JPH0932221A - 軒先構造 - Google Patents

軒先構造

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JPH0932221A
JPH0932221A JP18005695A JP18005695A JPH0932221A JP H0932221 A JPH0932221 A JP H0932221A JP 18005695 A JP18005695 A JP 18005695A JP 18005695 A JP18005695 A JP 18005695A JP H0932221 A JPH0932221 A JP H0932221A
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Toshihiro Komagawa
俊弘 駒川
Riyouko Komori
亮子 小森
Chisato Momose
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 建物の外壁20の外方に配置された軒天材5
5と、この軒天材55の外方端を覆う鼻隠し材38と、
建物の屋根材23の外方端に隣接させて配置された軒樋
42とを、軒先の長手方向に間隔を明けて設けた複数個
のブラケット35によって相互に連結することにより軒
先ユニットUを構成し、且つ複数個のブラケット35を
外壁20の上端部に取り付けたもの。 【効果】 軒天材55と、鼻隠し材38と、軒樋42と
を一括して容易に外壁20の上端部に取り付けることが
でき、且つ屋内側から取付可能であるから、外部足場が
不要となって作業の安全性も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の各種建物
の軒先構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、従来の住宅において
は、外壁パネル1の上端部に位置する桁2上にラフタ3
を介して、野地材4と屋根葺き材5からなる屋根材6を
接続すると共に、外壁パネル1の外面側に外壁材7を取
り付け、この外壁材7の上端部に隣接させて、外壁パネ
ル1の外面側に野縁8を縦横に設け、換気孔10を有す
る軒天材11を野縁8により支持している。
【0003】そして、屋根材6と軒天材11との各外方
端間に下地材12を介して鼻隠し材13を垂直に取り付
け、且つこの鼻隠し材13の外側に軒樋14を樋受け金
物15によって取り付けると共に、野地材4の先端部か
ら軒樋14内に向けて水切り材16を延長している。更
に、軒樋14の傾斜方向下端部から外壁材7側に連結管
17を延長すると共に、取付金物18により外壁材7の
外面側に取り付けた縦樋19の上端部に前記連結管17
の端部を連結している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の軒先
構造では、軒天材11、鼻隠し材13及び軒樋14等の
各部材を、建築現場で野縁8や樋受け金物15等を用い
て、順次、個別に取り付けるようにしているため、取付
に長時間を要し、特に鼻隠し材13の取付に際して、軒
天材11及び屋根材6の外方端位置を揃えるのに手間が
掛かるといった問題点を有していた。又、軒天材11や
鼻隠し材13等の各部材の取付のために、屋外に外部足
場を設置する必要があるが、設置作業が煩雑であると共
に、作業の安全性を期し難い問題点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、各部材の取付
が容易で、且つ外部足場を要しない軒先構造を提供する
ことを目的とし、係る目的を達成するため、請求項1の
軒先構造は、建物の外壁の外方に配置される軒天材と、
この軒天材の外方端を覆う鼻隠し材と、前記建物の屋根
材の外方端に隣接させて配置される軒樋とを、軒先の長
手方向に間隔を明けて設けた複数個のブラケットによっ
て相互に連結することにより軒先ユニットを構成し、且
つこの軒先ユニットの前記複数個のブラケットを前記外
壁の上端部に取り付けたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2の軒先構造は、請求項1の構成に
おいて、軒先の長手方向で、前記軒先ユニットを、各々
複数個のブラケットを有する複数の分割ユニットに分割
