JPH09318774A - 報音装置 - Google Patents
報音装置Info
- Publication number
- JPH09318774A JPH09318774A JP8131802A JP13180296A JPH09318774A JP H09318774 A JPH09318774 A JP H09318774A JP 8131802 A JP8131802 A JP 8131802A JP 13180296 A JP13180296 A JP 13180296A JP H09318774 A JPH09318774 A JP H09318774A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- sound
- diaphragm
- device case
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】大きな音量での報音ができ、組み込む時計の防
水性を確保した構造とする。 【解決手段】 圧電素子11、振動板12によって報音
部材10とし、振動板12の外周部分をシール部材15
の押圧部15aにより時計ケース1に押圧して防水性を
確保する。振動板12と裏蓋16との間にシール部材1
5を介挿して非接触状態とし、振動板12の振動を充分
に行い、大きな音量での放音を行う。
水性を確保した構造とする。 【解決手段】 圧電素子11、振動板12によって報音
部材10とし、振動板12の外周部分をシール部材15
の押圧部15aにより時計ケース1に押圧して防水性を
確保する。振動板12と裏蓋16との間にシール部材1
5を介挿して非接触状態とし、振動板12の振動を充分
に行い、大きな音量での放音を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計、電子手帳
等の電子機器に組み込まれる報音装置に関し、特に防水
性を必要とする電子機器に使用される報音装置に関す
る。
等の電子機器に組み込まれる報音装置に関し、特に防水
性を必要とする電子機器に使用される報音装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】実公昭56ー24951号公報には、防
水式腕時計に組み込まれた従来の報音装置が記載されて
いる。この報音部材を有する防水式腕時計は時計ケース
の裏側を密閉する裏蓋を外蓋と中蓋との2部材とするも
のであり、外蓋に放音穴を開口する一方、中蓋の上面に
圧電素子を接着し、中蓋下面の周辺部分を外蓋に固着し
ている。圧電素子は時計ケース内に設けられた回路基板
の発音回路と弾性接続片によって電気的に接続され、回
路基板からの信号が入力されることで振動し、これによ
って中蓋も振動して報音がなされる。
水式腕時計に組み込まれた従来の報音装置が記載されて
いる。この報音部材を有する防水式腕時計は時計ケース
の裏側を密閉する裏蓋を外蓋と中蓋との2部材とするも
のであり、外蓋に放音穴を開口する一方、中蓋の上面に
圧電素子を接着し、中蓋下面の周辺部分を外蓋に固着し
ている。圧電素子は時計ケース内に設けられた回路基板
の発音回路と弾性接続片によって電気的に接続され、回
路基板からの信号が入力されることで振動し、これによ
って中蓋も振動して報音がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに圧電素子が接着された中蓋を外蓋に固着した構造で
は、圧電素子及び中蓋が充分に振動できず、これにより
音量を充分に確保できない問題がある。特に、振動によ
って音声を発生させる場合には音量が不十分になると共
に、明瞭さが失われ、明確な報音が難しくなっている。
うに圧電素子が接着された中蓋を外蓋に固着した構造で
は、圧電素子及び中蓋が充分に振動できず、これにより
音量を充分に確保できない問題がある。特に、振動によ
って音声を発生させる場合には音量が不十分になると共
に、明瞭さが失われ、明確な報音が難しくなっている。
【0004】このようなことから圧電素子が接着された
中蓋を外蓋と分離することが考えられるが、この場合に
は、防水性が損なわれ、防水時計として機能することが
できなくなる。又、圧電素子が弾性接続片によって押圧
されているため、外蓋を取り付ける前に中蓋が浮き上が
り、この浮き上がりによって外蓋の取り付けが困難とな
る組立上の問題も発生する。
中蓋を外蓋と分離することが考えられるが、この場合に
は、防水性が損なわれ、防水時計として機能することが
できなくなる。又、圧電素子が弾性接続片によって押圧
されているため、外蓋を取り付ける前に中蓋が浮き上が
り、この浮き上がりによって外蓋の取り付けが困難とな
る組立上の問題も発生する。
【0005】本発明はこのような問題を考慮してなされ
たものであり、組立が容易で電子機器の防水性を確保す
るばかりでなく、充分な音量での報音が可能な報音装置
を提供することを目的とする。
たものであり、組立が容易で電子機器の防水性を確保す
るばかりでなく、充分な音量での報音が可能な報音装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の報音装置
は、機器ケースと、薄板状の振動板に圧電素子が密着し
た状態で前記機器ケース内に設けられる報音部材と、前
記機器ケース内に設けられ、振動のための信号を前記報
音部材に出力する回路部材と、前記報音部材に弾性力を
有して接触するように報音部材と回路部材との間に設け
られて報音部材と回路部材とを電気的に接続する弾性接
続片と、放音穴が形成され前記機器ケースに取り付けら
れる蓋体と、前記報音部材の外周部分を機器ケースに押
圧する押圧部を有し、前記機器ケース及び蓋体の間に設
けられるシール部材と、を備えていることを特徴とす
る。
は、機器ケースと、薄板状の振動板に圧電素子が密着し
た状態で前記機器ケース内に設けられる報音部材と、前
記機器ケース内に設けられ、振動のための信号を前記報
音部材に出力する回路部材と、前記報音部材に弾性力を
有して接触するように報音部材と回路部材との間に設け
られて報音部材と回路部材とを電気的に接続する弾性接
続片と、放音穴が形成され前記機器ケースに取り付けら
れる蓋体と、前記報音部材の外周部分を機器ケースに押
圧する押圧部を有し、前記機器ケース及び蓋体の間に設
けられるシール部材と、を備えていることを特徴とす
る。
【0007】この報音装置は回路部材からの信号が弾性
接続片を介して圧電素子に供給されることで圧電素子及
び振動板からなる報音部材が報音を行う。この報音部材
は蓋体と非接触となっているため、圧電素子の振動が拘
束されることがない。このため充分な音量で報音するこ
とができる。
接続片を介して圧電素子に供給されることで圧電素子及
び振動板からなる報音部材が報音を行う。この報音部材
は蓋体と非接触となっているため、圧電素子の振動が拘
束されることがない。このため充分な音量で報音するこ
とができる。
【0008】シール部材は振動板の外周部分を押圧する
ことで振動板の外周部分を機器ケースに密着させる。従
って振動板とシール部材とにより防水性が付与されてい
る。
ことで振動板の外周部分を機器ケースに密着させる。従
