JPH09320493A - 真空気密容器 - Google Patents
真空気密容器Info
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- JPH09320493A JPH09320493A JP15634396A JP15634396A JPH09320493A JP H09320493 A JPH09320493 A JP H09320493A JP 15634396 A JP15634396 A JP 15634396A JP 15634396 A JP15634396 A JP 15634396A JP H09320493 A JPH09320493 A JP H09320493A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/94—Selection of substances for gas fillings; Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the tube, e.g. by gettering
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2209/00—Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
- H01J2209/38—Control of maintenance of pressure in the vessel
- H01J2209/385—Gettering
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2329/00—Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ベーキングによりゲッター能力が低下されない
ようにする。 【解決手段】ゲッターボックス4内にベーキング時の温
度でも十分に動作する第2ゲッターと、常温で動作する
第1ゲッターとを収納する。ベーキング時には、第2ゲ
ッターで吸蔵ガスを吸着し、常温に戻されたときに第1
ゲッターで吸蔵ガスを吸着する。これにより、長期にわ
たり真空気密容器1内を高真空を維持することができ
る。
ようにする。 【解決手段】ゲッターボックス4内にベーキング時の温
度でも十分に動作する第2ゲッターと、常温で動作する
第1ゲッターとを収納する。ベーキング時には、第2ゲ
ッターで吸蔵ガスを吸着し、常温に戻されたときに第1
ゲッターで吸蔵ガスを吸着する。これにより、長期にわ
たり真空気密容器1内を高真空を維持することができ
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、内部を真空に保持
する真空気密容器に関するものである。
する真空気密容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平面状のコールドカソードとして
知られている電界放出カソードと、この電界放出カソー
ドから放出される電子を捕集する蛍光体の被着されたア
ノードからなる蛍光表示装置が知られている。この蛍光
表示装置においては、カソードとアノードとが微少間隔
離隔されて配置されているが、その間が空間とされてい
るため、カソードとアノードとを真空気密容器に収納し
ている。ところで、カソードおよびアノードが動作して
いるときには、内部に吸蔵されていた微少なガスが放出
されて、内部を汚染したり真空度を低減させるため、放
出されたガスを吸着して真空気密容器内を清浄かつ真空
に保持するゲッターが、一般に真空気密容器内に設けら
れている。
知られている電界放出カソードと、この電界放出カソー
ドから放出される電子を捕集する蛍光体の被着されたア
ノードからなる蛍光表示装置が知られている。この蛍光
表示装置においては、カソードとアノードとが微少間隔
離隔されて配置されているが、その間が空間とされてい
るため、カソードとアノードとを真空気密容器に収納し
ている。ところで、カソードおよびアノードが動作して
いるときには、内部に吸蔵されていた微少なガスが放出
されて、内部を汚染したり真空度を低減させるため、放
出されたガスを吸着して真空気密容器内を清浄かつ真空
に保持するゲッターが、一般に真空気密容器内に設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】真空気密容器内に設け
られるゲッターの材料としては、通常Ba−Al合金を
ゲッター材料とする蒸発型ゲッターが用いられている。
このBa−Al合金はリング状の金属部材内に収納され
て、真空気密容器内に封入されており、リング状部を外
部から高周波により誘導加熱することにより、 Ba−
Al合金を蒸発させて真空気密容器の内部壁面に蒸着す
るようにしている。この蒸着膜は、鏡のように見えると
ころからゲッターミラーと呼ばれる。ところで、蛍光表
示管においては、ゲッター材料を蒸発させた後に、その
