JPH0931492A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH0931492A
JPH0931492A JP17832795A JP17832795A JPH0931492A JP H0931492 A JPH0931492 A JP H0931492A JP 17832795 A JP17832795 A JP 17832795A JP 17832795 A JP17832795 A JP 17832795A JP H0931492 A JPH0931492 A JP H0931492A
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particle size
aqueous solution
particles
average particle
dyne
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JP17832795A
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Inventor
Kenji Kaneda
賢治 金田
Yasushi Kajiwara
泰 梶原
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 次の成分(1)及び(2); (1)5重量%塩化ナトリウム水溶液中での平均粒径が
5〜500μmであり、且つ当該水溶液中での弾性率が
5×105 dyne/cm2を超える粒子、(2)5重量%塩
化ナトリウム水溶液中での弾性率が1×103〜5×1
05 dyne/cm2である架橋型高分子粒子を含有し、且つ
(1)と(2)の重量配合比が1:100〜10:1
で、(1)と(2)の平均粒径比が1:10〜1:1で
ある洗浄剤組成物。 【効果】 物理的洗浄効果及びマッサージ効果に優れ、
しかも洗浄対象物の表面に対し極めて低刺激、低損傷で
あり、洗浄時の感触も良好なものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄対象物に対
し、優れた洗浄力、マッサージ感を与えながら、低刺
激、低損傷である洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】従来、皮膚等に対する物理的な洗浄効果及
びマッサージ効果を目的とする洗浄剤として、硬質の高
分子粒子を含有する洗浄剤組成物が知られている。しか
し、このような洗浄剤組成物は、硬質の高分子粒子によ
り、洗浄中にマッサージ感や洗浄力は得られるものの、
皮膚に対する刺激が強く、皮膚表面を傷める危険性があ
り、これらは皮膚洗浄剤組成物としては不適当であっ
た。又、皮膚に対して低刺激、低損傷なものは、洗浄力
が弱く、十分なマッサージ感も得られなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、マッサージ感や洗浄力は保持しつつ、皮膚に対し、
低刺激、低損傷である洗浄剤組成物を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実状において、本
発明者らは高分子粒子の物性と洗浄力との関係について
鋭意検討を行った結果、適当な硬さと粒径を有する粒子
に適当な軟さを有する粒子を特定割合で配合することに
より、高いマッサージ感や洗浄力を保持しつつ、尚且つ
皮膚に刺激、損傷を与えることが少ない洗浄剤組成物が
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、次の成分(1)及び
(2); (1)5重量%塩化ナトリウム水溶液中での平均粒径が
5〜500μmであり、且つ当該水溶液中での弾性率が
5×105 dyne/cm2を超える粒子、(2)5重量%塩
化ナトリウム水溶液中での弾性率が1×103〜5×1
05 dyne/cm2である架橋型高分子粒子、を含有し、且
つ、(1)と(2)の重量配合比が1:100〜10:
1で、(1)と(2)の平均粒径比が1:10〜1:1
であることを特徴とする洗浄剤組成物を提供するもので
ある。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明で使用する成分(1)の粒
