JPH09323035A - 容器の内容物を加熱、排出する方法 - Google Patents

容器の内容物を加熱、排出する方法

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JPH09323035A
JPH09323035A JP4926497A JP4926497A JPH09323035A JP H09323035 A JPH09323035 A JP H09323035A JP 4926497 A JP4926497 A JP 4926497A JP 4926497 A JP4926497 A JP 4926497A JP H09323035 A JPH09323035 A JP H09323035A
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pouch
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Kenneth D Corby
ディーン コービー ケネス
David Edward Foeller
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アンドリュー カーライル ダナ
Jacob Michael Shmois
マイケル シュモイス ジャコブ
Fugui He
ヘ フグイ
Stephen Albert Mruczek
アルバート ムルツェク スティーブン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇圧された条件下で加熱滅菌するための容器
を短時間で減圧する方法を提供すること。 【解決手段】 容器の内容物を加熱、排出する方法が、
容器をオーブンチャンバ内に配置する段階と、容器の内
容物を加熱する段階と、容器に穴を開ける段階と、容器
から気体生成物をオーブンチャンバ外部に排出する段階
とを含む。加熱する段階と、穴を開ける段階と、排出す
る段階の間、容器はオーブンチャンバ内に連続的に保持
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱する方法およ
び圧力を解放する方法に関し、特に容器を加熱し排出す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】物品、例えば再使用可能な歯科器具およ
び医療器具を使用と使用の間で、所定の滅菌時間蒸気に
曝して滅菌することが周知となっている。器具および変
性させるべき有機体に接触する蒸気の圧力が増加する
と、滅菌に必要な時間が実質的に短縮され、大気圧によ
り得られる蒸気温度よりも蒸気温度を高くすることによ
りプロセスの効果が改善されることは周知である。広く
一般に市販されている蒸気式オートクレーブは、数気圧
の蒸気の圧力、および、135度C以上の蒸気温度で作
用することができる。一般的に、こうした装置は、滅菌
が完了して間もなく滅菌された器具を取り出せるよう
に、滅菌時間の最後に加圧された蒸気を従来の弁装置を
介して安全に、装置が配設されている室外または建物外
に排出することができるようになっている。
【0003】近時、小型の医療器具、例えば、メス、歯
科用ハンドピース、医師および歯科医の事務所でのドリ
ルバーなどを滅菌するために小型の装置が提案されてき
ている。これらの装置は、本質的に作業台または机上に
配置できる程度に小型のオートクレーブである。典型的
に、滅菌すべき器具は数ミリリットルの水または特別に
調製した滅菌液を入れた柔軟なパウチに密封されてい
る。パウチは耐圧容器またはカセット内に収められ、次
いで、水が加熱、沸騰されて蒸気雰囲気がカセット内に
作られる。水を更に加熱することによりパウチ内の蒸気
の圧力が数気圧まで高くなり、数分で器具の滅菌が完了
する。加熱は、例えば、従来のオーブン内での熱伝導や
熱放射、または、マイクロ波オーブン内でのマイクロ波
放射により行われる。
【0004】1991年5月28日に発行された米国特
許第5019344号、1991年5月28日に発行さ
れた米国特許第5019359号、1991年8月13
日に発行された米国特許第5039495号に小型のオ
ートクレーブが開示されている。器具と液体の滅菌溶液
が、蒸気を通さないシート材料から形成された潰れるこ
とのできるパウチ内に収められ、このパウチが密封され
て気密の組立体が形成される。この組立体が加熱されて
滅菌溶液が蒸発して高温の加圧された滅菌蒸気雰囲気が
形成される。1つの実施形態では、滅菌溶液を蒸発させ
るためにパウチがマイクロ波により照射される。
【0005】1993年9月30日に公開されたWO9
3/18798号PCT国際公表には、気密のパウチ組
立体を具備する滅菌装置および方法が開示されている。
このパウチ組立体は、更に、耐圧の密閉箱内に収められ
る。耐圧の密閉箱は、少なくとも一部がマイクロ波放射
