JPH09314482A - 電動工具のキックバック及び貫通を防止するトルク制御 - Google Patents

電動工具のキックバック及び貫通を防止するトルク制御

Info

Publication number
JPH09314482A
JPH09314482A JP8156188A JP15618896A JPH09314482A JP H09314482 A JPH09314482 A JP H09314482A JP 8156188 A JP8156188 A JP 8156188A JP 15618896 A JP15618896 A JP 15618896A JP H09314482 A JPH09314482 A JP H09314482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
current
processor
torque
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8156188A
Other languages
English (en)
Inventor
S Thompson Stephen
エス トンプソン ステファン
G Hueber Paul
ジー フェバー ポール
Patel Falgan
ペイテル ファルガン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Black and Decker Inc
Original Assignee
Black and Decker Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Black and Decker Inc filed Critical Black and Decker Inc
Priority to JP8156188A priority Critical patent/JPH09314482A/ja
Publication of JPH09314482A publication Critical patent/JPH09314482A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、キックバック状態の検出及び防止に
有効なだけでなく、作業者が緊迫キックバック状態に打
ち勝って意図した仕事を完了できるようにする優れた制
御技術を提供することにある。 【解決手段】モータ電流の急速増大(所定閾値より大き
いdi/dt) は、モータ制御装置をパルスモード作
動に導く。このパルスモード作動では、モータ電流が急
速オン/オフによりパルシングされ、ワークの障害すな
わちさもなくばモータを不動にするバインディング状態
を除去する。ワークの障害又はバインディングがクリヤ
されると、モータは通常の作動を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動工具に関す
る。より詳しくは、本発明は、不動状態に打ち勝つため
モータをパルシングすることにより、不動状態(例え
ば、キックバック又は貫通(breakthrough) 状態)の開
始を検出し且つ不動状態に応答するモータ制御回路及び
モータ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電動工具は、トルクをスピンドル
を介して工具に伝達するモータを有している。電気ドリ
ルの場合には、モータスピンドルが、一連の減速ギアを
介してチャックに連結されており、チャックは、ドリル
ビット、又はホールソー、砥石車等の他の切削又は研削
工具を保持する。電動スクリュウドライバも同様な原理
で作動し、チャックはスクリュウドライバビットを保持
する。両場合において、減速ギア又は減速ギア列の機能
は、工具の回転速度を低下させると同時に、回転トルク
を増大させることにある。
【0003】動力伝達経路は幾分異なっている。一般的
な手持ち形ルータの切削工具(ルータビット)は、一般
に、モータのスピンドルに直接連結されている。この場
合には、モータの最高回転速度すなわちRPMがギア減
速することなく使用され、高速でルータを回転させる。
往復動ソー及びジグソーは、モータスピンドルの回転運
動を往復運動に変換する別形式のギア列を使用してい
る。
【0004】一般に、これらのあらゆる電動工具は、緊
迫(impending)不動状態に突然遭遇し、このとき、ワー
ク硬度の局部的変化、ワークのバインディング(拘着)
又はかじり付き(ジャミング)、バリ等により引き起こ
される工具の障害により、出力トルクが急激に増大す
る。このような状態を引き起こす原因が解消されなけれ
ば、工具はかじり付きを引き起こし且つモータは停止し
てしまうであろう。例えば電動ドリルで穿孔するとき、
或るワークは、その工具出口側にバリを発生し、これら
のバリはドリルビットの溝と係合して、ドリルビットが
自由に回転しようとするときのトルクを急激に増大させ
る。或る場合(特に金属ワークの場合)には、バリによ
ってドリルビットの回転が実際に停止され、強い反作用
トルクが引き起こされる。この反作用トルクは、モータ
が工具を回転させるときに、ドリルビットを回転させる
のではなく、工具作業者の手に伝達される。
【0005】電動ソーにも同様な現象が生じる。キック
バックと呼ばれるように、鋸による切断が完了しようと
するとき及び支持されないワークがソーブレードにかじ
り付くとき、しばしば、ソーブレードの切断運動がワー
クにより部分的に又は完全に阻止される。ソーブレード
の運動が妨げられると、大きなモータトルクが発生さ
れ、或る場合には、モータが実際に停止する。
【0006】以下、これらの状態を包括的に「キックバ
ック」又は「不動(stall)」状態と呼び、これらの状態
は、包含される特定電動工具又は緊迫キックバック又は
不動状態を引き起こす特定条件とは無関係にこのように
呼ぶこととする。
【0007】これ迄に、本願の譲受人は、緊迫キックバ
ック状態を検出し且つこのキックバック状態に応答して
工具への動力の伝達を遮断し及び/又は任意ではあるが
工具にブレーキをかけるキックバック防止電動工具制御
技術を開発した。これらの装置は、Saarの「キックバッ
ク防止電動工具制御(Anti-Kickback Power Tool Contr