して構成し、且つ隣接する分割ユニット同士をジョイン
ト部材によって連結したことを特徴とするものである。
【0007】請求項3の軒先構造は、請求項1又は2の
構成において、前記軒先ユニットの下方で前記外壁の外
面に沿って縦樋を設けると共に、前記軒樋と縦樋とを連
結する連結管を設け、この連結管を前記軒先ユニット内
に組み込んだことを特徴とするものである。
【0008】請求項4の軒先構造は、請求項1乃至3の
いずれかの構成において、前記建物の屋根材の外方端が
前記外壁の上端部近傍に位置するように構成すると共
に、前記軒樋を前記外壁上端部の外方に隣接させて配設
し、且つこの軒樋の外方を覆うように前記鼻隠し材を配
設したことを特徴とするものである。
【0009】請求項5の軒先構造は、請求項1乃至4の
いずれかの構成において、前記各ブラケットの内方端部
に前記軒先ユニットを前記外壁上端部に取り付けるため
の第1取付部を設けると共に、前記各ブラケットの外方
端部に前記鼻隠し材を取り付けるための第2取付部を設
けたことを特徴とするものである。
【0010】請求項6の軒先構造は、請求項5の構成に
おいて、前記第1取付部は、前記外壁の上端部に位置す
る桁又は梁の外面、上面及び内面を取り囲むように断面
略コ字形に形成した取付金物からなることを特徴とする
ものである。
【0011】請求項7の軒先構造は、請求項5の構成に
おいて、前記外壁上端部の外面側に外壁側取付金物を固
定する一方、前記第1取付部はこの外壁側取付金物に掛
止されるブラケット側取付金物からなることを特徴とす
るものである。
【0012】請求項8の軒先構造は、請求項4の構成に
おいて、前記各ブラケットの上部の対応位置に軒樋を収
容するための凹部を形成したことを特徴としている。
【0013】請求項9の軒先構造は、請求項1乃至8の
いずれかの構成において、前記各ブラケットの下部の対
応位置に切欠を形成し、各ブラケットの切欠を貫通して
軒先の長手方向へ延びるアングルを設けると共に、前記
軒天材をこのアングルに固定したことを特徴とするもの
である。
【0014】請求項1の構成においては、工場等の生産
拠点にて、前記軒天材、鼻隠し材及び軒樋を複数個のブ
ラケットにより連結し、予め、一体の軒先ユニットを構
成しておく。そして、この軒先ユニットを建築現場へ搬
送し、前記ブラケットを建物の外壁上端部に固定するこ
とにより、軒先ユニットとして一体化された前記軒天
材、鼻隠し材及び軒樋を一括して容易に軒先に取り付け
ることができる。この場合、前記軒先ユニットを屋内側
から外壁上端部の上方を通過させて軒先で位置決めし、
屋内側から前記ブラケットを外壁上端部に固定するよう
にすれば、外部足場を使用せずに、短時間で安全且つ容
易に軒先ユニットの取付を行えるようになる。
【0015】請求項2の構成においては、前記軒天材、
鼻隠し材及び軒樋を軒先の長手方向で各々複数の分割体
に分割する場合に、軒天材、鼻隠し材及び軒樋の各分割
体同士を前記ブラケットで連結、一体化して複数の分割
ユニットを構成し、隣接する分割ユニットをジョイント
部材で連結して前記軒先ユニットを構成するようにした
ものである。この場合、工場等の生産拠点で、分割ユニ
ットを組み立て、この分割ユニットの状態で建築現場に
搬送する。建築現場では、予め複数の分割ユニットを連
結して軒先ユニットを構成した上で外壁上端部に取り付
けるか、或いは、軒先に各分割ユニットを取り付けた状
態でジョイント部材により隣接する分割ユニットを連結
すれば良い。
【0016】請求項3の構成によれば、前記外壁の外面
に沿って設けた縦樋に前記軒樋を連結するに際し、これ
ら両者を連結する連結管を前記軒先ユニットと一体に設
けたものである。この場合、前記縦樋は予め外壁の外面
側に取り付けておく一方、連結管は生産拠点において軒
先ユニットの一部として組み込んでおき、建築現場で軒
先ユニットを外壁上端部に取り付けると同時に連結管と
縦樋との連結を行えば良い。
【0017】請求項4の構成によれば、通常、外壁の上
端部から軒先の外方側へ延長している屋根材を外壁上端
部近傍で途切れさせているので、屋根材の長さを短くし
て、材料コストを低減させることができる。又、軒樋の
外方を鼻隠し材で被覆しているので、軒樋が外部からは
目に付かず、見栄えが良好となる。
【0018】請求項5の構成によれば、生産拠点では各
ブラケットの外方端に設けた第2取付部に前記鼻隠し材
