JPH09318920A - 超音波光デジタル信号変調器 - Google Patents
超音波光デジタル信号変調器Info
- Publication number
- JPH09318920A JPH09318920A JP15485896A JP15485896A JPH09318920A JP H09318920 A JPH09318920 A JP H09318920A JP 15485896 A JP15485896 A JP 15485896A JP 15485896 A JP15485896 A JP 15485896A JP H09318920 A JPH09318920 A JP H09318920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- light
- optical
- digital signal
- laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝送路からの反射による雑音の発生がなく変
調特性に経時変化が生じないデジタル信号変調を低電圧
の駆動電圧で実現できる超音波光デジタル信号変調器を
提出する。 【解決手段】 レーザ光をデジタル変調信号によって変
調して光伝送路へ出力するための超音波光デジタル信号
変調器であって、レーザ光を出射するレーザダイオード
と、上記デジタル変調信号に従って上記レーザダイオー
ドより入射したレーザ光を上記光伝送路へ出射する第1
の状態および上記デジタル変調信号に従って上記レーザ
ダイオードより入射したレーザ光を回折し上記光伝送路
へは出射しない第2の状態に切り替わる超音波光変調部
とを一体化して構成した。
調特性に経時変化が生じないデジタル信号変調を低電圧
の駆動電圧で実現できる超音波光デジタル信号変調器を
提出する。 【解決手段】 レーザ光をデジタル変調信号によって変
調して光伝送路へ出力するための超音波光デジタル信号
変調器であって、レーザ光を出射するレーザダイオード
と、上記デジタル変調信号に従って上記レーザダイオー
ドより入射したレーザ光を上記光伝送路へ出射する第1
の状態および上記デジタル変調信号に従って上記レーザ
ダイオードより入射したレーザ光を回折し上記光伝送路
へは出射しない第2の状態に切り替わる超音波光変調部
とを一体化して構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ伝送デ
ジタル通信システムにおいてデジタル信号を光変調させ
る光デジタル信号変調器に関し、特に、伝送路からの反
射による雑音の発生がなく変調特性に経時変化が生じな
い偏光依存性の小さいデジタル信号変調を低電圧の駆動
電圧で実現できる超音波光デジタル信号変調器に関す
る。
ジタル通信システムにおいてデジタル信号を光変調させ
る光デジタル信号変調器に関し、特に、伝送路からの反
射による雑音の発生がなく変調特性に経時変化が生じな
い偏光依存性の小さいデジタル信号変調を低電圧の駆動
電圧で実現できる超音波光デジタル信号変調器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバ伝送デジタル通信シス
テムの普及は著しいものがあり、この光ファイバ伝送デ
ジタル通信システムにおいては、伝送されるデジタル信
号を光変調させる光デジタル信号変調器が用いられる。
そして、最近では、伝送路からのレーザダイオードへの
反射による信号への雑音の発生を抑えるために、レーザ
ダイオードを直接励振し電流を変化させて変調する方法
ではなくレーザダイオードに外部変調素子を付加してデ
ジタル変調を行う方法が研究開発されている。ここで、
使用される外部変調素子としては、図3に示すようなマ
ッハツェンダ型の光導波路スイッチがよく知られてい
る。図3において、このマッハツェンダ型の光導波路ス
イッチは、ケース1と、上記ケース1の内に設けられた
光導波路基板2と、第1の光ファイバ3と第2の光ファ
イバ4とをつなぐ様に上記光導波路基板2に形成された
マッハツェンダ型光導波路5と、上記マッハツェンダ型
光導波路5に配設された第1および第2の変調電極6、
7と、上記第1および第2の変調電極6、7に電圧を印
加するドライバ8とを有している。上記図3に示した光
導波路スイッチは、上記第1および第2の変調電極6、
7に上記ドライバ8により電圧を印加することによりス
イッチ動作をし伝送光をデジタル変調する様にしてい
た。
テムの普及は著しいものがあり、この光ファイバ伝送デ
ジタル通信システムにおいては、伝送されるデジタル信
号を光変調させる光デジタル信号変調器が用いられる。
そして、最近では、伝送路からのレーザダイオードへの
反射による信号への雑音の発生を抑えるために、レーザ
