JPH09320391A - 開閉スイッチ - Google Patents

開閉スイッチ

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JPH09320391A
JPH09320391A JP13479696A JP13479696A JPH09320391A JP H09320391 A JPH09320391 A JP H09320391A JP 13479696 A JP13479696 A JP 13479696A JP 13479696 A JP13479696 A JP 13479696A JP H09320391 A JPH09320391 A JP H09320391A
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lever
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lever body
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brush
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JP13479696A
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Shuji Matsumura
周治 松村
Yukio Miyoshi
幸男 三善
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点不良が生じにくく、またスイッチ仕様の
変更が容易に行える開閉スイッチを提供する。 【解決手段】 一対の固定接点18a、18bは、ボデ
ィ部12に互いに離間して取り付けられる。レバー部材
36はボディ部12に支持軸30を中心に回動自在に設
けられた第1のレバー体42を有する。ブラシ部材58
は第1のレバー体42に取り付けられ、第1のレバー体
42の回動に伴って一対の固定接点18a、18bを電
気的に接続状態とするオン位置と非接続状態とするオフ
位置との間を移動可能である。そして一対の固定接点1
8a、18bはプリント基板16上に導体パターン20
a、20bで形成されると共に、プリント基板16を介
してボディ部12に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバー部材を回動
することにより一対の固定接点を電気的に接続状態もし
くは非接続状態とする開閉スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の開閉スイッチ100について図1
1と図12を用いて説明する。102はボディ部であ
り、合成樹脂材料を用いて箱状に形成されている。ボデ
ィ部102は、図11や図12に示されるベース104
とこのベース104の上方からベース104に取り付け
られるカバー(不図示)とから構成されて箱状に形成さ
れる。106は一対の固定接点であり、導電性金属材料
を用いて棒状に形成されている。各固定接点106は、
ベース104の外方からベース104の内底面に沿って
互いに平行に所定の距離離間してベース104内部に圧
入され、ベース104の内底面部分においてその表面が
露出するように固定されている。
【0003】108は第1の回動軸Aを中心に回動自在
にベース104に取り付けられたレバー部材である。第
1の回動軸Aはベース104の内底面に対して直交して
いる。第1の回動軸Aは各固定接点106の仮想延長線
間に位置している。レバー部材108には第1の回動軸
A上に沿って上下両面側に突出する第1の支点110が
設けられ、この第1の支点110がベース104および
カバーに設けられた凹部112内に挿入されてレバー部
材108が回動自在に取り付けられる構造となってい
る。114はボディ部102内部で回動可能なレバー部
材108の一端に取り付けられたブラシ部材である。ブ
ラシ部材114は弾性を有する導電性の金属材料を用い
て一本の舌片状に形成され、一端側がレバー部材108
の一端下面(ベース104の内底面と対向する面)に取
り付けられ、他端側は回動方向の幅が一対の固定接点1
06間の距離よりも幅広に形成されている。ブラシ部材
114は一端側で、他端側がベース104内底面に向か
うように斜めに折曲されている。
【0004】なお、ブラシ部材114は、レバー部材1
08がベース104およびカバー間に回動自在に取り付
けられた際には、その他端側の幅広に形成された先端
(以下、幅広部116)の回動軌道が固定接点106を
横切るような長さに形成され、かつブラシ部材114自
体がレバー部材108方向に弾性変形した状態で幅広部
