JPH09319272A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
画像形成装置及び画像形成方法Info
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- JPH09319272A JPH09319272A JP8133480A JP13348096A JPH09319272A JP H09319272 A JPH09319272 A JP H09319272A JP 8133480 A JP8133480 A JP 8133480A JP 13348096 A JP13348096 A JP 13348096A JP H09319272 A JPH09319272 A JP H09319272A
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- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】現像剤のチャージアップ、及び現像剤の非画像
部への飛散を防止することにより、良好な画質の画像を
形成することができる画像形成装置及び画像形成方法を
提供ことを目的とする。 【解決手段】プロセスユニット100は、感光体ドラム
1上の現像剤像が用紙Pに転写される転写位置と現像器
9との間に配置された転写前除電器3を有している。こ
の転写前除電器3は、感光体ドラム1上の非画像部の電
位を除電して、転写位置において感光体ドラムの表面電
位をハーフトーン電位より下がらないところまで低下さ
せるような位置に配置されている。つまり、転写前除電
器3は、画像部に付着している現像剤がチャージアップ
されることなく、また非画像部に飛散することなく用紙
P上に転写できるような位置に配置されている。
部への飛散を防止することにより、良好な画質の画像を
形成することができる画像形成装置及び画像形成方法を
提供ことを目的とする。 【解決手段】プロセスユニット100は、感光体ドラム
1上の現像剤像が用紙Pに転写される転写位置と現像器
9との間に配置された転写前除電器3を有している。こ
の転写前除電器3は、感光体ドラム1上の非画像部の電
位を除電して、転写位置において感光体ドラムの表面電
位をハーフトーン電位より下がらないところまで低下さ
せるような位置に配置されている。つまり、転写前除電
器3は、画像部に付着している現像剤がチャージアップ
されることなく、また非画像部に飛散することなく用紙
P上に転写できるような位置に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置に
係り、特に、電子写真方式のカラー複写機、カラープリ
ンタなどに備えられている像担持体上に各色成分毎に現
像された現像剤像を繰り返し被転写材に多重転写して画
像を形成する画像形成装置に関する。
係り、特に、電子写真方式のカラー複写機、カラープリ
ンタなどに備えられている像担持体上に各色成分毎に現
像された現像剤像を繰り返し被転写材に多重転写して画
像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフルカラーの画像を形成する方法
として、各色成分に対応してそれぞれ独立した感光体、
露光装置、現像装置、転写装置、及びクリーニング装置
を有する第1乃至第4ステーションを備えた画像形成装
置が実用化されている。
として、各色成分に対応してそれぞれ独立した感光体、
露光装置、現像装置、転写装置、及びクリーニング装置
を有する第1乃至第4ステーションを備えた画像形成装
置が実用化されている。
【0003】この画像形成装置では、各ステーションに
備えられている4つの感光体が水平に配置され、それぞ
れの感光体に接するように被転写材を搬送する絶縁性ベ
ルトとコロナチャージャにより被転写材に各色の現像剤
像が多重に転写される。すなわち、各色成分毎に各感光
体上に形成された現像剤像を繰り返し被転写材に多重転
写してカラー画像が形成される。
備えられている4つの感光体が水平に配置され、それぞ
れの感光体に接するように被転写材を搬送する絶縁性ベ
ルトとコロナチャージャにより被転写材に各色の現像剤
像が多重に転写される。すなわち、各色成分毎に各感光
体上に形成された現像剤像を繰り返し被転写材に多重転
写してカラー画像が形成される。
【0004】しかしながら、このようなコロナチャージ
ャを用いた転写装置では、転写バイアスが6乃至9kV
と極めて高電圧であって危険であり、また人体に有害な
オゾンが大量に発生する問題がある。
ャを用いた転写装置では、転写バイアスが6乃至9kV
と極めて高電圧であって危険であり、また人体に有害な
オゾンが大量に発生する問題がある。
【0005】また、絶縁性ベルトを使用しているため、
繰り返し転写バイアスを印加されることによりベルト持
体が帯電するため、除電器を用いて絶縁性ベルトを除電
する必要がある。
繰り返し転写バイアスを印加されることによりベルト持
体が帯電するため、除電器を用いて絶縁性ベルトを除電
する必要がある。
【0006】さらに、このような多重転写する際、例え
ば第1ステーションにおいて、第1色目の現像剤により
形成された現像剤像が被転写材に転写された後、第2ス
テーションにおいて、この被転写材に第2色目の現像剤
により形成された現像剤像を多重に転写する場合、第2
ステーションでの感光体と被転写材との微小ギャップで
放電が発生し、第1ステーションで被転写材上に転写さ
れた現像剤がチャージアップされる。被転写材上の現像
剤像がチャージアップすることにより、第3ステーショ
ンでの転写電界が弱められ、その転写効率が悪化すると
いう問題が生じる。
ば第1ステーションにおいて、第1色目の現像剤により
形成された現像剤像が被転写材に転写された後、第2ス
テーションにおいて、この被転写材に第2色目の現像剤
により形成された現像剤像を多重に転写する場合、第2
ステーションでの感光体と被転写材との微小ギャップで
放電が発生し、第1ステーションで被転写材上に転写さ
れた現像剤がチャージアップされる。被転写材上の現像
剤像がチャージアップすることにより、第3ステーショ
ンでの転写電界が弱められ、その転写効率が悪化すると
いう問題が生じる。
【0007】すなわち、多重転写する場合、第2及び第
3ステーションにおける感光体と被転写材との間の放電
により、前段のステーションで転写された現像材がチャ
ージアップされることにより、後段のステーションでの
転写電界が弱められるという問題がある。
3ステーションにおける感光体と被転写材との間の放電
により、前段のステーションで転写された現像材がチャ
ージアップされることにより、後段のステーションでの
転写電界が弱められるという問題がある。
【0008】上述したような問題を解決するために、特
公昭60−10625号、及び特開平4−280530
号によれば、1乃至2kV程度の比較的低電圧で転写プ
ロセスが実行でき、且つオゾンの発生量を少なくできる
転写装置が提案されている。この転写装置は、導電性ロ
ーラと、導電性カーボンを絶縁性樹脂に分散した半導電
性ベルトとを有している。この半導電性ベルトは、帯電
し続けることがないため、ベルトを除電するための除電
器を必要としない。
公昭60−10625号、及び特開平4−280530
号によれば、1乃至2kV程度の比較的低電圧で転写プ
ロセスが実行でき、且つオゾンの発生量を少なくできる
転写装置が提案されている。この転写装置は、導電性ロ
ーラと、導電性カーボンを絶縁性樹脂に分散した半導電
性ベルトとを有している。この半導電性ベルトは、帯電
し続けることがないため、ベルトを除電するための除電
器を必要としない。
【0009】また、現像剤像を転写する転写時におい
て、感光体と被転写材が接触した後に、被転写材が電荷
を持った感光体に静電吸着してしまうことを防止するた
めに、被転写材に現像剤像を転写する前に、光ビームを
照射して未露光部、すなわち現像剤が付着していない非
画像部を除電する転写前光除電装置を適用する技術が知
られている。
て、感光体と被転写材が接触した後に、被転写材が電荷
を持った感光体に静電吸着してしまうことを防止するた
めに、被転写材に現像剤像を転写する前に、光ビームを
照射して未露光部、すなわち現像剤が付着していない非
画像部を除電する転写前光除電装置を適用する技術が知
られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の転写前光除電装置では、除電光を感光体に照
射することにより感光体表面、特に未露光部の電位は、
帯電前の電位まで低下させることとなり、任意の電位に
制御することができない。
うな従来の転写前光除電装置では、除電光を感光体に照
射することにより感光体表面、特に未露光部の電位は、
帯電前の電位まで低下させることとなり、任意の電位に
制御することができない。
【0011】このため、現像剤のチャージアップを防止
するために、転写前光除電装置を適用して感光体と被転
写材との間の放電を防止したとしても、未露光部の電位
が露光部、すなわち現像剤が付着している画像部の電位
より低くなり、画像部に付着している現像剤が非画像部
側に飛散する。
するために、転写前光除電装置を適用して感光体と被転
写材との間の放電を防止したとしても、未露光部の電位
が露光部、すなわち現像剤が付着している画像部の電位
より低くなり、画像部に付着している現像剤が非画像部
側に飛散する。
【0012】このように、非画像部に現像剤が飛散する
ことにより、被転写材上に各色成分の現像剤が多重転写
されることにより形成された画像の画質が劣化する問題
が生じる。
ことにより、被転写材上に各色成分の現像剤が多重転写
されることにより形成された画像の画質が劣化する問題
が生じる。
【0013】そこで、この発明の目的は、現像剤のチャ
ージアップ、及び現像剤の非画像部への飛散を防止する
ことにより、良好な画質の画像を形成することができる
画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
ージアップ、及び現像剤の非画像部への飛散を防止する
ことにより、良好な画質の画像を形成することができる
画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、回転周速度vで回転可能に設
けられ、画像データに対応した像を保持する像担持体を
所定の初期表面電位に帯電させる帯電手段と、この帯電
手段により帯電された前記像担持体に光を照射して露光
することにより前記像担持体に画像データに対応した静
電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体に形成され
た静電潜像を現像し、現像剤像を形成する現像手段と、
前記像担持体に形成された現像剤像を所定の転写位置で
被転写材に転写する転写手段と、前記現像手段が配置さ
れている位置と前記転写位置との間に位置し、前記像担
持体を除電する除電手段と、を備え、前記像担持体の初
期表面電位をV0、除電後の残留電位をVerとし、前
記除電手段により除電された後の像担持体の表面電位が
Ver+(V0−Ver)/2まで減衰するのに要する
時間をt、Verまで減衰するのに要する時間をt’と
すると、前記除電手段が配置される位置から前記転写位
置までの距離Aは、v×t=L、v×t’=L’の時、
L<A<L’で表わされる範囲内に規定されることを特
徴とする画像形成装置を提供するものである。
に基づきなされたもので、回転周速度vで回転可能に設
けられ、画像データに対応した像を保持する像担持体を
所定の初期表面電位に帯電させる帯電手段と、この帯電
手段により帯電された前記像担持体に光を照射して露光
することにより前記像担持体に画像データに対応した静
電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体に形成され
た静電潜像を現像し、現像剤像を形成する現像手段と、
前記像担持体に形成された現像剤像を所定の転写位置で
被転写材に転写する転写手段と、前記現像手段が配置さ
れている位置と前記転写位置との間に位置し、前記像担
持体を除電する除電手段と、を備え、前記像担持体の初
期表面電位をV0、除電後の残留電位をVerとし、前
記除電手段により除電された後の像担持体の表面電位が
Ver+(V0−Ver)/2まで減衰するのに要する
時間をt、Verまで減衰するのに要する時間をt’と
すると、前記除電手段が配置される位置から前記転写位
置までの距離Aは、v×t=L、v×t’=L’の時、
L<A<L’で表わされる範囲内に規定されることを特
徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0015】また、この発明によれば、第1の像担持体
に画像データの第1の色成分に対応した第1の現像剤像
を形成する第1の現像剤像形成手段と、前記第1の現像
剤像形成手段により形成された第1の現像剤像を被転写
材上に転写する第1の転写手段と、回転周速度vで回転
可能に設けられた第2の像担持体を所定の初期表面電位
に帯電し、帯電した前記像担持体に露光を行って、前記
画像データの第2の色成分に対応した静電潜像を形成し
た後、この静電潜像を現像して第2の現像剤像を形成す
る第2の現像剤像形成手段と、前記第2の現像剤像形成
手段により形成された第2の現像剤像を担持する前記像
担持体を除電する除電手段と、前記除電手段により除電
が行われた第2の像担持体上の第2の現像剤像を、前記
第1の現像剤像が転写された前記被転写材上に転写する