って振動板とシール部材とにより防水性が付与されてい
る。
【0009】この報音装置において、前記機器ケース及
びシール部材に、相互の位置決めを行うガイド部をが形
成できる。ガイド部の形成によりシール部材を正確にし
かも簡単に装着することが可能となる。
びシール部材に、相互の位置決めを行うガイド部をが形
成できる。ガイド部の形成によりシール部材を正確にし
かも簡単に装着することが可能となる。
【0010】本発明の第2の報音装置は、機器ケース
と、薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機
器ケース内に設けられる報音部材と、前記機器ケース内
に設けられ、振動のための信号を前記圧電素子に出力す
る回路基板と、前記報音部材に弾性力を有して接触する
ように報音部材と回路基板との間に設けられて報音部材
と回路基板とを電気的に接続する弾性接続片と、放音穴
が形成され前記報音部材との非接触状態で機器ケースに
取り付けられる蓋体と、前記回路基板を前記機器ケース
に固定するため機器ケース内に挿入される固定部材と、
前記振動板の外周部分が接合され、前記機器ケースと固
定部材との間に挿入される取付ピースと、前記振動板の
外周部分を押圧して振動板の外周部分を前記取付ピース
との間で挟み込む押圧部を有し、前記機器ケース及び蓋
体の間に設けられるシール部材と、を備えていることを
特徴とする。
と、薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機
器ケース内に設けられる報音部材と、前記機器ケース内
に設けられ、振動のための信号を前記圧電素子に出力す
る回路基板と、前記報音部材に弾性力を有して接触する
ように報音部材と回路基板との間に設けられて報音部材
と回路基板とを電気的に接続する弾性接続片と、放音穴
が形成され前記報音部材との非接触状態で機器ケースに
取り付けられる蓋体と、前記回路基板を前記機器ケース
に固定するため機器ケース内に挿入される固定部材と、
前記振動板の外周部分が接合され、前記機器ケースと固
定部材との間に挿入される取付ピースと、前記振動板の
外周部分を押圧して振動板の外周部分を前記取付ピース
との間で挟み込む押圧部を有し、前記機器ケース及び蓋
体の間に設けられるシール部材と、を備えていることを
特徴とする。
【0011】この構造では、報音部材の振動板の外周部
分が取付ピースに接合されているため、取付ピースを機
器ケースに取り付けることで報音部材を同時に装着でき
る。このため組み付け時に弾性接続片の弾性が作用して
も、報音部材が浮き上がることがなく、簡単に装着でき
る。又、報音部材が浮き上がることがないため、その浮
き上がり量を考慮する必要がなく、その分、機器ケース
を薄くできる。なお、固定部材は回路基板の固定を行う
ため、回路基板の取り付けが確実となる。
分が取付ピースに接合されているため、取付ピースを機
器ケースに取り付けることで報音部材を同時に装着でき
る。このため組み付け時に弾性接続片の弾性が作用して
も、報音部材が浮き上がることがなく、簡単に装着でき
る。又、報音部材が浮き上がることがないため、その浮
き上がり量を考慮する必要がなく、その分、機器ケース
を薄くできる。なお、固定部材は回路基板の固定を行う
ため、回路基板の取り付けが確実となる。
【0012】この報音装置においては、前記取付ピース
の機器ケース内への挿入を案内するガイド凹部を前記機
器ケースにおける取付ピースの装着部位に形成すること
ができる。これにより取付ピースの装着が簡単となる。
の機器ケース内への挿入を案内するガイド凹部を前記機
器ケースにおける取付ピースの装着部位に形成すること
ができる。これにより取付ピースの装着が簡単となる。
【0013】本発明の第3の報音装置は、機器ケース
と、薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機
器ケース内に設けられる報音部材と、前記機器ケース内
に設けられ、振動のための信号を前記圧電素子に出力す
る回路基板と、前記報音部材に弾性力を有して接触する
ように報音部材と回路基板との間に設けられて報音部材
と回路基板とを電気的に接続する弾性接続片と、放音穴
が形成され前記報音部材とに非接触状態で機器ケースに
取り付けられる蓋体と、前記振動板の外周部分が接合さ
れ、前記回路基板を機器ケースに固定するため機器ケー
ス内に挿入される固定用取付ピースと、前記振動板の外
周部分を押圧して振動板の外周部分を前記固定用取付ピ
ースとの間で挟み込む押圧部を有し、前記機器ケース及
び蓋体の間に設けられるシール部材と、を備えているこ
とを特徴とする。
と、薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機
器ケース内に設けられる報音部材と、前記機器ケース内
に設けられ、振動のための信号を前記圧電素子に出力す
る回路基板と、前記報音部材に弾性力を有して接触する
ように報音部材と回路基板との間に設けられて報音部材
と回路基板とを電気的に接続する弾性接続片と、放音穴
が形成され前記報音部材とに非接触状態で機器ケースに
取り付けられる蓋体と、前記振動板の外周部分が接合さ
れ、前記回路基板を機器ケースに固定するため機器ケー
ス内に挿入される固定用取付ピースと、前記振動板の外
周部分を押圧して振動板の外周部分を前記固定用取付ピ
ースとの間で挟み込む押圧部を有し、前記機器ケース及
び蓋体の間に設けられるシール部材と、を備えているこ
とを特徴とする。
【0014】この構造では、固定用取付ピースが振動板
の取り付けと、回路基板の固定を行うため、上述した第
2の報音装置における固定部材及び取付ピースの双方の
作用を有している。このため部品点数を少なくでき、構
造及び組立が簡単となる。
の取り付けと、回路基板の固定を行うため、上述した第
2の報音装置における固定部材及び取付ピースの双方の
作用を有している。このため部品点数を少なくでき、構
造及び組立が簡単となる。
【0015】この報音装置においては、前記固定用取付
ピースの機器ケース内への挿入を案内するガイド凹部を
機器ケースにおける固定用取付ピースの装着部位に形成
することができ、これにより固定用取付ピースの取り付
けが容易となる。
ピースの機器ケース内への挿入を案内するガイド凹部を
機器ケースにおける固定用取付ピースの装着部位に形成
することができ、これにより固定用取付ピースの取り付
けが容易となる。
【0016】本発明の第4の報音装置は、機器ケース
と、薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機
器ケース内に設けられる報音部材と、前記機器ケース内
に設けられ、振動のための信号を前記圧電素子に出力す
る回路基板と、前記報音部材に弾性力を有して接触する
ように報音部材と回路基板との間に設けられて報音部材
と回路基板とを電気的に接続する弾性接続片と、放音穴
が形成され前記報音部材との非接触状態で機器ケースに
取り付けられる蓋体と、前記振動板の外周部分に密着す
るように前記機器ケースと蓋体との間に設けられるシー
ル部材と、を備えていることを特徴とする。
