JPH09319395A - 離散単語音声認識システムにおける音声データ学習装置 - Google Patents
離散単語音声認識システムにおける音声データ学習装置Info
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- JPH09319395A JPH09319395A JP8315731A JP31573196A JPH09319395A JP H09319395 A JPH09319395 A JP H09319395A JP 8315731 A JP8315731 A JP 8315731A JP 31573196 A JP31573196 A JP 31573196A JP H09319395 A JPH09319395 A JP H09319395A
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
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- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 11
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- 238000012549 training Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 音声入力装置の特性が異なるもので得た音声
データによっても、単語認識精度を低下させないで動作
させることができるようにした。 【解決手段】 音素認識構成部11には第1音声入力装
置1から音声データが入力される。第2音声入力装置2
は第1音声入力装置1とは異なる特性のものである。第
2音声入力装置2から入力された音声データはデータ入
力部21に入力された後、特徴抽出部22に入力され
る。この特徴抽出部22で音声データは周波数分析され
た後、自動ラベリング部23に入力される。自動ラベリ
ング部23では入力された音声データと、その音声デー
タと共に入力される音素構成表をもとに音声データに対
して音素ラベルを付与したデータが作成される。このデ
ータを基にして音素認識部11cのニューラルネットを
学習させるための学習データ部24を作成する。
データによっても、単語認識精度を低下させないで動作
させることができるようにした。 【解決手段】 音素認識構成部11には第1音声入力装
置1から音声データが入力される。第2音声入力装置2
は第1音声入力装置1とは異なる特性のものである。第
2音声入力装置2から入力された音声データはデータ入
力部21に入力された後、特徴抽出部22に入力され
る。この特徴抽出部22で音声データは周波数分析され
た後、自動ラベリング部23に入力される。自動ラベリ
ング部23では入力された音声データと、その音声デー
タと共に入力される音素構成表をもとに音声データに対
して音素ラベルを付与したデータが作成される。このデ
ータを基にして音素認識部11cのニューラルネットを
学習させるための学習データ部24を作成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ニューラルネッ
トワークによる音素認識部とDTWによる単語認識部か
らなる離散単語音声認識システムにおける音声データ学
習装置に関する。
トワークによる音素認識部とDTWによる単語認識部か
らなる離散単語音声認識システムにおける音声データ学
習装置に関する。
【0002】
【従来の技術】離散単語音声認識システムの概要を図5
に示す。図5において、11は音素認識構成部、12は
単語認識部であり、音素認識構成部11は次のように構
成されている。11aは電話などの音声入力装置より音
声データが入力されるデータ入力部で、この入力部11
aに入力された音声データは特徴抽出部11bに供給さ
れ、ここで音声データから有効なデータを取り出して表
1に示す条件で周波数分析される。
に示す。図5において、11は音素認識構成部、12は
単語認識部であり、音素認識構成部11は次のように構
成されている。11aは電話などの音声入力装置より音
声データが入力されるデータ入力部で、この入力部11
aに入力された音声データは特徴抽出部11bに供給さ
れ、ここで音声データから有効なデータを取り出して表
1に示す条件で周波数分析される。
【0003】
【表1】
【0004】上記周波数分析の結果から得られるスペク
トル列は音素認識部11cに入力されて「23」の音素
に分類される。音素認識部11cは図6に詳細を示すよ
うに出力を二重化したニューラルネットワークによって
構成されている。このニューラルネットワークは入力
層、隠れ層、出力層からなり、入力層に1時刻毎に5フ
レームのスペクトルが入力され、それの中央のスペクト
ルが、該当する音素がどれであるかを出力層のユニット
(出力ユニット)の値によって送出する。出力ユニット
は二重化されているため、各音素カテゴリ毎にユニット
は2個づつ対応づけられている。それに対して結果は最
大の出力値を示すものから2つのユニットを選び、それ
が対応する音素を第1位、第2位音素候補として得る。
従って、場合によっては同一音素を第1位音素候補、第
2位音素候補として出力することもあり得る。次に示す
音素列は、第1位音素候補列P1と第2位音素候補列P2
の例である。
トル列は音素認識部11cに入力されて「23」の音素
に分類される。音素認識部11cは図6に詳細を示すよ
うに出力を二重化したニューラルネットワークによって
構成されている。このニューラルネットワークは入力
層、隠れ層、出力層からなり、入力層に1時刻毎に5フ
レームのスペクトルが入力され、それの中央のスペクト
ルが、該当する音素がどれであるかを出力層のユニット
(出力ユニット)の値によって送出する。出力ユニット
は二重化されているため、各音素カテゴリ毎にユニット
は2個づつ対応づけられている。それに対して結果は最
大の出力値を示すものから2つのユニットを選び、それ
が対応する音素を第1位、第2位音素候補として得る。
従って、場合によっては同一音素を第1位音素候補、第
2位音素候補として出力することもあり得る。次に示す
音素列は、第1位音素候補列P1と第2位音素候補列P2
の例である。
【0005】 P1:−−s−zzzieegrrooaoo−− P2:ss−sssseiiyrwwaoaapp なお、音素認識部11cに入力される5フレームのスペ
クトルは1時刻ごとに1フレームづつずらされながら入
力されて行く。
クトルは1時刻ごとに1フレームづつずらされながら入
力されて行く。
【0006】前記音素認識部11cの出力に得られた第
1位、第2位音素候補列P1,P2は単語認識部12に供
