JPH09320311A - 屋内照明方法及び照明器具 - Google Patents

屋内照明方法及び照明器具

Info

Publication number
JPH09320311A
JPH09320311A JP8199915A JP19991596A JPH09320311A JP H09320311 A JPH09320311 A JP H09320311A JP 8199915 A JP8199915 A JP 8199915A JP 19991596 A JP19991596 A JP 19991596A JP H09320311 A JPH09320311 A JP H09320311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
brightness
logl
room
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8199915A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mukai
健二 向
Yukio Akashi
行生 明石
Yoshinori Tanabe
吉徳 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8199915A priority Critical patent/JPH09320311A/ja
Publication of JPH09320311A publication Critical patent/JPH09320311A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部屋の床面積に応じて、室内の明るさ感を適
切に増加させることができる個数だけ、発光部を設ける
ことによって、室内の明るさ感を適切に増加させること
を目的とする。 【解決手段】 輝度をL[cd/m2]と、見かけの大
きさを立体角ω[sr]との関係が、3.3≦logL
≦−0.3logω+2.63または、logL≦−
0.3logω+2.63かつ、3.64≦logL≦
3.90の条件を満たす発光部3において、居室の床面
積をS[m2]、居室内の任意の位置から見える発光部
3の数をN[個]としたとき、5logS≦Nの条件を
満たすようにすることにより、室内の明るさ感を最も増
加させ、視覚的多光感を感じる人の数を全体の20%以
下になるようにした照明方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、まぶしさ(グレ
ア)を与えることなく輝きをもたせ、室内を明るく感じ
させる、事務所など屋内における照明方法及び照明器具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスにおける照明器具の代表
的なものとして下面開放型、OA用の照明器具があっ
た。下面開放型の照明器具は、蛍光ランプが直接天井面
に見える構造になっており、室内の居住者にとっては、
光源である蛍光ランプが直接視野の中に入ればまぶしく
感じ、VDT画面に映り込めば、画面の文字等の情報が
見えにくくなり、作業性が低下するとともに、不快感を
与えるものであった。
【0003】OA用の照明器具は、下面開放型の照明器
具の上記不都合な点を解消するためになされたものであ
り、照明器具の下面の開口部に表面が鏡面性の反射特性
を持つルーバを取り付けることによって、横方向へ放射
する光の量を減らすことによって室内の居住者の視野に
直接蛍光ランプが入らないようにし、また、VDT画面
に映り込んでもその輝度が非常に低いため画面の表示が
見えにくくなったり、不快感を与えたりしないようにし
たものである。しかし、OA用の照明器具によって照明
された室内は、作業面において所定の照度が確保されて
いるにもかかわらず、照明器具の発光面の輝度が低いた
めに、非常に暗い感じがするという問題があった。
【0004】そこで、発明者らは、照明器具のある特定
の面積を特定の輝度で発光させ、居住者にまぶしさを感
じさせることなく、室内の雰囲気を明るく感じさせる照
明器具をすでに発明している(特願平6−190463
