JPH09315431A - 合成樹脂製パレット - Google Patents
合成樹脂製パレットInfo
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- JPH09315431A JPH09315431A JP7182497A JP7182497A JPH09315431A JP H09315431 A JPH09315431 A JP H09315431A JP 7182497 A JP7182497 A JP 7182497A JP 7182497 A JP7182497 A JP 7182497A JP H09315431 A JPH09315431 A JP H09315431A
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- Japan
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- partition wall
- pallet
- synthetic resin
- distance
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量且つ高強度のパレットを提供すること。
【解決手段】 本発明は、上下2枚のデッキボード1
2,14間に、中桁部32と、その両側に配置された端
桁部36とを有する合成樹脂製のパレット10におい
て、端桁部36の仕切り壁26を含む第1の領域Sb,
Sd内に存する補強リブ40,42の総重量が、中桁部
32の仕切り壁28を含む第2の領域Sa,Sc内に存
する補強リブ40,42の総重量よりも大きくしたこと
を特徴としている。このような構成においては、仕切り
壁26及びこの仕切り壁26に隣接するデッキボード1
2,14の周辺部分が特に補強されることとなり、パレ
ット全体の曲げ剛性が向上する。また、補強の必要がな
い部分は軽量とすることができるので、無駄な重量の増
加を防止できる。
2,14間に、中桁部32と、その両側に配置された端
桁部36とを有する合成樹脂製のパレット10におい
て、端桁部36の仕切り壁26を含む第1の領域Sb,
Sd内に存する補強リブ40,42の総重量が、中桁部
32の仕切り壁28を含む第2の領域Sa,Sc内に存
する補強リブ40,42の総重量よりも大きくしたこと
を特徴としている。このような構成においては、仕切り
壁26及びこの仕切り壁26に隣接するデッキボード1
2,14の周辺部分が特に補強されることとなり、パレ
ット全体の曲げ剛性が向上する。また、補強の必要がな
い部分は軽量とすることができるので、無駄な重量の増
加を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフト等
により物品を搬送する際に用いられるパレットに関する
ものである。
により物品を搬送する際に用いられるパレットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】パレットは物品の搬送、貯蔵等を行う際
に使用され、木製のものが一般的であるが、近年では、
軽量化を図るために、合成樹脂で製造されることが多く
なってきた。
に使用され、木製のものが一般的であるが、近年では、
軽量化を図るために、合成樹脂で製造されることが多く
なってきた。
【0003】しかしながら、合成樹脂製パレットは素材
自体の強度特性のために従来の木製パレットに比べ曲げ
強度が劣り、特に重量物を取り扱う場合において、フォ
ークリフトのフォークを差し込んで積荷を運搬、移動す
る等の際にデッキボード、更には、パレット全体がたわ
み変形し易く、荷くずれ等を引き起こし易いという問題
があった。このため、特開平2−72048号公報に示
されているように、デッキボードの補強を目的とし、デ
ッキボードと一体的に設けられた補強リブの間隔やその
太さを変化させたものが提案されている。
自体の強度特性のために従来の木製パレットに比べ曲げ
強度が劣り、特に重量物を取り扱う場合において、フォ
ークリフトのフォークを差し込んで積荷を運搬、移動す
る等の際にデッキボード、更には、パレット全体がたわ
み変形し易く、荷くずれ等を引き起こし易いという問題
があった。このため、特開平2−72048号公報に示
されているように、デッキボードの補強を目的とし、デ
ッキボードと一体的に設けられた補強リブの間隔やその
太さを変化させたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載のパレットは、リブによる補強によって曲げ強
度は増加するものの、パレット全体の総重量が大きく、
重量当たりの曲げ強度、すなわち比強度が低いという問
題があった。
報に記載のパレットは、リブによる補強によって曲げ強
度は増加するものの、パレット全体の総重量が大きく、
重量当たりの曲げ強度、すなわち比強度が低いという問
題があった。
【0005】本発明者らは、上記問題点は曲げ強度にあ
まり寄与しない部分にもリブを設けたことによる、とい
うことを見いだした。
まり寄与しない部分にもリブを設けたことによる、とい
うことを見いだした。
【0006】そこで、本発明の目的は、軽量化且つ高強
度化が可能となる改良されたパレットを提供することに
ある。
度化が可能となる改良されたパレットを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、互いに平行に対向して配された1対のデ
ッキボードと、前記デッキボード間で、前記デッキボー
ドの相対する1対の側部にそれぞれ配置された1対の端
桁部であって、各々が、前記デッキボードの側縁間に配
置された側板と、所定間隔をおいて前記側板に対向して
平行に配置され且つ前記デッキボード間に配置された第
1の仕切り壁とを含んでいる前記端桁部と、前記デッキ
ボード間で、前記端桁部の中間に配置された1つの中桁
部であって、互いに所定間隔で平行に配置され且つ前記
第1の仕切り壁に平行に配置された1対の第2の仕切り
壁を含んでいる前記中桁部と、前記デッキボードの各々
の内面に設けられた複数の補強リブとを備えているパレ
ットにおいて、一方の前記第1の仕切り壁が位置し且つ
前記側板と平行に延びる第1の領域であって、所定幅を
有する前記第1の領域内に存する前記補強リブの総重量
が、該第1の仕切り壁に対向する前記第2の仕切り壁が
位置し且つ前記側板と平行に延びる第2の領域であっ
て、前記所定幅を有し且つ該第1の仕切り壁及び該第2
の仕切り壁の間の中心線を基準として前記第1の領域に
対して対称的に配置されている前記第2の領域内に存す
る前記補強リブの総重量よりも大きくしたことを特徴と
している。
に、本発明は、互いに平行に対向して配された1対のデ
ッキボードと、前記デッキボード間で、前記デッキボー
ドの相対する1対の側部にそれぞれ配置された1対の端
桁部であって、各々が、前記デッキボードの側縁間に配
置された側板と、所定間隔をおいて前記側板に対向して
平行に配置され且つ前記デッキボード間に配置された第
1の仕切り壁とを含んでいる前記端桁部と、前記デッキ
ボード間で、前記端桁部の中間に配置された1つの中桁
部であって、互いに所定間隔で平行に配置され且つ前記
第1の仕切り壁に平行に配置された1対の第2の仕切り
壁を含んでいる前記中桁部と、前記デッキボードの各々
の内面に設けられた複数の補強リブとを備えているパレ
ットにおいて、一方の前記第1の仕切り壁が位置し且つ
前記側板と平行に延びる第1の領域であって、所定幅を
有する前記第1の領域内に存する前記補強リブの総重量
が、該第1の仕切り壁に対向する前記第2の仕切り壁が
位置し且つ前記側板と平行に延びる第2の領域であっ
て、前記所定幅を有し且つ該第1の仕切り壁及び該第2
の仕切り壁の間の中心線を基準として前記第1の領域に
対して対称的に配置されている前記第2の領域内に存す
る前記補強リブの総重量よりも大きくしたことを特徴と
している。
【0008】また、本発明による合成樹脂製パレット
は、第1の領域内に存する補強リブの総重量が第2の領
域内に存する補強リブの総重量よりも大きくすることに
より、第1の仕切り壁と該第1の仕切り壁に隣接するデ
ッキボードの部分とを、第2の仕切り壁と該第2の仕切
り壁に隣接するデッキボードの部分とにおけるよりも補
強し、当該パレット全体の曲げ剛性を向上したことを特
徴としている。
は、第1の領域内に存する補強リブの総重量が第2の領
域内に存する補強リブの総重量よりも大きくすることに
より、第1の仕切り壁と該第1の仕切り壁に隣接するデ
ッキボードの部分とを、第2の仕切り壁と該第2の仕切
り壁に隣接するデッキボードの部分とにおけるよりも補
強し、当該パレット全体の曲げ剛性を向上したことを特
徴としている。
【0009】このような構成においては、第1の仕切り
壁及びこの第1の仕切り壁に隣接するデッキボードの周
辺部分が特に補強されることとなり、無駄な重量の増加
を防止できる。
壁及びこの第1の仕切り壁に隣接するデッキボードの周
辺部分が特に補強されることとなり、無駄な重量の増加
を防止できる。
【0010】前記第1の領域としては、第1の仕切り壁
と、該第1の仕切り壁に平行に延び且つ該第1の仕切り
壁から内方に所定の第1距離をもって離隔配置されてい
る面とにより画成された領域、また、前記第2の領域と
しては、第2の仕切り壁と、該第2の仕切り壁に平行に
延び且つ該第2の仕切り壁から外方に前記第1距離をも
って離隔配置されている面とにより画成された領域が考
えられる。
と、該第1の仕切り壁に平行に延び且つ該第1の仕切り
壁から内方に所定の第1距離をもって離隔配置されてい
る面とにより画成された領域、また、前記第2の領域と
しては、第2の仕切り壁と、該第2の仕切り壁に平行に
延び且つ該第2の仕切り壁から外方に前記第1距離をも
って離隔配置されている面とにより画成された領域が考
えられる。
【0011】或はまた、第1の領域は、第1の仕切り壁
と、該第1の仕切り壁に平行に延び且つ該第1の仕切り
壁から外方に所定の第2距離をもって離隔配置されてい
る面との間で画成され、第2の領域は、第2の仕切り壁
と、該第2の仕切り壁に平行に延び且つ該第2の仕切り
壁から内方に前記第2距離をもって離隔配置されている
面との間で画成された領域としてもよい。
と、該第1の仕切り壁に平行に延び且つ該第1の仕切り
壁から外方に所定の第2距離をもって離隔配置されてい
る面との間で画成され、第2の領域は、第2の仕切り壁
と、該第2の仕切り壁に平行に延び且つ該第2の仕切り
壁から内方に前記第2距離をもって離隔配置されている
面との間で画成された領域としてもよい。
【0012】更に、第1の仕切り壁に平行に延び且つ該
第1の仕切り壁から内方に所定の第1距離をもって離隔
配置されている面と、該第1の仕切り壁に平行に延び且
つ該第1の仕切り壁から外方に所定の第2距離をもって
離隔配置されている面との間で画成された領域を第1の
領域とし、第2の仕切り壁に平行に延び且つ該第2の仕
切り壁から外方に前記第1距離をもって離隔配置されて
いる面と、該第2の仕切り壁に平行に延び且つ該第2の
仕切り壁から内方に前記第2距離をもって離隔配置され
ている面との間で画成された領域を第2の領域としても
よい。なお、この場合、第1の仕切り壁から内方に向か
って第1距離の範囲内に存在する補強リブの総重量を、
第1の仕切り壁に対向する第2の仕切り壁から外方に向
かって第1距離の範囲内に存在する補強リブの総重量よ
りも大きくし、第1の仕切り壁から外方に向かって第2
距離の範囲内に存在する補強リブの総重量を、第2の仕
切り壁から内方に向かって第2距離の範囲内に存在する
補強リブの総重量よりも大きくすることが好ましい。
第1の仕切り壁から内方に所定の第1距離をもって離隔
配置されている面と、該第1の仕切り壁に平行に延び且
つ該第1の仕切り壁から外方に所定の第2距離をもって
離隔配置されている面との間で画成された領域を第1の
領域とし、第2の仕切り壁に平行に延び且つ該第2の仕
切り壁から外方に前記第1距離をもって離隔配置されて
いる面と、該第2の仕切り壁に平行に延び且つ該第2の
仕切り壁から内方に前記第2距離をもって離隔配置され
ている面との間で画成された領域を第2の領域としても
よい。なお、この場合、第1の仕切り壁から内方に向か
って第1距離の範囲内に存在する補強リブの総重量を、
第1の仕切り壁に対向する第2の仕切り壁から外方に向
かって第1距離の範囲内に存在する補強リブの総重量よ
りも大きくし、第1の仕切り壁から外方に向かって第2
距離の範囲内に存在する補強リブの総重量を、第2の仕
切り壁から内方に向かって第2距離の範囲内に存在する
補強リブの総重量よりも大きくすることが好ましい。
【0013】好適な実施態様においては、第1距離は、
第1の仕切り壁と、これに対向する第2の仕切り壁との
間の距離の1/3である。第2距離は、端桁部の側板と
第1の仕切り壁との間の距離と中桁部の1対の第2の仕
切り壁間の距離との小さい方の距離の1/3である。
第1の仕切り壁と、これに対向する第2の仕切り壁との
間の距離の1/3である。第2距離は、端桁部の側板と
第1の仕切り壁との間の距離と中桁部の1対の第2の仕
切り壁間の距離との小さい方の距離の1/3である。
【0014】補強リブは、側板に平行な方向に延びる複
数本の縦リブと、これらの縦リブと直交する方向に延び
る複数本の横リブとを含んでいる。この場合、端桁部と
中桁部との間における横リブにおいて、第1の仕切り壁
に隣接する部分における横リブの厚さを他の部分におけ
る横リブの厚さよりも大きくするのがよい。第1の仕切
り壁に隣接する部分における横リブの高さを他の部分に
おける横リブの高さよりも大きくしてもよい。更に、第
1の仕切り壁に隣接する部分における横リブの本数を他
の部分における横リブの本数よりも多くしてもよい。
数本の縦リブと、これらの縦リブと直交する方向に延び
