JPH09321989A - エッジ領域検出装置 - Google Patents
エッジ領域検出装置Info
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- JPH09321989A JPH09321989A JP8155011A JP15501196A JPH09321989A JP H09321989 A JPH09321989 A JP H09321989A JP 8155011 A JP8155011 A JP 8155011A JP 15501196 A JP15501196 A JP 15501196A JP H09321989 A JPH09321989 A JP H09321989A
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の像域分離装置で使用されていたエッジ
領域検出装置に比較し、画像のエッジ領域の検出に要す
る時間を短縮し、また、構成が簡単で低コストのエッジ
領域検出装置を提供する。 【解決手段】 入力された画像データに基づいて該画像
データによって表現される画像のエッジ領域を検出する
エッジ領域検出装置24において、入力された画像デー
タの注目画素に、平滑化マトリクスを使用して平滑化処
理を行う平滑化手段44と、入力された画像データに基
づき注目画素の両側に存在する2つの画素の濃度差を検
出する濃度差検出手段46と、前記平滑化後の注目画素
の濃度と前記濃度検出手段による検出結果とに基づい
て、注目画素が画像のエッジ領域の画素か否かを判定し
判定結果を出力する判定手段48とを設けた。
領域検出装置に比較し、画像のエッジ領域の検出に要す
る時間を短縮し、また、構成が簡単で低コストのエッジ
領域検出装置を提供する。 【解決手段】 入力された画像データに基づいて該画像
データによって表現される画像のエッジ領域を検出する
エッジ領域検出装置24において、入力された画像デー
タの注目画素に、平滑化マトリクスを使用して平滑化処
理を行う平滑化手段44と、入力された画像データに基
づき注目画素の両側に存在する2つの画素の濃度差を検
出する濃度差検出手段46と、前記平滑化後の注目画素
の濃度と前記濃度検出手段による検出結果とに基づい
て、注目画素が画像のエッジ領域の画素か否かを判定し
判定結果を出力する判定手段48とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置で使用されるエッジ
領域検出装置に関するものである。
機、ファクシミリ等の画像形成装置で使用されるエッジ
領域検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機やファクシミリ装置等の
画像形成装置で文字及び絵柄が混在した画像を再生する
場合、文字領域については解像度を優先した画像処理を
行い、絵柄領域には階調性を優先した画像処理を行うこ
とにより、再生画像を良好なものとすることができる。
このためには、画像を文字領域と絵柄領域とに分離する
像域分離装置が必要となり、従来、いくつかの像域分離
装置が提案されてきた(特開昭63−142766号、
特開平1−132247号、特開平5−176167号
等)。
画像形成装置で文字及び絵柄が混在した画像を再生する
場合、文字領域については解像度を優先した画像処理を
行い、絵柄領域には階調性を優先した画像処理を行うこ
とにより、再生画像を良好なものとすることができる。
このためには、画像を文字領域と絵柄領域とに分離する
像域分離装置が必要となり、従来、いくつかの像域分離
装置が提案されてきた(特開昭63−142766号、
特開平1−132247号、特開平5−176167号
等)。
【0003】これらの像域分離装置においては、絵柄領
域の網点の周期性を利用するもの等様々な方式が採用さ
れているが、特に、上記特開平5−176167号に記
載の従来技術においては、画像のエッジ領域の検出結果
と、画像の白地領域の検出結果との両者の検出結果に基
づき、文字領域と絵柄領域とを高精度に分離することを
可能としている。ここで、上記エッジ領域検出は、文字
が画像濃度が急激に変化するエッジを持つことを利用す
るものであり、従来は、上記特開平5−176167号
にも記載のとおり、注目画素を含む例えば3×3のマト
リクス等を使用し、パターンマッチングを行って、特定
のパターンに合致した場合に、注目画素をエッジ領域画
素として判定することによって行っていた。
域の網点の周期性を利用するもの等様々な方式が採用さ
れているが、特に、上記特開平5−176167号に記
載の従来技術においては、画像のエッジ領域の検出結果
と、画像の白地領域の検出結果との両者の検出結果に基
づき、文字領域と絵柄領域とを高精度に分離することを
可能としている。ここで、上記エッジ領域検出は、文字
が画像濃度が急激に変化するエッジを持つことを利用す
るものであり、従来は、上記特開平5−176167号
にも記載のとおり、注目画素を含む例えば3×3のマト
リクス等を使用し、パターンマッチングを行って、特定
のパターンに合致した場合に、注目画素をエッジ領域画
素として判定することによって行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エッジ領域検出装置においては、注目画素が画像のエッ
ジ領域の画素か否か判定するために、多数のマッチング
パターンとのパターンマッチングを逐次行う必要があ
り、判定に時間がかかるという問題があった。また、多
数のマッチングパターンを記憶するための記憶手段が必
要となるばかりでなく、パターンマッチングを行うため
に画像データを複数ラインにわたって所定時間記憶する
必要があるので、多数のラインメモリが必要となって、
装置の複雑化及び高コスト化を招いていた。
エッジ領域検出装置においては、注目画素が画像のエッ
ジ領域の画素か否か判定するために、多数のマッチング
パターンとのパターンマッチングを逐次行う必要があ
り、判定に時間がかかるという問題があった。また、多
数のマッチングパターンを記憶するための記憶手段が必
要となるばかりでなく、パターンマッチングを行うため
に画像データを複数ラインにわたって所定時間記憶する
必要があるので、多数のラインメモリが必要となって、
装置の複雑化及び高コスト化を招いていた。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、従来技術に比較し、
画像のエッジ領域の検出に要する時間を短縮し、また、
構成が簡単で低コストのエッジ領域検出装置を提供する
ことである。
であり、その目的とするところは、従来技術に比較し、
画像のエッジ領域の検出に要する時間を短縮し、また、
構成が簡単で低コストのエッジ領域検出装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1のエッジ領域検出装置は、入力された画
像データに基づいて該画像データによって表現される画
像のエッジ領域を検出するエッジ領域検出装置におい
て、入力された画像データの注目画素に、平滑化マトリ
クスを使用して平滑化処理を行う平滑化手段と、入力さ
れた画像データに基づき注目画素の両側に存在する2つ
の画素の濃度差を検出する濃度差検出手段と、前記平滑
化後の注目画素の濃度と前記濃度検出手段による検出結
果とに基づいて、注目画素が画像のエッジ領域の画素か
否かを判定し判定結果を出力する判定手段とを設けたこ
とを特徴とするものである。
めに、請求項1のエッジ領域検出装置は、入力された画
像データに基づいて該画像データによって表現される画
像のエッジ領域を検出するエッジ領域検出装置におい
て、入力された画像データの注目画素に、平滑化マトリ
クスを使用して平滑化処理を行う平滑化手段と、入力さ
れた画像データに基づき注目画素の両側に存在する2つ
の画素の濃度差を検出する濃度差検出手段と、前記平滑
化後の注目画素の濃度と前記濃度検出手段による検出結
果とに基づいて、注目画素が画像のエッジ領域の画素か
否かを判定し判定結果を出力する判定手段とを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0007】請求項1のエッジ領域検出装置において
は、平滑化マトリクスを使用した演算処理によって、注
目画素の平滑化処理後の濃度を求め、一方で、入力され
た画像データに基づいて注目画素の両側に存在する2つ
画素の濃度差を検出する。そして、上記注目画素の平滑
化処理後の濃度と、上記検出された濃度差とに基づき、
上記注目画素の濃度が所定の値よりも大きな濃度であっ
て、上記注目画素の両側に存在する2つの画素の濃度差
が所定の大きよりも大きな場合に、注目画素をエッジ領
域に属する画素と判定する。これによって、従来装置で
行っていたようなパターンマッチングの必要がなくな
る。
は、平滑化マトリクスを使用した演算処理によって、注
目画素の平滑化処理後の濃度を求め、一方で、入力され