子は、5重量%(以下、単に%という)塩化ナトリウム
水溶液中での平均粒径が5〜500μmであり、且つ水
溶液中での弾性率が5×105 dyne/cm2を超える粒子
であれば親水性、親油性のいずれでもよく、特に制限さ
れないが、5%塩化ナトリウム水溶液中での平均粒径が
50〜250μmのものが好ましく、当該弾性率が5×
105を超え1×109 dyne/cm2以下の高分子粒子のも
のが好ましい。これらの粒子としては、例えばポリエチ
レン、ポリスチレン、ポリプロピレン等の炭化水素系高
分子;ナイロン等のポリアミド系高分子;ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系高分子;ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
ポリエステル系高分子、エチレングリコールとヘキサメ
チレンジイソシアネートの反応物、ポリエチレンアジピ
ルジウレタン等のポリウレタン系高分子及びこれらの共
重合体若しくは後述するようなこれらの架橋体を形成し
たもの、さらにくるみ殻粒子、アンズ殻粒子、カルナウ
バロウの粒子等の天然物などが挙げられ、必要に応じて
1種以上組合わせて用いることができる。これらのう
ち、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレンが特
に好ましい。
【0007】ここで、高分子粒子の弾性率とは、5%塩
化ナトリウム水溶液中に1時間以上浸漬した高分子粒子
をアルミニウム製試料台上に単層になるように敷きつめ
て、熱応力歪測定装置(セイコー電子工業(株)製、T
MA/SS10)により、室温で断面積7.1mm2の円
柱状の膨張、圧縮用プローブ(石英製)で、あらかじめ
バランスとして3gの荷重をかけ、ここから振幅1g周
期0.005Hzのサインカーブの応力を加え、その歪み
を測定することによって求めた値である。
【0008】また、粒径の測定は、中央に凹部を有する
プレパラート(血球計算板等)に5%塩化ナトリウム水
溶液を満たし、ここに1時間同水溶液にて膨潤せしめた
高分子粒子を入れ、カバーガラスで覆い光学顕微鏡で5
0〜100倍程度に拡大した写真撮影により行った。粒
子形状は特に限定されないので、塊状重合等で得られた
高分子を所定の粒径に粉砕して用いることもできる。好
ましい粒子形状としては球状又は楕円体が挙げられる。
【0009】本発明で使用する成分(1)の高分子粒子
は、非水溶性結合剤により造粒された顆粒であっても良
く、洗浄及びマッサージ開始時から終了時まで心地良く
使用できる。ここで、非水溶性結合剤としては、例えば
エチルセルロースのほかにアセチルセルロース、ニトロ
セルロース、酢酸ビニル樹脂等が挙げられる。
【0010】造粒方法は特に制限されないが、これらの
結合剤を溶媒に溶解して、例えば流動造粒法あるいは攪
拌造粒法などにより造粒を行なう方法が挙げられる。す
なわち流動層中などで攪拌されている粉末にスプレーな
どの方法で前述の非水溶性結合剤を至適な溶媒の溶液と
して散布する方法が好ましく、スプレーノズルの形ある
いはスプレー時間、量などは目的とする顆粒の粒度に応
じて選べばよい。その際に用いる溶媒としては、用いら
れる結合剤あるいは造粒方法に応じて任意のものが選ば
れ、例えば、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、ハ
ロゲン化炭化水素類、アルコール類、エステル類、エー
テル類、ケトン類等の汎用有機溶媒を、必要に応じて1
種以上組合わせて用いることができる。
【0011】非水溶性結合剤により造粒された顆粒の平
均粒径も5〜500μm、好ましくは50〜250μm
である。
【0012】本発明で用いる成分(1)の粒子は、洗浄
剤組成物中、0.1〜10%配合することが好ましく、
特に好ましくは1〜5%である。
【0013】本発明で使用される成分(2)の架橋型高
分子粒子は5%塩化ナトリウム水溶液中の弾性率が、1
×103〜5×105 dyne/cm2であれば、親水性、親油
性等の制限なく用いることができ、特に1×104〜1
×105 dyne/cm2の弾性率のものが好ましい。1×1
03 dyne/cm2未満であると洗浄効果が少なく5×105
dyne/cm2を超えると皮膚を傷める危険性があるため好
