JPH09315633A - 磁気テープ巻取り装置 - Google Patents
磁気テープ巻取り装置Info
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- JPH09315633A JPH09315633A JP14021796A JP14021796A JPH09315633A JP H09315633 A JPH09315633 A JP H09315633A JP 14021796 A JP14021796 A JP 14021796A JP 14021796 A JP14021796 A JP 14021796A JP H09315633 A JPH09315633 A JP H09315633A
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 連続走行する磁気テープに加える張力によっ
てもたらされるテープ幅方向の座屈によるしわの発生を
防止し、巻取りによる製品欠陥の発生を低下させた磁気
テープ巻取り装置を提供すること。 【解決手段】 フレーム2上に取り付けられたアーム6
の先端にタッチロール8が取り付けられ、アーム6はエ
アシリンダ10に連結され、フレーム2上には第1ガイ
ドロール16が設けられ、フレーム2は制御モータ22
により駆動される送りネジ24に連結されている。磁気
テープ26は、タッチロール8を介して巻取り軸30に
巻取られ、このときタッチロール8が巻取り軸30の磁
気テープ26を接圧する。タッチロール8は、中心の芯
金部801と、この芯金部801の外側を被覆するゴム
層802とで構成され、芯金部801は、クラウン形状
に、かつゴム層802は逆クラウン形状に構成され、第
1ガイドロール16は金属製のクラウン形状に構成され
ている。
てもたらされるテープ幅方向の座屈によるしわの発生を
防止し、巻取りによる製品欠陥の発生を低下させた磁気
テープ巻取り装置を提供すること。 【解決手段】 フレーム2上に取り付けられたアーム6
の先端にタッチロール8が取り付けられ、アーム6はエ
アシリンダ10に連結され、フレーム2上には第1ガイ
ドロール16が設けられ、フレーム2は制御モータ22
により駆動される送りネジ24に連結されている。磁気
テープ26は、タッチロール8を介して巻取り軸30に
巻取られ、このときタッチロール8が巻取り軸30の磁
気テープ26を接圧する。タッチロール8は、中心の芯
金部801と、この芯金部801の外側を被覆するゴム
層802とで構成され、芯金部801は、クラウン形状
に、かつゴム層802は逆クラウン形状に構成され、第
1ガイドロール16は金属製のクラウン形状に構成され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ巻取り
装置に関し、詳しくは、コーティングマシン、カレンダ
マシン、リワインダマシン等の巻取り装置において、テ
ープ原反にしわが生じないように巻取るための装置に関
するものである。
装置に関し、詳しくは、コーティングマシン、カレンダ
マシン、リワインダマシン等の巻取り装置において、テ
ープ原反にしわが生じないように巻取るための装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープの原反、すなわち、幅300
〜1300mm、厚さ4〜20ミクロンのポリエチレン
テレフタレートフィルムあるいはポリエチレンナフタレ
ートフィルム等の表面に磁気塗料を塗工あるいは表面処
理した磁気テープを巻取るため巻取り装置が使用され
る。従来は、この種の巻取り装置として、ガイドロール
に掛けられた磁気テープに一定の張力を加えつつ巻取り
軸に巻取り、この巻取った磁気テープを円筒形状をした
ゴム製のタッチロール(接圧ロールとも称される)で接
圧しながら巻取るようにした装置が一般に用いられてい
る。また、別の従来装置として、磁気テープをガイドす
るガイドロールにらせん溝を彫り込んだ幅出しロールを
使用したものも知られている。
〜1300mm、厚さ4〜20ミクロンのポリエチレン
テレフタレートフィルムあるいはポリエチレンナフタレ
ートフィルム等の表面に磁気塗料を塗工あるいは表面処
理した磁気テープを巻取るため巻取り装置が使用され
る。従来は、この種の巻取り装置として、ガイドロール
に掛けられた磁気テープに一定の張力を加えつつ巻取り
軸に巻取り、この巻取った磁気テープを円筒形状をした
