JPH09314573A - 表皮一体発泡品の製造方法及びヘッドレスト - Google Patents
表皮一体発泡品の製造方法及びヘッドレストInfo
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- JPH09314573A JPH09314573A JP8133636A JP13363696A JPH09314573A JP H09314573 A JPH09314573 A JP H09314573A JP 8133636 A JP8133636 A JP 8133636A JP 13363696 A JP13363696 A JP 13363696A JP H09314573 A JPH09314573 A JP H09314573A
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29L2031/3005—Body finishings
- B29L2031/3023—Head-rests
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】表皮体の開口部への発泡樹脂の浸入を防止して
不良率を低減するとともに、低コストで製造できるよう
にする。 【解決手段】上型61に板状部材1を配置するとともに
下型60に略袋状の表皮体5を配置し、上型と下型を閉
じた際に板状部材1の周縁部を表皮体5の開口周縁部5
0が覆うようにし、発泡樹脂の発泡圧力により開口周縁
部50が板状部材1の周縁部に圧接されるようにして発
泡成形する。
不良率を低減するとともに、低コストで製造できるよう
にする。 【解決手段】上型61に板状部材1を配置するとともに
下型60に略袋状の表皮体5を配置し、上型と下型を閉
じた際に板状部材1の周縁部を表皮体5の開口周縁部5
0が覆うようにし、発泡樹脂の発泡圧力により開口周縁
部50が板状部材1の周縁部に圧接されるようにして発
泡成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のヘッドレ
スト、シート、アームレストなど、袋状の表皮体を成形
型内に配置し表皮体内に発泡樹脂を注入して発泡させる
表皮一体発泡品の製造方法と、その製造方法により製造
されたヘッドレストに関する。
スト、シート、アームレストなど、袋状の表皮体を成形
型内に配置し表皮体内に発泡樹脂を注入して発泡させる
表皮一体発泡品の製造方法と、その製造方法により製造
されたヘッドレストに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な自動車のヘッドレストは、内部
に芯材を有し表面に表皮体が被覆された発泡成形体から
形成されている。このヘッドレストの製造方法として
は、発泡成形体を形成しその後別に形成された表皮体を
被覆する方法が一般的であった。しかし被覆に要する工
数が多大であるのと、被覆時に変形が生じたりする不具
合があったため、近年では袋状の表皮体を成形型内に配
置し、その表皮体内で発泡樹脂を発泡させて表皮体と一
体化した表皮一体発泡品として形成する方法が主流とな
りつつある。
に芯材を有し表面に表皮体が被覆された発泡成形体から
形成されている。このヘッドレストの製造方法として
は、発泡成形体を形成しその後別に形成された表皮体を
被覆する方法が一般的であった。しかし被覆に要する工
数が多大であるのと、被覆時に変形が生じたりする不具
合があったため、近年では袋状の表皮体を成形型内に配
置し、その表皮体内で発泡樹脂を発泡させて表皮体と一
体化した表皮一体発泡品として形成する方法が主流とな
りつつある。
【0003】この後者の製造方法では、予め縫製などで
形成された袋状の表皮体を先ず成形型内に配置する。こ
のとき補強用及び座席への取付用ステーをもつ芯材など
が表皮体内部に入れられる。そして表皮体に設けられた
開口から表皮体内に発泡樹脂を注入し、発泡成形を行
う。発泡樹脂は発泡して体積が増大し、その圧力で表皮
体を型面に押圧して所定形状に賦形するとともに、発泡
樹脂で表皮体内が充填され表皮一体発泡品が形成され
る。したがってこの製造方法によれば、工数が小さく高
い形状精度が得られるので、優れた製造方法といえる。
形成された袋状の表皮体を先ず成形型内に配置する。こ
のとき補強用及び座席への取付用ステーをもつ芯材など
が表皮体内部に入れられる。そして表皮体に設けられた
開口から表皮体内に発泡樹脂を注入し、発泡成形を行
う。発泡樹脂は発泡して体積が増大し、その圧力で表皮
体を型面に押圧して所定形状に賦形するとともに、発泡
樹脂で表皮体内が充填され表皮一体発泡品が形成され
る。したがってこの製造方法によれば、工数が小さく高
い形状精度が得られるので、優れた製造方法といえる。
【0004】ところで上記製造方法においては、発泡樹
脂が注入される表皮体の開口を目立たないように隠す必
要がある。また表皮体の開口からの発泡樹脂の漏れを防
止する対策を講じる必要もある。そこで、例えば表皮体
の開口内側に係止板を配置し、開口の両側で対向する表