を取り付けて鼻隠し材を軒先ユニットに組み込む一方、
建築現場では、前記各ブラケットの内方端に設けた第1
取付部を外壁上端部に固定することにより、軒先ユニッ
トを軒先に取り付けるものである。
【0019】請求項6の構成によれば、前記軒先ユニッ
トの各ブラケットの第1取付部を断面略コ字形の取付金
物により構成し、この取付金物によって、建物の外壁上
端部に位置する桁又は梁の外面、上面及び内面を取り囲
むことにより、軒先ユニットを軒先に位置決めする。そ
して、この状態で、前記取付金物を、ボルト等の任意の
取付手段で桁又は梁に固定することにより、軒先ユニッ
トの取付を行う。
【0020】請求項7の構成では、前記外壁上端部の外
面側に予め外壁側取付金物を固定しておき、軒先ユニッ
トの各ブラケットに設けたブラケット側取付金物を前記
外壁側取付金物に掛止し、更に、必要により、両取付金
物を相互に固定することによって、軒先ユニットを外壁
上端部に取り付けるものである。
【0021】請求項8の構成では、前記各ブラケット上
部の対応位置に凹部を形成し、これら凹部内に軒樋を収
容することにより、軒先ユニットに軒樋を組み込むもの
である。これにより、各ブラケットによって軒樋を確実
に支持することができる。
【0022】請求項9の構成によれば、各ブラケット下
部の対応位置に形成した切欠を貫通して軒先の長手方向
へ延びるアングルを設け、前記軒天材をこのアングルに
固定するようにしたので、該アングルを介して軒天材を
ブラケットに確実に固定することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1に示すように、住宅等の
建物の外壁パネル20(外壁)の外面側に外壁材21を
取り付けると共に、この外壁パネル20の上端面上に桁
22(又は梁)を設け、且つ桁22上に、傾斜した屋根
ユニット23(屋根材)の下端部、つまり、外方端部を
接続している。屋根ユニット23は、ラフタ24(又は
トラス)、該ラフタ24上に固定された野地材25及び
該野地材25上に配設された屋根葺き材26を備えてい
る。屋根ユニット23の外方端が桁22の上部近傍、詳
しくは、桁22から僅かに外壁パネル20の外方へ突出
するように、該屋根ユニット23の長さを設定してい
る。
【0024】野地材25の外方端部に水切り材31を取
り付け、この水切り材31を野地材25から、後述の軒
樋42上へ向けて斜め下方へ延長し、屋根ユニット23
に沿って流下する雨水を、確実に軒樋42内に案内でき
るように構成している。又、桁22の外面から外壁材2
1の上端部外面に渡って水切り材32を取り付け、外壁
パネル20と外壁材21間に雨水が流入するのを防止す
る構成となっている。更に、後述の軒先ユニットUの下
方において、外壁材21に沿って縦樋33を縦樋受け金
物34によって取り付けている。
【0025】外壁パネル20の上端部近傍の外面側に、
以下で述べる軒天材55と、軒天材55の外方端を覆う
鼻隠し材38(化粧カバー)と、軒樋42と、連結管6
1とをブラケット35等を介して一体化してなる軒先ユ
ニットUを配設している。そして、前記ブラケット35
の内方端に設けた断面略コ字形の取付金物36(第1取
付部)を、桁22及び水切り材32に上方からその外
面、上面及び内面を覆うように被せ、垂直方向のビス3
7等によって桁22に固定することにより、前記軒先ユ
ニットUを桁22に取り付けている。図2にも示すよう
に、軒先ユニットUは、前記ブラケット35を軒先の長
手方向(桁22の延びる方向)に間隔を明けて複数個有
し、各ブラケット35は外壁材21から住宅の外方へ延
びている。各ブラケット35の外方端部は、鼻隠し材3
8の取付用の取付部40(第2取付部)を成している。
【0026】各ブラケット35の上部の対応位置に半円
形又は半楕円形の凹部41を形成し、これら凹部41内
に断面半円形又は断面半楕円形の軒樋42を収容してい
る。軒樋42の円周方向両端部に折曲等によって凸部4
3、44を設け、ブラケット35の凹部41の上端部両
脇位置に形成した脇凹部45、46に前記凸部43、4
4を嵌合することにより、軒樋42に回り止めを施して
いる。
【0027】各ブラケット35の下部の対応位置に、間
隔をおいて内外2つの角形の切欠47、48を形成し、
各ブラケット35の対応する切欠47、48を貫通して