と、薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機
器ケース内に設けられる報音部材と、前記機器ケース内
に設けられ、振動のための信号を前記圧電素子に出力す
る回路基板と、前記報音部材に弾性力を有して接触する
ように報音部材と回路基板との間に設けられて報音部材
と回路基板とを電気的に接続する弾性接続片と、放音穴
が形成され前記報音部材との非接触状態で機器ケースに
取り付けられる蓋体と、前記振動板の外周部分に密着す
るように前記機器ケースと蓋体との間に設けられるシー
ル部材と、を備えていることを特徴とする。
【0017】この構造では、シール部材が振動板の外周
部分に密着して振動板を固定する。従って上述した取付
ピースや固定用取付ピースが不要となり、さらに構造が
簡単となる。
部分に密着して振動板を固定する。従って上述した取付
ピースや固定用取付ピースが不要となり、さらに構造が
簡単となる。
【0018】この報音装置においては、前記蓋体を案内
するガイド面を機器ケースにおける蓋体の装着部位に形
成することができ、これにより蓋体の取り付けが容易と
なる。
するガイド面を機器ケースにおける蓋体の装着部位に形
成することができ、これにより蓋体の取り付けが容易と
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明を防水式腕時計に適
用した第1の実施形態を示す。1は機器ケースとしての
時計ケースであり、上下面が開口され、上部の開口は時
計ガラス2を接着剤(図示省略)を介して嵌め込むこと
で封鎖されている。この時計ケース1内には時計モジュ
ール3が組み込まれる。
用した第1の実施形態を示す。1は機器ケースとしての
時計ケースであり、上下面が開口され、上部の開口は時
計ガラス2を接着剤(図示省略)を介して嵌め込むこと
で封鎖されている。この時計ケース1内には時計モジュ
ール3が組み込まれる。
【0020】時計モジュール3は共に樹脂によって形成
された合成樹脂製のアッパーハウジング4及びロアハウ
ジング5と、これらのハウジング4、5に挟まれた回路
基板6と、液晶等によって時刻、その他の情報を表示す
る表示部材7、固定部材9とを備えている。回路基板6
には時刻の計時や音声データの格納、表示部材7の表示
制御、その他の処理を行うLSI8が実装されている。
この時計モジュール3はアッパーハウジング4及びロア
ハウジング5を回路基板6を挟んで組み付け、ねじ等で
一体化すると共に、その外周部に固定部材を固定して時
計ケース1内に組み付けられるものである。
された合成樹脂製のアッパーハウジング4及びロアハウ
ジング5と、これらのハウジング4、5に挟まれた回路
基板6と、液晶等によって時刻、その他の情報を表示す
る表示部材7、固定部材9とを備えている。回路基板6
には時刻の計時や音声データの格納、表示部材7の表示
制御、その他の処理を行うLSI8が実装されている。
この時計モジュール3はアッパーハウジング4及びロア
ハウジング5を回路基板6を挟んで組み付け、ねじ等で
一体化すると共に、その外周部に固定部材を固定して時
計ケース1内に組み付けられるものである。
【0021】このような時計モジュール3は、回路基板
6がアッパーハウジング4及びロアハウジング5に挟ま
れて固定されると共に、アッパーハウジング4及びロア
ハウジング5が固定部材9によって組み付けられてお
り、この組み付け状態で時計モジュール3の全体が時計
ケース1内に挿入される。従って、この構造では固定部
材9はハウジング4、5を介して回路基板6を時計ケー
ス1内に固定するように作用するものである。
6がアッパーハウジング4及びロアハウジング5に挟ま
れて固定されると共に、アッパーハウジング4及びロア
ハウジング5が固定部材9によって組み付けられてお
り、この組み付け状態で時計モジュール3の全体が時計
ケース1内に挿入される。従って、この構造では固定部
材9はハウジング4、5を介して回路基板6を時計ケー
ス1内に固定するように作用するものである。
【0022】以上の時計モジュール3に対し、報音部材
10が下方に位置するように時計ケース1内に設けられ
る。この報音部材10は圧電素子11と、圧電素子11
が上面に密着するように取り付けられた振動板12とか
ら構成されている。報音部材10は音声データの駆動信
号が回路基板6上のLSI8から入力されることで振動
し、音声を発生する。振動板12は金属の薄板からな
り、圧電素子11の振動に伴って振動する。この振動板
12は時計ケース1内部の全面(下記開口の全面)を覆
う面積となるように形成され、報音部材10を時計ケー
ス1内に配置することにより振動板12は時計ケース1
の内部を横切って上下に区画する。このような振動板1
2を後述する構造によって時計ケース1内に固定するこ
とで、時計ケース1内を防水構造とすることができる。
10が下方に位置するように時計ケース1内に設けられ
る。この報音部材10は圧電素子11と、圧電素子11
が上面に密着するように取り付けられた振動板12とか
ら構成されている。報音部材10は音声データの駆動信
号が回路基板6上のLSI8から入力されることで振動
し、音声を発生する。振動板12は金属の薄板からな
り、圧電素子11の振動に伴って振動する。この振動板
12は時計ケース1内部の全面(下記開口の全面)を覆
う面積となるように形成され、報音部材10を時計ケー
ス1内に配置することにより振動板12は時計ケース1
の内部を横切って上下に区画する。このような振動板1
2を後述する構造によって時計ケース1内に固定するこ
とで、時計ケース1内を防水構造とすることができる。
【0023】報音部材10の圧電素子11は回路基板6
と電気的に接続されて、上述した駆動信号が入力され
る。この接続を行うため回路基板6の下面からは弾性接
続片13が下方に垂下し、この弾性接続片13がロアハ
ウジング5の貫通孔5aを貫通して圧電素子11上面の
電極(図示省略)と接触している。かかる弾性接続片1
3はその弾性力によって圧電素子11と接触しており、
これにより圧電素子11と回路基板6とを確実に接続し
ている。なお、振動板12と回路基板6との間にはコイ
ルばね14が設けられており、これにより振動板12と
回路基板6とのもう一方の電気的接続がなされている。
と電気的に接続されて、上述した駆動信号が入力され
る。この接続を行うため回路基板6の下面からは弾性接
続片13が下方に垂下し、この弾性接続片13がロアハ
ウジング5の貫通孔5aを貫通して圧電素子11上面の
電極(図示省略)と接触している。かかる弾性接続片1
3はその弾性力によって圧電素子11と接触しており、
これにより圧電素子11と回路基板6とを確実に接続し
ている。なお、振動板12と回路基板6との間にはコイ
ルばね14が設けられており、これにより振動板12と
回路基板6とのもう一方の電気的接続がなされている。
【0024】以上の報音部材10の時計ケース1への取
り付けはシール部材15及び裏蓋16によって行われ
る。シール部材15は弾性を有した樹脂によって成形さ
れており、このシール部材15は時計ケース1内方側の
押圧部15aと、時計ケース1外方側の取付部15bと
が連設された形状となっている。これらの押圧部15
a,取付部15bは夫々リング状となっており、シール
