JPH09318520A - インク粘度測定装置及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インク粘度測定装置及びインクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH09318520A
JPH09318520A JP13817896A JP13817896A JPH09318520A JP H09318520 A JPH09318520 A JP H09318520A JP 13817896 A JP13817896 A JP 13817896A JP 13817896 A JP13817896 A JP 13817896A JP H09318520 A JPH09318520 A JP H09318520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
viscosity
rotor
measuring device
viscosity measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13817896A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Nagamine
俊秀 長嶺
Tomiyoshi Sato
富義 佐藤
Satoshi Kurihara
聡 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13817896A priority Critical patent/JPH09318520A/ja
Publication of JPH09318520A publication Critical patent/JPH09318520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インクの粘度を正確に測定することができる簡
単な構成の汎用性に富んだインク粘度測定装置を得る。 【解決手段】駆動ローター29と従動ローター28に同
芯状態に形成した複数枚の垂直同芯リブ29A,28A
を同芯状態に近接して多重に対向させて測定室33に配
置し、垂直同芯リブの対向面間に満たしたインクの粘性
に応じて従動ローター28の回転速度が変化する現象を
利用して該インクの粘度を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に係り、特にインクの粘度を所定の範囲内に保っ
て記録動作を安定にするためのインク粘度測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ノズルから噴出するインク粒子を記録媒
体に付着させて記録を行うインクジェット記録装置は、
安定した記録動作を維持するために、インクの粘度を所
定の範囲内に維持する管理が必要である。このために、
インクジェット記録装置は、ノズルから噴出されるイン
ク粒子の速さや一定時間内に噴出したインクの量を測定
し、これらの測定値から間接的にインクの粘度を求める
方法を採用している。しかしながら、インク粒子の速さ
や噴出量はノズルの噴出口径やインクの噴出圧力により
異なるために、これらの測定値からインク粘度を求める
ようにすると、装置間で誤差が生じることになる。例え
ば、一定時間内にノズルから噴出したインクの量を測定
してインクの粘度を算定する方法では、ノズルの噴出口
径が大きくインクの噴出圧力の大きいものは使用中のイ
ンク粘度が低いと判定してしまうことになり、ノズルの
噴出口径が小さくインクの噴出圧力の小さいものは使用
中のインク粘度が高いと判定してしまうことになる。こ
のために、適正値を得るためには、装置毎に粘度判定値
または計算時の係数の設定を変更(調整)することが必
要となる。しかも、このような間接的なインク粘度測定
は、高い検出精度を実現することが困難である。
【0003】インクの粘度を直接的に測定するために、
特開昭56−37162号公報に記載されたインク粘度
測定装置は、粘度測定用の円筒状の貯液槽内のインクを
回転させることによって発生するインク液面の回転法物
面の深さを測定することによって該インクの粘度を測定
するように構成している。しかしながら、この装置は、
測定用のインクを入れて回転させる円筒状貯液槽と測定
中の回収インクを一時的に貯蔵する一時貯蔵タンク及び
切り替え弁が必要になることから、インク循環系が複雑
になる問題がある。
【0004】特開昭56−66733号公報に記載され
たインク粘度測定装置は、インク容器に該インク容器内
のインクの粘度に直接応動する粘度センサーを設置する
構成であるが、インク容器の形状が異なる機種に対して
は、機種毎にそのインク容器に合わせて粘度センサーを
組み付けることが必要であり、汎用性(量産性)に乏し
い構成である。
【0005】特開昭56−126171号公報に記載さ
れたインク粘度測定装置は、インク循環系を循環するイ
ンクの流れにより回転力が与えられる回転体の回転速度
によってインクの粘度を測定するように構成している。
しかしながら、インク循環系を循環するインクの流量が
極めて少ないインクジェット記録装置においては、正確
