JPH09315701A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JPH09315701A
JPH09315701A JP14125096A JP14125096A JPH09315701A JP H09315701 A JPH09315701 A JP H09315701A JP 14125096 A JP14125096 A JP 14125096A JP 14125096 A JP14125096 A JP 14125096A JP H09315701 A JPH09315701 A JP H09315701A
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Withdrawn
Application number
JP14125096A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tsunoda
昌之 角田
Yoshiaki Tabata
義明 田端
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明板上において露光処理された後に原稿テ
ーブルに戻されストック位置にストックされた原稿を繰
り返し処理する場合に、ストックされた原稿を押し出し
板によって原稿セット位置まで円滑に移動させることが
できる自動原稿搬送装置を提供する。 【解決手段】 バキューム分離給送手段を具備する自動
原稿搬送装置であって、原稿排出手段に装着され原稿テ
ーブル上に排出された原稿を所定の押し出し位置まで押
し出すため、押し出し板駆動手段を駆動して押し出し板
を押し出し位置まで押し出す際に、給送モータを駆動し
バキューム分離給送手段の給送ベルトを作動せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、静電複写機等の原
稿処理機に装備される自動原稿搬送装置、更に詳しく
は、バキューム式の原稿分離給送手段を装備した自動原
稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機は複写処理の高速化および
自動化に伴い、複数枚の原稿を順次自動的に透明板上面
の原稿セット位置に供給する自動原稿搬送装置を用いる
ようになってきている。この種自動原稿搬送装置には、
原稿テーブル上に載置された複数枚の原稿を最下位のも
のを分離して給送するための原稿分離給送機構が設けら
れている。この種原稿分離給送機構としては、原稿テー
ブルの搬送方向前方に配設された案内板の下側に配設さ
れ該案内板に形成されている開口を通して上方に突出さ
せられている複数個のローラを有する給送ローラと、該
給送ローラに対向してその上方に配設された分離ベルト
機構とから構成されたものが一般に使用されている。し
かるに、このような原稿分離給送機構は、最下位の原稿
と下から2枚目の原稿とを分離するときに、両者間に大
きな摩擦力が作用する構成であるため、最下位の原稿が
鉛筆等の摩擦接触すると落ちやすい筆記具で記載されて
いる場合には、下から2枚目の原稿の裏面が最下位の原
稿によって汚されるという問題がある。
【0003】上記問題を解決する原稿分離給送機構とし
て、原稿搬送方向前部に開口を備えた原稿テーブルと、
該原稿テーブルの開口の下側に配設され上面に開口を備
えたバキュームチャンバ、該バキュームチャンバの原稿
搬送方向前側および後側に互いに平行に配設された駆動
ローラおよび従動ローラ、および該駆動ローラと従動ロ
ーラおよび該バキュームチャンバを捲回して配設され複
数個の穴を有する給送ベルトとを具備するバキューム分
離給送手段とからなり、原稿テーブルに載置された原稿
のうち最下位の原稿を給送ベルトに吸着させつつ給送す
るようにした自動原稿搬送装置の原稿分離給送機構が、
例えば特開昭56ー56443号公報および特開昭62
ー93141号公報に開示されている。
【0004】一方、上記原稿分離給送機構によって給送
された原稿が、透明板上に搬送され該透明板上において
露光処理された後、原稿テーブルにセットされた原稿の
上に戻し、繰り返し処理できるようにした所謂循環式自
動原稿搬送装置も実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、透明板上にお
いて露光処理された後に原稿テーブルに戻される原稿
は、原稿セット位置より原稿搬送方向後側のストック位
置にストックされ、繰り返し処理する場合は原稿排出部
に設けられた押し出し板によって原稿セット位置まで押
し出す。このとき、バキューム式原稿分離給送機構は停
止しているために最下位の原稿がバキューム式原稿分離
給送機構を構成するゴム製の給送ベルトに引っ掛かり、
原稿が折れたりジャム発生の原因となる。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、透明板上において露光
処理された後に原稿テーブルに戻されストック位置にス
トックされた原稿を繰り返し処理する場合に、ストック
された原稿を押し出し板によって原稿セット位置まで円
滑に移動させることができる自動原稿搬送装置を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記技
術的課題を達成するために、原稿搬送方向前部に開口を
備えた原稿テーブルと、該原稿テーブルの該開口の下側
に上面が該原稿テーブルの上面と略面一に配設され上面
に開口を備えたバキュームチャンバと、該バキュームチ
ャンバを捲回して配設され原稿搬送方向に作動せしめら
れる複数個の穴を備えた給送ベルトと、該原稿テーブル
上に載置される原稿の前端に向けて空気を噴出する分離
空気噴出手段と、該原稿テーブルの原稿セット位置から
原稿搬送方向後方のストック位置に配設され原稿セット
位置にセットされたセット原稿上に位置付けられる規制
位置と該規制位置から退避する退避位置との間を作動可
能に構成された排出原稿ストッパとを具備するバキュー
ム分離給送手段と、該バキューム分離給送手段によって
給送された原稿を透明板上に搬送する原稿搬送手段と、
該透明板上の原稿を該原稿テーブル上のストック位置に
排出する原稿排出手段と、該原稿排出手段に装着され該
原稿テーブル上のストック位置に位置する原稿の後端に
対応する後退位置と該原稿テーブル上の原稿の前端を原
稿セット位置に位置付ける押し出し位置との間を作動可
能に構成された押し出し板と、該バキューム分離給送手
段の給送ベルトを駆動する給送モータと、該押し出し板
を該後退位置と該押し出し位置に作動せしめる押し出し
板駆動手段と、該給送モータおよび該押し出し板駆動手
段を駆動制御する制御手段と、を具備し、該制御手段
は、該押し出し板駆動手段を駆動して該押し出し板を押
し出し位置まで押し出す際に、該給送モータを駆動し該
バキューム分離給送手段の給送ベルトを作動せしめる、
ことを特徴とする自動原稿搬送装置が提供される。
【0008】また、本発明によれば、上記制御手段は、
上記該給送ベルトの移動速度と上記押し出し板による押
し出し速度が略同一となるように上記給送モータおよび
上記押し出し板駆動手段を駆動制御する自動原稿搬送装
置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
自動原稿搬送装置の好適な実施の形態について、添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1には、静電複写機2の上端部とこれに
装備された自動原稿搬送装置4とが図示されている。静
電複写機2はハウジング6を有し、このハウジング6の
上面にはガラス板でよい透明板8が配設されている。こ
の透明板8の片側(図1において左側)には原稿セット
基準位置を定める原稿規制部材10が配設されている。
本発明に従って構成された自動原稿搬送装置4は、静電
複写機2のハウジング6の上面に、透明板8の奥側の側
縁に沿って延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着
されている。静電複写機2の透明板8上に手動で原稿を
載置する場合には、自動原稿搬送装置4を図示の閉位置
から上方に旋回することにより開位置にして透明板8を
露呈させ、透明板8上の所要位置に原稿を載置し、そし
て自動原稿搬送装置4を図示の閉位置にして透明板8お
よびその上に載置された原稿を覆う。透明板8上に原稿
を載置する際には、原稿の片縁を原稿規制部材10の先
端縁に当接させて原稿の片縁を前記原稿セット基準位置
に位置付けることにより、原稿を所要位置に位置付ける
ことができる。自動原稿搬送装置4を使用して透明板8
上に原稿を自動的に搬入し、そして原稿を透明板8上か
ら自動的に搬出する場合には、自動原稿搬送装置4を閉
位置に位置付けて使用される。
【0011】図1および図2を参照して説明を続ける
と、図示の自動原稿搬送装置4は、前後方向(図1にお
いて紙面に垂直な方向)に間隔をおいて配設された両側
板11(図1には奥側の側板のみを2点鎖線で示す)間
に配設された原稿載置手段としての原稿テーブル12を
具備している。該原稿テーブル12には、奥側(図2に
おいて上側)において原稿搬送方向前部(図1および図
2において左方部)に大きい第1の開口14が設けられ
ているとともに、該第1の開口14の手前側側方におけ
る原稿搬送方向前部(図2において左側)に第1の開口
14より小さい第2の開口16が形成されている。ま
た、原稿テーブル12には上記第2の開口16の原稿搬
送方向後ろ側に幅方向に延びる一対の案内溝18、18
が設けられている。この一対の案内溝18、18には原
稿テーブル12に載置される原稿の幅方向位置を規制す
るための幅規制部材20の支持脚部が嵌合される。該幅
規制部材20は一対の案内溝18、18に沿って図2に
おいて上下方向に移動できるように構成されている。な
お、図示の実施態様における自動原稿搬送装置4は、原
稿テーブル12上に載置する原稿の位置基準が奥側(片
側)基準となっており、原稿テーブル12の奥側に立設
して形成された側板22の内面と幅規制部材20の内面
とによって原稿テーブル12に載置される原稿の幅方向
位置が規制されるように構成されている。なお、原稿テ
ーブル12の原稿搬送方向前端部における奥側には、セ
ンサ穴17が設けられており、該センサ穴17の下側に
反射型の第1の原稿検出センサ21(SW1)が配設さ
れている。この第1の原稿検出センサ21(SW1)
は、原稿テーブル12上に載置された原稿を検出し、検
出信号を後述する制御手段100に送出する。また、原
稿テーブル12には上記第2の開口16の手前側(図2
において下側)に対応する位置にセンサ穴18が設けら
れており、該センサ穴18の下側に反射型の第2の原稿
検出センサ23(SW2)が配設されている。この第2
の原稿検出センサ23(SW2)は、原稿テーブル12
上に載置された原稿の幅方向サイズが側板22の内面か
ら第2の開口16より大きい場合、即ち原稿テーブル1
2上に載置された原稿が第2の開口16上に位置するか
否かを検出する原稿検出手段として機能し、その検出信