ゲッターの活性化を行うために、200℃以上のオーブ
ン内に入れてベーキング処理を行うようにしている。こ
の時、管内に吸蔵されているガスが放出されるので、こ
の吸蔵ガスをゲッターにより吸着して管内真空度をさら
に高める必要がある。
られるゲッターの材料としては、通常Ba−Al合金を
ゲッター材料とする蒸発型ゲッターが用いられている。
このBa−Al合金はリング状の金属部材内に収納され
て、真空気密容器内に封入されており、リング状部を外
部から高周波により誘導加熱することにより、 Ba−
Al合金を蒸発させて真空気密容器の内部壁面に蒸着す
るようにしている。この蒸着膜は、鏡のように見えると
ころからゲッターミラーと呼ばれる。ところで、蛍光表
示管においては、ゲッター材料を蒸発させた後に、その
ゲッターの活性化を行うために、200℃以上のオーブ
ン内に入れてベーキング処理を行うようにしている。こ
の時、管内に吸蔵されているガスが放出されるので、こ
の吸蔵ガスをゲッターにより吸着して管内真空度をさら
に高める必要がある。
【0004】しかしながら、Ba−Al合金は200℃
間での温度では、清掃作用は多少増大するものの、バリ
ウム膜からガスが遊離したり、バリウムがガラスと反応
して変化するようになる。さらに、200℃以上となる
と、再結晶が起こるようになるため、常温に戻してもゲ
ッターミラーの飽和吸着量が低下してしまうようにな
る。このため、真空気密容器内を十分な高真空に維持す
ることが困難になるという問題点があった。
間での温度では、清掃作用は多少増大するものの、バリ
ウム膜からガスが遊離したり、バリウムがガラスと反応
して変化するようになる。さらに、200℃以上となる
と、再結晶が起こるようになるため、常温に戻してもゲ
ッターミラーの飽和吸着量が低下してしまうようにな
る。このため、真空気密容器内を十分な高真空に維持す
ることが困難になるという問題点があった。
【0005】そこで、本発明はベーキング処理を行って
も内部を高真空に保持することのできるゲッターを備え
る真空気密容器を提供することを目的としている。
も内部を高真空に保持することのできるゲッターを備え
る真空気密容器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の真空気密容器は、常温を動作領域として動
作するゲッター材料からなる第1のゲッターと、ベーキ
ング時の温度が動作領域内とされるゲッター材料からな
る第2のゲッターとを、内部に収納するようにした。こ
れにより、ベーキング時にはこの温度で動作する第2の
ゲッターにより管内吸蔵ガスを吸着することができるの
で、常温に戻したときに第1のゲッターの飽和吸着量に
余裕を持たせることができる。従って、管内の真空度を
十分高真空に維持し続けることができるようになる。
に、本発明の真空気密容器は、常温を動作領域として動
作するゲッター材料からなる第1のゲッターと、ベーキ
ング時の温度が動作領域内とされるゲッター材料からな
る第2のゲッターとを、内部に収納するようにした。こ
れにより、ベーキング時にはこの温度で動作する第2の
ゲッターにより管内吸蔵ガスを吸着することができるの
で、常温に戻したときに第1のゲッターの飽和吸着量に
余裕を持たせることができる。従って、管内の真空度を
十分高真空に維持し続けることができるようになる。
【0007】また、本発明は、前記真空気密容器におい
て、前記第1のゲッターがBaを少なくとも含む蒸発ゲ
ッターとしたもの、あるいは、前記第2のゲッターがZ
r,Ti,Ta,Th,Cbのいずれかを少なくとも含
む非蒸発ゲッターとしたもの、さらに、前記第2のゲッ
ターがCを少なくとも含む多孔性物質としたものであ
る。さらにまた、前記第2のゲッターをMgを少なくと
も含む蒸発ゲッターとしてもよいものである。
て、前記第1のゲッターがBaを少なくとも含む蒸発ゲ
ッターとしたもの、あるいは、前記第2のゲッターがZ
r,Ti,Ta,Th,Cbのいずれかを少なくとも含
む非蒸発ゲッターとしたもの、さらに、前記第2のゲッ
ターがCを少なくとも含む多孔性物質としたものであ
る。さらにまた、前記第2のゲッターをMgを少なくと
も含む蒸発ゲッターとしてもよいものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の真空気密容器の実施の形
態の一構成例を図1および図2に示す。図1は真空気密
容器が蛍光表示管に適用された場合の上面図であり、図
2はそのA−A線で切断したときの断面図である。図1
および図2に示すように、真空気密容器1 は第1 基板2
と第2基板3とを微小間隔対向させて配置させ、その間
をシール部材8により封着して構成されている。第1基
板2および第2基板3は、例えばガラス基板からなり、
第1基板2には平面状の電界放出カソード群が形成され
ており、第2の基板3には蛍光体の被着されたアノード
が形成されている。また、第1基板2と第2基板とは約
200μm 〜500μm 離隔されてシール部材8により