な測定を行うことが困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のイ
ンクジェット記録装置におけるインク粘度測定装置は、
構成が複雑であったり、汎用性に欠けていたり、正確な
測定が困難であったりする問題がある。
【0007】本発明の1つの目的は、インク循環系を循
環するインクの粘度を正確に測定することができる簡単
な構成の汎用性に富んだインク粘度測定装置を提供する
ことにある。
【0008】本発明の他の目的は、小型で応答性の良い
汎用性に富んだインク粘度測定装置を提供することにあ
る。
【0009】本発明の更に他の目的は、インクの粘度を
好ましい状態に維持するのに適したインクジェット記録
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動ローター
と従動ローターの間をインクで満たすと共の駆動ロータ
ーの回転に対する従動ローターの回転状態を測定するこ
とによりインクの粘度を測定するインク粘度測定装置に
おいて、駆動ローターと従動ローターに同芯状態に形成
した複数枚の垂直同芯リブを同芯状態に近接して対向さ
せた対向面間にインクを満たし、このインクの粘性に応
じて従動ローターの回転状態が変化する現象を利用して
該インクの粘度を測定するものである。
【0011】このような本発明になるインク粘度測定装
置は、次のような形態で実施することができる。
【0012】インク入口部とインク出口部が形成された
測定室と、前記駆動ローターと従動ローターに同芯的に
形成され、前記測定室内で同芯状態に近接して対面する
ように重なり合う位置に回転自在に設置された複数枚の
垂直同芯リブと、前記駆動ローターを回転させる同期電
動機と、前記従動ローターの回転状態を検出する検出手
段を設ける。
【0013】前記駆動ローターと従動ローターの複数枚
の垂直同芯リブは、径方向に近接した状態に対向させ
る。
【0014】前記同期電動機は、前記測定室内において
前記駆動ローターに連結された回転子と、前記回転子外
周の測定室外に設けた固定子によって構成する。
【0015】前記検出手段は、従動ローターの回転速度
に応じた検出信号を発生させる。
【0016】また、インク容器からポンプで吸引して加
圧したインクを印字ヘッドに供給してインク粒子として
噴出させ、記録に使用されないインク粒子を捕捉して前
記インク容器に回収するインク循環系と、このインク循
環系に流れるインクの粘度を測定するインク粘度測定装
置と、前記インク容器への溶剤を供給を測定したインク
粘度に応じて制御する制御装置を備えたインクジェット
記録装置において、前記インク粘度測定装置を前記イン
ク容器とポンプの間に設置する。
【0017】また、インク容器からポンプで吸引して加
圧し且つフィルターで異物を除去したインクを印字ヘッ
ドに供給してインク粒子として噴出させ、記録に使用さ
れないインク粒子を捕捉して前記インク容器に回収する
インク循環系と、このインク循環系に流れるインクの粘
度を測定するインク粘度測定装置と、前記インク容器へ
の溶剤を供給を測定したインク粘度に応じて制御する制
御装置を備えたインクジェット記録装置において、前記
インク粘度測定装置を前記インク容器とフィルターの間
に設置する。
【0018】また、インク容器からポンプで吸引して加
圧し且つ調圧力したインクを印字ヘッドに供給してイン
ク粒子として噴出させ、記録に使用されないインク粒子
を捕捉して前記インク容器に回収するインク循環系と、
このインク循環系に流れるインクの粘度を測定するイン
ク粘度測定装置と、前記インク容器への溶剤を供給を測
定したインク粘度に応じて制御する制御装置を備えたイ
ンクジェット記録装置において、前記インク粘度測定装
置には調圧したインクを通過させるようにする。 そし
て、これらのインクジェット記録装置における前記イン
ク粘度測定装置には、前述したようなインク粘度測定装
置を使用する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明になるインクジェッ
ト記録装置の実施形態を図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明になるインクジェット記録
装置におけるインク及び溶剤の循環経路を示している。
このインクジェット記録装置の本体1は、標準粘度に調
整されている新しいインクを格納するインク容器2,溶
剤を格納する溶剤容器3,循環装置4及び制御装置5を
内蔵する。
【0021】印字ヘッド6は、インク粒子20を噴出す
るノズル19と記録に使用されなかったインク粒子20
を捕捉して回収するインク回収口21を備える。
【0022】循環装置4は、モータ12により駆動され
てインクや溶剤を圧送または吸引するポンプ8,9,1
0,11と、管路の開閉を行う電磁弁13,14,1
8,22,23,24と、インクを保持するメインイン
ク容器15と、インクの中に混入している異物を除去す
るフィルター16,25と、ノズル19に供給するイン
クの圧力を調整する減圧弁17及びインクの粘度を測定
する粘度センサー7を備える。
【0023】ノズル19から噴出されたインク粒子20
は、記録に供される粒子以外はインク回収口21に捕捉
される。捕捉されたインク粒子20はメインインク容器
15に戻るように配管されている。
【0024】制御装置5は、起動指令が入力されると、