軒先の長手方向へ延びるようにアングル50、51を配
設して、これらアングル50、51を各ブラケット35
の切欠47、48内に溶接等によって固定している。更
に、各ブラケット35の上部で、水切り材32の外側に
沿って軒先の長手方向へ延びるようにアングル52を配
設し、このアングル52を各ブラケット35の取付金物
36に溶接等によって固定している。
【0028】前記鼻隠し材38は各ブラケット35の取
付部40に沿って、外方側の脇凹部45から外方側の切
欠47まで延びている。脇凹部45に隣接して、ブラケ
ット35に軒先の長手方向への折曲部53を設け、脇凹
部45側の鼻隠し材38の折曲端部54を折曲部53に
不図示のリベット又は溶接等により固定する一方、切欠
47側の鼻隠し材38の端部に屈曲部56を形成し、こ
の屈曲部56をビス、リベット又は溶接等によってアン
グル50に固定している。
【0029】各ブラケット35の下部に沿って、切欠4
7から外壁材21まで水平方向へ延びるように軒天材5
5を設けている。この軒天材55には、切欠47、48
に嵌合される2つの屈曲部57、58を形成し、屈曲部
57を前記鼻隠し材38の屈曲部56と共にビス、リベ
ット等でアングル50に固定する一方、屈曲部58を同
様の手段でアングル51に固定している。又、切欠48
と外壁材21間で、軒天材55に多数の換気孔60(図
2参照)を形成している。
【0030】前記軒樋42は、雨水等の排水を促進する
ため、長手方向一端側から他端側へ向けて僅かな傾斜を
有しており、軒樋42の傾斜方向下端部の中央位置に
は、連結管61を連結している。この連結管61は、軒
樋42から外壁材21側に向けて略水平に延び、外壁材
21の外面近傍で下方へ屈曲して、その下端部で縦樋3
3の上端部に接続している。
【0031】前記構成において、工場等の生産拠点で、
軒天材55、鼻隠し材38、軒樋42及び連結管61を
ブラケット35及びアングル50、51等により予め連
結、一体化して、軒先ユニットUを構成しておく。そし
て、この軒先ユニットUを住宅等の建物の建築現場に搬
送し、図3に示すように、外壁パネル20の屋内側から
桁22の上方を通過させ、取付金物36を桁22及び水
切り材32の上方から被せ、前記ビス37等で取付金物
36を桁22に固定することにより、軒先ユニットUを
外壁パネル20の上端部の外面側に取り付ける。
【0032】これにより、従来、個別に順次取り付けて
いた軒天材55、鼻隠し材38及び軒樋42等を一括し
て容易に取り付けることができ、且つ、取付作業を屋内
側から行えるので、外部足場が不要となると共に、作業
の安全性を確保することができる。又、軒先ユニットU
の取付と同時に、連結管61を縦樋33の上端部に接続
し、連結管61を介して軒樋42と縦樋33とを連結す
る。このようにして軒先ユニットUを取り付けた後、屋
根ユニット23を桁22の上部に接続する。
【0033】ところで、軒先ユニットUは、軒先の長手
方向で1ユニットとして構成しても良いが、図4に示す
ように、軒先ユニットUを長手方向で複数の分割ユニッ
トDに分割して構成することもできる。この場合、各分
割ユニットDは、軒天材55、鼻隠し材38、軒樋42
等の各分割体を含むと共に、軒樋42の傾斜方向下端部
に位置する分割ユニットDは連結管61(図示せず)を
備えている。各分割ユニットDは、各々少なくとも2個
のブラケット35を備えていて、軒天材55、鼻隠し材
38、軒樋42等の各分割体を安定的に支持できるよう
になっている。なお、図4では、便宜上、ブラケット3
5を分割ユニットDの長手方向端部に位置させている
が、実際には、長手方向端部より若干内側に位置させる
方が、各部材を確実に支持する上で好適である。又、図
示の分割ユニットDは、軒樋42と不図示の建物の外壁
との間を覆うカバー59を軒天材55と一体若しくは別
体に備えているが、このカバー59は必ずしも設けなく
て良い。
【0034】生産拠点では、分割ユニットDの状態まで
組み立てておき、これら分割ユニットDを建築現場に搬
送した後、予め、複数の分割ユニットDをジョイントカ
バー62(ジョイント部材)で連結した上で不図示の取
付金物36により軒先に取り付けるか、或いは軒先での
取付時に隣接する各2個の分割ユニットDの対応する端
部をジョイントカバー62で覆って連結することによ
り、軒先ユニットUを完成することができる。ジョイン