ましくない。また、5%塩化ナトリウム中での平均粒径
は50〜500μmが好ましく、特に好ましくは、10
0〜300μmである。50μm未満であると洗浄効果
が少なく、500μmを超えると違和感、皮膚刺激が発
現し好ましくない。本発明で使用する成分(2)の架橋
型高分子粒子の材料としては親水性高分子、親油性高分
子の何れも使用でき、またこの2種の高分子を混合して
用いることもできる。
【0014】親水性高分子としては、例えばカラギーナ
ン、ゼラチン、寒天、トラガントゴム、ビスコース、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニル
アルコール等に由来する含水ゲルを多価金属塩の添加に
より安定せしめたもの;アクリル酸若しくはメタクリル
酸〔以下、「(メタ)アクリル酸」と略称する〕、(メ
タ)アクリル酸のナトリウム、アンモニウム等の塩類;
(メタ)アクリルアミド;N−置換(メタ)アクリルア
ミド、2−(メタ)アクリロイルエタンスルホン酸又は
その塩、スチレンスルホン酸又はその塩、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリド
ン、ビニルメチルエーテル、ポリエチレンオキシド(メ
タ)アクリル酸エステル等の単独重合体又はこれら単量
体を2種以上用いた共重合体の架橋体;酢酸ビニル−ア
クリル酸メチル共重合体鹸化物、酢酸ビニル−マレイン
酸モノメチル共重合体鹸化物、イソブチレン−無水マレ
イン酸共重合体鹸化物等の架橋体;澱粉−アクリル酸グ
ラフト重合体、多糖類−アクリル酸グラフト重合体、澱
粉−アクリロニトリルグラフト重合体の加水分解物等が
挙げられる。
【0015】架橋体を形成させる方法として、上記単量
体又は単量体混合物を、多官能性ビニル単量体、又は分
子内に少なくとも2個のビニル基以外の官能基、例えば
エポキシ基等を有する架橋剤と混合し、公知の方法によ
り重合することにより適当な弾性をもつ高分子とする方
法も挙げられる。また、単独又は共重合体を得た後、架
橋剤を公知の方法により反応させることにより、適当な
弾性を有する高分子とすることもできる。
【0016】多官能性ビニル単量体としては、例えば
N,N′−メチレンビスアクリルアミド、エチレングリ
コールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリ
レート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリ
エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート等が挙げられ、ビニル基以外
の官能基を分子内に少なくとも2個有する架橋剤として
は例えば、グリシジルエーテル系、イソシアネート系、
マレイミド系等の架橋剤が挙げられ、グリシジルエーテ
ル系としては、エチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グ
リセリンジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシ
ジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレート等が;
イソシアネート系としては、メチレンビス(4−フェニ
ルイソシアネート)、2,6−トリレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート等が;ジマ
レイミド系としては、N,N′−1,4−フェニレンジ
アミンジマレイミド、N,N′−1,2−フェニレンジ
アミンジマレイミド、N,N′−ヘキサメチレンジアミ
ンジマレイミド、N,N′−テトラメチレンジアミンジ
マレイミド等が挙げられるが、これらに限定されるもの
ではない。
【0017】また、生成する重合体の弾性率等の物性を
著しく阻害しない範囲で、上記親水性単量体とスチレン
(メタ)アクリル酸エステル類等の疎水性単量体との共
重合体を用いることもできるが、好ましい膨張率を得る
上で親水性単量体の1種以上からできる重合体が好まし
い。
【0018】これら親水性高分子のうち、5%塩化ナト
リウム水溶液中での膨張率が1.2〜5倍であるものが
好ましく用いられる。なお、膨張率は、膨潤後粒径の乾
燥粒径に対する割合で表す。
