JPH09315742A - エレベータ乗場戸全開防止器具 - Google Patents
エレベータ乗場戸全開防止器具Info
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- JPH09315742A JPH09315742A JP13006096A JP13006096A JPH09315742A JP H09315742 A JPH09315742 A JP H09315742A JP 13006096 A JP13006096 A JP 13006096A JP 13006096 A JP13006096 A JP 13006096A JP H09315742 A JPH09315742 A JP H09315742A
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- Japan
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- landing door
- connecting rod
- door
- landing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗場戸の開放寸法を確実に制限することがで
きると共に、小型軽量なエレベータ乗場戸全開防止器具
を提供する。 【解決手段】 乗場側に位置する第一の乗場戸5Aの戸
当たり側の側面5Aaに装着体8を装着し、この装着体
8に軸方向に移動可能にまた回転可能に連結して連結棒
13を設けると共に、この連結棒13の一端に第一の係
止部12を設け、この連結棒13の第一の係止部12を
第一の乗場戸5Aと第二の乗場戸5B間の間隙から挿入
した後、連結棒13を回転して第一の係止部12で第二
の乗場戸5Bが開放方向へ移動する距離を所定の開放寸
法L1に制限するようにした。
きると共に、小型軽量なエレベータ乗場戸全開防止器具
を提供する。 【解決手段】 乗場側に位置する第一の乗場戸5Aの戸
当たり側の側面5Aaに装着体8を装着し、この装着体
8に軸方向に移動可能にまた回転可能に連結して連結棒
13を設けると共に、この連結棒13の一端に第一の係
止部12を設け、この連結棒13の第一の係止部12を
第一の乗場戸5Aと第二の乗場戸5B間の間隙から挿入
した後、連結棒13を回転して第一の係止部12で第二
の乗場戸5Bが開放方向へ移動する距離を所定の開放寸
法L1に制限するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータ乗場戸全
開防止器具に係り、特に、片開き乗場戸の開放寸法を制
限するのに好適なエレベータ乗場戸全開防止器具に関す
る。
開防止器具に係り、特に、片開き乗場戸の開放寸法を制
限するのに好適なエレベータ乗場戸全開防止器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数枚の乗場戸が左右どちらか
一方向に互いに異なる速さで開く方式のエレベータ乗場
戸の場合、乗場戸の昇降路側に乗りかごが存在するか否
かを確認する際に、乗場戸を少しだけ開けて目視確認す
るためにエレベータ乗場戸全開防止器具が使用される。
このエレベータ乗場戸全開防止器具は、例えば、特開平
6−278961号公報に記載されているように、第一
の乗場戸の下部に取り付けられたドアシューに当接する
第一の当接部と、第一の乗場戸よりも遅い速度で開く第
二の乗場戸の下部に取り付けられたドアシューに当接す
る第二の当接部と、これら第一の当接部および第二の当
接部の間隔を一定に保持するように連結した間隔保持部
とを備えて構成されていた。
一方向に互いに異なる速さで開く方式のエレベータ乗場
戸の場合、乗場戸の昇降路側に乗りかごが存在するか否
かを確認する際に、乗場戸を少しだけ開けて目視確認す
るためにエレベータ乗場戸全開防止器具が使用される。
このエレベータ乗場戸全開防止器具は、例えば、特開平
6−278961号公報に記載されているように、第一
の乗場戸の下部に取り付けられたドアシューに当接する
第一の当接部と、第一の乗場戸よりも遅い速度で開く第