トカバー62と各分割ユニットDとは、溶接、ビス等で
固定しても良い。この場合、分割ユニットDの状態で搬
送することにより、搬送効率が向上すると共に、所定の
単位長さに構成した分割ユニットDを所望数だけ連結す
ることにより、建物の軒先寸法に応じた所望長さの軒先
ユニットUを構成できる利点がある。
【0035】建物の互いに直交する2方向の軒先に各々
軒先ユニットUを設ける場合、コーナ部において、図5
に示すような一体型のL字形コーナユニットCを用い
て、2方向の軒先ユニットUを相互に連結することがで
きる。このコーナユニットCの鼻隠し材38、軒樋42
等は、L字形に屈曲した平面形状を有する。又、図6に
示すように、一体型コーナユニットCを用いる代わり
に、一方の軒先ユニットU1の端部を他方の軒先ユニッ
トU2の端部の内側面に直角に連結しても良い。
【0036】図7に第2の実施形態を示す。ここでは、
外壁パネル20の内面側に内壁材63を設け、前記水切
り材32を廃止すると共に、内壁材63の上端部内面側
に介設材64を配置し、この介設材64、内壁材63、
外壁パネル20、外壁材21及び取付金物36を水平方
向に貫通するボルト65によって取付金物36を外壁パ
ネル20の上端部に固定している。又、取付金物36
は、ビス66によって桁22にも固定している。
【0037】又、この実施形態では、脇凹部45側の鼻
隠し材38の端部は、軒樋42側へ向けて斜め下方へ延
びる水切り部67を形成している。更に、切欠47と4
8間及び切欠48と外壁材21間で、ブラケット35に
軒先の長手方向への2つの折曲部68、69を設けてお
り、必要に応じて、これら折曲部68、69に軒天材5
5を固定することができる。又、前記取付金物36は、
ブラケット35に一体に形成したものであっても良い
が、図7のように、ブラケット35に設けた折曲部70
に溶接等で固定したものであっても良い。
【0038】図8に第3の実施形態を示す。この実施例
では、前記第1実施例の一体型の屋根ユニット23を使
用する代わりに、桁22上に垂木71、野地材72及び
屋根葺き材73を順次施工して屋根材74を構成すると
共に、外壁材75を野地材72の下部まで延長してい
る。軒先ユニットUは、便宜上分解状態で示すように、
第1の実施形態と略同様の構成を有する。
【0039】但し、ここでは、屈曲状の係合部76、7
7を有する取付金物78(外壁側取付金物)を、例え
ば、外壁材75及び桁22を厚み方向へ貫通する不図示
のボルトにより外壁材75の外面側に固定しておき、且
つ前記係合部76、77に掛止される屈曲状の掛止部8
0、81を有する取付金物82(ブラケット側取付金
物)を前記ブラケット35に一体又は一体的に設けてお
いて、軒天材55、鼻隠し材38、軒樋42及び連結管
61をブラケット35及びアングル50、51、52を
用いて予め工場で一体化してなる軒先ユニットUを、前
記掛止部80、81を係合部76、77に掛止すること
により、外壁材75の外面側に取り付けるようにしてい
る。なお、掛止部80、81を係合部76、77に掛止
した後、必要により、ビス又は溶接等の適宜の手段で両
者を相互に固定する。前記屋根74は、軒先ユニットU
を屋内側から取り付けた後、前記手順で施工する。又、
ここでは、軒先ユニットUを複数の分割ユニットに分割
して構成する場合に、分割ユニット同士の結合用に、鼻
隠し材38同士を連結する鼻隠し材用ジョイナー83
と、軒天材55同士を連結する軒天材用ジョイナー84
とを別個に設けている。
【0040】なお、前記一体型の屋根ユニット23を使
用する第1又は第2の実施形態において、第3の実施形
態の取付金物78を用いて軒先ユニットUの取付を行う
ようにしても良く、逆に、第3の実施形態において、外
壁材75と外壁パネル20の上端位置を合致させると共
に、第1の実施形態の断面コ字形の取付金物36を用い
て桁22に軒先ユニットUを取り付けるようにしても良
い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の軒先構造
は、建物の外壁の外方に配置される軒天材と、この軒天
材の外方端を覆う鼻隠し材と、前記建物の屋根材の外方
端に隣接させて配置される軒樋とを、軒先の長手方向に
間隔を明けて設けた複数個のブラケットによって相互に
連結することにより軒先ユニットを構成し、且つこの軒
先ユニットの前記複数個のブラケットを前記外壁の上端