第2の転写手段と、を具備し、前記第2の像担持体の初
期表面電位をV0、除電後の残留電位をVerとし、前
記除電手段により除電された後の前記第2の像担持体の
表面電位がVer+(V0−Ver)/2まで減衰する
のに要する時間をt、Verまで減衰するのに要する時
間をt’とすると、前記除電手段から前記第2の転写手
段による転写位置までの距離Aは、v×t=L、v×
t’=L’の時、L<A<L’で表わされる範囲内に規
定されることを特徴とする画像形成装置が提供される。
に画像データの第1の色成分に対応した第1の現像剤像
を形成する第1の現像剤像形成手段と、前記第1の現像
剤像形成手段により形成された第1の現像剤像を被転写
材上に転写する第1の転写手段と、回転周速度vで回転
可能に設けられた第2の像担持体を所定の初期表面電位
に帯電し、帯電した前記像担持体に露光を行って、前記
画像データの第2の色成分に対応した静電潜像を形成し
た後、この静電潜像を現像して第2の現像剤像を形成す
る第2の現像剤像形成手段と、前記第2の現像剤像形成
手段により形成された第2の現像剤像を担持する前記像
担持体を除電する除電手段と、前記除電手段により除電
が行われた第2の像担持体上の第2の現像剤像を、前記
第1の現像剤像が転写された前記被転写材上に転写する
第2の転写手段と、を具備し、前記第2の像担持体の初
期表面電位をV0、除電後の残留電位をVerとし、前
記除電手段により除電された後の前記第2の像担持体の
表面電位がVer+(V0−Ver)/2まで減衰する
のに要する時間をt、Verまで減衰するのに要する時
間をt’とすると、前記除電手段から前記第2の転写手
段による転写位置までの距離Aは、v×t=L、v×
t’=L’の時、L<A<L’で表わされる範囲内に規
定されることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0016】さらに、この発明によれば第1の像担持体
に画像データの第1の色成分に対応した第1の現像剤像
を形成する第1の現像剤像形成手段と、前記第1の像担
持体に被転写材を当接させ、前記第1の現像剤像を前記
被転写材上に転写する第1の転写手段と、前記第1の転
写手段に第1の転写電圧を印加する第1の電圧印加手段
と、回転周速度vで回転可能に設けられた第2の像担持
体を所定の初期表面電位に帯電し、帯電した前記像担持
体に露光を行って、前記画像データの第2の色成分に対
応した静電潜像を形成した後、この静電潜像を現像して
第2の現像剤像を形成する第2の現像剤像形成手段と、
前記第2の現像剤像形成手段により形成された第2の現
像剤像を担持する前記像担持体を除電する除電手段と、
前記除電手段により除電が行われた第2の像担持体上
に、前記第1の現像剤像が転写された前記被転写材上に
当接させ、この被転写材上に第2の現像剤像を転写する
第2の転写手段と、第2の転写手段に第2の転写電圧を
印加する第2の電圧印加手段と、を具備し、前記第2の
像担持体の初期表面電位をV0、除電後の残留電位をV
erとし、前記除電手段により除電された後の前記第2
の像担持体の表面電位がVer+(V0−Ver)/2
まで減衰するのに要する時間をt、Verまで減衰する
のに要する時間をt’とすると、前記除電手段から前記
第2の転写手段による転写位置までの距離Aは、v×t
=L、v×t’=L’の時、L<A<L’で表わされる
範囲内に規定されることを特徴とする画像形成装置が提
供される。
に画像データの第1の色成分に対応した第1の現像剤像
を形成する第1の現像剤像形成手段と、前記第1の像担
持体に被転写材を当接させ、前記第1の現像剤像を前記
被転写材上に転写する第1の転写手段と、前記第1の転
写手段に第1の転写電圧を印加する第1の電圧印加手段
と、回転周速度vで回転可能に設けられた第2の像担持
体を所定の初期表面電位に帯電し、帯電した前記像担持
体に露光を行って、前記画像データの第2の色成分に対
応した静電潜像を形成した後、この静電潜像を現像して
第2の現像剤像を形成する第2の現像剤像形成手段と、
前記第2の現像剤像形成手段により形成された第2の現
像剤像を担持する前記像担持体を除電する除電手段と、
前記除電手段により除電が行われた第2の像担持体上
に、前記第1の現像剤像が転写された前記被転写材上に
当接させ、この被転写材上に第2の現像剤像を転写する
第2の転写手段と、第2の転写手段に第2の転写電圧を
印加する第2の電圧印加手段と、を具備し、前記第2の
像担持体の初期表面電位をV0、除電後の残留電位をV
erとし、前記除電手段により除電された後の前記第2
の像担持体の表面電位がVer+(V0−Ver)/2
まで減衰するのに要する時間をt、Verまで減衰する
のに要する時間をt’とすると、前記除電手段から前記
第2の転写手段による転写位置までの距離Aは、v×t
=L、v×t’=L’の時、L<A<L’で表わされる
範囲内に規定されることを特徴とする画像形成装置が提
供される。
【0017】またさらに、この発明によれば、回転周速
度vで回転可能に設けられた像担持体に画像データの第
1の色成分に対応した第1の現像剤像を形成する第1の
現像剤像形成手段と、前記像担持体を所定の初期表面電
位に帯電し、帯電した前記像担持体に露光を行って、前
記画像データの第2の色成分に対応した静電潜像を形成
した後、この静電潜像を現像して第2の現像剤像を形成
する第2の現像剤像形成手段と、前記第2の現像剤像形
成手段により形成された第2の現像剤像を担持する前記
像担持体を除電する除電手段と、前記第1の現像剤像を
被転写材上に転写した後、この被転写材上に前記除電手
段により除電が行われた像担持体上の第2の現像剤像を
多重転写する転写手段と、を備え、前記像担持体の初期
表面電位をV0、除電後の残留電位をVerとし、前記
除電手段により除電された後の前記像担持体の表面電位
がVer+(V0−Ver)/2まで減衰するのに要す
る時間をt、Verまで減衰するのに要する時間をt’
とすると、前記除電手段から前記転写手段による転写位
置までの距離Aは、v×t=L、v×t’=L’の時、
L<A<L’で表わされる範囲内に規定されることを特
徴とする画像形成装置が提供される。
度vで回転可能に設けられた像担持体に画像データの第
1の色成分に対応した第1の現像剤像を形成する第1の
現像剤像形成手段と、前記像担持体を所定の初期表面電
位に帯電し、帯電した前記像担持体に露光を行って、前
記画像データの第2の色成分に対応した静電潜像を形成
した後、この静電潜像を現像して第2の現像剤像を形成
する第2の現像剤像形成手段と、前記第2の現像剤像形
成手段により形成された第2の現像剤像を担持する前記
像担持体を除電する除電手段と、前記第1の現像剤像を
被転写材上に転写した後、この被転写材上に前記除電手
段により除電が行われた像担持体上の第2の現像剤像を
多重転写する転写手段と、を備え、前記像担持体の初期
表面電位をV0、除電後の残留電位をVerとし、前記
除電手段により除電された後の前記像担持体の表面電位
がVer+(V0−Ver)/2まで減衰するのに要す
る時間をt、Verまで減衰するのに要する時間をt’
とすると、前記除電手段から前記転写手段による転写位
置までの距離Aは、v×t=L、v×t’=L’の時、
L<A<L’で表わされる範囲内に規定されることを特
徴とする画像形成装置が提供される。
【0018】さらにまた、この発明によれば、回転周速
度vで回転可能に設けられ、画像データに対応した像を
保持するとともに、一層の中に電荷発生部と電荷輸送部
とが均一に分散された単層型有機感光体によって形成さ
れた像担持体を所定の初期表面電位に帯電させる帯電手
段と、この帯電手段により帯電された前記像担持体に光
を照射して露光することにより前記像担持体に画像デー
タに対応した静電潜像を形成する露光手段と、前記像担
持体に形成された静電潜像を現像し、現像剤像を形成す
る現像手段と、前記像担持体に形成された現像剤像を所
定の転写位置で被転写材に転写する転写手段と、前記現
像手段が配置されている位置と前記転写位置との間に位
置し、前記像担持体を除電する除電手段と、を備え、前
記像担持体の初期表面電位をV0、除電後の残留電位を
Verとし、前記除電手段により除電された後の像担持
体の表面電位がVer+(V0−Ver)/2まで減衰
するのに要する時間をt、Verまで減衰するのに要す
る時間をt’とすると、前記除電手段が配置される位置
から前記転写位置までの距離Aは、v×t=L、v×
t’=L’の時、L<A<L’で表わされる範囲内に規
定されることを特徴とする画像形成装置が提供される。
度vで回転可能に設けられ、画像データに対応した像を
保持するとともに、一層の中に電荷発生部と電荷輸送部
とが均一に分散された単層型有機感光体によって形成さ
れた像担持体を所定の初期表面電位に帯電させる帯電手
段と、この帯電手段により帯電された前記像担持体に光
を照射して露光することにより前記像担持体に画像デー
タに対応した静電潜像を形成する露光手段と、前記像担
持体に形成された静電潜像を現像し、現像剤像を形成す
る現像手段と、前記像担持体に形成された現像剤像を所
定の転写位置で被転写材に転写する転写手段と、前記現
像手段が配置されている位置と前記転写位置との間に位
置し、前記像担持体を除電する除電手段と、を備え、前
記像担持体の初期表面電位をV0、除電後の残留電位を
Verとし、前記除電手段により除電された後の像担持
体の表面電位がVer+(V0−Ver)/2まで減衰
するのに要する時間をt、Verまで減衰するのに要す
る時間をt’とすると、前記除電手段が配置される位置
から前記転写位置までの距離Aは、v×t=L、v×
t’=L’の時、L<A<L’で表わされる範囲内に規
定されることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0019】またさらに、この発明によれば、像担持体
を初期表面電位V0に均一に帯電する帯電工程と、この
像担持体に光を照射して露光することにより静電潜像を
形成する潜像形成工程と、この静電潜像を現像すること
により現像剤像を形成する現像工程と、この現像剤像が
形成されている像担持体を除電する除電工程と、前記像
担持体の除電後の残留電位をVerとしたときに、前記
像担持体の表面電位がVer+(V0−Ver)/2か
らVerの間である時に被転写材に前記像担持体上に形
成されている現像剤像を転写する転写工程と、を有する
ことを特徴とする画像形成方法が提供される。
を初期表面電位V0に均一に帯電する帯電工程と、この
像担持体に光を照射して露光することにより静電潜像を
形成する潜像形成工程と、この静電潜像を現像すること
により現像剤像を形成する現像工程と、この現像剤像が
形成されている像担持体を除電する除電工程と、前記像
担持体の除電後の残留電位をVerとしたときに、前記
像担持体の表面電位がVer+(V0−Ver)/2か
らVerの間である時に被転写材に前記像担持体上に形
成されている現像剤像を転写する転写工程と、を有する
ことを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0020】さらにまた、この発明によれば、第1の像
担持体を所定の電位に均一に帯電し、この第1の像担持
体に画像データに対応した光を照射して露光することに
より画像データの第1の色成分に対応した静電潜像を形
成し、この静電潜像を第1の色成分の現像剤で現像する
ことにより第1の現像剤像を形成する第1の現像剤像形
成工程と、前記第1の像担持体上に形成されている第1
の現像剤像を被転写材に転写する第1の転写工程と、第
2の像担持体を初期表面電位V0に均一に帯電し、この
第2の像担持体に画像データに対応した光を照射して露
光することにより画像データの第2の色成分に対応した
静電潜像を形成し、この静電潜像を第2の色成分の現像
剤で現像することにより第2の現像剤像を形成する第2
の現像剤像形成工程と、この第2の現像剤像が形成され
ている第2の像担持体を除電する除電工程と、前記第2
の像担持体の除電後の残留電位をVerとしたときに、
前記第2の像担持体の表面電位がVer+(V0−Ve
r)/2からVerの間である時に前記第2の像担持体
上に形成されている第2の現像剤像を第1の現像剤像が
転写されている被転写材に転写する第2の転写工程と、
を有することを特徴とする画像形成方法が提供される。
担持体を所定の電位に均一に帯電し、この第1の像担持
体に画像データに対応した光を照射して露光することに
より画像データの第1の色成分に対応した静電潜像を形
成し、この静電潜像を第1の色成分の現像剤で現像する
ことにより第1の現像剤像を形成する第1の現像剤像形
成工程と、前記第1の像担持体上に形成されている第1
の現像剤像を被転写材に転写する第1の転写工程と、第
2の像担持体を初期表面電位V0に均一に帯電し、この
第2の像担持体に画像データに対応した光を照射して露
光することにより画像データの第2の色成分に対応した
静電潜像を形成し、この静電潜像を第2の色成分の現像
剤で現像することにより第2の現像剤像を形成する第2
の現像剤像形成工程と、この第2の現像剤像が形成され
ている第2の像担持体を除電する除電工程と、前記第2
の像担持体の除電後の残留電位をVerとしたときに、
前記第2の像担持体の表面電位がVer+(V0−Ve
r)/2からVerの間である時に前記第2の像担持体
上に形成されている第2の現像剤像を第1の現像剤像が
転写されている被転写材に転写する第2の転写工程と、
を有することを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0021】またさらに、この発明によれば、像担持体