116が固定接点106と当接する状態となる。つま
り、幅広部116はブラシ部材114自体の弾性力によ
って常時固定接点106側に付勢されている状態となっ
ている。そして、レバー部材108が回動された際に、
それに伴ってブラシ部材114も回動し、ブラシ部材1
14の幅広部116が両固定接点106間を摺動しつつ
移動する。そして幅広部116が両固定接点106間に
かかるオン位置では、両固定接点106同志が電気的に
接続状態となり、また幅広部116が一方の固定接点1
06のみと接触するオフ位置では両固定接点106は電
気的に非接続状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の開閉スイッチには次のような課題がある。ブラシ部
材114の幅広部116が固定接点106を横切る際に
は、幅広部116がベース104内底面から突出して露
出する固定接点106上を乗り越えるため、ブラシ部材
114には長手方向と略直交する方向から外力が作用す
る。よって、スイッチのオン・オフを繰り返すと、ブラ
シ部材114が曲がり、幅広部116が両固定接点10
6に均等に接触しない片当たり状態となり、接点不良に
なる。また、固定接点106はベース104に圧入によ
り固定されるが、この際にベース104内底面からの突
出量にバラツキが生じ易く、やはり接点不良の原因とな
る。また、固定接点106の固定は圧入であるため、固
定接点106の位置はベース104の形状と共に合わせ
て設計される。よって、一旦ベース104の形状が決ま
ってしまった後にはまったく固定接点106の配置や数
を変更することができず、例えばこの従来例はレバー部
材108の中点位置で接点がオン状態となる仕様である
が、これをオフ状態となる仕様に変更するには、最初か
らベース104の構造を設計しなおさなければならな
ず、仕様変更が困難である。また、幅広部116の移動
距離はレバー部材108の第1の回動軸Aと幅広部11
6との間の距離、またはレバー部材108自体の回動量
によって決定される。このため、固定接点106の配置
の関係で幅広部116の移動距離を大きくすべく、レバ
ー部材108やブラシ部材を長くすると開閉スイッチの
寸法が大きくなってしまう。またレバー部材108の回
動量を増やすと、接点のオン・オフ切換に要するストロ
ークが増えて操作性が低下するといった課題がある。
【0006】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、接点不良が生じにく
く、またスイッチ仕様の変更が容易に行える開閉スイッ
チを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、ボディ部に互い
に離間して取り付けられた少なくとも一対の固定接点
と、該ボディ部に第1の回動軸を中心に回動自在に設け
られたレバー部材と、該レバー部材に取り付けられ、レ
バー部材の回動に伴って前記一対の固定接点を電気的に
接続状態とするオン位置と非接続状態とするオフ位置と
の間を移動可能なブラシ部材とを有する開閉スイッチに
おいて、前記一対の固定接点はプリント基板上に導体パ
ターンで形成されると共に、該プリント基板を介して前
記ボディ部に取り付けられていることを特徴とする。こ
の構成を採用すると、固定接点は導体パターンを変更す
るだけで容易に仕様を変更することが可能となる。ま
た、棒状の固定接点を圧入する場合に比べて固定接点を
高精度に配置することが可能となり、固定接点間の高さ
のバラツキを少なくでき、また固定接点の厚みも薄くで
きるから、ブラシ部材が固定接点と接続状態となる際に
ブラシ部材に加わる外力も少なくなり、ブラシ部材の変
形が抑制されて接点不良が解消される。
【0008】また、前記レバー部材は、前記第1の回動
軸を中心に回動自在な第1のレバー体と、前記第1の回
動軸と平行な第2の回動軸を中心に回動自在に前記ボデ
ィ部に設けられると共に、前記第1のレバー体の作用点
と係合して第1のレバー体の回動に伴って回動する第2
のレバー体とを有し、前記ブラシ部材は、前記第2のレ
バー体に取り付けられると共に、前記一対の固定接点の
各々に接触する一対のブラシ片を有し、該ブラシ片の前
記固定接点との接触部位は前記第2の回動軸を基準とし
て前記第1のレバー体の前記作用点より遠距離に配され
る構成とすれば、第1のレバー体の作用点の移動距離よ
りブラシ片の移動距離を多くすることが可能となり、固
定接点が導体パターンで形成されることと相まって種々
の仕様のスイッチが実現可能となる。また、レバー部材
(第1のレバー体)のストローク量が少なくても確実な
スイッチの切換が行える。
【0009】また、前記レバー部材は、前記第1の回動
軸を中心に回動自在な第1のレバー体と、該第1のレバ
ー体に延設されると共に、前記第1の回転軸を中心とし