皮体の一対の端部をそれぞれクリップで係止板に固定す
る方法がある。
脂が注入される表皮体の開口を目立たないように隠す必
要がある。また表皮体の開口からの発泡樹脂の漏れを防
止する対策を講じる必要もある。そこで、例えば表皮体
の開口内側に係止板を配置し、開口の両側で対向する表
皮体の一対の端部をそれぞれクリップで係止板に固定す
る方法がある。
【0005】また特開昭62−97810号公報には、
開口の両側に位置する表皮体の一対の端部を重合させた
状態で発泡成形し、発泡樹脂が重合部の端部どうしの間
に入り込むことでその一対の端部どうしを接合するとと
もに開口を隠す方法が開示されている。また簡単に開口
を閉じる方法としては、図12に示すように開口100
に内部へ曲折して対向し互いに当接する一対の折り返し
端部101,102を設けることが行われている。この
ようにすれば、発泡圧力により折り返し端部101,1
02は互いに近接するように押圧されて圧接し、開口1
00からの樹脂漏れを防止しつつ開口100を閉じるこ
とができる。なお、発泡樹脂が一対の折り返し端部10
1,102の間に浸入して表出するのを防止できるよう
に、折り返し端部101,102の長さは充分長くする
必要がある。
開口の両側に位置する表皮体の一対の端部を重合させた
状態で発泡成形し、発泡樹脂が重合部の端部どうしの間
に入り込むことでその一対の端部どうしを接合するとと
もに開口を隠す方法が開示されている。また簡単に開口
を閉じる方法としては、図12に示すように開口100
に内部へ曲折して対向し互いに当接する一対の折り返し
端部101,102を設けることが行われている。この
ようにすれば、発泡圧力により折り返し端部101,1
02は互いに近接するように押圧されて圧接し、開口1
00からの樹脂漏れを防止しつつ開口100を閉じるこ
とができる。なお、発泡樹脂が一対の折り返し端部10
1,102の間に浸入して表出するのを防止できるよう
に、折り返し端部101,102の長さは充分長くする
必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】袋状の表皮体の開口を
閉じる方法のうち係止板とクリップを用いる方法では、
発泡樹脂の発泡前に開口の両側の表皮体端部を係止板に
固定しなければならず、生産性が低い。また係止板やク
リップなどの部品点数が多くなり、生産管理面での工数
が多大であった。また作業を効率よく行うためには、予
め表皮体端部を係止板に固定した後に発泡樹脂を注入す
るのが好ましい。しかしこの場合は係止板に発泡樹脂の
注入孔が必要となり、その注入孔を塞ぐためのキャップ
が必要となるが、このキャップの存在が意匠上好ましく
なかった。
閉じる方法のうち係止板とクリップを用いる方法では、
発泡樹脂の発泡前に開口の両側の表皮体端部を係止板に
固定しなければならず、生産性が低い。また係止板やク
リップなどの部品点数が多くなり、生産管理面での工数
が多大であった。また作業を効率よく行うためには、予
め表皮体端部を係止板に固定した後に発泡樹脂を注入す
るのが好ましい。しかしこの場合は係止板に発泡樹脂の
注入孔が必要となり、その注入孔を塞ぐためのキャップ
が必要となるが、このキャップの存在が意匠上好ましく
なかった。
【0007】一方、特開昭62−97810号公報に開
示された方法によれば、上記方法のような不具合は回避
される。しかしながら、重合部において内周側の表皮体
端部の状態が不定であるため、端部どうしの重なり代を
一定に制御することが困難である。そこで重合部から表
皮体表側へ発泡樹脂が滲み出るのを防止するために、重
合部における重なり代を大きめに設定する必要がある。
したがって重合部の間への発泡樹脂の浸入量に比べて重
合部の面積が大きくなり、その結果重合部には接合され
ない部分が多くなるため、その部分が捲れて外観が損な
われるという問題がある。このため成形後に重合部分を
接着剤などで接合する必要があり、工数が多大となって
いる。
示された方法によれば、上記方法のような不具合は回避
される。しかしながら、重合部において内周側の表皮体
端部の状態が不定であるため、端部どうしの重なり代を
一定に制御することが困難である。そこで重合部から表
皮体表側へ発泡樹脂が滲み出るのを防止するために、重
合部における重なり代を大きめに設定する必要がある。
したがって重合部の間への発泡樹脂の浸入量に比べて重
合部の面積が大きくなり、その結果重合部には接合され
ない部分が多くなるため、その部分が捲れて外観が損な
われるという問題がある。このため成形後に重合部分を
接着剤などで接合する必要があり、工数が多大となって
いる。
【0008】また折り返し端部どうしの当接により開口
を塞ぐ方法では、折り返し端部の長さが短い場合など
に、一対の折り返し端部の間に浸入した発泡樹脂が表皮
体表面に表出し、安定して良品を生産することが困難で
あった。そこで折り返し端部の長さを十分長くすると、
図13に示すように一方の折り返し端部101先端が表
皮体103に当接した状態で固定される場合がある。こ
のようになると密閉空間300が形成され、その部分へ
