JP2000296845A - 物流ボード - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プッシュプルフォークリフトを使用して、積
載物が滑落することなく安全で円滑な荷扱いが行える物
流ボードを提供する。 【解決手段】 アルミ箔の光沢面に対する動摩擦係数が
0.75以上である積載面層と、ポリオレフィン系樹脂
を主成分とする非積載面層の少なくとも2層からなる物
流ボードである。
載物が滑落することなく安全で円滑な荷扱いが行える物
流ボードを提供する。 【解決手段】 アルミ箔の光沢面に対する動摩擦係数が
0.75以上である積載面層と、ポリオレフィン系樹脂
を主成分とする非積載面層の少なくとも2層からなる物
流ボードである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プッシュプルフォ
ークリフトを使用して、積載物が滑落することなく安全
で円滑な荷扱いが行える物流ボードに関する。
ークリフトを使用して、積載物が滑落することなく安全
で円滑な荷扱いが行える物流ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】各種商品あるいは製品からなる荷物をシ
ート状の台に乗せ、プラテンと称する部材を装着した、
いわゆるプッシュプルフォークリフトによって運搬荷役
をすることが一般に行われている。これらの荷物を積載
するシート状の台は、一般にシートパレットもしくはス
リップシートと称されており、図3及び図4に従来のシ
ートパレットの例を示す。図3及び図4において、シー
トパレット1は、荷物を積載するための積載面2と、そ
の裏側にあたる非積載面3と、フォークリフトのグリッ
プにより把持または挟持される部分であって、引張りタ
ブあるいは耳部などと称される把持部4とからなる。こ
のシートパレットを使用したフォークリフトによる荷扱
いの一態様を図5に示す。図5において、荷物5を支持
するために、シートパレット1の下にプラテン6を挿入
し、全体を持ち上げてフォークリフト7により運搬を行
う。荷物5を下ろすときは、プラテン6を荷物5が積載
されているシートパレット1から引き抜き、また必要な
ら、その後にシートパレット1のみを把持部4を把持し
つつ荷物5から引き抜く。このような荷役作業は一般に
シートセーブと称されており、このシートセーブ性を向
上させるために、例えば、実公平6−46831号公報
には積載面層の摩擦係数を低くしたシートパレットが提
案されている。
ート状の台に乗せ、プラテンと称する部材を装着した、
いわゆるプッシュプルフォークリフトによって運搬荷役
をすることが一般に行われている。これらの荷物を積載
するシート状の台は、一般にシートパレットもしくはス
リップシートと称されており、図3及び図4に従来のシ
ートパレットの例を示す。図3及び図4において、シー
トパレット1は、荷物を積載するための積載面2と、そ
の裏側にあたる非積載面3と、フォークリフトのグリッ
プにより把持または挟持される部分であって、引張りタ
ブあるいは耳部などと称される把持部4とからなる。こ
のシートパレットを使用したフォークリフトによる荷扱
いの一態様を図5に示す。図5において、荷物5を支持
するために、シートパレット1の下にプラテン6を挿入
し、全体を持ち上げてフォークリフト7により運搬を行
う。荷物5を下ろすときは、プラテン6を荷物5が積載
されているシートパレット1から引き抜き、また必要な
ら、その後にシートパレット1のみを把持部4を把持し
つつ荷物5から引き抜く。このような荷役作業は一般に
シートセーブと称されており、このシートセーブ性を向
上させるために、例えば、実公平6−46831号公報
には積載面層の摩擦係数を低くしたシートパレットが提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用途に
