JPH09319662A - 情報処理装置、情報提供システム、情報管理方法および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報提供システム、情報管理方法および記録媒体

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JPH09319662A
JPH09319662A JP13558896A JP13558896A JPH09319662A JP H09319662 A JPH09319662 A JP H09319662A JP 13558896 A JP13558896 A JP 13558896A JP 13558896 A JP13558896 A JP 13558896A JP H09319662 A JPH09319662 A JP H09319662A
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明善 中村
Chihiro Tsukinokisawa
千裕 槻木澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗聴や盗難に対して情報を保護できる能力が
高く、ユーザがアクセスする負荷が少ない情報処理装置
および情報管理方法を提供する。 【解決手段】 GPS測量によって自己の現在地情報を
取得する位置取得部21を備えた日記処理システム20
であって、日記ファイル25をオープンする際は、情報
管理部22が取得された現在地情報を日記ファイル25
の自宅の所在地情報26と照合し、合致している場合に
のみ日記データ24が入出力部に表示される。このシス
テムにより、自宅以外では日記データ24にアクセスす
ることができなくなり、盗難や盗聴に対し日記データを
保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータなど
の情報処理装置および情報管理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットや数多くのパソコン通信
網によってコンピュータが接続され、これらのネットワ
ークを介して情報の交換が行われている。また、フロッ
ピーディスクや光ディスクなどの記録媒体を用いた情報
の交換も多く行われている。さらに、携帯型情報端末
(PDA:Personal Digital Asistant )も使用され、
PDAに多くの情報を搭載して処理されるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】送信者から受信者にネ
ットワークを介して伝達される情報や、ネットワークに
接続されたコンピュータに保存された情報は盗聴者によ
って盗聴される確率が高くなる。また、記録媒体やPD
Aに保存された情報も、盗難や紛失などによって他人に
見られる可能性が高くなる。そこで、情報へのアクセス
を制限するためにパスワードを設定したり、また、情報
を暗号化して保存し、あるいは伝達することが考えられ
ている。
【0004】パスワード情報は、情報管理者が管理する
必要があり、情報管理者が忘れてしまうと情報管理者自
身が情報にアクセスできなくなる。また、暗号化された
情報を復号するためには何らかの復号化キーが必要であ
り、送信者に対しその情報を渡したり、あるいは、送信
者の持っている復号化キーに合わせた暗号化が必要とな
る。従って、送信者および受信者が暗号化および復号化
のキー情報を管理しなければ情報にアクセスができず、
管理を怠ると情報を消失したりあるいは盗聴者に盗聴を
許す結果となる。
【0005】そこで、本発明においては、情報を管理す
るための従来のパスワード情報あるいはキー情報とは異
なった視点で情報を管理し、より安全に情報を保護で
き、さらに、情報を管理するためのユーザの負荷が少な
い情報処理装置および情報管理方法を提供することを目
的としている。また、本発明においては、従来とは異な
った方法で情報へのアクセスを制限したり、あるいは復
号化を制限できる情報処理装置および情報管理方法を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の情報
処理装置および情報管理方法においては、情報処理装置
あるいはユーザが存在する位置(現在地)という物理的
な情報をパスワード情報あるいはキー情報として用いる
ようにしている。すなわち、本発明の情報処理装置は、
自己の現在地情報を取得可能な位置取得手段を備えてお
り、この現在地情報をパスワード情報として情報を管理
する管理手段、あるいは、現在地情報をキー情報として
情報を暗号化および復号化する管理手段とを有すること
を特徴としている。また、本発明の情報管理方法は、自
己の現在地情報を取得する工程と、この現在地情報を予
め登録された位置情報と照合してアクセスを許可する工