固着されている。
態の一構成例を図1および図2に示す。図1は真空気密
容器が蛍光表示管に適用された場合の上面図であり、図
2はそのA−A線で切断したときの断面図である。図1
および図2に示すように、真空気密容器1 は第1 基板2
と第2基板3とを微小間隔対向させて配置させ、その間
をシール部材8により封着して構成されている。第1基
板2および第2基板3は、例えばガラス基板からなり、
第1基板2には平面状の電界放出カソード群が形成され
ており、第2の基板3には蛍光体の被着されたアノード
が形成されている。また、第1基板2と第2基板とは約
200μm 〜500μm 離隔されてシール部材8により
固着されている。
【0009】また、第1基板2と第2基板3とは長手方
向に若干ずらせて対向配置されており、図示するように
第1基板2は第2基板3より一回り大きく形成されてい
るため、その3辺は第2基板3より外方に突出してい
る。また、残る一辺においては第2基板3が突出してい
る。この突出した第2基板3の部分を覆うように、内部
に第1ゲッター7−1および第2ゲッター7−2を収納
する矩形状のゲッターボックス4がシール部材8により
第1基板2上に固着されている。また、突出した第2基
板3とゲッターボックス4との間には連通孔6が端縁に
形成されている、長方形の連通孔片9が第1基板2の側
面に固着されており、この連通孔片9は、さらにシール
部材8により第2基板3およびゲッターボックス4の間
に固着される。この連通孔片9に形成されている連通孔
6は、第1基板2と第2基板3とにより形成される表示
部が収納される空間とゲッターボックス4内とを連通さ
せるための孔である。
向に若干ずらせて対向配置されており、図示するように
第1基板2は第2基板3より一回り大きく形成されてい
るため、その3辺は第2基板3より外方に突出してい
る。また、残る一辺においては第2基板3が突出してい
る。この突出した第2基板3の部分を覆うように、内部
に第1ゲッター7−1および第2ゲッター7−2を収納
する矩形状のゲッターボックス4がシール部材8により
第1基板2上に固着されている。また、突出した第2基
板3とゲッターボックス4との間には連通孔6が端縁に
形成されている、長方形の連通孔片9が第1基板2の側
面に固着されており、この連通孔片9は、さらにシール
部材8により第2基板3およびゲッターボックス4の間
に固着される。この連通孔片9に形成されている連通孔
6は、第1基板2と第2基板3とにより形成される表示
部が収納される空間とゲッターボックス4内とを連通さ
せるための孔である。
【0010】ゲッターボックス4の上面には排気管5が
溶着されており、排気管5とゲッターボックス4内とを
連通させる孔がゲッターボックス4の上面に形成されて
いる。また、ゲッターボックス4内には第1ゲッター7
−1と第2ゲッター7−2とが収納されているが、第1
ゲッター7−1はリング状の金属部材内に収納されたB
a−Al合金をゲッター材料とする蒸発型ゲッターとさ
れている。そして、外部から高周波によりリング状部が
誘導加熱されることにより、 Ba−Al合金が加熱さ
れて蒸発し、ゲッターボックス4の内部壁面に蒸着され
る。この蒸着膜は、鏡のように見えるところからゲッタ
ーミラーと呼ばれる。
溶着されており、排気管5とゲッターボックス4内とを
連通させる孔がゲッターボックス4の上面に形成されて
いる。また、ゲッターボックス4内には第1ゲッター7
−1と第2ゲッター7−2とが収納されているが、第1
ゲッター7−1はリング状の金属部材内に収納されたB
a−Al合金をゲッター材料とする蒸発型ゲッターとさ
れている。そして、外部から高周波によりリング状部が
誘導加熱されることにより、 Ba−Al合金が加熱さ
れて蒸発し、ゲッターボックス4の内部壁面に蒸着され
る。この蒸着膜は、鏡のように見えるところからゲッタ
ーミラーと呼ばれる。
【0011】なお、ゲッタミラーを形成するのは、電界
放出カソードが形成された第1基板2と、蛍光体の被着
されたアノードが形成されている第2基板3とを位置決
めしてシール部材8により封着することにより真空気密
容器1を形成し、ガス出しを行いながらこの真空気密容
器1内を真空に引いて排気管5を封止した後に、第1ゲ
ッター7−1を蒸発させてゲッタミラーを形成してい
る。ゲッターミラーを形成後に、ゲッターの活性化を行
うために真空気密容器1を炉に入れてベーキング処理を
行う。ベーキングの温度は、約200℃〜250℃とさ
れるが、このとき真空気密容器1内に吸蔵されていて放
出されたガスは、第2ゲッター7−2により吸着される
ようになる。
放出カソードが形成された第1基板2と、蛍光体の被着
されたアノードが形成されている第2基板3とを位置決
めしてシール部材8により封着することにより真空気密
容器1を形成し、ガス出しを行いながらこの真空気密容
器1内を真空に引いて排気管5を封止した後に、第1ゲ
ッター7−1を蒸発させてゲッタミラーを形成してい
る。ゲッターミラーを形成後に、ゲッターの活性化を行