の発泡樹脂の充填が阻害されて外観及び触感が損なわれ
るという問題があった。
を塞ぐ方法では、折り返し端部の長さが短い場合など
に、一対の折り返し端部の間に浸入した発泡樹脂が表皮
体表面に表出し、安定して良品を生産することが困難で
あった。そこで折り返し端部の長さを十分長くすると、
図13に示すように一方の折り返し端部101先端が表
皮体103に当接した状態で固定される場合がある。こ
のようになると密閉空間300が形成され、その部分へ
の発泡樹脂の充填が阻害されて外観及び触感が損なわれ
るという問題があった。
【0009】そして、折り返し端部どうしの当接により
開口を塞ぐ方法により得られた表皮一体発泡品では、開
口を開くと発泡成形体が表出して見栄えが悪いという不
具合もある。また、自動車のヘッドレストにおいては、
座席のシートバック上部と対向する裏面は本来表皮が不
要な部分であるが、上記の製造方法で製造する場合には
その裏面まで表皮体を被覆せざるを得ず、表皮材の無駄
が発生している。そして表皮体裏面にはステーを挿入す
るための貫通穴が必要であり、その貫通穴からの樹脂漏
れを防止するためのシールを工夫する必要があるなど、
工数や部品点数が多大となっている。
開口を塞ぐ方法により得られた表皮一体発泡品では、開
口を開くと発泡成形体が表出して見栄えが悪いという不
具合もある。また、自動車のヘッドレストにおいては、
座席のシートバック上部と対向する裏面は本来表皮が不
要な部分であるが、上記の製造方法で製造する場合には
その裏面まで表皮体を被覆せざるを得ず、表皮材の無駄
が発生している。そして表皮体裏面にはステーを挿入す
るための貫通穴が必要であり、その貫通穴からの樹脂漏
れを防止するためのシールを工夫する必要があるなど、
工数や部品点数が多大となっている。
【0010】さらに、ヘッドレスト裏面では、表皮体の
端部どうしが重ね合わせられた部分に設けられたスリッ
トから注入ノズルを挿入して発泡樹脂を注入している
が、そのために発泡成形型の構造がきわめて複雑にな
り、型費用が高いという問題もある。本発明は上記した
事情に鑑みてなされたものであり、表皮体の開口部への
発泡樹脂の浸入を確実に防止して不良率を低減するとと
もに、低コストで製造できるようにすることを目的とす
る。
端部どうしが重ね合わせられた部分に設けられたスリッ
トから注入ノズルを挿入して発泡樹脂を注入している
が、そのために発泡成形型の構造がきわめて複雑にな
り、型費用が高いという問題もある。本発明は上記した
事情に鑑みてなされたものであり、表皮体の開口部への
発泡樹脂の浸入を確実に防止して不良率を低減するとと
もに、低コストで製造できるようにすることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載の表皮一体発泡品の製造方法の特徴は、上型
と下型からなる発泡成形型の上型に板状部材を配置する
とともに下型に略袋状の表皮体を配置し、表皮体内に発
泡樹脂を注入後上型と下型を閉じた際に板状部材の下型
に向かう表面の周縁部の少なくとも一部を表皮体の開口
周縁部が覆うようにし、発泡樹脂の発泡圧力により表皮
体の開口周縁部が板状部材の周縁部の少なくとも一部に
圧接されるようにして発泡成形して、板状部材及び表皮
体と一体的に接合された発泡品を形成することにある。
項1に記載の表皮一体発泡品の製造方法の特徴は、上型
と下型からなる発泡成形型の上型に板状部材を配置する
とともに下型に略袋状の表皮体を配置し、表皮体内に発
泡樹脂を注入後上型と下型を閉じた際に板状部材の下型
に向かう表面の周縁部の少なくとも一部を表皮体の開口
周縁部が覆うようにし、発泡樹脂の発泡圧力により表皮
体の開口周縁部が板状部材の周縁部の少なくとも一部に
圧接されるようにして発泡成形して、板状部材及び表皮
体と一体的に接合された発泡品を形成することにある。
【0012】請求項2に記載の表皮一体発泡品の製造方
法の特徴は、上記製造方法において板状部材の下型に向
かう表面の周縁部の少なくとも一部には表皮の開口周縁
部が係合する凹部又は凸部をもつことにある。請求項3
に記載の表皮一体発泡品の製造方法の特徴は、上記製造
方法において板状部材の下型に向かう表面の周縁部の少
なくとも一部には突条を有し、表皮体の開口周縁部は突
条の外側で板状部材に圧接されるように構成したことに
ある。
法の特徴は、上記製造方法において板状部材の下型に向
かう表面の周縁部の少なくとも一部には表皮の開口周縁
部が係合する凹部又は凸部をもつことにある。請求項3
に記載の表皮一体発泡品の製造方法の特徴は、上記製造
方法において板状部材の下型に向かう表面の周縁部の少
なくとも一部には突条を有し、表皮体の開口周縁部は突
条の外側で板状部材に圧接されるように構成したことに
ある。
【0013】また上記製造方法で製造される請求項4に
記載のヘッドレストの特徴は、略袋状の表皮と、少なく
ともステーと板状部材とからなり板状部材が表皮の開口
を塞ぐ支持部材と、表皮及び板状部材の間で発泡成形さ
れることにより表皮及び支持部材と一体的に接合した発
