JPH09321623A - D/a変換器 - Google Patents

D/a変換器

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JPH09321623A
JPH09321623A JP13503396A JP13503396A JPH09321623A JP H09321623 A JPH09321623 A JP H09321623A JP 13503396 A JP13503396 A JP 13503396A JP 13503396 A JP13503396 A JP 13503396A JP H09321623 A JPH09321623 A JP H09321623A
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bits
dac
data
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JP13503396A
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Hideo Kusakabe
秀雄 日下部
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビット数が増大しても、補正データの収集に時
間がかからないDACを提供すること。 【解決手段】N−1ビットの入力信号Dの上位Mビット
をアドレスとして第1の補正データを出力する第1のR
AM1と、入力信号Dの下位N−1−Mビットをアドレ
スとして第2の補正データを出力する第2のRAM2
と、第1の補正データと第2の補正データに基づいて補
正信号を生成する補正信号生成器3と、補正信号と入力
信号Dに基づいてNビットの補正入力信号を生成する補
正入力信号生成器4と、補正入力信号をアナログ信号に
変換するNビットのDAC本体5とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル・アナロ
グ変換器(DAC:Digita Analog Converter)に係り、
特に荷電ビーム抽画装置の偏向器等に用いられる高ビッ
トのDACに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウェハやフォトマスク等の試
料に微細パターンを形成するために、電子ビーム描画装
置が利用されている。この種の電子ビーム描画装置で
は、電子ビームを高精度に偏向するために、直線性歪み
が小さく、高ビットのDACを用いた偏向用増幅器が要
求されている。
【0003】一方、DACの低直線性歪みを確保するた
めに、描画の際にDAC本体の直線性歪みを補正する必
要ある。このため、D/A変換を行なうDAC本体と、
DAC本体の直線性歪みの補正に必要な補正データを格
納するRAMとからなるDACが用いられている。
【0004】しかし、この種のDACには以下のような
問題がある。高精度化のために高ビットのDAC本体を
用いると、補正に必要なデータ量が増大する。このた
め、補正に必要なデータを収集するために行なうDAC
本体の直線性歪みの測定に時間がかかるという問題が生
じる。
【0005】例えば、20ビットの場合、直線性歪みを
高精度で1点測定するには1秒かかるので、全点(220
=1048576)を測定すると291時間もかかり、
実用的ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、高精度化
のために、20ビット程度の高ビットのDACを用いる
と、直線性歪みの補正に必要なデータ量が多くなり、補
正データの収集のために行なうDAC本体の直線性歪み
の測定に時間がかかるという問題があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、ビット数が増大して
も、補正データの収集に時間がかからないDACを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
[概要]上記目的を達成するために、本発明に係るDA
C(請求項1)は、N−1ビットの入力信号の上位Mビ
ットをアドレスとして第1の補正データを出力する第1
の補正メモリと、前記入力信号の下位N−1−Mビット
をアドレスとして第2の補正データを出力する第2の補
正メモリと、前記第1の補正データと前記第2の補正デ
ータに基づいて補正信号を生成する補正信号生成器と、
前記補正信号と前記入力信号に基づいてNビットの補正
入力信号を生成する補正入力信号生成器と前記補正入力
信号をアナログ信号に変換するNビットのD/A変換器
本体とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る他のDAC(請求項
2)は、上記DAC(請求項1)において、前記第1の
補正データが、前記入力信号の上位Mビットのみを変化
させた場合の前記D/A変換器本体の実際の出力値と所
定の出力値との差に基づいて作成された2M 個のデー
タ、前記第2の補正データが、前記入力信号の下位N−
1−Mビットのみを変化させた場合の前記D/A変換器
本体の実際の出力値と所定の出力値との差に基づいて作