【0019】親油性高分子としては、(a)(メタ)ア
クリル酸アルキル、(メタ)アクリル酸置換アルキル、
脂肪酸ビニルエステル等のガラス転移点が25℃以下の
単独重合体を生成するモノビニル単量体、(b)これら
モノビニル単量体の混合物又は(c)これらモノビニル
単量体とこれらモノビニル単量体に共重合し得る下記A
のモノビニル単量体及び多官能性ビニル単量体との混合
物を有機溶媒の存在又は非存在下、公知の懸濁重合の方
法により得られた高分子等が挙げられる。
【0020】ここで、アクリル酸アルキルとしては、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸テトラデシル、ア
クリル酸ヘキサデシル等が;アクリル酸置換アルキルと
しては、アクリル酸2−エトキシエチル、アクリル酸2
−シアノエチル、アクリル酸ベンジル等が;メタクリル
酸アルキルとしては、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸ヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタク
リル酸デシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ヘ
キサデシル等が;また脂肪酸ビニルエステルとしては、
脂肪ビニル、プロピオン酸ビニル、シクロヘキシル酢酸
ビニル等が挙げられる。
【0021】また、上記モノビニル単量体に重合し得る
Aのモノビニル単量体としては、例えば、スチレン、p
−メチルスチレン、p−クロルスチレン等のスチレン系
単量体;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸プロピル、アクリル酸t−ブチル等のガラス
転移点が25℃以上のホモ重合体を生成する(メタ)ア
クリル酸エステル;アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、塩化ビニル等が挙げられ、これらは生成する重合
体の弾性率等の物性を損わない範囲で添加することが出
来る。
【0022】多官能性ビニル単量体としては、ジビニル
ベンゼン、トリビニルベンゼン、エチレングリコールジ
メタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレート等が挙げられ
る。
【0023】また、上記モノビニル単量体、これらモノ
ビニル単量体に共重合し得る上記Aのモノビニル単量体
を生成重合体の物性を損わない範囲で添加した単量体
と、2−クロルエチルビニルエーテル、クロルメチルス
チレン等のハロゲン化メチル基を有する単量体、グリシ
ジルメタクリレート等のエポキシ基を有する単量体、ア
クリル酸、メタクリル酸等のカルボキシ基を有する単量
体等官能基を有する単量体の1種とを共重合して得た反
応性重合体を公知の方法で架橋せしめた高分子が挙げら
れる。
【0024】更に、親油性高分子としてはエチレンゴム
(EPM)、プロピレンゴム(EPDM)、天然ゴム、
スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム
(BR)、シリコーンゴム等も使用出来る。上記の親水
性高分子又は親油性高分子の内、原料の汎用性、弾性率
の制御のしやすさを考慮すれば、親水性高分子として
は、(メタ)アクリル酸のナトリウム、アンモニウム等
の塩が、また親油性高分子としては(メタ)アクリル酸
エステルを含むものが好ましい。特に、所望の弾性率を
得るためには、(メタ)アクリル酸塩又は(メタ)アク
リル酸エステルを含む高分子が50%以上であることが
好ましい。
【0025】本発明に用いる成分(2)の架橋型高分子
粒子は、洗浄剤組成物中、0.1〜30%配合すること
が好ましく、特に好ましくは1〜15%である。
【0026】また、本発明において、成分(1)と成分
(2)の重量配合比は1:100〜10:1であり、好
ましくは1:50〜3:1である。1:100未満であ
るとマッサージ感の向上が得られず、10:1を超える
と皮膚への刺激が強くなりすぎ好ましくない。
【0027】本発明において、成分(1)と成分(2)
の5%塩化ナトリウム中での平均粒径比は、1:10〜
1:1であり、好ましくは1:5〜1:1である。1:
10未満であるとマッサージ感の向上が得られず、1:
1を超えると皮膚への刺激が強くなりすぎ好ましくな
い。
【0028】本発明洗浄剤組成物に用いる主界面活性剤
は特に限定されないが、例えば、脂肪酸石鹸、燐酸エス
テル類、アシル化アミノ酸類、スルホ琥珀酸類、タウレ
ート系活性剤等のアニオン系界面活性剤、アルキルサッ
カライド類、EO付加型界面活性剤等の非イオン性界面
活性剤等が挙げられる。就中、燐酸エステル類、アシル
化アミノ酸類、アルキルサッカライド等が皮膚刺激が少
なく好ましい。
【0029】主界面活性剤の配合量は特に限定されない
が洗浄剤が固形状のとき60〜90%、ペースト状のと
き40〜70%、ゲル状のとき40〜70%、液状のと
きは10〜50%配合することが好ましい。さらに、主
界面活性剤の他に起泡性向上剤としてアミンオキサイ
ド、イミダゾリン系界面活性剤を用いることも好まし
い。
【0030】本発明の洗浄剤組成物には、上記成分の
他、洗浄剤に用いる通常の成分、例えば、増粘剤、湿潤
剤、着色剤、防腐剤、感触向上剤、香料、消炎剤、紫外
線吸収剤等を、本発明の効果を損わない範囲で用いるこ
とができる。本発明の洗浄剤組成物は、例えば、洗顔
料、全身洗浄料、固形石鹸等の皮膚洗浄料、シャンプー
等に幅広く用いることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、物理的洗浄効
果及びマッサージ効果に優れ、しかも洗浄対象物の表
面、例えば皮膚、頭皮等に対し、極めて低刺激、低損傷
であり、洗浄時の感触も良好な優れたものである。
【0032】
【実施例】以下、合成例及び実施例を挙げて本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されない。
【0033】合成例1 2−エチルヘキシルアクリレート100g、エチレング
リコールジメタクリレート5g及び過酸化ラウロイル
1.0gの溶解混合物と、ポリビニルアルコール(日本
合成化学工業(株)製、ゴーセノールGH−17)2.
33g及びイオン交換水230.7gの溶解混合物とを
1 1四つ口フラスコに仕込み、1000rpmで攪拌分散
せしめ、次いで80℃まで系の温度を上昇せしめ、8時
間をかけ重合を完了させた。得られた架橋物の分散液を
水蒸気蒸留にて精製しポリアクリル酸2−エチルヘキシ
ル架橋物のビーズ(平均粒径90μm,弾性率4.2×
10 6 dyne/cm2)を得た。
【0034】合成例2 80%アクリル酸水溶液510gを30%水酸化ナトリ
ウム水溶液360gで温度35℃以下にて中和し、過硫
酸カリウム0.9g、エチレングリコールジグリシジル
エーテル12.2g(アクリル酸に対して3.0%)を
添加溶解した。この単量体水溶液を窒素雰囲気下攪拌し
ながら75℃に保ったエチルセルロース5.0g、シク
ロヘキサン(1600ml)溶液に1.5時間かけて滴下
重合せしめた。さらに、温度70〜75℃で1.0時間
攪拌を続け重合を完了させた。この後、共沸脱水(シク
ロヘキサンは還流)により、シクロヘキサン中に懸濁し
ているポリマー中の水分量を25%にコントロールした
後、シクロヘキサンを除去し、80℃〜100℃にて、
減圧下にて乾燥し、平均粒径100〜250μmのポリ
アクリル酸ナトリウムのビーズ状重合体(平均粒径20
0μm,弾性率6.0×104 dyne/cm2)を得た。
【0035】実施例1 合成例1で得たポリアクリル酸2−エチルヘキシル、合
成例2で得たポリアクリル酸ナトリウム、ポリスチレン
(住友化学工業(株)製、ファインパールPB−310
0、3400)、ポリエチレン(三井石油化学工業
(株)社製、NL−200)及びくるみ殻粒子のそれぞ
れのビーズを下記の方法により弾性率、平均粒径を測定
した。結果を表1に示す。次に、これらのビーズを表2
に示す組成の洗浄剤1に入れ、下記の測定方法により洗
浄向上率、皮疹スコア及び使用感を測定した。結果を表
3に示す。
【0036】(弾性率の測定)高分子粒子を5%塩化ナ
トリウム水溶液中に1時間浸漬したものをアルミニウム
製試料台に単層になるように敷きつめて、熱応力歪測定
装置(セイコー電子工業(株)製、TMA/SS10)
により室温下、断面積7.1mm2の円柱状の膨張、圧縮
プローブ(石英製)で、あらかじめバランスとして3g
の荷重をかけ、振幅1g周期0.005Hzのサインカー