ダイオードを直接励振し電流を変化させて変調する方法
ではなくレーザダイオードに外部変調素子を付加してデ
ジタル変調を行う方法が研究開発されている。ここで、
使用される外部変調素子としては、図3に示すようなマ
ッハツェンダ型の光導波路スイッチがよく知られてい
る。図3において、このマッハツェンダ型の光導波路ス
イッチは、ケース1と、上記ケース1の内に設けられた
光導波路基板2と、第1の光ファイバ3と第2の光ファ
イバ4とをつなぐ様に上記光導波路基板2に形成された
マッハツェンダ型光導波路5と、上記マッハツェンダ型
光導波路5に配設された第1および第2の変調電極6、
7と、上記第1および第2の変調電極6、7に電圧を印
加するドライバ8とを有している。上記図3に示した光
導波路スイッチは、上記第1および第2の変調電極6、
7に上記ドライバ8により電圧を印加することによりス
イッチ動作をし伝送光をデジタル変調する様にしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の光導波路スイッチの光導波路基板2はニオブ
酸リチウムにチタンを熱拡散することにより作られるた
め、長時間変調電極間に電圧を印加して使用すると、D
Cドリフトが原因でスイッチとしてのクロストークが大
きくなり、変調器として使用できなくなるという欠点が
あった。また、ニオブ酸リチウムを用いた光導波路スイ
ッチのクロストークは、入射する光の偏光により変化す
るため、この偏光依存性を小さくする必要があるが、こ
の偏光依存性を小さくするには、最低でも50V前後の
電圧を印加する必要があり、高速駆動のためのドライバ
を構成することが非常に難しいという問題もあった。ま
た、光ファイバ11、12と光導波路基板2とが接着剤
で光学的にマッチングする様に固定されていたが、この
場合、光軸ずれにより光導波路スイッチの挿入損失が増
加しやすいという欠点もあった。本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであって、伝送路からの反射による
雑音の発生がなく変調特性に経時変化が生じないデジタ
ル信号変調を低電圧の駆動電圧で実現できる光デジタル
信号変調器を提供することを目的とする。
うな従来の光導波路スイッチの光導波路基板2はニオブ
酸リチウムにチタンを熱拡散することにより作られるた
め、長時間変調電極間に電圧を印加して使用すると、D
Cドリフトが原因でスイッチとしてのクロストークが大
きくなり、変調器として使用できなくなるという欠点が
あった。また、ニオブ酸リチウムを用いた光導波路スイ
ッチのクロストークは、入射する光の偏光により変化す
るため、この偏光依存性を小さくする必要があるが、こ
の偏光依存性を小さくするには、最低でも50V前後の
電圧を印加する必要があり、高速駆動のためのドライバ
を構成することが非常に難しいという問題もあった。ま
た、光ファイバ11、12と光導波路基板2とが接着剤
で光学的にマッチングする様に固定されていたが、この
場合、光軸ずれにより光導波路スイッチの挿入損失が増
加しやすいという欠点もあった。本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであって、伝送路からの反射による
雑音の発生がなく変調特性に経時変化が生じないデジタ
ル信号変調を低電圧の駆動電圧で実現できる光デジタル
信号変調器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、レーザ光をデジタル変調信号によって変
調して光伝送路へ出力するための超音波光デジタル信号
変調器において、レーザ光を出射するレーザダイオード
と、上記デジタル変調信号に従って上記レーザダイオー
ドより入射したレーザ光を上記光伝送路へ出射する第1
の状態および上記デジタル変調信号に従って上記レーザ
ダイオードより入射したレーザ光を回折し上記光伝送路
へは出射しない第2の状態に切り替わる超音波光変調部
とを一体化して構成したことを特徴とする。本発明の他
の特徴は、上記超音波光変調部が、超音波光変調媒体
と、上部および下部電極に狭持された状態で上記超音波
光変調媒体に接着されたトランスデューサと、上記デジ
タル変調信号に従ってドライバより供給される駆動電圧
を上記トランスデューサの上部および下部電極へ印加す
るためのインピーダンスマッチング回路から成ることで
ある。本発明の他の特徴は、上記超音波光変調媒体の両
側に上記レーザダイオードからのレーザ光を平行光にす
るための第1のコリメートレンズおよび上記超音波光変
調媒体からの出射光を集光するための第2のコリメート
レンズが配設されていることである。
め、本発明は、レーザ光をデジタル変調信号によって変