よっては、プッシュプルフォークリフトを使用し運搬荷
役してもシートパレットを荷物から引き抜かない、すな
わちシートセーブ性が要求されない場合があり、従来の
シートパレットを引き抜かずに運搬荷役する場合には次
のような問題点があった。 (1)従来のシートパレットはシートセーブ性が要求さ
れるため積載面層は滑りやすく、トラック等での搬送中
に荷物がずれたり、複数段に積み重ねた場合、滑落しや
すいなど安全上の問題がある。 (2)荷物が製品製造における中間品であり、ロボット
等を用いて製造ラインへの高精度な載置が要求される場
合、荷ずれにより円滑な動作が困難となる。 (3)荷ずれすることにより、シートパレットと荷物が
摩擦され、製品の商品価値が低下する。 本発明は、上記のような従来のシートパレットが有する
欠点を解消するためになされたものであり、あらゆる積
載物に対して滑りにくく、円滑な運搬荷役を得る物流ボ
ードを提供することを目的とする。
よっては、プッシュプルフォークリフトを使用し運搬荷
役してもシートパレットを荷物から引き抜かない、すな
わちシートセーブ性が要求されない場合があり、従来の
シートパレットを引き抜かずに運搬荷役する場合には次
のような問題点があった。 (1)従来のシートパレットはシートセーブ性が要求さ
れるため積載面層は滑りやすく、トラック等での搬送中
に荷物がずれたり、複数段に積み重ねた場合、滑落しや
すいなど安全上の問題がある。 (2)荷物が製品製造における中間品であり、ロボット
等を用いて製造ラインへの高精度な載置が要求される場
合、荷ずれにより円滑な動作が困難となる。 (3)荷ずれすることにより、シートパレットと荷物が
摩擦され、製品の商品価値が低下する。 本発明は、上記のような従来のシートパレットが有する
欠点を解消するためになされたものであり、あらゆる積
載物に対して滑りにくく、円滑な運搬荷役を得る物流ボ
ードを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルミ箔の光
沢面に対する動摩擦係数が0.75以上である積載面層
と、ポリオレフィン系樹脂を主成分とする非積載面層の
少なくとも2層からなる物流ボードを提供するものであ
る。また、本発明は、積載面層がポリオレフィン系熱可
塑性エラストマーを主成分とする樹脂である物流ボード
を提供する。さらに、本発明は、温度230℃、せん断
速度20secー1の条件におけるせん断溶融粘度が6
00〜5000Pa・sである樹脂を主成分とする積載
面層を有する物流ボードを提供するものでもある。
沢面に対する動摩擦係数が0.75以上である積載面層
と、ポリオレフィン系樹脂を主成分とする非積載面層の
少なくとも2層からなる物流ボードを提供するものであ
る。また、本発明は、積載面層がポリオレフィン系熱可
塑性エラストマーを主成分とする樹脂である物流ボード
を提供する。さらに、本発明は、温度230℃、せん断
速度20secー1の条件におけるせん断溶融粘度が6
00〜5000Pa・sである樹脂を主成分とする積載
面層を有する物流ボードを提供するものでもある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の物流シートにおける積載
面層は、アルミ箔の光沢面に対する動摩擦係数が0.7
5以上であることが必要である。また、積載面が暴露し
たり、若干の異物の付着などの表面状態の変化に影響さ
れずに十分な摩擦抵抗を得るためには、摩擦係数が0.
90以上であることがさらに好ましい。摩擦係数が0.
75未満では十分な滑り防止効果が発現しないので好ま
しくない。
面層は、アルミ箔の光沢面に対する動摩擦係数が0.7
5以上であることが必要である。また、積載面が暴露し
たり、若干の異物の付着などの表面状態の変化に影響さ
れずに十分な摩擦抵抗を得るためには、摩擦係数が0.
90以上であることがさらに好ましい。摩擦係数が0.