ゴム製のタッチロール(接圧ロールとも称される)で接
圧しながら巻取るようにした装置が一般に用いられてい
る。また、別の従来装置として、磁気テープをガイドす
るガイドロールにらせん溝を彫り込んだ幅出しロールを
使用したものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気テープは上記のよ
うにミクロン単位の極薄のものであるため、このような
従来の巻取り装置では、巻取り時にテープが巻きずれし
ないようにテープ長手方向にテープ張力を付与すると、
この張力と直角方向、すなわち幅方向に収縮しようとす
る応力がテープに加わり、この応力がテープの幅方向座
屈強度を上回ると、ガイドロール上でテープに縦方向の
山が生じてこれが折り畳まれてしわが発生し、磁気テー
プの不良品が出るという問題が生じていた。
うにミクロン単位の極薄のものであるため、このような
従来の巻取り装置では、巻取り時にテープが巻きずれし
ないようにテープ長手方向にテープ張力を付与すると、
この張力と直角方向、すなわち幅方向に収縮しようとす
る応力がテープに加わり、この応力がテープの幅方向座
屈強度を上回ると、ガイドロール上でテープに縦方向の
山が生じてこれが折り畳まれてしわが発生し、磁気テー
プの不良品が出るという問題が生じていた。
【0004】これを解決するため、ガイドロールに上記
のような幅出しロールが採用されているが、このような
折り畳まれる現象がタッチロール上で発生すると対処で
きず、また、タッチロールは巻取りテープを均等に接圧
する必要上溝付きロールは使用できず、タッチロール上
でのしわ発生の欠点の解決策が望まれていた。本発明は
上述の点に着目してなされたもので、連続走行する磁気
テープに加える張力によってもたらされるテープ幅方向
の座屈によるしわの発生を防止し、巻取りによる製品欠
陥の発生を低下させた磁気テープ巻取り装置を提供する
ことを目的とする。
のような幅出しロールが採用されているが、このような
折り畳まれる現象がタッチロール上で発生すると対処で
きず、また、タッチロールは巻取りテープを均等に接圧
する必要上溝付きロールは使用できず、タッチロール上
でのしわ発生の欠点の解決策が望まれていた。本発明は
上述の点に着目してなされたもので、連続走行する磁気
テープに加える張力によってもたらされるテープ幅方向
の座屈によるしわの発生を防止し、巻取りによる製品欠
陥の発生を低下させた磁気テープ巻取り装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、磁気テープの巻取り軸と、前記巻取り軸
に対して接近、離間するように制御モータで駆動される
フレームと、前記フレームに揺動自在に支持されたアー
ムと、前記アームの先部に支持されたタッチロールと、
前記タッチロールの前記巻取り軸と反対側の直前に配置
された第1ガイドロールと、前記アームに連結され前記
タッチロールを前記巻取り軸に接圧するエアシリンダ
と、前記アームの揺動量を検出センサで検出して前記制
御モータを制御し前記フレームをアームの揺動量に応じ
て前記巻取り軸から後退させるようにした磁気テープ巻
取り装置において、前記タッチロールは、前記アームに
支持された芯金部と、この芯金部を被覆し両端部から中
央部にかけて緩やかに径が縮小する逆クラウン形状のゴ
ム層とで構成され、前記第1ガイドロールは、両端部か
ら中央部にかけて緩やかに径が拡大するクラウン形状に
形成されていることを特徴とするものである。
め、本発明は、磁気テープの巻取り軸と、前記巻取り軸
に対して接近、離間するように制御モータで駆動される
フレームと、前記フレームに揺動自在に支持されたアー
ムと、前記アームの先部に支持されたタッチロールと、
前記タッチロールの前記巻取り軸と反対側の直前に配置
された第1ガイドロールと、前記アームに連結され前記
タッチロールを前記巻取り軸に接圧するエアシリンダ
と、前記アームの揺動量を検出センサで検出して前記制
御モータを制御し前記フレームをアームの揺動量に応じ
て前記巻取り軸から後退させるようにした磁気テープ巻
取り装置において、前記タッチロールは、前記アームに
支持された芯金部と、この芯金部を被覆し両端部から中
央部にかけて緩やかに径が縮小する逆クラウン形状のゴ
ム層とで構成され、前記第1ガイドロールは、両端部か
ら中央部にかけて緩やかに径が拡大するクラウン形状に
形成されていることを特徴とするものである。
【0006】本発明では、所定の張力をかけた状態で磁