部に取り付けるようにした構成であるから、工場等の生
産拠点にて、前記軒天材、鼻隠し材及び軒樋を予め軒先
ユニットとして一体化しておき、建築現場では、この軒
先ユニットのブラケットを建物の外壁上端部に取り付け
ることにより、前記軒天材、鼻隠し材及び軒樋の取付を
一括して容易に行うことができる。この場合、前記軒先
ユニットに屋内側から外壁上端部の上方を通過させて軒
先で位置決めし、屋内側から前記ブラケットを外壁上端
部に固定するようにすれば、外部足場を使用せずに、安
全且つ容易に軒先ユニットの取付を行える。
【0042】軒先の長手方向で、前記軒先ユニットを、
各々複数個のブラケットを有する複数の分割ユニットに
分割して構成し、且つ隣接する分割ユニット同士をジョ
イント部材によって連結するようにすれば、生産拠点で
は、軒天材、鼻隠し材及び軒樋を各々軒先の長手方向で
分割した各分割体を前記ブラケットを用いて連結するこ
とにより前記分割ユニットとして組み立てておき、この
分割ユニットの状態で建築現場に搬送し、建築現場で隣
接する分割ユニット同士を前記ジョイント部材で連結す
ることにより、前記軒先ユニットを構成できるので、生
産拠点から建築現場への搬送を容易に行えると共に、所
定の単位寸法に形成した分割ユニットを所望数だけ連結
することにより、各建物の軒先寸法に応じた所望寸法の
軒先ユニットを構成できる利点がある。
【0043】前記軒先ユニットの下方で前記外壁の外面
に沿って縦樋を設けると共に、前記軒樋と縦樋とを連結
する連結管を設け、この連結管を前記軒先ユニット内に
組み込んだ構成であれば、前記連結管が軒先ユニットと
一体であるので、取扱い及び輸送が容易になると共に、
建築現場で軒先ユニットを外壁上端部に取り付ける際
に、前記連結管と縦樋との連結を同時に行えるので、軒
樋と縦樋との連結も容易になる利点がある。
【0044】前記建物の屋根材の外方端が前記外壁の上
端部近傍に位置するように構成すると共に、前記軒樋を
前記外壁上端部の外方に隣接させて配設し、且つこの軒
樋の外方を覆うように前記鼻隠し材を配設した構成であ
れば、通常、外壁上端部から軒先側へ延長している屋根
材を外壁の上端部近傍で途切れさせているので、屋根材
の長さを短くして、材料コストを低減させることができ
る。又、軒樋の外方を鼻隠し材で被覆しているので、軒
樋が外部からは目に付かず、見栄えが良好となる。
【0045】前記各ブラケットの内方端部に前記軒先ユ
ニットを前記外壁上端部に取り付けるための第1取付部
を設けると共に、前記各ブラケットの外方端部に前記鼻
隠し材を取り付けるための第2取付部を設けた構成であ
れば、建築現場で前記ブラケットの内方端の第1取付部
を建物の外壁上端部に固定することにより、軒先ユニッ
トを軒先に取り付け、この状態で前記ブラケットを介し
て軒天材、鼻隠し材及び軒樋を確実に支持できるもので
ある。
【0046】前記第1取付部が、前記外壁の上端部に位
置する桁又は梁の外面、上面及び内面を取り囲むように
断面コ字形に形成した取付金物からなるものであれば、
この取付金物で桁又は梁を取り囲んだ状態で、該取付金
物を桁は梁に固定することにより、軒先ユニットを確実
に外壁上端部に固定することができる。
【0047】前記外壁上端部の外面側に外壁側取付金物
を固定する一方、前記第1取付部はこの外壁側取付金物
に掛止されるブラケット側取付金物からなるものであれ
ば、ブラケット側取付金物を外壁側取付金物に掛止する
ことにより、軒先ユニットを外壁上端部に容易に取り付
けることができる。
【0048】前記各ブラケットの上部の対応位置に前記
軒樋を収容するための凹部を形成した構成であれば、こ
れらの凹部内に軒樋を収容することにより、各ブラケッ
トによって軒樋を確実に支持できる利点がある。
【0049】前記各ブラケットの下部の対応位置に切欠
を形成し、各ブラケットの切欠を貫通して軒先の長手方
向へ伸びるアングルを設けると共に、前記軒天材をこの
アングルに固定した構成であれば、該アングルを介して
軒天材をブラケットに確実に固定することができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る軒先構造の概略
側面図。
【図2】前記軒先構造の一部を切り欠いて示す概略斜視
図。
【図3】前記軒先構造の分解概略側面図。
【図4】前記軒先構造の変形例を示す斜視説明図。