ol) 」という名称に係る1981年5月19日付米国特
許第4,267,914 号及びLeukhardt 等の「キックバック防
止電動工具制御(Anti-Kickback Power Tool Control)
」という名称に係る1981年2月3日付米国特許第
4,249,117 号により詳しく記載されている。これらの米
国特許に記載されたキックバック防止制御装置は、ひと
たび緊迫キックバック状態が生じると、モータへの電力
供給を遮断するように設計されている。電力を再び工具
に供給するためには、トリガスイッチを完全に解放し且
つ次に再び押し下げるか、作業者が他の何らかの信号を
与えなくてはならない。
【0008】これらの米国特許に記載された装置はキッ
クバック状態の検出及び防止には有効であるが、緊迫キ
ックバック状態に対するここに開示された制御回路の応
答性は、作業者が所望の仕事を完了することを不可能に
する。例えば、貫通中に形成されるバリへのドリルビッ
トのバインディングにより電力が遮断されると、作業者
が、不動状態を反復させることなく且つモータへの電力
供給の再遮断を引き起こすことなくバリを除去して孔を
完成することは困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、キックバック
状態の検出及び防止に有効なだけでなく、作業者が緊迫
キックバック状態に打ち勝って意図した仕事を完了でき
るようにすることにも有効な優れた制御技術が要求され
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、本願出願人に
係る従前のキックバック防止技術の改良に関する。工具
への電力の供給を単に遮断する(及び/又はブレーキを
かける)ことにより緊迫キックバック状態に応答するだ
けでなく、本発明は、工具を停止及び再始動させる必要
がないように、モータのパルシング作動を行なって、多
くの場合に実際に貫通又はキックバック状態を解決すな
わちクリヤすることができる。本発明を例えば電動ドリ
ルに使用する場合には、作業者は、トリガスイッチを作
動状態に維持でき、この間に本発明のコントローラが、
緊迫不動状態(例えば、キックバック又は貫通状態)を
検出し且つ所定時間の間モータをパルシングして連続ト
ルクパルスを与えることにより前記状態に応答する。こ
れらの各トルクパルスは、連続パルス中に与えられる平
均トルクより実質的に大きいピークトルクを有してい
る。これらのトルクパルスの衝撃は、工具が、緊迫不動
状態すなわちキックバック状態を引き起こすバリ又はワ
ークの障害を突破できるようにする。一実施例では、パ
ルスは、電動工具のギア列の固有周波数に対して調和関
連するように設計されたシーケンスで供給される。これ
により、ギア列を、付勢状態と弛緩状態との間で、ギア
列の固有周波数で振動させることにより、かなり大きな
ピークトルク出力が得られる。
【0011】本発明は、事実上いかなる電動工具にも使
用できる。ロータリソーのモータ制御に適用するとき
は、モータパルシング効果により、ワークはかじり付き
がなくなる(すなわち、最初に緊迫不動状態又はキック
バック状態を引き起こしたバインディング状態を突破す
る)。
【0012】従って本発明は、作業者が操作可能なスイ
ッチにより作動されると、出力スピンドルにトルクを伝
達するモータを備えた事実上全ての電動工具を制御する
方法及び装置を提供する。本発明は、不動状態の開始を
示すモータパラメータを検出するステップを有する。検
出されるパラメータは例えばモータ電流にすることがで
き、不動状態の開始は、時間に対するモータ電流の変化
速度をモニタリングすることにより推測できる。スイッ
チが操作された状態にある間にモータを所定時間パルシ
ングして、連続トルクパルスを与える。該連続トルクパ
ルスは、この連続トルクパルス中に与えられる平均トル
クより実質的に大きいピークトルクを有する。多くの場
合に、これらのトルクパルスは、緊迫不動を引き起こし
た状態をクリヤする。クリヤされた場合には通常のモー
タ作動が再開され、クリヤされない場合には、所定時間
後に、モータに供給される電力を遮断してモータの焼損
を防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明、その目的及び長所をより
完全に理解できるようにするため、以下の説明及び添付
図面を参照されたい。
【0014】本発明は広範囲の種々の電動工具に有効で
ある。本発明の原理を説明するのに、電動ドリルを例示
し且つ説明する。本発明は他の種類の電動工具にも首尾
よく適用できることは容易に理解されよう。
【0015】図1には、電動ドリルの全体が参照番号1
0で示されている。このドリルには、本発明の好ましい
実施例による制御回路12が組み込まれている。ドリル
10は、慣用的な態様で、モータ16と、ギア列20
と、工具ビット受入れチャック22とを有している。ト
リガスイッチ24は、モータへの電流の供給を制御し且
つ必要とする種々の作業に適するようにモータ速度を変
えるのにも使用される。ドリルビット26は、図示のよ
うにしてチャックに取り付けることができる。ドリルビ
ットは、慣用的な形状の溝付きシャンク28及び切刃チ
ップ30を有している。
【0016】図2を参照すると、制御回路12の好まし
い実施例のブロック図が示されている。制御回路12は
モータ16に電流を供給し、本発明に従って、通常作動
(連続作動)及びパルスモード作動の両作動を行なう。
【0017】制御回路12は、マイクロプロセッサ又は
マイクロコンピュータの形態をなすマイクロコントロー
ラ30を有している。AC電力ラインには電源回路32
が接続され、該電源回路32はマイクロコントローラ3
0を作動させるための適当なDC電圧を供給する。図示
のように、トリガスイッチ24はマイクロコントローラ
30にトリガ信号を供給する。このトリガ信号は、工具
の作業者が手動操作するときのトリガスイッチの位置す
なわちセッティングを表示する。所望ならば、マイクロ
コントローラ30にリセット回路34を設け、該スイッ
チを付勢したときにマイクロコントローラを再び初期設
定するように構成できる。
【0018】モータ16を作動させる駆動電流は、トラ
イアック駆動回路36により制御される。トライアック
駆動回路は、マイクロコントローラ30により供給され