モータ12を回転させてポンプ8,9,10,11に圧
送または吸引動作を開始させる。ポンプ8は、インク容
器2から標準粘度に調整されているインクを吸い込んで
電磁弁13を介してメインインク容器15に送り込む。
メインインク容器15に十分な量のインクがあるときに
は電磁弁13を閉じて流れを阻止するようにする。同様
に、ポンプ9は、溶剤容器3の中にある溶剤を吸い込ん
で電磁弁14を介してメインインク容器15に送りこ
む。但し、メインインク容器15内のインク粘度が所定
の基準値以下であるときには電磁弁14を閉じて溶剤の
流れ込みを阻止する。インク粘度は、メインインク容器
15とポンプ13の間でメインインク容器15の近くに
位置された粘度センサー7で常に測定して制御装置5に
入力する。
【0025】ポンプ10は、メインインク容器15から
粘度センサー7を介してインクを吸い上げてフィルタ1
6に圧送する。減圧弁17は、フィルター16を通過し
てきたインクの液圧を適正圧力に降下させると共に平滑
化するように調整し、電磁弁18を経由して印字ヘッド
6のノズル19に送る。
【0026】印字ヘッド6は、ノズル19に組み込まれ
た圧電素子によってインクを励振することにより、ノズ
ル19から噴出するインクを粒子化してインク粒子20
とする。インク粒子20のうちで記録に供されなかった
ものはインク回収口21で捕捉し、ポンプ11で吸引す
ることによってメインインク容器15に回収する。この
ときは、電磁弁23を開いておき、インクに含まれる異
物はフィルター25によって除去する。
【0027】電磁弁22,24は、インクジェト記録装
置の運転を停止したときに開放してインク循環経路内の
残圧を逃がすために使用する。
【0028】インクは、メチルエチルケトンなどの溶剤
で希釈して適正な標準粘度に調整されているが、メチル
エチルケトンは揮発し易く、インク粒子20となって気
中を飛翔中に揮発するために該インクの粘度は徐々に高
くなる傾向にある。インクの粘度がある範囲を越えた高
い値になると予定の位置にインク粒子を付着させること
ができなくなって印字乱れが発生する。
【0029】このような印字乱れの発生を防止するため
に、本発明になるインクジェット記録装置は、インクの
粘度を粘度センサー7で測定し、制御装置5は、インク
粘度が基準値に対してどのような値にあるかを確認し、
基準値よりも高くなったときには、電磁弁14を開いて
ポンプ9を稼働状態とすることにより溶剤容器3内の溶
剤をメインインク容器15に供給してインクの粘度を低
下させ、所定の範囲内に維持するように制御する。
【0030】図2は、前記粘度センサー7の一実施形態
を示す縦断側面図である。全体の取付部材を兼ねたベー
ス26は、一部にインク入口部26Aを設けている。ベ
ース26の中央に直立させた固定軸27は、従動ロータ
ー28及び駆動ローター29を回転自在に支持する。固
定軸27の中ほどに設けた段部27Aは、駆動ローター
29のスラスト方向の位置を所定の位置に規制する。
【0031】従動ローター28は、上方に開放された複
数枚の垂直同芯リブ28Aを備え、底部にはインクを通
過させるための複数個の小孔28Bが形成されている。
この従動ローター28は、固定軸27によって回動自在
の保持されるが、スラスト方向の位置はベース26と段
部27Aで規制される。
【0032】駆動ローター29は、下方に開放された複
数枚の垂直同芯リブ29Aを備え、天井部にはインクの
通過と空気抜きのための複数個の小孔29Bが形成され
ている。垂直同芯リブ29Aは、前記垂直同芯リブ28
Aと同芯状態に近接して径方向に対面するように該垂直
同芯リブ28Aと重なり合う位置に配置され、対向面積
を大きくすると共に軸方向の寸法が大きくなるのを防止
している。この駆動ローター29の一端は、同期電動機
を構成する回転子30に連結されている。
【0033】ケース31は、その底部開放側がシール3
2を介してベース26に固定される。ベース26とケー
ス31の固定は、例えば、超音波溶着などの方法で気密
性を確保できるように行う。
【0034】ベース26とケース31によって閉鎖状態
に形成されるスペースは、前記従動ローター28及び駆
動ローター29を高密度に収容する測定室33となる。
この測定室33の上部には前記回転子30を収納し、そ
の外周に隔壁部31Aで隔離した固定子34を対向させ
て設置する。隔壁部31Aの板厚は、固定子34で発生
した回転磁界の損失を防ぐために極力薄い方が好まし
い。蓋38は、図3に横断面を示すように、測定室33
からインク出口部38Bに繋がるインク通路を確保しな
がら固定軸27を支える複数枚のリブ38Aを備える。
【0035】固定子34は、励磁コイルと磁極部材を備
え、励磁コイルに交番電圧を印加することにより磁極部
材に回転磁界を発生するようにし、回転子30は、その
外周面にN極とS極を交互に等間隔に着磁しておくこと
により、固定子34に発生する回転磁界と吸引反発を繰
り返して回転する自己起動型の同期電動機を構成する。
この原理は、同期電動機そのものであるので回転磁界の
周期が変わらない限り、また、回転子30に過大な負荷
がかからない限り、回転子30の回転数(速度)は一定
となって、駆動ローター29を一定の回転数(速度)で
回転させる。
【0036】永久マグネット35は、従動ローター28