成された2N-1-M 個のデータであることを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る他のDAC(請求項
3)は、Nビットの入力信号を第1のアナログ信号に変
換するNビットの第1のD/A変換器本体と、前記入力
信号の上位Mビットをアドレスとして第1の補正データ
を出力する第1の補正メモリと、前記入力信号の下位N
−Mビットをアドレスとして第2の補正データを出力す
る第2の補正メモリと、前記第1の補正データと前記第
2の補正データに基づいてデジタルの補正信号を生成す
る補正信号生成器と、前記デジタルの補正入力信号を第
2のアナログ信号に変換する第2のD/A変換器本体
と、前記第1のアナログ信号と前記第2のアナログ信号
との加算信号を生成する加算信号生成器とを備えたこと
を特徴とする。
【0011】また、本発明に係る他のDAC(請求項
4)は、上記DAC(請求項3)において、前記第1の
補正データが、前記入力信号の上位Mビットのみを変化
させた場合の前記第1のD/A変換器本体の実際の出力
値と所定の出力値との差に基づいて作成された2M 個の
データ、前記第2の補正データが、前記入力信号の下位
N−−Mビットのみを変化させた場合の前記第1のD/
A変換器本体の実際の出力値と所定の出力値との差に基
づいて作成された2N-M 個のデータであることを特徴と
する。
【0012】また、本発明に係る他のDAC(請求項
5)は、上記DAC(請求項1,3)において、前記第
1および第2の補正メモリがそれぞれ複数のメモリによ
り構成されていることを特徴とする。
【0013】[作用]本発明では、補正データを、N−
1(N)ビットの入力信号の上位Mビットをアドレスと
して第1の補正データを出力する第1の補正メモリと、
入力信号の下位N−1−M(N−M)ビットをアドレス
として第2の補正データを出力する第2の補正メモリと
に別けて格納している。すなわち、本発明では、補正デ
ータとしては、上述したように、全ビットに関する補正
データを用いるのではなく、入力信号の上位ビットに関
する第1の補正データと、入力信号の下位ビットに関す
る第2の補正データとで構成されたものを用いている。
【0014】この結果、例えば、20ビットの高ビット
の入力信号を上位10ビット、下位10ビットに別けて
補正データを収集するための測定を行なう場合であれ
ば、210+210=2048回の測定で済み、従来の全ビ
ットを補正する場合(220=1048576)に比べて
はるかに測定回数が少なくなるので、測定全体にかかる
時間を大幅に短縮できるようになる。
【0015】さらに、高ビットのDAC本体の場合、例
えば、20ビットのDAC本体の場合、上位Mビット、
例えば、上位10ビットは非線形の直線歪みとなるが、
下位10ビットは線形性の直線歪みとなるので、下位1
0ビットの測定については実際には210回よりもはるか
に少ない10回の測定で済む。残りは補完により正確に
求められる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係るDACの概略構成を示すブロック図である。
【0017】図中、DはN−1ビットの入力信号を示し
ており、この入力信号Dの全ビットは減算器からなる補
正入力信号生成器4に入力される。また、入力信号Dの
M桁からN−1桁までの上位ビットは第1のRAM1に
入力され、入力信号DのM−1桁から1桁までの下位ビ
ットは第2のRAM2に入力される。
【0018】第1のRAM1は上位ビットをアドレスと
して上位ビットに関する補正データ(第1の補正デー
タ)を出力し、第2のRAM2は下位ビットをアドレス
として下位ビットに関する補正データ(第2の補正デー
タ)を出力する。
【0019】ここで、入力信号Dが高ビットの場合、例
えば、20ビットの場合、従来は低直線性歪みを確保す
るために、220ビットの記憶容量のRAMが必要となる
が、本実施形態では、例えば、第1のRAM1は10ビ
ットのRAM、第2のRAM2は10ビットのRAMで
済む。
【0020】したがって、従来は、補正に必要なデータ
を収集するために行なうDAC本体の直線性歪みの測定
の回数は220回となるが、本実施形態によれば、例え
ば、210回で済む。したがって、1回の測定に1秒かか
るとすると、測定全体にかかる時間は、219時間から
34分に短縮できる。さらに、第1のRAM1を8ビッ
トのRAM、第2のRAM2を12ビットのRAMにし
た場合には、5分弱にまで短縮できる。経験上、DAC
の非線形の直線歪みを補正するには、上位8ビットを行
なえば実用上問題ない。
【0021】第1のRAM1の出力E1(第1の補正デ
ータ)および第2のRAM2の出力E2(第2の補正デ
ータ)は加算器からなる補正信号生成器3に入力され、
この補正信号生成器3の出力(E1+E2)である補正
信号は補正入力信号生成器4に入力される。
【0022】補正入力信号生成器4は、入力信号Dと出
力E1,E2との差(D−E1−E2)からNビットの
補正入力信号を生成し、この生成された補正入力信号は
NビットのDAC本体5に入力される。
【0023】この結果、DAC本体5は、直線歪みが補
正され、入力信号Dに比例したレベルのアナログ信号
(電圧)を出力する。例えば、入力信号Dが10000