る複数本の横リブとを含んでいる。この場合、端桁部と
中桁部との間における横リブにおいて、第1の仕切り壁
に隣接する部分における横リブの厚さを他の部分におけ
る横リブの厚さよりも大きくするのがよい。第1の仕切
り壁に隣接する部分における横リブの高さを他の部分に
おける横リブの高さよりも大きくしてもよい。更に、第
1の仕切り壁に隣接する部分における横リブの本数を他
の部分における横リブの本数よりも多くしてもよい。
【0015】更にまた、少なくとも一方のデッキボード
の外面には、エチレン−α−オレフィン共重合体ゴム3
0〜90重量部及びポレオレフィン系樹脂70〜10重
量部を含有する非架橋熱可塑性エラストマー組成物から
成る滑止め材が取り付けられているのがよい。
の外面には、エチレン−α−オレフィン共重合体ゴム3
0〜90重量部及びポレオレフィン系樹脂70〜10重
量部を含有する非架橋熱可塑性エラストマー組成物から
成る滑止め材が取り付けられているのがよい。
【0016】また、少なくとも一方のデッキボードの外
面には、複数の凸状が一体的に形成されるのがよい。
面には、複数の凸状が一体的に形成されるのがよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下の説明及び図面において、同
一又は相当部分には同一符号を付することとする。ま
た、明瞭化のために符号には、適宜、添え字を付してあ
る。
一又は相当部分には同一符号を付することとする。ま
た、明瞭化のために符号には、適宜、添え字を付してあ
る。
【0018】図1には、本発明に従った合成樹脂製パレ
ット10の全体図が示されている。このパレット10は
略正方形の板体の形態をとり、合成樹脂から作られた単
一成形体となっている。パレット10は、互いに平行に
対向配置された1対の平板状のデッキボード12,14
を備えている。これらのデッキボード12,14は略正
方形であり、互いに実質的に同一の構造を有している。
これらのデッキボード12,14の外面はいずれも、物
品を積載するための面となるものであるが、以下の説明
では、図1において上側のデッキボード12の上面のみ
が積載面として機能するものとする。なお、明瞭化のた
めに、図1において上側のデッキボード12を天板、下
側のデッキボード14を底板と称することとする。
ット10の全体図が示されている。このパレット10は
略正方形の板体の形態をとり、合成樹脂から作られた単
一成形体となっている。パレット10は、互いに平行に
対向配置された1対の平板状のデッキボード12,14
を備えている。これらのデッキボード12,14は略正
方形であり、互いに実質的に同一の構造を有している。
これらのデッキボード12,14の外面はいずれも、物
品を積載するための面となるものであるが、以下の説明
では、図1において上側のデッキボード12の上面のみ
が積載面として機能するものとする。なお、明瞭化のた
めに、図1において上側のデッキボード12を天板、下
側のデッキボード14を底板と称することとする。
【0019】天板12と底板14とは、両者間に配置さ
れ且つ天板12及び底板14の縁部に沿って延びる側板
ないしは側桁16,18により、互いに連結されてい
る。互いに対向する1対の側板16は、穴や開口等のな
い連続的なものである。また、残りの1対の側板18
は、それぞれ、当該側板の中心を基準として対称的に配
置された略矩形の開口20を2つ有している。この開口
20は、パレット10を用いて物品を運搬する際にフォ
ークリフトのフォーク(図示せず)を差し込むためのも
のとして機能する。このフォーク差込み口20の各側縁
を画する側板18の部分22,24からは仕切り壁ない
しは仕切り桁26,28が、相対する側板18の対応の
部分22,24まで延びている。この仕切り壁26,2
8の上縁及び下縁は、それぞれ、天板12及び底板14
に結合されている。なお、側板18と仕切り壁26,2
8との間の角部分22,24は、フォークの差込みが容
易となるように、丸められているのが好適である。ここ
で、側板18における開口20,20間の中央領域30
と、仕切り壁28とにより構成される部分を中桁部32
と称する。また、側板18における端領域34と関連の
仕切り壁26及び側板16とにより構成される部分を端
桁部36と称する。
れ且つ天板12及び底板14の縁部に沿って延びる側板
ないしは側桁16,18により、互いに連結されてい
る。互いに対向する1対の側板16は、穴や開口等のな
い連続的なものである。また、残りの1対の側板18
は、それぞれ、当該側板の中心を基準として対称的に配
置された略矩形の開口20を2つ有している。この開口
20は、パレット10を用いて物品を運搬する際にフォ
ークリフトのフォーク(図示せず)を差し込むためのも
のとして機能する。このフォーク差込み口20の各側縁
を画する側板18の部分22,24からは仕切り壁ない
しは仕切り桁26,28が、相対する側板18の対応の
部分22,24まで延びている。この仕切り壁26,2
8の上縁及び下縁は、それぞれ、天板12及び底板14
に結合されている。なお、側板18と仕切り壁26,2
8との間の角部分22,24は、フォークの差込みが容
易となるように、丸められているのが好適である。ここ
で、側板18における開口20,20間の中央領域30
と、仕切り壁28とにより構成される部分を中桁部32
と称する。また、側板18における端領域34と関連の
仕切り壁26及び側板16とにより構成される部分を端
桁部36と称する。
【0020】このパレット10は、図2〜図5に示すよ
うに、当該パレットを補強するためのリブが天板12の
下面及び底板14の上面に一体的に形成されている。リ
ブは板状であり、側板16と平行に延びる縦リブ40
と、側板18と平行に延びる横リブ42とを含んでい
る。これらのリブ40,42は、天板12側からの垂直
方向の荷重を支持し得るように、天板12及び底板14
に対して直角に延びている。また、端桁部36内及び中
桁部32内におけるリブ40,42は、その全部が天板
12から底板14まで連続的に延びているが、一部が不
連続であってもよい。また、端桁部36と中桁部32と
の間において、天板12の下面に形成されたリブ40,
42と、底板14の上面に形成されたリブ40,42と
の間には一定の間隔があけられている。この間隔は、側
板18に形成されたフォーク挿入口20の幅ないしは高
さと実質的に一致している。従って、互いに対向する仕
切り壁26,28、上側のリブ40,42の下縁及び下
側のリブ40,42の上縁により画成される空間は、フ
ォークが差し込まれるフォーク差込み孔44となってい
る。なお、フォーク挿入口20の入口上部及び下部は、
フォーク差込みが容易となるように面取りされ又は丸め
られているのが好適である。
うに、当該パレットを補強するためのリブが天板12の
下面及び底板14の上面に一体的に形成されている。リ
ブは板状であり、側板16と平行に延びる縦リブ40
と、側板18と平行に延びる横リブ42とを含んでい
る。これらのリブ40,42は、天板12側からの垂直
方向の荷重を支持し得るように、天板12及び底板14
に対して直角に延びている。また、端桁部36内及び中
桁部32内におけるリブ40,42は、その全部が天板
12から底板14まで連続的に延びているが、一部が不
連続であってもよい。また、端桁部36と中桁部32と
の間において、天板12の下面に形成されたリブ40,
42と、底板14の上面に形成されたリブ40,42と
の間には一定の間隔があけられている。この間隔は、側
板18に形成されたフォーク挿入口20の幅ないしは高
さと実質的に一致している。従って、互いに対向する仕
切り壁26,28、上側のリブ40,42の下縁及び下
側のリブ40,42の上縁により画成される空間は、フ
ォークが差し込まれるフォーク差込み孔44となってい
る。なお、フォーク挿入口20の入口上部及び下部は、
フォーク差込みが容易となるように面取りされ又は丸め
られているのが好適である。
【0021】より詳細には、中桁部32内の縦リブ40
aは等間隔で互いに平行に配置され、側板18,18間
で連続的に延びている。中桁部32内の横リブ42aは
等間隔で互いに平行に配置されており、仕切り壁28,
28間で連続的に延びている。
aは等間隔で互いに平行に配置され、側板18,18間
で連続的に延びている。中桁部32内の横リブ42aは
等間隔で互いに平行に配置されており、仕切り壁28,
28間で連続的に延びている。
【0022】また、中桁部32と端桁部36との間に配
置されている縦リブ40bは等間隔で互いに平行に配置
され、側板18,18間で連続的に延びている。中桁部
32と端桁部36との間の横リブ42は、仕切り壁28
と仕切り壁26との間で連続的に延びている。この領域
における横リブ42は、主リブ42bと補助リブ42c
とから成っている。主リブ42bは、中桁部32内の横
リブ42aの延長部分として延びている。各補助リブ4
2cは、隣合う主リブ42b,42b間の中間に配置さ
れている。
置されている縦リブ40bは等間隔で互いに平行に配置
され、側板18,18間で連続的に延びている。中桁部
32と端桁部36との間の横リブ42は、仕切り壁28
と仕切り壁26との間で連続的に延びている。この領域
における横リブ42は、主リブ42bと補助リブ42c
とから成っている。主リブ42bは、中桁部32内の横
リブ42aの延長部分として延びている。各補助リブ4
2cは、隣合う主リブ42b,42b間の中間に配置さ
れている。
【0023】端桁部36内の縦リブ40cは側板18,
18間で連続的に延び、好ましくは仕切り壁26の近傍
に配置されている。端桁部36内の横リブ42は、主リ
ブ42dと、補助リブ42eとから構成されている。主
リブ42dは、中桁部32と端桁部36との間の主リブ
42bの延長部分として、仕切り壁26から側板16ま
で連続的に延びている。補助リブ42eは、中桁部32
と端桁部36との間の補助リブ42cの延長部分とし
て、仕切り壁26から縦リブ40cまで連続的に延びて
いる。
18間で連続的に延び、好ましくは仕切り壁26の近傍
に配置されている。端桁部36内の横リブ42は、主リ
ブ42dと、補助リブ42eとから構成されている。主
リブ42dは、中桁部32と端桁部36との間の主リブ
42bの延長部分として、仕切り壁26から側板16ま
で連続的に延びている。補助リブ42eは、中桁部32
と端桁部36との間の補助リブ42cの延長部分とし
て、仕切り壁26から縦リブ40cまで連続的に延びて
いる。
【0024】更に、端桁部36と中桁部32との間にお
いて、端桁部36の仕切り壁26と、これに隣接する縦
リブ40b1との間の領域S1に位置している横リブ42
b,42cは、他の領域における横リブ42b,42c
よりも厚くされている。
いて、端桁部36の仕切り壁26と、これに隣接する縦
リブ40b1との間の領域S1に位置している横リブ42
b,42cは、他の領域における横リブ42b,42c
よりも厚くされている。
【0025】このようなパレット10は、合成樹脂、好
ましくは熱可塑性樹脂から作られている。合成樹脂は、
例えば価格、充填材や添加剤との親和性、成形の容易
さ、パレットの用途や大きさ、パレットに要求される機
械的強度(例えば、圧縮強度、曲げ強度、たわみ強度
等)や諸物性に応じて、適宜選択すればよい。
ましくは熱可塑性樹脂から作られている。合成樹脂は、
例えば価格、充填材や添加剤との親和性、成形の容易
さ、パレットの用途や大きさ、パレットに要求される機
械的強度(例えば、圧縮強度、曲げ強度、たわみ強度
等)や諸物性に応じて、適宜選択すればよい。
【0026】パレット10の材料のための熱可塑性樹脂
としては、例えばポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(AB
S)、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート等が挙げ
られる。また、これら熱可塑性樹脂の変性物や混合物、
或は、ポリマーアロイ等を用いることができる。
としては、例えばポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(AB
S)、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート等が挙げ
られる。また、これら熱可塑性樹脂の変性物や混合物、
或は、ポリマーアロイ等を用いることができる。
【0027】パレット10に要求される機械的強度の面
からは、パレットの材料は、プロピレンの単独重合体、
或はプロピレンと他のモノマーとの共重合体等のポリプ
ロピレン系樹脂が特に好ましい。
からは、パレットの材料は、プロピレンの単独重合体、
或はプロピレンと他のモノマーとの共重合体等のポリプ
ロピレン系樹脂が特に好ましい。
【0028】上記の熱可塑性樹脂は、非発泡の状態で用
いてもよく、また、その流動性等を改善するために、
1.1倍〜1.2倍程度に発泡させた状態で用いてもよ
い。熱可塑性樹脂をこのような発泡体とすると、非発泡
体と同様に成形を行うことができ、かつ、パレットのよ
り一層の軽量化を実現することができる。
いてもよく、また、その流動性等を改善するために、
1.1倍〜1.2倍程度に発泡させた状態で用いてもよ
い。熱可塑性樹脂をこのような発泡体とすると、非発泡
体と同様に成形を行うことができ、かつ、パレットのよ
り一層の軽量化を実現することができる。
【0029】更に、上記熱可塑性樹脂には、必要に応じ
て充填材を配合してもよい。充填材は、パレットの機械
的強度をより一層向上させる。充填材は、熱可塑性樹脂
の融点に耐え得る安定性を備えていること、及び、熱可
塑性樹脂との親和性が良好であることが必要であり、例
えば、ガラス繊維や炭素繊維等の無機繊維、タルクやク