75未満では十分な滑り防止効果が発現しないので好ま
しくない。
【0006】本発明の積載面層としては、非積載面層と
の溶融時における接着性、滑り止めとしての十分な効果
を得るために、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー
もしくはゴム成分を有するポリオレフィン系樹脂を主成
分とする樹脂等が挙げられる。具体例としてば、エチレ
ン・α−オレフィン共重合体樹脂やポリプロピレンとエ
チレンプロピレンゴムを完全もしくは部分的に架橋した
樹脂等が挙げられ、これらは単一でも混合物であっても
よい。市販されている樹脂の例としては、デュポン・ダ
ウエラストマー社製「エンゲージ」、日本ポリオレフィ
ン社製「オレフレックス」、モンテルポリオレフィン社
製「キャタロイスーパーソフトタイプKSシリーズ」、
住友化学社製「住友TPE」、三菱化学社製「サーモラ
ン」、「SPX」、三井化学社製「ミラストマー」、
「グドマー」等が挙げられる。
の溶融時における接着性、滑り止めとしての十分な効果
を得るために、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー
もしくはゴム成分を有するポリオレフィン系樹脂を主成
分とする樹脂等が挙げられる。具体例としてば、エチレ
ン・α−オレフィン共重合体樹脂やポリプロピレンとエ
チレンプロピレンゴムを完全もしくは部分的に架橋した
樹脂等が挙げられ、これらは単一でも混合物であっても
よい。市販されている樹脂の例としては、デュポン・ダ
ウエラストマー社製「エンゲージ」、日本ポリオレフィ
ン社製「オレフレックス」、モンテルポリオレフィン社
製「キャタロイスーパーソフトタイプKSシリーズ」、
住友化学社製「住友TPE」、三菱化学社製「サーモラ
ン」、「SPX」、三井化学社製「ミラストマー」、
「グドマー」等が挙げられる。
【0007】また、積載面層としては、温度230℃、
せん断速度20secー1におけるせん断溶融粘度が6
00〜5000Pa・sである樹脂であることがより好
ましい。この範囲を外れると、層間の接着強度が低下し
たり、成形品の厚みが均一とならない等の問題が生じる
恐れがある。積載面層の厚みは全体の厚みの0.05〜
5.00mmであることが好ましいが、成形性、強度保
持、コスト等の観点から0.20〜1.0mmであるこ
とがさらに好ましい。
せん断速度20secー1におけるせん断溶融粘度が6
00〜5000Pa・sである樹脂であることがより好
ましい。この範囲を外れると、層間の接着強度が低下し
たり、成形品の厚みが均一とならない等の問題が生じる
恐れがある。積載面層の厚みは全体の厚みの0.05〜
5.00mmであることが好ましいが、成形性、強度保
持、コスト等の観点から0.20〜1.0mmであるこ
とがさらに好ましい。
【0008】また、本発明における非積載面層の樹脂と
しては、溶融時に積載面層と互いに接着し、且つ物流ボ
ードとしての性能を保持するためにポリオレフィン系樹
脂を主成分とするのが好ましい。ポリオレフィン系樹脂
としては、エチレンの単独重合体、プロピレンの単独重
合体、ブチレンの単独重合体、エチレンとα−オレフィ
ンとの共重合体、プロピレンとα−オレフィンとの共重
合体等が挙げられる。これらのポリオレフィン系樹脂の
重量平均分子量は、一般に1万〜100万であり、2万
〜50万のものが好ましく、特に5万〜30万が好適で
ある。これらのポリオレフィン系樹脂は、遷移金属化合
物と有機アルミニウム化合物とから得られる触媒系(チ
ーグラー触媒)、あるいは担体(例えば、シリカ)にク
ロムの化合物(例えば、酸化クロム)を担持させること
によって得られる触媒系(フィリップス触媒)、あるい
はラジカル開始剤(例えば、有機過酸化物)を用いてオ
レフィンを単独重合または共重合すること等によって得
られる。これらは単一でも混合物であってもよい。
しては、溶融時に積載面層と互いに接着し、且つ物流ボ
ードとしての性能を保持するためにポリオレフィン系樹
脂を主成分とするのが好ましい。ポリオレフィン系樹脂
としては、エチレンの単独重合体、プロピレンの単独重
合体、ブチレンの単独重合体、エチレンとα−オレフィ
ンとの共重合体、プロピレンとα−オレフィンとの共重
合体等が挙げられる。これらのポリオレフィン系樹脂の
重量平均分子量は、一般に1万〜100万であり、2万
〜50万のものが好ましく、特に5万〜30万が好適で
ある。これらのポリオレフィン系樹脂は、遷移金属化合