を所定の電位に均一に帯電し、この像担持体に画像デー
タに対応した光を照射して露光することにより画像デー
タの第1の色成分に対応した静電潜像を形成し、この静
電潜像を第1の色成分の現像剤で現像することにより第
1の現像剤像を形成する第1の現像剤像形成工程と、前
記像担持体上に形成されている第1の現像剤像を被転写
材に転写する第1の転写工程と、前記第1の転写工程に
て転写が行われた前記像担持体を初期表面電位V0に均
一に帯電し、この像担持体に画像データに対応した光を
照射して露光することにより画像データの第2の色成分
に対応した静電潜像を形成し、この静電潜像を第2の色
成分の現像剤で現像することにより第2の現像剤像を形
成する第2の現像剤像形成工程と、この第2の現像剤像
が形成されている像担持体に光を照射することにより除
電する除電工程と、前記像担持体の除電後の残留電位を
Verとしたときに、前記像担持体の表面電位がVer
+(V0−Ver)/2からVerの間である時に前記
像担持体上に形成されている第2の現像剤像を第1の現
像剤像が転写されている被転写材に転写する第2の転写
工程と、を有することを特徴とする画像形成方法が提供
される。
を所定の電位に均一に帯電し、この像担持体に画像デー
タに対応した光を照射して露光することにより画像デー
タの第1の色成分に対応した静電潜像を形成し、この静
電潜像を第1の色成分の現像剤で現像することにより第
1の現像剤像を形成する第1の現像剤像形成工程と、前
記像担持体上に形成されている第1の現像剤像を被転写
材に転写する第1の転写工程と、前記第1の転写工程に
て転写が行われた前記像担持体を初期表面電位V0に均
一に帯電し、この像担持体に画像データに対応した光を
照射して露光することにより画像データの第2の色成分
に対応した静電潜像を形成し、この静電潜像を第2の色
成分の現像剤で現像することにより第2の現像剤像を形
成する第2の現像剤像形成工程と、この第2の現像剤像
が形成されている像担持体に光を照射することにより除
電する除電工程と、前記像担持体の除電後の残留電位を
Verとしたときに、前記像担持体の表面電位がVer
+(V0−Ver)/2からVerの間である時に前記
像担持体上に形成されている第2の現像剤像を第1の現
像剤像が転写されている被転写材に転写する第2の転写
工程と、を有することを特徴とする画像形成方法が提供
される。
【0022】さらにまた、この発明によれば、一層の中
に電荷発生部と電荷輸送部とが均一に分散された単層型
有機感光体によって形成された像担持体を初期表面電位
V0に均一に帯電する帯電工程と、この像担持体に光を
照射して露光することにより静電潜像を形成する潜像形
成工程と、この静電潜像を現像することにより現像剤像
を形成する現像工程と、この現像剤像が形成されている
像担持体を除電する除電工程と、前記像担持体の除電後
の残留電位をVerとしたときに、前記像担持体の表面
電位がVer+(V0−Ver)/2からVerの間で
ある時に被転写材に前記像担持体上に形成されている現
像剤像を転写する転写工程と、を有することを特徴とす
る画像形成方法が提供される。
に電荷発生部と電荷輸送部とが均一に分散された単層型
有機感光体によって形成された像担持体を初期表面電位
V0に均一に帯電する帯電工程と、この像担持体に光を
照射して露光することにより静電潜像を形成する潜像形
成工程と、この静電潜像を現像することにより現像剤像
を形成する現像工程と、この現像剤像が形成されている
像担持体を除電する除電工程と、前記像担持体の除電後
の残留電位をVerとしたときに、前記像担持体の表面
電位がVer+(V0−Ver)/2からVerの間で
ある時に被転写材に前記像担持体上に形成されている現
像剤像を転写する転写工程と、を有することを特徴とす
る画像形成方法が提供される。
【0023】この発明の画像形成装置及び画像形成方法
によれば、現像手段が配置されている位置と転写位置と
の間に位置して像担持体の未露光部を除電する除電手段
が配置される位置から転写位置までの距離Aは、v×t
=L、v×t’=L’の時、L<A<L’で表わされる
範囲内に規定されている。すなわち、像担持体上に形成
された静電潜像が現像され、現像剤像が形成された後、
この除電手段によって光ビームが照射されることにより
像担持体上の未露光部、すなわち露光手段により露光さ
れることなく、ほぼ初期電位V0に維持されている部分
が除電される。そして、この未露光部の表面電位が初期
電位V0からVer+(V0−Ver)/2まで減衰し
てから、残留電位Verに達する以前に転写手段により
所定の転写位置で被転写材に現像剤像が転写される。
によれば、現像手段が配置されている位置と転写位置と
の間に位置して像担持体の未露光部を除電する除電手段
が配置される位置から転写位置までの距離Aは、v×t
=L、v×t’=L’の時、L<A<L’で表わされる
範囲内に規定されている。すなわち、像担持体上に形成
された静電潜像が現像され、現像剤像が形成された後、
この除電手段によって光ビームが照射されることにより
像担持体上の未露光部、すなわち露光手段により露光さ
れることなく、ほぼ初期電位V0に維持されている部分
が除電される。そして、この未露光部の表面電位が初期
電位V0からVer+(V0−Ver)/2まで減衰し
てから、残留電位Verに達する以前に転写手段により
所定の転写位置で被転写材に現像剤像が転写される。
【0024】このため、像担持体上のハーフトーンの電
位レベルにある露光部に付着している現像剤が、除電に
より残留電位Ver以下のレベルまで低下した未露光部
に飛散するような不具合を防止することができる。
位レベルにある露光部に付着している現像剤が、除電に
より残留電位Ver以下のレベルまで低下した未露光部
に飛散するような不具合を防止することができる。
【0025】したがって、良好な画質の画像を被転写材
上に形成することができる。また、複数の像担持体が所
定の順に配置された画像形成装置及び画像形成方法にお
いて、この除電手段は、最前段より後段であって、且つ
最後段より前段に配置された像担持体に対応して設けら
れている。すなわち、被転写材上に転写された第1の色
成分の現像剤像に重ねて転写される第1の色成分とは異
なる第2の色成分の現像剤像を保持している像担持体の
未露光部を除電するように設けられている。
上に形成することができる。また、複数の像担持体が所
定の順に配置された画像形成装置及び画像形成方法にお
いて、この除電手段は、最前段より後段であって、且つ
最後段より前段に配置された像担持体に対応して設けら
れている。すなわち、被転写材上に転写された第1の色
成分の現像剤像に重ねて転写される第1の色成分とは異
なる第2の色成分の現像剤像を保持している像担持体の
未露光部を除電するように設けられている。
【0026】このため、第2の色成分の現像剤像を第1
の色成分の現像剤像が転写されている被転写材上に重ね
て転写する際に印加される転写バイアスにより、被転写
材上に形成されている第1の色成分の現像剤像のチャー
ジアップを防止できる。
の色成分の現像剤像が転写されている被転写材上に重ね
て転写する際に印加される転写バイアスにより、被転写
材上に形成されている第1の色成分の現像剤像のチャー
ジアップを防止できる。
【0027】したがって、第1及び第2の色成分とは異
なる第3の色成分の現像剤像を重ねて転写する際に、チ
ャージアップされた第1の色成分の現像剤像による転写
効率の劣化を防止でき、良好な転写効率を維持しつつ多
重に複数の現像剤像を単一の被転写剤に転写することが
できる。このため、良好な画質のフルカラー画像を提供
することができる。
なる第3の色成分の現像剤像を重ねて転写する際に、チ
ャージアップされた第1の色成分の現像剤像による転写
効率の劣化を防止でき、良好な転写効率を維持しつつ多
重に複数の現像剤像を単一の被転写剤に転写することが
できる。このため、良好な画質のフルカラー画像を提供
することができる。
【0028】さらに、単一の像担持体に対して複数の色
成分の現像剤を収容した現像手段を備えた画像形成装置
及び画像形成方法において、除電手段は、被転写材上に
転写された第1の色成分の現像剤像に重ねて転写される
第1の色成分とは異なる第2の色成分の現像剤像を保持
している像担持体の未露光部を除電するように設けられ
ている。
成分の現像剤を収容した現像手段を備えた画像形成装置
及び画像形成方法において、除電手段は、被転写材上に
転写された第1の色成分の現像剤像に重ねて転写される
第1の色成分とは異なる第2の色成分の現像剤像を保持
している像担持体の未露光部を除電するように設けられ
ている。
【0029】このため、第2の色成分の現像剤像を第1
の色成分の現像剤像が転写されている被転写材上に重ね
て転写する際に印加される転写バイアスにより、被転写
材上に形成されている第1の色成分の現像剤像のチャー
ジアップを防止できる。
の色成分の現像剤像が転写されている被転写材上に重ね
て転写する際に印加される転写バイアスにより、被転写
材上に形成されている第1の色成分の現像剤像のチャー
ジアップを防止できる。
【0030】したがって、第1及び第2の色成分とは異
なる第3の色成分の現像剤像を重ねて転写する際に、チ
ャージアップされた第1の色成分の現像剤像による転写
効率の劣化を防止でき、良好な転写効率を維持しつつ多
重に複数の現像剤像を単一の被転写剤に転写することが
できる。このため、良好な画質のフルカラー画像を提供
することができる。
なる第3の色成分の現像剤像を重ねて転写する際に、チ
ャージアップされた第1の色成分の現像剤像による転写
効率の劣化を防止でき、良好な転写効率を維持しつつ多
重に複数の現像剤像を単一の被転写剤に転写することが
できる。このため、良好な画質のフルカラー画像を提供
することができる。
【0031】またさらに、一層の中に電荷発生部と電荷
輸送部とが均一に分散された単層型有機感光体によって
形成された像担持体を利用した画像形成装置及び画像形
成方法によれば、単層型有機感光体において、表面近辺
に存在する電荷発生部により発生した電荷は、像担持体
表面の電荷を即時に打ち消すことができるが、バルク中
で発生した電荷は、像担持体表面まで輸送されるのに時
間がかかり、比較的、表面電位の減衰が遅くなる。すな
わち、この単層型有機感光体は、比較的低感度な感光体
である。
輸送部とが均一に分散された単層型有機感光体によって
形成された像担持体を利用した画像形成装置及び画像形
成方法によれば、単層型有機感光体において、表面近辺
に存在する電荷発生部により発生した電荷は、像担持体
表面の電荷を即時に打ち消すことができるが、バルク中
で発生した電荷は、像担持体表面まで輸送されるのに時
間がかかり、比較的、表面電位の減衰が遅くなる。すな
わち、この単層型有機感光体は、比較的低感度な感光体
である。
【0032】このため、像担持体の表面電位を制御し易
くなる。すなわち、像担持体の表面電位が初期表面電位
V0からVer+(V0−Ver)/2まで減衰するの
に要する時間t、及び残留電位Verまで減衰するのに
要する時間t’が長くなり、t及びt’で決定される除
電手段の設置位置の範囲L<A<L’を広げることがで
きる。
くなる。すなわち、像担持体の表面電位が初期表面電位
V0からVer+(V0−Ver)/2まで減衰するの
に要する時間t、及び残留電位Verまで減衰するのに
要する時間t’が長くなり、t及びt’で決定される除
電手段の設置位置の範囲L<A<L’を広げることがで
きる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明に
係る画像形成装置の実施の形態について詳細に説明する
図1には、この発明のカラー画像形成装置の一例が示さ
れている。
係る画像形成装置の実施の形態について詳細に説明する
図1には、この発明のカラー画像形成装置の一例が示さ
れている。
【0034】図1に示すように、このカラー画像形成装
置は、像担持体である感光体ドラム1aを有している。
この感光体ドラム1は、断面の直径が40mm、幅が2
66mmの円筒形の積層型有機感光体によって形成され
ている。この感光体ドラム1aは、図中の矢印方向に回
転可能に設けられている。
置は、像担持体である感光体ドラム1aを有している。
この感光体ドラム1は、断面の直径が40mm、幅が2
66mmの円筒形の積層型有機感光体によって形成され
ている。この感光体ドラム1aは、図中の矢印方向に回
転可能に設けられている。
【0035】この感光体ドラム1aの周囲には、感光体
ドラムの回転方向に沿って、以下のような機構が配設さ
れている。すなわち、感光体ドラム1aの表面を所定の
電位に一様に帯電させる帯電手段として機能する帯電ロ
ーラ5aが感光体ドラム1aの表面に接触して配設され
ている。この帯電ローラ5aは、例えば導電性ゴムロー
ラによって形成されている。
ドラムの回転方向に沿って、以下のような機構が配設さ
れている。すなわち、感光体ドラム1aの表面を所定の
電位に一様に帯電させる帯電手段として機能する帯電ロ
ーラ5aが感光体ドラム1aの表面に接触して配設され
ている。この帯電ローラ5aは、例えば導電性ゴムロー
ラによって形成されている。
【0036】この帯電ローラ5aの下流側には、帯電し
た感光体ドラム1aを露光して静電潜像を形成する露光
手段として機能する露光装置7aが配設されている。こ
の露光装置7aは、感光体ドラム1aに対向する面に配
置された蛍光体を有し、画像データに対応してこの蛍光
体を発光させることにより、感光体ドラム1a上に静電