泡体とからなり、表皮の開口周縁部は板状部材の発泡体
に対向する裏面側で板状部材と密着していることにあ
る。
記載のヘッドレストの特徴は、略袋状の表皮と、少なく
ともステーと板状部材とからなり板状部材が表皮の開口
を塞ぐ支持部材と、表皮及び板状部材の間で発泡成形さ
れることにより表皮及び支持部材と一体的に接合した発
泡体とからなり、表皮の開口周縁部は板状部材の発泡体
に対向する裏面側で板状部材と密着していることにあ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法では、先ず上型
に板状部材が配置され、下型に略袋状の表皮体が配置さ
れる。そして型開き状態で表皮体内に所定量の発泡樹脂
が注入され、上型と下型が閉じられる。このとき、板状
部材の下型に向かう表面の周縁部の少なくとも一部を表
皮体の開口周縁部が覆うように構成されている。
に板状部材が配置され、下型に略袋状の表皮体が配置さ
れる。そして型開き状態で表皮体内に所定量の発泡樹脂
が注入され、上型と下型が閉じられる。このとき、板状
部材の下型に向かう表面の周縁部の少なくとも一部を表
皮体の開口周縁部が覆うように構成されている。
【0015】したがって、この状態で発泡樹脂が発泡し
て膨張すると、表皮体は下型及び上型の型面に押圧され
て型面形状に賦形されるとともに、表皮体の開口周縁部
が板状部材の周縁部の少なくとも一部に押圧される。し
たがってその部分では表皮体と板状部材とが密着し、表
皮体と板状部材の間からの樹脂漏れが防止される。ここ
で、板状部材の下型に向かう表面の周縁部の少なくとも
一部に、表皮体の開口周縁部が係合する凹部又は凸部を
もつことが望ましい。このように構成することにより、
表皮体の開口周縁部と板状部材との接触面積が増大す
る。また発泡圧力の加わる方向に対して交差する方向に
延びる表面が多くなるため、発泡圧力により板状部材に
押圧される表皮体の部分が多くなり、表皮体と板状部材
の間からの樹脂漏れを一層確実に防止することができ
る。
て膨張すると、表皮体は下型及び上型の型面に押圧され
て型面形状に賦形されるとともに、表皮体の開口周縁部
が板状部材の周縁部の少なくとも一部に押圧される。し
たがってその部分では表皮体と板状部材とが密着し、表
皮体と板状部材の間からの樹脂漏れが防止される。ここ
で、板状部材の下型に向かう表面の周縁部の少なくとも
一部に、表皮体の開口周縁部が係合する凹部又は凸部を
もつことが望ましい。このように構成することにより、
表皮体の開口周縁部と板状部材との接触面積が増大す
る。また発泡圧力の加わる方向に対して交差する方向に
延びる表面が多くなるため、発泡圧力により板状部材に
押圧される表皮体の部分が多くなり、表皮体と板状部材
の間からの樹脂漏れを一層確実に防止することができ
る。
【0016】また、板状部材の下型に向かう表面の周縁
部の少なくとも一部には突条を有し、表皮体の開口周縁
部は突条の外側で板状部材に圧接されるように構成する
ことも好ましい。このようにすれば、膨張している発泡
樹脂は突条により流れ方向が変更され、発泡樹脂は突条
を乗り越えてから表皮体の開口周縁部に到達するように
なる。したがって表皮体の開口周縁部に到達した発泡樹
脂の圧力が表皮体に加わる方向は、ほとんどが表皮体の
開口周縁部を板状部材に押圧する方向となるため、表皮
体と板状部材の間への発泡樹脂の浸入が一層生じにくく
なり、表皮体と板状部材の間からの樹脂漏れを一層確実
に防止することができる。
部の少なくとも一部には突条を有し、表皮体の開口周縁
部は突条の外側で板状部材に圧接されるように構成する
ことも好ましい。このようにすれば、膨張している発泡
樹脂は突条により流れ方向が変更され、発泡樹脂は突条
を乗り越えてから表皮体の開口周縁部に到達するように
なる。したがって表皮体の開口周縁部に到達した発泡樹
脂の圧力が表皮体に加わる方向は、ほとんどが表皮体の
開口周縁部を板状部材に押圧する方向となるため、表皮
体と板状部材の間への発泡樹脂の浸入が一層生じにくく
なり、表皮体と板状部材の間からの樹脂漏れを一層確実
に防止することができる。
【0017】なお板状部材としては、樹脂、セラミック
ス、木材などの硬質材料から形成してもよいし、軟質樹
脂、ゴム、皮革、布などのシート材あるいはフィルム材
から形成することもできる。板状部材は上型の型面に保
持されるため、このようなシート材やフィルム材であっ
ても上型により発泡樹脂の圧力に対する抗力が発生し、
表皮体の開口周縁部を板状部材に確実に圧接することが
できる。
ス、木材などの硬質材料から形成してもよいし、軟質樹
脂、ゴム、皮革、布などのシート材あるいはフィルム材
から形成することもできる。板状部材は上型の型面に保
持されるため、このようなシート材やフィルム材であっ
ても上型により発泡樹脂の圧力に対する抗力が発生し、
表皮体の開口周縁部を板状部材に確実に圧接することが
できる。
【0018】また表皮体の材質としては特に制限されな
いが、発泡時に表皮体が変形しながら板状部材に圧接さ
れるため、伸びやすい材質を選択することが好ましい。