レー、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粉末等が用いら
れる。
て充填材を配合してもよい。充填材は、パレットの機械
的強度をより一層向上させる。充填材は、熱可塑性樹脂
の融点に耐え得る安定性を備えていること、及び、熱可
塑性樹脂との親和性が良好であることが必要であり、例
えば、ガラス繊維や炭素繊維等の無機繊維、タルクやク
レー、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粉末等が用いら
れる。
【0030】上記の充填材は、例えば価格、熱可塑性樹
脂との親和性、パレットの用途や大きさ、パレットに要
求される機械的強度や諸物性等に応じて、適宜選択すれ
ばよい。上記充填材のうち、価格やパレットに要求され
る機械的強度の面から、無機繊維、特にガラス繊維が好
ましい。
脂との親和性、パレットの用途や大きさ、パレットに要
求される機械的強度や諸物性等に応じて、適宜選択すれ
ばよい。上記充填材のうち、価格やパレットに要求され
る機械的強度の面から、無機繊維、特にガラス繊維が好
ましい。
【0031】なお、上記無機繊維の繊維長は、配合する
繊維の種類にもよるが、好ましくは0.1mm〜50m
m、より好ましくは1mm〜15mmである。また、無
機繊維の繊維径は、配合する繊維の種類にもよるが、1
μm〜50μmが好ましい。上記無機粉末の粒子径や形
状は、特に限定されるものではない。上記の熱可塑性樹
脂に対する充填剤の配合量は、配合する充填剤の種類に
もよるが、パレットに要求される機械的強度の面から、
好ましくは50重量%以下、より好ましくは10重量%
〜40重量%、更に好ましくは15重量%〜35重量%
である。また、上記の充填剤は、それぞれを単独で熱可
塑性樹脂に配合してもよく、また、必要に応じて二種類
以上を熱可塑性樹脂に配合してもよい。更に、熱可塑性
樹脂と充填材との混合方法は、特に限定されるものでは
ない。
繊維の種類にもよるが、好ましくは0.1mm〜50m
m、より好ましくは1mm〜15mmである。また、無
機繊維の繊維径は、配合する繊維の種類にもよるが、1
μm〜50μmが好ましい。上記無機粉末の粒子径や形
状は、特に限定されるものではない。上記の熱可塑性樹
脂に対する充填剤の配合量は、配合する充填剤の種類に
もよるが、パレットに要求される機械的強度の面から、
好ましくは50重量%以下、より好ましくは10重量%
〜40重量%、更に好ましくは15重量%〜35重量%
である。また、上記の充填剤は、それぞれを単独で熱可
塑性樹脂に配合してもよく、また、必要に応じて二種類
以上を熱可塑性樹脂に配合してもよい。更に、熱可塑性
樹脂と充填材との混合方法は、特に限定されるものでは
ない。
【0032】また、上記熱可塑性樹脂には、必要に応じ
て酸化防止剤、紫外線防止剤、着色剤、離型剤、低収縮
剤等の添加剤を添加してもよい。
て酸化防止剤、紫外線防止剤、着色剤、離型剤、低収縮
剤等の添加剤を添加してもよい。
【0033】合成樹脂を用いてパレット10を作る場
合、まず、図2に示すように、天板12を含む上側半体
10aと、底板14を含む下側半体10bとを成形す
る。これらの半体10a,10bは、図1に示すパレッ
ト10を、高さ方向の中心で水平方向に分割することで
得られ、互いに同一の形状である。半体10a,10b
の成形方法としてはあらゆる適当な方法を使用すること
ができるが、例えば米国特許第5,154,872号明
細書に記載されているような射出プレス成形方法により
行うことが好ましい。半体10a,10bを成形するこ
とにより、半体10a,10bの各構成部分間の交差部
分は一体化される。
合、まず、図2に示すように、天板12を含む上側半体
10aと、底板14を含む下側半体10bとを成形す
る。これらの半体10a,10bは、図1に示すパレッ
ト10を、高さ方向の中心で水平方向に分割することで
得られ、互いに同一の形状である。半体10a,10b
の成形方法としてはあらゆる適当な方法を使用すること
ができるが、例えば米国特許第5,154,872号明
細書に記載されているような射出プレス成形方法により
行うことが好ましい。半体10a,10bを成形するこ
とにより、半体10a,10bの各構成部分間の交差部
分は一体化される。
【0034】上側と下側の半体10a,10bが形成さ
れたならば、両者の接合すべき面同士を当接させ、熱融
着等の適当な接合方法により両者を接合し、これにより
図1に示すパレット10が形成される。
れたならば、両者の接合すべき面同士を当接させ、熱融
着等の適当な接合方法により両者を接合し、これにより
図1に示すパレット10が形成される。
【0035】ここで図6を参照すると、平行に配置され
た支持台50上に、パレット10を載置し、そのパレッ
ト10上に、各フォーク差込み孔44の長手方向軸線に
沿って鋼製の丸棒52を配し、その丸棒52を介して上
方からパレット10に荷重をかけた場合、パレットは図
6の二点鎖線で示すようにたわむ。この時、端桁部36
の仕切り壁26の周辺部分で最も大きく屈曲する。
た支持台50上に、パレット10を載置し、そのパレッ
ト10上に、各フォーク差込み孔44の長手方向軸線に
沿って鋼製の丸棒52を配し、その丸棒52を介して上
方からパレット10に荷重をかけた場合、パレットは図
6の二点鎖線で示すようにたわむ。この時、端桁部36
の仕切り壁26の周辺部分で最も大きく屈曲する。
【0036】しかしながら、本実施形態においては、端
桁部36の仕切り壁26の周辺部分が集中的に補強され
ているため、荷重が分散され、たわみ量が少なく、従っ
て、発生する応力も小さい。すなわち、主横リブ42
a,42b,42dは、側板16,16間を連続して延
びており、更に、補助横リブ42c,42eは中桁部3
2の仕切り壁28から端桁部36の仕切り壁26を介し
て端桁部36の内部に突出しているため、中桁部32と
端桁部36との間、すなわちフォーク差込み孔44の領
域が補強され、加えて端桁部36の仕切り壁26の周辺
部分も補強されている。更に、端桁部36内において、
補助リブ42eの一端が縦リブ40cにより結合されて
いるため、補助リブ42eに作用する力を縦リブ40c
から主リブ42dに分散させることが可能となってい
る。また、端桁部36に隣接している領域S1の横リブ
42b,42cは、他の領域の横リブよりも厚くされて
いるため、仕切り壁26及びその周辺領域の補強状態が
強化されている。
桁部36の仕切り壁26の周辺部分が集中的に補強され
ているため、荷重が分散され、たわみ量が少なく、従っ
て、発生する応力も小さい。すなわち、主横リブ42
a,42b,42dは、側板16,16間を連続して延
びており、更に、補助横リブ42c,42eは中桁部3
2の仕切り壁28から端桁部36の仕切り壁26を介し
て端桁部36の内部に突出しているため、中桁部32と
端桁部36との間、すなわちフォーク差込み孔44の領
域が補強され、加えて端桁部36の仕切り壁26の周辺
部分も補強されている。更に、端桁部36内において、
補助リブ42eの一端が縦リブ40cにより結合されて
いるため、補助リブ42eに作用する力を縦リブ40c
から主リブ42dに分散させることが可能となってい
る。また、端桁部36に隣接している領域S1の横リブ
42b,42cは、他の領域の横リブよりも厚くされて
いるため、仕切り壁26及びその周辺領域の補強状態が
強化されている。
【0037】補強リブ40,42の構成を、重量の面か
ら述べる。中桁部32の各仕切り壁28から外方に向か
う一定距離ないしは幅の領域Saと、これに対向する端
桁部36の仕切り壁26から内方に向かう同じ距離の領
域Sbとに存在する補強リブ40,42の総重量を比較
すると、仕切り壁26に隣接する領域S1の横リブ42
の厚さが大きくされているため、領域Sbの補強リブは
領域Saの補強リブよりも重い。すなわち、領域Saの
補強リブの総重量に対する領域Sbの補強リブの総重量
の比は1を越えている。ここで、領域Sa及び領域Sb
を定める距離の大きさは、フォーク差込み口20の幅、
すなわち水平方向長さL1の1/3とすることが好まし
い。端桁部36における仕切り壁26の周辺部の補強に
寄与する補強リブ40,42は、この距離の範囲内にお
けるものだからである。
ら述べる。中桁部32の各仕切り壁28から外方に向か
う一定距離ないしは幅の領域Saと、これに対向する端
桁部36の仕切り壁26から内方に向かう同じ距離の領
域Sbとに存在する補強リブ40,42の総重量を比較
すると、仕切り壁26に隣接する領域S1の横リブ42
の厚さが大きくされているため、領域Sbの補強リブは
領域Saの補強リブよりも重い。すなわち、領域Saの
補強リブの総重量に対する領域Sbの補強リブの総重量
の比は1を越えている。ここで、領域Sa及び領域Sb
を定める距離の大きさは、フォーク差込み口20の幅、
すなわち水平方向長さL1の1/3とすることが好まし
い。端桁部36における仕切り壁26の周辺部の補強に
寄与する補強リブ40,42は、この距離の範囲内にお
けるものだからである。
【0038】また、中桁部32の各仕切り壁28から内
方に向かう一定距離の領域Scと、これに対向する端桁
部36の仕切り壁26から外方に向かう同距離の領域S
dとに存在する補強リブ40,42の総重量を比較する
と、補助リブ40c,42eの存在により、領域Sdの
補強リブは領域Scの補強リブよりも重い。すなわち、
領域Scの補強リブの総重量に対する領域Sdの補強リ
ブの総重量の比は1を越えている。ここで、領域Sc及
び領域Sdを定める幅の大きさは、中桁部32の幅をL
2とし、端桁部36の幅をL3とし、更に、これらの幅の
うち小さい方をL4とした場合、L4の1/3とすること
が好適である。幅をL4/3とした理由は、端桁部36
における仕切り壁26の周辺部の補強に寄与する補強リ
ブは、この幅の範囲内におけるものだからである。ま
た、L2とL3のうち小さい方を選ぶ理由は、L2<L3の
関係がある場合にL3をL4とすると、L4/3により定
まる領域Scが中桁部32の大部分を占め、場合によっ
ては中桁部32を越えてしまうからである。
方に向かう一定距離の領域Scと、これに対向する端桁
部36の仕切り壁26から外方に向かう同距離の領域S
dとに存在する補強リブ40,42の総重量を比較する
と、補助リブ40c,42eの存在により、領域Sdの
補強リブは領域Scの補強リブよりも重い。すなわち、
領域Scの補強リブの総重量に対する領域Sdの補強リ
ブの総重量の比は1を越えている。ここで、領域Sc及
び領域Sdを定める幅の大きさは、中桁部32の幅をL
2とし、端桁部36の幅をL3とし、更に、これらの幅の
うち小さい方をL4とした場合、L4の1/3とすること
が好適である。幅をL4/3とした理由は、端桁部36
における仕切り壁26の周辺部の補強に寄与する補強リ
ブは、この幅の範囲内におけるものだからである。ま
た、L2とL3のうち小さい方を選ぶ理由は、L2<L3の
関係がある場合にL3をL4とすると、L4/3により定
まる領域Scが中桁部32の大部分を占め、場合によっ
ては中桁部32を越えてしまうからである。
【0039】このように、領域Sb及び領域Sdの補強
リブが領域Sa及び領域Scの補強リブよりも重いこと
は、補強リブを含むパレット全体が同一材料から作られ
ていることから、領域Sb及び領域Sdの補強リブの総
断面積が領域Sa及び領域Scの補強リブの総断面積よ
りも大きいことを意味する。補強リブの断面積が大きい
場合、断面積が小さな補強リブに比して、補強リブに加
わる単位面積あたりの力は小さく、従って、発生する内
部応力も小さくなる。これは補強効果を高めるものであ
る。
リブが領域Sa及び領域Scの補強リブよりも重いこと
は、補強リブを含むパレット全体が同一材料から作られ
ていることから、領域Sb及び領域Sdの補強リブの総
断面積が領域Sa及び領域Scの補強リブの総断面積よ
りも大きいことを意味する。補強リブの断面積が大きい
場合、断面積が小さな補強リブに比して、補強リブに加
わる単位面積あたりの力は小さく、従って、発生する内
部応力も小さくなる。これは補強効果を高めるものであ
る。
【0040】このように、特に補強すべき領域のみの補
強リブの総重量を大きくすれば、所望の補強効果が得ら
れる。従って、他の部分に補強リブを増設したり、補強
リブの厚さを大きくしたりする必要はなく、高強度を得
る一方、パレット全体の重量を維持又は低減することが
できる。なお、領域Saの補強リブの総重量に対する領
域Sbの補強リブの総重量の比、及び、領域Scの補強
リブの総重量に対する領域Sdの補強リブの総重量の比
は、5以下であることが好ましい。重量比が5を越える
と、パレット全体の重量が望ましくないほど大きくなる
からである。
強リブの総重量を大きくすれば、所望の補強効果が得ら
れる。従って、他の部分に補強リブを増設したり、補強
リブの厚さを大きくしたりする必要はなく、高強度を得
る一方、パレット全体の重量を維持又は低減することが
できる。なお、領域Saの補強リブの総重量に対する領
域Sbの補強リブの総重量の比、及び、領域Scの補強
リブの総重量に対する領域Sdの補強リブの総重量の比
は、5以下であることが好ましい。重量比が5を越える
と、パレット全体の重量が望ましくないほど大きくなる
からである。
【0041】上記から理解されるように、端桁部36の
仕切壁26周辺の補強リブ、特に横リブ42の総重量を
大きくする手段としては、図1〜図5に示すような実施
形態に限られない。例えば、図4において符号S2で示
す領域の横リブ42b,42cの厚さを、領域S1にお
ける横リブの厚さと同じにしてもよい。
仕切壁26周辺の補強リブ、特に横リブ42の総重量を
大きくする手段としては、図1〜図5に示すような実施
形態に限られない。例えば、図4において符号S2で示