た画像データに基づいて注目画素の両側に存在する2つ
画素の濃度差を検出する。そして、上記注目画素の平滑
化処理後の濃度と、上記検出された濃度差とに基づき、
上記注目画素の濃度が所定の値よりも大きな濃度であっ
て、上記注目画素の両側に存在する2つの画素の濃度差
が所定の大きよりも大きな場合に、注目画素をエッジ領
域に属する画素と判定する。これによって、従来装置で
行っていたようなパターンマッチングの必要がなくな
る。
【0008】請求項2のエッジ領域検出装置は、請求項
1のエッジ領域検出装置において、注目画素の周辺に存
在する白地領域を検出する白地領域検出手段と、該白地
領域検出手段の検出結果に対応した複数種類の平滑化マ
トリクスを使用して得られた判定結果を、前記白地領域
検出手段の検出結果に基づいて選択する選択手段とを設
けたことを特徴とするものである。
1のエッジ領域検出装置において、注目画素の周辺に存
在する白地領域を検出する白地領域検出手段と、該白地
領域検出手段の検出結果に対応した複数種類の平滑化マ
トリクスを使用して得られた判定結果を、前記白地領域
検出手段の検出結果に基づいて選択する選択手段とを設
けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2のエッジ領域検出装置において
は、画像の白地領域を検出する白地領域検出手段の検出
結果に対応した複数種類の平滑化マトリクスを使用して
得られた判定結果を、前記白地領域検出手段の検出結果
に基づいて選択する。ここで、画像における文字領域の
画素の周囲には白地領域が存在する確率が大きいことが
経験的に知られており、また、絵柄領域に属する画素の
周囲には、白地領域が存在する確率が小さいことが、経
験的に知られている。従って、白地領域検出手段の検出
結果は、注目画素がおおよそ文字領域に属するか、絵柄
領域に属するか示すことになる。そしてこの白地領域検
出手段の検出結果によって、上記平滑化手段で使用され
る平滑化マトリクスを異にして得られたエッジ領域検出
装置の判定結果を選択すると、おおよその文字領域とお
およその絵柄領域とに応じて、それぞれエッジ領域検出
手段の判定結果を変化させることができる。具体的に
は、文字領域では注目画素をエッジ領域に属する画素と
して判定する確率を高くし、絵柄領域では、注目画素を
エッジの領域に属する画素として判定する確率を低くす
ることができる。
は、画像の白地領域を検出する白地領域検出手段の検出
結果に対応した複数種類の平滑化マトリクスを使用して
得られた判定結果を、前記白地領域検出手段の検出結果
に基づいて選択する。ここで、画像における文字領域の
画素の周囲には白地領域が存在する確率が大きいことが
経験的に知られており、また、絵柄領域に属する画素の
周囲には、白地領域が存在する確率が小さいことが、経
験的に知られている。従って、白地領域検出手段の検出
結果は、注目画素がおおよそ文字領域に属するか、絵柄
領域に属するか示すことになる。そしてこの白地領域検
出手段の検出結果によって、上記平滑化手段で使用され
る平滑化マトリクスを異にして得られたエッジ領域検出
装置の判定結果を選択すると、おおよその文字領域とお
およその絵柄領域とに応じて、それぞれエッジ領域検出
手段の判定結果を変化させることができる。具体的に
は、文字領域では注目画素をエッジ領域に属する画素と
して判定する確率を高くし、絵柄領域では、注目画素を
エッジの領域に属する画素として判定する確率を低くす
ることができる。
【0010】請求項3のエッジ領域検出装置は、請求項
2のエッジ領域検出装置において、前記白地領域検出手
段の検出結果に対応した複数種類の平滑化マトリクス
は、上記検出結果が白地領域ありの場合に対応したマト
リクスのサイズよりも白地領域なしに対応したマトリク
スサイズのほうが大きいことを特徴とするものである。
2のエッジ領域検出装置において、前記白地領域検出手
段の検出結果に対応した複数種類の平滑化マトリクス
は、上記検出結果が白地領域ありの場合に対応したマト
リクスのサイズよりも白地領域なしに対応したマトリク
スサイズのほうが大きいことを特徴とするものである。
【0011】請求項3のエッジ領域検出装置において
は、白地領域の検出結果が白地領域なしに対応した平滑
化マトリクスのサイズを上記検出結果が白地領域ありに
対応した平滑化マトリクスのサイズよりも大きくする。
これによって、上記検出結果が白地領域なしの場合の平
滑化処理後の注目画素の平滑化の度合いを、上記検出結
果が白地領域ありの場合の平滑化の度合いに比べ、より
大きなものとする。上記判定手段の判定結果において
は、この注目画素の平滑化の度合いが大きいほど、即ち
注目画素と周辺画素との濃度差が小さいほど、エッジと
して判定される確率が低くなる。従って、請求項3のエ
ッジ領域検出装置においては、白地領域検出結果が白地
領域なしの場合に、白地領域ありの場合よりも、注目画
素がエッジ領域に属するとして判定される確率を低くす
ることができる。
は、白地領域の検出結果が白地領域なしに対応した平滑
化マトリクスのサイズを上記検出結果が白地領域ありに
対応した平滑化マトリクスのサイズよりも大きくする。
これによって、上記検出結果が白地領域なしの場合の平
滑化処理後の注目画素の平滑化の度合いを、上記検出結
果が白地領域ありの場合の平滑化の度合いに比べ、より
大きなものとする。上記判定手段の判定結果において
は、この注目画素の平滑化の度合いが大きいほど、即ち
注目画素と周辺画素との濃度差が小さいほど、エッジと
して判定される確率が低くなる。従って、請求項3のエ
ッジ領域検出装置においては、白地領域検出結果が白地
領域なしの場合に、白地領域ありの場合よりも、注目画
素がエッジ領域に属するとして判定される確率を低くす
ることができる。
【0012】請求項4のエッジ領域検出装置は、請求項
2のエッジ領域検出装置において、前記白地領域検出手
段の検出結果に対応した複数種類の平滑化マトリクス
は、サイズが同一であって、かつ、マトリクスの各係数
のうち上記注目画素に対応した係数を、上記検出結果が
白地領域なしの場合に対応した平滑化マトリクスより
も、白地領域ありに対応したマトリクスのほうで大きく
したことを特徴とするものである。
2のエッジ領域検出装置において、前記白地領域検出手
段の検出結果に対応した複数種類の平滑化マトリクス
は、サイズが同一であって、かつ、マトリクスの各係数
のうち上記注目画素に対応した係数を、上記検出結果が
白地領域なしの場合に対応した平滑化マトリクスより
も、白地領域ありに対応したマトリクスのほうで大きく
したことを特徴とするものである。
【0013】請求項4のエッジ領域検出装置において
は、前記複数種類の平滑化マトリクスのサイズを同一に
する。従って、上述の請求項3のエッジ領域検出装置に
おいては、平滑化処理のための回路素子を、最大サイズ
の平滑化マトリクスのサイズに合致させて準備する必要
があり、上記最大サイズのマトリクス以外のマトリクス
を用いて平滑化処理を行う場合に、回路素子の一部が無
駄になる不具合が生ずるが、請求項4のエッジ領域検出
装置においては、かかる不具合が生じない。また、マト
リクスの各係数のうち上記注目画素に対応した係数を、
上記検出結果が白地領域なしの場合に対応した平滑化マ
トリクスよりも、白地領域ありに対応したマトリクスの
ほうで大きくする。これによって、上記検出結果が白地
領域なしの場合の平滑化処理後の注目画素の平滑化の度
合いを、上記検出結果が白地領域ありの場合の平滑化の
度合いに比べ、より大きなものとする。上記判定手段の
判定結果においては、この注目画素の平滑化の度合いが
大きいほど、即ち注目画素と周辺画素との濃度差が小さ
いほど、エッジとして判定される確率が低くなる。従っ
て、請求項3のエッジ領域検出装置においては、白地領
域検出結果が白地領域なしの場合に、白地領域ありの場
合よりも、注目画素がエッジ領域に属するとして判定さ
れる確率を低くすることができる。
は、前記複数種類の平滑化マトリクスのサイズを同一に
する。従って、上述の請求項3のエッジ領域検出装置に
おいては、平滑化処理のための回路素子を、最大サイズ
の平滑化マトリクスのサイズに合致させて準備する必要
があり、上記最大サイズのマトリクス以外のマトリクス
を用いて平滑化処理を行う場合に、回路素子の一部が無
駄になる不具合が生ずるが、請求項4のエッジ領域検出
装置においては、かかる不具合が生じない。また、マト
リクスの各係数のうち上記注目画素に対応した係数を、
上記検出結果が白地領域なしの場合に対応した平滑化マ
トリクスよりも、白地領域ありに対応したマトリクスの
ほうで大きくする。これによって、上記検出結果が白地
領域なしの場合の平滑化処理後の注目画素の平滑化の度
合いを、上記検出結果が白地領域ありの場合の平滑化の
度合いに比べ、より大きなものとする。上記判定手段の
判定結果においては、この注目画素の平滑化の度合いが
大きいほど、即ち注目画素と周辺画素との濃度差が小さ
いほど、エッジとして判定される確率が低くなる。従っ
