JPH09314986A - インクジェット記録用アルミニウム板 - Google Patents

インクジェット記録用アルミニウム板

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JPH09314986A
JPH09314986A JP8133468A JP13346896A JPH09314986A JP H09314986 A JPH09314986 A JP H09314986A JP 8133468 A JP8133468 A JP 8133468A JP 13346896 A JP13346896 A JP 13346896A JP H09314986 A JPH09314986 A JP H09314986A
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JP
Japan
Prior art keywords
aluminum plate
ink
oxide film
anode oxide
anode
Prior art date
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Pending
Application number
JP8133468A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Kurishima
昇 栗島
Nobuhiro Arai
信弘 新井
Atsushi Goto
敦 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実用上十分な密着強度を有し、サビ等の変質
を生じることのないインクジェット記録用アルミニウム
板を提供する。 【解決手段】 基材アルミニウム板1の表面に陽極酸化
皮膜2を有し、さらに該皮膜2上にインク受容層3を形
成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録媒体に関す
るものであり、さらには媒体に対する記録をインクジェ
ットプリンターにより行うアルミニウム板からなる記録
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンターはパーソナル
コンピューター(以下パソコンと略記)の端末として今
日急速に普及してきている。また、黒単色からカラー化
が実現するとともに、画像処理技術がすすむことによ
り、見やすく工夫のこらされたデータやプレゼンテーシ
ョン資料の作成、写真や絵などを読み込んで他の情報と
組合せて表現する等、ユーザーが手軽に思うままの情報
処理を行い、そしてその内容を高精細に表出できるよう
になった。
【0003】インクジェット記録は、民生用では紙、O
HP(オーバーヘッドプロジェクト)シート、ホワイト
フィルム、あるいはキャンパスペーパ等に対して印刷が
行われるが、これまでの印刷媒体は薄くてある程度自由
に曲げることができるものが主であった。
【0004】一方、インクジェット印刷ではパソコン操
作により作製した内容を直接プリンターにより印刷でき
る事から、スクリーン印刷やグラビア印刷のように版を
作製する事が不要となる。このため、今後は従来のよう
な比較的自由度のある媒体から、木やガラス、プラスチ
ック、金属といったかたい媒体へも印刷対象が広がるこ
とが予想される。
【0005】これらのかたい媒体は、装飾品や記念品、
オリジナルグッズ等が対象として考えられるが、とくに
さまざまな画像情報を少量ずつ印刷する場合や、短時間
で印刷物を入手したい場合にはインクジェット記録がふ
さわしいといえる。例えば、観光地の記念としてその場
で撮った写真を組み込んだ記念品や、新郎新婦の写真を
組み込んだ結婚式の引き出物等は容易に思いつくことで
ある。
【0006】かたい媒体のひとつとして金属があるが、
金属の中でもとりわけアルミニウムは軽く、さびにくい
ため、今後インクジェット記録における用途が広がって
いくことが予想される。だが、アルミニウムはそれ自体
はインクを吸収しないことから、表面に直接インクジェ
ット記録を行うことはできないので、表面にインクを吸
収することのできるインク受容層を形成しなければなら
ない。インク受容層としては水溶性ポリマーを膜状に成
形して用いられる。
【0007】しかしながら、本発明に先立ちアルミニウ
ム板上に上記インク受容層としてポリビニルアルコール
を成膜したところ、膜とアルミニウムの密着性は非常に
弱く、幅18mmのニチバンセロテープ(登録商標)に
よる180°剥離試験ではわずか80gでインク受容層
がアルミニウム板からはがれた。このため、アルミニウ
ム板上に直接インク受容層を形成する方法では、インク
受容層の密着強度が弱くて、例えば周辺の紙とこすれた
り、あるいは作業中に誤って服でこすったりすると、容
易にはがれてしまう。
【0008】このように、アルミニウム板はインクジェ
ット記録媒体として今後用途が広がると思われるにもか
かわらず、実用に適したものとはいえなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決した新規のインクジェット記録用アルミニウム板を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的は以下の手段
によって達成される。
【0011】すなわち、本発明は基材アルミニウム板の
表面に陽極酸化皮膜を有し、さらに、該皮膜上にインク
吸収性に優れたインク受容層を形成したことを特徴とす
るインクジェット記録用アルミニウム板を提案するもの
であり、前記陽極酸化皮膜の厚みが10μm以上である
ことを含む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を参照してさら
に詳細に説明する。図1は本発明のインクジェット記録
用アルミニウム板の一例を示す断面図である。
【0013】本発明は図1のようにアルミニウム板1上
に陽極酸化皮膜2を形成してあり、さらに、該陽極酸化
皮膜2上にインク受容層3を形成してある。
【0014】陽極酸化皮膜2をアルミニウム板1上に形
成するにはアルミニウム板1を陽極酸化液に浸漬して、