気テープを巻取り軸に巻取り、この巻取り中にエアシリ
ンダにより所定の接圧力でタッチロールを巻取り軸に巻
取られた磁気テープに向けて接圧する。磁気テープは、
タッチロールのゴム層の湾曲した面に沿うように密着し
て巻取り軸に押しつけられ、ゴム層の両端部が潰されて
真直ぐになるように弾性変形され、この変形力で磁気テ
ープは両端が幅方向に引っ張られて幅出し機能が発揮さ
れる。これにより、磁気テープの巻取り時の座屈による
しわ発生が防止される。
気テープを巻取り軸に巻取り、この巻取り中にエアシリ
ンダにより所定の接圧力でタッチロールを巻取り軸に巻
取られた磁気テープに向けて接圧する。磁気テープは、
タッチロールのゴム層の湾曲した面に沿うように密着し
て巻取り軸に押しつけられ、ゴム層の両端部が潰されて
真直ぐになるように弾性変形され、この変形力で磁気テ
ープは両端が幅方向に引っ張られて幅出し機能が発揮さ
れる。これにより、磁気テープの巻取り時の座屈による
しわ発生が防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態
の正面図、図2は磁気テープ巻取り中の動作を示す正面
図である。図1および図2において、フレーム2上には
軸4を介して揺動自在にアーム6が取り付けられ、この
アーム6の先端にタッチロール8が回転自在に取り付け
られている。アーム6はフレーム2に取り付けられたエ
アシリンダ10のピストンロッド1001に連結され、
かつアーム6の先端にはブラケット12が固定され、こ
のブラケット12は検出センサ14によって位置検出さ
れるようになっている。フレーム2上には3個のガイド
ロール、すなわち、第1ガイドロール16、第2ガイド
ロール18および第3ガイドロール20が設けられてい
る。
形態に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態
の正面図、図2は磁気テープ巻取り中の動作を示す正面
図である。図1および図2において、フレーム2上には
軸4を介して揺動自在にアーム6が取り付けられ、この
アーム6の先端にタッチロール8が回転自在に取り付け
られている。アーム6はフレーム2に取り付けられたエ
アシリンダ10のピストンロッド1001に連結され、
かつアーム6の先端にはブラケット12が固定され、こ
のブラケット12は検出センサ14によって位置検出さ
れるようになっている。フレーム2上には3個のガイド
ロール、すなわち、第1ガイドロール16、第2ガイド
ロール18および第3ガイドロール20が設けられてい
る。
【0008】フレーム2に設けられている雌ネジ(図示
せず)には、制御モータ22により駆動されるボールネ
ジ等の送りネジ24がねじ込まれている。磁気テープ2
6は、フレーム2外の第4ガイドロール28から第3、
第2、第1の各ガイドロール20、18、16に掛けら
れ、所定の張力をかけた状態でタッチロール8を介して
巻取り軸30に巻取られ、このときエアシリンダ10に
よりアーム6を介してタッチロール8が巻取り軸30に
巻取られた磁気テープ26を接圧するようになってい
る。
せず)には、制御モータ22により駆動されるボールネ
ジ等の送りネジ24がねじ込まれている。磁気テープ2
6は、フレーム2外の第4ガイドロール28から第3、
第2、第1の各ガイドロール20、18、16に掛けら
れ、所定の張力をかけた状態でタッチロール8を介して
巻取り軸30に巻取られ、このときエアシリンダ10に
よりアーム6を介してタッチロール8が巻取り軸30に
巻取られた磁気テープ26を接圧するようになってい
る。
【0009】磁気テープ26を巻取ると、図2に示すよ
うに巻取り軸30の直径が大きくなるので、タッチロー
ル8はエアシリンダ10の方向に押し戻されようとする
が、ブラケット12が検出センサ14に接触することに
よりタッチロール8の押し戻された量、すなわち、アー
ム6の揺動量を検出し、この検出信号を制御モータ22
に伝えてボールネジ24を回転させ、押し戻された量だ
けフレーム2を後退させる。したがって、巻取り軸30
の直径が大きくなってもタッチロール8と各ガイドロー
ル16、18、20の相対的な位置関係は変化せず、巻
取り動作中、タッチロール8は巻取り軸30に対して同
じ姿勢を保ちながら巻取られた磁気テープ26の接圧を
行う。
うに巻取り軸30の直径が大きくなるので、タッチロー
ル8はエアシリンダ10の方向に押し戻されようとする
が、ブラケット12が検出センサ14に接触することに