二の乗場戸の下部に取り付けられたドアシューに当接す
る第二の当接部と、これら第一の当接部および第二の当
接部の間隔を一定に保持するように連結した間隔保持部
とを備えて構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エレベータ乗場戸全開防止器具は、第一の乗場戸および
第二の乗場戸の下部に取り付けられたドアシューに、第
一の当接部および第二の当接部をそれぞれ当接させて乗
場戸の開放を制限しているが、エレベータ乗場戸全開防
止器具のセット位置によって、第一の当接部および第二
の当接部がドアシューとそれぞれ当接するまでに乗場戸
が開いてしまうので、取り付け作業者のエレベータとそ
の構造に対する理解度と熟練度によって作業の安全性が
左右され、乗場戸の開放寸法を確実に制限することがで
きなかった。
エレベータ乗場戸全開防止器具は、第一の乗場戸および
第二の乗場戸の下部に取り付けられたドアシューに、第
一の当接部および第二の当接部をそれぞれ当接させて乗
場戸の開放を制限しているが、エレベータ乗場戸全開防
止器具のセット位置によって、第一の当接部および第二
の当接部がドアシューとそれぞれ当接するまでに乗場戸
が開いてしまうので、取り付け作業者のエレベータとそ
の構造に対する理解度と熟練度によって作業の安全性が
左右され、乗場戸の開放寸法を確実に制限することがで
きなかった。
【0004】また、乗場戸の開放寸法は、第一の乗場戸
のドアシューと第二の乗場戸のドアシューの取付間隔
や、第一の当接部と第二の当接部の間隔で定められ、ま
た、第一の当接部と第二の当接部は乗場戸の敷居に設け
られたドアシューを案内する溝までの長さをそれぞれ必
要とするため形状が大きいものになっていた。そのた
め、保管や持ち運びに不便であり、ビル管理人室に配置
されて乗場戸を解錠する鍵を保管するキーボックスに、
このエレベータ乗場戸全開防止器具を一緒に保管するの
が困難であり、それぞれ異なった場所に保管していた。
従って、例えば、停電等で乗りかご内に閉じ込められた
乗客の救出作業をビル管理人が行なうとき、エレベータ
乗場戸全開防止器具を探すのに時間が掛かり救出するま
でに長時間要したり、探す手間を省いてエレベータ乗場
戸全開防止器具を使用せずに救出作業を行なって昇降路
へ転落するという危険性が潜在していた。
のドアシューと第二の乗場戸のドアシューの取付間隔
や、第一の当接部と第二の当接部の間隔で定められ、ま
た、第一の当接部と第二の当接部は乗場戸の敷居に設け
られたドアシューを案内する溝までの長さをそれぞれ必
要とするため形状が大きいものになっていた。そのた
め、保管や持ち運びに不便であり、ビル管理人室に配置
されて乗場戸を解錠する鍵を保管するキーボックスに、
このエレベータ乗場戸全開防止器具を一緒に保管するの
が困難であり、それぞれ異なった場所に保管していた。
従って、例えば、停電等で乗りかご内に閉じ込められた
乗客の救出作業をビル管理人が行なうとき、エレベータ
乗場戸全開防止器具を探すのに時間が掛かり救出するま
でに長時間要したり、探す手間を省いてエレベータ乗場
戸全開防止器具を使用せずに救出作業を行なって昇降路
へ転落するという危険性が潜在していた。
【0005】本発明の目的とするところは、乗場戸の開
放寸法を確実に制限することができる共に、小型軽量エ
レベータ乗場戸全開防止器具を提供するにある。
放寸法を確実に制限することができる共に、小型軽量エ
レベータ乗場戸全開防止器具を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、少なくとも二枚の乗場戸が左右いずれか一
方向に互いに異なる速度で開閉するエレベータ片開き乗
場戸を有し、この乗場戸の開方向への移動を所定の開放
寸法に規制するエレベータ乗場戸全開防止器具におい
て、乗場側に位置する第一の乗場戸の戸当たり側に連結
した装着体と、この装着体に連結されて戸当たり側に位
置した第二の乗場戸と上記第一の乗場戸間の間隙から挿
入された連結棒と、この連結棒の挿入側端部に設けられ
て上記第二の乗場戸の開方向への移動を所定の開放寸法