白金、鉛等をを陰極に、アルミニウム板1を陽極として
陽極酸化すればよい。陽極酸化液としてはバリアタイプ
とポアタイプがある。
【0015】バリアタイプの陽極酸化液としては酒石酸
とエチレングリコールの混合液、硼酸等が挙げられ、こ
の陽極酸化液を用いて電圧50〜500V、電流密度
0.1〜20A/dm2 で陽極酸化することが好まし
い。
【0016】またポアタイプの陽極酸化液としては硫
酸、修酸、クロム酸等の酸が挙げられ、この陽極酸化液
を用いて電圧5〜50V、電流密度0.5〜5A/dm
2 の範囲で行うのが好ましい。陽極酸化皮膜2の厚みは
10〜25μmの範囲が好ましい。
【0017】また陽極酸化皮膜2上に形成するインク受
容層としての水溶性ポリマーとしては、ポリビニルアル
コールおよびその誘導体、アクリル酸エステル重合体、
無水マレイン酸共重合体等の合成高分子、カルボキシル
メチルセルロース等のセルロース系高分子、デンプン、
カゼイン等が挙げられる。その厚みは7〜15μmの範
囲が好ましい。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明する。
【0019】
【実施例1】本発明を図1に示す。図1において、1は
インクジェット記録媒体であるアルミニウム板、2はア
ルミニウム板上に形成した陽極酸化皮膜、3は陽極酸化
皮膜上に形成したインク受容層である。
【0020】ここで、アルミニウム板はJISで示され
るA2017Pで板厚1.5mmである。陽極酸化皮膜
形成に際してはアルミニウム板をアセトンで清払した
後、さらに2回、超音波洗浄機を使ってアセトン洗浄を
行った。陽極酸化は、硫酸10%水溶液中において鉛板
を陰極とし、前記アルミニウム板を陽極として、電圧2
0V、電流密度1.5A/dm2 にて60分間陽極酸化
を行った。ここで形成された陽極酸化膜は厚み20μm
である。インク受容層は、ケン化度86〜91molの
ポリビニルアルコール10%水溶液を、バーコータによ
り陽極酸化皮膜上に塗布し、80℃で10分加熱乾燥し
て形成した。膜厚は10μmだった。
【0021】本実施例で示したインク受容層についてテ
ープ剥離試験を行ったところ、800gまでインク受容
層はアルミニウム板からはがれる事はなく、800gを
越えると、テープがインク受容層からはがれた。さらに
密着性の強い東洋化学(株)製カラリヤンニュークロス
テープを幅20mmに切断して同様に180°剥離試験
を行ったところ、1500gまでインク受容層ははがれ
ず、1500gを越えたところで、テープが受容層から
はがれた。
【0022】本発明の詳細な検討によると、陽極酸化皮
膜の膜厚とテープ剥離強度には図2に示すような関係が
あり、皮膜膜厚が厚くなるにつれて剥離強度も向上する
ことがわかった。前述したように800gを越えるとテ
ープがインク受容層からはがれてしまうのであるが、8
00g程度の密着力を持つことにより多少こすれた程度
では受容層はアルミニウム板からはがれない事がわか
り、800gを実用上の剥離強度のめやすとした。
【0023】また、陽極酸化皮膜が10μmで密着強度
800gが得られた。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、アルミニウム板上
に10μm以上の厚みを有する陽極酸化皮膜を形成し、
さらにその上にインク受容層を形成することで、実用上
十分な密着強度を有し、また、サビ等の変質を生じるこ
とのないインクジェット記録のためのアルミニウム媒体
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録用アルミニウム板
の1例を示す断面図である。
【図2】陽極酸化皮膜の膜厚とテープ剥離強度の関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 アルミニウム板 2 陽極酸化皮膜 3 インク受容層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材アルミニウム板の表面に陽極酸化皮
    膜を有し、さらに該皮膜上にインク吸収性に優れたイン
    ク受容層を形成したことを特徴とするインクジェット記
    録用アルミニウム板。
  2. 【請求項2】 前記陽極酸化皮膜の厚みが10μm以上
    である請求項1に記載のインクジェット記録用アルミニ
    ウム板。
JP8133468A 1996-05-28 1996-05-28 インクジェット記録用アルミニウム板 Pending JPH09314986A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8133468A JPH09314986A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 インクジェット記録用アルミニウム板

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JP8133468A JPH09314986A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 インクジェット記録用アルミニウム板

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JPH09314986A true JPH09314986A (ja) 1997-12-09

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JP8133468A Pending JPH09314986A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 インクジェット記録用アルミニウム板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1170125A3 (en) * 2000-07-04 2002-07-10 Seiko Epson Corporation Recording method
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