00000000000100(以下、D1と略記)
で、DAC本体5に入力信号D1を入力した場合のDA
C本体5の出力レベルが理想値よりも高ければ、入力信
号D1よりも小さいビットのデジタル信号、例えば、1
000000000000000010が補正入力信号
としてDAC本体5に入力され、入力信号D1の場合よ
りも小さい出力レベルが得られることにより、直線歪み
が補正される。
【0024】なお、入力信号Dのビット数よりもDAC
本体5のビット数のほうが大きいのは、N−1ビットの
入力信号DにN−1ビットの補正入力信号を追加した結
果、桁の繰り上りが生じる可能性があるからである。
【0025】このように本実施形態では、入力信号Dに
対するDAC本体5の出力が所定レベルになるように、
入力信号Dを補正入力信号により補正する。このとき、
補正データとしては、上述したように、全ビットに関す
る補正データを用いるのではなく、入力信号Dの上位ビ
ットに関する第1の補正データと、入力信号Dの下位ビ
ットに関する第2の補正データとで構成されたものを用
いているので、測定全体にかかる時間を大幅に短縮でき
るようになる。
【0026】次に第1のRAM1の直線歪みの補正デー
タの書き込みについて説明する。まず、第1のRAM1
および第2のRAM2の内容をゼロにし、補正信号生成
器3から補正入力信号生成器4への出力を常にゼロにす
る。すなわち、補正入力信号生成器4には入力信号Dし
か入力されないようにする。
【0027】次にNビットの入力信号D´をDAC本体
5に入力して、DAC本体5の実際の出力を測定する。
具体的には、入力信号D´のN−M桁から1桁までの下
位ビットを全て0にした状態で、N−M+1桁からN桁
までの上位ビットを順次変化させて、2M 回の測定を行
なう。この測定の結果は例えば以下のようになる。 入力信号D´ 0 c1*1 c1*2 … c1*p1 DAC出力V1(i) V1(0) V1(1) V1(2) …V1 (p1) ここで、c1は2M 、p1は2N-M である。
【0028】次に各入力信号D´におけるDAC本体5
の実際の出力V1(i)と各入力信号D´におけるDA
C本体5の理想の出力y(y=ax、aは定数、xは入
力信号D´を10進法に変換した値)との差E1(i)
を計算する。この計算の結果は例えば以下のようにな
る。 入力信号D´ 0 c1*1 c1*2 … c1*p1 差E1(i) E1(0) E1(1) E1(2) …E1 (p1) これら差E1(i)から補正に必要な補正データを作成
し、入力信号Dに対応したアドレスで第1のRAM1に
書き込む。補正データの作成方法は例えば従来の全ビッ
ト数を測定する場合のそれと同じで良い。
【0029】次に第2のRAM2の直線歪みの補正デー
タの書き込みについて説明する。まず、第1のRAM1
および第2のRAM2の内容をゼロにし、補正信号生成
器3から補正入力信号生成器4への出力を常にゼロにす
る。すなわち、補正入力信号生成器4には入力信号Dし
か入力されないようにする。
【0030】次にNビットの入力信号D´をDAC本体
5に入力して、DAC本体5の出力を測定する。具体的
には、入力信号D´のN−M+1桁からN桁までの上位
ビットを全て0にした状態で、N−M桁から1桁までの
下位ビットを順次変化させ、2N-1-M 回の測定を行な
う。この測定の結果は例えば以下のようになる。 入力信号D´ 0 1 2 … p2 DAC出力V1(i) V2(0) V2(1) V2(2) …V2(p2) ここで、p2は2M である。
【0031】次に各入力信号D´におけるDAC本体5
の実際の出力V2(i)と各入力信号D´におけるDA
C本体5の理想の出力y(y=ax、aは定数、xは入
力信号D´を10進法に変換した値)との差E2(i)
を計算する。この計算の結果は例えば以下のようにな
る。 入力信号D´ 0 1 2 … p2 差E1(i) E2(0) E2(1) E2(2) …E2 (p2) これら差E2(i)から補正に必要な補正データを作成
し、入力信号Dに対応したアドレスで第2のRAM2に
書き込む。
【0032】下位ビットに関する直線歪みは一般には線
形となるので、全ての下位ビットに関して測定を行なう
必要はない。例えば、下位ビットが10ビットであれ
ば、(1000000000)の場合のDAC本体の実
際の出力と、(0100000000)の場合のDAC
本体の実際の出力とを加えれば、(110000000
0)の場合のDAC本体の実際の出力が得られるので、
(1100000000)の場合のDAC本体の実際の
出力を測定する必要ない。
【0033】したがって、下位ビットが10ビットの場
合であれば、10個の異なる入力信号に関するDAC本
体の出力を測定するだけで済む。通常は1つの桁だけに
1が立った10個の入力信号に対する出力をすることに
なる。
【0034】このように下位ビットを直線歪みが線形と
なるように選ぶことにより、大幅に測定時間を短縮でき
るようになる。上記差E1(i),E2(i)は、例え
ば、PROMに記憶され、DACの使用時にPROMか
ら差E1(i),E2(i)を読出してRAM1,2に
書き込む。上記PROMは、例えば、DACが電子ビー
ム描画装置の偏向用増幅器に用いるものであれば、装置
