JPH09317203A - 電気防食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方法とプレキャストコンクリート製の永久型枠 - Google Patents
電気防食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方法とプレキャストコンクリート製の永久型枠Info
- Publication number
- JPH09317203A JPH09317203A JP8168114A JP16811496A JPH09317203A JP H09317203 A JPH09317203 A JP H09317203A JP 8168114 A JP8168114 A JP 8168114A JP 16811496 A JP16811496 A JP 16811496A JP H09317203 A JPH09317203 A JP H09317203A
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- Japan
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- cathodic protection
- reinforcing
- concrete
- anode material
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- Pending
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- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工の迅速化と高品質化が期待できる電気防
食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方法
と該方法用として好適なプレキャストコンクリート製の
永久型枠の提供。 【解決手段】 構造物1の外側に、電気防食用の陽極材
7と補強鉄筋8とを埋設したプレキャストコンクリート
製の永久型枠9をセットし、構造物1と永久型枠9との
間の間隙に無収縮性のコンクリート10を打設し、断面
の増加と補強鉄筋8の追加で構造物1を補強するととも
に、陽極材7を利用して構造物1の内部鉄筋2と補強鉄
筋8に電気防食を施すことができるようにする。
食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方法
と該方法用として好適なプレキャストコンクリート製の
永久型枠の提供。 【解決手段】 構造物1の外側に、電気防食用の陽極材
7と補強鉄筋8とを埋設したプレキャストコンクリート
製の永久型枠9をセットし、構造物1と永久型枠9との
間の間隙に無収縮性のコンクリート10を打設し、断面
の増加と補強鉄筋8の追加で構造物1を補強するととも
に、陽極材7を利用して構造物1の内部鉄筋2と補強鉄
筋8に電気防食を施すことができるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気防食を考慮し
た既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方法と、該方法
実施用として好適なプレキャストコンクリート製の永久
型枠に関するものである。
た既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方法と、該方法
実施用として好適なプレキャストコンクリート製の永久
型枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、特に、関西大震災以来、既設の鉄
筋コンクリート構造物に耐震対策として補強を施すこと
が盛んになりつつあり、また、従来、海岸地帯における
既設の鉄筋コンクリート構造物に対する塩害対策として
電気防食を施すことが行われているが、これらはそれぞ
れ別個に施されており、電気防食と補強を同時に施すこ
とはなされていない。
筋コンクリート構造物に耐震対策として補強を施すこと
が盛んになりつつあり、また、従来、海岸地帯における
既設の鉄筋コンクリート構造物に対する塩害対策として
電気防食を施すことが行われているが、これらはそれぞ
れ別個に施されており、電気防食と補強を同時に施すこ
とはなされていない。
【0003】そして、既設の鉄筋コンクリート構造物に
対して電気防食を施す場合は、構造物の外側面に網状の
陽極材を張り付け、その上にセメントモルタルによる被
覆層を設けているが一般的であるが、この場合、被覆層
にひび割れ,剥離が生じ、電気防食システムに支障を来
すという問題点があった。
対して電気防食を施す場合は、構造物の外側面に網状の
陽極材を張り付け、その上にセメントモルタルによる被