物と有機アルミニウム化合物とから得られる触媒系(チ
ーグラー触媒)、あるいは担体(例えば、シリカ)にク
ロムの化合物(例えば、酸化クロム)を担持させること
によって得られる触媒系(フィリップス触媒)、あるい
はラジカル開始剤(例えば、有機過酸化物)を用いてオ
レフィンを単独重合または共重合すること等によって得
られる。これらは単一でも混合物であってもよい。
【0009】非積載面層の強度は、積載物、物流ボード
の厚み、面積等により、さらには要求性能に応じて変化
するため特に限定するものではない。また、積載面層及
び非積載面層を構成する樹脂は、合成樹脂分野において
一般的に用いられている酸素及び熱、光に対する安定
剤、充填剤(例えば、マイカ、タルク、ガラス、有機繊
維、カーボン)、難燃化剤等を添加して複合材料として
使用してもよい。積載面層及び非積載面層は成形時に互
いに接着することが必要であり、この接着性をさらに高
めるために、各層の主成分をなす樹脂を、互いの層に少
量混合してもよい。また、生産性向上のために、物流ボ
ード成形時に発生するバリや裁断不要部分等を粉砕リサ
イクルし製品物性を損なわない範囲内で、非積載面層に
混合してもよい。また、中間にリサイクル層を設けた3
層以上の構造としてもよい。プラスティックのリサイク
ルを考慮し、製品に必要な物性が得られれば非積載面層
には、ポリオレフィン系樹脂を主成分とするリサイクル
樹脂を使用したり、混合してもよい。物流ボードは、プ
ラスチック成形加工において一般的な多層Tダイ成形等
により得られる二層以上の積層シートを用いる。
の厚み、面積等により、さらには要求性能に応じて変化
するため特に限定するものではない。また、積載面層及
び非積載面層を構成する樹脂は、合成樹脂分野において
一般的に用いられている酸素及び熱、光に対する安定
剤、充填剤(例えば、マイカ、タルク、ガラス、有機繊
維、カーボン)、難燃化剤等を添加して複合材料として
使用してもよい。積載面層及び非積載面層は成形時に互
いに接着することが必要であり、この接着性をさらに高
めるために、各層の主成分をなす樹脂を、互いの層に少
量混合してもよい。また、生産性向上のために、物流ボ
ード成形時に発生するバリや裁断不要部分等を粉砕リサ
イクルし製品物性を損なわない範囲内で、非積載面層に
混合してもよい。また、中間にリサイクル層を設けた3
層以上の構造としてもよい。プラスティックのリサイク
ルを考慮し、製品に必要な物性が得られれば非積載面層
には、ポリオレフィン系樹脂を主成分とするリサイクル
樹脂を使用したり、混合してもよい。物流ボードは、プ
ラスチック成形加工において一般的な多層Tダイ成形等
により得られる二層以上の積層シートを用いる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらの実施例により限定されるものではない。なお、せ
ん断溶融粘度はJIS K7199に準拠し、バレルダ
イ9.55mm、キャピラリーレンジ10mm、キャピ
ラリーダイ1.0mm、温度230℃の条件でせん断速
度6.08〜243.20sec−1の範囲で測定し、
せん断速度20sec−1の時の数値を読み取った。動
摩擦係数はJIS K7125に準拠し、63×63m
m、200gの滑り片を、該滑り片と同じ大きさに裁断
した物流ボードの非積載面に貼り付け、物流ボードの積
載面と相手材料(厚み100μm、両面光沢アルミ箔)
との動摩擦係数を試験速度100mm/minの条件で
測定した。接着強度はJIS Z1707に準拠し、サ
ンプル巾15mm、引張り速度300mm/min、1
80°折り曲げ剥離で測定した。
れらの実施例により限定されるものではない。なお、せ
ん断溶融粘度はJIS K7199に準拠し、バレルダ
イ9.55mm、キャピラリーレンジ10mm、キャピ
ラリーダイ1.0mm、温度230℃の条件でせん断速
度6.08〜243.20sec−1の範囲で測定し、
せん断速度20sec−1の時の数値を読み取った。動
摩擦係数はJIS K7125に準拠し、63×63m
m、200gの滑り片を、該滑り片と同じ大きさに裁断
した物流ボードの非積載面に貼り付け、物流ボードの積
載面と相手材料(厚み100μm、両面光沢アルミ箔)
との動摩擦係数を試験速度100mm/minの条件で
測定した。接着強度はJIS Z1707に準拠し、サ
ンプル巾15mm、引張り速度300mm/min、1
80°折り曲げ剥離で測定した。
【0011】また、積載面層用樹脂として、せん断溶融