号を後述する制御手段100に送出する。なお、原稿テ
ーブル12上に載置された原稿が第2の開口16上に位
置するか否かを検出する原稿検出手段としては、幅規制
部材20の移動位置によって原稿サイズを検出する手段
からの検出信号を利用してもよい。
【0012】上記原稿テーブル12の下側には、上記第
1の開口14に対応してバキューム分離給送手段24が
配設されている。このバキューム分離給送手段24は、
バキュームチャンバ26と、該バキュームチャンバ26
の原稿搬送方向前側および後側に互いに平行に配設され
た駆動ローラ28および従動ローラ30と、該駆動ロー
ラ28と従動ローラ30およびバキュームチャンバ26
を捲回して配設され4本の給送ベルト32を具備してい
る。上記バキュームチャンバ26は合成樹脂によって形
成されており、その上壁には原稿搬送方向前側に4個の
開口261と該4個の開口261の原稿搬送方向後側に
4個の開口262が設けられている。このように構成さ
れたバキュームチャンバ26は、その上面が原稿テーブ
ル12の上面と略面一になるように適宜の支持手段(図
示せず)によって原稿テーブル12の下面に取り付けら
れる。なお、バキュームチャンバ26には、その奥側の
壁に形成された図示しない穴に接続されたダクト34を
介して吸引用のブロア36に接続されている。上記駆動
ローラ28は、バキュームチャンバ26の両側壁から原
稿搬送方向前側に突出して設けられた支持壁263およ
び264を貫通して配設され、その両端部が原稿テーブ
ル12の下面から下方に突出して設けられた支持壁12
1、122に軸受37、38によって回転自在に軸支さ
れた回転軸281と、該回転軸281に上記4個の開口
261と原稿搬送方向に対応して配設された4個のロー
ラ282とからなっている。このように構成された駆動
ローラ28の回転軸281の他端部にはローラ駆動歯車
39が遊嵌されているとともに、該ローラ駆動歯車39
を回転軸281に伝動連結するための電磁クラッチ35
(CLT1)が配設されている。なお、上記電磁クラッ
チ35(CLT1)は、後述する制御手段100によっ
て付勢されるようになっている。ローラ駆動歯車39
は、図1に示すように給送モータとしての電動モータ6
0(M1)に歯車機構やベルト機構等の動力伝達機構6
01、602および603を介して伝動連結されてい
る。なお、電動モータ60(M1)には、原稿搬送量検
出手段を構成するロータリーエンコーダ或いは周波数発
生器等の回転量検出手段600(FG1)が装着されて
おり、その検出信号であるパルス信号を後述する制御手
段100に送出する。上記従動ローラ30は、バキュー
ムチャンバ26の両側壁から原稿搬送方向後側に突出し
て設けられた支持壁265および266に支持された軸
301と、該軸301に上記4個の開口262と原稿搬
送方向に対応して各々回転自在に配設された4個のロー
ラ302とからなっている。上記4本の給送ベルト32
は、複数個の穴321を備えており、各々上記駆動ロー
ラ28および従動ローラ30の原稿搬送方向に対応する
各ローラ282とローラ302に捲回せしめられる。こ
のように構成された給送ベルト32は、その上面が原稿
テーブル12の上面より僅かに上方に位置するように配
設されている。
【0013】上記原稿テーブル12の下側には、図2に
示すように上記第2の開口16に対応して給送ドラム4
0が配設されている。この給送ドラム40は図3および
図4に示すように、合成樹脂によって形成され周囲に複
数個の穴401が設けられている。給送ドラム40の一
端は開放されており、該開放された一端から上記バキュ
ームチャンバ26と接続するダクト42が挿入されてい
る。ダクト42は、吸引部421と接続部422とから
なっている。吸引部421は、図4に示すように開口4
23を備えている。開口423は、吸引部421の上側
のみが軸方向に開放して形成されている。この開口42
3を形成するダクト42の側壁424、425の上端辺
は、上記給送ドラム40の内周面に可及的に接近して構
成されている。従って、給送ドラム40に形成された複
数個の穴401の各々は、上方に位置するときだけダク
ト42の開口423に対向してダクト42と連通するよ
うになっている。ダクト42を構成する接続部422の
吸引部421側一端部と給送ドラム40の一端部との間
には軸受44が配設され、ダクト42に対して給送ドラ
ム40が回転自在に支持されている。ダクト42と上記
バキュームチャンバ26との間には、バキュームチャン
バ26と給送ドラム40とを連通または遮断する開閉手
段を構成する開閉バルブ46が配設されている。開閉バ
ルブ46は、バルブハウジング461と、該バルブハウ
ジング461に装着されたバルブシャフト462に装着
されたバタフライバルブ463とからなっている。バル
ブハウジング461の一端部は、上記バキュームチャン
バ26の側壁に形成された接続穴267からバキューム
チャンバ26内に挿入接続されている。バルブハウジン
グ461の一端部外周にはフランジ464が設けられて
おり、バキュームチャンバ26内への挿入が規制されて
いる。なお、フランジ464はバキュームチャンバ26
の側壁にビス等の固着手段によって固定されている。バ
ルブハウジング461の他端部は、上記ダクト42ダク
ト42を構成する接続部422の他端部に挿入接続され
ている。また、バルブハウジング461の他端部外周に
もフランジ465が設けられており、ダクト42内への
挿入が規制されている。このように構成された開閉バル
ブ46は、そのバルブシャフト462にレバー466が
装着されており、該レバー466がリンク機構を介して
ソレノイド468(SOL1)のプランジャに連結され
ている(図2参照)。ソレノイド468(SOL1)に
よって作動せしめられるバタフライバルブ463は、ソ
レノイド468(SOL1)が除勢されているときには
閉状態にあり、ソレノイド468(SOL1)が付勢さ
れると開くようになっている。なお、ソレノイド468
(SOL1)は、上記第2の原稿検出センサ23(SW
2)が原稿を検出しないときは除勢されており、第2の
原稿検出センサ23(SW2)が原稿を検出を検出した
ときには後述する制御手段100によって付勢されるよ
うになっている。
【0014】上記給送ドラム40の他端には端壁402
が設けられている。この端壁402の中心部にはボス4
03が形成されており、該ボス403に軸嵌合穴404
とピン嵌合溝405が設けられている。給送ドラム40
を構成する端壁402のボス403に設けられた軸嵌合
穴404に、回転軸48の一端部が嵌合される。該回転
軸48には軸芯をとおって径方向に貫通するピン挿入孔
481は形成されており、該ピン挿入孔481に嵌合さ
れたピン50が上記ボス403に形成されたピン嵌合溝
405と嵌合することにより、回転軸48の駆動力を給
送ドラム40に伝達するように構成されている。回転軸
48の給送ドラム40内に挿入された一端部と上記ダク
ト42を構成する吸引部421の一端部との間には軸受
52が配設され、ダクト42の他端部が回転軸48の一
端部に相対回転可能に支持されている。この回転軸48
は、その中間部が上記原稿テーブル12の下面から下方
に突出して設けられた支持壁123に軸受54を介して
回転自在に軸支されており、その他端は軸受58によっ
て支持壁121に回転自在に軸支されている。回転軸4
8の他端部には給送ドラム駆動歯車59が遊嵌されてい
るとともに、該給送ドラム駆動歯車59を回転軸48に
伝動連結するための電磁クラッチ56(CLT2)が配
設されている。従って、電磁クラッチ56(CLT2)
が除勢されているときには回転軸48と給送ドラム駆動
歯車59とは相対回転が可能であり、電磁クラッチ56
(CLT2)が付勢されると回転軸48と給送ドラム駆
動歯車59とが伝動連結される。上記給送ドラム駆動歯
車59は図2に示すように中間歯車57を介して上記ロ
ーラ駆動歯車39に伝動連結されている。なお、上記ロ
ーラ駆動歯車39から給送ドラム40の駆動軸48に動
力を伝達する駆動手段としての中間歯車57と給送ドラ
ム駆動歯車59の歯数は、上記バキューム分離給送手段
24の駆動ローラ28によって作動せしめられる給送ベ
ルト32の移動速度と給送ドラム40の周速度とが略同
一になるように設定されている。なお、上記電磁クラッ
チ56(CLT2)は、上記第2の原稿検出センサ23
(SW2)が原稿を検出しないときは除勢されており、
第2の原稿検出センサ23(SW2)が原稿を検出を検
出したときには後述する制御手段100によって付勢さ
れるようになっている。
【0015】上記バキューム分離給送手段24は、原稿
テーブル12の原稿搬送方向前端部上方に配設された所
謂エアナイフといわれる分離空気噴出手段62を具備し
ている。この分離空気噴出手段62は、空気室621
と、該空気室621内の空気を原稿テーブル12上にセ
ットされた原稿の前端部に向けて噴射するノズル622
と、空気室621に空気を供給するブロア623と、該
ブロア623を駆動するサーボモータからなる電動62
4(M2)とを有している。図示の実施形態において
は、電動モータ624(M2)は、後述する原稿積載量
検出手段からの検出信号、即ち原稿テーブル12上に載
置されたセット原稿の積載量に基づき後述する制御手段
100によって回転速度が調整されるようになってい
る。即ち、セット原稿の積載量が多い場合は電動モータ
624(M2)の回転速度は大きく、セット原稿の積載
量が少ない場合には電動モータ624(M2)の回転速
度を小さくするようになっている。従って、電動モータ
624(M2)によって駆動されるブロア623は原稿
の積載量、即ち原稿テーブル12上にセットされた原稿
の重量に対応して回転速度が調整されるので、ノズル6
22から噴出される空気噴出量は原稿テーブル12上の
原稿重量に対応して調整される。このように構成された
分離空気噴出手段62のノズル622から空気が噴射さ
れると、原稿テーブル12に載置された各原稿の間に空
気が吹き込まれ、各原稿を分離する所謂捌き作用が行わ
れる。
【0016】上記バキューム分離給送手段24の原稿搬
送方向前端部上方には、原稿セット位置にセット原稿ス
トッパ63が配設されているとともに、該セット原稿ス
トッパ63の原稿搬送方向上流側のストック位置に排出
原稿ストッパ64が配設されている。セット原稿ストッ
パ63および排出原稿ストッパ64は、図示の実施形態
においては上記原稿テーブル12の幅方向(図1、図5
および図6において紙面に垂直な方向、図7において左
右方向)に間隔をおいて各々3個配設されている。これ
らセット原稿ストッパ63および排出原稿ストッパ64
は、両側板11の上端に装着された合成樹脂からなる上
壁65に装着された支持手段66および67によって各
々上下方向に移動可能に支持されている。セット原稿ス
トッパ63は、ステンレススチール等の金属板によって
構成され、その中間部に長穴631が設けられており、
その上端部は折り曲げられて被作用部632が形成され
ている。一方、セット原稿ストッパ63を支持する支持
手段66は、上記合成樹脂からなる上壁65に下方に突