号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記発光部を
室内に1つだけ設置しただけでは、室内の任意の位置で
のあかるさ感増加効果は小さく、前記発光部の数がある
一定の限度を超えて多いと、視作業を行なう上で邪魔に
なることが容易に類推された。すなわち、前記発光部を
室内に設置するにあたり、その個数に適正な値があるこ
とが類推された。
【0006】本発明は、かかる問題に鑑み、発光部を適
切に明るさ感を増加させる数だけ室内に配置する照明方
法、また、前記照明方法を実現する照明器具を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し、室内
全体の明るさ感を適切に増加させるために、本発明は、
発光部の面積と輝度の適切な関係、居室の床面積と室内
に設ける発光部の数の適切な関係を実現する構成とす
る。
【0008】すなわち、本発明は、輝度をL[cd/m
2]、見かけの大きさを立体角ω[sr(ステラジア
ン)]としたときに、前記輝度Lと前記立体角ωとの関
係が、3.3≦logL≦−0.3logω+2.63
または、logL≦−0.3logω+2.63かつ、
3.64≦logL≦3.90の条件を満たす発光部に
おいて、居室の床面積をS[m2]、前記居室内の任意
の位置から見える前記発光部の数をN[個]としたと
き、前記床面積S[m2]と前記発光部の数N[個]の
関係が、5logS≦Nの条件を満たすことを特徴とす
る照明方法である。
【0009】また、本発明は、輝度をL[cd/
2]、見かけの大きさを立体角ω[sr(ステラジア
ン)]としたときに、前記輝度Lと前記立体角ωとの関
係が、3.3≦logL≦−0.3logω+2.63
または、logL≦−0.3logω+2.63かつ、
3.64≦logL≦3.90の条件を満たす発光部に
おいて、居室の床面積をS[m2]、前記居室内の任意
の位置から見える前記発光部の数をN[個]としたと
き、前記床面積S[m2]と前記発光部の数N[個]の
関係が、5logS≦N≦21logSの条件を満たす
ことを特徴とする照明方法である。
【0010】また、本発明は、輝度をL[cd/
2]、見かけの大きさを立体角ω[sr(ステラジア
ン)]としたときに、前記輝度Lと前記立体角ωとの関
係が、3.3≦logL≦−0.3logω+2.63
または、logL≦−0.3logω+2.63かつ、
3.64≦logL≦3.90の条件を満たす発光部に
おいて、居室内のどの位置からも居住者の位置を中心に
半径8.5m以内の天井面にのみ前記発光部が見え、居
室の床面積をS[m2]、居室内の任意の位置から見え
る前記発光部の数をN[個]としたとき、前記床面積S
[m2]と前記発光部の数N[個]の関係が、5log
S≦N≦21logSの条件を満たすことを特徴とする
照明方法である。
【0011】また、本発明は、輝度をL[cd/
2]、見かけの大きさを立体角ω[sr(ステラジア
ン)]としたときに、前記輝度Lと前記立体角ωとの関
係が、3.3≦logL≦−0.3logω+2.63
または、logL≦−0.3logω+2.63かつ、
3.64≦logL≦3.90の条件を満たす発光部に
おいて、居室内のどの位置からも、居住者の位置を中心
に半径12.5m以内の天井面にのみ前記発光部が見
え、前記居室の床面積をS[m2]、前記居室内の任意
の位置から見える前記発光部の数をN[個]としたと
き、前記床面積S[m2]と前記発光部の数N[個]の
関係が、 5logS≦N≦15logS (S≦100)
または、 10≦N≦30 (S>100) の条件を満たすことを特徴とする屋内照明方法である。
【0012】また、本発明は、輝度をL[cd/
2]、見かけの大きさを立体角ω[sr(ステラジア
ン)]としたときに、前記輝度Lと前記立体角ωとの関
係が、3.3≦logL≦−0.3logω+2.63
または、logL≦−0.3logω+2.63かつ、
3.64≦logL≦3.90の条件を満たす発光部を
有する照明器具において、前記発光部の鉛直方向を基準
として、60度以上85度以下の範囲から見えることを
特徴とする照明器具である。
【0013】また、本発明は、光を放射する光源と、そ
