bは本実施の形態1による
ものである。冷却部30は内径10φの銅パイプを2m
m間隔で処理容器2の外周部に捲回し、冷却水には水温
が約20℃程度の水道水を使用し、約10リットル/分
の流量で通水した。加圧部3に設けたピストン25が加
圧終了して元の位置に戻ると、制御部24に動作終了信
号が送られ、制御部24は電源部(図示せず)から加熱
部8への電力の供給を止める。このとき処理容器2内の
温度は約160℃程度であるが、そのまま放置すると従
来例による曲線aのように次第に温度は下がっていくも
のの、作業上問題のない温度の50℃程度になるまでは
40分かかる。それと比較して減容動作終了と同時に冷
却部30に通水して処理容器2を冷却したものは、曲線
bに示したように温度は急激に低下し、僅か15分で5
0℃程度にまでなる。このように50℃程度にまで温度
が下がる時間は、従来例の1/3以下にまで短縮するこ
とができる。
内の温度が下がる様子について図2に基づいて説明す
る。図2で横軸は減容動作終了後の経過時間(t分)を
表し、縦軸は処理容器2内の温度(θ℃)を示してい
る。図中の曲線aは、上述した廃プラスチック減容装置
に約200リットルのPETボトルからなる廃プラスチ
ック材28を投入し減容処理したときの冷却部30を設
けない従来例のもので、曲線bは本実施の形態1による
ものである。冷却部30は内径10φの銅パイプを2m
m間隔で処理容器2の外周部に捲回し、冷却水には水温
が約20℃程度の水道水を使用し、約10リットル/分
の流量で通水した。加圧部3に設けたピストン25が加
圧終了して元の位置に戻ると、制御部24に動作終了信
号が送られ、制御部24は電源部(図示せず)から加熱
部8への電力の供給を止める。このとき処理容器2内の
温度は約160℃程度であるが、そのまま放置すると従
来例による曲線aのように次第に温度は下がっていくも
のの、作業上問題のない温度の50℃程度になるまでは
40分かかる。それと比較して減容動作終了と同時に冷
却部30に通水して処理容器2を冷却したものは、曲線
bに示したように温度は急激に低下し、僅か15分で5
0℃程度にまでなる。このように50℃程度にまで温度
が下がる時間は、従来例の1/3以下にまで短縮するこ
とができる。
【0023】(実施の形態2)つぎに、冷却部に冷却水
循環路とラジエターを設けた例について図3に基づいて
説明する。図3は、本発明のもう一つの実施の形態によ
る廃プラスチック減容装置の側断面図である。図3に付
した記号で図1と同じものはここでは説明を省略する。
図3において31は循環ポンプで貯水部34に貯水され
た冷却水を冷却部30に循環する。32はラジエターで
冷却水循環路37に設けられ、冷却水が吸収した処理容
器2の熱を大気中に放熱するもので、放熱効果を高める
ために空冷用のファン33が設けられている。
循環路とラジエターを設けた例について図3に基づいて
説明する。図3は、本発明のもう一つの実施の形態によ
る廃プラスチック減容装置の側断面図である。図3に付
した記号で図1と同じものはここでは説明を省略する。
図3において31は循環ポンプで貯水部34に貯水され
た冷却水を冷却部30に循環する。32はラジエターで
冷却水循環路37に設けられ、冷却水が吸収した処理容
器2の熱を大気中に放熱するもので、放熱効果を高める
ために空冷用のファン33が設けられている。
【0024】減容動作が終了して加熱部8への電力の供
給が止められると、制御部24は循環ポンプ31に通電
して回転を開始させ、貯水部34に予め貯水された冷却
水を通水させる。このとき切り替え弁35は冷却水の通
水方向がa→bになるように切り替えられている。通水
された冷却水は処理容器2の外周に捲回された冷却部3
0を下方部から次第に上方部に上昇し、処理容器2の熱
を奪って高温になって冷却水循環路37に吐出される。
この吐出された冷却水は、ラジエター32を通過する際
に放熱し水温を下げて貯水部34に蓄えられ、再び循環
して処理容器2を冷却する。所定時間冷却水を通水して
処理容器2内の高温ガスが50℃程度になると、温度セ
ンサ9がその温度を検知して検出信号が制御部24に伝
達される。制御部24は電源部から循環ポンプ31への
電力の供給を止め冷却水の通水が止められる。つぎに切
り替え弁35が制御部24によって冷却水の通水方向が
b→cになるように切り替えられる。こうすることで冷
却部30内に溜まった冷却水はその殆どが冷却部30を
流下して貯水部34に貯水される。このとき制御部24
は安全ロックに解除信号を送ってロックを解除するとと
もに表示ランプなどの表示手段に信号を伝達して安全ロ