部材15を時計ケース1の裏面に設けることで、時計ケ
ース1の裏面がリング状の防水構造となる。
り付けはシール部材15及び裏蓋16によって行われ
る。シール部材15は弾性を有した樹脂によって成形さ
れており、このシール部材15は時計ケース1内方側の
押圧部15aと、時計ケース1外方側の取付部15bと
が連設された形状となっている。これらの押圧部15
a,取付部15bは夫々リング状となっており、シール
部材15を時計ケース1の裏面に設けることで、時計ケ
ース1の裏面がリング状の防水構造となる。
【0025】シール部材15における押圧部15aは振
動板12を時計ケース1に固定するものであり、この押
圧部15a上面に振動板12の外周部分が接着剤によっ
て接合されている。これらの接合は接着以外に、射出成
形その他の手段で行うことができ、これにより振動板1
2とシール部材15の押圧部15aとが一体化され、こ
の部分での防水がなされる。従ってシール部材15を時
計ケース1に装着することで報音部材10を同時に装着
することができる。
動板12を時計ケース1に固定するものであり、この押
圧部15a上面に振動板12の外周部分が接着剤によっ
て接合されている。これらの接合は接着以外に、射出成
形その他の手段で行うことができ、これにより振動板1
2とシール部材15の押圧部15aとが一体化され、こ
の部分での防水がなされる。従ってシール部材15を時
計ケース1に装着することで報音部材10を同時に装着
することができる。
【0026】ここで時計ケース1の内部には、その内周
面がリング状に切り欠かれることで形成された段部18
が設けられており、振動板12の外周部分はシール部材
15の押圧部15aによって、時計ケース1の段部18
の内面に押圧される。このように外周部分が時計ケース
1の段部18に押圧されることにより、振動板12が時
計ケース1に密着する。これにより押圧部15aの上面
によって振動板12が時計ケース1を横切った状態で、
その内部を区画するため時計ケース1内を防水構造とす
ることができる。
面がリング状に切り欠かれることで形成された段部18
が設けられており、振動板12の外周部分はシール部材
15の押圧部15aによって、時計ケース1の段部18
の内面に押圧される。このように外周部分が時計ケース
1の段部18に押圧されることにより、振動板12が時
計ケース1に密着する。これにより押圧部15aの上面
によって振動板12が時計ケース1を横切った状態で、
その内部を区画するため時計ケース1内を防水構造とす
ることができる。
【0027】取付部15bはシール部材15の時計ケー
ス1への装着を行うものである。この装着を行うため、
時計ケース1の裏面にはガイド溝17がリング状に形成
されている。このガイド溝17内に取付部15bを挿入
することにより、シール部材15及び時計ケース1は相
互の位置決め状態で相互に組み付けられる。従ってシー
ル部材15を正確に、しかも容易に組み付けることがで
きる。
ス1への装着を行うものである。この装着を行うため、
時計ケース1の裏面にはガイド溝17がリング状に形成
されている。このガイド溝17内に取付部15bを挿入
することにより、シール部材15及び時計ケース1は相
互の位置決め状態で相互に組み付けられる。従ってシー
ル部材15を正確に、しかも容易に組み付けることがで
きる。
【0028】この実施形態においては、ガイド溝17の
溝の長さ17aをある程度長くすることが好ましい。す
なわちシール部材15を報音部材10と共に時計ケース
1内に挿入する際には、報音部材10の振動板12に弾
性接続片13やコイルばね14の弾性力が作用し、これ
により振動板12が開口から浮き上がることになるが、
ガイド溝17の溝の長さ17aを長くし、浮き上がった
状態でも押圧部15bがガイド溝17に挿入される長さ
となっていればシール部材15は平面方向で外れること
がなく、その組付けを良好に行うことができるものであ
る。
溝の長さ17aをある程度長くすることが好ましい。す
なわちシール部材15を報音部材10と共に時計ケース
1内に挿入する際には、報音部材10の振動板12に弾
性接続片13やコイルばね14の弾性力が作用し、これ
により振動板12が開口から浮き上がることになるが、
ガイド溝17の溝の長さ17aを長くし、浮き上がった
状態でも押圧部15bがガイド溝17に挿入される長さ
となっていればシール部材15は平面方向で外れること
がなく、その組付けを良好に行うことができるものであ
る。
【0029】裏蓋16は時計ケース1の下面側の開口を
封鎖するため、時計ケース1の裏面側に取り付けられ
る。この裏蓋16には報音部材10からの音声を時計ケ
ース1の外方に導き出すための放音穴16aが適宜部位
に形成されている。かかる裏蓋16は数カ所ねじ(図示
省略)等を締め付けることで時計ケース1に取り付けら
れるが、その外周部分上面がシール部材15下面に当接
して、シール部材15を時計ケース1に押し付ける。こ
のためシール部材15が時計ケース1裏面の外周部分に
密着する。この場合、押圧部15aの長さをガイド溝1
7より若干長くしておくことによりガイド溝17内での
防水がなされ外部からの水分、放音穴16aを介して裏
蓋16内に入った水分が溝17を介して時計ケース1内
に入るのを防止できる。
封鎖するため、時計ケース1の裏面側に取り付けられ
る。この裏蓋16には報音部材10からの音声を時計ケ
ース1の外方に導き出すための放音穴16aが適宜部位
に形成されている。かかる裏蓋16は数カ所ねじ(図示
省略)等を締め付けることで時計ケース1に取り付けら
れるが、その外周部分上面がシール部材15下面に当接
して、シール部材15を時計ケース1に押し付ける。こ
のためシール部材15が時計ケース1裏面の外周部分に
密着する。この場合、押圧部15aの長さをガイド溝1
7より若干長くしておくことによりガイド溝17内での
防水がなされ外部からの水分、放音穴16aを介して裏
蓋16内に入った水分が溝17を介して時計ケース1内
に入るのを防止できる。
【0030】この構造では、報音部材10の振動板12
の外周部分と裏蓋16との間に、シール部材15の押圧
部15aとが接着されており、これにより防水がなされ
ているので押圧部15aによる振動板12の段部18へ
の押圧力は極めて小さくてもよい。従って振動板12の
ほとんどの部分が裏蓋16に拘束されることなく、充分
に振動することができる。これにより振動板12は充分
な音量を発し、音声であっても明瞭な報音が可能となっ
ている。
の外周部分と裏蓋16との間に、シール部材15の押圧
部15aとが接着されており、これにより防水がなされ
ているので押圧部15aによる振動板12の段部18へ
の押圧力は極めて小さくてもよい。従って振動板12の
ほとんどの部分が裏蓋16に拘束されることなく、充分
に振動することができる。これにより振動板12は充分
な音量を発し、音声であっても明瞭な報音が可能となっ
ている。
【0031】なお、固定部材9の下面には円弧形状の小
突起部9aが適宜間隔で複数箇所に形成され、この小突
起部9aが振動板12の外周部分に当接している。この
ように小突起部9aが振動板12の外周部分に当接する
ことで、振動板12の外周部分がシール部材15の押圧