て、請求項3のエッジ領域検出装置においては、白地領
域検出結果が白地領域なしの場合に、白地領域ありの場
合よりも、注目画素がエッジ領域に属するとして判定さ
れる確率を低くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置とし
てのデジタル複写機(以下、単に「複写機」という。)
に適用した第1の実施形態について説明する。図1は、
本実施形態にかかる複写機の概略構成図である。本実施
形態における複写機1は、大きく、スキャナ2とプリン
タ3とからなる。上記スキャナ2は、原稿画像を光学的
に読み取るためのものであり、上記プリンタ3は、スキ
ャナ2で読み取った原稿画像を、記録媒体、例えば記録
紙上に画像形成するためのものである。
てのデジタル複写機(以下、単に「複写機」という。)
に適用した第1の実施形態について説明する。図1は、
本実施形態にかかる複写機の概略構成図である。本実施
形態における複写機1は、大きく、スキャナ2とプリン
タ3とからなる。上記スキャナ2は、原稿画像を光学的
に読み取るためのものであり、上記プリンタ3は、スキ
ャナ2で読み取った原稿画像を、記録媒体、例えば記録
紙上に画像形成するためのものである。
【0015】上記スキャナ2は、原稿載置台であるコン
タクトガラス17上に画像面を図6中下向きにして載置
された原稿を露光ランプ19で照射し、その反射光を第
1ミラー13、第2ミラー14及び第3ミラー15によ
って、結像レンズ16に導く。該結像レンズ16は、上
記反射光をCCD(チャージ・カップルドゥ・デバイ
ス)16上に結像する。上記CCD16は、結像した反
射光を光電変換することにより、原稿画像に対応したア
ナログ電気信号を出力する。このアナログ信号はスキャ
ナ2内にある処理回路にてデジタル信号に変換されると
ともに、CCD16の各素子のばらつき等のシェーディ
ング補正処理等が行われ、画像データとなって画像処理
部5に入力される。そして、上記画像データは、上記画
像処理部5にて、さらに、種々の画像処理が施された
後、プリンタ3の書き込み手段である書き込みユニット
6に送られる。
タクトガラス17上に画像面を図6中下向きにして載置
された原稿を露光ランプ19で照射し、その反射光を第
1ミラー13、第2ミラー14及び第3ミラー15によ
って、結像レンズ16に導く。該結像レンズ16は、上
記反射光をCCD(チャージ・カップルドゥ・デバイ
ス)16上に結像する。上記CCD16は、結像した反
射光を光電変換することにより、原稿画像に対応したア
ナログ電気信号を出力する。このアナログ信号はスキャ
ナ2内にある処理回路にてデジタル信号に変換されると
ともに、CCD16の各素子のばらつき等のシェーディ
ング補正処理等が行われ、画像データとなって画像処理
部5に入力される。そして、上記画像データは、上記画
像処理部5にて、さらに、種々の画像処理が施された
後、プリンタ3の書き込み手段である書き込みユニット
6に送られる。
【0016】上記書き込みユニット6には、前記画像処
理部5から送られてきた画像処理後の画像データに基づ
いて光ビームを発生するレーザダイオード(図示せず)が
設けられている。このレーザダイオードが発した光ビー
ムは、ポリゴンミラー21によって偏向され、fθレン
ズ及びミラー(図示せず)等を介して、感光体7上に導
かれる。そして、帯電装置8によって一様に帯電された
感光体7の表面を光走査する。
理部5から送られてきた画像処理後の画像データに基づ
いて光ビームを発生するレーザダイオード(図示せず)が
設けられている。このレーザダイオードが発した光ビー
ムは、ポリゴンミラー21によって偏向され、fθレン
ズ及びミラー(図示せず)等を介して、感光体7上に導
かれる。そして、帯電装置8によって一様に帯電された
感光体7の表面を光走査する。
【0017】上記光ビームの光走査によって感光体7上
に形成されたこの潜像は、現像装置9によって顕像化さ
れ、トナー像となる。上記トナー像は、上記感光体7に
対向して設けられた転写装置10によって、給紙ユニッ
ト4から搬送されてきた記録紙上に転写される。トナー
像が転写された記録紙は、搬送ベルト12によって定着
装置13に搬送され、この定着装置13によって、定着
される。こうして、原稿画像の記録紙への画像形成が完
了する。一方、転写装置による転写終了後の感光体7表
面は、クリーニング装置11によって、残留トナーが回
収され、クリーニングされる。
に形成されたこの潜像は、現像装置9によって顕像化さ
れ、トナー像となる。上記トナー像は、上記感光体7に
対向して設けられた転写装置10によって、給紙ユニッ
ト4から搬送されてきた記録紙上に転写される。トナー
像が転写された記録紙は、搬送ベルト12によって定着
装置13に搬送され、この定着装置13によって、定着
される。こうして、原稿画像の記録紙への画像形成が完
了する。一方、転写装置による転写終了後の感光体7表
面は、クリーニング装置11によって、残留トナーが回
収され、クリーニングされる。
【0018】図2は、本実施形態にかかるデジタル複写
機の構成ブロック図である。複写機1のスキャナ2で読
み取られ、シェーディング補正等の完了した画像データ
が、画像処理部に入力されることは前述した。ここで、
本実施形態における画像処理部について、説明を加え
る。スキャナ2からの画像データは、二方向のデータの
流れとなる。即ち、その1つは、ガンマ補正回路20、
フィルタ回路21、変倍回路22、及び疑似中間調処理
回路23を経てプリンタ3に至る流れである。もう一つ
は、エッジ領域検出装置24に入力される流れである。
機の構成ブロック図である。複写機1のスキャナ2で読
み取られ、シェーディング補正等の完了した画像データ
が、画像処理部に入力されることは前述した。ここで、
本実施形態における画像処理部について、説明を加え
る。スキャナ2からの画像データは、二方向のデータの
流れとなる。即ち、その1つは、ガンマ補正回路20、
フィルタ回路21、変倍回路22、及び疑似中間調処理
回路23を経てプリンタ3に至る流れである。もう一つ
は、エッジ領域検出装置24に入力される流れである。
【0019】上記エッジ領域検出装置24は、入力され
る画像データから画像のエッジ領域を検出するための装
置であり、画像の各画素ごとに当該画素がエッジ領域に
属するか否かを検出して、その結果を出力する。このエ
ッジ領域検出装置24の検出結果は、図2に示したよう
に、ガンマ補正回路20、フィルタ回路21、変倍回路
22、及び疑似中間調処理回路23のそれぞれに入力さ
れる。上記ガンマ補正回路20等の各回路は、エッジ領
域検出装置24の出力信号に基づいて、画像のエッジ領
域、非エッジ領域に対応した処理を行う。例えば、エッ
ジ領域については、解像度を優先した処理を行い、非エ
ッジ領域については、階調性を優先した処理を行う。
る画像データから画像のエッジ領域を検出するための装
置であり、画像の各画素ごとに当該画素がエッジ領域に
属するか否かを検出して、その結果を出力する。このエ
ッジ領域検出装置24の検出結果は、図2に示したよう
に、ガンマ補正回路20、フィルタ回路21、変倍回路
22、及び疑似中間調処理回路23のそれぞれに入力さ
れる。上記ガンマ補正回路20等の各回路は、エッジ領
域検出装置24の出力信号に基づいて、画像のエッジ領
域、非エッジ領域に対応した処理を行う。例えば、エッ
ジ領域については、解像度を優先した処理を行い、非エ
ッジ領域については、階調性を優先した処理を行う。
【0020】ここで、上記エッジ領域検出装置24につ
いて、その概略構成図である図3に基づいて説明する。
本実施形態にかかるエッジ領域検出装置24は、第1エ
ッジ判定部30、第2エッジ判定部31、白地領域検出
回路32、及びセレクタ33によって構成されている。
上記セレクタ33は、白地領域検出手段32の出力信号
に基づいて、第1エッジ判定部30の出力信号E1と、
第2エッジ判定部31の出力信号E2とを選択して、分
離データとして出力するためのものである。
いて、その概略構成図である図3に基づいて説明する。
本実施形態にかかるエッジ領域検出装置24は、第1エ
ッジ判定部30、第2エッジ判定部31、白地領域検出
回路32、及びセレクタ33によって構成されている。
上記セレクタ33は、白地領域検出手段32の出力信号
に基づいて、第1エッジ判定部30の出力信号E1と、
第2エッジ判定部31の出力信号E2とを選択して、分
離データとして出力するためのものである。
【0021】次に第1エッジ判定部30について図4に
基づいて説明する。図4は左エッジ判定部の概略回路構
成を説明する説明図である。スキャナ2からの画像デー
タは、本実施形態においては、1画素あたり8ビットの
いわゆる多値信号として与えられる。上記画像データ
は、第1〜第4までのDフリップフロップ40〜43で
構成されるシフトシフトレジスタに入力される。上記シ
フトレジスタを構成するそれぞれのDフリップフロップ