ックが解除されたことを表示する。つぎに開閉蓋6を開
け処理容器2の底部に減容された廃プラスチック材28
を回収し、減容動作が終了する。この状態では冷却部3
0内には冷却水が溜まっていないので、つぎに減容動作
を開始して高温ガスを循環するときには、処理容器2か
ら冷却部30に熱が伝達することが少なく、処理容器2
内の温度を高めるために必要以上のエネルギーを要する
ことはない。
給が止められると、制御部24は循環ポンプ31に通電
して回転を開始させ、貯水部34に予め貯水された冷却
水を通水させる。このとき切り替え弁35は冷却水の通
水方向がa→bになるように切り替えられている。通水
された冷却水は処理容器2の外周に捲回された冷却部3
0を下方部から次第に上方部に上昇し、処理容器2の熱
を奪って高温になって冷却水循環路37に吐出される。
この吐出された冷却水は、ラジエター32を通過する際
に放熱し水温を下げて貯水部34に蓄えられ、再び循環
して処理容器2を冷却する。所定時間冷却水を通水して
処理容器2内の高温ガスが50℃程度になると、温度セ
ンサ9がその温度を検知して検出信号が制御部24に伝
達される。制御部24は電源部から循環ポンプ31への
電力の供給を止め冷却水の通水が止められる。つぎに切
り替え弁35が制御部24によって冷却水の通水方向が
b→cになるように切り替えられる。こうすることで冷
却部30内に溜まった冷却水はその殆どが冷却部30を
流下して貯水部34に貯水される。このとき制御部24
は安全ロックに解除信号を送ってロックを解除するとと
もに表示ランプなどの表示手段に信号を伝達して安全ロ
ックが解除されたことを表示する。つぎに開閉蓋6を開
け処理容器2の底部に減容された廃プラスチック材28
を回収し、減容動作が終了する。この状態では冷却部3
0内には冷却水が溜まっていないので、つぎに減容動作
を開始して高温ガスを循環するときには、処理容器2か
ら冷却部30に熱が伝達することが少なく、処理容器2
内の温度を高めるために必要以上のエネルギーを要する
ことはない。
【0025】
【発明の効果】以上から明らかなように本発明の廃プラ
スチック減容装置は、処理容器の底部側に設けられ軟化
を開始した廃プラスチック材を加圧して減容する加圧部
と、処理容器に連通され廃プラスチック材を軟化するた
めの高温ガスを循環する熱風循環路とを備え、処理容器
の外周部には減容動作終了後に処理容器を冷却する冷却
部を設けたことにより、減容動作終了後に短時間で処理
容器の温度を下げることができ、繰り返して減容動作す
ることができ、小型でありながら大量の廃プラスチック
材を処理することができる。
スチック減容装置は、処理容器の底部側に設けられ軟化
を開始した廃プラスチック材を加圧して減容する加圧部
と、処理容器に連通され廃プラスチック材を軟化するた
めの高温ガスを循環する熱風循環路とを備え、処理容器
の外周部には減容動作終了後に処理容器を冷却する冷却
部を設けたことにより、減容動作終了後に短時間で処理
容器の温度を下げることができ、繰り返して減容動作す
ることができ、小型でありながら大量の廃プラスチック
材を処理することができる。
【0026】また、冷却部が冷却水循環路とラジエター
とを備えていることにより、さらに短時間で処理容器の
温度を下げることができる。
とを備えていることにより、さらに短時間で処理容器の
温度を下げることができる。
【0027】また、減容動作が終了したら、冷却部に冷
却水の通水を開始し、処理容器内のガス温度が所定の温
度以下に低下したら冷却水の通水を停止する制御部を備
えていることにより、冷却水の通水時間を制御部で制御
でき、使い勝手がよく安全に廃プラスチック材を処理す
ることができる。
却水の通水を開始し、処理容器内のガス温度が所定の温
度以下に低下したら冷却水の通水を停止する制御部を備
えていることにより、冷却水の通水時間を制御部で制御
でき、使い勝手がよく安全に廃プラスチック材を処理す
ることができる。
【0028】また、本発明の廃プラスチック減容処理方
法は、廃プラスチック材を軟化点以上で溶融点以下にま
で加熱し、ついで軟化した廃プラスチック材を加圧して
減容し、減容動作終了後に処理容器を冷却することによ
り、廃プラスチック減容処理の動作時間を短縮すること
ができる。
法は、廃プラスチック材を軟化点以上で溶融点以下にま
で加熱し、ついで軟化した廃プラスチック材を加圧して
減容し、減容動作終了後に処理容器を冷却することによ
り、廃プラスチック減容処理の動作時間を短縮すること
ができる。
【図1】本発明の一実施の形態による廃プラスチック減
容装置の側断面図