す領域の横リブ42b,42cの厚さを、領域S1にお
ける横リブの厚さと同じにしてもよい。
【0042】或はまた、図7に示すように、端桁部36
の仕切り壁26の周辺のみ補助リブ42c,42eを配
設し、他の領域には補助リブを設けないこととしてもよ
い。図7のパレット10Aによれば、パレット10と同
様の効果を奏すると共に、パレット自体の重量を更に軽
減することができる。
の仕切り壁26の周辺のみ補助リブ42c,42eを配
設し、他の領域には補助リブを設けないこととしてもよ
い。図7のパレット10Aによれば、パレット10と同
様の効果を奏すると共に、パレット自体の重量を更に軽
減することができる。
【0043】更に、中桁部32と端桁部36との間の横
リブ42を、図8に示すように、端桁部36の仕切り壁
26に接近するほど高さが増すような形状としてもよ
い。この場合、横リブ42の高さが変化している部分の
縁部は、フォーク挿入が困難とならない程度の丸みRが
付けられるのがよい。図8のパレット10Bによれば、
仕切り壁26を補強するリブの部分が上下方向に延長さ
れるため、パレット10Bに荷重が加わった際に曲げモ
ーメントを受ける端桁部36の仕切り壁26を、効果的
に、補強することができる。
リブ42を、図8に示すように、端桁部36の仕切り壁
26に接近するほど高さが増すような形状としてもよ
い。この場合、横リブ42の高さが変化している部分の
縁部は、フォーク挿入が困難とならない程度の丸みRが
付けられるのがよい。図8のパレット10Bによれば、
仕切り壁26を補強するリブの部分が上下方向に延長さ
れるため、パレット10Bに荷重が加わった際に曲げモ
ーメントを受ける端桁部36の仕切り壁26を、効果的
に、補強することができる。
【0044】また、図9に示すように、中桁部32と端
桁部36との間における縦リブ40bの間隔を、中桁部
32側から端桁部36側に向けて徐々に狭くなるように
定めてもよい。この図9のパレット10Cも、端桁部3
6の仕切り壁26周辺部を集中的に補強することができ
る。
桁部36との間における縦リブ40bの間隔を、中桁部
32側から端桁部36側に向けて徐々に狭くなるように
定めてもよい。この図9のパレット10Cも、端桁部3
6の仕切り壁26周辺部を集中的に補強することができ
る。
【0045】更に上記実施形態は種々変更若しくは変形
が可能であることは明らかであろう。例えば、図20に
示すパレット10Iは、図1〜図5のパレット10と実
質的に同じ構成であるが、中桁部32と端桁部36との
間の横リブ42の厚さをその全長にわたり一定としてい
る点で、パレット10と異なっている。この構成におい
ても、端桁部36の仕切り壁26及びその隣接する天板
12及び底板14の周辺部部分は、端桁部36内の補強
リブ40c,42d,42eにより補強されているた
め、十分な補強効果を得ることができる。
が可能であることは明らかであろう。例えば、図20に
示すパレット10Iは、図1〜図5のパレット10と実
質的に同じ構成であるが、中桁部32と端桁部36との
間の横リブ42の厚さをその全長にわたり一定としてい
る点で、パレット10と異なっている。この構成におい
ても、端桁部36の仕切り壁26及びその隣接する天板
12及び底板14の周辺部部分は、端桁部36内の補強
リブ40c,42d,42eにより補強されているた
め、十分な補強効果を得ることができる。
【0046】また、図21に示すようなパレット10J
としてもよい。このパレット10Jは、端桁部36内に
は主リブ42dのみが設けられ、補助リブ及び縦リブが
ない点で、図1〜図5のパレット10と異なっている
が、その他の点ではパレット10と実質的に同じ構成と
なっている。このパレット10Jも、領域S1における
横リブ42b,42cの厚さが他の領域よりも大きくさ
れているので、仕切り壁26とその周辺部分は十分に補
強される。
としてもよい。このパレット10Jは、端桁部36内に
は主リブ42dのみが設けられ、補助リブ及び縦リブが
ない点で、図1〜図5のパレット10と異なっている
が、その他の点ではパレット10と実質的に同じ構成と
なっている。このパレット10Jも、領域S1における
横リブ42b,42cの厚さが他の領域よりも大きくさ
れているので、仕切り壁26とその周辺部分は十分に補
強される。
【0047】以上、詳述したように、本発明によれば、
補強のためのリブを単に均等に配設するのではなく、中
桁部32側のリブに比べて、端桁部36側のリブの補強
度を増すことより、従来であれば応力が集中し易かった
端桁部36の仕切り壁26及びその周辺部分を、効果的
に補強できる。これによって、当該部分に発生する応力
を小さくすることができ、当該部分近傍の天板12及び
底板14の変形、更にはパレット全体の変形を抑えるこ
とができる。また、補強リブ、側板16,18及び仕切
壁26,28の厚さを2mm〜10mmとし、天板1
2、底板14の厚さを2.5mm〜4.5mmと薄く
し、軽量化を図りつつも、パレットとして必要な強度を
維持することができる。
補強のためのリブを単に均等に配設するのではなく、中
桁部32側のリブに比べて、端桁部36側のリブの補強
度を増すことより、従来であれば応力が集中し易かった
端桁部36の仕切り壁26及びその周辺部分を、効果的
に補強できる。これによって、当該部分に発生する応力
を小さくすることができ、当該部分近傍の天板12及び
底板14の変形、更にはパレット全体の変形を抑えるこ
とができる。また、補強リブ、側板16,18及び仕切
壁26,28の厚さを2mm〜10mmとし、天板1
2、底板14の厚さを2.5mm〜4.5mmと薄く
し、軽量化を図りつつも、パレットとして必要な強度を
維持することができる。
【0048】なお、図10に示すパレット10Dのよう
に、端桁部36と中桁部32との間の領域における天板
12及び底板14に複数の水抜き孔46を設けることが
好ましい。水抜き孔46は、補強リブ40,42により
囲まれた区間毎に少なくとも一つ設け、パレット上又は
内部に溜まった水が速やかに外部に排出されるよう配設
することが好ましい。なお、水抜き孔46は、その排水
能力とともにパレットの強度面を勘案し、端桁部36と
中桁部32との間の領域における天板12及び底板14
の面積に比べ開口率5〜20%、好ましくは7〜10%
の総面積となるように配設するのが好ましい。
に、端桁部36と中桁部32との間の領域における天板
12及び底板14に複数の水抜き孔46を設けることが
好ましい。水抜き孔46は、補強リブ40,42により
囲まれた区間毎に少なくとも一つ設け、パレット上又は
内部に溜まった水が速やかに外部に排出されるよう配設
することが好ましい。なお、水抜き孔46は、その排水
能力とともにパレットの強度面を勘案し、端桁部36と
中桁部32との間の領域における天板12及び底板14
の面積に比べ開口率5〜20%、好ましくは7〜10%
の総面積となるように配設するのが好ましい。
【0049】ここで、種々のパレットについての曲げ強
度及び重量を実際に計測した結果について説明する。計
測に用いたパレットは、図1〜図5、図10、図20に
示す形態のパレット10,10D,10Iである。図1
1に示すパレットP1は比較のために特別に製造したも
のである。
度及び重量を実際に計測した結果について説明する。計
測に用いたパレットは、図1〜図5、図10、図20に
示す形態のパレット10,10D,10Iである。図1
1に示すパレットP1は比較のために特別に製造したも
のである。
【0050】これらのパレットは、ポリプロピレン樹脂
から射出プレス成形で半体を製造した後に、半体同士を
熱融着により接合して成るものである。これらのパレッ
トの外形寸法は、長さ1100mm、幅1100mm、
高さ144mmであり、フォーク差込み口20の幅(L
1)は260mm、高さは74mmであった。中桁部3
2の幅(L2)は300mm、端桁部36の幅(L3)は
140mmであった。また、天板12、底板14、側板
16,18及び仕切り壁26,28の厚さは3mmあっ
た。更に、中桁部32及び端桁部36内の補強リブ4
0,42の厚さは2.5mmであった。これらの寸法は
全てのパレットに共通である。
から射出プレス成形で半体を製造した後に、半体同士を
熱融着により接合して成るものである。これらのパレッ
トの外形寸法は、長さ1100mm、幅1100mm、
高さ144mmであり、フォーク差込み口20の幅(L
1)は260mm、高さは74mmであった。中桁部3
2の幅(L2)は300mm、端桁部36の幅(L3)は
140mmであった。また、天板12、底板14、側板
16,18及び仕切り壁26,28の厚さは3mmあっ
た。更に、中桁部32及び端桁部36内の補強リブ4
0,42の厚さは2.5mmであった。これらの寸法は
全てのパレットに共通である。
【0051】図1〜図5に示すパレット10において、
中桁部32と端桁部36との間に配置されている横リブ
42b,42cの厚さは、領域S1では4mm、他の領
域では3mmであった。縦リブ40bも3mm厚であっ
た。また、図10に示すパレット10Dは、直径20m
mの水抜き孔46を有している点を除き、図1〜図5の
パレット10と同じであった。図20に示すパレット1
0Iは、パレット10と実質的に同じ構成であるが、中
桁部32と端桁部36との間に配置されている補強リブ
40b,42b,42cの厚さが全ての部分において同
一であり、3mmであった。図11のパレットP1は、
端桁部36内には横リブの主リブ42dのみが設けら
れ、縦リブ及び補助リブは有していない。また、端桁部
36と中桁部32との間の縦リブ40bの厚さは3m
m、横リブ42b,42cの厚さは4mmで一定であっ
た。
中桁部32と端桁部36との間に配置されている横リブ
42b,42cの厚さは、領域S1では4mm、他の領
域では3mmであった。縦リブ40bも3mm厚であっ
た。また、図10に示すパレット10Dは、直径20m
mの水抜き孔46を有している点を除き、図1〜図5の
パレット10と同じであった。図20に示すパレット1
0Iは、パレット10と実質的に同じ構成であるが、中
桁部32と端桁部36との間に配置されている補強リブ
40b,42b,42cの厚さが全ての部分において同
一であり、3mmであった。図11のパレットP1は、
端桁部36内には横リブの主リブ42dのみが設けら
れ、縦リブ及び補助リブは有していない。また、端桁部
36と中桁部32との間の縦リブ40bの厚さは3m
m、横リブ42b,42cの厚さは4mmで一定であっ
た。
【0052】曲げ強度の計測は、JIS Z−0602
(1988)の規格に従って行われた。すなわち、図6
に示すように、幅100mmの支持台50をパレットの
側板16に沿って配置し、その上に計測すべきパレット
を載置した。パレット上には、各フォーク差込み孔44
に平行に鋼製の丸棒52を配置し、これらの丸棒52上
に加圧機の加圧部材54を配置した。そして、加圧機を
動作させて、2本の丸棒52に100kgfから125
0kgfまで徐々に荷重を加えた。曲げ強度は、125
0kgfの荷重が加えられている時のパレットのたわみ
率で表される。たわみ率(%)は、{(1250kgf
でのパレット中央部のたわみ量−100kgfでの中央
部のたわみ量)/(支持台50,50の内面間の距離=
900mm)}×100で与えられる。従って、たわみ
率の値が小さいほど、曲げ強度は大きい。
(1988)の規格に従って行われた。すなわち、図6
に示すように、幅100mmの支持台50をパレットの
側板16に沿って配置し、その上に計測すべきパレット
を載置した。パレット上には、各フォーク差込み孔44
に平行に鋼製の丸棒52を配置し、これらの丸棒52上
に加圧機の加圧部材54を配置した。そして、加圧機を
動作させて、2本の丸棒52に100kgfから125
0kgfまで徐々に荷重を加えた。曲げ強度は、125
0kgfの荷重が加えられている時のパレットのたわみ
率で表される。たわみ率(%)は、{(1250kgf
でのパレット中央部のたわみ量−100kgfでの中央
部のたわみ量)/(支持台50,50の内面間の距離=
900mm)}×100で与えられる。従って、たわみ
率の値が小さいほど、曲げ強度は大きい。
【0053】また、重量は、実測はせず、図面から計算
で求めた。比較すべき重量として求めたものは、パレッ
ト全体の総重量、一定領域のリブの総重量である。
で求めた。比較すべき重量として求めたものは、パレッ
ト全体の総重量、一定領域のリブの総重量である。
【0054】このような曲げ強度と重量の計測の結果、
下記表1に示すようなデータが得られた。
下記表1に示すようなデータが得られた。
【0055】
【表1】
【0056】このデータによると、パレット総重量にお
いて、パレット10,10D,10Iは、パレットP1
に対しわずか約2〜3%の重量増加ながら、曲げ試験の
たわみ率はパレットP1に対し約30%も向上してお
り、全体の重量に対して十分な曲げ強度を有するものと
なっている。従って、本発明に係るパレットのように端
桁部36の仕切り壁26周辺のみを強化する構造とする
ことで、軽量、かつ、荷重に対する大きな強度を有する
パレットの製造が可能となる。
いて、パレット10,10D,10Iは、パレットP1
に対しわずか約2〜3%の重量増加ながら、曲げ試験の
たわみ率はパレットP1に対し約30%も向上してお
り、全体の重量に対して十分な曲げ強度を有するものと
なっている。従って、本発明に係るパレットのように端
桁部36の仕切り壁26周辺のみを強化する構造とする
ことで、軽量、かつ、荷重に対する大きな強度を有する
パレットの製造が可能となる。
【0057】なお、パレット10Dについては、パレッ
ト10に比べ水抜き孔46の配設により約2%軽量化さ
れている。また、曲げ試験のたわみ率については、水抜
き孔46の配設にもかかわらず、パレット10に対し、