潜像を形成する固体走査ヘッドによって形成されてい
る。
た感光体ドラム1aを露光して静電潜像を形成する露光
手段として機能する露光装置7aが配設されている。こ
の露光装置7aは、感光体ドラム1aに対向する面に配
置された蛍光体を有し、画像データに対応してこの蛍光
体を発光させることにより、感光体ドラム1a上に静電
潜像を形成する固体走査ヘッドによって形成されてい
る。
【0037】露光装置7aの下流には、所定の色成分の
現像剤を収納し、この現像剤によって露光装置7aによ
り形成された静電潜像を現像する現像手段として機能す
る現像器9aが配設されている。この現像器9aは、例
えばイエロー系の現像剤を収納している。
現像剤を収納し、この現像剤によって露光装置7aによ
り形成された静電潜像を現像する現像手段として機能す
る現像器9aが配設されている。この現像器9aは、例
えばイエロー系の現像剤を収納している。
【0038】この現像器9aの下流には、感光体ドラム
1aに対して光ビームを照射して感光体ドラム1a上の
電荷を除電する除電手段として機能する転写前除電器、
すなわちLEDランプ3aが配設されている。
1aに対して光ビームを照射して感光体ドラム1a上の
電荷を除電する除電手段として機能する転写前除電器、
すなわちLEDランプ3aが配設されている。
【0039】このLEDランプ3aは、図2に示すよう
に、発光波長565nmの複数の緑色LED31を基板
32上に一列に配列したものである。このLEDランプ
3aが発光する光の強度は、感光体ドラム1aの電位を
十分に低下できるように設定されている。
に、発光波長565nmの複数の緑色LED31を基板
32上に一列に配列したものである。このLEDランプ
3aが発光する光の強度は、感光体ドラム1aの電位を
十分に低下できるように設定されている。
【0040】なお、感光体ドラムの電荷を除去する他の
除電手段として、例えばコロナ帯電器やイオンジェット
がこの画像形成装置に適用されてもよい。LEDランプ
3aの下流側には、感光体ドラム1aに対して所定の転
写位置で当接され、被転写材である用紙Pを搬送する搬
送手段としての搬送ベルト11が設けられている。
除電手段として、例えばコロナ帯電器やイオンジェット
がこの画像形成装置に適用されてもよい。LEDランプ
3aの下流側には、感光体ドラム1aに対して所定の転
写位置で当接され、被転写材である用紙Pを搬送する搬
送手段としての搬送ベルト11が設けられている。
【0041】この搬送ベルト11は、半導電性の材料に
よって形成され、感光体ドラム1aのドラム幅とほぼ等
しい幅を有している。この搬送ベルト11は、環状に形
成され、搬送ベルト11の上流側及び下流側にはそれぞ
れテンションローラ13及び駆動ローラ15が設けられ
ている。この搬送ベルト11は、テンションローラ13
及び駆動ローラ15の外周に沿うように接触している。
よって形成され、感光体ドラム1aのドラム幅とほぼ等
しい幅を有している。この搬送ベルト11は、環状に形
成され、搬送ベルト11の上流側及び下流側にはそれぞ
れテンションローラ13及び駆動ローラ15が設けられ
ている。この搬送ベルト11は、テンションローラ13
及び駆動ローラ15の外周に沿うように接触している。
【0042】なお、このカラー画像形成装置において
は、テンションローラ13と駆動ローラ15との間の間
隔は、例えば300mmである。テンションローラ13
及び駆動ローラ15は、それぞれ図中の矢印i及びj方
向に回転可能に設けられている。駆動ローラ15の回転
にともなって、搬送ベルト11が図中の矢印e方向に駆
動され、テンションローラが搬送ベルト11の駆動にと
もなって従動される。
は、テンションローラ13と駆動ローラ15との間の間
隔は、例えば300mmである。テンションローラ13
及び駆動ローラ15は、それぞれ図中の矢印i及びj方
向に回転可能に設けられている。駆動ローラ15の回転
にともなって、搬送ベルト11が図中の矢印e方向に駆
動され、テンションローラが搬送ベルト11の駆動にと
もなって従動される。
【0043】また、搬送ベルト11の搬送速度は、感光
体ドラム1aの回転速度と等しく制御されている。さら
に、テンションローラ13及び駆動ローラ15は、接地
され、半導電性の搬送ベルト11の帯電を防止してい
る。
体ドラム1aの回転速度と等しく制御されている。さら
に、テンションローラ13及び駆動ローラ15は、接地
され、半導電性の搬送ベルト11の帯電を防止してい
る。
【0044】また、感光体ドラム1aが搬送ベルト11
に当接されている転写位置において、搬送ベルト11を
介して感光体ドラム1aに対向する位置には、図示しな
いバイアス電源に接続された転写手段として機能する給
電ローラ23aが設けられている。この給電ローラ23
aを用いて、用紙P及び搬送ベルト11を介して感光体
ドラム1a上に形成された現像剤像に対してバイアス電
圧が供給されることにより、現像剤像が用紙Pに転写さ
れる。
に当接されている転写位置において、搬送ベルト11を
介して感光体ドラム1aに対向する位置には、図示しな
いバイアス電源に接続された転写手段として機能する給
電ローラ23aが設けられている。この給電ローラ23
aを用いて、用紙P及び搬送ベルト11を介して感光体
ドラム1a上に形成された現像剤像に対してバイアス電
圧が供給されることにより、現像剤像が用紙Pに転写さ
れる。
【0045】感光体ドラム1aと用紙Pとの転写位置よ
りも下流側には、ブレードクリーニング装置17a及び
除電ランプ19aが設けられている。ブレードクリーニ
ング装置17aは、現像剤像の転写後に感光体ドラム1
a上に残留した現像剤をブレードにより掻き落として除
去するものである。
りも下流側には、ブレードクリーニング装置17a及び
除電ランプ19aが設けられている。ブレードクリーニ
ング装置17aは、現像剤像の転写後に感光体ドラム1
a上に残留した現像剤をブレードにより掻き落として除
去するものである。
【0046】また、除電ランプ19aは、タングステン
ランプによって形成され、転写後に感光体ドラム1aの
表面を光除電するものである。この除電ランプ19aに
よって感光体ドラム1aの表面が除電され、画像形成プ
ロセスの1サイクルを終了し、次の画像形成プロセスに
未帯電の感光体ドラム1aは、再び帯電ローラ5aによ
り帯電される。
ランプによって形成され、転写後に感光体ドラム1aの
表面を光除電するものである。この除電ランプ19aに
よって感光体ドラム1aの表面が除電され、画像形成プ
ロセスの1サイクルを終了し、次の画像形成プロセスに
未帯電の感光体ドラム1aは、再び帯電ローラ5aによ
り帯電される。
【0047】上述した感光体ドラム1a、帯電ローラ5
a、露光装置7a、現像器9a、転写前除電器3a、ブ
レードクリーニング装置17a、及び除電ランプ19a
によって第1プロセスユニット100aが構成されてい
るこのカラー画像形成装置は、図1に示すように、搬送
ベルト11の搬送方向に沿って同様の構成の第1プロセ
スユニット100a、第2プロセスユニット100b、
第3プロセスユニット100c、及び第4プロセスユニ
ット100d(以下、総称してプロセスユニット100
とする)を備えている。
a、露光装置7a、現像器9a、転写前除電器3a、ブ
レードクリーニング装置17a、及び除電ランプ19a
によって第1プロセスユニット100aが構成されてい
るこのカラー画像形成装置は、図1に示すように、搬送
ベルト11の搬送方向に沿って同様の構成の第1プロセ
スユニット100a、第2プロセスユニット100b、
第3プロセスユニット100c、及び第4プロセスユニ
ット100d(以下、総称してプロセスユニット100
とする)を備えている。
【0048】すなわち、各プロセスユニット100のほ
ぼ中心には、それぞれ感光体ドラム1aと同一の感光体
ドラム1b、1c、1d(以下、総称して感光体ドラム
1とする)が備えられている。
ぼ中心には、それぞれ感光体ドラム1aと同一の感光体
ドラム1b、1c、1d(以下、総称して感光体ドラム
1とする)が備えられている。
【0049】また、各プロセスユニット100は、それ
ぞれ感光体ドラム1の表面に接触して設けられた帯電ロ
ーラ5aと同一の帯電ローラ5b、5c、5d(以下、
総称して帯電ローラ5とする)を有している。
ぞれ感光体ドラム1の表面に接触して設けられた帯電ロ
ーラ5aと同一の帯電ローラ5b、5c、5d(以下、
総称して帯電ローラ5とする)を有している。
【0050】帯電ローラ5の下流には、それぞれ順に、
露光装置7aと同一の露光装置7b、7c、7d(以
下、総称して露光装置7とする)、現像器9aと同一の
現像器9b、9c、9d(以下、総称して現像器9とす
る)、転写前除電器3aと同一の転写前除電器3b、3
c、3d(以下、総称して転写前除電器3とする)、ブ
レードクリーニング装置17aと同一のブレードクリー
ニング装置17b、17c、17d(以下、総称してブ
レードクリーニング装置17とする)、及び除電ランプ
19aと同一の除電ランプ19b、19c、19d(以
下、総称して除電ランプ19とする)が設けられてい
る。
露光装置7aと同一の露光装置7b、7c、7d(以
下、総称して露光装置7とする)、現像器9aと同一の
現像器9b、9c、9d(以下、総称して現像器9とす
る)、転写前除電器3aと同一の転写前除電器3b、3
c、3d(以下、総称して転写前除電器3とする)、ブ
レードクリーニング装置17aと同一のブレードクリー
ニング装置17b、17c、17d(以下、総称してブ
レードクリーニング装置17とする)、及び除電ランプ
19aと同一の除電ランプ19b、19c、19d(以
下、総称して除電ランプ19とする)が設けられてい
る。
【0051】各現像器9は、異なる色成分に対応する現
像剤を収容している。例えば、第1プロセスユニット1
00aの現像器9aは、第1の色成分、例えばイエロー
系の現像剤を収容している。第2プロセスユニット10
0bの現像器9bは、第2の色成分、例えばマゼンタ系
の現像剤を収容している。第3プロセスユニット100
cの現像器9cは、第3の色成分、例えばシアン系の現
像剤を収容している。第4プロセスユニット100dの
現像器9dは、第4の色成分、例えばブラック系の現像
剤を収容している。
像剤を収容している。例えば、第1プロセスユニット1
00aの現像器9aは、第1の色成分、例えばイエロー
系の現像剤を収容している。第2プロセスユニット10
0bの現像器9bは、第2の色成分、例えばマゼンタ系
の現像剤を収容している。第3プロセスユニット100
cの現像器9cは、第3の色成分、例えばシアン系の現
像剤を収容している。第4プロセスユニット100dの
現像器9dは、第4の色成分、例えばブラック系の現像
剤を収容している。
【0052】なお、このような色成分に対応した現像剤
を収容している現像器9は、この例に示したような順番
で配置される必要はない。各プロセスユニット100
は、搬送ベルト11によって搬送される用紙Pと各感光
体ドラム1とが当接する転写位置の近傍、すなわち、感
光体ドラム1に対向する位置であって、且つ搬送ベルト
11の裏面に当接するように配設された転写手段として
の給電ローラ23a、23b、23c、23d(以下、
総称して給電ローラ23とする)を有している。この給
電ローラ23は、搬送ベルト11の移動に従動して回転
するように各感光体ドラム1に一対一に対応して配設さ
れている。また、各給電ローラ23は、それぞれ図示し
ないバイアス電源に接続されている。
を収容している現像器9は、この例に示したような順番
で配置される必要はない。各プロセスユニット100
は、搬送ベルト11によって搬送される用紙Pと各感光
体ドラム1とが当接する転写位置の近傍、すなわち、感
光体ドラム1に対向する位置であって、且つ搬送ベルト
11の裏面に当接するように配設された転写手段として
の給電ローラ23a、23b、23c、23d(以下、
総称して給電ローラ23とする)を有している。この給
電ローラ23は、搬送ベルト11の移動に従動して回転
するように各感光体ドラム1に一対一に対応して配設さ
れている。また、各給電ローラ23は、それぞれ図示し
ないバイアス電源に接続されている。
【0053】次に、上述したような画像形成装置、すな
わち、カラー画像形成装置の画像形成プロセスについて
説明する。まず、各プロセスユニット100の感光体ド
ラム1が所定の回転数で回転される。
わち、カラー画像形成装置の画像形成プロセスについて
説明する。まず、各プロセスユニット100の感光体ド
ラム1が所定の回転数で回転される。
【0054】続いて、感光体ドラム1に接触している帯
電ローラ5にAC重畳DCバイアスが印加され、感光体
ドラム1の表面が一様に約−500Vに帯電される。続
いて、帯電ローラ5によって一様に帯電された感光体ド
ラム1に対して、露光装置7から画像データに応じた光
ビームが照射されることにより、感光体ドラム1上に画
像データに対応した静電潜像が形成される。
電ローラ5にAC重畳DCバイアスが印加され、感光体
ドラム1の表面が一様に約−500Vに帯電される。続
いて、帯電ローラ5によって一様に帯電された感光体ド
ラム1に対して、露光装置7から画像データに応じた光
ビームが照射されることにより、感光体ドラム1上に画
像データに対応した静電潜像が形成される。
【0055】続いて、この静電潜像は、現像器9に収納
されている各色の予め十分に帯電された現像剤により現
像され、現像剤像が形成される。続いて、転写前除電器
3により感光体ドラム1に対して光ビームが照射され、