うために真空気密容器1を炉に入れてベーキング処理を
行う。ベーキングの温度は、約200℃〜250℃とさ
れるが、このとき真空気密容器1内に吸蔵されていて放
出されたガスは、第2ゲッター7−2により吸着される
ようになる。
【0012】この第2ゲッター7−2は、Zr系非蒸発
ゲッター、Ceto(80%Th、20%Al−Ce合
金)ゲッター、カーボランダム等の多孔性物質層からな
るゲッター、Mg系蒸発ゲッターのいずれかを用いるこ
とができ、約200℃〜250℃とされるベーキング時
においても十分なゲッター能力を持っている。また、前
述したように、Ba−Al合金からなる第1ゲッター7
−1は、常温においては十分なゲッター能力を有してい
るが、ベーキング時にはその能力が半減してしまうもの
である。そこで、本発明においては上記したようにベー
キング時には第2ゲッター7−2により管内に吸蔵され
たガスを吸着するようにさせ、常温に戻されたときに第
1ゲッター7−1により管内に吸蔵されているガスを吸
着するようにしている。従って、真空気密容器1内を長
期に渡り高真空に維持することが可能となる。なお、B
a−Al合金からなる第1ゲッター7−1の量を増やせ
ばよいように思われるが、Ba−Al合金からなる第1
ゲッター7−1の量を増やすと、その蒸発時に出るガス
が大量となって、真空気密容器1内を汚染するおそれが
あるため、Ba−Al合金からなる第1ゲッター7−1
の量を増やすことはできないものである。
ゲッター、Ceto(80%Th、20%Al−Ce合
金)ゲッター、カーボランダム等の多孔性物質層からな
るゲッター、Mg系蒸発ゲッターのいずれかを用いるこ
とができ、約200℃〜250℃とされるベーキング時
においても十分なゲッター能力を持っている。また、前
述したように、Ba−Al合金からなる第1ゲッター7
−1は、常温においては十分なゲッター能力を有してい
るが、ベーキング時にはその能力が半減してしまうもの
である。そこで、本発明においては上記したようにベー
キング時には第2ゲッター7−2により管内に吸蔵され
たガスを吸着するようにさせ、常温に戻されたときに第
1ゲッター7−1により管内に吸蔵されているガスを吸
着するようにしている。従って、真空気密容器1内を長
期に渡り高真空に維持することが可能となる。なお、B
a−Al合金からなる第1ゲッター7−1の量を増やせ
ばよいように思われるが、Ba−Al合金からなる第1
ゲッター7−1の量を増やすと、その蒸発時に出るガス
が大量となって、真空気密容器1内を汚染するおそれが
あるため、Ba−Al合金からなる第1ゲッター7−1
の量を増やすことはできないものである。
【0013】次に、本発明の真空気密容器の変形例の構
成を図3に示す。図3に示す変形例においては、図示す
るようにゲッターボックスを2つ設けて、それぞれのゲ
ッターボックス内に異なるゲッターを収納するようにし
たものである。図3において、図1に示す真空気密容器
1と同様に、真空気密容器1は第1基板2と第2基板3
とを微少間隔対向させて配置させ、その間をシール部材
により封着して構成されている。第1基板2および第2
基板3は、例えばガラス基板からなり、第1基板2には
平面状の電界放出カソード群が形成されており、第2の
基板3には蛍光体の被着されたアノードが形成されてい
る。また、第1基板2と第2基板とは約200μm 〜5
00μm 離隔されてシール部材8により固着されてい
る。
成を図3に示す。図3に示す変形例においては、図示す
るようにゲッターボックスを2つ設けて、それぞれのゲ
ッターボックス内に異なるゲッターを収納するようにし
たものである。図3において、図1に示す真空気密容器
1と同様に、真空気密容器1は第1基板2と第2基板3
とを微少間隔対向させて配置させ、その間をシール部材
により封着して構成されている。第1基板2および第2
基板3は、例えばガラス基板からなり、第1基板2には
平面状の電界放出カソード群が形成されており、第2の
基板3には蛍光体の被着されたアノードが形成されてい
る。また、第1基板2と第2基板とは約200μm 〜5
00μm 離隔されてシール部材8により固着されてい
る。
【0014】また、第1基板2と第2基板3とは斜め方
向に若干ずらせて対向配置されており、図示するように
第1基板2と第2基板3とはほぼ同一の大きさに形成さ
れているため、互いにその2辺は相互の基板から外方に
突出している。そして、第2基板3の突出した部分を覆
うように、内部に第1ゲッター7−1を収納する矩形状
のゲッターボックス4Aと、内部に第2ゲッター7−2
を収納する矩形状のゲッターボックス4Bがシール部材
により第1基板2上に固着されている。また、突出した
第2基板3とゲッターボックス4A,4Bとの間には連
通孔6A,6Bがそれぞれ形成されている長方形の連通
孔片が、前記図2に示すものと同様に第1基板2の側面
に固着されており、この連通孔片は、さらにシール部材
により第2基板3およびゲッターボックス4A,4Bと