わずか4%の低下に収まっており、本発明による効果が
大きいことが確認された。
ト10に比べ水抜き孔46の配設により約2%軽量化さ
れている。また、曲げ試験のたわみ率については、水抜
き孔46の配設にもかかわらず、パレット10に対し、
わずか4%の低下に収まっており、本発明による効果が
大きいことが確認された。
【0058】図12及び図13は、本発明の別の実施形
態を示している。図12及び図13のパレット10E
は、図1〜図5に示すパレット10と実質的に同じであ
るが、天板12の上面及び底板14の下面に、滑止め材
60が取り付けられている点で異なっている。図示の滑
止め材60は帯状であり、パレット10Eの一側から他
側まで同方向に延びている。滑止め材60の形状は帯状
に限られず、紐状、板状、ブロック状、円板状等であっ
てもよい。
態を示している。図12及び図13のパレット10E
は、図1〜図5に示すパレット10と実質的に同じであ
るが、天板12の上面及び底板14の下面に、滑止め材
60が取り付けられている点で異なっている。図示の滑
止め材60は帯状であり、パレット10Eの一側から他
側まで同方向に延びている。滑止め材60の形状は帯状
に限られず、紐状、板状、ブロック状、円板状等であっ
てもよい。
【0059】また、図示するように、滑止め材60は、
好ましくは複数(図示実施形態では各面に4本)設けら
れるのがよい。滑止め材60の寸法は、特に限定されな
いが、例えば幅が約10〜35mm、厚さが約0.5〜
3mmであるのが好適である。
好ましくは複数(図示実施形態では各面に4本)設けら
れるのがよい。滑止め材60の寸法は、特に限定されな
いが、例えば幅が約10〜35mm、厚さが約0.5〜
3mmであるのが好適である。
【0060】滑止め材60は特定の可塑性エラストマー
組成物から構成されている。滑止め材として使用する熱
可塑性エラストマー組成物は、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体ゴム及びポリオレフィン系樹脂を含有する非
架橋タイプの熱可塑性エラストマー組成物である。
組成物から構成されている。滑止め材として使用する熱
可塑性エラストマー組成物は、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体ゴム及びポリオレフィン系樹脂を含有する非
架橋タイプの熱可塑性エラストマー組成物である。
【0061】上記エチレン−α−オレフィン共重合体ゴ
ムとしては、例えばエチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム、エチレン−ブテン−1共重合体ゴム、エチレン−ヘ
プテン−1共重合体ゴム、エチレン−ヘキセン−1共重
合体ゴム等が挙げられ、これらの中でもエチレン−プロ
ピレン共重合体ゴムが好ましい。
ムとしては、例えばエチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム、エチレン−ブテン−1共重合体ゴム、エチレン−ヘ
プテン−1共重合体ゴム、エチレン−ヘキセン−1共重
合体ゴム等が挙げられ、これらの中でもエチレン−プロ
ピレン共重合体ゴムが好ましい。
【0062】また、上記ポリオレフィン系樹脂として
は、例えばプロピレンの単独重合体、プロピレン−エチ
レン共重合体、プロピレン−1−ブテン共重合体、プロ
ピレン−1−ヘキセン共重合体、プロピレン−4−メチ
ル−1−ペンテン共重合体等のプロピレンとα−オレフ
ィンとの共重合体などのポリプロピレン系樹脂、ポリブ
テンなどが挙げられる。これらの中でも上記ポリオレフ
ィン系樹脂としては、ポリプロピレン系樹脂が好まし
い。
は、例えばプロピレンの単独重合体、プロピレン−エチ
レン共重合体、プロピレン−1−ブテン共重合体、プロ
ピレン−1−ヘキセン共重合体、プロピレン−4−メチ
ル−1−ペンテン共重合体等のプロピレンとα−オレフ
ィンとの共重合体などのポリプロピレン系樹脂、ポリブ
テンなどが挙げられる。これらの中でも上記ポリオレフ
ィン系樹脂としては、ポリプロピレン系樹脂が好まし
い。
【0063】上記二成分の溶融配合量は、エチレン−α
−オレフィン共重合体ゴムが30〜90重量部、好まし
くは50〜80重量部、ポリオレフィン系樹脂が70〜
10重量部、好ましくは50〜20重量部である。
−オレフィン共重合体ゴムが30〜90重量部、好まし
くは50〜80重量部、ポリオレフィン系樹脂が70〜
10重量部、好ましくは50〜20重量部である。
【0064】エチレン−α−オレフィン共重合体ゴムの
配合量が90重量部を越えると、滑止め材の強度が低下
したり、パレット10Eの本体と滑止め材60との接着
強度が低下し好ましくなく、一方該ゴムの配合量が30
重量部未満では防滑性を保持することができない。
配合量が90重量部を越えると、滑止め材の強度が低下
したり、パレット10Eの本体と滑止め材60との接着
強度が低下し好ましくなく、一方該ゴムの配合量が30
重量部未満では防滑性を保持することができない。
【0065】上記二成分を含有する非架橋熱可塑性エラ
ストマー組成物の製造方法は、特に限定されるものでは
なく、例えば加熱ロール、バンバリーミキサー、押出し
機等の公知の溶融混合法が挙げられる。また、非架橋熱
可塑性エラストマー組成物を重合により製造してもよ
い。
ストマー組成物の製造方法は、特に限定されるものでは
なく、例えば加熱ロール、バンバリーミキサー、押出し
機等の公知の溶融混合法が挙げられる。また、非架橋熱
可塑性エラストマー組成物を重合により製造してもよ
い。
【0066】更に、本発明における非架橋熱可塑性エラ
ストマー組成物は、鉱物油系軟化剤を含有してもよく、
その鉱物油系軟化剤としては、例えばパラフィン系油、
ナフテン系油、及びアロマ系油が挙げられる。これらの
中でもエチレン−α−オレフィン共重合体ゴムとの相溶
性の良いパラフィン系油及びナフテン系油が好ましい。
ストマー組成物は、鉱物油系軟化剤を含有してもよく、
その鉱物油系軟化剤としては、例えばパラフィン系油、
ナフテン系油、及びアロマ系油が挙げられる。これらの
中でもエチレン−α−オレフィン共重合体ゴムとの相溶
性の良いパラフィン系油及びナフテン系油が好ましい。
【0067】また、鉱物油系軟化剤の含有量は、エチレ
ン−α−オレフィン共重合体ゴムとポリオレフィン系樹
脂との総量100重量部に対して、100重量部以下、
好ましくは50重量部以下である。エチレン−α−オレ
フィン共重合体ゴムの特性として鉱物油系軟化剤による
高伸展性があり、鉱物油系軟化剤の添加量は用いるエチ
レン−α−オレフィン共重合体ゴムの分子量に応じて、
任意に選択されるため上記限定量以上の範囲でも素材と
して用いうるが、余り多く用いすぎた場合は強度の低下
やブリードが生じることもある。
ン−α−オレフィン共重合体ゴムとポリオレフィン系樹
脂との総量100重量部に対して、100重量部以下、
好ましくは50重量部以下である。エチレン−α−オレ
フィン共重合体ゴムの特性として鉱物油系軟化剤による
高伸展性があり、鉱物油系軟化剤の添加量は用いるエチ
レン−α−オレフィン共重合体ゴムの分子量に応じて、
任意に選択されるため上記限定量以上の範囲でも素材と
して用いうるが、余り多く用いすぎた場合は強度の低下
やブリードが生じることもある。
【0068】鉱物油系軟化剤の添加は、本発明で用いる
非架橋熱可塑性エラストマー組成物と混練機で混合して
もよいが、エチレン−α−オレフィン共重合体ゴムの製
造プロセス中で予め伸展油として添加しておくこともで
きる。
非架橋熱可塑性エラストマー組成物と混練機で混合して
もよいが、エチレン−α−オレフィン共重合体ゴムの製
造プロセス中で予め伸展油として添加しておくこともで
きる。
【0069】なお、非架橋熱可塑性エラストマー組成物
は、必要に応じて顔料、充填剤、安定剤、紫外線吸収剤
または他の変性用助剤を用いることができる。
は、必要に応じて顔料、充填剤、安定剤、紫外線吸収剤
または他の変性用助剤を用いることができる。
【0070】上述したような材料から滑止め材60を製
造する方法としては、公知の成形方法、例えば射出成形
法、プレス成形法、押出成形法等を用いることができ
る。また、滑止め材60をパレット10Eの本体に取り
付ける方法は、特に限定されるものでないが、例えばイ
ンサート成形法によりパレット本体の成形と同時に滑止
め材60を取着することができ、或は、パレット本体の
成形後に、接着、熱溶着、嵌込み等により取着すること
もできる。
造する方法としては、公知の成形方法、例えば射出成形
法、プレス成形法、押出成形法等を用いることができ
る。また、滑止め材60をパレット10Eの本体に取り
付ける方法は、特に限定されるものでないが、例えばイ
ンサート成形法によりパレット本体の成形と同時に滑止
め材60を取着することができ、或は、パレット本体の
成形後に、接着、熱溶着、嵌込み等により取着すること
もできる。
【0071】パレットの表面に滑止め材を取り付けるこ
とは従来から知られている。従来の滑止め材は、低密度
ポリエチレン−酢酸ビニル共重合体から作られたもの
(特公昭56−41505号)や、部分架橋させた熱可
塑性エラストマーからなるもの(特公平3−50703
号)であった。しかし、低密度ポリエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体から成る滑止め材は、合成樹脂、特にポリプ
ロピレンから成るパレット本体に対する接着強度が低
く、摩擦係数が小さいので滑止め材としての効果が十分
でなかった。また、部分架橋熱可塑性エラストマーから
成る滑止め材は、耐摩耗性が劣るという問題点がある。
上述の非架橋タイプの熱可塑性エラストマー組成物から
成る滑止め材60は、このような問題点を有していな
い。すなわち、本実施形態の滑止め材は、安価であり、
長期間にわたりその防滑性を維持しつつ、また、パレッ
ト本体との接着強度が大きく、更に、耐摩耗性に優れて
いる。
とは従来から知られている。従来の滑止め材は、低密度
ポリエチレン−酢酸ビニル共重合体から作られたもの
(特公昭56−41505号)や、部分架橋させた熱可
塑性エラストマーからなるもの(特公平3−50703
号)であった。しかし、低密度ポリエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体から成る滑止め材は、合成樹脂、特にポリプ
ロピレンから成るパレット本体に対する接着強度が低
く、摩擦係数が小さいので滑止め材としての効果が十分
でなかった。また、部分架橋熱可塑性エラストマーから
成る滑止め材は、耐摩耗性が劣るという問題点がある。
上述の非架橋タイプの熱可塑性エラストマー組成物から
成る滑止め材60は、このような問題点を有していな
い。すなわち、本実施形態の滑止め材は、安価であり、
長期間にわたりその防滑性を維持しつつ、また、パレッ
ト本体との接着強度が大きく、更に、耐摩耗性に優れて
いる。
【0072】次に、本実施形態のパレット10Eに対し
て、積載物の滑り、接着強度、滑止め材の生産性、滑止
め材の摩耗性の試験を行った結果について説明する。試
験結果は以下の表2に示す。これらの試験では、図12
及び図13に示すようなパレット10Eと、比較のため
に2種類のパレットP2,P3を用意した。
て、積載物の滑り、接着強度、滑止め材の生産性、滑止
め材の摩耗性の試験を行った結果について説明する。試
験結果は以下の表2に示す。これらの試験では、図12
及び図13に示すようなパレット10Eと、比較のため
に2種類のパレットP2,P3を用意した。
【0073】本実施形態のパレット10Eの本体は、ポ
リプロピレン樹脂から射出プレス成形法により半体を製
造し、半体同士を熱融着により接合したものである。パ
レット10Eの大きさについては、幅1100mm、長
さ1100mm、高さ144mm、天板・底板厚みは3
mmであった。パレット本体の内部構造は、図1〜図5
に示すものと同様であった。パレット本体の天板12と
底板14の両外面に非架橋熱可塑性エラストマー組成物
を押出成形して作製した帯状滑止め材60をそれぞれ4
本ずつパレットの長さ方向に一体貼合した。滑止め材6
0は、厚み2mm、幅25mm、長さ1100mmであ
り、取付位置はパレットの両端から65mmの位置およ
びそれらの間に2本とし、それぞれの間隔が等間隔にな
るようにした。
リプロピレン樹脂から射出プレス成形法により半体を製
造し、半体同士を熱融着により接合したものである。パ
レット10Eの大きさについては、幅1100mm、長
さ1100mm、高さ144mm、天板・底板厚みは3
mmであった。パレット本体の内部構造は、図1〜図5
に示すものと同様であった。パレット本体の天板12と
底板14の両外面に非架橋熱可塑性エラストマー組成物
を押出成形して作製した帯状滑止め材60をそれぞれ4
本ずつパレットの長さ方向に一体貼合した。滑止め材6
0は、厚み2mm、幅25mm、長さ1100mmであ
り、取付位置はパレットの両端から65mmの位置およ
びそれらの間に2本とし、それぞれの間隔が等間隔にな
るようにした。
【0074】比較用のパレットP2は、滑止め材として
架橋タイプ熱可塑性エラストマー組成物を用いた以外
は、上記のパレット10Eと同様である。なお、架橋タ
イプ熱可塑性エラストマー組成物は、エチレン−プロピ
レン共重合体ゴム51重量部、プロピレン単独重合体2
0重量部及びプロピレン−エチレンランダム共重合体2
9重量部を含有したものに100重量部当たり、0.0
4重量部の2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキサンを加え、二軸押出機を用いて、2
40〜260℃で約30秒間動的熱処理を行い部分架橋
させたものを用いた。
架橋タイプ熱可塑性エラストマー組成物を用いた以外