よりタッチロール8の押し戻された量、すなわち、アー
ム6の揺動量を検出し、この検出信号を制御モータ22
に伝えてボールネジ24を回転させ、押し戻された量だ
けフレーム2を後退させる。したがって、巻取り軸30
の直径が大きくなってもタッチロール8と各ガイドロー
ル16、18、20の相対的な位置関係は変化せず、巻
取り動作中、タッチロール8は巻取り軸30に対して同
じ姿勢を保ちながら巻取られた磁気テープ26の接圧を
行う。
【0010】したがって、磁気テープ26の第1ガイド
ロール16への巻付け角度θ1およびタッチロール8へ
の巻付け角度θ2は常に一定に維持される。上記の図1
および図2の機構は、一般的な磁気テープ巻取り装置の
機構であり、本発明は図3および図4に示すように、タ
ッチロール8と第1ガイドロール16の構造に新規な改
良を施した点に特徴がある。なお、図3および図4は説
明のため磁気テープ26が上から下へ流れるように向き
を変えているが、機構的には図1および図2と同じであ
る。
ロール16への巻付け角度θ1およびタッチロール8へ
の巻付け角度θ2は常に一定に維持される。上記の図1
および図2の機構は、一般的な磁気テープ巻取り装置の
機構であり、本発明は図3および図4に示すように、タ
ッチロール8と第1ガイドロール16の構造に新規な改
良を施した点に特徴がある。なお、図3および図4は説
明のため磁気テープ26が上から下へ流れるように向き
を変えているが、機構的には図1および図2と同じであ
る。
【0011】図3は本発明の要部の斜視図、図4は本発
明の要部を概念的に示す側面図である。図3において、
タッチロール8は、中心の芯金部801と、この芯金部
801の外側を被覆するゴム層802とで構成されてい
る。芯金部801は、両端部が最小径で中央が最大径と
なるように両端から中央にかけて緩やかに径が拡大する
形状(以下、この形状をクラウン形状と称す)の表面を
有するロールで構成され、その両端はアーム6に回転自
在に支持されている。芯金部801は所定の圧力で湾曲
するような弾性を持った細長い金属材で形成されてい
る。
明の要部を概念的に示す側面図である。図3において、
タッチロール8は、中心の芯金部801と、この芯金部
801の外側を被覆するゴム層802とで構成されてい
る。芯金部801は、両端部が最小径で中央が最大径と
なるように両端から中央にかけて緩やかに径が拡大する
形状(以下、この形状をクラウン形状と称す)の表面を
有するロールで構成され、その両端はアーム6に回転自
在に支持されている。芯金部801は所定の圧力で湾曲
するような弾性を持った細長い金属材で形成されてい
る。
【0012】ゴム層802は、両端が最大径で中央が最
小径となるように両端から中央にかけて緩やかに径が縮
小する形状(以下、この形状を逆クラウン形状と称す)
の表面を有するロールで構成されている。また、第1ガ
イドロール16は金属製のクラウン形状のロールで構成
されている。
小径となるように両端から中央にかけて緩やかに径が縮
小する形状(以下、この形状を逆クラウン形状と称す)
の表面を有するロールで構成されている。また、第1ガ
イドロール16は金属製のクラウン形状のロールで構成
されている。
【0013】以下に上記構成の作用を詳細に説明する。
所定のテンションをかけた状態で磁気テープ26を巻取
り軸30に巻取り、エアシリンダ10により所定の接圧
力でタッチロール8を巻取り軸30に向けて接圧した場
合、この接圧力で芯金部801は湾曲変形すると共に、
ゴム層802は逆クラウン形状の表面を有しているの
で、ゴム面のうち両端部が最も強く巻取り軸30の磁気
テープ26に当たりやすくなる。本来、巻取り軸30の
磁気テープ26に対してタッチロール8が接圧する際の
接圧力は、タッチロール8の全長にわたって均一になる
ことが好ましい。これは、接圧力の分布に大きな差があ
ると、磁気テープ26のような柔らかい材料を巻取ると
しわを発生しやすいからである。
所定のテンションをかけた状態で磁気テープ26を巻取
り軸30に巻取り、エアシリンダ10により所定の接圧
力でタッチロール8を巻取り軸30に向けて接圧した場
合、この接圧力で芯金部801は湾曲変形すると共に、
ゴム層802は逆クラウン形状の表面を有しているの
で、ゴム面のうち両端部が最も強く巻取り軸30の磁気
テープ26に当たりやすくなる。本来、巻取り軸30の
磁気テープ26に対してタッチロール8が接圧する際の
接圧力は、タッチロール8の全長にわたって均一になる