部15aから離れることがなくなり、振動板12の防水
性をさらに安定させることができる。
突起部9aが適宜間隔で複数箇所に形成され、この小突
起部9aが振動板12の外周部分に当接している。この
ように小突起部9aが振動板12の外周部分に当接する
ことで、振動板12の外周部分がシール部材15の押圧
部15aから離れることがなくなり、振動板12の防水
性をさらに安定させることができる。
【0032】図1において、時計ケース1の側面には釦
挿入穴19が形成され、この釦挿入穴19に釦スイッチ
20が取り付けられている。釦スイッチ20における時
計ケース1の内方側の先端部は可動接点21となってお
り、この可動接点21には回路基板6から立ち上がる固
定接点22が対向している。従って釦スイッチ20への
押圧操作を行うことで、接点21、22が接触し、モー
ドの切り替え、データの入力等を行うことができる。
挿入穴19が形成され、この釦挿入穴19に釦スイッチ
20が取り付けられている。釦スイッチ20における時
計ケース1の内方側の先端部は可動接点21となってお
り、この可動接点21には回路基板6から立ち上がる固
定接点22が対向している。従って釦スイッチ20への
押圧操作を行うことで、接点21、22が接触し、モー
ドの切り替え、データの入力等を行うことができる。
【0033】このような実施形態では、振動板12の外
周部分を時計ケース1の段部18とシール部材15の押
圧部15とによって挟み込むため、振動板12によって
防水性を確保することができる。又、裏蓋16はこの振
動板12に対して非接触状態となっているため、振動板
12が充分に振動でき、これにより充分な音量を放音す
ることができる。
周部分を時計ケース1の段部18とシール部材15の押
圧部15とによって挟み込むため、振動板12によって
防水性を確保することができる。又、裏蓋16はこの振
動板12に対して非接触状態となっているため、振動板
12が充分に振動でき、これにより充分な音量を放音す
ることができる。
【0034】図2は本発明の第2の実施形態であり、上
述した第1の実施の形態と異なる部分のみを示し、第1
の実施形態と同一の部分は同一番号を付すか、或いは図
示を省略してある。従って、この実施形態においても、
時計ケース1内に時計モジュール3が配置されている。
時計モジュール3はLSI8が実装された回路基板6
と、この回路基板6を挟み込んで固定するアッパーハウ
ジング4及びロアハウジング5と、時刻等を表示する表
示部材7とを備えていると共に、回路基板6と報音部材
10の圧電素子11とを電気的に接続する弾性接続片1
3を備えるものである(図1参照)。
述した第1の実施の形態と異なる部分のみを示し、第1
の実施形態と同一の部分は同一番号を付すか、或いは図
示を省略してある。従って、この実施形態においても、
時計ケース1内に時計モジュール3が配置されている。
時計モジュール3はLSI8が実装された回路基板6
と、この回路基板6を挟み込んで固定するアッパーハウ
ジング4及びロアハウジング5と、時刻等を表示する表
示部材7とを備えていると共に、回路基板6と報音部材
10の圧電素子11とを電気的に接続する弾性接続片1
3を備えるものである(図1参照)。
【0035】9は時計モジュール3を組み付けて時計ケ
ース1内に固定する樹脂からなる固定部材である。この
固定部材9は時計モジュール3を組み付け、固定するこ
とからハウジング4、5に挟まれている時計モジュール
3の回路基板6を時計ケース1に固定するように作用し
ている。
ース1内に固定する樹脂からなる固定部材である。この
固定部材9は時計モジュール3を組み付け、固定するこ
とからハウジング4、5に挟まれている時計モジュール
3の回路基板6を時計ケース1に固定するように作用し
ている。
【0036】かかる固定部材9に対応した時計ケース1
の内面はリング状に切り欠かれており、これによりリン
グ状のガイド凹部25が形成されている。このガイド凹
部25には取付ピース26が嵌め込まれている。取付ピ
ース26は樹脂によってリング状に成形されており、ガ
イド凹部25に嵌め込まれることで時計ケース1と固定
部材9との間に挿入される。
の内面はリング状に切り欠かれており、これによりリン
グ状のガイド凹部25が形成されている。このガイド凹
部25には取付ピース26が嵌め込まれている。取付ピ
ース26は樹脂によってリング状に成形されており、ガ
イド凹部25に嵌め込まれることで時計ケース1と固定
部材9との間に挿入される。
【0037】この取付ピース26の下面には報音部材1
0の振動板12の外周部分が両面粘着テープ等によって
接合されている。従って、取付ピース26を装着すると
同時に報音部材10の装着を行うことができる。かかる
取付ピース26の装着は同ピース26を固定部材9の外
周面に沿って摺動させることで行われる。これにより取
付ピース26は固定部材9の外周面に沿って案内される
と共に、ガイド凹部25の内面に沿って案内され、その
取り付けを正確に、しかも確実に行うことができる。
0の振動板12の外周部分が両面粘着テープ等によって
接合されている。従って、取付ピース26を装着すると
同時に報音部材10の装着を行うことができる。かかる
取付ピース26の装着は同ピース26を固定部材9の外
周面に沿って摺動させることで行われる。これにより取
付ピース26は固定部材9の外周面に沿って案内される
と共に、ガイド凹部25の内面に沿って案内され、その
取り付けを正確に、しかも確実に行うことができる。
【0038】このような取付ピース26に対し、シール
部材15が外側から配置され、さらにシール部材15の
外側から裏蓋16が取り付けられる。この場合、シール
部材15は振動板12の外周部分を押圧する押圧部15
aを内周側に有すると共に、時計ケース1及び取付ピー
ス26の間に挿入される取付部15bを外周側に有する
ものである。
部材15が外側から配置され、さらにシール部材15の
外側から裏蓋16が取り付けられる。この場合、シール
部材15は振動板12の外周部分を押圧する押圧部15
aを内周側に有すると共に、時計ケース1及び取付ピー
ス26の間に挿入される取付部15bを外周側に有する
ものである。
【0039】この実施形態の組付けは、取付ピース26
の下面に振動板12の外周面を接合して報音部材10を
取付ピース26に取り付ける一方、時計モジュール3
(図1参照)を時計ケース内に挿入する。そして取付ピ
ース26を時計ケース1に挿入する。この挿入は固定部
材9の外周面に沿って取付ピース26を摺動させること
で行う。かかる挿入の際には、時計モジュール3の弾性
接続片13が圧電素子11を弾性的に押圧すると共に、
コイルばね14が振動板12を弾性的に押圧するため
(図1参照)、挿入時に報音部材10が浮かされ、取付
ピース26が脱落方向に押される。しかしながら固定部
材9の外周面に沿って取付ピース26を案内するため、
脱落することなく、確実に取付ピース26を取り付ける
ことができる。
の下面に振動板12の外周面を接合して報音部材10を
取付ピース26に取り付ける一方、時計モジュール3
(図1参照)を時計ケース内に挿入する。そして取付ピ
ース26を時計ケース1に挿入する。この挿入は固定部