給され、この単語認識部12において、辞書13内の単
語テンプレートとDTW法(時間正規化法)によってマ
ッチングされ、最も類似する単語を結果として出力す
る。単語認識部12での演算は、図7に示すようにして
行われる。すなわち、テンプレート音素列Ptのパター
ンを縦軸に、音素認識部11cで得られた第1位、第2
位音素候補列P1,P2を横軸に並べ、各格子点におい
て、局所スコアを次に示す(1)式に従って求め、テン
プレートの音素と音素候補の第1位音素候補が等しい場
合「0」を、第2位音素候補が等しい場合「1」を、い
ずれも等しくない場合「2」をセットする。
1位、第2位音素候補列P1,P2は単語認識部12に供
給され、この単語認識部12において、辞書13内の単
語テンプレートとDTW法(時間正規化法)によってマ
ッチングされ、最も類似する単語を結果として出力す
る。単語認識部12での演算は、図7に示すようにして
行われる。すなわち、テンプレート音素列Ptのパター
ンを縦軸に、音素認識部11cで得られた第1位、第2
位音素候補列P1,P2を横軸に並べ、各格子点におい
て、局所スコアを次に示す(1)式に従って求め、テン
プレートの音素と音素候補の第1位音素候補が等しい場
合「0」を、第2位音素候補が等しい場合「1」を、い
ずれも等しくない場合「2」をセットする。
【0007】
【数1】
【0008】その後、次の(2)式に示すDTWスコア
計算式の制限に従ってスコアを逐次累積して行き、最終
点(図7の最右上点)での累積スコアを類似スコアとし
て得る。
計算式の制限に従ってスコアを逐次累積して行き、最終
点(図7の最右上点)での累積スコアを類似スコアとし
て得る。
【0009】
【数2】
【0010】その類似スコアを辞書中の全テンプレート
に対して求め、スコアが最小のものを認識結果として出
力する。なお、(1)式中でPtはテンプレート音素列
を、また、(1)式、(2)式中でのd(i,j)とg(i,j)は
それぞれ格子点(i,j)での局所スコアと累積スコアを表
している。
に対して求め、スコアが最小のものを認識結果として出
力する。なお、(1)式中でPtはテンプレート音素列
を、また、(1)式、(2)式中でのd(i,j)とg(i,j)は
それぞれ格子点(i,j)での局所スコアと累積スコアを表
している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、音素認識はニューラルネットからなる音素認識部に
よって実行される。そのニューラルネットからなる音素
認識部は電話などの音声入力装置から入力された音声デ
ータを学習データとして、バックプロパゲーション法に
よって学習される。しかし、その学習では、実際には各
音素データの周波数特性のみではなく、音声入力装置固
有の伝送周波数特性や付加型の雑音の周波数特性も含め
て学習する手段をとっている。このため、理想的には、
学習データを収録する時に使用した音声入力装置と同じ
特性の装置を実装システムにおいても使用することが必
要となる。しかし、実際には、実装時に小型化やシステ
ム構成の都合などの理由から特性の異なる音声入力装置
を使用しなければならない場合もあり、この結果音声デ
ータの単語認識精度が低下してしまう問題がある。
て、音素認識はニューラルネットからなる音素認識部に
よって実行される。そのニューラルネットからなる音素
認識部は電話などの音声入力装置から入力された音声デ
ータを学習データとして、バックプロパゲーション法に
よって学習される。しかし、その学習では、実際には各
音素データの周波数特性のみではなく、音声入力装置固
有の伝送周波数特性や付加型の雑音の周波数特性も含め
て学習する手段をとっている。このため、理想的には、
学習データを収録する時に使用した音声入力装置と同じ
特性の装置を実装システムにおいても使用することが必
要となる。しかし、実際には、実装時に小型化やシステ
ム構成の都合などの理由から特性の異なる音声入力装置
を使用しなければならない場合もあり、この結果音声デ
ータの単語認識精度が低下してしまう問題がある。
【0012】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、音声入力装置の特性が異なるもので得た音声デー
タによっても、単語認識精度を低下させないで動作させ
ることができるようにした離散単語音声認識システムに
おける音声データ学習装置を提供することを課題とす
る。
ので、音声入力装置の特性が異なるもので得た音声デー
タによっても、単語認識精度を低下させないで動作させ
ることができるようにした離散単語音声認識システムに
おける音声データ学習装置を提供することを課題とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、第1発明は、音声入力装置より入力
された単語音声データを周波数分析し、それを出力多重
化ニューラルネットに入力させて音素認識を行わせて、
認識音素第1位音素候補と第2位音素候補を得、その認
識された音素候補列と、認識させたい語彙の音素パター
ンを持たせた辞書中のテンプレートとの類似度を、テン
プレート中の音素と認識された音素候補列中の第1位お
よび第2位候補との類似度を局所スコアとし、その局所
スコアをDTW法によって累積することで全体の類似度
スコアを求めた後、認識させたい全ての語彙の中で、そ
の類似度スコアが最小となる単語を認識結果として出力
する音声認識システムにおいて、前記音声入力装置とは
特性が異なる音声入力装置から入力した音声データに音
素ラベルを付与した学習データを得る自動ラベリング部
を設け、この自動ラベリング部で得た学習データで前記
ニューラルネットを学習させるようにしたことを特徴と
するものである。
を達成するために、第1発明は、音声入力装置より入力
された単語音声データを周波数分析し、それを出力多重
化ニューラルネットに入力させて音素認識を行わせて、
認識音素第1位音素候補と第2位音素候補を得、その認
識された音素候補列と、認識させたい語彙の音素パター
ンを持たせた辞書中のテンプレートとの類似度を、テン
プレート中の音素と認識された音素候補列中の第1位お
よび第2位候補との類似度を局所スコアとし、その局所
スコアをDTW法によって累積することで全体の類似度
スコアを求めた後、認識させたい全ての語彙の中で、そ
の類似度スコアが最小となる単語を認識結果として出力
する音声認識システムにおいて、前記音声入力装置とは
特性が異なる音声入力装置から入力した音声データに音
素ラベルを付与した学習データを得る自動ラベリング部
を設け、この自動ラベリング部で得た学習データで前記
ニューラルネットを学習させるようにしたことを特徴と
するものである。
【0014】第2発明は、前記自動ラベリング部は、ニ
ューラルネットによる学習型音素認識部と、DTWを基