には、同一のクロック信号が入力されている。尚、図4
においては、理解の容易のため、Dフリップフロップを
一列のみ記載して概念的に示しているが、画像データが
8ビットであるので、実際の回路においては、8ビット
の各ビットに対応して、8列のDフリップフロップが存
在する。
基づいて説明する。図4は左エッジ判定部の概略回路構
成を説明する説明図である。スキャナ2からの画像デー
タは、本実施形態においては、1画素あたり8ビットの
いわゆる多値信号として与えられる。上記画像データ
は、第1〜第4までのDフリップフロップ40〜43で
構成されるシフトシフトレジスタに入力される。上記シ
フトレジスタを構成するそれぞれのDフリップフロップ
には、同一のクロック信号が入力されている。尚、図4
においては、理解の容易のため、Dフリップフロップを
一列のみ記載して概念的に示しているが、画像データが
8ビットであるので、実際の回路においては、8ビット
の各ビットに対応して、8列のDフリップフロップが存
在する。
【0022】図4の例では、第2Dフリップフロップ4
1の出力Q2が、現在、画像のエッジ領域に属するか否
かの判定の対象となっている注目画素a(0)のデータ
を示している。図中a(1)は、注目素の隣の画素であ
って、上記注目画素の次にエッジ判定の対象となる画素
を示す。この画素のデータは、第1Dフリップフロップ
40の出力Q4として与えられる。図中a(−1)の画
素も注目画素の隣の画素であるが、これは、注目画素a
(0)の前に、すでにエッジ判定が終了している画素で
ある図中a(−2)は、上記a(−1)画素の隣の画素
である。上記a(−1)画素のデータは第3Dフリップ
フロップ42の出力Q3として与えられ、上記a(−
2)画素のデータは、第4Dフリップフロップ43の出
力Q4として与えられる。以上のようにDフリップフロ
ップと各画素を関係づけることによって、本実施形態に
おいては、画像の右側エッジを検出するようにしてい
る。
1の出力Q2が、現在、画像のエッジ領域に属するか否
かの判定の対象となっている注目画素a(0)のデータ
を示している。図中a(1)は、注目素の隣の画素であ
って、上記注目画素の次にエッジ判定の対象となる画素
を示す。この画素のデータは、第1Dフリップフロップ
40の出力Q4として与えられる。図中a(−1)の画
素も注目画素の隣の画素であるが、これは、注目画素a
(0)の前に、すでにエッジ判定が終了している画素で
ある図中a(−2)は、上記a(−1)画素の隣の画素
である。上記a(−1)画素のデータは第3Dフリップ
フロップ42の出力Q3として与えられ、上記a(−
2)画素のデータは、第4Dフリップフロップ43の出
力Q4として与えられる。以上のようにDフリップフロ
ップと各画素を関係づけることによって、本実施形態に
おいては、画像の右側エッジを検出するようにしてい
る。
【0023】上記シフトレジスタに、注目画素a(0)
を含めたa(1)〜a(−2)の画素がセットされる
と、平滑化手段である第1演算器44により、平滑化マ
トリクスを用いて画像データの平滑化のための演算が行
われる。上記第1エッジ判定部30で使用されるマトリ
クスを図5に示す。今、上記a(−2)の画素のデータ
をaとし、画素a(−1)のデータをb、注目画素であ
る画素a(0)のデータをc、また、画素a(1)のデ
ータをdとすると、注目画素である画素a(0)を平滑
化処理した後のデータb(0)は、第1演算器44に
て、上記図5に示すマトリクスを用いて次式の演算を行
うことによって求められる。
を含めたa(1)〜a(−2)の画素がセットされる
と、平滑化手段である第1演算器44により、平滑化マ
トリクスを用いて画像データの平滑化のための演算が行
われる。上記第1エッジ判定部30で使用されるマトリ
クスを図5に示す。今、上記a(−2)の画素のデータ
をaとし、画素a(−1)のデータをb、注目画素であ
る画素a(0)のデータをc、また、画素a(1)のデ
ータをdとすると、注目画素である画素a(0)を平滑
化処理した後のデータb(0)は、第1演算器44に
て、上記図5に示すマトリクスを用いて次式の演算を行
うことによって求められる。
【数1】b(0)=(a×k(-2)+b×k(-1)+c×k
(0)+d×k(1))/(k(-2)+k(-1)+k(0)+k(1))
(0)+d×k(1))/(k(-2)+k(-1)+k(0)+k(1))
【0024】こうして求められた平滑化処理後の注目画
素のデータは、第1比較器45に入力される。この第1
比較器45は、入力された平滑化処理後の注目画素デー
タ(注目画素の濃度)を予め定められた閾値と比較し
て、前記注目画素のデータが閾値よりも大きな場合は、
「1」を出力し、該閾値以下である場合は、「0」を出
力する。この閾値は、プリンタの特性等に鑑み、任意に
定めることができる。
素のデータは、第1比較器45に入力される。この第1
比較器45は、入力された平滑化処理後の注目画素デー
タ(注目画素の濃度)を予め定められた閾値と比較し
て、前記注目画素のデータが閾値よりも大きな場合は、
「1」を出力し、該閾値以下である場合は、「0」を出
力する。この閾値は、プリンタの特性等に鑑み、任意に
定めることができる。
【0025】一方で、注目画素の両隣の画素a(−1)
及びa(1)のデータは、濃度差検出手段としての第2
演算器46に入力される。そして、この第2演算器によ
って画素a(−1)と画素a(1)との濃度差が検出さ
れる。即ち、上記濃度差をnで表記すれば、第2演算器
46は、次式であらわされる演算を行って、濃度差nを
求める。
及びa(1)のデータは、濃度差検出手段としての第2
演算器46に入力される。そして、この第2演算器によ
って画素a(−1)と画素a(1)との濃度差が検出さ
れる。即ち、上記濃度差をnで表記すれば、第2演算器
46は、次式であらわされる演算を行って、濃度差nを
求める。
【数2】n=b−d こうして求められた注目画素の両隣にある画素の濃度差
nは、第2比較器47に入力される。この第2比較器4
7は、上記濃度差nを予め定められた閾値と比較して、
濃度差nが、上記閾値よりも大きな場合は、「1」を出
力し、濃度差nが上記閾値以下である場合には、「0」
を出力する。
nは、第2比較器47に入力される。この第2比較器4
7は、上記濃度差nを予め定められた閾値と比較して、
濃度差nが、上記閾値よりも大きな場合は、「1」を出
力し、濃度差nが上記閾値以下である場合には、「0」
を出力する。
【0026】上記第1比較器45の出力と上記第2比較
器47の出力とは、判定手段としてのアンド回路48に
入力される。このアンド回路48は、上記第1比較回路
の出力と、上記第2比較回路の出力との論理積をとり、
その結果を出力するものである。即ち、第1比較器45
の出力が「1」であり、第2比較器47の出力が「1」
である場合のみ「1」を出力し、それ以外の場合は、
「0」を出力する。 (以下、余白)
器47の出力とは、判定手段としてのアンド回路48に
入力される。このアンド回路48は、上記第1比較回路
の出力と、上記第2比較回路の出力との論理積をとり、
その結果を出力するものである。即ち、第1比較器45
の出力が「1」であり、第2比較器47の出力が「1」
である場合のみ「1」を出力し、それ以外の場合は、
「0」を出力する。 (以下、余白)
【0027】次に、第2エッジ判定部31について説明
する。本実施形態における第2エッジ判定部31は、第
1エッジ判定部30とほぼ同様の構成をしている 上記第2エッジ判定部が上記第1エッジ判定部30と相
違するのは、第2エッジ判定部31で使用される平滑化
マトリクスが第1エッジ判定部30で使用される平滑化
マトリクスと異なる点である。
する。本実施形態における第2エッジ判定部31は、第
1エッジ判定部30とほぼ同様の構成をしている 上記第2エッジ判定部が上記第1エッジ判定部30と相
違するのは、第2エッジ判定部31で使用される平滑化
マトリクスが第1エッジ判定部30で使用される平滑化
マトリクスと異なる点である。
【0028】具体的には、第2エッジ判定部31で用い
る平滑化マトリクスの方が、第1エッジ判定部30で用
いる平滑化マトリクスよりも、注目画素の濃度をより平
滑化するようなマトリクス係数となっている。これは、
例えば、平滑化マトリクスにおける注目画素のデータに
乗算される部分の係数を、第1エッジ判定部30で使用
されるマトリクスよりも第2エッジ判定部31で使用さ
れるマトリクスの方が小さくなるようにすることにより
達成できる。
る平滑化マトリクスの方が、第1エッジ判定部30で用
いる平滑化マトリクスよりも、注目画素の濃度をより平
滑化するようなマトリクス係数となっている。これは、
例えば、平滑化マトリクスにおける注目画素のデータに
乗算される部分の係数を、第1エッジ判定部30で使用
されるマトリクスよりも第2エッジ判定部31で使用さ
れるマトリクスの方が小さくなるようにすることにより
達成できる。
【0029】こうして、第1エッジ判定部30と第2エ