覆層を設けているが一般的であるが、この場合、被覆層
にひび割れ,剥離が生じ、電気防食システムに支障を来
すという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、前述の事情に鑑み、海岸地帯における既設
の鉄筋コンクリート構造物に補強と電気防食を同時に施
すことがてきるとともに、既設の構造物を電気防食する
場合の従来例における前述の問題点が解消され、かつ、
施工の迅速化(工期の短縮化)と高品質化が期待できる
電気防食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補
強方法と、該方法実施用として好適なプレキャストコン
クリート製の永久型枠を提供することにある。
する課題は、前述の事情に鑑み、海岸地帯における既設
の鉄筋コンクリート構造物に補強と電気防食を同時に施
すことがてきるとともに、既設の構造物を電気防食する
場合の従来例における前述の問題点が解消され、かつ、
施工の迅速化(工期の短縮化)と高品質化が期待できる
電気防食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補
強方法と、該方法実施用として好適なプレキャストコン
クリート製の永久型枠を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の方法では、既設の鉄筋コンクリート
構造物の外側に補強鉄筋を配筋し、その外側に、電気防
食用の陽極材を埋設した肉薄でプレキャストコンクリー
ト製の永久型枠をセットして、構造物と永久型枠との間
の配筋部に無収縮性のコンクリートを充填している。
に、本発明の第1の方法では、既設の鉄筋コンクリート
構造物の外側に補強鉄筋を配筋し、その外側に、電気防
食用の陽極材を埋設した肉薄でプレキャストコンクリー
ト製の永久型枠をセットして、構造物と永久型枠との間
の配筋部に無収縮性のコンクリートを充填している。
【0006】また、本発明の第2の方法では、既設の鉄
筋コンクリート構造物の外側に、電気防食用の陽極材と
補強鉄筋とを埋設した肉厚でプレキャストコンクリート
製の永久型枠をセットして、構造物と永久型枠との間の
間隙に無収縮性のコンクリートを充填している。
筋コンクリート構造物の外側に、電気防食用の陽極材と
補強鉄筋とを埋設した肉厚でプレキャストコンクリート
製の永久型枠をセットして、構造物と永久型枠との間の
間隙に無収縮性のコンクリートを充填している。
【0007】また、本発明の第1の永久型枠は、プレキ
ャストコンクリート製で、内側面に電気防食用の陽極材
を張り付け、内部に補強筋を埋設している。
ャストコンクリート製で、内側面に電気防食用の陽極材
を張り付け、内部に補強筋を埋設している。
【0008】また、本発明の第2の永久型枠は、プレキ
ャストコンクリート製で、内側に電気防食用の陽極材
を、その外側に補強筋を、それぞれ埋設している。
ャストコンクリート製で、内側に電気防食用の陽極材
を、その外側に補強筋を、それぞれ埋設している。
【0009】なお、本発明の第1と第2の永久型枠は、
本発明の第2の方法の実施用として好適であるが、その
用途はこれに限定されず、例えば、電気防食を考慮して
鉄筋コンクリート構造物を新設する場合にも利用できる
ものである。
本発明の第2の方法の実施用として好適であるが、その
用途はこれに限定されず、例えば、電気防食を考慮して
鉄筋コンクリート構造物を新設する場合にも利用できる
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の方法の一実
施例の説明図、図2は本発明の第2の方法の一実施例の
説明図であり、これらの図において、1は既設の鉄筋コ
ンクリート構造物(以下、構造物1という)、2は構造
物1の内部強筋を示している。
施例の説明図、図2は本発明の第2の方法の一実施例の
説明図であり、これらの図において、1は既設の鉄筋コ
ンクリート構造物(以下、構造物1という)、2は構造
物1の内部強筋を示している。
【0011】図1の場合は、構造物1の外側に補強鉄筋
3を配筋し、その外側に、電気防食用の陽極材4を埋設
した肉薄でプレキャストコンクリート製の永久型枠5を
セツトして、構造物1と永久型枠5との間の配筋部に無
収縮性のコンクリート6を充填し、断面の拡大と補強鉄
筋3の追加とで構造物1を補強するとともに、陽極材4
を利用して内部鉄筋2と補強鉄筋3の電気防食をするこ
とができるようにしている。
3を配筋し、その外側に、電気防食用の陽極材4を埋設
した肉薄でプレキャストコンクリート製の永久型枠5を
セツトして、構造物1と永久型枠5との間の配筋部に無
収縮性のコンクリート6を充填し、断面の拡大と補強鉄
筋3の追加とで構造物1を補強するとともに、陽極材4
を利用して内部鉄筋2と補強鉄筋3の電気防食をするこ