る信号により制御される。電流センサ38がモータ16
及びトライアック駆動回路36に直列に接続されてい
る。電流センサ38は、例えば、低抵抗/高ワッテージ
レジスタで構成できる。電流センサ38を通る電圧降下
は、実際の瞬間モータ電流の表示として測定される。こ
のようにして測定された瞬間モータ電流は平均電流測定
回路40に供給され、該回路40は平均電流値をマイク
ロコントローラ30に供給する。マイクロコントローラ
30は、平均電流を用いて、パルスモード作動に(及び
パルスモード作動から)切り換えるか否かを評価する。
平均電流に加え、マイクロコントローラ30には、電流
検出回路42からの信号も供給される。この回路42は
トライアック駆動回路36に接続されており且つトライ
アック駆動回路の導通状態の信号表示を供給する。何ら
かの理由により、トライアック駆動回路がマイクロコン
トローラ30からの制御信号に応答してターンオンしな
い場合には、回路42は、これを検出し且つマイクロコ
ントローラが別の制御信号パルスを送るようにマイクロ
コントローラに通知する。より詳しくは、トライアック
ゲート電圧がゼロであるとき(トライアックが導通状態
にないとき)には、回路42は、この状態の表示をマイ
クロコントローラに供給する。
【0019】作動に際し、トリガスイッチ24は、スイ
ッチセッティングに比例して変化するトリガ信号をマイ
クロコントローラ30に供給する。このトリガ信号に基
づいて、マイクロコントローラ30は、トライアック駆
動回路36を導通させ、これによりモータ16に電流が
流れるようにする。このモータ電流によりモータが回転
され、モータ電流はモータトルクにほぼ比例する。平均
電流回路40及び電流センサ38はモータ電流をモニタ
リングし且つ平均電流信号をマイクロコントローラ30
に供給する。この平均電流信号は、緊迫不動状態が生じ
たときを検出するため、後述のようにしてマイクロコン
トローラ30により処理される。緊迫不動状態が検出さ
れると、マイクロコントローラ30はパルスモード作動
に切り換わり、トライアック駆動回路36に、高速オン
/オフ電流パルスをモータ16に供給させる。これらの
電流パルスは連続トルクパルス(各トルクパルスは、パ
ルスモード作動中に供給される平均トルクより実質的に
大きいピークトルクを有する)を供給する。多くの場合
に、これらのトルクパルスは緊迫不動を引き起こした状
態をクリヤする。この場合には、マイクロコントローラ
30は、平均電流信号をモニタリングすることによりこ
れを検出し且つ自動的に通常のモータ作動に戻る。
【0020】本発明のパルスモード作動は、種々の異な
るマイクロプロセッサ実施形手順により実行される。こ
こでは、図3に示す第1手順及び図5に示す第2手順の
2つの手順を説明する。1つの可能なパルスモードルー
チンの詳細を示す疑似コードルーチンを末尾の「付録
(APPENDIX) 」に示す。また、AC電動ドリルのモータ
制御回路の詳細を図10に示し且つ以下に説明する。
【0021】図3には、第1モータ制御ルーチンが示さ
れている。スタートステップ100で開始すると、ルー
チンは、最初に、作業者スイッチが閉じられているか否
かをチェックする(ステップ102)。作業者スイッチ
は、例えば、電動ドリルの手動操作形トリガスイッチ2
4で構成できる。スイッチが閉じていないときは、モー
タへの電力は遮断されており(ステップ104)、制御
ブランチはステップ102に戻る。作業者スイッチが閉
じているときは、モータに電力が供給され(ステップ1
06)、モータには、工具を介してモータに作用する負
荷に比例する電流が流れる。モータ電流がモニタリング
され(ステップ108)、モータ電流の変化速度を測定
する(ステップ110)。モータ電流の変化速度が正で
あり(ステップ112)且つモータ電流の変化速度が所
定閾値を超えない(ステップ114)ときは、パルスル
ーチンが呼び出される(ステップ116)。モータ電流
の変化速度が正でないときは、制御ブランチは簡単にス
テップ102に戻る。
【0022】パルスモードルーチンは、種々の異なるマ
イクロプロセッサ実施形手順により実行される。このよ
うな1つの手順が、「付録」に示された手順リストに記
載されている。手順リストを参照すると、この手順は電
流オンタイム及び電流オフタイムを定めている。これら
は、図4に示すモータ電流の波形を発生させるのに使用
される。所望ならば、オンタイム及びオフタイムの継続
時間を等しく(50%デューティサイクル)するか、異
なる継続時間にすることができる。幾つかの実施例で
は、オンタイム継続時間及びオフタイム継続時間をAC
電源周波数から求めることができる。或いは、オンタイ
ム継続時間及びオフタイム継続時間は、マイクロコント
ローラ30の搭載クロックにより発生させることができ
る。オンタイムの値及びオフタイムの値を適当に選択す
ることにより、パルス電流信号の周波数は装置の設計時
に決定できる。
【0023】本発明は種々のオンタイム及びオフタイム
を組み合わせて実施できるけれども、或る工具の用途で
は、オンタイム及びオフタイムが工具のギア列の固有共
振周波数に一致するようにオンタイム及びオフタイムを
選択することにより有利になることがある。一般に、電
動工具のギア列には、電力がそれぞれ供給及び遮断され
るときに付勢位置と弛緩位置との間でモータスピンドル
が回転することを許容する或る程度の遊びが存在する。
多くの物理的装置と同様に、モータ及びそのギア列は、
固有共振周波数、すなわち、付勢状態と弛緩状態との間
の振動が最も自然に生じる周波数を有する。この固有周
波数と同期するパルス電流が加えられると、振動エネル
ギが増大される。原理を説明するため、バスケットボー
ルを手でドリブルするときに、バウンド周波数と同期さ
せて各バウンドの頂点又は頂点近くに如何にしてエネル
ギを加えるかを考えてみる。エネルギは、振動(バウン
ド)が増大されるように、適当な時点で加えられる。こ
れとまさしく同じ態様で、振動するギア列装置にエネル
ギが加えられる。
【0024】電動工具のギア列の固有共振周波数は、
「付録」の手順に記載された手順を用いて実験的に決定
される。固有共振周波数を見出すため、マイクロコンピ
ュータは、工具のトルク出力が測定される間に、異なる
オンタイム及びオフタイムの範囲を反復して選択するよ