に関して実質的に透明な材料から形成されている。パウ
チ内には大気圧よりも高い圧力の蒸気が発生して有機体
を変性させる。
【0006】1994年4月4出願の米国特許出願08
/222211号は、医療器具の蒸気滅菌のためのパウ
チを収める密封箱を開示している。マイクロ波放射によ
りパウチ内の水が沸騰させられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来の装置に
は共通した問題がる。すなわち、滅菌が終了した時点で
パウチ内には高温、高圧の蒸気が存在しており、そし
て、滅菌終了時には、医療器具を再び使用したり、他の
器具の滅菌を開始するために、滅菌の完了したパウチを
直ちに回収することが望ましい。こうした装置では、蒸
気が凝縮して内部圧力が外の大気圧と釣り合うまで冷却
させることが暗黙の了解となっており、それには数十分
またはそれ以上の時間を要する。
【0008】従って、長い時間を要さずに減圧が良好に
行われ、全体のサイクル時間を短縮するとともに、処理
量を増加させるように改良された方法を提供することが
望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は特許請求の範囲
に規定されている。本発明は、容器の内容物を加熱、排
出する方法を提供する。この方法は、前記容器をオーブ
ンチャンバ内に配置する段階と、前記容器の内容物を加
熱する段階と、前記容器に穴を開ける段階と、前記容器
から気体生成物を前記オーブンチャンバの外部に排出す
る段階とを含んでいる。前記加熱する段階と、穴を開け
る段階と、排出する段階の間、前記容器は前記オーブン
チャンバ内に連続的に保持される。
【0010】本発明によれば、長い待機時間をおかずに
容器を減圧することが出来、全体のサイクル時間が短縮
され処理量が増加する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の方法では、密封された容
器がオーブンチャンバ内に置かれ、容器が、好ましくは
マイクロ波により加熱され、次いで、容器に穴が開けら
れ、加熱による副産物である気体がオーブンチャンバの
外部に排出される。このプロセスの間、加熱してから、
穴を開け、排出するまで、容器はオーブンチャンバ内に
おいてユーザから隔離される。本発明の好ましい実施形
態では気体の副産物は凝縮されて容易に排出可能な液体
として廃棄される。
【0012】図7を参照すると、本発明の方法に有用な
装置10は、加熱ステーション14を備えたオーブンチ
ャンバ12を有している。オーブンチャンバ12は複数
の壁部16と、装填のためにオーブンチャンバ12内へ
のアクセスを許容するために開閉可能なドア18とを有
している。本発明の好ましい実施形態では、ドア18が
閉じているときオーブンチャンバ12は完全な密封箱と
なり、容器20から排出され或いは排出、冷却されるま
でオーブンチャンバ12から容器20を取り出すことが
できなくなる。オーブンチャンバ12内には作動可能な
針集成体21が配設されている。
【0013】装置10は、加熱ステーション14に保持
された容器20に熱を供給する加熱装置22を有してい
る。加熱装置22は種々の形態とすることができるが、
加熱装置22はマイクロ波加熱装置とすることができ
る。加熱装置22の詳細な特徴、例えば、装置内での配
置、所要出力などは当業者には周知である。例えば、オ
ーブンチャンバ12および加熱装置22は市販されてい
る電子加熱調理器と同様の物である。
【0014】本明細書において「加熱ステーション」と
の用語は、オーブンチャンバ12内での特定の位置(本
明細書では「容器位置」と記載する)に容器20を保持
する、オーブンチャンバ12内の1または複数の構造を
意味する。装置10を使用する間、配置が変化しないこ
とが好ましい。と言うのは、これにより該装置の他の構
成要素を固定された容器位置に対して相対的に配置可能
となるからである。加熱ステーション14のために用い
られる構造の性質は、使用される容器20の性質により
種々に変化させることができる。加熱ステーション14
はオーブンチャンバ12内で容器20を位置決めしなけ
ればならない。すなわち、容器20を加熱し穴を開けら
れるように、加熱ステーションは容器20を正しい位置
に保持できなければならない。容器20が実質的に剛性
容器である場合には、加熱ステーション14は、単に容
器20を正しい位置に保持するように構成することがで
きる。使用する間、容器20が屈曲、拡張または膨張可
能である場合には、加熱ステーション14は、容器20
を正しい位置に保持するとともに、容器20の「形状」
を定めなければならない。すなわち、加熱ステーション
14は容器20の装置10に対する相対的位置を確定し
なければならない。例えば、図7を参照すると、加熱ス
テーション14は支持部24と着脱自在のカセット26
とを有している。容器20は柔軟で膨張可能な高分子材