に固定されて回転し、検出器36は前記永久マグネット
35が発生する磁界を受けて回転検出信号を発生する。
検出器36は、ホール素子やリードスイッチのように磁
界の強さに応動する素子を使用する。
【0037】蓋38とケース31は、シール用のOリン
グ37を介在させてねじ38によって締結する。
【0038】ベース26やケース31は、インク(溶
剤)に接するので、これらに侵されない材質で製作する
ことが必要である。例えば、溶剤がメチルエチルケトン
(MEK)の如きものであれば、材質は、ポリプロピレ
ン樹脂(PP)やポリフェニレンサルフィド樹脂(PP
S)などが適している。
【0039】ここで、図1,図2を参照してインク及び
溶剤の循環経路を説明する。ポンプ8が動作すると、イ
ンク容器2内の標準粘度のインクは、該インク容器2か
らの配管を経てポンプ8に吸い込まれ、ポンプ8で加圧
されて電磁弁13に流れる。このとき、電磁弁13が開
いていれば、該インクはメインインク容器15内に流入
する。同様に、溶剤容器3から吸込まれた溶剤は、ポン
プ9で吸引及び加圧されて電磁弁14へ、そしてメイン
インク容器15の順に流れる。
【0040】メインインク容器15内のインクは、ポン
プ10で吸引されて粘度センサー7のインク入口部26
Aから測定室33に供給され、該測定室33を満たした
後にインク出口部38Bから出てフィルター16を経由
して減圧弁17に入る。減圧弁17は、このインクを適
正な圧力に調整した後に電磁弁18を経由して印字ヘッ
ド6のノズル19に供給する。ポンプ11は、インク回
収口21で捕捉したインクをメインインク容器15に回
収する。
【0041】粘度センサー7は、予め設定された時間間
隔でインクの粘度測定を行うために運転される。この粘
度測定は以下のように行う。固定子34に交番電圧を印
加して回転磁界を発生させ、回転子30を一定の回転速
度で回転させる。これにより、回転子30と一体的に結
合されている駆動ロータ29も回転し、この駆動ロータ
ー29の回転により測定室33内のインクが該駆動ロー
ター29との粘着力により同方向に回動する。インクの
回動は従動ローター28に回転力を伝達し、該従動ロー
ター28を回転させる。つまり、インクの粘性により、
駆動ローター29と従動ローター28は粘性結合、もし
くは流体結合されることになる。この結合力は、インク
の粘度により変化する。つまり、インク粘度が高いとき
は結合力も高く、粘度が低いときは結合力も小さい。
【0042】従って、インク粘度が高いときには駆動ロ
ーター29と従動ローター28の結合力が大きくなり、
従動ローター28と固定軸27の間の摩擦抵抗を一定の
値に設定しておけば、従動ローター28の回転速度はイ
ンクの粘度が高くなるに従って高速になる。インクの粘
度が低いときには、従動ローター28の回転速度は低下
する。
【0043】このような状態で、一定時間の間に検出器
36の位置を通過する永久マグネット35の数(通過回
数)を該検出器36から出力される検出信号を計数する
ことにより従動ローター28の回転速度(回転数)を測
定し、回転速度(回転数)と粘度の関係を予め求めて記
載した換算テーブルを前記測定結果に基づいて参照し、
または換算のための演算処理を行ってインク粘度を求め
て基準値に対する高低を判定するようにする。従動ロー
ター28の回転に対する抵抗力は、該従動ローター28
と固定軸27の間の摩擦によって発生するので、該従動
ローター28と固定軸27の間の嵌め合い寸法精度の管
理が重要となる。加工誤差や組立て誤差によって発生す
る摩擦抵抗力の個体差は、加工または組立て段階におい
て、換算テーブルの値を変更し、または演算処理の係数
を変更することによって補正するように制御装置5を調
整する。
【0044】実際には、標準粘度のインクにおける従動
ローター28の回転速度(回転数)を基準値として制御
装置5に記憶させておき、一定時間毎に従動ローター2
8の回転速度と比較する。数度に渡り基準値と比較した
回転速度から現在のインク粘度を求め、電磁弁9を開い
て必要量の溶剤を溶剤容器13からメインインク容器1
5に補給する。溶剤の必要量の算定は、基準値と比較し
ながら制御装置5に行わせる。供給量は、電磁弁9の流
量を予め制御装置5に入力しておき、また、メインイン
ク容器15内のインク量はセンサー(図示省略)にて検
出して制御装置5に入力することにより、電磁弁9の開
放時間や残存インク量を確認しながら制御する。
【0045】回転速度測定時間を長くすれば、微少な粘
度差まで測定することが可能となり、大まかな値を知り
たいときには短時間の回転速度を確認すれば足りる。
【0046】メインインク容器15におけるインクの粘
度を精度良く測定するためには、メインインク容器15
内のインクと粘度センサー7内のインクの粘度が等しい
ことが必要である。メインインク容器15内のインクの
粘度は、インク容器12から補給される標準粘度の新し
いインクと、インク回収口21から回収される粘度の高
い回収インクと、粘度調整のために溶剤容器13から供
給される溶剤の量によって変化する。粘度センサー7
は、このようなメインインク容器15内のインクの粘度
の変化に敏感に追従した粘度測定を行うことができるよ
うにすることが望ましい。そのためには、粘度センサー
7は、インク循環経路において、ポンプ10によってメ