出して一体形成された取付けボス661と、該ボス66
1にビス662によって装着された金属板からなる支持
プレート663を備えている。この支持プレート663
は、その中央部に穴664が設けられており、その下端
部には両側が略直角に折り曲げられた案内部665、6
65が形成されている。このように構成された支持プレ
ート663に上記セット原稿ストッパ63が上下方向に
移動可能に支持される。即ち、セット原稿ストッパ63
を支持プレート663の案内部665、665間に配設
し、支持プレート663に設けられた穴664およびセ
ット原稿ストッパ63に設けられた長穴631にボルト
666を挿通し、該ボルト666にナット667を螺合
する。このように支持手段66に支持されたセット原稿
ストッパ63は、その下端が原稿テーブ12の上面に当
接するストップ位置(図5参照)と、その下端が原稿テ
ーブル12の上面から上方に数mm退避する退避位置
(図1、図6参照)との間を移動可能に構成されてい
る。
【0017】また、上記排出原稿ストッパ64は、図示
の実施形態においては合成樹脂によって構成され、その
中間部に長穴641が設けられており、その上端部の両
側には被作用突起642、642を備えている。一方、
排出原稿ストッパ64を支持する支持手段67は、図8
に示すように上記合成樹脂からなる上壁65に下方に突
出して一体形成された支持部材671と、案内部材67
3、673とを備えている。支持部材671には、その
下端部の中央部に案内突起672が設けられている。案
内部材673、673は、上記支持部材671と所定の
間隔(排出原稿ストッパ64の厚さより若干大きい間
隔)をおいて、かつ、支持部材671の両側部に対向す
る位置に各々配設されている。このように構成された支
持手段67の支持部材671と案内部材673、673
との間に上記排出原稿ストッパ64を挿入し、排出原稿
ストッパ64に設けられた長穴641に支持部材671
に設けられた案内突起672を嵌合することにより、排
出原稿ストッパ64は支持手段67に上下方向に移動可
能に支持される。このように支持手段67に支持された
排出原稿ストッパ64は、原稿テーブル12に載置され
たセット原稿に当接する規制位置(図1、図6参照)
と、原稿テーブル12の上方に退避する退避位置(図5
参照)との間を移動可能に構成されている。なお、排出
原稿ストッパ64は、原稿テーブル12に載置されたセ
ット原稿に当接する規制位置に位置付けられた状態で、
セット原稿が給送され、原稿テーブル12上のセット原
稿が減少すると、上記長穴641の作用により原稿の減
少に追従して自重で降下するようになっている。従っ
て、排出原稿ストッパ64はセット原稿の浮き上がりを
防止手段としても機能する。また、上記3個の排出原稿
ストッパ64は、各々3個の支持手段67によって独立
して支持されているので、セット原稿が浮き上がった場
合にもそれぞれの排出原稿ストッパ64が浮き上がった
原稿に常に接触するため、排出される原稿が排出原稿ス
トッパ64の下に潜り込むことを防止することができ
る。
【0018】次に、上記セット原稿ストッパ63および
排出原稿ストッパ64を所定の位置に位置付けるストッ
パ作動手段68について、図9をも参照して説明する。
ストッパ作動手段68は、作動機構680と該作動機構
680を駆動する駆動手段としての1個のソレノイド6
84(SOL2)を具備している。ストッパ作動手段6
8を構成する作動機構680は、セット原稿ストッパ6
3より原稿搬送方向下流側に配設され、両側板11に回
転自在に支持された作動軸681を具備している。この
作動軸681には、上記セット原稿ストッパ63と対応
する位置に3個の作動カム682が装着されているとと
もに、上記排出原稿ストッパ64と対応する位置に3個
の作動レバー683が装着されている。3個の作動カム
682は、上記3個のセット原稿ストッパ63の被作用
部632の下面に当接して配設され、作動軸681の回
転により回動せしめられてセット原稿ストッパ63を上
記ストップ位置と退避位置に移動する。3個の作動レバ
ー683は、ステンレススチール等の金属板によって構
成され、その一端には2個の作動片683a、683a
が各々突出形成されており、その他端が作動軸681に
ビス683b,683bによって取り付けられている。
作動レバー683に設けられた2個の作動片683a、
683aは、その間隔が上記排出原稿ストッパ64の幅
寸法より若干大きく構成されており、排出原稿ストッパ
64を両作動片間に位置付け排出原稿ストッパ64に設
けられた被作用突起642、642と係合するようにな
っている。従って、作動レバー683は、作動軸681
の回転により回動せしめられて排出原稿ストッパ64を
上記規制位置と退避位置に移動する。ストッパ作動手段
68を構成する駆動手段としての1個のソレノイド68
4(SOL2)は、そのプランジャ684aが上記作動
軸681の奥側端部に装着されたレバー685にピン6
86によって連結されており、作動軸681を所定角度
回転せしめる。なお、作動軸681に装着されたレバー
685には側板等の固定部に一端が係止されたリターン
スプリング687の他端が係止されており、このリター
ンスプリング687の作用により作動軸681は図9に
おいて矢印681Aで示す方向に回動すべく付勢されて
いる。従って、作動軸681および該作動軸681に装
着された作動カム682および作動レバー683は、ソ
レノイド684(SOL2)が除勢されているときには
図5の状態に位置付けられている。即ち、作動カム68
2のベース円がセット原稿ストッパ63の被作用部63
2の下面に当接してセット原稿ストッパ63が上記スト
ップ位置に位置付けられ、作動レバー683が上方に回
動して排出原稿ストッパ64が上記退避位置に位置付け
られている。図5の状態からソレノイド684(SOL
2)が付勢されると、プランジャ684aおよびレバー
685を介して作動軸681は図9において矢印681
Bで示す方向に回動せしめられ、従って、作動軸681
に装着された作動カム682および作動レバー683は
図1および図6の状態に位置付けられる。即ち、作動カ
ム682のカム部によってセット原稿ストッパ63が上
記退避位置に位置付けられ、作動レバー683が下方に
回動して排出原稿ストッパ64が上記規制位置に位置付
けられる。このようにセット原稿ストッパおよび排出原
稿ストッパを作動するストッパ作動手段68は、1個の
ソレノイド684(SOL2)と作動機構680とによ
って構成されているので、安価に製作することができ、
しかも、作動機構680は作動軸681と作動カム68
2および作動レバー683との組み合わせによって構成
されているので、その構造がコンパクトとなり原稿テー
ブル12の上方への配置が容易となる。
【0019】図示の自動原稿搬送装置4は、原稿テーブ
ル12に載置されたセット原稿の積載量を検出する原稿
積載量検出手段69を具備している。原稿積載量検出手
段69は、検出部材691と2個の検出器690(SW
3)、692(SW4)とを備えている。検出部材69
1は合成樹脂によって構成され、その中間部には手前側
に突出形成され原稿テーブル12上のセット原稿の上に
載置する検出部691aが設けられているとともに、そ
の一端には奥側に突出形成され検出器690(SW
3)、692(SW4)の光を遮る遮蔽部691bが設
けられている。また、検出部材691の中間部には奥側
に突出形成され後述する作動レバーが係合する被作用突
起691cが設けられている。このように構成された検
出部材691は、その他端部が奥側の側板に固定された
短軸693に回動可能に支持されている。なお、図示の
実施形態においては、検出部材691の検出部691a
はセット原稿の上に載置された状態において上記セット
原稿ストッパ63と排出原稿ストッパ64との間に位置
付けされるように構成されている。従って、セット原稿
が給送された後にセット原稿上に戻される原稿が検出部
材691の検出部691aに当接することはない。上記
2個の検出器690(SW3)、692(SW4)は、
図5および図6に示されているように各々発光素子69
0a、692aと受光素子690b、692bとを有
し、上下に配設され例えば奥側の側板に取りつけられて
いる。この2個の検出器690(SW3)、692(S
W4)と両素子間を移動する上記検出部材691の遮蔽
部691bによって4段階に検出部691aの高さ位置
即ちセット原稿の積載量を検出することができる。即
ち、セット原稿の積載量が多く遮蔽部691bが2個の
検出器690(SW3)、692(SW4)の上方に位
置する第1の状態と、遮蔽部691bが上側の検出器6
90のみを遮蔽する第2の状態と、遮蔽部691bが2
個の検出器690(SW3)、692(SW4)を遮蔽
する第3の状態と、遮蔽部691bが下側の検出器69
2(SW4)のみを遮蔽する第4の状態を検出すること
ができる。また、上記ストッパ作動手段68は、原稿積
載量検出手段69を構成する検出部材691の被作用突
起691cと係合し、検出部材691の検出部691a
を検出位置と退避位置に作動せしめる作動レバー694
を具備している。作動レバー694は上記ストッパ作動
手段68の作動軸681に装着され、その先端部が上記
検出部材691の被作用突起691cと係合するように
なっている。即ち、ソレノイド684(SOL2)が除
勢されているときには図5で示すように作動レバー69
4は検出部材691を上方に回動して退避位置に位置付
けており、図5の状態から電磁ソレノイド684(SO
L2)が付勢されると、作動レバー694が下方に回動
するため、検出部材691が自重で下方に回動して検出
部691aがセット原稿に当接せしめる検出位置に位置
付けられる。
【0020】図1を参照して説明を続けると、原稿テー
ブル15の原稿搬送方向下流側には、給紙ローラ対70
が配設されている。この給紙ローラ対70は、駆動ロー
ラ701と従動ローラ702とからなっており、駆動ロ
ーラ701が上記電動モータ60(M1)に動力伝達機
構601および602を介して伝動連結され、矢印で示
す方向に回転駆動せしめられる。給紙ローラ対70の下
流側には、該給紙ローラ対70によって給送される原稿
を上記透明板8上に案内する原稿搬入路72が配設され
ている。該原稿搬入路72にはレジストローラ対74が
配設されている。このレジストローラ対74は、駆動ロ
ーラ741と従動ローラ742とからなっており、駆動
ローラ741が上記電動モータ60(M1)に動力伝達
機構601および電磁クラッチ75(CLT3)を介し
て伝動連結されている。なお、原稿搬入路72における
レジストローラ対74の上流側には発光素子と受光素子
とかなる反射型の搬入原稿検出センサ720(SW5)
が配設されている。該搬入原稿検出センサ720(SW
5)は、原稿搬入路72を通過する原稿を検出して、そ
の検出信号を後述する制御手段100に送出する。
【0021】上記透明板8の上側には搬送ベルト機構7
6が配設されている。原稿搬送手段を構成する搬送ベル
ト機構76は、透明板8の搬送方向に間隔をおいて配設
された駆動ローラ761と従動ローラ762と、該駆動
