JPH09322483A - 回転電機におけるブラシ摩耗限度検知装置 - Google Patents

回転電機におけるブラシ摩耗限度検知装置

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JPH09322483A
JPH09322483A JP13188696A JP13188696A JPH09322483A JP H09322483 A JPH09322483 A JP H09322483A JP 13188696 A JP13188696 A JP 13188696A JP 13188696 A JP13188696 A JP 13188696A JP H09322483 A JPH09322483 A JP H09322483A
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brush
contact
fixed
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electric contact
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JP13188696A
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Minoru Nakamura
稔 中村
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハウジングで回転自在に支承された回転軸に設
けられた摺接部に前端面を弾発的に摺接させるブラシ
が、前記回転軸の半径方向に沿う移動を可能として固定
のブラシホルダに支承される回転電機において、ブラシ
の摩耗限度を検知するにあたって、摩耗限度検知後にも
ブラシの前進作動を可能として摺接部へのブラシの接触
を確実に維持せしめるようにする。 【解決手段】固定電気接点19との接離が可能な可動電
気接点22を先端部に有するとともにブラシ15の一側
面15bに摺接可能な位置検知部23を中間部に有する
ばね部材21の基端部21aがブラシホルダ14に固定
され、位置検知部23の前記一側面15bへの摺接状態
では可動電気接点22を固定電気接点19に接触させる
がブラシ15の後端面15cが位置検知部23を通過す
るのに応じて可動電気接点22を固定電気接点19から
離間せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングで回転
自在に支承された回転軸に設けられた摺接部に前端面を
弾発的に摺接させるブラシが、前記回転軸の半径方向に
沿う移動を可能として固定のブラシホルダに支承される
回転電機において、ブラシ摩耗限度を検知するための装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば実開平3
−48363号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
ブラシの側面からピン状に突出した可動電気接点が、ブ
ラシの摩耗に伴なう前進作動に応じて固定電気接点に後
方側から接触することによりブラシの摩耗限度が検出さ
れる構成となっているが、可動電気接点の固定電気接点
への接触によりブラシの前進が阻止されるので、ブラシ
の摩耗限度を検知したときに速やかにブラシを交換しな
ければ、摺接部としてのスリップリングへのブラシの摺
接が不可能となったり、前記スリップリングへのブラシ
の接触圧力が低下したりして、回転電機への通電が遮断
されてしまったり、回転電機への通電が不安定になった
りする。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、摩耗限度検知後にもブラシの前進作動を可能
として摺接部へのブラシの接触を確実に維持せしめるよ
うにした回転電機におけるブラシ摩耗限度検知装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ハウジングで回転自在に支
承された回転軸に設けられた摺接部に前端面を弾発的に
摺接させるブラシが、前記回転軸の半径方向に沿う移動
を可能として固定のブラシホルダに支承される回転電機
において、ブラシの一側面から離隔した位置に固定電気
接点が固定配置され、該固定電気接点との接離を可能と
してブラシの一側面および前記固定電気接点間に配置さ
れる可動電気接点を先端部に有するとともにブラシの一
側面に摺接可能な位置検知部を中間部に有するばね部材
の基端部が、前記位置検知部をブラシの一側面に弾発的
に摺接させる方向のばね力を発揮してブラシホルダに固
定され、前記ばね部材が、該位置検知部のブラシの一側
面への摺接状態では可動電気接点を固定電気接点に接触
させるがブラシの後端面が該位置検知部を通過するのに
応じて可動電気接点を固定電気接点から離間せしめるべ
く形成されることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成に加えて、ブラシの後端面が、該ブラシの
一側面から離反するにつれて前方位置となる傾斜面に形
成され、ばね部材の位置検知部がブラシの後端面に係
合、当接し得る形状に形成されることを特徴とする。
【0007】さらに請求項3記載の発明は、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、導電性材料から
成るばね部材の基端部に、ブラシの後端面に当接して該
ブラシの前端面を摺接部に摺接させる方向のばね力を発
揮するブラシ付勢部が一体に連設されるとともに、該ば
ね部材に通電用の導線が接続されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0009】図1ないし図4は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は直流モータの縦断側面図、図2はブ
ラシ摩耗限度検知装置の構成を示す分解斜視図、図3は
ブラシが摩耗限度に達する前の状態での要部縦断面図、
図4はブラシが摩耗限度に達した状態での図3に対応し
た断面図である。
【0010】先ず図1において、回転電機としての直流
モータのハウジング5は、円筒部6の一端にフロントブ
ラケット7が設けられて成る有底円筒状のハウジング主
体8と、図示しないポンプが内蔵されて前記ハウジング
主体8の他端に結合されるリヤブラケット9とで構成さ
れ、ハウジング主体8の内面側の周方向に間隔をあけた
複数個所にはマグネット10…が配設される。
【0011】ハウジング主体8の円筒部6内には、該円
筒部6と同心の回転軸12を有するロータ11が配置さ
れ、該回転軸12の両端部は、フロントブラケット7お
よびリヤブラケット9で回転自在に支承される。而して
回転軸12は、リヤブラケット9内の油圧ポンプに連結
される。
【0012】ロータ11における回転軸12のリヤブラ
ケット9側には、摺接部としてのコンミテータ13が設
けられる。またリヤブラケット9の内面側において、コ
ンミテータ13の側方には一対のブラシホルダ14,1
4が固定配置され、両ブラシシホルダ14,14でそれ
ぞれ保持されたブラシ15,15が前記コンミテータ1
3に弾発的に摺接される。
【0013】図2および図3において、ブラシホルダ1
4は、非導電性材料から成る横断面四角形の角筒部14
aと、該角筒部14aの後端(図3の右端)に結合され
る端板部14bとで構成されるものであり、角筒部14
aの軸線をコンミテータ13の半径方向に沿わせてリヤ
ブラケット9に固定される。前記角筒部14aおよび端
板部14bは一体に形成されるものであってもよく、角
筒部14aの後端および端板部14b間には開口部16
が形成される。ブラシ15は、その前端面15aをコン
ミテータ13に摺接させるようにしてブラシホルダ14
の角筒部14aに摺動自在に嵌合されるものであり、ブ
ラシ15の前端面15aは、コンミテータ13の外周面
に対応して円弧状に形成される。
【0014】非導電性材料により門形に形成された支持
部材17が、コンミテータ13寄りの位置でブラシホル
ダ14を跨ぐようにしてリヤブラケット9に固定され
る。一方、ブラシホルダ14の角筒部14aにおいてリ
ヤブラケット9と反対側の側部には、前端をコンミテー
タ13側に開放するとともに後端を閉じたスリット18
が設けられており、該スリット18を介してブラシ15
の一側面15bに対向するようにして固定電気接点19
が前記支持部材17に固定され、該固定電気接点19に
は通電用の導線20が接続される。
【0015】可動電気接点22を先端部に有するととも
にブラシ15の一側面15bに摺接可能な位置検知部2
3を中間部に有するばね部材21の基端部21aが、可
動電気接点22および位置検知部23をスリット18に
配置するようにして、リベット24等によりブラシホル
ダ14の端板部14bに固定され、可動電気接点22
は、ブラシ15の一側面15bから離隔した位置に在る
固定電気接点19との接離を可能としてブラシ15の一
側面15bおよび前記固定電気接点19間に配置され
る。このばね部材21は、導電性材料から成るものであ
り、ブラシホルダ14への固定状態で、可動電気接点2
2を固定電気接点19から離隔させてブラシ15に近接
させる方向、すなわち位置検知部23をブラシ15の一
側面15bに弾発的に摺接させる方向のばね力を発揮す
るように形成される。
【0016】ブラシ15の後端面15cは、該ブラシ1
5の一側面15bから離反するにつれて前方位置となる
傾斜面に形成されており、ばね部材21の位置検知部2
3は、ブラシ15の後端面15cが位置検知部23を通
過して前進したときには該後端面15cに係合、当接し
得るように、略レ字形に形成される。
【0017】ばね部材21の基端部21aにはブラシ付
勢部25が一体に連設される。このブラシ付勢部25
は、外力を加えない自然な状態では略J字状となるもの
であるが、前端面15aをコンミテータ13に接触させ
たブラシ15がブラシホルダ14に嵌合せしめられるこ
とにより、該ブラシ15の後端面15cに常時接触し、
該ブラシ15をその前端面15aがコンミテータ13に
摺接する方向に弾発付勢するばね力を発揮する。
【0018】ばね部材21の基端部21aには、ハンダ
付等により通電用の導線26が接続されており、この導
線26は開口部16からブラシホルダ14の外方に引き
出される。またブラシホルダ14の角筒部14aには、
位置検知部23がブラシ15の一側面15bに摺接して
いる状態で該ばね部材21の基端部21a寄りの部分に
外方側から当接するストッパ27が一体に設けられる。
【0019】次にこの実施例の作用について説明する
と、ブラシ15が摩耗限度に達するまでは、図3で示す
ように、位置検知部23がブラシ15の一側面15bに
弾発的に摺接しており、この状態では可動電気接点22
が固定電気接点19に確実に接触している。
【0020】ブラシ15の前端面15aがコンミテータ
13との弾発的な摺接により摩耗すると、ブラシ15の
後端面15cは前端面15aの摩耗に応じて前進するこ
とになり、該後端面15cが位置検知部23を通過する
と、図4で示すように、ばね部材21の弾発力により位
置検知部23がブラシ15の後端面15c側に移動し、
それに応じて可動電気接点22が固定電気接点19から
離間する。この可動電気接点22の固定電気接点19か
らの離間により、ブラシ15の摩耗量が限度に達したこ
とを検知することができる。
【0021】しかもブラシ15の後端面15cが位置検
知部23を通過したときには、位置検知部23がブラシ
15の後端面15cに当接係合するものであり、この状
態で、コンミテータ13の回転軸12に対する偏心等に
よりブラシ15が前後に多少振動したとしても、可動電
気接点22が固定電気接点19に接触することはない。
すなわちブラシ15の後端面15cは、該ブラシ15の
一側面15bから離反するにつれて前方位置となるよう
な傾斜面に形成されるものであり、ブラシ15に矢印2
8で示すような後方に向けての力が作用すると、位置検
知部23には、ブラシ15の後端面15cから矢印29
で示すように可動電気接点22を固定電気接点19から
より離反せしめる方向の力が作用することになり、その
力はばね部材21のストッパ27への当接部および位置
検知部23間が上方に撓むことにより吸収される。
【0022】またブラシ15をコンミテータ13側に付
勢するばね力は、ばね部材21に一体化されたブラシ付
勢部25により得られるものであり、ブラシ15の弾発
付勢専用のばねが不要となって部品点数の低減が可能と
なるとともにブラシホルダ14への組付が容易となる。
さらにブラシ付勢部25は、通電用の導線26に連なる
ものであり、ブラシ15への通電機能をも果すので、ブ
ラシ15に通電用のピッグテイル等の専用部品を接続す
ることが不要であり、これによっても部品点数の低減が
可能となる。
【0023】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0024】たとえば、本発明は、直流モータ以外にも
直流発電機にも適用可能であり、また摺接部としてスリ
ップリングを用いた回転電機にも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、ブラシの一側面から離隔した位置に固定電気接点が
固定配置され、該固定電気接点との接離を可能としてブ
ラシの一側面および前記固定電気接点間に配置される可
動電気接点を先端部に有するとともにブラシの一側面に
摺接可能な位置検知部を中間部に有するばね部材の基端
部が、前記位置検知部をブラシの一側面に弾発的に摺接
させる方向のばね力を発揮してブラシホルダに固定さ
れ、該ばね部材が、該位置検知部のブラシの一側面への
摺接状態では可動電気接点を固定電気接点に接触させる
がブラシの後端面が該位置検知部を通過するのに応じて
可動電気接点を固定電気接点から離間せしめるべく形成
されるので、ブラシの後端が位置検知部を通過するのに
応じて可動電気接点が固定電気接点から離間して摩耗限
度が検知されても、ブラシの移動が阻害されることはな
く、ブラシの摺接部への確実な接触を維持することがで
きる。
【0026】また請求項2記載の発明によれば、ブラシ
の後端面が、該ブラシの一側面から離反するにつれて前
方位置となる傾斜面に形成され、ばね部材の位置検知部
がブラシの後端面に係合、当接し得る形状に形成される
ので、ブラシの前後振動が生じても、可動電気接点を固
定電気接点から確実に離間せしめることができ、両接点
が離間・接触を頻繁に繰返すことを防止して摩耗限度の
検知精度を向上することができる。
【0027】さらに請求項3記載の発明によれば、導電
性材料から成るばね部材の基端部に、ブラシの後端面に
当接して該ブラシの前端面を摺接部に摺接させる方向の
ばね力を発揮するブラシ付勢部が一体に連設されるとと
もに、該ばね部材に通電用の導線が接続されるので、部
品点数の低減が可能となるとともにブラシへの電気配線
構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直流モータの縦断側面図である。
【図2】ブラシ摩耗限度検知装置の構成を示す分解斜視
図である。
【図3】ブラシが摩耗限度に達する前の状態での要部縦
断面図である。
【図4】ブラシが摩耗限度に達した状態での図3に対応
した断面図である。
【符号の説明】
5・・・ハウジング 12・・・回転軸 13・・・摺接部としてのコンミテータ 14・・・ブラシホルダ 15・・・ブラシ 15a・・・ブラシの前端面 15b・・・ブラシの一側面 15c・・・ブラシの後端面 19・・・固定電気接点 21・・・ばね部材 21a・・・ばね部材の基端部 22・・・可動電気接点 23・・・位置検知部 25・・・ブラシ付勢部 26・・・導線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(5)で回転自在に支承され
    た回転軸(12)に設けられた摺接部(13)に前端面
    (15a)を弾発的に摺接させるブラシ(15)が、前
    記回転軸(12)の半径方向に沿う移動を可能として固
    定のブラシホルダ(14)に支承される回転電機におい
    て、ブラシ(15)の一側面(15b)から離隔した位
    置に固定電気接点(19)が固定配置され、該固定電気
    接点(19)との接離を可能としてブラシ(15)の一
    側面(15b)および前記固定電気接点(19)間に配
    置される可動電気接点(22)を先端部に有するととも
    にブラシ(15)の一側面(15b)に摺接可能な位置
    検知部(23)を中間部に有するばね部材(21)の基
    端部(21a)が、前記位置検知部(23)をブラシ
    (15)の一側面(15b)に弾発的に摺接させる方向
    のばね力を発揮してブラシホルダ(14)に固定され、
    該ばね部材(21)が、該位置検知部(23)のブラシ
    (15)の一側面(15b)への摺接状態では可動電気
    接点(22)を固定電気接点(19)に接触させるがブ
    ラシ(15)の後端面(15c)が該位置検知部(2
    3)を通過するのに応じて可動電気接点(22)を固定
    電気接点(19)から離間せしめるべく形成されること
    を特徴とする回転電機におけるブラシ摩耗限度検知装
    置。
  2. 【請求項2】 ブラシ(15)の後端面(15c)が、
    該ブラシ(15)の一側面(15b)から離反するにつ
    れて前方位置となる傾斜面に形成され、ばね部材(2
    1)の位置検知部(23)がブラシ(15)の後端面
    (15c)に係合、当接し得る形状に形成されることを
    特徴とする請求項1記載の回転電機におけるブラシ摩耗
    限度検知装置。
  3. 【請求項3】 導電性材料から成るばね部材(21)の
    基端部に、ブラシ(15)の後端面(15c)に当接し
    て該ブラシ(15)の前端面(15a)を摺接部(1
    3)に摺接させる方向のばね力を発揮するブラシ付勢部
    (25)が一体に連設されるとともに、該ばね部材(2
    1)に通電用の導線(26)が接続されることを特徴と
    する請求項1または2記載の回転電機におけるブラシ摩
    耗限度検知装置。
JP13188696A 1996-05-27 1996-05-27 回転電機におけるブラシ摩耗限度検知装置 Pending JPH09322483A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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