程、あるいは、現在地情報をキーとして情報を復号化処
理する工程とを有することを特徴としている。
【0007】自己の現在地情報を取得する手段として
は、複数の衛星より受信したデータに基づき自己の現在
地情報を取得する手段があり、今日ではカーナビゲーシ
ョンシステムなどに多用されているGPS(Global Pos
itioning Sysytem) がある。もちろん、GPSに限定さ
れるものではない。また、移動体通信システムの基地局
位置から大まかな現在地を求めることも可能であり、サ
ービスエリアの比較的狭いPHS機能を備えた情報処理
端末では基地局位置を現在地として使用することも可能
である。さらに、道路やビル内に送信端末を設置し、こ
れらの送信端末から位置情報を取得することも可能であ
る。
【0008】自己の現在地は、情報処理端末に固有のも
のではなく、また、ユーザに固有のものでもない。しか
しながら、ユーザあるいは情報処理端末が物理的に特定
に位置に移動することによって得られるものであり、ユ
ーザに関連した位置情報はユーザを特定したパスワード
情報あるいはキー情報として利用することができる。例
えば、本発明の情報処理装置および情報管理方法では、
ユーザの自宅の位置や、オフィースの位置、さらには、
ユーザの机の位置などをパスワードあるいはキーとして
情報へのアクセスを制限することが可能である。このた
め、ユーザは、パスワードデータあるいはキーデータを
保管しなくとも、ユーザにとっては通常の場所である特
定の場所で処理を行うことによって情報にアクセスで
き、情報を管理するための負荷を大幅に低減できる。ま
た、情報の送信者も、特定の場所でのみアクセスできる
情報を発信することが可能になる。一方、盗聴者は、パ
スワードあるいはキーとして指定されている場所に行か
なくては情報にアクセスできない。このため、場所を特
定し、さらに、特定された場所に移動してアクセスする
ことが必要となる。従って、情報を盗聴などから保護す
る手段として位置情報は非常に有効である。さらに、パ
スワード情報あるいはキー情報となる現在地情報として
は、情報にアクセスする際の現在地のみならず、道順な
どの時間的な経過も含めた位置情報を採用することも可
能であり、情報の保護機能をさらに高めることが可能で
ある。
【0009】このような情報のセキュリティーを高める
機能はインターネットなどのコンピュータネットワーク
に接続された情報提供システムに対しても適用でき、位
置情報をパスワードとした特定情報と、コンピュータネ
ットワークを介してユーザの位置情報と前記特定情報の
提供要求を受信する手段とを有する情報提供システム
に、ユーザの位置情報が特定情報のパスワードの位置情
報と合致したときのみ特定情報を送信する手段とを設け
ることができる。また、位置情報を復号化のキーとした
特定情報の場合は、ユーザの位置情報をキーとして復号
化した特定情報を送信すれば良く、位置情報が正しい場
合のみ正しく復号化された特定情報が送信される。この
ような特定情報としては、秘密として保持する情報や、
特定のユーザーにのみ公開が制限された情報、あるいは
親展のレターなど様々なものが挙げられる。
【0010】また、本発明の情報処理装置、情報提供シ
ステムおよび情報管理方法は、情報の保護のみならず、
レジャー、スポーツあるいはゲームにも利用することが
できる。例えば、本発明の情報処理装置および情報管理
方法を用いて、オリエンテーリングやスタンプラリー、
あるいはラリーなどにおいて次の道順あるいは中継点の
情報を特定の場所でのみ提供可能にすることができる。
また、特定のエリア内からのアクセスで受信する情報を
制限できるので、同一のユーザーインタフェースで地域
に関連した広告、店情報などを提供することも可能であ
る。
【0011】本発明の情報管理方法は、論理回路やソフ
トウェアとして実現することが可能であり、ソフトウェ
アはROM、ハードディスク、ICカードなどの記録媒
体に格納して提供することができる。また、パスワード
情報となる位置情報は、情報処理装置に格納しておいて
も良く、あるいはフロッピーディスクや光ディスクなど
の持ち運び可能な記録媒体に格納しておいても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1に、本発明の実施の一例と
してGPS衛星からの電波を受信して自己の所在地を測
定可能な端末10を示してある。GPSの単独測位によ
る位置情報の精度は、現状で一般に開放されている帯域
とコードでは100m程度であり、座標が明確となって
いる固定基準局からネットワークなどを介して得られる
誤差情報を用いて補正する差動GPS(DGPS)と呼
ばれる方法によって数mあるいはそれ以下の誤差で端末
10の所在地の正確な座標を得ることができる。
【0013】本例の情報処理端末10は、コンピュータ
ネットワークの1つであるインターネットに接続可能な