は、上記のパレット10Eと同様である。なお、架橋タ
イプ熱可塑性エラストマー組成物は、エチレン−プロピ
レン共重合体ゴム51重量部、プロピレン単独重合体2
0重量部及びプロピレン−エチレンランダム共重合体2
9重量部を含有したものに100重量部当たり、0.0
4重量部の2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキサンを加え、二軸押出機を用いて、2
40〜260℃で約30秒間動的熱処理を行い部分架橋
させたものを用いた。
【0075】比較用のパレットP3は、滑止め材として
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を用いた以外
は、上記のパレット10Eと同様である。なお、EVA
は、酢酸ビニル含有量10重量%、密度0.93g/c
m3のものを用いた。
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を用いた以外
は、上記のパレット10Eと同様である。なお、EVA
は、酢酸ビニル含有量10重量%、密度0.93g/c
m3のものを用いた。
【0076】上記のパレット10E,P2,P3は、積
載物の滑りと接着強度の試験について用いられ、摩耗試
験は、上記の滑止め材と同一組成物を射出成形して作成
した3mm厚のプレートを用いた。
載物の滑りと接着強度の試験について用いられ、摩耗試
験は、上記の滑止め材と同一組成物を射出成形して作成
した3mm厚のプレートを用いた。
【0077】積載物の滑り試験は、次のようにして行っ
た。すなわち、図14に示すように、25kgの樹脂袋
67を評価すべきパレットの上に積載し、そのパレット
を水平面に対して傾斜させ、その傾斜角度αが45度に
なるまでの間に樹脂袋67が滑りはじめる状態を評価し
た。表2に示されている評価結果の内容は、次の通りで
ある。 ○・・・滑りにくい。 △・・・やや滑る。
た。すなわち、図14に示すように、25kgの樹脂袋
67を評価すべきパレットの上に積載し、そのパレット
を水平面に対して傾斜させ、その傾斜角度αが45度に
なるまでの間に樹脂袋67が滑りはじめる状態を評価し
た。表2に示されている評価結果の内容は、次の通りで
ある。 ○・・・滑りにくい。 △・・・やや滑る。
【0078】接着強度の試験では、パレット本体に貼合
された滑止め材の端部をつかみ、パレットより剥離する
方向の力を加えた場合の滑止め材の剥離しにくさについ
て評価した。表2に示されている評価結果の内容は、次
の通りである。 ○・・・剥離困難。 ×・・・剥離し易い。
された滑止め材の端部をつかみ、パレットより剥離する
方向の力を加えた場合の滑止め材の剥離しにくさについ
て評価した。表2に示されている評価結果の内容は、次
の通りである。 ○・・・剥離困難。 ×・・・剥離し易い。
【0079】滑止め材の生産性についての評価結果の内
容は、次の通りである。 ○・・・製造が容易であり、製造コストも安価である。 △・・・製造がやや煩雑であり、製造コストがかかる。
容は、次の通りである。 ○・・・製造が容易であり、製造コストも安価である。 △・・・製造がやや煩雑であり、製造コストがかかる。
【0080】滑止め材の摩耗性の試験については、JI
S K−7204(1977)に準拠して摩耗質量を測
定した。なお測定には東洋精機製のROTARY ABRASION TE
STER(摩耗輪:CS−18、荷重:1000g)を用い
た。摩耗質量が小さいほど、耐摩耗性が良い。
S K−7204(1977)に準拠して摩耗質量を測
定した。なお測定には東洋精機製のROTARY ABRASION TE
STER(摩耗輪:CS−18、荷重:1000g)を用い
た。摩耗質量が小さいほど、耐摩耗性が良い。
【0081】
【表2】
【0082】これらの試験結果から、本実施形態のパレ
ット10Eは、防滑性に優れ、また、パレット本体と滑
止め材の接着強度が大きいことが分る。また、滑止め材
60自体の耐摩耗性に優れており、安価に製造できるこ
とも確認された。
ット10Eは、防滑性に優れ、また、パレット本体と滑
止め材の接着強度が大きいことが分る。また、滑止め材
60自体の耐摩耗性に優れており、安価に製造できるこ
とも確認された。
【0083】図15は、本発明の更に別の実施形態を示
している。図15のパレット10Fは、図1〜図5に示
すパレット10と実質的に同じであるが、天板12の上
面及び底板の下面に、複数の凸条70が一体的に形成さ
れている点で異なっている。この凸条70は、天板12
及び底板と同一材料から成り、天板12及び底板と一体
のものとして形成されている。
している。図15のパレット10Fは、図1〜図5に示
すパレット10と実質的に同じであるが、天板12の上
面及び底板の下面に、複数の凸条70が一体的に形成さ
れている点で異なっている。この凸条70は、天板12
及び底板と同一材料から成り、天板12及び底板と一体
のものとして形成されている。
【0084】図15に示すパレット10Fにおいては、
フォーク差込み口20が形成されている側板18に平行
に延びる凸条70aと、これに直交する方向に延びる凸
条70bとが形成されている。これらの凸条70は、天
板12及び底板14のそれぞれの直交する2本の中心線
Xa,Xb上には配設されず、それぞれの中心線Xa,
Xbを挟んで非対称的に配列されている。また、図15
に示すパレット10Fの天板12を直交する2本の中心
線Xa,Xbに沿って4つに分割した場合、領域Daと
領域Dcの凸条70の配列は中心点CPを基準として点
対称となっており、領域Dbと領域Ddの凸条70の配
列も中心点CPを基準とした点対称となっている。図示
しないが底板における凸条の配列も天板12における凸
条70の配列と同等である。ここで、一つのパレット1
0F上に他のパレット10Fを載置した際、下側のパレ
ット10Fの天板上の凸条と上側のパレット10Fの底
板上の凸条とが干渉しないように、底板の凸条を配列す
ることが好適である、ことに注意すべきである。また、
パレット10Fを複数枚積み重ねる場合、凸条70をそ
の位置決めに用いることができるよう配列することが好
ましい。
フォーク差込み口20が形成されている側板18に平行
に延びる凸条70aと、これに直交する方向に延びる凸
条70bとが形成されている。これらの凸条70は、天
板12及び底板14のそれぞれの直交する2本の中心線
Xa,Xb上には配設されず、それぞれの中心線Xa,
Xbを挟んで非対称的に配列されている。また、図15
に示すパレット10Fの天板12を直交する2本の中心
線Xa,Xbに沿って4つに分割した場合、領域Daと
領域Dcの凸条70の配列は中心点CPを基準として点
対称となっており、領域Dbと領域Ddの凸条70の配
列も中心点CPを基準とした点対称となっている。図示
しないが底板における凸条の配列も天板12における凸
条70の配列と同等である。ここで、一つのパレット1
0F上に他のパレット10Fを載置した際、下側のパレ
ット10Fの天板上の凸条と上側のパレット10Fの底
板上の凸条とが干渉しないように、底板の凸条を配列す
ることが好適である、ことに注意すべきである。また、
パレット10Fを複数枚積み重ねる場合、凸条70をそ
の位置決めに用いることができるよう配列することが好
ましい。
【0085】なお、開口率が20%以下であると、凸条
70のレイアウトの自由度が大きいので、好ましい。従
って、開口率が0%であることが最も好ましい。この開
口率は、パレットの天板又は底板の全面積に対する、天
板又は底板に開けられた孔や凹部の合計面積の割合をい
い、開口率0%とは、天板又は底板に孔や凹部が全くな
い平坦なものをいう。
70のレイアウトの自由度が大きいので、好ましい。従
って、開口率が0%であることが最も好ましい。この開
口率は、パレットの天板又は底板の全面積に対する、天
板又は底板に開けられた孔や凹部の合計面積の割合をい
い、開口率0%とは、天板又は底板に孔や凹部が全くな
い平坦なものをいう。
【0086】凸条70はパレット間の滑りを防止するた
めのものであるため、その断面形状は、例えば図16に
示すような略矩形が好ましい。図16に示す凸条70
は、先端ほど幅が狭くなる台形となっている。このテー
パー角度βは91〜93度程度である。この台形形状
は、パレット製造時に凸条70を金型から容易に抜き出
すための助けとなる。
めのものであるため、その断面形状は、例えば図16に
示すような略矩形が好ましい。図16に示す凸条70
は、先端ほど幅が狭くなる台形となっている。このテー
パー角度βは91〜93度程度である。この台形形状
は、パレット製造時に凸条70を金型から容易に抜き出
すための助けとなる。
【0087】凸条70の高さは、物品の積載の弊害とな
らない大きさ、例えば0.8mm〜5mm程度、好まし
くは1mm〜2mmである。また、凸条70の幅、間隔
及び長さは、特に限定されるものではなく、積載する物
品により適宜選択できるものであるが、例えば幅につい
ては概ね0.5〜20mm、好ましくは1.5mm〜3
mmであり、間隔については概ね1cm〜30cm、好
ましくは5cm〜10cmであり、長さについては概ね
5cm〜パレットの幅又はパレットの長さ、好ましくは
20cm〜パレットの幅又は長さの1/2以下である。
また、本数についても、図示のものに限られない。
らない大きさ、例えば0.8mm〜5mm程度、好まし
くは1mm〜2mmである。また、凸条70の幅、間隔
及び長さは、特に限定されるものではなく、積載する物
品により適宜選択できるものであるが、例えば幅につい
ては概ね0.5〜20mm、好ましくは1.5mm〜3
mmであり、間隔については概ね1cm〜30cm、好
ましくは5cm〜10cmであり、長さについては概ね
5cm〜パレットの幅又はパレットの長さ、好ましくは
20cm〜パレットの幅又は長さの1/2以下である。
また、本数についても、図示のものに限られない。
【0088】このような構成のパレット10Fは、成形
時に用いる金型(図示せず)の内面に、凸条70に対し
て相補的な形状を有する凹条を形成することにより、通
常の成形法により容易に製造することができる。
時に用いる金型(図示せず)の内面に、凸条70に対し
て相補的な形状を有する凹条を形成することにより、通
常の成形法により容易に製造することができる。
【0089】かかる構成において、天板12上の凸条7
0により、積載物とパレット10Fとの間の滑りを防止
することができる。この滑り防止効果は、積載物の表面
が変形可能なもの、例えば樹脂袋のようなものである場
合に、顕著となる。なお、フォークリフトのフォークで
パレット10Fを支持している状態では、パレットはフ
ォーク差込み方向に対して直角の方向に湾曲し、同方向
に積載物がずれる傾向があるため、フォーク差込み方向
に延びる凸条70bの本数が凸条70aよりも多くされ
ることが望ましい。積載物の滑り防止効果のみを意図し
ている場合には、底面に凸条を設ける必要はない。
0により、積載物とパレット10Fとの間の滑りを防止
することができる。この滑り防止効果は、積載物の表面
が変形可能なもの、例えば樹脂袋のようなものである場
合に、顕著となる。なお、フォークリフトのフォークで
パレット10Fを支持している状態では、パレットはフ
ォーク差込み方向に対して直角の方向に湾曲し、同方向
に積載物がずれる傾向があるため、フォーク差込み方向
に延びる凸条70bの本数が凸条70aよりも多くされ
ることが望ましい。積載物の滑り防止効果のみを意図し
ている場合には、底面に凸条を設ける必要はない。
【0090】また、複数枚のパレット10Fを積み重
ね、これらのパレットを傾斜させた場合、一つのパレッ
トの凸条は、上側又は下側のパレットの隣接面上の凸条
と係合し、パレットの横ずれを防止することできる。
ね、これらのパレットを傾斜させた場合、一つのパレッ
トの凸条は、上側又は下側のパレットの隣接面上の凸条
と係合し、パレットの横ずれを防止することできる。
【0091】更に、凸条70は天板及び底板を補強する
リブとしての機能も有している。
リブとしての機能も有している。
【0092】このような効果を果たす凸条70の配列は
図15のものに限られない。例えば、図17(a)〜
(f)及び図18に示すような配列が考えられる。
図15のものに限られない。例えば、図17(a)〜
(f)及び図18に示すような配列が考えられる。
【0093】更に、図17(d)又は図18に示すよう
に、摩擦係数の大きな素材から成る滑止め材65を対を
なす凸条70間に配置し、パレット表面に取着してもよ
い。滑止め材65の材料としては、ゴム、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、熱可塑性エラストマー組成物等が考
えられるが、上述したように、耐摩耗性、接着強度、防
滑性等を考慮すると、非架橋タイプの熱可塑性エラスト
マー組成物が好ましい。図17(d)及び図18では、
滑止め材65は帯状であるが、その形状は特に限定され
ず、また、数や取付位置も適宜選択できる。
に、摩擦係数の大きな素材から成る滑止め材65を対を
なす凸条70間に配置し、パレット表面に取着してもよ
い。滑止め材65の材料としては、ゴム、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、熱可塑性エラストマー組成物等が考
えられるが、上述したように、耐摩耗性、接着強度、防
滑性等を考慮すると、非架橋タイプの熱可塑性エラスト
マー組成物が好ましい。図17(d)及び図18では、
滑止め材65は帯状であるが、その形状は特に限定され
ず、また、数や取付位置も適宜選択できる。
【0094】滑止め材65の高さないしは厚さは、凸条
70の高さよりも約0.5mm〜1mm程度大きいこと
が好ましい。
70の高さよりも約0.5mm〜1mm程度大きいこと