とができるようにしている。
【0012】また、図2の場合は、構造物1の外側に、
電気防食用の陽極材7と補強鉄筋8とを埋設した肉厚で
プレキャストコンクリート製の永久型枠9をセットし、
構造物1と永久型枠9との間の間隙に無収縮性のコンク
リート10を充填し、断面の拡大と補強鉄筋8の追加と
で構造物1を補強するとともに、陽極材7を利用して内
部鉄筋2と補強鉄筋8の電気防食をすることができるよ
うにしている。
電気防食用の陽極材7と補強鉄筋8とを埋設した肉厚で
プレキャストコンクリート製の永久型枠9をセットし、
構造物1と永久型枠9との間の間隙に無収縮性のコンク
リート10を充填し、断面の拡大と補強鉄筋8の追加と
で構造物1を補強するとともに、陽極材7を利用して内
部鉄筋2と補強鉄筋8の電気防食をすることができるよ
うにしている。
【0013】永久型枠5,9は工場で作られるが、その
内部に埋設される陽極材4,7には特殊のコーティング
処理したチタンメッシュを用いるのが一般的である。
内部に埋設される陽極材4,7には特殊のコーティング
処理したチタンメッシュを用いるのが一般的である。
【0014】永久型枠9は、内側面近くに電気防食用の
陽極材7が埋設され、その外側に補強鉄筋8が埋設され
ており、本発明の第2の永久型枠の一実施例に相当する
が、本発明の第2の方法で使用する永久型枠は永久型枠
9のような本発明の第2の永久型枠に限定されない。
陽極材7が埋設され、その外側に補強鉄筋8が埋設され
ており、本発明の第2の永久型枠の一実施例に相当する
が、本発明の第2の方法で使用する永久型枠は永久型枠
9のような本発明の第2の永久型枠に限定されない。
【0015】すなわち、本発明の第2の方法では、先に
も述べたように、内側面に陽極材を張り付け、内部に補
強鉄筋を埋設した本発明の第1の永久型枠を使用しても
よいし、また、永久型枠9とは陽極材と補強鉄筋の配置
が逆である、内側に補強鉄筋を、その外側に陽極材を、
それぞれ埋設した永久型枠を使用することもできる。
も述べたように、内側面に陽極材を張り付け、内部に補
強鉄筋を埋設した本発明の第1の永久型枠を使用しても
よいし、また、永久型枠9とは陽極材と補強鉄筋の配置
が逆である、内側に補強鉄筋を、その外側に陽極材を、
それぞれ埋設した永久型枠を使用することもできる。
【0016】ただし、本発明の第1と第2の永久型枠を
使用した場合は、陽極材を内部鉄筋2と補強鉄筋とで挟
む形になるのに対して、前述の永久型枠9とは陽極材と
補強鉄筋の配置が逆である永久型枠を使用した場合は、
陽極材の内側に内部鉄筋と補強鉄筋が位置することにな
るが、前者の方が後者よりも内部鉄筋と補強鉄筋の電気
防食効果がより均等になるので、本発明の第1と第2の
永久型枠は本発明の第2の方法の実施用として好適であ
る。
使用した場合は、陽極材を内部鉄筋2と補強鉄筋とで挟
む形になるのに対して、前述の永久型枠9とは陽極材と
補強鉄筋の配置が逆である永久型枠を使用した場合は、
陽極材の内側に内部鉄筋と補強鉄筋が位置することにな
るが、前者の方が後者よりも内部鉄筋と補強鉄筋の電気
防食効果がより均等になるので、本発明の第1と第2の
永久型枠は本発明の第2の方法の実施用として好適であ
る。
【0017】なお、図中、11は永久型枠5,9とコン
クリート6,10の付着・一体化のために永久型枠5,
9の内側面に形成したコッター、12は構造物1とコン
クリート6,10と永久型枠5,9の3者を確実に一体
化するためのアンカー材である。
クリート6,10の付着・一体化のために永久型枠5,
9の内側面に形成したコッター、12は構造物1とコン
クリート6,10と永久型枠5,9の3者を確実に一体
化するためのアンカー材である。
【0018】アンカー材12は鉄棒に例えばエポキシ樹
脂のような電気絶縁材をコーティングして成り、その一
端は構造物1の表面に穿った穴内に適宜接着材で固定さ
れ、他端は永久型枠5,9に設けた孔を貫通し、ナット
止めされる。
脂のような電気絶縁材をコーティングして成り、その一
端は構造物1の表面に穿った穴内に適宜接着材で固定さ
れ、他端は永久型枠5,9に設けた孔を貫通し、ナット
止めされる。
【0019】13,14は電気防食のための通電回路を
示しており、電気防食を行うときは、図1の場合は、電
源15のプラス側に接続された陽極材4から電源15の
マイナス側に接続された内部鉄筋2と補強鉄筋3に電流
を供給し、図2の場合は、電源16,17のプラス側に
接続された陽極材7から電源16,17のマイナス側に
接続された内部鉄筋2と補強鉄筋8に電流を供給すれば
よい。
示しており、電気防食を行うときは、図1の場合は、電
源15のプラス側に接続された陽極材4から電源15の
マイナス側に接続された内部鉄筋2と補強鉄筋3に電流
を供給し、図2の場合は、電源16,17のプラス側に
接続された陽極材7から電源16,17のマイナス側に