機能も備えた携帯端末であり、制御ユニットであるCP
U11を中心に構成されている。CPU11と接続され
た内部バス16には、ROMおよびRAMを備えた内部
記憶装置であるメモリー12と、LCDなどの表示装置
13と、キーボードあるいはペン入力などが可能な入力
装置14と、フラッシュROM、ハードディスクあるい
はフロッピーディスクなどの外部記憶装置15と、さら
に、拡張用バスインタフェース17が接続されている。
内部バス16にはデータ通信装置18が接続されてお
り、このデータ通信端末18によって、公衆電話回線あ
るいはPHS回線網を介して近くのインターネットのア
クセスポイントに情報処理端末10を接続し、さらに、
TCP/IPプロトコルに従ってインターネットに接続
されたサービスサーバとデータの交換ができるようにな
っている。さらに、内部バス16には、GPS測量部1
9が接続されており、このGPS測量部19は、GPS
受信アンテナ2あるいは外部アンテナターミナル3に接
続された外部アンテナ(不図示)を介してGPS衛星か
らデータを受信する受信機19aと、受信されたデータ
を解析して座標位置や時刻情報などの位置情報を求める
計算機19bを備えており、さらに、インターネットを
介して取得した誤差情報を用いたDGPS演算により現
在地を高精度で求められるようになっている。
【0014】〔日記処理〕図2および図3に、本例の情
報処理端末10によって本発明の実施の1形態である日
記処理システムを構成した例を示してある。本例の日記
処理システム20は、GPS測量部19によって現在地
情報を取得する位置取得部21と、情報(本例では日記
データ)を管理する情報管理部22と、情報管理部22
を制御すると共に日記データを表示および更新可能な入
出力部23を備えている。日記データ24は、外部記憶
装置15に形成された日記ファイル25に格納されてお
り、この日記ファイル25にはユーザの自宅の座標位置
を示す情報26も格納されている。
【0015】本例の日記処理システム20における処理
は、図3のフローチャートに示すように行われる。ステ
ップ31において情報処理端末10の電源を入れてレデ
ィー状態にした後、ステップ32において入出力部23
から日記処理の開始を指示する。処理を開始するとステ
ップ33において情報管理部22から位置情報の入力要
求が出され、ステップ34において位置取得部21がG
PS測量部19を用いて現在地情報を取得する。端末1
0が屋内にあることなどが原因でGPS測量を直接行え
ない場合は、端末10を屋外のGPSアンテナに接続し
ても良い。あるいは、その建物に入る直前の現在地情報
をGPS測量部19を用いて取得しておき、その現在地
情報を用いることも可能である。ステップ35において
情報管理部22が取得された現在地情報を日記ファイル
の自宅情報26と比較し、現在地が自宅の所在地と一致
すればステップ36において日記ファイル25をオープ
ンしユーザが入出力部23を介して日記データ24にア
クセスできるようにする。一方、取得された現在地が自
宅の所在地と一致しない場合はステップ37において所
在地が不一致である旨を表示してステップ31に戻って
次の処理を待つ。
【0016】このように本例の日記処理システム20に
おいては、ユーザの自宅の位置がパスワード情報として
採用されており、位置取得部21で取得した現在地情報
をパスワード情報として予め登録された自宅の所在地を
示す位置情報26と照合し、日記ファイル26へのアク
セスを許可している。従って、本例の日記処理システム
20においては、日記ファイル26の内容が特定情報と
して保護されており、ユーザの自宅でなれば日記ファイ
ル26をオープンすることができない。ユーザが携帯す
るPDAなどに日記ファイル26を搭載していても自宅
以外の場所ではアクセスできないので他人に読まれる心
配はなくプライバシーの保護が図れる。また、フロッピ
ーディスクや光ディスクなどの記録媒体に日記ファイル
26を形成しておいても、日記ファイル26は物理的に
ユーザの自宅でなければオープンできない。従って、万
一、盗難に合ったときや、PDAや記録媒体などを紛失
した場合であってもユーザの自宅以外では日記ファイル
26に記載された内容は読まれないので自己の秘密を確
保できる。一方、位置情報がパスワード情報として使用
されているので、自宅であればいつでも日記ファイル2
6にアクセスすることができる。従って、ユーザはパス
ワードを記憶したり、入力する必要はなく、パスワード
を忘れたり、入力間違いによって日記ファイルにアクセ
スできなくなったり日記ファイルの内容が破壊されると
いった心配はない。このように、現在地情報をパスワー
ド情報として情報を管理することにより、情報の保護を
確実にできる。さらに、位置情報をパスワード情報とし
て用いることによりパスワードを入力する手間を省け、
パスワードを忘れるなどのトラブルも防止でき、また、