【図5】建物のコーナ部における軒先構造の変形例の斜
視説明図。
【図6】建物のコーナ部における軒先構造の他の変形例
の斜視説明図。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る軒先構造の概略
側面図。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る軒先構造の分解
概略斜視図。
【図9】従来の軒先構造の一例を示す概略側面図。
【符号の説明】
20 外壁パネル(外壁) 22 桁 23 屋根ユニット(屋根材) 33 縦樋 35 ブラケット 36 取付金物(第1取付部) 38 鼻隠し材 40 取付部(第2取付部) 42 軒樋 55 軒天材 61 連結管 62 ジョイントカバー(ジョイント部材) 74 屋根材 78 取付金物(外壁側取付金物) 82 取付金物(ブラケット側取付金物) U 軒先ユニット D 分割ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁の外方に配置される軒天材
    と、この軒天材の外方端を覆う鼻隠し材と、前記建物の
    屋根材の外方端に隣接させて配置される軒樋とを、軒先
    の長手方向に間隔を明けて設けた複数個のブラケットに
    よって相互に連結することにより軒先ユニットを構成
    し、且つこの軒先ユニットの前記複数個のブラケットを
    前記外壁の上端部に取り付けたことを特徴とする軒先構
    造。
  2. 【請求項2】 軒先の長手方向で、前記軒先ユニット
    を、各々複数個のブラケットを有する複数の分割ユニッ
    トに分割して構成し、且つ隣接する分割ユニット同士を
    ジョイント部材によって連結したことを特徴とする請求
    項1記載の軒先構造。
  3. 【請求項3】 前記軒先ユニットの下方で前記外壁の外
    面に沿って縦樋を設けると共に、前記軒樋と縦樋とを連
    結する連結管を設け、この連結管を前記軒先ユニット内
    に組み込んだことを特徴とする請求項1又は2記載の軒
    先構造。
  4. 【請求項4】 前記建物の屋根材の外方端が前記外壁の
    上端部近傍に位置するように構成すると共に、前記軒樋
    を前記外壁上端部の外方に隣接させて配設し、且つこの
    軒樋の外方を覆うように前記鼻隠し材を配設したことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の軒先構造。
  5. 【請求項5】 前記各ブラケットの内方端部に前記軒先
    ユニットを前記外壁上端部に取り付けるための第1取付
    部を設けると共に、前記各ブラケットの外方端部に前記
    鼻隠し材を取り付けるための第2取付部を設けたことを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の軒先構造。
  6. 【請求項6】 前記第1取付部は、前記外壁上端部に位
    置する桁又は梁の外面、上面及び内面を取り囲むように
    断面略コ字形に形成した取付金物からなることを特徴と
    する請求項5記載の軒先構造。
  7. 【請求項7】 前記外壁上端部の外面側に外壁側取付金
    物を固定する一方、前記第1取付部はこの外壁側取付金
    物に掛止されるブラケット側取付金物からなることを特
    徴とする請求項5記載の軒先構造。
  8. 【請求項8】 前記各ブラケットの上部の対応位置に前
    記軒樋を収容するための凹部を形成したことを特徴とす
    る請求項4記載の軒先構造。
  9. 【請求項9】 前記各ブラケットの下部の対応位置に切
    欠を形成し、各ブラケットの切欠を貫通して軒先の長手
    方向へ延びるアングルを設けると共に、前記軒天材をこ
    のアングルに固定したことを特徴とする請求項1乃至8
    のいずれか記載の軒先構造。
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CN110736037A (zh) * 2019-10-31 2020-01-31 北京承达创建装饰工程有限公司 室内墙面饰板上可更换型u形金属光檐部品系统

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