調して光伝送路へ出力するための超音波光デジタル信号
変調器において、レーザ光を出射するレーザダイオード
と、上記デジタル変調信号に従って上記レーザダイオー
ドより入射したレーザ光を上記光伝送路へ出射する第1
の状態および上記デジタル変調信号に従って上記レーザ
ダイオードより入射したレーザ光を回折し上記光伝送路
へは出射しない第2の状態に切り替わる超音波光変調部
とを一体化して構成したことを特徴とする。本発明の他
の特徴は、上記超音波光変調部が、超音波光変調媒体
と、上部および下部電極に狭持された状態で上記超音波
光変調媒体に接着されたトランスデューサと、上記デジ
タル変調信号に従ってドライバより供給される駆動電圧
を上記トランスデューサの上部および下部電極へ印加す
るためのインピーダンスマッチング回路から成ることで
ある。本発明の他の特徴は、上記超音波光変調媒体の両
側に上記レーザダイオードからのレーザ光を平行光にす
るための第1のコリメートレンズおよび上記超音波光変
調媒体からの出射光を集光するための第2のコリメート
レンズが配設されていることである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明による超音波光デ
ジタル信号変調器の一実施形態を示す構成図である。本
発明の要点は、レーザダイオードと超音波光変調部とコ
リメートレンズおよび光ファイバを一体化させる構造を
とったことである。すなわち、図1に示す様に、この超
音波光デジタル信号変調器は、ケース10と、上記ケー
ス10の一側面10aに配設されたレーザダイオード1
1と、上記ケース10の一側面10aに対向した他の側
面10bに配設された光ファイバ12と、上記ケース1
0内において上記レーザダイオード11と光ファイバ1
2とを結ぶ線上に所定角(ブラッグ回折角)だけ傾斜し
て配設された超音波光変調媒体13と、上記ケース10
内において上部電極14と下部電極15に狭持された状
態で上記超音波光変調媒体13の下面に接着固定された
トランスデューサ16と、上記ケース10内において上
記上部電極14および下部電極15に電気的に接続され
たインピーダンスマッチング回路17と、上記インピー
ダンスマッチング回路17に電気的に接続されたドライ
バ18と、上記ケース10内の上記レーザダイオード1
1と上記光ファイバ12とを結ぶ線上における上記レー
ザダイオード11と上記超音波光変調媒体13との間に
配設された第1のコリメートレンズ19と、上記ケース
10内の上記レーザダイオード11と上記光ファイバ1
2とを結ぶ線上における上記光ファイバ12と上記超音
波光変調媒体13との間に配設された第2のコリメート
レンズ20とを有している。
に基づいて説明する。図1は、本発明による超音波光デ
ジタル信号変調器の一実施形態を示す構成図である。本
発明の要点は、レーザダイオードと超音波光変調部とコ
リメートレンズおよび光ファイバを一体化させる構造を
とったことである。すなわち、図1に示す様に、この超
音波光デジタル信号変調器は、ケース10と、上記ケー
ス10の一側面10aに配設されたレーザダイオード1
1と、上記ケース10の一側面10aに対向した他の側
面10bに配設された光ファイバ12と、上記ケース1
0内において上記レーザダイオード11と光ファイバ1
2とを結ぶ線上に所定角(ブラッグ回折角)だけ傾斜し
て配設された超音波光変調媒体13と、上記ケース10
内において上部電極14と下部電極15に狭持された状
態で上記超音波光変調媒体13の下面に接着固定された
トランスデューサ16と、上記ケース10内において上
記上部電極14および下部電極15に電気的に接続され
たインピーダンスマッチング回路17と、上記インピー
ダンスマッチング回路17に電気的に接続されたドライ
バ18と、上記ケース10内の上記レーザダイオード1
1と上記光ファイバ12とを結ぶ線上における上記レー
ザダイオード11と上記超音波光変調媒体13との間に
配設された第1のコリメートレンズ19と、上記ケース
10内の上記レーザダイオード11と上記光ファイバ1
2とを結ぶ線上における上記光ファイバ12と上記超音
波光変調媒体13との間に配設された第2のコリメート
レンズ20とを有している。
【0006】なお、上記超音波光変調媒体13は、上記
上部および下部電極14、15に所定の印加電圧が加え
られない時には、上記超音波光変調媒体13より出射す
る光が上記第2のコリメートレンズ20を介して上記光
ファイバ12へ入射され、上記上部および下部電極1
4、15に所定の電圧が加えられた時には、上記トラン
スデューサ16の働きにより上記超音波光変調媒体13
により回折を受けた出射光は、上記光ファイバ12以外
の場所に結合される様に配置されている。また、上記超