の光源の光を反射する板部材で形成された格子状のルー
バ部材とを備え、前記ルーバ部材の少なくとも1つの格
子の板部材が、前記光源からの光を反射することにより
発光部を形成し、前記発光部の輝度をL[cd/
2]、見かけの大きさを立体角ω[sr(ステラジア
ン)]としたときに、前記輝度Lと前記立体角ωとの関
係が、3.3≦logL≦−0.3logω+2.63
または、logL≦−0.3logω+2.63かつ、
3.64≦logL≦3.90の条件を満たす照明器具
において、前記ルーバの下面における、前記格子の一辺
の長さをl[m]としたとき、前記発光部が、前記ルー
バの下面より、ltan5゜[m]上方にあることを特
徴とする屋内照明用照明器具である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。発明者らは、室内に
適切な輝度と大きさを備えた発光部を有し、室内の明る
さ感を増加させることができる照明器具を発明した(特
願平6−190463号)。しかし、前記発光部を室内
にいくつ設ければ、明るさ感を適切に増加させることが
できるか、という点に関しては不明であった。このた
め、発明者らは、室内の明るさ感を適切に増加させるこ
とができる発光部の数を明らかにすることを目的とし
て、部屋の大きさ、発光部の数を種々変化させた条件下
で室内の明るさ感に関する評価実験を行なった。
【0015】[実験概要]実験装置は、図6に示すよう
に、それぞれ縮尺1/12のオフィス模型が内蔵された
2つのボックス(テストボックス、リファレンスボック
ス)で構成されている。両ボックスの部屋の床面積は壁
面の位置を変化させることによって任意に設定すること
ができる。両ボックスの中にはそれぞれ机と椅子が配置
されており、天井面には室内全体を均一に照明する照明
器具が設置されている。前記照明器具の輝度は天井面の
輝度とほぼ等しい10cd/m2である。
【0016】テストボックスのみに天井面に発光部を設
置し、その数が任意に変えられる構造となっている。前
記発光部は、大きさが4mm角で輝度が7000cd/
2である。
【0017】実験では、被験者を1人ずつ所定の位置に
着席させ、部屋の床面積と発光部の数を種々変化させた
実験条件をテストボックスに提示した。被験者を各提示
条件に十分順応させた後、リファレンスボックスの照度
を徐々に変化させて、テストボックスとリファレンスボ
ックスの両者の室内の明るさ感が同じになるポイントを
被験者に申告させた。申告のあった時点でテストボック
スの照度(Et)リファレンスボックスの照度(Er)
を測定した。測定の後、テストボックスの発光部が視覚
的に光を多く感じさせる(以下多光感という)かどう
か、即ち数が多すぎて邪魔になるかどうか答えさせた。
【0018】[実験結果]全被験者が申告したデータの
解析に当たり、ErをEtで除した値(Er/Et)を
等明るさ感照度比として求めた。つまり、この等明るさ
感照度比(Er/Et)は、視野内に発光部があるテス
トボックスと発光部がないリファレンスボックスとが同
じ明るさ感になるときの両ボックスの照度の比を表わし
たものである。等明るさ感照度比(Er/Et)が1以
下であると、発光部により室内の明るさ感を増加させる
効果はなく、1より大きいと発光部により室内の明るさ
感を増加させる効果があり、その値が大きくなるほど効
果が大きいことを意味する。
【0019】一例として、図7に両方の部屋の大きさが
106.7cm×53.3cm(模型の縮尺が1/12
のため実際の部屋では12.8m×6.4m)で、発光
部の数が種々異なる条件下での等明るさ感照度比(Er
/Et)を示す。図7より、次のことが明かである。
【0020】(1)等明るさ感照度比は、およそ、1か
ら1.25の範囲であること (2)発光部の数を10個以上にすると等明るさ感照度
比は1.2以上となること (3)等明るさ感照度比は、発光部の数が20以上とな
ると1.25から変化しないこと。
【0021】以上と同様の手続きで、部屋の床面積が種
々異なる条件下のデータを解析し、室内の明るさ感が等
明るさ感照度比で1.20以上高くなる範囲を求めた。
【0022】その範囲を特定する境界線を回帰分析によ
り求め、図8の曲線(1)以上の、式(1−1)の範囲
