JPH0931417A - 板材製造用接着剤充填治具 - Google Patents

板材製造用接着剤充填治具

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JPH0931417A
JPH0931417A JP18530195A JP18530195A JPH0931417A JP H0931417 A JPH0931417 A JP H0931417A JP 18530195 A JP18530195 A JP 18530195A JP 18530195 A JP18530195 A JP 18530195A JP H0931417 A JPH0931417 A JP H0931417A
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JP
Japan
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pressing plate
adhesive
jig
pin
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP18530195A
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English (en)
Inventor
Akira Saito
明 西塔
Takeshi Hori
剛 堀
Akikazu Kiyokawa
顕千 清川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来、製品には不要であるスペーサが、充填
空間を形成する目的で、製品に一体に成形されてしまう
ことをなくす。 【解決手段】 位置決めピン15を下部押圧板13に設
ける。位置決めピン15と嵌合することで、押圧板同士
の相対位置を位置決めする位置決め孔を、上部押圧板1
7に設ける。押圧板同士を平行に重ね合わせた際に、上
部押圧板17に当接して両者の間に所定の間隙を形成す
る台座ピン21を、下部押圧板13から突出させる。内
側に注入された接着剤27の流出をせき止める枠状のダ
ム25を、下部押圧板13又は上部押圧板17のいずれ
かに突設する。上部押圧板17を台座ピン21に押圧さ
せた状態で、下部押圧板13及び上部押圧板17を挟持
するキャッチクリップ29を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材の製造に用い
られる接着剤充填治具に関する。
【0002】
【従来の技術】薄厚小板材、例えば、カードのようなも
のは、治具により形成した所定の空間に、接着剤を充填
することにより製造される場合がある。図6は従来の接
着剤充填治具を説明する図であり(a)はカード成形前
の状態、(b)はカード成形後の状態を示す。閉鎖空間
が形成可能となった接着剤充填治具(治具)1は、平行
な一組の壁部3a、3bが接近離反動自在に設けられ
る。従って、一組の壁部3a、3bが一定の間隔で配置
されることで、閉鎖空間は所定形状の充填空間に形成さ
れるようになっている。
【0003】このような治具1を用いて、接着剤充填型
カードを製造するには、壁部3a、3bの間に半流動体
状の接着剤5を注入するとともに、一定の厚み(製品厚
と同等の厚み)を有したスペーサ7を配置する。壁部3
a、3bが押圧されると、接着剤5は、圧縮され、スペ
ーサ7により形成された壁部3a、3b同士の間隙に押
し広げられることになる。この後、接着剤5は、硬化す
ることにより、図6(b)に示すように、所定の形状・
厚みのカード9に形成される。
【0004】このようにして形成されたカード9は、一
般的にスペーサ7部分が切除され、接着剤5のみの部分
が製品として仕上げられる。また、このような治具1
は、カード9を大量生産するため、自動化された製造装
置の一部分として構成されることが殆どであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
治具1では、本来、製品には不要であるスペーサ7を壁
部3a、3bの間に挟み入れて所定の間隙空間を形成し
ていたため、不要なスペーサ7が製品と一体に形成され
てしまい、後の工程でこのスペーサ7を除去しなければ
ならず、材料に無駄が生じるとともに、スペーサ7をそ
の都度所定位置に配置しなければならず、製造工程が煩
雑となる問題があった。更に、従来の治具1は自動化装
置の一部分として構成される場合が殆どであるため、製
造装置全体としては大がかりなものとなり、設備コス
ト、運転コストも大きなものとなる欠点があった。本発
明は上記状況に鑑みてなされたもので、必要最低限の材
料を使用し、且つ無駄なスペースがなくコンパクトでし
かも安価に高精度の板材を作ることが可能な板材製造用
接着剤充填治具を提供し、材料費、設備費の低減、作業
性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る板材製造用接着剤充填治具の構成は、別
体で形成された下部押圧板及び上部押圧板と、該下部押
圧板に設けられる位置決めピンと、前記上部押圧板に設
けられ該位置決めピンと嵌合することで該押圧板同士の
相対位置を位置決めする位置決め孔と、前記下部押圧板
から突出され該押圧板同士を平行に重ね合わせた際に前
記上部押圧板に当接して両者の間に所定の間隙を形成す
る台座ピンと、下部押圧板又は上部押圧板のいずれかに
突設され内側に注入された接着剤の流出をせき止める枠