音波光変調媒体13、上記上部および下部電極14、1
5を有するトランスデューサ16、およびインピーダン
スマッチング回路17によって超音波光変調部が構成さ
れている。そして、上記超音波光変調媒体13としては
セレン化ヒ素、モリブデン酸鉛結晶、二酸化テルルおよ
び鉛ガラス等が使用される。また、上記トランスデュー
サ16としては36°YカットやXカットのニオブ酸リ
チウムやXカットの水晶板等が使用される。そして、上
記トランスデューサ16の両面には、上記上部および下
部電極14、15としてクロム一金等の金属電極膜が真
空蒸着やスハッタリングにより形成され、インジウムや
スズによる金属熱圧着接合や接着剤により上記超音波光
変調媒体13の下面に接着固定されている。そして、上
記インピーダンスマッチング回路17は、空心コイル、
トリマコンデンサおよびセラミックコンデンサにより構
成されている。
上部および下部電極14、15に所定の印加電圧が加え
られない時には、上記超音波光変調媒体13より出射す
る光が上記第2のコリメートレンズ20を介して上記光
ファイバ12へ入射され、上記上部および下部電極1
4、15に所定の電圧が加えられた時には、上記トラン
スデューサ16の働きにより上記超音波光変調媒体13
により回折を受けた出射光は、上記光ファイバ12以外
の場所に結合される様に配置されている。また、上記超
音波光変調媒体13、上記上部および下部電極14、1
5を有するトランスデューサ16、およびインピーダン
スマッチング回路17によって超音波光変調部が構成さ
れている。そして、上記超音波光変調媒体13としては
セレン化ヒ素、モリブデン酸鉛結晶、二酸化テルルおよ
び鉛ガラス等が使用される。また、上記トランスデュー
サ16としては36°YカットやXカットのニオブ酸リ
チウムやXカットの水晶板等が使用される。そして、上
記トランスデューサ16の両面には、上記上部および下
部電極14、15としてクロム一金等の金属電極膜が真
空蒸着やスハッタリングにより形成され、インジウムや
スズによる金属熱圧着接合や接着剤により上記超音波光
変調媒体13の下面に接着固定されている。そして、上
記インピーダンスマッチング回路17は、空心コイル、
トリマコンデンサおよびセラミックコンデンサにより構
成されている。
【0007】次に、上記構成の超音波光デジタル信号変
調器の動作について説明する。まず、上記レーザダイオ
ード11よりレーザ光が出力されている状態において、
デジタル変調信号が「1」の場合、上記ドライバ18の
出力が“OFF”となり、上記ドライバ18より上記イ
ンピーダンスマッチング回路17を介して上記上部およ
び下部電極14、15へは、所定の印加電圧が加えられ
ない。従って、上記トランスデューサ16は働かず、上
記レーザダイオード7からの光は、上記第1のコリメー
トレンズ19により平行光に変換され、上記超音波光変
調媒体13中において回折を受けずに出射され、上記第
2のコリメートレンズ20によって集光されて上記光フ
ァイバ12へ入射される(図1に示す状態)。次に、上
記変調信号が「0」の場合、上記ドライバ18の出力が
“ON”となり、上記ドライバ18より上記インピーダ
ンスマッチング回路17を介して上記上部および下部電
極14、15へ、所定の印加電圧が加えられる。従っ
て、上記トランスデューサ16が働き、上記レーザダイ
オード7からの光は、上記第1のコリメートレンズ19
により平行光に変換され、上記超音波光変調媒体13へ
ブラッグ回折角を満足する様な角度で入射され、上記超
音波光変調媒体13中において回折を受けて出射され、
上記光ファイバ12以外のポイントへ送られる(図2に
示す状態)。従って、光に変換されるデジタル信号(変
調信号)が「1」のとき上記レーザダイオード11から
の光は上記光ファイバ12に結合され伝送路に出射さ
れ、逆に、上記デジタル信号が「0」のときは上記超音
波光変調媒体13の中で光が回折を受け、上記光ファイ
バ12にはレーザダイオードから出射された光は結合さ
れず、伝送路へは光は出力されない。このときの伝送路
への漏れ光は、−10dB以下を実現できる。上述の様
に、変調信号に応じた光デジタル変調が達成される。
調器の動作について説明する。まず、上記レーザダイオ
ード11よりレーザ光が出力されている状態において、
デジタル変調信号が「1」の場合、上記ドライバ18の
出力が“OFF”となり、上記ドライバ18より上記イ
ンピーダンスマッチング回路17を介して上記上部およ
び下部電極14、15へは、所定の印加電圧が加えられ
ない。従って、上記トランスデューサ16は働かず、上
記レーザダイオード7からの光は、上記第1のコリメー
トレンズ19により平行光に変換され、上記超音波光変
調媒体13中において回折を受けずに出射され、上記第