うにプログラムされる。最大トルク出力に一致するこれ
らのオンタイム値及びオフタイム値は、ギア列装置の固
有共振周波数(又は、或る場合にはその調和周波数)に
一致する。
【0025】「付録」中の疑似コードリストを参照する
と、この手順はパルスモード継続時間をも定める。図4
に示すように、パルスモード継続時間は、呼び出された
ときにパルスモードルーチンが作動する所定の時間であ
る。本発明の好ましい実施例は、パルスモード継続時間
の経過後の或る条件下で、パルスモードルーチンを終了
する。従って、所定のパルスモード継続時間内に不動状
態が除去されないときは、モータの焼損を防止するため
給電が遮断される。
【0026】また、疑似コード「付録」の手順は、緊迫
不動状態がクリヤされているため、パルスモードルーチ
ンが終了する限界電流(電流閾値)を定める。
【0027】上記値を初期設定することにより、手順が
開始する。次に、パルスモード継続時間カウンタが始動
される。残りのルーチンは、パルスモード継続時間カウ
ンタが経過しない間に実行される。
【0028】モータ電流は、電流オンタイムにより規定
される間隔でターンオンされる。これは、電流オンタイ
ムカウンタを始動させ次にオンタイムカウンタが経過し
ない間にモータ電流をターンオンすることにより達成さ
れる。モータ電流が流れている(オン)間に、電流検出
装置が平均モータ電流を測定する。好ましくは、測定
は、上記回路を用いて周期的に行なう。平均モータ電流
が初期設定された限界電流より小さいときには、モータ
パルスルーチンを早く脱出する。また、電流オンタイム
が経過しない間に作業者がスイッチを開くと、モータパ
ルスルーチンを脱出する。
【0029】オンタイムの経過後、オフタイムが測定さ
れる。モータ電流がターンオフされ且つオフタイムカウ
ンタが始動される。オフタイムが経過するまで、ルーチ
ンは、作業者がスイッチを開いたか否かを確認するため
モニタリングする。作業者がスイッチを開いた場合に
は、モータパルスルーチンを脱出する。モータオフタイ
ムの経過後、制御ブランチは手順のオンタイムセグメン
トに戻り、これにより、パルスモード継続時間が経過す
るまでサイクルが反復する。
【0030】パルスモード継続時間カウンタが、不動状
態がクリヤされない場合にのみ到達される状態を経過す
ると、モータに給電するスイッチが切られ、所望ならば
ブレーキをかけ、且つ作業者が物理的にリセットするま
でトリガスイッチがロックされる。
【0031】図5を参照すると、本発明のモータ制御ル
ーチンの好ましい第2実施例が示されている。スタート
ステップ130から開始して、このルーチンは、最初
に、ステップ132においてトリガ変位量を測定して、
トリガスイッチ24の現在のセッティングを決定する。
次に、ステップ134において、平均モータ電流を測定
し、トリガ変位量に比例するモータ電圧が設定される
(ステップ136)。このようにして、モータは、トリ
ガセッティングにより規定された速度で作動するように
設定される。
【0032】図5の実施例では、トリガ変位量すなわち
移動量の変化が所定閾値より大きい場合にのみパルスモ
ード作動が行なわれる。従って、ステップ138におい
て、トリガ変位量の変化がデルタ(Δ)トリガ閾値と比
較される。トリガ変位量の変化が閾値を超えない場合に
は、制御は、簡単にステップ132に戻る。そうでない
場合には、制御はステップ140に進み、ここで、絶対
電流が絶対電流閾値と比較される。絶対電流が閾値より
大きい場合には、パルスモード作動が開始される(ステ
ップ142)。そうでない場合には、制御はステップ1
44に進み、ここで、平均電流の時間変化速度が分析さ
れる。平均電流の変化(di/dt)が大きい方の閾値
より大きい場合、又は平均電流の変化が、2つの連続サ
イクルの中間閾値より大きい場合には、パルスモード作
動が開始される(ステップ142)。ステップ144に
おけるこれらのいずれのテストも満足しない場合には、
制御はステップ132に戻る。
【0033】モータは、或る事態が生じない限りパルス
モード作動を続ける。ステップ146、148に示すよ
うに、平均電流がパルスモード作動中の上方の閾値より
大きい場合には、モータへの給電が遮断される。また、
ステップ150に示すように、平均電流が小さい方の閾
値より小さい場合には、パルスモード作動が終了し、制
御はステップ132に戻る。
【0034】更に説明を続けると、図6は、本発明を導
入した電動ドリルのモータ電流をグラフで示すものであ
る。モータトルクはモータ電流に比例し、従って図6の
グラフは如何にしてモータトルクを制御するかを示すも
のでもある。工具のスイッチが入れられると、モータ電
流は、Aで示すように急速に増大し、工具は最高速度へ
と加速される。その後、モータ電流は、Bで示すように
通常の作動電流へと低下する。ワークがドリル穿孔され
る間、モータ電流は、ワークの硬度変化及び作業者が加
える圧力の変化により僅かに上下に変動する。これらの
微小変動は別として、図6の挿入図Iに示すようにドリ
ルビットがワークを切削する間は、モータ電流は本質的
に一定である。
【0035】挿入図IIに示すように貫通が生じると、
Cで示すようにモータ電流は急速に増大する。より詳し
くは、モータ電流の変化速度は、Aで示す初期加速中の
変化速度より急速である。モータ電流のこの急速増大の
理由は、ワークの出口側の孔は未だ完全に丸くなく、材
料のバリ又は非除去部分が存在するため、これらがドリ
ルビットの溝部分内に入り込むことにある。
【0036】本発明によりモータ電流の急速増大が検出
されると、パルスモードルーチンが呼び出され、モータ
電流はDで示すようにパルシングされる。このパルスモ
ード作動の間に達成されるピークモータ電流(及びモー
タトルク)は、この期間中の平均モータ電流(及び平均
トルク)より実質的に大きいことに注目すべきである。
ピークモータ電流及びピークトルクは、Bで示す通常の
ドリル穿孔中の平均トルクより実質的に大きい。また、
ピーク電流はEで最大値となり、その後は各ピークが連
続するようにして減少する。最終的に、ピーク電流は、
Fで示す電流閾値まで低下し、その後は通常の(非パル
ス形)作動が再開される。
【0037】パルスモード作動の各パルス中、ドリルビ
ットの切刃は、彫刻の態様でバリ又は除去されないワー
