JPH09319941A - 自動販売機の異常検知装置 - Google Patents

自動販売機の異常検知装置

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JPH09319941A
JPH09319941A JP8132178A JP13217896A JPH09319941A JP H09319941 A JPH09319941 A JP H09319941A JP 8132178 A JP8132178 A JP 8132178A JP 13217896 A JP13217896 A JP 13217896A JP H09319941 A JPH09319941 A JP H09319941A
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Tomoya Azumi
知也 安住
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な種類のモータや販売機構に対して、異
常電流検知の基準値を手間をかけずに設定できるように
する。 【解決手段】 商品販売機構を作動させるコラムモータ
2の電流を検出するモータ電流検出器3と、正常時のモ
ータ電流をモータ電流検出器3から取り込んで記憶する
正常電流記憶部11と、商品販売時のモータ電流を随時
モータ電流検出器3から取り込んで記憶する動作電流記
憶部12とを具える。そして、正常電流記憶部11に記
憶されている電流値に対する動作電流記憶部12に記憶
されている電流値の比が所定値以上になり、その状態が
所定時間継続したとき、コラムモータを停止させると共
に、警報ランプ6を点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品搬出機構にモ
ータを具えた自動販売機の異常検知装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】紙パック飲料を販売する自動販売機とし
て、並列する1対の商品収納コラムより同一商品を交互
に排出するようにした自動販売機がある。図3は、自動
販売機の商品搬出機構図であって、図3(イ)は、それ
を側方から見た図であり、図3(ロ)は、下方から見た
図である。図3において、20はカム板、21,22は
フラッパ、23,24は該フラッパ21,22の支軸、
25は駆動軸、26はストッパ、C1〜Cnは紙パック
飲料等の商品である。
【0003】フラッパ21,22は、支軸23,24を
中心に上下に回動して開閉自在になっており、それらの
開閉動作は、カム板20によって行われる。カム板20
は、駆動軸25、及びその上端に設けられたコラムモー
タ(図示せず)により回動される。図3は、カム板20
が回転して、一方のフラッパ22を下から支えて閉じた
状態に保持し、他方のフラッパ21は支えがなくなって
下方に開いた状態を示している。そのようにフラッパ2
1が開いているため、右側商品収納コラムの最下部の商
品C1が落下して、その下方にある図示しない商品搬出
コンベアにより、商品取出口まで搬出される。しかし、
その上にある商品C3 は、ストッパ26により商品収納
コラムの壁面に押しつけられながら保持されていて落下
しない。また、左側商品収納コラムに格納された商品C
2〜Cmは、閉じているフラッパ22により支えられて
商品収納コラム内に保持される。
【0004】この状態で、次の商品販売の指令が出され
ると、コラムモータが運転を開始して、駆動軸25,カ
ム板20が半回転するように回動し始める。そして、カ
ム板20が左側のフラッパ22から外れた位置まで回動
するとフラッパ22が自重により下方に開いて商品C2
が落下する。その際、ストッパ26も回転して商品C2
の上にある商品を保持する。一方、右側商品収納コラム
では、ストッパ26がはずれるが、回転してきたカム板
20によりフラッパ21が水平位置まで持ち上げられて
商品はそのまま保持される。
【0005】このような動作を繰り返して左右の商品収
納コラムの商品が交互に搬出されるが、そのような動作
を行っている途中、下方に開いたフラッパ21または2
2が上に持ち上げられる際に、下に落下した商品にひっ
かかってロックされることがある。そのようになると、
カム板20が動かなくなるため、駆動軸25を駆動する
コラムモータが過負荷状態になって過電流が流れ、過熱
する。また、コラムモータは高トルクで駆動されるた
め、カム板20やフラッパ21または22等の機構部を
変形させてしまう可能性もある。
【0006】そこで、従来は、コラムモータの電流を常
時検出して、その電流が基準値を超えたらモータを停止
させると共に、警報ランプにより異常の発生を知らせる
ようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
の運転電流は、モータの種類や販売機構の違いにより異
なるため、前記した従来の技術では、異常電流であるか
否かを判別するための基準値は、モータの種類や販売機
構の違いに応じて、いちいち設定する必要があって手間
がかかるという問題点があった。また、同じ機種であっ
ても個々の自動販売機毎にモータ電流に多少ばらつきが
発生するが、前記従来技術では、そのようなばらつきに
対応できないという問題点もあった。
【0008】本発明は、そのような問題点を解決し、様
々な種類のモータや販売機構に対して、異常電流検知の
基準値を手間をかけずに設定できるようにすると共に、
個々の自動販売機毎に最適な基準値を設定することを課
題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の自動販売機の異常検知装置では、商品販売
機構を作動させるモータの電流を検出する電流検出手段
と、正常時のモータ電流を前記電流検出器から取り込ん
で記憶する正常電流記憶手段と、商品販売時のモータ電
流を随時前記電流検出器から取り込んで記憶する動作電
流記憶手段とを具え、前記正常電流記憶手段に記憶され
ている電流値に対する前記動作電流記憶手段に記憶され
ている電流値の比が所定値以上になったことに基づいて
異常を検知するようにした。
【0010】また、正常電流記憶手段に記憶されている
電流値に対する前記動作電流記憶手段に記憶されている
電流値の比が、第1の所定値以上になったとき第1の異
常信号を出力し、前記第1の所定値より大きい第2の所
定値以上になったとき第2の異常信号を出力することと
した。さらに、前記正常電流記憶手段に記憶されている
電流値に対する前記動作電流記憶手段に記憶されている
電流値の比が所定値以上になった状態が所定時間以上継