2のコリメートレンズ20によって集光されて上記光フ
ァイバ12へ入射される(図1に示す状態)。次に、上
記変調信号が「0」の場合、上記ドライバ18の出力が
“ON”となり、上記ドライバ18より上記インピーダ
ンスマッチング回路17を介して上記上部および下部電
極14、15へ、所定の印加電圧が加えられる。従っ
て、上記トランスデューサ16が働き、上記レーザダイ
オード7からの光は、上記第1のコリメートレンズ19
により平行光に変換され、上記超音波光変調媒体13へ
ブラッグ回折角を満足する様な角度で入射され、上記超
音波光変調媒体13中において回折を受けて出射され、
上記光ファイバ12以外のポイントへ送られる(図2に
示す状態)。従って、光に変換されるデジタル信号(変
調信号)が「1」のとき上記レーザダイオード11から
の光は上記光ファイバ12に結合され伝送路に出射さ
れ、逆に、上記デジタル信号が「0」のときは上記超音
波光変調媒体13の中で光が回折を受け、上記光ファイ
バ12にはレーザダイオードから出射された光は結合さ
れず、伝送路へは光は出力されない。このときの伝送路
への漏れ光は、−10dB以下を実現できる。上述の様
に、変調信号に応じた光デジタル変調が達成される。
【0008】なお、ここで、デジタル信号処理における
信号の「0」、「1」の判定においては、信号が「1」
のときの平均出力レベルに対して−3dBの検出レベル
を信号を「0」、「1」の判定のスレッシュホールドレ
ベルとして用いることができるため、変調器のクロスト
ークが−10dB以下であれば十分に行える。また、こ
の超音波光デジタル信号変調器では、信号「1」に対し
てドライバ出力OFF状態を対応させているため、上記
レーザダイオード7からの出射光をすべて伝送路に接続
された上記光ファイバ12へ集光できるため、信号
「1」の状態における上記光ファイバ12へのレーザダ
イオード光の結合損失が小さいという利点がある。ま
た、上記超音波光変調媒体13に複屈折性の小さいセレ
ン化ヒ素、モリブデン酸鉛結晶、二酸化テルルおよび鉛
ガラスを用いているので、回折効率の偏光依存性が小さ
く、上記超音波光デジタル信号変調器における光ビーム
の立上りおよび立下り時間は一般に10nsecから1
nsecまでの値が最小値として得られる。例えば、光
ビームの立上り/立下り時間を10nsecとすると、
デジタル信号をNRZ(ノー・リターン・ゼロ)方式で
符号化することにより、最高50Mbit/secまで
伝送することができる。また、立上り/立下り時間1n
secでは、500Mbit/secまで伝送できるこ
とになる。
信号の「0」、「1」の判定においては、信号が「1」
のときの平均出力レベルに対して−3dBの検出レベル
を信号を「0」、「1」の判定のスレッシュホールドレ
ベルとして用いることができるため、変調器のクロスト
ークが−10dB以下であれば十分に行える。また、こ
の超音波光デジタル信号変調器では、信号「1」に対し
てドライバ出力OFF状態を対応させているため、上記
レーザダイオード7からの出射光をすべて伝送路に接続
された上記光ファイバ12へ集光できるため、信号
「1」の状態における上記光ファイバ12へのレーザダ
イオード光の結合損失が小さいという利点がある。ま
た、上記超音波光変調媒体13に複屈折性の小さいセレ
ン化ヒ素、モリブデン酸鉛結晶、二酸化テルルおよび鉛
ガラスを用いているので、回折効率の偏光依存性が小さ
く、上記超音波光デジタル信号変調器における光ビーム
の立上りおよび立下り時間は一般に10nsecから1
nsecまでの値が最小値として得られる。例えば、光
ビームの立上り/立下り時間を10nsecとすると、
デジタル信号をNRZ(ノー・リターン・ゼロ)方式で
符号化することにより、最高50Mbit/secまで
伝送することができる。また、立上り/立下り時間1n
secでは、500Mbit/secまで伝送できるこ
とになる。
【0009】また、この超音波光デジタル信号変調器
は、動作時に常にレーザダイオードが一定出力で発光状
態のため、伝送路からの反射戻り光による光パワーの変
動が3dB以上発生することはない。従って、反射戻り
光等の雑音による伝送特性の劣化を受けにくいシステム
を構築できる利点がある。また、上記超音波光デジタル
信号変調器のトランスデューサ16の上部電極14と下
部電極15の間には、上記インピーダンスマッチング回
路17(整合インピーダンス50Ω)を介して最大2W
程度の50MHzから1000MHzの高周波電力が動
作ON時に印加され、このときのドライバ18からの出
力電圧は実効値で10Vとなり、従来技術で説明した光
導波路スイッチのような50V近くの高電圧を発生する
必要がない。また、上記レーザダイオード11からの出