に規制する第一の係止部とを備えたことを特徴とする。
するために、少なくとも二枚の乗場戸が左右いずれか一
方向に互いに異なる速度で開閉するエレベータ片開き乗
場戸を有し、この乗場戸の開方向への移動を所定の開放
寸法に規制するエレベータ乗場戸全開防止器具におい
て、乗場側に位置する第一の乗場戸の戸当たり側に連結
した装着体と、この装着体に連結されて戸当たり側に位
置した第二の乗場戸と上記第一の乗場戸間の間隙から挿
入された連結棒と、この連結棒の挿入側端部に設けられ
て上記第二の乗場戸の開方向への移動を所定の開放寸法
に規制する第一の係止部とを備えたことを特徴とする。
【0007】上述したように本発明のエレベータ乗場戸
全開防止器具は、装着体を乗場側に位置した第一の乗場
戸に装着し、この装着体に連結された連結棒の第一の係
止部を、戸当たり側に位置した第二の乗場戸と第一の乗
場戸間の間隙から挿入して第二の乗場戸の側面に係止可
能な位置に保持することができるようにしたため、第二
の乗場戸を開けたときにその開放寸法を第一の係止部に
よって確実に制限することができるので、エレベータの
保守を専門としていないビル管理者であっても、乗りか
ごの停止位置を制限された開放部から安全に確認するこ
とができ、しかも、第一の乗場戸に固定した第一の係止
部によって第二の乗場戸の移動を阻止するようにしたた
め、連結棒の長さを短くして小型軽量に製作することが
できる。
全開防止器具は、装着体を乗場側に位置した第一の乗場
戸に装着し、この装着体に連結された連結棒の第一の係
止部を、戸当たり側に位置した第二の乗場戸と第一の乗
場戸間の間隙から挿入して第二の乗場戸の側面に係止可
能な位置に保持することができるようにしたため、第二
の乗場戸を開けたときにその開放寸法を第一の係止部に
よって確実に制限することができるので、エレベータの
保守を専門としていないビル管理者であっても、乗りか
ごの停止位置を制限された開放部から安全に確認するこ
とができ、しかも、第一の乗場戸に固定した第一の係止
部によって第二の乗場戸の移動を阻止するようにしたた
め、連結棒の長さを短くして小型軽量に製作することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図3はエレベータ昇降路を示す断面
図であり、昇降路1内にはそれぞれ一対のガイドレール
2A,3Aによって案内される乗りかご2と釣合錘3が
図示しないロープでつるべ式に連結され、図示しない機
械室内の巻上機等により昇降運転されるように構成され
ている。各階床の乗場4Fa,4Fbには乗りかご2が
停止したとき乗りかご2の図示しないかごドアに連動し
て開閉する乗場戸5がそれぞれ設けられている。
によって説明する。図3はエレベータ昇降路を示す断面
図であり、昇降路1内にはそれぞれ一対のガイドレール
2A,3Aによって案内される乗りかご2と釣合錘3が
図示しないロープでつるべ式に連結され、図示しない機
械室内の巻上機等により昇降運転されるように構成され
ている。各階床の乗場4Fa,4Fbには乗りかご2が
停止したとき乗りかご2の図示しないかごドアに連動し
て開閉する乗場戸5がそれぞれ設けられている。
【0009】この乗場戸5は、昇降路の横断面図である
図3に示すように、第一の乗場戸である乗場側のドアパ
ネル5Aと、第二の乗場戸である戸当たり側に位置する
ドアパネル5Bとで構成され、ドアパネル5Bには図示
しない施錠装置と後述する施錠装置を解錠する鍵6を挿
入する鍵穴が設けられている。またドアパネル5A,5
Bは左から右に開く片開き乗場戸を構成しており、ドア
パネル5Bの開閉時における移動距離および開閉速度は
ドアパネル5Aの2倍となっている。
図3に示すように、第一の乗場戸である乗場側のドアパ
ネル5Aと、第二の乗場戸である戸当たり側に位置する
ドアパネル5Bとで構成され、ドアパネル5Bには図示
しない施錠装置と後述する施錠装置を解錠する鍵6を挿
入する鍵穴が設けられている。またドアパネル5A,5
Bは左から右に開く片開き乗場戸を構成しており、ドア
パネル5Bの開閉時における移動距離および開閉速度は
ドアパネル5Aの2倍となっている。
【0010】図1は本発明の一実施の形態によるエレベ