た同一円周上に沿って延びる円弧状孔を有し、前記ボデ
ィ部に設けられた規制軸が該円弧状孔に挿入されて第1
のレバー体を第1の回動軸を中心に所定の角度範囲内で
回動可能な第2のレバー体とを有し、さらに前記レバー
部材は、前記第1の回転軸と直交する中心平面を基準と
した表裏対称な形状に形成すると共に、前記ブラシ部材
は前記第1のレバー体の表裏のいずれにも装着可能であ
ると共に、前記一対の固定接点の各々に接触する一対の
ブラシ片を有する構成とすると、レバー部材をボディ部
に対して表裏反転させても装着することができ、また固
定接点がプリント基板に導体パターンで形成されて位置
・形状の変更が容易であるから、レバー部材等の金型変
更といった大きな変更をすることなく、左振り・右振り
開閉スイッチの製造が可能となる。
【0010】また、前記一対のブラシ片は、前記第2の
回動軸を中心とした同一円周に沿って円弧状に延出する
構成とすれば、固定接点を乗り越える際にブラシ片に加
わる外力方向をブラシ片の延出方向とすることができ、
横方向から外力が加わる場合と比較してブラシ片の曲が
りを低減できる。また、前記プリント基板は、前記ボデ
ィ部の壁面の一部、たとえばベースの代わりとすること
によって部品点数を削減できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る開閉スイッチ
の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。まず、開閉スイッチ10の構造について図1〜図3
を用いて説明する。12は箱状のボディ部であり、合成
樹脂材料を用いて構成されたカバー14と、当該カバー
14と連結してボディ部12の一つの壁面を構成するプ
リント基板16とを有している。そしてプリント基板1
6のカバー14側の面には、一端側がそれぞれ一対の固
定接点18a、18bの一方を構成する導体パターン2
0a、20bが2つ形成されている。また各導体パター
ン20a、20bの他端側は外部引き出し線(不図示)
が半田付け等によって取り付けられるためのランド22
に形成されている。なお、プリント基板16には、反り
の少なさや強度を考慮してガラスエポキシ材が使用され
ているが、用途に応じては他の材料をプリント基板16
に使用しても良い。
【0012】カバー14の構造を詳細に説明すると、カ
バー14はその外形が薄厚の箱状(本実施の形態では一
例として有底の六角筒状体)に合成樹脂材料を用いて形
成され、プリント基板16が連結される厚み方向(上下
方向)の一方の面(図1中の上面)が開口する構造とな
っている。また、側壁24の一部が切り欠かれており、
この切欠部26と側壁24の一部には厚み方向に沿って
開口側に突出する柱状体28a、28bが一対形成され
ている。また、カバー14の内面には、一対の柱状体2
8a、28bの中間部位に柱状体28a、28bと平行
に開口側に突出する支持軸30が形成されている。支持
軸30の高さは側壁24の高さと同一長に形成され、プ
リント基板16をカバー14に連結した際にその先端が
プリント基板16と、プリント基板16を押圧しない状
態で接触する構造となっている。
【0013】なお、32はボディ部12を不図示の機器
に固定するための一対の弾性係止片32であり、カバー
14の側壁24に離間して対向するように延出されてい
る。延出方向は柱状体28a、28bの突設方向と平行
であり、また相互の間隔はプリント基板16の幅より若
干長くなるように形成されている。また、プリント基板
16は、カバー14の開口部分を覆える面積を有する長
方形に一例として形成されており、一対の柱状体28
a、28bが挿通可能な透孔34が柱状体に対応して設
けられている。なお、プリント基板16に形成された各
導体パターン20a、bは一例として図3に示すような
形状に形成され、固定接点18a、18bとランド22
とがそれぞれ一対形成されている。
【0014】36はレバー部材であり、第1の回動軸を
中心に回動自在な第1のレバー体42と、第1の回動軸
と平行な第2の回動軸を中心に回動自在にボディ部12
に設けられると共に、第1のレバー体42と係合する作
用点40を有し、作用点40を介して第1のレバー体4
2を第1の回動軸を中心に回動可能な第2のレバー体3
8とを有している。各レバー体38、42について詳細
に説明する。まず第2のレバー体38から説明すると、
第2のレバー体38は合成樹脂材料を用いて長尺に形成
されると共に、第2の回転軸としてカバー14の切欠部
26に設けられた柱状体28aが挿通可能な第2の挿通
孔44が設けられており、一端側に突設された作用点4
0がカバー14内部に位置し、他端側がカバー14外方
に突出するように第2の挿通孔44に柱状体28aが挿
通されてカバー14に回動自在に取り付けられる。