ク材料と衝突するように駆動される。各衝突の後、ギア
列は弛緩でき、次の衝突を行なうためドリルビットの切
刃が僅かに後退できるようにする。このようにして、ド
リルビットの切刃はチョッピング運動を行い且つ各チョ
ップ中に生じるピークトルクは平均トルク(チョッピン
グ運動しない場合にモータが発生できるトルク)より実
質的に大きい。このパルシング作用は、工具が、あらゆ
る残留バリ又は他の材料的障害に打ち勝つことを可能に
する。ワークの貫通が生じた後、工具は通常の作動を再
開し、これにより、孔は、挿入図IIIに示すように、
一層きれいに穿けられる。また、パルシングは、上記状
態が生じたことを作業者に知らせる。
【0038】注目すべきは、この全パルスモード作動中
に、トリガスイッチが、工具作業者により操作された状
態に維持されることである。モータ電流の急速な増大が
要求されるならば、装置は自動的にパルスモード作動に
入り、作業者は、ドリリング作業すなわち切削作業に集
中して、単にトリガスイッチを閉じた状態に保持し続け
ればよい。
【0039】不動状態に打ち勝つのに、パルスモード作
動が首尾よくいかない場合には、所定のパルスモード継
続時間が経過した後に、モータへの給電が遮断される。
【0040】図6の挿入図I〜IIIにはドリルビット
を示したが、前述のように、本発明は他の種類の電動工
具にも有効である。電動鋸の場合には、切断が完了した
後に潜在的な不動状態が生じ、除去された材料の一部
が、鋸歯とリップフェンス(rip fence)又は他のガイド
との間に詰まってしまう。パルスモード作動のパルシン
グ作用は、ワークを頻繁に振動させて詰まりを除去し且
つこの状態を作業者に知らせる。このように、本発明
は、ドリル及び鋸を含む広範囲の電動工具に導入でき
る。
【0041】図5のモータ制御ルーチンを更に理解する
ため、図7、図8及び図9を参照されたい。これらの図
面は、時間(ラインサイクルで測定した時間)の関数と
しての平均モータ電流(マイクロコントローラ30のA
/D変換回路により発生されたA/D値)を示す。
【0042】図5の好ましい実施例は、ACライン周波
数と同期するパルスモード作動を実行する。「付録」の
疑似コードリストには、パルスモード作動がライン周波
数に必ずしも同期していない、より一般化した場合が示
されている。疑似コードリストでは、オンタイム及びオ
フタイムは、マイクロプロセッサのクロック回路により
測定された任意の値にすることができる。図7〜図9に
示す実施例では、オンタイム及びオフタイムは、マイク
ロプロセッサのクロック回路の代わりにACラインサイ
クルの所定数をカウントすることにより測定される。A
C電源工具には、図7〜図9の実施例が好ましい。コー
ドレスバッテリ電動工具のようなDC電源工具には、マ
イクロプロセッサのクロックベース形実施例を使用でき
る。
【0043】図7は、図5の装置の作動の第1例を示
す。Aで示すように、スイッチがターンオンされた後、
平均モータ電流は、Bで示す安定作動値へと低下する。
この電流は、緊迫不動状態のない通常の工具作動を示す
ものである。Cにおいて、電流は急速に増大し、これは
緊迫不動状態を示す。図5で説明したように、緊迫不動
状態は、次の2つの条件が満たされると生じる。条件
1:時間の関数としての平均モータ電流の増大が所定の
デルタ閾値より大きいこと。図7は、変化速度すなわち
電流増大の所定速度に一致する第1微分値すなわち傾斜
としてこのデルタ閾値を示す。条件2:平均モータ電流
が絶対閾値を超えること。図7は、図示の小さい方の閾
値より大きい任意の電流として絶対閾値を示す。ひとた
び、これらの2つの条件のうちの1つ(この場合には、
第1条件)が合致すると、パルスモード作動が開始され
る。緊迫不動状態の原因が所定時間後(所定のラインサ
イクル数の後)でも除去されない場合には、G点で示す
ようにモータ電流が遮断される。この場合、平均電流ピ
ークが大きい方の閾値を超えるため、モータ電流の遮断
が生じる。
【0044】図8は、モータ電流がC点でパルスモード
作動に入り、次にF点で通常の作動に戻る場合を示す。
通常の作動は、モータ電流が小さい方の閾値以下に低下
するため再開される。
【0045】図9は、パルスモード作動がC点で開始し
且つモータを停止することなくこのモードを続ける場合
を示す。パルスモード作動時のピークモータ電流は大き
い方の電流閾値より小さく低下する。大きい方の閾値に
は到達しないので、パルスモード作動が継続する。図9
と図7とを比較して、図7では、パルスモード作動中に
平均電流ピークが大きい方の閾値を超えることに留意さ
れたい。従って、図7ではG点でパルスモード作動が終
了し且つモータ電流が遮断されるのに対し、図9ではパ
ルスモードが終了しない。
【0046】図10は、本発明をAC電動ドリルに使用
する方法を示す。図10の実施例における部品群は図2
のブロック図に対応する。従って、これらの回路部品の
機能の概要を示す図2を参照されたい。図10を参照す
ると、本発明の好ましい電源回路32は、回路の種々の
部品に低電圧電源電圧を供給するツェナーダイオードを
使用し、5VのDC電源及び12VのDC電源からな
る。
【0047】図10の回路は、図示のピンアウト(pin-
out)に従って接続されたST6210Aマイクロコント
ローラ回路を用いて構成されている。共振器200は、
マイクロコントローラの適正クロック周波数を維持す
る。トリガスイッチ回路24は、マイクロコントローラ
30のA/D入力ピン10に接続されている。従って、
マイクロコントローラ30はトリガスイッチのセッティ
ングをモニタリングできる。ACライン周波数が、高イ
ンピーダンス入力ピン8に接続された検出レジスタ20
2を介してマイクロコントローラ30に供給される。こ
れは、パルスモード作動の速度を制御するタイムベース
を同期化させ且つ発生させる信号(この信号からACラ
イン周波数が得られる)をマイクロコントローラ30に
供給する。
【0048】或る条件下で、マイクロコントローラ30
は、光学的表示を目的とするLEDへの電力供給を遮断
する。マイクロコントローラ30は、この目的でトラン
ジスタ204のベースに接続されたピン12に信号を供
給する。マイクロコントローラ30がトライアック駆動
回路36の状態をモニタリングできるようにするため、