ブの応力を加え、その歪みを測定した。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】(洗浄向上率の測定)乾燥豚皮上に1−
[(p−フェニルアゾ)−フェニル]アゾ[2−ナフト
ール]で染色した固体脂を直径15mm、厚さ0.1mmに
塗布し、高分子粒子5%を含む洗浄剤1又は高分子粒子
を精製水に置き換えた洗浄剤1で洗浄処理を施し、残っ
た固体脂を有機溶媒に溶かしたものを吸光度測定して、
未洗浄処理物の固体脂の吸光度測定値と比較することで
洗浄率を求めた。また、洗浄向上率は、次式により求め
た。
【0040】
【数1】W=(W1−W0)×100/(100−W0) ここで、W=洗浄向上率 W1=高分子粒子を含む洗浄剤1の洗浄率 W0=高分子粒子を精製水に置き換えた洗浄剤1の洗浄
率
【0041】(皮疹スコアの測定)洗浄剤を前腕部の特
定部位に対して、テフロン棒による洗浄処理を朝夕各1
回ずつ、連続14回行った後、落せつ、光沢について肉
眼観察を行ない、結果を得点の平均とした(n=1
0)。 0:変化なし。 1:軽度。 2:中程度。 3:重度。
【0042】(使用感の評価)洗浄剤1gを用い洗顔を
行い、そのマッサージ感、使用感についてパネラー10
名により下記評価基準に従い、評価を行った。 ◎:極めて良好。 ○:良好。 △:普通。 ×:違和感、刺激を感じる。
【0043】
【表3】
【0044】実施例2(石鹸) 以下の組成の石鹸を製造した。
【0045】
【表4】 % 合成例1のビーズ 2.0 合成例2のビーズ 5.0 椰子油・牛脂脂肪酸ソーダ 82.0 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1 セタノール 5.0 香料 微 量 色素 微 量 精製水 バランス 合計 100.0
【0046】実施例3(洗顔フォーム) 以下の組成の洗顔フォームを常法により製造した。
【0047】
【表5】 % 合成例1のビーズ 1.0 合成例2のビーズ 3.0 ラウリン酸カリウム 40.0 グリセリン 8.0 プロピレングリコール 3.0 安息香酸ソーダ 0.1 香料 微 量 精製水 バランス 合計 100.0
【0048】実施例4(ボディシャンプー) 以下の組成のボディシャンプーを常法により製造した。
【0049】
【表6】 % 合成例1のビーズ 2.0 合成例2のビーズ 5.0 モノラウリル燐酸トリエタノールアミン塩 45.0 エタノール 10.0 プロピレングリコール 10.0 香料 微 量 精製水 バランス 合計 100.0
【0050】実施例2〜4の洗浄剤はいずれもマッサー
ジ感、洗浄性がともに良好であり、しかも皮膚に対して
低刺激であった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(1)及び(2); (1)5重量%塩化ナトリウム水溶液中での平均粒径が
    5〜500μmであり、且つ当該水溶液中での弾性率が
    5×105 dyne/cm2を超える粒子、(2)5重量%塩
    化ナトリウム水溶液中での弾性率が1×103〜5×1
    05 dyne/cm2である架橋型高分子粒子、を含有し、且
    つ、(1)と(2)の重量配合比が1:100〜10:
    1で、(1)と(2)の平均粒径比が1:10〜1:1
    であることを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 (1)の粒子が非水溶性結合剤により造
    粒された顆粒である請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 (2)の粒子が5重量%塩化ナトリウム
    水溶液中での平均粒径が50〜500μmであり、且つ
    当該水溶液中での弾性率が1×104〜1×105 dyne
    /cm2の架橋型高分子粒子である請求項1記載の洗浄剤
    組成物。
  4. 【請求項4】 (1)と(2)の重量配合比が1:50
    〜3:1である請求項1〜3のいずれか1項記載の洗浄
    剤組成物。
  5. 【請求項5】 (1)と(2)の平均粒径比が1:5〜
    1:1である請求項1〜4のいずれか1項記載の洗浄剤
    組成物。
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