JPH09320370A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JPH09320370A
JPH09320370A JP8133046A JP13304696A JPH09320370A JP H09320370 A JPH09320370 A JP H09320370A JP 8133046 A JP8133046 A JP 8133046A JP 13304696 A JP13304696 A JP 13304696A JP H09320370 A JPH09320370 A JP H09320370A
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opening
grommet
fitting groove
panel
rib
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JP8133046A
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Takashi Suzuki
隆史 鈴木
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、嵌合溝を相手側部材の開口部に嵌
合したときに、直線部分が屈曲して皺が発生するのを防
止することができるとともに、開口部と嵌合溝とを強固
に密着させて開口部から水等が進入するのを確実に防止
することができるグロメットを提供するものである。 【解決手段】 パネル14の長円形の開口部14aの周縁に
嵌合する嵌合溝12aが外周部に周設された長円形状の基
端部12を有するグロメット11において、基端部12の直線
部12bにリブ15を設ける。また、スリット22を介してリ
ブ21を分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グロメットに関
し、詳しくは、車体や電気機器等のパネルを貫通してワ
イヤハーネス等の線材束を配索する際に使用されるグロ
メットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体や電気機器のパネルにワイ
ヤハーネス等の線材束を貫通させる場合、その貫通部で
ワイヤハーネスが損傷するのを防止したり、貫通部の防
水性の向上を図る必要があることから、ゴム等の弾性部
材で構成されたグロメットを貫通部に装着するようにし
ている。
【0003】従来のこの種のグロメットとしては、例え
ば、図4、5に示すようなものが知られている。図4、
5において、グロメット1は車体や電気機器等のパネル
2に形成された長円形の開口部2aの内周部に嵌合され
るものであり、開口部2aに開口する長円形の基端部3
の外周に開口部2aの内周部に嵌合する嵌合溝3aが形
成されている。
【0004】この種のグロメット1を開口部2aに嵌合
させるには、基端部3の直線部分を手で押圧して直線部
分が近接するように圧縮変形させた状態でグロメット1
を図4(a)の矢印A方向に移動させた後、嵌合溝3a
を開口部2aに合致させ、直線部分の押圧を解除するこ
とにより、基端部3の復元力により嵌合溝3aを開口部
2aに嵌合させる。この結果、嵌合溝3aと開口部2a
が密着して開口部2aから水等が進入するのを防止する
ことができる。
【0005】ところで、このグロメット1にあっては、
嵌合溝3aと開口部2aの密着性を向上させるために、
嵌合溝3aの外周部を開口部2aの内周部よりも若干大
径に形成したり、嵌合溝3aの幅をパネル2の板厚より
も大きくする必要がある。ところが、前者のようにした
場合には、図6に示すように基端部3の直線部分が屈曲
して皺が発生し易くなり、この皺の部分から開口部2a
に水等が進入してしまうという不具合が発生してしま
う。また、後者のようにした場合には、開口部2aの内
周部と嵌合溝3aの外周部の間の摺動抵抗が大きくなっ
てしまうため、直線部分が上述したように屈曲して皺が
発生し易くなり、皺の部分から開口部2aに水等が進入
してしまうという不具合が発生してしまう。
【0006】このような不具合を解消するものとして
は、例えば、特開平7−282666号公報に記載され
たようなものがある。このものは、直線部分を除いた部
分、すなわち、湾曲部分における嵌合溝3aの内周面に
パネル2側に向かって突出する突出部を設けることによ
り、嵌合溝を開口部に嵌合させたときに、湾曲部分を開
口部に強固に密着させるとともに、直線部分を直線状に
容易に復帰させることにより、直線部分が屈曲して皺が
発生するのを防止するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のグロメットにあっては、基端部の湾曲部分に