の間に固着されている。この連通孔片に形成されている
連通孔6A,6Bは、第1基板2と第2基板3とにより
形成される表示部が収納される空間とゲッターボックス
4A,4B内とを連通させるための孔である。
向に若干ずらせて対向配置されており、図示するように
第1基板2と第2基板3とはほぼ同一の大きさに形成さ
れているため、互いにその2辺は相互の基板から外方に
突出している。そして、第2基板3の突出した部分を覆
うように、内部に第1ゲッター7−1を収納する矩形状
のゲッターボックス4Aと、内部に第2ゲッター7−2
を収納する矩形状のゲッターボックス4Bがシール部材
により第1基板2上に固着されている。また、突出した
第2基板3とゲッターボックス4A,4Bとの間には連
通孔6A,6Bがそれぞれ形成されている長方形の連通
孔片が、前記図2に示すものと同様に第1基板2の側面
に固着されており、この連通孔片は、さらにシール部材
により第2基板3およびゲッターボックス4A,4Bと
の間に固着されている。この連通孔片に形成されている
連通孔6A,6Bは、第1基板2と第2基板3とにより
形成される表示部が収納される空間とゲッターボックス
4A,4B内とを連通させるための孔である。
【0015】ゲッターボックス4A,4Bの上面には排
気管5A,5Bが溶着されており、排気管5A,5Bと
ゲッターボックス4A,4B内とを連通させる孔がゲッ
ターボックス4A,4Bの上面に形成されている。ま
た、ゲッターボックス4A内には第1ゲッター7−1が
収納されており、第1ゲッター7−1はリング状の金属
部材内に収納されたBa−Al合金をゲッター材料とす
る蒸発型ゲッターとされている。そして、外部から高周
波によりリング状部が誘導加熱されることにより、 B
a−Al合金が加熱されて蒸発し、ゲッターボックス4
Aの内部壁面に蒸着される。さらに、ゲッターボックス
4B内には第2ゲッター7−2が収納されており、第2
ゲッター7−2はZr系非蒸発ゲッター、Ceto(8
0%Th、20%Al−Ce合金)ゲッター、カーボラ
ンダム等の多孔性物質層からなるゲッター、Mg系蒸発
ゲッターのいずれかを用いることができ、約200℃〜
250℃とされるベーキング時においても十分なゲッタ
ー能力を持っている。
気管5A,5Bが溶着されており、排気管5A,5Bと
ゲッターボックス4A,4B内とを連通させる孔がゲッ
ターボックス4A,4Bの上面に形成されている。ま
た、ゲッターボックス4A内には第1ゲッター7−1が
収納されており、第1ゲッター7−1はリング状の金属
部材内に収納されたBa−Al合金をゲッター材料とす
る蒸発型ゲッターとされている。そして、外部から高周
波によりリング状部が誘導加熱されることにより、 B
a−Al合金が加熱されて蒸発し、ゲッターボックス4
Aの内部壁面に蒸着される。さらに、ゲッターボックス
4B内には第2ゲッター7−2が収納されており、第2
ゲッター7−2はZr系非蒸発ゲッター、Ceto(8
0%Th、20%Al−Ce合金)ゲッター、カーボラ
ンダム等の多孔性物質層からなるゲッター、Mg系蒸発
ゲッターのいずれかを用いることができ、約200℃〜
250℃とされるベーキング時においても十分なゲッタ
ー能力を持っている。
【0016】したがって、変形例においてもベーキング
時にはゲッターボックス4B内に収納された第2ゲッタ
ー7−2により管内に吸蔵されたガスを吸着するように
させ、常温に戻されたときにゲッターボックス4A内の
壁面に形成された第1ゲッター7−1のゲッタミラーに
より管内に吸蔵されているガスを吸着するようにしてい
る。従って、真空気密容器1内を長期に渡り高真空に維
持することが可能となる。なお、変形例においては第2
ゲッター7−2を蒸発型ゲッターとしても、両ゲッター
を独立して配置したため、両ゲッターのゲッターミラー
が重なることがない。このため各ゲッターを効率的に動
作させることができる。また、ゲッターボックス4Aに
収納するゲッターを第2ゲッター7−2としても、ゲッ
ターボックス4Bに収納するゲッターを第1ゲッター7
−1としてもよい。
時にはゲッターボックス4B内に収納された第2ゲッタ
ー7−2により管内に吸蔵されたガスを吸着するように
させ、常温に戻されたときにゲッターボックス4A内の
壁面に形成された第1ゲッター7−1のゲッタミラーに
より管内に吸蔵されているガスを吸着するようにしてい
る。従って、真空気密容器1内を長期に渡り高真空に維
持することが可能となる。なお、変形例においては第2
ゲッター7−2を蒸発型ゲッターとしても、両ゲッター
を独立して配置したため、両ゲッターのゲッターミラー
が重なることがない。このため各ゲッターを効率的に動
作させることができる。また、ゲッターボックス4Aに
収納するゲッターを第2ゲッター7−2としても、ゲッ
ターボックス4Bに収納するゲッターを第1ゲッター7
−1としてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、ベーキング時にはこの温度で十分動作する第2のゲ