そして本発明のヘッドレストでは、表皮の開口周縁部は
板状部材の発泡体に対向する裏面側で板状部材に密着
し、板状部材が表皮の開口を塞いでいる。したがって板
状部材の分だけ表皮材が不要となり、コストを低減する
ことができる。また板状部材と表皮との間からの樹脂漏
れもないため、高い外観品質を有している。
いが、発泡時に表皮体が変形しながら板状部材に圧接さ
れるため、伸びやすい材質を選択することが好ましい。
そして本発明のヘッドレストでは、表皮の開口周縁部は
板状部材の発泡体に対向する裏面側で板状部材に密着
し、板状部材が表皮の開口を塞いでいる。したがって板
状部材の分だけ表皮材が不要となり、コストを低減する
ことができる。また板状部材と表皮との間からの樹脂漏
れもないため、高い外観品質を有している。
【0019】さらに本発明のヘッドレストでは、支持部
材は少なくともステーと板状部材から構成されている。
したがって板状部材とステーとを予め一体化することで
その境界部に予め隙間をなくしておくことができるの
で、発泡成形時にステーの部分から樹脂漏れが生じるよ
うな不具合がない。なお支持部材は、ステーと板状部材
に加えて芯材を一体的にもつこともできる。このように
すれば、芯材により発泡体の形状を保持することができ
る。また芯材の体積を大きくすれば、発泡体を形成する
ための発泡ウレタン樹脂の使用量を低減でき、コストを
安価とすることができる。さらに芯材を中空状とすれ
ば、軽量化も達成できる。
材は少なくともステーと板状部材から構成されている。
したがって板状部材とステーとを予め一体化することで
その境界部に予め隙間をなくしておくことができるの
で、発泡成形時にステーの部分から樹脂漏れが生じるよ
うな不具合がない。なお支持部材は、ステーと板状部材
に加えて芯材を一体的にもつこともできる。このように
すれば、芯材により発泡体の形状を保持することができ
る。また芯材の体積を大きくすれば、発泡体を形成する
ための発泡ウレタン樹脂の使用量を低減でき、コストを
安価とすることができる。さらに芯材を中空状とすれ
ば、軽量化も達成できる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (実施例1)図1に本実施例のヘッドレストを示す。こ
のヘッドレストは、ポリプロピレン製樹脂プレート1
と、中空状のポリプロピレン製芯材2と、金属製ステー
3と、ポリウレタン製発泡体4と、発泡体4を覆うポリ
塩化ビニル製表皮体5とから構成されている。
る。 (実施例1)図1に本実施例のヘッドレストを示す。こ
のヘッドレストは、ポリプロピレン製樹脂プレート1
と、中空状のポリプロピレン製芯材2と、金属製ステー
3と、ポリウレタン製発泡体4と、発泡体4を覆うポリ
塩化ビニル製表皮体5とから構成されている。
【0021】樹脂プレート1及び芯材2は、ステー3を
金型内に配置してポリプロピレンから一体成形され、樹
脂プレート1と芯材2及びステー3は隙間なく一体的に
結合されている。つまり樹脂プレート1と芯材2及びス
テー3は、請求項4にいう支持部材を構成している。そ
して表皮5は袋状をなし、その開口周縁部50は樹脂プ
レート1の発泡体4に対向する裏面側で樹脂プレート1
に密着して発泡体4と一体化している。
金型内に配置してポリプロピレンから一体成形され、樹
脂プレート1と芯材2及びステー3は隙間なく一体的に
結合されている。つまり樹脂プレート1と芯材2及びス
テー3は、請求項4にいう支持部材を構成している。そ
して表皮5は袋状をなし、その開口周縁部50は樹脂プ
レート1の発泡体4に対向する裏面側で樹脂プレート1
に密着して発泡体4と一体化している。
【0022】以下、このヘッドレストの製造方法を説明
する。先ず樹脂プレート1と芯材2及びステー3を一体
成形する。次に図2に示すように下型60及び上型61
からなる金型を用意し、上型61を揺動させた型開き状
態で、上型61の型面に樹脂プレート1を沿わせ、ステ
ー3を上型61に保持して配置する。一方、左右に分離
可能な一対の下型60の型面には、予め縫製された袋状
の表皮体5を配置する。このとき、表皮体5の開口周縁
部50は、下型60の型面からはみ出している。
する。先ず樹脂プレート1と芯材2及びステー3を一体
成形する。次に図2に示すように下型60及び上型61
からなる金型を用意し、上型61を揺動させた型開き状
態で、上型61の型面に樹脂プレート1を沿わせ、ステ
ー3を上型61に保持して配置する。一方、左右に分離
可能な一対の下型60の型面には、予め縫製された袋状
の表皮体5を配置する。このとき、表皮体5の開口周縁
部50は、下型60の型面からはみ出している。
【0023】次に下型60に配置された表皮体5内に所
定量の発泡樹脂40を注入し、図3に示すように上型6
1を揺動させて下型60と型締めする。このとき表皮体
5の開口周縁部50は、樹脂プレート1と当接して樹脂
プレート1の周縁部と係合する。発泡樹脂40が発泡し
て膨張すると、発泡樹脂40の圧力により表皮体5は下
型60及び上型61の型面に押圧され、型面形状に賦形
される。また図4に示すように、発泡樹脂40の発泡圧