粘度が3500Pa・sであるエチレン・オクテン共重
合体樹脂(エンゲージD8150)(以下「エラストマ
ー1」 という)、せん断溶融粘度が3300Pa・sであるポ
リオレフィン系熱可塑性エラストマー(オレフレックス
T400GN)(以下「エラストマー2」という)、せ
ん断溶融粘度が630Pa・sであるポリオレフィン系
熱可塑性エラストマー(キャタロイスーパーソフトタイ
プKS−359P)(以下「エラストマー3」という)
を用いた。また、比較用としてせん断溶融粘度が400
Pa・sであるエチレン・オクテン共重合体樹脂(エン
ゲージD8130)(以下「エラストマー4」という)
を用いた。非積載面用樹脂として、日本ポリオレフィン
社製「ジェイアロマーPS470L」(以下「PP」と
いう)を用いた。
粘度が3500Pa・sであるエチレン・オクテン共重
合体樹脂(エンゲージD8150)(以下「エラストマ
ー1」 という)、せん断溶融粘度が3300Pa・sであるポ
リオレフィン系熱可塑性エラストマー(オレフレックス
T400GN)(以下「エラストマー2」という)、せ
ん断溶融粘度が630Pa・sであるポリオレフィン系
熱可塑性エラストマー(キャタロイスーパーソフトタイ
プKS−359P)(以下「エラストマー3」という)
を用いた。また、比較用としてせん断溶融粘度が400
Pa・sであるエチレン・オクテン共重合体樹脂(エン
ゲージD8130)(以下「エラストマー4」という)
を用いた。非積載面用樹脂として、日本ポリオレフィン
社製「ジェイアロマーPS470L」(以下「PP」と
いう)を用いた。
【0012】実施例1〜3 表1に示す各エラストマーを用いて、積載面層を成形す
るスクリュー径が65mmφ、非積載面層を成形するス
クリュー径が98mmφの押出機をもつフィードブロッ
クタイプの二層シート成形機を用い、1400mm巾の
ダイスにより吐出樹脂温度230℃にて成形を行い、温
度100℃以下の鏡面の多段冷却ロールを通過させ2層
シートを作製した。積載面層及び非積載面層の厚さはい
ずれもそれぞれ0.5mmm及び2.0mmであった。
得られたシートを図1及び図2に示す物流ボードに加工
した。図1及び図2において、ボードは角が丸められた
方形をなし、積載面2の寸法は、X=1420mm、Y
=1120mm、W=1200mmである。また、把待
部4の延長巾はZ=60mmである。この把待部4は、
フォークリフトのグリッパー(図5の8) により挟待されるように、積載面2に対して上向きに折
り曲げられている。得られた各物流ボードの動摩擦係数
及び層界面の接着強度を測定した。その結果を表1に示
す。
るスクリュー径が65mmφ、非積載面層を成形するス
クリュー径が98mmφの押出機をもつフィードブロッ
クタイプの二層シート成形機を用い、1400mm巾の
ダイスにより吐出樹脂温度230℃にて成形を行い、温
度100℃以下の鏡面の多段冷却ロールを通過させ2層
シートを作製した。積載面層及び非積載面層の厚さはい
ずれもそれぞれ0.5mmm及び2.0mmであった。
得られたシートを図1及び図2に示す物流ボードに加工
した。図1及び図2において、ボードは角が丸められた
方形をなし、積載面2の寸法は、X=1420mm、Y
=1120mm、W=1200mmである。また、把待
部4の延長巾はZ=60mmである。この把待部4は、
フォークリフトのグリッパー(図5の8) により挟待されるように、積載面2に対して上向きに折
り曲げられている。得られた各物流ボードの動摩擦係数
及び層界面の接着強度を測定した。その結果を表1に示
す。
【0013】実施例4 非積載面層として、PPと実施例1の物流ボードを粉砕
再生した樹脂を7:3の重量比率で混合した樹脂を用い
た以外は実施例1と同様の操作を行った。その評価結果
を表1に示す。
再生した樹脂を7:3の重量比率で混合した樹脂を用い
た以外は実施例1と同様の操作を行った。その評価結果
を表1に示す。
【0014】比較例1 積載面層にエラストマー4を用いた以外は実施例1と同
様の操作を試みたが、積載層面の成形膜が不安定で所望
の厚みのシートは得られなかった。
様の操作を試みたが、積載層面の成形膜が不安定で所望
の厚みのシートは得られなかった。
【0015】比較例2 厚さ2.5mmのPPの単層シートを作製し評価した。
その結果を表1に示す。
その結果を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明の物流ボードは、運搬中に積載物