【0015】また第2のレバー体38の第2の挿通孔4
4と作用点40との間には、第2のレバー体38とカバ
ー14との間に位置するように柱状体28aに外嵌され
る巻バネ46の両端部と当接する当接突起48が一対設
けられている。第2のレバー体38が外力によって回動
された際にはこの当接突起48が巻バネ46と当接して
巻バネ46を弾性変形させ、外力が解除された際には巻
バネ46の付勢力によって当接突起48を介して第2の
レバー体38は元の位置に回動される。このようにして
第2のレバー体38は外力が加わっていない状態では、
一対の柱状体28a、28bを結ぶ直線上に位置するこ
ととなる。
【0016】続いて第1のレバー体42は、一例として
後述するブラシ部材の形状に合わせて合成樹脂材料を用
いて円板状に形成され、両面の中央部分にはカバー14
に設けられた第1の回転軸としての支持軸30が挿通可
能な第1の挿通孔50が形成された筒体部52が設けら
れている。この筒体部52の長さは支持軸30の長さと
同一長に形成されている。また、第1のレバー体42の
一方の面には、第1の挿通孔50を中心とした同一円周
状であって、かつ点対称となる位置に溶着突起54が一
対形成されており、また、他方の面には第2のレバー体
38の作用点40と係合する係合溝56が径方向に沿っ
て形成されている。
【0017】58はブラシ部材であり、薄板状に形成さ
れた導電性金属材を用いて、略円板状に形成されてい
る。詳細な構造について図3を用いて説明すると、ブラ
シ部材58には、円板状の一部が切り欠かれて、円周方
向に沿って延出する円弧状の一対のブラシ片60が形成
されている。このブラシ片60は中央に設けられた第1
のレバー体42の筒体部52が挿通可能な第3の挿通孔
62を中心として点対称となるように形成され、先端部
分にはプリント基板16に形成された一対の固定接点と
接触するための接触突起64が一例として2つ形成され
ている。そして各ブラシ片60はその根本部分から接触
突起64が設けられた面方向に、図4に示すように折曲
されている。
【0018】さらに本実施の形態では、各ブラシ片60
に、その先端から根本部分方向へ周方向に沿って切欠溝
66を設け、各接触突起64が独立した延出片68先端
に位置する構造としている。この構造とすることによっ
て、機構や導体パターンの製作精度上、ブラシ片60の
接触突起64がプリント基板16に形成された導体パタ
ーン20a、bのエッジ部分を同時に乗り越えられない
場合でも、各接触突起64が根本部分を基準に独立して
揺動して導体パターン20a、bのエッジを乗り越える
ことが可能となり、2つの接触突起64が同一のブラシ
片60に形成されている場合と比べてブラシ片60に捩
じれ方向の力が作用することがなく、接触性能の向上と
共にブラシ片60の耐久性の向上も図れる。また、ブラ
シ部材58には、一対のブラシ片60の根本部分に、第
1のレバー体42の溶着突起54が挿通可能な取付孔7
0が溶着突起54に対応して一対設けられている。
【0019】次に、開閉スイッチ10の組み立て構造に
ついて図1を用いて説明する。最初に、ブラシ部材58
は、第1のレバー体42に溶着突起54を取付孔70に
挿通させて装着し、その後に取付孔70から突出する溶
着突起54の先端部分を溶かして拡径し、固定してお
く。続いて、各構成要素の組み立て手順を述べる。ま
ず、カバー14の切欠部26に突設された柱状体28a
に巻バネ46を外嵌させる。この際には巻バネ46の両
端部がカバー14の側壁24内面に係合するように取り
付ける。次に、第2のレバー体38を、その第2の挿通
孔44に柱状体28aを挿通させてカバー14に回動自
在に装着する。なお、この際には作用点40がカバー1
4と逆方向に向くように装着すると共に、一対の当接突
起48が巻バネ46の両端部を挟み込むように装着す
る。
【0020】次に、第1のレバー体42を、ブラシ部材
58をカバー14と逆方向に向けた状態で、第1の挿通
孔50に支持軸30を挿通させてカバー14に回動自在
に装着する。なお、この際には第2のレバー体38の作
用点40を係合溝56に係合させる。次に、プリント基
板16を、導体パターン20a、20bがカバー14側
に向くように透孔34内に各柱状体28a、28bを挿
通させて、プリント基板16がカバー14の開口部分の
口縁と当接するようにカバー14に装着する。最後に、
固定ブッシュ72をプリント基板16の透孔34から突
出する各柱状体28a、28bの先端に圧入する。これ
によって、カバー14に、巻バネ46、第1のレバー体
42、第2のレバー体38およびプリント基板16が抜
脱不能に取り付けられることができる。
【0021】なお、第1のレバー体42に取り付けられ
たブラシ部材58は、上記のようにカバー14に他の部