を求めることができた。
【0023】 5logS≦N (1−1) ここで、Sは部屋の床面積[m2]、Nは発光部の個数
[個]である。
【0024】次に、図9に両方の部屋の大きさが10
6.7cm×53.3cm(模型の縮尺が1/12のた
め、実際の部屋では12.8m×6.4m)で、発光部
の数が種々異なる条件下での、発光部の視覚的多光感に
ついて、数が多すぎて邪魔になると答えた被験者の割合
の累積頻度分布を示す。
【0025】図9より、次のことが明らかである。 (1)視覚的多光感を感じる人は、発光部の数が0個か
ら80個の間で、ほぼ正規分布に近い分布をしているこ
と (2)発光部の個数が40個の時、50%の人が視覚的
多光感を感じること (3)発光部の個数が35個の時、20%の人が視覚的
多光感を感じること 以上の結果から、部屋の大きさが12.8m×6.4m
の場合、発光部の個数を10個以上40個以下にすれ
ば、室内の明るさ感を最も増加させることができ、視覚
的多光感を感じる人も全体の半数以下に抑えることがで
き、発光部の個数を10個以上35個以下にすれば、室
内の明るさ感を最も増加させることができ、視覚的多光
感を感じる人も全体の半数以下に抑えることができる、
すなわち、最も適切に室内の明るさ感を増加させること
ができることが明らかになった。
【0026】以上と同様の手続きで、部屋の床面積が異
なる条件下のデータを解析し、室内の明るさ感が等明る
さ感照度比で1.20以上高くなり、視覚的多光感を感
じる人が全体の半数以下である範囲を求めた。その範囲
を特定する境界線を回帰分析により求め、図10の曲線
(1)と曲線(2)とで挟まれる、式(1−2)の範囲
を求めることができた。
【0027】 5logS≦N≦21logS (1−2) ここで、Sは部屋の床面積[m2]、Nは発光部の個数
[個]である。
【0028】また、室内の明るさ感が等明るさ感照度比
で1.20以上高くなり、視覚的多光感を感じる人が全
体の20%以下である範囲を求めた。その範囲を特定す
る境界線を回帰分析により求め、図11の曲線(1)と
曲線(3)とで挟まれる、式(1−3)の範囲を求める
ことができた。
【0029】 5logS≦N≦15logS (1−3) 以上の結果は、室内の天井面に均等に発光部を配置した
場合の結果を解析したものである。
【0030】次に、発光部を室内の天井面の一部に集中
して配置した場合の結果を示す。図12に部屋の大きさ
が160cm×106.7cm(模型の縮尺が1/12
のため、実際の部屋では19.2m×12.8m)で、
発光部の数が20個、発光部の分布の範囲を種々変化さ
せた条件下での等明るさ感照度比(Er/Et)を示
す。図12より、次のことが明らかである。
【0031】(1)等明るさ感照度比は、およそ、1.
1から1.25の範囲であること (2)全ての発光部が被験者から2.6m以内の範囲に
分布すれば、等明るさ感照度比は1.2を下回ること (3)発光部が被験者から12.5mを越えた範囲まで
分布すれば、等明るさ感照度比は1.2を下回ること 以上と同様の手続きで、部屋の床面積が異なる条件下の
データを解析し、発光部を被験者から2.6mを超え、
12.5m以内の範囲で分布させた場合に、室内の明る
さ感が等明るさ感照度比で1.20以上高くなり、視覚
的多光感を感じる人が全体の20%以下である範囲を求
めた。その範囲を特定する境界線を回帰分析により求
め、図13の曲線(1)、曲線(3)、直線(4)、直
線(5)で囲まれる(1−4)の式の範囲を求めること
ができた。
【0032】 5logS≦N≦15logS (S≦100) 10≦N≦30 (S>100) (1−4) ここで、Sは部屋の床面積[m2]、Nは発光部の個数
[個]である。
【0033】[結論]以上の実験により、つぎのことが
結論付けられた。
【0034】(1)部屋の大きさS[m2]と発光部の
個数N[個]関係が、5logS≦Nであれば、発光部
がない室内に比べて、心理的な明るさ感が等明るさ感照
度比で約1.2倍以上高くなることが明らかになった。
【0035】(2)部屋の大きさS[m2]と発光部の
個数N[個]関係が 5logS≦N≦21logS であれば、発光部がない室内に比べて、心理的な明るさ