未露光部、すなわち現像剤像が形成されていない非画像
部が除電される。
されている各色の予め十分に帯電された現像剤により現
像され、現像剤像が形成される。続いて、転写前除電器
3により感光体ドラム1に対して光ビームが照射され、
未露光部、すなわち現像剤像が形成されていない非画像
部が除電される。
【0056】一方、用紙Pは、用紙Pの先端と現像剤像
の先端とが整合するように感光体ドラム1の回転のタイ
ミングにあわせて搬送ベルト11上に送り出される。用
紙Pが吸着ローラ部24へ搬送されてくると同時に吸着
バイアスを印加する。それにより用紙Pの表面は、帯電
し、ベルト反対側(テンションローラ13側)は逆極性
に帯電する。この帯電された電荷による静電力により用
紙Pを搬送ベルトに吸着することができる。
の先端とが整合するように感光体ドラム1の回転のタイ
ミングにあわせて搬送ベルト11上に送り出される。用
紙Pが吸着ローラ部24へ搬送されてくると同時に吸着
バイアスを印加する。それにより用紙Pの表面は、帯電
し、ベルト反対側(テンションローラ13側)は逆極性
に帯電する。この帯電された電荷による静電力により用
紙Pを搬送ベルトに吸着することができる。
【0057】用紙Pが転写位置に搬送されてくると、搬
送ベルト11には各々の給電ローラ23からバイアス電
圧として例えば約+1000Vの電圧が印加される。こ
のバイアス電圧を印加することによって、感光体ドラム
1と用紙P及び搬送ベルト11を介して給電ローラ23
との間に転写電界が形成される。
送ベルト11には各々の給電ローラ23からバイアス電
圧として例えば約+1000Vの電圧が印加される。こ
のバイアス電圧を印加することによって、感光体ドラム
1と用紙P及び搬送ベルト11を介して給電ローラ23
との間に転写電界が形成される。
【0058】すなわち、まず、第1プロセスユニット1
00aにおいて、感光体ドラム1aと給電ローラ23a
との間に形成された転写電界により、感光体ドラム1a
上の第1の色成分に対応する現像剤像が用紙P上に転写
され、この現像剤像を担持した用紙Pは、搬送されて感
光体ドラム1bに達する。
00aにおいて、感光体ドラム1aと給電ローラ23a
との間に形成された転写電界により、感光体ドラム1a
上の第1の色成分に対応する現像剤像が用紙P上に転写
され、この現像剤像を担持した用紙Pは、搬送されて感
光体ドラム1bに達する。
【0059】続いて、第2プロセスユニット100bに
おいて、感光体ドラム1aと給電ローラ23aとの間の
転写電界により、感光体ドラム1bに形成された第2の
色成分に対応する現像剤像が先に転写された現像剤像上
に重ねて転写される。
おいて、感光体ドラム1aと給電ローラ23aとの間の
転写電界により、感光体ドラム1bに形成された第2の
色成分に対応する現像剤像が先に転写された現像剤像上
に重ねて転写される。
【0060】用紙Pは、さらに搬送されて、第3プロセ
スユニット100c、及び第4プロセスユニット100
dにおいても、同様に第3及び第4の色成分に対応する
現像剤像が多重に転写される。
スユニット100c、及び第4プロセスユニット100
dにおいても、同様に第3及び第4の色成分に対応する
現像剤像が多重に転写される。
【0061】なお、搬送ベルト11は、半導電性の部材
によって形成されているため、搬送ベルト11自体のチ
ャージアップがなく、搬送ベルト11の除電プロセスが
不要である。
によって形成されているため、搬送ベルト11自体のチ
ャージアップがなく、搬送ベルト11の除電プロセスが
不要である。
【0062】このように、多重転写により形成された像
を担持した用紙Pは、搬送ベルト11から図示しない定
着装置に搬送され、像が用紙Pに熱定着される。搬送ベ
ルト11から用紙Pが分離された後、搬送ベルト11の
表面は、ブレードクリーニング装置16によってクリー
ニングされる。
を担持した用紙Pは、搬送ベルト11から図示しない定
着装置に搬送され、像が用紙Pに熱定着される。搬送ベ
ルト11から用紙Pが分離された後、搬送ベルト11の
表面は、ブレードクリーニング装置16によってクリー
ニングされる。
【0063】次に、搬送ベルト11の材料について詳細
に説明する。搬送ベルト11の材料は、例えば熱硬化性
ポリイミドであり、金型に注入された後のイミド化反応
により、シームレスで、幅270mm、φ80mmの環
状に形成される。搬送ベルト11の厚さは、100μm
である。
に説明する。搬送ベルト11の材料は、例えば熱硬化性
ポリイミドであり、金型に注入された後のイミド化反応
により、シームレスで、幅270mm、φ80mmの環
状に形成される。搬送ベルト11の厚さは、100μm
である。
【0064】搬送ベルト11の材料は、この例の他にも
ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
テトラフルオロエチレン(テフロン)、ポリフッ化ビニ
リデン等の樹脂や、合成された種々のポリマーアロイや
上述した複数の樹脂を積層した多層構造のベルトであっ
てもよい。
ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
テトラフルオロエチレン(テフロン)、ポリフッ化ビニ
リデン等の樹脂や、合成された種々のポリマーアロイや
上述した複数の樹脂を積層した多層構造のベルトであっ
てもよい。
【0065】搬送ベルト11の1cm2 当りの厚さ方向
の電気抵抗値は、概ね1011Ω・cm2 である。この電
気抵抗値の測定は、重さ1kgのステンレス製の電極で
挟持し、500Vの電圧を印加し、面積が7.1cm2
の対向電極に流れる電流を測定して求めた。なお、この
測定時における雰囲気は、常温・常湿である。
の電気抵抗値は、概ね1011Ω・cm2 である。この電
気抵抗値の測定は、重さ1kgのステンレス製の電極で
挟持し、500Vの電圧を印加し、面積が7.1cm2
の対向電極に流れる電流を測定して求めた。なお、この
測定時における雰囲気は、常温・常湿である。
【0066】次に、転写前除電器としてのLEDランプ
3の設置位置を規定する方法について説明する。図3に
示すように、感光体ドラム1は、帯電ローラ5により所
定の初期表面電位、例えば−500Vに帯電された後、
露光装置7により光ビームが照射されて露光される。こ
の露光により、未露光部は、略初期表面電位に維持され
ているが、露光部は、中間電位、例えば−200Vのハ
ーフトーン電位となる。
3の設置位置を規定する方法について説明する。図3に
示すように、感光体ドラム1は、帯電ローラ5により所
定の初期表面電位、例えば−500Vに帯電された後、
露光装置7により光ビームが照射されて露光される。こ
の露光により、未露光部は、略初期表面電位に維持され
ているが、露光部は、中間電位、例えば−200Vのハ
ーフトーン電位となる。
【0067】そして、現像器9により現像剤が供給さ
れ、初期表面電位より低いハーフトーン電位にある露光
部に選択的に現像剤が付着される。そして、用紙Pに現
像剤を転写する前に、転写前除電器3により光ビームが
照射され、光除電される。
れ、初期表面電位より低いハーフトーン電位にある露光
部に選択的に現像剤が付着される。そして、用紙Pに現
像剤を転写する前に、転写前除電器3により光ビームが
照射され、光除電される。
【0068】この時、比較例のように、初期表面電位を
光除電によりハーフトーン電位より低い残留電位レベル
まで感光体ドラム1の表面電位を下げきってしまう場合
には、露光部に付着していた現像剤がさらに電位の低い
未露光部に飛散するという問題が発生する。
光除電によりハーフトーン電位より低い残留電位レベル
まで感光体ドラム1の表面電位を下げきってしまう場合
には、露光部に付着していた現像剤がさらに電位の低い
未露光部に飛散するという問題が発生する。
【0069】一方、この発明の画像形成装置に備えられ
ている転写前除電器3によれば、感光体ドラム1表面の
電位を残留電位レベルまで下げきる前に、すなわち現像
剤が未露光部に飛散するような現象が発生する前に、感
光体ドラム1上の現像剤を用紙Pに転写できるような位
置に転写前除電器3が配置されている。
ている転写前除電器3によれば、感光体ドラム1表面の
電位を残留電位レベルまで下げきる前に、すなわち現像
剤が未露光部に飛散するような現象が発生する前に、感
光体ドラム1上の現像剤を用紙Pに転写できるような位
置に転写前除電器3が配置されている。
【0070】すなわち、感光体ドラム1が帯電ローラ5
によって帯電される初期表面電位をV0、感光体ドラム
1が露光された後に残留する残留電位をVerとし、除
電後の未露光部の表面電位がVer+(V0−Ver)
/2まで減衰するのに要する時間をt、除電後の未露光
部の表面電位がVerまで減衰するのに要する時間を
t’、感光体ドラムの周速度をv(mm/sec)とす
ると、v×t=L(mm)と、v×t’=L’(mm)
との間の距離だけ転写位置より上流側、すなわち現像器
側に転写前除電器3を設置して感光体ドラムに対して光
ビームを照射する。
によって帯電される初期表面電位をV0、感光体ドラム
1が露光された後に残留する残留電位をVerとし、除
電後の未露光部の表面電位がVer+(V0−Ver)
/2まで減衰するのに要する時間をt、除電後の未露光
部の表面電位がVerまで減衰するのに要する時間を
t’、感光体ドラムの周速度をv(mm/sec)とす
ると、v×t=L(mm)と、v×t’=L’(mm)
との間の距離だけ転写位置より上流側、すなわち現像器
側に転写前除電器3を設置して感光体ドラムに対して光
ビームを照射する。
【0071】つまり、転写前除電器3が設置される転写
位置から上流側の距離をA(mm)とすると、距離A
は、L<A<L’と規定することができる。露光装置に
よる露光強度がオン/オフのみの2値画像の場合、露光
により感光体ドラムの表面電位は、残留電位Verとな
る。したがって、除電後の感光体ドラムの表面電位は、
Ver以上であり、且つその範囲内で低ければ低いほど
好ましいので、転写前除電器の設置位置Aは、転写位置
からL’の方に近いところが望ましい。
位置から上流側の距離をA(mm)とすると、距離A
は、L<A<L’と規定することができる。露光装置に
よる露光強度がオン/オフのみの2値画像の場合、露光
により感光体ドラムの表面電位は、残留電位Verとな
る。したがって、除電後の感光体ドラムの表面電位は、
Ver以上であり、且つその範囲内で低ければ低いほど
好ましいので、転写前除電器の設置位置Aは、転写位置
からL’の方に近いところが望ましい。
【0072】露光強度を他段階に切り替えることによっ
て多値の画像を形成することができる画像形成装置にお
いて、ハーフトーンの画像を形成する場合、転写前除電
器の設置位置Aは、なるべくLに近いことが望ましい。
つまり、ハーフトーン電位は、感光体ドラムの初期電位
と残留電位との間の電位である。
て多値の画像を形成することができる画像形成装置にお
いて、ハーフトーンの画像を形成する場合、転写前除電
器の設置位置Aは、なるべくLに近いことが望ましい。
つまり、ハーフトーン電位は、感光体ドラムの初期電位
と残留電位との間の電位である。
【0073】したがって、ハーフトーン電位レベルの露
光部に付着している現像剤を未露光部に飛散させないた
めには、除電後の感光体ドラムの表面電位がこのハーフ
トーン電位より低くならないようにする必要がある。そ
の一方で、ハーフトーン電位の露光部には、現像器によ
って供給される現像剤の量も少なくなるため、ある程度
の電位レベルで現像剤の飛散の量も少なくなる。この電
位レベルがおおよそVer+(V0−Ver)/2の電
位である。
光部に付着している現像剤を未露光部に飛散させないた
めには、除電後の感光体ドラムの表面電位がこのハーフ
トーン電位より低くならないようにする必要がある。そ
の一方で、ハーフトーン電位の露光部には、現像器によ
って供給される現像剤の量も少なくなるため、ある程度
の電位レベルで現像剤の飛散の量も少なくなる。この電
位レベルがおおよそVer+(V0−Ver)/2の電
位である。
【0074】図4には、この実施の形態で使用された感
光体ドラムの光除電による光減衰曲線が示されている。
この光減衰曲線は、スタテック測定法により測定したも
のである。図4に示すように、この感光体ドラムによれ
ば、初期表面電位が−500Vに帯電された後、光除電
されることにより、約1秒後に残留電位のレベル約−1
00Vまで表面電位が減衰するものである。
光体ドラムの光除電による光減衰曲線が示されている。
この光減衰曲線は、スタテック測定法により測定したも
のである。図4に示すように、この感光体ドラムによれ
ば、初期表面電位が−500Vに帯電された後、光除電
されることにより、約1秒後に残留電位のレベル約−1
00Vまで表面電位が減衰するものである。
【0075】図5には、図4に示したような光減衰特性
を有する感光体ドラムの転写位置での除電後の表面電位
及びハーフトーン電位と現像剤の飛散状況との関係を測
定した測定結果である。すなわち、図5に示すように、
感光体ドラムの初期表面電位が−500V、残留電位が
−100Vである場合、除電後の表面電位が約−300
V付近でハーフトーン電位より除電後電位が低くなって
も現像剤が飛散する現象が防止されていることが分か
る。つまり、この除電後電位−300Vは、Ver+
(V0−Ver)/2=−100V+(−500V+1
00V)/2=−300Vで規定される通りである。
を有する感光体ドラムの転写位置での除電後の表面電位
及びハーフトーン電位と現像剤の飛散状況との関係を測