材と一体に取り付けられた際に、折曲されたブラシ片6
0の先端部分、つまり接触突起64がプリント基板16
のカバー14側の表面と当接し、図4に示すように自ら
の弾性力に抗して一点鎖線で示される元の状態から実線
で示された圧縮状態で装着されることになる。これによ
って、ブラシ片60の先端の接触突起64はブラシ片6
0自体の弾性力によって常時プリント基板16方向に付
勢された状態でプリント基板16と接触することにな
る。
【0022】続いて、開閉スイッチ10の動作について
説明する。カバー14から突出する第2のレバー体38
の先端側を図5に示すように第2の回動軸としての柱状
体28aを中心に回動させると、作用点40も柱状体2
8aを中心に同じ角度回動する。これにより、作用点4
0が自らに設けられた係合溝56と係合する第1のレバ
ー体42も第1の回転軸としての支持軸30を中心とし
て回動し、第1のレバー体42に取り付けられたブラシ
部材58も回動する。従って、ブラシ部材58に形成さ
れたブラシ片60の先端にある接触突起64もプリント
基板16上を摺動しつつ支持軸30を中心に回動し、図
3におけるオン位置B(固定接点18a、18b上の位
置)とオフ位置C(固定接点18a、18bから外れた
位置)との間を移動する。
【0023】さらに、本実施の形態では、図3、図5等
に示すように、ブラシ片60に設けられた固定接点18
a、18bと当接する各接触突起64の位置は、第2の
回動軸としての支持軸30を基準として第2のレバー体
38の作用点40より遠距離に配されている。従って、
図6に示すように作用点40の移動距離Dよりも、接触
突起64の移動距離Eの方が長くなる。これによって、
第2のレバー体38の回動ストローク(回動角度)が少
ない場合であっても、接触突起64の移動距離Eが長く
とれるために、確実なスイッチのオン・オフ動作が行え
る。
【0024】また、ブラシ片60は支持軸30を中心と
した円周方向に沿って延出しているため、固定接点18
a、18bの形状を図3に示すように支持軸30を中心
とした扇状に形成することによって、固定接点18a、
18bのエッジ部分にブラシ片60の接触突起64が略
直角に当接することができ、ブラシ片60に加わる外力
の方向がブラシ片60の延出方向と一致することにな
る。よって、従来のようにブラシ部材58に延出方向に
対して横方向から外力が加わる場合に比べて、ブラシ片
60が曲がる等の不具合の発生率を低下させることが可
能となる。また、本実施の形態のように、固定接点18
a、18bが形成されたプリント基板16をボディ部1
2の一部として使用することによって、部品点数を削減
でき、製品コストと共に製造コストの低減が可能とな
る。
【0025】また、固定接点をプリント基板16に形成
する導体パターンにより構成しているために、例えば図
7に示すように、導体パターンを、20a、20b、2
0cに変更するだけで、他の構成部材は変更せずに容易
にオン−オフ回路形式の開閉スイッチから、オン−オフ
−オン回路形式の開閉スイッチに変更できるというメリ
ットもある。位置Fと位置Gでオン状態となり、これら
2つの位置の中間の位置Hでオフ状態となる。また、上
記実施の形態では、一方の接触突起64は常時一方の固
定接点18a、18b上に位置する構成となっている
が、同様にして、図示はしないが、当該固定接点18b
の導体パターンを短くすることによって、簡単に両斬り
のスイッチ回路構成とすることも可能となる。また、プ
リント基板16をボディ部12の一部として使用してい
るため、このプリント基板16上に電子部品を搭載し
て、オン・オフ情報を所定の電圧レベルで出力させるよ
うな構成にも容易に変更できる。具体的には、電子部品
としてTTL素子を搭載すれば接点のオン・オフ情報を
TTLレベルで出力させることが可能となる。
【0026】次に、他の実施の形態について図8〜図1
0を用いて説明する。なお、上述した記実施の形態と同
様の構成については同じ符号を付し、説明は省略する。
本実施の形態の開閉スイッチ74の特徴部分は、レバー
部材76を構成する第1のレバー体42と第2のレバー
体38とが一体に連結され、第2のレバー体38が第1
のレバー体42に延設されている点と、第2のレバー体
38に設けられている第2の挿通孔44は、第1の挿通
孔50を中心とした同一円周上に沿って延びる円弧状孔
として形成されている点と、レバー部材76が第1の挿
通孔50の中心軸(第1の回転軸としての支持軸30と
平行)と直交する中心平面Iを基準とした表裏対称な形
状に形成されて、表裏を反転させても図10のようにボ
ディ部12(具体的にはカバー14)に装着可能となっ
ている点と、ブラシ部材58が第1のレバー体50の表
裏のいずれにも装着可能となっている点にある。
【0027】詳細には、この第2の挿通孔44の形状