ータ乗場戸全開防止器具7の斜視図である。エレベータ
乗場戸全開防止器具7の取付体である装着体8は、当板
9の端部に断面略L字状の板ばね10を溶接等により接
合した全体として断面略U状に構成されている。当板9
の背面の中央長手方向には案内筒9Aが取り付けられ、
この案内筒9A内に所定の間隙をもって挿入されて回転
可能であると共に長手方向に移動可能な連結棒13が配
置されている。この連結棒13の一端には第二の係止部
11が、また他端にはこの第二の係止部11に対してほ
ぼ90度の角度を有した第一の係止部12が溶着されて
いる。また連結棒13は、エレベータ乗場戸全開防止器
具7の取り付け状態である図4に示すように、乗りかご
2の停止位置を確認するために乗場戸5を開放しても、
その開放部から例えば幼児が落下しない安全な寸法L1
である150mmの半分程度の長さを有している。当板
9には、板ばね10との接合部に当板9の延長方向に突
出した係止体である連結棒回転ストッパー9Bが形成さ
れており、この連結棒回転ストッパー9Bに第二の係止
部11を当接させると、連結棒13の回転が阻止されて
第一の係止部12は所定の角度を保持するようになる。
また、板ばね10には取付穴10Aが形成され、この取
付穴10に図示しない施錠装置を解錠する鍵6をリング
6Aを介して取り付けている。また装着体8は、図4に
示すように対向する当板9と板ばね10の間にドアパネ
ル5Aを挟さむと、板ばね10のばね効果で装着される
が、当板9の板厚と案内筒9Aの直径の合計寸法は、ド
アパネル5Aとドアパネル5Bの隙間寸法L2の最小値
である例えば4mm以下となるように製作している。
ータ乗場戸全開防止器具7の斜視図である。エレベータ
乗場戸全開防止器具7の取付体である装着体8は、当板
9の端部に断面略L字状の板ばね10を溶接等により接
合した全体として断面略U状に構成されている。当板9
の背面の中央長手方向には案内筒9Aが取り付けられ、
この案内筒9A内に所定の間隙をもって挿入されて回転
可能であると共に長手方向に移動可能な連結棒13が配
置されている。この連結棒13の一端には第二の係止部
11が、また他端にはこの第二の係止部11に対してほ
ぼ90度の角度を有した第一の係止部12が溶着されて
いる。また連結棒13は、エレベータ乗場戸全開防止器
具7の取り付け状態である図4に示すように、乗りかご
2の停止位置を確認するために乗場戸5を開放しても、
その開放部から例えば幼児が落下しない安全な寸法L1
である150mmの半分程度の長さを有している。当板
9には、板ばね10との接合部に当板9の延長方向に突
出した係止体である連結棒回転ストッパー9Bが形成さ
れており、この連結棒回転ストッパー9Bに第二の係止
部11を当接させると、連結棒13の回転が阻止されて
第一の係止部12は所定の角度を保持するようになる。
また、板ばね10には取付穴10Aが形成され、この取
付穴10に図示しない施錠装置を解錠する鍵6をリング
6Aを介して取り付けている。また装着体8は、図4に
示すように対向する当板9と板ばね10の間にドアパネ
ル5Aを挟さむと、板ばね10のばね効果で装着される
が、当板9の板厚と案内筒9Aの直径の合計寸法は、ド
アパネル5Aとドアパネル5Bの隙間寸法L2の最小値
である例えば4mm以下となるように製作している。
【0011】次に、上述したエレベータ乗場戸全開防止
器具7を使用して乗りかごの停止位置を確認する場合の
手順について説明する。今、図3に示すように停電によ
り乗客を乗せた乗りかご2が乗場4Fbに停止している
場合、乗客の救出を行なうためにビル管理者14は、管
理室内に保管している懐中電灯と、乗場戸5を乗場側か
ら開くことのできる鍵6と、この鍵6をリング6Aで取
り付けたエレベータ乗場戸全開防止器具7とを持参して
乗場4Faへ急行する。
器具7を使用して乗りかごの停止位置を確認する場合の
手順について説明する。今、図3に示すように停電によ
り乗客を乗せた乗りかご2が乗場4Fbに停止している
場合、乗客の救出を行なうためにビル管理者14は、管
理室内に保管している懐中電灯と、乗場戸5を乗場側か