状のダムと、前記上部押圧板を前記台座ピンに押圧させ
た状態で前記下部押圧板及び上部押圧板を挟持するキャ
ッチクリップとを具備したことを特徴とするものであ
る。そして、キャッチクリップが解除されて、上部押圧
板が分離された状態で、下部押圧板の上に、接着剤が塗
布され、その上に、上部押圧板が位置決めピンに挿入さ
れて重ね合わせられ、この状態で、キャッチクリップに
より、上部押圧板と下部押圧板とが押圧挟持されると、
両者の間に所定の充填空間が形成され、上下からの圧力
によって流れ広がろうとする接着剤がダムによってせき
止められ、接着剤が押圧板の充填空間に均一に充填さ
れ、所定の形状・厚さとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る板材製造用接
着剤充填治具の好適な実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明による治具の断面図、図2は
本発明による治具の要部分解斜視図、図3は上部押圧板
の下面図、図4はねじ込み式台座ピンの拡大断面図であ
る。本発明による板材製造用接着剤充填治具(治具)1
1は、基部が上下二枚の押圧板(例えば、金属板)から
構成される。押圧板である下部金属板13には一対の位
置決めピン15が立設され、位置決めピン15は押圧板
である上部金属板17に穿設された位置決め孔19に挿
入されるようになっている。従って、下部金属板13と
上部金属板17は、位置決めピン15が位置決め孔19
に挿入されることにより、相対的に位置決めされる。な
お、位置決めピン15、位置決め孔19は、上述とは上
下逆の金属板13、17に設けてもよい。
【0008】また、下部金属板13には複数(本実施の
形態では四箇所)の台座ピン21が突設され、台座ピン
21は上部金属板17が下部金属板13に重ね合わされ
た際、両者の間に所定の間隙を形成するようになってい
る。台座ピン21は、固定式の他、例えば図4に示すよ
うに、下部金属板13に挿入状態でネジ固定され、底部
に異なる厚みのスペーサ23を入替えすることにより、
下部金属板13からの突出高さh、即ち、カード厚とな
る間隙高さを調整可能とする構造であってもよい。更
に、挿入状態にすることなく、スペーサを介して直接下
部金属板13に固定するものでもよい。又、台座ピン2
1は、上述とは逆に、上部金属板17に設けるものであ
ってもよい。
【0009】図3に示すように、上部金属板17の下
面、即ち、下部金属板13と対向する面には製造するカ
ードの外形より若干大きく内周が形成された枠状のダム
25が突設されている。ダム25は、内側に注入された
接着剤27の流出をせき止める働きを有する。また、上
部金属板17、下部金属板13は、例えばテフロン(4
フッ化エチレン樹脂)などにより表面処理され、両者の
間に充填された接着剤27の付着が防止されるようにな
っている。なお、上部金属板17、下部金属板13は、
金属以外の材料、例えば、樹脂材などからなるものであ
ってもよい。この場合、透明アクリル材などを用い、外
紙33も透明であれば両者の間に充填された接着剤27
の広がりを目視することが可能となり、加工状態の把握
が容易なものとなる。
【0010】下部金属板13の少なくとも両端には一対
のキャッチクリップ29が設けられ、キャッチクリップ
29は上部金属板17を台座ピン21に押圧した状態で
挟持できるようになっている。キャッチクリップ29
は、挟持状態の解除時、上部金属板17と下部金属板1
3とを分離可能としている。
【0011】このように構成された治具11を用いてカ
ードを製造する手順を説明する。先ず、キャッチクリッ
プ29を解除して、上部金属板17が分離された状態
で、下部金属板13の上に、位置決めピン15を貫通さ
せて外紙31をセットする。次いで、その上に半流動体
状の接着剤27を塗布する。接着剤27の硬化前に、外
紙33を位置決めピン15に貫通させて被せ、更にその
上に、上部金属板17を位置決めピン15に挿入しなが
ら重ね合わせる。
【0012】この状態で、キャッチクリップ29によ
り、上部金属板17と下部金属板13とを押圧状態で挟
持する。キャッチクリップ29により押圧された金属板
13、17は、上部金属板17が台座ピン21に当接す
ることで、両者の間に所定の充填空間を形成する。上部
金属板17には、接着剤27の広がり方向外側に接着剤
27を包囲してダム25が配置されているため、上下か
らの圧力によって流れ広がろうとする接着剤27は、ダ
ム25によってせき止められ、金属板13、17の充填
空間に均一に充填され、所定の形状・厚さとなる。この
状態で、所定の時間を経過させることにより、接着剤2
7を冷却硬化させる。エポキシ系接着剤を用いた場合
は、加熱硬化させるとともに、その後冷却して扱いを容
易にしている。この接着剤を硬化させた後、キャッチク
リップ29を解除し、取り出したワークの縁部を仕上げ
代分若干切除することで、所定の外形寸法のカードが製
造されることになる。
【0013】このようなカードの生産には、接着剤27
を硬化させる冷却時間が必要となるため、流れ作業のよ
うに単位時間ごとに所定の個数を連続的に製造する生産
方式ではなく、工程のINからOUTまでが不連続で且
つある程度の数量単位で工程を進める所謂、バッチ生産
方式が採用されることとなる。本発明による治具11
は、同様の構成のものを複数個備えることにより、この
ようなバッチ生産方式に用いて好適なものとなる。
【0014】このように、上述の治具11によれば、接