本とした音素境界最適位置検出部と、発声された音声デ
ータがどのような音素によって構成されているかを示す
音素構成表とからなることを特徴とするものである。
ューラルネットによる学習型音素認識部と、DTWを基
本とした音素境界最適位置検出部と、発声された音声デ
ータがどのような音素によって構成されているかを示す
音素構成表とからなることを特徴とするものである。
【0015】第3発明は、前記学習データは、全種類の
音素が含まれ、かつなるべく多くの音素連鎖が含まれる
ようにして、任意に設定した語彙に対しても認識率が低
下しないようにしたことを特徴とするものである。
音素が含まれ、かつなるべく多くの音素連鎖が含まれる
ようにして、任意に設定した語彙に対しても認識率が低
下しないようにしたことを特徴とするものである。
【0016】第4発明は、前記ニューラルネットを学習
させる際に、もとの音声入力装置から入力した音声デー
タも併せて学習を行って、任意に設定した語彙に対して
も、もとの音声入力装置からでも、もとの音声入力装置
とは特性が異なる音声入力装置からでも認識率が低下し
ないようにしたことを特徴とするものである。
させる際に、もとの音声入力装置から入力した音声デー
タも併せて学習を行って、任意に設定した語彙に対して
も、もとの音声入力装置からでも、もとの音声入力装置
とは特性が異なる音声入力装置からでも認識率が低下し
ないようにしたことを特徴とするものである。
【0017】第5発明は、前記第1〜4発明中におい
て、音声入力装置とは特性が異なる音声入力装置から入
力した無音データを予め音声データによって学習されて
いる既学習ニューラルネットで学習させ、その学習デー
タを自動ラベリング部に学習させたことを特徴とする。
て、音声入力装置とは特性が異なる音声入力装置から入
力した無音データを予め音声データによって学習されて
いる既学習ニューラルネットで学習させ、その学習デー
タを自動ラベリング部に学習させたことを特徴とする。
【0018】第6発明は、前記第5発明において、前記
音声入力装置とは特性の異なる音声入力装置から無音デ
ータを予め音声データによって学習されている既学習ニ
ューラルネットで学習させ、その学習データを自動ラベ
リング部に入力させるとともに、前記出力多重化ニュー
ラルネットで音声認識されたデータを自動ラベリング部
に入力させて学習させるようにしたことを特徴とする。
音声入力装置とは特性の異なる音声入力装置から無音デ
ータを予め音声データによって学習されている既学習ニ
ューラルネットで学習させ、その学習データを自動ラベ
リング部に入力させるとともに、前記出力多重化ニュー
ラルネットで音声認識されたデータを自動ラベリング部
に入力させて学習させるようにしたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明するに、図5と同一部分は同一符号を付
して示す。図1はこの発明の実施の第1形態を示すシス
テム構成図で、図1において、音素認識構成部11に
は、第1音声入力装置1から音声データが入力される。
第2音声入力装置2は、図5で示した学習データを収録
する際に使用した第1音声入力装置1とは異なる装置で
ある。第2音声入力装置2から入力された音声データは
データ入力部21に入力された後、特徴抽出部22に入
力される。この特徴抽出部22で音声データは周波数分
析された後、詳細を後述する自動ラベリング部23に入
力される。自動ラベリング部23では入力された音声デ
ータと、その音声データと共に入力される音素構成表
(後述する)をもとに音声データに対して音素ラベルを
付与したデータが作成される。このデータを基にして音
素認識部11cのニューラルネットを学習させるための
学習データ部24を作成する。このようにして得られた
音素ラベルを付与した音声データによって追加学習を適
当な回数行うことで所望の第2音声入力装置2からの入
力に対しても良好な認識結果が得られるような音素認識
部11cが実現できるようになる。上記データ入力部2
1、特徴抽出部22、自動ラベリング部23および学習
データ部24で認識補助システム25が構成される。
に基づいて説明するに、図5と同一部分は同一符号を付
して示す。図1はこの発明の実施の第1形態を示すシス
テム構成図で、図1において、音素認識構成部11に
は、第1音声入力装置1から音声データが入力される。
第2音声入力装置2は、図5で示した学習データを収録
する際に使用した第1音声入力装置1とは異なる装置で
ある。第2音声入力装置2から入力された音声データは
データ入力部21に入力された後、特徴抽出部22に入
力される。この特徴抽出部22で音声データは周波数分
析された後、詳細を後述する自動ラベリング部23に入
力される。自動ラベリング部23では入力された音声デ
ータと、その音声データと共に入力される音素構成表
(後述する)をもとに音声データに対して音素ラベルを
付与したデータが作成される。このデータを基にして音
素認識部11cのニューラルネットを学習させるための
学習データ部24を作成する。このようにして得られた
音素ラベルを付与した音声データによって追加学習を適
当な回数行うことで所望の第2音声入力装置2からの入
力に対しても良好な認識結果が得られるような音素認識
部11cが実現できるようになる。上記データ入力部2
1、特徴抽出部22、自動ラベリング部23および学習
データ部24で認識補助システム25が構成される。
【0020】次に上述した自動ラベリング部23につい
て図2を用いて述べる。図2において、自動ラベリング
部23とは、ニューラルネットによる学習型音素認識部
30と、DTWを基本とした音素境界最適位置検出部3
1とを持ち、発声された音声データがどういった音素に
よって構成されているかを示す音素構成表32と、第1
音声入力装置1から取り込んだ音声データによって学習
されたニューラルネット音素認識部11cから構成され
る。
て図2を用いて述べる。図2において、自動ラベリング
部23とは、ニューラルネットによる学習型音素認識部
30と、DTWを基本とした音素境界最適位置検出部3
1とを持ち、発声された音声データがどういった音素に
よって構成されているかを示す音素構成表32と、第1
音声入力装置1から取り込んだ音声データによって学習
されたニューラルネット音素認識部11cから構成され
る。
【0021】このように構成された自動ラベリング部2
3に入力された音声データは、既に学習された音素認識
部11cによる音素認識結果の中から発声データの音素
構成表に存在する音素のみを高い順位のものから選択す
る。選択されたものから音素列に変換され、それをもと
に、音素境界最適位置検出部31によって音素境界が設
定される。その後、その音素境界によって区切られた各