ッジ判定部31とにおける平滑化マトリクスを異なるも
のとすることによって、同じ画像データが入力された場
合に第1エッジ判定部30の方が、第2エッジ判定部3
1よりも、注目画素をエッジとして判定する確率が大き
くなるようにしている。その結果、第1エッジ判定部3
0の出力信号E1と、第2エッジ判定部31の出力信号
E2は、同一の着目画素に対して、場合によって異なる
判定結果を出力することになる。
ッジ判定部31とにおける平滑化マトリクスを異なるも
のとすることによって、同じ画像データが入力された場
合に第1エッジ判定部30の方が、第2エッジ判定部3
1よりも、注目画素をエッジとして判定する確率が大き
くなるようにしている。その結果、第1エッジ判定部3
0の出力信号E1と、第2エッジ判定部31の出力信号
E2は、同一の着目画素に対して、場合によって異なる
判定結果を出力することになる。
【0030】本実施形態にかかるエッジ検出回路24の
全体回路構成を図6に示す。図示の例では、Dフリップ
フロップで形成されるシフトレジスタを第1エッジ判定
部30と第2エッジ判定部31で共通のものとして、回
路素子の数を低減している。そして、上記シフトレジス
タを構成するDフリップフロップの各出力は、第1エッ
ジ判定部30及び第2エッジ判定部31に同様に入力さ
れている。図示のように、第1エッジ判定部30の出力
信号E1及び第2エッジ判定部31の出力信号E2は、
切り替え手段であるセレクタ33に入力される。
全体回路構成を図6に示す。図示の例では、Dフリップ
フロップで形成されるシフトレジスタを第1エッジ判定
部30と第2エッジ判定部31で共通のものとして、回
路素子の数を低減している。そして、上記シフトレジス
タを構成するDフリップフロップの各出力は、第1エッ
ジ判定部30及び第2エッジ判定部31に同様に入力さ
れている。図示のように、第1エッジ判定部30の出力
信号E1及び第2エッジ判定部31の出力信号E2は、
切り替え手段であるセレクタ33に入力される。
【0031】上記セレクタ33は、上記第1エッジ判定
部30の出力信号E1と、第2エッジ判定部31の出力
信号E2とを、後述する白地領域検出装置の出力信号で
ある白地データによって、逐次切り替えるようにしてい
る。具体的には、注目画素の周囲に白地領域がある場合
には、第1エッジ判定部30の出力信号E1を選択して
エッジ領域検出装置の出力であるエッジ分離データと
し、注目画素の周囲に白地領域がない場合には、第2エ
ッジ判定部31の出力信号E2を選択してエッジ領域検
出装置の出力信号であるエッジ分離データとする。
部30の出力信号E1と、第2エッジ判定部31の出力
信号E2とを、後述する白地領域検出装置の出力信号で
ある白地データによって、逐次切り替えるようにしてい
る。具体的には、注目画素の周囲に白地領域がある場合
には、第1エッジ判定部30の出力信号E1を選択して
エッジ領域検出装置の出力であるエッジ分離データと
し、注目画素の周囲に白地領域がない場合には、第2エ
ッジ判定部31の出力信号E2を選択してエッジ領域検
出装置の出力信号であるエッジ分離データとする。
【0032】上記白地領域検出手段32について説明す
る。この白地領域検出手段32は、エッジ領域検出手段
24に入力される画像データに基づいて、上記第1エッ
ジ判定部30及び上記第2エッジ判定部31における注
目画素についてのエッジ判定と同期して、上記注目画素
の周囲に白地の領域が存在するか否かを検出する。そし
て、注目画素の周囲に白地領域が存在する場合には、出
力信号である白地データとして、「1」を出力し、白地
領域が存在しない場合には、白地データとして、「0」
を出力する。
る。この白地領域検出手段32は、エッジ領域検出手段
24に入力される画像データに基づいて、上記第1エッ
ジ判定部30及び上記第2エッジ判定部31における注
目画素についてのエッジ判定と同期して、上記注目画素
の周囲に白地の領域が存在するか否かを検出する。そし
て、注目画素の周囲に白地領域が存在する場合には、出
力信号である白地データとして、「1」を出力し、白地
領域が存在しない場合には、白地データとして、「0」
を出力する。
【0033】本実施形態における白地領域検出は、5×
5のマトリクスを使用して、図7(a)及び(b)に示
すようなパターンとのマッチング処理によって行う。図
7(a)及び(b)における「〇(白丸)」は、白画素
を示しており、図示のような1×5又は5×1の白画素
が連続していいる領域を白地領域とし、この白地領域が
存在するか否かを検出する。尚、この白地領域検出手段
については、先の従来技術の欄でも引用した本件出願人
がすでに提案している特開平5−176167号に記載
の白地領域検出手段を使用することが可能である。
5のマトリクスを使用して、図7(a)及び(b)に示
すようなパターンとのマッチング処理によって行う。図
7(a)及び(b)における「〇(白丸)」は、白画素
を示しており、図示のような1×5又は5×1の白画素
が連続していいる領域を白地領域とし、この白地領域が
存在するか否かを検出する。尚、この白地領域検出手段
については、先の従来技術の欄でも引用した本件出願人
がすでに提案している特開平5−176167号に記載
の白地領域検出手段を使用することが可能である。
【0034】ここで、文字領域と絵柄領域を比較する
と、文字画像を構成する画素の周囲には白地領域が存在
する確率が高いことが経験的に知られており、一方、絵
柄画像を構成している画素の周囲には、白地領域が存在
する確率が低いことが経験的に知られている。従って、
上記のように、注目画素の周囲に白地領域が存在する場
合に、第1エッジ判定部30の出力信号E1を選択し、
注目画素の周囲に白地領域が存在しない場合に第2エッ
ジ判定部31の出力信号E2を選択することによって、
結果として、エッジ領域検出装置24のエッジ分離デー
タは、文字領域については、エッジ領域として判定され
る画素が増え、絵柄領域についてはエッジ領域として判
定される画素が減少することになる。
と、文字画像を構成する画素の周囲には白地領域が存在
する確率が高いことが経験的に知られており、一方、絵
柄画像を構成している画素の周囲には、白地領域が存在
する確率が低いことが経験的に知られている。従って、
上記のように、注目画素の周囲に白地領域が存在する場
合に、第1エッジ判定部30の出力信号E1を選択し、
注目画素の周囲に白地領域が存在しない場合に第2エッ
ジ判定部31の出力信号E2を選択することによって、
結果として、エッジ領域検出装置24のエッジ分離デー
タは、文字領域については、エッジ領域として判定され
る画素が増え、絵柄領域についてはエッジ領域として判
定される画素が減少することになる。
【0035】そして、このようにして求められたエッジ
分離データに基づいて、前述した画像処理部5のγ補正
回路等の各回路において、エッジ領域として検出された
部分については、解像度を優先した処理を行い、それ以
外の部分については、階調性を優先した処理を行うこと
によって、画像の文字領域には解像度を優先した処理、
絵柄領域には、階調性を優先した処理を行うことが可能
となる。以上より、本実施形態における第1エッジ判定
部30は、原稿中の文字領域についてのエッジ領域検出
(エッジ分離)を行う部分と位置づけられ、第2エッジ
判定部31は、原稿中の絵柄領域、即ち、文字領域以外
の写真領域や網点領域についてのエッジ領域検出(エッ
ジ分離)を行う部分と位置づけられる。
分離データに基づいて、前述した画像処理部5のγ補正
回路等の各回路において、エッジ領域として検出された
部分については、解像度を優先した処理を行い、それ以
外の部分については、階調性を優先した処理を行うこと
によって、画像の文字領域には解像度を優先した処理、
絵柄領域には、階調性を優先した処理を行うことが可能
となる。以上より、本実施形態における第1エッジ判定
部30は、原稿中の文字領域についてのエッジ領域検出
(エッジ分離)を行う部分と位置づけられ、第2エッジ
判定部31は、原稿中の絵柄領域、即ち、文字領域以外
の写真領域や網点領域についてのエッジ領域検出(エッ
ジ分離)を行う部分と位置づけられる。
【0036】上記セレクタ33の動作を図9のフローチ
ャートに示す。図示のように、セレクタ33に白地領域
検出手段からの白地データがセットされると(90
1)、セレクタ33は、白地データが1か否か判定し
(902)、白地データが1である場合には、文字原稿
用エッジ分離結果、即ち、第1エッジ判定部30の出力
信号E1を選択し(903)、白地データが0である場
合には、写真、網点原稿用エッジ分離結果、即ち第2エ
ッジ判定部31の出力信号E2を選択する(904)。
ャートに示す。図示のように、セレクタ33に白地領域
検出手段からの白地データがセットされると(90
1)、セレクタ33は、白地データが1か否か判定し
(902)、白地データが1である場合には、文字原稿
用エッジ分離結果、即ち、第1エッジ判定部30の出力