着剤27の充填空間が治具のみにより完全に構成できる
ので、製造材料以外のスペーサなどをカードと一体に成
形する必要がなくなり、無駄な材料を消費せずに済むよ
うになる。この結果、カードの製造が必要最低限の材料
で可能となり、従来に比べ、材料費を削減できるととも
に、スペーサを配置する必要がなくなるため、製造工程
も単純化することができる。また、この治具11を用い
たバッチ処理によれば、自動化のための大がかりな設備
が不要となるため、軽作業により、容易に高精度のカー
ドが製造でき、設備コスト及び製造コストを大幅に低減
することができる。
【0015】なお、この治具11は、0.8mm程度の
厚みの中にIC、アンテナ、電池、コンデンサなどの電
気回路を有し、例えば電車の定期券として使われて非接
触でデータの交換を可能とする所謂、ICカードの製造
に用いて好適なものとなるが、接着剤27を充填して製
造するその他の板材製造用治具としても広く応用できる
ものである。
【0016】また、上述の治具では、ダム25を上部金
属板17の下面に設けた場合を例に説明したが、接着剤
27のみでワークが製造される場合では、ダム25は、
下部金属板13に設けられるものであってもよい。但
し、上述したICカードの製造などに治具11を使用す
る場合には、ダム25は、上部金属板17に設けられる
ことが好ましい。即ち、ICカードの製造工程では、図
5に示すように、フィルム35が接着剤27と一体とな
って成形されるため、下部にダム25が設けられた場合
では、フィルム35が平らにならず、歪んでしまう虞れ
がある。このため、上述の実施の形態のように、上部金
属板17にダム25を設け、下部金属板13を平坦なも
のとすれば、フィルム35を皺のない平らな状態で敷設
することができ、成形後のワークの歪みを低減させ、不
要切除部分(仕上げ部分)を最小限にすることができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る板材製造用接着剤充填治具によれば、接着剤充填空間
を治具のみで構成したので、スペーサなどをカードと一
体に成形する必要がなくなり、無駄な材料を消費せずに
済む。この結果、カードの製造が必要最低限の材料で可
能となり、従来に比べ、材料費を削減でき、且つ、スペ
ーサを配置する必要もなくなるため、製造工程を単純化
できる。また、この治具を用いたバッチ生産方式によれ
ば、自動化のための大がかりな設備が不要なため、軽作
業で容易に高精度のカードが製造でき、設備、製造コス
トを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による治具の断面図である。
【図2】本発明による治具の要部分解斜視図である。
【図3】上部金属板の下面図である。
【図4】ねじ込み式台座ピンの拡大断面図である。
【図5】ダム配設位置を変えた場合の説明図である。
【図6】従来の接着剤充填治具を説明する図であり
(a)はカード成形前の状態、(b)はカード成形後の
状態を示す。
【符号の説明】
11 治具(板材製造用接着剤充填治具) 13 下
部押圧板 15 位置決めピン 17 上
部押圧板 19 位置決め孔 21 台
座ピン 23 スペーサ 25 ダ
ム 29 キャッチクリップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 別体で形成された下部押圧板及び上部押
    圧板と、 該下部押圧板に設けられる位置決めピンと、 前記上部押圧板に設けられ該位置決めピンと嵌合するこ
    とで該押圧板同士の相対位置を位置決めする位置決め孔
    と、 前記下部押圧板から突出され該押圧板同士を平行に重ね
    合わせた際に前記上部押圧板に当接して両者の間に所定
    の間隙を形成する台座ピンと、 下部押圧板又は上部押圧板のいずれかに突設され内側に
    注入された接着剤の流出をせき止める枠状のダムと、 前記上部押圧板を前記台座ピンに押圧させた状態で前記
    下部押圧板及び上部押圧板を挟持するキャッチクリップ
    とを具備したことを特徴とする板材製造用接着剤充填治
    具。
  2. 【請求項2】 前記ダムを前記上部押圧板に設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の板材製造用接着剤充填治
    具。
  3. 【請求項3】 前記台座ピンを前記下部押圧板にネジ固
    定し、該台座ピンの底部に異なる厚みのスペーサを入替
    え自在に備えたことを特徴とする請求項1記載の板材製
    造用接着剤充填治具。
  4. 【請求項4】 前記押圧板を透明な樹脂材料で形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の板材製造用接着剤充填
    治具。
JP18530195A 1995-07-21 1995-07-21 板材製造用接着剤充填治具 Pending JPH0931417A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002093571A3 (en) * 2001-05-14 2003-05-01 Aprilis Inc Method and apparatus for producing optical recording media with accurately parallel surfaces

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