音素データにより、初期状態(未学習状態)のニューラ
ルネットを数回学習させる。この学習の後、ニューラル
ネットによって得られた音素認識結果を基に再び音素境
界最適位置検出部31により音素境界を設定する。以
下、境界位置の変動が収束するか、規定回数を終了する
かまで、初期状態のニューラルネットによる学習から音
素境界設定までを繰り返すことで最適な音素境界が得ら
れ、それを基にフレーム単位のデータに音素ラベルを付
与することができる。
3に入力された音声データは、既に学習された音素認識
部11cによる音素認識結果の中から発声データの音素
構成表に存在する音素のみを高い順位のものから選択す
る。選択されたものから音素列に変換され、それをもと
に、音素境界最適位置検出部31によって音素境界が設
定される。その後、その音素境界によって区切られた各
音素データにより、初期状態(未学習状態)のニューラ
ルネットを数回学習させる。この学習の後、ニューラル
ネットによって得られた音素認識結果を基に再び音素境
界最適位置検出部31により音素境界を設定する。以
下、境界位置の変動が収束するか、規定回数を終了する
かまで、初期状態のニューラルネットによる学習から音
素境界設定までを繰り返すことで最適な音素境界が得ら
れ、それを基にフレーム単位のデータに音素ラベルを付
与することができる。
【0022】上記の追加学習の方式に対して、実現した
い音声認識システムの仕様によって以下の3通りの例が
挙げられる。なお、以下の3つの例は実現に対して、デ
ータ収録にかかる時間と必要とする記憶容量の大小関係
が、例1<例2<例3となるので、必要とする認識シス
テムで何が要求されるかに応じてどれかを選択するよう
にする。
い音声認識システムの仕様によって以下の3通りの例が
挙げられる。なお、以下の3つの例は実現に対して、デ
ータ収録にかかる時間と必要とする記憶容量の大小関係
が、例1<例2<例3となるので、必要とする認識シス
テムで何が要求されるかに応じてどれかを選択するよう
にする。
【0023】例1:認識させたい認識対象語彙が固定さ
れている場合 認識対象語彙に含まれる単語が、複数人によって発声さ
れた音声として第2音声入力装置2に入力され、この装
置2から出力される音声データをデータ入力部21、特
徴抽出部22を介して自動ラベリング部23に供給す
る。自動ラベリング部23では入力された音声データに
音素ラベルを付与してデータが作成される。この作成さ
れたデータを基に音素認識部11cのニューラルネット
を学習させるための学習データ部24を作成する。この
学習データ部24を既に第1音声入力装置1から入力し
た音声データによって学習されている既学習ニューラル
ネットに学習させる。その際の学習の程度は、全学習デ
ータを一通りニューラルネットに学習させることを数回
繰り返す程度とする。この学習によって得られたニュー
ラルネットを音素認識部11cに適用することで、第2
音声入力装置2に対しても良好に動作する音声認識シス
テムとすることができる。
れている場合 認識対象語彙に含まれる単語が、複数人によって発声さ
れた音声として第2音声入力装置2に入力され、この装
置2から出力される音声データをデータ入力部21、特
徴抽出部22を介して自動ラベリング部23に供給す
る。自動ラベリング部23では入力された音声データに
音素ラベルを付与してデータが作成される。この作成さ
れたデータを基に音素認識部11cのニューラルネット
を学習させるための学習データ部24を作成する。この
学習データ部24を既に第1音声入力装置1から入力し
た音声データによって学習されている既学習ニューラル
ネットに学習させる。その際の学習の程度は、全学習デ
ータを一通りニューラルネットに学習させることを数回
繰り返す程度とする。この学習によって得られたニュー
ラルネットを音素認識部11cに適用することで、第2
音声入力装置2に対しても良好に動作する音声認識シス
テムとすることができる。
【0024】例2:認識対象語彙が任意である場合 複数人が発声した単語の音声データを第2音声入力装置
2を通して得たデータとして作成する。その際、発声す
る単語内容は全種類の音素を含み、さらに、なるべく多
くの種類の音素連鎖を含むものが望ましい。そうして得
られた音声データを基にニューラルネットを学習させる
ための学習データを作成する。この学習データを既に第
1音声入力装置1から入力した音声データによって学習
されている既学習ニューラルネットに学習させる。その
際の学習の程度は、全学習データを一通りニューラルネ
ットに学習させることを数回繰り返す程度とする。この
学習によって、第2音声入力装置2からの入力でも、任
意に設定した認識対象語彙に対して良好に動作する音声
認識システムとすることができる。
2を通して得たデータとして作成する。その際、発声す
る単語内容は全種類の音素を含み、さらに、なるべく多
くの種類の音素連鎖を含むものが望ましい。そうして得
られた音声データを基にニューラルネットを学習させる
ための学習データを作成する。この学習データを既に第
1音声入力装置1から入力した音声データによって学習
されている既学習ニューラルネットに学習させる。その
際の学習の程度は、全学習データを一通りニューラルネ
ットに学習させることを数回繰り返す程度とする。この
学習によって、第2音声入力装置2からの入力でも、任
意に設定した認識対象語彙に対して良好に動作する音声
認識システムとすることができる。
【0025】例3:認識対象語彙が任意で、もとの音声
入力装置に対しても動作させたい場合 複数人が発声した単語の音声データを第2音声入力装置
2を通して得たデータとして作成する。その際発声する
単語内容は全種類の音素を含み、さらに、なるべく多く
の種類の音素連鎖を含むものが望ましい。そうして得ら
れた音声データと、基の音声入力装置である第1音声入
力装置1を通して得て、既に音素認識部のニューラルネ
ットの学習に使用した音声データとをもとにニューラル
ネットを学習させるための学習データを作成する。この
学習データを既に第1音声入力装置1から入力した音声
データによって学習されている既学習ニューラルネット
に学習させる。その際の学習の程度は、全学習データを
一通りニューラルネットに学習させることを数回繰り返
す程度とする。この学習によって任意に設定した認識対
象語彙に対して第1音声入力装置1、第2音声入力装置
2のどちらからの音声入力でも良好に動作する音声認識
システムとすることができる。
入力装置に対しても動作させたい場合 複数人が発声した単語の音声データを第2音声入力装置
2を通して得たデータとして作成する。その際発声する
単語内容は全種類の音素を含み、さらに、なるべく多く
の種類の音素連鎖を含むものが望ましい。そうして得ら
れた音声データと、基の音声入力装置である第1音声入