続したことを条件にして異常を検知するようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、制御装置のブロッ
ク図である。制御装置1は、CPU(中央演算処理装
置)を有しており、それによりカム板20(図3)を作
動させるためのコラムモータ2や、商品搬出コンベア等
よりなる商品搬送機構(図示せず)を駆動するための搬
送モータ4等の制御を行う。キャリアスイッチ5は、駆
動軸25(図3)の上部に取り付けられたカム(図示せ
ず)に対向して設けられ、駆動軸25の90度毎の回転
位置を検知する。
【0012】モータ電流検出器3は、コラムモータ2の
電源回路に設けられて、モータ電流を検出するものであ
る。正常電流記憶部11は、正常時のモータ電流をモー
タ電流検出器3から取り込んで記憶する。動作電流記憶
部12は、販売時のモータ電流を随時モータ電流検出器
3から取り込んで記憶する。動作時間計数部13は、正
常電流記憶部11に記憶されている電流値に対して、動
作電流記憶部12に記憶されている電流値の比が所定値
以上になった時に計時を開始する。そして、その計時時
間が所定値に達したら、制御装置1は警報ランプ6によ
り異常発生を知らせる。その時、自動販売機の管理者
は、所定のキー(図示せず)を押すことにより、表示器
(同)に故障コードを表示させることにより、異常の内
容を知ることができる。なお、動作時間計数部13によ
り、前記電流値の比が所定値以上になってから所定時間
を計数した後に、異常発生を知らせるようにしているの
は、モータ起動時や、商品が一瞬だけロック状態になっ
たようなときに流れる過大電流による誤動作を防止する
ためである。
【0013】次に、この異常検知装置の動作を説明す
る。図2は、異常検知処理のフローチャートである。 ステップ1…販売があるか否かを判別する。 ステップ2…あったら、それが正常電流を検出するため
のテスト販売であるか否かを判別する。
【0014】ステップ3…テスト販売であったら、モー
タ電流検出器3により、そのときコラムモータ2に流れ
ている電流値を検出する。 ステップ4…検出した電流値IN を、正常時の基準電流
値として正常電流記憶部11に記憶させる。
【0015】ステップ5…ステップ2でテスト販売では
なかったら、モータ電流検出器3により、そのときコラ
ムモータ2に流れている電流値を検出する。 ステップ6…検出した電流値IC を、動作電流記憶部1
2に記憶させる。 ステップ7…電流値IN に対する電流値IC の比を演算
して求める。 ステップ8…電流値IN に対する電流値IC の比が、1
より大きい所定値Kより大きいか否かを判別する。
【0016】ステップ9…所定値Kより大きかったら、
動作時間計数部13によりコラムモータ2の動作時間を
計数する。 ステップ10…動作時間計数部13で計数した動作時間
が所定時間以上になったか否かを判別する。 ステップ11…所定時間以上になったら、装置に異常が
発生したものと判断して、コラムモータ2を停止させる
と共に、警報ランプ6を点灯させて故障が発生したこと
を知らせる。
【0017】なお、上記実施形態では、電流値IN に対
する電流値IC の比が所定値Kより大きくなって、それ
が一定時間継続したら直ちに異常発生の表示を行うよう
にしたが、異常発生判定用の所定値Kより小さい所定値
をもう一つ設け、一定時間その所定値を超えた場合に、
異常発生の予告表示を行うようにしてもよい。そのよう
にすれば、コラムモータ2が完全にロックされる前に、
それを予知することが可能になる。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の自動販売機の
異常検知装置によれば、正常時に実測した電流値を基準
にして異常を検知するようにしたので、機種が異なっ
て、モータや販売機構が変わっても、また、同じ機種の
内、個々の自動販売機にモータ電流のばらつきがあって
も、自動販売機が自動的に基準値を設定することができ
る。
【0019】また、第1の所定値とそれより大きい第2
の所定値を設け、第2の所定値により異常検知信号を出
す前に、第1の所定値により異常予告信号を出力するよ
うにすれば、モータが完全にロックされる前に、それを
予知することが可能になる。さらに、過大電流が所定時
間以上継続したことを条件にして異常を検知するように
すれば、モータ起動時や、商品が一瞬だけロック状態に
なったようなときに流れる過大電流による誤検知を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 制御装置のブロック図
【図2】 異常検知処理のフローチャート
【図3】 自動販売機の商品搬出機構図
【符号の説明】
1 制御装置 2 コラムモータ 3 モータ電流検出器 4 搬送モータ 5 キャリアスイッチ 11 正常電流記憶部 12 動作電流記憶部 13 動作時間計数部 20 カム板 21,22 フラッパ 23,24 支軸 25 駆動軸 26 ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品販売機構を作動させるモータの電流
    を検出する電流検出手段と、正常時のモータ電流を前記
    電流検出器から取り込んで記憶する正常電流記憶手段
    と、商品販売時のモータ電流を随時前記電流検出器から
    取り込んで記憶する動作電流記憶手段とを具え、前記正
    常電流記憶手段に記憶されている電流値に対する前記動
    作電流記憶手段に記憶されている電流値の比が所定値以
    上になったことに基づいて異常を検知することを特徴と
    する自動販売機の異常検知装置。
  2. 【請求項2】 正常電流記憶手段に記憶されている電流
    値に対する前記動作電流記憶手段に記憶されている電流
    値の比が、第1の所定値以上になったとき第1の異常信
    号を出力し、前記第1の所定値より大きい第2の所定値
    以上になったとき第2の異常信号を出力することを特徴
    とする請求項1の自動販売機の異常検知装置。
  3. 【請求項3】 前記正常電流記憶手段に記憶されている
    電流値に対する前記動作電流記憶手段に記憶されている
    電流値の比が所定値以上になった状態が所定時間以上継
    続したことを条件にして異常を検知することを特徴とす
    る請求項1または2記載の自動販売機の異常検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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