ローラ761および従動ローラ762に巻き掛けられた
無端ベルト763と、駆動ローラ761と従動ローラ7
62との間に配設された転動ローラ764a、764
b、764c、764d、764eを含んでいる。無端
ベルト763の下側走行部は静電複写機2の透明板8に
沿って延在させられており、両者間に原稿搬送路78が
規定されている。このように構成された搬送ベルト機構
76は、搬送モータとしての駆動ローラ761が電動モ
ータ61(M3)に動力伝達機構611を介して伝動連
結されている。なお、電動モータ61(M3)には、原
稿搬送量検出手段を構成するロータリーエンコーダ或い
は周波数発生器等の回転量検出手段610(FG2)が
装着されており、その検出信号であるパルス信号を後述
する制御手段100に送出する。
【0022】原稿搬送路78の図1において右側には原
稿反転手段80が配設されている。この原稿反転手段8
0は、反転搬送路81と、該反転搬送路81に配設され
た搬送ローラ対82および83とを具備している。反転
搬送路81は、上記原稿搬送路78に対向する搬入口8
11から搬出口812まで滑らかな曲線によって湾曲し
て形成されており、搬出口812は上記原稿テーブル1
2から所定量上方に位置付けられている。上記搬送ロー
ラ対82および83は、各々駆動ローラ821および8
31と従動ローラ822および822とからなってお
り、これら各駆動ローラ821および831が後述する
電動モータ96(M4)によって動力伝達機構612、
622を介して矢印で示す方向に回転駆動せしめられ
る。上記電動モータ96(M4)には、原稿搬送量検出
手段を構成するロータリーエンコーダ或いは周波数発生
器等の回転量検出手段960(FG3)が装着されてお
り(図12参照)、その検出信号であるパルス信号を後
述する制御手段100に送出する。
【0023】上記原稿反転手段80の下流側には原稿排
出手段85が配設されている。以下、原稿排出手段85
について図10乃至図17を参照して説明する。原稿排
出手段85は、排出ローラ対86と、該排出ローラ対8
6を構成する駆動ローラ861を支持する駆動ローラ支
持手段87と、該駆動ローラ支持手段87の上側に配設
される原稿案内部材88と、該原稿案内部材88の上側
に配設されるカバー部材89を具備している。排出ロー
ラ対86は、そのニップ部が上記反転搬送路81の搬出
口812と略同一の高さ位置に位置するように構成され
ている。排出ローラ対86を構成する駆動ローラ861
は、回転軸861aと該回転軸861aに装着された複
数個のローラ861bとによって構成されており、上記
駆動ローラ支持手段87に回転可能に支持されている。
駆動ローラ861を構成する回転軸861aの奥側の端
部は、駆動ローラ支持手段87より突出して形成されて
おり、該突出部には駆動プーリ861cが装着されてい
る(図11参照)。
【0024】駆動ローラ支持手段87は、図示の実施形
態においては2枚の薄板鋼板によって断面が略矩形状に
構成された支持部材870を具備している。支持部材8
70は、その上面が排出される原稿の案内部870aと
して機能するように構成されている。駆動ローラ支持手
段87における案内部870aの下流側端部には複数個
の開口870bが形成されており、この開口870bを
通して上記駆動ローラ861を構成するローラ861b
の外周面が案内板870aの上面より突出するように配
設される。駆動ローラ支持手段87の両端には、図11
に示すように断面L字状のブラケット871、871が
各々取付けられている。このブラケット871、871
には各々2個の支持ローラ872、872が装着されて
おり、該支持ローラ872、872が上記側板11、1
1に取り付けられた水平な支持レール111、111
(図11においては奥側の一方のみが示されている)上
に載置されるように構成されている。従って、駆動ロー
ラ支持手段87は支持レール111、111に沿って原
稿搬送方向に移動することができる。なお、上記奥側の
ブラケット871には、図11に示すように上記駆動ロ
ーラ861を構成する回転軸861aの奥側の端部に装
着された駆動プーリ861cの両側にテンションプーリ
873および874が装着されている。また、上記手前
側側のブラケット871には、図11に示すように連結
部材875が装着されている。この連結部材875の機
能については後で説明する。なお、上記支持部材870
の案内部870aには発光素子と受光素子とかなる反射
型の排出原稿検出センサ800(SW6)が配設されて
いる。該排出原稿検出センサ800(SW6)は、上記
排出ローラ対86を介して排出される原稿を検出して、
その検出信号を後述する制御手段100に送出する。
【0025】上記原稿案内部材88は、図10および図
11に示すように合成樹脂によって形成された本体部材
880と、該本体部材880の下面に適宜の固着手段に
よって装着された薄鋼板を箱状に折り曲げて形成された
案内部材881を具備している。本体部材880は、本
体部880aと、該本体部880aの原稿搬送方向前端
に設けられた把手部880bと、本体部880aの原稿
搬送方向後端に設けられた後側部880cとから構成さ
れている。本体部材880の前側部880bは本体部8
80aより上方および下方に突出して形成されており、
下方の奥側端部にロッド挿通穴880dが形成されてい
る。また、本体部材880の後側部880cは本体部8
80aより下方に突出して形成されており、その奥側端
部にロッド挿通穴880eが形成されている。案内部材
881の下面は、上記反転搬送路81の下流側端部から
原稿排出部に配置される上記排出ローラ対86までの略
水平な原稿搬送路を形成する上側案内部881aを構成
している。案内部材881の両端部には図11に示すよ
うに連結ピン883、883が各々取付けられており、
この連結ピン883、883が上記駆動ローラ支持手段
87を構成するブラケット871、871に形成された
嵌合溝871a、871aに嵌合するように構成されて
いる。従って、連結ピン883、883を嵌合溝871
a、871aに嵌合することにより原稿案内部材88
は、駆動ローラ支持手段87を一体的に上記支持レール
111、111に沿って原稿搬送方向に移動することが
できる。なお、原稿案内部材88を構成する案内部材8
81には、上記排出ローラ対86を構成する複数個の従
動ローラ862が上記駆動ローラ861を構成する複数
個のローラ861bと対向して配設されている。従動ロ
ーラ862は、その回転軸862aが各々支持ブラケッ
ト884に回転可能に支持されており、該支持ブラケッ
ト884が上記案内部材881に固着された取付け部材
885にビス886によって一端部が固定されたばね鋼
からなるローラ支持板887に装着されている。従っ
て、従動ローラ862は原稿案内部材88が駆動ローラ
支持手段87に上記のように連結されると、ローラ支持
板887のばね力によって駆動ローラ861を構成する
ローラ861bに圧接するようになっている。なお、ロ
ーラ支持板887は、上記案内部材881の前端部に形
成された開口881bを挿通して配設されている。
【0026】上記カバー部材89は、その手前側端部が
下方に屈曲して形成されその先端に係止部891が設け
られており、この係止部891によって上記原稿案内部
材88を構成する案内部材881の手前側下面と係合す
るようになっている。なお、カバー部材89の手前側屈
曲部には手を挿入するための穴892が設けられてい
る。カバー部材89の奥側端部には、図11に示すよう
にブラケット892および893が設けられており、こ
のブラケット892および893にロッド挿通穴892
a、893aが各々形成されている。このブラケット8
92、893に形成されたロッド挿通穴892a、89
3aおよび上記原稿案内部材88を構成する把手部88
0bおよび後側部880cに形成されたロッド挿通穴8
80dおよび880eに支持案内ロッド893が挿通さ
れる。この支持案内ロッド893は、上記奥側の側板1
1に設けられたブラケット112および113に形成さ
れたロッド挿通穴112aおよび113aに挿通固定さ
れる。なお、上記支持案内ロッド893を挿通組み立て
する際に、カバー部材89に設けられた原稿搬送方向前
側のブラケット892は上記原稿案内部材88を構成す
る前側部880bより原稿搬送方向後側に位置付け、原
稿搬送方向後側のブラケット893は原稿案内部材88
を構成する後側部880cより原稿搬送方向後側に位置
付けられる。従って、図10に示す状態から原稿案内部
材88を構成する把手部880bの上端を持って左方に
押すと、原稿案内部材88と駆動ローラ支持手段87が
支持案内ロッド893に案内されつつ上記支持レール1
11、111に沿って左方に移動することができる。ま
た、図10に示す状態からカバー部材89の手前側屈曲
部に設けられた穴892に手を挿入しカバー部材89を
上方に持ち上げると、カバー部材89が支持案内ロッド
893を中心として上方に回動することができる。この
カバー部材89の回動によりカバー部材89の手前側端
部に設けられた係止部891が上記原稿案内部材88を
構成する案内板881の手前側下面と係合して、原稿案
内部材88も支持案内ロッド893を中心として上方に
回動せしめられる。このように、カバー部材89および
原稿案内部材88を支持案内ロッド893を中心として
上方に回動することにより、原稿排出部を開放すること
ができ、従って、原稿排出部においてジャムが発生した
場合にはジャムした原稿を容易に除去することができ
る。
【0027】次に、上記駆動ローラ支持手段87に回転
可能に支持された排出ローラ対86を構成する駆動ロー
ラ861の駆動手段について、図12を参照して説明す
る。固定部である上記奥側の側板11には、その外側方
に上記駆動ローラ861に装着された駆動プーリ861
cの搬送方向移動範囲の外側に一対の伝動プーリ91と
92が各々配設されている。この伝動プーリ91と92
および駆動ローラ861の回転軸861aに装着された
駆動プーリ861cに無端状のタイミングベルト93が
捲回されている。なお、駆動プーリ861cの両側に配
設されたテンションプーリ873および874は、図1
2に示すようにタイミングベルト93の上面を押圧する
ようになっている。上記伝動プーリ91は、該伝動プー
リ91と同軸上に配設された伝動プーリ94および該伝
動プーリ94に捲回されたタイミングベルト95を介し
て固定部としての側板11の側方に配設された上記電動
モータ96(M4)の駆動プーリ97に伝動連結されて
いる。従って、電動モータ96(M4)が駆動される
と、その駆動力は駆動プーリ97タイミングベルト9
5、伝動プーリ94、伝動プーリ91、タイミングベル
ト93および伝動プーリ92に伝達され、タイミングベ
ルト93が図12において矢印で示す方向に作動され、
駆動ローラ861の回転軸861aに装着された駆動プ
ーリ861cが矢印で示す方向に回転せしめられる。な
お、電動モータ96(M4)が停止している状態で、駆
動ローラ支持手段87を搬送方向に移動すべく力を作用
すると、駆動プーリ861cおよびテンションプーリ8