材9の外周面に沿って取付ピース26を摺動させること
で行う。かかる挿入の際には、時計モジュール3の弾性
接続片13が圧電素子11を弾性的に押圧すると共に、
コイルばね14が振動板12を弾性的に押圧するため
(図1参照)、挿入時に報音部材10が浮かされ、取付
ピース26が脱落方向に押される。しかしながら固定部
材9の外周面に沿って取付ピース26を案内するため、
脱落することなく、確実に取付ピース26を取り付ける
ことができる。
【0040】この取付ピース26の取り付け後、シール
部材15及び裏蓋16を装着する。この装着では、シー
ル部材15の押圧部15aが振動板12の外周部分を取
付ピース26に押圧する。従って振動板12によって防
水性が付与される。又、裏蓋16と振動板12との間に
シール部材15が介挿されて、これらの接触が防止され
ており、これにより振動板12が良好に振動することが
でき、充分な音量を放音できる。
部材15及び裏蓋16を装着する。この装着では、シー
ル部材15の押圧部15aが振動板12の外周部分を取
付ピース26に押圧する。従って振動板12によって防
水性が付与される。又、裏蓋16と振動板12との間に
シール部材15が介挿されて、これらの接触が防止され
ており、これにより振動板12が良好に振動することが
でき、充分な音量を放音できる。
【0041】このような第2の実施形態では、取付ピー
ス26が固定部材9と時計ケース1のガイド凹部25と
の間に挿入されるため、取付ピース26の下方側への突
出量を少なくすることができ、その分、時計全体の厚み
を少なくでき、薄い時計とすることができる。又、振動
板12と時計ケース1とが樹脂からなる取付ピース26
で絶縁されると共に、裏蓋16は樹脂からなるシール部
材15によって振動板12及び時計ケース1と絶縁され
ている。このため時計ケース1の材質として金属を使用
でき、これにより高級感のある時計とすることができ
る。
ス26が固定部材9と時計ケース1のガイド凹部25と
の間に挿入されるため、取付ピース26の下方側への突
出量を少なくすることができ、その分、時計全体の厚み
を少なくでき、薄い時計とすることができる。又、振動
板12と時計ケース1とが樹脂からなる取付ピース26
で絶縁されると共に、裏蓋16は樹脂からなるシール部
材15によって振動板12及び時計ケース1と絶縁され
ている。このため時計ケース1の材質として金属を使用
でき、これにより高級感のある時計とすることができ
る。
【0042】図3は本発明の第3の実施形態を示し、図
1及び図2と同一の部分は同一の符号で対応させてあ
る。同図において、28は時計ケース1内に設けられた
固定用取付ピースである。この固定用取付ピース28は
樹脂によってリング状に成形されている。
1及び図2と同一の部分は同一の符号で対応させてあ
る。同図において、28は時計ケース1内に設けられた
固定用取付ピースである。この固定用取付ピース28は
樹脂によってリング状に成形されている。
【0043】かかる固定用取付ピース28は、その内周
側部分が時計モジュール3を組み付けると共に、時計ケ
ース1に固定するように作用する。又、外周側は時計ケ
ース1への装着部となっている。この固定用取付ピース
28の取り付けを行うため、時計ケース1の内面にはガ
イド凹部29が形成されており、固定用取付ピース28
の外周側はこのガイド凹部29に沿って案内される。さ
らに固定用取付ピース28の下面には振動板12の外周
部分が接合され、この接合状態に対してシール部材15
及び裏蓋16を組み付けることで、振動板12の外周部
分がシール部材15の押圧部15aによって固定用取付
ピース28の下面に押し付けられ、振動板12による防
水性が確保される。
側部分が時計モジュール3を組み付けると共に、時計ケ
ース1に固定するように作用する。又、外周側は時計ケ
ース1への装着部となっている。この固定用取付ピース
28の取り付けを行うため、時計ケース1の内面にはガ
イド凹部29が形成されており、固定用取付ピース28
の外周側はこのガイド凹部29に沿って案内される。さ
らに固定用取付ピース28の下面には振動板12の外周
部分が接合され、この接合状態に対してシール部材15
及び裏蓋16を組み付けることで、振動板12の外周部
分がシール部材15の押圧部15aによって固定用取付
ピース28の下面に押し付けられ、振動板12による防
水性が確保される。
【0044】このような構造の固定用取付ピース28は
第2の実施形態における固定部材9と取付ピース26と
を一体化したものである。従って第2の実施形態と同様
に作用するばかりでなく、2部材を一体化しているとこ
ろから部品点数が少なくなり、構造が簡単で、組立も容
易となる作用を有している。
第2の実施形態における固定部材9と取付ピース26と
を一体化したものである。従って第2の実施形態と同様
に作用するばかりでなく、2部材を一体化しているとこ
ろから部品点数が少なくなり、構造が簡単で、組立も容
易となる作用を有している。
【0045】図4は第4の実施形態を示し、図1〜図3
と同一の部分は同一の符号で対応させてある。この実施
形態では報音部材10の振動板12を大径とするもので
ある。すなわちその外周部分が時計ケース1の下面に到
達するように、振動板12の径が大きく設定されてい
る。このように大径とすることで、振動板12は裏蓋1
6と略同一の径となる。シール部材15はこの振動板1
2の外周部分に対し、その下面が密着し、この密着によ
って防水性が付与される。
と同一の部分は同一の符号で対応させてある。この実施
形態では報音部材10の振動板12を大径とするもので
ある。すなわちその外周部分が時計ケース1の下面に到
達するように、振動板12の径が大きく設定されてい
る。このように大径とすることで、振動板12は裏蓋1
6と略同一の径となる。シール部材15はこの振動板1
2の外周部分に対し、その下面が密着し、この密着によ
って防水性が付与される。
【0046】30は裏蓋16の装着を案内するため時計
ケース1の下面に形成されたガイド面であり、裏蓋16
はこのガイド面30に沿って時計ケース1に嵌め込まれ
る。さらに時計モジュール3を固定するための固定部材
9には、シール部材15が嵌め込まれる凹部31が形成
されていると共に、この凹部31と対応した時計ケース
1の内面には切り欠き部32が形成されている。シール
部材15はこの凹部31及び切り欠き部32の間に嵌め
込まれ、裏蓋16を時計ケース1に取り付けることで固
定される。
ケース1の下面に形成されたガイド面であり、裏蓋16
はこのガイド面30に沿って時計ケース1に嵌め込まれ
る。さらに時計モジュール3を固定するための固定部材
9には、シール部材15が嵌め込まれる凹部31が形成
されていると共に、この凹部31と対応した時計ケース
1の内面には切り欠き部32が形成されている。シール
部材15はこの凹部31及び切り欠き部32の間に嵌め
込まれ、裏蓋16を時計ケース1に取り付けることで固
定される。
【0047】このような構造での組付けは、固定部材9
によって時計もジュース3を時計ケース1に固定すると
共に、シール部材15を固定部材9の凹部31と時計ケ
ース1の切り欠き部31との間に嵌め込む。その後、報