感が等明るさ感照度比で約1.2倍以上高くなり、視覚
的多光感を感じる人が全体の半分以下であることが明ら
かになった。
【0036】(3)部屋の大きさS[m2]と発光部の
個数N[個]関係が 5logS≦N≦15logS であれば、発光部がない室内に比べて、心理的な明るさ
感が等明るさ感照度比で約1.2倍以上高くなり、視覚
的多光感を感じる人が全体の20%以下であることが明
らかになった。
【0037】(4)居住者からみて、2.6m以上、1
2.5m以下の範囲に発光部を配置すると、発光部がな
い室内に比べて、心理的な明るさ感が等明るさ感照度比
で約1.2倍以上高くなること (5)居住者からみて、12.5m以内の天井面に発光
部を集中して配置する場合、部屋の大きさS[m2]と
発光部の個数N[個]関係が 5logS≦N≦15logS (S≦100) 10≦N≦42 (S>100) であれば、発光部がない室内に比べて、心理的な明るさ
感が等明るさ感照度比で約1.2倍以上高くなり、視覚
的多光感を感じる人が全体の20%以下であることが明
らかになった。
【0038】(実施の形態1)図1は本発明を実現する
照明方法を採用した室内の天井面の様子の一例を示す平
面図である。
【0039】図1において1は照明器具、2は天井面、
3は発光部である。照明器具1は発光部3を2個ずつ備
えた照明器具である。照明器具1の形態、機能について
は、すでに発明されたもの(特願平6−190463
号)でよい。天井面2は12.8m×6.4mの長方形
であり、その面積は81.92m2である。発光部3は
その輝度をL[cd/m2]、見かけの大きさを立体角
ω[sr(ステラジアン)]としたときに、前記輝度L
と前記立体角ωとの関係が、3.3≦logL≦−0.
3logω+2.63または、logL≦−0.3lo
gω+2.63かつ、3.64≦logL≦3.90の
条件を満たすものである。天井面2には照明器具1が3
0台設置されている。したがって発光部3は、天井面に
60個設置されていることになる。
【0040】このとき、居室の床面積をS[m2]、居
室内の任意の位置から見える前記発光部の数をN[個]
としたとき、前記床面積S[m2]と前記発光部の数N
[個]の関係が、5logS≦Nの条件を満たすため、
室内の明るさ感は発光部がない場合と比べて、等明るさ
感照度比で1.2以上高い。
【0041】(実施の形態2)図2は本発明を実現する
照明方法を採用した室内の天井面の様子の一例を示す平
面図である。図2において、1から3は図1に示したも
のと同様の大きさ、機能を有するものである。天井面2
には、照明器具1が20台設置されている。したがっ
て、発光部3は、天井面に40個設置されていることに
なる。
【0042】このとき、居室の床面積をS[m2]、居
室内の任意の位置から見える、前記発光部の数をN
[個]としたとき、前記床面積S[m2]と前記発光部
の数N[個]の関係が、5logS≦N≦21logS
の条件を満たすため、室内の明るさ感は発光部がない場
合と比べて、等明るさ感照度比で1.2以上高く、視覚
的多光感を感じる人は全体の半数以下となる。
【0043】(実施の形態3)図3は本発明を実現する
照明方法を採用した室内の天井面の様子の一例を示す平
面図である。図3において、1から3は図1に示したも
のと同様の大きさ、機能を有するものである。天井面2
には、照明器具1が12台設置されている。したがっ
て、発光部3は、天井面に24個設置されていることに
なる。
【0044】このとき、居室の床面積をS[m2]、居
室内の任意の位置から見える、前記発光部の数をN
[個]としたとき、前記床面積S[m2]と前記発光部
の数N[個]の関係が、5logS≦N≦15logS
の条件を満たすため、室内の明るさ感は発光部がない場
合と比べて、等明るさ感照度比で1.2以上高く、視覚
的多光感を感じる人は全体の20%以下となる。
【0045】(実施の形態4)図4は本発明を実現する
照明方法を採用した室内の天井面の様子の一例を示す平
面図である。図4において、4は鉛直方向を基準とし
て、60度から85度の方向からのみ見ることができる
発光部6を2個有する照明器具である。5は19.2m
×12.8mの長方形の天井面であり、面積は245.