ユーザにとっては通常の場所で情報にアクセスすること
ができる。従って、情報を管理するためのユーザの負荷
は大幅に低減される。本例の日記処理システムを実現す
るソフトウェアは、日記ファイルと同一の記録媒体に格
納することも可能であり、あるいは、情報端末10の外
部記録装置15やメモリー12に格納しておくことも可
能である。また、パスワード情報をソフトウェアと同一
の記録媒体上に保管しておくことも可能であるが、日記
ファイル内にパスワード情報を同梱しておくことが日記
のような特定の情報を第3者からに保護する、いわゆる
秘密保持の点では望ましいと言える。
【0017】〔ラリーシステム〕図4および図5に、本
例の情報処理端末10によって本発明の実施の1形態で
あるラリーシステムを構成した例を示してある。本例の
ラリー用端末システム40は、GPS測量部19によっ
て現在地情報を取得する位置取得部41と、情報(本例
では中継点データ)を管理する情報管理部42と、情報
管理部42を制御すると共に中継点データを表示可能な
入出力部43を備えている。さらに、本例の端末システ
ム40は、情報端末10のデータ通信部18を用いて中
継点データの格納されたサーバ46にインターネット4
5を介してアクセスできる機能を備えたネットワーク管
理部44を備えている。また、本例のサーバ46は情報
提供システムであり、中継点ファイル47が用意され、
そのファイル47にパスワード情報となる中継点の所在
地を示す情報49と、その中継点に到達したものにのみ
オープンされる特定情報である次の中継点を示すマップ
データ48が格納されている。
【0018】本例のラリーシステム40における処理
は、図5のフローチャートに示すように行われる。ステ
ップ51において情報処理端末10の電源を入れてレデ
ィー状態にした後、ユーザが中継点であると思われる位
置に到達したときにユーザがステップ52において入出
力部43から次の中継点データを要求する。この要求に
より、ステップ53において位置取得部41がGPS測
量部19を用いて現在地情報を取得し、その情報をステ
ップ54でネットワーク管理部44からインターネット
45を介してサーバ46に送信する。
【0019】サーバ46は、送られてきたユーザの現在
地情報をパスワード情報である中継点ファイル47の所
在地の位置情報を照合し、端末システム40の現在地が
パスワードとなっている位置情報と合致したときのみ特
定情報である中継点ファイル47の次の中継点のマップ
データ48をインターネット45を介して端末システム
40に送信する。一方、サーバは端末システム40から
送信された端末システム40の現在地が中継点の所在地
49と一致しない場合は、マップデータ48を送信しな
い。
【0020】端末システム40は、ステップ55におい
てサーバ46から送信されたデータを受信し、ステップ
56において現在地が中継点であるか否かを判別する。
中継点である場合は、サーバ46から次の中継点のマッ
プデータ48が送信されているので、それを入出力部4
3に表示する。このマップデータ48に基づきユーザは
次の中継点にむかい、ラリーが続行される。一方、ユー
ザの現在地が中継点でない場合は、ステップ58におい
てその旨が表示され、レディー状態51に戻る。ユーザ
は、さらに中継点を探して、正確な中継点に到達したと
きに次の中継点の情報を得ることができる。
【0021】このように、本例のラリーシステムにおい
ても、現在地情報が次の中継点の情報を求めるためのパ
スワード情報として使用されており、中継点に到達しな
いと次の中継点への情報が得られないようになってい
る。従って、ユーザ(競技者)は中継点をバイパスする
ことはできず、一方、中継点に到達しさえすれば必ず次
の中継点の情報を得ることができる。従って、公正な条
件で誰でも楽しめるラリーを実現することができる。さ
らに、本例のシステムでは、GPSを用いて中継点であ
るか否かの判別が自動的に行われるため、中継点として
の設備や監視人は不要であり、中継点の設定が自由自在
に行える。さらに、インターネットを用いて次の中継点
の情報を提供できるようにしているので、ルートの設定
の自由度も高く、天候や季節などの条件でルートを変え
ることも簡単に行うことができる。
【0022】また、サーバ46に用意された照合用の中
継点の所在地の情報49として、その中継点に到達する
までに通過した全て、あるいは一部の中継点に関する位
置情報を採用することも可能である。このように、位置
情報として現在の所在地のみならず道順も含めた時間的
な経過とその位置情報をパスワード情報として設定する
ことも可能である。ラリーシステムにおいては、道順を
含めたパスワード情報を用意することにより途中の中継
点をバイパスして偶然に中継点に到達した競技者を排除
することが可能となる。また、過去の位置情報もパスワ
ード情報に含めることにより、パスワードとして照合す
べきデータが増大するので安全性が高くなる。さらに、