音部材10を時計ケース1内に挿入する。この挿入に際
し、弾性接続片13、コイルばね14(図1参照)によ
って報音部材10が浮かされるが、振動板12が大径と
なっており、この振動板12に裏蓋16を重ね合わせ、
裏蓋16を振動板12と共に時計ケース1に組み付ける
ことでその浮き上がりを防止でき、確実な組み付けが可
能となる。そしてこの組み付けにおいても、裏蓋16は
振動板12と非接触となっており、振動板12の振動を
充分に行うことができる。
によって時計もジュース3を時計ケース1に固定すると
共に、シール部材15を固定部材9の凹部31と時計ケ
ース1の切り欠き部31との間に嵌め込む。その後、報
音部材10を時計ケース1内に挿入する。この挿入に際
し、弾性接続片13、コイルばね14(図1参照)によ
って報音部材10が浮かされるが、振動板12が大径と
なっており、この振動板12に裏蓋16を重ね合わせ、
裏蓋16を振動板12と共に時計ケース1に組み付ける
ことでその浮き上がりを防止でき、確実な組み付けが可
能となる。そしてこの組み付けにおいても、裏蓋16は
振動板12と非接触となっており、振動板12の振動を
充分に行うことができる。
【0048】本発明は以上の実施形態に限定されること
なく、種々変形が可能である。例えば、本発明は腕時計
以外の電子手帳、ポケットベルその他の電子機器に同様
に適用することができる。又、報音部材を駆動する回路
部材は基板状でなく、他の形状構造であっても良い。
なく、種々変形が可能である。例えば、本発明は腕時計
以外の電子手帳、ポケットベルその他の電子機器に同様
に適用することができる。又、報音部材を駆動する回路
部材は基板状でなく、他の形状構造であっても良い。
【0049】
【発明の効果】本発明の報音装置は振動板の外周部分を
挟み込むことで防水性を確保でき、又、振動板と裏蓋と
が非接触となっているため、振動板が充分に振動し、大
きな音量の報音を行うことができる。さらには組み付け
も容易で、且つ確実に行うことができる。
挟み込むことで防水性を確保でき、又、振動板と裏蓋と
が非接触となっているため、振動板が充分に振動し、大
きな音量の報音を行うことができる。さらには組み付け
も容易で、且つ確実に行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施形態の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の断面図である。
【図4】本発明の第4の実施形態の断面図である。
【符号の説明】 1 時計ケース 3 時計モジュール 6 回路基板 9 固定部材 10 報音部材 11 圧電素子 12 振動板 13 弾性接続片 15 シール部材 16 裏蓋
Claims (8)
- 【請求項1】 機器ケースと、 薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機器ケ
ース内に設けられる報音部材と、 前記機器ケース内に設けられ、振動のための信号を前記
報音部材に出力する回路部材と、 前記報音部材に弾性力を有して接触するように報音部材
と回路部材との間に設けられて報音部材と回路部材とを
電気的に接続する弾性接続片と、 放音穴が形成され前記機器ケースに取り付けられる蓋体
と、 前記報音部材の外周部分を機器ケースに押圧する押圧部
を有し、前記機器ケース及び蓋体の間に設けられるシー
ル部材と、を備えていることを特徴とする報音装置。 - 【請求項2】 前記機器ケース及びシール部材には、相
互の位置決めを行うガイド部が形成されていることを特
徴とする請求項1記載の報音装置。 - 【請求項3】 機器ケースと、 薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機器ケ
ース内に設けられる報音部材と、 前記機器ケース内に設けられ、振動のための信号を前記
圧電素子に出力する回路基板と、 前記報音部材に弾性力を有して接触するように報音部材
と回路基板との間に設けられて報音部材と回路基板とを
電気的に接続する弾性接続片と、 放音穴が形成され前記報音部材との非接触状態で機器ケ
ースに取り付けられる蓋体と、 前記回路基板を前記機器ケースに固定するため機器ケー
ス内に挿入される固定部材と、 前記振動板の外周部分が接合され、前記機器ケースと固
定部材との間に挿入される取付ピースと、 前記振動板の外周部分を押圧して振動板の外周部分を前
記取付ピースとの間で挟み込む押圧部を有し、前記機器
ケース及び蓋体の間に設けられるシール部材と、を備え
ていることを特徴とする報音装置。 - 【請求項4】 前記取付ピースの機器ケース内への挿入
を案内するガイド凹部が前記機器ケースにおける取付ピ
ースの装着部位に形成されていることを特徴とする請求
項3記載の報音装置。 - 【請求項5】 機器ケースと、 薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機器ケ
ース内に設けられる報音部材と、 前記機器ケース内に設けられ、振動のための信号を前記
圧電素子に出力する回路基板と、 前記報音部材に弾性力を有して接触するように報音部材
と回路基板との間に設けられて報音部材と回路基板とを
電気的に接続する弾性接続片と、 放音穴が形成され前記報音部材との非接触状態で機器ケ
ースに取り付けられる蓋体と、 前記振動板の外周部分が接合され、前記回路基板を機器
ケースに固定するため機器ケース内に挿入される固定用
取付ピースと、 前記振動板の外周部分を押圧して振動板の外周部分を前
記固定用取付ピースとの間で挟み込む押圧部を有し、前
記機器ケース及び蓋体の間に設けられるシール部材と、
を備えていることを特徴とする報音装置。 - 【請求項6】 前記固定用取付ピースの機器ケース内へ
の挿入を案内するガイド凹部が前記機器ケースにおける
固定用取付ピースの装着部位に形成されていることを特
徴とする請求項5記載の報音装置。 - 【請求項7】 機器ケースと、 薄板状の振動板に圧電素子が密着した状態で前記機器ケ
ース内に設けられる報音部材と、 前記機器ケース内に設けられ、振動のための信号を前記
圧電素子に出力する回路基板と、 前記報音部材に弾性力を有して接触するように報音部材
と回路基板との間に設けられて報音部材と回路基板とを
電気的に接続する弾性接続片と、 放音穴が形成され前記報音部材との非接触状態で機器ケ
ースに取り付けられる蓋体と、 前記振動板の外周部分に密着するように前記機器ケース
と蓋体との間に設けられるシール部材と、を備えている
ことを特徴とする報音装置。 - 【請求項8】 前記蓋体を案内するガイド面が前記機器
ケースにおける蓋体の装着部位に形成されていることを