が荷崩れする心配がなく、かつ、プッシュプルフォーク
リフトを使用して、安全で円滑な荷扱いが行えるので有
用である。
が荷崩れする心配がなく、かつ、プッシュプルフォーク
リフトを使用して、安全で円滑な荷扱いが行えるので有
用である。
【図1】本発明の1例を示す物流ボードの正面図であ
る。
る。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】従来のシートパレットを示す斜視図である。
【図4】従来の他のシートパレットを示す斜視図であ
る。
る。
【図5】従来のシートパレットの使用状態を説明する図
である。
である。
1 物流ボード(シートパレット) 2 積載面 3 非積載面 4 把持部 5 積載物 6 プラテン 7 フォークリフト 8 グリッパー 9 積載面層 10 非積載面層
フロントページの続き (72)発明者 今泉 光博 神奈川県川崎市川崎区千鳥町3番2号 昭 和電工株式会社総合研究所川崎研究室内 Fターム(参考) 3E063 AA05 BA03 BA05 BA15 CA01
Claims (4)
- 【請求項1】 アルミ箔の光沢面に対する動摩擦係数が
0.75以上である積載面層と、ポリオレフィン系樹脂
を主成分とする非積載面層の少なくとも2層からなる物
流ボード。 - 【請求項2】 積載面層がポリオレフィン系熱可塑性エ
ラストマーを主成分とする樹脂である請求項1記載の物
流ボード。 - 【請求項3】 積載面層は、温度230℃、せん断速度
20secー1の条件におけるせん断溶融粘度が600
〜5000Pa・sである樹脂を主成分とすることを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の物流ボード。 - 【請求項4】 積載面層の厚みが0.05〜5mmであ
る請求項1記載の物流ボード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10736699A JP2000296845A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 物流ボード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10736699A JP2000296845A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 物流ボード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296845A true JP2000296845A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14457276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10736699A Pending JP2000296845A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 物流ボード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000296845A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010111397A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Sanko Co Ltd | シートパレット |
| JP2021183512A (ja) * | 2020-05-22 | 2021-12-02 | 中国電力株式会社 | 梱包袋 |
| US12103730B2 (en) | 2018-06-29 | 2024-10-01 | Midland Compounding & Consulting, Inc. | Recyclable abrasion resistant dunnage tray |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10736699A patent/JP2000296845A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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