射光は、上記第1および第2のコリメートレンズ19、
20を介して出射側の光ファイバ12に結合されるた
め、光軸ずれによる光の結合損失の増加の影響は、従来
の光導波路スイッチのようにφ10μmのコア同志を接
合する場合に比較して、大幅に改善される。
は、動作時に常にレーザダイオードが一定出力で発光状
態のため、伝送路からの反射戻り光による光パワーの変
動が3dB以上発生することはない。従って、反射戻り
光等の雑音による伝送特性の劣化を受けにくいシステム
を構築できる利点がある。また、上記超音波光デジタル
信号変調器のトランスデューサ16の上部電極14と下
部電極15の間には、上記インピーダンスマッチング回
路17(整合インピーダンス50Ω)を介して最大2W
程度の50MHzから1000MHzの高周波電力が動
作ON時に印加され、このときのドライバ18からの出
力電圧は実効値で10Vとなり、従来技術で説明した光
導波路スイッチのような50V近くの高電圧を発生する
必要がない。また、上記レーザダイオード11からの出
射光は、上記第1および第2のコリメートレンズ19、
20を介して出射側の光ファイバ12に結合されるた
め、光軸ずれによる光の結合損失の増加の影響は、従来
の光導波路スイッチのようにφ10μmのコア同志を接
合する場合に比較して、大幅に改善される。
【0010】同様に、本発明による超音波光デジタル信
号変調器では、従来の光導波路スイッチに長時間電圧を
印加したとき生じるDCドリフトによるクロストークの
劣化の問題もない。
号変調器では、従来の光導波路スイッチに長時間電圧を
印加したとき生じるDCドリフトによるクロストークの
劣化の問題もない。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明した様に、レーザダ
イオードと超音波光変調部とコリメートレンズおよび光
ファイバを一体化させる構造を取っているので、伝送路
からの反射による雑音の発生がなく変調特性に経時変化
が生じないデジタル信号変調を低電圧の駆動電圧で実現
できる。
イオードと超音波光変調部とコリメートレンズおよび光
ファイバを一体化させる構造を取っているので、伝送路
からの反射による雑音の発生がなく変調特性に経時変化
が生じないデジタル信号変調を低電圧の駆動電圧で実現
できる。
【図1】本発明による超音波光デジタル信号変調器の一
実施形態を示す構成図である。
実施形態を示す構成図である。
【図2】図1に示した超音波光デジタル信号変調器の他
の状態を示した図である。
の状態を示した図である。
【図3】従来のマッハツェンダ型の光導波路スイッチの
構成図である。
構成図である。
1…ケース、 2…光導波
路基板、3、4…光ファイバ、 5
…マッハツェンダ型光導波路、6、7…変調電極、
8…ドライバ、10…ケース、
10a…ケースの一側面、10
b…ケースの他の側面、 11…レーザダ
イオード、12…光ファイバ、
13…超音波光変調媒体、14…上部電極、
15…下部電極、16…トランスデュー
サ、17…インピーダンスマッチング回路、 18…
ドライバ、19、20…コリメートレンズ、
路基板、3、4…光ファイバ、 5
…マッハツェンダ型光導波路、6、7…変調電極、
8…ドライバ、10…ケース、
10a…ケースの一側面、10
b…ケースの他の側面、 11…レーザダ
イオード、12…光ファイバ、
13…超音波光変調媒体、14…上部電極、
15…下部電極、16…トランスデュー
サ、17…インピーダンスマッチング回路、 18…
ドライバ、19、20…コリメートレンズ、
Claims (3)
- 【請求項1】 レーザ光をデジタル変調信号によって変
調して光伝送路へ出力するための超音波光デジタル信号
変調器であって、レーザ光を出射するレーザダイオード
と、上記デジタル変調信号に従って上記レーザダイオー
ドより入射したレーザ光を上記光伝送路へ出射する第1
の状態および上記デジタル変調信号に従って上記レーザ
ダイオードより入射したレーザ光を回折し上記光伝送路
へは出射しない第2の状態に切り替わる超音波光変調部
とを一体化して構成したことを特徴とする超音波光デジ
タル信号変調器。 - 【請求項2】 上記超音波光変調部が、超音波光変調媒
体と、上部および下部電極に狭持された状態で上記超音
波光変調媒体に接着されたトランスデューサと、上記デ
ジタル変調信号に従ってドライバより供給される駆動電
圧を上記トランスデューサの上部および下部電極へ印加
するためのインピーダンスマッチング回路から成ること
を特徴とする請求項1に記載の超音波光デジタル信号変
調器。 - 【請求項3】 上記超音波光変調媒体の両側に上記レー
ザダイオードからのレーザ光を平行光にするための第1
のコリメートレンズおよび上記超音波光変調媒体からの