ピン15が、プルアップレジスタ206を介して5V電
源に接続される。ピン15はまた、レジスタ208を介
してトライアック36のトリガターミナルに接続されて
いる。トライアックの状態に基づいて、マイクロコント
ローラ30のピン15が引き下げられ、これにより、ト
ライアック駆動回路の状態の変化の信号を出力する。
【0049】マイクロコントローラ30は、ピン19を
介してトライアック駆動回路36の作動を制御する。ピ
ン19は、トライアック駆動回路のトランジスタ212
のベースに接続されている。このトランジスタ212に
は、可変デューティサイクル交番信号が供給され、該信
号はトライアックを作動させる。トライアックは、図示
のように、モータ回路の中性点側に接続するのが好まし
い。
【0050】モータが作動すると、モータ電流は電流検
出レジスタ38を通って流れる。電流検出レジスタは、
高ワッテージ低抵抗(0.01オーム)デバイスで構成
できる。レジスタ38を通る電圧降下は、平均電流モニ
タリング回路40により測定される。回路40の出力
は、マイクロコントローラ30のA/D入力ピン11に
供給される。この信号は、いつパルスモード作動に入る
か(又はパルスモード作動から出るか)、及びいつモー
タへの電力を遮断するかを決定するのに使用される。
【0051】本発明の好ましい平均電流モニタリング回
路40は、サイクル毎の平均電流測定を行なう。演算増
幅器214は、電流検出レジスタ38の両端で測定した
電圧降下を反映する。この反映された電圧はトランジス
タ216のベースに加えられ、該ベースは、トランジス
タ216により確立される電圧及びレジスタ220の値
を維持するため、キャパシタ218を通して電流を取り
入れる。サイクル毎のモータ電流iave は、次式を用い
て、キャパシタ218の電圧Vc から計算できる。ここ
で、Rs はレジスタ38の抵抗、Ri はレジスタ220
の抵抗、及びTはACライン電流の継続時間(例えば1
0msec)である。
【0052】キャパシタ218の電圧Vc は、レジスタ
221を介してA/D入力ピン11に供給される。マイ
クロコントローラによるA/D変換がひとたび完了する
と、ピン11は、サイクル毎の平均電流回路をリセット
する目的で、電流の次の正の1/2サイクルを受け入れ
るべく、レジスタ221を通してキャパシタ218を放
電させる高出力状態に設定される。回路のリセットによ
り、装置が、モータ電流の急速増大を正確且つ瞬間的に
検出する上で厳格なラインサイクル応答時間で、モータ
の平均電流を測定できるようにする。
【0053】
【発明の効果】以上から、本発明は、緊迫不動状態を検
出(或る場合には打ち勝つ)ための、広範囲の種々の電
動工具に導入できるモータ制御回路及び方法を提供する
ことが理解されよう。本発明を導入した電動工具は、作
業者が、貫通、焼付き及びキックバック状態等の不動状
態に悩まされることなく、正確な穿孔又は切削に集中で
きるため、作動がより容易且つ便利になる。他の長所
は、緊迫不動状態が生じると、本発明のパルシング作用
によりトルクバーストが得られ、これにより不動状態に
打ち勝つことができるけれども、平均トルクが小さく維
持されるため作業者がこれを感じないことである。しか
しながら、パルシング作用は、潜在的不動状態が存在す
ることを作業者に知らせる働きをする。本発明を導入し
た電動工具は、作業者の手を捩じる傾向が殆どない。
【0054】本発明をその好ましい実施例について説明
したが、本発明は、特許請求の範囲に記載された本発明
の精神から逸脱することなく或る変更をなし得ることが
理解されよう。例えば、本発明は、主として、AC電動
ドリルへの適用を説明したが、バッテリ駆動形工具にも
等しく適用できる。
【0055】付録(APPENDIX) パルスモードルーチン 電流オンタイムの初期設定。 電流オフタイムの初期設定。 パルスモード継続時間の初期設定。 限界電流(電流閾値)の初期設定。 パルスモード継続時間カウンタの始動。 パルスモード継続時間が経過しない間に、〔オンタイム
時にパルスモータ:オン〕を開始。 電流オンタイムカウンタの始動。 電流オンタイムが経過しない間に、電流のターンオン。 平均モータ電流の測定。 平均モータ電流が限界電流より小さい場合には、モータ
パルスルーチンを脱出〔不動状態が除去されたならば早
く脱出〕。 そうでなければ、スイッチが開いている場合には、モー
タパルスルーチンを脱出〔スイッチが開いたならば早く
脱出〕。 そうでなければ、エンドホワイル(End While) 〔オフタイム時にパルスモータ:オフ〕 電流のターンオフ。 電流オフタイムカウンタの始動。 電流オフタイムカウンタが経過しない間に、スイッチが
開いている場合には、モータパルスルーチンを脱出〔ス
イッチが開いたならば早く脱出〕。エンドホワイル 〔パルスモード継続時間が経過するまで、上記事項を反
復〕。 モータへの電力の遮断。 (物理的にリセットされるまで)トリガスイッチをロッ
クアウト。 終了。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御回路を使用した一般的な可変速電
動ドリルを示す側面図である。
【図2】本発明の制御回路の好ましい実施例を示す簡単
化したブロック図である。
【図3】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明を理解するのに有効なパルスモードタイ
ミング図である。
【図5】本発明の別の好ましい実施例を示すフローチャ
ートである。
【図6】通常作動時及びパルスモード作動時にモータが
如何にして制御されるかについて、時間の関数としての
モータ電流を示すグラフである。
【図7】本発明の作動の理解に有効な、時間(ラインサ
イクル)の関数としてのモータ電流を示すグラフであ
る。
【図8】本発明の作動の理解に有効な、時間(ラインサ
イクル)の関数としてのモータ電流を示すグラフであ
る。
【図9】本発明の作動の理解に有効な、時間(ラインサ
イクル)の関数としてのモータ電流を示すグラフであ
る。
【図10】本発明を取り入れた電動ドリルのモータ制御
回路の詳細概略図である。
【符号の説明】