力により表皮体5の開口周縁部50は樹脂プレート1に
圧接されるため、表皮体5と樹脂プレート1の間に発泡
樹脂40が浸入するのが阻止され、樹脂漏れが防止され
る。
定量の発泡樹脂40を注入し、図3に示すように上型6
1を揺動させて下型60と型締めする。このとき表皮体
5の開口周縁部50は、樹脂プレート1と当接して樹脂
プレート1の周縁部と係合する。発泡樹脂40が発泡し
て膨張すると、発泡樹脂40の圧力により表皮体5は下
型60及び上型61の型面に押圧され、型面形状に賦形
される。また図4に示すように、発泡樹脂40の発泡圧
力により表皮体5の開口周縁部50は樹脂プレート1に
圧接されるため、表皮体5と樹脂プレート1の間に発泡
樹脂40が浸入するのが阻止され、樹脂漏れが防止され
る。
【0024】なお、樹脂プレート1と表皮体5の係合形
状としては、図4に示すように樹脂プレート1表面と表
皮体5の表面とが同一平面上にあるのが意匠上特に好ま
しいが、図4のa寸法、b寸法及びc寸法の関係をa<
b<cとすれば特に樹脂漏れに対するシール効果が奏さ
れる。実用上は、b寸法を5mm程度とするのが適当で
ある。
状としては、図4に示すように樹脂プレート1表面と表
皮体5の表面とが同一平面上にあるのが意匠上特に好ま
しいが、図4のa寸法、b寸法及びc寸法の関係をa<
b<cとすれば特に樹脂漏れに対するシール効果が奏さ
れる。実用上は、b寸法を5mm程度とするのが適当で
ある。
【0025】発泡が完了後、一対の下型60を分離する
とともに、上型61を上方へ揺動させて型開きを行い、
上型61に保持され樹脂プレート1、芯材2、ステー3
及び表皮体5と一体化した発泡体4とからなるヘッドレ
ストを脱型する。このヘッドレストでは、表面には表皮
体5が表出しているが裏面には樹脂プレート1が表出し
ている。しかしヘッドレストが座席のシートバック上部
に装着された際には、裏面の樹脂プレート1はシートバ
ック上部に対向して外部から見えにくくなる。したがっ
て、樹脂プレート1により意匠性が損なわれることはほ
とんどない。
とともに、上型61を上方へ揺動させて型開きを行い、
上型61に保持され樹脂プレート1、芯材2、ステー3
及び表皮体5と一体化した発泡体4とからなるヘッドレ
ストを脱型する。このヘッドレストでは、表面には表皮
体5が表出しているが裏面には樹脂プレート1が表出し
ている。しかしヘッドレストが座席のシートバック上部
に装着された際には、裏面の樹脂プレート1はシートバ
ック上部に対向して外部から見えにくくなる。したがっ
て、樹脂プレート1により意匠性が損なわれることはほ
とんどない。
【0026】そして本実施例では、安価な樹脂プレート
1を用いているので、従来の全表面を表皮体で覆った構
造のヘッドレストに比べて表皮体の無駄がなく安価とな
る。さらに、金型構造も単純であり、樹脂漏れ対策もほ
とんど不要となるため、工数及び不良率が低減され製造
コストを大きく低減することができる。なお本実施例で
は、樹脂プレート1と芯材2及びステー3をもつ支持部
材を用いたが、図5に示すようにステー3を発泡体4内
に突出させ、芯材2をもたないこと以外は実施例1と同
様の支持部材とすることもできる。この場合には、ステ
ー3の発泡体4内部への突出部分30により発泡体4の
形状を保持することができ、上記した実施例1に比べて
支持部材の構成が単純となるためその分安価とすること
ができる。
1を用いているので、従来の全表面を表皮体で覆った構
造のヘッドレストに比べて表皮体の無駄がなく安価とな
る。さらに、金型構造も単純であり、樹脂漏れ対策もほ
とんど不要となるため、工数及び不良率が低減され製造
コストを大きく低減することができる。なお本実施例で
は、樹脂プレート1と芯材2及びステー3をもつ支持部
材を用いたが、図5に示すようにステー3を発泡体4内
に突出させ、芯材2をもたないこと以外は実施例1と同
様の支持部材とすることもできる。この場合には、ステ
ー3の発泡体4内部への突出部分30により発泡体4の
形状を保持することができ、上記した実施例1に比べて
支持部材の構成が単純となるためその分安価とすること
ができる。
【0027】(実施例2)本実施例は、樹脂プレート1
の構造が異なること以外は実施例1と同様である。すな
わち図6に示すように、樹脂プレート1の周縁部には凸
ビード10が形成され、表皮体5は開口周縁部50が凸
ビード10と係合するように構成されている。
の構造が異なること以外は実施例1と同様である。すな
わち図6に示すように、樹脂プレート1の周縁部には凸
ビード10が形成され、表皮体5は開口周縁部50が凸
ビード10と係合するように構成されている。
【0028】本実施例では、発泡樹脂40の圧力により
表皮体5の開口周縁部50が凸ビード10に圧接される
ため、表皮体5と樹脂プレート1との接触面積が増大す
る。また表皮体5と樹脂プレート1との接触表面が一方
向ばかりでなく複数方向となるため、発泡樹脂の圧力方
向に対して交差する方向に延びる表面が多くなる。した
がって実施例1に比べて、表皮体5と樹脂プレート1の