が好ましい。
【0095】なお、帯状の滑止め材65は、凸条70,
70間に間隙を小さくして配置されることが好ましい。
間隙が小さいと、積載物が滑止め材65の縁部に引っ掛
かり滑止め材65を剥離するような弊害が防止される。
70間に間隙を小さくして配置されることが好ましい。
間隙が小さいと、積載物が滑止め材65の縁部に引っ掛
かり滑止め材65を剥離するような弊害が防止される。
【0096】滑止め材65をパレット本体に取り付ける
方法は、特に限定されるものでないが、例えばインサー
ト成形法によりパレット本体の成形と同時に滑止め材を
取着することができ、或は、パレット本体の成形後に、
接着、熱溶着、嵌込み等により取着することもできる。
方法は、特に限定されるものでないが、例えばインサー
ト成形法によりパレット本体の成形と同時に滑止め材を
取着することができ、或は、パレット本体の成形後に、
接着、熱溶着、嵌込み等により取着することもできる。
【0097】次に、本実施形態のパレットに対して、積
載物の滑り、パレット間の滑り、生産性の試験を行った
結果について説明する。試験結果は以下の表3に示す。
これらの試験では、図15及び図18に示すような本発
明によるパレット10F,10Gと、比較のために3種
類のパレットP4,P5,P6を用意した。
載物の滑り、パレット間の滑り、生産性の試験を行った
結果について説明する。試験結果は以下の表3に示す。
これらの試験では、図15及び図18に示すような本発
明によるパレット10F,10Gと、比較のために3種
類のパレットP4,P5,P6を用意した。
【0098】図15の形態を有するパレット10Fは、
ポリプロピレン樹脂から射出プレス成形法により半体を
製造し、半体同士を熱融着により接合したものである。
パレット10Fの大きさについては、幅1100mm、
長さ1100mm、高さ144mm、天板・底板厚みは
3mmであった。パレット10Fの天板及び底板には水
抜き孔はなく、開口率は0%であった。パレット本体の
内部構造は、図1〜図5に示すものと同様である。複数
の凸条70が、天板と底板の両表面にフォーク差込み方
向と平行、及び直交方向に一体に配設されていた。凸条
70の高さは1mm、その幅は2mmであり、フォーク
差込み方向と平行に設けた凸条70bの間隔は80m
m、フォーク差込み方向と直交方向に設けた凸条70a
の間隔は50mmであった。また、フォーク差込み方向
と平行に設けた凸条70bの長さは400mm、フォー
ク差込み方向と直交方向に設けた凸条70aの長さは5
00mmであった。
ポリプロピレン樹脂から射出プレス成形法により半体を
製造し、半体同士を熱融着により接合したものである。
パレット10Fの大きさについては、幅1100mm、
長さ1100mm、高さ144mm、天板・底板厚みは
3mmであった。パレット10Fの天板及び底板には水
抜き孔はなく、開口率は0%であった。パレット本体の
内部構造は、図1〜図5に示すものと同様である。複数
の凸条70が、天板と底板の両表面にフォーク差込み方
向と平行、及び直交方向に一体に配設されていた。凸条
70の高さは1mm、その幅は2mmであり、フォーク
差込み方向と平行に設けた凸条70bの間隔は80m
m、フォーク差込み方向と直交方向に設けた凸条70a
の間隔は50mmであった。また、フォーク差込み方向
と平行に設けた凸条70bの長さは400mm、フォー
ク差込み方向と直交方向に設けた凸条70aの長さは5
00mmであった。
【0099】また、図18の形態を有する第2のパレッ
ト10Gは、凸条70の配列が異なっている点及び滑止
め材65が貼り付けられている点以外は、第1のパレッ
ト10Fと実質的に同じである。凸条70はフォーク差
込み方向に沿ってのみ形成されている。また、滑止め材
65は、非架橋熱可塑性エラストマー組成物から成る帯
状体である。非架橋熱可塑性エラストマー組成物はエチ
レン−プロピレン共重合体ゴム60重量部とプロピレン
−エチレンブロック共重合体40重量部を含有したもの
を用いた。滑止め材65は、厚さが2mm、幅25m
m、長さ1100mmとした。凸条70の高さは1m
m、その幅は2mmであり、間隔は80mmである。但
し、滑止め材65が間に配置される外側の2本の凸条間
の間隔は25mmであり、滑止め材65の幅と一致して
いる。
ト10Gは、凸条70の配列が異なっている点及び滑止
め材65が貼り付けられている点以外は、第1のパレッ
ト10Fと実質的に同じである。凸条70はフォーク差
込み方向に沿ってのみ形成されている。また、滑止め材
65は、非架橋熱可塑性エラストマー組成物から成る帯
状体である。非架橋熱可塑性エラストマー組成物はエチ
レン−プロピレン共重合体ゴム60重量部とプロピレン
−エチレンブロック共重合体40重量部を含有したもの
を用いた。滑止め材65は、厚さが2mm、幅25m
m、長さ1100mmとした。凸条70の高さは1m
m、その幅は2mmであり、間隔は80mmである。但
し、滑止め材65が間に配置される外側の2本の凸条間
の間隔は25mmであり、滑止め材65の幅と一致して
いる。
【0100】比較のためのパレットP4は、天板及び底
板に凸条をまったく配設していない以外は、第1のパレ
ット10Fと同様である。
板に凸条をまったく配設していない以外は、第1のパレ
ット10Fと同様である。
【0101】比較のためのパレットP5は、パレットP
4と同様にして得たパレットの天板と底板に、それぞ
れ、滑止め材としてエチレン−酢酸ビニル共重合体製の
帯状体を5本貼り付けた。滑止め材の厚みは2mm、幅
20mm、長さは1100mmである。滑止め材はフォ
ーク差込み方向と平行に配置され、また、滑止め材間の
間隔が均等となるように配置されている。
4と同様にして得たパレットの天板と底板に、それぞ
れ、滑止め材としてエチレン−酢酸ビニル共重合体製の
帯状体を5本貼り付けた。滑止め材の厚みは2mm、幅
20mm、長さは1100mmである。滑止め材はフォ
ーク差込み方向と平行に配置され、また、滑止め材間の
間隔が均等となるように配置されている。
【0102】比較のためのパレットP6は、パレットP
4と同様にして得たパレットの天板と底板の全面に、滑
止め材として、エチレン−酢酸ビニル共重合体製シート
を貼合した。このシートの厚みは2mmであった。
4と同様にして得たパレットの天板と底板の全面に、滑
止め材として、エチレン−酢酸ビニル共重合体製シート
を貼合した。このシートの厚みは2mmであった。
【0103】積載物の滑り試験は、次のようにして行っ
た。すなわち、図14に示すように、25kgの樹脂袋
を評価すべきパレットの上に積載し、そのパレットを水
平面に対して45度まで傾斜させることにより樹脂袋が
滑りはじめる状態を評価した。表3に示されている評価
結果の内容は、次の通りである。 ◎・・・非常に滑りにくい。 ○・・・滑りにくい。 △・・・やや滑る。 ×・・・非常に滑り易い。
た。すなわち、図14に示すように、25kgの樹脂袋
を評価すべきパレットの上に積載し、そのパレットを水
平面に対して45度まで傾斜させることにより樹脂袋が
滑りはじめる状態を評価した。表3に示されている評価
結果の内容は、次の通りである。 ◎・・・非常に滑りにくい。 ○・・・滑りにくい。 △・・・やや滑る。 ×・・・非常に滑り易い。
【0104】パレット間の滑り試験においては、図19
に示すように、パレットを重ね合わせた。そのパレット
を水平面に対して傾斜させ、傾斜角度θが45度になる
までの間に上段のパレットが滑りはじめる状態を評価し
た。表3に示されている評価結果の内容は、次の通りで
ある。 ◎・・・非常に滑りにくい。 ○・・・滑りにくい。 △・・・やや滑る。 ×・・・非常に滑り易い。
に示すように、パレットを重ね合わせた。そのパレット
を水平面に対して傾斜させ、傾斜角度θが45度になる
までの間に上段のパレットが滑りはじめる状態を評価し
た。表3に示されている評価結果の内容は、次の通りで
ある。 ◎・・・非常に滑りにくい。 ○・・・滑りにくい。 △・・・やや滑る。 ×・・・非常に滑り易い。
【0105】パレットの生産性についての評価内容は次
の通りである。 ◎・・・製造が非常に容易であり、製造コストも安価で
ある。 ○・・・製造が容易であり、製造コストも安価である。 △・・・製造がやや煩雑であり、製造コストがかかる。
の通りである。 ◎・・・製造が非常に容易であり、製造コストも安価で
ある。 ○・・・製造が容易であり、製造コストも安価である。 △・・・製造がやや煩雑であり、製造コストがかかる。
【0106】以上の試験結果から、本発明のパレット1
0F,10Gは、パレットと積載物との間、パレットと
パレットとの間の滑りを安価に改善することができるこ
とが分った。また、パレット本体とは別素材の滑止め材
を用いた場合、更にパレットと積載物との間の滑りを改
善することができることも分った。
0F,10Gは、パレットと積載物との間、パレットと
パレットとの間の滑りを安価に改善することができるこ
とが分った。また、パレット本体とは別素材の滑止め材
を用いた場合、更にパレットと積載物との間の滑りを改
善することができることも分った。
【0107】
【表3】
【0108】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
真に補強が必要な端桁部の仕切り壁と、その仕切り壁に
隣接する天板及び底板の周辺部分とを集中的に補強して
いるため、パレット全体の曲げ剛性が向上する。従っ
て、パレットに載置できる積荷の重量を増すことが可能
となり、保管効率や搬送効率が向上する。また、パレッ
トのたわみによる荷ずれや荷崩れを防止することができ
る。
真に補強が必要な端桁部の仕切り壁と、その仕切り壁に
隣接する天板及び底板の周辺部分とを集中的に補強して
いるため、パレット全体の曲げ剛性が向上する。従っ
て、パレットに載置できる積荷の重量を増すことが可能
となり、保管効率や搬送効率が向上する。また、パレッ
トのたわみによる荷ずれや荷崩れを防止することができ
る。
【0109】また、補強の必要性が低い中桁部の仕切り
壁及びその周辺部分については、当該部分を補強する補
強リブの重量を減らし補強度を低減しているため、同一
の曲げ剛性であっても、本発明によるパレットは従来の
パレットに比して大幅に軽量化されることとなる。
壁及びその周辺部分については、当該部分を補強する補
強リブの重量を減らし補強度を低減しているため、同一
の曲げ剛性であっても、本発明によるパレットは従来の
パレットに比して大幅に軽量化されることとなる。
【0110】更に、滑止め材や凸条を設けた本発明によ
るパレットは、その上の積荷やパレットの滑りを防止す
ることができると共に、凸条の付加による更なる補強効
果の向上も期待できる。
るパレットは、その上の積荷やパレットの滑りを防止す
ることができると共に、凸条の付加による更なる補強効
果の向上も期待できる。
【図1】本発明によるパレットの斜視図である。
【図2】図1のパレットの分解斜視図である。
【図3】図1のパレットにおけるリブの配列を示す説明
図である。
図である。
【図4】図3の部分IVの拡大断面図であり、図5のIV−
IV線に沿っての断面図である。
IV線に沿っての断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿っての断面図である。
【図6】パレットの曲げ強度試験の方法を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】本発明のパレットの変形例を示す図4と同様な
断面図である。
断面図である。
【図8】本発明のパレットの別の変形例を示す図5と同
様な断面図である。
様な断面図である。
【図9】本発明のパレットの更に別の変形例を示す図4
と同様な断面図である。
と同様な断面図である。
【図10】本発明のパレットの他の変形例を示す図4と
同様な断面図である。
同様な断面図である。
【図11】比較のためのパレットの形態を示す図4と同
様な断面図である。
様な断面図である。
【図12】本発明の第2実施形態を示す平面図である。
【図13】図12のパレットの正面図である。
【図14】積載物とパレットとの間の滑りの試験方法を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図15】本発明の第3実施形態を示す平面図である。
【図16】図15のXVII−XVII線に沿っての拡大断面図
であり、凸条の断面形状を示している。
であり、凸条の断面形状を示している。
【図17】(a)〜(f)はそれぞれ第3実施形態によ
るパレットの変形例を示す平面図である。
るパレットの変形例を示す平面図である。
【図18】第3実施形態によるパレットの別の一変形例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図19】パレットとパレットとの間の滑りの試験方法
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図20】第1実施形態によるパレットの変形例を示す
図4と同様な断面図である。
図4と同様な断面図である。
【図21】第1実施形態によるパレットの他の変形例を
示す図4と同様な断面図である。
示す図4と同様な断面図である。
10…パレット、12…天板(デッキボード)、14…
底板(デッキボード)、16…側板、26…仕切り壁
(第1の仕切り壁)、28…仕切り壁(第2の仕切り
壁)、32…中桁部、36…端桁部、40…縦リブ、4
2…横リブ。
底板(デッキボード)、16…側板、26…仕切り壁
(第1の仕切り壁)、28…仕切り壁(第2の仕切り
壁)、32…中桁部、36…端桁部、40…縦リブ、4