定した測定結果である。すなわち、図5に示すように、
感光体ドラムの初期表面電位が−500V、残留電位が
−100Vである場合、除電後の表面電位が約−300
V付近でハーフトーン電位より除電後電位が低くなって
も現像剤が飛散する現象が防止されていることが分か
る。つまり、この除電後電位−300Vは、Ver+
(V0−Ver)/2=−100V+(−500V+1
00V)/2=−300Vで規定される通りである。
【0076】そして、図4に示すように、感光体ドラム
の表面電位がVer+(V0−Ver)/2=−300
Vまで減衰するのに要する時間tは、約0.3sec、
残留電位Ver=−100Vまで減衰するのに要する時
間t’は、約1.0secであり、感光体ドラムの周速
度v=50mm/secとすると、L=v×t=50×
0.3=15mm、L’=v×t’=50×1.0=5
0mmとなる。
の表面電位がVer+(V0−Ver)/2=−300
Vまで減衰するのに要する時間tは、約0.3sec、
残留電位Ver=−100Vまで減衰するのに要する時
間t’は、約1.0secであり、感光体ドラムの周速
度v=50mm/secとすると、L=v×t=50×
0.3=15mm、L’=v×t’=50×1.0=5
0mmとなる。
【0077】したがって、転写前除電器3は、感光体ド
ラムと用紙との転写位置から15乃至50mm上流側、
すなわち現像器が配設されている側の位置に配設され
る。このようにして規定された位置に転写前除電器を配
設することにより、除電された非画像部の感光体ドラム
の表面電位が画像部の電位より高い電位に制御すること
が可能となり、画像部に付着した現像剤の非画像部への
飛散を防止することができる。
ラムと用紙との転写位置から15乃至50mm上流側、
すなわち現像器が配設されている側の位置に配設され
る。このようにして規定された位置に転写前除電器を配
設することにより、除電された非画像部の感光体ドラム
の表面電位が画像部の電位より高い電位に制御すること
が可能となり、画像部に付着した現像剤の非画像部への
飛散を防止することができる。
【0078】なお、図1に示したような第1乃至第4の
プロセスユニット100a、100b,100c,10
0dを有するカラー画像形成装置において、上述したよ
うな方法で規定された位置に配置される転写前除電器
は、少なくとも第2及び第3プロセスユニット100b
及び100cに適用される必要がある。
プロセスユニット100a、100b,100c,10
0dを有するカラー画像形成装置において、上述したよ
うな方法で規定された位置に配置される転写前除電器
は、少なくとも第2及び第3プロセスユニット100b
及び100cに適用される必要がある。
【0079】すなわち、まず、第1プロセスユニット1
00aにおいて、イエロー系の現像剤により感光体ドラ
ム1a上に形成された静電潜像が現像され、用紙Pに転
写される。
00aにおいて、イエロー系の現像剤により感光体ドラ
ム1a上に形成された静電潜像が現像され、用紙Pに転
写される。
【0080】続いて、第2プロセスユニット100bに
おいて、転写前除電器が適用されていない場合、感光体
ドラム1b上の未露光部、すなわち非画像部の表面電位
は、初期表面電位V0に維持された状態にある。この状
態で感光体ドラム1b上に形成されたマゼンタ系の現像
剤による現像剤像を用紙Pに多重転写するために、転写
バイアスが印加されて電界が形成されると、感光体ドラ
ムと用紙Pとの間の微小ギャップで放電が発生する。こ
の放電により、感光体ドラム上の電荷が既に用紙上に転
写されているイエロー系現像剤に移動し、イエロー系現
像剤をチャージアップさせる。
おいて、転写前除電器が適用されていない場合、感光体
ドラム1b上の未露光部、すなわち非画像部の表面電位
は、初期表面電位V0に維持された状態にある。この状
態で感光体ドラム1b上に形成されたマゼンタ系の現像
剤による現像剤像を用紙Pに多重転写するために、転写
バイアスが印加されて電界が形成されると、感光体ドラ
ムと用紙Pとの間の微小ギャップで放電が発生する。こ
の放電により、感光体ドラム上の電荷が既に用紙上に転
写されているイエロー系現像剤に移動し、イエロー系現
像剤をチャージアップさせる。
【0081】続いて、第3プロセスユニット100cに
おいて、用紙P上のチャージアップされたイエロー系現
像剤の上に、例えば第3プロセスユニット100cにお
いて形成されたシアン系現像剤像を多重転写する際に、
第3プロセスユニット100cにおける転写電界は、チ
ャージアップされたイエロー系現像剤の電荷により弱め
られ、シアン系現像剤の転写効率が悪化する。
おいて、用紙P上のチャージアップされたイエロー系現
像剤の上に、例えば第3プロセスユニット100cにお
いて形成されたシアン系現像剤像を多重転写する際に、
第3プロセスユニット100cにおける転写電界は、チ
ャージアップされたイエロー系現像剤の電荷により弱め
られ、シアン系現像剤の転写効率が悪化する。
【0082】同様に、第3プロセスユニット100cに
おける感光体ドラム1cと用紙Pとの間の微小ギャップ
で発生する放電により、第2プロセスユニット100b
で転写されたマゼンタ系現像剤がチャージアップされ
る。そして、第4プロセスユニット100dにおいて、
ブラック系現像剤を用紙P上に多重転写する際に、チャ
ージアップされたマゼンタ系現像剤により、転写電界が
弱められ、ブラック系現像剤の転写効率が悪化する。
おける感光体ドラム1cと用紙Pとの間の微小ギャップ
で発生する放電により、第2プロセスユニット100b
で転写されたマゼンタ系現像剤がチャージアップされ
る。そして、第4プロセスユニット100dにおいて、
ブラック系現像剤を用紙P上に多重転写する際に、チャ
ージアップされたマゼンタ系現像剤により、転写電界が
弱められ、ブラック系現像剤の転写効率が悪化する。
【0083】したがって、このような転写効率の悪化を
防止するためにも、少なくとも第2及び第3プロセスユ
ニット100b及び100cにおいて、上述したような
規定方法に基づいて配置された転写前除電器3が適用さ
れる必要がある。
防止するためにも、少なくとも第2及び第3プロセスユ
ニット100b及び100cにおいて、上述したような
規定方法に基づいて配置された転写前除電器3が適用さ
れる必要がある。
【0084】そして、上述した転写前除電器3が所定の
位置に配設されることにより、現像剤の飛散を防止する
とともに、転写効率の悪化による転写不良を防止するこ
とができる。これにより、用紙P上に複数の異なる色成
分の現像剤を多重転写することによって形成されるカラ
ー画像の画質を向上することができる。
位置に配設されることにより、現像剤の飛散を防止する
とともに、転写効率の悪化による転写不良を防止するこ
とができる。これにより、用紙P上に複数の異なる色成
分の現像剤を多重転写することによって形成されるカラ
ー画像の画質を向上することができる。
【0085】また、上述したような転写前除電器は、図
1に示したカラー画像形成装置の他に、図6に示したよ
うな中間転写方式のカラー画像形成装置に適用すること
も可能である。なお、以下の説明において、図1に示し
たカラー画像形成装置に適用された構成要素と同一の要
素に関しては、同一の参照符号を付して詳細な説明を省
略する。
1に示したカラー画像形成装置の他に、図6に示したよ
うな中間転写方式のカラー画像形成装置に適用すること
も可能である。なお、以下の説明において、図1に示し
たカラー画像形成装置に適用された構成要素と同一の要
素に関しては、同一の参照符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0086】すなわち、このカラー画像形成装置は、図
6に示したように、像担持体として機能する感光体ドラ
ム1を有するとともに、この感光体ドラム1の周囲に
は、感光体ドラム1の回転方向に沿って、帯電ローラ
5、露光装置7、現像部9’、転写前除電器3、中間転
写体111、及びクリーニング装置21を備えている。
6に示したように、像担持体として機能する感光体ドラ
ム1を有するとともに、この感光体ドラム1の周囲に
は、感光体ドラム1の回転方向に沿って、帯電ローラ
5、露光装置7、現像部9’、転写前除電器3、中間転
写体111、及びクリーニング装置21を備えている。
【0087】現像部9’は、複数の色成分に対応した現
像剤を感光体ドラム1に提供可能な現像器を有してい
る。すなわち、現像部9’は、第1の色成分、例えばイ
エロー系の現像剤を収容し、感光体ドラム1上に形成さ
れた静電潜像を現像する第1現像器9a、第2の色成
分、例えばマゼンタ系の現像剤を収容し、感光体ドラム
1上に形成された静電潜像を現像する第2現像器9b、
第3の色成分、例えばシアン系の現像剤を収容し、感光
体ドラム1上に形成された静電潜像を現像する第3現像
器9c、及び第4の色成分、例えばブラック系の現像剤
を収容し、感光体ドラム1上に形成された静電潜像を現
像する第4現像器9dを有している。
像剤を感光体ドラム1に提供可能な現像器を有してい
る。すなわち、現像部9’は、第1の色成分、例えばイ
エロー系の現像剤を収容し、感光体ドラム1上に形成さ
れた静電潜像を現像する第1現像器9a、第2の色成
分、例えばマゼンタ系の現像剤を収容し、感光体ドラム
1上に形成された静電潜像を現像する第2現像器9b、
第3の色成分、例えばシアン系の現像剤を収容し、感光
体ドラム1上に形成された静電潜像を現像する第3現像
器9c、及び第4の色成分、例えばブラック系の現像剤
を収容し、感光体ドラム1上に形成された静電潜像を現
像する第4現像器9dを有している。
【0088】中間転写体111は、円筒状に形成され、
所定の転写位置において感光体ドラム1の長手方向に沿
って当接されている。そして、この中間転写体111
は、感光体ドラム1の回転に従動して回転可能に設けら
れている。また、中間転写体111の内部の感光体ドラ
ム1に対向する位置には、転写バイアスを感光体ドラム
1に対して印加する給電ローラ23が設けられている。
所定の転写位置において感光体ドラム1の長手方向に沿
って当接されている。そして、この中間転写体111
は、感光体ドラム1の回転に従動して回転可能に設けら
れている。また、中間転写体111の内部の感光体ドラ
ム1に対向する位置には、転写バイアスを感光体ドラム
1に対して印加する給電ローラ23が設けられている。
【0089】転写前除電器3は、感光体ドラム1と中間
転写体111とが当接されている転写位置より上流側、
すなわち現像部9’が設けられている側に、上述したよ
うな規定方法によって規定された位置に設けられてい
る。
転写体111とが当接されている転写位置より上流側、
すなわち現像部9’が設けられている側に、上述したよ
うな規定方法によって規定された位置に設けられてい
る。
【0090】すなわち、転写前除電器3が設置される転
写位置から上流側の距離A(mm)は、L<A<L’で
規定される範囲内にある。なお、L及びL’は、既に規
定した通りである。
写位置から上流側の距離A(mm)は、L<A<L’で
規定される範囲内にある。なお、L及びL’は、既に規
定した通りである。
【0091】図6に示したようなカラー画像形成装置に
よれば、まず、第1の画像形成プロセスにおいて、感光
体ドラム1の表面が帯電ローラ5により、所定の電位、
例えば−500Vに一様に帯電される。
よれば、まず、第1の画像形成プロセスにおいて、感光
体ドラム1の表面が帯電ローラ5により、所定の電位、
例えば−500Vに一様に帯電される。
【0092】続いて、露光装置7により、帯電された感
光体ドラム1の表面に向けて画像データに対応した光ビ
ームが照射される。そして、感光体ドラム1上に画像デ
ータに対応した静電潜像が形成される。
光体ドラム1の表面に向けて画像データに対応した光ビ
ームが照射される。そして、感光体ドラム1上に画像デ
ータに対応した静電潜像が形成される。
【0093】続いて、第1現像器9aに収容されている
イエロー系の現像剤により、感光体ドラム1上の静電潜
像が現像され、イエロー系現像剤像が形成される。続い
て、給電ローラ23により、感光体ドラム1上に形成さ
れたイエロー系現像剤像が中間転写体111上に保持さ
れた用紙Pに転写される。
イエロー系の現像剤により、感光体ドラム1上の静電潜
像が現像され、イエロー系現像剤像が形成される。続い
て、給電ローラ23により、感光体ドラム1上に形成さ
れたイエロー系現像剤像が中間転写体111上に保持さ
れた用紙Pに転写される。
【0094】そして、感光体ドラム1は、クリーニング
装置21により、表面がクリーニングされる。続いて、
同様に、第2の画像形成プロセスにおいて、感光体ドラ
ム1が帯電され、露光された後、第2現像器9bに収容
されているマゼンタ系現像剤により現像され、感光体ド
ラム1上に現像剤像が形成される。そして、この現像剤
像を中間転写体111に転写する前に、転写前除電器3
によって、感光体ドラム1に対して光ビームが照射され
ることにより、未露光部が除電される。そして、感光体
ドラム1上の現像剤像は、中間転写体111上に保持さ
れている用紙Pに重ねて転写される。
装置21により、表面がクリーニングされる。続いて、
同様に、第2の画像形成プロセスにおいて、感光体ドラ
ム1が帯電され、露光された後、第2現像器9bに収容
されているマゼンタ系現像剤により現像され、感光体ド
ラム1上に現像剤像が形成される。そして、この現像剤
像を中間転写体111に転写する前に、転写前除電器3
によって、感光体ドラム1に対して光ビームが照射され
ることにより、未露光部が除電される。そして、感光体