間に発泡樹脂が浸入するのを一層防止することができ、
樹脂漏れが一層防止される。
表皮体5の開口周縁部50が凸ビード10に圧接される
ため、表皮体5と樹脂プレート1との接触面積が増大す
る。また表皮体5と樹脂プレート1との接触表面が一方
向ばかりでなく複数方向となるため、発泡樹脂の圧力方
向に対して交差する方向に延びる表面が多くなる。した
がって実施例1に比べて、表皮体5と樹脂プレート1の
間に発泡樹脂が浸入するのを一層防止することができ、
樹脂漏れが一層防止される。
【0029】なお、本実施例と同様の作用効果を奏する
樹脂プレート1の形状としては、図7に示すような凹凸
ビード11をもつ形状、図8に示すような凹溝12をも
つ形状などとすることができる。 (実施例3)本実施例も、樹脂プレート1の構造が異な
ること以外は実施例1と同様である。
樹脂プレート1の形状としては、図7に示すような凹凸
ビード11をもつ形状、図8に示すような凹溝12をも
つ形状などとすることができる。 (実施例3)本実施例も、樹脂プレート1の構造が異な
ること以外は実施例1と同様である。
【0030】すなわち図9に示すように、樹脂プレート
1の周縁部には突条13が形成され、表皮体5は開口周
縁部50が突条13の外側で樹脂プレート1の裏面側周
縁部と係合するように構成されている。本実施例では、
発泡樹脂40は膨張しながら先ず突条13の内周表面に
当接するように、突条13の位置が考慮されている。し
たがって図9に示すように、発泡樹脂40は突条13を
乗り越えてから表皮体5の開口周縁部50を樹脂プレー
ト1の周縁部に押圧し、図10に示すように開口周縁部
50は樹脂プレート1の周縁部に密着する。つまり発泡
樹脂40の圧力方向は、ほとんどが表皮体5の開口周縁
部50を樹脂プレート1に押圧する方向となるため、実
施例1に比べて、表皮体5と樹脂プレート1の間に発泡
樹脂が浸入するのを一層防止することができ、樹脂漏れ
が一層防止される。
1の周縁部には突条13が形成され、表皮体5は開口周
縁部50が突条13の外側で樹脂プレート1の裏面側周
縁部と係合するように構成されている。本実施例では、
発泡樹脂40は膨張しながら先ず突条13の内周表面に
当接するように、突条13の位置が考慮されている。し
たがって図9に示すように、発泡樹脂40は突条13を
乗り越えてから表皮体5の開口周縁部50を樹脂プレー
ト1の周縁部に押圧し、図10に示すように開口周縁部
50は樹脂プレート1の周縁部に密着する。つまり発泡
樹脂40の圧力方向は、ほとんどが表皮体5の開口周縁
部50を樹脂プレート1に押圧する方向となるため、実
施例1に比べて、表皮体5と樹脂プレート1の間に発泡
樹脂が浸入するのを一層防止することができ、樹脂漏れ
が一層防止される。
【0031】なお図11に示すように、突条13の突出
方向を樹脂プレート1の裏面に対して傾斜させることも
好ましい。このようにすれば、発泡樹脂40の流れを所
定方向へ誘導し易くなるとともに、発泡樹脂40の圧力
により押圧された表皮体5の開口周縁部50の端面の揺
動方向と突条13の外周表面の延びる方向とがほぼ一致
するため、開口周縁部50の端面と突条13との間隔を
常に狭く維持することができ、開口周縁部30の端面と
突条13との間への発泡樹脂40の浸入が一層抑制され
樹脂漏れが一層防止される。
方向を樹脂プレート1の裏面に対して傾斜させることも
好ましい。このようにすれば、発泡樹脂40の流れを所
定方向へ誘導し易くなるとともに、発泡樹脂40の圧力
により押圧された表皮体5の開口周縁部50の端面の揺
動方向と突条13の外周表面の延びる方向とがほぼ一致
するため、開口周縁部50の端面と突条13との間隔を
常に狭く維持することができ、開口周縁部30の端面と
突条13との間への発泡樹脂40の浸入が一層抑制され
樹脂漏れが一層防止される。
【0032】
【発明の効果】すなわち本発明の表皮一体発泡品の製造
方法によれば、表皮体の開口部への発泡樹脂の浸入を確
実に防止して樹脂漏れによる不良率を低減することがで
きる。また金型構造が単純化されるため型費用を低減で
き、樹脂漏れ対策工数を低減できることと相まって製造
コストを大幅に低減できる。
方法によれば、表皮体の開口部への発泡樹脂の浸入を確
実に防止して樹脂漏れによる不良率を低減することがで
きる。また金型構造が単純化されるため型費用を低減で
き、樹脂漏れ対策工数を低減できることと相まって製造
コストを大幅に低減できる。
【0033】そして本発明のヘッドレストによれば、外
観品質を高く維持しつつコストを低減することができ
る。
観品質を高く維持しつつコストを低減することができ
る。
【図1】本発明の一実施例のヘッドレストの断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例のヘッドレストを製造する金
型に樹脂プレートと表皮体を配置した状態を示す断面図
である。
型に樹脂プレートと表皮体を配置した状態を示す断面図
である。
【図3】本発明の一実施例のヘッドレストを製造する金
型に発泡樹脂を注入して型締めした状態を示す断面図で