力装置1を通して得て、既に音素認識部のニューラルネ
ットの学習に使用した音声データとをもとにニューラル
ネットを学習させるための学習データを作成する。この
学習データを既に第1音声入力装置1から入力した音声
データによって学習されている既学習ニューラルネット
に学習させる。その際の学習の程度は、全学習データを
一通りニューラルネットに学習させることを数回繰り返
す程度とする。この学習によって任意に設定した認識対
象語彙に対して第1音声入力装置1、第2音声入力装置
2のどちらからの音声入力でも良好に動作する音声認識
システムとすることができる。
【0026】次に上記例1を適用した場合の認識実験の
結果を示す。男性が16名が101単語を2回づつ発声
したデータを第1音声入力装置1から取り込んで学習さ
せることで得られた音声認識システムがある。これに対
して、音素的に類似した単語などを多く含み認識させる
タスクとしては難しい単語78語を認識対象語彙として
設定し、実験を行った(簡単なタスクの場合であると、
音声入力装置の違いによる影響が小さいため)。その結
果を表2に示す。
結果を示す。男性が16名が101単語を2回づつ発声
したデータを第1音声入力装置1から取り込んで学習さ
せることで得られた音声認識システムがある。これに対
して、音素的に類似した単語などを多く含み認識させる
タスクとしては難しい単語78語を認識対象語彙として
設定し、実験を行った(簡単なタスクの場合であると、
音声入力装置の違いによる影響が小さいため)。その結
果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】第1音声入力装置1から入力した場合は、
78単語語彙に対して、男性3名が2回づつ発声した時
の単語認識率は、87.50%であった。これに対し
て、同じ男性3名によって、今度は第1音声入力装置1
とは異なる第2音声入力装置2から入力した場合、単語
認識率が77.35%にまで低下した。そこで、上記例
1に従って、78単語を2回づつ男性3名(上記認識率
を求めた男性3名とは異なる話者)が発声した音声デー
タを、第2音声入力装置2から取り込み、自動ラベリン
グシステムによって音素ラベルを付与した後に追加学習
を行った。その結果単語認識率は86.75%にまで改
善することができた。
78単語語彙に対して、男性3名が2回づつ発声した時
の単語認識率は、87.50%であった。これに対し
て、同じ男性3名によって、今度は第1音声入力装置1
とは異なる第2音声入力装置2から入力した場合、単語
認識率が77.35%にまで低下した。そこで、上記例
1に従って、78単語を2回づつ男性3名(上記認識率
を求めた男性3名とは異なる話者)が発声した音声デー
タを、第2音声入力装置2から取り込み、自動ラベリン
グシステムによって音素ラベルを付与した後に追加学習
を行った。その結果単語認識率は86.75%にまで改
善することができた。
【0029】次に、この発明の実施の第2形態を図3に
基づいて説明するに、図1、2と同一部分は同一符号を
付して示し、その詳細な説明は省略する。図3はこの発
明の実施の第2形態を示すシステム構成図で、図3にお
いて、音素認識構成部11には、第1音声入力装置1か
ら音声データが入力される。第2音声入力装置2は、図
5で示した学習データを収録する際に使用した第1音声
入力装置1とは異なる装置である。第2音声入力装置2
から音声データが入力部21に入力される(詳細を後述
する)と同時に、第2音声入力装置2から無音データ(人
間の発生による音声区間以外のデータ)が入力部26に
入力された後、特徴抽出部27に入力される。この特徴
抽出部27で無音データは、周波数分析された後、あら
かじめ第1音声入力装置1から取り込んだ音声データに
よって学習された既学習ニューラルネット28にて学習
させる。その際の学習の程度は、全学習データを一通り
ニューラルネット28にて学習させることを数回繰り返
す程度とする。このように学習されたニューラルネット
28の出力を、自動ラベリング部23のニューラルネッ
トによる学習型音素認識部30に入力して自動ラベリン
グを実行して、無音データに対して音素ラベルを付与し
たデータが作成される。
基づいて説明するに、図1、2と同一部分は同一符号を
付して示し、その詳細な説明は省略する。図3はこの発
明の実施の第2形態を示すシステム構成図で、図3にお
いて、音素認識構成部11には、第1音声入力装置1か
ら音声データが入力される。第2音声入力装置2は、図
5で示した学習データを収録する際に使用した第1音声
入力装置1とは異なる装置である。第2音声入力装置2
から音声データが入力部21に入力される(詳細を後述
する)と同時に、第2音声入力装置2から無音データ(人
間の発生による音声区間以外のデータ)が入力部26に
入力された後、特徴抽出部27に入力される。この特徴
抽出部27で無音データは、周波数分析された後、あら
かじめ第1音声入力装置1から取り込んだ音声データに
よって学習された既学習ニューラルネット28にて学習
させる。その際の学習の程度は、全学習データを一通り
ニューラルネット28にて学習させることを数回繰り返
す程度とする。このように学習されたニューラルネット
28の出力を、自動ラベリング部23のニューラルネッ
トによる学習型音素認識部30に入力して自動ラベリン
グを実行して、無音データに対して音素ラベルを付与し
たデータが作成される。
【0030】第2音声入力装置2から入力された音声デ
ータは入力部21に入力された後、特徴抽出部22に入
力される。この特徴抽出部22で音声データは周波数分
析された後、自動ラベリング部23に入力され、音声デ
ータに対して音素ラベルを付与したデータが作成され
る。無音データおよび音声データに対して音素ラベルを
付与して得られたデータを基にして、音素認識部11c
のニューラルネットを学習させるための学習データ部2
4を作成する。このようにして得られた音素ラベルを付
与したデータによって、追加学習を適当な回数行うこと
で所望の第2音声入力装置2からの入力に対しても良好
な認識結果が得られような音素認識部11cが実現でき
るようになる。上記入力部21、入力部26、特徴抽出
部22、特徴抽出部27、ニューラルネット28、自動
ラベリング部23および学習データ部24で認識補助シ
ステム29が構成される。音声認識構成部11は上記第
1形態と同様に構成され、その詳細な説明は省略する。
ータは入力部21に入力された後、特徴抽出部22に入
力される。この特徴抽出部22で音声データは周波数分
析された後、自動ラベリング部23に入力され、音声デ
ータに対して音素ラベルを付与したデータが作成され
る。無音データおよび音声データに対して音素ラベルを
付与して得られたデータを基にして、音素認識部11c