は、図8に示すように第2のレバー体38の中心線Jに
対して一方側(図8では上方)にのみ延びる円弧状孔に
形成されている。またレバー部材76は、この中心線J
で回転させて反転させた際には図9に示すように、図8
に対して鏡像関係(中心平面Iを基準とした面対称)と
なるように形成されている。従って、図8の状態でも、
また反転させた図9の状態でも、いずれの状態でも図1
0のように第2の挿通孔44をカバー14の柱状体28
bに挿通し、かつ第1の挿通孔50を支持軸30に挿通
させてカバー14に装着できる。
【0028】そして、図8の状態にある第2のレバー体
38を操作すると、レバー部材36は第1の挿通孔50
に挿入される支持軸30を中心に、中心線Jを基準とし
て円弧状の第2の挿通孔44の延出方向と逆方向の下方
の領域で回動可能であって、回動角度Kは第2のレバー
体38の中心線Jが支持軸30と柱状体28aを結ぶ直
線と一致する図8の実線の位置から、柱状体28aが第
2の挿通孔44の長手方向の他方の内端面(図8中の上
端面)と当接する位置(図8の一点鎖線の位置)までと
なる。本実施の形態においては、柱状体28aはこのよ
うにレバー部材76の回動角度を規制する規制軸として
機能することになる。また、図9の状態でカバー14に
装着された際には、第2のレバー体38の回動領域は、
図8の場合と反対に図9のように中心線Jを基準として
上側の領域となり、その回動角度は図8と同じ角度Kと
なる。
【0029】このようにレバー部材76を上記形状とす
ると、同じレバー部材76を反転してカバー14に取り
付けることによって、レバー部材76をカバー14に対
して右振り・左振りのいずれの仕様にも容易に変更する
ことができ、また固定接点18a、18bが金型変更な
どと比較して仕様変更が容易な導体パターンでプリント
基板16上に形成されていることから、導体パターンも
レバー部材76の取付向きに対応させて変更すること
で、容易に右振りまたは左振りの片振り開閉スイッチ7
4を製造し分けることが可能となる。
【0030】以上、本発明の好適な実施の形態について
種々述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定
されるものではなく、第1のレバー体は必ずしも円板状
に形成する必要はなく、ブラシ部材の形状に合わせて方
形であっても良い等、発明の精神を逸脱しない範囲で多
くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る開閉スイッチを用いると、
固定接点は変更の容易な導体パターンで形成されている
ため、容易にスイッチの回路仕様を変更することが可能
となる。また、導体パターンのエッチング処理による形
成精度は一般に良いため、従来例のように棒状の固定接
点を圧入する場合と比べて固定接点を高精度に配置する
ことが可能となり、また導体パターンの厚さも均一に形
成できることから固定接点間の高さのバラツキを少なく
でき、また固定接点の厚みも薄くできるから、ブラシ部
材が固定接点と接続状態となる際にブラシ部材に加わる
外力も少なくなり、ブラシ部材の変形が抑制されて接点
不良が解消される。また、レバー部材をブラシ部材が取
り付けられた第1のレバー体と、第2のレバー体とで構
成し、ブラシ部材のブラシ片の固定接点との接触部位を
第1の回動軸を基準として第2のレバー体の作用点より
遠距離に配することによって、第2のレバー体のストロ
ークが少ない場合でも、接触部位の移動距離を多くする
ことが可能となり、確実なスイッチの切り換えが行える
と共に、固定接点が導体パターンで形成されることと相
まって種々の仕様のスイッチが実現可能となる。またレ
バー部材を、表裏対称な形状に形成すると共に、ブラシ
部材を第1のレバー体の表裏のいずれにも装着可能な構
成とすることで、レバー部材をボディ部に対して表裏反
転させても装着することができ、固定接点がプリント基
板に導体パターンで形成されて位置・形状の変更が容易
であることと併せて、金型変更といった大きな変更をす
ることなく、左振り・右振り開閉スイッチの製造が可能
となる。また、一対のブラシ片を第2の回動軸を中心と
した同一円周に沿って円弧状に延出する構成とすれば、
固定接点を乗り越える際にブラシ片に加わる外力方向を
ブラシ片の延出方向と一致させることができ、延出方向
に対して横方向から外力が加わる場合と比較してブラシ
片の曲がりを低減できる。また、プリント基板は、ボデ
ィ部の壁面の一部として使用されるために、部品点数を
削減でき、コストの低減が可能となるといった著効を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開閉スイッチの一実施形態の構成
を説明するための、分解組み立て図である。