ドラム1上の現像剤像は、中間転写体111上に保持さ
れている用紙Pに重ねて転写される。
【0095】続いて、同様に、第3の画像形成プロセス
において、感光体ドラム1が帯電され、露光された後、
第3現像器9cに収容されているシアン系現像剤により
現像され、感光体ドラム1上に現像剤像が形成される。
そして、この現像剤像を中間転写体111に転写する前
に、転写前除電器3によって、感光体ドラム1に対して
光ビームが照射されることにより、未露光部が除電され
る。そして、感光体ドラム1上の現像剤像は、中間転写
体111上に保持されている用紙Pに重ねて転写され
る。
において、感光体ドラム1が帯電され、露光された後、
第3現像器9cに収容されているシアン系現像剤により
現像され、感光体ドラム1上に現像剤像が形成される。
そして、この現像剤像を中間転写体111に転写する前
に、転写前除電器3によって、感光体ドラム1に対して
光ビームが照射されることにより、未露光部が除電され
る。そして、感光体ドラム1上の現像剤像は、中間転写
体111上に保持されている用紙Pに重ねて転写され
る。
【0096】続いて、同様に、第4の画像形成プロセス
において、感光体ドラム1が帯電され、露光された後、
第4現像器9dに収容されているブラック系現像剤によ
り現像され、中間転写体111上に保持されている用紙
Pに重ねて転写される。
において、感光体ドラム1が帯電され、露光された後、
第4現像器9dに収容されているブラック系現像剤によ
り現像され、中間転写体111上に保持されている用紙
Pに重ねて転写される。
【0097】続いて、図示しない定着装置に用紙Pが搬
送され、加圧・溶融されて用紙上にカラー画像が定着さ
れる。このように、図6に示したカラー画像形成装置で
は、少なくとも第2及び第3の画像形成プロセスにおい
て、感光体ドラム1上の静電潜像が現像された後、現像
剤像が所定の転写位置において中間転写体111に保持
された用紙に転写される前に光ビームが照射される。そ
して、感光体ドラム1上の未露光部が除電される。
送され、加圧・溶融されて用紙上にカラー画像が定着さ
れる。このように、図6に示したカラー画像形成装置で
は、少なくとも第2及び第3の画像形成プロセスにおい
て、感光体ドラム1上の静電潜像が現像された後、現像
剤像が所定の転写位置において中間転写体111に保持
された用紙に転写される前に光ビームが照射される。そ
して、感光体ドラム1上の未露光部が除電される。
【0098】このため、第2の画像形成プロセスにおい
て、給電ローラ23から感光体ドラム1に対して転写バ
イアスを印加された際に、感光体ドラムと用紙との間の
微小ギャップでの放電が防止でき、第1の画像形成プロ
セスにより転写された第1の色成分に対応する現像剤の
チャージアップも防止できる。
て、給電ローラ23から感光体ドラム1に対して転写バ
イアスを印加された際に、感光体ドラムと用紙との間の
微小ギャップでの放電が防止でき、第1の画像形成プロ
セスにより転写された第1の色成分に対応する現像剤の
チャージアップも防止できる。
【0099】したがって、第3の画像形成プロセスにお
いて、チャージアップした現像剤により、転写効率を低
下させるといった問題も防止でき、良好な画質のカラー
画像を用紙上に形成することができる。
いて、チャージアップした現像剤により、転写効率を低
下させるといった問題も防止でき、良好な画質のカラー
画像を用紙上に形成することができる。
【0100】同様に、第3の画像形成プロセスにおい
て、給電ローラ23から感光体ドラム1に対して転写バ
イアスを印加された際に、感光体ドラムと用紙との間の
微小ギャップでの放電が防止でき、現像剤のチャージア
ップも防止できる。
て、給電ローラ23から感光体ドラム1に対して転写バ
イアスを印加された際に、感光体ドラムと用紙との間の
微小ギャップでの放電が防止でき、現像剤のチャージア
ップも防止できる。
【0101】したがって、第4の画像形成プロセスにお
いて、チャージアップした現像剤により、転写効率を低
下させるといった問題も防止でき、良好な画質のカラー
画像を用紙上に形成することができる。
いて、チャージアップした現像剤により、転写効率を低
下させるといった問題も防止でき、良好な画質のカラー
画像を用紙上に形成することができる。
【0102】ところで、上述したようなカラー画像形成
装置において、感光体ドラムに適用されている積層型有
機感光体は、電荷発生層と電荷輸送層とを有し、それぞ
れ機能を分離することにより高感度を達成しているもの
である。
装置において、感光体ドラムに適用されている積層型有
機感光体は、電荷発生層と電荷輸送層とを有し、それぞ
れ機能を分離することにより高感度を達成しているもの
である。
【0103】一方、単層型有機感光体は、一層の中に電
荷発生サイトと電荷輸送サイトとが共存し、均一に分散
されているものである。そのため、この単層型有機感光
体は、分散状態によりその特性が左右され、機能分離型
の積層型有機感光体と比較して若干感度が低い。
荷発生サイトと電荷輸送サイトとが共存し、均一に分散
されているものである。そのため、この単層型有機感光
体は、分散状態によりその特性が左右され、機能分離型
の積層型有機感光体と比較して若干感度が低い。
【0104】図7には、スタテック測定法による単層型
有機感光体の光減衰曲線Aと、積層型有機感光体の光減
衰曲線Bとが示されている。図7に示すように、単層型
有機感光体の場合、表面近辺に存在する電荷発生サイト
により発生した電荷は、感光体表面の電荷を即時に打ち
消すことができるが、バルク中で発生した電荷は、感光
体表面まで輸送されるのに時間がかかり、表面電位の減
衰がブロードな曲線となる。
有機感光体の光減衰曲線Aと、積層型有機感光体の光減
衰曲線Bとが示されている。図7に示すように、単層型
有機感光体の場合、表面近辺に存在する電荷発生サイト
により発生した電荷は、感光体表面の電荷を即時に打ち
消すことができるが、バルク中で発生した電荷は、感光
体表面まで輸送されるのに時間がかかり、表面電位の減
衰がブロードな曲線となる。
【0105】既に述べたように、この発明は、感光体上
に形成された現像剤像を用紙上に転写する前に、感光体
上の未露光部の電位を除電し、感光体の表面電位をハー
フトーン電位より下がらないところまで低下させるとい
うものであるため、単層型有機感光体のように、ブロー
ドな光減衰特性を有する感光体は好都合である。
に形成された現像剤像を用紙上に転写する前に、感光体
上の未露光部の電位を除電し、感光体の表面電位をハー
フトーン電位より下がらないところまで低下させるとい
うものであるため、単層型有機感光体のように、ブロー
ドな光減衰特性を有する感光体は好都合である。
【0106】したがって、この単層型有機感光体を上述
したようなカラー画像形成装置、すなわち図1に示した
ような第1乃至第4のプロセスユニットを有するカラー
画像形成装置、及び図6に示したような単一の感光体ド
ラムに対して第1乃至第4現像器を有するカラー画像形
成装置に適用することにより、より感光体の表面電位を
制御し易くなる。すなわち、感光体の表面電位が初期表
面電位V0からVer+(V0−Ver)/2まで減衰
するのに要する時間t、及び残留電位Verまで減衰す
るのに要する時間t’が長くなり、t及びt’で決定さ
れる転写前除電器の設置位置の範囲を広げることができ
る。
したようなカラー画像形成装置、すなわち図1に示した
ような第1乃至第4のプロセスユニットを有するカラー
画像形成装置、及び図6に示したような単一の感光体ド
ラムに対して第1乃至第4現像器を有するカラー画像形
成装置に適用することにより、より感光体の表面電位を
制御し易くなる。すなわち、感光体の表面電位が初期表
面電位V0からVer+(V0−Ver)/2まで減衰
するのに要する時間t、及び残留電位Verまで減衰す
るのに要する時間t’が長くなり、t及びt’で決定さ
れる転写前除電器の設置位置の範囲を広げることができ
る。
【0107】なお、積層型有機感光体を使用したカラー
画像形成装置の説明では、感光体が負に帯電する例につ
いて説明したが、正帯電型であってもよい。すなわち、
正帯電有機感光体を適用した場合、帯電ローラによる帯
電バイアスの極性は正、現像剤の帯電電荷は正、現像バ
イアスの極性は正、転写バイアスの極性は負となる。そ
の他の画像形成プロセスは、上述した例と同様である。
画像形成装置の説明では、感光体が負に帯電する例につ
いて説明したが、正帯電型であってもよい。すなわち、
正帯電有機感光体を適用した場合、帯電ローラによる帯
電バイアスの極性は正、現像剤の帯電電荷は正、現像バ
イアスの極性は正、転写バイアスの極性は負となる。そ
の他の画像形成プロセスは、上述した例と同様である。
【0108】単層型正帯電感光体の材料の一例について
説明する。電荷発生感光材としてペリレン系有機顔料を
10重量部、電荷輸送材としてジアミン誘導体を80重
量部、ポリカーボネイト樹脂100重量部を所定量のテ
トラヒドロフラン中に溶解分散し、これを感光層の塗布
液として直径40mmのアルミ素管に20μmの厚さに
ディッピングコートすることにより、単層型正帯電有機
感光体が形成される。
説明する。電荷発生感光材としてペリレン系有機顔料を
10重量部、電荷輸送材としてジアミン誘導体を80重
量部、ポリカーボネイト樹脂100重量部を所定量のテ
トラヒドロフラン中に溶解分散し、これを感光層の塗布
液として直径40mmのアルミ素管に20μmの厚さに
ディッピングコートすることにより、単層型正帯電有機
感光体が形成される。
【0109】上述したように、この発明の画像形成装置
によれば、感光体ドラム上に形成された現像剤像を用紙
に転写する前に、転写前除電器によって感光体ドラムに
対して光ビームを照射することにより、感光体ドラム上
の未露光部の電位が除電される。このため、現像剤のチ
ャージアップを防止でき、転写効率の悪化を防止するこ
とができる。
によれば、感光体ドラム上に形成された現像剤像を用紙
に転写する前に、転写前除電器によって感光体ドラムに
対して光ビームを照射することにより、感光体ドラム上
の未露光部の電位が除電される。このため、現像剤のチ
ャージアップを防止でき、転写効率の悪化を防止するこ
とができる。
【0110】また、この転写前除電器は、感光体ドラム
上の現像剤像が用紙に転写される転写位置より上流側に
配置され、且つ感光体ドラム上に形成された現像剤像を
用紙上に転写する前に、感光体上の未露光部、すなわち
非画像部の電位を除電し、転写位置において感光体ドラ
ムの表面電位をハーフトーン電位より下がらないところ
まで低下させるような位置に配置されている。このた
め、現像剤が非画像部に飛散するといった問題が解消さ
れる。
上の現像剤像が用紙に転写される転写位置より上流側に
配置され、且つ感光体ドラム上に形成された現像剤像を
用紙上に転写する前に、感光体上の未露光部、すなわち
非画像部の電位を除電し、転写位置において感光体ドラ
ムの表面電位をハーフトーン電位より下がらないところ
まで低下させるような位置に配置されている。このた
め、現像剤が非画像部に飛散するといった問題が解消さ
れる。
【0111】したがって、良好な画質の画像を形成する
ことができる。なお、この発明の実施の形態において説
明したカラー画像形成装置は、カラープリンタであって
もよいし、スキャナ部を搭載することによりカラー複写
装置としても適用することも可能である。
ことができる。なお、この発明の実施の形態において説
明したカラー画像形成装置は、カラープリンタであって
もよいし、スキャナ部を搭載することによりカラー複写
装置としても適用することも可能である。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、現像剤のチャージアップ、及び現像剤の非画像部へ
の飛散を防止することにより、良好な画質の画像を形成
することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供
することができる。
ば、現像剤のチャージアップ、及び現像剤の非画像部へ
の飛散を防止することにより、良好な画質の画像を形成
することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供
することができる。
【図1】図1は、この発明の画像形成装置の実施の形態
に係る第1乃至第4のプロセスユニットを備えたカラー
画像形成装置を概略的に示す断面図である。
に係る第1乃至第4のプロセスユニットを備えたカラー
画像形成装置を概略的に示す断面図である。
【図2】図2は、図1に示したカラー画像形成装置に適
用される転写前除電器を概略的に示す断面図である。
用される転写前除電器を概略的に示す断面図である。
【図3】図3は、この発明の原理を説明するための説明
図である。
図である。
【図4】図4は、この発明の画像形成装置に適用される
感光体の光減衰特性を示す図である。
感光体の光減衰特性を示す図である。
【図5】図5は、図4に示した光減衰特性を有する感光
体の転写位置での除電後の表面電位及びハーフトーン電
位と現像剤の飛散状況との関係を測定した測定結果であ
る。
体の転写位置での除電後の表面電位及びハーフトーン電
位と現像剤の飛散状況との関係を測定した測定結果であ
る。
【図6】図6は、この発明の画像形成装置の他の実施の
形態に係るカラー画像形成装置を概略的に示す断面図で
ある。
形態に係るカラー画像形成装置を概略的に示す断面図で
ある。
【図7】図7は、この発明の画像形成装置に適用される
感光体としての単層型有機感光体及び積層型有機感光体