特徴とする請求項7記載の報音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8131802A JPH09318774A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 報音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8131802A JPH09318774A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 報音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09318774A true JPH09318774A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15066460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8131802A Pending JPH09318774A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 報音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09318774A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7403450B2 (en) | 2006-08-24 | 2008-07-22 | Seiko Epson Corporation | Timepiece |
| JP2011191305A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Montres Breguet Sa | 音響膜を有する時打ち腕時計 |
| CN106846757A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-06-13 | 陈朝忠 | 一种冲浪板无线报警对讲系统 |
| CN107957675A (zh) * | 2016-10-18 | 2018-04-24 | 上海无主之城皮具有限公司 | 一种表耳可转动手表 |
| CN109901378A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-18 | 歌尔科技有限公司 | 穿戴类智能设备及防水结构 |
| JP2021103273A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 株式会社ニッコー | 圧電ブザー |
| US20240310785A1 (en) * | 2023-03-14 | 2024-09-19 | Casio Computer Co., Ltd. | Device and watch |
| JP2024130102A (ja) * | 2023-03-14 | 2024-09-30 | カシオ計算機株式会社 | 機器及び時計 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP8131802A patent/JPH09318774A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7403450B2 (en) | 2006-08-24 | 2008-07-22 | Seiko Epson Corporation | Timepiece |
| JP2011191305A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Montres Breguet Sa | 音響膜を有する時打ち腕時計 |
| CN107957675A (zh) * | 2016-10-18 | 2018-04-24 | 上海无主之城皮具有限公司 | 一种表耳可转动手表 |
| CN106846757A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-06-13 | 陈朝忠 | 一种冲浪板无线报警对讲系统 |
| CN109901378A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-18 | 歌尔科技有限公司 | 穿戴类智能设备及防水结构 |
| JP2021103273A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 株式会社ニッコー | 圧電ブザー |
| US20240310785A1 (en) * | 2023-03-14 | 2024-09-19 | Casio Computer Co., Ltd. | Device and watch |
| JP2024130105A (ja) * | 2023-03-14 | 2024-09-30 | カシオ計算機株式会社 | 機器及び時計 |
| JP2024130102A (ja) * | 2023-03-14 | 2024-09-30 | カシオ計算機株式会社 | 機器及び時計 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100748796B1 (ko) | 전기 광학 장치 및 전자기기 | |
| US4068461A (en) | Digital electronic alarm watch | |
| US7414922B2 (en) | Water-resistant portable apparatus comprising an electroacoustic transducer | |
| JPH09318774A (ja) | 報音装置 | |
| US20040203503A1 (en) | Portable electronic apparatus | |
| US4095411A (en) | Electronic wristwatch having an alarm device | |
| US4462696A (en) | Electronic watches | |
| JPH0996647A (ja) | 加速度センサ | |
| US4167849A (en) | Watch with electronic buzzer | |
| US4523856A (en) | Electronic timepiece including an electro-acoustic transducer | |
| JP2561867Y2 (ja) | 小型発音装置 | |
| JPS6310544Y2 (ja) | ||
| JPH08179061A (ja) | 音響装置の収納構造 | |
| JP7782494B2 (ja) | 機器及び時計 | |
| JPS6231907Y2 (ja) | ||
| JPS6137071Y2 (ja) | ||
| JPH09304559A (ja) | モジュール構造 | |
| JPS5813348Y2 (ja) | 報音機能を備えた小型時計 | |
| JPH11194181A (ja) | 携帯型電子機器 | |
| JPS6015034B2 (ja) | 電子時計等の電池保持構造 | |
| JPS58869Y2 (ja) | 電子アラ−ム腕時計 | |
| JPS6210709Y2 (ja) | ||
| JPH1188975A (ja) | 携帯用電子機器におけるスピーカーの保持構造 | |
| JPS6210704Y2 (ja) | ||
| JPH0224312Y2 (ja) |