【図2】図1の開閉スイッチの内部構造を示す側面断面
図である。
【図3】図1のブラシ部材の構成とプリント基板の構成
を示す平面図である。
【図4】図1のブラシ部材の構造を示す側面図である。
【図5】図1の開閉スイッチの動作を示す説明図であ
る。
【図6】第1のレバー体の作用点とブラシ部材のブラシ
片の移動距離を示す説明図である。
【図7】プリント基板に形成される固定接点の他の実施
の形態を示す平面図である。
【図8】開閉スイッチの他の実施の形態に使用されるレ
バー部材の構造を示す平面図である。
【図9】図8のレバー部材を中心線で反転させた際の平
面図である。
【図10】図8または図9のレバー部材をカバーに取り
付け、開閉スイッチとした際の内部構造を示す側面断面
図である。
【図11】従来の開閉スイッチの構成を示す平面図であ
る。
【図12】図8の分解側面図である。
【符号の説明】
10 開閉スイッチ 12 ボディ部 14 カバー 16 プリント基板 18a、18b 固定接点 20a、20b 導体パターン 36 レバー部材 38 第2のレバー体 42 第1のレバー体 58 ブラシ部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ部に互いに離間して取り付けられ
    た少なくとも一対の固定接点と、該ボディ部に第1の回
    動軸を中心に回動自在に設けられたレバー部材と、該レ
    バー部材に取り付けられ、レバー部材の回動に伴って前
    記一対の固定接点を電気的に接続状態とするオン位置と
    非接続状態とするオフ位置との間を移動可能なブラシ部
    材とを有する開閉スイッチにおいて、 前記一対の固定接点はプリント基板上に導体パターンで
    形成されると共に、該プリント基板を介して前記ボディ
    部に取り付けられていることを特徴とする開閉スイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 前記レバー部材は、 前記第1の回動軸を中心に回動自在な第1のレバー体
    と、 前記第1の回動軸と平行な第2の回動軸を中心に回動自
    在に前記ボディ部に設けられると共に、前記第1のレバ
    ー体と係合する作用点を有し、該作用点を介して第1の
    レバー体を前記第1の回動軸を中心に回動可能な第2の
    レバー体とを有し、 前記ブラシ部材は、前記第1のレバー体に取り付けられ
    ると共に、前記一対の固定接点の各々に接触する一対の
    ブラシ片を有し、 該ブラシ片の前記固定接点との接触部位は前記第1の回
    動軸を基準として前記第2のレバー体の前記作用点より
    遠距離に配されていることを特徴とする請求項1記載の
    開閉スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記レバー部材は、 前記第1の回動軸を中心に回動自在な第1のレバー体
    と、 該第1のレバー体に延設されると共に、前記第1の回転
    軸を中心とした同一円周上に沿って延びる円弧状孔を有
    し、前記ボディ部に設けられた規制軸が該円弧状孔に挿
    入されて第1のレバー体を第1の回動軸を中心に所定の
    角度範囲内で回動可能な第2のレバー体とを有し、 前記レバー部材は、前記第1の回転軸と直交する中心平
    面を基準とした表裏対称な形状に形成され、 前記ブラシ部材は前記第1のレバー体の表裏のいずれに
    も装着可能であると共に、前記一対の固定接点の各々に
    接触する一対のブラシ片を有することを特徴とする請求
    項1記載の開閉スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記一対のブラシ片は、前記第1の回動
    軸を中心とした同一円周に沿って円弧状に延出すること
    を特徴とする請求項2または3記載の開閉スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記プリント基板は、前記ボディ部の壁
    面の一部を構成することを特徴とする請求項1、2、3
    または4記載の開閉スイッチ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042424U (ja) * 1983-08-29 1985-03-26 住友電気工業株式会社 識別可能な低リラクセ−シヨン鋼撚り線
JPH03500709A (ja) * 1988-04-15 1991-02-14 ルサーン プロダクツ インコーポレーテツド D.c.逆転スイッチ

Patent Citations (2)

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