接続された内部鉄筋2と補強鉄筋8に電流を供給すれば
よい。
【図1】本発明の第1の方法の一実施例の説明図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の方法の一実施例の説明図であ
る。
る。
1:構造物、2:内部鉄筋、3:補強鉄筋、4:陽極
材、5:永久型枠、6:コンクリート、7:陽極材、
8:補強鉄筋、9:永久型枠、10:コンクリート、1
1:コッター、12:アンカー材、13:電気回路、1
4:電気回路、15:電源16:電源、17:電源。
材、5:永久型枠、6:コンクリート、7:陽極材、
8:補強鉄筋、9:永久型枠、10:コンクリート、1
1:コッター、12:アンカー材、13:電気回路、1
4:電気回路、15:電源16:電源、17:電源。
Claims (4)
- 【請求項1】 既設の鉄筋コンクリート構造物の外側に
補強鉄筋を配筋し、その外側に、電気防食用の陽極材を
埋設した肉薄でプレキャストコンクリート製の永久型枠
をセットして、構造物と永久型枠との間の配筋部に無収
縮性のコンクリートを充填することを特徴とする電気防
食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方
法。 - 【請求項2】 既設の鉄筋コンクリート構造物の外側
に、電気防食用の陽極材と補強鉄筋とを埋設した肉厚で
プレキャストコンクリート製の永久型枠をセットし、構
造物と永久型枠との間の間隙に無収縮性のコンクリート
を充填することを特徴とする電気防食を考慮した既設の
鉄筋コンクリート構造物の補強方法。 - 【請求項3】 プレキャストコンクリート製で、内側面
に電気防食用の陽極材を張り付け、内部に補強鉄筋を埋
設したことを特徴とする永久型枠。 - 【請求項4】 プレキャストコンクリート製で、内側に
電気防食用の陽極材を、その外側に補強鉄筋を、それぞ
れ埋設したことを特徴とする永久型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8168114A JPH09317203A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 電気防食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方法とプレキャストコンクリート製の永久型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8168114A JPH09317203A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 電気防食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方法とプレキャストコンクリート製の永久型枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09317203A true JPH09317203A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15862121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8168114A Pending JPH09317203A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 電気防食を考慮した既設の鉄筋コンクリート構造物の補強方法とプレキャストコンクリート製の永久型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09317203A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014091961A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Yanagisawa Concrete Kogyo Kk | 床版橋 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP8168114A patent/JPH09317203A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014091961A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Yanagisawa Concrete Kogyo Kk | 床版橋 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051003 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060307 |