ッターにより管内吸蔵ガスを吸着することができるの
で、常温に戻したときに第1のゲッターの飽和吸着量に
余裕を持たせることができる。従って、管内の真空度を
十分高真空に長期間にわたり維持し続けることができる
ようになる。
で、ベーキング時にはこの温度で十分動作する第2のゲ
ッターにより管内吸蔵ガスを吸着することができるの
で、常温に戻したときに第1のゲッターの飽和吸着量に
余裕を持たせることができる。従って、管内の真空度を
十分高真空に長期間にわたり維持し続けることができる
ようになる。
【図1】本発明の真空気密容器の実施の形態の構成を示
す上面図である。
す上面図である。
【図2】本発明の真空気密容器の実施の形態の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本発明の真空気密容器の実施の形態の変形例の
構成を示す上面図である。
構成を示す上面図である。
1 真空気密容器 2 第1基板 3 第2基板 4,4A,4B ゲッターボックス 5,5A,5B 排気管 6,6A,6B 連通孔 7−1,7−2 ゲッター 8 シール部材 9 連通孔片
Claims (5)
- 【請求項1】 常温を動作領域として動作するゲッター
材料からなる第1のゲッターと、 ベーキング時の温度が動作領域内とされるゲッター材料
からなる第2のゲッターとが、内部に収納されているこ
とを特徴とする真空気密容器。 - 【請求項2】 前記第1のゲッターがBaを少なくとも
含む蒸発ゲッターとされていることを特徴とする請求項
1記載の真空気密容器。 - 【請求項3】 前記第2のゲッターがZr,Ti,T
a,Th,Cbのいずれかを少なくとも含む非蒸発ゲッ
ターとされていることを特徴とする請求項1あるいは2
記載の真空気密容器。 - 【請求項4】 前記第2のゲッターがCを少なくとも
含む多孔性物質からなることを特徴とする請求項1ある
いは2記載の真空気密容器。 - 【請求項5】 前記第2のゲッターがMgを少なくとも
含む蒸発ゲッターとされていることを特徴とする請求項
1あるいは2記載の真空気密容器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15634396A JPH09320493A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 真空気密容器 |
| TW086116702A TW343191B (en) | 1996-05-29 | 1997-11-08 | Vacuum hermetic container |
| FR9714828A FR2771549B1 (fr) | 1996-05-29 | 1997-11-26 | Recipient hermetique sous vide |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15634396A JPH09320493A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 真空気密容器 |
| FR9714828A FR2771549B1 (fr) | 1996-05-29 | 1997-11-26 | Recipient hermetique sous vide |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09320493A true JPH09320493A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=26233950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15634396A Pending JPH09320493A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 真空気密容器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09320493A (ja) |
| FR (1) | FR2771549B1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6396207B1 (en) | 1998-10-20 | 2002-05-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image display apparatus and method for producing the same |
| JP2007042424A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Sony Corp | 平面型表示装置 |