ら開くことのできる鍵6と、この鍵6をリング6Aで取
り付けたエレベータ乗場戸全開防止器具7とを持参して
乗場4Faへ急行する。
【0012】次に、乗りかご2の停止位置を確認するた
めに、リング6Aをエレベータ乗場戸全開防止器具7か
ら外し、エレベータ乗場戸全開防止器具7を乗場戸5に
取り付ける。つまり、図1に示した連結棒13を第二の
係止部11側に多少移動すると共に、第一の乗場戸であ
るドアパネル5Aと第二の乗場戸であるドアパネル5B
との隙間に、第一の係止部12を挿入するように第二の
係止部11を反時計方向に約90度回転した状態にし
て、装着体8をドアパネル5Aの側面5Aaに嵌め込む
と、装着体8は板ばね10のばね効果で装着保持され
る。その後、第二の係止部11を今度は時計方向に約9
0度回動させると共に、連結棒13を第一の係止部12
側に移動させて第二の係止部11を連結棒回転ストッパ
ー9Bに当接させて図1の状態に戻すと、第一の係止部
12は図4に示すようにドアパネル5Bの側面5Bbに
当接する位置に保持される。ただし、この時点でドアパ
ネル5Bは、図4の位置よりも左方に位置して閉じられ
ているから、第一の係止部12はドアパネル5Bの側面
5Bbに当接可能な角度に保持されて、側面5Bbより
も所定の距離左方に隔てて位置することになる。
めに、リング6Aをエレベータ乗場戸全開防止器具7か
ら外し、エレベータ乗場戸全開防止器具7を乗場戸5に
取り付ける。つまり、図1に示した連結棒13を第二の
係止部11側に多少移動すると共に、第一の乗場戸であ
るドアパネル5Aと第二の乗場戸であるドアパネル5B
との隙間に、第一の係止部12を挿入するように第二の
係止部11を反時計方向に約90度回転した状態にし
て、装着体8をドアパネル5Aの側面5Aaに嵌め込む
と、装着体8は板ばね10のばね効果で装着保持され
る。その後、第二の係止部11を今度は時計方向に約9
0度回動させると共に、連結棒13を第一の係止部12
側に移動させて第二の係止部11を連結棒回転ストッパ
ー9Bに当接させて図1の状態に戻すと、第一の係止部
12は図4に示すようにドアパネル5Bの側面5Bbに
当接する位置に保持される。ただし、この時点でドアパ
ネル5Bは、図4の位置よりも左方に位置して閉じられ
ているから、第一の係止部12はドアパネル5Bの側面
5Bbに当接可能な角度に保持されて、側面5Bbより
も所定の距離左方に隔てて位置することになる。
【0013】このようにしてエレベータ乗場戸全開防止
器具7の装着が完了したなら、管理者14は図3に示す
ように鍵6をドアパネル5Bに設けられた図示しない鍵
穴に挿入して図示しない施錠装置を解錠する。その後、
図4に示すようにドアパネル5Bを左方に開くと、乗場
戸5は幼児が落下しない安全な寸法L1、例えば150
mm開放した位置で、ドアパネル5Bの側面5Bbが第
一の係止部12に当接して、それ以上ドアパネル5Bを
開放することができなくなる。
器具7の装着が完了したなら、管理者14は図3に示す
ように鍵6をドアパネル5Bに設けられた図示しない鍵
穴に挿入して図示しない施錠装置を解錠する。その後、
図4に示すようにドアパネル5Bを左方に開くと、乗場
戸5は幼児が落下しない安全な寸法L1、例えば150
mm開放した位置で、ドアパネル5Bの側面5Bbが第
一の係止部12に当接して、それ以上ドアパネル5Bを
開放することができなくなる。
【0014】そこで、管理者14は、乗場4Faの乗場
戸5が150mm開放した隙間から昇降路1を懐中電灯
等で照らして乗りかご2の停止位置が真上階である乗場
4Fbに停止していることを確認することができ、その
後、ふさわしい救出運転などを行なうことができる。こ
のようにエレベータ乗場戸全開防止器具7の装着体8を
ドアパネル5Aの側面5Aaに装着したとき、ドアパネ
ル5A,5B間の間隙から挿入した第一の係止部12を
ドアパネル5Bの側面5Bbに当接する位置に保持する
ようにしたため、ドアパネル5Bを開けたときに第一の
係止部12によって乗場戸5の開放寸法を確実に制限す
ることができるので、エレベータの保守を専門としてい
ないビル管理者であっても、乗りかごの停止位置を安全