73、874が回転しつつタイミングベルト93に沿っ
て移動し、駆動ローラ支持手段87を図10で示す位置
から図13で示す範囲に渡って原稿搬送方向に移動する
ことができる。このように図示の実施形態における駆動
ローラ861の駆動手段は、駆動源としての電動モータ
96(M4)が固定部としての側板11の側方に配設さ
れており、排出ローラ対86を含む原稿排出手段85に
電動モータ96(M4)を設けないので、原稿排出手段
85の大きさを小型にかつ軽量にすることができる。ま
た、排出ローラ対86の駆動ローラ861を支持する駆
動ローラ支持手段87を搬送方向に移動しても駆動源と
しての電動モータ96(M4)は移動しないので、電源
から電動モータ96(M4)への配線が簡単となる。更
に、駆動源としての電動モータ96が固定部としての側
板11の側方に配設されているので、電動モータ96
(M4)は他の装置例えば上記原稿反転手段80の搬送
ローラ対82および83の駆動源として兼用することも
できる。
【0028】図示の実施形態においては、上記駆動ロー
ラ支持手段87の搬送方向への移動に対応して、図10
および図11に示すように原稿排出部に原稿案内手段9
00が配設されている。原稿案内手段900は、樹脂フ
ィルム等の可撓性を有するシート部材からなる案内シー
ト901と、該案内シート901の移動を案内する案内
ローラ902と、上記案内シート901を適宜巻き取り
又は送り出す巻取りローラ903と、該巻取りローラ9
03を上記駆動ローラ支持手段87の搬送方向への移動
に対応して回転せしめる巻取りローラ作動手段904と
を具備している。案内シート901は原稿搬送路の幅方
向寸法と略同じ寸法を有しており、その一端部は上記駆
動ローラ支持手段87を構成する支持部材870の案内
部870aの上面に接着剤等によって固着されており、
その他端は上記巻取りローラ903に取り付けられてい
る。上記案内ローラ902は案内シート901の幅方向
寸法と略同じ長さ寸法を有しており、その回転軸902
aが固定部としての上記側板11、11に回転可能に支
持されている。上記巻取りローラ903も案内ローラ9
02と略同じ長さ寸法を有しており、その回転軸903
aが固定部としての上記側板11、11に回転可能に支
持されている。
【0029】上記巻取りローラ作動手段904は、図1
1に示すように上記巻取りローラ903の回転軸903
aの手前側端部に装着された巻取りローラ903と同一
径を有するローラ駆動プーリ905と、該ローラ駆動プ
ーリ905の原稿搬送方向下流側に配設され手前側の側
板11に回転可能に支持された伝動プーリ906と、上
記ローラ駆動プーリ905と上記伝動プーリ906に捲
回されたタイミングベルト907とからなっており、該
タイミングベルト907に上記駆動ローラ支持手段87
の手前側端に取付けられたブラケット871に装着され
ている連結部材875が適宜の固着手段によって固定さ
れている。なお、上記ローラ駆動プーリ905と上記伝
動プーリ906は、巻取りローラ作動手段904の最大
移動長さよりも大きい間隔を置いて配設されている。巻
取りローラ作動手段904は以上のように構成されてい
るので、上記駆動ローラ支持手段87が原稿搬送方向下
流側に移動されると、その移動量と同一量だけタイミン
グベルト907も移動せしめられ、従って、巻取りロー
ラ903が上記移動量と対応して回転するため、案内シ
ート901が駆動ローラ支持手段87の移動量と対応し
た量だけ送り出される。一方、上記駆動ローラ支持手段
87が原稿搬送方向上流側に移動されると、その移動量
と同一量だけタイミングベルト907も移動し、巻取り
ローラ903が上記移動量と対応して回転するため、案
内シート901を駆動ローラ支持手段87の移動量と対
応した量だけ巻き取る。このようにして、駆動ローラ支
持手段87が搬送方向に移動することにより生ずる上記
反転搬送路81の下流端と駆動ローラ支持手段87との
間には、上記案内部材881と案内シート901によっ
て略水平な原稿搬送路が形成され、案内シート901は
その下側案内部を形成する。
【0030】上記駆動ローラ支持手段87の下方には原
稿搬送方向、即ち図1において左右方向に所定量移動可
能に構成された押し出し板910が配設されている。以
下、押し出し板910および該押し出し板910を作動
せしめる押し出し板駆動手段930について、図14乃
至図17を参照して説明する。押し出し板910は、鋼
板によって形成され駆動ローラ支持手段87と略同じ幅
方向長さを有している。この押し出し板910の高さは
H1は原稿テーブル12に載置される原稿の最大積載高
さより大きく構成されており、また、押し出し板910
の上面から上記排出ローラ対86のニップ位置までの高
さH2も原稿テーブル12に載置される原稿の最大積載
高さより大きく構成されている。押し出し板910の上
端には原稿搬送方向後方に水平に延びる平面部910a
が折り曲げ形成されており、この平面部910aは駆動
ローラ支持手段87を構成する支持部材870の前壁と
の間に原稿が挟まれないように機能する。押し出し板9
10の中央部には背面側に折り曲げ形成された2個の連
結片911、911が設けられている。この連結片91
1、911に作動板912がビス913、913によっ
て取り付けられている。作動板912には、幅方向に長
く形成されたピン嵌合溝912aが設けられている。ま
た、作動板912の両側部には被支持部912b、91
2bが設けられており、この被支持部912b、912
bが上記駆動ローラ支持手段87を構成する支持部材8
70に取り付けられた案内支持部材920、920の支
持部920a、920aに載置される。なお、案内支持
部材920、920には案内溝920b、920bが設
けられており、この案内溝920b、920bに上記被
支持部912b、912bの両端部が嵌合し、搬送方向
に案内されつつ移動可能になっている。
【0031】押し出し板駆動手段930は、上記駆動ロ
ーラ支持手段87を構成する支持部材870の奥側に配
設された駆動源としての電動モータ931(M5)を備
えている。電動モータ931(M5)は上記支持部材8
70に取り付けられたブラケット932に装着されてい
る。電動モータ931(M5)の駆動軸931aにはウ
オーム933が装着されており、このウオーム933が
ウオーム歯車934と噛み合っている。ウオーム歯車9
34は伝動歯車935と上下に一体的に構成されてお
り、これらウオーム歯車934および伝動歯車935は
上記支持部材870に取り付けられ支持軸936に回転
可能に装着されている。伝動歯車935は駆動プーリ9
37と上下に一体的に構成され伝動歯車938と噛み合
っている。駆動プーリ937と伝動歯車938は、上記
支持部材870に固着された支持板940に取り付けら
れた支持軸939に回転可能に装着されている。上記駆
動ローラ支持手段87を構成する支持部材870には、
その手前側部に従動プーリ941が配設されている。こ
の従動プーリ941は支持部材870および支持板94
0に取り付けられた支持軸942に回転可能に装着され
ている。従動プーリ941の下端には、従動プーリ94
1の回動位置、即ち押し出し板910の作動位置を検出
する検出盤943が一体的に設けられている。この検出
盤943は外周の一部に切り欠き部943aが形成され
ている。検出盤943の外周部に対向して第1および第
2の検出器944(SW7)および945(SW8)が
180度に位相角をもって配設されている。第1および
第2の検出器944(SW7)および945(SW8)
は各々発光素子と受光素子とからなる周知の光学的検出
器からなっている。上記駆動ローラ支持手段87を構成
する支持部材870に固着された支持板940の中央部
には、第1および第2のピン作動プーリ946および9
47が配設されている。この第1および第2のピン作動
プーリ946および947は、上記支持板940に取り
付けられた支持軸948および949に回転可能に装着
されている。第1および第2のピン作動プーリ946お
よび947には作動ピン950および951が各々装着
されており、この作動ピン950および951が上記作
動板912に形成されたピン嵌合溝912aに嵌合され
る。第1のピン作動プーリ946と第2のピン作動プー
リ947との間には、テンションプーリ952が配設さ
れている。このテンションプーリ952は、上記支持板
940に取り付けられた支持軸953に回転可能に装着
されている。上記駆動プーリ937、従動プーリ94
1、第1および第2のピン作動プーリ946および94
7には、タイミングベルト954が捲回されている。そ
して上記第1のピン作動プーリ946と第2のピン作動
プーリ947との間においてテンションプーリ952が
タイミングベルト954を押圧せしめるように構成され
ている。なお、上記駆動プーリ937、従動プーリ94
1、第1および第2のピン作動プーリ946および94
7の径は、図示の実施形態においては各々同一径に構成
されている。
【0032】このように構成された押し出し板駆動手段
930は、図15および図16において実線で示す後退
位置から電動モータ931(M5)が回転駆動される
と、その駆動力はウオーム933、ウオーム歯車93
4、伝動歯車935、伝動歯車938を介して駆動プー
リ937に伝達され、該駆動プーリ937が図16にお
いて矢印で示す方向に回転せしめられる。駆動プーリ9
37が図16において矢印で示す方向に回転すると、タ
イミングベルト954が図16において矢印で示す方向
に作動し、従動プーリ941、第1および第2のピン作
動プーリ946および947が図16において矢印で示
す方向に回転する。このため、第1および第2のピン作
動プーリ946および947に装着された作動ピン95
0および951の作用により、作動板912が原稿搬送
方向下流側に押し出され、従って、作動板912を装着
した押し出し板910が原稿搬送方向下流側に作動せし
められる。そして、第1および第2のピン作動プーリ9
46および947が図16において実線で示す状態から
180度回転すると、押し出し板910は図において2
点鎖線で示す押し出し位置に位置付けられる。このと
き、上記第1検出器944(SW7)からの検出信号に
基づいて電動モータ931(M5)が停止される。即
ち、図16で示す状態においては第1および第2の検出
器944(SW7)および945(SW8)はいずれも
検出盤943によって遮られてOFFしており、検出盤
943が図16で示す状態から矢印で示す方向に回転す
ると、第1の検出器944(SW7)は切り欠き部94
3aが通過するため一旦ONし180度回転すると、図
16において第2の検出器945(SW8)を遮ってい
る端部が図17に示すように第1の検出器944(SW
7)を遮ってOFFするので、この第1検出器944
(SW7)がONしてからOFFする信号に基づいて図
示しない制御手段が電動モータ931(M5)を停止す
る。
【0033】押し出し板910を図において2点鎖線で
示す押し出し位置から実線で示す後退位置に戻す 場合
は、次のように作動する。即ち、電動モータ931(M
5)を回転駆動すると上記のようにして第1および第2
のピン作動プーリ946および947が図16において
矢印で示す方向に回転せしめられ、第1および第2のピ
ン作動プーリ946および947に装着された作動ピン
950および951の作用により、作動板912が原稿
搬送方向上流側に押し戻される。従って、作動板912
を装着した押し出し板910が原稿搬送方向下流側に作
動せしめられる。そして、第1および第2のピン作動プ
ーリ946および947が180度回転すると、押し出
し板910は図において実線で示す後退位置に位置付け
られる。このとき、上記第2の検出器944(SW7)
からの検出信号に基づいて電動モータ931(M5)が
停止される。即ち、図17で示す状態においては第1お
よび第2の検出器944(SW7)および945(SW
8)はいずれも検出盤943によって遮られてOFFし
ており、検出盤943が図17で示す状態から矢印で示
す方向に回転すると、第2の検出器945(SW8)は
切り欠き部943aが通過するため一旦ONし180度
回転すると、図17において第1の検出器944(SW
7)を遮っている端部が図16に示すように第2の検出
器945(SW8)を遮ってOFFするので、この第2
の検出器945(SW8)がONしてからOFFする信
号に基づいて図示しない制御手段が電動モータ931
(M5)を停止する。上記のように作動せしめられる押
し出し板910の搬送方向移動量は、上記セット原稿ス
トッパ63と排出原稿ストッパ64との間隔に相当する
量に設定されている。
【0034】次に、図18を参照して制御手段100に
ついて説明する。制御手段100は、マイクロコンピュ
ータによって構成されており、制御プログラムに従って
演算処理する中央処理装置(CPU)101と、制御プ
ログラムを格納するリードオンメモリ(ROM)102
と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアク
セスメモリ(RAM)103と、タイマ104と、カウ
ンタ105と、入力インターフェース106および出力
インターフェース107とを備えている。このように構
成された制御手段100の入力インターフェース106
には、上記第1の原稿検出センサ21(SW1)、第2
の原稿検出センサ23(SW2)、原稿積載量検出手段
69の検出器690(SW3)および692(SW
4)、搬入原稿検出センサ720(SW5)、排出原稿
検出センサ800(SW6)、第1の検出器944(S
W7)、第2の検出器945(SW8)、回転量検出手
段600(FG1)、610(FG2)、960(FG
3)等からの検出信号が入力され、出力インターフェー
ス107から上記電動モータ60(M1)、624(M
2)、61(M3)、96(M4)、931(M5)、
電磁クラッチ35(CLT1)、56(CLT2)、7
5(CLT3)、ソレノイド468(SOL1)、68
4(SOL2)等に制御信号を出力する。また、制御手
段100は、静電複写機2の制御手段200と接続され
ており、両者間においても制御信号のやり取りが行われ
る。静電複写機2の制御手段200には、操作手段20
1および表示手段202が接続されている。操作手段2
01は図1に示すように静電複写機2の前部上面に配置
され、複写開始キー、複写枚数指定キー、両面複写指定
キー、複写動作ストップキー等の複写動作操作キーが配
設されており、静電複写機2の制御手段200に複写情
報を入力する。表示手段202は操作手段201と同様
に静電複写機2の前部上面に操作手段201に隣接して
配置され、複写情報や故障情報等を表示する。
【0035】図示の実施態様による自動原稿搬送装置は
以上のように構成されており、以下その作動について説
明する。先ず、A4やB5サイズのように幅方向寸法が
小さい原稿を用いる場合について説明する。原稿テーブ
ル12上に原稿をセットするに際には、ストッパ作動手
段68の電磁ソレノイド684(SOL2)は除勢され
ている。従って、セット原稿ストッパ63および排出原
稿ストッパ64は図5に示す状態、即ちセット原稿スト
ッパ63が上記ストップ位置に位置付けられ、排出原稿
ストッパ64が上記退避位置に位置付けられている。ま
た、原稿積載量検出手段69の検出部材691も退避位
置に位置付けている。この状態で原稿を前端がストップ
位置にあるセット原稿ストッパ63に当接させて原稿テ
ーブル12上に載置し、幅規制部材20を図2において
上方に移動させて、側板22の内面と幅規制部材20の
内面とによって原稿の幅方向位置を規制する。次に、原
稿案内部材88の把手部880bをもって駆動ローラ支
持手段87を図1および図10に示す状態から原稿テー
ブル12上に載置した原稿サイズに対応した位置まで原
稿搬送方向下流側に移動する。なお、原稿テーブル12
の上面には、各原稿サイズに対応して駆動ローラ支持手
段87に装着された押し出し板910の位置付け位置が
指示されている。この押し出し板910の位置付け位置
は、排出原稿ストッパ64が規制位置に位置付けられた
状態で原稿が原稿テーブル12に排出されるとき、原稿
の後端位置に相当する。なお、幅方向寸法が小さい原稿
を上記のように原稿テーブル12上にセットした場合に
は、原稿の手前側端縁の位置即ち図2において下側端縁
は第2の開口16に達していない。このようにして、原
稿テーブル12上に原稿がセットされると、第1の原稿
検出センサ21(SW1)が原稿テーブル12上に原稿
がセットされたことを検出して、その検出信号を図示し
ない制御手段に送る。この状態で、図示しない複写開始
スイッチが投入されると、制御手段100によって押し
出し板駆動手段930の電動モータ931(M5)が回
転駆動され、押し出し板910が図1および図10にお
いて2点鎖線で示す押し出し位置に位置付けられる。従
って、原稿テーブル12上に載置された原稿は、その前
端がセット原稿ストッパ63に当接するセット位置まで
押し出される。このようにして、原稿テーブル12上に
載置された原稿をセット位置まで移動せしめたならば、
図示しない制御手段によってストッパ作動手段68のソ
レノイド684(SOL2)が付勢されて、セット原稿
ストッパ63および排出原稿ストッパ64は図1および
図5に示す状態、即ちセット原稿ストッパ63が上記退
避位置に位置付けられ、排出原稿ストッパ64が上記規
制位置に位置付けられる。また、原稿積載量検出手段6
9の検出部材691は検出位置に位置付けられる。そし
て、制御手段100によって複写動作が開始され吸引用
ブロア36が駆動されて、バキュームチャンバ26内の
空気が吸引される。従って、原稿テーブル12上に載置
された原稿のうち最下位の原稿がバキューム分離給送手
段24の給送ベルト32に吸着せしめられる。このと
き、分離空気噴出手段62の電動モータ624(M2)
が駆動されてブロア623が作動され、ノズル622か
ら原稿テーブル20に載置された前端に向けて空気が噴
射されるので、原稿テーブル20に載置された各原稿の
間に空気が吹き込まれ、各原稿が捌かれて最下位の原稿
が分離され給送ベルト32に吸着せしめられる。このと
き、原稿テーブル20に載置された原稿の後端は上記押
し出し位置に位置付けられている押し出し板910が当
接しているので、分離空気噴出手段62のノズル622
から噴出される空気によって原稿が飛ばされることはな
い。一方、複写開始スイッチが投入されると、図示しな
い駆動機構によりローラ駆動歯車39を介して駆動ロー
ラ28が矢印で示す方向に回転駆動される。駆動ローラ
28が回転すると、給送ベルト32が矢印で示す方向に
作動せしめられ、従って、上記のように給送ベルト32
に吸着されている最下位の原稿が搬送方向下流側に給送
される。なお、幅方向寸法が小さい原稿を用いる場合に
は、第2の原稿検出センサ23(SW2)が原稿を検出
しないので、上記ソレノイド468(SOL1)は除勢
された状態であるため、開閉バルブ46は閉状態でバキ
ュームチャンバ26と給送ドラム40との連通が遮断さ
れている。また、第2の原稿検出センサ23(SW2)
が原稿を検出しないと、上記電磁クラッチ56(CLT
2)も除勢された状態であるため、給送ドラム40も停
止されている。
【0036】上記のようにして、バキューム分離給送手
段24によって給送された原稿は、給紙ローラ対70に
よって原稿搬入路72に搬送され、その前端を搬入原稿
検出センサ720(SW5)が検出したときから所定時
間経過すると電磁クラッチ75(CLT3)が除勢され
ていて非作動状態にあるレジストローラ対74のニップ
部位に当接せしめられた状態となり、このとき電動モー
タ60(M1)がOFFされて一次給紙が終了する。次
に、再度電動モータ60(M1)がONされるとともに
電磁クラッチ75(CLT3)が付勢されてレジストロ
ーラ対74が作動せしめられニップ部位まで給送されて
いる原稿は、静電複写機2の透明板8に沿って延在する
原稿搬送路78に向けて搬送される。そして更に、電動
モータ61(M3)が駆動され、搬送手段を構成する搬
送ベルト機構76により透明板8上を図2において左側
から右側に向かって搬送せしめられ、所定の位置に位置
付けられ二次給紙が終了する。この状態で露光動作が実
行される。
【0037】上記のようにして、透明板8上に位置付け
られ原稿の露光動作が終了したならば.再び電動モータ
61(M3)が駆動されるとともに、電動モータ96
(M4)が駆動せしめられる。従って、搬送ベルト機構
76が作動せしめられて透明板8上の原稿を原稿反転手
段80の反転搬送路81に向けて搬送する。反転搬送路
81に搬送された原稿は、搬送ローラ対82および83
によって排出ローラ対86に向けて搬送され、排出ロー
ラ対86から原稿テーブル12上に載置されたセット原
稿の上に搬出される。なお、搬送ローラ対83によって
排出ローラ対86に向けて搬送される原稿は、上側は上
記原稿案内部材88を構成する案内部材881の案内部
881aによって案内され、下側は原稿案内手段900
の案内シート901によって案内される。上記のように
して、原稿テーブル12上に載置されたセット原稿の上
に搬出され原稿の前端は、ストック位置に配設された排
出原稿ストッパ64に当接して最初にセットされた原稿
と区別される。また、原稿テーブル12上に排出された
原稿の後端部は、図1において2点鎖線で示す位置に位
置付けられている押し出し板910上に支持される。以
上のようにして、原稿テーブル12上に載置されたセッ
ト原稿が全て給送され、露光動作後に原稿テーブル12
上に戻されたならば、制御手段100によってストッパ
作動手段68の電磁ソレノイド684(SOL2)は除
勢されてセット原稿ストッパ63と排出原稿ストッパ6
4および原稿積載量検出手段69の検出部材691は図
5に示す状態、即ちセット原稿ストッパ63が上記スト
ップ位置に位置付けられ、排出原稿ストッパ64が上記
退避位置に位置付けられるとともに、原稿積載量検出手
段69の検出部材691が退避位置に位置付けられる。
一方、制御手段100によって押し出し板駆動手段93
0の電動モータ931(M5)が回転駆動され、押し出
し板910が図1および図10において実線で示す後退
位置に位置付けられる。この押し出し板910の実線で
示す後退位置への移動により、原稿テーブル12上に排
出され押し出し板910上に支持されていた原稿の後端
部は、原稿テーブル12上に落下せしめられる。そし
て、原稿テーブル12上に排出された原稿を再度複写す
る場合は、押し出し板910が上記のようにして図1お
よび図10において2点鎖線で示す押し出し位置まで移
動せしめられ、これにより、原稿テーブル12に戻され
た原稿は押し出し板910によって図において左方に押
され、その前端がセット原稿ストッパ63に当接せしめ
られて再度セットされる。
【0038】次に、A3やB4サイズのように幅方向寸
法が大きい原稿を用いる場合について説明する。原稿テ
ーブル12上に原稿をセットするに際には、ストッパ作
動手段68の電磁ソレノイド684(SOL2)は除勢
されおり、セット原稿ストッパ63と排出原稿ストッパ
64および原稿積載量検出手段69の検出部材691は
図5に示す状態、即ちセット原稿ストッパ63が上記ス
トップ位置に位置付けられ、排出原稿ストッパ64が上
記退避位置に位置付けられているとともに、原稿積載量
検出手段69の検出部材691も退避位置に位置付けて
いる。この状態で、幅規制部材20を第2の開口16よ
り手前側即ち図2において下方に移動させて、複写すべ
き原稿を原稿テーブル12上に載置し、幅規制部材20
を図2において上側に移動させて、側板22の内面と幅
規制部材20の内面とによって原稿の幅方向位置を規制
する。このように、幅方向寸法が大きい原稿を上記のよ
うに原稿テーブル12上にセットした場合には、原稿は
第1の開口14および第2の開口16にまたがって載置
される。このようにして、原稿テーブル12上に原稿が
セットされると、第1の原稿検出センサ21(SW1)
および第2の原稿検出センサ23(SW2)が原稿テー
ブル12上に原稿がセットされたことを検出して、その
検出信号を制御手段100に送る。次に、原稿案内部材
88の把手部880bをもって駆動ローラ支持手段87
を図1および図10に示す状態から原稿テーブル12上
に載置した原稿サイズに対応した位置まで原稿搬送方向
下流側に移動する。なお、原稿テーブル12上に載置し
た原稿がB4サイズの場合には原稿案内部材および駆動
ローラ支持手段87を所定の位置まで移動し、原稿がA
3サイズの場合には図1および図10の状態でよい。こ
の状態で、図示しない複写開始スイッチが投入される
と、制御手段100によって押し出し板駆動手段930
の電動モータ931(M5)が回転駆動され、押し出し
板910が図1および図10において2点鎖線で示す押
し出し位置に位置付けられる。従って、原稿テーブル1
2上に載置された原稿は、その前端がセット原稿ストッ
パ63に当接するセット位置まで押し出される。このよ
うにして、原稿テーブル12上に載置された原稿をセッ
ト位置まで移動せしめならば、図示しない制御手段によ
ってストッパ作動手段68のソレノイド684(SOL
2)が付勢されて、セット原稿ストッパ63および排出
原稿ストッパ64は図1および図5に示す状態、即ちセ
ット原稿ストッパ63が上記退避位置に位置付けられ、
排出原稿ストッパ64が上記規制位置に位置付けられる
とともに、原稿積載量検出手段69の検出部材691が
検出位置に位置付けられる。そして、制御手段100に
よって複写動作が開始され吸引用ブロア36が駆動され
て、バキュームチャンバ26内の空気が吸引される。従
って、原稿テーブル12上に載置された原稿のうち最下
位の原稿がバキューム分離給送手段24の給送ベルト3
2に吸着せしめられる。このとき、分離空気噴出手段6
2の電動モータ624(M2)が駆動されてブロア62
3が作動され、ノズル622から原稿テーブル20に載
置された前端に向けて空気が噴射されるので、原稿テー
ブル20に載置された各原稿の間に空気が吹き込まれ、
各原稿が捌かれて最下位の原稿が分離される。一方、複
写開始スイッチが投入されると、図示しない駆動機構に
よりローラ駆動歯車39を介して駆動ローラ28が矢印
で示す方向に回転駆動される。駆動ローラ28が回転す
ると、給送ベルト32が矢印で示す方向に作動せしめら
れる。また、第2の原稿検出センサ23が原稿を検出す
ると、上記電磁クラッチ56(CLT2)が付勢された
るので、給送ドラム40が回転せしめられる。従って、
上記のように給送ベルト32および給送ドラム40に吸
着されている最下位の原稿が搬送方向下流側に給送され
る。このように、原稿テーブル12上に幅方向寸法が大
きい原稿が載置された場合、即ち第2の原稿検出センサ
23(SW2)が原稿を検出した場合には、バキューム
分離給送手段24の側方に配設された給送ドラム40が
作動せしめられ、バキューム分離給送手段24および給
送ドラム40によって最下位の原稿を幅方向全体に渡っ
て吸引しつつ給送するので、原稿の斜め送りが確実に防
止される。また、図示の実施態様においては、原稿テー
ブル12上に幅方向寸法が小さい原稿が載置された場
合、即ち第2の原稿検出センサ23(SW2)が原稿を
検出しない場合には、上記ソレノイド468(SOL
1)は除勢され上記開閉バルブ46が閉じられるので、
バキューム分離給送手段24のバキュームチャンバ26
内の真空度が低下することはない。また、図示の実施態
様においては、第2の原稿検出センサ23(SW2)が
原稿を検出しない場合には、上記電磁クラッチ56(C
LT2)が除勢され給送ドラム40は停止するので、給
送ドラム40がその上方に原稿が存在しない状態で回転
することはないため、安全を確保することができる。
【0039】上記のようにして、原稿テーブル12上に
セットされた原稿は、透明板8上に搬送されて露光処理
され、その後に原稿反転手段80および原稿排出手段8
5によって原稿テーブル12上のストック位置に戻され
る。そして、原稿テーブル12上に排出された原稿を再
度複写する場合は、押し出し板910が上記のようにし
て図1および図10において2点鎖線で示す押し出し位
置まで移動せしめられ、これにより、原稿テーブル12
のストック位置に戻された原稿は押し出し板910によ
って図において左方に押され、その前端がセット原稿ス
トッパ63に当接せしめられて再度セットされる。この
とき、バキューム分離給送手段24は停止しているの
で、原稿の前端がゴム材によって構成されている給送ベ
ルト32に引っ掛かり、原稿が折れたりジャム発生の原
因となる。このような不具合を解消するために図示の実
施形態による自動原稿搬送装置は図19および図20の
フローチャートに示すように作動せしめられる。以下、
図19および図20のフローチャートに基づき自動原稿
搬送装置に装備される上記制御手段100の動作手順に
ついて説明する。
【0040】制御手段100は、第1の原稿検出センサ
21(SW1)がONしているか否か、即ち原稿テーブ
ル12に原稿がセットされているか否かをチェックする
(ステップS1)。原稿テーブル12に原稿がセットさ
れていればステップS2に進んで、静電複写機2の制御
手段200から複写開始信号が送られているか否かをチ
ェックする。この複写開始信号は操作者が操作手段20
1の複写開始キーにより複写開始信号を入力することに
より、制御手段200から制御手段100に送られる。
ステップS2において複写開始信号が送られている場合
はステップS3に進んで、制御手段100はストッパ作
動手段68のソレノイド684(SOL2)を付勢して
セット原稿ストッパ63および排出原稿ストッパ64を
図6に示す状態に位置付ける。次に、制御手段100
は、ステップS4に進んで押し出し板駆動手段930の
電動モータ931(M5)を回転駆動し、ステップS5
に進んで第1の検出器944(SW7)が一旦ONして
からOFFしたか否かをチェックする。このチェックの
結果、第1の検出器944(SW7)が一旦ONしてか
らOFFしなければ押し出し板910が所定の押し出し
位置まで達していないので待ち、第1の検出器944
(SW7)が一旦ONしてからOFFしたならば押し出
し板910が所定の押し出し位置に達したものと判断し
て、ステップS6に進んで電動モータ931(M5)を
を停止する。そして、制御手段100は、ステップP0
に進んで、原稿テーブル12にセットされた最下位の原
稿をレジストローラ対74まで搬送する上記一次給紙動
作のサブルーチンを実行し、更に、ステップQ0に進ん
でレジストローラ対74のニップ部位まで給送されてい
る原稿を静電複写機2の透明板8上の所定の位置に位置
付ける上記二次給紙動作のサブルーチンを実行する。
【0041】次に、制御手段100はステップS7に進
んで静電複写機2の制御手段200から原稿交換信号が
送られているか否かを確認する。この原稿交換信号は、
透明板8上に搬送された原稿の露光を完了したとき静電
複写機2の制御手段200から制御手段100に送られ
る。ステップS7において原稿交換信号がない場合は未
だ透明板8上に搬送された原稿の露光動作が完了してい
ないので待ち、原稿交換信号がある場合にはステップS
8に進んで、電動モータ61(M3)および96(M
4)を駆動して原稿搬送手段を構成する搬送ベルト機構
76および原稿反転手段80、原稿排出手段85を構成
する搬送ローラ対82、843排出ローラ対86を作動
する。これにより、透明板8上に搬送され露光処理され
た原稿は原稿反転路81を通って搬送される。制御手段
100はステップS8において電動モータ61(M3)
および96(M4)を駆動制御したならば、ステップS
9に進んで排出原稿検出センサ800(SW6)がON
したか否か、即ち排出される原稿の前端が排出原稿検出
センサ800(SW6)の位置まで達したか否かをチェ
ックする。ステップS9において排出原稿検出センサ8
00(SW6)がONしない場合は原稿の前端が排出原
稿検出センサ800(SW6)まで達していないので待
ち、排出原稿検出センサ800(SW6)がONしたな
らば原稿の前端が排出原稿検出センサ800(SW6)
の位置まで達したものと判断して制御手段100はステ
ップS10に進んで、電動モータ96(M4)に装着さ
れた回転量検出手段960(FG3)からのパルス信号
(PS)のカウントを開始する。そして、制御手段10
0はステップS11に進んで、回転量検出手段960
(FG3)からのパルス信号(PS)のカウント値(P
SN)が設定値(N1)に達したか否かをチェックす
る。なお、設定値(N1)は原稿の前端が排出原稿検出
センサ800(SW6)の位置に達してから原稿テーブ
ル12に到達するまでの搬送量に相当するパルス信号の
数に設定されている。ステップS11においてパルス信
号(PS)のカウント値(PSN)が設定値(N1)に
達しない場合は待ち、パルス信号(PS)のカウント値
(PSN)が設定値(N1)に達したならば制御手段1
00はステップS12に進んで、第1の原稿検出センサ
21(SW1)がOFFしているか否か、即ち原稿テー
ブル12上にセットされた原稿が無くなったか否かをチ
ェックする。ステップS12において第1の原稿検出セ
ンサ21(SW1)がOFFしておらず原稿テーブル1
2上にセット原稿が存在している場合は上記ステップP
0に移行して一次給紙を実行する。ステップS12にお
いて第1の原稿検出センサ21(SW1)がOFFして
いる場合には、原稿テーブル12上にセットされた原稿
が全て給送され露光されて排出されたものと判断して、
制御手段100はステップS13に進んで電動モータ6
1(M3)および96(M4)を停止する。そして、制
御手段100はステップS14に進んで設定された部数
の複写動作が終了したか否かをチェックする。チェック
の結果、設定された部数の複写動作が終了したならば終
わり、設定された部数の複写動作が終了していなければ
ステップS15に進む。
【0042】制御手段100は、ステップS15におい
て押し出し板駆動手段930の電動モータ931(M
5)を回転駆動し、更にステップS16に進んで第2の
検出器945(SW8)が一旦ONしてからOFFした
か否かをチェックする。このチェックの結果、第2の検
出器945(SW8)が一旦ONしてからOFFしなけ
れば押し出し板910が後退位置まで達していないので
待ち、第2の検出器945(SW8)が一旦ONしてか
らOFFしたならば押し出し板910が後退位置に達し
たものと判断して、ステップS17に進んで電動モータ
931(M5)をを停止する。このようにして、押し出
し板910が後退位置に位置付けられることにより、原
稿テーブル12上に排出され押し出し板910上に支持
されていた原稿の後端部は、原稿テーブル12上に落下
せしめられる。次に、制御手段100はステップS18
に進んで、ストッパ作動手段68のソレノイド684
(SOL2)を除勢してセット原稿ストッパ63および
排出原稿ストッパ64を図5に示す状態に位置付ける。
そして、制御手段100はステップS19に進んで、押
し出し板駆動手段930の電動モータ931(M5)お
よび電動モータ60(M1)を駆動するとともに、電磁
クラッチ35(CLT1)を付勢する。このため、押し
出し板910が押し出されて原稿が原稿セット位置へ移
動せしめられるとともに、バキューム分離給送手段24
の給送ベルト32が作動せしめられる。従って、原稿セ
ット位置へ移動される原稿の前端が給送ベルト32に引
っ掛かることはない。なお、このとき、押し出し板91
0による原稿の移動速度と給送ベルト32の移動速度が
同一または略同一になるように電動モータ931(M
5)および電動モータ60(M1)の回転速度を制御す
ることが望ましい。上記ステップS19において、押し
出し板駆動手段930の電動モータ931(M5)およ
び電動モータ60(M1)を駆動するとともに、電磁ク
ラッチ35(CLT1)を付勢したならば、制御手段1
00はステップS20に進んで第1の検出器944(S
W7)が一旦ONしてからOFFしたか否かをチェック
する。このチェックの結果、第1の検出器944(SW
7)が一旦ONしてからOFFしなければ押し出し板9
10が所定の押し出し位置まで達していないので待ち、
第1の検出器944(SW7)が一旦ONしてからOF
Fしたならば押し出し板910が所定の押し出し位置に
達したものと判断して、ステップS21に進んで電動モ
ータ931(M5)および電動モータ60(M1)を停
止するとともに、電磁クラッチ35(CLT1)を除勢
する。そして、制御手段100は上記ステップP0に移
行して、以後設定された部数の複写が終了するまで上記
ステップP0乃至上記ステップS21を実行する。
【0043】
【発明の効果】本発明による自動原稿搬送装置は以上の
ように構成されているので、以下の作用効果を奏する。
【0044】即ち、本発明によれば、原稿排出手段に装
着され原稿テーブル上に排出された原稿を所定の押し出
し位置まで押し出すため、押し出し板駆動手段を駆動し
て押し出し板を押し出し位置まで押し出す際に、給送モ
ータを駆動しバキューム分離給送手段の給送ベルトを作
動せしめるようにしたので、押し出し板によって押し出
される原稿の最下位の原稿が給送ベルトに引っ掛かるこ
とはない。
【0045】また、本発明によれば、制御手段は上記給
送ベルトの移動速度と上記押し出し板による押し出し速
度が略同一となるように給送モータおよび押し出し板駆
動手段を駆動制御するようにしたので、押し出し板によ
って押し出される原稿の最下位の原稿が給送ベルトに引
っ掛かることを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された自動原稿搬送装置の
断面図。
【図2】図1に示す自動原稿搬送装置に装備されるバキ
ューム分離給送手段の一部を破断して示す要部平面図。
【図3】図2に示すバキューム分離給送手段のA−A線
断面図。
【図4】図3に示すバキューム分離給送手段のB−B線
断面図。
【図5】図1に示す自動原稿搬送装置の原稿セット時の
状態を示す要部拡大断面図。
【図6】図1に示す自動原稿搬送装置の原稿搬送状態を
示す要部拡大断面図。
【図7】図1に示す自動原稿搬送装置に装備されるセッ
ト原稿ストッパと排出原稿ストッパおよびストッパ作動
手段との関係を示す要部正面図。
【図8】図7におけるC−C線断面図。
【図9】図1に示す自動原稿搬送装置に装備されるスト
ッパ作動手段および原稿積載量検出手段の要部斜視図。
【図10】図1に示す自動原稿搬送装置における原稿反
転手段および原稿排出手段の拡大断面図。
【図11】図1に示す自動原稿搬送装置の原稿反転手段
および原稿排出手段を分解して示す斜視図。
【図12】図1に示す自動原稿搬送装置の原稿排出手段
に配設される排出ローラの駆動手段を示す斜視図。
【図13】図1に示す自動原稿搬送装置の原稿排出手段
を原稿搬送方向に移動した状態を示す要部断面図。
【図14】図1に示す自動原稿搬送装置に装備される押
し出し板を作動する押し出し板駆動手段の断面図。
【図15】図13におけるD−D線断面図。
【図16】図13に示す押し出し板駆動手段の要部平面
図。
【図17】図13に示す押し出し板駆動手段に装備され
る押し出し板の作動位置を検出する検出盤および検出器
の平面図。
【図18】図1に示す自動原稿搬送装置に装備される制
御手段の構成ブロック図。
【図19】図18に示す制御手段の処理手順を示す一部
フローチャート。
【図20】図18に示す制御手段の処理手順を示す一部
フローチャート。
【図21】図18に示す制御手段の処理手順を示す一部
フローチャート。
【符号の説明】
2:静電複写機 4:自動原稿搬送装置 6:静電複写機のハウジング 8:透明板 10:原稿規制部材 11:側板 111:支持レール側板 12:原稿テーブル 20:幅規制部材 21:第1の原稿検出センサ(SW1) 23:第2の原稿検出センサ(SW2) 24:バキューム分離給送手段 35:電磁クラッチ(CLT1) 56:電磁クラッチ(CLT2) 60:給紙モータとしての電動モータ(M1) 600:回転量検出手段(FG1) 61:搬送モータとしての電動モータ(M3) 610:回転量検出手段(FG2) 62:分離空気噴出手段 624:サーボモータ 63:セット原稿ストッパ 64:排出原稿ストッパ 468:ソレノイド(SOL1) 684:ソレノイド(SOL2) 69:原稿積載量検出手段 691:検出部材 690:検出器(SW3) 692:検出器(SW4) 70:給紙ローラ対 72:原稿搬入路 720:搬入原稿検出センサ(SW5) 74:レジストローラ対 76:搬送ベルト機構 78:原稿搬送路 80:原稿反転手段 800:排出原稿検出センサ(SW6) 81:反転搬送路 82:搬送ローラ対 83:搬送ローラ対 85:原稿排出手段 86:排出ローラ対 96:排出モータとしての電動モータ 960:回転量検出手段(FG3) 97:駆動プーリ 900:原稿案内手段 910:押し出し板 912:作動板 912a:ピン嵌合溝 930:押し出し板駆動手段 931:押し出し板作動モータとしての電動モータ 933:ウオーム 934:ウオーム歯車 935:伝動歯車 937:駆動プーリ 938:伝動歯車 939:伝動歯車 941:従動プーリ 943:検出盤 944:第1の検出器(SW7) 945:第2の検出器(SW8) 946:第1のピン作動プーリ 947:第2のピン作動プーリ 950:作動ピン 951:作動ピン 952:テンションプーリ 954:タイミングベルト 468:ソレノイド(SOL1) 100:制御手段 200:静電複写機の制御手段 201:操作手段 202:表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿搬送方向前部に開口を備えた原稿テ
    ーブルと、該原稿テーブルの該開口の下側に上面が該原
    稿テーブルの上面と略面一に配設され上面に開口を備え
    たバキュームチャンバと、該バキュームチャンバを捲回
    して配設され原稿搬送方向に作動せしめられる複数個の
    穴を備えた給送ベルトと、該原稿テーブル上に載置され
    る原稿の前端に向けて空気を噴出する分離空気噴出手段
    と、該原稿テーブルの原稿セット位置から原稿搬送方向
    後方のストック位置に配設され原稿セット位置にセット
    されたセット原稿上に位置付けられる規制位置と該規制
    位置から退避する退避位置との間を作動可能に構成され
    た排出原稿ストッパとを具備するバキューム分離給送手
    段と、 該バキューム分離給送手段によって給送された原稿を透
    明板上に搬送する原稿搬送手段と、 該透明板上の原稿を該原稿テーブル上のストック位置に
    排出する原稿排出手段と、 該原稿排出手段に装着され該原稿テーブル上のストック
    位置に位置する原稿の後端に対応する後退位置と該原稿
    テーブル上の原稿の前端を原稿セット位置に位置付ける
    押し出し位置との間を作動可能に構成された押し出し板
    と、 該バキューム分離給送手段の給送ベルトを駆動する給送
    モータと、 該押し出し板を該後退位置と該押し出し位置に作動せし
    める押し出し板駆動手段と、 該給送モータおよび該押し出し板駆動手段を駆動制御す
    る制御手段と、を具備し、 該制御手段は、該押し出し板駆動手段を駆動して該押し
    出し板を押し出し位置まで押し出す際に、該給送モータ
    を駆動し該バキューム分離給送手段の給送ベルトを作動
    せしめる、 ことを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 該制御手段は、該給送ベルトの移動速度
    と該押し出し板による押し出し速度が略同一となるよう
    に該給送モータおよび該押し出し板駆動手段を駆動制御
    する、請求項1記載の自動原稿搬送装置。
JP14125096A 1996-06-04 1996-06-04 自動原稿搬送装置 Withdrawn JPH09315701A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102040321B1 (ko) * 2019-03-04 2019-11-04 신상인 마스크 시트의 분리 및 이송장치

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