ことが好ましい。これは、接圧力の分布に大きな差があ
ると、磁気テープ26のような柔らかい材料を巻取ると
しわを発生しやすいからである。
【0014】そこで、芯金部801をクラウン形状のロ
ールとし、かつ芯金部801も湾曲変形するように構成
することにより、タッチロール8の中央部のゴム厚が両
端より薄いにもかかわらず芯金部801の湾曲変形によ
り中央部の押圧力が増し、その結果ゴム層802の全長
に渡って均一な接圧力が得られる。
ールとし、かつ芯金部801も湾曲変形するように構成
することにより、タッチロール8の中央部のゴム厚が両
端より薄いにもかかわらず芯金部801の湾曲変形によ
り中央部の押圧力が増し、その結果ゴム層802の全長
に渡って均一な接圧力が得られる。
【0015】次に、タッチロール8のゴム層802を逆
クラウン形ロールとしたことによる幅出し効果について
説明する。磁気テープ26は、逆クラウン形ロールのタ
ッチロール8に所定の角度θ2で密着して抱き込まれる
が、ゴム層802の表面が逆クラウン形状であるので、
磁気テープ26が巻取られた初期においては、磁気テー
プ26はゴム層802の湾曲した面に沿うように密着す
る。
クラウン形ロールとしたことによる幅出し効果について
説明する。磁気テープ26は、逆クラウン形ロールのタ
ッチロール8に所定の角度θ2で密着して抱き込まれる
が、ゴム層802の表面が逆クラウン形状であるので、
磁気テープ26が巻取られた初期においては、磁気テー
プ26はゴム層802の湾曲した面に沿うように密着す
る。
【0016】一方、タッチロール8は、真直ぐの円筒状
の巻取り軸30に押しつけられているので、逆クラウン
形状のゴム層802は、巻取り軸30に当たっている部
分、すなわち、両端部が潰されて真直ぐになるように弾
性変形される。これにより、潰されている部分のゴムは
逃げ場を両端に求めようとして、ゴム面がわずかに幅方
向に広がるように変形する。このとき、磁気テープ26
とゴム層802表面とは密着しているので、ゴム表面の
形状変化に磁気テープ26も追従し、巻取り軸30に巻
かれる直前に磁気テープ26は両端方向に引っ張られて
幅出し効果が発揮される。
の巻取り軸30に押しつけられているので、逆クラウン
形状のゴム層802は、巻取り軸30に当たっている部
分、すなわち、両端部が潰されて真直ぐになるように弾
性変形される。これにより、潰されている部分のゴムは
逃げ場を両端に求めようとして、ゴム面がわずかに幅方
向に広がるように変形する。このとき、磁気テープ26
とゴム層802表面とは密着しているので、ゴム表面の
形状変化に磁気テープ26も追従し、巻取り軸30に巻
かれる直前に磁気テープ26は両端方向に引っ張られて
幅出し効果が発揮される。
【0017】磁気テープ26はその状態で巻取り軸30
に巻取られ、タッチロール8から速やかに離脱するため
ゴム層802の表面は巻取られた磁気テープ26面から
離脱したら即座に逆クラウン形状に復元するが、磁気テ
ープ26の方は幅方向に引っ張られた状態で巻取り軸3
0に順次巻取られていく。上記のように、逆クラウン形
ロールのタッチロール8に磁気テープ26を抱かせるよ
うにすると、別の面で不都合が生ずる。すなわち、逆ク
ラウン形ロールのゴム層802の中央部と両端部とでは
直径が異なるため周長差が生じ、磁気テープ26がタッ
チロール8に入る過程では磁気テープ26の幅方向両端
部が先にゴム面に当たり、中央部は後からゴム面に接触
する。
に巻取られ、タッチロール8から速やかに離脱するため
ゴム層802の表面は巻取られた磁気テープ26面から
離脱したら即座に逆クラウン形状に復元するが、磁気テ
ープ26の方は幅方向に引っ張られた状態で巻取り軸3
0に順次巻取られていく。上記のように、逆クラウン形
ロールのタッチロール8に磁気テープ26を抱かせるよ
うにすると、別の面で不都合が生ずる。すなわち、逆ク
ラウン形ロールのゴム層802の中央部と両端部とでは
直径が異なるため周長差が生じ、磁気テープ26がタッ
チロール8に入る過程では磁気テープ26の幅方向両端
部が先にゴム面に当たり、中央部は後からゴム面に接触
する。
【0018】したがって、磁気テープ26には幅方向に
伸びの不均一が発生し、これが磁気テープ26にしわを
発生させる要因になり、逆クラウン形状のタッチロール
8の幅出し効果が損なわれるおそれがある。これを防止
して充分な幅出し機能を発揮させるため、クラウン形ロ
ールの第1ガイドロール16をタッチロール8の直前に