の光減衰特性を示す図である。
感光体としての単層型有機感光体及び積層型有機感光体
の光減衰特性を示す図である。
1(1a〜1d)…感光体ドラム 3(3a〜3d)…転写前除電器 5(5a〜5d)…帯電ローラ 7(7a〜7d)…露光装置 9(9a〜9d)…現像器 11…搬送ベルト 13…テンションローラ 15…駆動ローラ 17(17a〜17d)…ブレードクリーニング装置 19(19a〜19d)…除電ランプ 23(23a〜23d)…給電ローラ 100a…第1プロセスユニット 100b…第2プロセスユニット 100c…第3プロセスユニット 100d…第4プロセスユニット 111…中間転写体
Claims (9)
- 【請求項1】回転周速度vで回転可能に設けられ、画像
データに対応した像を保持する像担持体を所定の初期表
面電位に帯電させる帯電手段と、 この帯電手段により帯電された前記像担持体に光を照射
して露光することにより前記像担持体に画像データに対
応した静電潜像を形成する露光手段と、 前記像担持体に形成された静電潜像を現像し、現像剤像
を形成する現像手段と、 前記像担持体に形成された現像剤像を所定の転写位置で
被転写材に転写する転写手段と、 前記現像手段が配置されている位置と前記転写位置との
間に位置し、前記像担持体を除電する除電手段と、を備
え、 前記像担持体の初期表面電位をV0、除電後の残留電位
をVerとし、前記除電手段により除電された後の像担
持体の表面電位がVer+(V0−Ver)/2まで減
衰するのに要する時間をt、Verまで減衰するのに要
する時間をt’とすると、前記除電手段が配置される位
置から前記転写位置までの距離Aは、v×t=L、v×
t’=L’の時、L<A<L’で表わされる範囲内に規
定されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】第1の像担持体に画像データの第1の色成
分に対応した第1の現像剤像を形成する第1の現像剤像
形成手段と、 前記第1の現像剤像形成手段により形成された第1の現
像剤像を被転写材上に転写する第1の転写手段と、 回転周速度vで回転可能に設けられた第2の像担持体を
所定の初期表面電位に帯電し、帯電した前記像担持体に
露光を行って、前記画像データの第2の色成分に対応し
た静電潜像を形成した後、この静電潜像を現像して第2
の現像剤像を形成する第2の現像剤像形成手段と、 前記第2の現像剤像形成手段により形成された第2の現
像剤像を担持する前記像担持体を除電する除電手段と、 前記除電手段により除電が行われた第2の像担持体上の
第2の現像剤像を、前記第1の現像剤像が転写された前
記被転写材上に転写する第2の転写手段と、を具備し、 前記第2の像担持体の初期表面電位をV0、除電後の残
留電位をVerとし、前記除電手段により除電された後
の前記第2の像担持体の表面電位がVer+(V0−V
er)/2まで減衰するのに要する時間をt、Verま
で減衰するのに要する時間をt’とすると、前記除電手
段から前記第2の転写手段による転写位置までの距離A
は、v×t=L、v×t’=L’の時、L<A<L’で
表わされる範囲内に規定されることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項3】第1の像担持体に画像データの第1の色成
分に対応した第1の現像剤像を形成する第1の現像剤像
形成手段と、 前記第1の像担持体に被転写材を当接させ、前記第1の
現像剤像を前記被転写材上に転写する第1の転写手段
と、 前記第1の転写手段に第1の転写電圧を印加する第1の
電圧印加手段と、 回転周速度vで回転可能に設けられた第2の像担持体を
所定の初期表面電位に帯電し、帯電した前記像担持体に
露光を行って、前記画像データの第2の色成分に対応し
た静電潜像を形成した後、この静電潜像を現像して第2
の現像剤像を形成する第2の現像剤像形成手段と、 前記第2の現像剤像形成手段により形成された第2の現
像剤像を担持する前記像担持体を除電する除電手段と、 前記除電手段により除電が行われた第2の像担持体上
に、前記第1の現像剤像が転写された前記被転写材上に
当接させ、この被転写材上に第2の現像剤像を転写する
第2の転写手段と、 第2の転写手段に第2の転写電圧を印加する第2の電圧
印加手段と、を具備し、 前記第2の像担持体の初期表面電位をV0、除電後の残
留電位をVerとし、前記除電手段により除電された後
の前記第2の像担持体の表面電位がVer+(V0−V
er)/2まで減衰するのに要する時間をt、Verま
で減衰するのに要する時間をt’とすると、前記除電手
段から前記第2の転写手段による転写位置までの距離A
は、v×t=L、v×t’=L’の時、L<A<L’で
表わされる範囲内に規定されることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項4】回転周速度vで回転可能に設けられた像担
持体に画像データの第1の色成分に対応した第1の現像
剤像を形成する第1の現像剤像形成手段と、 前記像担持体を所定の初期表面電位に帯電し、帯電した
前記像担持体に露光を行って、前記画像データの第2の
色成分に対応した静電潜像を形成した後、この静電潜像
を現像して第2の現像剤像を形成する第2の現像剤像形
成手段と、 前記第2の現像剤像形成手段により形成された第2の現
像剤像を担持する前記像担持体を除電する除電手段と、 前記第1の現像剤像を被転写材上に転写した後、この被
転写材上に前記除電手段により除電が行われた像担持体
上の第2の現像剤像を多重転写する転写手段と、を備
え、 前記像担持体の初期表面電位をV0、除電後の残留電位
をVerとし、前記除電手段により除電された後の前記
像担持体の表面電位がVer+(V0−Ver)/2ま
で減衰するのに要する時間をt、Verまで減衰するの
に要する時間をt’とすると、前記除電手段から前記転
写手段による転写位置までの距離Aは、v×t=L、v
×t’=L’の時、L<A<L’で表わされる範囲内に
規定されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】回転周速度vで回転可能に設けられ、画像
データに対応した像を保持するとともに、一層の中に電
荷発生部と電荷輸送部とが均一に分散された単層型有機
感光体によって形成された像担持体を所定の初期表面電
位に帯電させる帯電手段と、 この帯電手段により帯電された前記像担持体に光を照射
して露光することにより前記像担持体に画像データに対
応した静電潜像を形成する露光手段と、 前記像担持体に形成された静電潜像を現像し、現像剤像
を形成する現像手段と、 前記像担持体に形成された現像剤像を所定の転写位置で
被転写材に転写する転写手段と、 前記現像手段が配置されている位置と前記転写位置との
間に位置し、前記像担持体を除電する除電手段と、を備
え、 前記像担持体の初期表面電位をV0、除電後の残留電位
をVerとし、前記除電手段により除電された後の像担
持体の表面電位がVer+(V0−Ver)/2まで減
衰するのに要する時間をt、Verまで減衰するのに要
する時間をt’とすると、前記除電手段が配置される位
置から前記転写位置までの距離Aは、v×t=L、v×
t’=L’の時、L<A<L’で表わされる範囲内に規
定されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】像担持体を初期表面電位V0に均一に帯電
する帯電工程と、 この像担持体に光を照射して露光することにより静電潜
像を形成する潜像形成工程と、 この静電潜像を現像することにより現像剤像を形成する
現像工程と、 この現像剤像が形成されている像担持体を除電する除電
工程と、 前記像担持体の除電後の残留電位をVerとしたとき
に、前記像担持体の表面電位がVer+(V0−Ve
r)/2からVerの間である時に被転写材に前記像担
持体上に形成されている現像剤像を転写する転写工程
と、 を有することを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項7】第1の像担持体を所定の電位に均一に帯電
し、この第1の像担持体に画像データに対応した光を照
射して露光することにより画像データの第1の色成分に
対応した静電潜像を形成し、この静電潜像を第1の色成
分の現像剤で現像することにより第1の現像剤像を形成
する第1の現像剤像形成工程と、 前記第1の像担持体上に形成されている第1の現像剤像
を被転写材に転写する第1の転写工程と、 第2の像担持体を初期表面電位V0に均一に帯電し、こ
の第2の像担持体に画像データに対応した光を照射して
露光することにより画像データの第2の色成分に対応し
た静電潜像を形成し、この静電潜像を第2の色成分の現
像剤で現像することにより第2の現像剤像を形成する第
2の現像剤像形成工程と、 この第2の現像剤像が形成されている第2の像担持体を
除電する除電工程と、 前記第2の像担持体の除電後の残留電位をVerとした
ときに、前記第2の像担持体の表面電位がVer+(V
0−Ver)/2からVerの間である時に前記第2の
像担持体上に形成されている第2の現像剤像を第1の現
像剤像が転写されている被転写材に転写する第2の転写
工程と、 を有することを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項8】像担持体を所定の電位に均一に帯電し、こ
の像担持体に画像データに対応した光を照射して露光す
ることにより画像データの第1の色成分に対応した静電
潜像を形成し、この静電潜像を第1の色成分の現像剤で
現像することにより第1の現像剤像を形成する第1の現
像剤像形成工程と、 前記像担持体上に形成されている第1の現像剤像を被転
写材に転写する第1の転写工程と、 前記第1の転写工程にて転写が行われた前記像担持体を
初期表面電位V0に均一に帯電し、この像担持体に画像
データに対応した光を照射して露光することにより画像
データの第2の色成分に対応した静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を第2の色成分の現像剤で現像することによ
り第2の現像剤像を形成する第2の現像剤像形成工程
と、 この第2の現像剤像が形成されている像担持体に光を照
射することにより除電する除電工程と、 前記像担持体の除電後の残留電位をVerとしたとき
に、前記像担持体の表面電位がVer+(V0−Ve
r)/2からVerの間である時に前記像担持体上に形
成されている第2の現像剤像を第1の現像剤像が転写さ
れている被転写材に転写する第2の転写工程と、 を有することを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項9】一層の中に電荷発生部と電荷輸送部とが均
一に分散された単層型有機感光体によって形成された像
担持体を初期表面電位V0に均一に帯電する帯電工程
と、 この像担持体に光を照射して露光することにより静電潜
像を形成する潜像形成工程と、 この静電潜像を現像することにより現像剤像を形成する
現像工程と、 この現像剤像が形成されている像担持体を除電する除電
工程と、 前記像担持体の除電後の残留電位をVerとしたとき
に、前記像担持体の表面電位がVer+(V0−Ve
r)/2からVerの間である時に被転写材に前記像担
持体上に形成されている現像剤像を転写する転写工程
と、 を有することを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13348096A JP3708628B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13348096A JP3708628B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09319272A true JPH09319272A (ja) | 1997-12-12 |
| JP3708628B2 JP3708628B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=15105766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13348096A Expired - Fee Related JP3708628B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3708628B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013011767A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
| JP2016085302A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP13348096A patent/JP3708628B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013011767A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
| JP2016085302A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3708628B2 (ja) | 2005-10-19 |
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