おける嵌合溝の内周面のみに突出部を設けて湾曲部分と
パネルの密着力を大幅に向上させてはいるが、直線部分
を補強するための工夫を行なっていなかったため、直線
部分を元の状態に復元するには、直線部分とパネルの摺
動抵抗を小さくしなければならなかった。このため、嵌
合後に直線部分と開口部の密着力を十分なものにするこ
とができず、直線部分と開口部の間から水等が進入して
しまうおそれがあった。
【0008】そこで本発明は、長円形状の基端部の直線
部分の強度を積極的に増強することにより、嵌合溝を相
手側部材の開口部に嵌合したときに、直線部分が屈曲し
て皺が発生するのを防止することができるとともに、開
口部と嵌合溝とを強固に密着させて開口部から水等が進
入するのを確実に防止することができるグロメットを提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、相手側部材の開口部の周縁
に嵌合する嵌合溝が外周部に周設された長円形状の基端
部を有するグロメットにおいて、前記基端部の直線部分
に補強部材を設けたことを特徴としている。その場合、
直線部分を圧縮変形させて嵌合溝を相手側部材の開口部
に嵌合したとき、開口部の内周部に対して嵌合溝の外周
部に均等に復元力を与えて、直線部分を元の状態に容易
に復帰させることができ、直線部分が撓んだままの状態
となって皺が発生するのを防止することができる。この
結果、開口部の密着性が低下するのを防止して、開口部
から水等が進入するのを確実に防止することができる。
【0010】また、パネルと嵌合溝の摺動抵抗がある程
度大きいものであっても、直線部分を確実に元の状態に
復帰させることができ、直線部分とパネルとの密着性が
低下するのを防止することができる。請求項2記載の発
明は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明
において、前記補強部材がリブからなることを特徴とし
ている。
【0011】その場合、金型にリブ形成用の溝を形成す
るだけで直線部分にリブを形成することができ、グロメ
ットの製造コストが増大するのを防止することができ
る。請求項3記載の発明は、上記課題を解決するため
に、請求項1または2記載の発明において、前記補強部
材は、スリットを介して分割して設けられることを特徴
としている。
【0012】その場合、嵌合溝を開口部に嵌合させるた
めに直線部分を圧縮変形させる際に、補強部材が分割面
を境にして離隔するので、直線部分を小さな力で圧縮変
形させることができ、相手側部材にグロメットを取付け
る作業を容易に行なうことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1〜3は本発明に係るグロメットの
一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。図
1、2において、11はゴムやエラストマー等からなり、
ワイヤハーネス等の線材束が挿通されるグロメットであ
り、このグロメット11は長円形状の基端部12とこの基端
部12から突出する円筒部13から構成されている。基端部
12の外周部には嵌合溝12aが周設されており、この嵌合
溝12aは相手側部材である車体や電気機器等のパネル14
に形成された長円形の開口部14の内周部(周縁)に嵌合
されるようになっている。なお、嵌合溝12aの外周径は
開口部14aの内周径よりも大径に形成されている。
【0014】また、この基端部12の直線部分(以下、直
線部という)12bの内周面には補強部材としての一対の
リブ15aが形成されている。なお、このリブ15はグロメ
ット11と一体成形しても良いし、グロメット11の成形後
に直線部12bの内周面に形成しても良い。次に、グロメ
ット11をパネル14に取付ける方法を説明する。なお、グ
ロメット11には図示しないワイヤハーネスが取付けられ
ている。
【0015】まず、作業者がグロメット11の基端部12の
直線部12bを手で押圧して直線部12bが近接するように
圧縮変形させた状態でグロメット11を開口部14a方向に
移動させた後、嵌合溝12aを開口部14aに合致させる。
次いで、直線部12bの押圧を解除することにより、基端
部12の復元力により嵌合溝12aを開口部14aに嵌合させ
る。
【0016】本実施例では、基端部12の直線部12bにリ
ブ15を設けたため、直線部12bを圧縮変形させて嵌合溝
12aを開口部14aに嵌合したとき、開口部14aの内周部
に対して嵌合溝12aの外周部に均等に復元力を与えて、
直線部14bを元の状態に容易に復帰させることができ、
直線部14bが撓んだままの状態となって皺が発生するの
を防止することができる。この結果、開口部14aの密着
性が低下するのを防止して、開口部14から水等が進入す
るのを確実に防止することができる。