10 電動ドリル 12 制御回路 16 モータ 20 ギア列 24 トリガスイッチ 28 溝付きシャンク 30 マイクロコントローラ 32 電源回路 36 トライアック駆動回路 38 電流センサ 40 平均電流測定回路 42 電流検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール ジー フェバー アメリカ合衆国メリーランド州21131,フ ェニックス,メイナー ロード 14710 (72)発明者 ファルガン ペイテル アメリカ合衆国メリーランド州21009,ア ビンドン,シェヴェリー コート 3337

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業者が操作可能なスイッチにより作動
    されると、出力スピンドルにトルクを伝達するモータを
    備えた電動工具を制御する方法において、 モータパラメータを検出し且つ緊迫不動状態の開始を示
    す前記パラメータの値の急速変化を検出し、 スイッチが操作された状態にある間にモータを複数回パ
    ルシングして、連続トルクパルスを与え、該連続トルク
    パルスは、この連続トルクパルス中に与えられる平均ト
    ルクより実質的に大きいピークトルクを有することを特
    徴とする制御方法。
  2. 【請求項2】 前記検出されるモータパラメータがモー
    タ電流であり、前記検出ステップがモータ電流の急速増
    大を検出することを特徴とする請求項1に記載の制御方
    法。
  3. 【請求項3】 前記モータは所定のサイクル周波数の交
    流により駆動され、前記モータパラメータ検出ステップ
    は前記サイクル周波数と同期して反復して行なわれるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記モータは所定のサイクル周波数の交
    流により駆動され、前記パルシングステップは、前記サ
    イクル周波数と同期して前記モータへの電流の流れを妨
    げることにより行なわれることを特徴とする請求項1に
    記載の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記工具が特徴のある固有共振周波数を
    有し、前記パルシングステップが、前記固有共振周波数
    に実質的に調和関連する周波数で行なわれることを特徴
    とする請求項1に記載の制御方法。
  6. 【請求項6】 モータ(16)に接続される駆動回路
    (36)であって、前記モータへの電流の供給を制御す
    る駆動回路(36)と、 該駆動回路(36)に接続され且つ該駆動回路(36)
    を制御するプロセッサ出力信号を供給するプロセッサ
    (30)と、 モータ電流を示すパラメータを検出すべく前記駆動回路
    (36)に接続され且つ第1プロセッサ入力信号を供給
    すべく前記プロセッサ(30)に接続された電流センサ
    (38、40)とを有し、 前記プロセッサ(30)が、前記第1プロセッサ入力信
    号の値の急速変化を検出して不動状態の開始を検出する
    ための第1手段(108〜114)を備え、 前記プロセッサ(30)が更に、検出した不動状態の開
    始に応答して前記モータに電流パルスを供給すべく前記
    プロセッサ入力信号を使用するための第2手段(14
    2)を備えていることを特徴とする電動工具(30)の
    モータ制御回路。
  7. 【請求項7】 モータへの電流の供給を引き起こす第2
    プロセッサ入力信号を与えるための、前記プロセッサ
    (30)に接続された作業者が操作可能なスイッチ(2
    4)を更に有し、前記第2手段(142)が、前記第2
    プロセッサ入力信号を周期的に無効にし且つモータに供
    給される電流を遮断することを特徴とする請求項6に記
    載のモータ制御回路。
  8. 【請求項8】 前記モータ(16)が交流により駆動さ
    れ、前記電流センサ(38、40)が、前記交流の1サ
    イクルにつき少なくとも1回、平均モータ電流を検出す
    ることを特徴とする請求項6に記載のモータ制御回路。
  9. 【請求項9】 前記プロセッサ(30)が更に、所定時
    間の後に、又は前記不動状態をクリヤしたことの検出に
    応答して、前記モータへの電流パルスの供給を終了させ
    る手段(146、148)を有することを特徴とする請
    求項6に記載のモータ制御回路。
  10. 【請求項10】 前記電動工具(10)が特徴のある固
    有共振周波数を有し、前記プロセッサの前記第2手段
    (142)が、前記固有共振周波数に実質的に調和関連
    する周波数で前記モータに電流パルスを供給することを
    特徴とする請求項6に記載の制御回路。
JP8156188A 1996-05-27 1996-05-27 電動工具のキックバック及び貫通を防止するトルク制御 Pending JPH09314482A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156188A JPH09314482A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 電動工具のキックバック及び貫通を防止するトルク制御

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156188A JPH09314482A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 電動工具のキックバック及び貫通を防止するトルク制御

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09314482A true JPH09314482A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15622300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8156188A Pending JPH09314482A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 電動工具のキックバック及び貫通を防止するトルク制御