インインク容器15から吸引されたインクが少ない時間
遅れで流入し、古いインクと入れ替わることができるこ
とが必要である。因に、インダストリアルマーキング装
置として使用されるインクジェット記録装置において
は、インク循環経路を流れるインクの流量は3cc/分
程度であり、このインク循環経路におけるメインインク
容器15から電磁弁18の出口(本体1の出口)までの
流路容積は200cc程度である。
【0047】本発明になる粘度センサー7は、この実施
形態では、メインインク容器15とポンプ10の間の配
管中におけるメインインク容器15に近い位置に挿入し
て設置されている。また、この粘度センサー15内の測
定室33内のインクの入れ替わり時間を短縮するため
に、該粘度センサー7は、従動ローター28と駆動ロー
ター29の複数枚の垂直同芯リブ2A,29Aを同芯状
態に近接して対向させる構成により、従動ローター28
と駆動ローター29の間の流体結合のための対向面積を
大きくすると共に流体結合のためのインク量を少なくで
きるようにした。従って、この粘度センサー7内のイン
クは、比較的短時間の内にメインインク容器15内から
供給されるインクと入れ替わることができる。
【0048】このような粘度センサー7の設置位置は、
前述したような形態の粘度センサーに限らず、他の形態
の粘度センサーを使用する場合にも優れた設置位置とな
る。インダストリアルマーキング装置として使用される
インクジェット記録装置のインク循環経路におけるフィ
ルター16は、容積が180ccもの濾過室を備えてい
るので、3cc/分の流量でこの濾過室のインクが入れ
替わるためには、60分の時間を要する。従って、この
ようなインクジェット記録装置においては、粘度センサ
ー7は、フィルター16の前段に設置することが望まし
い。
【0049】しかしながら、液圧の変化を受けたくない
粘度センサー7や濾過室の容積が小さいフィルター16
を備えたインクジェット記録装置の場合には、図4に示
すように、電磁弁18の後段に設置することにより、減
圧弁17によって減圧されて安定なインクを供給するこ
とができる。その他の構成は、前述した実施形態と同じ
である。
【0050】
【発明の効果】本発明のインク粘度測定装置は、インク
循環系を流れるインクを結合流体とする駆動ローターと
従動ローターの複数枚の垂直同芯リブを同芯状態に近接
して対向させた対向面間にインクを満たし、このインク
の粘性に応じて従動ローターの回転状態が変化する現象
を利用して該インクの粘度を測定するようにしたので、
比較的簡単な構成で、インクの粘度を正確に測定するこ
とができる。特に、複数枚の垂直同芯リブを同芯状態に
近接して対向させた対向面間にインクを満たす構成は、
少量のインクを使用して粘度を測定することができるの
で、循環流量の少ないインク循環経路に配置してもイン
クの粘度変化に素速く応答することができ、汎用性に富
んでいる。
【0051】また、インク容器と該インク容器のインク
を印字ヘッドに供給するためのポンプまたはフィルター
の間にインク粘度測定装置を設置したことにより、イン
ク流路の容積に起因する応答遅れを軽減することができ
るインクジェット記録装置を得ることができる。
【0052】また、インク容器と該インク容器のインク
を印字ヘッドに供給するためのポンプまたはフィルター
の間にインク粘度測定装置を設置したことにより、イン
ク流路の容積に起因する応答遅れを軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるインクェット記録装置におけるイ
ンク及び溶剤の循環経路を示す配管図である。
【図2】本発明になる粘度センサーの縦断側面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】本発明になるインクジェット記録装置の他の実
施形態を示すインク及び溶剤の循環経路を示す配管図で
ある。
【符号の説明】
7…粘度センサー、26…ベース、27…固定軸、28
…従動ローター、28A…垂直同芯リブ、29…駆動ロ
ーター、29A…垂直同芯リブ、30…回転子、31…
ケース、32…シール板、33…測定室、34…固定
子、35…永久マグネット、36…検出器。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ローターと従動ローターの間をインク
    で満たすと共の駆動ローターの回転に対する従動ロータ
    ーの回転状態を検出することにより、インクの粘度を測
    定するインク粘度測定装置において、 インク入口部とインク出口部が形成された測定室と、前
    記駆動ローターと従動ローターに同芯的に形成され、前
    記測定室内で同芯状態に近接して対面するように重なり
    合う位置に回転自在に設置された複数枚の垂直同芯リブ
    と、前記駆動ローターを回転させる同期電動機と、前記
    従動ローターの回転状態を検出する検出手段を設けたこ
    とを特徴とするインク粘度測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記駆動ローターと従
    動ローターの複数枚の垂直同芯リブは、径方向に近接し