本体に組み込まれることになる。 (第2の実施形態)図2、本発明の第2の実施形態に係
るDACの概略構成を示すブロック図である。
【0035】本実施形態が第1の実施形態と異なる点
は、補正データを格納するRAMを2個から4個に増や
したことにある。図中、DはN−1ビットの入力信号を
示しており、この入力信号Dは補正入力信号生成器4に
入力される。また、入力信号DのN−1桁からM1桁ま
でのビットは第1のRAM11に入力され、入力信号D
のM1−1桁からM2桁までのビットは第2のRAM1
2に入力され、入力信号DのM2−1桁からM3桁まで
のビットは第3のRAM12に入力され、入力信号Dの
M3−1桁から1桁までのビットは第3のRAM14に
入力される。
【0036】この場合、入力信号Dの上位ビットは、例
えば、第1、第2のRAM11,12に分割して格納さ
れ、入力信号Dの下位ビットは、例えば、第3、第4の
RAM13,14に分割して格納される。
【0037】第1のRAM11の出力E11および第2
のRAM12の出力E12は、加算器からなる第1の補
正信号生成器15に入力され、この補正信号生成器15
の出力(E11+E12)は、加算器からなる第3の補
正信号生成器17に入力される。
【0038】一方、第3のRAM13の出力E13およ
び第3のRAM13の出力E13は、加算器からなる第
2の補正信号生成器16に入力され、この補正信号生成
器16の出力(E13+E14)は、第3の補正信号生
成器17に入力される。
【0039】この第3の補正信号生成器17の出力(E
11+E12+E13+E14)は、減算器からなる補
正入力信号生成器4に入力される。補正入力信号生成器
4は、入力信号Dと出力E11,E12,E13,E1
4との差(D−E11−E12−E13−E14)から
補正入力信号を生成し、この生成された補正入力信号は
NビットのDAC本体5に入力される。
【0040】この結果、DAC本体5は、直線歪みが補
正され、入力信号Dに比例したレベルのアナログ信号
(電圧)を出力する。本実施形態でも第1の実施形態と
同様の効果が得られる。ただし、本実施形態によれば、
補正データを4つに分割して各データをそれぞれ別のR
AMに格納するようにしているので、上記効果はさらに
顕著なものとなる。
【0041】なお、本実施形態では、データの加算を複
数の補正信号生成器で並列的に行なっているが、下位ビ
ットのデータの加算に関しては1個の補正信号生成器
(補正入力信号生成器4を含めて)で時分割で行なうこ
ともできる。 (第3の実施形態)図3、本発明の第3の実施形態に係
るDACの概略構成を示すブロック図である。
【0042】第1、第2の実施形態では、入力信号に対
応したDAC本体の出力が所定レベルになるように、上
記入力信号に補正入力信号を加えたデータをDAC本体
に入力した。本実施形態では、DAC本体の出力が所定
レベルになるように、該DAC本体の出力に別のDAC
本体の出力を加える。
【0043】図中、DはNビットの入力信号を示してお
り、この入力信号Dの全ビットは第1のDAC本体51
に入力される。一方、入力信号DのM桁からN桁までの
上位ビットは第1のRAM1に入力され、入力信号Dの
M−1桁から1桁までの下位ビットは第2のRAM2に
入力される。第1のRAM1、第2のRAM2にはそれ
ぞれ上位ビットに関する補正データ、下位ビットに関す
る補正データが格納されている。
【0044】第1のRAM1の出力E1および第2のR
AM2の出力E2は、加算器からなる補正信号生成器3
に入力される。この補正信号生成器3の出力(E1+E
2)は、第2のDAC本体52 に入力される。この第2
のDAC本体52 は、第1、第2の実施形態の補正入力
信号生成器4に相当する。
【0045】第1のDAC本体51 の出力V1は抵抗R
1を介して差動増幅器21の−端子二入力され、第2の
DAC本体52 の出力V2は抵抗R2を介して差動増幅
器21の−端子に入力される。差動増幅器21の+端子
は接地されている。
【0046】この結果、第1のDAC本体51 の出力V
1と第2のDAC本体52 の出力V2とは差動増幅器2
1によりアナログ加算され、差動増幅器21は入力信号
Dに比例したレベルのアナログ信号(出力電圧Vout =
−Rf(V1/R1+V2+R2)を出力する。なお、
上式中、Rfは帰還抵抗を示している。
【0047】なお、本実施形態では、第1のDAC本体
51 の出力を補正するので、第1のDAC本体51 およ
び入力信号Dのビット数は同じになる。また、抵抗R
1,R2を調整することにより、第2のDAC本体52
として、第1のDAC本体51よりもビット数の少ない
DAC本体を使用できる。具体的には、第2のDAC本
体52 のビット数は、第1のDAC本体51 のビット数
のR1/R倍で済む。
【0048】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。例えば、上記実施形態では、電子ビ
ーム描画装置の偏向用増幅器に用いられるDACを想定
して説明したが他の機器に用いれるDACにも適用でき
る。特にビット数が高く、非線形の直線歪みの補正が必