信号E1を選択し(903)、白地データが0である場
合には、写真、網点原稿用エッジ分離結果、即ち第2エ
ッジ判定部31の出力信号E2を選択する(904)。
【0037】次に、第2の実施形態にかかるエッジ領域
検出装置24につき、図9に基づいて説明する。図9は
第2の実施形態にかかるエッジ領域検出装置24の概略
回路構成を説明する説明図である。第2の実施形態にか
かるエッジ領域検出装置24は、前述の第1の実施形態
にかかるエッジ領域検出装置24とそのほとんどにおい
て同様である。
検出装置24につき、図9に基づいて説明する。図9は
第2の実施形態にかかるエッジ領域検出装置24の概略
回路構成を説明する説明図である。第2の実施形態にか
かるエッジ領域検出装置24は、前述の第1の実施形態
にかかるエッジ領域検出装置24とそのほとんどにおい
て同様である。
【0038】第2の実施形態にかかるエッジ領域検出装
置24が第1の実施形態にかかるエッジ領域検出装置2
4と相違する点は、第1の実施形態にかかるエッジ領域
検出装置24では、その第1エッジ判定部30及び第2
エッジ判定部31で使用される平滑化マトリクスはその
係数が異なるのみで、マトリクスの大きさ(サイズ)は
同一であったのに対し、第2の実施形態にかかるエッジ
領域検出装置24では、第1エッジ判定部30で使用す
る平滑化マトリクスと第2エッジ判定部31で使用する
平滑化マトリクスの大きさが異なっている点である。ま
た、この相違点に伴い、Dフリップフロップにて構成さ
れるシフトレジスタの構成が相違している。
置24が第1の実施形態にかかるエッジ領域検出装置2
4と相違する点は、第1の実施形態にかかるエッジ領域
検出装置24では、その第1エッジ判定部30及び第2
エッジ判定部31で使用される平滑化マトリクスはその
係数が異なるのみで、マトリクスの大きさ(サイズ)は
同一であったのに対し、第2の実施形態にかかるエッジ
領域検出装置24では、第1エッジ判定部30で使用す
る平滑化マトリクスと第2エッジ判定部31で使用する
平滑化マトリクスの大きさが異なっている点である。ま
た、この相違点に伴い、Dフリップフロップにて構成さ
れるシフトレジスタの構成が相違している。
【0039】上記のように、第1エッジ判定部30で使
用されるマトリクスと第2エッジ判定部31におけるマ
トリクスの大きさを異ならせる理由は、第1の実施形態
と同様、同一の画像データに対しての、第1エッジ判定
部30の判定結果と、第2エッジ判定部の判定結果を異
ならせるためである。即ち、第1の実施形態において、
平滑化マトリクスの係数を異ならせることによって達成
していたことを、第2の実施形態では、マトリクスの大
きさを異ならせることによって、達成しようとするもの
である。
用されるマトリクスと第2エッジ判定部31におけるマ
トリクスの大きさを異ならせる理由は、第1の実施形態
と同様、同一の画像データに対しての、第1エッジ判定
部30の判定結果と、第2エッジ判定部の判定結果を異
ならせるためである。即ち、第1の実施形態において、
平滑化マトリクスの係数を異ならせることによって達成
していたことを、第2の実施形態では、マトリクスの大
きさを異ならせることによって、達成しようとするもの
である。
【0040】本実施形態においては、第1エッジ判定部
で使用される平滑化マトリクスは、1(ライン)×4
(画素)のマトリクスであるのに対して、第2エッジ判
定部31で使用する平滑化マトリクスは、2(ライン)
×3(画素)のマトリクスを使用している。このよう
に、第2エッジ判定部31のほうが、第1エッジ判定部
よりも大きな平滑化マトリクスを使用するのは、平滑化
マトリクスが大きい方が、注目画素をより平滑化するこ
とが可能だからである。
で使用される平滑化マトリクスは、1(ライン)×4
(画素)のマトリクスであるのに対して、第2エッジ判
定部31で使用する平滑化マトリクスは、2(ライン)
×3(画素)のマトリクスを使用している。このよう
に、第2エッジ判定部31のほうが、第1エッジ判定部
よりも大きな平滑化マトリクスを使用するのは、平滑化
マトリクスが大きい方が、注目画素をより平滑化するこ
とが可能だからである。
【0041】かかる平滑化マトリクスを画像データの平
滑化処理をするために、第2の実施形態のエッジ領域検
出装置においては、第1〜第4Dフリップフロップ40
〜43のみならず、第5〜第8Dフリップフロップ50
〜53を用いて、2ライン分のシフトレジスタを構成し
ている。上記シフトレジスタに入力される画像データ
は、そのまま第1フリップフロップ40の入力D1に入
力されるほか、FIFO(先入れ先出しメモリ)54を
介して、第5フリップフロップ50の入力D5にも入力
される。注目画素a(0)のデータは、第1の実施形態
同様、第2フリップフロップ41の出力Q2である。
滑化処理をするために、第2の実施形態のエッジ領域検
出装置においては、第1〜第4Dフリップフロップ40
〜43のみならず、第5〜第8Dフリップフロップ50
〜53を用いて、2ライン分のシフトレジスタを構成し
ている。上記シフトレジスタに入力される画像データ
は、そのまま第1フリップフロップ40の入力D1に入
力されるほか、FIFO(先入れ先出しメモリ)54を
介して、第5フリップフロップ50の入力D5にも入力
される。注目画素a(0)のデータは、第1の実施形態
同様、第2フリップフロップ41の出力Q2である。
【0042】そして、第1エッジ判定部の第1演算器4
4aには、第1〜第4フリップフロップ40〜43の出
力Q1〜Q4が入力され、上記1×4の平滑化マトリク
スを使用した平滑化処理が実行される。一方、第2エッ
ジ判定部31の第1演算器44bには、第1〜第3Dフ
リップフロップ40〜42の出力Q1〜Q3と、第5〜
第7フリップフロップ50〜52の出力Q5〜Q7が入
力され、上記2×3の平滑化マトリクスを使用した平滑
化処理が実行される。
4aには、第1〜第4フリップフロップ40〜43の出
力Q1〜Q4が入力され、上記1×4の平滑化マトリク
スを使用した平滑化処理が実行される。一方、第2エッ
ジ判定部31の第1演算器44bには、第1〜第3Dフ
リップフロップ40〜42の出力Q1〜Q3と、第5〜
第7フリップフロップ50〜52の出力Q5〜Q7が入
力され、上記2×3の平滑化マトリクスを使用した平滑
化処理が実行される。
【0043】第1エッジ判定部30及び第2エッジ判定
部31の第2演算器46a及び46b、第1比較器45
a及び45b、第2比較器47a及び47b、アンド回
路48a及び48b、セクタ33、並びに白地領域検出
手段32の構成動作については、第1の実施形態と同様
であるので、その詳細説明は省略する。
部31の第2演算器46a及び46b、第1比較器45
a及び45b、第2比較器47a及び47b、アンド回
路48a及び48b、セクタ33、並びに白地領域検出
手段32の構成動作については、第1の実施形態と同様
であるので、その詳細説明は省略する。
【0044】以上説明してきた第1の実施形態及び第2
の実施形態においては、画像の右側のエッジのみを検出
するようにしていた。これを、右側エッジに加え、左側
エッジをも検出するようにすることも可能である。この
ためには、上述した第1の実施形態又は第2の実施形態
における第1エッジ判定部及び第2エッジ判定部の組に
加え、該組とほぼ同様な構成を有するもう1つの組を設
ける必要がある。
の実施形態においては、画像の右側のエッジのみを検出
するようにしていた。これを、右側エッジに加え、左側
エッジをも検出するようにすることも可能である。この
ためには、上述した第1の実施形態又は第2の実施形態
における第1エッジ判定部及び第2エッジ判定部の組に
加え、該組とほぼ同様な構成を有するもう1つの組を設
ける必要がある。
【0045】図10は、左右両側エッジを検出する場合
におけるエッジ検出装置の構成ブロック図である。第1
エッジ判定部30及び第2エッジ判定部31は、それぞ
れ左エッジ判定部34と右エッジ判定部とを有してい
る。そして、図10に示すように、第1および第2のエ
ッジ判定部ともに、左エッジ判定部の出力信号と右エッ
ジ判定部の出力信号の論理和をとって、それぞれの出力
信号E1又はE2として出力する。
におけるエッジ検出装置の構成ブロック図である。第1
エッジ判定部30及び第2エッジ判定部31は、それぞ
れ左エッジ判定部34と右エッジ判定部とを有してい
る。そして、図10に示すように、第1および第2のエ
ッジ判定部ともに、左エッジ判定部の出力信号と右エッ
ジ判定部の出力信号の論理和をとって、それぞれの出力
信号E1又はE2として出力する。
【0046】ここで、図10における第1エッジ判定部
30の右エッジ判定部35は、上述した第1の実施形態
又は第2の実施形態における第1エッジ判定部に相当す
る。また、図10における第2エッジ判定部31の右エ
ッジ判定部は、上述した第1の実施形態又は第2の実施
形態における第2のエッジ判定部に相当する。従って、