料のパウチである。更に、この種のカセット26および
パウチ20を図5、6に部分的に図示する。カセット2
6は、ヒンジピン29を中心として回動自在に連結され
た二枚貝状の殻体28を有している。殻体28は、ヒン
ジピン29の反対側でラッチ(図示せず)などにより互
いに保持されている。殻体28の内部30は柔軟な容器
またはパウチ20を保持するように形成されている。パ
ウチ20は内部30内において緩く収められていても、
あるいは、殻体28の間に挟まれて正しい位置に保持さ
れるようにしてもよい。適当なカセット26およびパウ
チ20は、カセット26が、以下に説明する小孔が形成
されている点を除いて当業者には周知である。
【0015】図1から図3および図5、6を参照する
と、作動可能な針集成体21は、管または針32および
駆動装置または駆動装置34を具備している。針32は
中空状に形成されており、先端部36と、固定端部38
と、2つの端部の間の胴部40とを含んでいる。胴部4
0は中空の孔41を有している。針32は、内容物を排
出すべき容器の形態により種々の形態とすることができ
る。本発明の好ましい実施形態では、針32は柔軟なポ
リマー製容器に穴を開けるように形成されている。本発
明の実施形態では、先端部36は容器20を引き裂くこ
となく容易に穴を開けられるように尖っている。穴を開
けた後でも針32の胴部40と容器20の間が密封され
ていることが望ましい。針32と穴の位置に他の密封部
材(図示せず)を重ね設けることもできるが、穴の周囲
で容器自体と針との係合により両者間に密封が形成され
ることが更に望ましい。
【0016】先端部36は種々の形状とすることができ
る。1つの形態において針32は、医療用注射器の針に
類似する形状を呈しており、一定の直径を有し一端が1
または複数の斜面に斜めに先鋭に切り欠かかれた針とす
ることができる。この形状は、しかしながら最適な形状
ではないことを確認した。つまり、容器に形成された穴
が円形とはならず、排出の間に漏れを生じるのである。
【0017】本発明の好ましい実施形態では、針32は
1つの点に向かって収斂する円錐状の先端部36を有し
ている。軸方向の孔41の先端は上記点から離間してお
り、1または複数の通路42が孔41から外部へ横方向
外側に伸びている。図8、9を参照すると、本発明の好
ましい実施形態では、円錐状(頂角が約40度の直円
錐)の先端部36が一対の入口通路42を有している。
入口通路42は、先端部36において先端部36の頂点
および胴部40の両者に対して離間した位置関係におい
て外方に開口している。各通路は約45度の角度を持っ
て胴部40と交差している。
【0018】駆動装置34は本体44と往復移動部材4
6とを有している。本体44は、加熱ステーション14
に関して予め決められた関係で取り付けられており、往
復移動部材46は、加熱ステーション14に関して第1
の位置48(図5参照)と第2の位置50(図6参照)
の間で移動することができる。針32の固定端部が往復
移動部材46に連結されている。針32は、往復移動部
材46が第1と第2の位置48、50の間で移動するこ
とにより、図5に示す後退位置52(図7において実線
で示す)と、図6に示す前進位置54(図7において破
線で示す)との間で移動することができる。後退位置5
2において、針32は加熱ステーションまたは容器位置
14から離反して配置されている。前進位置54におい
て、針32は容器位置14内に突き出している。針32
が後退位置52から前進位置54へ移動する間に、針3
2により容器位置14にある容器20に穴が開けられ
る。針32が容器20の内部30と連通できるよう十分
に針32が容器20内に伸長する。
【0019】図5、6に示すように、本発明の好ましい
実施形態において、針32は容器20の表面に対して概
ね垂直な方向に進入し、形成される穴の大きさを最小と
して漏れを防止するともに、容器20が引き裂かれ或い
は破裂する危険を最小限とする。駆動装置34は、上記
実施形態において「直線駆動」する。すなわち後退位置
52と前進位置54との間で移動し、かつ、上記直線か
ら横方向へは移わち、駆動装置34は針32の長手方向
に関して同軸の直線に沿って後退位動しない。上記直線
駆動は針32の胴部40の中心軸線を中心とした回転を
含むこともできるが、これはあまり好ましくない。
【0020】針集成体21は、針32および往復移動部
材46の所望の動作を保証するために、1または複数の
案内手段を含むことができる。図示する実施形態では、
上記案内手段は針32に固定された摺動部材56と、案
内筒58とを含んでいる。案内筒58内で摺動部材56
が移動する。案内筒58は、その外側の端部に停止部6
0を有している。停止部60は摺動部材56および針3
2の移動行程を制限する。案内筒58内または針32に
1または複数の補助摺動部材を設けることができる。
【0021】駆動装置34は、手動式または動力式とす
ることができる。動力式とすることが非常に好ましい。