出射光を集光するための第2のコリメートレンズが配設
されていることを特徴とする請求項2に記載の超音波光
デジタル信号変調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15485896A JPH09318920A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 超音波光デジタル信号変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15485896A JPH09318920A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 超音波光デジタル信号変調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09318920A true JPH09318920A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15593457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15485896A Pending JPH09318920A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 超音波光デジタル信号変調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09318920A (ja) |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP15485896A patent/JPH09318920A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4861128A (en) | Optical pickup using a waveguide | |
| US5259044A (en) | Mach-Zehnder optical modulator with monitoring function of output light | |
| JP5421595B2 (ja) | 進行波型光変調器 | |
| JPH09181682A (ja) | 光変調器の駆動回路及び光送信機 | |
| US7778497B2 (en) | Optical modulators | |
| JP3717605B2 (ja) | 光変調器モジュール | |
| JPH08184790A (ja) | Ln変調器直流バイアス回路 | |
| CA1164950A (en) | Frequency modulated laser diode | |
| US6560391B2 (en) | Optical switch and optical disk drive | |
| US5268912A (en) | Harmonic light source capable of being optically modulated and optical information processing apparatus employing the same | |
| JP2016045256A (ja) | 偏波合波器及びそれを用いた光送信器 | |
| JP2001350046A (ja) | 集積型光導波路素子 | |
| CN119439540A (zh) | 光调制器、光发送器-接收器和光收发器 | |
| CN115728969A (zh) | 光器件和光通信装置 | |
| JPH05150200A (ja) | 光送信機 | |
| JPH02165117A (ja) | 導波路型光変調器の動作安定化方法 | |
| JP7820563B2 (ja) | 位相シフタ、電気光学デバイス、光通信システム、及び位相シフタ製造方法 | |
| JPH09162809A (ja) | 光通信方法とそれに使用される光通信装置 | |
| CN221378428U (zh) | 光波导元件、使用光波导元件的光调制器件及光发送装置 | |
| JPH08271845A (ja) | 光外部変調器 | |
| JP3006023B2 (ja) | 光ファイバ通信方法 | |
| JP2010032856A (ja) | 光信号変調方法および光信号変調器 | |
| JPS58156919A (ja) | 音響光学光変調素子 | |
| KR100286066B1 (ko) | 광학장치와 광학적 주사장치 및 광학적 정보기록장치 | |
| JP2000068943A (ja) | 光伝送装置 |