設けている。これにより、図4に示されているように、
第1ガイドロール16の径小の両端部がタッチロール8
の径大の両端部に、第1ガイドロール16の径大の中央
部がタッチロール8の径小の中央部に各々磁気テープ2
6が抱かれることになり、タッチロール8の両端部と中
央部との周長差によって発生する磁気テープ26の伸び
の差を相殺することができる。
伸びの不均一が発生し、これが磁気テープ26にしわを
発生させる要因になり、逆クラウン形状のタッチロール
8の幅出し効果が損なわれるおそれがある。これを防止
して充分な幅出し機能を発揮させるため、クラウン形ロ
ールの第1ガイドロール16をタッチロール8の直前に
設けている。これにより、図4に示されているように、
第1ガイドロール16の径小の両端部がタッチロール8
の径大の両端部に、第1ガイドロール16の径大の中央
部がタッチロール8の径小の中央部に各々磁気テープ2
6が抱かれることになり、タッチロール8の両端部と中
央部との周長差によって発生する磁気テープ26の伸び
の差を相殺することができる。
【0019】以上のように、本実施の形態によれば、タ
ッチロール8をクラウン形状のゴムロールで構成したこ
とにより、タッチロール8に幅出し機能を持たせること
ができ、また、タッチロール8の直前の第1ガイドロー
ル26をクラウン形状のロールで構成したことにより、
クラウン形状のタッチロール8の両端部と中央部との周
長差によって発生する磁気テープ26の伸びの差を相殺
することができ、したがって、磁気テープの巻取り時の
しわ発生が防止できる。
ッチロール8をクラウン形状のゴムロールで構成したこ
とにより、タッチロール8に幅出し機能を持たせること
ができ、また、タッチロール8の直前の第1ガイドロー
ル26をクラウン形状のロールで構成したことにより、
クラウン形状のタッチロール8の両端部と中央部との周
長差によって発生する磁気テープ26の伸びの差を相殺
することができ、したがって、磁気テープの巻取り時の
しわ発生が防止できる。
【0020】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明は、磁気テ
ープの巻取り軸と、前記巻取り軸に対して接近、離間す
るように制御モータで駆動されるフレームと、前記フレ
ームに揺動自在に支持されたアームと、前記アームの先
部に支持されたタッチロールと、前記タッチロールの前
記巻取り軸と反対側の直前に配置された第1ガイドロー
ルと、前記アームに連結され前記タッチロールを前記巻
取り軸に接圧するエアシリンダと、前記アームの揺動量
を検出センサで検出して前記制御モータを制御し前記フ
レームをアームの揺動量に応じて前記巻取り軸から後退
させるようにした磁気テープ巻取り装置において、前記
タッチロールは、前記アームに支持された芯金部と、こ
の芯金部を被覆し両端部から中央部にかけて緩やかに径
が縮小する逆クラウン形状のゴム層とで構成され、前記
第1ガイドロールは、両端部から中央部にかけて緩やか
に径が拡大するクラウン形状に形成されている。そのた
め、本発明では、逆クラウン形状のゴム製のタッチロー
ルに幅出し機能を持たせることができ、かつ、クラウン
形状の第1ガイドロールにより、クラウン形状のタッチ
ロールの両端部と中央部との周長差によって発生する磁
気テープの伸びの差を相殺することができ、これによ
り、磁気テープの巻取り時のしわ発生が防止できる。し
たがって、磁気テープ巻取り時における不良品の発生率
を低減し、かつ、しわの発生がなく高速巻取りが可能と
なるため、生産性も向上する。
ープの巻取り軸と、前記巻取り軸に対して接近、離間す
るように制御モータで駆動されるフレームと、前記フレ
ームに揺動自在に支持されたアームと、前記アームの先
部に支持されたタッチロールと、前記タッチロールの前
記巻取り軸と反対側の直前に配置された第1ガイドロー
ルと、前記アームに連結され前記タッチロールを前記巻
取り軸に接圧するエアシリンダと、前記アームの揺動量
を検出センサで検出して前記制御モータを制御し前記フ
レームをアームの揺動量に応じて前記巻取り軸から後退
させるようにした磁気テープ巻取り装置において、前記
タッチロールは、前記アームに支持された芯金部と、こ
の芯金部を被覆し両端部から中央部にかけて緩やかに径
が縮小する逆クラウン形状のゴム層とで構成され、前記
第1ガイドロールは、両端部から中央部にかけて緩やか
に径が拡大するクラウン形状に形成されている。そのた
め、本発明では、逆クラウン形状のゴム製のタッチロー