適当な動力装置は、電気ソレノイド、空圧シリンダ、油
圧シリンダなどである。往復移動部材は、図2、3、
5、6に示すように、動力装置のスラグまたは円筒部材
など(本明細書では内部往復部材と称する)、或いは、
前記針が取り付けられたスラグまたは円筒部材もしくは
1または複数の補助部材など(本明細書では外部往復部
材を称する)とすることができる。図1に、外部往復部
材を図示する。図1において、スラグ59はピボット6
1を介してスライダ62に連結されている。内部往復部
材は、同様の外部往復部材よりも小型にすることができ
る。いずれの場合にも、往復部材46は、流入ポート6
6において針32の孔41に連通し、かつ、流出ポート
70において排出ライン68に連通する内部通路64が
形成されている。
【0022】排出ライン68にあそびを持たせて、往復
移動部材46とともに排出ライン68が移動できるよう
にすることにより、或いは、伸縮性の連結部材(図示せ
ず)を用いて排出ラインと連通するソケット内で往復移
動部材を摺動させる(図1に示すように)ことにより往
復移動部材46が移動可能となる。往復移動部材46
は、適宜の手段、例えば、圧入、接着、ネジ、バヨネッ
トなどにより針32および排出ライン68に連結されて
いる。図示する実施形態では、針32の固定端部38
は、往復移動部材46の管状の流入ポート66に嵌合
し、気密に係合する肩部71を有している。流出ポート
70は、オーブンチャンバ12の壁部16の一部を構成
するソケットまたはコネクタ72の一端に摺動自在に係
合する。排出ライン68はソケット72の他端に圧入さ
れる。
【0023】排出ライン68は、好ましくは、凝縮器7
4とトラップまたは凝縮液容器76を介して外部に連通
している。周囲の環境により十分に冷却される場合に
は、凝縮器74は複雑な構成である必要はなく、長い排
出ライン68の一部とすることができる。
【0024】針32および駆動装置34は容器位置14
の直近に取り付けられている。容器に熱が熱放射、熱伝
導、対流熱伝達により供給される場合には、構成要素の
取付は非常に単純であるが、耐熱性の材料を用いる、ま
たは、断熱材を用いるなど構成要素が加熱されるとを低
減しなければならない。熱がマイクロ波の放射により供
給される場合には、遮蔽を設け或いは遮蔽を設けずに露
出していてもアーク放電することなくマイクロ波に耐え
る構成要素を用いなければならない。遮蔽を設けること
なく露出させる場合には、前記針はガラスまたはプラス
チックから形成される。然しながら、強度、耐久性、耐
破損性および繰り返し使用したときの鋭利さの不変性の
ために金属製の針が用いられてきた。
【0025】非マイクロ波による加熱またはアーク放電
しない構成要素を用いたマイクロ波加熱のために用いる
作動可能な針集成体21を図1、2に示す。図1におい
て、駆動装置34はオーブンチャンバ12の壁部16に
取り付けられている。ブラケット78が、同様にオーブ
ンチャンバ12の壁部16に取り付けられており、案内
筒58を支持している。図2において、案内筒58は。
壁部16に取り付けられた駆動装置34に取り付けられ
ている。壁部16は2層構造にて図示されている。オー
ブンチャンバ12の壁部16は、当業者には周知の様々
な種類の1または複数の層を備え、種々の形態とするこ
とができる。例えば、図1、2に示す壁部は導電性は内
層を有しており、該内層が異なる材料から成る層により
支持されている。
【0026】図1、2の実施形態は、マイクロ波エネル
ギに曝される条件下で導電性の針を使用するのには適し
ていない。針がアースされていても、マイクロ波の場の
強度が過渡的に不均一となることにより針の先端に瞬間
的な電位が生じて、アーク放電が発生し、先端が損傷す
ることがある。
【0027】図3から図6を参照すると、マイクロ波に
よる加熱を用いる実施形態において、駆動装置34は、
マイクロ波加熱装置22により放射されたマイクロ波か
ら遮蔽されている。針32が後退位置52にあるとき、
該針32はマイクロ波放射から遮蔽されている。針32
が前進位置54にあるとき、該針32はマイクロ波加熱
装置22により放射されたマイクロ波から遮蔽されてい
ない。然しながら、マイクロ波加熱装置22には、針3
2が前進位置54にあるときマイクロ波加熱装置22が
作動しないように連動装置が設けられている。連動装置
の詳細は当業者には周知である。と言うのは、この種の
連動装置は従来の電子加熱調理器において、ドアを開い
たときの作動を防止するために設けられているからであ
る。
【0028】針集成体21は、オーブンチャンバ(図示
せず)の壁部内に後退、収納することにより、或いは、
個別の遮蔽を設けることにより遮蔽される。図3から図
6の実施形態を参照すると、駆動装置34が壁部16に
取り付けられており、かつ、駆動装置遮蔽80が駆動装
置34を覆うように壁部16に取り付けられている。駆
動装置遮蔽80は導電性の材料から成り、効果において
オーブンチャンバ12の外部空間となる。本発明のこの
実施形態では、案内筒58が、導電性の遮蔽管82を有
している。遮蔽管82は駆動装置遮蔽80にアースされ
ている。図4を参照すると、遮蔽管82は前方部83を
有している。前方部83は、摺動しながら針32に緊密
に係合するブッシュ84を有している。前方部83はオ
ーブンチャンバ12の内部と連通する開口部85を有し
ている。針32が前進位置54へ移動するとき、針32
は開口部85を通過して伸長し、かつ、後退位置52に
あるとき、開口部85をから後退する。
【0029】遮蔽管82の寸法は、針32が後退位置に
あるときマイクロ波放射が針32から排除されるように
選択される。本発明の1つの実施形態では、マイクロ波
加熱装置22が2.45GHzのマイクロ波を放射し、
針32の先端部36は、少なくとも針32の直径の1.
5倍の距離xを持って開口部85から後退しており、開
口部85は約4.59mmよりも小さい直径yを有して
いる。
【0030】図5、6を参照すると、本発明の実施形態
において装置10は耐圧性のカセット26を有してい
る。カセット26はパウチ20を保持するとともに、遮
蔽管82の前方部と嵌まり合う。この目的に適したカセ
ットは、同時係属中の米国特許出願「圧力ロック装置お
よび圧力容器 (Pressure Lock Assembly and PressureV
essel) 」に一般的に開示されている。カセット26は
容器20を受承するために開き、次いで閉じて正しい位
置に保持する。
【0031】装置10で使用するために適したカセット
26は、遮蔽管82と相補形状のポート86を有してい
る。ポート86は遮蔽管82と緊密に係合する。カセッ
ト26は、好ましくは、容器の装填、取出のためにオー
ブンチャンバ12に対して着脱自在となっている。カセ
ット26を着脱するために、ポート86は遮蔽管82に
対して摺動可能となっている。ポート88は遮蔽管82
の開口部85に関して一直線上に並設された通路88を
有している。針32が前進位置54にあるとき、針32
は通路88を通過して容器位置14(本実施形態ではカ
セット26の内部)へ伸長する。使用に際して、柔軟な
容器またはパウチ20は、その内部圧力によりカセット
26内において容器位置14に保持される。容器20
は、例えば、135度C、0.24から0.38MPa
(35−55psi)の高温、高圧の蒸気で滅菌される
小型の医療機器(図示せず)を収納している。この蒸気
は、容器20内に供給された水から生成される。
【0032】容器20の材料は、作動負荷の下で破裂す
ることなく通路88を跨げるよう十分な強度を有すると
ともに、同じ負荷の下で針32との係合により穴が開け
られる程度に弱くなければならない。通路88は、針3
2の直径よりもわずかに大きい。針32は、特定のパウ
チまたは容器20に適合した寸法にて形成することがで
きる。胴部の肉圧が同じであるとするならば、より大き
な外径を有する針32が小さな外径の針よりも迅速に容
器20から排出することができる。他方、小さな直径の
針32であれば、パウチ20の材料が跨がなければなら
ない通路88を小さくできる。針の直径と容器材料の強
度の適切な組み合わせは、簡単な実験から容易に決定す
ることができる。針の外径は約2.5mmが好ましい。
【0033】滅菌または他の圧力による処理の間の容器
内の温度、圧力を監視、制御するために、前記装置に制
御装置(図示せず)を配設することができる。所定の制
限に合致するように、前記制御装置により加熱源を作
動、停止させる。代替的に、容器内部と連通するリリー
フ弁により前記装置を制御してもよい。この実施形態で
は、温度を監視、制御する必要はない。
【0034】加熱、排出および冷却(必要な場合に)の
間、ドアが開かれることを防止するために前記制御装置
を利用することもできる。制御装置および連動装置は電
子加熱調理器の分野で周知となっている。駆動装置を作
動させ、針を後退位置と前進位置との間で移動させるた
めに、制御装置は信号を送出することができる。例え
ば、駆動装置がソレノイドである場合に、励磁されるこ
とにより前記針は後退位置が前進位置へ移動し、消磁さ
れると前進位置から後退位置に移動する。
【0035】使用に際して容器20がステーション14
に配置され、次いで、オーブンチャンバ12が閉じられ
る。容器20の内容物が加熱され、加熱されることによ
り蒸気が発生する。容器の内容物は典型的に水または滅
菌媒体90および滅菌すべき物品(図示せず)である。
容器内の処理条件は、昇圧された条件下で蒸気が発生す
ることである。所望の時間が経過した後、加熱が停止さ
れる。次いで、駆動装置34により針32が後退位置5
2から前進位置54へ移動する。この移動に降り、針3
2が容器20の壁に穴を開け貫通する。容器20と針3
2との間は密封することができる。この密封は、好まし
くは、針32の胴部40を中心とする容器材料の変形に
よりなされる。容器20内の圧力のために容器20内の
流体が針32内を流通し、排出ライン68を通過して排
出される。重力により容器20からの排出が援助され
る。本発明の好ましい実施形態では、針32は容器20
の最も低い部位を突き刺し、蒸気が排出される前に容器
20内の実質的に全ての液体が加圧された蒸気により押
し出される。排出が完了すると、針32が前進位置から
後退位置へ移動する。容器20には圧力がかかっておら
ず、取り出すことが可能であり、或いは、更に冷却した
後に取り出してもよい。
【0036】本発明の特定の実施形態を説明したが、本
発明の範囲と精神から逸脱することなく本発明を変更、
改良することが可能であることは当業者の当然とすると
ころである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法のために有利な装置の断面図であ
る。
【図2】本発明の方法のために有利な他の装置の断面図
である。
【図3】本発明の方法のために有利な更に他の装置の断
面図である。
【図4】図3において破線で示す領域の部分拡大図であ
る。
【図5】図3の針集成体を利用する装置の部分断面図で
あり、後退位置にある針を示す図である。
【図6】前進位置にある針を示す図5と同様の部分断面
図である。
【図7】本発明の方法のために有利な装置の略示図であ
る。
【図8】図1の針集成体の針の平面図である。
【図9】図1の針集成体の針の側面図である。
【符号の説明】
10…装置 12…オーブンチャンバ 14…加熱ステーションまたは容器位置 20…容器またはパウチ 22…加熱装置 26…カセット 32…針 34…駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダナ アンドリュー カーライル アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,クロース サークル 727 (72)発明者 ジャコブ マイケル シュモイス アメリカ合衆国,ニューヨーク 14618, ロチェスター,チャレット サークル 35 (72)発明者 フグイ ヘ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14526, ペンフィールド,ペニコット サークル 48 (72)発明者 スティーブン アルバート ムルツェク アメリカ合衆国,ニューヨーク 14616, ロチェスター,オールド イングリッシュ ドライブ 26

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の内容物を加熱、排出する方法にお
    いて、 前記容器をオーブンチャンバ内に配置する段階と、 前記容器の内容物を加熱する段階と、 前記容器に穴を開ける段階と、 前記容器から気体生成物を前記オーブンチャンバの外部
    に排出する段階とを含み、 前記加熱する段階と、穴を開ける段階と、排出する段階
    の間、前記容器が前記オーブンチャンバ内に連続的に保
    持される方法。
  2. 【請求項2】 前記排出する段階に続いて、前記気体生
    成物を冷却して液体の水生成物とする段階を含む請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記凝縮する段階に続いて、前記液体の
    水生成物を捕らえる段階を含む請求項2に記載の方法。
JP4926497A 1996-03-04 1997-03-04 容器の内容物を加熱、排出する方法 Pending JPH09323035A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US60801896A 1996-03-04 1996-03-04
US08/608018 1996-03-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09323035A true JPH09323035A (ja) 1997-12-16

Family

ID=24434683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4926497A Pending JPH09323035A (ja) 1996-03-04 1997-03-04 容器の内容物を加熱、排出する方法

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JP (1) JPH09323035A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0793968A3 (en) 2000-02-23
EP0793968A2 (en) 1997-09-10

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