のニューラルネットを学習させるための学習データ部2
4を作成する。このようにして得られた音素ラベルを付
与したデータによって、追加学習を適当な回数行うこと
で所望の第2音声入力装置2からの入力に対しても良好
な認識結果が得られような音素認識部11cが実現でき
るようになる。上記入力部21、入力部26、特徴抽出
部22、特徴抽出部27、ニューラルネット28、自動
ラベリング部23および学習データ部24で認識補助シ
ステム29が構成される。音声認識構成部11は上記第
1形態と同様に構成され、その詳細な説明は省略する。
【0031】上記のように構成する音声認識システムの
仕様において、複数人によって発声された単語の音声デ
ータを第2音声入力装置2により入力してデータを作成
する。なお、その際に発声する単語の内容は全種類の音
素を含み、なるべく多くの種類の音素連鎖を含むものが
望ましい。その際、音声データと同時に無音データを第
2音声入力装置2により入力してデータを作成し、その
データをニューラルネット28に学習させる。このよう
にして得られた音声データ、無音データを学習されたニ
ューラルネット28および第1音声入力装置1により得
られた音声データをもとに、音素認識構成部11のニュ
ーラルネットを学習させるための学習データを作成す
る。この学習データを、第1音声入力装置1により得ら
れた音声データにより学習された既学習ニューラルネッ
トに追加学習させる。その際の学習の程度は、全学習デ
ータを一通りニューラルネットに学習させることを数回
繰り返す程度とする。この学習により、第1音声入力装
置1、第2音声入力装置2のいずれの音声データに対し
ても音声認識構成部11の音素認識部11cが良好に動
作するようになり、単語認識率の向上を図ることができ
る。
仕様において、複数人によって発声された単語の音声デ
ータを第2音声入力装置2により入力してデータを作成
する。なお、その際に発声する単語の内容は全種類の音
素を含み、なるべく多くの種類の音素連鎖を含むものが
望ましい。その際、音声データと同時に無音データを第
2音声入力装置2により入力してデータを作成し、その
データをニューラルネット28に学習させる。このよう
にして得られた音声データ、無音データを学習されたニ
ューラルネット28および第1音声入力装置1により得
られた音声データをもとに、音素認識構成部11のニュ
ーラルネットを学習させるための学習データを作成す
る。この学習データを、第1音声入力装置1により得ら
れた音声データにより学習された既学習ニューラルネッ
トに追加学習させる。その際の学習の程度は、全学習デ
ータを一通りニューラルネットに学習させることを数回
繰り返す程度とする。この学習により、第1音声入力装
置1、第2音声入力装置2のいずれの音声データに対し
ても音声認識構成部11の音素認識部11cが良好に動
作するようになり、単語認識率の向上を図ることができ
る。
【0032】次に、上記実施の第2形態を適用した場合
の認識実験の結果を示す。男性16名が101単語を2
回ずつ発声したデータを第1音声入力装置1から取り込
んで学習させることで得られた音声認識構成部がある。
これに対して、第2音声入力装置2から取り込んだ男性
3名が101単語を2回ずつ発声したデータを追加学習
用のデータとして、本発明の実施の第1形態方式および
第2形態方式により認識実験を行った。なお、認識実験
における対象話者を学習話者とテスト話者とに分類して
実験を行い、その結果を表3に示す。
の認識実験の結果を示す。男性16名が101単語を2
回ずつ発声したデータを第1音声入力装置1から取り込
んで学習させることで得られた音声認識構成部がある。
これに対して、第2音声入力装置2から取り込んだ男性
3名が101単語を2回ずつ発声したデータを追加学習
用のデータとして、本発明の実施の第1形態方式および
第2形態方式により認識実験を行った。なお、認識実験
における対象話者を学習話者とテスト話者とに分類して
実験を行い、その結果を表3に示す。
【0033】
【表3】
【0034】第1音声入力装置1から入力した場合は、
101単語に対して、実施の第2形態方式による単語認
識率は学習話者が98.51%、テスト話者が97.8
5%であった。実施の第1形態方式による単語認識率は
学習話者が98.68%、テスト話者が97.52%で
あった。一方、第2音声入力装置2から入力した場合
は、101単語に対して、実施の第2形態方式による単
語認識率は学習話者が98.18%、テスト話者が9
6.53%であった。実施の第1形態方式による単語認
識率は学習話者が73.43%、テスト話者が50.0
0%であった。以上示したように実施の第2形態方式に
よれば、第1音声入力装置1、第2音声入力装置2のい
ずれからの音声入力でも良好な音声認識を行えることが
判明した。
101単語に対して、実施の第2形態方式による単語認
識率は学習話者が98.51%、テスト話者が97.8
5%であった。実施の第1形態方式による単語認識率は
学習話者が98.68%、テスト話者が97.52%で
あった。一方、第2音声入力装置2から入力した場合
は、101単語に対して、実施の第2形態方式による単
語認識率は学習話者が98.18%、テスト話者が9
6.53%であった。実施の第1形態方式による単語認
識率は学習話者が73.43%、テスト話者が50.0
0%であった。以上示したように実施の第2形態方式に
よれば、第1音声入力装置1、第2音声入力装置2のい
ずれからの音声入力でも良好な音声認識を行えることが
判明した。
【0035】次に、この発明の実施の第3形態を図4に
基づいて説明するに、図2、3と同一部分には同一符号
を付して示し、その詳細な説明は省略する。図4におい
て、図3に示す音声認識システムとほぼ同様な構成から
なる音声認識システムを示すが、第2音声入力装置から
入力した音声データ、無音データを既学習ニューラルネ
ットで学習させたデータおよび第1音声入力装置から入
力した音声データにより学習された音声認識構成部11
の音素認識部11cの音素認識出力を自動ラベリング部
23に供給して、自動ラベリング部23のニューラルネ
ットによる学習型音素認識部30にて自動ラベリングを
実行し、音素認識部11cを再び学習させるように構成
する。その学習の程度は、全学習データを一通り学習さ
せることを数回繰り返すものとする。この学習により、
第1音声入力装置1、第2音声入力装置2のいずれの音
声データに対しても音声認識構成部の音声認識部が良好
に動作するようになり、単語認識率の効用を図ることが
できるようになる。
基づいて説明するに、図2、3と同一部分には同一符号
を付して示し、その詳細な説明は省略する。図4におい
て、図3に示す音声認識システムとほぼ同様な構成から
なる音声認識システムを示すが、第2音声入力装置から