ルに幅出し機能を持たせることができ、かつ、クラウン
形状の第1ガイドロールにより、クラウン形状のタッチ
ロールの両端部と中央部との周長差によって発生する磁
気テープの伸びの差を相殺することができ、これによ
り、磁気テープの巻取り時のしわ発生が防止できる。し
たがって、磁気テープ巻取り時における不良品の発生率
を低減し、かつ、しわの発生がなく高速巻取りが可能と
なるため、生産性も向上する。
【図1】本発明の一実施の形態を示す正面図である。
【図2】磁気テープ巻取り中の動作を示す正面図であ
る。
る。
【図3】本発明の要部の斜視図である。
【図4】本発明の要部を概念的に示す側面図である。
2……フレーム、6……アーム、8……タッチロール、
801……芯金部、802……ゴム層、10……エアシ
リンダ、14……検出センサ、16……第1ガイドロー
ル、18……第2ガイドロール、20……第3ガイドロ
ール、22……制御モータ、24……送りネジ、26…
…磁気テープ、30……巻取り軸。
801……芯金部、802……ゴム層、10……エアシ
リンダ、14……検出センサ、16……第1ガイドロー
ル、18……第2ガイドロール、20……第3ガイドロ
ール、22……制御モータ、24……送りネジ、26…
…磁気テープ、30……巻取り軸。
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気テープの巻取り軸と、 前記巻取り軸に対して接近、離間するように制御モータ
で駆動されるフレームと、 前記フレームに揺動自在に支持されたアームと、 前記アームの先部に支持されたタッチロールと、 前記タッチロールの前記巻取り軸と反対側の直前に配置
された第1ガイドロールと、 前記アームに連結され前記タッチロールを前記巻取り軸
に接圧するエアシリンダとを備え、 前記アームの揺動量を検出センサで検出して前記制御モ
ータを制御し前記フレームをアームの揺動量に応じて前
記巻取り軸から離間させるようにした磁気テープ巻取り
装置において、 前記タッチロールは、前記アームに支持された芯金部
と、この芯金部を被覆し両端部から中央部にかけて緩や
かに径が縮小する逆クラウン形状のゴム層とで構成さ
れ、 前記第1ガイドロールは、両端部から中央部にかけて緩
やかに径が拡大するクラウン形状に形成されている、 ことを特徴とする磁気テープ巻取り装置。 - 【請求項2】 前記タッチロールの芯金部は、弾性変形
可能な金属で、両端部から中央部にかけて緩やかに径が
拡大するクラウン形状に形成されている請求項1記載の
磁気テープ巻取り装置。 - 【請求項3】 前記第1ガイドロールは金属で形成され
ている請求項1記載の磁気テープ巻取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14021796A JPH09315633A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 磁気テープ巻取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14021796A JPH09315633A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 磁気テープ巻取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315633A true JPH09315633A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15263644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14021796A Pending JPH09315633A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 磁気テープ巻取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09315633A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-06-03 JP JP14021796A patent/JPH09315633A/ja active Pending
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