    た状態に対向させたことを特徴とするインク粘度測定装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記同期電動機は、前
    記測定室内において前記駆動ローターに連結された回転
    子と、前記回転子外周の測定室外に設けた固定子を備え
    たことを特徴とするインク粘度測定装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記検出手段は、従動
    ローターの回転速度に応じた検出信号を発生することを
    特徴とするインク粘度測定装置。
  5. 【請求項5】インク容器からポンプで吸引して加圧した
    インクを印字ヘッドに供給してインク粒子として噴出さ
    せ、記録に使用されないインク粒子を捕捉して前記イン
    ク容器に回収するインク循環系と、このインク循環系に
    流れるインクの粘度を測定するインク粘度測定装置と、
    前記インク容器への溶剤を供給を測定したインク粘度に
    応じて制御する制御装置を備えたインクジェット記録装
    置において、 前記インク粘度測定装置を前記インク容器とポンプの間
    に設置したことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記インク粘度測定装
    置は、請求項1〜4の1項に記載したインク粘度測定装
    置を使用したことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  7. 【請求項7】インク容器からポンプで吸引して加圧し且
    つフィルターで異物を除去したインクを印字ヘッドに供
    給してインク粒子として噴出させ、記録に使用されない
    インク粒子を捕捉して前記インク容器に回収するインク
    循環系と、このインク循環系に流れるインクの粘度を測
    定するインク粘度測定装置と、前記インク容器への溶剤
    を供給を測定したインク粘度に応じて制御する制御装置
    を備えたインクジェット記録装置において、 前記インク粘度測定装置を前記インク容器とフィルター
    の間に設置したことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記インク粘度測定装
    置は、請求項1〜4の1項に記載したインク粘度測定装
    置を使用したことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  9. 【請求項9】インク容器からポンプで吸引して加圧し且
    つ調圧力したインクを印字ヘッドに供給してインク粒子
    として噴出させ、記録に使用されないインク粒子を捕捉
    して前記インク容器に回収するインク循環系と、このイ
    ンク循環系に流れるインクの粘度を測定するインク粘度
    測定装置と、前記インク容器への溶剤を供給を測定した
    インク粘度に応じて制御する制御装置を備えたインクジ
    ェット記録装置において、 前記インク粘度測定装置には調圧したインクを通過させ
    るようにしたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記インク粘度測定
    装置は、請求項1〜4の1項に記載したインク粘度測定
    装置を使用したことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
JP13817896A 1996-05-31 1996-05-31 インク粘度測定装置及びインクジェット記録装置 Pending JPH09318520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13817896A JPH09318520A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 インク粘度測定装置及びインクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13817896A JPH09318520A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 インク粘度測定装置及びインクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09318520A true JPH09318520A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15215879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13817896A Pending JPH09318520A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 インク粘度測定装置及びインクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09318520A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000054025A1 (en) * 1999-03-11 2000-09-14 The Lubrizol Corporation On-board rotational viscometers