2…横リブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永岡 真一 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内
Claims (28)
- 【請求項1】 互いに平行に対向して配された1対のデ
ッキボードと、 前記デッキボード間で、前記デッキボードの相対する1
対の側部にそれぞれ配置された1対の端桁部であって、
各々が、前記デッキボードの側縁間に配置された側板
と、所定間隔をおいて前記側板に対向して平行に配置さ
れ且つ前記デッキボード間に配置された第1の仕切り壁
とを含んでいる前記端桁部と、 前記デッキボード間で、前記端桁部の中間に配置された
1つの中桁部であって、互いに所定間隔で平行に配置さ
れ且つ前記第1の仕切り壁に平行に配置された1対の第
2の仕切り壁を含んでいる前記中桁部と、 前記デッキボードの各々の内面に設けられた複数の補強
リブと、を備え、 一方の前記第1の仕切り壁が位置し且つ前記側板と平行
に延びる第1の領域であって、所定幅を有する前記第1
の領域内に存する前記補強リブの総重量が、該第1の仕
切り壁に対向する前記第2の仕切り壁が位置し且つ前記
側板と平行に延びる第2の領域であって、前記所定幅を
有し且つ該第1の仕切り壁及び該第2の仕切り壁の間の
中心線を基準として前記第1の領域に対して対称的に配
置されている前記第2の領域内に存する前記補強リブの
総重量よりも大きいことを特徴とする合成樹脂製パレッ
ト。 - 【請求項2】 前記第1の領域内に存する前記補強リブ
の総重量が前記第2の領域内に存する前記補強リブの総
重量よりも大きくすることにより、前記第1の仕切り壁
と該第1の仕切り壁に隣接する前記デッキボードの部分
とを、前記第2の仕切り壁と該第2の仕切り壁に隣接す
る前記デッキボードの部分とにおけるよりも補強し、パ
レット全体の曲げ剛性を向上したことを特徴とする請求
項1に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項3】 前記第1の領域が、前記第1の仕切り壁
と、該第1の仕切り壁に平行に延び且つ該第1の仕切り
壁から内方に所定の第1距離をもって離隔配置されてい
る面との間で画成されており、 前記第2の領域が、前記第2の仕切り壁と、該第2の仕
切り壁に平行に延び且つ該第2の仕切り壁から外方に前
記第1距離をもって離隔配置されている面との間で画成
されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の合
成樹脂製パレット。 - 【請求項4】 前記第1の領域が、前記第1の仕切り壁
と、該第1の仕切り壁に平行に延び且つ該第1の仕切り
壁から外方に所定の第2距離をもって離隔配置されてい
る面との間で画成されており、 前記第2の領域が、前記第2の仕切り壁と、該第2の仕
切り壁に平行に延び且つ該第2の仕切り壁から内方に前
記第2距離をもって離隔配置されている面との間で画成
されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の合
成樹脂製パレット。 - 【請求項5】 前記第1の領域が、前記第1の仕切り壁
に平行に延び且つ該第1の仕切り壁から内方に所定の第
1距離をもって離隔配置されている面と、該第1の仕切
り壁に平行に延び且つ該第1の仕切り壁から外方に所定
の第2距離をもって離隔配置されている面との間で画成
されており、 前記第2の領域が、前記第2の仕切り壁に平行に延び且
つ該第2の仕切り壁から外方に前記第1距離をもって離
隔配置されている面と、該第2の仕切り壁に平行に延び
且つ該第2の仕切り壁から内方に前記第2距離をもって
離隔配置されている面との間で画成されていることを特
徴とする請求項1又は2に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項6】 前記第1の仕切り壁から内方に向かって
前記第1距離の範囲内に存在する前記補強リブの総重量
が、前記第1の仕切り壁に対向する前記第2の仕切り壁
から外方に向かって前記第1距離の範囲内に存在する前
記補強リブの総重量よりも大きく、且つ、 前記第1の仕切り壁から外方に向かって前記第2距離の
範囲内に存在する前記補強リブの総重量が、前記第2の
仕切り壁から内方に向かって前記第2距離の範囲内に存
在する前記補強リブの総重量よりも大きいことを特徴と
する請求項5に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項7】 前記第1距離は、前記第1の仕切り壁
と、これに対向する前記第2の仕切り壁との間の距離
(L1)の1/3であることを特徴とする請求項3、5
又は6に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項8】 前記第2距離は、前記端桁部の前記側板
と前記第1の仕切り壁との間の距離(L3)と前記中桁
部の前記1対の第2の仕切り壁間の距離(L2)との小
さい方の距離の1/3であることを特徴とする請求項
4、5又は6に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項9】 前記補強リブは、前記側板に平行な方向
に延びる複数本の縦リブと、前記縦リブと直交する方向
に延びる複数本の横リブとを含んでいることを特徴とす
る請求項1〜8のいずれか1項に記載の合成樹脂製パレ
ット。 - 【請求項10】 前記端桁部と前記中桁部との間におけ
る前記横リブは、前記第1の仕切り壁に隣接する部分に
おける横リブの厚さが、他の部分における横リブの厚さ
よりも大きくなっていることを特徴とする請求項9に記
載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項11】 前記端桁部と前記中桁部との間におけ
る前記横リブは、前記第1の仕切り壁に隣接する部分に
おける横リブの高さが、他の部分における横リブの高さ
よりも大きくなっていることを特徴とする請求項9に記
載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項12】 前記第1の仕切り壁に隣接する部分に
おける横リブの本数が、他の部分における横リブの本数
よりも多くされていることを特徴とする請求項9に記載
の合成樹脂製パレット。 - 【請求項13】 前記端桁部内の横リブの各々と、前記
端桁部と前記中桁部との間における前記横リブの各々と
が一直線状に整列していることを特徴とする請求項9に
記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項14】 前記補強リブ、前記側板、前記第1の
仕切り壁、前記第2の仕切り壁の厚さが2mm〜10m
mであることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1
項に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項15】 前記デッキボードの厚さが2.5mm
〜4.5mmであることを特徴とする請求項1〜14の
いずれか1項に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項16】 少なくとも一方のデッキボードに、前
記端桁部と前記中桁部との間において、複数個の水抜き
孔が設けられている、請求項1〜15のいずれか1項に
記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項17】 合成樹脂から成形された同一形状の半
体を接合して形成されていることを特徴とする請求項1
〜16のいずれか1項に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項18】 前記合成樹脂は、ポリエチレン系樹
脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリアミド、ポリエチレン
テレフタレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体(ABS)、ポリ塩化ビニル樹脂及びポリ
カーボネートより成る群から選ばれた熱可塑性樹脂であ
ることを特徴とする請求項17に記載の合成樹脂製パレ
ット。 - 【請求項19】 少なくとも一方のデッキボードの外面
には、エチレン−α−オレフィン共重合体ゴム30〜9
0重量部及びポレオレフィン系樹脂70〜10重量部を
含有する非架橋熱可塑性エラストマー組成物から成る滑
止め材が取り付けられていることを特徴とする請求項1
〜18のいずれか1項に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項20】 エチレン−α−オレフィン共重合体ゴ
ムがエチレン−プロピレン共重合体ゴムであることを特
徴とする請求項19に記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項21】 ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレ
ン系樹脂であることを特徴とする請求項19に記載の合
成樹脂製パレット。 - 【請求項22】 少なくとも一方のデッキボードの外面
には、複数の凸条が一体的に形成されていることを特徴
とする請求項1〜21のいずれか1項に記載の合成樹脂
製パレット。 - 【請求項23】 前記デッキボードの開口率が20%以
下であることを特徴とする請求項22に記載の合成樹脂
製パレット。 - 【請求項24】 前記凸条が前記側板と平行に延びてい
ることを特徴とする請求項22又は23に記載の合成樹
脂製パレット。 - 【請求項25】 前記凸条が前記側板と直交する方向に
延びていることを特徴とする請求項22又は23に記載
の合成樹脂製パレット。 - 【請求項26】 前記凸条が前記デッキボードの中心線
上に存在せず、該中心線を挟んで非対称形に配設されて
いることを特徴とする請求項22又は23に記載の合成
樹脂製パレット。 - 【請求項27】 前記凸条間に滑止め材が配置されてい
ることを特徴とする請求項22〜26のいずれか1項に
記載の合成樹脂製パレット。 - 【請求項28】 前記滑止め材が、エチレン−α−オレ
フィン共重合体ゴム30〜90重量部及びポレオレフィ
ン系樹脂70〜10重量部を含有する非架橋熱可塑性エ
ラストマー組成物から成ることを特徴とする請求項27
に記載の合成樹脂製パレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7182497A JPH09315431A (ja) | 1996-03-29 | 1997-03-25 | 合成樹脂製パレット |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-76004 | 1996-03-29 | ||
| JP7600496 | 1996-03-29 | ||
| JP7182497A JPH09315431A (ja) | 1996-03-29 | 1997-03-25 | 合成樹脂製パレット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315431A true JPH09315431A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=26412922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7182497A Pending JPH09315431A (ja) | 1996-03-29 | 1997-03-25 | 合成樹脂製パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09315431A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001240058A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-09-04 | Dainippon Ink & Chem Inc | 合成樹脂製パレット |
| JP2008116667A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ペリクル収納容器 |
| JP2020152431A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 株式会社明治ゴム化成 | 合成樹脂製パレット |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP7182497A patent/JPH09315431A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001240058A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-09-04 | Dainippon Ink & Chem Inc | 合成樹脂製パレット |
| JP2008116667A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ペリクル収納容器 |
| JP2020152431A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 株式会社明治ゴム化成 | 合成樹脂製パレット |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070116 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070515 |