要となるDACに有効である。その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で、種々変形して実施できる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、補
正データとして、入力信号の上位ビットに関する第1の
補正データと、入力信号Dの下位ビットに関する第2の
補正データとで構成されたものを用いているので、入力
信号のビット数が増大しても、少ない測定回数で必要な
補正データを収集でき、補正データの収集に時間はかか
らなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るDACの概略構
成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施形態に係るDACの概略構
成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施形態に係るDACの概略構
成を示すブロック図
【符号の説明】
1…RAM(第1の補正メモリ) 2…RAM(第2の補正メモリ) 3…補正信号生成器 4…補正入力信号生成器 5…DAC本体 51 …DAC本体(第1のD/A変換器本体) 52 …DAC本体(第2のD/A変換器本体) 11…RAM(第1の補正メモリ) 12…RAM(第1の補正メモリ) 13…RAM(第2の補正メモリ) 14…RAM(第2の補正メモリ) 15,16,17…第1の補正信号生成器 21…差動増幅器(加算信号生成器)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N−1ビットの入力信号の上位Mビットを
    アドレスとして第1の補正データを出力する第1の補正
    メモリと、 前記入力信号の下位N−1−Mビットをアドレスとして
    第2の補正データを出力する第2の補正メモリと、 前記第1の補正データと前記第2の補正データに基づい
    て補正信号を生成する補正信号生成器と、 前記補正信号と前記入力信号に基づいてNビットの補正
    入力信号を生成する補正入力信号生成器と前記補正入力
    信号をアナログ信号に変換するNビットのD/A変換器
    本体とを具備してなることを特徴とするD/A変換器。
  2. 【請求項2】前記第1の補正データは、前記入力信号の
    上位Mビットのみを変化させた場合の前記D/A変換器
    本体の実際の出力値と所定の出力値との差に基づいて作
    成された2M 個のデータ、前記第2の補正データは、前
    記入力信号の下位N−1−Mビットのみを変化させた場
    合の前記D/A変換器本体の実際の出力値と所定の出力
    値との差に基づいて作成された2N-1-M 個のデータであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のD/A変換器。
  3. 【請求項3】Nビットの入力信号を第1のアナログ信号
    に変換するNビットの第1のD/A変換器本体と、 前記入力信号の上位Mビットをアドレスとして第1の補
    正データを出力する第1の補正メモリと、 前記入力信号の下位N−Mビットをアドレスとして第2
    の補正データを出力する第2の補正メモリと、 前記第1の補正データと前記第2の補正データに基づい
    てデジタルの補正信号を生成する補正信号生成器と、 前記デジタルの補正入力信号を第2のアナログ信号に変
    換する第2のD/A変換器本体と、 前記第1のアナログ信号と前記第2のアナログ信号との
    加算信号を生成する加算信号生成器とを具備してなるこ
    とを特徴とするD/A変換器。
  4. 【請求項4】前記第1の補正データは、前記入力信号の
    上位Mビットのみを変化させた場合の前記第1のD/A
    変換器本体の実際の出力値と所定の出力値との差に基づ
    いて作成された2M 個のデータ、前記第2の補正データ
    は、前記入力信号の下位N−−Mビットのみを変化させ
    た場合の前記第1のD/A変換器本体の実際の出力値と
    所定の出力値との差に基づいて作成された2N-M 個のデ
    ータであることを特徴とする請求項4に記載のD/A変
    換器。
  5. 【請求項5】前記第1および第2の補正メモリはそれぞ
    れ複数のメモリにより構成されていることを特徴とする
    請求項1または請求項3に記載のD/A変換器。
JP13503396A 1996-05-29 1996-05-29 D/a変換器 Pending JPH09321623A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007274488A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Advantest Corp D/a変換装置、d/a変換方法、荷電粒子ビーム露光装置及び荷電粒子ビーム露光方法
JP2017060041A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 日本電波工業株式会社 信号変換装置及び発振装置

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