76m2である。天井面5には、照明器具1が40台設
置されている。従って、発光部6は天井面に80個設置
されていることになる。
【0046】このとき、居室の床面積をS[m2]、前
記発光部の数をN[個]としたとき、前記床面積S[m
2]と前記発光部の数N[個]の関係は、 5logS≦N≦15logS (S≦100) 10≦N≦30 (S>100) の条件を満たさないが、居住者の眼の高さと天井の高さ
を考慮し、居住者から見える発光部の数をN[個]とし
たとき、前記床面積S[m2]と前記発光部の数N
[個]の関係は、 5logS≦N≦15logS (S≦100) 10≦N≦30 (S>100) を満たすため、室内の明るさ感は発光部がない場合と比
べて、等明るさ感照度比で1.2以上高く、視覚的多光
感を感じる人は全体の20%以下となる。
【0047】なお、照明器具1台あたりの発光部の数を
1個とした場合、照明器具の数を倍にし、部屋全体とし
て発光部の数を所定の範囲にはいるようにすれば、同様
の効果が得られる。また、照明器具1台あたりの発光部
の数を2個よりも多くした場合、第1の照明器具の台数
を減らし、部屋全体として発光部の数を所定の範囲には
いるようにすれば、同様の効果が得られる。
【0048】(実施の形態5)図5(a)、(b)は、
本発明を実現する一実施例を示す照明器具の斜視図と略
断面図である。図5において、7は光源で、18Wのコ
ンパクト形蛍光ランプを用いている。8は照明器具本体
であり、断面が正方形の形状をしており、その一辺の内
法は18[cm]である。
【0049】照明器具本体8の内部に反射板9が取り付
けられている。ルーバ10は外法18[cm]角の正方
形を互いに直行する4面で一辺が6[cm]の9つの小
さな正方形に仕切られた形状をしている。
【0050】9つの正方形のうち、中央の正方形が発光
部としての輝き反射鏡11を有しており、その内面には
白色艶消し塗装などの拡散反射処理が施されている。
【0051】輝き反射鏡11は、ルーバ10の下面より
も5.2[mm]上方に設置されており、照明器具本体
8の直下を0[度]とする鉛直角が85[度]以上の位
置からは見えない構造になっている。
【0052】また、輝き反射鏡の輝度と大きさは、輝度
をL[cd/m2]、大きさをω[sr(ステラジア
ン)]とした場合、既に発明された(特願平6−190
463号)式、3.3≦logL≦−0.3logω+
2.63または、logL≦−0.3logω+2.6
3かつ、3.64≦logL≦3.90を満たす関係と
なっている。
【0053】これにより、居住者は鉛直角が85[度]
以内の発光部、即ち、半径12.5[m]以内の発光部
のみを見ることになり、室内の心理的な明るさ感を等明
るさ感照度比で1.2倍以上高めることができる。
【0054】尚、照明器具の格子状のルーバの一辺が6
[cm]でない場合でも、一辺の長さをl[cm]とし
た場合、輝き反射鏡をルーバの下面よりもltan5゜
[cm]上方に設置すれば、同様の効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明は、適切な輝度、大
きさの発光部を部屋の床面積に応じて適切な個数だけ、
天井面に設置することによって、室内全体の明るさ感を
増加させるのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における天井面の平面図
【図2】本発明の実施の形態2における天井面の平面図
【図3】本発明の実施の形態3における天井面の平面図
【図4】本発明の実施の形態4における天井面の平面図
【図5】(a)本発明の実施の形態5における照明器具
の斜視図 (b)本発明の実施の形態5における照明器具の略断面
【図6】実験装置を表わす図
【図7】発光部の個数と等明るさ感照度比の関係を示す
【図8】明るさ感の増加効果が高い範囲(等明るさ感照
度比が1.2以上の範囲)を表わす図
【図9】発光部の個数と視覚的多光感を感じる人の数の
関係を示す図
【図10】明るさ感を適切に増加させる範囲(等明るさ
感照度比が1.2以上で、視覚的多光感を感じる人が全
体の半数以下である範囲)を表わす図
【図11】明るさ感を適切に増加させる範囲(等明るさ
感照度比が1.2以上で、視覚的多光感を感じる人が全
体の20%以下である範囲)を表わす図
【図12】発光部の個数と等明るさ感照度比の関係を示
す図
【図13】明るさ感を適切に増加させる範囲(等明るさ
感照度比が1.2以上で、視覚的多光感を感じる人が全
体の半数以下である範囲)を表わす図
【符号の説明】
1 照明器具(明るさ感を増加させるための発光部を持
つ照明器具) 2 天井面 3 明るさ感を増加させるための発光部 4 照明器具(明るさ感を増加させるための発光部を持
つ照明器具) 5 天井面 6 明るさ感を増加させるための発光部 7 光源 8 照明器具本体 9 反射板 10 ルーバ 11 輝き反射鏡