本発明のシステムにおいては、パスワードを入力する手
間は不要なのでデータが増加してもユーザの負担になら
ない。
【0023】〔復号化システム〕図6および図7に、本
例の情報処理端末10によって本発明の実施の1形態で
ある復号化システムとして電子メールの処理システム6
0を構成した例を示してある。本例の電子メールシステ
ム40は、GPS測量部19によって現在地情報を取得
する位置取得部61と、情報(本例では電子メール)を
管理する情報管理部62と、情報管理部62を制御する
と共に電子メールを表示可能な入出力部63を備えてい
る。さらに、本例の端末システム60は、データ通信部
18を制御してインターネット経由の電子メールデータ
65を取得するネットワーク管理部66と、位置取得部
61で得られた現在地情報をキー情報として電子メール
データ65を復号化処理する復号化部64を備えてい
る。
【0024】本例の電子メールシステム60における処
理は、図7のフローチャートに示すように行われる。ス
テップ71において情報処理端末10の電源を入れてレ
ディー状態にした後、ユーザが自宅あるいは自分のオフ
ィースにいるときにステップ72において入出力部63
からメール解読要求を入力する。この要求により、ステ
ップ73において位置取得部61がGPS測量部19を
用いて現在地情報を取得する。建屋内であることに起因
して直接GPS測量を行えない場合は、上述したよう
に、外部アンテナと接続したり、あるいは、建屋に入る
直前の位置情報を用いるなどの処理が取りえる。現在地
情報が取得できると、次に、ステップ74におて、現在
地情報をキー情報として復号化処理を行う。ステップ7
5においてメールデータ65を復号できたか否かを判定
し、復号できた場合はステップ76において入出力部6
3に表示する。復号できなかった場合は、ステップ77
において復号エラーを表示しレディー状態に戻る。
【0025】このように、位置情報をキー情報としてデ
ータを暗号化することにより、特定の位置、例えば、ユ
ーザの自宅やオフィースあるいは机に居なければ復号化
できない電子メールを特定の情報、例えば親展として送
信することができる。従って、ネットワーク上の盗聴者
は、暗号化された電子メールにアクセスしてもその内容
にはアクセスできないので秘密を保持でき、安心して電
子メールを送信できる。また、電子メールを紛失してし
まった場合でも安全である。さらに、キー情報となって
いる位置に居れば電子メールを確実に復号化できるので
キー情報を紛失する心配はなく、ユーザが管理する手間
を省き、確実に電子メールの内容を知ることができる。
【0026】これらの例に示したように、本発明におい
ては、ユーザあるいは情報処理端末が物理的に特定に位
置に移動することによって得られる現在地情報をパスワ
ード情報あるいはキー情報として利用している。従っ
て、ユーザは、パスワードあるいはキーを保管しなくと
も、ユーザが通常居ることの多い特定の場所で処理を行
うことによって情報にアクセスできる。また、情報の送
信者も、特定の場所でのみアクセスできる情報を発信す
ることが可能になる。一方、盗聴者は、パスワードある
いはキーとして指定されている場所に行かなくては情報
にアクセスできない。従って、盗聴や盗難、さらに紛失
などに対する秘密保持能力が高く、ユーザによっては管
理が容易な情報管理システムを構築することができる。
また、特定の位置でのみ情報にアクセスできるという機
能を用いてスポーツやゲームにも本発明を応用できるこ
とは上述した通りである。これらのシステムは、ROM
や外部記憶媒体などに記憶可能なソフトウェアとして提
供することが可能であり、図1に示した情報処理端末1
0にアドオンあるいはプラグイン機能として付加するこ
とができる。
【0027】なお、上記の例は本発明の一例であり、こ
れに限定されるものでない。例えば、日記処理システム
として日記データを現在地情報をキー情報として暗号化
および復号化することも可能である。また、電子メール
に位置情報をパスワード情報として付加して送信するこ
とも可能である。さらに、パスワードを照合する代わり
に、サーバに位置情報をキーとして暗号化された情報を
格納しておき、送信されたユーザの現在地情報をキーと
して復号化された情報を送信することも可能である。
【0028】また、現在地情報を取得する手段は、本例
のGPSに限定されることはなく、上述したようにPH
Sの基地局の所在地から現在地情報を取得することも可
能であり、さらに、道路やオフィース内に位置情報を提
供する送信設備を設けておくことも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の情報処
理装置、情報管理方法および記憶媒体においては、位置
情報をアクセスのためのパスワード情報あるいは復号化
のためのキー情報として採用している。従って、特定の
位置においてのみ、その情報へのアクセスが許可させる