| US8002602B2 (en) | 2008-01-31 | 2011-08-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Manufacturing method of vacuum airtight container |
| JP2012248369A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Denso Corp | 電子放出素子 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20050253283A1 (en) * | 2004-05-13 | 2005-11-17 | Dcamp Jon B | Getter deposition for vacuum packaging |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE606547C (de) * | 1929-11-06 | 1934-12-05 | Siegmund Loewe Dr | Verfahren zur Herstellung von Hochvakuumroehren |
| GB931979A (en) * | 1959-05-14 | 1963-07-24 | John Henry Owen Harries | Improvements in and relating to the evacuation of vacuum and gas filled envelopes |
| IT720119A (ja) * | 1964-04-11 | |||
| DE2062992A1 (de) * | 1970-12-21 | 1972-06-29 | Siemens Ag | Getterkörper aus einem Zirkon-Kohle-Sinterteil zum Betrieb bei Raumtemperaturen |
| US4297082A (en) * | 1979-11-21 | 1981-10-27 | Hughes Aircraft Company | Vacuum gettering arrangement |
| IT1237948B (it) * | 1990-01-05 | 1993-06-19 | Getters Spa | Dispositivo getter ed insieme getterante per un tibo a raggi catodici |
| US5688708A (en) * | 1996-06-24 | 1997-11-18 | Motorola | Method of making an ultra-high vacuum field emission display |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP15634396A patent/JPH09320493A/ja active Pending
-
1997
- 1997-11-26 FR FR9714828A patent/FR2771549B1/fr not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6396207B1 (en) | 1998-10-20 | 2002-05-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image display apparatus and method for producing the same |
| US6652343B2 (en) | 1998-10-20 | 2003-11-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for gettering an image display apparatus |
| JP2007042424A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Sony Corp | 平面型表示装置 |
| US8002602B2 (en) | 2008-01-31 | 2011-08-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Manufacturing method of vacuum airtight container |
| JP2012248369A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Denso Corp | 電子放出素子 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2771549A1 (fr) | 1999-05-28 |
| FR2771549B1 (fr) | 2001-06-15 |
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