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09314482A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313319A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Robert Bosch Gmbh 運転パラメータを調節するための操作エレメントを備えた電動工具
US8833221B2 (en) 2009-10-05 2014-09-16 Makita Corporation Electric power tool
JP2020040207A (ja) * 2019-11-13 2020-03-19 株式会社マキタ 電動工具
CN114850847A (zh) * 2021-02-04 2022-08-05 中国航发商用航空发动机有限责任公司 管接头装配质量检测方法
US11646590B2 (en) 2010-02-12 2023-05-09 Makita Corporation Electric tool powered by a plurality of battery packs and adapter therefor
CN117086827A (zh) * 2023-06-25 2023-11-21 斯泰宝机电科技(昆山)有限公司 电动工具的防扭手启停系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313319A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Robert Bosch Gmbh 運転パラメータを調節するための操作エレメントを備えた電動工具
US8833221B2 (en) 2009-10-05 2014-09-16 Makita Corporation Electric power tool
US11646590B2 (en) 2010-02-12 2023-05-09 Makita Corporation Electric tool powered by a plurality of battery packs and adapter therefor
US12266956B2 (en) 2010-02-12 2025-04-01 Makita Corporation Electric tool powered by a plurality of battery packs and adapter therefor
JP2020040207A (ja) * 2019-11-13 2020-03-19 株式会社マキタ 電動工具
CN114850847A (zh) * 2021-02-04 2022-08-05 中国航发商用航空发动机有限责任公司 管接头装配质量检测方法
CN117086827A (zh) * 2023-06-25 2023-11-21 斯泰宝机电科技(昆山)有限公司 电动工具的防扭手启停系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6479958B1 (en) Anti-kickback and breakthrough torque control for power tool
JP5824419B2 (ja) 電動工具
US7410006B2 (en) Power tool anti-kickback system with rotational rate sensor
US12015364B2 (en) Impact tools and control modes
EP2205395B1 (en) Power tool with a kickback sensor ant method therefor
EP1207016B1 (en) Impact power tools
EP0808011B1 (en) Anti-kickback and breakthrough torque control for power tool
JP2010517804A (ja) 電気工具の制御方法及びこれを実行する電気工具
CN108698219B (zh) 电子滑动离合器的应用优化的切断性能
US11533841B2 (en) Electric working machine and method for controlling motor of electric working machine
US20080011102A1 (en) Control scheme for detecting and preventing torque conditions in a power tool
US20230321796A1 (en) Power tool with sheet metal fastener mode
EP3100826A2 (en) Impact driver control system
WO2019208105A1 (ja) 電動工具
JPH09314482A (ja) 電動工具のキックバック及び貫通を防止するトルク制御
KR101957437B1 (ko) 타격 기능을 갖는 전동공구 및 이를 이용한 타격 방법
JP7639822B2 (ja) 作業機及び制御方法
US20240091914A1 (en) Electric power tool, and method for controlling motor in electric power tool
CN201159251Y (zh) 用于具有旋转轴的动力工具的控制器
JP2001269874A (ja) 締付工具
JPH09277195A (ja) 動力工具の制御方法と制御回路
US20030132725A1 (en) Controller for motor driven device
CN113561113A (zh) 智能电动工具及其控制方法
US20240246205A1 (en) Method for Operating a Hand-Held Power Tool
US20240246202A1 (en) Method for Operating a Hand-Held Power Tool

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060228