容装置の側断面図
【図2】本発明の一実施の形態による廃プラスチック減
容装置の処理容器内の温度と時間の関係図
容装置の処理容器内の温度と時間の関係図
【図3】本発明のもう一つの実施の形態による廃プラス
チック減容装置の側断面図
チック減容装置の側断面図
1 本体 2 処理容器 3 加圧部 4 加圧アクチュエーター 5 Oリング状弾性体 6 開閉蓋 7 送風機 8 加熱部 9 温度センサ 10 熱風吐出口 11 熱風循環路 12 排出路 13 圧力調節弁 14 酸化部 15 酸化触媒 16 触媒加熱部 17 処理ガス温度センサ 18 側面吐出口 19 ガス流路 20 処理ガス排気口 21 空気ポンプ 22 耐熱容器 23 空気吸入口 24 制御部 25 ピストン 27 ギャラリー部 28 廃プラスチック材 30 冷却部 30a 給水路 30b 吐水路 30c 排水路 31 循環ポンプ 32 ラジエター 33 ファン 34 貯水部 35 切り替え弁 36 原水バルブ 37 冷水循環路
Claims (4)
- 【請求項1】開閉蓋を備え内部で廃プラスチック材を軟
化できる処理容器と、前記処理容器の底部側に設けられ
軟化を開始した廃プラスチック材を加圧して減容する加
圧部と、前記処理容器に連通され廃プラスチック材を軟
化するための高温ガスを循環する熱風循環路とを備え、
前記処理容器の外周部には減容動作終了後に前記処理容
器を冷却する冷却部を設けたことを特徴とする廃プラス
チック減容装置。 - 【請求項2】前記冷却部が冷却水循環路とラジエターと
を備えていることを特徴とする請求項1記載の廃プラス
チック減容装置。 - 【請求項3】減容動作が終了したら、前記冷却部に冷却
水の通水を開始し、前記処理容器内のガス温度が所定の
温度以下に低下したら冷却水の通水を停止する制御部を
備えた請求項1又は2記載の廃プラスチック減容装置。 - 【請求項4】廃プラスチック材を軟化点以上で溶融点以
下にまで加熱し、ついで軟化した廃プラスチック材を加
圧して減容し、減容動作終了後に前記処理容器を冷却す
ることを特徴とする廃プラスチック減容処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8141400A JPH09314093A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 廃プラスチック減容装置及び廃プラスチック減容処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8141400A JPH09314093A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 廃プラスチック減容装置及び廃プラスチック減容処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314093A true JPH09314093A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15291129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8141400A Pending JPH09314093A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 廃プラスチック減容装置及び廃プラスチック減容処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09314093A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022161848A (ja) * | 2021-04-09 | 2022-10-21 | ハミルトン・サンドストランド・コーポレイション | 多種廃棄物処理システム、および多種廃棄物処理方法 |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP8141400A patent/JPH09314093A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022161848A (ja) * | 2021-04-09 | 2022-10-21 | ハミルトン・サンドストランド・コーポレイション | 多種廃棄物処理システム、および多種廃棄物処理方法 |
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