入力した音声データ、無音データを既学習ニューラルネ
ットで学習させたデータおよび第1音声入力装置から入
力した音声データにより学習された音声認識構成部11
の音素認識部11cの音素認識出力を自動ラベリング部
23に供給して、自動ラベリング部23のニューラルネ
ットによる学習型音素認識部30にて自動ラベリングを
実行し、音素認識部11cを再び学習させるように構成
する。その学習の程度は、全学習データを一通り学習さ
せることを数回繰り返すものとする。この学習により、
第1音声入力装置1、第2音声入力装置2のいずれの音
声データに対しても音声認識構成部の音声認識部が良好
に動作するようになり、単語認識率の効用を図ることが
できるようになる。
【0036】上記のように構成する音声認識システムの
仕様において、複数人によって発声された単語の音声デ
ータを第2音声入力装置2により入力してデータを作成
する。なお、その際に発声する単語の内容は、全種類の
音素を含み、なるべく多くの種類の音素連鎖を含むもの
が望ましい。このようにして得られた音声データ、無音
データおよび第1音声入力装置1により得られた音声デ
ータをもとに、音素認識構成部11の音声認識部11c
のニューラルネットを学習させるための学習データを作
成する。この学習データを、第1音声入力装置1により
得られた音声データにより学習されている既学習ニュー
ラルネットに追加学習させる。その際の学習の程度は、
全学習データを一通りニューラルネットに学習させるこ
とを数回繰り返す程度とする。得られた音声認識構成部
11の音声認識部11cのデータを、再び認識補助シス
テム29の自動ラベリング部23の学習型音素認識部3
0に適用して自動ラベリングを実行し、学習型音素認識
部30を学習させて学習データを得る。そして、その学
習データを音素認識構成部11の音素認識部11cで学
習させる。この学習の程度は、全学習データを一通り学
習させることを数回繰り返すものとする。この学習によ
り、第1音声入力装置1、第2音声入力装置2のいずれ
の音声データに対しても音声認識構成部11の音素認識
部11cが良好に動作するようになり、単語認識率の向
上を図ることができる。
仕様において、複数人によって発声された単語の音声デ
ータを第2音声入力装置2により入力してデータを作成
する。なお、その際に発声する単語の内容は、全種類の
音素を含み、なるべく多くの種類の音素連鎖を含むもの
が望ましい。このようにして得られた音声データ、無音
データおよび第1音声入力装置1により得られた音声デ
ータをもとに、音素認識構成部11の音声認識部11c
のニューラルネットを学習させるための学習データを作
成する。この学習データを、第1音声入力装置1により
得られた音声データにより学習されている既学習ニュー
ラルネットに追加学習させる。その際の学習の程度は、
全学習データを一通りニューラルネットに学習させるこ
とを数回繰り返す程度とする。得られた音声認識構成部
11の音声認識部11cのデータを、再び認識補助シス
テム29の自動ラベリング部23の学習型音素認識部3
0に適用して自動ラベリングを実行し、学習型音素認識
部30を学習させて学習データを得る。そして、その学
習データを音素認識構成部11の音素認識部11cで学
習させる。この学習の程度は、全学習データを一通り学
習させることを数回繰り返すものとする。この学習によ
り、第1音声入力装置1、第2音声入力装置2のいずれ
の音声データに対しても音声認識構成部11の音素認識
部11cが良好に動作するようになり、単語認識率の向
上を図ることができる。
【0037】次に、上記実施の第3形態を適用した場合
の認識実験の結果を示す。男性16名が101単語を2
回ずつ発声したデータを第1音声入力装置1から取り込
んで学習させることで得られた音声認識システムがあ
る。これに対して、第2音声入力装置2から取り込んだ
男性3名が101単語を2回ずつ発声したデータを追加
学習用のデータとして、本発明の実施の第1形態および
第3形態方式により認識実験を行った。なお、認識実験
における対象話者を学習話者とテスト話者とに分類して
実験を行い、実施の第3形態方式においては、音素認識
構成部11の音素認識部11cのデータを認識補助シス
テムの自動ラベリング部23の音素認識部30に2回適
用させて実験を行い、その結果を表4に示す。
の認識実験の結果を示す。男性16名が101単語を2
回ずつ発声したデータを第1音声入力装置1から取り込
んで学習させることで得られた音声認識システムがあ
る。これに対して、第2音声入力装置2から取り込んだ
男性3名が101単語を2回ずつ発声したデータを追加
学習用のデータとして、本発明の実施の第1形態および
第3形態方式により認識実験を行った。なお、認識実験
における対象話者を学習話者とテスト話者とに分類して
実験を行い、実施の第3形態方式においては、音素認識
構成部11の音素認識部11cのデータを認識補助シス
テムの自動ラベリング部23の音素認識部30に2回適
用させて実験を行い、その結果を表4に示す。
【0038】
【表4】
【0039】第1音声入力装置1から入力した場合は、
101単語に対して、実施の第3形態方式による単語認
識率は学習話者が98.35%、テスト話者が97.1
9%であった。実施の第1形態方式による単語認識率は
学習話者が98.68%、テスト話者が97.52%で
あった。一方、第2音声入力装置2から入力した場合
は、101単語に対して、実施の第3形態方式による単
語認識率は学習話者が98.51%、テスト話者が9
6.04%であった。実施の第1形態方式による単語認
識率は学習話者が73.43%、テスト話者が50.0
0%であった。以上示したように実施の第3形態方式に
よれば、第1音声入力装置1、第2音声入力装置2のい
ずれからの音声入力でも良好な音声認識を行えることが
判明した。
101単語に対して、実施の第3形態方式による単語認
識率は学習話者が98.35%、テスト話者が97.1
9%であった。実施の第1形態方式による単語認識率は
学習話者が98.68%、テスト話者が97.52%で
あった。一方、第2音声入力装置2から入力した場合
は、101単語に対して、実施の第3形態方式による単
語認識率は学習話者が98.51%、テスト話者が9
6.04%であった。実施の第1形態方式による単語認
識率は学習話者が73.43%、テスト話者が50.0
0%であった。以上示したように実施の第3形態方式に
よれば、第1音声入力装置1、第2音声入力装置2のい
ずれからの音声入力でも良好な音声認識を行えることが
判明した。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
音声入力装置を変更した場合でも、単語認識精度を低下
させることがなく、良好に動作させることができる。