右エッジ判定部については、図4を用いて説明した判定
部をそのまま使用すれば良い。
30の右エッジ判定部35は、上述した第1の実施形態
又は第2の実施形態における第1エッジ判定部に相当す
る。また、図10における第2エッジ判定部31の右エ
ッジ判定部は、上述した第1の実施形態又は第2の実施
形態における第2のエッジ判定部に相当する。従って、
右エッジ判定部については、図4を用いて説明した判定
部をそのまま使用すれば良い。
【0047】左エッジ判定部の構成例について、以下、
図11に基づいて説明する。図11は、左エッジ判定部
の概略回路構成を説明する説明図である。左エッジ判定
部34は、その構成のほとんどにおいて上述した右エッ
ジ判定部(第1の実施形態における第1エッジ判定部)
の構成と同様である。これに鑑み、図11においては、
図4で示した上記右エッジ判定部の回路構成素子と同一
の機能を有する素子について、同一の符号を付してい
る。左エッジ判定部34が、右エッジ判定部35と相違
するのは、上述したDフリップフロップによって構成さ
れるシフトレジスタにおける注目画素a(0)を含む4
つの画素のセットの仕方が異なる点と、これに対応し
て、第1演算器にて用いられる平滑化マトリクスが異な
る点である。
図11に基づいて説明する。図11は、左エッジ判定部
の概略回路構成を説明する説明図である。左エッジ判定
部34は、その構成のほとんどにおいて上述した右エッ
ジ判定部(第1の実施形態における第1エッジ判定部)
の構成と同様である。これに鑑み、図11においては、
図4で示した上記右エッジ判定部の回路構成素子と同一
の機能を有する素子について、同一の符号を付してい
る。左エッジ判定部34が、右エッジ判定部35と相違
するのは、上述したDフリップフロップによって構成さ
れるシフトレジスタにおける注目画素a(0)を含む4
つの画素のセットの仕方が異なる点と、これに対応し
て、第1演算器にて用いられる平滑化マトリクスが異な
る点である。
【0048】そして上記相違点より、左エッジ判定部3
4の第1演算器44は、右エッジ判定部35と異なり、
次式のごとき演算によって、注目画素a(0)の平滑化
処理後のデータb(0)を求める。次式の演算において
使用される平滑化マトリクスは、図12に示すものであ
る。
4の第1演算器44は、右エッジ判定部35と異なり、
次式のごとき演算によって、注目画素a(0)の平滑化
処理後のデータb(0)を求める。次式の演算において
使用される平滑化マトリクスは、図12に示すものであ
る。
【数3】b(0)=(a×k(-1)+b×k(0)+c×k
(1)+d×k(2))/(k(-1)+k(0)+k(1)+k(2)) ここで、aは、a(−1)画素のデータ、bは、a
(0)画素、注目画素のデータ、cはa(1)画素のデ
ータ、dは、a(2)画素のデータをそれぞれ表してい
る。
(1)+d×k(2))/(k(-1)+k(0)+k(1)+k(2)) ここで、aは、a(−1)画素のデータ、bは、a
(0)画素、注目画素のデータ、cはa(1)画素のデ
ータ、dは、a(2)画素のデータをそれぞれ表してい
る。
【0049】また、左エッジ判定部の第2演算器46に
おける濃度差nの検出は、次式の演算によって求められ
る。
おける濃度差nの検出は、次式の演算によって求められ
る。
【数4】n=a−c こうして求められた平滑処理後の注目画素のデータ(b
(0))及び注目画素の両隣の濃度差(n)について、
第1比較器45、第2比較器47及びアンド回路48が
以降行う処理は、上記左エッジ判定部の処理と同様であ
るので、その詳細説明は省略する。
(0))及び注目画素の両隣の濃度差(n)について、
第1比較器45、第2比較器47及びアンド回路48が
以降行う処理は、上記左エッジ判定部の処理と同様であ
るので、その詳細説明は省略する。
【0050】
【発明の効果】請求項1乃至4のエッジ領域検出装置に
よれば、画像のエッジ領域を検出するためにパターンマ
ッチングを行わなくて済むので、多数のマッチングパタ
ーンを記憶するための記憶手段や、パターンマッチング
を行うために必要な多数のラインメモリを必要とせず、
エッジ領域検出装置の構成が従来装置と比較し簡単とな
り、低コストなエッジ領域検出装置を得ることが可能と
なるという優れた効果を有する。また、パターンマッチ
ングのための処理時間がなくなるので、画像のエッジ領
域検出のための処理速度を向上することが可能となると
いう優れた効果を有する。
よれば、画像のエッジ領域を検出するためにパターンマ
ッチングを行わなくて済むので、多数のマッチングパタ
ーンを記憶するための記憶手段や、パターンマッチング
を行うために必要な多数のラインメモリを必要とせず、
エッジ領域検出装置の構成が従来装置と比較し簡単とな
り、低コストなエッジ領域検出装置を得ることが可能と
なるという優れた効果を有する。また、パターンマッチ
ングのための処理時間がなくなるので、画像のエッジ領
域検出のための処理速度を向上することが可能となると
いう優れた効果を有する。
【0051】特に、請求項2のエッジ領域検出装置によ
れば、文字領域では注目画素をエッジ領域に属する画素
として判定する確率を高くし、絵柄領域では、注目画素
をエッジの領域に属する画素として判定する確率を低く
することができるので、例えば、このエッジ領域検出装
置の出力結果を利用して、ガンマ補正等の画像処理を行
う場合に、エッジ領域と判定された部分については、解
像度を優先した処理を行い、エッジ領域と判定されなか
った部分については、階調性を優先した処理を行うこと
により、従来の像域分離装置よりも簡単な構成にて、結
果として、画像の文字領域に対しては解像度を優先した
処理が可能となり、画像の絵柄領域には、階調性を優先
した処理が可能となるという優れた効果を有する。
れば、文字領域では注目画素をエッジ領域に属する画素
として判定する確率を高くし、絵柄領域では、注目画素
をエッジの領域に属する画素として判定する確率を低く
することができるので、例えば、このエッジ領域検出装
置の出力結果を利用して、ガンマ補正等の画像処理を行
う場合に、エッジ領域と判定された部分については、解
像度を優先した処理を行い、エッジ領域と判定されなか
った部分については、階調性を優先した処理を行うこと
により、従来の像域分離装置よりも簡単な構成にて、結
果として、画像の文字領域に対しては解像度を優先した
処理が可能となり、画像の絵柄領域には、階調性を優先
した処理が可能となるという優れた効果を有する。
【0052】また、特に、請求項3のエッジ領域検出装
置によれば、白地領域検出結果が白地領域なしの場合
に、白地領域ありの場合よりも、注目画素がエッジ領域
に属するとして判定される確率を低くすることができる
ので、文字領域では注目画素をエッジ領域に属する画素
として判定する確率を高くし、絵柄領域では、注目画素
をエッジの領域に属する画素として判定する確率を低く
することができる。これによって、例えば、このエッジ
領域検出装置の出力結果を利用して、ガンマ補正等の画
像処理を行う場合に、エッジ領域と判定された部分につ
いては、解像度を優先した処理を行い、エッジ領域と判
定されなかった部分については、階調性を優先した処理
を行うことにより、従来の像域分離装置よりも簡単な構
成にて、画像の文字領域に対しては解像度を優先した処
理が可能となり、画像の絵柄領域には、階調性を優先し
た処理が可能となるという優れた効果を有する。
置によれば、白地領域検出結果が白地領域なしの場合
に、白地領域ありの場合よりも、注目画素がエッジ領域
に属するとして判定される確率を低くすることができる
ので、文字領域では注目画素をエッジ領域に属する画素
として判定する確率を高くし、絵柄領域では、注目画素
をエッジの領域に属する画素として判定する確率を低く
することができる。これによって、例えば、このエッジ
領域検出装置の出力結果を利用して、ガンマ補正等の画
像処理を行う場合に、エッジ領域と判定された部分につ
いては、解像度を優先した処理を行い、エッジ領域と判
定されなかった部分については、階調性を優先した処理
を行うことにより、従来の像域分離装置よりも簡単な構
成にて、画像の文字領域に対しては解像度を優先した処
理が可能となり、画像の絵柄領域には、階調性を優先し
た処理が可能となるという優れた効果を有する。
【0053】また、特に、請求項4のエッジ領域検出装
置によれば、白地領域の検出結果に対応した複数種類の
平滑化マトリクスのサイズを同一にするので、請求項3
のエッジ領域検出装置に比較し、回路素子の無駄を生じ
ないという優れた効果を有する。また、白地領域検出結
果が白地領域なしの場合に、白地領域ありの場合より
も、注目画素がエッジ領域に属するとして判定される確
率を低くすることができるので、文字領域では注目画素
をエッジ領域に属する画素として判定する確率を高く
し、絵柄領域では、注目画素をエッジの領域に属する画
素として判定する確率を低くすることができる。これに
よって、例えば、このエッジ領域検出装置の出力結果を