JP2009172932A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd インクジェット記録装置
JP2010052194A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2016518613A (ja) * 2013-05-23 2016-06-23 ウオーターズ・テクノロジーズ・コーポレイシヨン オルソゴナルスーパーポジションレオメータ
CN117836145A (zh) * 2021-08-30 2024-04-05 株式会社日立产机系统 喷墨记录装置和喷墨记录装置的管理方法
CN121409803A (zh) * 2025-12-30 2026-01-27 江苏海企技术工程股份有限公司 一种聚全氟乙丙烯树脂粘度测量装置及测量方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000054025A1 (en) * 1999-03-11 2000-09-14 The Lubrizol Corporation On-board rotational viscometers
JP2009172932A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd インクジェット記録装置
JP2010052194A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2016518613A (ja) * 2013-05-23 2016-06-23 ウオーターズ・テクノロジーズ・コーポレイシヨン オルソゴナルスーパーポジションレオメータ
US10598582B2 (en) 2013-05-23 2020-03-24 Waters Technologies Corporation Orthogonal superposition rheometer
CN117836145A (zh) * 2021-08-30 2024-04-05 株式会社日立产机系统 喷墨记录装置和喷墨记录装置的管理方法
CN121409803A (zh) * 2025-12-30 2026-01-27 江苏海企技术工程股份有限公司 一种聚全氟乙丙烯树脂粘度测量装置及测量方法
CN121409803B (zh) * 2025-12-30 2026-04-07 江苏海企技术工程股份有限公司 一种聚全氟乙丙烯树脂粘度测量装置及测量方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9186606B2 (en) Machine tool with cutting fluid filtration device
CN101563541B (zh) 用于监测泵的操作的系统和方法
EP3257676B1 (en) Fluidic dispensing device having features to reduce stagnation zones
US6546866B1 (en) Ink viscosity measuring device, ink viscosity adjusting method and device therefor, and a printing apparatus
JP4764891B2 (ja) インクジェット記録装置
KR20170013322A (ko) 공급 및 분배 센서를 갖는 펌프의 작동, 여과 및 분배 확인, 및 필터의 감압 프라이밍을 위한 시스템 및 방법
US20050183906A1 (en) Lubricating-Fluid Infusion Apparatus
JP3493322B2 (ja) 液だれ防止方法およびシステム
JPH09318520A (ja) インク粘度測定装置及びインクジェット記録装置
JP2003197513A (ja) 薬液供給装置
US20140271231A1 (en) Apparatus and Method for Processing Coating Compositions
JP7066035B1 (ja) 塗装ロボット
AU2020324538B2 (en) Disposable blood metering device
JP2007531885A (ja) 液中汚染物質検出用の能動型サンプラー
JPH08270595A (ja) 磁気浮上型ポンプ
US10336081B2 (en) Method of maintaining a fluidic dispensing device
CN114026330B (zh) 流体泵
JP2000039242A (ja) 一定量の流体を供給する装置
JP4241404B2 (ja) 液面検出装置及びそれを用いた分注装置
JP2688163B2 (ja) 分注装置
JP4913379B2 (ja) 気圧式液面検出装置
JPH09292381A (ja) 送液ポンプ
JPH0487999A (ja) 燃料タンク用レベルゲージ付水抜き装置
JPH0719555Y2 (ja) 流体滴下供給装置
KR20210079329A (ko) 세퍼레이터 시스템