のうちに容易に確認することができ、誤って昇降路1に
転落する事故が生じるようなことはない。また、第二の
係止部11と第一の係止部12を連結する連結棒13の
長さは、ドアパネル5Bの単位時間当たりの開放寸法に
対してドアパネル5Aはその1/2だけ同方向に移動す
る片開き構造であるから、ほぼ開放寸法L1の半分の長
さにすればドアパネル5Bの開放寸法L1を得ることが
できる。このため、エレベータ乗場戸全開防止器具7を
小型軽量に製作することができ、鍵6と共に所定の保管
場所で管理することができる。また、板ばね10に設け
た取付穴10A等を利用して施錠装置を解錠する鍵6を
取り付けておけば、乗場戸5を開放して昇降路1の内部
の乗りかご2の停止位置を確認する作業は、危険が伴う
という認識を作業者に与えて注意を喚起することもでき
る。
戸5が150mm開放した隙間から昇降路1を懐中電灯
等で照らして乗りかご2の停止位置が真上階である乗場
4Fbに停止していることを確認することができ、その
後、ふさわしい救出運転などを行なうことができる。こ
のようにエレベータ乗場戸全開防止器具7の装着体8を
ドアパネル5Aの側面5Aaに装着したとき、ドアパネ
ル5A,5B間の間隙から挿入した第一の係止部12を
ドアパネル5Bの側面5Bbに当接する位置に保持する
ようにしたため、ドアパネル5Bを開けたときに第一の
係止部12によって乗場戸5の開放寸法を確実に制限す
ることができるので、エレベータの保守を専門としてい
ないビル管理者であっても、乗りかごの停止位置を安全
のうちに容易に確認することができ、誤って昇降路1に
転落する事故が生じるようなことはない。また、第二の
係止部11と第一の係止部12を連結する連結棒13の
長さは、ドアパネル5Bの単位時間当たりの開放寸法に
対してドアパネル5Aはその1/2だけ同方向に移動す
る片開き構造であるから、ほぼ開放寸法L1の半分の長
さにすればドアパネル5Bの開放寸法L1を得ることが
できる。このため、エレベータ乗場戸全開防止器具7を
小型軽量に製作することができ、鍵6と共に所定の保管
場所で管理することができる。また、板ばね10に設け
た取付穴10A等を利用して施錠装置を解錠する鍵6を
取り付けておけば、乗場戸5を開放して昇降路1の内部
の乗りかご2の停止位置を確認する作業は、危険が伴う
という認識を作業者に与えて注意を喚起することもでき
る。
【0015】図2は、本発明の他の実施の形態によるエ
レベータ乗場戸全開防止器具を示す斜視図である。当板
9には板ばねではない断面L字状の板体15が一体に接
合され、この板体15にねじ穴15Bを形成し、そのね
じ穴15Bに蝶ボルト15Aを螺合しており、その他の
構成は先の実施の形態とほぼ同様であるから同等物に同
一符号を付けて詳細な説明を省略する。先の実施の形態
ではドアパネル5Aに装着体8を装着させる際、板ばね
10のばね効果で挟み込んで装着したが、この実施の形
態では、当板9と板体15間にドアパネル5Aを挟み込
んだ後、蝶ボルト15Aを締め付けて係止させるように
しており、先の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。
レベータ乗場戸全開防止器具を示す斜視図である。当板
9には板ばねではない断面L字状の板体15が一体に接
合され、この板体15にねじ穴15Bを形成し、そのね
じ穴15Bに蝶ボルト15Aを螺合しており、その他の
構成は先の実施の形態とほぼ同様であるから同等物に同
一符号を付けて詳細な説明を省略する。先の実施の形態
ではドアパネル5Aに装着体8を装着させる際、板ばね
10のばね効果で挟み込んで装着したが、この実施の形
態では、当板9と板体15間にドアパネル5Aを挟み込
んだ後、蝶ボルト15Aを締め付けて係止させるように
しており、先の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0016】尚、上述した各実施の形態では、当板9の
中央長手方向に案内筒9Aを一本設け、その内部に連結
棒13を挿入したが、上下に二本の案内筒9Aを設け、
それぞれの案内筒9A内に同一形状の連結棒13を挿入
すれば、二重の第二の係止部11と第一の係止部12で
ドアパネル5A,5Bを確実に係止することができる。
また、第二の係止部11と第一の係止部12を連結棒1
3に溶着させたが、連結棒13の両端部を折り曲げて第
二の係止部11と第一の係止部12を形成してもよい。
さらに、第一の係止部12と第二の係止部11は互いに
90度の角度を持たせて連結棒13に溶着したが、それ
ぞれドアパネル5Aの側面5Aaとドアパネル5Bの側
面5Bbに当接する関係を有していれば他の角度であっ
てもよい。
中央長手方向に案内筒9Aを一本設け、その内部に連結
棒13を挿入したが、上下に二本の案内筒9Aを設け、
それぞれの案内筒9A内に同一形状の連結棒13を挿入
すれば、二重の第二の係止部11と第一の係止部12で
ドアパネル5A,5Bを確実に係止することができる。
また、第二の係止部11と第一の係止部12を連結棒1
3に溶着させたが、連結棒13の両端部を折り曲げて第
二の係止部11と第一の係止部12を形成してもよい。
さらに、第一の係止部12と第二の係止部11は互いに
90度の角度を持たせて連結棒13に溶着したが、それ
ぞれドアパネル5Aの側面5Aaとドアパネル5Bの側
面5Bbに当接する関係を有していれば他の角度であっ
てもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるエレベ
ータ乗場戸全開防止器具は、装着体を乗場側に位置した
第一の乗場戸に装着し、その装着体に連結された連結棒
の第一の係止部を、戸当たり側に位置した第二の乗場戸
と第一の乗場戸間の間隙から挿入して第二の乗場戸の側
面に当接する位置に保持するようにしたため、第二の乗
場戸を開けたときにその開放寸法を第一の係止部によっ
て確実に制限することができるので、エレベータの保守
を専門としていないビル管理者であっても、乗りかごの
停止位置を安全に確認することができ、しかも、第一の
乗場戸に固定した第一の係止部によって第二の乗場戸の
移動を阻止するようにしたため、連結棒の長さを短くし
て小型軽量に製作することができる。
ータ乗場戸全開防止器具は、装着体を乗場側に位置した
第一の乗場戸に装着し、その装着体に連結された連結棒
の第一の係止部を、戸当たり側に位置した第二の乗場戸
と第一の乗場戸間の間隙から挿入して第二の乗場戸の側
面に当接する位置に保持するようにしたため、第二の乗
場戸を開けたときにその開放寸法を第一の係止部によっ
て確実に制限することができるので、エレベータの保守
を専門としていないビル管理者であっても、乗りかごの
停止位置を安全に確認することができ、しかも、第一の
乗場戸に固定した第一の係止部によって第二の乗場戸の
移動を阻止するようにしたため、連結棒の長さを短くし
て小型軽量に製作することができる。
【図1】本発明の一実施の形態によるエレベータ乗場戸
全開防止器具の斜視図である。
全開防止器具の斜視図である。
【図2】本発明の他の実施の形態によるエレベータ乗場
戸全開防止器具の斜視図である。
戸全開防止器具の斜視図である。
【図3】図1に示すエレベータ乗場戸全開防止器具を使
用している状態のエレベータ昇降路の縦断面図である。
用している状態のエレベータ昇降路の縦断面図である。
【図4】図1に示したエレベータ乗場戸全開防止器具を
使用している状態のエレベータの乗場戸付近の横断面図
である。
使用している状態のエレベータの乗場戸付近の横断面図
である。
5A 第一の乗場戸 5B 第二の乗場戸 6 鍵 7 エレベータ乗場戸全開防止器具 8 装着体 10A 取付穴 11 第二の係止部 12 第一の係止部 13 連結棒
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも二枚の乗場戸が左右いずれか
一方向に互いに異なる速度で開閉するエレベータ片開き
乗場戸を有し、この乗場戸の開方向への移動を所定の開
放寸法に規制するエレベータ乗場戸全開防止器具におい
て、乗場側に位置する第一の乗場戸の戸当たり側に連結
した装着体と、この装着体に連結されて戸当たり側に位
置した第二の乗場戸と上記第一の乗場戸間の間隙から挿
入された連結棒と、この連結棒の挿入側端部に設けられ
て上記第二の乗場戸の開方向への移動を所定の開放寸法
に規制する第一の係止部とを備えたことを特徴とするエ
レベータ乗場戸全開防止器具。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記連結
棒は、上記装着体に回転可能に取り付け、上記第一の係
止部は上記連結棒の上記挿入側端部を屈曲して形成した
ことを特徴とするエレベータ乗場戸全開防止器具。 - 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記連結
棒は、上記装着体に軸方向に移動可能で、かつ回転可能
に取り付け、上記第一の係止部は上記連結棒の上記挿入
側端部を屈曲して形成し、上記連結棒の反挿入側端部に
第二の係止部を設け、この第二の係止部を係止して上記
挿入側端部の状態を保持する連結棒回転ストッパーを設
けたことを特徴とするエレベータ乗場戸全開防止器具。 - 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、上記装着
体に、上記乗場戸を解錠する鍵を着脱自在に取り付けた
ことを特徴とするエレベータ乗場戸全開防止器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13006096A JPH09315742A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | エレベータ乗場戸全開防止器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13006096A JPH09315742A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | エレベータ乗場戸全開防止器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315742A true JPH09315742A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15025071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13006096A Pending JPH09315742A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | エレベータ乗場戸全開防止器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09315742A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015051849A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 東芝エレベータ株式会社 | ホールドアストッパ |
| JP2017202880A (ja) * | 2016-05-09 | 2017-11-16 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータ乗場扉のドアストッパー |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP13006096A patent/JPH09315742A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015051849A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 東芝エレベータ株式会社 | ホールドアストッパ |
| JP2017202880A (ja) * | 2016-05-09 | 2017-11-16 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータ乗場扉のドアストッパー |
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