利用して、ガンマ補正等の画像処理を行う場合に、エッ
ジ領域と判定された部分については、解像度を優先した
処理を行い、エッジ領域と判定されなかった部分につい
ては、階調性を優先した処理を行うことにより、従来の
像域分離装置よりも簡単な構成にて、結果として、画像
の文字領域に対しては解像度を優先した処理が可能とな
り、画像の絵柄領域には、階調性を優先した処理が可能
となるという優れた効果を有する。
置によれば、白地領域の検出結果に対応した複数種類の
平滑化マトリクスのサイズを同一にするので、請求項3
のエッジ領域検出装置に比較し、回路素子の無駄を生じ
ないという優れた効果を有する。また、白地領域検出結
果が白地領域なしの場合に、白地領域ありの場合より
も、注目画素がエッジ領域に属するとして判定される確
率を低くすることができるので、文字領域では注目画素
をエッジ領域に属する画素として判定する確率を高く
し、絵柄領域では、注目画素をエッジの領域に属する画
素として判定する確率を低くすることができる。これに
よって、例えば、このエッジ領域検出装置の出力結果を
利用して、ガンマ補正等の画像処理を行う場合に、エッ
ジ領域と判定された部分については、解像度を優先した
処理を行い、エッジ領域と判定されなかった部分につい
ては、階調性を優先した処理を行うことにより、従来の
像域分離装置よりも簡単な構成にて、結果として、画像
の文字領域に対しては解像度を優先した処理が可能とな
り、画像の絵柄領域には、階調性を優先した処理が可能
となるという優れた効果を有する。
【図1】実施形態にかかるデジタル複写機の概略構成
図。
図。
【図2】実施形態にかかるデジタル複写機の構成ブロッ
ク図。
ク図。
【図3】実施形態にかかるエッジ領域検出手段24の概
略構成を説明する説明図。
略構成を説明する説明図。
【図4】第1の実施形態における第1エッジ判定部の概
略回路構成を説明する説明図。
略回路構成を説明する説明図。
【図5】第1エッジ判定部で使用される平滑化マトリク
スを例示する図。
スを例示する図。
【図6】第1の実施例にかかるエッジ領域検出装置の概
略回路構成を説明する説明図。
略回路構成を説明する説明図。
【図7】(a)及び(b)は、白地領域検出手段で使用
されるマッチングパターンを説明する説明図。
されるマッチングパターンを説明する説明図。
【図8】セレクタ33の動作を説明するフローチャー
ト。
ト。
【図9】第2の実施形態にかかるエッジ領域検出装置2
4の概略回路構成を説明する説明図。
4の概略回路構成を説明する説明図。
【図10】第1エッジ判定部及び第2エッジ判定部のそ
れぞれに左エッジ判定部を追加した場合におけるエッジ
検出装置の構成ブロック図。
れぞれに左エッジ判定部を追加した場合におけるエッジ
検出装置の構成ブロック図。
【図11】左エッジ判定部の概略回路構成を説明する説
明図。
明図。
【図12】左エッジ判定部で使用される平滑化マトリク
スを例示する説明図。
スを例示する説明図。
【符号の説明】 1 複写機 2 スキャナ 3 プリンタ 4 給紙ユニット 5 画像処理部 6 書き込みユニット 7 感光体 8 帯電装置 9 現像装置 10 転写装置 11 クリーニング装置 12 搬送ベルト 13 第1ミラー 14 第2ミラー 15 第3ミラー 16 CCD 17 コンタクトガラス 18 結象レンズ 19 露光ランプ 20 γ補正回路 21 フィルタ回路 22 変倍回路 23 疑似中間処理回路 24 エッジ領域検出装置 30 第1エッジ判定部 31 第2エッジ判定部 32 白地領域検出回路 33 セレクタ 34、36 左エッジ判定部 35、37 右エッジ判定部 38、39 OR回路 40 第1Dフリップフロップ 41 第2Dフリップフロップ 42 第3Dフリップフロップ 43 第4Dフリップフロップ 44a、44b 第1演算器 45a、45b 第1比較器 46a、46b 第2演算器 47a、47b 第2比較器 48a、48b アンド回路 50 第5Dフリップフロップ 51 第6Dフリップフロップ 52 第7Dフリップフロップ 53 第8Dフリップフロップ 54 FIFO
Claims (4)
- 【請求項1】入力された画像データに基づいて該画像デ
ータによって表現される画像のエッジ領域を検出するエ
ッジ領域検出装置において、 入力された画像データの注目画素に、平滑化マトリクス
を使用して平滑化処理を行う平滑化手段と、 入力された画像データに基づき注目画素の両側に存在す
る2つの画素の濃度差を検出する濃度差検出手段と、 前記平滑化後の注目画素の濃度と前記濃度検出手段によ
る検出結果とに基づいて、注目画素が画像のエッジ領域
の画素か否かを判定し判定結果を出力する判定手段とを
設けたことを特徴とするエッジ領域検出装置。 - 【請求項2】請求項1のエッジ領域検出装置において、 注目画素の周辺に存在する白地領域を検出する白地領域
検出手段と、 該白地領域検出手段の検出結果に対応した複数種類の平
滑化マトリクスを使用して得られた判定結果を、前記白
地領域検出手段の検出結果に基づいて選択する選択手段
とを設けたことを特徴とするエッジ領域検出装置。 - 【請求項3】請求項2のエッジ領域検出装置において、 前記白地領域検出手段の検出結果に対応した複数種類の
平滑化マトリクスは、上記検出結果が白地領域ありの場
合に対応したマトリクスのサイズよりも白地領域なしに
対応したマトリクスサイズのほうが大きいことを特徴と
するエッジ領域検出装置。 - 【請求項4】請求項2のエッジ領域検出装置において、 前記白地領域検出手段の検出結果に対応した複数種類の
平滑化マトリクスは、サイズが同一であって、かつ、マ
トリクスの各係数のうち上記注目画素に対応した係数
を、上記検出結果が白地領域なしの場合に対応した平滑
化マトリクスよりも、白地領域ありに対応したマトリク
スのほうで大きくしたことを特徴とするエッジ領域検出
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8155011A JPH09321989A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | エッジ領域検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8155011A JPH09321989A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | エッジ領域検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09321989A true JPH09321989A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15596740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8155011A Withdrawn JPH09321989A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | エッジ領域検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09321989A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013120345A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Oki Data Corp | 画像処理装置 |
| JP2015002443A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| JP2015104834A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 三菱電機株式会社 | サーマルプリンタおよび画像データ処理方法 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP8155011A patent/JPH09321989A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013120345A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Oki Data Corp | 画像処理装置 |
| JP2015002443A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| JP2015104834A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 三菱電機株式会社 | サーマルプリンタおよび画像データ処理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |