JPH09322745A - 密封容器入り食品及びその製法 - Google Patents

密封容器入り食品及びその製法

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JPH09322745A
JPH09322745A JP8163877A JP16387796A JPH09322745A JP H09322745 A JPH09322745 A JP H09322745A JP 8163877 A JP8163877 A JP 8163877A JP 16387796 A JP16387796 A JP 16387796A JP H09322745 A JPH09322745 A JP H09322745A
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JP
Japan
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container
food
film material
opening
packed
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JP8163877A
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English (en)
Inventor
Kyozo Hiroya
恭三 廣谷
Hiroshi Mitamura
宏 三田村
Yoichi Yamauchi
洋一 山内
Minoru Niwa
稔 丹羽
Kunihiro Morita
国広 森田
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DERIKA SUNOO KK
Original Assignee
DERIKA SUNOO KK
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Publication date
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低温滅菌時にも容器の密封性が良好で保存中の
雑菌汚染が防止され、数カ月間保存可能であり、なおか
つ喫食時には簡単に容器を開封して喫食できる密封容器
入り食品及びその製法に関する。 【解決手段】開口部周縁に鍔状の突出部を有する容器内
に調理食品を充填し、前記開口部をフィルム材で覆い、
且つ該フィルム材周縁部を前記突出部に接着してなる密
封容器入り食品、及び、開口部周縁に鍔状の突出部を有
する容器内に調理食品を充填し、前記開口部をフィルム
材で覆い、且つ該フィルム材周縁部を前記突出部に接着
させて容器開口部を密封したのち、低温滅菌し、引き続
き0〜10℃に保持することを特徴とする密封容器入り
食品の製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密封容器の中にサ
ラダ、中華惣菜、和惣菜等の調理食品を充填密封し、低
温流通・保存する密封容器入り食品及びその製法に関
し、更に詳しくは、連続生産性に優れ、しかも保存時に
は容器の密封性が良好で雑菌汚染が防止され、数カ月に
亘り保存可能であり、なおかつ喫食時には簡単に容器を
開封してそのまま調理食品を喫食できる密封容器入り食
品及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活の多様化に伴って、サラダ
等の惣菜市場が伸長しており、中でも1人分量の惣菜類
を容器に充填して製品化し、低温下で流通、販売される
所謂個食タイプの調理食品が上市されている。消費者は
この製品を購入して容器から直接惣菜類を食べることが
できるため、その簡便性が受け入れられ、人気を集めて
いる。現在、上記調理食品の中で主流となっているの
は、ポリエチレン製等の小型容器に一人分(60〜10
0g程度)の調理食品を充填し、スチロール製等の透明
の蓋を上記容器に嵌合するように被せた状態で流通す
る、所謂「フレッシュタイプ」と呼ばれる製品である。
しかしながら、フレッシュタイプは殺菌工程を経ずに製
造されるために、0〜10℃のチルド温度域でも高々5
日間程度しか日持ちしない。
【0003】そこで、最近では上記容器入りの調理食品
を約70〜80℃で50〜60分程度の低温滅菌を施し
た商品も出回っている。しかしながらこの場合、滅菌中
に容器内の圧力が高まって蓋が外れやすくなり、滅菌不
十分となって不良製品が発生するという問題がある。そ
こで従来は、例えば図3に示すような、蓋体(6)を容
器本体(7)に強固に嵌合する構造とした容器が使用さ
れていた。この場合、滅菌中に蓋体が外れる頻度は低く
なるものの、製造時に容器本体1個1個に蓋体を嵌め込
む作業が必要となったり、嵌合の良否を検査する必要が
生じて、連続生産性が悪くなる。また、蓋体又は容器本
体の少なくとも一方が軟質材であるため、嵌合を強固に
しても一定の限界があり、しかも、嵌合度合いが強くな
りすぎると、蓋体を開ける際に力が入りすぎて蓋体や容
器本体を壊したり、中の惣菜類が飛び出したりする等の
欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みなされたものであって、その目的とするところ
は、連続生産性が良好であり、低温滅菌時にも容器の密
封性が良好で保存中の雑菌汚染が防止され、数カ月間保
存可能であり、なおかつ喫食時には簡単に容器を開封し
て喫食できる密封容器入り食品及びその製法に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、開口部周
縁に鍔状の突出部を有する容器内に調理食品を充填し、
前記開口部をフィルム材で覆い、且つ該フィルム材周縁
部を前記突出部に接着してなる密封容器入り食品、及
び、開口部周縁に鍔状の突出部を有する容器内に調理食
品を充填し、前記開口部をフィルム材で覆い、且つ該フ
ィルム材周縁部を前記突出部に接着させて容器開口部を
密封したのち、低温滅菌し、引き続き0〜10℃に保持
することを特徴とする密封容器入り食品の製法によって
達成される。
【0006】すなわち本発明者らは、連続生産性、密封
性、開封容易性を全て満たす容器入り食品について検討
した結果、従来の嵌合式の蓋体ではなく、フィルム材を
接着して密封した容器に調理食品を充填密封すると、生
産時に惣菜類の入った容器の開口部にフィルムを貼る作
業を連続的に行うことができ生産効率が向上すること、
また、低温滅菌の際に容器内の圧力が上昇しても、それ
に合わせてフィルム材が膨張して圧力に耐え、良好な密
封性が保たれることを見い出した。しかも喫食時には、
フィルム材の端部をつまんで軽く引き剥がせば、簡単に
容器を開封することができ、容器を皿がわりにして、時
や場所を選ばず調理食品を喫食できることを見い出し
た。また、上記密封容器入り食品の製造方法として、容
器に調理食品を充填して低温滅菌した後、引き続きチル
ド温度域(0〜10℃)に保持することにより、3か月
程度の長期間に亘り保存可能となることを見いだし本発
明に到達した。
【0007】次に本発明を詳しく説明する。まず、本発
明の密封容器入り食品に用いる調理食品としては、例え
ばサラダ類(ポテト、スイートポテト、パスタ類、緑豆
春雨、玉葱、スイートコーン、グリーンピース、人参等
の野菜、根菜、豆、芋、澱粉・穀類加工食品等を適宜単
品もしくは複数組み合わせて、加熱処理、酢処理、次亜
塩素酸処理等によって殺菌処理し、適宜調味するか、調
味料を別添としたもの等)、あえ物、茶碗蒸し、各種煮
物類、杏仁豆腐等の各種デザート類、スープ、漬物(浅
漬け等)等、もしくはこれらに適宜マヨネーズ、ドレッ
シング、調味酢、調味料等を加えたもの等が挙げられ
る。
【0008】次に、本発明の密封容器入り食品の一例
を、図面に基づき説明する。図1は本発明の密封容器入
り食品の縦断面の様子を示す図であり、図2は密封容器
入り食品全体の斜視図である。図1において、(1)は
容器本体、(2)はフィルム材、(3)は調理食品であ
る。容器本体(1)は、調理食品(3)を収容できれ
ば、形状、大きさ等は特に限定されない。容器本体
(1)の開口部周縁には、鍔状の突出部(4)が形成さ
れている。一方、フィルム材(2)は、ヒートシール可
能な材質であればよく、例えば、塩化ビニリデン、ポリ
プロピレン、ナイロン、エチレン、酢酸ビニル等の延
伸、未延伸物、重合体等が挙げられる。中でもガスバリ
ア性の高い塩化ビニリデンを用いると、調理食品の品質
保持の点で好適である。上記フィルム材(2)は前記容
器本体(1)の開口部を覆いながら開口部周縁の突出部
(4)の上に接着される。図1は、フイルム材(2)
が、容器本体(1)の突出部(4)の上の接着部(5
a,5b)において、ヒートシール(フィルム材を熱に
より一部融解せしめ押圧接着)された場合を示してい
る。この接着部(5a,5b)を、図2に示すように容
器本体(1)の突出部(4)の上に開口部周縁に沿って
2列の環状に形成すると、内側の接着部(5a)に接着
不良があり雑菌が侵入することがあっても、外側の接着
部(5b)において侵入が防止されるので好適である。
なお、接着部は、必要に応じて1列(1本の環状)又
は、3列以上(3本以上の環状)設けてもよい。更に、
図1ではフィルム材(2)を容器本体(1)の開口部周
縁の突出部(4)の上に水平に接着させた例を示してい
るが、フィルム材(2)は必ずしも水平に接着されてい
る必要はなく、例えば突出部(4)が上方向又は下方向
に傾斜していれば、それに沿って傾斜するように接着さ
れていてもよい。
【0009】次に、本発明の密封容器入り食品の製造方
法の一例を説明する。まず、調理食品を充填機にて所定
量計量し、容器本体に充填する。このとき、調理食品充
填の後もしくは同時に、不活性ガス(窒素ガス、二酸化
炭素ガス等)を容器内に充填してガス置換すると、調理
食品の酸化が防止され、品質保持の点でより好適であ
る。
【0010】次に、上記フィルム材で容器本体開口部を
覆い、開口部周縁の突出部上に接着させて容器を密封す
る。接着方法としては、ヒートシールが密封性と剥離容
易性の両立の点で好ましい。ヒートシールの条件は、例
えば温度150〜165℃で2秒、圧力1〜3kg/c
2 (kg圧)程度で行えばよい。また、剥離容易性を
損なわないものであれば、接着剤等による接着を行って
もよい。
【0011】次に加熱滅菌処理を行う。処理条件は、好
ましくは容器本体内の調理食品の中心温度が、65〜7
0℃となった状態で20〜30分保持することが望まれ
る。この条件を逸脱すると、冷蔵で保管しても、品質を
長期間維持しにくくなる傾向にある。なお、加熱滅菌
は、専用の滅菌装置(60〜70℃といった殺菌温度と
しては低温の滅菌を行える装置)を用いてもよいし、上
記の滅菌条件となるように低温加熱装置、冷却装置を組
み合わせて用いてもよい。
【0012】次に、上記低温滅菌処理した容器入り食品
を、引き続き0〜10℃に保持する。この時、低温滅菌
を完了し、常温に冷却された容器入り食品の品温が60
分以内に0〜10℃に到達ように冷却することが品質保
持の点で望ましい。なお、低温滅菌から低温保持までの
処理を連続的に処理できるよう、低温槽、水冷槽、チル
ド槽を組合せて用いてもよい。上記のようにして得られ
た密封容器入り食品は、0〜10℃に保持された状態で
市場に流通される。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の密封容器入り食品
は、保存時には容器の密封性が良好で密封不良品の発生
が防止されている。従って、雑菌汚染が防止され、数カ
月間の長期に亘り良好な品質を保持することができる。
しかも、密封性が高いにもかかわらず、喫食時には簡単
に開封して調理食品を他の食器に移し替えずにそのまま
喫食できる。また、容器本体の開口部周縁に鍔状に突出
部が形成されているので、フィルム材を上記突出部に併
せて貼る作業だけで、連続して容器を完全密封すること
ができ、蓋体を用いた場合のような嵌合作業を必要とせ
ず、連続的に安価に製造することができる。また製造さ
れた密封容器入り食品を安定して多段積みすることも可
能であり、運搬、保管時の容積が少なくて済み良好であ
る。
【0014】次に本発明を実施例に基づき具体的に説明
する。 《実施例》 (ポテトサラダの調製)馬鈴薯を半割りにして1kg/
cm2 の蒸気圧で1時間蒸したものを、真空冷却機にて
冷却し(85℃品温から10分以内に10℃まで冷
却)、ポテトクラッシャーで10〜20ミリ角に破砕
し、ポテトベースとした。これとは別に、グリンピー
ス、コーン、玉葱スライス、人参ダイスを加熱滅菌し、
水に晒して脱水したものを準備した。次に、上記ポテト
ベースと野菜類とマヨネーズ、醸造酢、風味調味料、ド
レッシングを表1に示す配合比で計量し、混合してポテ
トサラダを調製した。
【0015】
【表1】
【0016】次に、肉厚0.4〜0.5ミリのPPシー
トを縦88mm×幅88mm×高さ33mmに成形した
容器に、上記ポテトサラダを100g充填した。更に、
フィルム材(ナイロン15μ/ドライラミ/CPP50
μ)を容器開口部と略同寸法に切断し、開口部周縁に1
60℃で2秒、2kg圧にて2列ヒートシールした。次
に、ポテトサラダの中心温度が68℃で30分保持され
るように滅菌し、60分以内に10℃となるよう冷却保
持して密封容器入り食品を得た。次に、この密封容器入
り食品を5℃にて60日保存し、風味、外観について専
門パネラー10名にて官能評価した。その結果、60日
保存後も腐敗や風味・外観の劣化は無く、良好な品質を
維持していた。また、喫食時の開封も容易であり、調理
食品を容器から直接喫食できる簡便性に優れたものであ
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の密封容器入り食品の一例の縦断面の様
子を示す説明図。
【図2】本発明の密封容器入り食品の全体の様子を示す
説明図。
【図3】従来の密封容器入り食品を示す説明図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 フィルム材 3 調理食品 4 突出部 5a接着部 5b接着部 6 蓋体 7 容器本体 8 調理食品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部周縁に鍔状の突出部を有する容器
    内に調理食品を充填し、前記開口部をフィルム材で覆
    い、且つ該フィルム材周縁部を前記突出部に接着してな
    る密封容器入り食品。
  2. 【請求項2】 開口部周縁に鍔状の突出部を有する容器
    内に調理食品を充填し、前記開口部をフィルム材で覆
    い、且つ該フィルム材周縁部を前記突出部に接着させて
    容器開口部を密封したのち、低温滅菌し、引き続き0〜
    10℃に保持することを特徴とする密封容器入り食品の
    製法。
JP8163877A 1996-06-03 1996-06-03 密封容器入り食品及びその製法 Pending JPH09322745A (ja)

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JP8163877A JPH09322745A (ja) 1996-06-03 1996-06-03 密封容器入り食品及びその製法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016524897A (ja) * 2013-08-07 2016-08-22 ネクスト エスアールエルNecst S.R.L. 食品を保存する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016524897A (ja) * 2013-08-07 2016-08-22 ネクスト エスアールエルNecst S.R.L. 食品を保存する方法
US10426182B2 (en) 2013-08-07 2019-10-01 Necst S.R.L. Method for preserving food

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