ようになっている。このため、情報に対する盗聴や改ざ
んに対抗できる能力を向上できる。一方、ユーザに対し
ては通常の場所に行けば情報にアクセスできるので、特
定情報を保護するための負荷は少ない。従って、本発明
により、ユーザの管理のための負荷が少なく簡単にアク
セスでき、その一方で盗聴者や盗難などに対し情報を安
全に保護できる情報処理装置、情報管理方法および記録
媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置情報を用いて情報を管理できる情
報処理端末の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例である日記処理システムの構成
を示すブロック図である。
【図3】図2に示す日記処理システムにおける処理を示
すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例であるラリーシステムの構成を
示すブロック図である。
【図5】図4に示すラリーシステムにおける処理を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の実施例である電子メールシステムの構
成を示すブロック図である。
【図7】図6に示す電子メールシステムにおける処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2・・GPSアンテナ 10・・情報処理端末 11・・CPU 12・・メモリ 13・・表示装置 14・・入力装置 15・・外部記憶装置 16・・内部バス 18・・データ通信装置(インターネットへのアクセス
部) 19・・GPS測量部 20・・日記処理システム 21、41、61・・位置取得部 22、42、62・・情報管理部 23、42、63・・入出力部 24・・日記データ 25・・日記ファイル 26・・自宅情報 44、66・・ネットワーク管理部 45・・インターネット 46・・インターネットに接続されたサーバ 47・・中継点ファイル 48・・次の中継点のマップデータ 49・・中継点の所在地の情報 64・・復号化部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己の現在地情報を取得可能な位置取得
    手段と、 前記現在地情報をパスワード情報として情報を管理する
    管理手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 自己の現在地情報を取得可能な位置取得
    手段と、 前記現在地情報をキー情報として情報を復号する復号化
    手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記位置取
    得手段は、複数の衛星より受信したデータに基づき前記
    自己の現在地情報を取得可能な手段であることを特徴と
    する情報処理装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータネットワークに接続された
    情報提供システムであって、 位置情報をパスワードとした特定情報と、 前記コンピュータネットワークを介してユーザの位置情
    報と前記特定情報の提供要求を受信する手段と、 前記ユーザの位置情報が前記特定情報の前記パスワード
    の位置情報と合致したときのみ前記特定情報を送信する
    手段とを有することを特徴とする情報提供システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータネットワークに接続された
    情報提供システムであって、 位置情報を復号化のキーとした特定情報と、 前記コンピュータネットワークを介してユーザの位置情
    報と前記特定情報の提供要求を受信する手段と、 前記ユーザの位置情報をキーとして復号化した前記特定
    情報を送信する手段とを有することを特徴とする情報提
    供システム。
  6. 【請求項6】 自己の現在地情報を取得する工程と、 前記現在地情報を予め登録された位置情報と照合してア
    クセスを許可する工程とを有することを特徴とする情報
    管理方法。
  7. 【請求項7】 自己の現在地情報を取得する工程と、 前記現在地情報をキーとして情報を復号化処理する工程
    とを有することを特徴とする情報管理方法。
  8. 【請求項8】 位置情報をパスワード情報として有する
    ことを特徴とする記録媒体。
JP13558896A 1996-05-29 1996-05-29 情報処理装置、情報提供システム、情報管理方法および記録媒体 Expired - Lifetime JP3634506B2 (ja)

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