音声入力装置を変更した場合でも、単語認識精度を低下
させることがなく、良好に動作させることができる。
【図1】本発明の実施の第1形態を示すシステム構成
図。
図。
【図2】自動ラベリング部の詳細を示す処理構成図。
【図3】本発明の実施の第2形態を示すシステム構成
図。
図。
【図4】本発明の実施の第3形態を示すシステム構成
図。
図。
【図5】離散単語音声認識システムの概要を示す構成
図。
図。
【図6】音素認識部(ニューラルネットワーク)の構成
を示す説明図。
を示す説明図。
【図7】単語認識部の構成を示す説明図。
11…音素認識構成部 11a、21、26…データ入力部 11b、22、27…特徴抽出部 11c…音素認識部 12…単語認識部 13…辞書 23…自動ラベリング部 25、29…認識補助システム 24…学習データ 28…ニューラルネット
Claims (6)
- 【請求項1】 音声入力装置より入力された単語音声デ
ータを周波数分析し、それを出力多重化ニューラルネッ
トに入力させて音素認識を行わせて、認識音素第1位音
素候補と第2位音素候補を得、その認識された音素候補
列と、認識させたい語彙の音素パターンを持たせた辞書
中のテンプレートとの類似度を、テンプレート中の音素
と認識された音素候補列中の第1位および第2位候補と
の類似度を局所スコアとし、その局所スコアをDTW法
によって累積することで全体の類似度スコアを求めた
後、認識させたい全ての語彙の中で、その類似度スコア
が最小となる単語を認識結果として出力する音声認識シ
ステムにおいて、 前記音声入力装置とは特性が異なる音声入力装置から入
力した音声データに音素ラベルを付与した学習データを
得る自動ラベリング部を設け、この自動ラベリング部で
得た学習データで前記ニューラルネットを学習させるよ
うにしたことを特徴とする離散単語音声認識システムに
おける音声データ学習装置。 - 【請求項2】 前記自動ラベリング部は、ニューラルネ
ットによる学習型音素認識部と、DTWを基本とした音
素境界最適位置検出部と、発声された音声データがどの
ような音素によって構成されているかを示す音素構成表
とからなることを特徴とする請求項1記載の離散単語音
声認識システムにおける音声データ学習装置。 - 【請求項3】 前記学習データは、全種類の音素が含ま
れ、かつなるべく多くの音素連鎖が含まれるようにし
て、任意に設定した語彙に対しても認識率が低下しない
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の離散単語音
声認識システムにおける音声データ学習装置。 - 【請求項4】 前記ニューラルネットを学習させる際
に、もとの音声入力装置から入力した音声データも併せ
て学習を行って、任意に設定した語彙に対しても、もと
の音声入力装置からでも、もとの音声入力装置とは特性
が異なる音声入力装置からでも認識率が低下しないよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の離散単語音声認
識システムにおける音声データ学習装置。 - 【請求項5】 前記音声入力装置とは特性が異なる音声
入力装置から入力した無音データを予め音声データによ
って学習されている既学習ニューラルネットで学習さ
せ、その学習データを自動ラベリング部に学習させたこ
とを特徴とする請求項1〜4記載の離散単語音声認識シ
ステムにおける音声データ学習装置。 - 【請求項6】 前記音声入力装置とは特性の異なる音声
入力装置から無音データを予め音声データによって学習
されている既学習ニューラルネットで学習させ、その学
習データを自動ラベリング部に入力させるとともに、前
記出力多重化ニューラルネットで音声認識されたデータ
を自動ラベリング部に入力させて学習させるようにした
ことを特徴とする請求項5記載の離散単語音声認識シス
テムにおける音声データ学習装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315731A JPH09319395A (ja) | 1996-03-26 | 1996-11-27 | 離散単語音声認識システムにおける音声データ学習装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-69543 | 1996-03-26 | ||
| JP6954396 | 1996-03-26 | ||
| JP8315731A JPH09319395A (ja) | 1996-03-26 | 1996-11-27 | 離散単語音声認識システムにおける音声データ学習装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09319395A true JPH09319395A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=26410727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8315731A Pending JPH09319395A (ja) | 1996-03-26 | 1996-11-27 | 離散単語音声認識システムにおける音声データ学習装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09319395A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100486735B1 (ko) * | 2003-02-28 | 2005-05-03 | 삼성전자주식회사 | 최적구획 분류신경망 구성방법과 최적구획 분류신경망을이용한 자동 레이블링방법 및 장치 |
| JP2021032909A (ja) * | 2019-08-13 | 2021-03-01 | 日本電信電話株式会社 | 予測装置、予測方法及び予測プログラム |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP8315731A patent/JPH09319395A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100486735B1 (ko) * | 2003-02-28 | 2005-05-03 | 삼성전자주식회사 | 최적구획 분류신경망 구성방법과 최적구획 분류신경망을이용한 자동 레이블링방법 및 장치 |
| JP2021032909A (ja) * | 2019-08-13 | 2021-03-01 | 日本電信電話株式会社 | 予測装置、予測方法及び予測プログラム |
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