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度をL[cd/m2]、見かけの大きさ
    を立体角ω[sr(ステラジアン)]としたときに、前
    記輝度Lと前記立体角ωとの関係が、 3.3≦logL≦−0.3logω+2.63また
    は、 logL≦−0.3logω+2.63かつ、3.64
    ≦logL≦3.90の条件を満たす発光部において、
    居室の床面積をS[m2]、前記居室内の任意の位置か
    ら見える前記発光部の数をN[個]としたとき、前記床
    面積S[m2]と前記発光部の数N[個]の関係が、5
    logS≦Nの条件を満たすことを特徴とする屋内照明
    方法。
  2. 【請求項2】輝度をL[cd/m2]、見かけの大きさ
    を立体角ω[sr(ステラジアン)]としたときに、前
    記輝度Lと前記立体角ωとの関係が、 3.3≦logL≦−0.3logω+2.63また
    は、 logL≦−0.3logω+2.63かつ、3.64
    ≦logL≦3.90の条件を満たす発光部において、
    居室の床面積をS[m2]、前記居室内の任意の位置か
    ら見える前記発光部の数をN[個]としたとき、前記床
    面積S[m2]と前記発光部の数N[個]の関係が、5
    logS≦N≦21logSの条件を満たすことを特徴
    とする屋内照明方法。
  3. 【請求項3】輝度をL[cd/m2]、見かけの大きさ
    を立体角ω[sr(ステラジアン)]としたときに、前
    記輝度Lと前記立体角ωとの関係が、 3.3≦logL≦−0.3logω+2.63また
    は、 logL≦−0.3logω+2.63かつ、3.64
    ≦logL≦3.90の条件を満たす発光部において、
    居室の床面積をS[m2]、前記居室内の任意の位置か
    ら見える前記発光部の数をN[個]としたとき、前記床
    面積S[m2]と前記発光部の数N[個]の関係が、5
    logS≦N≦15logSの条件を満たすことを特徴
    とする屋内照明方法。
  4. 【請求項4】輝度をL[cd/m2]、見かけの大きさ
    を立体角ω[sr(ステラジアン)]としたときに、前
    記輝度Lと前記立体角ωとの関係が、 3.3≦logL≦−0.3logω+2.63また
    は、 logL≦−0.3logω+2.63かつ、3.64
    ≦logL≦3.90の条件を満たす発光部において、
    居室内のどの位置からも、居住者の位置を中心に半径1
    2.5m以内の天井面にのみ前記発光部が見え、前記居
    室の床面積をS[m2]、前記居室内の任意の位置から
    見える前記発光部の数をN[個]としたとき、前記床面
    積S[m2]と前記発光部の数N[個]の関係が、 5logS≦N≦15logS (S≦100)
    または、 10≦N≦30 (S>100) の条件を満たすことを特徴とする屋内照明方法。
  5. 【請求項5】輝度をL[cd/m2]、見かけの大きさ
    を立体角ω[sr(ステラジアン)]としたときに、前
    記輝度Lと前記立体角ωとの関係が、 3.3≦logL≦−0.3logω+2.63また
    は、 logL≦−0.3logω+2.63かつ、3.64
    ≦logL≦3.90の条件を満たす発光部を有する照
    明器具において、 前記発光部の鉛直方向を基準として、少なくとも60度
    以上85度以下の範囲から見えることを特徴とする照明
    器具。
  6. 【請求項6】光を放射する光源と、その光源の光を反射
    する板部材で形成された格子状のルーバ部材とを備え、
    前記ルーバ部材の少なくとも1つの格子の板部材が、前
    記光源からの光を反射することにより発光部を形成し、
    前記発光部の輝度をL[cd/m2]、見かけの大きさ
    を立体角ω[sr(ステラジアン)]としたときに、前
    記輝度Lと前記立体角ωとの関係が、 3.3≦logL≦−0.3logω+2.63また
    は、 logL≦−0.3logω+2.63かつ、3.64
    ≦logL≦3.90の条件を満たす照明器具におい
    て、 前記ルーバの下面における、前記格子の一辺の長さをl
    [m]としたとき、前記発光部が、前記ルーバの下面よ
    り、ltan5゜[m]上方にあることを特徴とする照
    明器具。
JP8199915A 1996-03-27 1996-07-30 屋内照明方法及び照明器具 Pending JPH09320311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8199915A JPH09320311A (ja) 1996-03-27 1996-07-30 屋内照明方法及び照明器具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7269896 1996-03-27