【0017】また、パネル14と嵌合溝12aの摺動抵抗が
ある程度大きいものであっても、直線部12bを確実に元
の状態に復帰させることができ、直線部12bとパネル14
との密着性が低下するのを防止することができる。ま
た、補強部材としてリブ15を設けたため、金型にリブ形
成用の溝を形成するだけで直線部12bにリブ15を形成す
ることができ、グロメット11の製造コストが増大するの
を防止することができる。
【0018】なお、本実施例では、リブ15を基端部12の
内周部に連続的に設けているが、これに限らず、図3
(a)に示すように形成しても良い。すなわち、直線部
12b上にスリット22を介してリブ21を分割して設けても
良い。このようにした場合、嵌合溝12aを開口部14aに
嵌合させるために直線部12bを圧縮変形させる際に、図
3(b)に示すようにリブ21が分割面を境にして離隔す
るので、直線部12bを小さな力で圧縮変形させることが
でき、パネル14にグロメット11を取付ける作業を容易に
行なうことができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、直線部分
を圧縮変形させて嵌合溝を相手側部材の開口部に嵌合し
たとき、開口部の内周部に対して嵌合溝の外周部に均等
に復元力を与えて、直線部分を元の状態に容易に復帰さ
せることができ、直線部分が撓んだままの状態となって
皺が発生するのを防止することができる。この結果、開
口部の密着性が低下するのを防止して、開口部から水等
が進入するのを確実に防止することができる。
【0020】また、パネルと嵌合溝の摺動抵抗がある程
度大きいものであっても、直線部分を確実に元の状態に
復帰させることができ、直線部分とパネルとの密着性が
低下するのを防止することができる。請求項2記載の発
明によれば、金型にリブ形成用の溝を形成するだけで直
線部分にリブを形成することができ、グロメットの製造
コストが増大するのを防止することができる。
【0021】請求項3記載の発明によれば、嵌合溝を開
口部に嵌合させるために直線部分を圧縮変形させる際
に、補強部材が分割面を境にして離隔するので、直線部
分を小さな力で圧縮変形させることができ、相手側部材
にグロメットを取付ける作業を容易に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグロメットの一実施例を示す図で
あり、(a)はその底面図、(b)はその側面図、
(c)はその上面図である。
【図2】(a)は一実施例のグロメットとパネルの斜視
図、(b)は図1(a)のA−A矢視断面図である。
【図3】(a)はグロメットの他の態様を示すその底面
図、(b)は直線部を圧縮変形させた状態を示すその底
面図である。
【図4】(a)は従来のグロメットの斜視図、(b)は
その断面図である。
【図5】(a)は従来のグロメットをパネルに取付けた
ときのその側面図、(b)は同図(a)のB−B矢視断
面図である。
【図6】グロメットの直線部に皺が発生して状態を示す
図である。
【符号の説明】
11 グロメット 12 基端部 12a 嵌合溝 12b 直線部(直線部分) 14 パネル(相手側部材) 14a 開口部 15、21 リブ(補強部材) 22 スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手側部材の長円形の開口部の周縁に嵌合
    する嵌合溝が外周部に周設された長円形状の基端部を有
    するグロメットにおいて、前記基端部の直線部分に補強
    部材を設けたことを特徴とするグロメット。
  2. 【請求項2】前記補強部材がリブからなることを特徴と
    する請求項1記載のグロメット。
  3. 【請求項3】前記補強部材は、スリットを介して分割し
    て設けられることを特徴とする請求項1または2記載の
    グロメット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307945A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット
JP2009283879A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Junkosha Co Ltd 封止部材付ケーブル
JP2016157557A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社フジクラ グロメット
JP2019021830A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 株式会社ザクティ 筐体の防滴構造

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