ある。
型に発泡樹脂を注入して型締めした状態を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の一実施例のヘッドレストの要部拡大断
面図である。
面図である。
【図5】実施例1のヘッドレストの他の態様を示し、そ
のヘッドレストの断面図である。
のヘッドレストの断面図である。
【図6】本発明の一実施例において樹脂プレートと表皮
体の関係を示す説明図である。
体の関係を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施例において樹脂プレートと表皮
体の関係の他の態様を示す説明図である。
体の関係の他の態様を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施例において樹脂プレートと表皮
体の関係の他の態様を示す説明図である。
体の関係の他の態様を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施例において樹脂プレートと表皮
体の関係の他の態様を示す説明図である。
体の関係の他の態様を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施例のヘッドレストの要部拡
大断面図である。
大断面図である。
【図11】本発明の実施例において樹脂プレートと表皮
体の関係の他の態様を示す説明図である。
体の関係の他の態様を示す説明図である。
【図12】従来の表皮一体発泡品の要部断面図である。
【図13】従来の表皮一体発泡品の要部断面図である。
1:樹脂プレート(板状部材) 2:芯材
3:ステー 4:発泡体 5:表皮体 5
0:開口周縁部
3:ステー 4:発泡体 5:表皮体 5
0:開口周縁部
Claims (4)
- 【請求項1】 上型と下型からなる発泡成形型の該上型
に板状部材を配置するとともに該下型に略袋状の表皮体
を配置し、該表皮体内に発泡樹脂を注入後該上型と該下
型を閉じた際に該板状部材の該下型に向かう表面の周縁
部の少なくとも一部を該表皮体の開口周縁部が覆うよう
にし、該発泡樹脂の発泡圧力により該表皮体の該開口周
縁部が該板状部材の周縁部の少なくとも一部に圧接され
るようにして発泡成形して、該板状部材及び該表皮体と
一体的に接合された発泡品を形成することを特徴とする
表皮一体発泡品の製造方法。 - 【請求項2】 前記板状部材の前記下型に向かう表面の
周縁部の少なくとも一部には前記表皮の前記開口周縁部
が係合する凹部又は凸部をもつことを特徴とする請求項
1記載の表皮一体発泡品の製造方法。 - 【請求項3】 前記板状部材の前記下型に向かう表面の
周縁部の少なくとも一部には突条を有し、前記表皮体の
前記開口周縁部は該突条の外側で該板状部材に圧接され
るように構成したことを特徴とする請求項1記載の表皮
一体発泡品の製造方法。 - 【請求項4】 略袋状の表皮と、少なくともステーと板
状部材とからなり該板状部材が該表皮の開口を塞ぐ支持
部材と、該表皮及び該板状部材の間で発泡成形されるこ
とにより該表皮及び該支持部材と一体的に接合した発泡
体とからなり、該表皮の開口周縁部は該板状部材の該発
泡体に対向する裏面側で該板状部材と密着していること
を特徴とするヘッドレスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133636A JPH09314573A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 表皮一体発泡品の製造方法及びヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133636A JPH09314573A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 表皮一体発泡品の製造方法及びヘッドレスト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314573A true JPH09314573A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15109461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8133636A Pending JPH09314573A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 表皮一体発泡品の製造方法及びヘッドレスト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09314573A (ja) |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8133636A patent/JPH09314573A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041126 |