JP8-72698 1996-03-27
JP8199915A JPH09320311A (ja) 1996-03-27 1996-07-30 屋内照明方法及び照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09320311A true JPH09320311A (ja) 1997-12-12

Family

ID=26413842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8199915A Pending JPH09320311A (ja) 1996-03-27 1996-07-30 屋内照明方法及び照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09320311A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006269378A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Matsushita Electric Works Ltd 屋内照明設計方法
WO2008023797A1 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 The Furukawa Electric Co., Ltd. Illumination device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006269378A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Matsushita Electric Works Ltd 屋内照明設計方法
WO2008023797A1 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 The Furukawa Electric Co., Ltd. Illumination device
US8061876B2 (en) 2006-08-25 2011-11-22 The Furukawa Electric Co., Ltd Illumination device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5662403A (en) Luminaire for interior lighting
US4939627A (en) Indirect luminaire having a secondary source induced low brightness lens element
JP6735514B2 (ja) 照明装置
CN106103860A (zh) 发光声学面板和包括这样的面板集合的照明系统
JP3033980B2 (ja) 室内用照明器具
US7481550B1 (en) Method and system for creating an illusion of a skylight
US4630181A (en) Fluorescent lighting fixture
GB2243223A (en) Illuminated device simulating the sky
Bernecker et al. The effect of source luminance on the perception of environment brightness
JP2944915B2 (ja) 屋内照明器具
JP4547736B2 (ja) 照明方法および照明器具
JPH09320311A (ja) 屋内照明方法及び照明器具
Shepherd et al. Gloom as a psychophysical phenomenon
JP4473760B2 (ja) 屋内照明設計方法
JP4654842B2 (ja) 照明空間の雰囲気設計方法、および照明空間の雰囲気制御システム
JP6614410B2 (ja) 照明器具
JP2891156B2 (ja) 着脱式照明器具用ルーバ付属装置と照明器具
JP5603644B2 (ja) 照明設計方法
CN215069088U (zh) 指示装置
JPH10112209A (ja) 照明器具
JPH10255521A (ja) 事務所の照明方法および事務所ならびに照明器具
JPS647530Y2 (ja)
JPS6335447Y2 (ja)
JPH11111024A (ja) 屋内照明器具
JPH10283813A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060207